したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

地域綜合スレ

1とはずがたり:2003/10/24(金) 14:51
市町村合併情報
http://www.glin.org/prefect/upd/index.html

スレッドの進行方法などは>>2

132とはずがたり:2003/12/24(水) 16:38
<広域合併> 北陸

福井はやはり関西に傾斜しているのだな。
石川・富山・新潟・長野で県都は上越市か?
ほくほく線の新幹線転用プランなどもある

http://www.nova-city.jp/niigata-b/s0304.html
新潟政令市誕生! 将来性の死角

近年、都市基盤整備が進む新潟市。政令指定都市昇格が実現した後、新潟市はどこへ進むのでしょうか。全国的に市町村合併が進むなか、合併特例法の期限である2005年以降、今度は都道府県の再編成が議論されるものと考えられる。
 都道府県の再編成でも、基本的には地元の適切な判断とするだろうが、実際には、国からの行政指導が行われるものと思われる。市町村合併の際にも、国は各都道府県に対して、市町村合併パターン案を強制的に策定された事からも、今度は国が各都道府県の再編パターン案を示してくるものと考えられる。
 北海道・東北・関東(首都圏)・中部(東海北陸)・関西・中国・四国・九州地域に対して、北陸・北信越は、エリアとして確立していません。北信越各県が、それぞれ関東・中部・関西などと緩やかに繋がっているケースが見受けられます。エリアを確立するのかどうか、国からはその点も再編パターンの複数案として示されるでしょう。勿論、都道府県の再編に不参加のケースは、今の市町村再編と同じように、財政的なペナルティを受けることになると考えられます。
<各県庁の都道府県再編に関して>
・新潟県→南東北・北関東・北陸などを想定し、今後検討
・長野県→具体的な内容はまだない
・富山県→新潟も含めた北陸4県による「越の国」構想
・石川県→新潟を含まない北陸3県による「北陸州」構想
・福井県→「関西州」構想に傾斜
新潟県の動向が気になるところだが、金沢市では早くも新潟市の「北陸州都」化を警戒する動きがある。新潟市を引き合いに、地元の地固めが目的であろうが、果たして本当に新潟市は脅威なのか?また"北陸州都"を狙えるのだろうか?。

 新潟県の高速道路共用区間は、北海道に次いで全国2位。それだけ高速網は発展しています。北陸へも全線4車線で整備済みです。あとは、北陸へ延びる高速鉄道が必要になるでしょう。北陸新幹線が、上越経由になったことから、上越新幹線との接続を何とか図りたいものです。そこで、上越から越後湯沢へ抜ける"ほくほく線"を活用することを、早急に検討する必要がある。
 北陸新幹線開通以後の構想で、"ほくほく線"のミニ新幹線構想は既にある。この構想は、東京から上越方面のアクセス用に考えられたのだが、新潟市から北陸へのアクセス用として整備する方が、新潟市・新潟県にとっては有利ではないだろうか。

133とはずがたり:2003/12/24(水) 16:41
<広域合併> 北陸

http://www.c-crews.co.jp/gnext_express/news/back/0308/030825_10.html
「越の国」道州制提案/4県協力/電子政府実験も視野 -2003/08/25-

古来「越の国」として深いつながりを持つ福井、石川、富山、新潟の北陸4県は、連邦型道州制で統合すべき−。富山県は北陸4県の将来像として、基層にある「越の国」のフレームを“復権”することにより、環日本海交流や日本海国土軸の中枢拠点としてのブロック機能をアップしていくべき、との試案をまとめた。地理的に細長いことから、各県の独立性を維持しながら、州都も機能分散する分都型とすることを提案している。

県が「越の国構想研究調査」としてまとめた。

それによると、北陸3県(福井、石川、富山)では最小ブロックだが、新潟を加えた4県による越の国ブロックでは、名目GDP(域内総生産)が世界19位、人口で世界64位と、四国を上回り北海道に匹敵する規模になるなどと指摘。

4県が越の国として一体化することは▽適度な規模の都市と豊かな自然との融合で、新しい21世紀のライフスタイル像を提示するとともに過度な都市人口を受け入れる▽環日本海交流など、地理的な特性を生かした拠点性の向上▽日本の文化・経済を活性化するとともに多様性をもたらすなどの意義を持つという。

そのうえで4県を1つの州に統合することを提案している。統合方策としては、従来の県に権限を残した連邦型道州制が現実的であるとしている。州都も分都型にし、分都オフィス間の広帯域通信網を活用する。ブロードバンド・ネットワークにより可能であり、4県協力の第1ステップとして電子政府と絡めた実験も考えられるという。

県ではこの調査結果を、今後「県のあり方研究会」などの場での検討資料として活用していくことにしている。

2003.08.21 日刊建設通信新聞

136とはずがたり:2003/12/24(水) 16:51
<広域合併>
煽り文句特集

>>133
北陸3県(福井、石川、富山)では最小ブロックだが、新潟を加えた4県による越の国ブロックでは、名目GDP(域内総生産)が世界19位、人口で世界64位と、四国を上回り北海道に匹敵する規模になる

>>134
道州制の導入について石井正弘・岡山県知事は「中四国州が実現すれば経済規模はオランダ程度になり、これまで国に依存してきた景気・雇用対策などを独自に展開できるようになる」とメリットを強調。加戸守行・愛媛県知事もこれに強く同調した。
高須司登・中国経済連合会会長は「私見」と前置きしたうえで、人口が約1200万人と東京都に匹敵する規模になり「東京の一人勝ちを許さない地方行政を期待できる」と述べた。

137とはずがたり:2003/12/24(水) 22:40
<広域合併>

北東北ではなく東北6県で東北州を目指すのね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031224-00000066-mai-pol
<北東北3県>道州制導入を目指す 3知事会談で合意 

 青森、岩手、秋田の北東北3県の3知事が会談し、都道府県制に代わる新たな地方制度として、道州制を目指すことで合意した。この場合、東北6県が一つのブロックとして「東北州」を形成すべきだとの意見でも一致。3知事は今後、道州制導入の起爆剤とするため、青森、岩手、秋田の3県合併を含め、既に実施している「連携」を「機能分担」にランクアップし、県民意識の醸成を図る。

 道州制を巡っては、小泉純一郎首相が北海道で道州制特区を創設することを打ち出すなど機運が高まっており、3県の活動は政府や全国の自治体に影響を与えそうだ。会談は19日、東京都千代田区の毎日新聞東京本社で行われ、増田寛也(岩手)、寺田典城(秋田)、三村申吾(青森)の3知事(就任順)が出席した。

 北東北3県は97年から毎年、知事サミットを開催。シンガポールなど国内外の都市に合同事務所を開設したほか、今月はミニ公募債を共同発行。来年1月には産業廃棄物税を同時導入するなど、今年度だけで3県の共同事業は60件を超える。

 今後、医療なら秋田県は「脳」、岩手県は「循環器」などと分担して全体で医療を強化する機能分担に取り組む。空港や研究機関などの分担も検討する。産廃税については宮城県も来年度からの導入を決定しており、連携は東北全体に広がりを見せ始めた。

 増田知事は「次のステップは連携から一歩進めた機能分担。共同事業を積み上げ、道州制を政府に認めさせたい」、寺田知事は「まず北東北3県の合併を目指す。その後の道州制は地方制度として必然的な姿だと思う」、三村知事は「私は基本的に道州制論者」と語った。「知事が問う」取材班

 道州制 都道府県を「道」や「州」に再編し、全国を7〜12ブロックに分ける制度。1957年、国の第4次地方制度調査会が全国に7〜9の「地方」を置くことを提案するなど、以前から議論がある。70年ごろには、関西経済連合会や日本商工会議所も相次いで提案した。近年、地方分権の流れを受けて、改革派知事らを中心に道州制論議が高まっている。ただ、道州のブロック分けや権限、財源などについてさまざまな提言があり、具体的な内容は必ずしも明確でない。(毎日新聞)

138とはずがたり:2003/12/28(日) 11:46
<東北・北海道> 岩手県

http://mytown.asahi.com/iwate/news01.asp?kiji=4759
3市町村の枠組みか 盛岡合併、改革がカギ

矢巾町の住民懇談会。川村町長と住民との間で活発なやりとりが交わされた=矢巾町農村環境改善センターで
 盛岡市など6市町村の合併問題は、中核市を目指す谷藤裕明・盛岡市長が、来年2月にも任意合併協議会を設置することを呼びかけ、ようやく進展しそうな様子だ。今のところ、3市町村が参加に意欲を見せているが、その行方は不透明だ。行政サービス向上を求める民意と厳しい財政事情とのはざまで、任意協に参加するか否かの決断に揺れ動く、5町村の事情を探った。(清水康志)
    ◇    ◇
 「昨年のアンケートでは町民の半数以上が合併反対なのに、任意協に参加しようとする理由は」

 「盛岡市民は本当に合併したいのか。町民の意見だけでは、合併の是非を判断できないのでは」

 21日午前、矢巾町の農村環境改善センターであった住民懇談会。参加した70人の町民から、盛岡市との合併問題について活発な意見がとんだ。

 川村光朗・矢巾町長は「任意協に参加して議論した方が、分かりやすい情報を提供できる。合併の是非は、改めてアンケートを実施し、皆さんの判断を仰ぎたい」などと述べ、任意協への参加意欲を色濃くにじませた。

 玉山村議会でも17日、一般質問で盛岡市との合併を巡るやりとりがあった。

 「村長はこれまで合併に慎重だったはず。真意をうかがいたい」

 「合併するしないは別として、具体的な情報を示すためには、任意協参加の意味はある」

 工藤久徳・玉山村長は合併参加に前向きな考えを示す一方、「1月に住民の意見を聴いてから決める」と、慎重な態度も見せた。

    ◇

 谷藤市長が、周辺5町村長に対し、任意協「盛岡地域合併問題協議会(仮称)」への参加を呼びかけたのは12月中旬。来年1月30日までに回答をもらい、賛同した町村と2月にも任意協を立ち上げ、特例法期限内(05年3月末)の合併を目指す構えだ。

 谷藤市長の要請を受けた各町村の反応は、参加に前向きな矢巾、玉山の2町村と、否定的な滝沢、紫波、雫石の3町村に二分された形だ。

 中屋敷十・雫石町長は19日の住民懇談会で「合併前提の任意協への参加は、見送りたい」と参加見送りを表明。

 藤原孝・紫波町長も「合併しようという町民は少数派だろう」と話し、回答を2カ月先に延ばした。

 柳村純一・滝沢村長は「対等合併なら別だが、吸収合併では議会の理解が得られない」と語る。

 現状では、任意協は盛岡、矢巾、玉山の3市町村の参加にとどまる可能性が高い。だが、参加に賛成とは言っても、矢巾町と玉山村は、任意協を合併の是非を含めて議論する場にしたい考えで、そのまま法定協に移行できるかどうかは未知数だ。

    ◇

 参加を見送りそうな3町村の「強気」の裏には、盛岡市と比べて良好な財政事情がある。

 財政硬直化の度合いを示す経常収支比率で比べると、紫波町が74・5%と最も良く、雫石町、矢巾町、滝沢村の順で続く。一般財源の総額のうち、過去の債務の返済に充てられる額の割合を示す公債費負担比率でも、滝沢村の15・1%が最も良く、矢巾町、紫波町、雫石町の順に続き、盛岡市は最も悪い。

 これまで、町村長が合併に慎重だったのは、盛岡市の行財政改革が遅れていたからだ。しかし、最近は「新しいことに取り組む姿勢はいい」などと、交代した谷藤市長による新市政を評価する声も出始めている。「形になるまでは、時間がかかる」(柳村村長)との、厳しい見方も依然あるが、谷藤市政の改革の成否が、広域合併の行方にも影響しそうだ。

(12/28)

141とはずがたり:2004/01/04(日) 21:40
<中国・四国>
>>120
かなり露骨な松前町外しだが松前町はどう見ても地理的に北寄りなのに市庁舎をぶんどれたのかね?

http://mytown.asahi.com/ehime/news02.asp?kiji=3149
伊予地区合併協 伊予離脱に強い非難

  伊予市、松前町、双海町、中山町の1市3町が参加する伊予地区合併協議会が26日、伊予市内で開かれ、伊予市の合併協からの離脱報告を了承した。 しかし、合併協議で主導権を失いかけていた伊予市の突然の離脱に、松前町側から 「公式な場での議論などのプロセスを経ず、一方的に決めたのは暴挙だ」 など非難の声が相次いだ。

  この日の協議会は、離脱を決めた伊予市が呼びかける形で急きょ開かれた。 4市町の委員29人が全員出席し、傍聴席も70人で満席となった。

  伊予市側から 「信頼関係が築けなかった」 などの理由が述べられると、松前町側の委員から批判が続出した。 「意見の相違は職員レベルの素案の段階のもの。 なぜ議論せずに離脱を決めたのか」 「唐突な離脱こそ住民を無視している」 などと厳しい声が上がった。

  伊予市側は 「職員レベルで意見の合わないものを協議会にあげても時間の無駄になる」 「(松前町とは)根本的に合併に対する考え方が違う」 などと話し、議論はかみ合わなかった。

  一方、中山町議会は同協議会終了後、特別委員会を開き、同協議会からの離脱を決めたうえで、伊予市、双海町と1市2町での合併方針を確認。 双海町議会も特別委員会で中山町と同様の合併方針を確認した。 伊予、中山、双海の1市2町は合併準備補助金の申請期限である来年1月上旬にも、新たな任意合併協を立ち上げるとみられる。

  伊予市の合併協離脱について、加戸守行知事は 「合併協議会での議論を俎上 (そじょう) に載せた上で決裂ということはあり得るが、水面下の様々な話の中でやめたという今回の対応はいかがなものか。 あまりにも唐突という感じを受けた」 と話した。


この1年間の議論は何だったのか
白石勝也・松前町長に聞く

−−伊予市の決定に対する感想は

  「意見の食い違いはあるが乗り越えて一緒にやろうと協議会を立ち上げた。 伊予市は離脱理由を 『根本的に(手法などが)違う』 というが、これでは何のために長い下準備をしてきたのか分からない。 この一年間の議論は何だったのか」

  「事務形式を巡る意見の相違は分かるが、協議会の根本を否定するような意見を言われてしまうと、偽りで協議を進めてきたことになる。 職員はあくまで職員。 職員間の意見の相違だけで離脱を判断される伊予市の態度は納得できない」

−−松前を除いた3市町で合併する約束があったという声もあるが

  「仮に協議会をやりながら裏でそのような話し合いをしていたという事実があるのなら私は許せない。 うわさで判断できるわけではないので、我々は協議会の場で話し合ってきた」

−−今後の方針は

  「納得はできないが議会が離脱を議決した以上は仕方ない。 特例法の期限は決まっているので松前町としてどういう生き方があるのか年明けから考えたい」

(12/27)

142とはずがたり:2004/01/06(火) 00:52
<県名変更>
結構難しいんだねえ。

http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20040106k0000m010053002c.html
田中康夫知事:長野県を「信州」に 県名変更を検討

 田中康夫・長野県知事は5日、職員への年頭あいさつで、「長野県」から「信州」へ県名変更を検討する考えを明らかにした。観光面では長野より信州の方が知名度が高いことなどが理由で、特区制度で「名称変更特区」申請するなどの形で「信州」を目指すという。

 人工ぼうこう手術のため入院中の田中知事は、ビデオ映像で職員にあいさつ。その中で、「観光パンフレットでは信州という言葉が使われても長野県という言葉が使われることは少ない」と観光面での県名変更の効果を挙げた。道州制の議論にも触れ、「長野県は、(県内で広域連合をつくる)10の地域がそれぞれ共和国を構成する『信州』という『州』であることを、全国に広く宣言していくべきだ」と述べた。

 地方自治法によると、都道府県の名称変更は、県民投票で過半数の同意を得たうえで特別法を国会で制定する必要がある。総務省自治行政局は「特区で変更しようとしても、県民の合意を得る手続きを経ていないし、他県への影響も大きいので実際問題としては難しいだろう」と話している。【藤井裕介】

[毎日新聞1月5日] ( 2004-01-05-21:45 )

143しょむ研水泡:2004/01/06(火) 08:55
>>142
 個人的には「信州」「信州県」よりは「信濃州」にしてもらいたいかな〜。
名称変更については特に反対しませんが、一極集中と過疎部潰しを招く道州制
推進の引き金になりはしないかとちと心配。

144とはずがたり:2004/01/06(火) 11:02
行政区画名の「県」を「州」に変えることは出来るんですかね?
しかし個人的には私も信濃の方がいいですねえ。信濃県?
本音の所では選択と集中で周辺部の過疎地を衰退させて,妙に発言力の強く過剰な税金ばらまけとうるさい周辺部の力を削ぐためにも道州制推進を,と思ってます。

145しょむ研水泡:2004/01/06(火) 21:55
 しかし道州制だとベース漫談家「はなわ」よろしく茨城などは”東北扱い”
されて住民税ばっか吸い上げられるだけの地域になる気が・・・。
 国会議員と地元の癒着を立つには選挙区をでかくして、更に小選挙区制を
絡ませない比例代表制にして癒着と当選の因果関係を絶つのが有効かと。それ
と勿論企業団体献金の全面禁止。禁止が法制化される前に自主的に受け取らない
という態度を貫いてほしいもんです。企業団体献金を受け取りながら癒着打破
をいうなど強姦犯が性道徳を説くようなもの(眞悟っぽい例えがイヤ〜ン)。
 余談ですが「さわやか福祉財団」理事長で弁護士(元検察官)の堀田力氏は
著書の中で「小選挙区制だけが癒着と腐敗を断ち切る唯一の手段」「企業献金
禁止は政党潰しの陰謀」と宣ってたのを読んで彼への全面的支持を辞めました。
彼が裁いたロッキード事件はまさしく企業献金に絡む事件だっつーに。(^^;)

146とはずがたり:2004/01/06(火) 23:26
東北扱いされている地域は搾取されているのではなく自民党政権下では都市部からの富を吸い上げる搾取する側に立っています。
誰も通らないのに立派な道路をばんばんつくって,その建設費のおこぼれを貰う代わりに票を提供する。都市はインフラ不足に喘ぎながら税金を地方に取られてしまう。
地域のカネを出来るだけ地域に還元するという意味で寧ろ道州制は好ましいと思われます。
水泡さんがいうカネの流れは都道府県内から道州内へ移るとという面を見ているようですが,むしろ私は国のカネが道州へ移譲されることの方を重視してます。

147とはずがたり:2004/01/07(水) 10:20
>>142-144
なにやら既に縄張り争い。。

http://www.asahi.com/politics/update/0106/002.html
「信州」への改称めぐり閣僚から賛否

 長野県の田中康夫知事が県名を「信州」に改めるよう検討していることについて、6日の閣議後の記者会見で、賛否両論が相次いだ。金子構造改革特区担当相が「良いんじゃないか。検討に値する」と評価する一方、麻生総務相は、同知事が念頭においている県同士の合併による道州制の論議に関連して「知事は道州制の本来の意味を正しく理解しておられないんじゃないか」と批判した。

 田中知事は、長野県を「自治体名称変更特区」としたうえで名称を変更する考えを示している。金子担当相は、特区への申請があった場合、「検討したい」と発言。その理由として、長野県は全域がかつての信州であることを指摘。「『信州県』と、県なんてつけず、『信州』だけのほうがいい」と逆提案した。

 一方、麻生総務相は、田中知事が「道州制が育まれる前から、信州であることを全国に宣言すべきだ」と述べたことを踏まえて、「道州制の話は本来、機能、効率を考えて出てきたと思うが、名前だけの話になっていると感じる」と批判した。福田官房長官は「それは長野県のお考えだと思う」と述べただけだった。

 地方自治法の規定では、県名を変更する場合、県名変更のための個別の法律を制定する必要があるため、総務相が担当閣僚になる。構造改革特区で県名変更を行う場合には、構造改革特区法を改正し、地方自治法の特例規定を設けることになり、構造改革特区担当相が担当閣僚になる。

(01/06 13:19)

148とはずがたり:2004/01/07(水) 15:28
<広域合併> 首都圏連合・神奈川県

http://mytown.asahi.com/kanagawa/news02.asp?kiji=4956
首都圏連合 担当課長、庁内公募へ

  松沢成文知事は6日、今年4月の定期異動でとりくむ新しい県の人事制度を発表した。県庁内で公募する職種に、「首都圏連合」構想の担当課長など所属長も加える。(1)観光振興(2)ペイオフ解禁対策(3)県産木材の利用推進の担当については「専門性が強く求められる分野」として、民間から登用する方針だ。

  県庁内で公募する職種は、主幹級以下のものに限っていた。新たに公募する所属長は、地区行政センターの所長(地区は未定)と、ボランティア団体を支援する県民活動サポートセンター所長、「首都圏連合」構想や羽田空港の「神奈川口」構想に取り組む企画部分権・広域連携担当課長の3人。小論文と知事らの面接で審査する。

  知事は「限られた予算と人員でより複雑・高度化する行政課題に対応するには、職員のやる気が第一」と述べた。

  また、職員本人の求めに応じて降格を認める「希望降任制度」も、予定通り今年4月の定期異動から始める。


(1/7)

149とはずがたり:2004/01/07(水) 15:30
<中部> 新潟県
頑張れ新津!

http://mytown.asahi.com/niigata/news02.asp?kiji=5416
新潟市周辺 12市町村で政令市目指す

 日本海側初の政令指定都市を目指して合併の話し合いをしてきた新潟市など13市町村の首長らが6日、新潟市内のホテルで意見交換会を開いた。法定協議会の設置議案が議会で唯一、否決された新津市の湯田幸永市長は、合併枠組みからいったん離脱すると正式に表明した。

 ただ、新潟市の篠田昭市長は、今週中にも湯田市長が進退を判断するだろうとの観測を示し、「湯田市長には新しいかたちで民意を問うていただいて、できるだけ早く仲間に戻っていただきたい」などと語った。

 意見交換会では、新津市を除く12市町村で月内に法定協を立ち上げ、年度内に合併の議決を得ることで合意した。

 首長らは終了後に平山征夫知事を訪ね、12市町村で合併を進める旨を報告した。平山知事は「新津市の離脱は残念だが、12市町村で70万都市になれば、日本海側唯一の政令指定都市ができるのでしっかりがんばってほしい」と応援の姿勢を示したという。
(1/7)

150とはずがたり:2004/01/08(木) 20:15
<東北・北海道> 山形県

強気〜!

http://mytown.asahi.com/yamagata/news02.asp?kiji=4621
庄内南部・合併で新市名に言及
「鶴岡市以外ありえない」

  富塚市長、町村離脱を容認

  庄内南部地区合併協議会の今後の運営方針について、鶴岡市の富塚陽一市長は7日、新市名は「鶴岡市以外はありえない」と明言したほか、合併機運が乏しい町村の離脱を容認し、離脱後に合併を再提起された場合は「編入合併」で対応するとの考えを明らかにした。

  市議会全員協議会で説明したもので、新市名の決め方で行き詰まれば全7市町村による合併は見送り、新「鶴岡市」でまとまる町村だけで取り組む考えを明確にした。

  合併協は18日に次の会合が予定されている。会長である富塚市長のこうした発言について、合併協メンバーのある市議は「鶴岡は『鶴岡市』でいく。町村側に反発も出ようが、同意するか否か、最後通告の意味だ」と話した。

  富塚市長は、合併の機運が乏しい町村について「合併促進の働きかけは控える。町村が(いったん離脱した)事後に合併を望んでも、新市の仕組みが出来かかっており、はなはだ無理で、認めるとしても『編入方式』によるほかないことを明確にしておきたい」と述べた。

  合併協では、新市名の決め方をめぐって公募方式を望む町村がある。富塚市長は、公募について「市民との懇談会では『鶴岡市』でなければ反対だという空気。今さら公募で名称を探査するため資金や労力を費やすまでもない」と指摘。

  「9万のはがきをだしても返ってくるのは5千とか。サイレントマジョリティー(物言わぬ大衆)を判断するのは難しい」とも話し、公募方式を否定した。

(1/8)

151とはずがたり:2004/01/09(金) 03:01



<中部>山梨県 >>42 >>48

峡北5町(市川大門、鰍沢、六郷,三珠、増穂町)―三珠,増穂(南アルプス市へ)離脱→峡北3町(市川大門、鰍沢,六郷町)―市川大門離脱へ(三珠と合併目指す)→峡北3町(鰍沢,六郷町)―道路が繋がってないなど地域圏異なる→解散へ(六郷は市川大門,三珠と合併目指す。鰍沢は増穂との合併を望も増穂は南アルプス指向で鰍沢が宙に浮く。)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040108-00000007-mai-l19
[市町村合併]峡南北部、破たん /山梨

 峡南北部3町(市川大門、鰍沢、六郷町)の任意合併協議会から市川大門町が離脱を表明後、2町での合併を目指していた鰍沢、六郷両町は、7日までに合併を断念した。任意協は14日に解散の予定で、当初、3町と三珠、増穂町の計5町で任意協を設置した同地域での合併枠組みは、振り出しに戻ることになった。
 鰍沢、六郷両町は市川大門町の離脱表明に前後して、合併に関する住民説明会を実施。双方とも、文化圏の違いや2町を直接つなぐ道路がないことなどを理由に、2町による合併枠組みを疑問視する声が強かった。このため、両町は先月29日に町長、議会代表で会合を開き、合併協議の停止を確認した。
 鰍沢町は増穂町に合併協議を申し入れたい意向だが、増穂町では8日にも南アルプス市から、両市町の任意協設置受け入れの回答を得る予定で、鰍沢町の合併問題は宙に浮く格好となる。
 一方、六郷町は町議会の同意を得て、三珠町との合併を目指す市川大門町に合併を申し入れる方針だ。【宇都宮裕一】(毎日新聞)
[1月8日19時43分更新]

152とはずがたり:2004/01/09(金) 03:13
<九州・沖縄>

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040108-00000002-mai-l45
[トピックス]自治体、合併巡り動き加速 4地域で法定協 /宮崎

 ◇厳しい財政「自立」に疑問も
 ◇えびの、串間など「合併せず」
 来年3月末までの市町村合併に適用される、財政上の優遇措置などを定めた「合併特例法」の期限が迫ってきた。県内でも昨年末以降、法定合併協議会設置を決めたり、逆に「単独自立」を表明する自治体が相次ぐなど動きが慌ただしくなっている。合併問題の現状をまとめた。【谷本仁美】
 県内で設置された法定協は現在、宮崎市・高岡町▽宮崎市・佐土原町▽東臼杵南部(諸塚、北郷、西郷、南郷4村)▽東児湯(木城、都農、川南、高鍋4町)の四つ。さらに、宮崎市・清武町▽都城市・山田町・高崎町・高城町・山之口町――の設置が決まっている。
 任意協から発展したケースが多いが、宮崎市と清武町は首長同士が設置で合意。同市は高岡町、佐土原町とも別個に法定協を設けており、今後、共通のテーブルを用意する考えも示している。
 一方、えびの市▽串間市▽綾町▽三股町▽北郷町▽南郷町▽椎葉村▽西米良村の8自治体は、首長らが「合併せず」、または「自立の道を模索する」考えなどを表明している。
 いわゆる「昭和の大合併」で合併が進んだ宮崎では、合併後に寂れた地域があるなど「功罪」を経験している。首長自身の判断も揺れ、ある町長は法定協設置を決めたものの「どの自治体もできれば合併したくない。だが、国の財政状況を考えると『ベター』な選択をしなくてはならない」とジレンマを話す。
 県は「住民への情報提供のため」として法定協設置を呼びかけるが、合併に消極的な町長は「(税源移譲など地方分権を進めるための)国の三位一体改革もどう進むか分からない中で、合併を検討することはできない」と否定的だ。
 合併問題のキーワードに「財政」がある。県内44市町村の財政力は高いとはいえず、県がまとめた「みやざきの市町村」によると、01年度の財政力指数(1に近いほど財源を国に依存していない)は宮崎市で0・625。「自立」を模索する自治体も、三股町0・339▽椎葉村0・150▽西米良村0・114などと低く、県は「財政的に自立できるか疑問」と厳しい見方を示す。
 もちろん、合併の是非を判断する材料は財政だけではない。街のグランドデザインが問われるが、首長が明確な考えを示しておらず「住民の意思を尊重したい」と言う自治体でも、住民説明会を開いていなかったり、開いても参加者が少ないという状況があるようだ。
 議会が法定協設置を否決した門川町では、住民発議で設置を目指す動きが出ている。首長や議会の判断を求めるだけでなく、住民自身が合併問題を真剣に考える意識改革が必要だろう。
 (この記事には図「法定合併協議会の設置状況」があります)(毎日新聞)

153とはずがたり:2004/01/09(金) 03:17
<中国・四国>

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031230-00000005-mai-l32
新市「雲南市」発足へ 大原郡3町と飯石郡3町村の6町村長が県に要望 /島根

 雲南6町村合併協議会をつくる大原郡3町と飯石郡3町村の6町村長は26日県庁を訪れ、新市「雲南市」発足に向けて課題となっている、建設予定の尾原ダム湖公園(仮称、仁多・木次町)の整備と管理を県の責任で行うことと、県の木次合同庁舎(木次町)を新市庁舎とすることが可能かどうか検討を澄田信義知事に求めた。
 同公園は県立公園とするか方向性が出ていない。また、新市の庁舎位置は、前日の合併協で木次や大東町内など四つの候補地に、木次合庁周辺を加えてはどうかという意見が小委員会から報告され、検討をすることになった。
 澄田知事は公園については、「核となる施設の管理、整備については県が責任を持ってやる」といい、庁舎についても「前向きに検討したい」と答えた。 (毎日新聞)
[12月30日20時21分更新]

154とはずがたり:2004/01/09(金) 12:36
<中国・四国>

http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news02.asp?kiji=3636
小野田・山陽の合併問題/住民投票を告示

  1市1町で公式な合併協議が進んでいる小野田市と山陽町で8日、住民投票が告示された。宇部市と楠町を含む隣接の2市2町による法定合併協議会(法定協)を新たに設置するかどうかがテーマで、事実上合併の枠組みを問うものだ。行政などの主導で進められてきた合併の取り組みに対し、民意はどういう判断を下すのか。投開票日は18日。

  宇部・小野田地区では02年12月に阿知須町を含む2市3町で任意合併協議会が旗揚げ。しかし新市の庁舎の位置や名前などで意見が対立し、3回目で「休会」に。すぐに阿知須町が県央部入りを決断し離脱。宇部市と楠町、小野田市と山陽町はそれぞれ法定協を設置し、分裂した。

  広域合併の追求はわずか半年たらずで、あっけなく暗礁に乗り上げた。

  背景には、「規模的に勝る宇部市にのみ込まれる」という不安や歴史的対立などの要因が複雑に絡み合っている。任意協の席では「100年も昔の話のような苦情が持ち出された」という。宇部市も求心力を欠いたようだ。

  こうした流れに危機感を抱き、小野田市で広域合併を望む住民たちの運動がスタートした。宇部市、楠町、山陽町の住民団体と連携し、合併特例法の住民発議制度に基づく法定協設置の同一請求へと展開。小野田市と山陽町では議会で否決されたため、同法による最後の手段として今回の住民投票を請求した。

  合併の規模をめぐって広域派は「将来の地域間競争に対応するには行政の再構築が必要。小さな合併では効果がない。4市町はひとつの生活圏だ」と訴える。これに対し1市1町派は「合併は対等が基本で、一極集中にならない地域均衡型のコンパクトなまちづくりこそ住民のためになる」と譲らない。

  住民投票で賛成票が有効投票数の半数を超えれば議会の議決を覆すことができるが、両市町とも過半数にならないと法定協は設置されない。設置が実現すれば、現在の1市1町の法定協と併設となる。

  山陽町では13日に町長選と町議補選も告示され、住民投票の投開票は同選挙と同時に行われる。有権者数は小野田市が3万6471人、山陽町が1万8371人(いずれも7日現在、各市町選管調べ)。

  投票結果は、今後の合併論議の流れを変えられるのか、どうか−−。


(1/9)

155とはずがたり:2004/01/09(金) 12:44
>>142-147

http://www.asahi.com/politics/update/0106/005.html
「知事に県名変更の承認権なし」総務次官、田中氏を批判

 総務省の香山充弘事務次官は6日、就任記者会見で、長野県の田中康夫知事による県名変更発言について、「県の名称というのは長野県知事に承認権があるのではない」と述べ、批判した。

 その理由について香山氏は「全国の他の自治体だって長野県という呼称によって情報を管理し、手続きなども進めている。知事の思いつきで『地方分権だ』『これはやるべきだ』という話になるものではない」とした。また、「総務省として(県名変更に必要な)法案を作る気になるかというと、県民の意向を見定めてからになる」とも述べ、法案作成に消極的な考えを示した。

(01/06 19:23)

156とはずがたり:2004/01/09(金) 13:24
<中部>山梨県
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/?KEYWORD=%BE%E5%B6%E5%B0%EC%BF%A7%C2%BC

http://mytown.asahi.com/yamanashi/news02.asp?kiji=6604
甲府との北部合併協議了承 上九一色村

上九一色村議会の議員市町村合併特別委員会が8日、村ふれあいセンターであり、中道町の法定合併協議会離脱で「飛び地」となる村北部(古関・梯地区)は、甲府との合併協議を続けることを了承した。小林実村長が9日、甲府市の宮島雅展市長に結果を伝える。

  小林村長らが昨年12月に北部の5地区で開いた住民説明会の結果、「北部は飛び地でも甲府との合併を望む」と意見集約したと報告。出席議員から反対意見は出なかった。

  村南部(精進・本栖・富士ケ嶺地区)については村議会が昨年12月、富士河口湖町との合併の枠組みの見直しを求める請願を採択している。委員会では本栖区長や本栖湖観光協会長らが小林村長と渡辺力議長に同町との合併協議会の設立を求める陳情を出したことが報告された。


(1/9)

157とはずがたり:2004/01/09(金) 22:03
<中部> 愛知県
西春日井郡 西枇杷島町,師勝町,西春町,春日町,清洲町,新川町
├→豊山町離脱
☆西春日井6町合併協議会(2003/12/31解散)

西春日井郡西部3町任意協議会(西枇杷島、清洲、新川)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040109-00000005-mai-l23
西部3町の任意合併協が初会合−−西春日井郡 /愛知

 西春日井郡の西部3町(西枇杷島、清洲、新川)でつくる任意合併協議会の初会合が8日、新川町体育館で開かれた。
 同郡では02年9月、全7町による任意協議会が発足。03年2月に豊山町が離脱後、6町の法定合併協が設立されたが、取り組み方などをめぐり各町間に温度差があり、12月31日に解散した。3町の任意協は同18日に発足した。合併特例法の期限(05年3月)が迫っており、会長に就任した加藤静治・新川町長は「二度と同じ轍(てつ)を踏まない」と強調した。
 協議会メンバーは3町の首長、助役、町議3人と県尾張事務所長の計16人。協議会の下には、3町の総務部長や課長らによる幹事会、専門部会、事務局などを置いた。
 この日は、事業計画として、法定合併協議会設置に向け月2回程度会議を開くことや、新市将来構想の策定、協議会だよりの月1回発行などを決めた。3町合併の将来像についての住民意識調査は、2月1日から1カ月間、全世帯を対象に実施する。
 3町の人口は約5万5000人、面積は13・31平方キロメートル。昨年末、県の合併重点支援地域にも指定された。(毎日新聞)
[1月9日19時51分更新]

158とはずがたり:2004/01/13(火) 15:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040113-00000105-yom-pol
市町村合併の新法案、知事の勧告権限を明示

 政府が19日からの通常国会に提出する、市町村合併の新法案の概要が13日、明らかになった。

 合併構想を策定したり、それに基づいて市町村に合併協議会設置を勧告したりできる権限を都道府県知事に与えるほか、合併後に旧市町村を単位とする「地域自治組織」の設置を認めることが柱だ。2004年度末に期限が切れる現行の市町村合併特例法に代わり、2006年度からの施行を目指す。

 2004年度末の時点で1年以内の合併を知事に申請している市町村には、引き続き現行の特例法の規定を適用する方針で、こうした内容の合併特例法改正案も通常国会に提出する。

 新法案では、現行の特例法で定めている、合併後10年間は合併前の地方交付税を全額保障することや、公共施設建設に合併特例債発行を認めることなど、財政上の優遇措置は打ち切る。一方で、知事への勧告権限付与など、新たな合併促進策を盛り込んでいる。

 知事の協議会設置勧告には強制力はなく、勧告を受けた市町村長は議会に付議するか、住民投票を実施して、設置の是非を判断する。

 一方、「地域自治組織」には、市町村長が選んだ、自治会や町内会など各種団体の代表者らによる「地域協議会」を設置し、旧市町村の声を合併後の市町村に届ける窓口の確保を目指す。地域自治組織設置には地方自治法の改正が必要なため、同法改正案も併せて通常国会に提出する方針だ。

 首相の諮問機関「地方制度調査会」は昨年11月にまとめた答申で、地方分権の受け皿を作るため、「おおむね1万人未満」の市町村の合併を進める原則を明記した。しかし、全国町村会などが「小さい自治体は合併を強制されかねない」と強く反対しているため、新法案には、合併市町村の規模の目安を盛り込むのは見送った。新法成立後策定するガイドライン(指針)に盛り込む方向で調整している。(読売新聞)
[1月13日14時39分更新]

159とはずがたり:2004/01/14(水) 11:30
<東北・北海道> 青森県

http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=5765
西海岸3町村 合併協議、白紙に

 鯵ケ沢町、深浦町、岩崎村の西海岸3町村の首長会議が13日、鯵ケ沢町役場で開かれ、任意合併協議会の解散を決めた。岩崎村の七戸仁村長が「住民の理解が足りない」として任意協からの離脱を表明、他の首長もこれを受け入れ、合併協議は白紙に戻った。

 3町村は02年11月に任意協を設立し、05年3月を目標に人口2万5千人余の新町を設立する方向で協議を進めてきた。昨夏まで6回開かれた任意協では、新町の将来構想を決め、事務所の所在地を鯵ケ沢町とすることで合意。昨年9月の定例議会の議決を経て法定協議会へ移行することになっていたが、鯵ケ沢町で弘前市との合併を望む声が上がるなど、協議が足踏みしていた。

 秋田県境の岩崎村では法定協参加を前に、合併によって行政機能が北に位置する鯵ケ沢町へ移り、過疎に拍車がかかることを懸念する声が強くなっていた。こうした意見を踏まえ、七戸村長は先週末、議会に対して任意協離脱を報告。13日の首長会議で正式に任意協離脱を表明した。

 会議の後で3首長が記者会見。七戸村長は「急激に合併が身近になってきたことで、もう少し時間をかけるべきだという声が村民の中から出てきた」と述べた。

 一方、任意協の会長を務める長谷川兼己・鯵ケ沢町長は「議会と町民に結果を伝え、合併の勉強を進めて今後、判断していきたい」と話した。弘前市との合併については「今のところ考えていない」と否定した。

 また、平沢敬義・深浦町長は「(3町村で)合併をするという意思統一はあると理解している。時間を置いて合併する機会が来ることを期待している」と述べた。

(1/14)

160とはずがたり:2004/01/14(水) 11:43
<中部> 長野県・岐阜県

http://mytown.asahi.com/nagano/news02.asp?kiji=3931
学校統合問題が再燃/山口の越県合併山場へ

 岐阜県中津川市との越県合併に賛成か反対かを問う村民意向調査を1カ月後に控え、木曽郡山口村の合併論議は山場を迎える。新市のビジョンが示され、合併のプラス面とマイナス面は整理されつつある。だが、地域の小中学校の配置をどうするか、村民にとって気がかりな問題が残ったままだ。県内外から注目が集まる中、2月22日、村民は判断を求められる。(中村真理子)

 今月8日、岐阜県中津川市との12回目の法定合併協議会が開かれた。両市村の事務事業のすりあわせはほぼ終わったが、学校の配置問題が積み残しにされた。この日の議題にされる予定だったが、山口村の加藤出村長(66)は「難しい問題を抱えている」と先送りした。

 山口村は、役場のある山口地区と観光名所の馬籠宿がある神坂地区からなる。村内に小学校と幼稚園はそれぞれ2つ、中学校は1つある。村教委が作った学校配置案は、村立山口中学校と神坂地区の小学校、幼稚園を来年3月までで廃止するものだった。

 神坂地区の小学校、幼稚園は中津川市に統合される。山口地区には幼稚園と小学校が残るが、中学校は現村から消えてしまう。

 神坂地区の中学生は中津川市の神坂中学校へ、山口地区の中学生は、やはり中津川市と合併協議中の坂下町の坂下中学校へ通うとした。

 神坂地区はかつて一つの村で、旧神坂村の地域には二つの「神坂小学校」がある。中津川市立神坂小と山口村立神坂小だ。旧神坂村は昭和の合併で1958年に長野県と岐阜県に分村された。神坂村の住民は合併賛成派と反対派に分かれて激しく対立した歴史がある。分村の結果、旧神坂村の神坂小は中津川市立神坂小となり、山口村には、馬籠地区の民家を使って寺子屋のような形で始まった山口村立神坂小ができた。同名の神坂小は分村の消えない傷跡だ。

 昨年12月、神坂地区で開かれた学校配置案の説明会では保護者からの反発が相次いだ。村教委は、山口村立神坂小はほかの施設への転用が可能で、中津川市立神坂小は神坂地域の中心にあることを理由にあげた。

 しかし山口村立神坂小の児童数が38人なのに対し、中津川市立神坂小の児童数は29人とさらに少ない。中津川市立の改築は88年3月。山口村立の校舎は98年度に完成したばかりだ。

 山口村神坂地区の30代の母親は「統合は仕方ないとしても、なぜ中津川市に行かなければいけないのか、納得いかない」と話す。40代の母親も「廃止案はショック。学校から子どもの声が聞こえなくなるのは寂しい」と言う。

 古里の学校を残したいとの思いは、どちらの住民も同じだ。保護者を対象にしたアンケートでは、山口村の神坂地区では山口村立神坂小を、中津川市の神坂地区では中津川市立神坂小を選ぶ人が多数を占めた。議論は平行線のまま、今月14日に両市村の保護者が話し合いを持つが、打開策が見つかるかどうかは不透明だ。

 神坂地区の女性たちで作るグループ「ねえさまたちの勉強会」は昨年末、学校の統廃合に疑問を投げかける号外ビラを配った。メンバーの中には小中学生の母親もいる。代表の原伸子さん(63)は「学校が廃止となればお母さんたちの間で合併の考えも揺れ動く。学校問題の答えなしで合併の是非は判断できない」と訴える。

 加藤村長は「意向調査は学校問題も含めて判断してもらう。合併は村が生き残るか、自滅するかの選択だ」と語る。住民投票や意向調査の結果、合併協議会を離脱、解消する自治体が県内で出る中、山口村民はどんな選択をするのだろうか。

(1/13)

161とはずがたり:2004/01/14(水) 19:24
<近畿> 大阪府

http://www.asahi.com/politics/update/0110/008.html
隣町さんいらっしゃーい 堺市、合併めざして破格の条件

 関西で4番目の政令指定市を目指す大阪府堺市(約79万人)が、東隣の同府美原町(約4万人)に破格の条件で合併を働きかけている。人口比で20対1なのに新市建設予算の半額にあたる437億円を投じ、畑が広がる国道沿いの町役場付近に都市機能の「新拠点」をつくる計画だ。合併による政令指定市の実現が目標とはいえ堺市も財政は苦しい。「財政悪化の引き金にならないか」と懸念する声が堺市職員からも上がっている。

 堺市政にとって、政令指定市化は30年来の懸案だ。周辺の大阪狭山市、高石市との合併話がこの1年間に相次いで消え、美原町はいまや唯一の交渉相手。かたや美原町は大阪のベッドタウンとして人口が増加する一方、下水道普及率は63.4%で堺市に比べ基盤整備が遅れてきた。普通建設事業費も02年度で13億円にとどまる。

 そんな事情を背景に03年春から始まった法定合併協議会は、合併後10年間に美原町域437億円、堺市域378億円、両域56億円の事業計画案をまとめた。国が返済の7割を負担する合併特例債でまかなえる建設費は約250億円。それを上回る額を美原町に回す。

 美原側では、下水道整備に149億円をあて、老朽化した町役場を多目的ホールなどを備えた複合施設に建て替え、周辺にバスターミナルを整備して都市の「新拠点」にする。ほかに運動施設も二つ。2月ごろまでに成案としてまとめ、協定書の調印を経て各議会で可決されれば今夏までに府に合併を申請する。

 この計画を堺市職員労組(丹野優委員長)は「市の財政破綻(はたん)の引き金になりかねない」と心配する。同市は04年度の予算編成で89億円が不足すると試算して支出を見直し中。計画が合併後の人件費を現状の約8割に見込んでいるのも気になる。職員からは「いまでも四苦八苦しているのに合併特例債の3割返済をできるのか」「新市が黒字になるとは思えない。頭を冷やすべきだ」との声が出る。

 新市全域の普通建設事業費としてほかに10年間で総額2518億円を見込んでおり、堺市の担当部は「現行の6支所に美原を加えた7支所で考えればバランスは悪くない」(合併・指定都市推進部)と強気だ。

 計画を公表して住民に意見を募ったところ、170人から寄せられた。「合併で無駄が省ける」(13件)と期待がある一方で「多くがハコ物の公共事業。白紙に戻すべきだ」(9件)という声もあった。「なぜ美原町で437億円もの事業ができるのか」と財政計画の明示を求める意見も20件寄せられている。

 両市町の合併を巡っては、美原町の高岡寛町長が02年11月に無投票当選した日に合併推進を表明。町民3192人が住民投票条例の制定を直接請求して町議会に否決され、03年暮れに町民7743人が改めて住民投票条例を直接請求している。

(01/10 17:50)

162とはずがたり:2004/01/16(金) 03:22
<中部> 新潟県

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040115-00000003-mai-l15
燕と吉田の2市町合併、特例法期限内目指す−−高橋市長「泉町長と合意」 /新潟

 燕市の高橋甚一市長は14日の定例会見で、吉田町との合併について「議会と行政の共通認識が得られれば、財政措置が受けられる期限内の合併に向けて努力する」と述べ、合併特例法期限の05年3月までの合併を目指すことで同町側と合意したことを明らかにした。
 高橋市長によると、13日に泉光一・吉田町長らと協議して決めたという。合併の方式は「対等合併」で、2市町が合併すると、人口は約7万人となる。
 これを受け、燕市側は16日、臨時議会を開いて合併調査特別委員会を設置する。
 高橋市長は「燕市議会は、吉田町との合併で一致している」と述べたうえで、可能な限り早く、任意協議会または法定協議会を作る考えを示した。
 一方、吉田町議の間には燕市との合併を望む声以外に、「分水町・弥彦村・寺泊町との合併が望ましい」とする意見もあり、統一されていないのが実情だ。
 燕市では、昨年10月に三条市など県央東部との合併の是非をめぐって住民投票が行われ、反対多数の結果が出た。
 一度辞職した高橋市長は再出馬の際「将来的には県央東部の大合併を目指す」と述べたため、吉田町側には「一緒になったら、ただちに三条方面との合併話を進めるのでは」との警戒感があった。
 しかし高橋市長はこの日の会見で「少なくともこれから10年、15年は、県央東部(との合併)というのはありえない」と話した。(毎日新聞)
[1月15日19時21分更新]

163とはずがたり:2004/01/16(金) 03:23
<中部><広域合併>
3県ってどっち?三重?静岡?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040115-00000004-mai-l23
3県1市で「道州制」勉強会 梶原拓・岐阜県知事が設置案−−職員で構成 /愛知

 東海3県知事と名古屋市長による会議が14日、愛知県東浦町であった。毎年1回開いており、今回は神田真秋・同県知事が議長を務めた。テーマは「地方分権・三位一体改革」「都市の安心・安全」「ごみ問題」など。
 地方分権では、梶原拓・岐阜県知事が3県1市職員による「道州制」勉強会の設置を提案し合意した。同知事はこの日、全国知事による道州制研究会設置も提唱した。3県1市の勉強会については、野呂昭彦・三重県知事が「道州の枠組みとは無関係の研究会に」と条件を付けたほかは異論は出なかった。梶原知事は「道州とはなにかという根本的な議論をしたい」と締めくくった。
 また、松原武久・名古屋市長の提案で、東海地震などの災害時に避難や緊急物資の輸送用幹線道路を確保するため、国交省などと各自治体の事務局で研究を続けることも了承された。
 さらに、野呂知事が各自治体が共同でごみ問題に取り組むことを提言したのを受け、梶原知事が「合意も重要だが競争も必要だ」と逆提案。環境指数を設け、3県1市が達成度を一斉に公表するアイデアを出した。【山田一晶】(毎日新聞)
[1月15日19時51分更新]

164とはずがたり:2004/01/16(金) 03:25
<中部><広域合併>
三重か…>>163

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040115-00000005-mai-l21
東海3県1市首長会談 道州制勉強会で合意 /岐阜

 ◇ごみ問題で梶原知事、「環境指数」競争を提案
 東海3県知事と名古屋市長による会議が14日、愛知県東浦町であった。毎年1回開いており、今回は神田真秋・同県知事が議長を務めた。テーマは「地方分権・三位一体改革」「都市の安心・安全」「ごみ問題」など。
 地方分権では、梶原拓・岐阜県知事が3県1市職員による「道州制」勉強会の設置を提案し合意した。同知事はこの日、全国知事による道州制研究会設置も提唱した。3県1市の勉強会については、野呂昭彦・三重県知事が「道州の枠組みとは無関係の研究会に」と条件を付けたほかは異論は出なかった。梶原知事は「道州とはなにかという根本的な議論をしたい」と締めくくった。
 また、松原武久・名古屋市長の提案で、東海地震などの災害時に避難や緊急物資の輸送用幹線道路を確保するため、国交省などと研究を続けることも了承された。さらに、野呂知事が各自治体が共同でごみ問題に取り組むことを提言したのを受け、梶原知事が「合意も重要だが競争も必要だ」と逆提案。環境指数を設け、3県1市が達成度を一斉に公表するアイデアを出した。(毎日新聞)
[1月15日19時41分更新]

165とはずがたり:2004/01/16(金) 03:40
<九州・沖縄> 佐賀県
ガタガタやねえ。
神埼郡<神埼町,千代田町,三田川町,東脊振村,脊振村,三瀬村>
|←[三養基郡上峰町は,三田川町と東脊振村に3町村での合併協議を申入れ]
├→三田川町離脱
神埼郡<神埼町,千代田町,東脊振村,脊振村,三瀬村>
├→三瀬村,東脊振村,千代田町が離脱を表明→[三瀬村は佐賀郡富士町と協議へ]
神埼郡<神埼町,脊振村>:三瀬村へ参加を呼びかけ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040115-00000002-mai-l41
神埼合併協が決裂−−三瀬村長が退席、東脊振と千代田も離脱表明 /佐賀

 三田川町が離脱した神埼地区合併協議会は14日、残った5町村での合併協の継続をめぐって協議したが意見が一致せず、東脊振村と千代田町が離脱を表明、三瀬村も高島勝美村長らが退席し、決裂状態となった。
 三田川町の離脱を受け、合併協の解散を主張してきた東脊振村は「枠組みは白紙に戻すべき。解散が認められなければ離脱する」と表明。千代田町は「東脊振村まで離脱するなら枠組みについて町民に説明する時間が必要」と解散を主張した。三瀬村は高島村長が、隣接する富士町と事務レベルの合併協議を検討していることを明らかにし、「議会や村民の承認は受けていないが」としたうえで離脱の意思を示した。
 同協議会は、委員による無記名投票で解散への賛否を問うたが、解散への賛成は表決基準の3分の2に達しなかった。このため、東脊振村が離脱するとして退席。千代田町がこれに続き、三瀬村も委員1人を除いて退席した。
 合併協会長代理の田原英征・神埼町長は「時間をかけて協議してきたのに残念。三瀬村の離脱は村民の総意ではないと受け止めている」と話し、三瀬村に参加を呼びかけ、残った町村で合併協を継続させる意向。脊振村の山口三喜男村長は「1月下旬に村民に説明してから判断したい」と話している。(毎日新聞)
[1月15日20時51分更新]

166とはずがたり:2004/01/16(金) 03:46
<関東・東京> 群馬県

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040115-00000006-mai-l10
[平成の大合併]桐生圏3グループに 大間々、笠懸町、勢多東村が任意協へ /群馬

 ◇桐生、新里、黒保根は法定協へ
 大間々町の近藤昭次町長は14日、町議会に対して、同町と笠懸町、勢多郡東村との3町村で合併任意協議会を設立する方針を正式に通告した。笠懸町、東村も16日までに議会に報告し、第4回合併調査研究会を開いたうえで3町村任意協の設立を決める。
 一方の桐生市、新里村、黒保根村の1市2村はこの日までに、20日に首長会議を開いて法定協議会の規約案を決め、23日告示、30日に臨時議会の議決を経て、2月6日には「桐生市・新里村・黒保根村法定協議会」を設立する方針を固めた。
 これらにより、桐生広域1市3町3村は、すでに同圏離脱を表明している薮塚本町と、桐生市他2村、大間々町など2町1村の3グループに別れ、合併の枠組みを目指すことが確定した。
 質疑で近藤町長は、桐生市グループと新市を模索する可能性について、競艇問題などの課題をあげてその実現性に疑問を表明した。3町村議員の広域合併推進派は、「住民不在の大義なき合併だ」として、連動する住民発議による住民投票の実施準備を始めた。(毎日新聞)
[1月15日19時11分更新]

167とはずがたり:2004/01/16(金) 03:47
<関東・東京> 群馬県
>>166
桐生市, 太田市, 新田郡 尾島町,新田町
★東毛地域合併協議会(休止中)(法定)
※法定協議設置(2003/9/1)
※合併予定期日は,2005/1(詳細は協議会で決定)
※新市名公募中止(合併協議休止のため,公募中断時点1位「東毛(とうもう)」)
※新市役所に,現・太田市役所
※藪塚本町,勢多郡新里村,黒保根村,東村がオブザーバー参加
※大間々町,笠懸町が参加を申入れ(10/6)
※藪塚本町の合併の枠組みを問う住民投票の結果「太田市,桐生市,新田町,尾島町の4市町(86.1%)」「大間々町,笠懸町の2町(13.9%)」(2003/9/28)
※笠懸町の競艇事業の廃止および協議会参加の是非を問う住民投票の結果「賛成(46.4%)」「反対(53.6%)」(2003/11/30)
※太田市,尾島町,新田町は周辺自治体の追加加入に慎重
※桐生市,藪塚本町,笠懸町,大間々町,新里村,黒保根村,東村は,太田市,尾島町,新田町と10市町村での合併を目指すことで合意
※枠組みを巡り協議が難航,将来的な広域合併を前提に太田市と桐生市を中心とした枠組みでそれぞれ合併を目指すことで合意
※太田市,尾島町,新田町の3市町で法定協議会設置,藪塚本町も参加を申入れ
※笠懸町は桐生市との合併に慎重
※笠懸町,大間々町,東村は3町村での合併を検討へ
※桐生市,新里村,黒保根村は,桐生広域圏での広域合併を視野に3市村での合併も検討へ
※協議会を休止(2003/12/6〜)

桐生市, 勢多郡 新里村,黒保根村
☆桐生市・新里村・黒保根村合併協議会(桐生市ホームページ)
※法定協議会設置予定(2004/1)
※太田広域圏との将来的な広域合併も視野に検討へ
※桐生市と黒保根村,新里村は飛び地
※勢多郡東村,新田郡笠懸町,山田郡大間々町に参加を呼掛け

太田市, 新田郡 尾島町,新田町
★太田市・尾島町・新田町合併協議会(法定)
※法定協議会設置(2003/12/25)
※合併予定期日は,2005/1(詳細は協議会で決定)
※新市役所に,現・太田市役所
※藪塚本町が合併協議を申入れ(12/1)藪塚本町が加入予定
※桐生広域圏との将来的な広域合併も視野に検討へ
※尾島町は利根川右岸(南側)に位置する前小屋地区の,埼玉県深谷市への編入を検討,尾島町が深谷市に打診
※埼玉県大里郡妻沼町の利根川左岸(北側)に位置する小島地区で,太田市への編入を求める住民運動,太田市は2007年を目途に小島地区の編入を検討へ
※邑楽郡千代田町,大泉町,邑楽町に参加を呼掛け
※公式HP開設(1/13)

勢多郡 東村,新田郡 笠懸町,山田郡 大間々町
☆笠懸町・大間々町・東村合併事務研究会(東村ホームページ)
☆笠懸町ホームページ
☆大間々町ホームページ
※任意協議会設置予定(1月)法定協議会設置予定(2月)
※桐生広域圏との将来的な広域合併も視野に検討へ
※東村は事実上の飛び地
※桐生市を中心とした合併に3町村は慎重

168とはずがたり:2004/01/16(金) 04:08
<中部> 静岡県中東遠地区

随分順調に進んで,中東遠地区は全て市域になりそうである。
菊川,掛川,袋井(多分),磐田,御前崎…か。

http://www.glin.org/prefect/upd/shizuoka.html

新設磐田市
磐田市, 磐田郡 福田町,竜洋町,豊田町,豊岡村
★磐南5市町村合併協議会(法定)
※法定協議会設置(2003/1/8)「住民発議」
※合併予定期日は,2005/3/31以前(詳細は協議会で決定)
※新市名最終候補5点:磐田,いわた,磐南(ばんなん),遠江(とおとうみ),遠州(えんしゅう)
※新市名は「磐田市(いわたし)」
※新市役所に,現・磐田市役所168,630
164.08

新設掛川市
2005.3.28掛川市, 小笠郡 大須賀町,大東町
★掛川市・大東町・大須賀町合併協議会(法定)
※法定協議会設置(2003/10/1)
※新市名最終候補5点:遠州,かけがわ,掛川,三城,新掛川
※新市名は「掛川市(かけがわし)」←母親が掛川の名が消えるなら合併反対と云っていたが実現したようである。
※新市役所は,現・掛川市役所
※菊川町,小笠町を含めた5市町での合併を断念,3市町で合併協議へ116,170
265.63

新設○○市
2005.3袋井市, 周智郡 森町,磐田郡 浅羽町
★袋井市・森町・浅羽町合併協議会(法定)
※法定協議会設置(2003/6/26)「住民発議」
※合併予定期日は,2005/3(詳細は協議会で決定)
※新市名公募上位5点:遠州,袋井,エコパ,ふくろい,太田川
※新市役所に,現・袋井市役所101,805
242.40

新設/市制御前崎市
2004.4.1榛原郡 御前崎町,小笠郡 浜岡町
★御前崎町・浜岡町合併協議会(法定)
※法定協議会設置(2002/9/20)
※新市名は「御前崎市(おまえざきし)」
※新市役所に,現・浜岡町役場
※合併協定調印式(2003/8/26)
※合併関連議案を2町議会が可決(8/28)
※合併関連議案を静岡県議会が可決(12/17)36,344
65.78

新設/市制菊川市
2005.1.17小笠郡 小笠町,菊川町
★小笠町・菊川町合併協議会(法定)
※法定協議会設置(2003/10/6)
※新市名最終候補3点:小笠,菊川,牧之原
※新市名は「菊川市(きくがわし)」
※新市役所に,現・菊川町役場47,787
94.24

169とはずがたり:2004/01/16(金) 12:34
<東北・北海道>青森県

こういう場合どうなるのかね?
>倉石村議会は紛糾。村民有志が村有林を新町の財産区として残すことを求めた請願を
>5対4の賛成多数で可決し、財産区を認めない合併協定と矛盾する形になった。

http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=5775
五戸と倉石が合併調印
「平成の大合併」県内では初めて 倉石村議会は紛糾

 五戸町と倉石村の合併協定調印式が15日、五戸町であり、三浦正名町長と久保晴一村長が合併協定書に署名し、7月1日に五戸町に倉石村が編入する形で新しい五戸町が誕生することが正式に決まった。県内では「平成の大合併」のトップを切ることになる。ただ、合併を議決した倉石村議会では久保村長への不信任案が動議として出され、合併への不満が根強いことも明らかになった。

 両町村の合併は2月定例県議会での議決を経て、3月下旬から4月初めにかけて国の官報に新町が告示される見通し。両町村は五戸川沿いに広がり歴史や文化を共有し、農業が基幹産業だ。02年12月に法定の「五戸町・倉石村合併協議会」を設立し、調印式を迎えた。

 合併協定書では「倉石村を廃し、その区域を五戸町に編入する」とし、「倉石村の財産及び債務並びに公の施設は、すべて五戸町に引き継ぐ」とされた。倉石村の久保村長ら特別職は合併と同時に失職、村議には在任特例を適用し、10人全員が五戸町議となる。

 新町の人口は約2万1千人で、最大55億円まで計上できる合併特例債を有効活用し、小学校区単位に自治組織をつくり、行政と共同で地域の課題に取り組むほか、少子化対策として保育料を現行の半額程度に引き下げることを計画している。来年度から10年間の財政計画では、07年度が4300万円の赤字だが、同年度以外は黒字になる見込みだ。

 調印式後、三浦町長は記者会見で「合併はゴールではなくスタート。合併という手段を用いて新たなまちづくりにチャレンジする」と強調。久保村長は「村にとって大転換になるが、時代の流れだ。合併して良かったと思えるよう責任を果たしていかないといけない」と語った。

 その後の五戸町議会では合併に必要な議案をスムーズに可決したが、倉石村議会は紛糾。村民有志が村有林を新町の財産区として残すことを求めた請願を5対4の賛成多数で可決し、財産区を認めない合併協定と矛盾する形になった。さらに、財産と債務を五戸町に引き継ぐとする議案審議では、財産区を巡り久保村長の交渉姿勢に問題があったとして、2議員が不信任案を提出。議案として認められなかったが、財産議案の採決も5対4の1票差でぎりぎり可決する結果となった。

(1/16)

170とはずがたり:2004/01/16(金) 22:39
相川とか両津とか亀田とかそのまま残しても良かったんじゃねーの?
散文的でつまらん。

http://mytown.asahi.com/niigata/news02.asp?kiji=5459
新市誕生で警察署名変更

 市町村合併による新市誕生にともない、県警は相川、両津、水原の3署の名称を変更する。

 相川署と両津署は3月1日からそれぞれ佐渡西署と佐渡東署に、水原署は4月1日から阿賀野署になる。佐渡市と阿賀野市になるため。管轄区域の変更はない。

 県警機構改革推進課によると、新市が設置されれば順次、警察署の名称を変更していくという。名称変更は、76年に亀田署が新潟南署になって以来28年ぶり。

(1/16)

171とはずがたり:2004/01/17(土) 23:47
まさかどしよりもさしましの方がいいと思うんだけどなあ。

http://mytown.asahi.com/ibaraki/news02.asp?kiji=6888
新市名称の最多は「将門」

岩井市と猿島町、境町の法定合併協議会が16日、境町役場で開かれた。昨年11月から住民に公募した新市名称の結果が報告され、岩井市ゆかりの平安時代の武将にちなんだ「将門」が最多だった。

  法定協事務局によると、公募は、3市町に住んでいる小学4年生以上が対象で、2553点が寄せられた。有効は1806点、730種類。

  結果は、最多の「将門」が107点、2位「下総(しも・ふさ)」(61点)、3位「まさかど」(57点)、4位「みどり」(55点)、5位「坂東」(54点)だった。そのほか、「西南」「西茨城」などがあった。

  名称は、すでに法定協の新市名称検討小委員会で第1次選定66点に絞られた。第2次選定を経て10点以内に絞り込み、2月に開かれる法定協に報告される予定だ。

172とはずがたり:2004/01/17(土) 23:58
<中国・四国> 山口県

http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news02.asp?kiji=3665
111人の巨大議会誕生へ/萩市など

  萩市と阿武郡3町4村でつくる萩広域市町村合併協議会が16日あり、議員の任期は合併特例法を適用して、合併する05年3月6日から1年1カ月余り延長して06年4月30日までとし、報酬は合併前のそれぞれの報酬月額とすることを決めた。この結果、議員数111人のマンモス議会が誕生することになる。

  「議会議員の定数及び任期の取り扱い」案は昨年6月27日の第5回協議会に提案された。その後3回の協議会で審議したが、在任特例いっぱいの任期2年を主張する委員と任期1年もしくは即選挙を主張する委員との間で話し合いは平行線をたどった。会長の野村興児萩市長は「任期1年、報酬は現行のまま」との調整案を出した。

  昨年10月に特別委を設置して内部調整を重ね、両者が歩み寄った。延ばした任期の「1カ月」は、新年度予算案の審議に当たりたいという議員出身の委員の要望を入れたためという。

  議員数が100人を超えると、悩みの種は議場の確保。協議会事務局では既存の施設を使うことにしていて、新築や改築はしないという。

(1/17)

173とはずがたり:2004/01/18(日) 00:02

<中国・四国> 徳島県

http://mytown.asahi.com/tokushima/news02.asp?kiji=3854
「吉野川市」10月1日設置が確定

  鴨島、川島、山川各町と美郷村の麻植郡4町村の合併に関し、麻生太郎総務相は15日、10月1日をもって4町村を廃し、吉野川市を設置することを官報で告示した。これで合併に必要な法的手続きは終了した。

 県内の合併は67年1月に国府町が徳島市に、大麻町が鳴門市にそれぞれ編入合併して以来。「平成の大合併」では初めて。吉野川市は徳島、鳴門、小松島、阿南に次ぐ県内5番目の市になる。人口は約4万6千人で、小松島を抜いて4番目。面積は約144平方キロで10番目。

(1/16)

174とはずがたり:2004/01/18(日) 19:51
<中部> 新潟県

http://mytown.asahi.com/niigata/news02.asp?kiji=5473
合併後の新市名 「上越」でいいの?

  上越市など14市町村の合併を話し合う法定合併協議会で、新市名を決める住民アンケートを実施するべきだとの意見が、町村側から多数でている。同地区は上越市への「編入合併」と決まっており、この場合、編入する側の市名を踏襲するのが一般的。それだけに新市名問題は、比較的平穏とされてきた上越の合併協議の中に、広く住民をまきこんだ議論を呼び起こしそうだ。

  15日に開かれた法定協の新市の名称に関する小委員会の初会合。町村側にも「上越市」を容認する声がある一方で、住民アンケートを求める意見が相次いだ。

  理由は「上越市という名前は、JR上越線沿線と間違われる」。また、新井市などの合併協議会で、編入側の新井市ではなく「妙高市」と決まったことを引き合いに、「うちも全国に通じる名前にするべきだ」などの意見があった。

  また、そもそも「上越市」という名前に反対する声のほか、「名称を考えることで住民に議論の機運を高められる」というものもあった。

  これに対し上越市選出の委員からは「『上越市』が定着している」「アンケート実施はもう少し議論をかわすべきだ」などと牽制(けんせい)する発言もあった。

  ただ、上越市が市民を対象とした昨年のアンケートでは「上越市」で良いと答えたのは50%。木浦正幸市長は昨年11月の記者会見では、「ちょうど50%ということで微妙なバランス。市民のみなさんが二つに割れていると見ることもできる」と発言している。

(1/18)

175とはずがたり:2004/01/18(日) 19:52
<九州・沖縄> 宮崎県

http://mytown.asahi.com/miyazaki/news02.asp?kiji=2981
宮崎市と周辺の合併「三つ股」状態どう調整

  宮崎市とその周辺自治体の合併問題は、9日に田野町が清武町との法定合併協議会の設置を決めたことで、一定の方向性が出た。「宮崎市と高岡町」「宮崎市と佐土原町」「宮崎市と清武町」「清武町と田野町」の四つの枠組みだ。宮崎市と清武町は、複数の協議会に加わることになり、協議会の設置後も難しい議論が続きそうだ。

     (木村 彩子)

  宮崎市と周辺自治体の合併を巡っては、高岡町の住民発議により、同町と宮崎市が昨年11月に県内初の法定協を設置。昨年12月には、合併後の地域自治組織の設置を条件に、宮崎市と佐土原町の法定協が誕生、今月中にも第1回の協議会が予定されている。9日には清武町の一ノ瀬良尚町長が同市に対して法定協設置を正式に申し入れ、宮崎市は3町との法定協で論議することになる見通しとなった。

  津村市長は元来、「財政力をつけて都市間競争に勝つためにも、理想は(宮崎市と宮崎・東諸県両郡の)1市6町の合併」としており、周辺町に対し「とにかく法定協をつくり、最終的に宮崎市を選ぶのかどうか、両天秤(てんびん)にかけていただきたい」と呼びかけてきた。

  田野町は、清武町と2町だけでの法定協設置を選択し、宮崎市との設置を見送った。田野町の丸目賢一町長は、住民アンケートで2町での枠組みを望む声が多かったことなどを、その理由に挙げた。津村市長は「住民に複数の枠組みを提供した上で、最終的に天秤にかけてもらえればと思っていた。なぜこの段階で選択の幅を狭めたのか。残念だ」と悔しさをにじませた。合併特例法の適用期限までに、田野町が再度加わるのは絶望的だ。

  それでも、宮崎市は一度に3町と協議を進めることになる。1市3町で新たな法定協を設置するには、再度、各議会の議決が必要なため、やはり日程的に考えにくい。このため、各協議会の調整は不可避だ。

  清武町の一ノ瀬町長は「他町との協議内容の情報収集も必要だ」と話す。この点について津村市長は「それぞれの法定協の内容やスピードの整合性をとらなければならない」とし、法定協とは別に1市3町での協議機関を設け、各協議会の連携を図る考えだ。

  法定協での協議終了後、各自治体は住民に対し協議内容を説明する責任がある。住民にわかりやすく情報を提供するためにも、宮崎市や清武町は、各法定協での協議結果をまとめて示さなければならない。

  広島県呉市は周辺7町と個別に法定協を設けたが、効率よく作業を進めるため、そのうち6町との法定協を合同で開いている。今後、どのような形で法定協での協議が展開し、合併・非合併が決まっていくのか。宮崎市の調整能力が試される。

(1/12)

176荷主研究者:2004/01/18(日) 21:26
<東北・北海道> 宮城県

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2004/01/20040117t11017.htm
2004年01月16日金曜日 河北新報
宮城・矢本、鳴瀬両町 合併新市名は「東松島」

 宮城県矢本、鳴瀬両町は16日、法定の第9回合併協議会(会長・大森栄治郎矢本町長)を矢本町内で開き、合併特例法期限の2004年度末をめどに発足する予定の新市名を「東松島市」と決定した。
 新市名は候補選定小委員会が昨年末、応募総数5019件のうち、有効だった4719件、2004種類から8候補に絞り、協議会に提案した。

 この日の協議では全会一致に至らず、正副議長と欠席1人を除く全23委員による無記名投票で、東松島市が3分の2を上回る16票を獲得、第1回投票で新市名に決まった。

 「東松島市」を推した委員の主な意見は(1)世界的観光地・日本三景「松島」の知名度を生かせる(2)松島に「東」を冠することで、新市の地理が明確になる(3)観光資源「奥松島」を抱える鳴瀬町だけでなく、矢本町にも航空自衛隊松島基地など「松島」と名の付く施設があり、違和感がない―ことなどが挙げられた。
 2000年国勢調査に基づく「東松島市」の人口は4万3180人。

177とはずがたり:2004/01/18(日) 21:55
>>128
県の提案「笠岡市」「浅口郡4町(船穂町を除く里庄・金光・鴨方・寄島)」

「浅口郡5町の合併研究会」「金光,船穂町+倉敷市」

「里庄町(単独)」「船穂+倉敷」「金光→里庄」

「笠岡(単独)・鴨方+金光+寄島」or「鴨方+金光・笠岡市+寄島」,「船穂+倉敷市」「里庄町(単独)」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040117-00000004-mai-l33
笠岡市と3町の合併研究会が解散 4市町間で思惑に温度差 /岡山

 笠岡市と、浅口郡の鴨方、里庄、寄島の3町による合併研究会会長の高木直矢・笠岡市長は16日、「15日の研究会で解散を決めた」と発表した。昨年5月の発足当初から4市町間で合併への思惑に温度差があり、里庄町が昨年12月に05年3月までの合併特例法期限内の合併見送りを表明するなど、まとまらなかった。
 県が示した合併基本パターンは、同市は単独、同郡は船穂町を除く郡内4町だった。しかし、郡内5町の合併研究会が一昨年11月に発足したほか、金光、船穂の2町は同年12月発足の倉敷市との研究会にも参加。現在、郡内は単独方針の里庄町のほか、船穂町が倉敷市などとの法定合併協議会に加わり、金光町が里庄、寄島の2町との合併に向けて協議を始めることを今月14日に表明した。
 この日の会見で高木市長は「私は、消防や可燃ごみ処理などを一体で行っている1市3町がいい、と思っていたので残念。県が唐突に示した基本パターンが尾を引いた面はある」と述べる一方、「近隣他自治体から話があれば積極的に応じる」とも話した。寄島町を念頭に置いた発言で、今後、郡内の合併枠組みが、「鴨方、金光、寄島」、または「鴨方、金光」と「笠岡市、寄島」のパターンで動く可能性が高くなった。
(毎日新聞)
[1月17日20時21分更新]

178しょむ研水泡:2004/01/19(月) 08:48
>>177
金光町は奈良県天理市と同じく宗教都市(金光教本部)なので、名前が
無くなると地元信者から反発が出そうな気が。

179とはずがたり:2004/01/19(月) 11:49
<近畿>滋賀県
動き激しくまとめてみた
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/gappei/youkaichi.html

http://www.glin.org/prefect/upd/shiga.html
新設 名称:東近江市 合併期日2005.2.11
参加自治体:八日市市, 神崎郡 永源寺町,五個荘町,愛知郡 愛東町,湖東町
★八日市市・永源寺町・五個荘町・愛東町・湖東町合併協議会(法定)
※新市名最終候補5点:あかね,神愛(しんあい),東近江,東びわこ,みどり
※新市名は「東近江市(ひがしおうみし)」
※新市役所に,現・八日市市役所
※神崎郡能登川町が参加を申入れ(11/25),5市町は合併後に,能登川町との合併協議を検討へ
人口78,039 面積317.57

新設/市制 名称:安土市参加自治体:蒲生郡 安土町,神崎郡 五個荘町,能登川町
☆安土町・五個荘町・能登川町合併協議会(2003/1/31解散)
※新市役所に,現・能登川町役場
※五個荘町,合併協議から離脱,3町での合併を断念,法定協議会を解散(2003/1/31)
人口 47,071 面積 71.70

安土市なんて(・∀・)イイ!!と思うんだけどなあ。
合併支援重点地域申請をした"安土市"も巧く行かなかったのか…。
新快速停車駅の能登川,市名を付した安土では五個荘が納得行かなかった?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040113-00000070-kyt-l25
能登川町参入で難航 八日市合併特別委

 滋賀県の八日市市議会合併特別委員会(高村与吉委員長)は13日開いた委員会で、能登川町が1市4町(永源寺町、五個荘町、愛東町、湖東町)の法定合併協議会に参入を申し入れている問題について、現段階では難しいとの判断を示した。
 同市を巡る合併協議は、今の1市4町による枠組みで実現することを前提に議論が進んできた。このため、合併特例法の期限(2005年3月末)から逆算して、新たな合併の枠組みについて、住民説明会の開催やまちづくり計画素案などを練り直すのは困難と判断。議会としては、1市5町での新たな合併協議は時間的にも無理とした。
 この後、全員協議会で同委員会の結論について協議したが、議会には能登川町の参画を前向きに考える雰囲気も根強いという。
 この問題については、同法定協議会の各首長らも、近く協議することにしている。 (京都新聞)
[1月13日22時30分更新]

180とはずがたり:2004/01/19(月) 11:50

<近畿>滋賀県

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040114-00000061-kyt-l25
「湖南市」への合併控え議員らに意見聞く 甲西町長

 滋賀県の石部、甲西両町が今年10月に合併を目指す新市「湖南市」について、甲西町の谷畑英吾町長は14日、同町の元町長や町内の現職国会議員、県議らを町役場に招き、合併についての意見交換会を開いた。
 意見交換会は、現職の国会議員やこれまで町政に携わってきた元町長らに、合併への理解や意見を出してもらうことを目的に初めて企画した。2人の元町長や元町議会議長、町内に自宅がある国会議員、県議ら11人が出席した。
 交換会では、町職員がこれまでの合併協議について説明。出席者からは「新市が目指す人口など、具体的な目標を設定すべき」「東庁舎と西庁舎に分けるのは住民にとって分かりにくい」「住居表示で甲西の名を残してほしい」などの意見が出された。谷畑町長は「いただいた意見を合併調整に反映させたい」と述べた。(京都新聞)
[1月14日22時30分更新]

181とはずがたり:2004/01/19(月) 11:53
>>179
http://www.city.yokaichi.shiga.jp/topics/gappei/index_15.html
に依ると近江八幡の参加を拒否したのは八日市のようであるな。

182とはずがたり:2004/01/20(火) 11:49
<広域合併> 道州制

北海道開発庁は国交省北海道局になっていたのか。

http://news.www.infoseek.co.jp/politics/story.html?q=20mainichiF0120m105&cat=2
<道州制特区>政府、北海道を年内に認定へ 議論に先駆けて (毎日新聞)

 政府は19日、北海道全体を構造改革特区とする「道州制特区」を、道からの申請を受け次第、年内に認定する方針を固めた。従来の都道府県を廃し全国を数ブロックに分ける「道州制」論議が近く本格化することから先駆けと位置づける狙いがある。省庁にまたがる補助金の統合、空港の管理権など国からの権限移譲、国交省北海道局(旧北海道開発庁)の簡素化などを検討している。

 北海道の「道州制特区」構想は、小泉純一郎首相が昨年8月「道州制」のモデルケースとして、高橋はるみ知事に検討を促したのが発端。その後、道が具体化を検討、昨年12月に腹案を経済財政諮問会議に示した。道は、国から道へ移す許認可権限の項目や規制緩和のメニューを現在詰めており、今春、政府に申請する。政府は特区導入と同時に、道との二重行政との批判が強い国交省北海道局のリストラも推進する。

 政府は首相の諮問機関「第28次地方制度調査会」を近く設置、道州制導入に向けた議論を本格化する。ただ「道州制」で通常、想定されるのは抜本的な国からの権限移譲だけに、北海道の構想を「似て非なる発想」(総務省幹部)とみる向きもある。
[毎日新聞1月20日] ( 2004-01-20-00:27 )

183とはずがたり:2004/01/21(水) 01:57
<中国・四国> 山口県

http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news02.asp?kiji=3671
広域合併遠のく/小野田市・山陽町住民投票

  宇部・小野田地区の合併の枠組みをめぐって18日に行われた小野田市と山陽町での住民投票、山陽町長選、同町議補選(被選挙数1)はいずれも、小野田市と山陽町の合併を訴えた1市1町派の勝利に終わった。これに伴い、合併特例法の期限内(05年3月)の広域合併は事実上なくなった。

  宇部市と楠町も含めた法定合併協議会(法定協)設置の是非を問う住民投票を請求した両市町の住民団体は今回の結果について「2市2町の合併は現実的ではなくなった」「1市1町で納得せざるを得ない状況になった」などと、率直に受け止めている。

  ただ、住民運動そのものの敗北とは受け止めていない。とくに「接戦」となった小野田市の住民団体代表の瀬戸信夫さんは「市民がいろいろ考えてくれる引き金になり、その結果が接戦に結びついた」と、運動の成果を分析。「2市2町に結集した住民の力が、将来のふるさとづくりに役立つ」と手応えを感じているという。

  町長選と町議補選にも独自候補を立て「トリプル」の戦いを展開した山陽町の住民団体代表の河村芳高さんも「なんらかの形で、住民の気持ちが行政に届くシステムをつくりたい」と、運動で得たエネルギーを将来につなげたい考えを示した。

  広域合併をめぐっては関係市町間に温度差があるとして、1市1町の合併への支持を訴え続けた小野田市の杉原記美市長は、「住民投票で審判が下され山陽町の合併に専念できる」とひとまず安堵(あんど)の表情を見せた。一方で「2市2町を求める市民がかなりいることを認識した」と述べた。

  杉原市長は「広域というとらえ方で、自治体のあるべき姿を追求しないといけない」と広域合併は否定しない。住民投票で広域法定協設置賛成に投じられた約9800票の「民意」に対して、「1市1町の合併を先行させながら、みなさんの要望がいつの日にか実る努力はしたい」と配慮ものぞかせた。

  山陽町長選で再選を果たした国沢賢之進氏は「小野田市の将来もかかった選挙だったので、ほっとしている」と喜びをかみしめた。小野田市の住民投票の結果を含め、「すべてに勝てたことで、1市1町の合併が住民の意思だと思う」と語った。

  二井関成知事は「宇部・小野田地域の広域合併による中核都市づくりは極めて重要と考え、今後とも地元の取り組みに期待している」とのコメントを出した。

  ■住民投票開票結果■
   ◇小野田市
    賛成 9847票
    反対 10843票
   ◇山陽町
    賛成 5651票
    反対 7512票

(1/20)

184とはずがたり:2004/01/22(木) 13:53
<近畿> 京都府

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040121-00000065-kyt-l26
福知山市が3町を吸収 合併基本4項目決まる

 京都府福知山市と三和、夜久野、大江3町の法定合併協議会は21日、三和町寺尾のセンター三和荘で第6回協議会を開き、福知山市が市の名称と本庁舎を継承し、来年3月に3町を編入(吸収)する内容の合併基本4項目を正式決定した。最大の課題だった合併方式について、3町側が編入を受け入れ、福天地方の合併協議は大きく前進した。
 1市3町と府の46委員が出席し、4項目の協議を進めてきた新市建設計画策定小委員会の報告を受けた。協議では「事前に調整して決めるやり方でいいのか」「周辺部の将来が不安」などと編入方式を懸念する意見も出たが、賛成多数で原案通り決まった。
 会長の中村稔・福知山市長は「もともと仲がよい1市3町が一緒になることになってよかった」と話し、3町の住民とともに新しいまちづくりを進める決意を示した。 (京都新聞)
[1月21日21時30分更新]

185とはずがたり:2004/01/22(木) 14:06
<近畿>滋賀県

高島の方がいいと思う。もっと郡名を大切にすべきだ。宇摩,海津etc

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040121-00000077-kyt-l25
新市名で住民アンケート 滋賀・高島郡6町村合併協

 滋賀県高島郡6町村の合併協議会が21日、今津町の郡民会館で開かれた。住民グループが新市名を「西近江市」から「高島市」に改めるよう求めていることを協議し、6町村の18歳以上と登録外国人にアンケート調査することを決めた。
 調査は両市名のいずれかを選ぶ二者択一式で、18歳以上の住民と登録外国人の約4万6300人に往復はがきを送って実施する。来月3日に送付し、16日までに回収。17日午前9時から、郡民会館で公開集計する。結果を参考に、24日の会合で決める。実施費用は約500万円。 (京都新聞)
[1月21日19時31分更新]

186とはずがたり:2004/01/22(木) 14:15
<東北・北海道> 青森・秋田

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2003/1031/nto1031_6.html
十和田湖境界 青森6秋田4で合意

 青森・秋田両県の県境でもある十和田湖町と秋田県小坂町の境界が未定となっている問題で、両町議会の特別委員会は三十日、十和田湖畔休屋で四回目の合同会議を開き、(1)湖岸北側の境界点は、両町議会が主張してきた二地点の中間に設定(2)湖面の面積割合は「十和田湖町六・小坂町四」−を基本方針とすることで合意に達した。

 両特別委は今後、双方の町長に内容を報告する予定で、最終的な境界決定はトップ同士の協議に委ねられるが、両町長が議会サイドの方針を受け入れるかどうかは微妙な情勢だ。

 湖の北側の境界線は、湖岸から約一・三キロ離れた御鼻部山で途切れている。これまで十和田湖町議会は、桃ノ沢の分水れいに沿って境界を湖岸まで伸ばす線引きを主張。一九五一年に十和田村村長(当時)が、青森県知事に境界設定を陳情した経緯を根拠とした。一方の小坂町議会は、森林管理署が現在も業務上使っている地図(林班図)を参考に、署ごとの業務区域を分けた線を境界線にすべきと主張。議論は平行線をたどっていた。

 この日の会議では折衷案として、双方が主張する境界線が湖岸に達する二点の真ん中を境界点に採用。御鼻部山と結ぶ線をどう引くかについては、町長同士の協議にげたを預けた。また、湖面の面積割合については、六三年に青森・秋田両県が結んだ協定(二年後に撤回)に基づき、「十和田湖町六・小坂町四」とした。

 両特別委は十一月に最後の合同会議を開き、合意内容をあらためて確認した後、十二月の各町議会で報告する。合意内容は両町長にも意見書などの形で伝えることになりそうだ。しかし、複数の関係者によると、特に湖岸北側の境界点について両町長がすんなり合意するかどうかは微妙で、湖面の面積割合も絡み変更が生じることも予想されるという。

http://0bbs.jp/u/tohazugatali/6_1

187とはずがたり:2004/01/22(木) 14:17
<東北・北海道> 青森・秋田

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040122-00000060-mai-soci
<十和田湖>地元2町合意せず 130年越し県境問題は長期化 

 秋田県小坂町、青森県十和田湖町にまたがる十和田湖と周辺の県境が決まっていない問題で、両町長が21日、2回目の協議をしたが、両町議会合同特別委員会の合意事項に小坂町側が同意せず、物別れに終わった。町同士での解決が難しいため、2月の次回協議からは、両県を交えた4者で解決を目指すことになった。130年越しの県境問題は町議会合意で進展が期待されたが、ここにきてさらに長期化の様相を見せ始めた。

 両町議会の特別委は昨年7〜12月、5回の協議を持ち(1)湖面は青森6、秋田4の比率に分割する(2)湖の北側の陸地は双方の主張の中間を取って御鼻部(おはなべ)山頂からほぼ真南に下ろした線で分ける――で合意した。「中山半島は十和田湖町に帰属」など既存の境界線も再確認した。これに両町長が同意し両県議会が議決すれば決着するはずだった。

 21日は湖北側の陸地を重点に協議し、小坂町の川口博町長は当初案を主張した。この線引きは青森、秋田両営林局が管轄を分けるために使っている。町議会合意よりも東寄りで、小坂町の“取り分”が広くなる。これに対し、十和田湖町の渡部毅町長は「双方の(当初の)主張の中間点がふさわしい」と町議会合意の線引きを主張し、ともに譲らなかった。

 湖面と周辺の境界線については、1963年に湖面を青森6割、秋田4割とすることで両町が暫定合意したが、双方が既成事実化を恐れ、2年後に解消された経緯がある。小坂町の説明によると、この暫定的な2年間は、湖や北側の陸地を線引きして町の面積に含め、これに基づき国からの地方交付税が算出された。その際、陸地部分で採用されたのが営林局の線引きだったといい、川口町長は「歴史的観点からもこれが境界線」と主張している。【村川幸夫、野口武則】

 ◆十和田湖の県境◆ 江戸時代は一帯が南部藩領だったため、境界問題は存在しなかった。1871(明治4)年の廃藩置県で東岸が青森県、西岸が秋田県とされたが、湖面の境界線は決められず、その後も暫定合意の時期を除き、ほとんど手つかずだった。(毎日新聞)
[1月22日0時24分更新]

188とはずがたり:2004/01/22(木) 15:24
<中部>静岡県

http://www.shizushin.com/area21/area21_2004011516.html
【2004年01月15日(木)】
「2市1町あり得る」 志太合併協で意向、焼津市議会最大会派

 大井川町の離脱によって、今後の方向付けが迫られる志太二市二町(焼津、藤枝、岡部、大井川)法定合併協議会の在り方について、焼津市議会の最大会派「明和会」(深津三郎会長)は十四日までに、「あくまでも大井川町に枠組みに戻るよう説得しながらも、それがかなわない場合、最終的な選択として、後に残る二市一町で合併を進めることもあり得る」(深津会長)との考え方をまとめ、戸本隆雄市長に伝えた。
 明和会は同市議会の定数二六の過半数を占める自民党議員十六人で構成している。

 深津会長は「大井川町は脱退したのだから、二市一町で強硬に協議を進める、とする訳にはいかない。大井川町を脅したり、せかしたりすることはできない」と説明している。

 戸本市長は七日の記者会見で大井川町を除いた二市一町で協議を続けることに消極的な姿勢を示している。藤枝市の松野輝洋市長はすでに、二市一町での継続に強い意欲を表明している。

189とはずがたり:2004/01/22(木) 21:54
<東北・北海道>福島県
耶麻郡の内,西会津町と磐梯町は不参加ね。
喜多方5市町村併せても人口57,760かぁ。
西会津町と塩原村は単独町/村制。磐梯町は会津若松と合併検討。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040122-00000007-mai-l07
法定合併協への参加を正式決定−−喜多方市など5市町村が同意書 /福島

 喜多方市と耶麻郡の塩川町、山都町、熱塩加納村、高郷村の5市町村は21日、法定の合併協議会へ参加する意思を正式表明した。各首長は喜多方市に同日集まり、同意書を取り交わした。各市町村は26日の臨時議会でそれぞれ法定協の設置議案を提出し、法定協は議決を経て28日に設置される予定だ。各市町村とも既に全員協議会で議会側の意向を確認したうえで法定協への参加意思を固めており、各議会で法案は可決される見通しだ。
 5市町村は当初、北塩原村を含めた6市町村による任意協議会で合併を目指していた。しかし、昨年12月に北塩原村が脱退したため、枠組みを変更した。(毎日新聞)
[1月22日19時5分更新]

190とはずがたり:2004/01/23(金) 22:45
<関連法案>

http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/seiji/20040123/20040123a1840.html
2004年01月23日(金)
都道府県合併を簡素化 市町村に「区」設置可能に

 総務省が自治体の合併推進に向け今国会に提出する地方自治法、合併特例法の各改正案と、2005年3月に期限を迎える同特例法に代わる合併推進法案の概要が23日、明らかになった。政府の地方制度調査会が昨年11月に最終答申した内容に沿ったもので、3月上旬にも提出する方針だ。
 地方自治法改正案は、現行では特別法の制定が必要な都道府県の合併について、都道府県議会の議決を経て国会の同意があれば合併できるとし、手続きを簡素化する。道州制論議の本格化をにらみ、条件整備を目指す。
 住民自治の強化などを目的に、市町村内に「区」を置ける規定も設ける。区は長と協議会で構成。長は市町村長が選任し、協議会の構成員は原則、無報酬とする。市に置くことになっている収入役を、一定規模以下の市は必ずしも置かなくてもいい規定も加えた。
 合併の際に限り、旧市町村を単位として、法人格を持つ「合併特例区」を設置できる規定は、合併推進法案と合併特例法改正案に盛り込んだ。

191とはずがたり:2004/01/25(日) 03:45
<東北・北海道> 青森県

http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=5812
04市町村再編 合併協議の行方混沌
思惑様々「破談」も

 県内各地で進む市町村の合併協議の行方が混沌(こんとん)としている。利害が一致して「縁談」がまとまる地域もあれば、新しい町名や財政問題など様々な思惑から「破談」に至る地域も出始めている。国が7割を負担する「合併特例債」が使えるのは、05年3月までに合併した市町村に限られる。過疎と財政難にあえぐ自治体にとって生き残り策をめぐる選択の期限は迫っている。

●相次ぐ解散

 「4町村とも合併が避けられないとの認識は同じだというのに、残念だ」

 金木町の鳴海義男町長は涙声だった。「市浦村が新規採用を中止せず、広域合併の話を持ち込んだから我々は離脱した」

 22日午後2時。金木、中里、市浦、小泊の津軽北部4町村でつくる法定合併協議会は今月末での解散を決定、4町村長が合併協廃止の協議書に署名した。

 03年2月の法定協発足から1年。昨年9月には新町名を「十三湖町」と決定、合併は目前だった。だが、金木町が昨年末に法定協離脱を表明し、空中分解した。

 同町では新町名が決まってから、住民有志が「十三湖のある市浦村や漁業の印象が強すぎて、他の町村の農業や観光が衰退する」と反対運動を始めた。新庁舎は金木町に置くはずだったが、地理的な理由から中里町に変更する案が浮上。市浦村の04年度の職員採用計画に対しても、金木町議会は「財政が厳しく、合併すれば職員の削減が避けられないのに」と反発、亀裂は深まっていた。

 鯵ケ沢、深浦、岩崎の西海岸3町村の任意協議会も13日、解散を決定。秋田県境の岩崎村が、合併で過疎化に拍車がかかることを懸念し、離脱を表明。昨年3月には、上磯地区の三厩、今別、平舘、蟹田、蓬田による任意協が解散。今別町が「新庁舎建設や水道事業で借金を抱えた蟹田町と合併すれば共倒れだ」と主張したからだ。

 津軽北部や上磯には03年現在、人口5000人以下で、財政の硬直度を示す経常収支比率が90%を超える財政難の自治体が集中する。合併しても、財政破綻や過疎化が解消される保証がない以上、元も子もないというわけだ。

●利害が一致

 一方、比較的順調に協議が進んでいるのは、利害の調整を最小限に押さえられる一対一の小規模合併を目指す地区だ。

 15日には五戸町と倉石村が合併協定に調印し、他の市町村に先駆けて7月に合併することが決まった。「平成の大合併」としては県内初になる。

 経常収支比率が97%強の倉石村は、五戸町への編入合併に生き残りをかけた。久保晴一村長は「対等な立場で協議できた」と強調。三浦正名町長は両町村でまとまって力をつけた後、他地域と大きな合併をする二段階合併の考え方も示す。

 青森市と浪岡町では、中核市への昇格が合併の原動力だ。「日本一の生産量を誇る浪岡町のリンゴで全国に情報発信したい」(佐々木誠造市長)、「空港と港の両方を併せ持つ中核市になれる」(加藤新吉町長)と双方が利点を強調する。

●不協和音

 一方、市部中心に広域合併を目指す地区では不協和音が見え隠れする。

 八戸市など8市町村でつくる八戸地域合併協では、市議と町村議の報酬を合併後、同額にするかどうかをめぐって協議中。市議会は町村議の報酬を市議並みに引き上げれば財政負担が増すことなどを懸念、「温度差のある町村とは無理に合併しなくてもよい」との意見まで出ている。

 弘前市など12市町村による津軽南地域の合併協は昨年、金沢隆市長が同市への編入合併の意向を示し、他の自治体が反発。その後、撤回し、現在法定協で新設合併の方向でまとまりそうだ。

 だが、財政難の自治体にとって合併のうまみは捨てがたいのも現実だ。市浦村は合併協を離脱した金木町を飛び越え、五所川原市との合併を目指す方針だ。三厩村議会も昨年末、蟹田町と平舘村との飛び地合併を決断した。三厩村のある職員は「国の合併特例債は、アメとムチのアメ。分かってはいるが、いずれ青森市の大きな枠組みに救ってもらえるまでは、それで食いつなぐしかない」と漏らした。

(1/23)

193とはずがたり:2004/01/25(日) 04:06
>>191 【解説】
<東北・北海道> 青森県

◆「十二湖町」金木、中里、市浦、小泊町村

金木町が離脱,枠組み崩壊

市浦村は五所川原との合併を目指す方針。(その場合市浦はかなりの飛び地に)
中里町と小泊村は,金木町と3町村での合併を検討へ(その場合小泊飛び地に)
五所川原は広域合併など各種検討

◆鯵ケ沢、深浦、岩崎の西海岸3町村の任意協議会

鰺ヶ沢町は3町村一体で弘前へ合併主張,反対で断念

岩崎村が過疎化を怖れ離脱,協議会解散


◆上磯地区の三厩、今別、平舘、蟹田、蓬田による任意協

今別が蟹田との合流を厭がり離脱・解散

三厩村議会も昨年末、蟹田町と平舘村との飛び地合併を決断した。
蓬田村は単独村制継続へ
三厩村と2町村での合併を検討していた今別町は,単独町制継続を検討へ

194とはずがたり:2004/01/25(日) 04:40
<東北・北海道>秋田県
羽後本荘から由利本荘へ

http://mytown.asahi.com/akita/news02.asp?kiji=5483
本荘由利合併協、新市名は「由利本荘」
 05年3月の合併を目指す本荘市と由利郡7町の合併協議会が22日、開かれ、新市名を「由利本荘市」に決めた。合併後も現在の市町議の任期を一定期間延ばす在任特例については、この日も結論が出ず、小委員会を設けて、改めて意見をまとめることになった。

 新市名は前回合併協で、5候補から「由利本荘市」「本荘市」「鳥海山市」の3候補に絞られていた。この際、委員40人の8割にあたる32人が「由利本荘市」を支持したことから、この日の協議では「投票結果を尊重すべきだ」という意見が大勢を占めた。挙手採決の結果、満場一致で「由利本荘市」に決まった。

 一方、議員定数については、合併後も8市町の議員132人を約半年間在任させるとする案が昨年の合併協で提案されたが、継続審議扱いになっていた。委員からは「決算や予算を見届けるのを理由に、議員を在任させることは、理由にならない」などと、在任特例に批判的な意見が多かった。しかし、「議員を失うことで住民の意見が反映しにくくなる」などとする住民代表の委員もいた。このため議員代表の委員と、住民代表の委員各16人でそれぞれ小委員会を作り、次回の合併協までに意見をまとめることになった。

 新市名決定について、合併協会長の柳田弘本荘市長は「由利郡と本荘市と歴史的な背景のある名前で、円満に決まって良かった。少し名前が長いが、そのうちなじむ」と話した。

(1/23)

195とはずがたり:2004/01/25(日) 04:54
<関東・東京>茨城県

編入/市制常陸大宮市2004.10.16
東茨城郡 御前山村,那珂郡 大宮町,山方町,美和村,緒川村

新設○○町(常北町・桂村・七会村合併協議会(法定))
東茨城郡 常北町,桂村,西茨城郡 七会村

http://mytown.asahi.com/ibaraki/news02.asp?kiji=6927
御前山村 合併巡り住民投票へ

 御前山村議会は23日、臨時議会を開き、合併の枠組みについて住民の意思を問う住民投票条例案を賛成多数で可決した。18歳以上の村民が、現在法定合併協議会が設置されている「大宮町、山方町、美和村、緒川村」か、「常北町、桂村、七会村」の城北地域のどちらと合併協議を進めるかを選択する。住民投票は3月までには実施される。県市町村課によると、合併を巡る住民投票が実施されるのは県内初になる。

 条例案は、「より良い合併を目指す御前山村民の会」(冨田昭、関沢渉、青木辰一代表)が、昨年954人分の署名を集め、1月5日に長山安隆村長に請求。長山村長は21日の臨時議会に提案していた。

 条例では、住民投票は現在法定協で協議が進む大宮町など4町村か、常北町など「城北地域」といわれる3町村のどちらの枠組みで合併を進めるかを選ぶ。住民投票の結果は法的効力はないが、「村長は結果を尊重しなければならない」とされている。

 22日の特別委で、住民投票の対象を15歳以上から18歳以上に修正し、投票率が60%未満の場合は不成立にすることを加えた。この日の本会議では、8対4の賛成多数で可決した。

 長山村長は議会に条例案を付議した際、住民投票実施に反対の意見を付けたが、可決されたことについて「内容をみて厳粛に受け止めていきたい」と話した。

 住民の会は城北地域との合併を望んでいるが、青木馨さん(60)は「条例が可決され、城北地域との合併が多数となるようにしたいが、大宮地域の方が多ければ、協力していきたい」と話した。

 県市町村課によると、合併を巡る住民投票条例は、県内で藤代町、総和町で昨年可決されたが、実施はされていない。

(1/24)

http://mytown.asahi.com/ibaraki/news02.asp?kiji=6926
合併10月16日に 新市名は「常陸大宮」
 大宮町や御前山村など5町村の法定合併協議会が23日、御前山村民センターで開かれた。合併後の新市名は「常陸大宮市」で、合併期日を10月16日にすることが決まった。

 御前山村議会で住民投票条例が可決されたことが報告されたが、会長の矢数浩大宮町長は「日程を変えないように努力していきたい」と述べるにとどまった。

(1/24)

196とはずがたり:2004/01/25(日) 05:36
<中部>新潟県
新潟も政令指定都市取りに来てるねぇ。

http://mytown.asahi.com/NIIGATA/news02.asp?kiji=5503
新潟など12市町村が法定協設置を届け出

 新潟市など新潟地域12市町村の首長が23日、合併のための法定協議会を設置したことを平山征夫知事に届けた。

 篠田昭・新潟市長は「日本海側で初の指定市を目指し、がんばって欲しい」と、総務省で激励を受けたと報告。浅見良一・横越町長は「指定市にならなければ何も意味がない。県も重要課題として取り組んでほしい」などと訴えた。

(1/24

197とはずがたり:2004/01/25(日) 05:44
<中国・四国>高知県

http://mytown.asahi.com/kochi/news02.asp?kiji=2991
3町村が合併協設置/窪川・大正・十和

  窪川町・大正町・十和村が23日、法定合併協議会を設置した。窪川町はすでに大野見村との法定協も設置しており、?掛け持ち?となる。3町村の法定協会長に就任した窪川町の前田哲生町長は「二つの法定協の発展的な再構築も視野に入れて協議していきたい」と述べ、3町村に大野見村を加えた高幡西部地域での合併も模索していく考えを明らかにした。

  発足式と第1回協議会は窪川町であり、合併特例法の期限である05年3月までの合併を目指し、対等合併とすることなどを決めた。

  高幡西部地域の合併を巡っては、4町村が02年4月に任意協を設置しながら、足並みが乱れて法定協設置に至らなかった経緯がある。その後、大野見村民らの住民発議により、住民投票が実施された結果、窪川町・大野見村の法定協が設置された。さらに昨年12月には大正町でも住民投票があり、今回、3町村での法定協設置が決まった。

  高幡西部地域の4町村はいずれも四万十川流域にある。「共通点は多く、小異を捨てて大同につくだけの合併メリットはある」との声も強い。いったん頓挫した高幡西部地域の合併に向け、二つの法定協の再編がどうなるかも注目される。

198とはずがたり:2004/01/26(月) 18:04
<中部>福井県

http://mytown.asahi.com/fukui/news01.asp?kiji=3429
鯖江市×福井市 合併協議が難航

 総合支所権限・自治組織の是非…

 重要事項合意できず 

 合併を1年後に控えている福井市、鯖江市、美山町、越廼村、清水町の5市町村の協議がここに来て難航している。鯖江市は合併後も旧鯖江市のエリアに大幅な自治権をもたせるよう主張。福井市はこれに難色を示しており、双方が落としどころを模索する状況が続いている。「対等合併」の旗印の下、双子都市構想や地域自治組織のイメージだけが先行し、具体的な内容を詰めてこなかったツケが回ってきた形だ。

(川田俊男)

 5市町村の法定合併協議会は昨年12月25日、清水町で5回目の協議会を開いた。住民らが傍聴する中、事務局の職員が「協議が当初の日程より数カ月遅れる見込みです」と発言し、協議のもたつきが明らかになった。

 この日までに49の合併協定項目すべてで合意に達する予定だったが、39項目の合意にとどまった。残り10項目の中には旧福井市以外の旧4市町村に置く総合支所の権限や地域自治組織の設置の是非などの重要事項が含まれている。

●福井を牽制

 福井市の酒井哲夫市長は今月5日の年頭会見で「協議の3分の2は終わった。残りを(次の合併協議会がある)2月末までに合意するのが理想だ」と淡々と説明。しかし、鯖江市の辻嘉右ェ門市長は2日後の会見で「(協議で)議論がかみ合わないという意見が多い。期限ぎりぎりの4月までかかることもある」と牽制(けんせい)し、双子都市構想や地域自治組織の設置などに関する事項について「生命線と言っている以上軽いものではない」と語気を強めた。

●権限で隔たり

 福井市と鯖江市の考え方には大きな隔たりがある。

 総合支所の権限について、福井市は住民票の発行や許認可の受付など、いわゆる窓口サービスをするための出先機関を想定する。これに対し鯖江市は、エリア内の事業の予算配分や許認可についての裁量など、大幅な権限を要望している。

 鯖江市が考える地域自治組織は、国の地方制度調査会が昨年11月に打ち出した制度とは異なる。国の制度では、新自治体の一部として事務を分担するのが主な機能。これに対し、鯖江市の方は、市民や特定非営利活動(NPO)法人などと連携しながら、市民によるまちづくり事業やコミュニティーバスの運行などの鯖江市独自の事業を引き継ぐことを前面に出しているのが特徴だ。総合支所から予算を受ける。

●3町村は静観

 福井市は「同じ事業を旧自治体ごとにやったり、一部の地域だけバスを走らせたりすると新市としての一体性を損なう」といぶかっている。

 鯖江市は主張の背骨とする双子都市構想について、二つの都心をつくるのではなく、都心はあくまで福井市で、鯖江市はものづくりの中心地として位置づけるものだ、と理解を求める。

 他の3町村は静観の構えだ。事務レベルでの協議も遅々として進んでおらず、担当者からは「トップの判断に委ねるしかない」との声も上がり始めている。

●住民投票動き

 一方、協議が難航していることをとらえ、合併反対派の8人の鯖江市議らが合併の賛否を問う住民投票の再度の実施に向けて手続きを始めた。署名活動は2月上旬にもスタートする。市議らは「対等合併と言いながら名称も新庁舎も福井市。事実上の吸収合併で、鯖江市にメリットはない」と主張している。

 鯖江市は昨年4月に武生市との合併の是非と、福井市などとの合併の是非を問うダブル住民投票を実施し、賛成多数で福井市などとの合併を決めた経緯がある。

 仮に鯖江市が離脱すれば新市は人口30万人を大きく下回り、中核市に昇格することは不可能になるだけに、福井市の担当者は「鯖江市への対応は慎重にならざるを得ない」と話している。

(1/26)

199とはずがたり:2004/01/26(月) 18:05
>>198

地方自治法上こんな権限を持たすことが出来るの?

> 総合支所の権限について、鯖江市は、エリア内の事業の予算配分や
> 許認可についての裁量など、大幅な権限を要望している。
> 鯖江市が考える地域自治組織は、国の地方制度調査会が昨年11月に打ち出した制度とは異なる。
>国の制度では、新自治体の一部として事務を分担するのが主な機能。これに対し、鯖江市の方は、
>市民や特定非営利活動(NPO)法人などと連携しながら、市民によるまちづくり事業や
>コミュニティーバスの運行などの鯖江市独自の事業を引き継ぐことを前面に出しているのが特徴だ。
>総合支所から予算を受ける。

まず中核市有りきの合併が問題だな。

201とはずがたり:2004/01/27(火) 17:47
<東北・北海道>秋田県

http://mytown.asahi.com/akita/news02.asp?kiji=5495
新市名は「湯沢市」/湯沢雄勝合併協
議員定数30は否決

 湯沢雄勝合併協議会は26日、新市名を「湯沢市」とすることを決めた。合併で出来る新自治体名の決定は県内で4例目だが、旧市町村名をそのまま使うのは初めて。一方、新市の議員定数を30とし、現議員の任期は合併特例法で05年9月末までとする事務局案は否決した。

 前回の協議会で新市名は「こまち市」「湯沢市」「南秋田市」の3案に絞られていた。

 この日の協議会では「こまち市」を支持する委員が「新しい名称で、新しい町づくりをした方がいい。この名前は米や新幹線で全国的に知られており、覚えてもらいやすい」と訴えた。「湯沢市」を支持する委員は「名前には歴史と実績の重みがある。変えてしまえば、もう再生することは出来ない」と主張した。

 投票は、4市町村長は参加せず、出席の23委員で行った。1回目の投票では過半数に達したものがなかったため、上位2点に絞って決選投票をした結果、「湯沢市」が14票で過半数を制した。「こまち市」は8票、棄権1票だった。

 議員の定数と任期の問題では、議会代表の委員らが「合併初年の05年度予算の決算など、合併の進展を見極めるため、1年7カ月(06年10月まで)在任が必要」と、事務局案に強く反対。しかし、住民代表の委員らが「合併の目的は行財政の改革。議員が長く残るのは逆行だ」「議員定数が30人は多すぎる」などと主張。事務局案は否決され、2月16日に臨時会を開いてさらに検討することにした。

(1/27)

202とはずがたり:2004/01/27(火) 17:54
<中部> 新潟県
もともと
吉田町(2002/10/31),岩室村(1/27)が離脱,岩室村は新潟市と合併協議へ
など求心力に乏しかったか。

http://mytown.asahi.com/niigata/news02.asp?kiji=5518
弥彦村、新市構想から離脱へ

 05年3月末の合併を目指し、法定協議会で議論を進めていた分水町、弥彦村、寺泊町の3町村の合併が振り出しに戻りそうだ。26日に開かれた弥彦村議会合併調査特別委員会が、協議打ち切りを決定したためだ。3町村は、新市設立を目指して、昨年9月から法定協で話し合ってきた。しかし、合併特例債の使い方などをめぐって意見が対立、11月から公式な話し合いを中断していた。

 26日は、3首長らが集まり、今後の方針を話し合った。合併を進めたい分水町、寺泊町に対して、弥彦村の大谷良孝村長は難色を示し、議会に持ち帰って決定したいと結論を保留。午後からの村議会特別委員会で議決した結果、協議継続2に対し反対12となった。

 大谷村長は、特例債をめぐって町村間の信頼関係が失われたと主張してきた。議決後も「こうした中で合併を進めることは、村のためにならないとの結論を得た」と語った。当面は一村独立の方向でいきたいとした。

 3町村の人口合計は3万6千人。約8600人の弥彦村が離脱すると、市の基準となる3万人を満たさない。対等合併で新市設立を目指していた計画は挫折する。

 弥彦村の決定を聞いた寺泊町の高橋誠町長は「最初から合併する気などなかったのではないか。協議してきた2年間は何だったのか。損害賠償も辞さない」と語った。分水町との2町合併については、財政的に困難との考えを示した。

(1/27)

203とはずがたり:2004/01/28(水) 04:17
<近畿・中部>三重県
http://mytown.asahi.com/mie/news02.asp?kiji=5570
伊賀6市町村が合併調印

 11月に新設合併して「伊賀市」を立ち上げる伊賀6市町村による合併協定書の調印式が26日、上野市内のホテルであった。合併特例法による県内の合併調印は、昨年12月に誕生した「いなべ市」に続いて2番目。調印後に各首長が会見し、法定協議会長の今岡睦之・上野市長は各市町村間の合意形成の重要性を強調。合併期日にとらわれずに、住民投票条例案や選挙区問題の解決を優先し、それまでは合併の同意を得るための各市町村議会の開催を見送る考えを改めて示した。

 調印式には、各首長や立会人を務める法定協の委員、関係市町村の議員ら約150人が出席。各首長は合併期日や新市の名称、議員や行政職員の身分の取り扱いなど、21項目が書かれた協定書に署名調印し、続けて立会人らが署名した。

 今岡市長はあいさつで、名張市が昨年2月の住民投票で合併の枠組みから抜けたことを振り返り、「7市町村による合併が長年の共通課題だったので残念だった。今後に夢を託したい」と述べた。新市に向けた課題として、地域が発展していくための住民の理解や、互いに協力し合える土壌づくりを挙げた。

 調印式後、各首長らが記者会見した。今岡市長は「解決すべき現実問題が残っている。合併期日にとらわれずに、きちんとした議論を重ねて『伊賀は一つ』に向けて努力したい」と強調。首長会が中心となって、新市の議員選挙における選挙区問題の調整に取り組む考えを改めて示した。ただ、青山町議会における住民投票条例案の審議に影響があるとして、調整時期や方針は未定という。

 他の首長らは、「合併は大局から考える必要がある」(垂井正・伊賀町長)、「当村は合併の経験がないので緊張している」(稲森稔夫・島ケ原村長)、「合併に向けて住民の気持ちが一つになるよう取り組む」(内保博仁・阿山町長)、「大変厳しい状況の中で合併できることを喜んでいる」(福岡達雄・大山田村長)などと述べた。

 先週、住民投票条例案が議会で継続審議となった青山町の猪上泰町長は「『伊賀は一つ』で、小異を捨てて大同につくということ。今後も町民に訴えたい」と話した。

 一方、出席した各市町村の議員らは、選挙区などを巡る今後の行方に様々な見解を示した。

 ある上野市議は「仮に選挙区を設置しても、34人の定数の割り振りで合意するのは難しい問題だ」。町議の一人は「申請がどんどん遅くなれば笑い物だ。本来は議員間でまとめる問題だが、なんとか首長らに調整してほしい」と話す。ある村議は「合併の目的は財政難対策。喜びより不安が大きい」と話していた。

204とはずがたり:2004/01/29(木) 22:47
<中部>新潟県

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040129-00000006-mai-l15
栃尾市が離脱伝える 馬場市長「民意もう一度確認」−−長岡地域任意合併協 /新潟

 長岡地域任意合併協議会が28日長岡市で開かれ、市議会が法定協設置議案を否決した栃尾市の馬場潤一郎市長が協議離脱を正式に伝えた。馬場市長は報道陣に「3月定例市議会の終了時までに方向性を出したい」と述べ、住民アンケートなどで民意を問うたうえで、合併協議復帰に向けて仕切り直す意向を示した。
 馬場市長は、市民の中に住民投票条例設置に向けた動きがあることに触れて「合併に至らなかったことを不満に思っている市民が多いと感じている」との認識を示し、「市民の真意をもう一度、確認する必要がある」と述べた。
 一方、任意合併協議会は同日、栃尾市を除く6市町村による新市の将来構想などを了承して2月中に法定協議会の設置を目指すことで合意した。栃尾市の途中参加にも門戸を開けておくことも確認した。【金沢衛】(毎日新聞)
[1月29日19時21分更新]

205とはずがたり:2004/01/29(木) 22:51
<東北・北海道> 岩手県

http://mytown.asahi.com/iwate/news02.asp?kiji=4923
田老町長、進退かけ合併議案を1日再提出

  宮古市、田老町、新里村の合併問題で、法定合併協議会設置の議案を否決した田老町は29日、来月1日に臨時議会を開き、法定協設置の議案を再提案することを決めた。「まさか」の事態に、野中良一町長は「進退をかけてやる」と強い決意をにじませるが、可決されるかどうかは、なお流動的だ。

  田老町議会が、臨時議会で法定協設置の議案を否決してから一夜明けた29日朝、3人の首長は慌ただしく新里村役場に集まり、今後の対応を協議した。

  野中町長は「おわび申し上げる。まだ、何とかなる道はあるはず。再提案して可決する努力をする」と説明した。

  運転手の都合がつかず、総務企画部長に車を運転させてかけつけた熊坂義裕・宮古市長と、東京出張をキャンセルした山口通男・新里村長。2人は「ぜひそうしてほしい。ゼロにはしたくない」と話したという。

  その後、野中町長は議長、副議長らと協議し、来月2日に予定していた法定協設置に間に合わせるため、1日に再度、臨時議会を招集し、法定協設置の議案を再提案することを決めた。

  野中町長は「(再提案した議案が)可決されなかったら、町長辞職か議会解散を考える」とまで語った。

  昨年8月、任意協議会設置の予算を提案したときは、反対は3人だけだったという。前日の否決に、野中町長は「全然予想しなかった。参ったなぁ」と、いくらか余裕を取り戻しつつも、「町単独で残ることの難しさをわかってもらうよう、お願いするしかない」と表情は厳しい。法定協で議論を詰め、住民投票などで最終的な賛否を問いたいという。残された時間は、町議に個別に説得にあたるという。

  町議の一人は「町長が『法定協イコール合併』と受け取れる発言をした。あれで、不信感をもった議員がいた」と話す。反対した別の町議は「議決した時と、状況は何も変わっていない。これで議決がひっくり返ったら、議会の恥だ」と冷ややかだった。

  臨時議会は、1日午後2時から町役場で開かれる。



(1/29)

206とはずがたり:2004/01/30(金) 12:52
<東北・北海道>山形県

http://mytown.asahi.com/yamagata/news02.asp?kiji=4731
山形など2市2町国保財政、合併の障碍に?
「健全化」特効薬なく

  山形、上山、山辺、中山の2市2町合併に向けて、国民健康保険事業の財政事情が大きな難題の一つになっている。事務レベルでは「合併までに各市町とも健全な運営状態にする」と申し合わせたものの、運営を健全化させようにも、どの自治体も不況による減収と、高齢化に伴う老人保健への拠出金の増加という悪循環から抜け出す特効薬を見いだせないでいる。

  4市町の合併協議会でも近く、自治体で異なる賦課方式や検診などへの助成制度など給付に関する調整を始める。

  国保の場合、保険料は各自治体で異なるが、サービス(医者にかかった際の給付金の割合)はどの市町の住民も同じ。

  このため、赤字を抱えた自治体と、ある程度の基金をもつ自治体とが合併する場合、住民の間で不公平感が出やすく、合併前に各自治体がどこまで運営を健全化させるかが重要になるという。

加入者は増加

  4市町では、自営業者や年金生活者など住民の約3人に1人が国保に加入している。だが、上山市では昨年競馬が廃止されたことに伴い約100世帯が加入するなど、失業などで国保の加入者は増える傾向にある。

  4市町は98年度から今年度にかけて、相次いで保険料を引き上げた。しかし、保険料は所得に比例する部分もあることなどから収入が思うように伸びず、加入者の増加が自治体の国保財政を締め付けている。

  なかでも最も苦しいのが中山町で、昨年度は約800万円、今年度も約2500万円の赤字が見込まれる。国保基金(昨年度末)も約1億2800万円にとどまり、条例で定めた目標に300万円ほど足りない状態だ。

  1人当たりの年間医療費が県内トップの上山市も深刻で、99年度に約17億円だった国保の支出は今年度19億9千万円が見込まれるという。

医療費減へ対策

  各市町は医療費を抑えるため、保健師による健康相談や温泉利用の促進などさまざまな取り組みに知恵を絞っている。

  こうしたなか、山辺町ではこの冬、より直接的な効果を狙って、65歳以上の町民に限り、町外の病院でインフルエンザの予防接種を受けても補助金を出し始めた。

  インフルエンザが大流行すれば、規模の小さな自治体ほど国保財政を直撃する。医者にかかる人の半数以上が山形市内の病院に行っているという同町の実情を踏まえた措置で、昨年11、12月の2カ月で約120人がこの制度を利用した。

  同町保健福祉課の小松良吉課長は「今後もより即効性のある対策を講じたい」と話している。
(1/30)

207とはずがたり:2004/01/30(金) 12:59
<中部> 岐阜県

凄い厭がられ方だねぇ。

http://www.asahi.com/politics/update/0126/002.html
3市で反対住民が多数 岐阜・東濃4市町合併「白紙」へ

 岐阜県東濃地方の多治見、瑞浪、土岐3市と笠原町の合併について、賛否を投票形式で住民に問う「住民意向調査」は25日に各市町で投票があり、即日開票された。4市町のうち瑞浪市など3市で合併反対が賛成を上回った。この結果、美濃焼産地として知られる4市町の合併は白紙に戻ることになった。

 4市町でつくる法定合併協議会の主催で、事実上の住民投票にあたる。同じ投票形式で四つの自治体が一斉に民意を問うのは、「平成の大合併」でも例がない試みだ。

 4市町のうち合併賛成が反対を上回ったのは笠原町だけ。行政主導の合併に対する住民の反発の強さが浮き彫りになった。

 投票の資格があるのは18歳以上の住民で、4市町あわせて17万9755人。事前登録した永住外国人276人にも投票が認められた。

 投票率は多治見市52.17%、瑞浪市60.73%、土岐市59.29%、笠原町62.11%。全体では56.35%だった。 (01/26 00:16)

208とはずがたり:2004/02/03(火) 00:21
<九州・沖縄> 鹿児島県

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040202-00000018-nnp-kyu
「交付税削減予算組めぬ」 奄美また合併の動き 6市町村提案へ

 合併の枠組みが破たんしていた鹿児島県・奄美大島の六市町村長は一日、法定合併協議会を新たに設置することを申し合わせた。国の地方交付税が大幅に削減され、新年度予算が組めない状況となったため。十三日までに開く臨時議会にそれぞれ関連議案を提案、可決される見通し。

 奄美大島の合併問題は当初、海を隔てた隣の喜界島(喜界町)を含む八市町村で論議されたが、昨年五月以降、同町と龍郷町が「役場がなくなる」などと離脱を表明して枠組みが崩壊。合併論議は事実上ストップしていた。

 合併論議の急展開について、名瀬市の平田隆義市長は「地方交付税が減り、予算編成が厳しくなった。合併特例法の期限が来年三月末と迫っているのも理由だ」と話した。同市の場合、歳入の約三割を占める地方交付税が来年度は本年度比約12%(約六億円)カットされるという。(西日本新聞)
[2月2日2時20分更新]

209とはずがたり:2004/02/03(火) 18:06
<九州・沖縄> 鹿児島県

腐った利権オヤジどもが巣くっているだけの地方議会なんかの云うことなんかを聞くもんじゃない!

http://mytown.asahi.com/kagoshima/news02.asp?kiji=3506
合併協「離脱しない」/隼人町住民投票

 姶良中央地区合併協議会からの離脱の賛否を問う隼人町の住民投票が1日投票され、開票の結果、「離脱しない」が「離脱する」を上回った。投票率(?・?%)、開票結果とも成立条件を満たした。津田和操町長は結果を尊重するとしているが、すでに離脱を決議している町議会との対立が今後、一層深まりそうだ。当日有権者数は2万8824人。

 合併をめぐり、町内には推進論から反対・慎重論まで様々な意見が出
ていた。 商工会を中心とした「住民の会」は、「国分市と商圏は一体」として1市6町の合併推進の立場をとった。一方、「隼人町民の会」は合併による住民サービスの低下、行政区域の拡大などを懸念し、離脱を求めた。

 こうした動きの中で町議会は昨年9月、姶良中央合併協からの離脱を賛成多数で決議。一部では、合併協の構成自治体のうち牧園、横川、溝辺3町議会と意見交換会を開くなど、4町合併を模索する動きも出ていた。

 これに対し、津田和町長は「1市6町での枠組みで合併を」と強調、議会側と対立した形となっていた。ただ、最近は住民投票が成立しなくても結果を尊重するとの考えを示しており、今後の対応が焦点となる。

 住民投票は昨年8月、「隼人町民の会」が直接請求の手続きに入ったが取り下げ、町が条例制定案を議会提出して実施された。有権者の半数以上が投票し、賛否のいずれかが有権者の3分の1を上回ることが成立条件となっていた。

 法定協議会の設置を含め、合併の是非を問う住民投票の実施は県内7例目となる。

(2/2)

210とはずがたり:2004/02/03(火) 18:27
<中部>新潟県
コメントは>>209に同じ。頑張れ,市長!責任有る立場の人は違うねぇ。

http://mytown.asahi.com/niigata/news02.asp?kiji=5558
合併あきらめぬ市長、議会と火花 栃尾

 長岡地域との法定協設置議案を否決した栃尾市議会で2日、「合併はあきらめない」との発言を繰り返す馬場潤一郎市長と、「自立の道を歩むべきだ」とする反対派議員が激論を交わした。

 栃尾市は昨年11月、20歳以上の市民4割を対象にしたアンケートで、合併賛成派が反対派を10・3ポイント上回った。だが、議会は長岡地域との合併に「ノー」の結論を出し、民意とのねじれを起こしている。

 2日の全員協議会で、反対派の議員は「市長は議会の議決を重視すると発言してきた」「あからさまな議会無視だ」などと、市長の言動を牽制(けんせい)。早く自立へ舵(かじ)を切るべきだと主張した。

 一方、市長は「市から住民投票やアンケートを行うことはない。ただ、市民から動きがあれば、尊重する」とかわした。

 すでに賛成派に近い一部の住民有志は、直接請求による住民投票条例の制定などを目指して始動。反対派の11人の議員は連名で「否決報告」のビラを全戸配布するなど、対立が激化している。


(2/3)

211とはずがたり:2004/02/06(金) 23:26
<広域合併> 東北・福島

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040206-00000002-mai-l07
[ふくしま経済点描]東北6県より隣接6県 /福島

 青森、岩手、秋田の北東北3県が大同団結に向けた動きを加速している。道州制をにらんだ動きで、「東北6県の足並みをそろえよう」と、宮城、山形、そしてわが県の南東北3県にも呼び掛ける論調も、一部では出ている。
 「長野県を『信州』と呼ぼう」という知事サンとは違って、北東北3県の知事たちは「県境をなくして州に」と本気だ。町村合併の行き着く先は道州制という論理的帰結の受け皿を、という含みもある。
 一方、具体的にわが県が隣県との合併を考えるなら、茨城、栃木を視野に入れた「FIT構想」や、尾瀬をめぐる新潟、群馬との知事会議「尾瀬サミット」などでも明らかなように、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島の、いわゆる「東北6県」より、宮城、山形、新潟、群馬、栃木、茨城の「隣接6県」の方が身近で現実的だ。遠くの親類より、近くの他人だ。
 新聞やテレビなどでも「宮城県(仙台市)との間にバスが走った」とかいうニュースは時折見かけるが、「隣接6県」のうちの、とりわけ新潟、群馬、栃木、茨城県のニュースは極端に少ない。例えば、県南の各市町村は北関東3県と、会津では新潟県との交流が日常的にあるはずだが、その情報量は「東北」に比べて極端に少ない。ない、といってもいいほどだ。
 「道州制を」という時、相変わらずとらわれているのは、いままでの「東北地方」なのだ。市町村の合併がそれぞれの自由意思に任せられているのなら、都道府県の道州制への参加・不参加、あるいはその枠組みも、これまでの「東北」「関東」「甲信越」などにこだわる必要はないはずで、「東北」の南端の福島県は、「関東」の北や「甲信越」の北との合併だって、あっていい。
 わが県の知事サンは「まだ早計」とばかりに、東北州には消極的な受け答えを繰り返すが、もしかして知事サンの頭にはそのことがあるのだが、いままでの「東北」との付き合いを考えていて言い出せないん?(一宿一)(毎日新聞)
[2月6日19時6分更新]

212とはずがたり:2004/02/06(金) 23:28
<九州・沖縄> 宮崎県

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040206-00000006-mai-l45
「2市2町で法定協を」 異例の投票−−南郷町議会 /宮崎

 阪元勝久町長が法定合併協議会不参加を打ち出した南郷町で5日、町議会の南那珂地域合併問題特別委員会(坂元啓一委員長、議長を除く15人)が法定協設置の是非について異例の投票を実施した。
 委員長と欠席の1人を除く13人が投票。12人が設置に賛成し、枠組みは「串間市を含む2市2町」が過半数の7票を占めた。しかし、串間市は鈴木重格市長、議会とも「合併せず」を明確にしており、同市を含む枠組みの実現性は極めて低い。他の枠組みは、日南市、北郷町との1市2町が4票▽日南市との1市1町は1票だった。阪元町長は「(串間市という)相手がいない」と話した。【木元六男】(毎日新聞)
[2月6日21時3分更新]

213とはずがたり:2004/02/07(土) 10:40
どのマスコミも小さな自治体が消えていくのは不安だという論調になっていて言論統制の臭いすら感じる。
高々2000人程度で自治体を構成して税金の投入を余儀なくされ議員を飼わせている。
人口が3万人以上の自治体に住む者はもっと怒るべきだしマスコミもたかが数千人の自治権という既得権益よりももっと守るべき物があるのではないか?

<東北・北海道>北海道
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news02.asp?kiji=6318
「椴法華」消える?不安強く

函館への編入合併 年内にも
「村民の意思、どこまで反映」

  渡島半島の突端にある人口約1600人の椴法華(とどほっけ)村。函館市への編入合併が決まり、村役場では12月の合併を目指した様々な準備が進んでいる。予定通りなら、合併特例法のもとでは道内第1号になるが、村には「故郷の名前が消えるのは困る」「地域の意思が、どこまで反映されるのか」という不安も根強い。

  合併するのは、函館市、南茅部町、恵山町、戸井町、椴法華村。今回は4町村が函館市に編入される「編入合併方式」で、合併後はすべて「函館市」になる。

  5市町村のうち、最も小さいのが函館市の中心部から東へ車で約1時間半の椴法華村だ。函館市内には、椴法華村より大きい2千人規模の自治会組織がいくつもあり、村民は「函館にのみ込まれてしまう」と不安を口にする。

 村が続けている合併の説明会では「せめて『椴法華』という名前を残してほしい。名前もなくなってしまえば、本当に村が消えてしまう」という切実な「願い」も出た。



「議員は…」も関心高く


  最低得票数84票

  合併に関する5市町村の法定協議会では「椴法華」という名前は残す案が有力だが、村民の不安はそれだけではない。説明会では「現在の村議はどうなるのか」「合併後、市議の定数は増えるのか」という質問も相次ぐ。「地域の意思」がどう反映されるのか、村民には大きな関心事だ。

  合併後の議員数などは調整中だ。現在、椴法華村議は10人。99年の選挙(03年は無投票)の当選者の最低得票数が84票だったのに対し、前回の函館市議選の場合は、村の人口より多い2721票。30倍以上の開きがあり、「椴法華から市議になれる人はいないのではないか」と話す村民は多い。

  高齢化率44%に

  村は漁業とともに歩んできた。だが、高齢化と人口減は止まらず、55年に3799人いた村民は半分以下に。道の推計では2020年には856人にまで減り、同時に65歳以上の高齢化率は44・7%に跳ね上がる。

  財政難も深刻だ。歳入の6割以上が地方交付税と村債で占められる。来年度からは毎年度赤字が続くという予測もあり、「財政を再建できる力はない。破綻(はたん)は目に見えている」という深刻な声が「函館市への編入合併」を推し進めた。

  村が昨年、全世帯を対象にしたアンケートでは、合併が「必要」「どちらかといえば必要」と答えた人は55・9%で過半数を超えた。だが、「合併したら函館市の言うがままになる」「生まれ育った村がなくなるのはいや」などとして反対した村民も少なくない。

  「村は、国に言われる通りにやって、借金もしてきた。それが次は『合併しろ』だ。2階に上がってハシゴを外された思いだ」と、ある村民は苦々しく語る。

  99年版の村のパンフレットに「小さいという不利益を克服し、小さいからできるメリットを生かします」という一文がある。だが、そのメリットが生かせないまま合併の波が押し寄せた。年配の男性は「若い人は、みんな函館へ行きたがる。合併すれば、ここも函館だ。同じところに住んでいると思えば気持ちもまぎれるかな」と、寂しそうに話した。


(2/6)

214とはずがたり:2004/02/07(土) 10:59
<中部>福井県

嶺南地区合併構想

1名田庄村+小浜市,上中町+三方町,大飯町+高浜町
2大飯町+高浜町+名田庄村,上中町+三方町+小浜市
3大飯町+高浜町+名田庄村,上中町+三方町,小浜市

http://mytown.asahi.com/fukui/news02.asp?kiji=3463
小浜市との合併協設置求め
住民発議の交付申請/上中町民

 上中町の住民団体「上中の未来を考える会」のメンバーは5日、小浜市との法定合併協議会の設置を求める住民発議をするため、町に対して請求代表者証明書の交付を申請した。

 申請をしたのは同会の小林和弘さん(60)ら3人。この日、上中町住民センター(町役場)で、津田雅司町長に交付申請書を手渡した。同町は1日に三方町と法定合併協議会を設置しており、小林さんは「三方町との合併は反対はしないが、小浜市との協議も進めてほしいという町民の声も多い」などと訴えた。

 これに対して津田町長は「住民の思いはいろいろあると察している。申請についてはルールに従って進めるが、三方町との合併については地区説明会などを通じて理解してもらえたと思っている」などと答えていた。

 同会は証明書の交付翌日から1カ月間署名活動をする。約6500人の有権者の50分の1以上が集まれば、両市町長は議会に法定合併協設置議案を付議することになる。

215とはずがたり:2004/02/08(日) 23:26
<中部> 岐阜県

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040208-00000123-kyodo-pol
飛び地解消、V字型に 岐阜・武芸川町の住民投票

 岐阜県関市など5市町村の合併が「飛び地」になるか否かの鍵を握る同県武芸川町で8日、合併の是非や枠組みを問う住民投票があり、開票の結果、「関市への編入合併」が最多となった。同町は関市などの法定協議会に合流し、飛び地は解消される見通しとなったが、合併新市はV字型の珍しい地形になる。
 開票結果は「関市への編入合併」が2470票、「岐阜市への編入合併」が806票、「合併しない」が698票。投票率は74・39%だった。
 武芸川町は岐阜市、関市いずれとも任意協議会を設置していたが、合併相手をめぐり町内の意見が分かれたため法定協に参加せず、昨年9月に住民投票条例を制定した。
 武芸川町と同様に関市など5市町村に挟まれる美濃市は合併しない方針を既に決定。八幡町と美並村は3月に計7町村で合併し「郡上市」となることが決まっているため、残る武芸川町が飛び地の「つなぎ役」として期待されていた。(共同通信)
[2月8日23時2分更新]

216とはずがたり:2004/02/10(火) 00:51
<東北・北海道>秋田県

http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20040210k0000m040047001c.html
2004年02月10日
市町村合併:
市議の定数146人に 秋田・大仙市

 05年3月に合併予定の秋田県大曲市と仙北郡7町村の合併協議会は9日、合併後も現議員の身分を保障する在任特例を、1年以内で適用することを決めた。合併で誕生する新市「大仙市」は人口約9万8000人だが、議員定数は合計146になる。同じく特例適用を決めている青森県八戸市周辺8市町村(05年1月合併予定)の定数と同数で、東京都議会(定数127)を上回る全国最大規模となる。

 合併協議会では、「経費削減が合併理由なのに、住民は納得しない」「議員が少なくなると郡部の住民の意見が反映されない」と賛否が割れ、委員49人の無記名投票の結果、賛成27、反対22で特例適用が決まった。

 事務局によると、議員報酬を大曲市の基準(月額37万4000円)に合わせた場合、単純計算すると、年間の議員報酬は9億4309万円になるが、今後報酬額は検討するという。

 「大仙市」の人口規模だと、特例を適用しなければ、地方自治法上の本来の議員定数は最大30人で、基準を大曲市に合わせても報酬総額は1億9388万円という。

 合併特例法は、合併後最長2年まで議員が在任できる特例を設けている。これまでに特例を適用した例は、さいたま市で100人、山梨県南アルプス市で96人などがある。【野口武則】

[毎日新聞2月9日] ( 2004-02-09-19:20 )

217とはずがたり:2004/02/11(水) 01:00
<中国・四国>高知県

http://www.kochinews.co.jp/gappei/gappeiz.htm
高知県の市町村合併の動き
http://0bbs.jp/u/tohazugatali/8_1

218とはずがたり:2004/02/11(水) 19:57
<中部>三重県

場当たり的な行政で無駄だねぇ。
>志摩町役場は94年完成の鉄筋5階建てで余裕もあるが、新市の最南端にあり、不向きとされた。

http://mytown.asahi.com/mie/news01.asp?kiji=5647
「新市役所」 県庁舎間借り交渉中

阿児町の中心部に建つ県志摩庁舎
 10日に合併協定書に調印する志摩郡5町(阿児、浜島、大王、志摩、磯部町)が合併後の新市役所を阿児町鵜方の県志摩庁舎の一部に「間借り」する交渉を進めている。新市役所は同町役場に置くと決めたが、建物が60年建設で古く、まとまったスペースもないため、すぐ近くで空き部屋のある県庁舎に目を付けた。実現すれば、異例のことだ。

 計画では各町役場を「総合支所」として、住民課や水道課など直接住民サービスにかかわる部門を残すため、本庁舎には総務や企画、財政などの部門を収容する。

 合併協は昨年7月、本庁舎を5町の中心部にある阿児町役場と決めた。しかし、同町役場は狭く、支所機能だけで満杯。駐車場も少なく、「市役所にするのは不可能」(合併協議会事務局)という。ほかの4町のうち、志摩町役場は94年完成の鉄筋5階建てで余裕もあるが、新市の最南端にあり、不向きとされた。

 合併協の新市建設計画には「将来的に新庁舎建設について検討する」との文言があるだけだ。

 合併協が目をつけた県志摩庁舎は、同町役場から約300メートルほどの国道沿いにあり、鉄筋4階建て、延べ約4260平方メートル。現在は県南勢志摩県民局の志摩建設部や、保健福祉部、農林水産商工部の一部などが入っている。合併協事務局によると、県の機構改革で部署が縮小されるなどして2階と4階の一部に空きスペースがあり、4階には市長室に利用できそうな応接室が2室ある。

 合併協は県に志摩庁舎使用の要望書を提出し、交渉中。会長の井上大・浜島町長は「今から新庁舎を建てても間に合わない。他に適当な場所がなく、貸してもらうのが一番」。庁舎を管理する県南勢志摩県民局の田岡光生局長は「県有財産の有効活用にもなり、協力したい」と前向きだ。

 ただ、家賃や借りる面積、期間などはまだ決まっていない。しかも、在任特例で合併後、1年1カ月残ることになった5町議75人を収容する議場のめども立っていない。

 同県民局企画調整部の担当者は「合併支援は県の役目だが、家賃無料は無理。県が建物を市町村に貸し出す事例は少ないが、県内で合併が進めば同様の要望が出てくるかもしれない」と話す。
(2/10)

219とはずがたり:2004/02/13(金) 01:40
<中部> 山梨県

田舎の元町議や村議なんてろくなもんじゃないんだからとっとと自主解散しる!!

http://mytown.asahi.com/yamanashi/news01.asp?kiji=6747
合併特例の南ア市議 任期短縮視野に結集

  旧町村議員が合併後も議員にとどまる在任特例の適用で、人口は約7万人なのに93人もの市議が在籍する南アルプス市で9日、「合併特例議員任期と議員定数を考える会」が設立された。「長すぎる」と批判される1年11カ月の特例期間の短縮をめざすもので、87人の議員が会員に名を連ねた。同市では、住民による議会解散請求が今月下旬にも始まる予定で、リコール解散の事態だけは避けたいとの思惑が、「会」への結集に議員らを駆り立てたようだ。

  市役所西別館で開かれた設立総会には80人を超える議員有志が参加した。発起人を代表してあいさつした清水勝則議員は「世論の声とかいろいろある。我々も一生懸命勉強して総意でいい形をつくりたい」と述べた。

  任期や定数についての意見交換はなかったが、「在任特例の意義が市民に理解されていない」として議会として広報活動を行うことも提案された。法的効果を持たせたいとして、任期と定数について話し合う特別委員会を議会に設置することでも合意。特別委設置の臨時議会が16日に開かれることもこの日決まった。

  総会後に会見した清水議員は「合併後のフォローを一生懸命やっていても(任期の批判で)毎日がつらい」と吐露。「議員みずから身を削ることも覚悟で早い時期に答えを出し、市民に理解を求めていきたい」と、時期には触れなかったが、自主解散による任期短縮の意向を示唆した。

  一方、同市内では解散請求の住民運動の準備が進められている。「会」に参加した議員は「リコール運動がなければこんな急な動きにはならなかった。リコール解散のような恥ずかしい事態は避けたい」と話していた。


(2/10

220とはずがたり:2004/02/14(土) 02:10
<東北・北海道> 青森県

http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=5911
津軽南合併協 新規ハコモノ抑制へ

 弘前市の金沢隆市長は12日の記者会見で、津軽南地域合併法定協議会に参加している12市町村の首長間で、新規のハコモノ事業の抑制を申し合わせたことを明らかにした。来年3月末の合併に向け、住民は他の自治体のハコモノと借金額に神経をとがらせており、「駆け込み着工」を阻止することが狙いだ。ただ、各市町村の「良識に期待する」ともしており、実効性が担保できるかどうかは不透明だ。

 金沢市長は「皆さんが努力しましょうと。来年度に健全財政を維持しようということで、皆さんの良識に期待する緩い申し合わせをしました」と述べた。

 市長選告示前の1月下旬、金沢市長は「新規事業を計画している自治体もあり、合併前に『駆け込み』をやめるよう申し合わせた上で、合併協議に入りたい」と強調していたが、2月上旬の首長会議を経て少しトーンダウンした。ハコモノの中には事業が継続中だったり、すでに各自治体の総合計画に盛り込まれたりしているものもあり、強い縛りをかけにくい事情もあるようだ。

 ただ、合併する自治体には、第三セクターのスキー場の失敗で巨額の借金を背負った大鰐町や、赤字予算に苦しむ黒石市など財政事情の厳しい自治体がある。こうした申し合わせが必要な背景には、比較的余裕のある自治体の住民には、過去の負債に加えて合併前の駆け込み事業の借金まで背負わされることへの警戒感があるためだ。

 例えば、平賀町に昨年完成した、巨大なドーム形屋内運動場や温水プールを備えた多目的運動施設「スポーツランドひらか」は、他の市町村の羨望(せんぼう)の対象。また、大鰐町が温泉施設を核とした駅前開発事業を計画していることを苦々しく思っている自治体も多い。

  「財政がとりわけ厳しい自治体が新規事業を計画しているなんてとんでもない、という話が議員の中で出ている。ただ、問題なのは個別の事業の善しあしではなくて、その施設が合併を見据えて新市にとって必要かどうか議論されていないことだ」。ある自治体の議長はこう指摘する。

  法定協では自治体の詳しい財政状況が未だ示されていない。ある弘前市議は「第三セクターや土地開発公社など自治体に関係するすべての団体の財務状況の開示が合併の大前提。その上で、各地域の特色を生かしたどんな施設が必要かという話になる」と話している。


(2/13)

221とはずがたり:2004/02/14(土) 02:27
<中部> 長野県

http://mytown.asahi.com/nagano/news01.asp?kiji=4022
合併賛成「自立」上回る/池田町住民調査

  北安曇郡池田町と町議会が、住民を対象に行った合併についての意識調査の集計が12日、町公民館で行われ、「合併賛成」が有効投票の53・45%を占め、「自立賛成」を上回った。町は一昨年秋の住民意識調査結果をもとに、昨春、「自立」方針を打ち出したが、19日に町議会の特別委員会で集計結果について協議、今年度内に再度、町の方針を確認する。

  調査は、永住登録の外国人を含め18歳以上の町在住の男女9221人を対象に実施。1月19日から調査票を配布し、今月10日までに回収したり、郵便で返送してもらったりした。87・49%にあたる8067人が回答し、有効回答は7816人。

  集計の結果、合併賛成が4178人、自立賛成が3638人だった。合併賛成のうち、南安曇、東筑摩両郡の5町村でつくる安曇野地域任意協をあげた人が61・30%にあたる2561人を占めた。次に多かったのは「松川村」の838人、「松川村と東筑摩郡生坂村」の308人、大町市と北安曇郡八坂、美麻両村が183人などの順。

  山崎袈裟盛町長は「住民投票に近い確度の高い民意として重要な判断資料にしたい」と述べた。合併問題の特別委員長も務める田中昌吉議長は「住民の考えはほぼつかめた。3月定例会前までには結論を出したい」と話した。
(2/13)

222とはずがたり:2004/02/14(土) 02:36
<中部> 福井県 >>66
不協和音が聞こえてきてはいたけど破談になるとは…
本庁舎…松岡町 町名…永平寺町 経済政策…行財政改革指向(上志比村)
でバランス取れなかったのかね?

http://mytown.asahi.com/fukui/news01.asp?kiji=3480
吉田郡3町村/合併を白紙撤回

 首長会見、正式に表明

 松岡町、永平寺町、上志比村の3町村長は12日、松岡町役場で記者会見し、3町村でつくる法定合併協議会を解散し、合併を白紙に戻すことを正式に表明した。3町村は法定協の廃止議案をそれぞれの議会に提案する。法定協設置後に合併が破談するのは、春江町、坂井町に次いで県内で2例目。

 県内で2例目の破談

 会見冒頭、合併協議会会長の砂村義隆松岡町長が「誠に残念ですが、この吉田郡合併は『解散もやむなし』ということになりました」と用意していた文書を読み上げた。砂村町長は、断念に至った理由の一つに、松岡町か永平寺町かで意見が割れた本庁舎位置問題を挙げたが、「まちづくりと行政改革に対する取り組み方にかなりの差があったことが最大の原因だった」と説明した。

 合併後の庁舎位置をめぐる3町村長の協議が不調に終わり、6日の小委員会で合併断念を確認していた。今後の方針について3首長とも他の枠組みでの合併には前向きな姿勢を示したが、具体案は明らかにしなかった。

 法定協は02年12月、県内で4番目に設置された。新町名を永平寺町にすることを決めたが、昨年10月、行財政改革を主張する上志比村と、必要な投資は積極的にすべきだとする松岡町の、まちづくりへの姿勢が違いが表面化。1月以降本格化した本庁舎位置の協議で対立が決定的になった。

記者会見の主な内容は以下の通り。

−−なぜ白紙撤回になったのか。

松岡町長 合併(の取り組み)に対する温度差ではない。行財政改革に対する考え方の差だと思う。

上志比村長 まったく同じだ。

永平寺町 合併に対するわずかな認識の差はあったと思う。

−−行財政改革に対する差とは。

上志比村長 上志比には最小限のインフラがある。合理化、改革をして福祉、教育に力を入れたい。新しいものを建設したいという考えは相反する。

松岡町長 将来、税となって返ってくるような投資は大いにやるべきだ。企業誘致や観光客誘致などに投資し、地域間競争に勝てるようにしたい。

−−本庁舎を松岡町につくるという案に上志比村が反対していたようだが。

永平寺町 新しい町をつくるには譲るものは譲り、こだわる必要はないと思っていた。

上志比村長 地理的な中心(である永平寺町)に核(庁舎)を持っていってそこから周辺に発展していくものと考えていた。

松岡町長 松岡町は、県庁や北陸道(のインターチェンジ)にも近いし、人口も(合併後の新町の)半分ある。これだけは譲れなかった。

−−今後の合併はどう考えるか。

松岡町長 住民の意思を引き継ぎ、今度こそ合併できる枠組みを考えないといけない。(特例債期限の来年3月末に)まだ間に合うと思う。

永平寺町 このままでは競争に勝ち抜く自信はない。最善の郡内の合併がだめになったのだから、議会とともに次善の策を探す。

上志比村長 議会と相談しながら合併する方向で考えていきたい。


(2/13)

223とはずがたり:2004/02/14(土) 02:50
<中国・四国>広島県

周囲を広島にほぼ囲まれる形ながら合併にぐずぐず云う府中町からマツダはとっとと撤退すればいいんじゃ。

http://mytown.asahi.com/hiroshima/news02.asp?kiji=3489
広島市と府中町、初の法定協開催
  広島市と府中町の第1回法定合併協議会が9日、同町の住民グループによる直接請求から11カ月たってようやく開かれた。再び住民投票を実施する意向を示している和多利義之町長は「広島市の財政危機が伝えられ、住民から調査をしてほしいとの要望が出ている」と述べた。両市町の合併の先行きは依然不透明だ。

  会長の秋葉忠利市長のほか、委員24人が出席。会議規定や予算などを事務局の提案通りに決めたが、合併の期日など具体的な議論には至らなかった。府中町の委員からは、市の財政見通しを明らかにするよう求める意見が相次いだ。

  同町では02年6月の住民投票で「単独市制への移行」と「そのまま町で」を合わせた合併反対票が賛成票をわずかに上回った。だが、三つの選択肢の中では、賛成票が最多だった。5月の町長選は合併が最大の争点になるとみられる。

  和多利町長は「前回の住民投票は3択方式だったため、結果がわかりにくかった。決着をつけるには是非を問う形で再び実施するしかない」と話している。


(2/10)

http://mytown.asahi.com/hiroshima/news02.asp?kiji=3488
湯来町と広島市、任意合併協議会設置で合意

  湯来町と広島市は9日、任意合併協議会を設置することで合意した。早ければ4月にも第1回の協議会が開催される見込み。

  この日、中島正子町長が広島市役所を訪れ、秋葉忠利市長に文書で申し入れた。秋葉市長は「湯来町と広島市は通勤、通学など日常生活面でのつながりが近年特に強くなっており、地域の課題を一体的に解決することが望ましい」と述べた。

  申し入れの後、中島町長は「(合併特例法の期限である)来年3月に間に合うよう協議を進めていただけるものと確信している」と話した。

(2/10)

224とはずがたり:2004/02/14(土) 02:53
<九州・沖縄> 宮崎県
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news02.asp?kiji=3069
新富町も交え話し合い協議へ

  新富町が高鍋、木城、川南、都農の4町でつくる法定の東児湯合併協議会に参加を申し込んでいた問題で、4町長は12日、川南町で首長会議を開き対応を検討した。4町長は、近日中に新富町長と同町議長を招き、意向を確認することで合意した。会長の内野宮正英・川南町長は「新富町が本当に合併をする意志があるのか確認したい」としている。

  6日に新富町議会が同合併協への参加申し込みを可決したのを受けて開かれた。協議では、合併協の第2回会合が開かれる26日までに新富町長、議長を交えた5町で話し合うことで合意した。

  内野宮会長は、これまで新富町が度々方針を変えていることなどから、「本当に東児湯で合併する意志があるか、任意協の合意事項をふまえてもらえるかを確認したい」と話した。同町の参加の是非は、その上で協議するとしている。

  新富町の川越俊宏町長は「4町長の話を聞いたうえで判断したいが、新富町としては合併を前提に参加を申し込んでいる。ただし、最終的には住民に判断を仰ぐ」。また、「法定協参加に際しての条件も吟味する必要がある」と話している。

(2/13)

225しょむ研水泡:2004/02/14(土) 15:10
民主が自民に加入戦術を採って鳩山兄弟を通じて麻生総務相に取り入れば
市町村合併も進むかと。

226香川県民:2004/02/14(土) 20:35
香川県
さぬき市民「合併効果なし」が6割
http://www.shikoku-np.co.jp/news/social/200402/20040214000205.htm

「税の負担が増え、きめ細かな行政サービスが受けにくくなった」など、さぬき市民の約六割が合併の効果に疑問を持っていることが、市が昨年実施した市民アンケート結果から明らかになった。また、二十歳以上の大半は「将来も住み続けたい」としたものの、十九歳未満では「なりたい職業がない」など、定住意識が低くなっていることも分かった。

 アンケートは、まちづくりの指針となる市総合計画策定の基礎データを集めるのが目的。市政策課は「合併して二年近くになるが、多様化する市民の意見が集約された。新しいまちづくりの参考としたい」としている。

 調査は昨年十―十二月、無作為抽出法で選んだ十八歳以上の市民二千五百人と、市内の中学二年生五百四十一人、小学五年生五百七人を対象に実施。回収率は市民47・9%、中学生96・9%、小学生97・8%だった。

 市民を対象に聞いた合併の効果では、行財政運営の効率化、希望に沿った行政サービスなど八項目の平均でみると、「効果なし」「あまり効果なし」と「変わらない」を含めると約60%が否定的で、合併のメリットを市民が十分感じていないことが判明。ただ、市制施行によるイメージアップには肯定的な意見が多かった。

 合併後特に悪くなった点は、「税や費用の負担が増えた」「きめ細かな行政サービスを受けにくい」「市内における地域間の格差が見られる」「市政へ市民の意見が伝わりにくい」などを挙げた。

 定住意識調査では、二十歳以上の大半が「家族や家屋、土地がある」を理由に住み続けたいと回答。しかし、十八―十九歳の65%は「生活に不満がある」などを理由に、市外への引っ越しの可能性を示唆している。

 小中学生でみると、「住みたい」と答えたのは小学生約40%、中学生約20%にとどまった。理由は「なりたい職業がこの地域にない」「遊び楽しむにぎわいがない」などとしている。

227とはずがたり:2004/02/15(日) 12:03
<関東・東京> 千葉県

小さく纏まっちゃったねぇ。。

成田市,富里市,多古町,芝山町,栄町,神崎町,栗源町,蓮沼村,横芝町…成田市が否決

成田市、富里市、芝山町、大栄町、下総町、多古町…成田市へ編入に富里市、芝山町、多古町が反撥

成田市,大栄町,下総町…法定協議会を設置。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040214-00000002-mai-l12
法定協設置議案を可決、「1市2町合併」事実上決定−−成田市議会など /千葉

 ◇成田市議会と下総町議会
 成田市を中心とする1市2町(大栄町、下総町)の合併をめぐり、成田市と下総町で臨時議会が13日開かれ、法定協議会設置に関する議案がともに可決された。16日開かれる大栄町臨時議会でも可決される見通しで、事実上、1市2町の枠組みによる法定協の設置が決まった。今後、国から財政上の特例が得られる期限(05年3月)の合併を目指し、本格的な協議がスタートする。
 同日午後から開かれた臨時議会では成田市、下総町ともに一部の議員を除き賛成多数で可決。議会後、成田市役所で記者会見した小林攻・成田市長は「成田の果たすべき役割を多くの市民に理解してもらえた。残された時間は少ないが、間に合うよう取り組む」と述べた。
 成田市をめぐる合併の動きは昨年3月、空港圏の2市8町1村での合併が破たん。新しく就任した小林市長が生活圏と空港圏の一致する2市4町(成田、富里市、芝山町、大栄町、下総町、多古町)の枠組みでの合併案を提示した。しかし、今年1月に開かれた2市4町の首長会議で富里市、芝山町、多古町が、成田市の主張する「(成田市への)編入方式」による合併に異議を唱え、事実上離脱していた。
 小林市長は今後の取り組みについて「3月上旬をめどに法定協を設置する。その後、月1回のペースで開催し、来年3月までに12回ほど開催したい」と述べた。【神澤龍二】(毎日新聞)
[2月14日19時11分更新]

228とはずがたり:2004/02/18(水) 23:19
<九州・沖縄>



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040218-00002113-mai-soci
<対馬市>助役が7人 合併で誕生

 長崎県・対馬6町が3月1日に合併して誕生する1島1市の「対馬市」が、助役を7人置くことになった。本庁と合併前の6町に配置する。新市は全町議が一時的に残る在任特例も適用するため、人口約4万1000人で助役7人、議員90人の体制になる。一極集中を避ける目的だが、行財政の効率化とは逆行する形となる。(毎日新聞)
[2月18日3時3分更新]

229とはずがたり:2004/02/18(水) 23:19
<近畿> 京都府
宮津市…天橋立
加悦町…大江山鉱山
岩滝町…日本冶金
伊根町…舟屋
野田川町…?
何で何もない野田川町がこんなにごねるんだ?

1市4町の枠組みで合併は困難 野田川町長が離脱を表明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040218-00000122-kyt-l26

 宮津与謝1市4町合併協議会が18日、京都府宮津市のみやづ歴史の館で開かれ、新庁舎問題についての協議中、委員の太田貴美野田川町長は「1市4町の枠組みでは合併は困難」と、同合併協から離脱する意向を明らかにした。庁舎問題は一応、継続審議となったものの、太田町長が離脱の方針を示したことで、協議会の枠組みは白紙になる可能性も出てきた。
 全体会で、太田町長は「このままでは各市町の信頼関係がない。住民の良識ある判断でだれもが納得できるまちづくりをするために、協議をうち切ってもらいたい」と発言した。
 これに対し、各委員から「困難だが話し合いで分かりあえる」「合併の是非が、庁舎だけで決まるのは理解できない」などの意見が出て、同協議会長の小西英雄加悦町長が、新庁舎問題を継続審議とすることを決めた。
 しかし、全体会議後、太田町長は「次回の協議には出席しない」と述べるなど、協議会から離脱する意向を示しており、発足から1年4カ月、協議会は今後の展開次第では空中分解する可能性も出てきた。
 新庁舎は、合併後10年以内に建設することで合意していたが、新庁舎の位置と本庁・支所方式については新市建設計画策定小委員会で審議してきた。
 しかし、「方式や場所は明示せず、新市に委ねるべきだ」という宮津市や伊根町の委員と、「建設場所を明文化し、支所設置は最低限に」とする太田町長らが対立。小委員会では結論を出さず、この日の全体会で再協議することにしていた。
 次回は28日午後1時半から宮津市のみやづ歴史の館で開く。(京都新聞)

230とはずがたり:2004/02/20(金) 10:00
<関東・東京> 栃木県

http://mytown.asahi.com/tochigi/news02.asp?kiji=3950
佐野市・田沼町・葛生町 第1号の合併調印

 来年2月28日に新設(対等)合併し、新生「佐野市」に移行する佐野市、田沼町、葛生町の合併協定調印式が19日、佐野市内のホテルであった。住民発議により法定協議会を設置してから約6年。3市町の合併後は人口約12万5800人と鹿沼市を抜いて県内4番目、県内の市としては最大の面積を持つ市が誕生する。

 県内に12ある法定協議会としては第1号となる調印式には、1市2町選出の合併協議会委員をはじめ、茂木敏充・沖縄北方対策担当相、県や県議会関係者ら来賓約150人が出席。経過報告のあと飯塚昭吉・佐野市長、小玉新・田沼町長、立川裕康・葛生町長が60項目の協議事項を盛り込んだ協定書に署名、調印した。

 協議会設置以来、25回にわたる協議会、延べ31回の小委員会で検討を重ねてきた同協議会委員が立会人として協定書に署名した。

 調印を終え、飯塚市長は「この調印が、新たに船出する新佐野市の記念すべき第一歩となる」。小玉町長は「合併に向け今後も、新市計画をはじめ諸施策を着実に進めていくよう努力する」。立川町長は「合併は、必ずや成功するものと確信している」と、それぞれあいさつし、3首長ががっちりと握手を交わした。

 今月から3月にかけて開会する3市町の各議会で合併に関する議案が議決されたあと、3首長の連名で県知事に合併を申請。知事は、総務大臣の同意を得たうえ、県議会の議決を経て合併を決定し、同大臣に届け出る。

 大臣の告示により効力を発するが、同協議会では一連の手続きが終了するのは、9月ごろになるものと見込んでいる。

(2/20)

231とはずがたり:2004/02/20(金) 10:14
ひらなみや四国中央なんかもこれに続け。

http://mytown.asahi.com/shiga/news01.asp?kiji=3762
「高島市」に希望集中

 「西近江」か「高島」か−−。高島郡6町村の合併後の新市名に関する住民意向調査で17日、有効回答者の約85%が「高島市」を希望し、高島地域合併協議会が決めていた「西近江市」に賛成しない意向が鮮明になった。協議会は24日、新市名について再協議するが、住民の願いの強さから「高島市」への改名は必至と見られている。

  外国人を含む18歳以上の住民4万6千人余りにはがきを送って調査した。今津郵便局の私書箱に寄せられていた返信はがきをこの日朝、協議会事務局がある高島郡民会館に運び、住民らも立ち会う公開方式で6町村職員らが集計した。両市名に分けて100枚ずつの束が並べられたが、有効回答者3万7821人のうち「高島」が3万2013人で、「西近江」の5808人を圧倒した。

  協議会が「西近江」と決定したのは昨年3月。一般公募で寄せられた約1900件の中から2回の選考で五つの名称に絞り、協議会委員全員の投票で高島11票、西近江10票、西びわこ7票だったが、規定の3分の2に達した名称がなかった。このため、1、2位の決選投票で西近江15票、高島13票となり、西近江に決まった。

  ある委員は「当時は朽木村が合併協議に不参加で『高島郡』の名が残ることや、現在ある町名は避けたいとの意識が委員の間にあった」と言う。ある町長は「市名や市庁舎位置など重要案件が早く決着しないと、具体的な合併論議ができない焦りもあった」と説明する。

  郡内の郷土史家や元中学校長らが「『高島市』に改名を求める会」を結成し、署名活動を始めたのは昨年8月。郡内の有権者の過半数にのぼる署名簿を添えて改名要望書を出した。今回調査の回答率は約82%と高く、その結果は「民意」の力強い表明にもなった。

  高島地域合併協議会の海東英和会長(新旭町長)は「明白な結果が出たので、意向をしっかり受け止めて協議会に諮りたい。改名を執行部提案にするかどうかは6町村長で検討したい」と言う。

  「改名を求める会」の多胡正代表(79)は「由緒ある高島の名前を末永く継承したいという住民の意思が表明できたし、活動を通じて県外の郡出身者が『高島』に熱い思いを寄せていることも知った。合併協議会のいろんな協議にもっと民意を反映してほしいし、市名改名には委員こぞって賛成してほしい」と話した。

(2/18)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板