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第47回衆議院議員総選挙(任期満了2016年)スレ

1チバQ:2013/03/29(金) 22:32:00
とは代表が立てないので、立てちゃいます。

第23回参院選(2013年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1279062373/l50


第46回総選挙(2012年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/l50

第45回総選挙(2009年)
その2 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/l30
その1 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/l30

第44回総選挙スレ(2005年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l30

1957名無しさん:2014/12/04(木) 12:45:38
電話世論調査 衆院選 自民が優位な選挙戦を展開
https://www.teletama.jp/news/1204.html

テレビ埼玉が2日と3日の2日間、今月14日投開票の衆議院選挙について電話世論調査をしたところ、小選挙区では自民党が優位な選挙戦を展開しています。
調査は、県内の有権者を対象に、コンピュータで無作為に選んで電話をかけるRDD方式で行いました。
それによりますと、自民党は2区、9区、15区でほかの候補を引き離しています。
また、3区、4区、8区、10区、12区、13区、14区で優位に選挙戦を展開し、1区と7区で他の候補をリードしています。
民主党は、5区で前職が自民の前職と激しく競り合っていて、6区でも自民の前職と接戦を繰り広げています。
民主党と選挙区調整を行い、3人の候補を擁立した維新の党は、伸び悩んでいます。
次世代の党は、12区で自民の前職と民主の元職を追う展開で、7区と13区では厳しい情勢です。
全ての選挙区に候補者を擁立した共産党と、1区に候補を擁立した社民党は厳しい戦いです。
無所属は、11区で前職が自民の前職と激しく競り合っています。
しかし、有権者の3割から4割を占めるとされる無党派層の半数から3分の2近くが投票態度を明らかにしておらず、今月14日の投開票に向け、情勢が変わる可能性があります。

1958チバQ:2014/12/04(木) 19:06:01
期待通りの対応をしてくれるみずほちゃん
http://www.saitama-np.co.jp/news/2014/12/04/11.html
2014年12月4日(木)
集団的自衛権は「ダメよ〜ダメダメ」 福島社民副党首が来県


公認候補者への支持を呼び掛ける社民党の福島瑞穂副党首=3日午後、JR浦和駅西口
 社民党の福島瑞穂副党首が3日、県内入りし、衆院選の県内小選挙区に立候補している候補者と党への支持を呼び掛けた。福島副党首は2014年の新語・流行語大賞になった「ダメよ〜ダメダメ」と「集団的自衛権」を引き合いにし、「安倍首相は国民の声を聞かない。集団的自衛権はダメよ〜ダメダメ」と、声を大にした。

 福島副党首は「安倍首相のアベノミクスは格差が拡大する」と主張。消費税率の8%への引き上げによる物価上昇、年金抑制、非正規雇用の増加、実質賃金も下がり続けているとし、「アベノミクスは富裕層はつくったが、生活が苦しいと感じている人が83%もいる。安倍首相は国民の内需に関心がない」と批判した。さらに平和の構築や脱原発、環太平洋連携協定(TPP)反対を訴えた。

1959チバQ:2014/12/04(木) 19:06:49
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014120400706
衆院選・注目区を行く(栃木3区、神奈川4区)【14衆院選】



訪問した企業の従業員に頭を下げる衆院選候補者(手前中央)=3日、栃木県那須塩原市(一部、画像処理してあります)
 ◇追い詰められた「改革の旗手」=自民、渡辺の牙城切り崩し−栃木3区

おすすめ【特設ページ】第47回衆議院議員選挙・立候補者一覧
 「真の改革」を掲げて2009年8月、みんなの党を旗揚げした渡辺喜美が追い詰められている。巨額の借入金問題で党代表の座を追われ、路線対立で党そのものを失った。渡辺に向けられる有権者の視線はかつてなく厳しい。
 衆院選公示から一夜明けた3日朝。栃木県那須塩原市のJR西那須野駅頭で、妻まゆみとビラを配る渡辺の姿があった。厳しい冷え込みの中、白い息を吐きつつ有権者を握手攻め。「ご両親によろしく」と通学の中高生にも笑顔を振りまいた。
 渡辺は栃木3区で、副総理兼外相など要職を歴任した亡父美智雄が築き上げた盤石な地盤を引き継いだ。しかし、選挙区を妻に任せきりにし、永田町で政局にかまけている間に、先代からの古参秘書が去り、系列の地方議員らは離反した。
 今年4月、代表を辞任する原因となった8億円の借入金問題は、「改革の旗手」を自任した渡辺に決定的な打撃となった。「前回支持してくれた建設会社が離れてしまった。いくら謝ってもまだ頭が高いと言う支援者もいる」。渡辺選対幹部の顔色はさえない。
 駅前でのビラ配りの後、渡辺は慌ただしく地元企業のあいさつ回りに向かった。「一から頑張ります」と頭を下げる渡辺との握手に応じた30代の社員は、「会社は喜美さんと付き合いが長いけど、誰に入れるか冷静に考えるよ」と素っ気ない。周囲には自民支持を決めた社員もいるという。
 前回、渡辺に敗れて比例復活した自民前職の簗和生陣営は、渡辺が先代の遺産を食いつぶしていると見定め、「(故美智雄の)金縛りを解く」と牙城の切り崩しに躍起となっている。渡辺が頼るかつての人脈も「1軒ずつつぶしていく」と意気軒高だ。
 「心配をかけ続けてきた。私は不器用な人間だが、片時も地元を忘れたことはない」。こんな渡辺の思いに対する有権者の答えは14日に出る。3区には共産党新人の秋山幸子も出馬している。
◇浅尾も背水の陣−神奈川4区
 「比例復活はない。今回の選挙が一番厳しい戦いになる」。渡辺の反対を押し切ってみんなを解党、無所属に転じた前代表の浅尾慶一郎は11月30日、神奈川県鎌倉市で開いた決起集会で何度も頭を下げた。文字通りの「背水の陣」を敷く。
 無所属候補は、ビラの枚数や選挙カーの台数の制限が政党公認候補より厳しく、政見放送もできない。浅尾陣営は「ハデポコ」作戦、すなわち「はがきの発送、電話勧誘、室内ポスター掲示、個人演説会への参加」で支持拡大に懸命だ。
 しかし、有権者の視線は冷たい。2日の公示日、JR鎌倉駅東口の街頭演説に集まった聴衆は30人程度。この後、西口に移り、街宣車を降りて懸命に頭を下げる姿にも、足を止める有権者はまばらだった。このうちの一人は「党がないんじゃ何ができるのか分からない」と突き放した。
 浅尾が前回、ダブルスコア近い大差で下した自民の前職山本朋広は、浅尾の背中にひたひたと迫る。浅尾自身、「相手は総力戦」と危機感を隠さない。浅尾が決起集会を開いた先月30日、同じ鎌倉に応援に入った首相安倍晋三は「この候補者は時には民主党、時にはみんなの党、時には無所属。どんどん色が変わっていく。これはおかしい」と、党を渡り歩いた浅尾の痛いところを突いた。
 4区には共産新人の加藤勝広、民主を離党した無所属新人の荻原隆宏も立候補している。(敬称略)(2014/12/04-17:16)

1960チバQ:2014/12/04(木) 19:11:46
http://www.news-postseven.com/archives/20141204_289719.html
浪速のエリカ様 相手の目を見つめ手を握る戦術が男性に好評
2014.12.04 16:00
 2012年の総選挙では大阪の19選挙区中12を制した橋下徹・大阪市長率いる維新の党(当時は日本維新の会)だが、党勢の退潮が著しい。

 前回、民主党の藤村修・官房長官(当時)を落選に追い込んだ女刺客、「浪速のエリカ様」こと上西小百合氏(大阪7区)も苦戦を強いられている。

「藤村氏は引退したので民主とは候補者調整し、前回8000票差で競り負けた自民党の渡嘉敷奈緒美さん相手でも勝機は十分あるはずだが、勢いはイマイチ」(陣営関係者)

 原因は橋下氏の「敵前逃亡」だ。大阪都構想に反対する公明党が候補を立てる選挙区に、自らが刺客となって出馬することを匂わせていたが、解散後に不出馬を表明。維新陣営に失望が広がった。

 比例復活当選の上西氏はこの2年間、選挙区への浸透を図る活動を続けてきた。地元記者はこういう。

「政治経験はゼロで演説はしどろもどろだから、徹底した握手作戦を続けていた。毎週末、地元のイベントを回り、しゃべりは最小限にして相手の目を見つめてひたすら手を握る。男性有権者には好評だった」

 解散直後の3連休も自治会の親睦会、防災訓練、ゲートゴルフ大会などをはしごして挨拶回り。1日に20か所以上のイベントを回った経験もあるといい、フットワークは確かに軽いようだが、握手しかできないマドンナ候補でも当選圏が見えていたのは橋下氏への期待があったから。公示前に党首が逃げ出した影響は大きい。

「橋下はしょせんテレビタレント。政治家としての勝負勘は極めて鈍い。比例も含めて維新は議席を減らすだけだ」(自民党大阪府連関係者)と与党は高笑いしている。

※週刊ポスト2014年12月12日号

1961チバQ:2014/12/04(木) 19:13:37
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141204_11034.html
<衆院選>主要労組、足並みに乱れ 民主候補不在の宮城2区

 14日投開票の衆院選で、宮城県内で唯一民主党が公認候補を立てなかった宮城2区の運動方針をめぐり、連合宮城を構成する主要労組の対応が分かれている。民主とすみ分けを図った維新の党へのアレルギーもあり、野党共闘の成否の鍵を握る組合票の行方は不透明だ。

 民主党は2区について、維新前議員の林宙紀氏(37)を県連推薦とした。2012年の前回衆院選は1区から出馬し、民主の要請に応じて国替えした林氏を公認並みに支援する。
 民主を選挙応援の主軸とする連合本部は、公務員の組合活動に否定的な橋下徹共同代表への反発などから維新の党を支援しない。
 組合員約8万人の連合宮城は1、3〜6区の民主候補を推薦する一方、2区は一本化が難しいと判断。運動方針を加盟労組に一任した。
 傘下で組合員数が2番目のUAゼンセン県支部(1万1000人)は表向きは自主投票だが、事実上の林氏支援を組織に呼び掛けている。幹部は「民主候補不在の中で最も政策や理念の近い候補を選びたい」と話す。自動車総連宮城地方協議会(7500人)も林氏支援で動く。
 一方、組合員数最多の自治労県本部(1万6000人)とJP労組宮城連絡協議会(5300人)は、社民党新人の桑島崇史氏(35)を推薦した。自治労はこれまでも社民が支援の主軸だった。
 自主投票とした情報労連県協議会(5200人)の幹部は「連合本部の方針や政策の比較を通じ、維新の党、社民党双方とも(組織決定となる)支援は打ち出せない」と話す。
 県電力総連(7500人)はまだ態度を決めておらず、ぎりぎりまで協議を続ける。「仙台市内の選挙区で民主党候補がいない初の総選挙。慎重に判断したい。エネルギー政策などをしっかり点検する」と話す。
 連合宮城の山崎透会長は「2区ははっきりと支援を打ち出せない難しい状況だが、それぞれの産別は一体の動きを取るはずだ」と話す。

【宮城2区立候補者】
増元照明59☆次 新 
桑島崇史35☆社 新 
林宙紀37☆維 前(1)
大内真理36 共 新 
秋葉賢也52☆自(無)前(4)

1962チバQ:2014/12/04(木) 19:14:03
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1150/20141204_11.html
<衆院選>反自民再結集、福島1区構図激変


立候補断念を表明する石原氏=11月21日、福島県庁
 衆院選の福島1区で、立候補を見送った元議員の石原洋三郎氏(41)が民主党元参院議員の金子恵美候補(49)への支援を表明した。2人は民主党の同志だったが、前回の衆院選直前にたもとを分かった。父親が保守系の元衆院議員という共通項を持つ2人が「反自民」で再結集し、県都決戦の構図は激変した。

 「今まで一緒にやってきた仲。金子を支援してほしい」。2日午後、JR福島駅前のホテルで民主党の玄葉光一郎元外相(50)が石原氏に頭を下げた。石原氏は「分かりました」と快諾した。
 石原氏は2009年の衆院選で、民主党公認で立候補し15万票を得て初当選。前回は民主党を離党し未来の党公認で臨み、5万票で次点だった。民主党候補は4万5000票で3位。反自民票が割れ、12万票を得て返り咲いた自民党の亀岡偉民氏(59)に惨敗した。
 石原氏はみんなの党公認が内定していたが、解党を受け出馬を断念。「第二極と第三極が割れれば自民を利する」と話すなど、非自民の立場は鮮明にしていたが、金子氏を支援するかは明言していなかった。
 初代民選の福島県知事の祖父、元衆院議員の父を持つ石原氏は、1区に代々の支持者を抱える。金子氏の父も元衆院議員で、個人後援会を受け継いでいる。
 「金子石原連合」の誕生に、金子氏選対の小林義明事務局長は「2年前に石原氏を除名した経緯があり、単純な票の足し算はできないが、亀岡氏に肩を並べられるというムードが出てきた」と歓迎する。
 一方、亀岡氏の選対幹部は「石原氏の5万票は絶対に亀岡氏には流れてこない。(前回、大勝して)若干楽観ムードがあっただけに、早急に引き締めを図らなければならない」と警戒を強めた。

◎衆院選立候補者
 【福島1区】
金子恵美49☆民 新 
亀岡偉民59☆自(町)前(2)
渡部保子72 共 新

1963チバQ:2014/12/04(木) 19:14:55
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1150/20141204_06.html
<衆院選>民・生住み分け 岩手の自民苦境


盛岡市であった自民党の街頭演説会。各陣営は安倍政権の実績を訴える
 衆院選の岩手で、自民党陣営の多くがサバイバル戦を強いられている。立候補した4前議員のうち3人は前回(2012年)、比例東北で救われた復活当選組。「小沢王国」の歴史の陰で岩手の自民は党勢がさほど強くない上、今回は民主、生活がすみ分けをして攻勢に転じている。党県連は「4選挙区で余裕のある選挙区は一つもない」と危機感を強める。

 「どうしても岩手のために働きたい。どうか皆さん、この思いを知り合いに伝えてほしい」。公示された2日夜、盛岡市のビルの一室。1区で再選を目指す前議員の高橋比奈子候補(56)は、声を震わせながら約80人に支持を訴えた。
 前回は民主党が分裂し、民主と生活(当時・日本未来)が票を奪い合った。高橋氏は2番手に滑り込み、比例復活で初当選した。
 今回は事情が違う。民主は1、3区、生活は2、4区に公認候補をすみ分けた。1区では民主前議員の組織力のある階猛候補(48)が4選を狙う。前回割れた民・生票を単純に合わせれば、高橋氏は圧倒的に不利になる。
 2区では前回ただ一人、選挙区議席を獲得した党県連会長の鈴木俊一候補(61)が通算8選に挑む。相手は比例東北の生活前議員畑浩治候補(51)。選挙区の対戦成績は鈴木氏の2勝1敗だ。
 「追い風はない」と前回との違いを語る鈴木氏。経済政策アベノミクスへの評判は芳しくなく、支える首長の一人は「厳しい勝負。鈴木さんも競るだろう」と予測する。
 3、4区の候補はいずれも比例復活組で、保守層への浸透に躍起だ。3区は橋本英教候補(47)が民主前議員の黄川田徹候補(61)に挑み、4区は藤原崇候補(31)が生活代表の小沢一郎候補(72)の岩盤に立ち向かう。
 ある陣営の幹部は「惜敗率80%が比例の当落ラインだろう。差を縮め、何とか復活したい」と選挙区での「善戦」を視野に入れ始めた。前回、比例東北で復活した自民候補の惜敗率は45〜78%。落選者が増えれば復活ラインは上がる。
 好材料もある。公明党は前回2区の鈴木氏だけだった推薦を全候補に拡大した。公明票は各選挙区1万余りあるとみられ、各陣営は票の上積みを期待する。
 県農協政治連盟や県漁連、県医師連盟、県歯科医師連盟など各団体も前回は「自主投票」とした選挙区を「自民推薦」に切り替えた。県連幹部は「しっかり取り組まないと思わぬ結果になる」と陣営を引き締める。

◎衆院選岩手小選挙区立候補者
 ▽1区 
細川光正65☆社 新  
階猛48☆民 前(3) 
吉田恭子33 共 新  
高橋比奈子56☆自(大)前(1)(比当)

 ▽2区 
畑浩治51☆生 前(2)(比当)
久保幸男56 共 新  
鈴木俊一61☆自(岸)前(7) 

 ▽3区 
橋本英教47☆自(町)前(1)(比当)
黄川田徹61☆民 前(5) 
菊池幸夫55 共 新  

 ▽4区 
藤原崇31☆自(町)前(1)(比当)
高橋綱記67 共 新  
小沢一郎72☆生 前(15) 

☆は比例代表との重複立候補者。(比当)は前回選(12年)の比例東北復活当選者。

1964チバQ:2014/12/04(木) 19:15:29
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1150/20141204_07.html
<衆院選>「大将の娘」激励 谷垣氏酒田入り


「今度は私が育てる」と自民候補への支持を訴える谷垣幹事長
 自民党の谷垣禎一幹事長が3日、衆院選山形3区の党新人加藤鮎子候補(35)応援のため、酒田市に駆け付けた。谷垣氏といえば、加藤氏の父紘一氏による「加藤の乱」の際に「大将なんだから」と、涙ながらに引き留めたエピソードが有名。前回、紘一氏を破った前議員との激戦に挑む「大将の娘」のため、熱弁を振るった。

 谷垣氏は個人演説会で約400人の聴衆を前に「初陣の鮎子氏の姿を見ると、加藤紘一先生に指導していただいた身として万感胸に迫る」と切り出し、自らの衆院初当選の思い出を披露した。
 紘一氏の全面支援を受け、30代の若さで当選できた−などと述べた谷垣氏は「私がそうしてもらったように、鮎子氏を山形のためになる政治家に育てる」と宣言。壇上に並んだ鮎子氏は目を潤ませながら頭を下げ、支援者からは大きな拍手が湧いた。
 マイクを握った自民党県連幹部も「こんな早い段階で幹事長が来るのは、鮎子氏が大事だということの証だ」と強調し、谷垣氏との親密さを繰り返しアピールした。
 谷垣氏は紘一氏に側近として長く仕え、2000年の加藤の乱では、当時の森喜朗首相への内閣不信任案に賛成しようとする紘一氏に対し「加藤先生が大将なんだから。一人で突撃なんて駄目ですよ」と説得した姿が大きく取り上げられた。鮎子氏とは幼いころから親交があるという。
 党幹部との「浪花節」で引きつける加藤氏に対し、無所属前議員の阿部寿一候補(55)の陣営は「谷垣氏が来るのは想定内だ」と述べた。
 民主新人の吉田大成(45)、共産新人の長谷川剛(36)の両候補陣営はともに「主張を変わらず訴えるだけ」などと話している。

◎衆院選立候補者
 【山形3区】
阿部寿一55 無 前(1)
吉田大成45☆民 新 
長谷川剛36 共 新 
加藤鮎子35☆自 新 
佐藤誠66 無 新

1965チバQ:2014/12/04(木) 19:19:22
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/news2/20141203-OYT1T50112.html
自民も民主もいない選挙区…見極め困難と有権者
2014年12月04日 08時24分
 本来は政権選択の意味合いを持つ衆院選だが、第1党の自民党候補も、野党第1党の民主党候補もおらず、選択肢が限られる選挙区もある。


 政党間の選挙協力や強固な地盤を持った候補の存在がその理由で、有権者からは戸惑いの声も漏れる。

 熊本4区は、自民、民主両党の公認候補が出ず、共産党新人の井芹栄次候補と次世代の党前議員の園田博之候補の一騎打ちとなっている。

 園田候補の父親は、外相などを歴任した自民党の重鎮だった。園田候補は同党を離党後、複数の党を渡り歩いたが、今も地盤を支えるのは自民党の地方議員ら。今回の選挙でも、同党県連と公明党から異例の推薦を得た。園田候補は2日の出陣式で「与党や、与党に近い立場で仕事をしたい」と表明したが、駆けつけた農業男性(64)は「地元のために働くのに政党は関係ないが、やはり自民党候補がいないと……」とこぼす。

 一方の井芹候補は「安倍政権にノーを突き付けよう」と訴えた。

 自公連立政権の象徴とされ、2003年の衆院選以降、自民党が候補を立てていない東京12区。「野党共闘のため」として民主党も擁立を見送り、前回に続き、自民、民主両党が不在の選挙区となった。

 公明党前議員の太田昭宏候補が11月27日に行った事務所開きには、自民党の谷垣幹事長が駆け付け、両党の連携をアピールした。生活の党前議員の青木愛候補は、区議レベルで民主党の選挙協力を受けている。

 しかし同選挙区内にある、JR赤羽駅近くの商店街を歩いていた女性会社員(32)は「自民党候補も民主党候補もいないと、政権を託せる投票先を見極めるのは難しい」と語った。

 同選挙区では、共産党新人の池内沙織候補と、次世代の党新人の田母神俊雄候補も出馬している。

2014年12月04日 08時24分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

1966チバQ:2014/12/04(木) 19:20:42
http://www.sankei.com/region/news/141204/rgn1412040038-n1.html
2014.12.4 07:10
【衆院選2014注目区を行く】
5区 「枝野包囲網」に民主危機感 埼玉

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 「自民党が全国で最も力を入れている選挙区が、ここ埼玉5区なんです」

 公示前の11月30日、JR大宮駅前で牧原秀樹の応援演説に立った地方創生担当相の石破茂は力を込めた。リップサービスではない。翌12月1日に三原じゅん子、2日に小泉進次郎と知名度が高い応援弁士を送り込み、3日には石破が再び5区入り。相手は民主党幹事長、枝野幸男だ。

 民主への逆風が吹き荒れた平成24年の前回衆院選で、自民が県内で唯一民主に敗北したのが5区だった。差は9465票。比例復活した牧原の陣営は「今度こそ小選挙区で勝利」をスローガンに掲げる。

 党を挙げての「枝野包囲網」の背景には、前回、危機感を抱いた枝野が選挙戦終盤、地元に張り付きになった経緯がある。党の顔でもある枝野が地元から動けなくなれば、「それはそれで全国の選挙区に対して貢献できる」(陣営関係者)からだ。

 「4度目のチャレンジで皆さま一人一人を代表させていただきたい」。そう訴える牧原は「市内から電車で国会に通う市民として、地域との絆はある」と胸を張る。

 一方の枝野。陣営は当初「公示後は応援演説のため自分の選挙区に入れない」としていたが、公示日の2日夜、早くもお国入り。JR大宮駅東口で支援者ら約200人を前に、「地元を離れて仲間の応援に行くのは大変辛いが、育てていただいた皆さんを信じて全国を走りたい」と語った。

 この日は青森、岩手、栃木各県を飛び回った。やや疲れた表情で「安倍さんは相当私のことをお嫌いなようで、ターゲットにされています」とこぼしたが、約8分の演説を終えると、13区の候補者の応援のため足早に車に乗り込んだ。

 本人不在の間、録音した枝野の声を選挙カーで流し、県議や市議らが順番に駅立ちを行うなど協力態勢は万全を期す。陣営関係者は「相手が有名議員を入れるので、うちのスタッフに危機感が生まれた。投票率の向上へ、よい相乗効果が生まれている」と手応えを語った。=敬称略(佐藤祐介)

1967チバQ:2014/12/04(木) 19:21:32
新潟

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20141204149197.html
1−4区で自民・民主競り合い
県内世論調査 5・6区、自民に勢い

 14日投開票の第47回衆院選に向け、新潟日報社は2、3の両日、県内6小選挙区を対象とした世論調査を行い、公示直後の序盤情勢を探った。自民党と民主党の候補が1〜4区で競り合っている。5、6区は自民候補に勢いがあり、それぞれ生活の党と民主党が追う。共産党と社民党は広がりがいまひとつ。各区では5〜6割の有権者が態度未定で、今後情勢が大きく動く可能性がある。

 今回の衆院選の関心度について「大いにある」「ある程度ある」と答えたのは67・4%。戦後最低の投票率(59・66%)だった前回2012年衆院選の序盤調査に比べて、10・2ポイント低下した。(以下敬称略)


 【1区】自民前職の石崎徹と民主元職の西村智奈美が競る。石崎は自民、公明支持層を押さえ、20代にも食い込む。西村は民主のほか、社民支持層も後押し。ともに旧新潟市の無党派層の取り込みが鍵だ。共産新人の町田明広は、共産支持層以外への広がりに期待。

 【2区】民主前職の鷲尾英一郎と自民前職の細田健一が一歩も引かない戦い。鷲尾には民主支持層に加え、自民支持層の一部が流れる。燕市などに浸透する。柏崎市などで支持を広げる細田は自民、公明支持層をまとめ切れるかが焦点。共産新人の五位野和夫、社民新人の渡辺英明はまだ勢いがついていない。

 【3区】民主元職の黒岩宇洋と、自民前職の斎藤洋明が接戦を演じている。黒岩は民主支持層を取り込み、無党派層からも一定の支持を得る。斎藤は自民、公明支持層を固め、20代を引き寄せる。村上市で強みを見せる。共産新人の伊藤誠は共産支持層の7割を確保。

 【4区】自民前職の金子恵美と、民主前職の菊田真紀子が激しい戦いを展開。金子は自民支持層に加え、無党派層からも支持を受ける。民主支持層をまとめる菊田は、無党派層への食い込みが遅れている。共産新人の西沢博は共産支持層をまとめ、他への波及も狙う。

 【5区】自民前職の長島忠美が自民支持層を固め、幅広い世代にも浸透。長岡市など全域でリードする。生活新人の森裕子は野党共闘を組む民主、社民支持層の支持を獲得するが、無党派層への広がりが課題。共産新人の服部耕一は50代から一定の支持を受ける。

 【6区】自民前職の高鳥修一が自民支持層をしっかり押さえ、大票田の上越市をはじめ各地で先行する。追う民主新人の梅谷守は民主支持層の8割をまとめるが、若い世代への広がりがいまひとつだ。共産新人の高橋ミキ子は共産支持層以外への切り込みが課題だ。

1968チバQ:2014/12/04(木) 19:22:45
http://www.sankei.com/politics/news/141204/plt1412040013-n1.html
2014.12.4 06:00
【衆院選2014】
自民、海江田氏の地盤の東京1区に幹部を集中投下 「民主敗北の象徴区」に





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衆院東京1区に入り、支持者と笑顔で会話する自民党の谷垣禎一幹事長=3日夕、東京都新宿区(小野淳一撮影)
 自民党は、幹部クラスが続々と民主党の海江田万里代表の地盤、東京1区に入っている。すでに、安倍晋三首相(党総裁)と菅(すが)義(よし)偉(ひで)官房長官が公示前の11月28日と29日にそれぞれ入り、3日は谷垣禎一幹事長が党公認候補の応援に駆け付けた。まさに“集中投下”の様相だ。産経新聞の情勢調査によると海江田氏は苦戦しており、もし落選すれば同区は「民主敗北」の象徴となる。(沢田大典)

 「政権をとって何をするかが一致していなかったから、最後はバラバラになった。日本を成長させる政策が民主党には足りない。振り子のような政治には終止符を打ちたい」

 谷垣氏は3日夕、新宿区のスーパーの前で候補者の山田美樹氏と街頭演説し、民主党を批判。かつて東京1区を地盤としていた与謝野馨元財務相も駆け付け、「山田さんをよろしくお願いします」と訴えた。

 平成24年の前回衆院選と比べて野党間の候補者調整は進んだものの、情勢調査では、民主党は公示前勢力の62議席から増える見込みだが、目標とする100議席には遠く及ばない。

 党幹部は「なかなか厳しい…」と眉をひそめた。これが現実のものとなれば、選挙後に党内から海江田氏の辞任論が起きる公算が大きい。それどころか、海江田氏の当選も決して楽観できそうにないのだ。

 海江田氏は、前回衆院選で山田氏に1134票差で敗れ、比例代表で復活当選した。選挙区で敗北し、代表選に立候補したことを党内で疑問視されると、当選者の得票数に対し落選者の得票数の割合を指す惜敗率を引き合いに出し「98・6%だ。私なりにクリアできている」と反論していた。

 野党では、維新の党の江田憲司共同代表が「全軍の将として候補者の士気を高めるため」として比例代表との重複立候補を辞退した。海江田氏は今回も重複立候補し、東京ブロックの名簿は他の選挙区候補と同列の1位だ。

 自民党都連幹部は「海江田氏が比例復活もできなければベストだ。復活しても惜敗率が下がり、90%を割りでもしたら、民主党の議席が増えても恥ずかしくて勝利宣言や代表続投なんてできないだろう」と語る。

 海江田氏は3日、東京都調布市内で記者団に「自民党は野党第一党の党首を追い込む考えのようだが」と問われると、あくまで平静を装った。

 「相手が何してこようと意に介しません」

1969チバQ:2014/12/04(木) 19:23:40
http://www.sankei.com/politics/news/141204/plt1412040015-n1.html
2014.12.4 01:17
【衆院選2014】
野党共闘「反自民の大義」か「選挙目当て」か…1強多弱に危機感 熊本1区、福岡4区





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 第47回衆院選(12月14日投開票)で、九州・山口8県の37選挙区では共産党、諸派、無所属をのぞく野党候補が1人だけの「野党共闘区」が22に上った。「1強」の自民党に対抗する苦肉の策だが、民主党を中心に野党の候補擁立が間に合わず、結果的に調整に成功した側面もある。各党が訴える政策の違いは大きく、対抗陣営からは野合批判も噴出する。(田中一世、谷田智恒)

 「この2年間、松野氏とは別々の道を歩んできたが、今、強権的な政治が推し進められている。今回は何としても勝たなければならないということで本日、参りました」

 衆院選が公示された2日。熊本1区の維新前職、松野頼久氏(54)の出陣式には、民主党熊本県連の鎌田聡代表も出席し、激励のあいさつをした。

 民主党の最大の支持母体である連合熊本の佐々木義博事務局長もマイクを握り、「自民党議席を1つでも減らすことが連合熊本の大義だ」と述べた。

 両者の発言に、松野氏は「民主県連、連合熊本の仲間と一緒に戦える。感無量です」と声を詰まらせた。

 松野氏と民主党には、浅からぬ因縁がある。

 かつて松野氏は民主党に所属し、鳩山由紀夫内閣では内閣官房副長官を務めた。だが、平成24年9月、飛ぶ鳥を落とす勢いだった日本維新の会(維新の党の前身)に移る。政権支持率が低迷する中で党を出て行く松野氏の行動に、民主党内には不平不満がたまった。

 3カ月後の衆院選では 民主党は松野氏に対抗し、新人候補を擁立した。非自民票が割れたこともあり、松野氏は自民党の木原稔氏(45)に敗北し、比例当選するのがやっとだった。

 今回の衆院選にあたっては非自民勢力を拡大することを優先し、民主党県連は解散翌日の11月22日、松野氏の「支持」を決めた。連合熊本も26日、「協力・支援」することとした。

 もちろん、これまでのわだかまりを、水に流せたわけではない。連合熊本内には、橋下徹共同代表が官公労批判を繰り返す維新の党への拒否反応もある。

 それでも上田淳会長は「自民から議席を奪うためには反自民の大義でまとまれる」と強調する。

 上田氏らの脳裏にあるのは、前回の選挙結果だ。松野氏と民主候補の票を足すと、わずか56票ながら、当選した木原氏を上回っていた。

 この野党共闘に対し、自民・木原陣営の小杉直県議は「民主党は党を捨て、連合を裏切った松野氏を支援するという。こんな連中に負けるわけにいかない」と批判した。

   × × ×

 野党共闘は、九州最多11選挙区を抱える福岡でも進んでいる。

 「与野党が伯仲した国会にしなければならない。そういう思いで、民主党福岡県連は私に推薦を与えてくださった。この熱い思いに応えたい」

1970チバQ:2014/12/04(木) 19:24:02
 選挙戦2日目の3日午後、福岡4区の維新前職の河野正美氏(53)は福岡県粕屋町での街頭演説でこう強調した。維新の党の川田龍平・国会議員団総務会長もマイクを握り、「安倍首相のやりたい放題にストップかけなければいけない。そのための選挙協力だ」と述べた。

 前回衆院選で、福岡4区の非自民勢力は民主党、旧日本維新の会、旧日本未来の党などに割れた。維新公認で出馬した河野氏は、自民候補に敗れ、比例復活した。

 民主・維新両党は先月27日、福岡県連レベルでの選挙協力を結び、民主党は河野氏を推薦した。代わりに、維新の党は民主党が擁立した県内6選挙区の候補を推薦した。

 民主党側は、4区を拠点に活動していた元職の山本剛正氏(42)を、河野氏との競合を避けるため、公示2週間前になって1区に国替えさせる配慮まで見せた。

 河野氏は「私は野党統一候補。民主党さんにあそこまでやっていただいたのだから、選挙区で勝たないといけない。『比例復活で』という考え方は絶対にだめだ」と意気込む。

 河野氏は、連合福岡の推薦は受けられなかったが、傘下の複数の労働組合とは支援の話し合いを個別に進めているという。

 先月30日には民主党県連の大久保勉代表(参院議員)が4区内の数カ所で応援演説をする計画も立てた。何かの前兆か、こちらは大雨で中止となったが、選挙期間中の実施に向け、再度調整しているという。

 大久保氏は「野党が共闘し、巨大な敵と対(たい)峙(じ)することが最も重要だ。2年前は自民に県内11選挙区を独占されたが、今回は勝つ見込みが十分にある」と、共闘に活路を見出す。

 一方、共闘は野党が地力の弱さを露呈したともいえる。民主党は全国でも結党以来最少となる198人しか候補者を擁立できなかった。枝野幸男幹事長は公示前の11月29日、大阪市で記者団に「次の選挙の時には政権の選択肢として認めていただけるような議席を獲得したい」と語り、今回衆院選での政権獲得が厳しいとの認識を示した。

 「自民vs民主」だった過去2回の衆院選と異なり、今回は「自民vs野党」の構図となったといえる。

 ただ、民主や維新、社民など野党各党の政策は、原発再稼働や集団的自衛権の行使容認、憲法改正などをめぐり、大きな隔たりがある。

 20年前の平成5年にあった第40回衆院選でも、「非自民・非共産」による野党結集が喧伝され、選挙後の細川内閣成立につながった。だが、寄せ集めの連立政権は1年ほどで四分五裂した。今回の野党共闘にも、ライバル候補からは「選挙だけが目当てのご都合主義に過ぎない」と批判の声が上がる。

1971チバQ:2014/12/04(木) 19:28:20
静岡
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20141204/CK2014120402000094.html
衆院選 県内の序盤情勢  
◆自民5選挙区でリード 民主は2選挙区優勢

写真
 中日新聞社は三日、第四十七回衆院選(十四日投開票)について、共同通信社と合同で行った電話世論調査に、独自取材を加味して序盤情勢を分析した。静岡県内では八小選挙区のうち、五選挙区で自民党、二選挙区で民主党が優勢となり、一選挙区は自民党と民主党が接戦となっている。ただ、小選挙区で五割、比例代表で四割が投票先をまだ決めておらず、投開票日まで情勢が変わる可能性がある。

 自民党は二年前の前回選で圧勝した勢いはやや衰えているが、有利に戦いを進めている。民主党は牙城の5、6区で優勢で、4区で自民党と激しく競り合っている。1、8区に擁立した維新の党は支持政党を持たない層への浸透が鍵となる。

 支持政党は自民党が一位で36・4%、二位の民主党は16・1%。三位の維新の党は7・1%で、前回選で民主党に2・7ポイント差までに迫った勢いを失っている。共産党が4・1%、公明党が3・6%、生活の党が0・7%、社民党が0・6%、次世代の党が0・1%と続き、支持政党を持たない層が15・8%、分からない、無回答が10・1%だった。

 比例代表の投票先は自民党が七選挙区、民主党が一選挙区で一位となった。前回は自民党が全選挙区で一位だったが、民主党がやや盛り返した。民主党は「投票先を決めている」と答えた人のうち七選挙区で二位で、維新の党は三選挙区で三位だった。

 「決めていない」という人に重ねて投票先を聞くと、維新の党が四選挙区で二位となった。維新の党が一定程度、態度未定の有権者の受け皿として浸透していることが分かった。衆院選への関心は「大いにある」と「ある程度ある」の合計は66・4%で、前回衆院選公示前調査より13・2ポイント下がった。

 <調査の方法> 序盤情勢は共同通信社と本紙を含む加盟社が行った電話世論調査結果と本紙独自の取材結果を総合して判断した。

 電話調査は二〜三日の二日間、全国の有権者を対象に、コンピューターで無作為に電話番号を発生させて電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。今回、無作為に発生させた番号のうち、実際に有権者がいる世帯にかかったのは十五万二千百八十五件で、このうち十二万一千七百六十二人から回答を得た。

1972チバQ:2014/12/04(木) 19:29:42
秋田
http://www.yomiuri.co.jp/local/akita/news/20141203-OYTNT50129.html
<衆院選情勢分析>1区 冨樫、寺田激戦
2014年12月04日
◆3区は御法川、村岡横一線◆


 14日投開票の衆院選について、読売新聞社が2、3日に行った情勢世論調査の結果から県内3小選挙区の情勢を探る。秋田1区は自民の冨樫氏と民主の寺田氏が激しく競り合っている。2区は自民の金田氏が優位に選挙戦を進める。3区は自民の御法川氏と維新の村岡氏が横一線の戦い。ただ、どの選挙区も有権者の2〜3割が投票する候補を明らかにしておらず、情勢は流動的だ。

■1区

 再選を目指す冨樫氏は自民支持層の約8割を固め、安倍内閣を支持する有権者の7割強から支持を集めている。職業別では、商工団体の支援を受けていることもあり、給与所得者と商工自営業の3割強から支持を得ている。年代別では、30〜50歳代の支持が多い。

 寺田氏は民主支持層の9割弱をまとめ、無党派層の4割弱にも浸透。自民支持層の1割弱の支持も得ている。年代別では、60歳代と70歳代以上の支持が3割強となっており、職業別では、無職の支持が高い。内閣を支持する有権者の2割弱からも支持を得ている。

 4氏の中で立候補の表明が最も遅かった社民の伊藤氏は、支持をまとめきれていない。7月に出馬表明した共産の山内氏は、無党派層の1割弱、30歳代の1割強の支持を得ている。

■2区

 金田氏は自民支持層の9割弱、さらに民主支持層の2割弱からも支持を得ている。安倍内閣を支持しない有権者でも約2割は金田氏を支持しており、幅広く浸透している。職業別では専業主婦の約6割の支持を得ているほか、給与所得者の5割近い支持を得ている。

 民主の緑川氏は民主支持層の8割弱、無党派層の約3割の支持を得ている。60歳代の支持が4割近い。町村部での支持が4割弱と、金田氏を上回る。ただ、選挙戦でアベノミクス批判を展開しているものの、内閣を支持しない有権者の支持が5割に届いていない。

 共産の藤本氏は、40歳代の有権者の支持が一定程度あるものの、町村部などへの浸透が遅れている。

■3区

 御法川氏は自民支持層の7割強をまとめ、町村部での支持も5割を超えている。幅広い年代、職種に浸透し、職業別では商工自営業の支持が5割弱に上り、農林水産業や主婦、無職の支持も約4割と高い。年代別でも、70歳代以上の約4割から支持を集めている。

 村岡氏は維新支持層の約8割、自主投票を決めた民主支持層の6割強の支持を固め、自民支持層の2割弱にも浸透している。無党派層の支持が約4割と、御法川氏を大きく上回る。職業別では給与所得者の4割弱、年代別では50歳代で5割弱の支持を集めている。

 共産の我妻氏は、民主支持層と無党派層の1割強から支持を得ている。

2014年12月04日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

1973チバQ:2014/12/04(木) 19:31:52
沖縄1区 赤嶺が前
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141204rky00m010004000c.html
衆院選:沖縄1区は3氏競り合う 合同世論調査
2014年12月04日

 琉球新報社は、14日投開票の第47回衆院選に向け、共同通信社と合同で2、3の両日、県内の有権者を対象に電話による世論調査を実施した。本紙の取材を加味して選挙戦の序盤情勢を探ったところ、沖縄1区は共産前職の赤嶺政賢氏、自民前職の国場幸之助氏、維新元職の下地幹郎氏が激しく競り合う展開だ。2区は社民前職の照屋寛徳氏が自民前職の宮崎政久氏をリードし、3区は生活前職の玉城デニー氏が自民前職の比嘉奈津美氏に先行している。4区は自民前職の西銘恒三郎氏がやや先行し、無所属新人の仲里利信氏が激しく追い上げている。

 ただ全体の約4割がまだ投票する候補者を決めていないと回答している。選挙戦中盤以降に情勢が大きく変化する可能性がある。判断を保留しているのは無党派層が多く、その動向が当落の鍵を握りそうだ。

 沖縄1区は赤嶺氏が共産に加え、生活や社民の支持層を固めつつある。国場氏は自民に加え、推薦を得た公明支持層の約6割を押さえた。下地氏は維新の7割強から支持を集め、民主からも約5割の支持を得る。

 2区は照屋氏が社民、共産、生活の支持層を固め、民主支持層の支持も得る。宮崎氏は自民の6割を固めたが、推薦を受ける公明からの支持をまだ固め切れていない。

 3区は玉城氏が生活、社民、共産の支持者から高い支持を得て、民主、維新支持者にも食い込む。比嘉氏は自民、推薦を得た公明支持層を固めたが、やや広がりに欠ける。

 4区は西銘氏が自民と推薦を受ける公明の8割を固めた。仲里氏は社民、共産、生活支持者に加え、民主、維新支持者、無党派層にも食い込む。(琉球新報)

1974チバQ:2014/12/04(木) 19:32:48
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141204ddn041010012000c.html
師走決戦:2014衆院選 大阪11区 落下傘、混戦に拍車 それぞれに「地元」
毎日新聞 2014年12月04日 大阪朝刊

 

 大阪府北東部のベッドタウン・枚方市。住宅街にあるスーパーの前で3日、自民元職の佐藤ゆかり氏(53)がマイクを握った。「『経済の佐藤』と言われるようになりました。アベノミクスで庶民生活を良くしましょう」。白の上下に白の靴。演説が終わると聴衆に駆け寄り、笑顔で握手を求めた。

 東京出身。外資系証券会社勤務などを経て、2005年に小泉純一郎首相(当時)が仕掛けた郵政選挙で、野田聖子元郵政相=岐阜1区=への「刺客」として初当選(比例復活)した「小泉チルドレン」の一人だ。民主に政権交代した09年の衆院選は東京5区に国替えして落選。10年の参院選比例代表で当選した。今回は、縁もゆかりもない大阪11区から立つ。

 大阪11区は1996年の小選挙区制導入以来、一度も自民候補が勝ったことのない選挙区で、ここでの勝利は自民の悲願だ。「勝てる候補を」との枚方市議らの要請で、自民大阪府連が公認申請し、出馬が決まったのは約1週間前。街頭演説では「淀川に架かっている橋が少ない。災害対策に力を入れる」などと地元の話題にも触れる。本人はさらりと言う。「刺客ではありません。地元から求められて来たんです」

 維新前職の伊東信久氏(50)は警戒心を隠さない。「まるで黒船襲来だ」。神戸市生まれで、大阪市内などで開業する整形外科医で、12年の前回選で橋下徹共同代表(大阪市長)が擁立した「橋下チルドレン」の一人だ。強い地盤があるわけではない。大阪都構想には逆風が吹き、維新への風向きも前回とは異なる。

 2日、交野市で伊東氏の応援演説に立った松井一郎幹事長(大阪府知事)は佐藤氏をけん制した。「『刺客』として知名度はあるんだろうが、それだけで票につながるのか。自民では身を切る改革をできない」

 民主元職の平野博文氏(65)は5期連続で議席を守り、官房長官や文部科学相などの要職を務めた。選挙区にはパナソニックの社員が多く住み、出身の平野氏は労組の支援で安定した戦いをしてきた。だが、民主への逆風や維新の国政進出で状況は一変した。前回は維新の伊東氏に約2万6000票差をつけられ、比例復活もできなかった。

 「おはようございます」。3日朝、京阪枚方市駅前で通勤客の前に立った平野氏は深々と頭を下げたが、あいさつする市民は少ない。それでも2年前より反応はいいという。「団地の隅々までつじ立ちを繰り返し、地べたから市民と接点を持つのはこの選挙が初めて。『地元の候補』をアピールしたい」と雪辱を期す。

 混戦模様となった11区。「落下傘候補もベテラン候補も気にしていない」と話すのは共産新人の三和智之氏(39)だ。「若さと地元で子育てをする肌感覚を生かし、消費税の増税中止などを訴えたい」【五十嵐和大、熊谷豪】

==============

 ◇大阪11区立候補者
平野博文 65 [元]文科相 (5)民元

三和智之 39 党11区役員 共新

伊東信久 50 医師 (1)維前

佐藤ゆかり 53 [元]参院議員 (1)自元=[公]

 (届け出順)

1975チバQ:2014/12/04(木) 19:38:42
福島
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20141203-OYTNT50293.html
自民4選挙区で先行…世論・情勢分析
2014年12月04日
 14日投開票の衆院選で、読売新聞社は2、3の両日に実施した世論調査と取材結果を加味して序盤の情勢を分析した。県内五つの小選挙区では、3区を除く四つの選挙区でいずれも自民党候補が先行し、3区では民主党候補がリードしている。ただ、有権者の2割強が態度を明らかにしておらず、情勢は流動的な部分もある。(敬称略)


◆1区

 亀岡が安定した戦いを進め、自民支持層の9割弱、公明支持層の7割弱を固めている。農林水産業や給与所得者の半数以上の支持を得ており、特に郡部で浸透している。民主党参院議員だった金子は同党支持層の8割をまとめ、無党派層の支持も亀岡と同じ3割弱だが、世代別では全年代で亀岡に水をあけられている。渡部は共産支持層の6割を固めたが、支持の広がりが課題だ。

◆2区

 根本が優位に立っている。自民、公明両党支持層からの支持がいずれも9割に上り、無党派層も3割を固めた。年代別でも全世代でリードしている。11月下旬に出馬表明した岡部は、民主支持層の7割を固めたが、郡山市以外では伸び悩んでいる。若さや医師の実績などをアピールして無党派層の取り込みを目指す。平は共産支持層の大半を固めているものの、都市部で浸透できていない。

◆3区

 8選を目指す玄葉が頭一つ抜け出している。民主支持層の9割に加え、自民支持層の2割も取り込み、公明、共産支持層にも食い込む。無党派層からも半数の支持を得る。出馬表明が11月下旬と遅れた上杉は、まだ自民支持層の半分しか固めきれていない。ほぼ全ての年代でリードを許しており、巻き返しを図る。横田は共産支持層をまとめ、知名度向上を目指す。

◆4区

 菅家がリードする展開で、自民支持層の8割、公明支持層の8割弱を固めた。専業主婦の6割弱、給与所得者の4割に浸透し、都市部、郡部とも他候補をリードしている。小熊は維新支持層の8割弱をまとめ、候補擁立を見送った民主の支持層の半数に浸透。無党派層では菅家を上回る3割の支持を集めている。田中は共産支持層の9割弱の支持を得ている。出馬表明が公示直前となった小川は、まだ社民支持層をまとめきれていない。

◆5区

 吉野が先行している。公示前日に公認が決まり、9年ぶりの5区での戦いだが、自民支持層の7割、公明支持層の5割を固めた。比例に回った前議員坂本剛二の支援も受け、基盤固めを急ぐ。吉田泉は民主支持層の6割の支持にとどまっているが、無党派層への浸透は吉野をやや上回っている。吉田英策は共産支持層の8割をまとめ、民主支持層や無党派層にも食い込む。

◆比例選投票先…自民3割強、民主2割

 比例選での県内有権者の投票先は、自民が3割強、民主が2割、維新が1割弱で、これに公明、共産、社民、生活などが続く。

 地域別にみると、自民と民主に対する支持は、市部は全体の傾向と同じだが、郡部ではほとんど差がない。

 支持政党別では、自民、民主、維新、公明は自党支持層の8〜9割を固めている。無党派層では、自民、民主、維新がいずれも1割強で、ほぼ互角だった。

 安倍内閣の支持率は35%で、不支持率が45%と上回った。自民支持層では支持率は75%、不支持率は10%だったが、連立を組む公明の支持層ではそれぞれ57%、29%だった。

 政党支持率は、自民が最も高い35%で、これに民主17%、公明、共産5%、維新4%、社民1%などと続いた。「支持政党なし」は22%だった。

2014年12月04日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

1976チバQ:2014/12/04(木) 19:41:00
大分
http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2014/12/04/113606242
衆院選県内3選挙区 公示直後の情勢 本社世論調査



 大分合同新聞社は2、3の両日、衆院選の大分県内3選挙区で電話世論調査を実施し、取材による情報も踏まえて公示直後の情勢を探った。1区は自民前職の穴見陽一に民主元職の吉良州司が迫る勢いで激しく競り合う。2区は先行する自民前職の衛藤征士郎が、社民前職(比例九州)の吉川元に対し優位を保っている。3区は自民前職の岩屋毅が安定した戦いを進め、民主新人の浦野英樹は出遅れている。調査時点では各選挙区ともおよそ半数の人が投票行動を決めておらず、14日の投票日までに情勢が動く可能性がある。(名簿の並びは届け出順、文中敬称略)

【1区】 穴見氏と吉良氏接戦

山本茂 (共産・新)
吉良州司(民主・元)
穴見陽一(自民・前) =公明推薦=
 穴見は党県連・大分市連と企業、友好団体が連携して保守層を中心に集票。党本部も九州での最重点候補と位置付けて閣僚級を応援に投入する。自民、公明両支持層のほぼ8割をまとめるが、取り込みを狙う維新の支持層への浸透は不十分。陣営は接戦への警戒感を強めて引き締めを図る。
 吉良は前回選挙からのブランクが懸念材料で、後援会組織を固め直す。推薦した連合大分は組織を挙げた集票活動を目指し、社民系労組も動きを活発化させつつある。民主、社民両支持層の8割強をまとめ、維新の支持層にも食い込む。労組票を固めた上で無党派層への支持拡大をうかがう。
 山本は共産党支持層をほぼ固めたが苦戦している。

【2区】 衛藤氏優位、追う吉川氏

山下魁  (共産・新)
吉川元  (社民・前)
衛藤征士郎(自民・前) =公明推薦=
 ベテランの衛藤は旧市町村別に設けた後援会組織を軸に、広い選挙区全域で保守票を手堅くまとめる。自民支持層の約8割を固め、民主、維新の支持層にも食い込む勢い。無党派層からも一定の支持を集める。推薦を受ける公明の支持層への浸透が課題。
 吉川は社民系労組でつくる県平和運動センターの組織票を基盤にして、労組OBが中心の後援会や党所属の地方議員が懸命に集票を図る。社民支持層を固めつつあるが、民主支持層では約3割にとどまるなどまだ「反自民票」をまとめきれていない。
 山下は無党派層や他の野党の支持層にも支持を広げるが、伸び悩んでいる。

【3区】 岩屋氏、手堅い戦い展開

大塚光義(共産・新)
浦野英樹(民主・新)
岩屋毅 (自民・前) =公明推薦=
 岩屋は党支部や後援会組織を通じた手堅い選挙戦を展開。自民支持層をほぼ固め、選挙協力をする公明支持層にも受け入れられている。地元の大票田・別府市をはじめ、3区全域で優位に立つ。引退した民主元職に流れていた保守票も取り込んで地盤固めを図る。
 浦野は急な出馬で知名度不足が響いている。推薦を受けた連合大分の加盟労組を主軸に民主、社民の支持層に浸透しつつあるが、両党の支持基盤自体が後退しており、党勢回復も課題。地元中津市など県北を足掛かりにして反自民票や無党派層への浸透を狙う。
 大塚は共産支持層をベースに政権批判票の獲得を目指すが広がりを欠く。

 ▽調査の方法
 2、3の2日間、県内の有権者を対象にRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。電話番号をコンピューターで無作為に発生させて電話をかける調査法で、電話帳に番号を載せていない有権者にも調査ができる。
 今回▽1区 445人▽2区 406人▽3区 403人―の計1254人から回答を得た。
 この調査はあくまでも調査時点での情報分析の参考にするためのものであり、当落を予測するものではありません。

1977チバQ:2014/12/04(木) 19:42:02
長野
http://www.shinmai.co.jp/news/20141204/KT141203ATI090025000.php
自民、3小選挙区で優位 態度未定有権者5〜6割
12月04日(木)


 信濃毎日新聞は3日、県内有権者1998人を対象に2、3日に実施した衆院選世論調査の結果をまとめ、取材を加味して5小選挙区の情勢を探った。2、4、5区で自民党が優位に立ち、1区では民主党、自民党が支持を集める。3区は自民党、維新の党、民主党が激しく競り合っている。現時点で態度を決めていない有権者は全体で50・5%、各選挙区で5割弱から6割弱おり、終盤にかけて情勢はまだ流動的だ。

 比例代表北陸信越ブロック(長野、新潟、富山、石川、福井の5県、定数11)について、投票先を「決めている」「だいたい決めている」とした人は計49・9%。「まだ決めていない」(48・7%)「分からない・無回答」(1・4%)の人も含めて現時点で投票先を聞くと、自民党が30・5%で民主党の18・5%を上回った。共産党が8・7%で続き、維新の党7・6%、公明党6・2%、次世代の党1・5%、社民党1・2%、生活の党0・9%などだった。

 望ましい選挙結果は「野党と与党の勢力が伯仲する」と答えた人が43・4%で最多。「与党が野党を上回る」の31・2%より多く、与野党の議席数接近による緊張感を望む声が多いことを示した。「与党と野党が逆転する」は11・6%、「分からない・無回答」は13・8%だった。

 衆院選への関心度は「大いに関心がある」「ある程度関心がある」が計65・4%で、本社が公示前の11月26日にまとめた調査結果に比べて2・9ポイント上昇した。ただ、2012年の前回選公示直後の調査では計82・0%で、16・6ポイント低い。今回の調査で「まったく関心がない」「あまり関心がない」は計34・4%だった。

 投票で最も重視することは「年金や医療などの社会保障」が29・7%で最多。「景気・雇用対策」は28・4%、「消費税などの税制」が16・9%で続いた。「原発問題をめぐるエネルギー政策」7・2%、「地方分権や人口減少対策などの地方活性化」4・0%。

 支持している政党は、自民党28・6%、民主党13・7%、共産党4・4%、公明党4・3%、維新の党3・5%、社民党1・3%、生活の党0・3%、新党改革と次世代の党が各0・1%、支持政党なしが35・6%だった。

1978チバQ:2014/12/04(木) 19:44:27
茨城
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14176164956478
2014年12月4日(木)

衆院選県内序盤情勢 自民5選挙区優勢、5区は民主リード



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第47回衆院選(14日投開票)で、茨城新聞社は2、3の両日、県内有権者約2800人を対象に世論調査を実施、県内支社局を通じた取材情報も加味して序盤情勢を探った。県内7小選挙区のうち、前回の政権奪還選挙で圧勝し“王国”維持を目指す自民党は5、7区を除く5選挙区で安定した戦いを展開し、優位に立っている。5区は民主党前職、7区は無所属前職がリードしている。ただ、投票する候補を「まだ決めていない」との回答が3割前後あり、情勢は終盤にかけて変化する可能性もある。


1区は、再選を目指す自民前職の田所嘉徳氏が優勢。返り咲きを期す民主元職の福島伸享氏は追走し、共産新人の大内久美子氏がこれを追う。投票態度を明らかにしていない有権者は水戸市の大票田に約4割おり、県都決戦が情勢を左右しそうだ。

2区は、当選11回を目指す自民前職の額賀福志郎氏が安定した戦いを進め、共産新人の川井宏子氏は知名度向上に全力を挙げる。額賀氏は選挙区内に広く浸透し、自民、公明支持層を手堅くまとめている。性別、年代を問わず、川井氏を大きく引き離している。

3区は、前回返り咲いた自民前職の葉梨康弘氏が優位。維新元職の石井章氏が追い、共産新人の小林恭子氏が続く。葉梨氏が自民支持層を堅実にまとめ、民主支持層からも一定の支持を獲得。石井氏は野党票をまとめ切れず、小林氏は厳しい戦いだ。

4区は、当選6回を目指す自民前職の梶山弘志氏が選挙区内にくまなく浸透し、安定した戦いを展開している。返り咲きを目指す民主元職の高野守氏が追うが、苦しい情勢。共産新人の堀江鶴治氏も苦戦し、無所属新人の木村隆氏は独自の戦いだ。

5区は、前回小選挙区を制した民主前職の大畠章宏氏がややリードし、比例復活した自民前職の石川昭政氏が猛追。共産新人の福田明氏がこれを追う。4区から5区に編入された東海村の有権者の支持は大畠、石川両氏とも3割強で拮抗(きっこう)している。

6区は、12期目を目指す自民前職の丹羽雄哉氏が優位な戦いを展開。県議から急きょ国政に転じた民主新人の青山大人氏は民主支持層をまとめて追走。共産新人の井上圭一氏は苦しい戦いだ。

7区は、無所属前職の中村喜四郎氏が安定してリードしている。自民前職の永岡桂子氏は苦戦し、共産新人の白畑勇氏がこれを追い掛ける。中村氏は自民支持層からも厚い支持を集めている。永岡氏は実績をアピールし、浸透を図っている。

1979チバQ:2014/12/04(木) 19:47:05
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2014/tokyo/CK2014120402100003.html
激戦区、支持求め奔走 13選挙区の序盤情勢
 十四日投開票の衆院選で、本紙は電話世論調査に取材結果を加味し、都内二十五選挙区のうち激戦区を中心に十三選挙区の序盤情勢をまとめた。ただ、投票先を決めていない有権者は都内全体で六割近くになっており、情勢はまだ流動的だ。 (敬称略)

◆1区

渡辺徹 36 次新 《比》

冨田直樹 38 共新

又吉光雄 70 諸新

海江田万里 65 民<前><6>《比》

山田美樹 40 自前<1>《比》 公

野崎孝信 27 無新

 山田は地元都議や区議、与謝野馨元財務相らの応援を得て選挙戦を展開し、自民支持層の六割、公明支持層の四割をおさえ、やや先行する。海江田は応援のため選挙区を離れることが多いが、党代表としての高い知名度を生かして民主支持層の六割を固め追い上げる。冨田は消費税増税批判などで支持拡大を図る。渡辺は街頭活動に力を入れ、又吉、野崎は独自の戦い。

◆2区

辻清人 35 自前<1>《比》 公

石沢憲之 27 共新

大熊利昭 51 維<前><1>《比》

中山義活 69 民元<4>《比》

犬丸勝子 59 諸新

 若さをアピールする辻が三十〜四十代の支持を集め優勢。返り咲きを目指す中山は民主支持層の七割を固めた。大熊、石沢が続き、犬丸も知名度向上を図る。四割の有権者が投票先を明らかにしていない。

◆3区

松原仁 58 民<前><5>《比》

石原宏高 50 自前<2>《比》 公

香西克介 38 共新

 石原を松原が激しく追い上げ、香西が続く。石原は自民支持層の六割、公明支持層の三割を固めた。民主支持層の七割をおさえた松原は無党派層への浸透にも努める。香西は安倍政権批判を展開し上積みを図る。

◆5区

若宮健嗣 53 自前<2>《比》 公

三谷英弘 38 無<前><1> 

手塚仁雄 48 民元<3>《比》

ドクター・中松 86 無新

沢井正代 65 共新

 地元地方議員による組織戦を展開する若宮が自民、公明支持層を固め、やや優勢。三期の実績をアピールする手塚が続き、みんな解党で無所属出馬の三谷、自公政権を批判する沢井が追う。中松は知名度を生かす。

◆7区

太田宜興 38 共新

長妻昭 54 民前<5>《比》

吉田康一郎 47 次新 《比》

松本文明 65 自<前><2>《比》 公

 元厚生労働相として知名度の高い長妻は、無党派層の支持も比較的高い。松本は自民、公明支持層の五割以上を固め追い上げる。太田は消費税増税反対などを掲げ支持拡大を図る。吉田も票の上積みに懸命。

◆10区

江端貴子 54 民元<1>《比》

小池百合子 62 自前<7>《比》 公

多ケ谷亮 46 生新 《比》

神谷ちづ子 61 次新

今秀子 66 共新

 八選をめざす小池が知名度と地盤を強みに一歩リード。街頭活動で無党派層への浸透を図る江端が追い、安倍政権批判を強める今と脱原発などを掲げる多ケ谷が続く。神谷は自主憲法制定を訴える。

◆12区

太田昭宏 69 公前<6> 自

池内沙織 32 共新 《比》

田母神俊雄 66 次新 《比》

青木愛 49 生<前><3>《比》

 自民の全面支援を受ける太田は国土交通相としての実績を訴え一歩リード。古巣の民主支持層の七割に浸透する青木、若者の雇用対策などを訴える池内が競り合いつつ追う。公明批判を展開する田母神は支持拡大に努める。

1980チバQ:2014/12/04(木) 19:47:19
◆14区

木村剛司 43 民元<1>《比》 生

松島みどり 58 自前<4>《比》 公

阿藤和之 43 共新

 「うちわ配布問題」の逆風を受ける松島は「おわび」に徹し支持層引き締めに必死。解散を受け、民主復党を決めた元職の木村が追い、消費税増税批判などを展開する阿藤が続く。

◆15区

猪野隆 49 無新

柿沢未途 43 維前<2>《比》

秋元司 43 自<前><1>《比》 公

吉田年男 66 共新

 秋元と柿沢が横一線。秋元は与党候補であることを前面に押し出し、自民支持層の五割、公明支持層の六割をおさえた。柿沢は父の代からの支持層を固め、民主区議の支援も受けて激しく競り合う。増加している新住民票の行方が鍵になりそう。吉田は共産支持層を固めつつある。猪野は支持拡大を図る。

◆18区

土屋正忠 72 自前<2>《比》 公

菅直人 68 民<前><11>《比》

結城亮 44 共新

 土屋と元首相の菅が競り合う。土屋は元武蔵野市長としての基盤を生かし、自民支持層の八割を固めた。前回選挙区で敗れ、危機感を募らせる菅は、脱原発などの訴えを通じ、安倍政権に対する批判票の取り込みを図る。結城は共産支持層に上積みを狙う。

◆21区

長島昭久 52 民前<4>《比》

小田原潔 50 自<前><1>《比》 公

吉岡正史 40 共新 《比》

 小田原は自民支持層の六割、公明支持層の五割を固め、選挙区での初勝利を狙う。前回、逆風の中でも選挙区を制した長島も、民主支持層の八割を固め、二人のマッチレースが続きそう。吉岡は共産支持層以外への広がりが鍵。

◆22区

山花郁夫 47 民元<3>《比》

伊藤達也 53 自前<6>《比》 公

坂内淳 53 共新

鹿野晃 41 次新 《比》

 五度目の対決となる伊藤と山花が接戦。伊藤は地方創生相補佐官などの要職を務めてきた実績を強調。議席奪還を目指す山花は、民主支持層の八割を固めた。坂内と鹿野はそれぞれの支持層への浸透拡大を図る。

◆23区

小倉将信 33 自前<1>《比》 公

櫛渕万里 47 民元<1>《比》

松村亮佑 34 共新

伊藤俊輔 35 維新 《比》

 小倉がやや先行し、雪辱を期す櫛渕が追う。小倉は経済通をアピールし、自民支持層の六割、公明支持層の五割を固めた。櫛渕は民主支持層の五割の支持を集め、上積みが課題。松村は組織を固め、伊藤が続く。まだ五割超の有権者が投票先を明らかにしていない。

1981チバQ:2014/12/04(木) 19:47:55
>>1955にあった しつれい

1982チバQ:2014/12/04(木) 19:51:04
愛知
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/aichi/CK2014120402000268.html
自民が優位な戦い 小選挙区情勢、民主や第三極苦戦
 中日新聞社が公示直後に実施した情勢調査や、これまでの取材を総合すると、県内では自民が優位な戦いを進めている。小選挙区では六割の有権者が態度を決めていないが、自民は現時点で十五小選挙区のうち十一小選挙区で先行している。比例の投票先も31・6%が自民で、18・2%の民主をリードしている。維新や次世代、減税といった第三極や共産は小選挙区で苦戦している。 (衆院選取材班)

 自民は尾張の6、9、10区、三河の14、15区で他を大きく引き離している。名古屋市内では、河村たかし市長が民主の衆院議員時代に地盤としていた1区でさえ安定した戦いを繰り広げている。

 民主は2区と11区で前職が優位に立ち、前回自民に小選挙区の議席を明け渡した5区や13区でも奪還が現実味を帯びている。

 維新は、民主との選挙協力で候補を一本化した12区も含め、自民に迫るような存在にはなり得ていない。全十五区に候補を立てた共産のほか減税、次世代も全体的に伸び悩んでいる。

 比例投票先は三番手が維新7・7%で、公明6・1%、共産5・2%と続く。

 小選挙区、比例ともに民主をはじめ他の野党政党が、自民をおびやかすほどの勢いは今のところ見られない。衆院選の争点の一つとなっている「アベノミクス」の評価について、多くの人が、良しあしを判断するほどの変化を実感していないことが、野党勢力の低調につながっている可能性がある。

◆熊田が安定、吉田が追走 1区(名古屋市東・北・西・中区)
広沢一郎50 減新
身玉山宗三郎41 次新
平山 良平66 社新
熊田裕通50 自前(1)
吉田統彦40 民元(1)
大野宙光51 共新

 熊田が安定した戦い。吉田が追い、広沢、大野が続く。平山、身玉山は厳しい。

 県議を五期務めた熊田は知名度に加え、企業や各種団体をつぶさに回り、支持を拡大。すべての年代で優位に立つ。

 吉田はスーパー前の演説などで社会保障の充実を訴え続け、主婦の支持は熊田を上回る。民主支持層が他候補にも流れ、伸び悩む。

 広沢は公明支持層に食い込むが、民主や自民の支持層を切り崩せていない。大野は六十代以上や無職には支持を広げている。平山は高齢世代、身玉山は若年層から一定の支持を集めている。

◆古川、他候補に水あける 2区(名古屋市千種・守山・名東区)
東郷哲也43 自<前>(1)
古川元久49 民前(6)
黒田二郎66 共新

 古川が他の候補者に水をあけている。東郷が追いかけ、黒田は独自の戦いをしている。

 古川は民主支持をほぼ固めた。維新支持の八割にも食い込む。一部自民支持にも浸透。サラリーマンや主婦、高齢者の幅広い年代から支持を集めている。

 経済政策を重視する人から多くの支持を集めている東郷は、自民支持の六割、公明支持の七割をまとめた。しかし、そのほかの党の支持層には食い込めておらず、支持政党がない層への広がりも課題だ。

 黒田は、党支持者以外や若い年代を中心に支持が広がっておらず、厳しい。

◆池田やや優位、追う近藤 3区(名古屋市昭和・緑・天白区)
増田成美41 減新
石川寿49 共新
池田佳隆48 自前(1)
近藤昭一56 民<前>(6)
井桁亮45 次新

 池田がやや優位で近藤が後を追う。

 池田は自民、公明両党支持層の七割を固め、無党派層の三割からも支持を受ける。世代別では二十〜三十代の五割、四十〜五十代の四割と、若い世代から支持されている。

 近藤は民主支持層の九割を固め無党派層の三割からも支持を受ける。世代別では六十代以上の四割を押さえたが四十〜五十代、二十〜三十代はともに三割ほどにとどまる。

 四度目の挑戦の石川、河村たかし名古屋市長が応援する増田は大きく水をあけられている。井桁は出馬表明が遅く、これから選挙区内へ浸透をはかる。

1983チバQ:2014/12/04(木) 19:51:49
◆工藤先行、牧、刀禰続く 4区(名古屋市瑞穂・熱田・港・南区)
牧義夫56 維元(4)
工藤彰三50 自前(1)
高橋祐介36 共新
刀禰勝之44 民新

 やや先行する工藤を、牧と刀禰が追う。

 工藤は自民支持層の六割を固め、各年齢層に偏りなく浸透。生活へのアベノミクス効果を実感する人々からも広く支持を集める。

 牧は維新支持層の七割近くを固め、二〇一二年まで籍を置いていた民主のほか公明支持層にも食い込む。

 刀禰は民主支持層の半分程度を固め、特定秘密保護法や原発政策を重視する層から支持を集めている。

 高橋は共産支持層の七割を固め、アベノミクスによる生活悪化を訴える層に浸透するが、他党支持層や無党派層に広がっていない。

◆赤松、40代以上で安定 5区(名古屋市中村・中川区、清須・北名古屋市、西春日井郡)
藤井博樹37 共新
赤松広隆66 民<前>(8)
神田憲次51 自前(1)
安田庄一47 次新

 赤松がやや優位に戦いを進める。民主支持層の九割近くをまとめ、自民支持層の一部にも浸透している。四十代以上では特に安定した支持を受ける。

 追いかける神田は、自民と公明支持層の大半を固め、二、三十代の支持で赤松を上回る。無党派層の支持が比較的弱く、知名度アップが今後のカギとなる。

 藤井は共産支持層から無党派層の一部にも支持を広げているが、高齢者層の支持が伸びず、全体として厳しい戦い。

 出馬表明の遅れた安田は支持の広がりに欠け、苦しい序盤戦となっている。

◆丹羽、幅広い年代に浸透 6区(春日井・犬山・小牧市)
柳沢けさ美64 共新
丹羽秀樹41 自前(3)
森本和義48 民元(1)
 丹羽が安定した戦い。自民支持層の九割と公明支持層の八割以上をまとめた。民主支持層の四割強にも食い込む。幅広い年齢層からの支持を集め、経済政策を重視する市民からの支持が多い。

 森本は民主支持層の五割を固め、約八割の維新支持層も取り込んでいる。特に四十、五十代男性からの支持が比較的多い。原発政策に関心のある市民が支持している。

 柳沢は共産支持層を中心に固めるが、全体に広まっておらず厳しい戦い。他への浸透が課題だ。六十、七十代の高齢世代が支持。アベノミクスへの批判票を取り込んでいる。

◆鈴木、山尾をややリード 7区(瀬戸・大府・尾張旭・豊明・日進・長久手市、愛知郡)
鈴木淳司56 自前(3)
山尾志桜里40 民元(1)
郷右近修36 共新

 鈴木が山尾をややリードし、先行する二人を郷右近が追う展開になっている。

 鈴木は地元保守系議員らと組織的に活動し、自民支持層の九割近くを固めた。男女ともに偏りなく浸透し、二十、三十代の若い層からの支持率が高い。

 山尾は民主支持層の九割をまとめ、主婦や四十代以上からは鈴木を上回る支持を集めている。街頭活動で無党派層への食い込みを図り、懸命に追い上げる。

 郷右近は共産のほか、維新支持層にも食い込んでいるが、その他の政党支持層には広がっておらず苦しい立ち上がり。

1984チバQ:2014/12/04(木) 19:52:41
◆伊藤やや優勢、伴野追う 8区(半田・常滑・東海・知多市、知多郡)
伊藤忠彦50 自前(2)
伴野豊53 民元(4)
長友忠弘55 共新

 伊藤がやや優勢で、伴野が追う。長友は引き離されている。

 伊藤は自民支持の九割以上、公明支持の八割近くを押さえている。年代別では、六十代以上で大きくリードし、二十、三十代でも優位に立つ。選挙に関心の高い有権者からの支持も厚い。

 伴野は、民主と維新支持の九割を固め、無党派層にも広がりをみせ六割近くをまとめている。高齢者への浸透には苦戦しているが、四十、五十代では、伊藤より優位に立っている。男性は伊藤が優勢、女性は伊藤と伴野が互角の状態。長友は共産支持以外での広がりがなく、苦しい展開。

◆長坂、自公の9割固める 9区(一宮市旧尾西市区域、津島・稲沢・愛西・弥富・あま市、海部郡)
長坂康正57 自前(1)
岡本充功43 民元(3)
渡辺裕34 共新

 二期目を目指す長坂が安定した戦い。議席の奪還を狙う岡本が追い掛け、渡辺は苦戦している。

 長坂は、自民、公明の両支持層の九割ほどを固めた。男性やサラリーマン層の六割近くから支持を受けているほか、二十・三十代、四十・五十代、六十代以上のいずれからも半数以上の支持を集める。

 岡本は民主支持層の九割をまとめた。無党派層や維新支持層でも強みを見せている。主婦層にも比較的、浸透しているものの、若年層からの支持が弱めだ。

 渡辺は共産支持層以外への広がりがほとんど見られず、厳しい戦いになっている。

◆江崎が3候補突き放す 10区(旧尾西市区域以外の一宮市、江南・岩倉市、丹羽郡)
板倉正文56 共新
江崎鉄磨71 自前(5)
杉本和巳54 無<前>(2)
小林弘子75 民新

 江崎が他の三候補を大きく突き放している。江崎は自民支持層の八割を固め民主や維新の支持層も取り込む。二十、三十代を含む幅広い年代から圧倒的な支持を集めている。

 後を追う杉本は、無党派層の五割から支持を受ける。主婦層からの人気も高いが、四十代以上の支持が少なく、自民、民主の支持層に食い込めていない。

 小林は出馬表明が遅れたが、民主支持層の六割近くを固めている。六十代以上から支持を集めるが、二十、三十代で弱い。板倉は共産支持以外への広がりがなく、サラリーマンや主婦など若い世代を取り込めていない。

◆労組支援の古本が先行 11区(旧稲武町区域以外の豊田市、みよし市)
八木哲也67 自<前>(1)
古本伸一郎49 民前(4)
牧田充生60 共新

 トヨタ系労組の支援を受ける古本が先行し、八木が追う。

 古本は民主支持層の九割を固め、支持なし層にも七割近く浸透している。サラリーマンからは七割に迫る支持を集めている。

 地元の自民県議や市議が後押しする八木は、自民支持層の九割を固めた。年代別では六十代以上で半数を超える支持を集めるが、それ以外の年代で苦戦している。政権で連立を組む公明の支持層には半数しか浸透しておらず、古本と支持を二分している。

 牧田は共産支持層から半数を超える支持を集めるが、全体的な広がりがない。

1985チバQ:2014/12/04(木) 19:53:19
◆青山優位、重徳追い掛け 12区(岡崎・西尾市、額田郡)
牧野次郎56 共新
重徳和彦43 維<前>(1)
青山周平37 自前(1)

 青山が優位に戦いを進め、重徳が追い掛ける展開。牧野は水をあけられている。

 青山は自民支持層の八割を固め、支持なし層も六割を取り込む構え。公示直前に小選挙区での出馬を取りやめた民主の支持層の三割程度にも食い込む。年代別でも幅広く先行している。

 重徳は維新支持層をほぼ固め、民主支持層の六割強をまとめる。支持なし層も四割の確保をうかがうものの、女性への浸透が弱い。自民支持層も二割弱しか切り崩せていない。

 牧野は主婦や高齢者の間で一定の支持を受けるが、広がりを欠いている。

◆大西と大見が競り合う 13区(碧南・刈谷・安城・知立・高浜市)
宮地勲60 共新
大西健介43 民<前>(2)
大見正56 自前(1)

 大西と大見が競り合う。大西は民主支持層の八割を固めた。サラリーマン中心に支持を広げ、二十、三十代の若い世代で大見をリードしている。

 大見は自民の九割近くを固め、公明支持層の八割を取り込む。選挙に強い関心がある層と退職した高齢者からの支持が根強い。

 宮地は共産支持層の六割を固めたが、全体的に苦戦している。

 社会保障や憲法への姿勢を重視する人は大西に、経済政策や地方活性化を重視する人は大見を支持する傾向がある。各候補とも無党派層には浸透しておらず、組織票の存在感が増している。

◆今枝、幅広い年代で支持 14区(豊川市、豊田市旧稲武町区域、蒲郡・新城市、北設楽郡)
鈴木克昌71 民<前>(4)
袴田富治62 共新
今枝宗一郎30 自前(1)

 今枝が安定した戦いで、鈴木、袴田が追う展開。

 今枝は自民、公明支持層を手堅くまとめた上、支持なし層にも食い込んでいる。男女ともに、幅広い年代からの支持を集めている。

 鈴木は、選挙直前の復党にもかかわらず、民主支持層から一定の支持を得ている。「原発政策」を重視する有権者にも支持が広がっている。

 全体に、アベノミクスで「生活が良くなった」と感じている層は今枝を、「悪くなった」と感じている層は鈴木を支持している。袴田は、共産支持層以外に浸透していない。

◆根本が大きく引き離す 15区(豊橋・田原市)

根本 幸典49 自前(1)

串田 真吾38 共新

関 健一郎36 民新

 根本が大きく引き離し、関、串田が続く。

 根本は自民支持層の九割近くをまとめ、「憲法観」や「地方活性化」の施策を重視する有権者の支持を集める。サラリーマンや自営業、農業・漁業者の各層にも浸透し、三十代から高齢者まで幅広い支持を受ける。

 関は民主支持層の八割近くを固めた。二十代で支持を伸ばしているが、アベノミクスへの批判票や、主婦層を取り込めていない。公示直前に出馬が決まった経緯もあって、支持政党を持たない層への広がりも欠く。

 串田は共産支持層の七割を固めたが、苦しい戦い。

        ◇

文中敬称略。候補者の<前>は前回比例での当選者。丸数字は当選回数。

1986チバQ:2014/12/04(木) 19:54:52
三重
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/mie/CK2014120402000276.html
自民 1、4、5区で優位 本紙世論調査
 十四日に投開票される衆院選で、中日新聞社は序盤情勢を探るために世論調査を実施した。調査結果に取材を加味すると、県内の小選挙区は1、4、5区で自民が着実に足場を固めて優位に立ち、2区でも民主を猛追。民主は3区で優位を保っている。比例代表の投票先は自民が32%のトップで、民主が20・1%、維新の党の8・1%が続く。

 しかし、選挙区で有権者の五割、比例代表でも四割が投票する候補者や政党を決めていないと回答しており、情勢は流動的となっている。

 調査は二日、電話番号を無作為で抽出する方法で実施。県内では二千六十二人が回答した(回答率78%)。(敬称略)

◆1区 追い掛ける維新
 川崎二郎67自前<10>
 橋本マサ子68共新
 松田直久60維新

 川崎が大きくリードし、松田が追い掛ける展開。橋本は厳しい戦いを強いられている。

 川崎は自民支持層をほぼ固め、公明支持層の九割弱もまとめた。各年代から満遍なく支持を集める。

 松田は維新支持層のほぼ九割を固めた。候補擁立を断念した民主の支持層の八割弱にも浸透しているが、民主支持層の一部は川崎、橋本にも流れている。

◆2区 民主を自民猛追
 島田佳和44自<前><1>
 中野武史40共新
 中川正春64民前<6>

 先行する中川を、島田が猛追している。中野は苦戦している。

 中川は民主支持層をほぼ固め、公明、自民支持層にも食い込む。維新支持層も六割強が中川に流れている。四十代以上の支持が高い。島田は自民支持層の九割弱、公明支持層の六割強をまとめた。年代別では二十〜三十代の支持を集めている。

◆3区 民主大きく先行
 嶋田幸司40自新
 釜井敏行32共新
 岡田克也61民前<8>

 九選を目指す岡田が他候補に大きく水をあけ、新人の嶋田が追う。釜井は独自の戦い。

 岡田は民主支持層をほぼ固め、維新支持層の九割弱にも浸透。公明、自民の支持層にも食い込んでいる。

 衆院解散直前に出馬表明した嶋田は自民支持層の六割弱をまとめたが、公明支持層への浸透は四割弱にとどまっている。

1987チバQ:2014/12/04(木) 19:55:27
◆4区 共産厳しい戦い
 田村憲久50自前<6>
 松木豊年62共新

 県内唯一となる自共の一騎打ちで、田村の優勢は動かない。

 田村は自民、公明支持層をほぼ固め維新支持層の九割弱にも浸透。各年代から幅広く支持を集める。候補を立てない民主の支持層は、田村、松木へほぼ均等に流れている。

◆5区 民主も支持固め
 三ツ矢憲生64自前<4>
 内藤弘一50共新
 藤田大助38民元<1>

 三ツ矢が優勢で、藤田が続く。内藤は厳しい。

 三ツ矢は自民支持層をほぼまとめ公明支持層の九割弱に浸透。幅広い世代に支持を広げている。

 藤田は民主支持層の八割弱、維新支持層の七割弱を固めた。

◆比例は自と民 差広がる

写真
 比例代表の投票先は、自民がトップの32・0%を占め、民主が20・1%で続く。自民が政権に返り咲いた二年前の前回選では自民が27・43%、民主が21・82%を得票しており、両者の差は前回より開いている。

 自民は男女別、年代別、職業別のすべてで他の政党を上回った。自民、民主以外の政党では維新、公明が8%台で競り、共産が続いた。維新は第三極が注目された前回、日本維新の会として二割近く得票しており、当時より勢いは減っている。

 支持層の票は公明が九割を固め、維新、民主、自民、共産が八割以上を固めた。ただ、支持政党を持たない層の五割が「分からない・無回答」だったため、今後、情勢が変化する可能性はある。

◆経済政策、約半数が重視

写真
 投票先を決める際に重視する課題を二つまで聞いたところ、「経済政策」との回答が最も多かった。安倍政権が最大の争点と位置付ける経済政策「アベノミクス」への関心が、有権者の間でも高いことをうかがわせた。

 経済政策は性別、年代を問わず最も重視され、職業別でも「契約社員・派遣社員・アルバイト」と「無回答」を除いて最優先に選ばれた。

 次点の「福祉や社会保障」は契約社員などが最も重視。「原発政策」と「憲法への姿勢」が続いたが、十日に施行される特定秘密保護法は5・7%にとどまった。

 「経済政策」と「福祉や社会保障」は自民、民主、維新、公明の支持者、さらに支持政党を持たない層で上位二つに選ばれ、共産では「原発政策」、次世代、生活、社民では「憲法への姿勢」を選ぶ支持者も多かった。

写真
◆60%「生活不変」 アベノミクス

 アベノミクスは浸透していない?−アベノミクスで生活がどう変わったかの質問に対し、「変わらない」との回答が全体の六割を占めた。

 安倍晋三首相は二年間のアベノミクスの評価を問うて衆院を解散したが、県内の有権者が効果を実感するには至っていないようだ。

 生活が「悪くなった」は13・6%、「やや悪くなった」は18・2%で合計は全体のほぼ三割。逆に「良くなった」は1・2%、「やや良くなった」は4・8%で合計は一割に満たなかった。「分からない・無回答」は1・8%。

 自民支持層の間でも「変わらない」が七割を超え、「良くなった」「やや良くなった」の評価する回答は一割強だった。

 年代別、職業別に見ても、評価が一割に達したのは「農林漁業」のみで、二十代ではゼロだった。

1988チバQ:2014/12/04(木) 19:56:09
長野3区 羽田王国崩壊か

http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/nagano/CK2014120402000320.html
3選挙区で自民先行 本紙世論調査
写真
 衆院選の投開票を前に中日新聞社が県内の有権者を対象に十一月三十日からの三日間で実施した世論調査では、県内五つの選挙区のうち三選挙区で自民候補がリードしている。比例代表北陸信越ブロックの投票先では自民を先頭に民主が追い上げ、共産が続く構図となっている。まだ投票先を決めていない人は選挙区で五割、比例で四割おり、今後の情勢は大きく変わる可能性がある。

 ◇1区

 自民前職の小松が民主前職の篠原と競り合っている。二人を共産新人の武田と次世代前職の宮沢が追う展開となっている。

 小松は自民支持層の七割を固め、民間企業や二十、三十代から高い支持を得ている。篠原は民主支持層の九割、無党派層の三割に食い込み、六十代以上の支持を集める。武田は共産支持層、宮沢は次世代支持層の大半から支持を集めている。

 ◇2区

 二期目を目指す自民前職の務台を、返り咲きを狙う民主元職の下条が追う。維新前職の百瀬、共産新人の清沢が続く。

 務台は全年代の幅広い支持を集める。自民支持層の七割を固め、支持政党を持たない層へも食い込む。下条は民主支持層の七割を固めている。百瀬は維新支持層の四割を固め、清沢は派遣、契約社員などの非正規労働者から一定の支持を得ている。

 ◇3区

 いずれも二期目を目指す自民前職の木内と維新前職の井出、民主前職の寺島の三氏が横一線で並び、共産新人の唐沢が追う展開となっている。

 木内は自民、寺島は民主の各支持層の七割を固めている。木内は会社員層、寺島は農林漁業、公務員層の支持を得ている。井出は維新支持層の九割を押さえ、自営業者からの支持が高い。唐沢は共産支持層の八割から支持を得ている。

 ◇4区

 自民前職の後藤が先行し、民主元職の矢崎と共産新人の上田が追う展開。

 後藤は自民支持層の九割を確保し、生活や次世代支持層の受け皿となっている。経済政策や災害対策に関心のある層の支持が高い。矢崎は民主支持層の七割を固め、憲法問題への関心の高い人から支持を集めている。上田は共産支持層をほぼ固めている。

 ◇5区

 自民前職の宮下がリードし、共産新人の水野と民主新人の中嶋が追っている。

 宮下は自民支持層の八割以上から支持を集め、公明支持層も押さえている。幅広い年代や職種の層から支持を受け、次世代支持層にも食い込む。水野は共産支持層の大半を押さえ、中嶋は民主支持層の八割を固め、社民支持層の一部にも食い込んでいる。(文中敬称略)

◆比例代表、自民が他党引き離す

写真
 比例代表の投票先を尋ねたところ、自民が39%と他党を大きくリードし、24・9%の民主が追う展開となっている。二年前の前回選で同じ時期に行った調査では、自民は27・2%、民主は23・2%だった。

 既に投票する政党を「決めている」「だいたい決めている」と答えた人は55・6%。投票先は自民と民主の後に、共産が10%、維新6・6%、公明6・1%で続いた。次世代は3・7%、社民は3%だった。自民は全ての年代で最も多かった。

 普段の支持政党では、自民が34・4%、民主が16・9%でともに支持層の九割近くの得票を固めている。

 一方、四割以上の人が投票先を決めておらず、これらの人に「今投票するなら」という仮定で投票先を尋ねたところ、自民と民主の順位は変わらず、維新が共産を上回った。

1989チバQ:2014/12/04(木) 20:17:01
>>1956
与党としては海江田代表のままのほうが良いんじゃん?
枝野なり前原なりが代表になるより

1990チバQ:2014/12/04(木) 23:41:47
http://www.sankei.com/west/news/141204/wst1412040062-n1.html
2014.12.4 21:42
【衆院選2014】
首相来阪も公明“優先”応援 漏れた自民陣営「来てほしかった…」





(1/2ページ)

応援演説に駆けつけた安倍晋三首相=4日午後、堺市堺区(村本聡撮影)
応援得られず「来てほしかった…」のぼやきも

 安倍晋三首相(自民党総裁)は4日、大阪入りし、自民、公明両党の衆院選候補者の応援に駆けつけた。演説に立った9選挙区のうち、与党を構成する公明候補4人全員の選挙区を優先して回る気の遣いよう。低投票率が予想される中、公明票の取り込みで選挙戦を優位に進める狙いがある。ただ、大阪は橋下徹大阪市長が率いる維新の党の本拠だけに厳しい選挙戦を強いられる自民候補も多く、首相の応援を得られなかった陣営からは「来てほしかった」との本音も漏れた。

 「北側さん抜きに自民と公明の連立政権は考えられない」。4日午後、堺市役所前。安倍首相は降りしきる雨の中、大阪16区の公明前職、北側一雄氏(61)を持ち上げ、千人を超える聴衆に深々と頭を下げた。

 同区では前々回、北側氏に勝利した民主元職の森山浩行氏(43)や、共産新人の益修一氏(36)、次世代前職の西村真悟氏(66)が立候補。西村氏は安全保障など一部の政策での自公間の温度差を突き「保守の受け皿になる」と連立崩しを図る。

 混戦模様の中、首相の応援は自民支持層の保守票引き締めにつながるとの期待が強く、公明府本部幹部は「比例復活もなく、必ず勝たないといけない状況での応援は大きい」と話す。

 首相はこの日、過密スケジュールをぬって公明候補4人全員の応援に回った。一方、自民候補への応援は15人中新人候補ら5人にとどまり、応援を得られなかった陣営からは「厳しい選挙戦。できることなら、来てもらいたかった」との嘆きも聞こえた。

 こうした声が漏れるのは、前回衆院選で維新が躍進した大阪は、自民が選挙区で3議席しか獲得できなかった“鬼門”のためだ。

 今回応援がなかった陣営の関係者は「低投票率が予想される選挙戦では、安定した票が見込める公明の協力は重要度を増す」と前向きにとらえた上で、「首相が公明を応援することは協力姿勢を示すこれ以上ないカード。直接の応援はなくてもプラスに働くはずだ」と期待を込めた。

1991チバQ:2014/12/04(木) 23:43:05
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2014120400843
自民、緩み警戒=民維、伸び悩みに危機感【14衆院選】
 14日投開票の衆院選に関する報道各社の世論調査で、自民党が優勢と一斉に伝えられたことを受け、同党は4日、各陣営の上滑りを警戒、安倍晋三首相(党総裁)が「厳しい選挙戦」と率先して訴えるなど引き締めを図った。一方、伸び悩みの傾向が示された民主、維新両党などは危機感を募らせている。
 「この選挙区は大変厳しい。私たちに力を与えてほしい」。首相は4日午後、応援に訪れた堺市で街頭演説する中で「苦戦」を強調。これに先立ち午前には、自らのフェイスブックで「選挙は油断した方が必ず負ける。最後まで強い緊張感を持って全力で戦い抜く」と気の緩みを戒めた。
 若手の頃、落選する夢を見て飛び起きると額に脂汗がにじんでいたことがしばしばあったという首相。選挙に「油断は禁物」という意識は、ことのほか強い。
 自民党本部は4日、全国の候補者と選対幹部に緊急通達し「少しも慢心することなく全身全霊で戦う」よう指示。また、堅調ぶりが報じられた公明党の山口那津男代表も午前の党常任役員会で、「気を引き締めていこう」と幹部に呼び掛けた。
 一方、100議席超への回復に期待感もあった民主党は、冷や水を浴びせられた形だ。海江田万里代表は4日、石川県志賀町で「まだ始まって3日目で態度を決めていない人もたくさんいる。これからが勝負だ。必ず挽回する」と記者団に強調。ただ、同党のある若手は「批判票の受け皿になり切れていない」と焦りの色を隠さない。
 今回の選挙では、共産党を除く各野党が共倒れを避けるため候補者調整を進め、民主党は他党に配慮して候補を絞ったが、選挙戦略が裏目に出ている可能性もある。民主党の枝野幸男幹事長は、こうした点を高松市内で記者団に問われると「この段階では(影響が)あると思う」と認めた。同党は報道各社の調査結果などを踏まえ、重点区を絞るなど巻き返しに全力を挙げる方針だ。
 不振が伝えられる維新の党の江田憲司共同代表は千葉県柏市での街頭演説で「1人の日本人として、この状況が全く理解できない。しかし、われわれは日本国民の良識を信じている」と支持を訴えた。次世代の党の山田宏幹事長は記者会見で「党名の認知度は低い」と述べ、支持の浸透が課題との認識を示した。
 公示前の8議席から2桁台の議席確保を視野に入れる共産党は勢いづいている。志位和夫委員長はJR千葉駅前の演説で「躍進させてほしい」と力強く訴えた。
◇報道各社の衆院選予想議席
 ▼朝日 自民 300超、民主伸び悩み
 ▼読売 自公 300超、民主伸び悩み
 ▼日経 自民 300うかがう、民主伸び悩み
 ▼産経 自民 300超、民主70台
 ▼共同 自民 300超、民主70前後
 (2014/12/04-20:15)

1992チバQ:2014/12/04(木) 23:44:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141204-00000577-san-pol
衆院選 「自民300議席超」報道の衝撃、与野党に波紋
産経新聞 12月4日(木)21時5分配信

 衆院選(14日投開票)序盤情勢調査で自民党が300議席を超える勢いとなっている産経新聞など各社の報道は4日、大きな衝撃となって与野党に波紋を広げた。各陣営の緩みを警戒する与党は引き締めを強めるのに対し、野党は巻き返しを狙う。与野党とも終盤戦に向けた選挙戦略の練り直しを迫られている。

 報道にすぐさま反応したのが安倍晋三首相(自民党総裁)だ。自身の交流サイト「フェイスブック」に投稿し、「まだ選挙は始まったばかりだ。選挙は油断した方が必ず負ける」と慢心しないように呼びかけた。その上で、橋本龍太郎政権下で行われた平成10年の参院選に言及し、「選挙中、自民党大勝と報道され、結果大敗した」と記した。

 自民党はこの日、谷垣禎一幹事長と茂木敏充選対委員長の連名で各陣営に「緊急通達」を送付。「与党優勢といった報道がされているが、わが党、各候補者に厳しい選挙戦であることに変わりはない」と戒めた。

 公明党も組織の緩みを警戒する。山口那津男代表は4日の常任役員会で「激戦の小選挙区もあり、今後も気を引き締めなければならない」と述べ、重点選挙区や比例代表での票の掘り起こしに努めるよう指示した。

 「自民300議席超」報道は、野党にも衝撃が走った。野党再編に積極的な民主党の一部からは「自民党に対する選択肢を示せていないからだ。衆院選前に新たな選択肢となりうる野党結集を実現すべきだった」と恨み節が漏れる。海江田万里代表ですら苦戦しており、党幹部は「海江田氏の責任論も何も、本人が戻って来られないだろう」と突き放した。

 一方、あるベテラン議員は「報道を見て、自民党を敬遠する人もいるだろう。ここで意気消沈していたらダメだ」と士気を鼓舞する。ただ、ショックは隠せず、復調への手がかりを見いだせないでいる。

 劣勢を伝えられた維新の党と次世代の党にも波紋が広がり、「悔しいが安倍さんの作戦勝ちだ。安倍政権は長く続く…」(維新幹部)。維新の橋下徹共同代表は「おそらく全国では自民党や公明党の議員が増える」と“自民大勝”の流れを認め、次世代の山田宏幹事長も「野党がまとまっていない。もう少し与党が減り、野党が伸びなければ緊張感が生まれない」と焦燥感を隠さなかった。

1993チバQ:2014/12/05(金) 07:40:44
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20141205/CK2014120502000151.html
<衆院選>注目区ルポ

2014年12月5日


 十四日投開票の衆院選は、都内二十五の小選挙区に九十七人が立候補し、「経済政策」「安全保障・憲法」「脱原発」などをめぐり、激しい舌戦を繰り広げている。訴えは有権者の心にどう響くか。注目される選挙区の様子を紹介する。
◆4区(大田区中南部) 町工場にアピール合戦
 町工場がひしめく大田区中南部。大企業が生産の軸を海外に移すなど経営環境が変わる中、工場の閉鎖が相次ぎ町の風景も変わりつつある。立候補した四候補は、町工場の関係者へアピール合戦を繰り広げている。
 住宅と町工場が隣り合わせにある大田区多摩川地区。四日、民主元職の藤田憲彦さんは機械部品の製作所を訪れ、壁にポスターを貼らせてもらった。「アベノミクスで大田の町工場は、勝ち負けの二極化が進んだ」と指摘する。
 東大卒業後、家電大手ソニーに勤務。二年前の衆院選で落選後、「地域で何ができるか考えよう」と地元の自治会活動に参加し、防犯パトロールを続け、「地域の人の地道な努力を知った」。民主支持者が多いとみられる馬込の閑静な住宅街をはじめ、区全域に毎月約二万五千の政策チラシを配ってきた。
 内閣府副大臣で自民前職の平将明さんは四日、西馬込の街頭で「アベノミクスを進め、足りない部分を補っていく」と政権中枢にいることを強調した。
 事務所は、JR蒲田駅前に構えた。先月二十九日の事務所開きでは、雨にもかかわらず、入りきれない支持者が歩道に並び、大田区の松原忠義区長も駆けつけた。ただ、平さんは「選挙中、町工場だけ力を入れて回るようなことはしない」とも。「みんな仲間。分かってくれている」と自信を見せる。
 元区議で次世代新人の犬伏秀一さんは、区南部が地盤。「地元だから、知り合いが多い」と言う。アベノミクスの恩恵を実感できない経営者を味方につけようと、公示日は地元の工場に赴き、社長と「大企業がためたお金を中小企業に回す仕組みが必要だ」などと話し込んだ。
 共産新人の山本純平さんは四日、JR蒲田駅近くで演説後、「消費税が8%に上がっても工場は価格に転嫁できず、経営者は身銭を切らざるを得ない」と話した。党大田地区委員会の中村稔副委員長は「消費税率が再アップされれば、やっていけない工場や商店街が続出するだろう」と見通した。 
  (小田克也)
 ◇4区(4)大田区(中南部)
犬伏秀一 58 (元)大田区議  次新 
平将明 47 内閣府副大臣 自前<3>
藤田憲彦41 (元)安保委理事 民元<1>
山本純平 40 党地区副委員長 共新 
  (届け出順)

1994チバQ:2014/12/05(金) 07:41:07
◆18区(武蔵野・府中・小金井市) 「国政」「地域」 異なる主張
 武蔵野市長を六期務めた自民前職の土屋正忠さんは、JR中央線高架化の効果を訴えるなど地域の課題や実績をアピール。一方、元首相で民主前職の菅直人さんは、脱原発を主張し、集団的自衛権行使容認への批判を強めるなど国政の課題を強調する。二人の対決に共産新人の結城亮さんが挑む。
 「小金井のまちづくりに必要な人」。四日朝のJR武蔵小金井駅北口で、市長時代からの盟友である小金井市の稲葉孝彦市長がマイクで訴える中、土屋さんは通勤中の人たちにチラシを手渡していた。生活道路を走るバスの導入など「アイデア市長」として知られた土屋さんは、しばしば地域のことに言及する。
 同選挙区で菅さんとの対決は四度目。以前は地元に戻らずとも当選した菅さんに、陣営幹部は「前回は民主票が割れた偶然の勝ち」と気を引き締める。土屋さんは団地などもくまなく回り、「二年間で経済を立て直した。この道を行こう」と訴えた。
 一方、四日朝のJR武蔵小金井駅の南口では、ビールケースの上に立つ菅さんの姿があった。「このままでは安倍政権は憲法改正まっしぐら。そうさせないために賢明な判断を」。政権批判を繰り広げた。
 市民運動家出身の菅さんは小まめに街頭に立つ。前回衆院選で前面に掲げた脱原発に加え、今回は集団的自衛権行使容認の閣議決定についても繰り返し追及している。陣営には激励も寄せられるというが、関係者は「街頭では政治への関心の薄さを感じる。有権者を振り向かせないと、前回より厳しくなる」と危機感を募らせる。
 「消費税増税をきっぱり中止し、暮らし第一の経済政策をしていきたい」。結城さんも四日、選挙区内の団地前で声を上げた。陣営幹部は公認発表が先月十八日と出遅れたことを焦るが、「有権者の反応は徐々に良くなっている」と一定の手応えを感じている。結城さんは「訴えは他の候補と全く違う」と言い、人の集まる場所で訴える戦術を取るという。 
  (萩原誠)
 ◇18区(3)武蔵野・府中・小金井市
土屋正忠 72 (元)総務政務官 自前<2>
菅直人 68 (元)首相 民<前><11>
結城亮 44 党地区委員 共新 
  (届け出順)

1995チバQ:2014/12/05(金) 07:42:03
http://www.sankei.com/region/news/141205/rgn1412050022-n1.html
2014.12.5 07:00
【衆院選2014 注目区を行く】
埼玉12区 熊谷VS加須地域の戦い再び





 「お帰りなさい。お疲れさまです」。3日深夜、次世代新人の森田俊和は陣営スタッフと終電間近のJR行田駅前に立ち、電車を降りて家路を急ぐ市民らにあいさつし続けた。森田は「できるだけ知名度を高めたい」と懸命だ。

 12区では平成24年の前回選挙と同様、加須・羽生両市を地盤とする自民前職、野中厚と、熊谷市出身の森田による保守分裂の“地域間戦争”が続く。元自民県議の2人だが、森田は前回、公認を受けられず無所属で出馬。約5万6千票を獲得したが、約6万6千票の野中に惜敗した。

 今回、森田陣営の最高顧問には熊谷市出身の元自民衆院議員ら2人が就いた。また、維新の公募に漏れたものの、公示約10日前には次世代の公認が決まった。

 「保守の立ち位置を明らかにしたかった」と森田。公認候補となったことで政見放送が可能になり、ビラの配布枚数も大幅に増えた。「メリットを最大限に生かして流れを呼び込みたい」と意気込む。

 対する野中陣営は、県議時代の地盤に加え、国土庁長官を務めた祖父の影響力も残る。12区内の県議も活発に動き、公明の推薦も受けるなど組織力を生かした戦いを進める。前回、森田に約3万5千票差をつけられた大票田の熊谷市の攻略が課題で、野中は3日、市中心部の百貨店前で「この2年間、熊谷をはじめ12区のパイプ役を担ってきた」と実績を強調した。

 両陣営が意識するのは、出馬を見送ったみんな(解党)の永沼宏之が前回集めた約3万6千票の行方だ。永沼の出身地は12区の中央に位置する行田市で、双方が「草刈り場」とみる。「前回は足を踏み入れる余裕がなかった」という森田が永沼の協力を得て支持拡大を図る一方、野中陣営は潜在自民票の掘り起こしを続ける。

 こうした地域間の争いを冷静に見据えるのが、民主元職の本多平直。陣営関係者は「加須対熊谷でいいのかと問いたい。市民の生活を守る選挙と位置づけ、政策を訴えていく」と、正攻法で支持拡大を図る。=敬称略(川畑仁志)

                    ◇

 ◆12区(4人)

 森田俊和40 ☆元県議     次 新
 野中厚38 ☆元県議     自(額)前 【公】
 本多平直50 ☆元首相補佐官民 元
 鈴木千賀子59  党県委員    共 新

 (届け出順、☆は比例と重複)

1996チバQ:2014/12/05(金) 07:43:37
http://www.sanspo.com/geino/news/20141205/pol14120505030002-n1.html
2014.12.5 05:03(1/3ページ)
東京1区「海江田包囲網」自民大物投入で“万里”の頂上再び崩す
山田美樹氏(左)の応援に駆けつけた丸川珠代参院議員。自民党は「海江田包囲網」を張り、大物を次々と投入している=4日、東京都港区のJR品川駅高輪口前(撮影・梶川浩伸)
山田美樹氏(左)の応援に駆けつけた丸川珠代参院議員。自民党は「海江田包囲網」を張り、大物を次々と投入している=4日、東京都港区のJR品川駅高輪口前(撮影・梶川浩伸)【拡大】

 民主党代表の海江田万里氏(65)と自民党の山田美樹氏(40)が接戦を繰り広げている東京1区で、自民党の“大物議員”が次々と選挙区に入り、「海江田包囲網」を張っている。安倍晋三首相、菅義偉官房長官らが2日の公示前に乗り込んだほか、4日には町村信孝元官房長官、丸川珠代参院議員らが応援のマイクを握った。一方、海江田氏は党首の立場上、自身の選挙区にほとんど入れず、苦しい戦いを強いられている。

 これでもか、とばかりの「海江田包囲網」だ。東京1区に、日替わりで自民党の大物議員が駆けつけているのだ。

 11月28日の安倍首相を皮切りに、翌29日に菅官房長官、12月2日にはかつて東京1区で海江田氏としのぎをけずった与謝野馨元財務相、3日は谷垣禎一幹事長と与謝野氏、4日には山谷えり子拉致問題担当相、町村氏、丸川氏と、そうそうたる顔ぶれがマイクを握り、山田美樹氏の支持を訴えた。

 丸川氏は「自民党から『てこ入れ』といわれている」と、党を挙げて東京1区に力を入れていることを示唆。山田氏は街頭演説で「涙は女性の武器といわれていた時代もあった。しかし、今では男性でも涙を武器に野党の党首を務めている方がいる」と述べた。海江田氏が経産相だった2011年、国会で辞任を迫られて涙を流したことを引き合いに“口撃”した。

 前回2012年の衆院選で、海江田氏は山田氏に1134票差で敗北した。海江田氏は比例代表で復活当選したものの、「衆院議員は小選挙区で勝てて一人前」(自民党国会議員)というのが永田町の“常識だ”。
 党首として臨む今回も、海江田氏は比例代表と重複立候補しているが、民主党内からは「覚悟がない」などと批判や失望の声が噴出。今回も山田氏に敗れれば、求心力はさらに低下し、自身の進退のみならず、民主党のさらなる弱体化は避けられない。だからこそ、自民党は「海江田つぶし」に打って出ている。

 大物議員のサポートを受けて有権者にアピールを続ける山田氏陣営とは対照的に、海江田氏はジレンマを抱える。党首としての応援遊説が最優先となり、なかなか自身の選挙区に入れない。3日朝に都営地下鉄の若松河田駅前で街頭に約1時間立っただけで、次回の予定は9日になるという。

 野党第1党党首として命運を懸けた戦いを強いられている海江田氏は「代表をやっている以上、(自分の選挙区に入れないのは)仕方ない。相手(自民党)が何をしてこようと、意に介していません」と強がった。

(紙面から)

1997チバQ:2014/12/05(金) 07:44:37
http://www.nishinippon.co.jp/feature/representatives_election_2014_news/article/131330
民・維、同床異夢の共闘 “橋下節”労組は渋面
2014年12月05日(最終更新 2014年12月05日 03時01分)
街頭演説で支持を訴える維新の党の橋下徹共同代表=4日午後6時39分、福岡市・天神
街頭演説で支持を訴える維新の党の橋下徹共同代表=4日午後6時39分、福岡市・天神
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 共闘の成果はいかに−。民主党と維新の党は衆院選を前に全国で選挙区調整を進め、福岡県内では小選挙区候補を互いに県組織レベルで推薦した。「野党統一候補」を有権者に訴え、反自民票を取り込む狙いだが、維新共同代表の橋下徹は4日、福岡、鹿児島両県で持論の公務員批判を展開。民主や公務員労組関係者は、歯に衣(きぬ)着せぬ演説を苦々しく聞き入った。
 4日午後、福岡県新宮町の大型商業施設前。「公務員給与削減、そして国会議員も身を切る改革をして、最後の最後に増税をお願いするのが道理だ」。既得権益を鋭い弁舌で攻撃する“橋下節”は健在だ。
 橋下の隣には、福岡4区の維新前職が立っていた。党勢回復の道半ばで師走の決戦を迎えた維新、民主両党。「1強自民」に一矢報いるため、民主は4区で候補擁立を見送った。
 前職はこの日、橋下来援前に同県福津市で「(県内の)民主候補を全力で応援する」とアピールし、同党県連代表の大久保勉と握手した。選挙カーには「民主党福岡県連推薦」のシールが貼ってあった。
 ただし、民主を支える労組にとって橋下は、いわば「目の敵」。連合福岡は今回、前職の推薦を見送った。両党の共闘は黙認できても「橋下の演説に組合員を動員できない」(公務員労組出身議員)のが本音だ。「労組批判をするかもしれないが、目をつぶってほしい」。前職は橋下来援前、民主県連幹部らに耳打ちした。
 舞台裏の事情を知ってか知らずか、橋下は同夜、福岡市・天神のビル街でも容赦なかった。「公務員給与を20%削減し年間5兆円生み出す。既成政党では改革はできない」。天神を含む同市中心部の福岡2区は、維新が候補擁立を見送り、民主元職などが自民前職に挑む構図。維新にとって橋下の来援は、九州最大都市の無党派層を狙い比例票を積み上げる戦略だ。
 橋下は演説で、両党相互推薦に一切触れなかった。連合幹部は「どっちの味方なのか。手を結ぶのは無理だ」と会場を去った。労組批判で喝采を浴びる演説を「ドキドキしながら聞いていた」と打ち明けた前職。「緊迫感のある国会にするため、(民主と)手を結ぼうとやっている」。自らに言い聞かせるような口調だった。 =敬称略
=2014/12/05付 西日本新聞朝刊=

1999チバQ:2014/12/05(金) 20:31:43
北海道
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW20141203011370004.html
2014衆院選【2014衆院選】
焦点:上 7区 共倒れを反省、民・大協力
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■前回互角、気引き締める自民

 政治団体・新党大地の代表代理でありながら、民主党公認。2日朝、釧路市鳥取大通4丁目の選挙事務所前で、立候補の届け出を済ませた鈴木貴子氏(28)が選挙カーに上がった。

 「釧路、根室はアベノミクスでいかほど潤ったのか。一握りの大企業、一握りの株を持つ人たちだけが潤い、『この道しかない』。これが真の政治の姿でしょうか」。そして「日々頑張っている、働いているみなさんの声を私は届けたい」と約700人(陣営発表)の支持者らに訴えた。

 前回の衆院選で7区は、民主と大地が共倒れ。今回はその反省から両者は手を組み、鈴木宗男代表の長女の貴子氏が民主入りした。相手は3選を目指す自民前職で同党道連会長の伊東良孝氏(66)と共産新顔の石川明美氏(63)だ。

 「働く人の声」を強調した演説は連合北海道など民主の支持母体を意識したものだ。もちろん大地支持層へのアピールも忘れない。ポスターの肩書には「民主党公認、新党大地代表代理」とある。

 民主党本部は1日、貴子氏を比例北海道ブロックで単独1位とすることを決めた。野党協力の象徴として「敗北」は許されないからだ。ただ議席が安泰という意識が広がれば選挙運動が上滑りしかねない。合同選対本部長代行の岡田篤・民主党道議は2日、陣営の緩みを戒めることを忘れなかった。「鈴木貴子が日本のリーダーになります。その道に進むため、変なささやきに惑わされないように」

 JR釧路駅前の中心街。午前9時すぎ、釧路市民の台所として知られる釧路和商市場前には伊東氏の第一声を聞く人だかりができていた。陣営によると集まったのは500〜600人。

 市議から道議、市長を経て国政の場に立った伊東氏。財務政務官も経験して国の予算づくりも見てきただけに、水産業などの基幹産業が低迷していることが課題だと具体的に指摘。「釧路の可能性を見いだし、伸ばしていく分野をはっきりさせないといけない。アイデアと企画力とやる気が勝負の『地方創生』がいま、一番大きなキーワード。観光などこの地域の特性を生かして力を発揮したい」

 第一声に先だって、同市幸町14丁目のビル1階に設けた選挙事務所であった出陣式。自民と連立を組む公明党釧路総支部長の月田光明市議が「圧勝だという声もあるが、大変危険なこと。侮ってはいけない」。前回衆院選の民主と大地の得票を合わせれば、自身の得票と互角だ。伊東氏自身も「今回の選挙は、実感としてかなり厳しいものになると感じている」と語った。

 共産党の石川氏は、1996年以来、2度目の国政挑戦だ。同市住之江町の大型スーパーの駐車場には、約150人の支持者が集まっていた。「消費税増税中止を」「若者を戦場に送らない」と2本の幟(のぼり)が立つ。石川氏は「7区で消費税増税中止と言うのは私だけ、原発廃止を言うのも私だけ、TPP(環太平洋経済連携協定)撤退も私だけ」と違いを強調した。

      ◇

 今回の衆院選をめぐっては、野党が共闘を模索する動きが目立った。こうした動きは有権者の票のゆくえにどんな影響を与えるのか。注目選挙区の候補者の戦いぶりを報告する。

 ■7区の候補者(届出順)

鈴木貴子 28 民前(1)〈元〉NHK職員

石川明美 63 共新   〈元〉釧路市議

伊東良孝 66 自前(2)〈元〉釧路市長

2000チバQ:2014/12/05(金) 20:32:08
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW20141204011370001.html
2014衆院選【2014衆院選】
焦点:下 2区 地元反発 崩れた野党共闘
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■民主道連、独自に擁立し対抗

 過去4回にわたり自民の吉川貴盛氏(64)と民主の三井辨雄氏(72)が対決してきた2区。三井氏が解散直前に不出馬を表明したことでこの構図が崩れ、野党の候補者調整に注目が集まった。

 公示日の2日。「本人です」と大書したのぼりを立てた自転車に乗り、維新元職の松木謙公氏(55)がペダルをこいでいた。この日は札幌市北区を回り、走行距離は約60キロにのぼった。

 この日、事務所前での第一声で「アベノミクスは大企業中心の考え。中小企業に勤める人や年金で暮らす方々の生活をしっかり支えていきたい」と語った。そばに、松木氏の選対本部長になった三井氏の姿も。「松木さんを全身全霊で応援していく。自民党の一党支配を許さない」と支援を訴えた。

 松木氏はこれまで民主党や新党大地の公認で道12区から出ていたが、2000年衆院選以来14年ぶりに、本来の地盤である2区に戻った。きっかけは、解散直前の三井氏の突然の不出馬表明だ。民主と維新の党本部間の調整で、三井氏の後継として松木氏が2区から出ることになり、維新は前回衆院選に2区から立候補して比例で復活当選した高橋美穂氏を東京17区に移した。

 民主党道連は、党本部の頭越しの候補者調整に反発した。松木氏は民主党の衆院議員だった2011年、菅直人内閣への不信任決議案に賛成して除籍された経緯がある。道連は来春の札幌市議選に立候補予定だった新顔の池田真紀氏(42)を擁立し、道連推薦として全面的に支援する。民主道連関係者は「2区は三井氏の地盤ではなく、民主の地盤。みすみす維新には渡せない」。

 2日午前9時過ぎ、札幌市東区役所前に人だかりができた。「イケマキGO!GO!」と書かれた手作りポスターを手に持つ人も。無所属で立つことになった池田氏が「安倍政権は国民の声を無視し、弱者を切り捨てる。経済もTPP(環太平洋経済連携協定)も原発も憲法も数の論理で一方的に決める」と批判。社会福祉士としてDV被害者らと接してきた経験から、「現場を知らない中央だけで作る政策では持続可能な社会は描けない。柔軟な社会を地域から作るような社会保障の改革が必要だ」と語った。

 農水副大臣も務めた自民前職の吉川氏は雪がちらついた2日、コートを着ずにスーツ姿で第一声に臨み、「安倍政権は景気対策、経済対策をしっかりやってきた。この継続が認められるかが問われる選挙になる」と呼びかけ、支持者と握手を交わして選挙カーに乗り込んだ。

 吉川氏は、民主党から自民・公明両党に政権交代して以降の2年間の経済政策をアピール。特に農林水産業を生産、加工、販売にわたって成長させる「6次産業化」に力点を置き、「6次化を札幌に根づかせ、農林水産業を元気にしたい。目標を定め、知恵を出し合いながら、地方創生をしていく」と訴えた。

 前回衆院選では、民主と維新、みんなの3候補者の得票総数が、吉川氏の得票数を約4万3千票上回った。吉川氏は「一身をなげうって先頭に立ち、命がけで頑張る」と決意を語る。

 共産新顔の金倉昌俊氏(40)は2日、同党の紙智子参院議員とともに選挙カーの上で第一声。札幌市北区と東区のスーパーや住宅街を回った。消費税増税やTPP交渉参加反対を主張したほか、「子どもたちの輝かしい未来を閉ざし、若者を戦場へ送るような集団的自衛権を許すことができない。平和の外交を広げる共産党に」と支持を訴えた。

■2区の候補者(届け出順)

吉川貴盛 64 自前(4) 〈元〉農水副大臣

池田真紀 42 無新    社会福祉士

松木謙公 55 維元(3) 〈元〉大地幹事長

金倉昌俊 40 共新    党道常任委員

 * * *

■政見放送

【4日】

◇衆院選小選挙区

《テレビ》HTB=午前5時25分(共産、自民)

2001チバQ:2014/12/05(金) 20:34:20

http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2014/tokyo/CK2014120502100004.html

東京ニュース
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注目区ルポ
 十四日投開票の衆院選は、都内二十五の小選挙区に九十七人が立候補し、「経済政策」「安全保障・憲法」「脱原発」などをめぐり、激しい舌戦を繰り広げている。訴えは有権者の心にどう響くか。注目される選挙区の様子を紹介する。

◆4区(大田区中南部) 町工場にアピール合戦

 町工場がひしめく大田区中南部。大企業が生産の軸を海外に移すなど経営環境が変わる中、工場の閉鎖が相次ぎ町の風景も変わりつつある。立候補した四候補は、町工場の関係者へアピール合戦を繰り広げている。

 住宅と町工場が隣り合わせにある大田区多摩川地区。四日、民主元職の藤田憲彦さんは機械部品の製作所を訪れ、壁にポスターを貼らせてもらった。「アベノミクスで大田の町工場は、勝ち負けの二極化が進んだ」と指摘する。

 東大卒業後、家電大手ソニーに勤務。二年前の衆院選で落選後、「地域で何ができるか考えよう」と地元の自治会活動に参加し、防犯パトロールを続け、「地域の人の地道な努力を知った」。民主支持者が多いとみられる馬込の閑静な住宅街をはじめ、区全域に毎月約二万五千の政策チラシを配ってきた。

 内閣府副大臣で自民前職の平将明さんは四日、西馬込の街頭で「アベノミクスを進め、足りない部分を補っていく」と政権中枢にいることを強調した。

 事務所は、JR蒲田駅前に構えた。先月二十九日の事務所開きでは、雨にもかかわらず、入りきれない支持者が歩道に並び、大田区の松原忠義区長も駆けつけた。ただ、平さんは「選挙中、町工場だけ力を入れて回るようなことはしない」とも。「みんな仲間。分かってくれている」と自信を見せる。

 元区議で次世代新人の犬伏秀一さんは、区南部が地盤。「地元だから、知り合いが多い」と言う。アベノミクスの恩恵を実感できない経営者を味方につけようと、公示日は地元の工場に赴き、社長と「大企業がためたお金を中小企業に回す仕組みが必要だ」などと話し込んだ。

 共産新人の山本純平さんは四日、JR蒲田駅近くで演説後、「消費税が8%に上がっても工場は価格に転嫁できず、経営者は身銭を切らざるを得ない」と話した。党大田地区委員会の中村稔副委員長は「消費税率が再アップされれば、やっていけない工場や商店街が続出するだろう」と見通した。 (小田克也)

 ◇4区(4)大田区(中南部)

犬伏秀一 58 (元)大田区議  次新 

平将明 47 内閣府副大臣 自前<3>

藤田憲彦41 (元)安保委理事 民元<1>

山本純平 40 党地区副委員長 共新 

  (届け出順)

2002チバQ:2014/12/05(金) 20:34:41


◆18区(武蔵野・府中・小金井市) 「国政」「地域」 異なる主張

 武蔵野市長を六期務めた自民前職の土屋正忠さんは、JR中央線高架化の効果を訴えるなど地域の課題や実績をアピール。一方、元首相で民主前職の菅直人さんは、脱原発を主張し、集団的自衛権行使容認への批判を強めるなど国政の課題を強調する。二人の対決に共産新人の結城亮さんが挑む。

 「小金井のまちづくりに必要な人」。四日朝のJR武蔵小金井駅北口で、市長時代からの盟友である小金井市の稲葉孝彦市長がマイクで訴える中、土屋さんは通勤中の人たちにチラシを手渡していた。生活道路を走るバスの導入など「アイデア市長」として知られた土屋さんは、しばしば地域のことに言及する。

 同選挙区で菅さんとの対決は四度目。以前は地元に戻らずとも当選した菅さんに、陣営幹部は「前回は民主票が割れた偶然の勝ち」と気を引き締める。土屋さんは団地などもくまなく回り、「二年間で経済を立て直した。この道を行こう」と訴えた。

 一方、四日朝のJR武蔵小金井駅の南口では、ビールケースの上に立つ菅さんの姿があった。「このままでは安倍政権は憲法改正まっしぐら。そうさせないために賢明な判断を」。政権批判を繰り広げた。

 市民運動家出身の菅さんは小まめに街頭に立つ。前回衆院選で前面に掲げた脱原発に加え、今回は集団的自衛権行使容認の閣議決定についても繰り返し追及している。陣営には激励も寄せられるというが、関係者は「街頭では政治への関心の薄さを感じる。有権者を振り向かせないと、前回より厳しくなる」と危機感を募らせる。

 「消費税増税をきっぱり中止し、暮らし第一の経済政策をしていきたい」。結城さんも四日、選挙区内の団地前で声を上げた。陣営幹部は公認発表が先月十八日と出遅れたことを焦るが、「有権者の反応は徐々に良くなっている」と一定の手応えを感じている。結城さんは「訴えは他の候補と全く違う」と言い、人の集まる場所で訴える戦術を取るという。 (萩原誠)

 ◇18区(3)武蔵野・府中・小金井市

土屋正忠 72 (元)総務政務官 自前<2>

菅直人 68 (元)首相 民<前><11>

結城亮 44 党地区委員 共新 

  (届け出順)

2003チバQ:2014/12/05(金) 20:37:00
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141205ddlk41010419000c.html
選挙:知事選 自民県連、推薦候補は15日へ先送り 今村氏の名簿順位抗議へ /佐賀
毎日新聞 2014年12月05日 地方版

 古川康前知事の辞職に伴う知事選(25日告示、1月11日投開票)の推薦候補選定を巡り自民党県連は3日夜、代表役員会を開き、6日に予定していた総務会を15日に延期することを決めた。理由は14日投開票の衆院選に運動を集中させるためという。また、比例九州に立候補した自民前職の今村雅弘氏(67)の名簿順位が小選挙区重複立候補者30人の下の31位になったことを党本部に抗議すると申し合わせた。【松尾雅也】

 自民県連には、前武雄市長の樋渡(ひわたし)啓祐氏(45)と、TPP担当官僚の推薦願が出されていた。6日の県連総務会で両氏の推薦願を巡り議論が交わされる予定だったが、1日に官僚から出馬断念の連絡が入った。このため、樋渡氏への一本化の流れが強まっている。

 県連によると、今村氏の名簿順位を巡っては1票の格差是正に向けた「0増5減」に伴い、県内小選挙区が3から2に減ったため、旧2区の今村氏の比例転出を決めた。当初、党本部から名簿上位登載の優遇を受ける約束だったが、実際は31位となったという。

 一方、減区になった他県候補者は1位か2位に登載され「なぜ佐賀は下なのか」と党本部への抗議を決めた。県連の中倉政義幹事長は「名簿上位にということになっていたが、ほごにされた。納得できない」と不快感をあらわにした。自民関係者によると、知事選を巡り今村氏が官僚の擁立に動いたため、党幹部から冷遇されたなどとの見方も出ている。

2004チバQ:2014/12/05(金) 22:41:10
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/342053/
同性愛公言の石川氏「壁をぶち破りたい」
2014年12月05日 18時00分

改革の使命感に燃える石川氏
 同性愛をカミングアウトしている社民党の前東京・豊島区議の石川大我氏(40)が、衆院選(14日投開票)に比例単独で東京ブロックから出馬している。憲政史上初となるオープンゲイの国会議員が誕生するのか――。

「自民党や民主党など大きな政党が取り上げない小さなイシューで、困っている人たちはたくさんいる。LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)の差別撤廃やいろんなマイノリティー(少数派)の人たちの声を国会に届けるのが役割だと思っている」と訴えるのは、自らもゲイを公言している石川氏だ。

 昨年、社民党党首選に区議ながら出馬し、憲政史上初となる同性愛公言者の国政政党党首が誕生かと話題になった。国会議員ではレズビアンを公言していた民主党の尾辻かな子氏(39)が昨年、繰り上げで参院議員となったが、在職日数はわずか2か月で、ほとんど活動できなかった。石川氏が当選すればゲイ初の国会議員となる。

 電通総研調べでは、日本のLGBTの比率は20〜59歳の男女で5・2%(12年)とされ、約20人に1人の計算。国際的にはアイスランドで同性愛者の首相が生まれ、オバマ米大統領(53)は同性婚を支持している。アップルのティム・クックCEO(54)が同性愛を公言するなど理解は進んでいるが、日本はいまだオープンとはいえない環境だけに、石川氏は改革の使命感に燃えている。

 選挙戦では“票田”となる東京・新宿2丁目に公示日の2日に街頭演説に繰り出したが「昼の2丁目はほとんど人がいない。住んでいる人も寝ている人が多い時間帯で、音を出すと逆に迷惑になってしまう」(石川氏)と、聖地ならではの事情にも直面した。

「東京ブロックでは、20万といわれる社民党の基礎票に、浮動票と予測できないLGBT票が加われば、当選の可能性はある」(永田町関係者)

 ネットを中心に支持も広がっており、石川氏は「壁をぶち破りたい」と手応えを感じている。
【編集部のおすすめ】

2005チバQ:2014/12/05(金) 22:42:04
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/shugiin/342051/
地元の選挙活動2日間だけ…首相も舌巻く小泉進次郎氏の信念
2014年12月05日 16時00分

相変わらず人気の進次郎氏
 衆院選で相変わらず立候補者たちからの応援依頼が殺到している自民党の小泉進次郎氏(33)が、安倍晋三首相(60)も驚く街頭演説を繰り広げている。

 先月21日、進次郎氏は衆議院が解散された本会議場で「国民にはなぜ今、解散なのか分からない」という理由で恒例の万歳三唱を拒否。安倍首相の意向に背く行為で話題を集めたが、選挙戦に突入すると、自民党候補者の勝利に向けた応援に頭を切り替えて臨んでいる。

「進次郎氏は安倍首相と同様に比例代表の重複立候補を辞退した。前回の衆院選で、選挙区の神奈川11区で得票率79・9%を獲得している。野党は同選挙区で共産党以外、候補者が立てられなかった。地盤はすごい。地元での選挙活動は2日だけです」と自民党関係者。

 応援弁士として全国行脚する進次郎氏は、寒空の下に集まった大勢の聴衆を前に「アベノミクスの先のシンジロウ政策」を熱心に訴え続ける。

「私たちはアベノミクスの先を考えなければいけないと思う。そのためには、新しい成長モデルを構築し、どこの国もやったことがない、国づくりもしないといけない。社会保障にしても若者にツケを残さないようにしなくてはいけないのです」

 今回の選挙は、アベノミクスをめぐる経済政策をめぐって各党が争う展開だが、進次郎氏は独自の長期的な経済政策プランを訴え続けている。

 進次郎氏は“変人”として国民的な人気を集めた父親の小泉純一郎元首相(72)と同様、独自で強固な政治信条が評価されている。

「自民党の長期的な経済政策をこの選挙で訴えているとも取れます。安倍首相は小泉元首相のもとで官房長官をしていましたから、変人の遺伝子が進次郎氏に伝わっていることは承知しつつ『度胸がある』と驚いてます」(同)

 選挙期間中、進次郎氏は復興政務官として東日本大震災の被災地にも入る。

2006チバQ:2014/12/05(金) 22:44:33
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014120502000127.html
衆院選 中盤戦どう展開 

2014年12月5日 朝刊


 衆院選の序盤情勢を踏まえ、与野党は遊説戦略の練り直しに着手した。優位に立つ自民党は安倍晋三首相(党総裁)を接戦区に連日投入。伸び悩む民主党は、対抗できる選挙区の絞り込みを急ぎ、海江田万里代表らが応援に入る方針だ。選挙戦が佳境に入る中、厳しい戦いで自身の足元が危うくなり、応援ができない野党党首も出そうだ。
 首相は四日に大阪府入り。維新の党の前身、日本維新の会は二〇一二年の前回衆院選で大阪を中心に躍進し、今回も激戦が予想されるため、てこ入れを図る。和歌山市に続く府内・泉佐野市での街頭演説では「この選挙は前進か、後退かを決める選挙だ。負けるわけにはいかない」と訴えた。
 自民党は、序盤情勢における勢いを維持するため、組織全体の上滑りや首相ら幹部の「失言」を警戒、選挙戦を乗り切る構えだ。首相は衆院解散後に入った北海道を五日に再訪問する。
 民主党は三日夜、党本部での選対会議で、巻き返しが可能な選挙区に幹部を投入する方針を決めた。投票態度未定の有権者取り込みを強化する。接戦が予想される海江田氏らが自らの選挙区で支持固めを図る場合は、蓮舫元行政刷新担当相らの派遣を検討する。
 海江田氏は四日、福井県敦賀市で演説し「デフレ脱出には雇用安定と適切な収入が必要だ」と支持を呼び掛けた。
 維新の党は江田憲司共同代表が東日本を、大阪市長の橋下徹共同代表が西日本を担当。組織票より無党派層狙いの選挙戦だけに、顔の知られた幹部の遊説が頼みの綱だ。
 堅調な戦いを進める公明党は四日の常任役員会で、比例票を上積みするため山口那津男代表が地方行脚を続ける方針を確認。山口氏は「気を緩めずに取り組む」と強調した。首相には九カ所の小選挙区に応援に入るよう要請している。
 比例で伸び悩む次世代の党は、平沼赳夫党首が四日に比例東京ブロックをてこ入れ。共産党は志位和夫委員長が全十一ブロックを回る。
◆小沢氏 異例の地元遊説
 生活の党は、小沢一郎代表が六、七両日、自身が立候補した岩手4区に戻り、約三十カ所で街頭演説する。盤石な「小沢王国」を誇った地元で、選挙期間中に本格的な遊説を展開するのは異例。
 社民党は九州や近畿の各ブロックを中心に遊説計画を練る。新党改革は東京を軸に活動する。

2007チバQ:2014/12/05(金) 22:50:34
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141205/plt1412051140002-n1.htm
存在感増す「戦う」谷垣幹事長 衆院選に勝っても負けても次期総裁へ弾み (1/2ページ)
2014.12.05
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東京1区の候補者の応援演説を行う谷垣氏=3日午後、東京都新宿区【拡大】

★鈴木哲夫の核心リポート

 12・14衆院選で、自民党の谷垣禎一幹事長(69)が厳しい発言を連発している。報道機関の情勢調査で「自民党圧勝」との見方が出ており、党内が緩むのを引き締めているのだが、それだけではない。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が、存在感を増しつつある谷垣氏に迫った。

 「自民党には1回生がたくさんいるが、もっと地域に根を生やして(活動しろ)。『全員光る人材だ』と言いたいが、正直、フロック(まぐれ)で当選したんじゃないかという人も」(1日、京都府宇治市の集会で)

 「今回は追い風でも、向かい風でもない。こういう選挙は怖い。誰かが変な失言をして『何だ』となると、パタパタとやられる」(11月30日、札幌市の街頭演説で)

 今回の選挙戦、谷垣氏の選挙語録は手厳しい。党内では「谷垣さんの形相が違う」(中堅議員)という声まである。

 背景について、自民党のベテラン議員は「勝っても負けても、衆院選が終われば、来年秋の自民党総裁選を見据えて、谷垣さんは『ポスト安倍』として存在感が増す」といい、こう解説した。

 「谷垣さんにとって、次の総裁選は年齢的にラストチャンス。今回、自民党が勝てば、『選挙責任者の幹事長として、突然の解散総選挙という危機管理を果たした』と高く評価される。一方、党が大きく議席を減らせば、総裁選では反安倍のリベラル派が結集する。その際、『ナンバー2の谷垣さんを担ぐのが順当』という声が出てくる可能性が高まる」

 かなり気が早い話にも聞こえるが、額賀派幹部も「今回、谷垣さんは地方組織とも信頼関係を深めていて、総裁選では地方の支持も見込める」と分析している。

 谷垣氏の強みは、連立を組む公明党との良好な関係にもある。山口那津男代表とは弁護士同士で気脈も通じ、三党合意で消費税増税をともに決断した間柄だ。安倍晋三首相が今後、安全保障や憲法改正などで突き進む場合、これに反発する公明党が外から谷垣氏を応援することも考えられる。

 谷垣氏には、じくじたる思いがある。

 野党時代の自民党総裁として頑張ったが、首相になれなかったことだ。民主党政権に不信任案を突きつけての勝負ができず、政権復帰直前の総裁選出馬も党内力学で断たれた。「戦う姿勢を貫けなかった…」(谷垣氏側近)と弱さを指摘する声もあった。

 私(鈴木)は解散当日の朝、谷垣氏を訪ねた。

 「(いろんな意味で)戦う谷垣のスタートですね」と話しかけると、谷垣氏はいつもの温厚さで「人間なかなか変われないけど…」と語ったが、その後で「でも、やりますよ。必死で!」と表情を引き締めていた。

 ■鈴木哲夫(すずき・てつお) 1958年、福岡県生まれ。早大卒。テレビ西日本報道部、フジテレビ政治部、日本BS放送報道局長などを経て、現在、フリージャーナリスト。著書に『最後の小沢一郎』(オークラ出版)、『政治報道のカラクリ』(イースト&プレス)、『ブレる日本政治』(ベスト新書)など多数。

2008チバQ:2014/12/05(金) 22:52:21
http://www.minpo.jp/news/detail/2014120519645
復興策の評価気掛かり 衆院選最前線ルポ 伊達地方で攻防激化
 自民党の前職亀岡偉民(59)と民主党の新人金子恵美(49)がしのぎを削る。序盤戦は互いに「地盤」とする伊達地方への攻勢を強めている。亀岡は衆院、金子は参院の議員として、ともに復興政務官を経験している。両陣営にとって東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興施策に対する有権者の反応が気掛かりだ。
   ◇  ◇
 新聞各紙に「自民議席、300超の勢い」「亀岡氏リード」の見出しが躍った4日、亀岡は、「地元」として重視している伊達地方をくまなく回っていた。福島市の選対事務所で留守を預かる選対幹部の一人は「民主候補の地元でもあり、伊達では絶対に負けられない」と表情を引き締めた。
 亀岡陣営は平成17年の初当選時に得た17万1000票を目標に掲げる。24年の前回より5万票も多い。目標達成に向けて事務所・連絡所を5カ所増やし、13カ所に構えた。このうち9カ所は伊達地方にある。
 公示日には党総裁で首相の安倍晋三が応援のため相馬市に駆け付け、復興の加速を約束した。同市では漁業の再生などが急がれている。党関係者は「首相の第一声には、政府が復興を忘れつつあるのではないかという不安を解消させる効果があった」とみる。
 ただ、2年前の政権交代で安倍が復興と原発事故収束を加速させると明言したが、スピード感がないと感じる県民は少なくない。福島市連合後援会長の千葉政行は「亀岡の実績を示しながら、有権者の支持を広げたい」と強調する。
   ◇  ◇
 福島市にある金子の選挙事務所でも4日、後援会関係者らが新聞各紙の世論調査結果を分析していた。選対幹部の一人は「まずは地元で優位に立ち、その勢いを大票田の福島市に持ち込みたい」と戦略を練る。この日、金子は福島市内に選挙カーを向けた。
 金子陣営は当選ラインを10万票とみる。昨年7月の参院選では衆院本県1区管内で約7万6000票を得た実績がある。自民政権下で行われたが、震災直後に原発事故対応に当たった民主へ逆風が吹いていた。党県連関係者は「民主政権がまいた復興の種がようやく花を咲かせ始めた。金子の実績を訴えたい」と意気込む。2日に党代表の海江田万里が福島市で応援演説し、復興への姿勢を示せたのも好材料とみる。
 立候補表明が遅く、事務所・連絡所は福島市、伊達市など4カ所にとどまる。ただ、前回の衆院選で5万票余りを獲得しながら、今回は立候補を見送った旧みんなの党の元職石原洋三郎(41)が2日に金子支持を表明した。連合後援会長の菅野庄一は「連合福島などの支援も受け、ようやく陣容が固まった。石原氏の支援は追い風になる」と歓迎する。
   ◇  ◇
 共産党の新人渡部保子(72)は4日、福島市で選挙カーを走らせた。
 地元の同市をはじめ、浮動票の多い都市部を中心とした選挙運動を展開。長時間労働の問題などを取り上げ、支持を求めている。選対本部長の山田裕は「消費税再増税の中止など他党と違う政策を打ち出すことで、これまでにない手応えがある」と話す。

( 2014/12/05 08:21 カテゴリー:主要 , ふくしま衆院選 )

2009旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/12/05(金) 23:29:44
>>2003
31位でも通るんですけどね。

とはいえ,まあ佐賀1,熊本1はおそらく負けないとしても,
沖縄1〜4,大分1,長崎1,鹿児島3で7人か。
微妙な位置っちゃ位置かもしらん。

2010チバQ:2014/12/05(金) 23:59:24
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20141205-OYS1T50018.html
自民分裂の福岡1区 無所属対決「勝てば公認」
2014年12月05日

福岡1区のポスター掲示板には自民党候補がいない(4日、福岡市博多区で)=貞末ヒトミ撮影
 報道各社の序盤情勢調査で4日、「与党優勢」が伝えられたが、福岡1区(福岡市東区、博多区)では、前回は自民党公認だった前議員2人がいずれも無所属で出馬し、民主党候補と接戦を演じている。

 2012年の前回選で初当選した井上貴博氏は、麻生副総理の側近。前回は比例九州ブロックに回った新開裕司氏は、引退した古賀誠・元幹事長の元秘書だ。地元の福岡で勢力を競い合う麻生、古賀両氏の板挟みとなった党本部は「2人とも公認せず」という苦肉の裁定を下した。

 4日夕、強風が吹きつけるJR博多駅前で、井上氏は「自民党支部長の井上です」と繰り返した。自らが「真正の自民党」だとアピールする狙いからだ。

 公示前日に事務所を訪れた麻生氏からは、「無所属だから比例復活はない。勝った方が自民党公認だ」と激励を受けた。麻生派所属の参院議員が選挙区入りし、団体回りをするなど側面支援にも力を入れる。

 一方の新開氏は4日午後、商店街で支持を訴えた。公示日の出陣式では「これは私だけの戦いじゃない」と力を込め、駆けつけた古賀氏も「新開君こそ、自民党を救う候補者だ」と太鼓判を押した。新開氏が所属する岸田派(旧古賀派)からは、岸田外相や上川法相らも来援予定で、こちらも総力戦の構えを見せる。

 「勝てば公認」を合言葉に分裂選挙を展開する自民党をよそに、民主党元議員の山本剛正氏は4日午前、JR博多駅前で「安倍政権になっても消費は伸び悩んでいる」とアベノミクス批判を展開した。保守分裂は追い風だが、「他人のことを気にしている余裕はない」と、反自民票の取り込みに躍起だ。

 福岡1区には、共産党の比江嶋俊和氏、諸派の明石健太郎氏、無所属の金出公子氏も立候補している。

2011チバQ:2014/12/05(金) 23:59:55
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20141205-1404944.html
喜美氏、夫婦で「どぶ板」1人1人握手
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 解党したみんなの党元代表で無所属で出馬している渡辺喜美氏(62)が、地元の栃木3区で苦戦を強いられている。共同通信社の序盤情勢では、自民党が300議席を上回る勢いとされ、同選挙区でも自民の前職簗(やな)和生氏(35)が先行しているとされる。そんな中、渡辺氏はまゆみ夫人と地元に張り付き、有権者1人1人に訴える「どぶ板」で選挙戦を展開していた。

 「喜美ちゃんをよろしく」「どうも、どうも。よろしくお願いします」

 夕暮れ時、買い物客が次々と訪れるスーパーマーケットの前で1人1人に握手を求める渡辺夫妻の姿があった。渡辺氏は、「(12年の衆院選で地元に入ったのは)1回か2回。地元に張り付いて選挙を戦うのは何十年ぶりかもしれない」と話す。

 街頭演説やあいさつ回りもこなしているが、都内などに比べ、人が集まる場所が少ない地方の都市では、握手会など地道な活動が多くなる。活動先では「自民党じゃないからね…」などと厳しい指摘を受けることもあるという。

 無所属での選挙は初めてだ。父渡辺美智雄氏の地盤を継ぎ、96年衆院選に自民党公認で初当選。離党後は、みんなの党代表として圧勝を続けてきた。しかし、8億円資金借り入れ問題などが発端となり、党は解党。新党結成も断念し、序盤情勢でも苦戦とされている。

 それでも手応えは悪くない。「お父さんの代から、投票してます。頑張って」などと声を掛けられ、頭を下げる渡辺氏。「厳しいですけど、温かい声援をもらっている。地元はありがたいです。やっぱり、地元は良い」としみじみと話した。

 今年4月、まゆみ夫人と12年12月に離婚したが仲直りし、事実婚状態であることが伝えられた。選対関係者によると、選挙前、「仲良くやっているので安心してくれ」と言われたという。公示後、まゆみ夫人は同行してサポート。1日の活動を終えると、夫妻でスーパーで夕食の買い物もする。渡辺氏がカートを押しながら歩き回り、会計後は渡辺氏が買い物袋に商品を詰め込む姿もみられた。

 夫人と二人三脚での「渡辺個人商店」。「『だんだんよくなる法華の太鼓』でやっていきたい」と、選挙戦が尻上がりで良くなるように臨んでいきたいと、決意を語った。【上岡豊】

 [2014年12月5日9時47分 紙面から]

2012チバQ:2014/12/06(土) 00:03:45
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2014120500646
共産・笠井氏が手術=比例立候補取り消さず【14衆院選】


 共産党は5日、衆院選の比例代表東京ブロックに立候補している笠井亮前衆院議員がくも膜下出血のため手術を受けたと発表した。党広報部によると、術後の経過は良好で身体機能に異常はなく、入院と休養の後、公務に復帰する。立候補は取り消さない。
 笠井氏は4日午後の遊説中に頭痛と手のしびれを訴え、同日夜に東京都内の病院で手術を受けた。 (2014/12/05-16:52)

2013チバQ:2014/12/06(土) 08:18:00
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014120502000270.html
2年前は追い風 一年生いきなり審判 自民前職 知名度、実績どう補う?

2014年12月5日 夕刊


 十四日に投開票される衆院選の小選挙区候補者のうち、二〇一二年の前回初当選した国政一期生は全国で百五十七人。大半を占める百一人が自民前職だ。党への追い風の中で議席を得てから、わずか二年。自民への支持は堅調な情勢だが、自身の知名度も実績も不十分なうちに訪れた選挙を、どう戦っているのか。東京都内の候補者を追った。  (松村裕子、小形佳奈、林朋実)
 「一生懸命にやってきたけど、時間切れで…」。都心から立候補した候補(40)はこの二年間、地域の行事や会合を回ってきたという。しかし、名前と顔を覚えてもらえたかというと、「ちょっとまだ…。(名前が分かるのは)町会長ぐらいだろう」(陣営の地元議員)と、心もとない。
 公募で候補者になった前回、小選挙区で競り勝った相手は民主のベテラン。「知名度が違うので、こつこつ頑張るしかない」
 別の二十三区内の選挙区に立った男性候補(35)は、四歳から高校卒業まで海外で暮らしていたため、地縁がなかった。二年前は自民の閣僚経験者の後継者として、全面的な支援を受けて当選した。
 本人は「地域をまめに回り、知り合いも増えた」と自負する。陣営幹部は「前任者の支援団体も健在。ただ、自身の支援組織ができるまでには至っていない」。公示前の先月開かれた決起集会の参加者は地元議員の後援者が中心で、年配者が目立った。「二年では自分の仲間をつくるのは難しいよね」と地元議員。
 多摩地区の男性候補(50)は当選直後、新年会などに民主の議員しか呼ばれなかったり、呼ばれた先で名前を間違えられたりもしたという。名前を覚えてもらおうと毎朝駅前に立ち、祭りや行事には「片っ端から」顔を出したという。「前回は風によって比例で何とか通った。風がなくても勝てるように努力してきた」
 公示日、知名度の高い自民前職のホープが応援に駆け付けてくれた。「初日から手を振ってくれる人が多い。前回は後半までそういう動きはなかった。地元の自民候補として認識してもらっていると感じる」。それでも陣営では「対立候補(の政治活動)は十年以上、うちは二年」と気を引き締める。

2014チバQ:2014/12/06(土) 08:20:56
ゲンダイ ・・・・
http://nikkan-gendai.com/articles/view/news/155528
自民300議席の異常 2閣僚ピンチ「大物落選危機リスト」

2014年12月6日

 自民300議席――という信じがたい議席予測に衝撃が走っている。とうとう、連立政権を組む公明党の山口那津男代表までが「自民党だけ議席が増えて良い政治ができるか」と街頭演説で訴えはじめるありさまだ。

 自民党への“追い風”はまったく吹いていないが、議席だけは増えそうという異常な選挙戦になっている。

「安倍首相が新宿駅西口で街頭演説をした時も、立ち止まって真剣に聞いている聴衆は200人もいませんでした。皆、チラッと一瞥して通り過ぎていた。驚くほど熱気がない。なのに大勝しそうなのだから、ちょっと不気味です」(自民党関係者)

 異常な選挙戦となっているためか、選挙に強い“大物”が苦戦を強いられている。黄色信号がともりはじめているのが渡辺喜美氏(栃木3区)、平沼赳夫氏(岡山3区)、亀井静香氏(広島6区)の3人だ。

「これまで渡辺喜美は、選挙中もほとんど地元に帰らなかったのに、選挙区に張りついています。気温の低い早朝から妻のまゆみさんとビラを配り、中学生にまで<ご両親によろしく>と愛嬌を振りまいている。支持者には<当選したら自民に復党する>と吹聴しています。ただ、古参秘書に愛想を尽かされたり系列市議が造反したように周囲から嫌われ、8億円問題がなくても選挙は厳しかった。当選は微妙です」(地元関係者)

 平沼赳夫氏、亀井静香氏の2人は、世論調査ではリードしているが、自民候補と大接戦となっている。

■愛想ふりまく塩崎厚労相

 自民大物で苦しい戦いを強いられているのが、塩崎恭久厚労相(愛媛1区)と西川公也農相(栃木2区)の2大臣だ。もともと2人ともエラソーな態度が有権者に嫌われているうえ、対立候補が強い。

 西川農相が戦っている民主の福田昭夫氏は、県知事もやった選挙上手。逆風が吹いた前回2012年選挙も比例復活している。

 塩崎厚労相の対立候補、民主の永江孝子氏は、地元テレビ局のアナウンサー出身。知名度があるだけでなくバックには愛媛県知事がついている。危機感の強い塩崎厚労相は、普段は見せない満面の笑みで有権者に接している。

 逆風が吹いている民主党は、このままでは大物がバタバタと倒れかねない。海江田万里氏(東京1区)、菅直人氏(東京18区)、枝野幸男氏(埼玉5区)、馬淵澄夫氏(奈良1区)、原口一博氏(佐賀1区)の5人は、自民党候補にリードを許している状況だ。

「安倍首相は“落選させたい民主党議員”として海江田、枝野、菅の名前を挙げています。菅直人のことは単純に嫌いなのでしょう。でも、海江田代表と枝野幹事長の2人は戦略的に狙い撃ちしている。代表と幹事長のツートップが自分の選挙に追われれば、党全体の選挙どころじゃなくなりますからね。馬淵澄夫も選対委員長です。実際、自民党はこの3人の選挙区に党幹部を刺客としてどんどん送り込んでいる。さらに、選挙が終わった後のことも考えているようです。枝野や馬淵は民主党の中心になる議員。彼らがいなくなれば民主党は弱体化する。野党全体を弱体化させるために、小沢一郎、江田憲司、亀井静香といった力のある野党議員もターゲットにしています」(政界関係者)

 このまま安倍首相の思惑通りに進ませていいのか。

2015チバQ:2014/12/06(土) 08:21:56
http://nikkan-gendai.com/articles/view/news/155463
落としたら総崩れ 野党壊滅情報流れる「天王山7選挙区」

2014年12月4日

 今度の衆院選は、公示直後から「自民圧勝」との予測が出回っている。空前の低投票率になりそうだからだ。無党派が寝てしまえば、直撃を受けるのは首都圏や各県の県庁所在地である1区。東京なんて「生き残るのは長妻昭氏(民主、7区)、長島昭久氏(民主、21区)、柿沢未途氏(維新、15区)くらい」なんていわれる始末。いい気になっている自民党は大物弁士を続々投入し、野党幹部を落とすハラだ。果たして、そんな事態になったらどうなるのか。天王山といわれるのは以下の選挙区。野党はここを落としてはならない。

 自民が力点を入れる選挙区は北海道や沖縄など数多くある。中でもターゲットにしているのが埼玉5区の枝野幸男・民主幹事長だ。自民・牧原秀樹氏に3連勝しているが、前々回は4万5000だった票差が前回は9000票差まで追い上げられた。もともと5区は民主が強いが、首都圏を中心に有権者がシラけ切っている現状では不利。自民、公明の組織票によって逆転される可能性もある。

 神奈川の4区と8区も野党が盤石とはいえない。4区は元みんなの党代表で無所属の浅尾慶一郎氏の選挙区で、浅尾氏は前回、自民・山本朋広氏の2倍の票を取って当選した。

「しかし今回は甘くない。浅尾議員には解党後遺症があるし、一方、山本議員は2カ月ほど前からあちこちにポスターを張り、党員を掘り起こすなど準備を進めてきた。安倍首相も応援に入るので山本議員はかなり躍進しそうなのです」(地元関係者)

■安倍首相も応援演説にしゃかりき

 8区は前回同様、維新の共同代表・江田憲司氏に自民の福田峰之氏が挑む。

「前回、自民は“江田氏にはかなわない”と最初から諦めていましたが、この1年ほど福田陣営がまめに地回りを続けている。自民が本腰を入れた証拠です」(関係者)

2016チバQ:2014/12/06(土) 08:23:54
 無党派層が多い選挙区だけにシラケ選挙は江田氏に厳しい。江田氏が小選挙区で落ちるような事態になれば、ホント、野党総崩れだ。

 北海道では今回、民主から出馬する新党大地の鈴木宗男代表の娘・鈴木貴子氏の当否が天下分け目の試金石になる。前回は親の七光が通用せず、自民の伊東良孝氏に2万票差で敗れたが、今回は統一候補で楽勝かと思ったら、やっぱり苦戦なのである。「花の東京1区」は前回比例復活した海江田万里・民主代表と自民の山田美樹氏が再びぶつかる。普通なら海江田氏が横綱相撲だが、そうなっていない。

「もともと海江田代表は選挙に弱いので今回は正念場。野党第1党の党首のクビを取るべく、安倍総理は28日、山田氏の応援演説に入りました」(選対関係者)

 同じく1区で自民がシャカリキなのが香川。自民の平井卓也氏と民主の小川淳也氏の戦いだ。

「1区を奪われてなるかと、自民は2日さっそく、麻生副総理の現地入りを決めました」(地元マスコミ関係者)

 加藤紘一元幹事長の三女・鮎子氏がいる山形3区も最大激戦区になる。前回は紘一氏が、元酒田市長で無所属の阿部寿一氏に敗れたが、その差はわずか1500票。自民は最重要選挙区にして、大物投入のハラだ。

 以上、7選挙区の動向が日本の民主主義の行方を決めることになる。有権者は寝てはいけない。

2017チバQ:2014/12/06(土) 08:38:33
http://www.sankei.com/region/news/141206/rgn1412060065-n1.html
2014.12.6 07:03
【衆院選2014 注目区を行く】
埼玉7、10区 自公VS民維の共闘対決





 「7区は民主党小宮山泰子、10区は維新の党坂本祐之輔をお願いします」

 3日早朝、7区と10区の境界となる東武東上線鶴ケ島駅西口で、政党が異なる候補が2人並んで異色のコラボ演説を行った。

 持ちかけたのは小宮山。公示前日の1日、「野党共闘を」と坂本に電話し、急遽(きゅうきょ)決まった。「維新も民主も一緒にやっているという大きな政治の流れを有権者に知ってほしい」と強調する。だが、陣営は前回選挙で7区の維新が獲得した4万4千の票について「全く意識していないということはない」と打ち明ける。

 自民の神山佐市は初当選した前回が7万8千票。当時未来の小宮山は4万4千票で敗れたが、比例復活で4選を果たした。このとき民主は3万8千票。小宮山に民主票が加われば単純計算で神山と互角。維新票の行方が注目される中で坂本との共闘アピールだった。

 10区も前回は自民の山口泰明が8万5千票で小選挙区を制し、坂本は2万9千票差で比例復活当選。未来が2万票、民主も1万8千票を得ており、民主票と候補者調整で比例に回った前回未来の生活元職票が鍵を握る。坂本には民主系議員も一部支援しており、小宮山との連携は民主との共闘を象徴してみせた形だ。

 神山も3日夜、川越駅東口の演説会で公明党参院議員の西田実仁と握手。「自公連立政権が継続できるかどうか重要な選挙」と声を張り上げ、平成11年の自自公連立政権誕生以来の友党との蜜月ぶりを披露した。

 神山陣営幹部は4日、維新票が7区の勝敗を占うとして民主・維新共闘を「あなどれない」と警戒。陣営の引き締めを図り、7区内で2万票以上あるとされる公明党支持層への声掛けを強めるよう指示を出した。

 山口は5日午前、坂戸市の若葉駅東口で行われた公明の街頭演説会に参加、拍手で迎えられた。公明県幹部は「初出馬した平成8年から同志として戦い、今回もいの一番に推薦した」と長年の信頼関係を強調、全力で支える考えを示した。

 共闘を競う7、10両区。その成果が注目されている。=敬称略(石井豊)

2018チバQ:2014/12/06(土) 09:24:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141205-00000093-jij-pol
衆院選・注目区を行く(埼玉7区、13区)【14衆院選】
時事通信 12月5日(金)16時46分配信

◇変わらぬ結束「小宮山党」=民主出戻り苦にせず―埼玉7区
 「民主党公認の小宮山泰子です」。小雨がぱらつく4日の昼下がり。埼玉県川越市の新河岸駅前で演説に立った小宮山は、「頑張って」と手を振る女子高校生や主婦に満面の笑みで応じた。県議時代から着用する赤のジャンパーは、復党したばかりの民主のイメージカラーと重なる。
 2年前、消費増税関連法の衆院採決で党方針に逆らって小沢一郎らとともに反対票を投じ、民主を除名された。しかし、新天地となった生活の党は党勢の先細りに歯止めがかからず、小宮山は焦燥感を募らせていた。
 衆院解散直前、民主が消費税率再引き上げの延期容認を決めると、小宮山は「争うものがなくなった」。11月19日、民主復党の思いを小沢に伝え、「わかった」と了承を得た。翌20日、小沢と民主の岡田克也代表代行の会談で復党が決まった。
 民主の地元県連には、反党行為で除名された小宮山をいとも簡単に迎え入れたことに「今ごろ戻ってきて何だ」「比例の椅子を取りに来たのか」などと反発もある。支援団体の連合関係者は「もう離党しないと一筆書かせたいくらいだ」と怒りが収まらない。
 しかし、地元支持者の間では「出戻り」にさほどの違和感はない。小宮山主催のママさんバレー大会に参加した主婦は「党より個人の活動に共感している」と意に介さない。マラソン大会に出場すれば沿道から声援が飛び、亡父重四郎の代から培われた「小宮山党」の結束を見せつける。
 埼玉7区では前回、小宮山がいた旧日本未来の党と民主、旧日本維新の会、共産の非自民4党が乱立。自民前職の神山佐市に「漁夫の利」を許し、小宮山は比例で復活した。今回は小宮山と神山のほか、次世代の党新人の根本千裕、共産新人の長沼チネも出馬したが、小宮山陣営は「民主に戻ったことは大きい」と手応えを感じている。
◇「渡り鳥」に逆風=埼玉13区
 埼玉県春日部市の春日部駅前ロータリー。山内康一は公示日の2日夕、帰宅途中のサラリーマンら約300人を前に出陣式に臨んだ。「野党の中心になれるのは民主党しかない」。街宣車から叫んだ山内も、衆院解散直前に解党が決まったみんなの党から民主への「駆け込み組」の1人だ。
 第一声を終えて駆けつけた民主幹事長の枝野幸男は、「穏健なリベラルの結集」を掲げる山内を「考え方、方向性が一緒の仲間だ」と持ち上げてみせた。みんな幹事長だった参院議員水野賢一も街宣車上に並び、「野党共闘」をアピールした。
 党幹部らの応援は厳しい戦いの裏返しでもある。枝野の強い引きもあり入党はとんとん拍子に決まったが、用意された埼玉13区に縁はない。山内は超党派議連「原発ゼロの会」発起人で、電力関係労組を抱える連合埼玉との関係に不安も残す。
 山内は2005年、神奈川9区から自民公認で初当選し、みんなに移って比例北関東で2回、議席を得た。三つの政党と選挙区を渡り歩いて「選挙目当て」「落下傘」と逆風を受け、ブログで「国会議員は地元出身じゃないといけないのか」と開き直ったことも。「固める組織も知名度もないが、できることに集中するしかない」。民主カラーに合わせて新調した赤のネクタイを締め、街頭で声をからす。
 迎え撃つ自民前職の土屋品子陣営は「地元をばかにしている。比例復活もさせない」と圧勝を期す。13区には、次世代の中村匡志、共産の秋山文和の両新人も立候補している。(敬称略)

2019名無しさん:2014/12/07(日) 18:05:09
時事通信の情勢記事が来ましたよ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141207-00000057-jij-pol
自民300議席超も=民主伸び悩み、維新苦戦―共産倍増・衆院選情勢【14衆院選】
時事通信 12月7日(日)17時59分配信

 衆院選の投開票を14日に控え、時事通信は全国の支社局の取材に加え、過去の得票実績や世論調査を加味して情勢を探った。
 現時点で、自民党は公示前の295議席に上積みし、単独で300議席を超える可能性がある。民主党は公示前の62議席は確保しそうだが、伸び悩んでいる。
 維新の党は公示前の42議席の維持は困難。公明党は堅調で公示前の31議席を増やし、共産党は公示前の8議席の倍増が視野に入ってきた。
 自民党は、北陸や中国、四国などの12県で全小選挙区を独占する可能性が高い。前回は旧日本維新の会に押された近畿でも復調しており、180を超える選挙区で当選圏に入った。
 また、約80選挙区で民主党などと接戦を演じており、このうち55選挙区でやや優勢となっている。比例も過去最多だった2005年の郵政選挙での77議席に迫る勢いで、「自民1強」体制の維持が濃厚だ。
 公明党も選挙区に擁立した9人全員の当選が有力で、比例も前回より上積みが見込まれる。自民、公明両党で、定数の3分の2に当たる317議席を超える公算が大きい。
 一方、民主党は選挙区、比例とも前回をわずかに上回りそうだが、党内で期待が出ていた100議席の大台には届きそうにない。
 維新は12選挙区で競り合うものの、当選圏入りした候補者はおらず、比例も旧維新の40議席を大幅に下回りそうだ。
 候補者調整により、民主は127、維新は46の選挙区で共産党以外の野党との競合を回避したが、その多くは苦戦している。維新と分党した次世代の党も大幅に議席を減らす見通しだ。
 共産党は小選挙区比例代表並立制が導入された1996年以来、18年ぶりに選挙区で議席を獲得する可能性がある。比例でも、前回は議席に届かなかった北信越、中国両ブロックも含めて健闘している。
 生活の党は公示前の5議席を割り込むとみられ、社民党は2議席を維持しそうだ。新党改革は議席獲得が厳しい。 
 今回の衆院選は「1票の格差」是正のため、小選挙区の定数が五つ減って295。選挙区に959人、定数180の比例代表に232人(重複を除く)の計1191人が立候補している。

2020チバQ:2014/12/07(日) 18:36:33
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141207ddlk03010031000c.html
2014衆院選:小沢氏、30年ぶり地元遊説 /岩手
毎日新聞 2014年12月07日 地方版

 衆院選で岩手4区に立候補している生活前職、小沢一郎氏(72)が6日、約30年ぶりに自らの選挙区を遊説した。花巻市など16カ所で支持者らと握手を交わす「どぶ板選挙」を展開。異例の地元入りには、対抗する自民前職の藤原崇氏(31)に勢いがあり、後援会が「引き締め」のために要請した背景がある。

 小沢氏は奥州市江刺区の江刺総合支所前を午前9時に出発して午後5時まで、数十人から100人超の支持者が集まる各会場で5分強の演説を繰り返し、「今まで留守にしていたが、やってこられたのは皆さんのおかげ。変わらぬご支援をたまわりたい」と長年の不在をわびた。終了後、報道陣の取材に「今回大変厳しいと地元からの要請もあった」と来県の理由を明かした。

 藤原氏は同日、花巻市で遊説したほか、公明党の演説会に出席。共産新人の高橋綱記氏(67)も同市内を遊説した。小沢氏は7日も奥州市水沢区など14カ所を回る。一方、9日には自民党の安倍晋三首相や、共産党の穀田恵二国対委員長が北上市に入り演説する。【浅野孝仁、和泉清充】

2021チバQ:2014/12/07(日) 18:38:09
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141206ddlk43010502000c.html
2014衆院選・くまもと:1区「厳しい戦い」 「自民先行」報道に双方ピリピリ /熊本
毎日新聞 2014年12月06日 地方版

 自民、維新の前職と共産新人の三つどもえの戦いが繰り広げられている衆院選熊本1区。過去3回の対決で1勝の自民前職と2勝の維新前職は、4回目の対決も「厳しい戦い」と互いに神経をとがらせている。【取違剛】

 「選対委員長が来てくださったのは、1区が危ないという危機感の裏返しだ」。5日昼、支持者約150人が集まった自民前職、木原稔氏(45)の選挙事務所(熊本市東区)。木原氏は激励に訪れた茂木敏充・党選対委員長の隣で悲壮感を漂わせた。

 一部報道機関の世論調査で「木原氏先行」と報じられ、陣営は引き締めに躍起だ。木原氏は党内屈指の人気を誇る小泉進次郎氏の来援が内定したことにも触れ「これが何を意味するか。恐怖感の中で戦っている」と訴えた。

 小選挙区初勝利を果たした前回、得票は落選した前々回より約3000票少なかった。陣営は「前回は相手の失策で勝てた。気を緩めればまた負ける」と厳しい言葉を並べる。

 一方、維新前職の松野頼久氏(54)は同日昼過ぎ、寒風吹きすさぶ熊本市東区のスーパー前で街頭演説した。「増税をする前に国会議員の定数と歳費を削減する。まず国会議員が身を切る改革をやらない限り、霞ケ関の税金の無駄遣いに切り込めない」

 突然の衆院解散だったため企業へのあいさつ回りや個人演説会を組む余裕がなく、遊説と街頭演説中心の選挙戦を展開している。

 演説後、記者から「木原氏先行」の報道について問われた松野氏は「他社の聞き取り調査ではほとんど差がないと聞いている。今、まさに横並びじゃないかな。有権者の反応、むちゃくちゃいいですよ」と強調し、選挙カーに飛び乗った。

 1区では共産新人、高本征尚氏(29)も「大企業優遇から庶民の暮らし第一の経済政策へ」と訴え、比例票の上積みも狙っている。

2022チバQ:2014/12/07(日) 18:42:10
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141206ddlk26010476000c.html
衆院選:1区、民主集会に維新候補 「自公優位」報道受け、連携模索 /京都
毎日新聞 2014年12月06日 地方版

 衆院選で、毎日新聞など全国紙が序盤情勢調査で自公優位の勢いを報じたことを受け、府内でもこれまで具体化されなかった民主と維新が連携を示す動きが出てきた。民主が5日、小選挙区の擁立を見送った1区で開いた比例代表用政党演説会で、維新の1区候補が支援を訴える場面が見られた。

 京都市中京区での演説会では、民主党政調会長の福山哲郎参院議員が、1区で候補擁立できなかったことを謝罪し、「維新とは政策協定を結んだ。強い思いを訴えるつもりはないが、全国で一緒に戦っていることをお含み置きいただきたい」とあいさつして退席。その後、府議が「たまたまなんですけど、会場の前に来られています」と維新新人の田坂幾太氏(62)を紹介。田坂氏は「自民の独り勝ちを許す訳にはいかない。民主を中心とした新しい流れにご一緒させていただきたい」と頭を下げると、会場からは「がんばれ」との声もかかった。

 1区では他に、共産前職の穀田恵二氏(67)、自民前職の伊吹文明氏(76)、無所属元職の平智之氏(55)、無所属新人の蜷川澄村氏(63)が立候補している。【藤田文亮】

2023チバQ:2014/12/07(日) 18:44:11
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014120700079
衆院選・注目区を行く(沖縄4区、沖縄1区)【14衆院選】



街頭で有権者に支持を訴える衆院選候補者=4日午前、豊見城市(一部、画像処理してあります)
 ◇「公約違反」と自民圧迫=保守分裂決戦、第2幕−沖縄4区
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設反対を訴えた翁長雄志が11月16日の知事選で勝利してから3週間。翁長は衆院選で、移設推進の立場を取る自民党候補の対抗馬として元同党県議を擁立。辺野古移設を最大の争点に保守が分裂した知事選の第2幕の様相を呈している。
 4日午前、土砂降りの雨となった豊見城市街。自民前職の西銘恒三郎は雨がっぱ姿で傘を差し、まばらな人影に向かって「地域で働く人の給与を確実に増やしていく」と訴えた。
 2012年の前回、この沖縄4区で辺野古移設反対を訴え当選した西銘だが、その後、安倍政権の方針に基づき移設推進に転換した。「公約違反」との批判は免れず、演説では移設問題に言及することなく、専ら経済政策を訴えている。
 翁長が先の知事選で、4区内で獲得した票数は8万票余り。自民に追い風だった前回衆院選での西銘の得票より約1万票多い。西銘陣営は「移設反対の民意の風は相当強い」と危機感を強める。西銘は2日の公示までに宮古島や石垣島などほぼ全ての離島に足を運び、支持固めを急いだ。
 一方、翁長が西銘の対抗馬として白羽の矢を立てたのが仲里利信。西銘の元後援会長で自民党県議を4期務め、議長も経験した地元政界の重鎮だ。仲里は西銘が辺野古移設に宗旨変えしたことに反発、西銘と決別した。

辺野古移設反対を公約にする衆院選候補者の集会であいさつする翁長雄志次期沖縄県知事=4日夜、宜野湾市
 公示日の2日、仲里が第一声を上げた南風原町での出陣式には翁長も出席し、「辺野古に新基地は造らせない。仲里勝利のために私が先頭に立つ」と気勢を上げた。仲里も辺野古反対を前面に打ち出し、「公約を守ることが問われる選挙だ」と西銘を批判した。
 元後援会長の出馬に、西銘は「ショックだ」と動揺を隠せない。衆院が解散された11月21日、仲里の出馬会見を翌日に控え、西銘は電話で「先輩、降りてくれませんか」と懇願したが、仲里は聞く耳を持たなかった。
 仲里陣営は「『翁長が支援する仲里』というイメージを広める」のが基本戦略。翁長も仲里の応援のためたびたび4区に入っており、県民にとって敏感な問題である辺野古移設で「公約を破った」と西銘を圧迫していく構えだ。

 ◇共産も次期知事と共闘=沖縄1区
 沖縄1区に立つ自民前職の国場幸之助も「辺野古移設反対」の逆風にあえぐ構図は変わらない。与党の利点を生かし、経済界を中心に支持固めを図って議席を維持したい考えで、3日には国場が所属する自民岸田派会長の外相岸田文雄が那覇市に入り、地元企業を回って国場支持を求めた。
 ただ、岸田が街頭演説する場面はなかった。「外相が街頭に立てば有権者に辺野古を思い起こさせる」と陣営が恐れたためだ。知事選と同日実施の那覇市長選の際、岸田が行った街頭演説にはほとんど聴衆が集まらなかった苦い経験がある。

沖縄県庁前で開かれたデモで米軍普天間飛行場の辺野古移設反対を訴える人たち=4日午後、那覇市
 国場自身、「大変厳しいタイミングで県民の審判を仰がなければならない」と苦境を認める。4区の西銘と同様、「経済が最大の争点だ」と繰り返し訴えている。
 翁長が1区で支援するのが、前回比例復活した共産党の赤嶺政賢だ。ポスターの写真には翁長とともに収まり、共闘関係をアピール。「共産公認」の文字はポスター下に小さく刷り、政党色をあえて出さない。「辺野古に基地は造らせない。私は公約を守る」。赤嶺もまた、自民の「公約違反」をあぶり出す作戦だ。1区では、維新元職の下地幹郎も国政復帰を目指して立候補している。(敬称略)(2014/12/07-14:51)

2024チバQ:2014/12/07(日) 18:45:17
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014120600197
衆院選・注目区を行く(群馬5区、東京14区)【14衆院選】



街頭演説で有権者に支援を求める衆院選候補者=2日、群馬県渋川市(一部画像処理しています)
 ◇「どぶ板」でおわび行脚=自民小渕、遠いみそぎ−群馬5区
 衆院選が公示された2日朝、群馬県渋川市の渋川八幡宮。自民党前職の小渕優子の出陣式には400人近い支持者が集まり、普段は静まり返る境内が熱気に包まれた。小渕は靴を脱いでビール箱の上に立つと、政権の経済政策「アベノミクス」を前面に出す党のキャッチフレーズを引用し、「私にとっても、もう『この道しかない』。もう一度スタートラインに戻って、一からやっていく覚悟です」と目に涙を浮かべて再起を誓った。
 首相安倍晋三が9月の内閣改造の「目玉閣僚」として経済産業相に起用した小渕は、関連政治団体の不明朗な収支が発覚、2カ月足らずで辞任に追い込まれた。その1カ月後の衆院解散。元秘書や後援会関係者が東京地検特捜部に事情を聴かれる中での「試練の選挙」(陣営幹部)だ。
 「将来の女性宰相候補」とも言われた小渕は、選挙となれば応援で全国を飛び回り、自身の選挙は後援会組織が支えてきた。しかし、今回は小渕本人が選挙区に張り付き、全域に出向いて頭を下げる「どぶ板選挙」に徹する。「謝罪するのに有権者に足を運ばせるのは失礼だ」との理由で、大規模集会は一切開かない。「こんな選挙は初めて」(別の幹部)という。
 一夜明けた3日朝、小渕は中之条町の無人駅前で約20人の支持者に迎えられた。地元有力者が「優子さんが来るよ」と伝えただけで集まったという。「優子さん少し痩せた」と涙ぐむ人も。「ご心配、ご迷惑を掛けたことを心からおわびします」。深々と頭を下げ、一人一人と握手する小渕に、必勝を願う寄せ書きが手渡された。
 亡父の元首相恵三から受け継いだ強固な地盤は健在だが、捜査の行方には戸惑いも広がる。今後、関係者が有罪判決を受ける可能性も排除できず、党県連関係者は「ここで勝ってもみそぎにはならない」とため息をつく。「地元としてはとりあえず国会に送り出さなきゃならない」。先代からの支持者はこう語った。
 群馬5区には共産党の糸井洋、社民党の小林人志の両新人も立候補している。


有権者に支援を求める衆院選候補者=5日、東京都荒川区(一部画像処理しています)
 ◇うちわで逆風=東京14区
 「心からおわび申し上げます。原点に戻り、地元荒川のため全力で働きます」。女性閣僚「ダブル辞任」のもう一方の主役である自民前職の松島みどりは5日朝、トレードマークの赤のダウンジャケット姿で東京メトロ町屋駅前に立ち、駅に吸い込まれる通勤客に繰り返し謝罪した。
 地元の東京14区内でうちわを配ったことが公職選挙法の寄付違反に当たると追及を受け、法相の座を追われた松島。今回は党コンプライアンス室と連絡を取り、選挙運動に細心の注意を払う。
 「土下座くらいやらなきゃだめだ」「うちわは配らないのか」。街頭に立つ松島には、こんな批判や冷やかしの声も投げ掛けられる。非自民4候補が乱立して共倒れした前回とは打って変わり、相手が民主元職の木村剛司と共産新人の阿藤和之の2人に絞り込まれたことも気掛かりだ。
 松島の元には官房長官の菅義偉、経済再生担当相の甘利明ら政権幹部が続々と応援に駆け付ける。「辞任は国会運営を遅らせないための苦渋の選択だった」「引き続きアベノミクス推進役として戦列に加えてほしい」などと支援に懸命だ。
 「いろんな方に励ましていただいてほっとしているが、厳しい意見もあるから何とも言えない」。松島は手応えをつかみかねている。うちわで起こした自らへの逆風を克服できるか。(敬称略)(2014/12/06-16:44)

2025チバQ:2014/12/07(日) 18:47:08
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141204ddlk01010254000c.html
2014衆院選:注目区ルポ/上 1区 「民主の牙城」復活焦点 /北海道
毎日新聞 2014年12月04日 地方版

 ◇危機感隠さない自民
 「この道1区で、相手候補を比例代表で復活当選させないくらいに圧勝してこそ、民主党の再生を示すことができる」。公示前日の1日、札幌市中央区の事務所で行われた出陣式で、民主前職の横路孝弘氏の陣営幹部らは気勢を上げた。

 北海道は、民主が長らく比例第1党の地位を占めてきた「民主党王国」。中でも1区は1996年の小選挙区制導入以降、知事を3期務めた横路氏が、圧倒的な知名度で当選を重ねてきた「民主の牙城」だ。だが、前回2012年の選挙では、民主への逆風と候補者が5人と乱立したことで、自民新人に惜敗した。1区での敗戦は「民主王国崩壊」の象徴となった。

 「まずは教育。親の所得で格差がある現状を改める」。公示の2日、札幌駅前通で第一声を上げた横路氏は、給付型奨学金や非正規雇用の待遇改善、社会保障の充実などを訴えた。演説を聞いた支援団体の幹部は「これまでなら憲法護持や安全保障の問題を前面に出していた。今回は聞きやすい話題を中心に置いたようだ。彼なりの危機感だろう」と評した。

 陣営の懸念は、後援会の高齢化と支持母体の労働組合の影響力の低下だ。労組幹部は「最近は若い組合員の投票行動が読めない」と言い、陣営幹部も「選挙を重ねる度に読み切れない浮動票が増えている」と嘆く。二つのマイナス要因を抱えながら、民主の復権をかけた勝負に挑む。

 「安倍政権が進めるデフレ脱却、経済再生には、この道しかない」。自民前職の船橋利実氏は、アベノミクスの継続を強調して、街頭演説を重ねる。船橋氏は「前回選挙は相手が転んだ。(今回)対抗するのは並大抵ではない」と危機感を隠さない。

 前回当選後、ほぼ毎週のように地元入りし、知名度アップを図ってきたが、自民支援者に「今回の候補は誰か」と聞かれることもあり、浸透は道半ばという。「地盤固めは2年ではできない。船橋個人というより自民党に投票してもらえるよう呼びかける」と陣営幹部は話す。

 組織票のとりまとめを狙い、公示前から、自民の谷垣禎一幹事長ら著名政治家が相次いで応援演説に入っている。

 共産新人の野呂田博之氏は「消費増税は先送りではなく中止し、富裕層が相応の負担をする税制改革が必要」と安倍政権批判を展開し、比例票の掘り起こしを狙う。無所属新人の飯田佳宏氏は「巨大な自民と民主のベテラン、この二つ以外の選択肢も作りたい」と地道な街頭演説を重ねている。【山下智恵】

   × × ×

 師走の衆院選。道内では、前回全12選挙区を独占した自公が勢いを維持できるか、野党が巻き返すかが焦点。14日の投開票を前に、注目選挙区を歩いた。

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 ◇1区の候補者
 =札幌市中央・南・西区

横路孝弘 73 民前

野呂田博之 56 共新

船橋利実 54 自前

飯田佳宏 41 無新

 (届け出順)

2026チバQ:2014/12/07(日) 18:47:37
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141205ddlk01010147000c.html
2014衆院選:注目区ルポ/中 2区 民主、維新と共闘決裂 /北海道
毎日新聞 2014年12月05日 地方版

 ◇本部に反旗、道連候補
 「民主党の三井わきおさんの後継候補者」。札幌市北区にある維新元職の松木謙公氏の選挙事務所の前には、そう強調した看板が掲げられている。すぐ隣には今回、不出馬を表明し、松木氏の選対本部長を務める民主元職の三井辨雄(わきお)・元厚生労働相(72)の事務所がある。「あれでは松木氏が民主の候補者だと勘違いされかねない。支持者からも『誰が民主の候補者なのか』と問い合わせがある」。民主道議は頭を抱える。

 自民と民主が議席を争ってきた道2区。三井氏は今回、2000年の衆院選を最後に自身に地盤を譲って道12区(宗谷の一部、オホーツク管内)へ転出した松木氏を後継指名した。民主党本部と候補者調整を進めた維新は、前職の高橋美穂氏(49)を東京17区へ転出させ、松木氏を立てた。

 だが、松木氏には11年、菅直人内閣不信任決議案に賛成し、民主を除籍(除名)された経緯があり、民主道連内には今なお、わだかまりがある。来春に控える統一地方選も見据え、「今回、維新に乗って、民主の名前を出さない選挙戦は考えられない」と、主戦論が大勢を占めた。来年4月の札幌市議選に立候補予定だった社会福祉士の池田真紀氏を急きょ、擁立。民主と維新の党本部主導で進められた「野党共闘」は、道連の反旗で不発に終わった。

 「ここでも中央に地方の声が届かない部分があった。対中央、対自民で戦っていく」。公示日の2日、池田氏は第一声で党本部への批判をにじませたが、背後には「今こそ、流れを変える時。」との民主のスローガンが入ったのぼりがはためいていた。党本部の決定に反発して立候補した池田氏に公認は与えられなかったが、道連が全面的に支援している。

 自民前職の吉川貴盛氏は過去4回、三井氏と対戦し、3度敗れている。医療法人理事長などを務めた三井氏は保守層からの支持も集め、吉川氏と接戦を繰り広げてきた。三井氏の持つ保守票は今回、松木氏に流れると吉川陣営はみており、「野党が割れても、うちに流れる票は少ないのではないか」と陣営の緩みを警戒する。

 共産新人の金倉昌俊氏は原発再稼働や集団的自衛権の行使容認など安倍政権が進める政策を批判し、支持を訴えている。【久野華代、山下智恵】

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 ◇2区の候補者=札幌市北・東区
吉川貴盛 64 自前

池田真紀 42 無新

松木謙公 55 維元

金倉昌俊 40 共新

 (届け出順)

2027チバQ:2014/12/07(日) 18:48:05
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141206ddlk01010258000c.html
2014衆院選:注目区ルポ/下 7区 大地、「民主」で自民に挑む /北海道
毎日新聞 2014年12月06日 地方版

 ◇支持者に戸惑いの声も
 「伊東(良孝)さんは(鈴木貴子氏の民主入りを)筋が通らないと批判するが、そっくりのしを付けて返したい」。11月26日、釧路市内にある民主前職、鈴木貴子氏の事務所開きで、新党大地代表で父の宗男氏(66)は、自民前職の伊東良孝氏に敵意をむき出しにした。

 公示日の2日、鈴木氏は小柄な体格に似合わず、気迫のこもった声で訴えた。「アベノミクスの恩恵は一部。地域で働く皆さんの声を届けたい」。ポスターには「民主党公認」に「新党大地代表代理」との肩書が加えられている。「鈴木貴子の成長が釧根の未来と思っていただけるよう頑張る」と第一声を締めくくり、街頭へ飛び出した。

 大地は前回2012年の衆院選で政党要件を失い、今回から小選挙区と比例代表の重複立候補ができなくなった。鈴木氏は前回も7区から出馬、伊東氏に敗れたが、石川知裕氏(41)の議員辞職に伴い、比例で繰り上げ当選した。

 昨年の参院選以降、鈴木氏の議席維持のため、宗男氏は自民や民主との連携を模索。しかし古巣の自民は前回の大勝で道内に14人もの現職を抱えており、入りこむ余地はない。7区で競合する道連会長の伊東氏が強硬に反対し、党本部も認めなかった。

 一方、民主は前回、大地との選挙協力が決裂したこともあり、小選挙区で全敗した。共闘していれば勝てた選挙区もあり、11月に解散風が吹き始めると、協議は一気に進んだ。11月24日、鈴木氏の民主公認が発表され、比例単独1位と大地代表代理を引き続き務めることも認められた。

 比例での優遇で議席確保はほぼ確実になったが、突然の発表に、両党の支持者からは戸惑いの声も漏れる。鈴木氏の街頭演説を聞いていた飲食店経営の男性(28)は「地域政党としての大地を応援してきたのに、急に民主と言われても」と納得がいかない様子だった。

 「厳しい選挙になる」。伊東氏は2日、地元経済界の代表ら約600人を集めた出陣式で、危機感をにじませた。道議や釧路市長を経て、民主が政権を取った09年の選挙で、逆風のなか初当選。前回再選を果たしたが、鈴木氏と民主候補の票を合わせると互角になる。

 公示前から、安倍晋三首相や小泉進次郎復興政務官が選挙区入りするなど、党を挙げての応援を受ける。一方で陣営幹部は「大地の支持者は(自民と同じ)保守層が中心。鈴木氏の民主入りで2、3割はこちらに流れる」と見込む。

 共産新人の石川明美氏は1996年に続く2回目の挑戦。「消費税を8%に上げた結果、景気が大きく落ち込んだ。必要なのは先送りではなく中止だ」と訴え、反自民の受け皿になることを強調している。【近藤卓資】

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 ◇7区の候補者=釧路、根室管内
鈴木貴子 28 民前

石川明美 63 共新

伊東良孝 66 自前

 (届け出順)

2028チバQ:2014/12/07(日) 18:51:00
http://www.hochi.co.jp/topics/20141207-OHT1T50077.html
【永田町ノート】首相が海江田代表の続投望む?
2014年12月7日15時0分 スポーツ報知

 14日投開票の衆院選で、民主党の海江田万里代表の去就が注目されている。東京1区で有権者の審判を受けるが、報道各社の世論調査によると、情勢は厳しい。民主党関係者は「仮に落選すれば、代表の座を降りざるを得ない。小選挙区で敗れて比例選で復活当選しても、代表が復活当選ではあまりにも情けない。進退論が浮上するのは確実だ」と解説する。

 海江田氏は前回2012年衆院選でも、小選挙区で敗れた復活当選組。その後、代表に就任し、党代表としての任期は来年9月までだ。しかし、今回も復活当選だったり、民主党が伸び悩んだりした場合、「海江田降ろし」が湧き起こるとの見方は多い。

 民主党内で「ポスト海江田」の有力候補といわれているのは、細野豪志元幹事長(静岡5区)だ。今回、比例選との重複立候補を辞退し、退路を断つ姿勢を示した。党内では「潔い」と評価する声が多い。逆に、比例選と重複立候補した海江田氏や野田佳彦、菅直人の両元首相らには冷ややかな視線が向けられている。

 細野氏周辺は「次の代表を狙う上で、格好のアピールになった」と手応えを強調する。党の重鎮・輿石東参院副議長も、細野氏を将来の代表候補として目にかけている。

 そんな中、安倍首相(自民党総裁)が、民主党の代表交代を警戒し始めた。首相は周辺に「海江田氏は選挙の相手として戦いやすい。16年参院選まで代表でいてくれないだろうか」と、冗談ともつかぬような言葉を漏らしているという。「海江田民主党」ならば、低迷から抜け出せないとみているようだ。

 東京1区には自民党候補もいる。まさか首相が自民党ではなく、海江田氏を支援することはないだろうが、「海江田氏もなめられたものだ」との受け止めが広がっている。(草)

2029チバQ:2014/12/07(日) 18:51:36
http://www.hochi.co.jp/topics/20141207-OHT1T50040.html
【衆院選】大阪でガンバる「女」だけの戦い!3候補がバトル
2014年12月7日6時0分 スポーツ報知
 全国の小選挙区295のうち、候補者が全員女性の区はわずか2つ。その一つ、大阪7区(吹田市、摂津市)では30、40、50代の3候補が年の差バトルを展開している。前回比例復活した維新の党・上西小百合氏(31)が“橋下イズム”を前面に押し出せば、前回当選の自民党・渡嘉敷奈緒美氏(52)は経験をアピール。共産新人・村口久美子氏(42)はママ目線で訴え、三者三様の戦いを繰り広げている。(種村 亮)

 候補者が女性のみという珍しい構図は、全国でも岐阜1区と、ここだけ。大阪7区は、世代も立場もバラバラな3人が戦いを繰り広げている。

 今年4月、自民の男性議員から「早く結婚して子供を産まなきゃダメ」とやじを受け、注目されたのは30代の維新・上西氏。公示日のあいさつでは「維新、私にとっても厳しい戦いになると思う」と表情は硬かった。

 前回衆院選(2012年)で「橋下ガールズ」として送り込まれ、政治経験ゼロながら比例復活で当選。当時、維新の前身・日本維新の会は府内19選挙区のうち14で候補を擁立し、12勝2敗と大勝したが、今の維新に2年前の勢いはない。公示前には共同代表の橋下徹大阪市長(45)が公明候補の選挙区での出馬を示唆したが見送り。党勢回復にはならなかった。

 それでも、上西氏が頼りにするのは、橋下イズム。演説でも「今の日本に必要なのは大阪で実現した改革なんです!」と、府民の耳に慣れた“橋下節”に徹する。

 その上西氏を前回、約7500票差で退けた50代の渡嘉敷氏は年下2人との争いに「現実を突きつけられた感じ。きれいに10歳ずつ離れて…。昔は私も若手って言われたのに」と“年の差バトル”に苦笑い。それでも「これまでの積み重ねを伝えるしかない」とキャリアを生かして引き離しにかかる。

 割って入る村口氏は、4歳になる長女の子育てに奮闘中のママ候補。「子供を社会に出した時に、幸せな生活ができるように変えないと」と生活目線を訴え、吹田市議の夫・始氏(58)と二人三脚で挑む。

 有権者には女性三すくみ構造は特に違和感はない様子。3人も「主張すべきことは男女一緒」(上西氏)、「特にやりにくさはない」(渡嘉敷氏)、「政策の中身が一番大事」(村口氏陣営)と気にする様子はない。

 ポイントは浮動票か。前回同区で現職官房長官として初めて落選した藤村修氏(65)が政界を引退。民主は後継候補を立てなかったため「藤村さんの票がどう流れるかが読めない」と渡嘉敷氏。女性だけの選挙区で勝負の鍵を握るのは、いなくなった男性候補だった、ともいえそうだ。

 ◆大阪7区(吹田市、摂津市)

村口久美子 42共産新
渡嘉敷奈緒美 52自民前〈2〉
上西小百合 31維新前〈1〉

※丸数字は当選回数

2030チバQ:2014/12/07(日) 18:53:22
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141206/plt1412061540001-n1.htm
太田和美氏、小沢氏と橋下氏の間で揺れたオンナ心を直撃 (1/2ページ)
2014.12.06
連載:激突!!師走決戦

《表の見方》○は「当選圏内」。(夕刊フジ分析) ※自=自民党、維=維新の党、共=共産党【拡大】


 2009年衆院選で、民主党政権誕生の原動力となった“小沢ガールズ”の1人、太田和美氏は今回、橋下徹共同代表(大阪市長)率いる維新の党に移り、千葉8区から出馬している。かつて仕えた小沢一郎氏の生活の党とは政策が大きく異なる維新への転身には批判もある。小沢氏と橋下氏という2人の「剛腕」の間で揺れたオンナの気持ちを直撃した。

 「おはようございます! 太田和美です!」

 太田氏は早朝からJR我孫子駅前(同県我孫子市)で政策ビラを配っていた。受け取る人はまばらだったが、「頑張って」と声をかけられることも。笑顔を絶やさず通勤客に支持を訴えた。

 彼女が最初に注目されたのは、06年の衆院千葉7区補選だ。小沢氏に見初められて、千葉県議から民主党候補として出馬した。途中、週刊誌にキャバクラ勤めの過去を報じられたが、「社会経験です」とはね返し、初当選した。民主党が政権を獲得した09年衆院選では、小沢氏の肝いりで福島2区に選挙区を移し、「福島にお嫁にきました」とアピールして再選を果たした。

 その後、「国民の生活が第一」「日本未来の党」「生活の党」と、小沢氏と行動をともにしたが、12年衆院選と13年参院選で落選。今年9月に生活の党を離党し、維新から復活を目指している。

 太田氏を直撃すると、「夕刊フジさんにはよく書いてもらえないので、口が重くなっちゃう」と警戒しながらも、笑顔で対応してくれた。

 批判もある維新へのくら替えについては、「維新の綱領に『改革勢力の結集を求めていく』とあり、賛同しました。国民のために二大政党制を確立したい」ときっぱり。橋下氏には会ったことがないというが、「思ったことを率直に言葉にする方。変な二枚舌はない。政治家としてのセンスは評価しています」「(選挙応援に)来てほしいですけど。1回はね」とラブコールを送った。

 「時間がないから最後の質問でいいですか」と言われたので、小沢氏と橋下氏、どちらが男性として魅力的に思うかと尋ねてみると、「特にありません! また変な質問をして…」と少しムッとした様子。

 逆風に立ち向かう太田氏に風は吹くのか。 (上塚真由)

2031チバQ:2014/12/07(日) 18:54:47
http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2014/12/07/003042159
激戦圧勝予測の“例外” 選挙戦ルポ・1区


 【大分1区】
山本茂 63 共産・新
吉良州司 56 民主・元
穴見陽一 45 自民・前
 =公明推薦=
(届け出順、数字は年齢)

 衆院選は14日の投票日に向けて中盤戦に入った。寒風に耐えて支持拡大に奔走する大分県内3選挙区の各陣営の動きを追い、思惑を探った。(文中敬称略)

対抗意識あらわに
 「私も大分の商売人だから、大分の景気が厳しいのはよく分かっている。経済の実態に即した政策をやります」。公示後最初の週末を迎えた6日午後、大分市中心部の商店街で、穴見は買い物客や商店主らに駆け寄り、大きな体をかがめるように握手した。
 外食チェーン経営者の目線で中小企業活性化策を訴えるが、物価上昇や消費税増税の影響が色濃い地方経済の現状を「逆風」と受け止める。報道で全国的に自民党の優勢が伝えられたが、選対幹部は「大分1区は厳しさを増している」。
 陣営は2012年の前回選挙で破った吉良の追い上げに対抗意識をあらわにする。5日夜の個人演説会では、後援会役員が「この2年間、大分で見たことがある人はいない」と落選後の吉良の活動を批判した。
 穴見を「九州での最重点候補」(閣僚)とする党本部は終盤に向けて党三役や閣僚を応援に投入する予定。県議レベルでも2、3区から1区の支援に加われるよう連携を図る。

「終盤で逆転」戦略
 「アベノミクスは地方に効果がない」「国会議員の定数削減は全くの手付かずだ」。4日夜、市中心部で開いた個人演説会で吉良は拳を振り上げた。選挙戦では演説のテーマを主にこの二つに絞り、自民党批判に徹する。「反自民」の一点で政権批判票を広く取り込む狙いが透ける。
 前回までの後援会主体の選挙スタイルではなく、今回は推薦を受ける連合大分を基盤とした「組織戦」の色合いをより強めた。
 連合大分は加盟組織を通じて組合員に期日前投票を促し、1区内で約2万7千人とする組合員の「労組票を確実に積み上げる」方針。前回は投票3日前だった総決起集会の開催を前倒しして「この週末を含めた中盤で勢いを増し、終盤で逆転する」との戦略を描く。
 1区の序盤情勢は「接戦」と報じられたが、民主党県連幹部は「まだ『横一線』まで届いていない」と分析。「相手陣営もこれから手を広げる余地はあまりないはず。いかに支持票を固めるかが勝負だ」

市長選の“前哨戦”
 両者の対決は来春に控える大分市長選の“前哨戦”の様相も呈す。穴見の集会では自民党県連が推薦を決めた元中小企業庁次長の佐藤樹一郎(57)が応援のあいさつに立ち、穴見も「今こそ国、県、市が力を合わせ、大分市の発展の遅れを取り戻さないといけない」と市長選との連動を強調する。
 一方、民主党出身の現職市長・釘宮磐(67)の支援組織は吉良を水面下で全面支援する。釘宮はまだ去就を明らかにしていないが、幹部の一人は「われわれが動く力の源泉は来春の統一地方選。1区を落とせば影響は避けられない」。

比例票掘り起こし
 山本は精力的に街頭演説を重ね、経済政策の転換、消費税再増税の中止といった共産党が掲げる政策を訴える。小選挙区と併せて比例票の掘り起こしも狙う。

2032チバQ:2014/12/07(日) 18:55:28
http://www.sankei.com/west/news/141206/wst1412060062-n1.html
2014.12.6 23:15
【衆院選】
各党大物が「激戦区」をテコ入れ 初の週末に集中投入 





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 衆院選で初めての週末を迎えた6日、各党幹部らが相次いで「激戦区」に入り、応援合戦を繰り広げた。14日の投開票が約1週間後に迫る中、大阪10区では自民党の谷垣禎一幹事長や維新の党の橋下徹共同代表(大阪市長)らが訪れ、有権者に直接支持を訴えるなどテコ入れに躍起だ。

 「財源を示さずに『生活を豊かにする』という民主党のいいかげんさは絶対に許せない」。橋下氏は6日、JR高槻駅前で他党を名指しして批判。国会議員が消費税増税の一方で自身の給与を月25万円上げたことについて「国民が監視しないとやりたい放題。国会議員のおかしさを皆さんに告げ口するのが維新の役割だ」と訴え、支持を求めた。

 一方の民主は枝野幸男幹事長が5日に街頭に立ったのに加え、7日に福山哲郎政調会長が応援に入る。岡田克也代表代行も同区に入る日程を調整中だ。陣営幹部は「負けられない選挙区という党の意思表示。それに応えようと引き締まる効果は大きい」と話す。

 また、自民は4日の安倍晋三首相(党総裁)に加え、この日は、石破茂地方創生担当相が選挙区入り。午後1時20分すぎ、阪急高槻市駅前で「高槻をもっと良い街にするためによろしくお願いします」と頭を下げた。その約1時間後には、わずか約1キロ先のJR高槻駅前で谷垣氏が応援演説し、支持を訴えた。

 共産党の志位和夫委員長も7日に大阪入り。大物の応援は選挙戦の最後まで続きそうだ。

2033チバQ:2014/12/07(日) 18:55:51
http://www.sankei.com/politics/news/141206/plt1412060035-n1.html
2014.12.6 21:26
【衆院選2014】
遊説に勢いの差 民主幹部狙い撃ちの首相×旧「王国」テコ入れの海江田氏





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政党の街頭演説に耳を傾ける有権者ら=6日午前、群馬県内
 衆院選(14日投開票)は6日、中盤に入り、与野党の党首の遊説に勢いの差が見え始めている。優勢が伝えられる自民党の安倍晋三首相(党総裁)は、ピンポイントで民主党幹部の選挙区に入って攻勢をかける。これに対し、民主党の海江田万里代表は、愛知など、これまで同党の“金城湯池”といわれた地域を固める防戦姿勢が目立ってきた。

菅、長妻氏の選挙区乗り込み…「屋台骨壊す狙いだ」

 「ここは全国でも有数の激戦区。どうぞ皆さんの力を結集していただきたい」

 首相は6日、兵庫県姫路市のJR姫路駅前で、声を張り上げた。同市にある兵庫11区では、平成24年の前回衆院選で民主党の松本剛明元外相が圧勝している。

 首相の遊説先で目立つのは、松本氏のような民主党幹部の地元に乗り込む手法だ。すでに11月28日には海江田氏が立候補する東京1区のJR新宿駅前へ繰り出し、民主党政権の外交失政などを批判した。

 首相は7日、都内を遊説するが、訪問先は菅直人元首相(東京18区)や長妻昭元厚生労働相(同7区)ら民主党のベテラン勢の選挙区が中心だ。自民党幹部は「首相は民主党の屋台骨を壊すことも狙って遊説を組んでいる」と語る。

 公明党の候補への支援も目立つ。首相は7日に公明党の太田昭宏国土交通相の東京12区へも入り、公明党の全国9人の選挙区候補の応援を終える。自公連携をアピールするため山口那津男代表の求めに満額回答したものだ。
自ら含め「取りこぼし」阻止に全力

 一方、民主党の海江田氏は、序盤戦では維新の党と候補者調整をした宮城などを回っていた。しかし、劣勢が伝えられ、愛知や北海道など民主党が従来強かった地域での取りこぼしを防ぐことに集中せざるを得なくなった。

 海江田氏自身も苦戦しており、3、5日には自身の東京1区の駅頭で辻立ちを行った。また、比例代表の集票のため、民主党が候補者を立てなかった選挙区にも入る方針だ。

 公明党の山口氏はこれまで、北関東や中国地方などを重点的に回った。与党への追い風を受け、比例代表の議席増を目指し、今後は東北などを回って票の掘り起こしに注力する。

 維新の党はおひざ元の大阪で厳しい戦いを強いられ、橋下徹共同代表は大阪を中心に原則、西日本に張り付いている。次世代の党は平沼赳夫党首が全国各地を飛び回っている。共産党の志位和夫委員長は6日、無党派層の多いJR横浜駅前などを回った。

2034チバQ:2014/12/07(日) 19:03:40
http://www.sankei.com/politics/news/141206/plt1412060032-n1.html
2014.12.6 21:27
【衆院選2014】
84歳・共産の不破元議長、9年ぶりに街頭へ 比例票上積みへ「出陣」





 衆院選で共産党の不破哲三元議長(84)が同党公認候補者応援のために街頭演説を行うことが決まった。不破氏が選挙遊説で街頭に立つのは平成17年9月の衆院選以来約9年ぶり。18年1月の第24回党大会で最高ポストの議長を退任してから初めてとなる。

 共産党関係者によると、不破氏は10日に京都市、11日に那覇市に入り、8年の衆院選以来の選挙区での議席獲得に向け京都1区、沖縄1区の候補者とともに街頭でマイクを握る予定だ。

 同党は比例代表で「650万票、得票率10%以上、全ブロックで議席獲得」を目標に掲げており、“大物”の不破氏投入で比例票の上積みも図る戦略だ。

 不破氏は議長退任後、党所属社会科学研究所所長に就任する一方、中央委員会常任幹部会委員として党運営の一翼を担っている。

2035チバQ:2014/12/07(日) 19:04:37
http://www.sankei.com/politics/news/141205/plt1412050032-n1.html
2014.12.5 17:30

田母神氏、フライデー「不倫」報道に正面反撃! FBで「交際中の女性守らねばならぬ」と吐露 激励「いいね!」殺到

ブログに書く4




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田母神俊雄氏(酒巻俊介撮影)
 衆院選で東京12区から次世代の党公認で立候補している元航空幕僚長の田母神俊雄氏(66)は5日、自らの離婚訴訟に関する週刊誌報道について、フェイスブック(FB)で「話に一方的な部分がある」と正面から“反撃”した。

 5日発売のフライデー(12月19日号)は「田母神候補の『不倫→離婚』ドロドロ裁判は選挙より凄い!」と題した記事を掲載した。

 記事によると、田母神氏は、30年以上連れ添った妻と2人の子供がいるが、5年ほど前に出会った50歳前後の女性と恋仲になり、一時は自分の秘書にした。2年前に田母神氏は妻と離婚して女性と結婚しようとしたが、妻は拒否して離婚訴訟に発展した。衆院選投開票3日前の12月11日に東京高裁の判決が下る予定だという。

 訴訟では、田母神氏は「女性と出会うはるか前から事実上、夫婦関係は破綻していた」と主張しているが、妻は破綻を否定した上で「夫は女性から受けた魔性の籠落攻撃に我を忘れて夢中になった」などと反論したという。

 報道を受けて、田母神氏はFBに「フライデーの記事を読んで」と題し、「一方的な部分があるので現在結婚しようと思っている女性を守らなければならないと思い、私の見解を表明します」として過去の経緯について詳細を綴った。

 それによると「自衛隊在職時代から退官したら離婚するという意志を固めていた」と主張。「妻は私の親族とは全く付き合ってくれないので長男としての立場がない」「母や妹たちの悪口まで言うので一緒にいることが不愉快だ」などと妻への不満を並べた。

 「不倫」と書かれた女性については「現在交際中の女性が私にとっては一番大事だ。彼女に籠絡されたなどということは全くない。結婚は私からお願いした。そして彼女は私のために待ってくれている」と「私も心が安まる温かい家庭が欲しい」と熱い胸の内を吐露した。

 このFBの記述は大きな反響を呼び、5日午後5時までに2500人以上の「いいね!」が殺到。「絶対譲れない正義はあります」「新しい嫁さんと日本を守ってください」−など激励のコメントが200件以上寄せられた。

 衆院東京12区には田母神氏のほか、公明党の太田昭宏氏(69)、生活の党の青木愛氏(49)、共産党の池内沙織氏(32)が立候補している。

2036チバQ:2014/12/07(日) 19:16:52
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141207_21034.html
<衆院選>青森知事、街頭で自民候補応援


街頭演説後、有権者と握手を交わす三村氏(左端)
 14日投開票の衆院選で、青森県の三村申吾知事が6日、青森1区の自民党候補の応援で初めて街頭でマイクを握り、聴衆に支持を呼び掛けた。

 三村氏は1区の農村部、板柳、鶴田両町で「農村地域の実情を政府に理解してもらうには、与党議員を押し上げなければならない」と強調。「われわれの大切なパートナーに力を貸してください」と訴えた。

 自ら司会もこなした三村氏は駆け付けた地元選出県議、両町長にマイクを譲ると、集まった有権者と握手して回るなど、さながら自身の選挙のように立ち振る舞った。

 板柳町の街頭には候補者の父の元厚相も顔を出し「三村知事の応援をするのはちょっと早いと思う。きょうは息子の応援でここに立っている。予算を確保して農家が安心して営農を続けられるようにするのは与党の仕事だ」とあいさつした。

 三村氏は来年6月の任期満了を控え、開会中の県議会11月定例会で4選出馬を表明したばかり。自民党県連の推薦を取り付ける一方で、党県連からは衆院選や来年4月の統一地方選での支援が期待されている。三村氏は7日も街頭に立つ予定。

2037チバQ:2014/12/07(日) 19:17:42
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141205_11031.html
<衆院選>宮城選挙区ルポ(上)/1区・2区

 衆院選は14日の投開票まで9日に迫った。「1強」を誇る巨大与党の自民党に、野党が連携を組むなどして挑みかかる師走決戦は中盤戦に移る。宮城県内6小選挙区で繰り広げられている熱戦の現場を追った。(敬称略)

◎1区/読めぬ風引き締め懸命

<盤石組織が援軍>
 当選2回の元国交政務官がひざまずき、頭を下げた。「もう一度国会に押し上げてください」
 仙台市青葉区芋沢の集会所で3日夜にあった個人演説会。自民党前議員土井亨の必死の姿に、約100人の聴衆から拍手が起こった。
 過去2勝1敗の民主党前議員郡和子との対決は時々の風に左右された。風に乗った時の郡の強さを身にしみて知る土井。「少しの緩みも見せない」という危機感を自ら態度で示してみせた。
 序盤からフル回転する党県議、市議に加え、心強い援軍が、前回は見送られた公明党の推薦だ。
 公示日の2日朝。青葉区中心部の第一声に駆け付けた公明党県本部代表石橋信勝は「選挙区は土井、比例は公明」と訴えた。盤石の組織戦で「風が読めない」(陣営)選挙戦を勝ち抜く覚悟だ。

<党代表が初日に>
 「せっかく環境を整えてもらった。負けられません」。2日午後、青葉区栗生のスーパー前で郡は声を張り上げた。
 2009年の前々回、土井に圧勝した郡。12年の前回は野党の乱戦に埋もれ、比例で復活した。今回、候補者調整などで維新の党前議員と社民党新人がともに2区へ転出。舞台は整った。
 演説には党代表海江田万里が駆けつけた。選挙戦初日にトップを迎える場所としては、郊外の住宅地は意外に映る。
 陣営幹部は「人口が急増する青葉区西部の新住民を開拓したい」と解説した。地盤の太白区と並ぶ重点エリアとして、積極的に選挙カーを回す。
 勝利を確実にするため不可欠な風。風を起こすべく、郡の模索が続く。
 共産新人松井秀明は1日10カ所以上で街頭演説を繰り返し「消費税再増税は許さない」と批判を強める。

 ◇宮城1区立候補者 〔注〕☆は比例代表との重複立候補者
土井亨56☆元国交政務官 自前(2)
松井秀明46 党准県委員  共新 
郡和子57☆元復興政務官 民前(3)

2038チバQ:2014/12/07(日) 19:18:04
◎2区/舌戦過熱即戦力前面に

<後援会フル回転>
 「私には経験と実績がある。即戦力だ」
 仙台市青葉区のホテルで3日夕開いた総決起大会で、自民党前議員の秋葉賢也は自信に満ちた表情を浮かべた。20年来の付き合いの村井嘉浩知事ら各界から約350人が駆け付け、会場は華やかな雰囲気に包まれた。
 任期中、復興、厚生労働両副大臣や党外交部会長を歴任。多忙な公務の傍ら、地盤の泉区と若林区で地区後援会を設立し、足場を固めてきた。
 公示後は街頭活動や支援者回りを重ねる。5選に向け、後援会組織もフル回転する。
 民主党と選挙協力する維新の党前議員林宙紀の挑戦を受ける。だが、秋葉は「ぽっと出の1年生議員に何ができる」と意に介さない。
 林は秋葉との対決姿勢を一層鮮明にし、反自民票や無党派層の取り込みを急ぐ。3日夜にはインターネットで、秋葉の国会発言を動画配信した。
 秋葉は野党時代、復興庁について「なぜ、仙台に本部を置いては駄目なのか」と質問。それが復興副大臣になると「どこが本部かにこだわらなくても」と答弁した。動画には秋葉の発言シーンが映し出されている。
 林は、1区から立った前回から一貫して「仙台に復興庁を」と主張してきた。街頭では衆院の480人中、質問回数が6位だった実績をPR。陣営は「林は即戦力だ」と力を込める。

<対抗心むき出し>
 次世代の党新人の増元照明は、拉致被害者救出活動で得た知名度が最大の武器。あえて人通りの多い選挙区外の青葉区中心部などでも演説を繰り返す。
 増元を担いだ党参院議員中野正志は4日、宮城野区の仮設住宅で「自民の一人勝ちを許していいのか」と秋葉への対抗心をむき出しにした。
 秋葉と中野は過去、衆院選の選挙区と比例を交互に変わるコスタリカ方式で連携。2009年に2区の中野が落選、比例の秋葉が当選した後、たもとを分かった。
 共産党新人の大内真理は連日、宮城野、若林両区の仮設住宅を訪ね「消費税増税が復興の妨げになっている」と強調する。
 2区内の市議らの強力なサポートを受け、浸透を図る。3日には党委員長志位和夫が来仙、一緒にマイクを握った。
 社民党新人の桑島崇史は「安倍政権と対決し、誰もが正社員になれる社会を目指す」と訴える。

 ◇宮城2区立候補者
増元照明59☆元団体役員  次新 
桑島崇史35☆党県職員   社新 
林宙紀37☆党県総支部長 維前(1)
大内真理36 党県常任委員 共新 
秋葉賢也52☆元厚労副大臣 自前(4)

2039チバQ:2014/12/07(日) 19:18:28
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141206_11016.html
<衆院選>宮城選挙区ルポ(中)/3区・4区

◎3区/生き残りへ地力の勝負

<集票組織が活発>
 「風に吹かれてあっちに行ったり、こっちに来たり。そんな政治でいいのか」
 自民党前議員の西村明宏は4日夜、岩沼市の集会所で切り出した。2009年衆院選で落選した後も、行事に招かれた恩義ある地区。集まった約40人に「今度こそ政治を安定させ、経済を立て直す」と熱弁を振るった。
 時々の争点で候補者に容赦なく吹き付けてきた民意の風。「今回は風のない、十数年ぶりのまともな選挙」(党県議)。
 ピラミッド型に連なる地方議員、推薦する公明党を加えた集票組織が序盤から活発だ。西村は「まだ頭一つも抜け出せていない」と街頭で訴えるが、陣営は「西村の真価が問われる」と圧勝を目指す。5日夜は知事村井嘉浩が応援に入った。

<前回より手応え>
 「今回負けたら最後。背水の陣で戦い抜く」
 大河原町で3日あった支持団体の集会で、民主党元議員の橋本清仁は悲壮な覚悟を示した。
 西村とは5回連続の対決で、小選挙区は橋本の1勝3敗。12年の前回は党への猛烈な逆風で惨敗した。唐突な解散で、再起の機会が巡ってきた。
 選挙カーで自らマイクを握り、街頭演説や自転車遊説を織り交ぜる。連合宮城が票固めに奔走。復興政務官の実績に県農政連は自主投票を決め、沿岸部の商工会が推薦した。陣営幹部は「反応は前回よりはるかにいい」。
 名取市の仮設住宅で5日、元党代表前原誠司と演説した橋本はアベノミクスを批判。「被災地にヒト、モノ、カネを集中し復興を加速させたい」と20人を前に頭を下げた。
 共産党新人の吉田剛は、党地方議員と演説を精力的にこなす。3日は仙台市で党委員長志位和夫と合同演説会に臨んだ後、亘理、山元両町の仮設住宅で「安倍政権の暴走を止める」と強調した。

 ◇宮城3区立候補者 〔注〕☆は比例代表との重複立候補者
橋本清仁43☆元国交政務官 民元(2)
西村明宏54☆国交副大臣  自前(3)
吉田剛33 党県委員   共新

2040チバQ:2014/12/07(日) 19:18:48
◎4区/組織戦支持勢力に変化

<農政連と雪解け>
 「雪解け」を印象づけるシーンだった。
 公示の2日、塩釜市での自民党前議員伊藤信太郎の第一声に、県農協政治連盟会長石川寿一が駆け付け、マイクを握った。
 「農林水産業を復活できるのは伊藤さんだ」と石川。伊藤は「ぜひ任せてほしい」と約束し、固い握手を交わした。
 前回、農政連は4区で、衆院選で初めて民主党候補を推薦したが、今回は一転、伊藤を推す。
 陣立てはそろったが、懸念は残る。得票数の落ち込みだ。前回は、落選した前々回より1万2000票減った。後援会幹部は「陣営に楽観的雰囲気がある」と警戒する。
 4日朝、伊藤は同市の仲卸市場で店舗1軒1軒を回る「どぶ板戦」を展開した。「油断はできない」。伊藤は自らに言い聞かせるように語った。

<知名度不足補う>
 「おなじみの岡崎さんも一緒です」
 民主党元議員井戸正枝は5日、松島町を回った。隣には選対本部長を務める元参院議員岡崎トミ子。二人三脚の戦いを続ける。
 井戸の擁立決定は解散3日前。仙台市出身だが、4区ではほぼ無名だ。県内の民主勢力をけん引してきた岡崎が知名度不足を補う。公示前には井戸と支持母体の連合宮城加盟労組を回り、推薦を取り付けた。
 党も矢継ぎ早に大物を投入する。公示前の党代表海江田万里、県連代表安住淳に続き、公示後も元国交相前原誠司、前党政調会長桜井充(参院宮城選挙区)を送り込む。「知名度が上がれば得票は伸びてくる」と岡崎。出遅れたが、巻き返しを狙う。
 共産党新人小高洋は党支持層の厚い塩釜、多賀城両市を中心に、連日10カ所の街頭演説をこなす。比例票の上積みも視野に政権批判を展開する。(敬称略)

 ◇宮城4区立候補者 〔注〕☆は比例代表との重複立候補者
小高洋34 党地区委員  共新 
伊藤信太郎61☆党県会長   自前(4)
井戸正枝49☆党県支部長  民元(1)

2041チバQ:2014/12/07(日) 19:19:09
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141207_11022.html
<衆院選>宮城選挙区ルポ(下)/5区・6区

◎5区/政党対決威信懸け全力

<大物応援相次ぐ>
 相次ぐ大物の応援が、自民党の本気度を示している。
 比例北海道から国替えした前議員勝沼栄明が4日夜、石巻市で300人以上を集めた個人演説会。「最重点候補だ。皆さんの期待に応えるため手を差し伸べてほしい」。党総務会長の二階俊博が壇上から支援を求めた。
 立候補表明は公示1週間前。所属する派閥領袖(りょうしゅう)の二階は11月28日も5区支部の会合に駆け付けた。
 公示日は首相安倍晋三がマイクを握った。陣営の日程表は、応援に入る閣僚級の名前がびっしり書き込まれている。異例とも言えるてこ入れだ。
 「公認候補をめぐるごたごたで恥をさらしてしまった。汚名返上の機運もあり、陣営がまとまってきた」と選対幹部。党を挙げた戦いは全開モードに入った。
 威信を懸けた自民の組織戦に、民主党前議員安住淳の陣営は警戒感を強める。

<唯一の地元出身>
 党幹部の一人として5、6日は他候補の応援で選挙区を離れた。票固めは、6回連続当選で築き上げた後援会が主体だ。
 公示から4日までの3日間で、選挙区をほぼ一巡した。東日本大震災の被害が大きい沿岸部では「古里の復興を成し遂げる」、内陸部では「農家の戸別所得補償制度を復活させる」。地域に根差した政策を掲げ、唯一の地元出身も強調する。
 選挙戦も中盤に差し掛かり、「危機感が末端まで浸透していない」と陣営は引き締めに躍起。区割り変更で5区に編入された大崎市の旧志田郡で攻勢を掛ける。
 共産党新人の高村直也は安倍政権との対決姿勢を鮮明に「反自民票」を狙う。消費税再増税の中止、女川原発の再稼働阻止などを訴え、比例票の掘り起こしも図る。

 ◇宮城5区立候補者〔注〕☆は比例代表との重複立候補者

安住淳52☆元財務相   民前(6)
高村直也31 党県委員   共新 
勝沼栄明40☆医師     自前(1)

2042チバQ:2014/12/07(日) 19:19:28
◎6区/広大な選挙区浸透鍵に

<初心回帰を強調>
 「私の政治の原点は3世代が暮らせる地域づくり。地方の活性化をしっかりやる」
 自民党前議員の小野寺五典は6日、少子高齢化に悩む栗原市高清水で約30人の支持者を前に課題解決への決意を訴えた。
 海から山まで広い選挙区のうち、同日は栗原市の田園地帯や市街地を丹念に回った。自宅を飛び出し、前防衛相の選挙カーに手を振る有権者が目立った。
 選挙日程は初当選した1997年の衆院補選と同じ。2日の公示以降、各地での街頭演説で巡り合わせに触れ「ここから、新たなスタート」と初心回帰を強調している。
 小野寺自身は党本部に知名度を買われ、応援に全国を駆け回っている。選挙期間中に選挙区に入るのは5日間しかなく、陣営は「候補者不在」に頭を悩ませる。
 小野寺は「偉くなって地元に恩返しする」と不在に理解を求める。党県議やスタッフは「大臣経験者にふさわしい得票を」と、支持者回りや電話作戦にフル回転する。

<時間惜しみ握手>
 「行ってらっしゃい」。3日朝、大崎市のJR古川駅前で民主党元議員の鎌田さゆりは通勤客らに駆け寄った。
 立候補表明は3候補の中で最も遅く、挽回(ばんかい)に懸命だ。街頭演説で「自民党のやりたい放題の政治を健全な形に変える」と訴え、非自民に期待する有権者の取り込みを狙う。
 「(支持の広がりは)候補者本人がどれだけ動くかに懸かる」と陣営。鎌田は信号待ちの時間も惜しみ、選挙カーを降りて有権者と握手する。
 共産党新人の内藤隆司は、20年を超す大崎市での活動歴を強調し「地元候補」をアピール。「農業と地域経済の再生を図りたい」と訴える。
(敬称略)

 ◇宮城6区立候補者

小野寺五典54☆前防衛相   自前(5)
鎌田さゆり49☆党県支部長  民元(2)
内藤隆司56 党県委員   共新

2043チバQ:2014/12/07(日) 19:21:39
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141206_31004.html
<衆院選>「脱小沢」へ自民支援・岩手4区


藤原候補の第一声に参加したいわて県民クラブの小田島代表(左から2人目)、渡辺県議(右から2人目)ら=2日、北上市
 生活の党の小沢一郎代表(72)が16選を目指す衆院選岩手4区で、「反小沢」を公言する非自民県議団が比例東北自民党前議員の藤原崇候補(31)を支援している。来年の知事選も視野に入れ、県政界を「脱小沢」へ転換する意図だ。旗印は「岩手の政治を変える」。小沢王国の岩盤にくさびを打ち込もうと、遊撃戦を展開している。

<覚悟決めた>
 無所属県議でつくる県議会第2会派「いわて県民クラブ」の小田島峰雄代表は2日、藤原陣営の第一声に駆け付けた。
 「4区は長いことお一人の方に支配されてきた。私も支えてきたが、これまで通りでいいのか。政治風土を変えなければならない」
 旧東和町長から民主党県議になり、小沢氏と行動を共にした。民主党分裂でたもとを分かち、昨年秋に離党。自民陣営を応援するのは初めてだ。
 「自民が良いわけではなく、小沢支配を変えたい」と小田島氏。県民クラブ9人のうち5人が連日、4区に入る。3人はかつて小沢系。自身の支持者を回ったり、個人演説会に出向いたりして「脱小沢」を訴える。
 その一人、渡辺幸貫県議は小沢氏と後援会が重なるが「覚悟を決めた」と言う。「農業に厳しい自民党は嫌いだが、藤原君は農家の苦しみを知る男だ」と応援する。
 前回衆院選(2012年)で藤原氏は4万7000票を獲得。小沢氏が得票を落としたため3万票差まで迫り、比例東北で復活当選した。

<利害が一致>
 援軍の登場に手応えを感じるのは自民党だ。
 岩手の衆院4選挙区で議席を常に獲得しているのは岩手2区だけ。09年は全敗した。4区選出の自民県議はたった1人。工藤勝子県連幹事長は「この20年、小沢氏に苦しめられてきた。今回は逆転を狙える所まで来た」と意気込む。
 県民クラブと自民の利害の一致点はもう一つある。来年秋に予定される知事選への対応だ。
 小沢氏に近い現職の達増拓也氏(50)は衆院解散直前、3選立候補を表明。政党と一線を画した「県民党」を掲げたが、周囲は師弟関係は強固とみる。小沢氏はこれまで、達増氏を全面支援する姿勢を示している。
 「この戦いで知事の後ろ盾(小沢氏)に打撃を与える。ここが岩手の天王山だ」。小田島氏は県政界の潮流変化を狙い、かつてのあるじに挑む。
 小沢氏は6、7日、4区入り。街頭30カ所に立ち、支持固めを図る。中盤の攻防が熱を帯びる。

◎衆院選立候補者
【岩手4区立候補者】
藤原崇31☆自(町)前(1)
高橋綱記67 共 新 
小沢一郎72☆生 前(15)


2014年12月06日土曜日
関連ページ:岩手政治・行政衆院選とうほく

2044チバQ:2014/12/07(日) 19:22:06
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141206_51003.html
<衆院選>山形3区、保守分裂再び


候補者の演説に聞き入る有権者ら
 衆院選山形3区は、無所属前議員阿部寿一候補(55)と、自民党新人加藤鮎子候補(35)が事実上の一騎打ちを繰り広げている。一部首長と市町村議の支援を受けて集会を重ねる阿部氏に対し、加藤氏は閣僚級を次々と投入する党の組織力を頼りに挑む。前回に続く保守分裂の戦いは激しさを増している。

<古里守る選挙>
 阿部氏は3日夜、酒田市など3カ所で開いた個人演説会で訴えた。
 「今回は政党を選ぶのではなく、古里を守る選挙だ」
 酒田市長を13年5カ月務め、培った人脈と政治経験、知名度を武器にする。酒田市議の半数以上、15人が陣営に加わる。演説会でも市議会議長を含む市議、隣接する遊佐町長、町議らが応援弁士、先導役となった。
 2年前の前回、加藤氏の父紘一氏の14選を阻んで以降、自民党入りを模索した。今夏の支部長公募では「党員投票に敗れた場合は立候補せず、党公認候補を支援する」との県連の条件はのめないとして断念した。
 阿部氏を支持する議員らは、加藤氏の支部長就任後も動きを止めず、県連は「相手側支援は党則上利敵行為につながる」と警告し、締め付けを強化した。酒田市の党地域支部長を務めていた市議は11月中旬、安倍晋三首相の解散表明と同時に支部長を辞任した。
 市議は3日の個人演説会にも駆け付けた。「支部長を辞めて、何のしがらみもなく応援できる。すっきりした」と精力的に動く。

<幹事長が演説>
 「35歳の加藤鮎子氏と33歳の私。同世代のわれわれが自民党と日本の未来をつくっていかなければならない」
 小泉進次郎復興政務官が4日、鶴岡市入りし、街頭で支援を呼び掛けた。加藤氏は「政権与党だけが政策を実行できる」とアピールした。
 自民党は加藤氏を重要候補に位置付ける。前日には谷垣禎一幹事長が酒田市の個人演説会に駆け付けた。
 約400人が詰め掛けた演説会には、これまで主要な加藤氏の会合、行事に出席せず、阿部氏寄りと見られていた党県議の姿もあった。県議は谷垣氏と並んで「ガンバロー」を三唱した。演説会は格好の意思確認の場となった。
 県連の遠藤利明会長は酒田市であった加藤氏の事務所開きで断言した。「加藤氏は何があっても次も公認候補。支部長選に申し込んでこない人は手を上げても受け付けられない」。一部にある阿部氏入党の期待にくぎを刺した。
 保守分裂、一部造反の動きに県連幹部は「来春の統一地方選を控えて、後援会の支持状況などそれぞれの事情はあるだろう」と指摘、「幹事長が応援に入った演説会で最低限の結束は確認できた」と強調した。
 加藤氏陣営は早速、ひな壇で拳を突き上げる写真をフェイスブックの表紙にアップした。

◎衆院選立候補者
【山形3区立候補者】
阿部寿一55 無 前(1)
吉田大成45☆民 新 
長谷川剛36 共 新 
加藤鮎子35☆自 新 
佐藤誠66 無 新 


2014年12月06日土曜日
関連ページ:山形政治・行政衆院選とうほく

2045チバQ:2014/12/07(日) 19:22:49
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141205_11030.html
<衆院選>宮城3区「復興けん引」火花


仮設住宅の住民に支持を訴える候補者=名取市箱塚1丁目
 衆院選宮城3区で、東日本大震災からの復興をめぐる論争が火花を散らしている。自民党前議員の西村明宏氏(54)は国交、復興、内閣府の副大臣で、民主党元議員の橋本清仁氏(43)は与党時代、国交、復興の政務官を務めた。両氏とも政府要職で復興をけん引した自負があり、対決色は鮮明。共産党新人の吉田剛氏(33)が割って入る。
 「われわれの政権では人、モノ、カネを被災地に集中投下した。今はアベノミクスのせいで全国に散ってしまった」。橋本氏は岩沼市で行った第一声で熱く語った。
 与党議員だった最後の2カ月間、政務官として復興に奔走した。近かった小沢一郎氏と決別して党に残ったのも、与党の立場で復興を優先させた結果だと振り返る。
 亘理、山元町のいちご団地整備などの実績を挙げ、「予算を付け、めどが立ったところで政権交代したのは悔しかった」と議席奪還に燃える。
 一方、西村氏も被災地のインフラ整備に取り組んだ成果を前面に掲げて一歩も引かない。山元町で安倍晋三首相と並んだ街頭演説では「三つの副大臣拝命は、復興をしっかりやりなさいということだ」と訴えた。
 震災発生時は浪人中で仕事ができなかった。当時の無念さを晴らすように働いてきたという。
 常磐道の整備に関しては、故三塚博元蔵相の秘書時代から取り組んできたと強調。「東北の復興、発展に向けてまだまだやるべき仕事がある」と支持拡大を目指す。
 吉田氏は岩沼市で行った第一声で「復興を妨げる消費税増税はきっぱり中止させなければならない」と主張した。被災者支援制度拡充などに取り組む意欲を示し、「ぎりぎりの生活を送る被災者の悲痛な叫びを国政に届けたい」と力説する。

2046チバQ:2014/12/07(日) 19:28:14
佐賀
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30109/132506

=激突1区= 岩田、組織引き締め躍起 原口、知名度で巻き返し 古賀、浮動票取り込み狙う
2014年12月05日 09時48分
沿道に集まった有権者へ手を振る候補者=佐賀市内(写真の一部を画像加工しています)
沿道に集まった有権者へ手を振る候補者=佐賀市内(写真の一部を画像加工しています)
 師走決戦の幕が開いた2日夜。神埼市内に1区内の議員約70人が集まった。「岩田は頑張っている。でも、まだまだ知名度不足だ。皆さんでカバーしてほしい」。初挑戦の前回でさえ開かなかった全議員会議。自民前職の岩田和親(41)陣営で選対本部長の福井久男は居並ぶ議員を鼓舞した。

 旧1区は過去6回、自民と民主の勝ち負けが交互し3勝3敗の五分。自民悲願の連勝を期す陣営だが、選挙区拡大や電撃解散で準備が整わず、危機感が漂う。

 郵政の小泉、政権交代の小沢。「風」に乗って大量に誕生した「チルドレン」の1年生議員は、2度目の選挙で大半が苦杯をなめた。「前回は上げ潮に乗った。今回は時間がない上に、風もない」と福井。安倍チルドレンの岩田が二つのジンクスを覆して“進級”できるかの関門でもある。

 分厚い支持基盤を生かした組織選挙。選挙事務所に業界団体の推薦状がずらりと並ぶ。表向きはいつもの情景だが、公示直前、知事選をめぐって頓挫した官僚擁立劇が微妙な影を落とす。「今回は力が入らない…」。自民の屋台骨を支える農業団体関係者は、消えない「しこり」を口にする。

 危機感と裏腹に、序盤情勢を伝える4日の新聞は「岩田リード」の見出しが躍った。陣営幹部は「とんでもない。始まったばかりでリードも何もない。戦いはこれからだ」。生命線の「組織」引き締めに走る。

   ◇   ◇ 

 「荒々しい政治を目の前にして、寝ているわけにはいかない。先頭に立って戦いたい」。公示の2日夜、民主前職の原口一博(55)陣営が鳥栖市で開いた集会。朝、佐賀市の出陣式に車いすで現れた原口の姿がスクリーンに映り、支持者たちが拍手を送った。

 骨折で入院中のため本人不在のまま突入した異例の選挙戦。集会に出席した県議時代からの支援者は「候補者がいない分、今まで以上にがんばらんと」。厳しい表情で会場を後にした。

 組織戦を展開する自民と異なり、候補者の人気を票につなげてきた民主。旧佐賀郡や神埼市など新1区に移った旧2区の支持者を当て込むが、不意打ちの解散が阻む。「原口も大串も党というより、個人商店の色合いが強い。時間がなく、うまく引き継げていない部分がある」と陣営幹部。

 県連は3日に急きょ選対会議を開き、1区を「重点選挙区」にした。2区との連携を強化し、大串党の人脈が生かせる神埼市郡など新選挙区への浸透を急ぐ。

 全国区の知名度や閣僚経験の実績に、「自民1強」の壁が立ちはだかる。原口自身は病室からネットで政策を発信。街演車には原口の長男や民主参院議員、著名な首長らが代わりに乗り込み、思いを代弁する。

 「出陣式で原口が元気な姿を見せたのは大きい。士気は間違いなく上がった」と陣営。原康彦県連幹事長は「始まったばかり。十分巻き返せる」。

   ◇   ◇ 

 共産の古賀誠(29)は最初の街頭演説場所に、佐賀空港がある佐賀市川副町を選び、オスプレイ配備計画反対を訴えた。消費増税中止も掲げ、浮動票の取り込みを狙う。「20代の若さと、暮らしを守る政策で違いをアピールする」。自民、民主が争う牙城にくさびを打ち込む。=敬称略

   ■   ■

 衆院の「0増5減」に伴う新選挙区となった衆院選佐賀1、2区は、自民、民主、共産の6人が論戦を繰り広げている。2選挙区の攻防を追った。

2047チバQ:2014/12/07(日) 19:28:35
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30109/132966
=激突2区=大串、「どぶ板」で票掘り起こし 古川、「王国」継承旧2区火種も 御厨「若者や女性の声を代弁」
2014年12月06日 10時27分
日暮れが早く、薄暗くなるなか街演車から支持を訴える候補者=有田町内(写真の一部を画像加工しています)
日暮れが早く、薄暗くなるなか街演車から支持を訴える候補者=有田町内(写真の一部を画像加工しています)
 「『国替え』のようなもの。勝負にならない」。民主県連の幹部は顔をしかめる。今回、県内選挙区が3から2に減った。最も影響を受けるのが6対4の割合で分断された旧2区だ。その旧2区が拠点だった民主前職の大串博志(49)。陣営にしてみれば戦力を大幅にそがれた上に、旧3区を主戦場に戦わねばならない。そこは地方議員が1人もいない民主の空白区であり、自民の「金城湯池」だ。

 大串は2005年の初当選から、財務政務官や首相補佐官時代も含め、週末は地元に戻って集落の小さな祭りに顔を出してきた。「お祭り作戦」。陣営がそう呼ぶ活動は区割り変更が決まった昨夏以降、7割を旧3区に傾けた。祭りの後には酒を交わす。国会で安倍首相に正面から論争を仕掛ける政策通の姿と、田舎に溶け込む人柄。「大串さんと酒を飲んだ人間は皆、一発でほれてしまう」

 合併前の旧町村単位に後援会を発足、国政報告会も開いた。自民が警戒する人柄とフットワークだ。

 手応えを感じていた陣営にとって4日の新聞が報じた「古川優勢」の情勢は衝撃だった。「ファンは増えても、投票に結びつかない。自民の組織力、古川さんの知名度はすごい」。民主は比例代表九州ブロックに初めて単独1位を置き、そこに重複立候補の大串を据えた。「だから選挙区で負けても構わないという話にはならない。次につながる戦い方も求められる」

   ◇    ◇ 

 今回の解散で政界引退した保利耕輔(80)が親子2代にわたり70年間守ってきた旧3区の「保利王国」。新2区の6割を占める。自民新人の古川康(56)は知事を辞職した2日後の27日、保利と一緒に唐津市内の離島を回った。高島では島民の4割が集まり、保利は終始笑顔で語った。「親父の墓参りをして『こんなに立派な後継者ができた』と報告した」。選挙戦を通じた王国の“継承式”の始まりだった。

 古川の知名度と保利の地盤。盤石な態勢に映るが、「楽な戦いではない」と陣営幹部は口をそろえる。大串という相手の手ごわさに加え、旧2区に思わぬ火種を抱えてしまったからだ。

 区割り変更に伴い、旧2区から比例代表に転出した今村雅弘(67)の名簿順位が党本部との約束と違い、小選挙区の重複立候補者より下位の31位になった。

 「地元にも帰らず、いつまでも東京にいて」。県連幹部は比例順位発表直前、党幹部にそう皮肉られた。衆院解散後も今村が知事選で官僚擁立に動いたことが、前武雄市長の樋渡啓祐で一本化したい党本部の怒りを買ったという見方が強い。「あ然とした。古川さんを心から応援しようという気にはなれない」。鹿島市のベテラン党員は憤りをあらわにした。

 5日の鹿島市決起大会には比例名簿を作成した党本部選対委員長の茂木敏充が応援に訪れる予定だったが、県連は支持者の感情を考慮し中止した。知事選の推薦願の取り扱いも衆院選後に先送りし、亀裂の入った組織の修復に力を割く。

   ◇    ◇ 

 世論調査では非自民の受け皿として議席増も予想される共産。非正規雇用の厳しさを肌身で知る元スーパー店員で新人の御厨さとみ(33)は労働環境の改善などを訴え、「若者や女性の声を代弁したい」と街演に熱がこもる。=敬称略

【さが衆院選2014】

2048チバQ:2014/12/07(日) 19:47:35
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/chubu/CK2014120502000253.html
民主ほころび「共倒」恐れ 空白区次々、王国愛知でも
 「自民一強」に野党が挑む構図の衆院選。かつての政権政党で本来、戦いをリードするはずの野党第一党、民主党が中部地方の選挙区で候補擁立を相次いで見送った。「空白区」では野党共闘で出馬した候補の支援に回るが、長年の民主支持者からは「応援する気になれない」など戸惑いの声が漏れている。

 「民主王国」と言われた愛知県。愛知12区は民主前職の中根康浩さん(52)が公示直前に出馬を見送り、一九九八年に今の民主党ができてから県内十五選挙区で初めて空白区ができた。

 選挙協力を進める維新の党の前職、重徳和彦さん(43)との競合を避ける民主本部の要請だった。四日には比例単独に回った中根さんを激励するため細野豪志元幹事長が訪れる気の使いよう。ただ、県連幹部は「民主の地盤を失うことにならなければいいが…」と懸念を示す。

 愛知14区では、生活の党から復党した前職の鈴木克昌さん(71)を公認し、何とか空白区を免れた。

 岐阜県は、五選挙区のうち二選挙区が空白区。このうち岐阜4区では、一昨年秋に民主を除籍になった維新前職の今井雅人さん(52)の支援に回るが、地元の民主系市議は「労働組合関係者ら、自分の支持者に維新候補を応援してとは言えない」と悩む。2区は野党共闘の候補すら擁立できず、七十代の男性有権者は「政党はどんな状況にも対応するのが肝心で、民主が勝負を諦めたのは残念。猛反省が必要」と批判。県連代表の小見山幸治参院議員も「選択肢をつくれず申し訳ない」と語った。

 党県連の内紛が原因で擁立できなかったのは三重4区。当初は衆院議員を二期務めた元職が公認に内定していたが、来春の県議選の候補者選びをめぐる内部対立で総支部長を衆議院解散直前に辞任。内定も取り消され、後任を探したが、間に合わなかった。県連は「責任を感じているが、比例票を死守したい」と話すものの、支持母体、連合の地元組織で支援してきた伊藤圭一さん(50)は「候補者がいないと比例への士気も高まらない」と嘆く。

 福井1区は民主を離党した維新の新人、鈴木宏治さん(41)が立候補。ただ、党を飛び出した過去のしこりや支持母体である労組の反発などから民主県連内で支援に抵抗感が強く、結局、自主投票に。民主のドタバタ劇に、支持者の一人は「棄権しろと言うのか」などと怒りをあらわにしていた。

2049チバQ:2014/12/07(日) 19:48:39
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/gifu/CK2014120702000209.html
抱える課題、大きな差 岐阜4区、本州で2番目に広大
写真
 前職と新人の3人が舌戦を繰り広げている衆院選岐阜4区。飛騨、美濃両地域をまたぎ、岩手2区に次いで本州で2番目に広い小選挙区だ。南北に長いため、同じ選挙区内でも気候風土や主要産業、生活環境は大きく異なり、遠方の土地になじみが薄い。候補者は、有権者の多様な声を受け止められるのか。

 ■基準

 高山市を車で出発し、東海北陸自動車道で田園が広がる郡上市を通り過ぎ、東海環状自動車道を乗り継ぐ。さらに東へ向かうと、ゴルフ場が立ち並び、電車で五十分ほどで名古屋に行けるベッドタウンの可児市へ入った。到着までおよそ二時間半。車窓からの景色は目まぐるしく変わったが、ここまですべて同じ岐阜4区だ。

 「飛騨を地盤にする候補者は、どんな活動をしているか分からん。何を判断基準にすればいいのか」。買い物をしていた可児市の無職加藤貞行さん(70)は困惑顔で話した。

 その日の午後に美濃加茂市を訪れると、美濃太田駅前でタクシーを待っていた会社員鈴木秀和さん(45)=川辺町=が「選挙中でも候補者の姿はほとんど見ない。人柄も政策も伝わってこない」と漏らした。

 ■要望

 六市七町二村からなる岐阜4区の総面積は六千四十平方キロメートル。岩手2区の七千六百九十平方キロメートルに次ぐ。県全体の57%を占め、全国の二十三都府県の各面積を上回る。有権者数は十二月二日現在で三十四万二百六十五人。小選挙区比例代表並立制が導入された一九九六年の衆院選から現在の区割りになった。

 当然、地域によって政治家への要望はさまざまで、抱える課題も異なっている。

 山あいに位置し、人口に占める六十五歳以上の割合が50%を超える高山市高根町の無職中島俊江さん(66)は「常勤医がいないのは不安。過疎地域のことも考えて政治をして」と願う。「電車やバスの本数を多くして、名古屋へのアクセスを良くしてほしい」と望むのは可児市の住宅街に住む主婦(65)。高根町の現状を伝えると「山間部と言えば白川町周辺。飛騨地域のことを言われてもピンとこない」と首をひねった。

 ■意識

 「広すぎる選挙区が投票先の判断を難しくしている」と考える有権者は多い。

 朝日大(瑞穂市)の三田清教授(政治学)は「選挙区が広大だと、政治家が各地域に足を運べる回数も限られる。地域の代表である国会議員を見る機会がなければ、有権者は政治を遠いものだと感じる」と指摘する。

 とはいえ選挙制度や区分けの見直しは、一票の格差の問題や法改正が必要なことから実現は難しい。「有権者は選挙のときだけでなく、日頃からそれぞれの地域の課題を意識することが大切。候補者も、普段から各地域に小まめに回って国政への声に耳を傾ける必要がある」と話す。

 【岐阜4区より面積が小さい23都府県】

三重県、愛媛県、愛知県、千葉県、福岡県、和歌山県、京都府、山梨県、富山県、福井県、石川県、徳島県、長崎県、滋賀県、埼玉県、奈良県、鳥取県、佐賀県、神奈川県、沖縄県、東京都、大阪府、香川県

※面積の大きい順

◆記者の眼 

 今回の取材で初めて、可児、美濃加茂両市を訪れた。ベッドタウンと現役最年少市長がいる街。その程度の印象しかなかった。

 だが、市街地に足を踏み入れると、見渡す限りに並ぶ建物の多さに驚いた。郊外では、山々が広がる意外な光景も見られた。両市を中心とした中南部を「可茂」と総称することも初めて知った。

 実際に行くことで、どこか遠い土地だった美濃地域に心なしか親近感が持てた。選挙以外でも行政や住民間で交流やつながりがあれば、「同じ選挙区の仲間」としてお互いの地域への関心も高まると思う。

 (酒井翔平)

2050チバQ:2014/12/07(日) 20:05:37
http://www.hochi.co.jp/topics/20141206-OHT1T50010.html
【衆院選】岩手4区・小沢王国、地盤沈下 元「シンパ」たち自民応援
2014年12月6日6時1分 スポーツ報知
JR水沢駅前商店街に構える小沢氏の選挙対策本部前は、降雪のせいもあって閑散としていた JR水沢駅前商店街に構える小沢氏の選挙対策本部前は、降雪のせいもあって閑散としていた 公示日の2日は、新潟県で第一声を上げた小沢氏 公示日の2日は、新潟県で第一声を上げた小沢氏
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 「小沢王国」最大の危機―。岩手4区で16回連続当選を目指す生活の党・小沢一郎氏(72)をかつて支えてきた多くの県会議員が、対立候補の自民党・藤原崇(たかし)氏(31)の応援に回るなど「小沢離れ」が加速している。解散時の所属議員の離党や野党統一戦線不発など小沢氏に逆風が吹く中、お膝元で起きた“地盤沈下”。きょう6日に岩手入りする“剛腕”の地元で今、一体何が起きているのか。(江畑 康二郎)

 2日に行われた自民党・藤原氏の出陣式に、2年前の衆院選時にはなかった県議たちの姿があった。

 「4区でも“小沢離れ”が確実に進んでいる。私は約15年ずっと小沢氏を支えてきたが、ここ数年の小沢氏は県民のことを考えていない。『生活の党』ではなく『自分の生活の党』ではないか? 小沢王国をリセットする最大のチャンスだ」

 そう憤りを交え話すのは、岩手県議会第2会派の県民クラブを率いる小田島峰雄代表(64)。1998年の旧東和町(現・花巻市)の町長就任時から“小沢派”だったが、その後、袂(たもと)を分かち、今回は県民クラブ所属9人が県内各地で自民党支援に回るという。

 小沢氏は、前回当選を果たしたものの、得票数は前々回に比べ6万票減。それまで次点候補に9万票ほど大差をつけてきたが、約3万票差に詰められた。さらに、自民党の新人候補に比例復活を許し、県内における影響力の低下を露呈した。新たな候補を擁立した岩手1、3区でも比例復活すらならず完敗し「小沢王国凋落(ちょうらく)」を印象づけた。

 自民党県連幹部は「岩手を変えるためには4区勝利が最重要課題」とし、“県民クラブ議員票”を頼り、応援要請をしたという。県議会最大の自民会派12人に県民クラブが協力することで、県議会の過半数に迫る勢力となった。9日には総裁の安倍晋三首相が応援演説に駆け付けるなど、自民党は幹部らが遊説を予定し後押し。今回4区で勝てなかったとしても、“小沢チルドレン”の達増拓也県知事(50)が3選を目指し、既に立候補を表明している来年の県知事選に大きな影響を与えることは必至だ。

 小沢氏は6、7日に岩手入りし、4区30か所で異例の街頭演説を行う。「比例重複立候補や、早い岩手入りにも焦りを感じる。支援者らも年を取り亡くなった方もいる。地元でも小沢氏が中央で力を失っていることを理解しているはず」と小田島氏は話す。

 「選挙のプロ」と呼ばれた小沢氏の地盤に大きな亀裂が走っている。週刊誌などによる小沢氏の離婚報道で、かつて和子夫人が取り仕切ってきた地元婦人後援会の弱体化や女性票離れを指摘する声もある。

 公示日前日、小沢氏と親交のあった俳優・菅原文太さんの訃報が全国を駆けめぐった。「小沢王国の本丸」で、かつてない“仁義なき戦い”が火花を散らしている。

 ◆岩手4区(花巻市、北上市、奥州市、和賀郡、胆沢郡)

藤原崇 31自民前〈1〉
高橋綱記 67共産新 
小沢一郎 72生活前〈15〉

※丸数字は当選回数

 ◆共産・高橋氏「反戦」 〇…「安倍さんは消費増税や集団的自衛権の法整備を進めていくというが、とんでもない」と共産党の高橋綱記氏(67)は安倍政権に「NO」を突きつけた。「このままだと、日本は再び戦争をする国になるかもしれない」と警鐘を鳴らす。小沢氏についても「改憲路線で安倍さんとほとんど変わらない」とバッサリ。前回衆院選に続く4度目の国政挑戦で“反アベノミクス”の受け皿になるつもりだ。

 ◆自民・藤原氏「若さ」 〇…自民党の藤原氏は、「31歳」と記されたタスキをかけ「若さ」をアピール。新人で比例復活当選を果たしてから2年、「地方の声を永田町や霞が関に届け、立て直したい」という思いで、週末は故郷に戻り膝詰めで県民と話し合ってきた。東京にいる都職員の妻・典子さん(34)の出産日が迫っている。「妻や(初めての)子供のためにも、東北の代議士として頑張りたい」。新たな息吹を背に受け、大金星を誓っていた。

2051チバQ:2014/12/07(日) 20:47:27
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2014120700183
選挙区調整、当て外れ=「野党票」集約困難【14衆院選】


 14日投開票の衆院選は自民党が優勢で、野党が進めた候補の「一本化」は当てが外れた格好になっている。調整を主導した民主党は、終盤戦での巻き返しに懸命だ。
 「安倍晋三首相の暴走にしっかり対抗できる勢力を国会の中につくってほしい」。民主党の海江田万里代表は7日、福岡市の街頭演説でこう訴えた。
 民主党は今回、第三極政党と共倒れした前回の反省から、選挙区の「すみ分け」を維新の党などに提起。前回の「民主・第三極」票を合算すれば自民党を上回る選挙区もあり、野党の議席回復に向けて有効と踏んでいた。
 しかし、第三極が前回獲得したのは政権与党だった民主党への批判票でもあり、今回単純に民主党には回らないようだ。「非自民・非共産」で一本化が実現した選挙区は194に上るが、優位に戦いを進めている野党勢はもともと地盤が強固な候補に限られている。
 民主党の海江田万里代表や枝野幸男幹事長も安泰とは言えない。7日は枝野氏が海江田氏の選挙区で「皆さんの一票を民主党に」と呼び掛け、枝野氏の地元では岡田克也代表代行が「幹事長にふさわしい結果を」と懇願した。民主党幹部が9日に絞り込む予定の重点選挙区に、海江田氏らの選挙区が入る可能性も否定できない状況だ。
 自民党優勢の流れを食い止めようと、野党のなりふり構わぬ発言も出てきた。「自民党に300議席以上与えたら一党独裁だ。ヒトラーの時代と同じだ」。神戸市で演説した維新の江田憲司共同代表は、過激な表現で聴衆に訴えた。
 一方、余裕が出てきた自民党は、民主党幹部を選挙区で落として一層の痛撃を加えようとしている。「金星を取って国会に戻ってきてほしい」。自民党の谷垣禎一幹事長は7日、枝野氏と争う自民党候補の応援に入り、こう声を張り上げた。(2014/12/07-20:23)

2052チバQ:2014/12/07(日) 20:59:03
香川はってなかった
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20141204000121
1、2区で自・民競る/衆院選・四国新聞社調査
2014/12/04 09:49
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投票する人(小選挙区)、党(比例代表)を決めているか
投票する人(小選挙区)、党(比例代表)を決めているか
 第47回衆院選は2日公示され、香川県内3小選挙区は前職と新人計9人による熱戦に突入している。有権者の動向を探るため、四国新聞社は2、3の2日間、電話世論調査を実施。取材で得た情報などを加味し、序盤戦の情勢を分析した。1区は自民前職と民主前職が競り合い、2区は民主、自民の両前職がほぼ横一線。3区は自民前職が安定し、社民と共産の両新人をリードしている。ただ、全県で3割以上の有権者が態度を決めておらず、無党派層の動向や投票率次第では情勢の変化も予想されそうだ。

1区
 6選を期す平井卓也(自民前)が自民・公明支持層を手堅く固めたほか、無党派層にも食い込む。小川淳也(民主前)は議席の維持へ懸命の戦い。河村整(共産新)は厳しい。

 平井は自民支持層の7割と公明支持層の8割に浸透しており、無党派層の支持でもトップに立った。

 小川は民主支持層の7割と社民支持層の大半を固めたほか、維新支持層を一定程度取り込んでいる。

 河村は共産支持層以外への広がりがみられない。

2区
 3選を狙う玉木雄一郎(民主前)と、小選挙区での初勝利へ全力を挙げる瀬戸隆一(自民前)がほぼ横一線で競る展開。前回に続いて出馬の佐伯守(共産新)は伸び悩んでいる。

 玉木は民主支持層の8割を固めた。無党派層の支持でトップに立ち、維新支持層にも浸透している。

 瀬戸は自民支持層の6割を固め、無党派層の支持も玉木に迫る。維新支持層の取り込みを図っている。

 佐伯は共産支持層への浸透に課題がうかがえる。

3区
 大野敬太郎(自民前)が幅広い年代、職業層に支持を広げ、他候補をリード。小選挙区での再選へ順調な滑り出しだ。高田良徳(社民新)、土岐一郎(共産新)が追いかけている。

 大野は自・公支持層の9割を固めた。無党派層の支持でも他を大きく上回り、民主支持層にも食い込む。

 高田は社民支持層が固まっていない。支援を受ける民主支持層への浸透はトップだが、苦戦気味だ。

 土岐は共産支持層を固め、他党支持層を狙う。

比例四国 自2、民公1固める 残り2枠 自、民、維
 計36人が立候補した四国ブロック(定数6)。自民が前回と同じ2議席を確保し、民主、公明もそれぞれ1議席をほぼ固めた。残り2議席を自民、民主、維新で争う展開となっている。

 比例代表を選ぶ基礎となる主要政党の得票率予測は、自民42・6%、民主18・2%、公明14・0%、維新11・2%、共産6・5%、社民3・5%の順。

 【調査の方法】2、3日の2日間、有権者を対象にRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施。コンピューターで電話番号を無作為に発生させて電話をかける調査法で、電話帳に番号を載せていない有権者も調査できる。無作為に発生させた番号のうち、実際に有権者がいる世帯にかかったのは1365件、うち1243人から回答を得た(回答率91・1%)。小選挙区別の回答率は1区86・1%、2区92・4%、3区95・2%。

2053チバQ:2014/12/07(日) 21:00:20
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20141204000016
自民、京都の3選挙区で優位 衆院選序盤情勢印刷用画面を開く
 京都新聞社は第47回衆院選について2、3両日、京都府、滋賀県内の有権者を対象に電話世論調査を実施し、公示直後の序盤情勢を探った。6選挙区に計22人が立候補した京都府内では、全国調査と同様、自民に勢いがあり、3選挙区で優位に立つ。民主は守勢に回るが、2選挙区で優位を保つ。前回衆院選で大接戦だった1選挙区では自民と民主が激しく競る展開。全選挙区に候補を擁立する共産や、候補者を増やした維新は伸びに欠ける。

 1区は、連続11回の当選を目指す自民前職の伊吹文明が優勢。知名度の高い共産前職の穀田恵二、再挑戦となる維新新人の田坂幾太が続き、無所属元職の平智之も迫ろうと懸命だ。

 2区は、民主前職の前原誠司が有利に戦いを進める。前回に続いての挑戦となる自民新人の上中康司が追い上げ、共産新人の原俊史が絡む。

 3区は、前回衆院選で接戦となった民主前職の泉健太と自民前職の宮崎謙介が今回も横一線で争い、維新前職の清水鴻一郎と共産新人の石村和子が追う。

 4区は、自民前職の田中英之が先行し、返り咲きを目指す民主元職の北神圭朗が追う戦い。共産新人の吉田幸一と維新新人の畑本久仁枝が続く。

 5区は、強固な地盤の自民前職の谷垣禎一が安定した戦いを進め、民主元職の小原舞は返り咲きへ支持浸透を目指す。共産新人の山内健も迫ろうとしている。

 6区は、6選を狙う民主前職の山井和則がややリードし、前回比例復活の自民前職の安藤裕が迫る。共産新人の上條亮一も党支持層を固めた。=敬称略

【 2014年12月04日 08時40分 】

2054チバQ:2014/12/07(日) 21:29:36
http://www.kanaloco.jp/article/81346/cms_id/115169
14神奈川衆院選:注目区を行く〈4区=横浜市栄区、鎌倉・逗子市、三浦郡〉

2014.12.06 09:38:00


応援弁士の演説を聴こうと集まった大勢の有権者ら =JR鎌倉駅前(画像の一部を修整しています)


◇無所属と“1強”激突

 「これ以上ない緊張感と使命感、責任感でこの選挙に臨んでいく。ご支援お願いいたします」。次期総裁候補と目される大物の演説に、会場から拍手が湧いた。

 選挙戦4日目の5日夜。横浜市栄区の集会場を訪れたのは、地方創生担当相の石破茂。前回の衆院選で比例復活だった自民党の山本と支援者らに、強くげきを飛ばした。

 首相や閣僚、党幹部ら重量級が、公示前から続々と山本を来援している。4度目の国政選挙となる本人も「こんなことは初めて」と声を高ぶらせる。狙うは2009年に、自民が明け渡した小選挙区の奪還だ。

 相手は元みんなの党代表・浅尾。09年8月の結党以来籍を置いた党は、路線対立などから衆院選直前に解党せざるを得ない事態となった。残務処理やマスコミ対応に追われ、手腕について批判にもさらされた。

 自民はこれを「好機」(陣営)と捉える。鎌倉駅前でマイクを握った首相の安倍晋三は「衆院が解散したからって党まで解散する必要はない」と揶揄(やゆ)。大物を次々に投入し地元の引き締めを図るほか、新住民の多い票田・栄区が地盤の元横浜市議を比例名簿に登載するなど、票の掘り起こしに躍起だ。

 安定した党勢も背景に、山本自身、国替えし4区に立った前回と比べ「支援者も少しずつ増えてきた」と手応えを語る。選対の一人は「今勝てなければ(浅尾の)牙城はいつまでも崩せない」と、期待と危機感をない交ぜに息巻いた。

 とはいえ、その地盤は強固だ。同じ5日朝。栄区の本郷台駅前に浅尾が立つと、「頑張ってください」「応援しています」と通勤の市民らが握手を求め駆け寄った。参院での初当選から16年。前回、山本をダブルスコア近くまで引き離し小選挙区を制した知名度と人気はしばしば、政党によらない“浅尾党”と称される。

 「あえて厳しい道を選ぶことで、政治家として筋を通す姿勢が必要と考えた」

 解党を経て初めて無所属で臨む理由を、浅尾はそう説明する。街頭では選挙後の政界再編をアピールし、第三極へ期待を寄せた有権者のつなぎ留めを図る。

 もちろん不安もある。政党に属さないため、選挙はがきやビラの枚数は少なく、何より比例復活がない。

 「これまでで一番厳しい戦いになる。無所属になったことで、相手は総力戦で掛かってきている」「しかし負けるつもりはない。私には皆さんの真心がある」。決起集会では支援者らに訴え、“浅尾党”での勝利を誓った。

 「背水の陣」。くしくも両候補がそろって称する今回の選挙戦。両者の並々ならぬ意気込みが見える。

 他の候補も支持拡大に駆ける。民主を離れ無所属で挑戦する荻原は「自民と(元)みんなでは結局のところ保守対保守」と批判しリベラル層の受け皿を標榜(ひょうぼう)。加藤は、安倍政権が進める消費税増税や集団的自衛権の行使容認などの反対を訴えている。 =敬称略

 (総選挙取材班)

◇4区(横浜市栄区、鎌倉・逗子市、三浦郡) =敬称略、届け出順

山本朋広39☆自 前(2)
浅尾慶一郎50 無 前(2)
荻原隆宏44 無 新
加藤勝広70 共 新

 

【名簿の見方】氏名、投票日現在の満年齢、☆は比例代表との重複立候補者、所属党派、前職・元職・新人の別。丸数字は当選回数▽党派の略称は、自=自民党、共=共産党、無=無所属。

【神奈川新聞】

2055チバQ:2014/12/07(日) 21:30:56
http://www.kanaloco.jp/article/81336/cms_id/115136
14神奈川衆院選:注目区を行く〈12区=藤沢市・高座郡〉

2014.12.07 03:00:00



◇一騎打ちへ様相激変

 かつてない光景だった。11月29日、阿部の事務所開きに集まったのは民主党、解党したみんなの党、無所属の県議と藤沢市議計8人。民主党最大の支援組織・連合関係者も姿を見せ、「阿部支持」を鮮明にした。

 黄色のジャケットをまとう阿部は、終始にこやかな表情を崩さない。「今度、民主党という家に入れてもらえることになった。党の良い母になりたい」。社民党時代からの支援者も含め結束を呼び掛けた。

 地盤とする12区は長らく、自民と民主、そして阿部の三つどもえの戦いが定番だった。だが、今回は民主党本部の主導で阿部の公認が決定。長らく民主の公認候補として戦ってきた元金融担当相・中塚一宏と阿部の両陣営を一本化し、自民と対決する構図を生み出すことに成功した。

 寄り合い所帯になった陣営が心を砕くのは「融合」だ。「簡単には1+1が2とならない」と語るのは、選対本部長に就任した民主の県議斎藤健夫。斎藤の下に市議、労組、後援会から1人ずつ本部長代行を選び3人態勢を構築した。

 さらには、民主の中の保守層に影響力があり、かつて藤沢などを地盤としていた元財務相藤井裕久も選対顧問に迎えた。4日、寒川町の集会に出席した藤井は報道陣に「(保守層の票が)来れば勝てる。まあ、やるよ」。不敵に笑った。

 期待する連合票も、「阿部さん本人ができる限り丁寧に各労組を回っている」と斎藤。湘南地域連合の幹部は「『民主=阿部』をどれだけ末端まで広げられるかだろう」と話す。

 対する自民・星野陣営は、阿部の民主入りが浮上すると雰囲気が一変した。

 実は当初、中塚がそのまま出馬すると踏んでいたのだ。11月17日に行われた政治資金パーティーで、ある陣営幹部が「一番恐れていたのは阿部と中塚の一本化。それがない今回は楽勝だよ」とささやいた。

 その翌日、中塚の不出馬が報じられた。現実となった最悪のシナリオ−。ある市議は「星野さんの表情が前日までと明らかに変わった」と振り返る。

 「まるで選挙互助会。今まで阿部さんと民主は戦ってきた。そんな人が、空いたからといっていきなり座っていいのか」。後日、報道陣に囲まれた星野は、いらだちを隠さず、まくしたてたこともあった。

 公示日の2日、出陣式に駆け付けた官房長官の菅義偉は「ただの数合わせで一つになっただけ」とばっさり。陣営は「左色が強く、脱原発を掲げる阿部さんを支援できない人も多いはず」と推測、保守系民主層の取り込みやアベノミクスの恩恵を受けた大企業労組の切り崩しに力を入れる。

 阿部陣営への疑問は他候補からも上がる。「政策なき野合との批判は免れない」と共産・味村。次世代・甘粕は「票になるならば何でもありなのか、理解に苦しむ」。そして2人は、こう口をそろえる。「相手がどうであれ訴えるべきを訴える」

 =敬称略

◇12区(藤沢市、高座郡) =敬称略、届け出順

甘粕和彦31☆次 新
星野剛士51☆自 前(1)
味村耕太郎25 共 新
阿部知子66☆民 前(5)

【名簿の見方】氏名、投票日現在の満年齢、☆は比例代表との重複立候補者、所属党派、前職・元職・新人の別。丸数字は当選回数▽党派の略称は、自=自民党、民=民主党、次=次世代の党、共=共産党。

【神奈川新聞】

2056チバQ:2014/12/07(日) 21:32:27
http://www.sankei.com/politics/news/141205/plt1412050006-n1.html
2014.12.5 09:07
【注目区の行方】
0増5減「しこり」に悩む 佐賀の今村支持者「一朝一夕に応援できない」福井 山本の後援会名簿届かず

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(1/3ページ)【注目区の行方】
 今回の衆院選では「一票の格差」是正のため選挙区「0増5減」が行われ、山梨、福井、徳島、高知、佐賀の5県の選挙区が3から2に減った。自民党はいずれの選挙区にも比例復活を含めて前職が存在。候補者調整は公示直前に何とか決着したものの、いまも「しこり」は残ったままだ。(是永桂一、石鍋圭)

 「12年間知事をやっていたというよりは、むしろ超短期間で初めての戦に臨まなければならない緊張感の方が大きいんです」

 公示を控えた11月29日朝、佐賀2区に自民党公認で立候補する前佐賀県知事の古川康は、自身の地元、唐津市での事務所開きで切々と訴えた。会場には地元の参院議員や首長、そして同市を中心に「保利党」と呼ばれる堅い支持層を持つ前衆院議員、保利耕輔に近い県議や市議がそろって参加し、全面協力する意思を確認した。

 佐賀2区をめぐっては、旧3区の保利が昨年末に政界引退を決めたものの、「保利党」内で自前の後継候補を望む声が高まり、旧2区の今村雅弘との間で調整が難航。今村が比例代表九州ブロックへの転出を受け入れたのは、解散のわずか1カ月半前だった。

 「保利党」に担がれた古川が、出馬を正式表明したのは11月26日未明。保利系の県議は「選挙態勢の構築が遅れたのは明白。こっちは党県連に早くから『動けるようにしろ』と言っていたのに、誰がどっちに行くか分からんかったけん…」と不満をぶちまける。


 古川が事務所開きをした同じ日、佐賀市の結婚式場の一室には、旧2区の今村と地区の党支部長らが集まっていた。

 「新1、2区になって、私も古川を応援するし、ぜひ皆さんも応援してくださいっちゅうことやね」

 今村は、これまでの選挙を戦ってきた支援者に、古川への協力を依頼した。しかし会議後、今村の地盤、鹿島市の支援者は「ずっと今村先生と戦ってきた。一朝一夕に他の人を応援できない」と吐き捨てた。

 知事任期途中の国政挑戦に地元メディアから「投げ出し」との批判も浴びる古川。「旧3区は比較的態勢を作りやすかったが、旧2区は現職の今村がいて情勢が違う」と苦虫をかむ。

 ただ、党本部は今回、比例九州ブロックの名簿に、選挙区との重複立候補者より下位の31位に今村を登載した。党幹部は「これまで今村が古川支援に本腰を入れなかったから、当選微妙な順位にした。これで今村も頑張らざるを得なくなる」と冷ややかに語る。

 一方、福井2区をめぐっても、党内で旧2区の山本拓と旧3区の高木毅が公認争いを展開した。

 茂木敏充選挙対策委員長は当初、2人を公認せず無所属で競わせる案を検討したが、解散2日前の11月19日、党執行部の裁定で高木に軍配が上がった。比例北陸信越ブロックに回ることになった山本は高木への協力を表明したが、地元では微妙な空気が流れる。

 「山本先生にはなかなか及ばないが、勝るとも劣らないくらい努力する」

 鯖江市で11月29日に行われた高木の事務所開き。高木は傍らに控える山本への配慮を随所ににじませた。

 旧2区の鯖江市は県内指折りの大票田で、山本の長年の地盤でもある。なじみの薄い高木が選挙活動を円滑に進めるには、平身低頭してでも山本の全面協力を得る必要があった。

 山本も高木からの秋波に応じた。「そんなに遠慮せんでいい。どんどんやれ」。集まった県議や市議、後援者らに協力関係をアピールしてみせた。 

 ところが、2人の“ホンネ”はすぐに浮き彫りになった。事務所開きが終わると、2人は同じ車に乗って市内の支援者を回る予定だったが、同乗したのはマスコミや後援者らの目がある出発時だけだった。最初の訪問先で山本は早々に別の車に乗り換え、以降、再び同乗することはなかった。

 山本の運転手は乗り換えた理由を「道を先導するためだ」と説明したが、高木とのギクシャクした雰囲気は隠しようがない。市議の一人は「(山本)拓ちゃんの中にしこりは残っているはずだ」とおもんばかる。

 党執行部は、選挙ごとに選挙区と比例代表の候補を入れ替える「コスタリカ方式」は認めない方針で、次回も山本は比例での出馬とされる。ただ、山本周辺からは「次は誰にも分からない」と選挙区への返り咲きを期待する声が漏れる。

 高木も必死だ。今後の選挙区公認を盤石にするためにも、今回は圧勝したいところ。それには旧2区の後援会名簿が不可欠だが、山本側からはまだ届かない。高木陣営は「最後は協力してくれると思うが…」と不安を募らせる。=敬称略


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