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仙台・宮城・陸奥

1とはずがたり:2008/06/05(木) 12:05:28
地区別スレ,遂に仙台も登場。陸奥とは勿論多賀城を首府とする明治以前の陸奥だ♪
本来はにぬけんが立てるべきだが何時迄俟っても立てやがらないので俺がたつヽ(`Д´)ノ

451荷主研究者:2009/11/11(水) 23:03:17

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091105t12034.htm
2009年11月05日木曜日 河北新報
中心商店街にホテル 女性専用フロアも 仙台

ホテルの入り口。2階にフロントがある

 仙台市青葉区中央のクリスロード商店街に6日、ホテル「プレミアムグリーンプラス」がオープンする。市内でビジネスホテルを運営する松月産業グループの12カ所目のホテル。旧ホテル昭和の建物を取得し、全面改装した。

 8階建て。2〜8階がホテルで、1階は松月産業の事務所が入る。客室はシングルを中心に117室。8階を女性専用フロアにした。大中小の会議室も備え、商談や会議などビジネスユースにも対応する。

 JR仙台駅、市地下鉄仙台駅に近い。中心商店街や郊外のアウトレットモールなどに買い物に来る観光客の需要を期待する。

 12月28日までオープン記念特別料金を設定する。シングル1泊が通常6500円のところ、土曜日と祝前日は4700円、火―金曜日は4500円、日、月曜日と祝日は4000円で提供する。

 連絡先は同ホテル022(212)1255。

452荷主研究者:2009/11/11(水) 23:10:57

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091107t12034.htm
2009年11月07日土曜日 河北新報
セントラル自、本社工場12月完成 従業員一部移動

 宮城県大衡村の第2仙台北部中核工業団地に建設が進められているトヨタ自動車の車体生産子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)の本社工場の建屋が、12月1日に完成する見通しとなった。本社移転に伴う従業員の移動も、第1陣として12月下旬をめどに、栗原市若柳の宮城工場に相模原市から約90人が移ってくる。

 新本社工場は2008年12月、起工式を行い、工事は最終段階を迎えている。プレス、溶接、防錆(せい)、組み立て、塗装、成形の各工場から成り、延べ床面積は約10万平方メートルに上る。

 トヨタが中部、北部九州に続く「国内第3の生産拠点」と位置付ける東北で、新工場は中核的な役割を担い、コンパクトカーの最先端工場を目指す。11年1月の本格稼働を予定し、建屋完成後に生産準備に入る。

 12月下旬をめどに栗原市の宮城工場に移動するのは、本社内にある生産設備設計部門の従業員。本社の移転に伴う大規模な従業員の移動は初めてとなる。従業員の移動に合わせ、宮城工場の敷地内に新しい事務棟の建設を進めている。国内の設備製造部門は4月に同工場に集約されており、移動した従業員は設備関係の設計から製造を担う。

 トヨタ関係では、ハイブリッド車向け電池を生産するパナソニックEVエナジー(静岡県湖西市)が宮城県大和町に宮城工場を完成させ、来年1月の本格稼働に向けて準備を進めている。トヨタ紡織東北(北上市)は10月、セントラルの隣接地でシートなど内装品の新工場を着工した。

453荷主研究者:2009/11/11(水) 23:30:35

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091109t14021.htm
2009年11月09日月曜日 河北新報
思い一つ扉開けた 選手・サポーター歓喜 仙台J1昇格

水戸に快勝後、来季からのJ1昇格が決まり、サポーターの声援に応える梁勇基選手(10)ら仙台の選手たち

 この時をずっと待っていた―。水戸市で行われたサッカーのJリーグ2部(J2)ベガルタ仙台―水戸戦で、仙台は4―0で快勝。昇格を争ってきた甲府、湘南が引き分け以下に終わり、来季の1部(J1)復帰を決めた。泣き崩れる選手。喜びを全身で表すサポーター。思いはずっと一つだった。みんな一緒に、J1の扉を再びこじ開けた。

 勝利の歓声もつかの間、スタジアムは異様な静寂に包まれた。甲府、湘南はまだ試合を終えていない。誰もが携帯電話の速報に見入る。引き金はバックスタンドから上がった歓声。「決まったぞー」。歓喜の輪がウエーブのように広がった。

 「まだ夢を見ているみたい」。両手を顔に当てて泣き崩れたのはDF菅井直樹選手。昨季はJ1磐田との入れ替え戦に臨みながら一歩及ばず昇格を逃し、「あの悔しい思いがあったからより強くまとまったチームに成長できた」。
 MF関口訓充選手は丹治祥庸強化部長と抱き合って涙を流した。「自分たち生え抜きの選手が増えてきた中で、J1に戻ることができる。こんなにうれしいことはない」

 悔しい思いをし続けてきたのは、サポーターも同じ。この日、敵地に4000人以上が詰めかけた。

 仙台市泉区の会社員、紺野祐一さん(41)は2001年の昇格シーンも見ている。「昨年の入れ替え戦で悔しい思いをしたので本当にうれしい」と感慨深そうだ。
 「待ちに待って、待ちすぎた瞬間。うれしくて、涙を流す選手につられて涙があふれた」というのは宮城県出身で現在は千葉市に住む主婦の佐竹裕紀さん(32)。チームカラーのタオルで目頭を押さえていた。

<熱い後押しが力/ベガルタ仙台・白幡洋一社長の話>
 感極まって何も言うことがない。昨年、入れ替え戦で敗れて昇格をあと一歩で逃した悔しい経験が生きている。選手の頑張りと手倉森監督の采配(さいはい)、そしてサポーターの熱い後押しのおかげで勝ち得ることができた。

<上位へ活躍期待/鬼武健二Jリーグチェアマンの話>
 6シーズンの間、仙台サポーターが待ち望んだ瞬間が訪れた。スピード感あふれるサッカーは観客を魅了し、警告、退場の少ないクリーンなプレーは称賛に値する。J1でも上位を狙う活躍を期待する。

454荷主研究者:2009/11/11(水) 23:31:13

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091110t12031.htm
2009年11月10日火曜日 河北新報
年間パス販売好調 既に4200枚 仙台・八木山動物公園

来園者で込み合う八木山動物公園の入園券売り場。張り紙で年間パスポートの販売を案内している

 仙台市八木山動物公園(太白区)の「年間パスポート」が4月の発売開始から、順調に売り上げを伸ばしている。低価格が魅力で、10月までに約4200枚を販売した。「1000枚も売れればいい」と思った動物公園の予想を上回る売れ行き。入場者増にも貢献し、4年ぶりに年間50万人の大台に乗る可能性も出ている。

 パスポートは1枚1000円で、一般(高校生以上)向けに販売している。購入日から1年間、何度でも入園できる。通常の入園料は400円で、3回利用すれば元が取れる。

 売り上げが伸びた最大の理由は低価格だ。2006年に来園者1400人を対象に実施したアンケートで、6割弱の人が「1000円なら購入したい」と答えたのを受け、1000円に設定した。多摩動物公園、上野動物園(ともに東京)の2400円の半額以下。秋田市大森山動物園の1200円と比べても安い。

 家族で年10回は訪れる柴田町の調理師大場和広さん(33)は「びっくりするほど安い。動物園は子どもも喜び、何度でも来たい」と話す。
 八木山動物公園の4〜10月の入場者は約43万人で、前年同期より5万人増えた。動物公園は「パスポートと、高速道の自動料金収受システム(ETC)割引の相乗効果でリピーターが増えた」とみる。

 年間入場者の最多記録は1978年度の63万5059人。2005年度はシロクマの展示を始め、前年度比約4万5000人増の50万5864人を記録した。だが、06年度からは毎年約1万人ずつ減っている。
 本年度は順調に推移すれば50万人を超す。年内創刊を目指す季刊誌やホームページ、窓口でパスポートをPRする。

 遠藤源一郎園長は「入場者が増えれば入園料収入が増え、人気動物を導入する契機になる。リピーターが増える魅力的な動物園をつくりたい」と話している。

455荷主研究者:2009/11/11(水) 23:43:53

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091111t12028.htm
2009年11月11日水曜日 河北新報
再び応札ゼロ 2割下げ効果なし 仙台・あすと長町

 仙台市太白区の大規模再開発地「あすと長町」(約82ヘクタール)で、土地所有者の鉄道建設・運輸施設整備支援機構(横浜市)は10日、大規模区画の入札を予定したが、応札者が集まらず、不調に終わった。機構は応札者がゼロだった2008年10月の入札よりも最低売却価格を2割以上安く設定したが、今回も買い手はつかなかった。

 対象はJR長町駅東側の3区画で、面積は約8400〜約1万8300平方メートル。最低売却価格は15億5151万〜27億2689万円。一部区画はことし9月に発表された入札予定地近くの基準地価よりも安く設定した。

 機構は「今の情勢に近いと思っていたが、業者からは『まだ高い』との声もあった」と説明している。当面は今回の最低売却価格を提示し、先着順で購入者を募る。

 あすと長町は、07年5月に「街開き」を行ったが、今月末に開業予定の商業施設以外、大型の進出計画はほとんどない。仙台市都市整備局は「市街地形成が早く進んでほしいと思っていたので残念」と落胆する。

 再開発コンサルタントの一人は「近くの市地下鉄長町南駅(太白区)周辺で商業地の集積が進み、商業系の誘致は難しい。市中心部でマンション、オフィスビルの空き室解消にようやく動きだした状況で、郊外での土地売却は当面難しいのではないか」と分析している。

456荷主研究者:2009/11/11(水) 23:44:22

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2009/11/11 建設新聞
名取市駅前の複合型拠点施設整備
企画提案を掲示・24日まで参加表明
中心市街地活性化へ約7100㎡を想定

 名取市は10日、名取駅前複合型拠点施設企画提案の実施要領を発表した。市の中心市街地活性化基本計画で、主要事業に位置付けられている同施設は、市街地再開発事業などの民間開発を想定。ノウハウを持つゼネコンやコンサルタント会社などに企画提案を求めることで、整備の促進と事業の実現に向けた有効な方法を検討する。施設規模は延べ7100㎡程度を想定している。

 参加表明書の提出は24日まで、企画提案書の提出は22年1月29日までで、2月5日に第1次審査を行い、数点の優秀提案を選定。同月10日にヒアリングを実施し、最優秀提案者を特定する。審査結果の通知は同月12日を予定している。

 参加資格は、同市の競争入札参加登録を行っており、企画提案書の提出期日までに指名停止の措置を受けていないこと。複数企業で結成したチームの申請も認めている。

 対象地は、JR名取駅東口に隣接する同市増田4丁目地内で、敷地面積は5708・18㎡。借地権利者を含む権利者は12人。施設内に設置する公共施設は、延べ3400㎡程度の図書館と同2200㎡程度の地域交流センターを想定している。

 提案内容は▽事業概要▽資金計画▽スケジュール▽周辺環境整備の考え方▽企画提案者独自の提案▽地区外転出希望者への対応策▽複合拠点施設への導入機能の考え方▽整備課台▽維持管理の考え方―の9項目。中活法に基づく認定を受けないものとして作成することとしている。また、企画提案者に対する謝礼金として10万円/件を支払う。

 今年7月に策定した同市の中心市街地活性化基本計画によると、対象区域は約78㌶で、南北に縦断する国道4号バイパスと国道4号を中心に、東は市役所や文化会館、西はJR名取駅、南は図書館、北は消防署までを含むエリア。計画期間は、認定要件の5ヵ年にとらわれず主要事業の実現に向けて熟度を高めていくことに重点を置き、10ヵ年とした。

 市街地再開発事業は今回、企画提案を求める名取駅前複合型拠点施設を含め6地区で計画。特に、公共施設を設置する複合型拠点施設は、市が保留床の一部を取得することで早期実現が期待できるため、再開発の先導的事業に位置付けている。

2009/11/11付1面に掲載。

457荷主研究者:2009/11/14(土) 15:10:54

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091113t12005.htm
2009年11月13日金曜日 河北新報
送電線整備、急ピッチ 仙台圏北部 企業進出で特需

パナソニックEVエナジー宮城工場の近くで、送電線の鉄塔組み立て工事が進む=6日

 トヨタ自動車系企業の進出が相次ぐ宮城県の仙台圏北部で、工場に高い電圧で電力を供給する送電線の整備が急ピッチで進んでいる。大衡村に本社を移転させる車体生産子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)向けの延長約2キロの送電線は、工場完成前の11月から使用を開始。大和町に進出する車載用電池製造、パナソニックEVエナジー(静岡県湖西市)向けの約3.5キロは8月に着工し、鉄塔組み立てなどの工事が本格化している。

 東北電力宮城支店によると、パナソニックEVエナジー用の送電線は電圧が6万6000ボルトで、大和流通・工業団地(大和町)に完成した同社宮城工場と、仙台北部中核工業団地(同)内の変電所を結ぶ。最高約50メートルの鉄塔15基を建設して架線し、工場の本格操業に合わせ、来年2月に使用を始める予定だ。

 工事の進行率は約50%。作業用道路の建設や鉄塔基礎の工事に続き、10月下旬から鉄塔の組み立てを始めた。既に9基が組み上がり、今月中にも架線工事に移る。

 工事を担当する宮城支店仙台技術センターは「今年は台風も少なく工程は順調。工期を守りながら、無事故を最優先に進めている」と話す。

 一足先に6万6000ボルト送電線を整備したのが、2011年1月の本格操業を目指して大衡村の第2仙台北部中核工業団地で建設が進むセントラル自動車の本社工場。送電線は今年5月に着工し、10月までに鉄塔7基を建設、架線工事も完了した。

 同支店によると、大量に電気を使う大規模工場などが立地する場合、企業も一定割合を負担し送電線を整備することは多いが、「今回のように相次ぐのは珍しい」。

 部品メーカーのアイシン高丘(愛知県)が大衡村に設置し、稼働を繰り延べている部品加工工場向けの送電線計画もある。自動車関連産業の集積で、電力インフラも拡充しつつある。

458荷主研究者:2009/11/14(土) 15:19:00

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091113t12007.htm
2009年11月13日金曜日 河北新報
トライポッドなど3社と東北大 組み込みソフト共同研究

 トライポッドワークスなど仙台市内のソフトウエア開発3社が東北大大学院情報科学研究科の青木孝文教授(計算機構論)と連携し、組み込みソフトウエアを効率的に製品化する手法の開発に乗り出す。組み込みソフト市場は経験豊富な技術者を多く抱える大手企業が優位で、新手法の活用で東北の中小企業の参画拡大を目指す。

 開発に参加するほかの企業は東杜シーテックとバイスリープロジェクツ。

 共同研究では、青木教授のアルゴリズム(計算手順)の研究成果を生かし、ソフトウエア開発を効率的に進める手法を考案し、基本設計書にまとめる。来年3月までに手法を確立し、携帯電話向けなどのソフト試作も同時に行う。

 新手法が確立されると、試作品や製品で使われるソフトの開発期間が短縮されるとともに、中小企業の参画が可能となり、組み込みソフト技術者不足に対応できるようになる。産業用ロボットの高性能化、自動車の安全性向上など幅広い分野の活用が期待される。

 共同研究は経済産業省の「戦略的基盤技術高度化支援事業」に採択され、約1億円の支援を受ける。資金面の管理は投資会社の東北イノベーションキャピタル(仙台市)が行う。

 トライポッドワークスの佐々木賢一社長は「東北にはソフトウエア関連の中小企業が数多くある。東北大の技術が地元に循環する形になれば、産業を通じた地域活性化につながる」と意欲を示す。

459荷主研究者:2009/11/14(土) 15:20:00
>>419
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091113t12006.htm
2009年11月13日金曜日 河北新報
名取エアリ 30代子育て層に狙い きょう再オープン

報道関係者に公開された1階の複合衣料品店フラクサス

 宮城県名取市にある東北最大級のショッピングセンター「イオンモール名取エアリ」が13日、3月に撤退した三越名取店の店舗部分をリニューアルし、再オープンする。同社は12日、報道関係者向け内覧会で30代子育て層の顧客獲得に自信を示した。

 名取エアリの五十川清成ゼネラルマネージャーがあいさつし「地域ニーズに合わせた店づくりができた。生まれ変わった名取エアリを見てほしい」と意気込みを述べた。

 名取エアリから北に約7キロの仙台市太白区長町では10月、同じく30代子育て層をターゲットとする大型商業施設「ララガーデン長町」が開業した。同店との競争については「われわれなりの努力を続ければ、客は選んでくれるはず」と語った。

 旧三越部分は地上3階で、賃貸面積約1万平方メートル。1階にアパレル大手ワールドが運営する大型複合衣料品店フラクサスが東北初出店。2階に家電量販店のコジマが入居。3階には親子向けの屋内公園施設や100円ショップのダイソーが入る。専門店側も7店が入れ替わった。

 13日には、プロ野球の横浜や大リーグのマリナーズで投手として活躍した佐々木主浩さんを招き、テープカットをする。

465荷主研究者:2009/11/15(日) 22:57:35

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091115t12032.htm
2009年11月15日日曜日 河北新報
セントラル自 従業員の9割移住希望 宮城各地が本社でPR

県内の住宅物件情報が並ぶセントラル自動車の宮城移転サポートルーム=神奈川県相模原市の本社

 トヨタ自動車の生産子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)の本社工場の宮城移転を見据え、宮城県内市町村の間で、移住してくる従業員の囲い込み競争が熱を帯びている。14日、セントラル自動車本社で開かれたイベントに参加した5市町村の首長らは「わが地域に住んで」とアピール。人口を増やして地域活性化につなげたい市町村の願いは従業員に届いたのだろうか。

<「宮城に国替え」>
 同社の石井完治社長が舞台からお礼を述べた。「宮城に新しい生活を求めて『国替え』する。各市町村には熱心にお迎えいただき、感謝したい」

 14日、同社本社で開かれたサンクスフェスティバル。栗原市と大崎市、大和町、富谷町、大衡村の首長や職員は産地直送の農産物を持ち込むとともに、住宅地の資料を配布した。

 同社が第2仙台北部中核工業団地(大衡村)で建設中の新本社工場は2011年1月に本格稼働する予定だ。従業員約1400人のうち9割の人が宮城移住の意向を示している。従業員の転居は来年春以降に加速するとみられる。

 「黙っていたら、仙台に取られてしまう」(首長の一人)。100万都市の吸引力への警戒が、市町村を従業員の呼び込みに駆り立てる。

 大崎市は4月、JR古川駅に「おおさき移住支援センター」を開いた。同市と周辺市町の不動産約700件、学校、病院、飲食店の情報が手に入る。近く栗原市の同社宮城工場に移る約90人のうち約20人がセンターの紹介物件を契約した。

 河合堯昭副市長は「宮城を新たな古里にする人に、的確な情報を発信するのは地元自治体の仕事。結果的に大崎市が選ばれればいい」と話す。

<生活環境を重視>
 同社が本社に3月に開設した「宮城移転サポートルーム」には、県内市町村が住宅団地のパンフレットやDVDなど地域の情報案内物を置いている。

 大和町の浅野元町長は「安心して暮らせる地域だと、いろんな機会でアピールしていかなければ」と力が入る。

 大衡村では、同社新工場の西隣で県住宅供給公社が92戸の住宅団地開発を進めている。跡部昌洋村長は「工場稼働後に採用される人も呼び込みたい」と言う。

 同社従業員の小松紀之さん(31)は「新しい地での生活は楽しみだが、現地の事情が分からない。生活環境重視で選びたい」と話す。

 加藤隆文さん(33)は既に仙台市泉区に新居を決めたという。「JR仙台駅になるべく近い所を選んだ。新幹線が使いやすい」と語る。

 同社宮城移転支援室の持田善彦室長は「移転当初は賃貸物件に住み、落ち着いてから自宅購入を考える社員も多いようだ。社員が安心して宮城に住めるように支えたい」と話している。

466荷主研究者:2009/11/22(日) 17:23:26

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091117t12032.htm
2009年11月17日火曜日 河北新報
太平洋工業、栗原進出へ 自動車部品大手

 自動車部品製造大手の太平洋工業(岐阜県大垣市)が宮城県栗原市栗駒に工場を開設する方向で検討していることが16日、分かった。トヨタ自動車グループの関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)の増産やセントラル自動車(神奈川県相模原市)の宮城県大衡村への本社移転を見据えた動きで、来春の操業を目指している。

 栗原市は関自工岩手工場とセントラルのほぼ中間点に位置しており、太平洋工業は両工場への製品出荷の利便性から進出候補地にしたとみられる。開設場所は栗原市栗駒の丸八真綿(静岡県浜松市)旧宮城工場。同工場は7年前に閉鎖され、約9ヘクタールの用地に約5000平方メートルの工場棟などがある。

 栗原市が11月中に丸八真綿から土地と建物を購入、太平洋工業に譲り渡す方向で調整している。

 栗原市の工場では当面、ホイールキャップの塗装を手掛ける。将来的にはホイールキャップの製造、ハイブリッド車向け部品などプレス・樹脂部品も視野に入れる。当初の従業員は約30人で、うち約20人を地元で雇用するとみられる。

 太平洋工業は東証、名証各1部上場で、タイヤバルブでは国内シェア95%。主にトヨタグループ向けの車体部品や、ハイブリッド車用バッテリーケースなど金属プレス・樹脂部品を生産する。2009年3月期の連結売上高は約804億円。

 太平洋工業は「東北進出の検討を進めているが、まだ正式に決まっておらず、話せる段階にはない」としている。

467荷主研究者:2009/11/22(日) 17:24:46

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091118t12028.htm
2009年11月18日水曜日 河北新報
トヨタ受注狙い拠点 岩沼・引地精工が宮城・大和に事務所

 生産設備開発・製造の引地精工(宮城県岩沼市)は、トヨタ自動車グループの進出が相次ぐ仙台圏北部の宮城県大和町吉岡地区に、同グループからの受注拡大を目指し、設備保守などを担う新たな拠点を設けることを決めた。

 同社によると、既に同地区に約2000平方メートルの用地を取得し、約200平方メートルの事務所棟の建設を進めている。12月中旬にも完成する予定。当初は従業員5、6人を常駐させる。総事業費は約1億5000万円を見込む。

 同社は生産設備の開発から製造、保守などを手掛け、約10年前からトヨタグループと取引実績がある。

 トヨタの車体生産子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)の宮城県大衡村への本社工場移転など、仙台圏北部にグループ企業の立地が急速に進むことから、新拠点として事務所を設ける。

 グループ各社の工場近くに拠点を設けることで、各社のニーズに迅速に対応する態勢を整え、取引拡大を目指す。引地政明社長は「状況を見極めながら、業務を拡大したい」と話している。

468荷主研究者:2009/11/22(日) 17:26:02

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2009/11/17 建設新聞
青葉区一番町・太陽生命保険
仙台ビルの全面改築に着手へ
既存施設の解体撤去後に着工

 太陽生命保険(東京都港区海岸1丁目2の3 社長・中込賢次氏)は、仙台市青葉区一番町2丁目にある「太陽生命仙台ビル」の建て替えに着手する。

 仙台市青葉区一番町2丁目8の15地内の既存ビルは、青葉通と南町通の間に位置し、敷地面積は1055㎡。先に解体着工した既存ビルはSRC・B1/9/PH2F延べ約6700㎡。築後35年程度が経過し、老朽化が進んでいるうえ、設備等の更新時期を迎えたため、建て替え事業に着手するもの。建て替え後も自社利用を中心に、一部テナント導入が見込まれている。

 今後、施設概要の詳細を固めるとともに、既存施設の解体撤去を終えて、来年度の早期に着工させるものと見られている。

2009/11/17付1面に掲載。

469荷主研究者:2009/11/22(日) 18:20:15
>>47
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091119t12004.htm
2009年11月19日木曜日 河北新報
サンドビック、栗原工場を増築 生産2.5倍に

生産能力が2.5倍となった栗原工場の増設部分

 切削工具製造で世界最大手「サンドビック」(本社スウェーデン)の製造子会社「サンドビックツーリングサプライジャパン」(宮城県栗原市)の本社工場の増築工事が完了し18日、現地で落成式が行われた。切削用超硬チップの生産能力はこれまでの2.5倍となる。

 増築工事は本社工場(約7000平方メートル)に接続する形で7月に始めた。地上2階地下1階、増築面積は約1万平方メートル。増築後の面積は1万7000平方メートルでサンドビックグループでは、スウェーデンの本社工場に次ぐ規模となる。

 増築部分では移設された設備が8月に稼働。新生産設備は需要動向を見て来年、搬入する。総投資額は80億円。従業員は現在175人で、着工が延期されている第2工場が稼働すれば250人となる。これに伴い岩出山工場(大崎市)は8月に閉鎖した。

 落成式にはサンドビック関係者や村井嘉浩宮城県知事、佐藤勇栗原市長ら約90人が出席。藤井裕幸社長は「日本最大の超硬チップ工場となった。栗原から世界へ日本のものづくりの素晴らしさを発信したい」とあいさつした。

 サンドビックは栗原市をスウェーデン、米国と並ぶ世界3大拠点の一つに位置付け、1976年、超硬チップの生産を始めた。延期されている第2工場は「需要回復を見て再開の判断をしたい」(同社)としている。

470荷主研究者:2009/11/22(日) 18:20:55

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091119t13032.htm
2009年11月19日木曜日 河北新報
研究資料を地域に紹介 東北学院大博物館が開館

墨書人面土器など展示物を説明する辻館長(右)

 東北学院大は18日、大学の研究で収集した資料を地域住民や児童、生徒らに紹介する「東北学院大博物館」を、仙台市青葉区土樋1丁目の土樋キャンパス内に開館した。

 博物館前広場で同日、大学関係者ら約40人が出席して記念式典を開催。星宮望学長は「研究資料を伝えるとともに、地域の人との出会いと交流の場になることを願う」とあいさつした。

 博物館は鉄骨平屋、延べ床面積約300平方メートルで、総工費は約5000万円。約180平方メートルの展示スペースに、文学部歴史学科が収集した研究資料や、同大図書館が所蔵する資料約300点が並ぶ。

 多賀城市市川橋遺跡から出土した「墨書人面土器」は、4面に男性の顔が描かれた平安時代の貴重な史料。宮城県松島町の瑞巌寺と共同で同町雄島の海底から採集した中世の石造供養塔「板碑」や、古い聖書なども展示する。

 研究紹介に限らず、歴史資料の扱い方や展示手法を学ぶ博物館実習の授業など、教育の場としても活用する。所蔵する資料は膨大なため、実習の一環で不定期に展示物を入れ替える。

 館長を務める辻秀人文学部教授(考古学)は「大学の研究はあまり知られていない。特に小中高生に研究の雰囲気を感じてほしい」と話している。

 開館を記念して12月17日まで無料開放する。その後は入館料200円。高校生以下や65歳以上、障害者は無料。開館時間は午前9時半〜午後5時で日曜祝日、大学休業日などは休館。

 連絡先は博物館022(264)6920。

471荷主研究者:2009/11/22(日) 18:30:11
>>450
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091121t12015.htm
2009年11月21日土曜日 河北新報
JT跡地の宅地分譲開始 複合開発、本格化 仙台

第1期分譲が始まった「せんだい宮の杜」の住宅街区。左奥に店舗街区が見える

 大手住宅メーカーの大和ハウス工業(大阪市)が仙台市宮城野区の日本たばこ産業(JT)仙台工場跡地で進めている住宅地と商業施設の複合開発「せんだい宮の杜」のオープニングセレモニーが20日、現地であった。一般分譲宅地の第1期販売が始まり、先行オープンした店舗街区と合わせた新たな街づくりが本格的に始動した。

 住宅街区「ブルームスクエア せんだい宮の杜」は、敷地約3万平方メートルに142区画を整備する。店舗街区との境に緑地公園を配して緩やかに分離するなど、環境や安全面に配慮した。

 第1期分譲は16区画を予定。1区画当たり面積は190〜270平方メートルで、販売価格は1040万〜2080万円。このほか年内に建売住宅10棟を販売する予定。

 住宅街区にはマンション2棟分の敷地もあるが、経済情勢などから凍結中。大和ハウス工業は「市場動向を見極めながら判断したい。1棟分は福祉施設への転用も検討している」と話している。

 オープニングセレモニーで同社の沼田茂仙台支店長は「商業施設との一体開発は大きな魅力。利便性と安全、緑あふれるまちをアピールしていきたい」と話した。

472荷主研究者:2009/11/22(日) 18:31:26

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091121t13034.htm
2009年11月21日土曜日 河北新報
仙石線・多賀城駅周辺 29日から上り線高架化

 宮城県は20日、連続立体交差(高架化)事業を行っているJR仙石線で、多賀城駅周辺の上り線1.8キロ(多賀城市東田中―同市伝上山)が29日の始発から高架線に切り替わると発表した。下り線の高架化は2011年度の見込み。

 仙石線は複線で、多賀城駅周辺は現在、地上を走っている。先行して工事を進めていた上り線だけを高架化する。今後は地上の上り線跡地に下り線の高架橋を建設する。

 上り線の高架化によって、工事区間にある4カ所の踏切の遮断時間が現在の30〜70%に短縮される見込みで、周辺の渋滞緩和が期待される。特に多賀城駅西側の東田中踏切は、ピークの1時間当たり遮断時間がおおむね25分から8分に短くなる。

 事業は1999年度に始まった。総工費は128億円。

◎小鶴新田―東塩釜上下11本区間運休/28日夜から29日未明高架切り替え工事

 JR多賀城駅の高架線への切り替え工事で、28日夜から29日未明にかけ、仙石線小鶴新田―東塩釜間で上下11本が区間運休する。運休時間帯はバスで代行輸送し、東北線仙台―松島間でも臨時列車上下4本を運行する。

 運休するのは、上りが午後8時59分石巻発あおば通行き以降の6本、下りが午後9時4分あおば通発東塩釜行きと、午後11時5分あおば通発東塩釜行き以降の4本の計5本。

473荷主研究者:2009/11/22(日) 18:38:39
>>50 >>60
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091120t12019.htm
2009年11月20日金曜日 河北新報
天然ガスの仙台圏北部パイプライン 来月中旬にも供給

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20091120_a3-01.jpg

 トヨタ自動車グループの企業進出が相次ぐ宮城県大衡村などの仙台圏北部の三つの工業団地に、仙台市ガス局が天然ガスを供給するパイプラインの延長工事がほぼ終わり、12月中旬にも開通する見通しとなった。

 延長分のパイプラインは敷設済みの大和町小野の新興住宅地から19.4キロ延ばした。当面の供給先はいずれもトヨタグループで、大和町の大和流通・工業団地で近く稼働する車載用電池製造のパナソニックEVエナジー(静岡県湖西市)、大衡村の第2仙台北部中核工業団地に立地するセントラル自動車(神奈川県相模原市)の2社。

 2社はガスを製造ラインの熱源や空調などに使う。市ガス局は今後、2社と契約を結ぶ。

 仙台北部中核工業団地のトヨタ自動車東北(大和町)にも供給する予定だったが、同社は新エンジン工場の計画を延期しており、供給時期も未定。

 延長パイプラインの供給能力は1時間当たり約6000立方メートル。総工費約19億2000万円で、今年2月に着工した。市ガス局が大衡村に供給するのは初めてで、セントラル近くに進出するトヨタ紡織東北(北上市)とも供給に向け協議中。周辺の自動車関連以外の4社にも働き掛けている。

 市ガス局が10キロ以上のパイプラインを新設するのは1996年以来。セントラルとEVエナジーへの供給量は約90の大口契約事業所のうち上位になる見込みという。市ガス局は「工業団地への供給はまとまった大企業進出がきっかけ。住宅も含め周辺に供給を広げたい」としている。

474荷主研究者:2009/11/22(日) 18:41:17
>>363
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091120t12013.htm
2009年11月20日金曜日 河北新報
宅配飲料水工場を新設、生産能力倍増 アクアクララ東北

操業を始めたアクアクララ東北の新工場

 ユアテック子会社で宅配飲料水製造販売のアクアクララ東北(仙台市)は、仙台市青葉区上愛子の本社敷地内に新工場を建設し、生産能力を約2倍に引き上げた。飲料水の宅配市場が引き続き拡大すると見込み、能力増強が必要と判断した。約5億円(2009年3月期)の売上高を5年後をめどに倍増させるという目標を掲げる。

 倉庫や事務棟も備える新工場は平屋で、延べ床面積約920平方メートル。設備は12リットル入りボトル詰め飲料水を1時間当たり330本製造する能力があり、旧本社工場(160本)から大幅に向上した。手作業が多かったボトル詰めなどの工程は半自動化。顧客から回収して繰り返し使う専用ボトルの洗浄工程も拡充した。投資額は約3億円。

 同社は02年、事業拡大を図るユアテックと、三井物産との共同出資で設立された。アクアクララ(東京)とフランチャイズ契約を結び、特殊フィルターで水道水をろ過し、ミネラル成分を加えて飲料水を製造。直販や約50社の代理店を通じて東北6県で販売している。

 同社によると、顧客の個人や事業所は宮城県内を中心に約1万1000件。景気悪化や他社との競合で伸びは鈍化したが、増加傾向が続いている。宅配料込みで12リットル入り1260円。冷水と温水が出る専用サーバーも貸し出している。

 小島吉雄社長は「自分で水を運ぶ必要がない宅配の魅力や、冷・温水が使える利便性が浸透してきている。催事での無料試飲などで営業を強化し、さらに認知度を上げたい」と話している。

477荷主研究者:2009/11/22(日) 21:52:44

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20091120-OYT8T01543.htm
2009年11月21日 読売新聞
県醤油醸造組合が経営破たん

 東京商工リサーチ東北支社によると、県醤油(しょうゆ)醸造協同組合(大河原町、山口周右衛門理事長)が20日、事業を停止し、破産手続きの開始を仙台地裁に申し立てた。負債総額は約3億5000万円。

 同支社によると、協同組合は1971年、県内の醤油醸造業者が共同出資して設立。本醸造醤油の原液を共同生産するなど業務を拡大し、一時は県内6割のシェア(市場占有率)を獲得、ピークの91年3月期には売上高約8億7000万円を計上した。

 しかし、その後は大手醤油メーカーとの競争激化や景気低迷で生産量が落ち込み、99年3月期以降は4億円台にとどまっていた。

 さらに、理事による在庫の水増し計上が2007年度に発覚。08年3月期は1億3100万円の赤字を計上、債務超過に転じていた。

 協同組合の組合員は現在20数社。組合は「理事長が不在で取材に応じられない」としている。

478荷主研究者:2009/11/29(日) 21:00:46
>>442
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091123t11023.htm
2009年11月23日月曜日 河北新報
松島水族館、仙台移転計画大詰め 市の対応、焦点

 マリンピア松島水族館(宮城県松島町)の仙台港背後地(仙台市宮城野区など)への移転計画が、大詰めを迎えている。焦点は支援を表明している仙台市の対応。「経済効果は大きい」としながらも、背後地内に整備する公園の貸与や、10億円規模の出資には現時点で慎重な姿勢を崩していない。水族館側が2011年度の移転開業を見据える中、市は事業や資金計画の精査を重ねている。

 水族館がまとめた事業計画では、移転候補地は仙台市が整備する高砂中央公園(14.5ヘクタール)の一部約3万5800平方メートル。市から敷地を借り受け、鉄筋コンクリート2階、延べ床面積約1万300平方メートルの建物を建設。大水槽やイルカプールなどの整備を想定する。

 総事業費は80億円台半ばとみられ、金融機関からの融資と公的機関や企業からの出資で、ほぼ半分ずつを賄うという。

 融資は都銀や地元金融機関の協調融資で30億円超を確保するめどが立った。出資は水族館を運営する仙台急行(仙台市)の11億円、仙台市の10億円、国土交通省の外郭団体「民間都市開発推進機構」(東京)の9億円を軸に調整。ほかにも民間企業から合計で10億円以上を組み入れる。

 仙台急行の西条直彦社長は「融資と民間企業からの出資はおおむね目標に達しつつある」と見通しを明かす。移転実現の焦点は、公園使用の許可と出資をめぐる仙台市の判断に絞られた形だ。

 松島水族館が老朽化による移転構想を発表したのは昨年6月。仙台市に対して7月、仙台港背後地への移転に協力を要請した。梅原克彦前市長も後押しする考えを伝えていたが、ことし7月の市長選で奥山恵美子市長にトップが交代した。

 市は現在、水族館側に質問状を出すなどし、事業の仕組みを精査している。奥山市長は16日の定例記者会見で「公園利用地を貸すことなど支援を決断するには、議会や市民にきちんとした説明をするための作業が必要」と説明する。

 市は、水族館誘致による経済効果を、開業年度に63億〜79億円と試算。「港周辺の集客力が高まる。10億円の出資も固定資産税や公園使用料で将来的に回収可能」とメリットを説明する。

 一方で、市内部には「資金計画の確実性など事業の中身を見極めなければならない」と公金の支出に慎重な声も根強い。

 水族館側は11年夏のオープンを目標にしており、既に立地を見据えた県警との交通協議は終えた。年度内に着工し、11年春以降に松島からスタッフや動物などを移す―との青写真を描いている。

 市が関与する移転計画は、一部慎重意見がある市議会の議決も、事業化へのハードルとなる。公園区域内への設置をめぐって市建築審査会の同意も必要だ。

 西条社長は「仙台の経済界から広く支援を受ける仕組みが整いつつある。県内唯一の水族館を存続させるため、移転への理解を得られるよう努めたい」と話している。

479荷主研究者:2009/11/29(日) 21:02:34
>>370
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091123t13019.htm
2009年11月23日月曜日 河北新報
「トラック100円」効果で6割増 仙台松島道路交通量

 宮城県がトラックやバスを対象に10月18日から試行的に通行料金を割引している仙台松島道路(三陸自動車道利府中―鳴瀬奥松島インターチェンジ)の交通量が、100円に大幅値下げした午前0〜4時に前年同期と比べ6割増えたことが22日までに分かった。

 実験開始後1カ月の通行実績によると、10月18日〜11月15日の午前0〜4時は前年同期比で平日が61%、土日曜・祝日が59%それぞれ増えた。同時間帯はこれまで最大700円(中型車)だったのを100円に引き下げた。3割引きにした時間帯でも12〜23%増えた。

 県道路課は「トラックなどが一般道路から料金の安い仙台松島道路に乗り換えたようだ」と分析している。

 同じく割引が行われている仙台南部道路全区間は、100円に割り引かれる午前0〜4時でも4、5%増で大きな伸びは見られなかった。

 両道路は県道路公社管理区間。通行料金を下げる物流支援実験は来年3月まで、自動料金収受システム(ETC)を搭載したトラックやバスなどを対象に行われる。

480荷主研究者:2009/11/29(日) 21:08:46
両区間とも渋滞が激しいイメージがあるだけに優先順位が低いとは思えないのだが・・・。
>国道4号仙台バイパス拡幅(鶴ケ谷地区)と国道45号坂下拡幅(苦竹地区)は、それぞれ減額

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091125t11040.htm
2009年11月25日水曜日 河北新報
直轄道路費 仙台分4〜35%減 整備局、市長に説明

 東北地方整備局の青山俊行局長は24日、奥山恵美子仙台市長に、政府の2010年度予算編成の概算要求を基に算定した市の各事業費の見込み額を説明した。国直轄道路事業費は09年度当初予算と比べ4〜35%減る見通し。

 維持管理などを除く建設系に限ると、24〜60%減と削減幅が大きくなる。休止事業はなかった。

 09年度当初予算で14億円が盛り込まれた仙台東部道路の仙台港インターチェンジ建設工事は、6億〜8億円にとどまる見込み。国道4号仙台バイパス拡幅(鶴ケ谷地区)と国道45号坂下拡幅(苦竹地区)は、それぞれ減額され、1億〜3億円で用地買収を進める。

 完成時期が近い事業は国が優先的に整備する方針。11年度完成予定の国道4号長町拡幅(諏訪町地区)は必要な1億〜3億円を維持。12年度完成予定の国道45号仙台東部共同溝(原町地区)2.4キロも必要額の7億6000万〜9億3000万円を確保する。

481荷主研究者:2009/11/29(日) 21:09:26

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091125t15044.htm
2009年11月25日水曜日 河北新報
宮城野通にぎわい創出 清掃通し愛着心育つ 仙台

清掃活動を終え、ごみ袋を集める協同組合加盟社の従業員や住民ら=10月30日、仙台市宮城野区の宮城野通

 仙台市宮城野区のJR仙台駅東口と、プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地・クリネックススタジアム宮城(Kスタ宮城)を結ぶ宮城野通(約1.5キロ)で、交通量の増加に伴う環境整備が進んでいる。長年、官民一体で取り組んできた美化活動も、通りへの愛着心を盛り上げた。東口が「駅裏」と呼ばれていた時代を知る人たちは、安全安心で活気ある通りに目を細めている。

 人の行き来が多くなった宮城野通に7月、自転車と歩行者の接触事故を防ぐための自転車専用レーンが国のモデル事業として新設された。にぎわい創出の原動力の一つとなった東北楽天にちなみ、「イーグルロード」と命名。レーンの色はチームカラーのクリムゾンレッドを採用した。約250メートルのレーンは本年度末までに、約650メートルまで整備される予定だ。

 10月には、通りに面した榴岡公園の入り口が石畳の広場として再整備され、新たにベンチを設置。同区公園課は「行き交う人たちが、ゆっくり休める場所をつくりたかった」と説明する。

 宮城野通への地域の愛着心は強い。イーグルロードの愛称や色の指定を区に働き掛けたのは、通り周辺の企業約70社でつくる仙台駅東口商工事業協同組合だった。

 組合と地域の10町内会、区が1999年に始めた通りの一斉清掃は、年3回の恒例行事として定着。10月30日朝にあった今年最後の清掃には約230人が集い、約1時間ごみ回収に汗を流した。

 市は91年度と2008年度、宮城野通のほぼ同一地点で自転車の交通量調査を実施。午前7時からの12時間で、91年度に2256台だった通過数が、08年度には約2倍の4461台に増えた。

 区まちづくり推進課は「全国からスタジアムに野球ファンが集まる今、宮城野通は仙台の立派な表玄関。清掃に参加する企業も増え、地域全体が通りを大切にしている」と話す。

 組合は92年、「仙台駅東口地区 50万人が行き来する街づくり」と題する計画を立てたことがある。宮城野通の近くで生まれ育った組合の松坂卓夫理事長(51)は「『駅裏』を一日50万人が歩く街にするのが目標だったが、当時は虚妄と笑われたものだ」と振り返る。

 今では隔世の感を抱きながら、「東北楽天の優勝パレードや光のページェントをやってみたい」と夢を膨らませている。

482荷主研究者:2009/11/29(日) 21:14:18

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091125t12029.htm
2009年11月25日水曜日 河北新報
仙台圏北部に針路 トヨタと取引 東海・関東の中小企業

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/091125_toyota_01k.jpg

 トヨタ自動車グループの進出が相次ぐ仙台圏北部で、東海や関東地方に本社があり、運送や設備保守などを手掛ける企業が営業所などを新設する動きが広がっている。いずれもトヨタと取引実績がある中小企業で、自動車生産や企業集積の状況を見ながら今後、規模拡大も検討するという。

 トラック運送業の大五運送(静岡県浜松市)は宮城県大衡村衡下地区に進出した。いずれもトヨタグループのセントラル自動車(神奈川県相模原市)とパナソニックEVエナジー(静岡県湖西市)が仙台圏北部でそれぞれ稼働準備中の工場の中間地点で、約2万4000平方メートルの用地を取得。11月に「宮城物流センター」を開設した。

 12月に部品や製品輸送の業務を本格的に始め、来年1月には床面積1750平方メートルの配送センターを建設。総事業費約12億円を見込む。従業員5人が常駐し、地元採用も10人以上を予定する。

 主要取引先のEVエナジーを含め、東北での受注拡大を図る。「今後の設備増設も見据え、広めに土地を取得した」(大五運送)と言う。

 設備工事のサンエイ(愛知県刈谷市)は、セントラルなどが進出する第2仙台北部中核工業団地(大衡村)に約5000平方メートルの用地を取得。7月に仮営業所を設け、年明けから従業員2人を常駐させる。今後、倉庫兼営業所を建設する考え。

 同社は製造ライン機械の設置、移設、修理などを手掛け、2009年3月期の売上高は257億円。主な取引先はトヨタグループで、これまでグループの進出に合わせ九州や北海道に営業所を設置。東北進出も決めた。

 電気工事のアシノ電設(相模原市)は大衡村駒場地区に約5000平方メートルの用地を取得、営業所を構えた。生産設備、照明などセントラルの工場の電気工事受注を狙う。従業員を4、5人配置して倉庫兼作業場を建てる方針で、総事業費は計約1億円を見込む。

483荷主研究者:2009/11/29(日) 21:16:52

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091125t12014.htm
2009年11月25日水曜日 河北新報
餃子の王将 仙台一番町に来月25日オープン 東北初

 「餃子の王将」を展開する王将フードサービス(京都市)は24日、東北初の店舗を仙台市に設ける計画を正式に発表した。「仙台一番町店」を同市青葉区一番町4丁目に来月25日、オープンさせる。

 新店は直営店で2階建て、座席数77。仙台市役所や宮城県庁に近いアーケード街のコーヒーショップ跡地を活用する。主力メニューのギョーザの具材などは当面、千葉県船橋市の自社工場から調達する。

 同社の鈴木和久専務は「今後数年で、仙台を中心に東北で数十店規模に拡大したい」と話している。将来的には、セントラルキッチン(集中調理工場)を東北に建設することも検討する。

 王将フードサービスは現在、全国で直営店とフランチャイズ店計543店を展開している。

484荷主研究者:2009/11/29(日) 21:26:34

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091127t12034.htm
2009年11月27日金曜日 河北新報
仙台港、整備着々 自動車産業集積に対応

自動車産業の集積を受け、物流機能の強化が進む仙台港=仙台市宮城野区

 宮城県大衡村に建設中のトヨタ自動車の車体生産子会社セントラル自動車(神奈川県相模原市)本社工場が、2011年1月に本格稼働するのに向けて、仙台港(仙台市宮城野区)で完成車を積み出す態勢整備が進んでいる。車を積み降ろしする際の一時保管場所「モータープール」の拡張工事は年末に本格化。大型船対応のため埠頭(ふとう)前の海底を掘り下げる工事は6月に始まった。宮城県は自動車産業のさらなる集積を見据え、港の機能強化を目指す。

 モータープールとシャシー(車台)置き場を合わせた車の保管用地は現在10.4ヘクタール。プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地、クリネックススタジアム宮城のグランド8個分に当たり4000台を保管できる。

 宮城県はセントラル自動車新工場の本格稼働に備え、保管用地を10年秋までに16.0ヘクタールに拡張する計画。保管台数は7000台に増える。

 雷神埠頭近くの「みなと公園」と、県仙台塩釜港港湾事務所敷地を転用しモータープールを整備。港湾事務所は仙台港国際ビジネスサポートセンター(アクセル)に移った。

 拡張で関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)とセントラル自動車の年間生産約50万台に対応する。宮城県は09〜10年度に7億円を投じる。11年度以降は自動車の生産状況に応じ、埠頭周辺の事務所用地などを再編して整備。保管用地は20年ごろまでに現在の2.5倍に当たる26.1ヘクタールに広がり生産約70万台に対応する計画だ。

 完成車の積み出し増加に備え、クレーン設備を使わずに積み降ろしできるRORO(ロールオン・ロールオフ)船と自動車運搬船の大型化への対応も進む。

 国は6月、雷神埠頭前の海底を掘り下げ、水深を7.5メートルから9.0メートルにする工事を始めた。入港できる船は5000トン級から1万トン級になる。積み込める車はほぼ倍の1隻700〜800台に増える。10年秋に半分程度が完成する見込み。

 仙台港は東北の自動車産業の物流拠点。関自工岩手工場は生産台数の9割以上に当たる完成車26万台(08年度)を名古屋に向けて積み出している。ほとんどのメーカーが東北各県向けの新車を荷揚げする。宮城県土木部は「埠頭のインフラ整備が仙台港の物流メリットを大きくする」と期待する。

485荷主研究者:2009/11/29(日) 21:27:26

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091127t11025.htm
2009年11月27日金曜日 河北新報
環境問題で連携協定へ 仙台市と東北大が30日調印

 仙台市と東北大大学院環境科学研究科は26日までに、環境問題の解決に向けた連携を強化するため、協定を締結することで合意した。30日に市役所で調印式を行う。市は専門的な知見を得て「環境政策力」の向上を目指し、大学側は研究成果の地域への還元を狙う。自治体が大学と締結する例は多いが、環境問題に特化した協定は全国的にも珍しいという。

 協定の内容は人事交流が中心。仙台市は若手職員を東北大に社会人入学させるほか、大学で開催する環境問題をテーマにした学生向け講演会などに職員を派遣する。東北大は、教授らが市主催の勉強会などで専門的な知識を伝える。期間は5年を予定している。

 今後、地元産業界や環境NPOなどにも参加を促し、包括的なネットワークの構築を目指す。具体的な事業として(1)二酸化炭素の削減効果が高いとされる地中熱を利用した発電システム(2)家庭生ごみや落ち葉といったバイオ系廃棄物のエネルギー転換―など、次世代技術の共同研究や商品開発を想定する。

 仙台市環境局と東北大環境科学研究科は年1回、情報交換の場を設けていた。組織を挙げて環境問題に取り組む姿勢を明確にしようと今回、協定を結ぶことにした。企業との橋渡し役として、協定には市経済局も加わる。

 市環境局は「将来的に仙台モデルと呼ばれるような連携を目指したい」と話している。

486荷主研究者:2009/11/29(日) 21:30:16
>>72 >>178 >>347
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091126t12039.htm
2009年11月26日木曜日 河北新報
東エレク「RLSA」導入検討 宮城新工場の計画変更

 半導体製造装置大手の東京エレクトロン(東京)は、着工を延期している宮城県大和町の新工場建設計画の一部を見直し、プラズマを活用した次世代技術「RLSA」の生産機能を導入する方向で検討に入った。次世代技術導入は、国際的な競争力を高めるのが狙い。着工時期については、世界的な景気悪化で冷え込んだ半導体市場が「上昇局面にある」との認識で前向きに協議しており、早期に結論を出す考えだ。

 新工場は当初、半導体製造用エッチング装置の製造を主体に計画したが、見直し案ではエッチング装置を基本にしながらRLSAを柱の一つに加える。RLSAは仙台市泉区の子会社「東京エレクトロン技術研究所」が研究拠点であり、研究所の成果と新工場の製造を連動させ、最先端の製品の製造拠点化を目指す。

 RLSAは、来年12月までに閉鎖する研究開発拠点「関西テクノロジーセンター」(兵庫県尼崎市)から業務や研究員を仙台の研究所に集約する方針で、研究所の増設も計画している。

 東京エレクトロンの東哲郎会長は河北新報社の取材に答え、半導体製造装置の受注状況について「底を打ち、上昇していく段階にある」との認識を示した。新工場の着工は「ポジティブに考えていることは間違いない。なるべく早く結論を出したい」と極めて前向きな姿勢を示した。

 これまでの計画で新工場は、生産棟など3棟(総延べ床面積7万2000平方メートル)を県の工業団地「大和リサーチパーク」に建設。生産子会社の東京エレクトロンAT宮城事業所(宮城県松島町)と山梨事業所(山梨県韮崎市)に分散するエッチング装置の開発・製造機能を集約する予定だった。

 東京エレクトロンは昨年12月12日、半導体市場の悪化を理由に、新工場の09年4月着工、10年4月稼働の予定を延期すると発表した。

[RLSA] プラズマを活用した微細な半導体の加工技術。特殊なアンテナで高密度のプラズマを発生させ基板を加工する。プラズマは低エネルギーで半導体へのダメージが少なく、不良品削減効果もある。東京エレクトロンは東北大の大見忠弘客員教授(半導体電子工学)と1998年からRLSAを研究し、2001年に商品化。さらなる高度化を目指す。

487荷主研究者:2009/11/29(日) 22:06:16

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091128t12006.htm
2009年11月28日土曜日 河北新報
駅前の「顔」仙台ホテル解体 年内で営業終了、1月工事開始

解体されることになった仙台ホテル(中央)。右がGSビル。

 年内で営業を終えるJR仙台駅前の老舗ホテル、仙台ホテルが来年1月上旬から解体されることが27日、分かった。建物の老朽化などが理由で、市民に親しまれた仙台駅前の「顔」が消え、景観が大きく変わる。解体工事は11月まで続き、その後の跡地利用は流動的な面がある。

 解体方針は、ホテルの土地、建物を所有するオリックス不動産(東京)が決めた。同社は、ホテルに隣接する「GSビル」の土地と建物を買収しており、ホテル跡地との一体開発の可能性を探っているとみられる。

 ホテル解体後について同社は「現状では未定。さまざまな角度から可能性を検討し、解体終了までに何らかの方針を出したい」と話している。

 ホテル周辺の商業関係者には「駅前のにぎわいを維持してほしい」との声があり、ホテル跡地で飲食店を暫定的に営業する案なども検討されそうだ。

 仙台ホテルは地上9階、地下2階で、延べ床面積は2万2400平方メートル。客室は115。1896年開業で、東北初の洋式ホテルとして知られ、現在の建物は1964年に建築された。

 宿泊客の受け入れは12月30日までで、31日に宿泊者を送り出し、営業を終える。2階にあるイタリアンレストランは今月30日で営業を終える。

 ホテルの土地、建物は2005年、旧伯養軒(仙台市)が不動産業のケン・コーポレーション(東京)などが設立した会社に売却。07年2月、オリックス不動産がこの会社を買収して土地、建物を取得し、ケン社系のケン・仙台ホテルマネジメント(同)に運営を委託してきた。

488荷主研究者:2009/11/29(日) 22:13:16
「国道398号 石巻北部バイパス」の供用開始について 平成21年11月11日
http://www.pref.miyagi.jp/road/douro_kensetu/ishinomakibp1kyouyoukaishi(H211111%EF%BC%89.pdf

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091129t13018.htm
2009年11月29日日曜日 河北新報
国道398号バイパス、来月12日部分開通 石巻

 国道398号石巻北部バイパスの石巻市蛇田―同市南境間が12月12日、開通する。同市中心部の渋滞緩和や女川町への接続向上につながる。

 開通区間は国道45号と接続する石巻赤十字病院近くから、県道石巻河北線との交差点付近までの2.7キロ。暫定片側1車線で設計速度は時速60キロ。総工費98億円で、県が1998年度から事業を進めてきた。

 石巻専修大や企業団地「石巻トゥモロービジネスタウン」がある地区と三陸自動車道のアクセスが良くなる。市内で旧北上川5本目の橋となる曽波神大橋が完成し、市中心部の渋滞緩和が見込まれる。市東部や女川町から石巻赤十字病院への救急搬送の時間短縮も期待できる。

 石巻北部バイパスは石巻市蛇田―同市沢田の10.8キロで、最も西側に位置する工区が今回初めて開通した。

489荷主研究者:2009/12/01(火) 23:15:56

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2009/11/30 建設新聞
あすと長町に「複合開発プラン」浮上
ゼビオ、89ERS、全天候テニスなど
今後の企業等誘致の起爆剤としても期待

 今月27日にヨークベニマルの新店舗が開業する仙台市南部の新環境都市・あすと長町地区に、これに続く複合商業施設の設置が具体化しそうだ。

 店舗設置準備の本格的な検討に入っているのは、大手スポーツ用品等販売のゼビオ(福島県郡山市朝日3丁目7の35 社長・諸橋友良氏)。今回の出店計画は、同社の店舗のみならずプロバスケットボールBJリーグに加盟する仙台89ERSのホームゲームの拠点となるアリーナ、さらには屋内全天候型テニスコートなどとの段階的な複合開発となる可能性が高いと見られている。

 整備対象ブロックとして有力視されているのは、あすと長町エリアの中でも最も北側に位置する仙台市の新市立病院予定地の南側近接となる「杜の広場」を取り囲む一部ブロックで、都市再生機構(UR)の分譲等を所管する用地部分。関係者によると、「当初、開発を想定する際に想定していた土地費用がフィックスされる段階になって、ちょうどJR長町駅東側で鉄道・運輸機構が行う国鉄清算事業関係の大規模用地が9月初めに売却に向けて再公告となり、この際に発表された入札最低価格が前回価格より20㌫前後も下回ったたため、ゼビオ等がURと進めていた事前交渉が、土地価格について根拠を失ったものとなり、妥当価格の設定に関し再度互いに事前検討をする必要性に迫られ、多少、開発計画の進捗を妨げたように見られる」と言う。

 この“裏事情”の真偽はともかく、ヨーク以外に今のところ集客施設が整わないあすと長町地区にとって、オープンすれば若年層が集客されそうな今回の開発計画は、今後、企業などへの立地を促す起爆剤にもなりえるだけに、大規模小売店舗立地法の早期手続き着手により外向きに情報発信されることへの期待が高い。

2009/11/30付1面に掲載。

490荷主研究者:2009/12/01(火) 23:16:32

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091201t11027.htm
2009年12月01日火曜日 河北新報
セントラル自 工場完成 東北・年50万台体制へ

完成したセントラル自動車の新本社工場=宮城県大衡村の第2仙台北部中核工業団地

 トヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)が宮城県大衡村の第2仙台北部中核工業団地に建設を進めていた本社工場の建屋が完成した。同じトヨタグループの関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)に続いて東北で2カ所目の完成車製造拠点で、東北は両工場で年間約50万台の乗用車を生産できる体制となる。

 建屋の工事が終わり、所有権は12月1日にセントラルに移る。セントラルは最新ラインを備えたコンパクトカー生産の先端工場を目指し、2011年1月に予定する生産開始に向けた準備を本格化させる。

 セントラルの生産能力は最大12万台で、関自工岩手工場は36万台。ただ自動車販売が本格回復していない中、関自工岩手工場の生産台数はピーク時より落ち込んでおり、セントラルの生産台数がどうなるかは現時点では不透明な状況だ。

 トヨタは東北を中部、北部九州に続く「国内第3の生産拠点」と位置付けており、1993年操業開始の関自工岩手工場に次いでセントラルも宮城県への立地を決めた。

 自動車は多くの部品を必要とするため、完成車製造工場の周囲には部品工場が集積。セントラルの進出に伴い大手部品メーカーも相次いで東北進出を決めている。

 東北各県はさらなる企業進出のほか、地元企業の参入の進展も期待。東北経済を担う主要な産業の一つに自動車産業を位置付け、各種施策を通じて振興を図る。

 セントラルの新本社工場の敷地面積は約44ヘクタール、延べ床面積は約12万平方メートル。プレス、溶接、防錆(せい)、組み立て、塗装、成形の各棟で構成する。今後、生産設備の搬入、据え付けなどを経て来年夏ごろから試作を始める。

491荷主研究者:2009/12/01(火) 23:17:26

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091201t11025.htm
2009年12月01日火曜日 河北新報
拠点形成へ動き加速 セントラル自 工場完成

セントラル自動車の新本社工場が完成し今後、稼働に向けた準備が始まる

 トヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)の新本社工場が宮城県大衡村に完成した。2011年1月の本格稼働まで1年余り。セントラルや、同社の移転に伴い進出するトヨタグループ各社のうち一部で従業員の宮城県入りも始まり、自動車産業の新たな拠点形成に向けた動きが加速してきた。

 セントラルは4月、生産設備の製造部門を栗原市の宮城工場に集約。神奈川県愛川町の旧中津工場から従業員約40人を宮城工場に移した。12月下旬には本社の設備設計部門の約90人が栗原市の工場に移る。大衡村の新本社工場には今後、移転作業の必要に応じて若干の従業員を配置。10年1月には幹部らが入り、移転作業の指揮を執る。

 新本社工場に大規模に人員を移すのは10年夏ごろ。車両の試作開始に合わせて数百人規模が入る。11年の年明けには家族連れ従業員の宮城県移住がピークとなる見通し。同5月には相模原市での生産を終える。

 現在までのところ、本社から栗原市の工場に移る設備設計部門の従業員は大崎、栗原、登米の各市などに住むという。セントラルは移転に際し「地域との融和」をテーマに掲げており、ボランティアなどの地域貢献活動に力を入れる。

 トヨタグループで、車載用電池製造のパナソニックEVエナジー(静岡県湖西市)が宮城県大和町に建て、10年1月に本格稼働させる宮城工場には地元採用の正社員約260人、期間従業員約100人が既に入り、生産の準備を進めている。

◎地元行政・経済関係者/予定通りの完成を歓迎

 トヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)が宮城県大衡村に建設していた新本社工場が完成し、地元の行政や経済関係者からは30日、歓迎の声とともに、自動車産業参入に向けた地元企業の技術向上などを急ぐべきだとの指摘が多く聞かれた。

 昨年秋の世界同時不況以降、製造業を中心に設備投資案件の延期が相次いだ。その中での本社工場の完成に、宮城県大衡村の跡部昌洋村長は「不況下にもかかわらず予定通りに完成し、ありがたい」とほっとした表情。

 東北経済連合会の幕田圭一会長も「世界不況に加え、記録的な円高など明るい話題が乏しい中、地元を元気づけてくれる」と歓迎。同時に「自治体や大学などと連携を深め、地元企業の新規参入を全面的に支援したい」と産学官連携の一層の深化を促す。

 セントラル誘致を進めた宮城県は「操業開始に向け、着々と工事が進んだことをうれしく思う。地域経済のけん引役になることを期待している」(斉藤敬一産業立地推進課長)とコメントした。

 高い技術力や競争力が求められる自動車関連産業。地元企業にとって参入の壁は厚い。幕田会長は「新規取引などを目指し、地元企業も技術力に磨きをかける必要がある」とも指摘した。

 みやぎ工業会の川田正興会長は「地元企業の基盤技術強化、人材育成などを支援し、すそ野産業を形成したい」とし、地元の技術力をアップさせることにより、東北に自動車産業を根付かせたいとの考えを強調した。

492荷主研究者:2009/12/01(火) 23:17:53

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091201t11024.htm
2009年12月01日火曜日 河北新報
アイシン高丘、工場改修を今月開始 宮城・大衡

 トヨタ自動車系部品メーカーのアイシン高丘(愛知県豊田市)は、新工場として使うため既に取得済みの宮城県大衡村の空き工場について、12月中旬に改修工事を始める方針を決めた。同社は今年3月、新工場の稼働を当面延期しており、稼働時期は引き続き未定としている。

 取得した工場建屋は2棟に分かれており、改修工事で建屋をつなぐ。来年春ごろの工事完了を目指す。同社は新工場の稼働時期について「見通しは立っていない」と話している。

 トヨタグループのセントラル自動車(神奈川県相模原市)が大衡村に本社工場を移転させるのに伴い、アイシン高丘は昨年11月に宮城県、同村と工場立地協定を締結。しかし、自動車販売不振の深刻化で部品受注が減少し、今年8月に予定した新工場の稼働を当面延期とした。

493荷主研究者:2009/12/01(火) 23:18:21

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091201t11026.htm
2009年12月01日火曜日 河北新報
東エレク、研究開発を仙台に集約 施設増設、増員も

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/industry/091201a101.jpg

 半導体製造装置大手の東京エレクトロン(東京)は30日、仙台事業所(仙台市泉区)の研究開発施設を増設する方針を仙台市に伝えた。増設は研究機能を仙台に集約し、拠点化を進めるのが狙いで、研究員ら約300人の増員が可能となる。来年4月、稼働を始める予定。

 仙台事業所には、併設する子会社の東京エレクトロン技術研究所と合わせ、従業員計約120人が在籍している。来年12月までに閉鎖する関西テクノロジーセンター(兵庫県尼崎市)の研究者ら約100人が新施設に移るほか、仙台市など地元採用も積極的に進める考えだ。

 研究施設を増設するのは既存施設北側の約1万6500平方メートルの一角。2階建て、延べ床面積約3300平方メートルの建物を建設し、現在の施設と渡り廊下で結ぶ。投資額は約5億円。12月16日に着工し、来年3月末に完成する予定。

 東京エレクトロン技術研究所は東北大と連携し、プラズマを活用した最先端技術「RLSA」などを研究している。関西テクノロジーセンターのRLSAや、有機EL(エレクトロルミネッセンス)の研究開発業務を仙台に移管し、強化する。着工を延期している宮城県大和町の新工場でも、RLSAの生産機能を導入し、研究所と研究開発産の一体化を図る方向で検討している。東京エレクトロンは「人材と施設を仙台に集中し、RLSAの研究開発能力を高めたい」と話している。

494荷主研究者:2009/12/01(火) 23:21:52

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2009/12/01 建設新聞
青葉区国分町 大京東北支店
超高層・ライオンズ定禅寺の新築
193戸 12月上旬着工へ再始動

 大京東北支店(仙台市青葉区一番町2丁目4の1 支店長・中島一晃氏)は、着工を見合わせていた仙台市青葉区国分町に建設予定の「ザ・ライオンズ定禅寺通」(仮称)について、12月上旬にも着工する方針を固めた。実施設計は創建設計・大林組JV、施工は大林組が担当し、23年12月初めの完成を予定している。

 建設場所は、仙台市青葉区国分町3丁目9の5地内の敷地面積2783・23㎡で、市役所西側にほど近い旧勾当台会館跡地。

 施設規模は、RC29F延べ2万0078㎡の超高層マンション計画で、総戸数はファミリータイプ193戸を予定している。このところ、仙台市内では大型分譲マンションの新規着工がなかったことから、マンション市場を活性化させる意味でも期待が高まるところだ。

2009/12/01付1面に掲載。

495とはずがたり:2009/12/05(土) 22:47:09

寧ろ商業スレ対象か。

ジャスコ以外撤退とは凄い嫌われようだが確かに4号線沿いで立地は良さそう。
http://mallwalker.jp/db/miyagi/000216.html

サンコア事業停止 負債16億円 宮城・柴田
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091205t12001.htm

 宮城県柴田町で「ショッピングセンターサンコア」を運営するサンコア(柴田町)が4日までに事業を停止し、事後処理を弁護士に一任した。帝国データバンク仙台支店によると、負債額は約16億5000万円(2007年9月末時点)で、弁護士は「集計中」としている。
 来年1月をめどに、任意整理か法的整理かの方針を決める見通し。

 同支店によると、サンコアは1979年設立。ジャスコ船岡店を核店舗として約50店の専門店が出店し、2003年9月期には売上高4億5800万円を計上した。設備の老朽化や周辺の大型商業施設との競合激化で、集客力が低下。今年10月末までにジャスコ以外の全専門店が撤退した。
 ジャスコを運営するイオンリテール東北カンパニーは「地元のご愛顧を考慮し、船岡店の営業を続けたい」と話している。

 滝口茂柴田町長は「地元資本によるショッピングセンターのはしりとして町の発展に貢献してきただけに残念。立地環境はいいので、新しい事業主体が引き継ぐことを期待している」と話した。


2009年12月05日土曜日

496とはずがたり:2009/12/05(土) 23:27:46

センダイウイルスとな。。

石田名香雄氏死去 センダイウイルス発見 元東北大総長
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091205t13017.htm

 「センダイウイルス」の発見者として知られ、東北の産学官組織、東北インテリジェント・コスモス構想推進協議会の初代会長も務めた元東北大総長の石田名香雄(いしだ・なかお)氏が4日午後1時13分、肺炎のため仙台市の病院で死去した。86歳。新潟県上越市出身。自宅は仙台市青葉区南吉成2の9の7。通夜、葬儀・告別式は親族のみで執り行う。喪主は妻はるえさん。
 石田氏は東北帝大(現東北大)医学部卒。専門は細菌学。1960年東北大教授。75〜79年医学部長、83〜89年第15代総長、89年名誉教授。

 医学部時代の52年、同大病院で多くの新生児が肺炎に感染して死亡する事件をきっかけにウイルスの解明を進め、翌年、未知のウイルスを発見。センダイウイルスと名付けられた。発見の功績などで87年、日本学士院賞を受けた。

 東北大総長時代の87年、新潟を含む東北を学術、技術、情報発信基地にする東北インテリジェント・コスモス構想を提唱。母体組織となる同構想推進協議会の初代会長を87年から12年間務め、産学官連携をけん引した。

 89年に仙台市名誉市民に推された。96年勲一等瑞宝章を受章。東北の産業振興・発展の功績で2003年度河北文化賞を受賞。1993〜2002年、河北文化事業団理事も務めた。


2009年12月05日土曜日

497荷主研究者:2009/12/07(月) 00:50:01
仙台エクセルホテルは某業界団体の全国大会の開催時に利用したが、広い宴会場が発表の場に使われるなどコンベンション機能を備えていた。客室の印象はあまり残っていないが、料理は美味しかった気がする。
この業界団体の全国大会は全国数都市の持ち回りで毎年開催されるはずだが、数年後の次回の仙台での開催は別のホテルになるわけで、どこになるのだろうか…。

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091203t12027.htm
2009年12月03日木曜日 河北新報
仙台エクセルホテル東急閉鎖へ 来年11月

 仙台市青葉区一番町2丁目の青葉通沿いにある「仙台エクセルホテル東急」(客室302室、定員466人)が、来年11月30日をもって営業を終えることになった。運営会社の東急ホテルズ(東京)が2日、事業の将来性の厳しさなどを理由に、閉鎖方針を明らかにした。

 仙台市中心部ではホテル競争が激化し、JR仙台駅前の老舗ホテル、仙台ホテルも年内に営業終了するなど、淘汰(とうた)が進む。

 仙台エクセルホテル東急は地上13階、地下2階で宴会場や結婚式場、飲食店を備える。最近5年間の平均客室稼働率は74%だったが、土地建物を所有する日本生命保険(大阪市)との賃貸借期間が2011年3月末に満了を迎えることも踏まえ、閉鎖を決めた。

 東急ホテルズは「開業から29年が経過。新たな設備投資には多額の資金が必要となり、今後の事業性を考慮した結果、営業終了すべきだと判断した」と説明している。

 従業員122人(うち正社員47人)は雇用契約を終える。営業終了までに配置転換を含め、全員が再就職できるように支援する方針という。ホテルの跡地利用について日生は「現時点で未定。今後検討する」としている。

 同ホテルは1980年、「仙台東急ホテル」として開業、02年4月に現在名に変わった。東急ホテルズは55ホテルを運営。いわき市の「いわき東急イン」(客室133室)の営業を10月末に終了している。

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091203t12020.htm
2009年12月03日木曜日 河北新報
過当競争と不況直撃 仙台エクセル東急閉鎖へ

来年11月末での営業終了が決まった仙台エクセルホテル東急

 仙台エクセルホテル東急(仙台市青葉区)が来年11月末で営業終了する方針が2日、発表された。仙台市中心部では、JR仙台駅前の老舗、仙台ホテルが今月末で幕を下ろす予定で、同じ青葉通沿いのシティーホテルが相次いで姿を消す。ホテル業界や観光関係者らは、進出ラッシュによる競争激化と不況の影響の大きさをあらためて指摘する。

 仙台エクセルホテル東急は客室数302室で、ビジネスホテルも含め市中心部で5番目の規模。日本ホテル協会東北支部によると、仙台に他地域から進出した最初のシティーホテル。協会の青木昌敏支部長は「不況に伴う宴会需要の激減が響いたのではないか。本格的なシティーホテルがなくなるのは寂しい」と惜しむ。

 仙台市内では、東北最多の客室を持つ「アパヴィラホテル仙台駅五橋」(610室)が昨年2月に開業するなど、ホテル進出が続き、来年8月には外資系高級ホテル「ウェスティンホテル仙台」(292室)の開業を控える。青葉通沿いに立つ二つのシティーホテルが今後1年で営業を終え、市内のホテル地図が大きく塗り変わる。

 東北運輸局によると、仙台市内のホテル(東急を除く)は昨年秋以降の不況で、繁忙期を除き、客室稼働率50%強と低迷。帝国データバンク仙台支店は「過当競争の中、ホテル需要は伸びず、料金や立地条件などで老舗ホテルは苦戦している」と指摘する。

 「仙台は都市規模に対して本格的なシティーホテルが少なく、国際会議招致などの面で(東急の)営業終了はマイナス」と嘆くのは東北観光推進機構の畠山広推進本部副本部長。仙台商工会議所の間庭洋専務理事も「学会開催などの面で都市機能の低下が懸念され、大変残念だ」と話す。

 エクセルホテル東急は、学会や国際会議などで多用される仙台国際センターに最も近く、地元食材を使った料理も会場に提供してきた。

 仙台観光コンベンション協会の板橋博事務局長は「料理などのサービスが好評だっただけに、今後の会議誘致でも痛手だ」と驚きとショックを隠さない。

498荷主研究者:2009/12/07(月) 00:51:09
>>466
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091203t12025.htm
2009年12月03日木曜日 河北新報
宮城県・栗原市、太平洋工業と立地協定 来年5月操業

立地協定を締結し、握手を交わす(左から)伊藤副知事、小川社長、佐藤勇栗原市長

 自動車部品製造の太平洋工業(岐阜県大垣市)は2日、宮城県栗原市に東北工場を開設する立地協定を宮城県、栗原市と結んだ。東北への自動車産業の集積に伴う進出。来年5月に操業を始め、金属プレス・樹脂部品を生産する。

 県庁で立地協定の締結式が行われた。この後の記者会見で小川信也社長は「東北にトヨタグループの拠点が置かれ、関連企業も進出する」と立地理由を説明した。伊藤克彦副知事は「地震で甚大な被害を受けた栗原市にとって復興の象徴になる。自動車産業の集積が県全域に広がるきっかけになってほしい」と語った。

 太平洋工業は、トヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)の宮城県移転などにより東北での自動車生産が増えると見込み、岐阜県から部品を運ぶコストを下げるため東日本で唯一の工場を東北に設ける。

 栗原市への立地は、取引先の関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)とセントラルのほぼ中間点にあるため。工場の敷地面積は約9ヘクタールで、延べ床面積は約5600平方メートル。遊休工場を購入した栗原市から賃借する。設備投資額は約4億円で、非正規社員を含め30人程度を地元採用する。

 東北工場は初年度にホイールキャップとハイブリッド車用バッテリーケースをそれぞれ年25万個製造し、売上高約10億円を見込む。

 太平洋工業は岐阜、福岡両県に計6工場を持ち、タイヤバルブ、バルブコアでは国内シェアがほぼ100%という。

499荷主研究者:2009/12/07(月) 00:52:38
>>416
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091202t12015.htm
2009年12月02日水曜日 河北新報
東京建物ビルが駅前にオープン 仙台

東京建物仙台ビルとペデストリアンデッキ

 東京建物(東京)が、仙台市青葉区中央1丁目に建設を進めていた高層オフィスビル「東京建物仙台ビル」が1日、オープンした。ビル2階とJR仙台駅とを直結するペデストリアンデッキも同日、利用が始まった。

 ビルは地上20階の4階以上が賃貸オフィスで、賃貸面積は約1万7000平方メートル。1階では、宮城交通の「宮交仙台高速バスセンター」が10月6日から営業している。2、3階は吹き抜けなど。

 新設のペデストリアンデッキは幅約5メートル、延長約65メートル。JR仙台駅西口からアエル経由でビルまで結ぶ。

500荷主研究者:2009/12/07(月) 01:00:40

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091205t11018.htm
2009年12月05日土曜日 河北新報
仙台市人口、11年にも減少 総合計画審 成熟社会へ議論

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/091205a201.jpg

 仙台市の人口は、転出入による社会動態が2008年水準で推移した場合、11年にも減少局面に突入することが、市がまとめた将来推計人口で分かった。中長期的な市政運営の指針を策定する目的で市が発足させた総合計画審議会(大村虔一会長)でも、人口減少社会を踏まえた都市づくりが論点になっている。

 出生率を標準的な中位に設定した10〜22年の主な将来推計は図の通り。08年10月の人口(103万1163人)を起点とし、社会動態の変化に応じた見通しをまとめた。

 08年と同様の社会移動率に固定した場合、11年をピークに22年は100万8226人まで落ち込む。過去5年の社会移動数の平均値に設定した推計でも12年、社会移動なしと楽観的に見積もった場合も14年を境に減少に転じるとみられる。

 1998年に策定された現行の市基本計画では、満了となる10年度の計画人口を112万人に設定した。だが、社会動態の悪化や少子高齢化による自然増の鈍化で、見通しは大幅に狂った形だ。

 市は10月21日発足の総合計画審議会に対し、基礎データとして将来推計人口を提出。11月20日の第2回会合では社会の変化による今後の課題と、「成熟社会の到来」「持続可能な都市」など七つの論点を示した。

 東北学院大の柳井雅也教授(経済地理学)は「大学卒業後、東京に流出する学生を地元に残す施策が重要」と強調。市連合町内会長会の樋口稔夫会長は「郊外ではいまだに開発が進んでいる。公共施設の維持管理コスト増大などへの対応はより難しくなる」と指摘した。

 審議会は今後、次期基本計画策定に合わせて新たな計画人口を定め、分野別の重点施策をまとめる。

 市総合計画課の折田裕幸課長は「右肩上がりの時代は終わり、痛みや負担といったマイナスの分配が避けられない。計画では『選択と集中』を意識しなければならない」との考えを示した。

502荷主研究者:2009/12/11(金) 00:04:35

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091206t11013.htm
2009年12月06日日曜日 河北新報
セントラル自の住所「中央平」に 大衡村、社名和訳

 宮城県大衡村は、同村に完成したトヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)の新本社工場と周辺地域の住所を「中央平(ちゅうおうだいら)」に変更する方針を固めた。セントラルを和訳した。来年4月1日から適用する。8日開会の村議会12月定例会に関連議案を提出する。

 住所変更地区は、第2仙台北部中核工業団地内の大衡村大衡、奥田、松の平の一部計152ヘクタール。セントラルの敷地と、敷地南側の県土地開発公社の造成地や緑地が中央平となる。セントラル本社の住所は大衡村中央平1となる見通し。

 村は、山林だった地域が自動車関連工場の集積地に変容することから、住所変更を検討。公社やセントラルと協議してきた。

 跡部昌洋村長は「大衡の中央、宮城の中央、自動車産業の中央という意味を込めた」と説明している。

 セントラル大衡事務所は「社名と関係する地名が付き、ありがたい」と話している。

503荷主研究者:2009/12/11(金) 00:09:40

http://www.kahoku.co.jp/column/khksyou/20091204_01.htm
2009年12月04日金曜日 河北新報 【河北抄】

 「予想以上に厳しい。3けたに届くと思ったのだが」。やや気落ちして話すのは、仙台青陵中等教育学校の渡辺尚人校長(53)。公立高入試の予備調査で、志望が72人(定員140人)と2年連続で定員割れとなった。

 仙台初の公立中高一貫校として4月、青葉区の旧仙台女子商跡に開設された。校舎をそのまま使っており、男子トイレ増設や教室の補修などの工事が今も続く。玄関正面の陳列棚は空っぽのままだ。まさに、学校の歴史が始まったばかり、という印象が強い。

 前期課程(中学)は高校入試がなく、早くから大学受験をにらんだ授業を展開。毎日7こまあり、他の中学より年間100時間も授業が多い。レベルの高い指導が受けられると評判を呼び、今春の志願は6倍を超した。

 一方、実績がなく交通の便が悪いなどの理由で、後期(高校)の人気はいまひとつ。

 「(定員割れの)記事で話題になり、かえって知名度がアップした」と渡辺校長。「営業マン」を自任し、説明会や学校回りで奔走した。中学の願書受け付けがきょう始まった。初年度の評価が数字になって表れる。

504荷主研究者:2009/12/11(金) 00:16:51
こういう記事はリアルタイムに貼り付けるべきなのだが…。ともかく目出度い!私の在仙時代の2001年もベガルタ仙台はJ1昇格を果たし、勾当台公園で行われた祝賀会に駆け付けた思い出がある。岩本やマルコスなんかが在籍してた頃だが、懐かしいな…。とにかくJ1に定着できるように頑張って欲しいねぇ。

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091206t14022.htm
2009年12月06日日曜日 河北新報
夢の結末に歓喜 ユアスタ震える「次はJ1優勝」

ピッチに紙テープを投げ入れ、J2初優勝を喜ぶ仙台サポーター

 ベガルタ仙台が悲願のタイトルを手にした。仙台市泉区のユアテックスタジアム仙台で5日、今季最後の戦いに臨んだサッカーJリーグ2部(J2)の仙台は終了間際、愛媛に追い付かれ、1―1で引き分けた。同じ時間に試合があった2位のC大阪はロスタイムの2失点で逆転負け。仙台サポーターを最後までどきどきさせながら、「ユアスタ劇場」は初優勝という最高の結末で今季の幕を下ろした。

 試合終了の笛とともに座り込む選手。満員のスタジアムは重苦しい空気に包まれた。「やっちゃったな…」。ロスタイムの失点を悔やんだのはDF渡辺広大選手。でも、すぐにスタンドの“異変”に気付いた。「『(C大阪の相手)鳥栖が追い付いたよ』って声が聞こえたんですよ」

 それから間もなく、大歓声がスタンドに響いた。アナウンスでC大阪の敗戦が伝えられた。ピッチには、チームカラーの紙テープが次々と投げ込まれた。

 「優勝だー」。フィールドに、スタンドに歓喜の輪が広がる。表彰式ではJリーグから優勝シャーレ(銀製の皿)が贈られ、ピッチの真ん中で手倉森誠監督が胴上げされた。

 苦しい試合だった。愛媛の堅守になかなかゴールを割れない。じりじりとするような展開の中、サポーターは声援で支え続けた。ようやく訪れた先制点は後半20分。MF梁勇基選手の右CKをDFエリゼウ選手が頭で決めた。歓声にスタジアムが震えた。

 J1復帰、そして優勝。文句なしのシーズンを終え、泉区の会社員矢吹公範さん(39)は「目指してきた優勝を達成できてうれしい」と感動した様子。宮城県利府町の会社員高木淳司さん(53)も「タイトルは一つの夢だった。次はJ1制覇という最高の夢を目指してほしい」と期待した。

505荷主研究者:2009/12/11(金) 00:19:16

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091208t15016.htm
2009年12月08日火曜日 河北新報
経営学を亀井商店に学べ 東北学院大生、聞き取り調査

亀井商店と塩釜の歩みを振り返った報告会

 東北学院大経営学部の学生が、明治末から昭和にかけて塩釜市を拠点に発展した亀井商店(現カメイ)の歩みに焦点を当てた卒業研究に取り組み、11月28日、報告会を同市宮町の旧亀井邸で開いた。

 学生は斎藤善之教授の研究室の4年生13人。研究の題名は「亀井商店と塩釜の商いと暮らしの記憶」で、カメイの元社員、家族ら13人に聞き取り調査し、当時の写真を交えて報告した。

 菅原大さん(22)は歴代社長の経営姿勢を取り上げ、4代目社長を務めたカメイ相談役の亀井昭伍さん(79)から話を聞いた。「ビジネスチャンスを見極める分析が鋭かった」と振り返った。

 亀井商店は1903(明治36)年に創業し、石油販売店として業績を伸ばした。研究では、船舶燃料の販売を中心に東北に営業網を広げた歴史や、新業種に意欲的に参入して総合商社に発展した歩みも題材にした。

 会場の旧亀井邸は亀井商店社長らが住んだ大正建築の建物。現在は塩釜市が観光施設として活用している。報告会には約80人の市民が参加し、亀井商店と港町塩釜の繁栄の歴史を振り返った。聞き取り調査を受けた市民も出席し、エピソードを披露した。

 斎藤教授の研究室は毎年、東北の都市で、街の歴史や商業の発展などをテーマに聞き取り調査をしている。塩釜を舞台にした調査は2001年、04年に続き3回目。調査結果は報告集にまとめられ、近代史の証言記録として評価されている。

 斎藤教授は「実際のビジネス体験を聞くことは実践的な勉強になる。旧亀井邸を観光資源として生かすためにも歴史の発掘は意義がある」と話している。

506荷主研究者:2009/12/11(金) 00:22:50
>>443
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091208t12015.htm
2009年12月08日火曜日 河北新報
オプトロム、次世代蛍光灯を本格販売 省電力LED並み

 光ディスク製造のオプトロム(仙台市)は、台湾の研究開発型企業と共同開発した「冷陰極蛍光ランプ(CCFL)」を用いた次世代蛍光灯「E・COOL」の本格販売を始めた。照度を切り替えられる省電力モード搭載型も商品化。省エネや長寿命を売り物に、照明市場で急拡大中の発光ダイオード(LED)に対抗する。

 E・COOLの主力商品は、需要の多い長さ約120センチ、直径約3センチの直管の40ワット管。照度は従来の蛍光管並みの明るさで、寿命は約4万時間と約4倍。電力使用量は蛍光管より40%少なく、LED並みの省電力を実現した。

 省電力モード搭載型は、設置した部屋の壁面スイッチで照度を100%から75%、50%、25%と4段階に切り替えられる。

 価格は蛍光灯(500〜1000円程度)より高いが、LED製品の3〜5割ほどに抑えた。通常タイプの40ワット管は9月に発売し、税抜き7500円程度。今月3日に受注販売を始めた省電力モード搭載型は、それをやや上回る価格になる見通し。

 CCFLはエネルギー効率が良く長寿命なのが特徴で、パソコンなど液晶画面のバックライトに使われており、これを照明用に改良した。E・COOLは共同開発した台湾企業「グレート・トップ・テクノロジー」が製造、オプトロムが輸入元として工場や店舗などの業務用に販売している。

 オプトロムは、二酸化炭素(CO2)削減を可能にする商品としてアピールする。省電力モード搭載型について「設置場所の採光状況に合わせて明るさを調整することで、経費を節減できる。明暗の段階調節があると便利な病院の病室、ホールなど用途は多いはず」と見込んでいる。

507荷主研究者:2009/12/11(金) 00:23:17

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091208t11024.htm
2009年12月08日火曜日 河北新報
「塩漬け土地」5年連続減 仙台市公社所有

 仙台市土地開発公社が購入し、5年以上利用されていない「塩漬け土地」の簿価が2008年度末現在、前年同期比約26億1000万円減の約185億2000万円と、200億円を切ったことが分かった。市が土地区画整理事業の用地を積極的に買い進めたのが要因で、5年連続の減少。09度末までに200億円以下に減らす目標を1年前倒しして達成した。

 08年度末の塩漬け土地の総面積は約12万3000平方メートルで、07年度末から約1万2000平方メートル減少した。

 市が買い取った主な土地は、いずれも宮城野区の土地区画整理事業用地の仙台港背後地(約14億円)、仙台駅東第2(約2億円)など。市財産管理課は「公社健全化のため、引き続き買い取りを進める」と話している。

 残る主な塩漬け土地は、太白区の市立病院建設予定地(約80億円)、若林区の荒井小用地(27億円)で、市の買い取る時期は決まっていない。

 公社は用地の購入資金を金融機関から借り入れており、市の買い取り時期が遅れれば、金利の支払いが増し、結果的に市財政を圧迫する。塩漬け土地の金利は20億9000万円(08年度末)に膨らんでいる。

 市の用地として公社が買い取り、財政難などから事業実施のめどが立たず、5年以上放置された土地を「塩漬け土地」と呼んでいる。

508荷主研究者:2009/12/14(月) 00:38:14

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091211t15045.htm
2009年12月11日金曜日 河北新報
「るーぷる仙台」年内特別運行 ルート延長、評判は上々

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特別運行で、大崎八幡宮前がルートに加わったるーぷる仙台=仙台市青葉区八幡

 仙台市交通局は、仙台・宮城「伊達な旅」キャンペーン(10〜12月)に合わせ、循環観光バス「るーぷる仙台」の特別運行を実施している。市中心部や瑞鳳殿、仙台城跡を回る通常ルートに、大崎八幡宮、交通公園・三居沢発電所の2カ所を加えた。乗客の評判は上々で、交通局は延長ルートを通常コースに組み込むことも検討中だ。

 特別運行は昨年の大型観光宣伝「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン(DC)」に続き2回目。10月に始まり、年内いっぱい実施する。

 市交通局によると、10月の乗客は3万8141人で昨年を110人上回った。11月は3万6632人で、昨年より8000人ほど減少した。

 交通局は「昨年はDCの宣伝が効き、11月の利用客が際立って多かった」と説明。2007年の11月と比べると1500人余り多く、「伊達な旅キャンペーンの効果は着実に表れている」と分析する。

 今年の利用者の多くは、首都圏などからの観光客とみられる。高速道路の「1000円乗り放題」の効果もあり、仙台への来訪者が増えているようだ。

 11月下旬、るーぷるに乗って大崎八幡宮を訪れたさいたま市の会社員山本真理子さん(34)は「伊達政宗のファンで、仙台に来るのは今年2回目。るーぷるの運転手さんの楽しい観光案内を聞きながらの旅はとても快適」と話した。

 12月は昨年(3万8189人)と同じく、1日平均1300人の利用者を見込む。12日には、SENDAI光のページェントに合わせた夜間の特別運行も始める。

 市交通局は「るーぷるで昼は市内観光、夜はページェントを満喫できる。県外の観光客はもちろん、地元の人も、仙台の冬を楽しんでほしい」と売り込んでいる。

[るーぷる仙台]1999年5月に運行を開始。JR仙台駅発で、通常は仙台市内の観光名所12カ所を約1時間で回る。今年9月に利用客が300万人に達した。1日乗車券は大人600円、小学生以下300円。光のページェントの期間(12〜31日)の夜間運行は午後5時半、午後5時40分〜午後8時に20分間隔で定禅寺通、青葉通などを回る。23日運休。大人200円、小学生以下100円。連絡先は仙台市交通局022(224)5111。

509荷主研究者:2009/12/14(月) 00:39:17
>>389
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091211t13020.htm
2009年12月11日金曜日 河北新報
誤進入3ヵ月で388台 東北道大崎・三本木スマートIC

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三本木スマートICの上り線入り口。ゲート先の「福島方面」の表示を見て引き返す車も=大崎市三本木蟻ケ袋

 宮城県大崎市三本木の東北自動車道三本木スマートインターチェンジ(IC)で、上下線の入り口を間違えて進入する車が頻発している。9月18日の開設以降、今月9日現在で388台に達した。上下線の入り口が別々になっている構造がよく知られていないことに加え、利用者からは「入り口が分かりにくく、案内表示も不十分だ」との指摘が出る。大崎市は年内にも案内表示の改善に乗り出す方針だ。

 三本木スマートICは大崎市や宮城県、国などでつくる地区協議会が約6億3000万円で三本木パーキングエリア(PA)に併設した。1日の利用は平均1300〜1400台で、11月末に累計10万台を超えた。

<Uターンを誘導>
 協議会によると、入り口ゲートを通過後に上下線を間違えたことに気づき、Uターンした車両は1日で4、5台になる計算だ。誤進入の度に、上下線に常駐する担当職員が出口のゲートを開け、車両のUターンを誘導。ドライバーからETCカードを受け取り、カードが読み取った通行記録を消す作業にも当たる。

 通常のICの入り口は一つで、進入後に上下線に分かれるが、多くのスマートICは上下線の入り口が1カ所ずつあり、行き先に応じてどちらかを選ぶ必要がある。

 三本木スマートICの場合、入り口は上下線とも国道4号から県道や市道を経た分かりにくい場所にあり、周辺に大きな目標物もない。国道を中心に周辺15カ所に誘導標識が設置されているが、接続道にはないため、入り口が上下で別と分かっていても、間違えて反対の入り口に迷い込む車もいるとみられる。

 仙台市へ行こうとして誤進入した大崎市の農業男性(65)は「入り口が別々とは知らず、ゲートを通って初めて下りだと分かった。直前に『下り方面』と表示があれば、もっと早く間違いに気付いたのだが」と嘆く。

<新たに看板設置>
 国道に立つ標識の中には「ETC専用 三本木PA 仙台方面200m先左折 盛岡方面1.3km先左折」と文字情報が多いものもある。

 大崎市の会社員男性(34)は「交通量の多い国道を運転しながら、全部読み取るのは難しい」と不満を漏らす。

 ドライバーの声を受け、大崎市は年内にも接続道に「仙台方面へは行けません」などと書いた看板を設置する予定。

 同市建設課は「既存の施設や道路を活用して事業費を抑えたこともあり、分かりにくい構造になった。今後、改善を進めたい」と話している。

[スマートIC]高速道路の本線やサービスエリア、パーキングエリアなどに設置される。通行は自動料金収受システム(ETC)搭載車限定で、料金所アンテナとの無線通信で料金の支払いを自動的に行う。既存の施設を活用することで、通常のインターチェンジよりも低コストで開設できる。

510荷主研究者:2009/12/14(月) 00:40:41
>>49
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091211t12006.htm
2009年12月11日金曜日 河北新報
仙台・東一連鎖街の再開発 TICビルあす開業

地下に入るスーパーが先行開業したTICビル

 仙台市青葉区一番町4丁目の飲食店横町「東一連鎖街」が再開発で商業ビル「TICビル」に生まれ変わり、12日、オープンする。

 ビルは地上8階、地下1階で、延べ床面積は約1万平方メートル。地下から7階までに商業施設が入り、8階は大型オートバイも利用できる無料駐輪場(276台収容)。

 地下全フロアを占めるスーパーのモリヤ(仙台市)が10日、「フレッシュフードモリヤ一番町店」を先行開業させた。6階には宮城県赤十字血液センター献血ルームが開設され、11日に一般利用が始まる。

 12日に東北初出店の台湾の子ども服メーカー「be―U」の子ども靴ショップ、雑貨店、模型店などが開店。年内に自転車・オートバイ販売の早坂サイクル商会(仙台市)が加わり、来年1月、飲食店も開業する予定。

 ビルを所有する東一センタービルの笹木みえ子社長は「テナント誘致を進め、肉付けを図りたい」と話す。

 モリヤは仙台圏19店目。「周辺に飲食店やオフィスが多く、業務用食材を豊富にそろえた。ランチ需要も期待できる」と力を込める。

511荷主研究者:2009/12/14(月) 00:41:34
>>291
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091211t12008.htm
2009年12月11日金曜日 河北新報
セイコーインスツル 来春、仙台工場建設再開へ 需要が回復

 時計・電子部品等製造のセイコーインスツル(SII、千葉市)は、稼働を延期した仙台事業所(仙台市青葉区)内の2次電池・キャパシタ(蓄電装置)の新工場の建設を来年春に再開し、来年秋に稼働する方向で検討を始めた。

 同社は、世界的な不況に伴う海外のデジタル機器の受注減を受け、当初予定していた今年5月の稼働を延期した。アジアなど、国内外の需要が少しずつ回復してきたため、新工場の建設再開に傾いた。

 同社は「需要は底からは回復しつつある。新工場は建屋が完成しており、施設を生かしたい。稼働当初は、市場の様子を見ながら生産量を徐々に引き上げる見通しだ」と話す。

 2次電池・キャパシタは携帯電話やデジタルカメラのバックアップ用の電源。新工場は仙台事業所内の駐車場を利用し、地上2階、延べ床面積約9500平方メートルの建物を約20億円かけて建設する。

 仙台事業所はSII唯一の2次電池・キャパシタ生産拠点で、新工場の稼働により従来の月産5000万個の生産能力を最大20%高める計画だ。

512荷主研究者:2009/12/14(月) 00:42:20

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091211t12009.htm
2009年12月11日金曜日 河北新報
仙台の2アウトレット1年目健闘 広域からの集客成功

買い物客でにぎわう仙台泉プレミアム・アウトレット

 昨年秋、仙台市郊外に進出した三井アウトレットパーク仙台港、仙台泉プレミアム・アウトレットの開業1年目の決算が出そろった。売上高はいずれも目標に近い数字を上げ、不況の逆風下としては順調な滑り出し。旅行会社やバス会社との連携が進み、東北各県など広域からの集客に成功した。一方、市中心部の商店街はJR仙台駅前を除いて通行者数が急減し、郊外との格差が表れている。

<交通会社と連携>
 三井アウトレット(宮城野区)は開業初年度、集客数が目標の350万人をクリアした。売上高も127億円と目標の130億円に迫り、運営する三井不動産東北支店事業グループの菅野学統括は「不況の中、かなり健闘できた」と自負する。

 仙台港には今春、ホームセンターのカインズや家電量販店のケーズデンキが出店。家具の東京インテリアとニトリが来年オープンを予定し、商業施設の集積が進む。菅野統括は「相乗効果が生まれつつある」と話す。

 泉アウトレット(泉区)も開業初年度の売上高は「目標の80億円とほぼ同額」(中西広祐支配人)。隣接地で同時オープンした泉パークタウンタピオとの合計売上高は、百数十億円規模とみられる。

 中西支配人は「通年で安定して集客できた」と話し、要因に、高速道路の自動料金収受システム(ETC)割引による岩手、福島両県などからの来館者増を挙げる。東北自動車道の泉インターチェンジに近い立地を生かし、各サービスエリアでチラシを配布するなどの取り組みが効果を発揮した。

 開業後1年で、両アウトレットと交通各社や旅行会社との連携も進んだ。JR東日本仙台支社は今春、宮城県北、山形県内、福島県内を対象に、三井アウトレットのクーポン1000円分がセットになった日帰りチケットを販売。宮城交通(仙台市)は大崎市古川と泉アウトレットを結ぶ高速バス路線を開設した。

<通行量9%減少>
 一方、市中心商店街は苦戦が続く。宮城県百貨店協会のまとめで、仙台の3百貨店の10月売上高は前年同月比12.3%減と下落に歯止めがかからない。

 仙台商工会議所が6月に実施した市中心部商店街の歩行者通行量の調査では、日曜の平均通行量が前年より9.9%減った。

 ただ、JR仙台駅前に昨年8月開業したパルコ前交差点近くの地点の通行量は8.4%増えた。パルコは初年度売上高について「個別の店舗の売上高についてコメントできない」と話すが、各テナントの決算を集計すると、目標の140億円に対し110億円程度とみられる。仙台駅を舞台にしたファッションショーの開催など、ソフト面からも存在感を発揮している。

 仙台市中心部の大型店の利用状況を10月に調査した広告会社、第一エージェンシーは「パルコ出店などで仙台駅前が活性化した半面、一番町エリアは集客力の低下が目立つ」と指摘している。

513荷主研究者:2009/12/14(月) 00:44:07

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091211t11027.htm
2009年12月11日金曜日 河北新報
仙台市4団地アンケート 将来の不安「生活の足」3割

将来最も不満になりそうな点
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モデル郊外住宅団地の状況
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 仙台市郊外の住宅団地の住民は、将来の生活で不満になりそうな点として、3割以上が交通手段の不便さを挙げていることが、市の調査で分かった。福祉・介護体制の不備についても約2割が不満を訴えた。市は11月、郊外住宅団地の課題などを検討する全庁横断的なワーキンググループ(WG)を発足させ、今後の対策などの検討に着手した。

 調査は、造成時期や立地場所などの違う鶴ケ谷(宮城野区)、中山(青葉区)、住吉台、松陵(いずれも泉区)の4団地をモデル地区に抽出。2009年1、2月、住民アンケートのほか、町内会への聞き取り調査などを実施した。

 将来、不満になりそうな項目として「バスや地下鉄が不便」が最多の21%、「自動車がないと不便」は14%あり、交通手段が計35%を占めた。「福祉・介護体制が不十分」も18%と高く、「店舗・病院・学校が不十分」との回答は9%だった。

 団地別に見ると、住吉台が「バスや地下鉄が不便」(38%)、「自動車がないと不便」(27%)といった交通手段に関する回答がほぼ3分の2に達した。ほかの3団地は「福祉・介護体制が不十分」がトップで、割合は鶴ケ谷22%、中山16%、松陵28%だった。

 今後の転居予定については、64%が「ない」と回答。地域別には松陵が77%と定住志向が強く、中山が57%と最も低かった。

 一方、「転居の予定がある」「転居したい」を合わせると36%。理由は「移動が不便」(22%)、「住宅の老朽化」(20%)、「家族が減った」(15%)、「買い物・通院が不便」(14%)の順になっている。

 仙台市が立ち上げたWGでは、部局間の連携を密にして公共交通、福祉、地域コミュニティーなど郊外住宅団地が抱える諸課題を検討する。

 市都市整備局の小島博仁住環境部長は「郊外団地の課題が客観的なデータとして初めて裏付けられた。それぞれの団地に合った対策を住民と協働で考えていきたい」と話している。

◎子ども流出高齢化裏付け 「単身」「夫婦」4割

 仙台市が市郊外の鶴ケ谷(宮城野区)、中山(青葉区)、住吉台、松陵(いずれも泉区)の4住宅団地をモデル地区に実施した住民アンケートによると、「単身」と「夫婦のみ」を合わせた世帯数の割合が住み始めた時期の2倍以上増え、全体の4割近くに達した。郊外住宅団地で子ども世代が流出し、高齢化も進んでいることが裏付けられた形だ。

 住み始めの家族構成は「単身」が7%、「夫婦のみ」が10%だったが、現在の家族構成は、それぞれ11%、25%に増えている。

 各団地の「単身」「夫婦のみ」を合わせた世帯数の割合は、1970年代に開発が完了した鶴ケ谷が23%から51%、中山が24%から44%と5割前後に増えた。80年代後半に完了した松陵は10%から30%に、住吉台でも11%から23%に増加した。

 転居する時に比較検討した地域は、「市中心部以外」が9割に上った。住吉台、松陵は95%前後もあり、「市中心部」はほぼ検討の対象外だったようだ。一方、両団地よりも開発の早い鶴ケ谷、中山では「市中心部」が2割以上あった。

 現住居への転居理由は、「住環境や自然環境が良い」が38%でトップ。次いで、「子どもの通学に便利」が12%、「通勤に便利」が10%だった。

 団地別では、「住環境・自然環境が良い」が松陵、住吉台で5割前後に達した。住吉台では「子どもの通学に便利」も2割と高かった。

514荷主研究者:2009/12/14(月) 00:44:51
>>513-514 続き
◎東北大大学院石坂公一教授に聞く 移動手段確保へ対処を

 仙台市が実施した郊外住宅団地の住民アンケートの結果をどうみるか。東北大大学院工学研究科の石坂公一教授(居住計画学)に聞いた。

 ―将来予想される不満で交通手段が3割以上を占めた。
 「居住者の減少でバスの運行本数を減らされる地域が全国的に増えている。高齢になり自動車が運転できなくなった時の心配が、アンケートの数字に表れた。鶴ケ谷や松陵は、ほかの2団地よりも50代以上の割合が高く、福祉や医療への不安が強く出たのではないか」

 ―今後の転居予定について6割以上が「ない」と回答した。
 「年を重ねると住み慣れた所で暮らしたくなる傾向が強い。ただ、高齢化が進めば、住民サービスの維持は難しくなる。最大の課題は、訪問介護サービスや通院などに使う移動手段の確保。住民サービスを維持するための投資や若い人たちの流入による地域コミュニティーの維持など、最善策を考える必要がある」

 ―単身や夫婦のみの世帯が増えている。
 「仙台は大学や専門学校の卒業生の就職先が圧倒的に少ない。そのため、就職で東京などの大都市圏に出て行ってしまう。だいたい50代後半になると、子どもが家を出るケースが多い」

 ―仙台市が郊外住宅団地の問題に取り組む庁内横断的なワーキンググループ(WG)を立ち上げた。
 「WGは効率的に施策を展開するための下地になる先進的な取り組み。かつて仙台市は人口100万人の確保・維持が命題だった。行政には郊外のニュータウンの開発行為を次々と認めてきた責任がある」
 「仙台市が人口減少局面になれば、あちこちの住宅団地で問題が顕在化してくるだろう。医療や福祉サービスを確保するための準備には、15年程度はかかる。郊外住宅団地の対策をいかにスムーズに進められるかが課題になる」

515荷主研究者:2009/12/14(月) 00:49:17
>>495
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091212t12032.htm
2009年12月12日土曜日 河北新報
柴田・経営破綻のサンコア、イオンが継承検討

 宮城県柴田町の「ショッピングセンターサンコア」の運営会社サンコア(柴田町)が事実上経営破綻(はたん)した問題で、核店舗のジャスコ船岡店を経営するイオンリテールが、サンコアの不動産を買い取り、運営を引き継ぐ方向で検討していることが分かった。

 関係者によると、イオンリテールはサンコアの土地と建物、営業権を取得するため、運営会社や関係金融機関と協議を進めており、年明けにも最終決定する方針という。

 運営を引き継ぐ場合、かつて専門店が入居していた空きスペースについては、テナントを募集する見込み。施設は全般的に老朽化しているが、大規模な改修は当面実施しないという。

 イオンリテール東北カンパニーは「ジャスコの営業を続ける中で、(運営の引き継ぎは)方向性としてはあり得るが、まだ正式に決まったことはない」と話している。

 サンコアは町商工会青年部の有志ら地元が主導する形で1980年11月にオープンした。今年10月末までにジャスコ以外の全専門店が撤退。運営会社は約16億5000万円(2007年9月期時点)の負債を抱え、11月に事業を停止し、事後処理を弁護士に一任した。

516荷主研究者:2009/12/14(月) 00:49:54

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091212t12007.htm
2009年12月12日土曜日 河北新報
オフィスビル空き室率18%に悪化 仙台11月末

 仙台市のオフィスビルの11月末の平均空き室率は18.64%で、前月より0.79ポイント上昇したことが、ビル仲介の三鬼商事仙台支店のまとめで分かった。5カ月連続で過去最悪を更新した。

 新築ビルの供給が増えたほか、募集面積を残したまま完成から1年がすぎて「既存」扱いとなったビルも多く、新築、既存ともに空き室率が上昇した。

 五つの地区別では、駅東地区と、泉区など周辺オフィス地区を除く3地区で前月より悪化。上昇幅が最も大きかったのは駅前地区で1.88ポイント悪化し、20.18%となった。一番町地区が0.14ポイント、県庁・市役所地区が0.92ポイントそれぞれ悪化した。

 駅東地区は前月より0.07ポイントの改善が見られたが、空き室率は28.24%と依然として最も高い。泉区など周辺地区は0.71ポイント改善され、20.41%となった。

 同支店は「テナントの誘致競争に厳しさが増している。大型供給は来春まで続き、空き室率上昇に歯止めがかかるのは、まだ先になりそうだ」と話している。

 調査対象は延べ床面積990平方メートル以上の賃貸オフィスビル360棟で、この1年間に完成した新築ビル8棟を含む。

517荷主研究者:2009/12/14(月) 00:50:24

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091212t12006.htm
2009年12月12日土曜日 河北新報
既存シティーホテル苦境 仙台中心部で相次ぐ撤退

 仙台市の青葉通からシティーホテルが相次いで消える。JR仙台駅前の仙台ホテル(115室)が年内、一番町の仙台エクセルホテル東急(302室)が来年11月末で営業を終える。市内では、低価格を売り物とするビジネスホテルの進出が続く一方、来年8月には、東北初の外資系高級ホテルのウェスティンホテル仙台が開業。競争激化と不況にあえぐ既存シティーホテルの苦境が浮き彫りになっている。(報道部・山形泰史)

<老朽化が要因>
 閉鎖する2ホテルに共通する要因の一つは老朽化だ。創業から159年となる仙台ホテルの現施設は、建て替えから45年がたち耐震性が課題に。エクセル東急は築29年で、客室ごとの切り替えができない空調設備など配管系を更新する必要があった。
 設備投資費用と将来の採算性を見極め、営業終了を選んだ。

 「うちも同じ悩みを抱えている」(ホテル仙台プラザの青木昌敏社長)などと、同市内では設備投資を重荷と感じているシティーホテルが多い。

 仮に投資に踏み切れば、負担を回収できるだけの営業利益が求められる。
 しかし、売り上げの6、7割を占めるとされる宴会部門は、不況の影響で企業の会合が減少し、単価も目減り。婚礼は、直営結婚式場を持つウエディング専門会社の台頭で「ホテル離れ」が広がる。

<5年で3300室増>
 宿泊は、仙台駅周辺を中心に進出ラッシュが続くビジネスホテルなどとの競争が激化。市内のホテルは2003年度末から08年度末までの5年間で20軒増えた。増加分は客室数で約3300室、定員は4990人に上る。

 09年も7月に三井ガーデンホテル仙台(224室)、10月にホテルモンテ・エルマーナ仙台(275室)などの開業が相次いだ。仙台駅東口では、ダイワロイネットホテル仙台(270室)が、ウェスティンと同じ来年8月に開業する。

 相次ぐ進出で、宿泊に特化した低価格タイプから、客室のグレードを上げた「アッパーミドル」と呼ばれる高級タイプまでがそろう。サービスは多種多様で、大浴場も定番化している。

 11月、青葉区中央に市内13棟目のビジネスホテルをオープンさせた松月産業(仙台市)の田所照章社長は「価値観の多様化がさまざまなタイプを生み出し、選択肢が増えた。一定以上のサービスを確保し、低価格なホテルが生き残る」と指摘する。

 「価格訴求だけでなく、価値あるサービスを求める人は多い。選ばれるホテルを目指す」と、力を込めるのはホテルメトロポリタン仙台の紺野純一総支配人。

 将来的にも、地元プロスポーツチームの活躍や企業進出、国際都市化による宿泊や会議の増加の可能性を挙げ「シティーホテル同士で情報共有化や連携を深め、サービス向上に結び付けたい」(紺野氏)と話す。

 宮城大事業構想学部の三橋勇教授(観光学)は仙台のホテル業界の現状を「まさに転換期。数、種類が増え、利用者が目的別に賢く選択している」と分析。「ホテル自らが集客力あるイベントを開くなど、独自性を明確に打ち出すことが必要だ」と指摘する。

[シティーホテル]都市部に立地し、一定規模の客室数に宴会機能、飲食施設などを備えた多機能型高級ホテル。仙台市では、ホテルメトロポリタン仙台(295室)、仙台国際ホテル(234室)、江陽グランドホテル(149室)、ホテル仙台プラザ(221室)など。

518荷主研究者:2009/12/15(火) 00:19:30
いやー、川崎を破るとは思わなんだ。後半44分に追いつかれるあたりはいかにもベガルタっぽいが、そこで崩れず延長戦を制したというのはチームとして成長した証と言えよう。是非とも頑張ってこのまま勝ち進んで欲しいねー。それにしても決勝点を決めた平瀬は鹿島のイメージが強くて、ベガルタのイメージがまだあんまり無いなぁ…。

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091213t13009.htm
2009年12月13日日曜日 河北新報
「強さ本物」ファン驚喜、最高潮 J2仙台 無敵のホーム戦

先制ゴールを決めた仙台・中島選手(左端)を祝福する仙台イレブンとサポーター

 サッカーJリーグ2部(J2)を制し、1部(J1)昇格を決めたベガルタ仙台が12日、仙台市泉区のユアテックスタジアム仙台で行われた天皇杯全日本選手権準々決勝でJ1の川崎を延長の末、2―1で破った。今季、J2リーグ戦を含め16戦無敗(14勝2分け)となった「ユアスタ劇場」。多くのサポーターが大歓声でベガルタ戦士を鼓舞し「実力は本物だ」と勝利をたたえた。

 小雨がぱらつくあいにくの空模様だったが、午前11時の開門前から長い列ができ、スタジアムは1万8340人の大観衆で埋まった。午前10時半に来たという泉区の会社員佐々木正徳さん(38)は「J2王者がJ1の強豪にどこまで通用するか楽しみ」と試合が待ちきれない様子。

 仙台は前半35分、中島裕希選手のシュートで先制。後半は守備陣の踏ん張りにスタンドから歓声が沸いたが、終了間際、2006年まで仙台に所属していた村上和弘選手に同点となるボレーシュートを決められ、大きなため息に変わった。

 延長後半3分、平瀬智行選手が頭で決勝ゴールを奪う。金色に染まったスタンドが揺れ、サポーターのボルテージは最高潮に達した。試合終了の笛が鳴ると、抱き合ったりハイタッチしたりして、準決勝進出の喜びを分かち合った。

 両親らと観戦した若林区の猪股越君(荒町小3年)は「PK戦になると思ったけど、勝ってくれてうれしい」と笑顔。友人2人と声援を送った青葉区の会社員阿部典弘さん(29)は「実力は本物になりつつある。勝った後のビールはおいしいですね」と美酒に酔った。

 会場では、今季リーグ戦全51試合の試合詳報など河北新報の記事をすべて収録した昇格記念コンパクトディスク「燃えろベガルタ J1昇格への軌跡2009」が販売され、用意した1000枚が完売した。

519荷主研究者:2009/12/15(火) 00:20:33

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091213t12005.htm
2009年12月13日日曜日 河北新報
進出企業、工場跡利用に積極的 宮城自動車関連「低コスト魅力」

 トヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)の本社工場の移転に伴い自動車関連企業の集積が進む宮城県で、不況などで撤退した工場の跡地を進出企業が再利用する動きが広がっている。自動車販売の先行き不透明感を背景に、企業側は「初期投資をできるだけ抑えたい」という意向が強い。こうした企業ニーズに応えるため、自治体側も物件情報の提供に乗り出している。

 栗原市への東北工場開設を2日に表明した自動車部品製造の太平洋工業(岐阜県大垣市)は、寝具メーカーが2002年12月に撤退した土地と工場を活用、来年5月にも操業する。工場は改築するが、初期投資は約4億円に抑えられた。

 同社は東北進出を検討した当初から空き工場に絞って物件を探したという。小川信也社長は「投資額が抑制できることに加え、工場建設から始めるのに比べて非常に短期間で稼働できる」とメリットを強調する。

 トヨタ系部品メーカーのアイシン高丘(愛知県豊田市)は新工場を計画する宮城県大衡村で、ガス・水道メーター製造会社の旧工場と土地を購入。トラック運送業の大五運送(静岡県浜松市)も大衡村で、建設機材リース業者跡の土地と倉庫を取得した。

 東北産業活性化センター(仙台市)は昨年、自治体がより高い付加価値を持つ工場を誘致する有効な方法として、工場跡地への誘致を提言した。センターは「跡地は水道や電気などのインフラも整備済みで進出しやすい。経済情勢の悪化で企業ニーズはさらに高まっている」と指摘する。

 自治体側も、ホームページで空き工場や倉庫などの情報を広く提供する取り組みを始めた。大衡村は昨年から物件概要などを掲載し、これまで15件を紹介、1件が誘致につながったという。

 宮城県も本年度、インターネットで物件情報を提供している。県産業立地推進課は「工業団地への立地は建物やインフラの投資がかさみ、慎重な企業もあるだろう。空き工場を活用してまず立地してもらえれば、その後の施設拡張も期待できる」と話している。

520荷主研究者:2009/12/15(火) 00:21:32
>>488
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091213t12019.htm
2009年12月13日日曜日 河北新報
国道398号バイパス 蛇田―大瓜間が開通 石巻

テープカットで開通を祝う関係者

 国道398号石巻北部バイパスの宮城県石巻市蛇田―大瓜間が12日開通し、同市南境のバイパスで記念式典があった。市民がテープカットやパレードで開通を祝い、交通アクセス向上による波及効果に期待を寄せた。

 式典で亀山紘石巻市長は「地域住民にとって、バイパスの完成は長年の悲願だった。石巻圏域の発展につなげたい」とあいさつ。村井嘉浩知事は「産業の発展はもちろん、市民の交流による活性化を望む」と述べた。

 開通区間は、国道45号の蛇田と県道石巻河北線の大瓜をつなぐ約2.7キロ。総工費は約98億円で県が1998年に事業を始めた。交通渋滞の緩和が見込め、石巻赤十字病院の緊急輸送路としての役割も期待されている。

 石巻北部バイパスは、石巻市蛇田―沢田の全長10.8キロ。工区は3区間に分かれ、西側の区間が初めて開通した。

521荷主研究者:2009/12/15(火) 00:22:02

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091213t12021.htm
2009年12月13日日曜日 河北新報
石巻青果市場が完成 流通拠点の誕生祝う 東松島

 宮城県東松島市に建設中だった石巻青果花き地方卸売市場が完成し12日、関係者を招いた祝賀会があった。市場と県、東松島、石巻両市などから約300人が出席し、農産物の新たな流通拠点の誕生を祝った。

 参加者は、大型冷蔵庫やバナナ調整室などの新設備を見学後、鏡開きして完成を祝福。同市場の近江恵一社長が「食の安全・安心を徹底し、生産者と消費者を結ぶパイプ役として一層努力したい」とあいさつした。村井嘉浩知事は「食に対する県民の信頼をさらに向上できるよう、期待している」と激励した。

 市場は鉄骨平屋の卸売り棟と物流棟で構成し延べ床面積約1万4000平方メートル。総事業費は用地取得費を含め約23億円。

 石巻市にあった旧市場の取扱量は2008年度実績で6万4959トン、取扱額は約149億4100万円。新市場は7万トン、160億円を目指す。来年1月5日の初市から利用される。

522荷主研究者:2009/12/20(日) 23:43:46
>>487
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091215t12026.htm
2009年12月15日火曜日 河北新報
仙台ホテル跡地 複合飲食施設を計画 最大5年暫定営業

 31日で営業を終了するJR仙台駅前の仙台ホテルの跡地について、ホテルの土地、建物を所有するオリックス不動産(東京)は、複合飲食施設を設置する方針を固めた。飲食施設は、2011年から4、5年間の暫定的な営業になる見通し。その後、15年ごろをめどに隣接する「GSビル」との一体開発による複合型ビルの着工を目指す。

 同社は構想概要を地元関係者に伝えた。それによると、飲食施設の開業は、ホテルの解体工事が完了する11年初め以降を予定。約2740平方メートルのホテル跡地に、庭園や小道を配した低層階の建物を建設し、飲食や物販のテナントを誘致する計画。規模やテナント構成などについて来春をめどに詰めていく。

 ただ、飲食施設の営業は暫定的になる見込み。ホテルと隣接する「GSビル」と合わせた土地約3770平方メートルの一体開発が控えるためで、同社は2015年から16年の間に複合ビルの着工をしたい考え。新ビルはホテルと商業施設、オフィス用賃貸スペースなどを想定している。

 同社は新ビルにホテルが入居する場合、「仙台ホテル」の名称を継承することも検討している。

 飲食施設や複合ビルの計画について同社は「具体的にはまだ決まっていない」(同社幹部)と話している。

523荷主研究者:2009/12/20(日) 23:45:39
>>486 >>493
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091217t12033.htm
2009年12月17日木曜日 河北新報
東エレク仙台事業所の増設着工 研究開発の拠点へ

 半導体製造装置大手の東京エレクトロン(東京)は16日、研究開発を担う仙台事業所(仙台市泉区大沢)の増設工事の安全祈願祭を、現地で行った。同社は研究開発機能の仙台への集約、拠点化を進めており、将来は300人体制に増員、プラズマを活用した最先端技術「RLSA」などを強化する。

 既存の仙台事業所は2階建てで、延べ床面積約1万150平方メートル。約5億円を投じ、2階建て、約3300平方メートルの施設を2010年3月末までに建設する。

 仙台事業所には、併設する子会社の東京エレクトロン技術研究所と合わせ、従業員約120人が在籍。10年12月までに閉鎖する関西テクノロジーセンター(兵庫県尼崎市)の研究員ら約100人を順次受け入れるほか、地元採用も進める。

 安全祈願祭に出席した東京エレクトロンの中村隆常務執行役員は、着工を延期している宮城県大和町の新工場建設計画について、「半導体市場の年明けの動向や、(仙台事業所と連動させて導入する)RLSA活用装置の需要見通しを見極めて判断したい」と述べた。一方で、生産ラインの設計見直しに一定の時間がかかることなどを挙げ、「年度内の着工はあり得ない」とした。

 同社は昨年12月12日、半導体市場の悪化を理由に、今年4月に予定していた新工場の着工延期を発表した。

524荷主研究者:2009/12/21(月) 00:13:33
>>476
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091218t73030.htm
2009年12月18日金曜日 河北新報
トヨタ東北 2部品の生産増強へ HVなど需要増対応

 トヨタ自動車東北(宮城県大和町)が来年、ハイブリッド車(HV)向けなど部品2種類の生産能力を増強することが17日、分かった。新型「プリウス」などHVの好調な販売状況などを受けた対応で、投資額は計約10億円を見込む。同社は11月にもHV対応部品の生産能力を増強したばかりで、これ以前と比べて生産能力を2倍程度に引き上げる。

 増強するのはHV向けの電子制御ブレーキシステム(ECB)に加え、通常のガソリン車に使われるアクスルと呼ばれる部品の生産設備。

 ECBは車の制動のほか、走行中にブレーキ油圧を電子制御して走行の安定性を高める機能を持つ。トヨタ東北の製品はプリウスや「SAI(サイ)」などHVに搭載されている。

 同社はHVの販売の伸びが今後も期待できるとみて、11月に生産能力を3割引き上げたのに続いて来年も7割程度増強することを決めた。

 アクスルは路面からの衝撃を吸収する車の基幹部品で、「ベルタ」「ブレイド」などに使われている。関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)やセントラル自動車(神奈川県相模原市)などに供給している。

 関自工岩手工場は来年1月から新たに「ラクティス」「イスト」を生産。セントラルも2011年1月に宮城県大衡村の新本社工場で生産を始めるため現行設備を改造したり、必要な設備を追加したりして、生産体制を強化する方針。

525名無しさん:2009/12/27(日) 14:14:42
江田裕紀子は汚い。
自分が悪いことをしても相手のせいにして相手を悪者に仕立て上げる。
ウソつき自己中も限度超えてる
見た目は普通でも性格はブス自分に関係ない人を見下すくそばばあ
自分勝手できたない
人の気持ちを考えないどころか人をへこますことしか考えない、人の心の痛みを分かっていて傷つける性悪女
勝手に事実を曲げて責任転嫁し、自分の義務は果たさないで相手への要求ばかり主張する傲慢女
自分勝手な言い訳ばかりして怠けてるんじゃねえよ
富山県砺波市出身カターレ富山サポーター
江田祐紀子
〇七六三(三二)五〇六〇

526荷主研究者:2009/12/29(火) 23:01:04
>>473
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091219t12013.htm
2009年12月19日土曜日 河北新報
3工業団地にガスパイプライン開通 仙台圏北部

パイプラインのバルブを開ける関係者

 自動車関連企業の進出が相次ぐ宮城県大和町と大衡村の3工業団地に、仙台市ガス局の天然ガスパイプラインが18日、開通した。大和町の大和流通・工業団地で来年1月に稼働するトヨタ自動車グループの車載用電池製造、パナソニックEVエナジー(静岡県湖西市)が供給先第1号となる。

 大和町小野の小野コミュニティーセンターで行われた開通式には約30人が出席。大嶋英世市ガス事業管理者は「ガス開通が地域経済の活性化の足掛かりになってほしい」とあいさつした。

 ガス供給先はEVエナジーのほか、大衡村の第2仙台北部中核工業団地に立地するセントラル自動車(神奈川県相模原市)も決定。今後の供給に向け、付近に進出するトヨタ紡織東北(北上市)や自動車関連以外の周辺数社とも協議している。

 パイプラインは、敷設済みの大和町小野の新興住宅地から計19.4キロ延長。供給能力は1時間当たり6000立方メートル。総予算は約21億3000万円。パイプライン埋設に伴う道路舗装工事は来年3月まで行われる。

527荷主研究者:2009/12/29(火) 23:02:36

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091219t15026.htm
2009年12月19日土曜日 河北新報
「ゴールデンスランバー」仙台シネマ認定

認定式に臨んだ中村監督(右)と奥山市長

 仙台市の作家伊坂幸太郎さんの原作で同市が舞台の映画「ゴールデンスランバー」が同市の「仙台シネマ」に認定され、18日に太白区のMOVIX仙台で認定式が行われた。

 中村義洋監督と奥山恵美子市長、映画に出演したエキストラの市民ら約200人が参加。中村監督は奥山市長から認定証を受け取り、「仙台で伸び伸びと撮れた。多くの市民の支えがあり、ありがたかった」と述べた。奥山市長は「仙台の街が随所に出てきて、期待している」と語った。

 認定式の後、映画の試写会が行われた。

 仙台シネマ認定制度は仙台を舞台にした映画の支援を通じ、仙台を全国に売り込むのが狙い。認定は伊坂さんの原作で5月に全国公開された「重力ピエロ」(森淳一監督)に続き2作目。

 ゴールデンスランバーの出演者は堺雅人さんや竹内結子さん、香川照之さんら。音楽は伊坂さんと親交のあるミュージシャン斉藤和義さんが担当している。来年1月30日から全国公開される。

528荷主研究者:2009/12/29(火) 23:03:49

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091219t14027.htm
2009年12月19日土曜日 河北新報
ベガルタ仙台9800万円赤字 宮スタ開催で集客減

 サッカーJリーグ2部(J2)ベガルタ仙台の白幡洋一社長は18日、仙台市青葉区のクラブ本社で行われた取締役会で、2009年度決算が9800万円の赤字見通しとなっていることを明らかにした。赤字決算は4年ぶり。宮城スタジアム(利府町)開催試合での観客の伸び悩みが響いた。1部(J1)に昇格する来季の選手補強へ影響が出る可能性がある。

 09年度の収入見通しは予算比8100万円減の15億1700万円、支出は予算比1700万円増の16億1500万円となった。

 収入が減った最大の理由は観客減。1試合平均約1万6700人と見込んだが、04年のJ2降格後で最少の約1万2900人に落ち込んだ。11戦開催した宮城スタジアムがアクセス難で集客できなかった。同スタジアムの開催経費もかさんだ。

 白幡社長は「努力しても黒字にできる数字でないが、原因は分かっているので(今後の経営の)マイナスにはならない。同じ失敗をしないように次の計画を組む」と述べた。J1で戦う10年度の収入は21億〜22億円程度を見込んでいる。

 09年度決算と10年度予算は来年1月末、正式発表する。

530荷主研究者:2009/12/30(水) 00:34:36
あまり変化のないダイヤ改正になりそうだ。快速「南三陸」は3両編成が4両編成になるとのことだが、利用者が増えているのかねぇ。三陸道の延伸や高速バスとの競争で苦戦しているかと思っていたのだが。

JR東日本 仙台支社 2010年3月ダイヤ改正
http://www.jr-sendai.com/doc/20091218090936.pdf

ダイヤ改正の主な内容

◇東北新幹線
・「やまびこ42号」から「はやて100号」に接続

◇在来線
・【東北本線】 夜間通勤時間帯の編成両数増
・【東北本線・石巻線・気仙沼線】「南三陸2・3号」の編成両数増
・【陸羽東線】 新幹線との接続列車を設定
・【各 線 区】 接続改善

531荷主研究者:2009/12/30(水) 00:43:20

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091222t15044.htm
2009年12月22日火曜日 河北新報
空きオフィス解消に妙案続々 賃料を一定期間免除 仙台

存在をアピールしようと、ライトアップでツリーの演出をするビルも=仙台市宮城野区

 仙台市中心部で、悪化が続くオフィスビルの空き室率を改善しようと、ビルオーナーらが知恵を絞っている。賃料の一定期間免除、テナントの引っ越し費用負担といった営業強化だけでなく、クリスマスシーズンに合わせたライトアップでビルそのものの存在をアピールするなど、入居率向上に懸命だ。

 JR仙台駅東口に8月に完成した19階のオフィスビル「アゼリアヒルズ」には毎夜、巨大なツリーが出現する。午後5〜9時、西側の窓を集中管理で操作し、室内の光でツリーを浮かび上がらせる。

 ライトアップは25日までの予定。管理する大成建設ビルマネジメント(東京)は「存在感をアピールし、テナントの獲得につなげたい」と期待を込める。

 皮肉にも、ツリーを演出できるのはテナントが埋まっていないため。完成した建物の受け渡し時期がずれ込み、募集が遅れた。来年2月には数社が入居する予定で、巻き返しを狙う。

 ただ、オフィスビルをめぐる環境は厳しい。ビル仲介業の三鬼商事仙台支店によると、新築ビルの供給が続く仙台市内の賃貸オフィスビルの平均空き室率は18.64%(11月末)で、5カ月連続で過去最悪を更新中。同支店は「今後も新築ビルのオープンを控えており、貸し手にとって厳しい状況が続くだろう」と見る。

 貸し手側は、テナント誘致に必死。入居後の賃料を一定期間免除する「フリーレント」の導入、テナントが望む備品の調達はもちろん、引っ越し代の負担を申し出るケースもあるという。「負担が数十万円に膨れ上がっても、5年程度の長期契約を結べれば損はない」(地元不動産業者)との戦略だ。

 別の業者は、「賃料や立地だけで他のビルとの差別化を図るのは難しい」と厳しい現状を嘆く。

 青葉区の不動産会社「日本ハウスコンサルタント」は、ビルオーナーからの相談に応じ、空きビルの床をフローリングに変えたり、若いアーティスト向けの展示スペースを設けたりするなどビルの付加価値向上にも乗り出している。同社は「入居率を高めるために、貸し手側のアイデアも求められている」と話す。

532荷主研究者:2009/12/30(水) 00:45:09

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091223t12015.htm
2009年12月23日水曜日 河北新報
セントラル自 ライン試運転は来年7月

セントラル新本社工場向け生産設備の製造が進められている若柳工場

 トヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)は22日、宮城県大衡村に完成した新本社工場で、来年7月ごろに生産ラインの試運転を始める方針を明らかにした。同11月にも車両の試作に着手し、2011年1月の操業開始を目指す。

 河北新報社の取材に対し、セントラルの石井完治社長が明らかにした。

 新本社工場への搬入、据え付けを完了した生産設備から順次、個別に作動状況の確認作業を始める。来年7月ごろの生産ライン完成後、全体の試運転に移行する。

 試運転が順調に進めば、来年11月にも試作を始める。自動車販売の今後の動向によっては、操業開始時期の前倒しも検討する。

 新本社工場では、複数車種を効率的に生産できる最新鋭ラインを導入する。石井社長は「将来的には一つのラインで8車種ほどを生産し、年産20万台を目指したい」と生産性の向上に意欲を見せている。

 年間の生産台数は数万台からスタートする方針もあらためて示した。当面は12万台の安定生産を目指す。

 石井社長は「世界をリードするコンパクトカーの最先端工場を目指したい。それがセントラルの生きる道だと考えている」と話した。

◎若柳工場に設備生産集約/社長「技術改革に挑戦」

 トヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)の宮城県大衡村への移転に伴う本格的な従業員移動があり、約80人が栗原市の若柳工場に22日までに着任した。2011年1月に稼働を予定する新本社工場の「心臓部」(石井完治社長)となる生産設備の製造に当たる。

 若柳工場は新本社工場に導入されるコンパクト車の最新鋭製造ラインのうち5割以上を自社製造することを目指し、主に溶接の基幹装置、車体組み立て工程の搬送装置を製造する。

 セントラルは多種少量生産の質の高さが評価されている。新本社工場も一つの生産ラインに複数車種を流し、生産台数の増減に柔軟に対応するラインを構築する計画だ。

 中嶋啓二常務は「新しい生産設備も開発し、生産設備の製造過程でもトヨタ生産方式を実現する」としている。

 セントラルはトヨタ系車体メーカーで唯一、本格的な生産設備部門を持つ。石井社長は「集約を契機にトヨタの車体工場の概念を打ち破る生産技術改革に挑戦したい」と話す。

 セントラルは当初、本社移転に伴い、生産設備事業部門も大衡村へ移転する方針だった。しかし昨年秋の世界同時不況に伴いトヨタグループ各社の設備投資が激減。「新本社工場以外の仕事がほとんどない」(同社幹部)状況となり、若柳工場への集約に方針転換した。

533荷主研究者:2009/12/30(水) 00:45:49

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091223t12024.htm
2009年12月23日水曜日 河北新報
セントラル自 栗原・若柳に設備生産集約

 トヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)は22日、栗原市の若柳工場内に生産設備事業の設計・管理部門が入る技術棟を完成させた。分散していた事業拠点を集約し、相模原市の現本社から従業員約80人が同工場に移った。宮城県大衡村の新本社工場に導入する生産設備の製造を年明けに本格化させる。

 生産設備事業の移転・集約化は本社工場の移転に伴う動きで、従業員の大規模な移動は初めて。移動により若柳工場は約150人体制となった。技術棟の完工式には石井完治社長に加え、佐藤勇栗原市長ら計約40人が出席した。

 石井社長は「高品質、先進性の高い設備を造りたい」と決意を述べた。佐藤市長は「ここから海外に発信していただきたい」と期待を寄せた。

 完成した技術棟は平屋で床面積940平方メートル。既存の主工場、今年4月に完成したトライアル工場(3000平方メートル)に次いで3棟目。設備投資額は約1億円。

 これまでセントラルの生産設備事業は設計・管理部門が本社、製造部門は若柳と神奈川県の中津工場の2カ所に分散。コスト削減や開発・製造の連携強化を狙って若柳に集約化した。4月には中津工場から約30人が若柳に移っていた。

534荷主研究者:2009/12/30(水) 00:48:20

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2009/12/22 建設新聞
三井不動産レジデンシャル
分譲「二日町北三番丁計画」の新築
RC20F1万1490㎡、熊谷組で2月着工

 三井不動産レジデンシャル東北支店(仙台市青葉区本町2丁目4の6 支店長・植草慶一氏)は、仙台市青葉区で計画している分譲マンション「二日町北三番丁計画」(仮称)の建設について、熊谷組の設計・施工で2月初めの着工を予定している。

 建設場所は、仙台市青葉区二日町11の6ほか地内の敷地面積2430・01㎡で、パナソニック電工(旧松下電工)の事務所・ショールーム跡地。地下鉄・北四番丁駅から徒歩数分程度となる都心型のマンション開発計画となる。

 施設規模は、RC20F延べ1万1490・18㎡で、総戸数はファミリータイプ114戸を見込んでいる。着工は2月初め、完成は24年1月末をそれぞれ予定している。

2009/12/22付1面に掲載。

535荷主研究者:2009/12/30(水) 00:56:57

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091225t13030.htm
2009年12月25日金曜日 河北新報
2生産拠点の物流向上 県道大衡落合線きょう全線4車線化

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20091225_m2-01.jpg

 仙台北部中核工業団地(大和町、大衡村)と第2仙台北部中核工業団地(大衡村)を貫く県道大衡落合線(7.4キロ)が25日、全線4車線化される。

 トヨタ自動車の生産子会社セントラル自動車などが立地する両工業団地と、2010年度開業予定の東北自動車道大衡インターチェンジ(IC、仮称)とのアクセスが向上する。

 2車線のままだった第2仙台北部中核工業団地内の3.2キロが25日午後1時に4車線となる。この区間にセントラル自動車の新工場が建設された。工事は04年度に始まった。事業費は13億8000万円。

 県道大衡落合線は大衡村大衡と大和町落合松坂を結ぶ。沿線には両工業団地のほか、大和流通工業団地がある。東北道との交差地点に大衡ICが建設中で、県は「生産拠点と高速道路を結ぶ重要な物流路線」と位置付けて、4車線化を急いでいた。

 開通区間の西側1.2キロは11月18日に4車線化済み。東側の仙台北部中核工業団地内3.0キロは1993年に開通した。

536荷主研究者:2009/12/30(水) 01:25:36
>>430 >>483
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091226t12006.htm
2009年12月26日土曜日 河北新報
餃子の王将、仙台オープン 社長「東北に20〜30出店」

昼食時には大勢の人が列をつくった=25日午前11時55分ごろ、仙台市青葉区一番町4丁目

 中華料理チェーン店「餃子の王将」を展開する王将フードサービス(京都市)は25日、東北1号店の「仙台一番町店」を、仙台市青葉区一番町4丁目にオープンした。開店セレモニーに出席した大東隆行社長は「今後数年で東北に20〜30店を出したい」と東北地方での店舗展開を本格化させる方針を示した。

 大東社長は「まず仙台の基盤を固めたい。来年は市郊外を含め、4、5店を出す予定」と当面は仙台圏を重視する姿勢を強調。「店舗網が広がれば東北でのセントラルキッチン(集中調理工場)建設も考える」と述べた。

 仙台一番町店は直営方式で2階建て、座席数77。客単価は800円を見込み、目標売上高は月1500万円。主力の焼きギョーザは1人前231円。

 午前11時半の開店時には、約150人が店の前に列をつくった。友人4人と前日の午後11時ごろから徹夜で並び、一番乗りで来店した東北大大学院2年田中高太郎さん(25)は「出身地の神戸でよく食べた。仙台進出を待ち望んでいた」と話した。

 餃子の王将は、仙台一番町店が全国545店舗目。低価格とボリューム感が受け、デフレ下でも出店を拡大している。これまでの最北の店舗は宇都宮市で、東北と北海道は空白区だった。

537荷主研究者:2009/12/30(水) 01:26:28

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091226t11029.htm
2009年12月26日土曜日 河北新報
「着工へゴーサイン」仙台港整備に調査費 政府予算案

 民主党県連(安住淳代表)は25日夜、仙台市青葉区の県連事務所で記者会見し、閣議決定された2010年度政府予算案に、重点要望していた仙台港整備事業の調査費が計上されたと発表した。

 セントラル自動車の工場進出に伴い、雑貨貨物の積み降ろしの集約化を図るため、高松埠頭(ふとう)の一部を埋め立てる事業で、郡和子幹事長は「金額は不明だが、調査費が計上されたことで事実上、着工にゴーサインが出た」と説明した。

 このほか、加美町の田川ダムを整備する鳴瀬川総合開発事業には、09年度と同額の1億5500万円が計上され、自衛隊基地のある自治体への交付金も全額確保された。農林漁業向けA重油の免税・還付措置も1年延長が決まったという。

540荷主研究者:2009/12/30(水) 20:43:31

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091229t12019.htm
2009年12月29日火曜日 河北新報
仙台空港アクセス鉄道“失速” 予想外の航空旅客減

不況の影響で乗客が伸び悩む仙台空港アクセス線=12月15日、名取市の杜せきのした駅

 仙台空港アクセス線を運営する仙台空港鉄道(名取市)が、早くも経営の立て直しを迫られている。2007年3月の開業後、世界的な不況の影響で航空旅客が伸び悩み目算が狂った。このまま推移すると、金融機関からの借入金の元本返済がピークを迎える12年度ごろにも資金繰りが悪化する恐れがある。出資する宮城県は年度内に具体的な行動計画を決める方針だ。

 仙台空港アクセス線の工費は計約330億円。うち167億5000万円を、県と金融機関からの借金で賄った。

 借り入れから5年間据え置かれた金融機関への元金償還が、09年度から始まった。返済金額は徐々に上がって12年度に一気に大きくなり、元利合わせて年間最大8億円に達する。

 同社の09年3月期決算によると、営業収入は6億8100万円。対する営業経費は13億8200万円で、7億100万円の営業損失を計上した。営業経費には帳簿上の減価償却費が含まれているが、資金繰りの苦しさに変わりはない。

 同社には、工事費を圧縮して確保した内部留保が約20億円あるが、関係者は「元金償還が本格化すれば経営は持たない」と口をそろえる。

 収支計画を狂わせたのは乗客の伸び悩みだ。不況をはじめ原油高、新型インフルエンザ流行などの影響で航空需要は減り、沿線への商業施設の出店ペースも鈍かった。

 仙台空港の利用客数は06年度をピークに2年連続で減少。当初1日1万人を見込んだアクセス線の乗客数は需要予測の7割未満の6950人(07年度)にとどまり、09年4〜9月は6370人にまで落ち込んだ。

 県は8月に公表した支援プランで「東北を代表する仙台空港に直結する鉄道は必要なインフラ」と位置付け、本年度中に行動計画を策定する。

 具体的には、建設費として貸し付けた78億円の利払い減免を含めた対策を検討。89億円を貸し付けた金融機関に対しても、元金償還ペースの緩和や償還期間の延長などを要請できないか、事務レベルで話し合っている。

 一方で、沿線への住宅の張り付きは明るい兆しが見え始めた。周辺に住宅地が多い美田園駅の09年度上半期の利用者は、5月を除き前年比10〜30%増。同駅周辺の世帯数は開業時の3.2倍、人口は2.5倍に増えた。

 仙台空港鉄道の斎藤進社長は「アクセス線は公益性の高い事業。銀行など関係機関には経営改善策への協力をお願いしたい」と話している。

541荷主研究者:2009/12/30(水) 20:44:16

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091229t11023.htm
2009年12月29日火曜日 河北新報
仙台・宮城野区文化センター 入札6回でやっと着工へ

5回の入札不調などを経て、着工が決まったセンターの建設予定地=仙台市宮城野区五輪

 仙台市宮城野区文化センターが5回の入札不調などを経て、ようやく着工する。同市議会が12月定例会で、工事請負契約の締結に関する議案を可決した。2000年の建設基本構想の策定以降、参加業者不足などで入札不調が続いた上、6回目の入札で落札した共同企業体(JV)の筆頭企業が警視庁の家宅捜索を受け、一時、着工に暗雲が垂れ込めた。地元関係者は「このまま無事に完成してほしい」と願っている。

 センターの建設地は宮城野区役所に隣接するJR仙石線の車両基地跡地。地上3階、地下1階、延べ床面積約1万3600平方メートルで、音楽ホールや演劇ホール、図書館、児童館が入る。総事業費は約63億4700万円。

 センターの建設構想は1996年に持ち上がった。市は市民協働のモデル施設にしようと、住民20人の推進会議を設置し、基本構想を策定した。

 ところが、建設に入るころに狂いが出た。06年の初回の入札で工事を落札したJVの筆頭企業が談合事件で指名停止になり、契約を断念した。その後の3回の入札は業者が集まらなかった。

 市はことし7月、5回目の入札を実施した。しかし、参加5JVすべてが、品質を確保できない可能性のある「特別重点調査価格」を下回り、不調となった。10月の6回目の入札は特定のJVが落札し、仮契約を結んだが、その後、筆頭企業が東京の羽田空港の工事をめぐり、詐欺容疑で警視庁の家宅捜索を受けた。

 施工業者がなかなか決まらず、「おはらいをした方がいい」と話す市議も。市議会の議決でようやく来年に着工することが決まったが、開館予定は09年6月から12年3月に延びた。

 センターの基本構想策定に携わった宮城野区の会社員小松真知子さん(56)は「当初からかかわり、完成を楽しみにして亡くなった人もいる。10年以上待ったのだから、いい施設に仕上がってほしい」と話している。

542荷主研究者:2009/12/30(水) 20:45:17

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091229t15003.htm
2009年12月29日火曜日 河北新報
仙台の72歳加藤さん、博士に 東北大大学院で9年学ぶ

 仙台市の元中学校長加藤宏さん(72)が今秋、「旧第二師団軍事施設配置に関する歴史的研究」で、東北大大学院の工学博士号を受けた。近代都市仙台の市街地形成に、旧陸軍第二師団や歩兵第四連隊が及ぼした影響を分析する内容。建築史と都市史の二つの学術的観点から、軍事施設を取り上げたユニークな論文だ。

 論文は140ページ。第二師団の施設配置図「各部隊配置図 国有財産台帳付図 第二師管区経理部」を基に、兵舎配置の変遷などを解明。他の師団が所在する東京、名古屋、大阪、広島、熊本の各都市と比較した。

 いずれの都市も、師団司令部は中核部隊の兵舎とともに藩制時代の旧城郭周辺に置かれた。しかし、仙台だけは司令部(現青葉区川内、1871年設置)と第四連隊(現宮城野区榴ケ岡、1874年設置)が中心市街地を挟んで離れて配置され、関連施設も大きく2カ所に分かれている。

 仙台は、司令部の置かれた旧城郭周辺が広瀬川で市街地と隔てられており、洪水の際に橋が流失し孤立しやすい特異性があった。そのため古くから交通の要衝だった榴ケ岡に中核部隊を置いたと結論付ける。鉄道開通(1887年)の際は、連隊と市街地の双方から利用しやすい位置に仙台駅が設置されたという。

 加藤さんは東北大文学部で古代史を専攻、中学校などの社会科教員になった。北仙台中校長を退職後は、仙台市史編さん調査分析委員として郷土史を調査している。大学院工学研究科には2000年秋に進学。郷土史調査を通じて第二師団関係の資料と出合い、丸9年かけて今年9月、71歳9カ月で学位を受けた。

 「定年を迎える60歳前後は、まだまだ意欲も能力も充実している時期。わたしの学位取得が刺激になれば」と加藤さん。指導した飯淵康一教授は「感性が若く、志を持ち続けて頑張った。若い学生たちの刺激にもなった」とたたえる。

 加藤さんは「まだ内容に足りないものがある。元気なうち研究を進めて本にしたい」と意欲を見せる。

543とはずがたり:2009/12/31(木) 10:33:15

仙台の5大イベント 協賛金が大幅減 企業頼み見直し必要
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091231t12017.htm

各イベントの収支状況
イベント名 総費用(損益) 企業協賛金(前年比%)
仙台・青葉まつり 7,710(94) 2,490(-5.9)
仙台七夕まつり 10,530(0) 2,210(-11.2)
定光寺ジャズフェスティバル 5,00(-200〜-300) 970(-40.5)
SENDAI光のページェント 11,000(0) 2,000(-20.0)

 仙台を代表する「仙台七夕まつり」「SENDAI光のページェント」など五つのイベントが今年、不況の影響から企業協賛金の大幅減に苦しんでいる。前年の半分近くになるイベントもあり、収支はほとんどがマイナス。赤字分はそれぞれ借入金などで補てんして解消する見通しだが、不況が続く中「企業頼みは見直しも必要」との声が関係者から上がっている。

 各イベントの協賛金は表の通りで、前年比40%以上の減少となった「みちのくYOSAKOIまつり」「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」をはじめ、軒並み協賛金が落ち込んだ。
 最も減少したYOSAKOIまつりは、数百万円を負担してきた協賛企業が撤退。大会パンフレットの広告料で協賛金を募るジャズフェスも100万円単位の大きな広告枠が埋まらなかった。

 協賛企業数は、未集計の光のページェントを除く4イベントで24.3〜6.7%減少した。
 収支は、事業費の見直しで支出を約420万円切り詰めた「仙台七夕まつり」だけがとんとん。「仙台・青葉まつり」は予備費が90万円ほど残ったが、実際は積立金から600万円を取り崩してしのいだ。

 31日まで続く光のページェントは、発光ダイオード(LED)の導入で約1000万円の費用負担が新たに発生し、黒字は困難な状況。赤字となる公算が大きい。
 ジャズフェスで30万円の協賛を取りやめた仙台市内の建設会社の担当者は「賞与を大幅にカットしている状況で、社内の理解が得られなかった」と説明。企業では、協賛金の代わりに社員によるボランティアを申し出る所もあったという。

 企業協賛金とは対照的に、小口ながら個人協賛金や募金は増える傾向にある。主催者は、関連グッズの販売やホームページ上の広告の活用など、新たな収入源の開拓に試行錯誤を続ける。
 七夕まつりの実行委員の一人は「一度下げた企業協賛金を再び上げてもらうのは難しい」と予想。「企業や自治体頼みの姿勢を改め、支出の見直しも必要。安定した収入の確保策を考えなければならない」と話す。

2009年12月31日木曜日

544荷主研究者:2010/01/02(土) 16:23:41
>>487 >>522
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/01/20100101t13018.htm
2010年01月01日金曜日 河北新報
仙台ホテルが営業に幕 創業159年 宿泊客、別れ惜しむ

最後の宿泊客を送り出した後、深々と頭を下げる鈴木総支配人(右端)らホテル関係者=31日午後0時すぎ、仙台ホテル

 JR仙台駅前の老舗ホテル、仙台ホテルが31日、営業を終えた。創業以来159年、現在地に開業して122年の歴史に幕を下ろした。最後の宿泊客を送り出した従業員らは、万感の思いを胸に玄関前で深々と頭を下げた。

 営業終了前日の30日の宿泊客は約140人。113ある客室の約8割が埋まった。最後の夜を過ごした人たちは、チェックアウトを済ませるとロビーや玄関前で記念撮影をして別れを惜しんだ。最終日は大みそかとあって、ホテルにおせち料理を注文した市民も次々に引き取りに訪れた。

 関係者を集めて同ホテルで行われた閉館式には約30人が出席した。鈴木尚太郎総支配人は「数多くのお客さまにご愛顧をいただいた。何年か後には、またここに集まりたい。戻って来られることを期待しながらのお別れです」と、時折声を詰まらせながらあいさつした。

 ホテルは1887年に現在地に開設、1964年に現施設に建て替えられた。上質なサービスで人気を集め、皇室をはじめ、政財界の要人や芸能人も利用した。

 閉館は施設の老朽化が要因。105人の従業員は、国内外に27ある系列グループのホテルに転籍したり退職したりする。運営してきたケン・仙台ホテルマネジメントは、進路が決まっていない従業員について今後も順次、系列ホテルへの紹介を続ける方針という。

545荷主研究者:2010/01/02(土) 16:25:44

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/01/20100101t13017.htm
2010年01月01日金曜日 河北新報
東北大、自動車分野の研究強化 地域経済に貢献

 東北大は新年度、大学が持つ資源をフル活用し、自動車に関する先端分野の研究や人材育成などの取り組みを強化する。共同研究などで産学連携も拡大する。東北で進む自動車産業の集積に対応し、地域経済の振興に貢献する狙い。大学院工学研究科を中心に多元物質科学、金属材料、電気通信の各研究所なども加わり、全学的な態勢で臨む方針だ。

 取り組みの中心となるのは、工学研究科が1月中旬にも設置する産学研究拠点「情報知能システム(IIS)研究センター」。センターにはロボット工学や電子制御、エネルギー、情報通信、金属素材など70以上の研究室が参加する。各領域の専門家が企業の技術者と共同で、次世代自動車の研究や技術開発に当たる。

 具体的な研究テーマには高性能ロボットの導入による完成車工場の生産性向上や、カメラと画像認証システムを使って危険を認識し、自動で衝突を回避する「運転支援システム」の開発などが挙がっている。

 メーカーの開発競争が本格化している電気自動車の分野でも大学独自の研究を進める。工学研究科の教授らが既に研究会を設け、効率が良いモーター開発や市街地での充電システム構築、リチウムイオン電池の性能向上などを目指す。

 宮城県に本社工場を移転させるトヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)との共同研究にも乗り出したい考え。昨年12月には工学研究科の教授らがセントラルの設備製造部門の若柳工場(栗原市)を見学。同社の技術者も東北大を訪れ、共同研究の方向性について意見交換した。

 仙台圏の企業にも研究への参加を呼び掛ける方針で、地域の技術力アップにもつなげる。

 工学研究科は2008年、同じトヨタグループで岩手県金ケ崎町に完成車工場を持つ関東自動車工業(神奈川県横須賀市)とも共同研究に着手。組み立てラインの省人化や塗装、検査工程の改善に取り組む。

 人材育成面では11年4月、国際高等研究教育機構に「自動車総合科学技術講座」の新カリキュラムを開設することが決まっている。次世代車に必要とされる分野の講義を行い、大学院生に加え社会人も聴講生として受け入れる。

 東北大の井上明久総長は「幅広い技術が求められる自動車の研究は、実学を重視する東北大の実力向上にもつながる。トヨタ集積を機にさまざまな取り組みで地域に貢献したい」と話している。

546荷主研究者:2010/01/02(土) 16:26:24

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/01/20100101t12020.htm
2010年01月01日金曜日 河北新報
トヨタ、宮城でHV生産へ 11年から一大拠点に

 トヨタ自動車が、2011年に操業開始する宮城県大衡村の新工場で、ハイブリッド車(HV)の生産に乗り出す方向で検討していることが1日、明らかになった。本社のある愛知県や九州地方と並び、東北地方をHV生産の一大拠点にする。

 トヨタ子会社のセントラル自動車(神奈川県相模原市)が、本社工場を移転して稼働させる新工場で生産する。車種はトヨタが11年の発売を計画している「ヴィッツ」級の小型車が有力。価格は100万円台半ばに抑え、燃費はHVの「プリウス」を上回るガソリン1リットル当たり40キロ超の走行距離を目指している。

 基幹部品のHV用電池は、トヨタ子会社のパナソニックEVエナジー(静岡県湖西市)が宮城県大和町で来週半ばにも稼働させる新工場で生産、供給する。周辺にはほかにも自動車部品を生産するグループ会社の進出が決まっている。

 トヨタは、プリウスを愛知県豊田市の工場で生産しているほか、福岡県宮若市にある子会社のトヨタ自動車九州では新型HVの「SAI(サイ)」などを造っている。

547荷主研究者:2010/01/07(木) 23:45:15

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/01/20100105t12014.htm
2010年01月05日火曜日 河北新報
高付加価値型を仙台に 貸しオフィスの日本リージャス

 日本リージャス(東京)は3月、仙台市青葉区の再開発ビル、仙台マークワンに高付加価値型レンタルオフィス「サービスオフィス」を開設する。国内では19カ所目で、東北への進出は初めて。

 同社は、世界最大のサービスオフィス業であるリージャス・グループ(英国)の日本法人。セントラル自動車(神奈川県相模原市)の本社移転など、仙台圏に企業進出が相次ぎ、国際会議も予定されるため、進出を決めた。

 サービスオフィスはJR仙台駅に直結し、仙台パルコが入居するビルの最上階19階を賃貸する。「仙台マークワンセンター」として、1フロア約680平方メートルに貸しオフィスを54室、貸し会議室1室を設ける。

 オフィスは個室、共用型、セミ個室のブース型の3種類を用意する。客の要望で仕切りを取って個室をつなげる場合もあり、広さは未定。会議室は6人用。

 机やいすなどの家具付きで、高速通信回線や多機能電話を装備し、受け付けなど事務サービスも行う。オフィスは最短1カ月間から、会議室は1時間単位で貸し出す。料金は未定。

 日本リージャスは「取引先の要望もあり、仙台進出を模索してきた。経費を節減し、高いコスト効率を実現できるオフィスだ」と話している。

548荷主研究者:2010/01/07(木) 23:46:22
>>140
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/01/20100106t11032.htm
2010年01月06日水曜日 河北新報
新100円循環バス 塩釜市が来月正式運行へ

 宮城県塩釜市は5日、試験運行中の市内循環100円均一バス「NEWしおナビ100円バス」を、2月1日から正式に運行すると発表した。乗り降りしやすい新車両を導入し、市民の意見を基に走行路線も改善、路線バスの空白域がほぼ解消される。コンパクトな市域を生かし、市内どこからでも15分以内で中心部に出られる「15分交通体系」の実現に一歩近づく。

 バスは試験に続き、ジャパン交通(塩釜市)に運行を委託。市が購入し、無償貸与するマイクロバス(27人定員)1台で運行する。バスは高齢者の乗り降りがしやすいように、乗降口から補助ステップがせり出す機能を付ける。

 路線は市の東南部、北部、西部の3コースをそれぞれ平日に3回循環。試験での市民の要望を受け、走行コースを一部見直し、バス停も11カ所増やす。利用者の多いJR本塩釜駅前のバス停には雨よけシェルターを設置する。

 塩釜市では、04年に運行開始した市内循環の大型バス「しおナビ100円バス」が08年度に36万人が利用するなど定着した一方で、大型バスが走っていない地区から同様のサービスを求める声が多かった。

 08年10月にマイクロバスによるNEWしおナビバスの試験を開始。09年の年間利用者は約3万2000人で、正式運行を機に市はさらなる利用拡大を目指す。

549荷主研究者:2010/01/07(木) 23:48:13

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/01/20100107t12025.htm
2010年01月07日木曜日 河北新報
EVエナジー宮城工場稼働 トヨタ系、拠点構想で初

 トヨタ自動車とパナソニックが共同出資する車載用電池製造のパナソニックEVエナジー(静岡県湖西市)は6日、宮城県大和町の大和流通・工業団地に新設した宮城工場で、急速に人気が高まっているハイブリッド車(HV)の基幹部品であるニッケル水素電池の生産を開始した。

 トヨタの完成車製造子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)本社工場の宮城県移転に伴い、東北進出を相次いで表明したトヨタグループ各社のうち初めての生産着手。トヨタは東北を中部、北部九州に続く「国内第3の生産拠点」と位置付けており、拠点化に向けた生産活動が本格的に始まった。

 宮城工場はこの日、昨年11月から試運転、試作を続けてきたラインを稼働させ、主に「プリウス」向けに電池の量産を始めた。今月中旬に初出荷し、HVを製造するトヨタの愛知県内の工場に陸送する。宮城工場近くに移転し、来年1月に稼働するセントラルでも将来的にHV生産が検討されており、生産が決まれば同社にも供給される見通し。

 22日には林芳郎社長、村井嘉浩宮城県知事らが出席して工場の完成と稼働を祝う式典を行う。関係者によると、トヨタの豊田章一郎名誉会長も出席する予定。

 EVエナジーはトヨタのほか、ホンダにも電池を供給。静岡、宮城両県に生産拠点を構えることになり、HVの好調な販売で需要が増えている電池の増産に対応する。

 宮城工場では4月に2本目のラインが稼働し、急きょ増設を決めた3本目も9月ごろ完成する見通し。従業員は当初計画の300人から増員され、フル稼働時に450人前後、生産能力は年30万台分となる。EVエナジー社全体では110万台分に能力が高まる。

◎未来型産業、地元波及を

 【解説】トヨタ自動車グループのパナソニックEVエナジー(静岡県湖西市)が、宮城県大和町の宮城工場でハイブリッド車(HV)向け電池の生産を始め、トヨタが掲げる東北の「生産拠点化」が具体的に動き始めた。車載用電池という未来型産業の種が東北にまかれた意味は大きく、その効果をいかに地域に波及させるかが今後の課題となる。

 HVの新型「プリウス」の昨年1〜11月の販売台数は国内が前年同期の2.8倍、海外が約1.9倍に達し、エコカー普及元年ともいわれた。HVの販売は今後、加速度的に膨らむとの民間予測もあり、大きな成長が見込まれている。

 今後の自動車産業をけん引するHVの性能を左右する基幹部品が電池。トヨタは、宮城県に移転する完成車製造子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)の近くに、EVエナジーにとって静岡県以外で初の生産拠点を設け、稼働させた。

 トヨタは2020年代に全車種のHV化を予定する。小型車を生産する東北での電池工場の稼働は、東北での小型HVの生産を視野に入れたものとみられ、実現すれば小型車製造分野での東北の拠点性は一段と高まることになる。

 こうした車メーカーの動きに地元でも、異業種交流グループが取引を目指して勉強会を開くといった動きが出ており、東北大も電池の研究を強化する考えだ。

 電池分野の参入は簡単ではないが、既にEVエナジーへの部品納入を決め、新工場を建設した地元企業もある。技術力アップなど地元の地道な努力が求められる。

(報道部・加藤健太郎)

550荷主研究者:2010/01/07(木) 23:48:59

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/01/20100107t12029.htm
2010年01月07日木曜日 河北新報
仙台・泉に2商業施設 スーパー核、複合型 7月開店

 食品スーパーを核とした複合商業施設が7月、仙台市泉区野村と泉区上谷刈1丁目にそれぞれ開店する。ともに大規模小売店舗立地法に基づく計画を市に届け出済み。泉区は商業施設の進出が相次ぎ、競争が厳しさを増しそうだ。

 泉区野村に出店するのは「泉・野村パーク(仮称)」。シェルコムせんだい近くの県道泉塩釜線沿いの土地区画整理事業地にできる。泉区の不動産業「住販システム」が手掛ける。

 商業施設の敷地面積は約2万平方メートルで、核店舗はスーパーのヨークベニマル(店舗面積約2000平方メートル)とドラッグストアのカワチ薬品(2100平方メートル)。ほかに歯科医院や美容室など6店が入る。年間売上高目標は約20億円。駐車場は210台分用意する。

 区画整理全体の面積は約6万平方メートルで宅地開発や公園整備も予定されている。投資総額は区画整理で5億5000万円、商業施設部分で18億円を見込む。

 県道仙台北環状線沿いの泉区上谷刈1丁目には「グリーンズショッピングモール上谷刈」が出店する。敷地面積は約1万3000平方メートル。不動産業も行う泉区の生花店「グリーンショップ本郷」が開発する。

 核店舗はスーパーのベルプラス(盛岡市)が展開するディスカウント店「ビッグハウス」で、店舗面積約1900平方メートル。ほかに書籍販売の「なにわ」(多賀城市)や生花店が出店する。

 敷地は大型ホームセンターの跡地を活用する。北環状線を挟み南側にはスポーツ用品店やホームセンターが立地しており、商業施設の集積が進む。


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