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仙台・宮城・陸奥

531荷主研究者:2009/12/30(水) 00:43:20

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091222t15044.htm
2009年12月22日火曜日 河北新報
空きオフィス解消に妙案続々 賃料を一定期間免除 仙台

存在をアピールしようと、ライトアップでツリーの演出をするビルも=仙台市宮城野区

 仙台市中心部で、悪化が続くオフィスビルの空き室率を改善しようと、ビルオーナーらが知恵を絞っている。賃料の一定期間免除、テナントの引っ越し費用負担といった営業強化だけでなく、クリスマスシーズンに合わせたライトアップでビルそのものの存在をアピールするなど、入居率向上に懸命だ。

 JR仙台駅東口に8月に完成した19階のオフィスビル「アゼリアヒルズ」には毎夜、巨大なツリーが出現する。午後5〜9時、西側の窓を集中管理で操作し、室内の光でツリーを浮かび上がらせる。

 ライトアップは25日までの予定。管理する大成建設ビルマネジメント(東京)は「存在感をアピールし、テナントの獲得につなげたい」と期待を込める。

 皮肉にも、ツリーを演出できるのはテナントが埋まっていないため。完成した建物の受け渡し時期がずれ込み、募集が遅れた。来年2月には数社が入居する予定で、巻き返しを狙う。

 ただ、オフィスビルをめぐる環境は厳しい。ビル仲介業の三鬼商事仙台支店によると、新築ビルの供給が続く仙台市内の賃貸オフィスビルの平均空き室率は18.64%(11月末)で、5カ月連続で過去最悪を更新中。同支店は「今後も新築ビルのオープンを控えており、貸し手にとって厳しい状況が続くだろう」と見る。

 貸し手側は、テナント誘致に必死。入居後の賃料を一定期間免除する「フリーレント」の導入、テナントが望む備品の調達はもちろん、引っ越し代の負担を申し出るケースもあるという。「負担が数十万円に膨れ上がっても、5年程度の長期契約を結べれば損はない」(地元不動産業者)との戦略だ。

 別の業者は、「賃料や立地だけで他のビルとの差別化を図るのは難しい」と厳しい現状を嘆く。

 青葉区の不動産会社「日本ハウスコンサルタント」は、ビルオーナーからの相談に応じ、空きビルの床をフローリングに変えたり、若いアーティスト向けの展示スペースを設けたりするなどビルの付加価値向上にも乗り出している。同社は「入居率を高めるために、貸し手側のアイデアも求められている」と話す。


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