したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

仙台・宮城・陸奥

519荷主研究者:2009/12/15(火) 00:20:33

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091213t12005.htm
2009年12月13日日曜日 河北新報
進出企業、工場跡利用に積極的 宮城自動車関連「低コスト魅力」

 トヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)の本社工場の移転に伴い自動車関連企業の集積が進む宮城県で、不況などで撤退した工場の跡地を進出企業が再利用する動きが広がっている。自動車販売の先行き不透明感を背景に、企業側は「初期投資をできるだけ抑えたい」という意向が強い。こうした企業ニーズに応えるため、自治体側も物件情報の提供に乗り出している。

 栗原市への東北工場開設を2日に表明した自動車部品製造の太平洋工業(岐阜県大垣市)は、寝具メーカーが2002年12月に撤退した土地と工場を活用、来年5月にも操業する。工場は改築するが、初期投資は約4億円に抑えられた。

 同社は東北進出を検討した当初から空き工場に絞って物件を探したという。小川信也社長は「投資額が抑制できることに加え、工場建設から始めるのに比べて非常に短期間で稼働できる」とメリットを強調する。

 トヨタ系部品メーカーのアイシン高丘(愛知県豊田市)は新工場を計画する宮城県大衡村で、ガス・水道メーター製造会社の旧工場と土地を購入。トラック運送業の大五運送(静岡県浜松市)も大衡村で、建設機材リース業者跡の土地と倉庫を取得した。

 東北産業活性化センター(仙台市)は昨年、自治体がより高い付加価値を持つ工場を誘致する有効な方法として、工場跡地への誘致を提言した。センターは「跡地は水道や電気などのインフラも整備済みで進出しやすい。経済情勢の悪化で企業ニーズはさらに高まっている」と指摘する。

 自治体側も、ホームページで空き工場や倉庫などの情報を広く提供する取り組みを始めた。大衡村は昨年から物件概要などを掲載し、これまで15件を紹介、1件が誘致につながったという。

 宮城県も本年度、インターネットで物件情報を提供している。県産業立地推進課は「工業団地への立地は建物やインフラの投資がかさみ、慎重な企業もあるだろう。空き工場を活用してまず立地してもらえれば、その後の施設拡張も期待できる」と話している。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板