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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ
1
:
とはずがたり
:2008/10/26(日) 15:36:55
統一地方選スレから東海・北陸所謂中部地方のネタを独立させます
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40
掛川ネタはこちらへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1187487997/l40
4773
:
チバQ
:2015/04/01(水) 19:29:36
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/aichi/CK2015032802000230.html
県議選展望(1)名古屋
2015年3月28日
統一地方選前半戦の県議選(55選挙区、定数102)は3日告示、12日に投開票される。民主、自民、公明の既成勢力と、12年ぶりの議席奪還を期す共産や、選挙戦での初議席獲得を狙う維新、生活、減税といった第三極勢力が争う。立候補予定者は155人前後となる見通し。前回7選挙区だった無投票区はほぼ3倍に増えそうだ。現段階での顔触れや情勢を紹介する。
■千種区(定数2)
東裕子 51 (元)車輸出業 次現<1>
辻秀樹 39 (元)議員秘書 自新
黒田太郎 48 (元)議員秘書 民新
東は4年前の前回、減税でトップ当選したが、今回は次世代から出馬する。自民は政務調査費の不正受給で県議が辞職し、元参院議員秘書の若い辻を立てた。黒田は国会議員秘書や日本銀行勤務の経験を生かして戦う。
■東区(定数1)
安藤雅彦 47 電気工事業 減現<2>
政木理香 52 (元)議員秘書 自新
国政直記 25 学習塾経営 民新
3期目を狙う安藤と再挑戦の政木という前回同様の顔触れに、平成生まれの国政が加わる。3人以上が立候補すれば6人で争った1983(昭和58)年以来32年ぶりとなる。
■北区(定数2)1減
塚本久 67 党県顧問 民現<9>
松川浩明 51 商店街役員 自元<4>
須山初美 36 党職員 共新
今回から定数1減。現職2人の選挙区替えなどにより、3人の争いとなりそう。前回次点の松川は雪辱に挑む。塚本は激戦の前回を踏まえ、地元回りに余念がない。須山は安倍政権批判票の取り込みを狙う。
■西区(定数2)
田中泰彦 34 (元)議員秘書 自新
中堀隆一 42 党区部長 民新
石神勝博 44 NPO理事 維新
鷲野恵子 67 (元)市議 共新
現職の国政転出や引退などで、新人4人の争いになる見通し。石神は第三極支持の受け皿を目指す。中堀と田中はともに衆院議員秘書の経歴を持ち、地元を細かに回る。鷲野は名古屋市議6期の実績をアピールする。
■中村区(定数2)
寺西睦 50 (元)電通部長 自現<1>
鳴海康裕 39 党支部役員 民新
松山剛士 29 (元)県議秘書 維新
前回の無投票から、3人で2議席を争う見込み。寺西は現職の実績をアピールし2選に挑む。父の地盤を継ぐ松山は第三極支持票の取り込みもカギ。鳴海は地元の衆院議員秘書の経験を生かし、地域を小まめに回る。
■中区(定数1)
佐藤敦 42 広告会社長 減現<1>
増田裕二 40 会社社長 自新
中原航 25 党区部長 民新
今枝潔美 57 (元)病院職員 無新
前回自民現職を破った佐藤は4年間の実績をアピール。増田は市議との連携で浸透を図る。中原は中区では民主初の公認候補。今枝は衆院議員だった父の遺志を前面に出す。
4774
:
チバQ
:2015/04/01(水) 19:30:06
■昭和区(定数2)
谷口知美 52 (元)中学教諭 民現<2>
加藤喜久江 58 珠算塾経営 減現<1>
成田修 53 (元)会社員 自新
尾関雅美 65 党地区委員 共新
中村孝太郎 69 (元)市議 次新
女性現職2人と男性新人3人による激戦。加藤は1期目の実績を訴えたい。教員組合出身の谷口は組織戦を展開。成田は自民の議席復活を狙う。減税から市議に当選し、任期途中で結い(現維新)に移った中村は次世代へ。尾関はオール与党県政の打破を訴える。
■瑞穂区(定数2)
川嶋太郎 39 (元)議員秘書 自現<2>
高木浩司 61 NPO理事 民元<3>
山田勉 40 議員秘書 維新
定数2に対して自民、民主、維新の公認3候補が争う。地元出身の川嶋は連続3選を狙う。高木は過去3期の実績と政策通をアピールする。山田は昨年の衆院選で当選した牧義夫氏の秘書として連携した戦いに臨む。
■熱田区(定数1)
華地山義章 46 党支部代表 民現<3>
吉岡寿樹 47 建築士 自新
民主と自民の一騎打ちの見通し。華地山は3期12年の実績を前面に、支持団体の引き締めなどを図る。吉岡は政権与党の強みを訴え、保守票を固めたい。
■中川区(定数3)
西川厚志 45 党支部役員 民現<3>
犬飼明佳 42 党県役員 公現<1>
稲本和仁 56 薬剤師 無現<1>
月東義博 57 党地区委長 共新
前回の無投票から一転、選挙戦の見通し。4期目を目指す西川は実績を強調。犬飼は引退する公明現職の後継として北区からくら替えした。知事率いる地域政党から初当選した稲本は無所属で出馬。月東は政権や現県政への批判票を取り込みたい。
■港区(定数2)
直江弘文 66 (元)議員秘書 自現<8>
平岩登 41 (元)議員秘書 無現<1>
安井伸治 50 会社社長 民新
亀田成子 66 党地区委員 共新
現職2人と新人2人の争いになる見通し。直江は8期の実績を訴える。元減税の平岩は無所属での戦い。安井は名古屋市議時代の支持層を生かす。亀田は安倍政権への批判票を取り込みたい。
4775
:
チバQ
:2015/04/01(水) 19:30:20
■南区(定数2)
伊藤辰夫 49 (元)縫製業 自現<2>
岡江智子 63 茶道教授 無現<1>
久野哲生 50 会社顧問 民元<2>
山本洋一 36 会社役員 維新
現職の2人に元職と新人が挑む。前回減税でトップ当選した岡江は無所属で戦う。3期目を目指す伊藤は地域再生を訴える。久野は前回敗れた悔しさを糧に支援者を回る。元新聞記者の山本は衆院議員秘書を経て満を持す。
■守山区(定数2)
森井元志 51 会社顧問 民元<2>
南部文宏 55 会社社長 自新
長畑千代子 64 生協理事 共新
現職の2人がともに引退し、元職と新人が争う。森井は2期務めた実績を掲げ、支援者を掘り起こす。南部は引退する田辺克宏氏から後継指名を受けた。長畑は民生委員や生協職員の経験を生かし、福祉の充実を訴える。
■緑区(定数3)
渡辺昇 46 会社社長 自現<2>
中村友美 55 党県役員 民現<7>
岡明彦 52 党職員 公新
満仲美由紀 49 党職員 共新
8期目を目指す中村は地元回りに余念がない。3期目を狙う渡辺も組織固めを進める。公明は定数が減った北区で擁立を見送り、新たに緑区で党職員の岡を擁立。満仲はひとり親の経験から県政の改善を訴える。
■名東区(定数2)
筒井隆彌 69 団体役員 自現<10>
三宅功 60 会社社長 無現<1>
富田昭雄 56 法人理事 民元<3>
河村市長を支持する立場で前回減税でトップ当選した三宅は今回、無所属での戦い。筒井は大村知事に対して是々非々の姿勢で県内最多の11選を目指す。富田は過去3期務めた実績をアピールして議席の奪還を期す。
■天白区(定数2)
須崎幹 48 党県委員長 自現<2>
水谷満信 50 飲食店経営 民元<2>
三輪泰士 46 会社役員 維新
高橋真生子 40 党職員 共新
定数2を各党公認の4人が争う。須崎は唯一の現職として実績をアピールする。前回敗れた水谷は議席奪還を目指す。三輪は衆院選で県内の議席を獲得した党の勢いを生かす。高橋は現県政への批判票を取り込む。
【注】立候補予定者の並びは、現職、元職、新人の順。同じ場合は(1)公認政党の衆院勢力(2)当選回数(3)五十音-の順。政党などの表記は、自「自民」、民「民主」、維「維新」、公「公明」、共「共産」、次「次世代」、生「生活」、減「減税日本」、無「無所属」。丸数字は当選回数。敬称略。肩書、年齢は投開票日の4月12日現在。
4776
:
チバQ
:2015/04/01(水) 19:30:36
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/aichi/CK2015032902000218.html
県議選展望(2)尾張(上)
2015年3月29日
■一宮市(定数5)
岩村進次 60 会社役員 自現<6>
高橋正子 56 出版社社長 民現<3>
木藤俊郎 58 党県幹事長 公現<3>
犬飼万寿男 59 会社社長 自新
八木丈之 51 物流会社長 自新
安田誠 50 (元)民放社員 維新
板倉正文 57 (元)市議 共新
神戸健太郎 55 (元)商社員 無新
5議席を8人が争う見通し。うち4人は自民党を支持する保守系で、7期目を目指す岩村は実績を強調、いずれも一宮市議の八木と犬飼は転身を目指し、2月の市長選で敗れた神戸は無所属ながら、自民党衆院議員らの支援を受ける。前回トップ当選の木藤は支持基盤を固め、連合推薦の高橋は浮動票の取り込みを狙う。市議の安田は市内全域での浸透を図り、元市議の板倉は福祉政策を訴える。
■春日井市(定数4)
伊藤勝人 69 県副議長 自現<3>
神戸洋美 59 幼稚園長 自現<3>
日比雄将 41 中電社員 民現<1>
市川英男 48 党県役員 公現<1>
水野義彦 56 (元)市議 維新
柳沢けさ美 65 党県委員 共新
伊藤と神戸は後援会や支持団体の引き締めを図る。市川は4年間の実績を強調し、支持固めを進める。日比は出身労組の支持を固め、市内の行事に出向き、支持層を広げる。5度目の挑戦の柳沢は、毎朝の駅立ちなどで無党派層の取り込みを狙う。元市議の水野は積極的に地域の行事に参加し、身を切る改革の必要性を訴えている。
■津島市(定数1)
中野治美 59 団体理事長 自現<3>
4期目を目指す中野は、農業などの各団体から幅広い支持を受ける。他に立候補の動きはなく、無投票の可能性が高い。
■犬山市(定数1)
原欣伸 46 (元)市議 自現<2>
前回、減税新人との一騎打ちを制した原が、つじ立ちや企業回りで精力的に票を固める。立候補を表明しているのは今のところ原だけで、無投票の可能性がある。
■江南市(定数1)
奥村悠二 71 党県役員 自現<4>
江口雅明 56 (元)市議 無新
5期目を目指す奥村に、保守系で現在は江南市議の江口が挑む構図。続く江南市長選でも現職と保守系市議の一騎打ちが予想され、奥村と江口はそれぞれ市長選の候補予定者と連携しながら、支持の拡大を図る。
4777
:
チバQ
:2015/04/01(水) 19:30:50
■小牧市(定数2)
山下智也 41 (元)市副議長 自現<1>
天野正基 45 団体代表 民元<2>
鈴木達也 62 (元)市議 無新
保守が分裂した2月の市長選の対立が響く。山下史守朗市長の支援を受ける鈴木は、市議を辞して無所属で挑戦する。山下は支持基盤の自民党票の取り込みを目指す。天野は非自民の受け皿として知名度向上に励む。
■稲沢市(定数2)
久保田浩文 62 党県幹事長 自現<5>
鈴木純 56 建設会社員 民現<2>
自民と民主の現職2人が準備を進め、前回に引き続き、無投票の公算が大きい。議長経験者の久保田は保守層を中心に支持を固め、鈴木は街頭で支援を訴える。
■岩倉市(定数1)
高桑敏直 56 (元)市議 無現<1>
前回は日本一愛知の会から立候補した高桑が、今回は無所属で出馬。他に立候補の表明はなく、無投票の可能性が高い。
■愛西市(定数1)
横井五六 58 幼稚園長 自現<4>
5期目を目指す横井は保守地盤から安定した支持を受ける。前回選で1人区となり、今回初めて無投票となる可能性が高い。
■清須市・北名古屋市・ 西春日井郡(定数2)
水野富夫 65 不動産業 自現<8>
安藤敏毅 57 党支部役員 民現<2>
太田考則 47 (元)西春町長 無新
中川敦史 43 会社役員 無新
9期目を目指す水野は、後援会を中心に組織を固める。安藤は労組からの支援を受け、支持層の拡大を目指す。この両現職に、元西春町長で北名古屋市議の太田と、前回は日本一愛知の会から出馬した中川が挑む。
■弥富市(定数1)
安藤正明 52 団体役員 自現<1>
安藤はあいさつ回りを重ね支持拡大を図る。ほかに立候補の表明はなく、無投票の可能性がある。
■あま市・海部郡(定数2)
石塚吾歩路 45 (元)美和町長 自現<1>
黒川節男 68 NPO理事 民現<6>
定数2を分け合う自民、民主の現職のほかに、これまで目立った動きはない。無投票の可能性がある。
■丹羽郡(定数1)
鈴木喜博 58 (元)大口町議 自現<2>
前回は大口町を地盤とする鈴木が無投票当選。今のところ立候補を表明しているのは鈴木だけで、今回も無投票の可能性がある。
【注】立候補予定者の並びは、現職、元職、新人の順。同じ場合は(1)公認政党の衆院勢力(2)当選回数(3)五十音-の順。政党などの表記は、自「自民」、民「民主」、維「維新」、公「公明」、共「共産」、次「次世代」、生「生活」、減「減税日本」、無「無所属」。丸数字は当選回数。敬称略。肩書、年齢は投開票日の4月12日現在。
4778
:
チバQ
:2015/04/01(水) 19:31:23
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/aichi/CK2015033002000216.html
県議選展望(3)尾張(下)
2015年3月30日
■瀬戸市(定数2)
島倉誠 53 会社社長 自現<1>
長江正成 55 協会顧問 民現<2>
酒向英一 65 (元)市職員 無新
前回4人による選挙戦で、議席を分け合った自民の島倉と民主の長江がそれぞれ2期目と3期目を目指し、支持基盤を固めている。無投票と思われたが、無所属で立候補の動きがあり、選挙戦となる可能性が出てきた。
■半田市(定数2)
堀崎純一 60 会社代表 自現<1>
朝倉浩一 49 会社社長 民新
堀崎は4年間の実績を訴える。朝倉は引退する現職近藤良三の後継をアピール。無投票の公算が大きい。
■常滑市(定数1)
伊藤辰矢 37 青果業 自新
松林とも子 48 (元)パート 無新
4期務めた自民現職が引退し、新人2人が対決する構図。常滑市議だった伊藤は自民公認を受け、保守層の取り込みを進める。松林は知名度アップを図る。
■東海市(定数2)
神野博史 66 公認会計士 自現<3>
佐波和則 56 会社員 民現<1>
4期目を狙う神野と再選を目指す佐波が支持層を固める。他に出馬の動きはなく、無投票の可能性が高い。
■大府市(定数1)
深谷勝彦 69 県監査委員 自現<4>
久田邦博 31 (元)会社員 民新
5選を目指す自民深谷に民主新人の久田が挑む。深谷は従来の支持層を固め、駅頭での演説も本格化した。元衆院議員秘書の久田は自転車遊説で若さを強調、変革を訴える。
■知多市(定数1)
佐藤一志 62 (元)議員秘書 自現<1>
再選を期す佐藤が4年間の実績を訴えて着々と支持を固める。一部で立候補を模索する独自の動きもある。
■尾張旭市(定数1)
青山省三 63 会社役員 自現<1>
渡辺智 28 (元)議員秘書 民新
山下幹雄 57 会社社長 維新
水野鐘太 30 党支部長 減新
2期目を目指す青山は保守層や業界団体の支持固めを図る。渡辺は党衆院議員の支援を受け支持拡大に懸命。水野は自転車街宣や駅前演説でアピール。山下は行政改革を訴える。
4779
:
チバQ
:2015/04/01(水) 19:31:35
■豊明市(定数1)
坂田憲治 60 幼稚園長 自現<2>
2期8年の実績を訴える坂田は保守層に深く浸透。ほかに立候補の動きはなく、無投票の公算が大きい。
■日進市・愛知郡(定数2)1増
近藤裕人 54 会社役員 自現<1>
山田達郎 41 会社社長 自新
福田喜夫 59 防災助言者 民新
日進市と東郷町が定数2の同一区となって初の選挙。現職の近藤は地盤の日進市の保守層に深く浸透。福田は、労組など民主の組織票を固め、さらに上積みを図る。山田は地元の東郷町を中心に保守層にアピールする。
■長久手市(定数1)
石井芳樹 46 (元)県職員 自現<2>
市制施行に伴い、愛知郡選挙区から独立し、単独選挙区になった。保守層などの支持を固めた石井以外に立候補の動きはなく、無投票の可能性が高い。
■知多郡第一(定数1)
河合洋介 35 党県役員 民現<1>
北原健吾 47 (元)県職員 自新
民主現職の河合と自民新人の北原が1議席を争う。河合は積極的な街頭活動で若年層へも浸透を図る。元県職員の北原は、知名度不足をいかに挽回するかが鍵。
■知多郡第二(定数1)
森下利久 72 (元)町長 自現<2>
3選を目指す自民森下が、小まめに集会を回りながら、実績を訴えて支持を固める。ほかに表立った出馬の動きはなく、無投票の公算が大きい。
【注】立候補予定者の並びは、現職、元職、新人の順。同じ場合は(1)公認政党の衆院勢力(2)当選回数(3)五十音-の順。政党などの表記は、自「自民」、民「民主」、維「維新」、公「公明」、共「共産」、次「次世代」、生「生活」、減「減税日本」、無「無所属」。丸数字は当選回数。敬称略。肩書、年齢は投開票日の4月12日現在。
4780
:
チバQ
:2015/04/01(水) 19:32:01
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/aichi/CK2015033102000261.html
県議選展望(4)三河
2015年3月31日
■豊橋市(定数5)
鈴木孝昌 70 党支部長 自現<4>
浅井由崇 53 県議会委長 民現<2>
渡会克明 62 党県副代表 公現<4>
丹羽洋章 46 (元)市議 自新
服部文一 48 電気設備業 維新
下奥奈歩 27 党職員 共新
6人が立候補を表明した激戦区。自民は現職鈴木と新人丹羽がインフラ整備や産業振興を訴える。民主浅井は連合の支援を受け、2期8年の実績を強調。前回、トップ当選した公明渡会は支持層をまとめ、維新服部は党のカラーを前面に出し、議員定数の削減を訴える。共産下奥は安倍政権への批判票を取り込み、県内で12年ぶりの党議席獲得を狙う。
■岡崎市・額田郡(定数5)
中根義高 42 会社役員 自現<1>
西久保長史60 労組顧問 民現<1>
鈴木雅登 44 (元)市議 維現<1>
園山康男 50 会社役員 維元<1>
梅村順一 56 (元)市議 自新
新海正春 63 (元)市議長 自新
楢原伸一 59 会社員 無新
選挙区が統合されたが、定数の合計は変わらず。いずれも当選1回の自民、民主、維新の現職3人に、元職1人と新人3人が挑む。西久保は出身労組の支持が固く、中根と鈴木は後援会の引き締めを図る。園山は日本一愛知の会から維新に移り、返り咲きを狙う。引退する現職から地盤を引き継ぐ新海は、額田郡が地元の梅村とともに党勢拡大を目指す。楢原は観光政策を訴える。
■豊川市(定数3)
小林 功 71 (元)県議長 自現<5>
藤原宏樹 37 (元)市議 自現<1>
野中泰志 54 (元)市副議長 無現<1>
大嶽理恵 37 (元)市議 民新
西川米子 67 (元)市議 維新
現職3人に、元市議の民主大嶽と維新西川の女性2人が挑む。県議長も務めた自民小林は、長年の経験と実績を武器に6選を目指す。自民藤原は若さを前面に出す。今回は無所属の野中は、大村知事の支援も受けながら、産業と観光振興の可能性を強調。大嶽と西川はともに県議会では少数派の「女性」と「野党」を訴え、福祉や教育の充実を掲げて支持拡大を狙う。
■碧南市(定数1)
石井 拓 50 会社社長 自新
鈴木実則 55 NPO役員 民新
現職が引退し、元市議同士の一騎打ちに。後継の石井は企業回りを中心に自民支持層を固め、自民から民主にくら替えした鈴木はつじ立ちなどで浸透を図る。
■刈谷市(定数2)
永井雅彦 54 労組役員 民現<1>
渡辺周二 58 (元)市議 自新
民主永井は労組の支持を背景に再選を目指す。自民は県議から参院議員に転身した酒井庸行氏の後継で新人の渡辺が出馬。ほかに目立った動きはなく、無投票の公算が大きい。
■豊田市(定数5)
三浦孝司 71 農業 自現<4>
中村 晋 60 トヨタ社員 民現<2>
樹神義和 46 労連顧問 民現<1>
小島丈幸 61 党県議団長 公現<4>
鈴木雅博 35 (元)議員秘書 自新
当選11回の自民倉知俊彦氏が引退を表明し、衆院議員秘書だった鈴木が後継として臨む。ほかは三浦、中村、樹神、小島の現職が表明した以外に出馬の動きはなく、無投票となる公算が大きい。
4781
:
チバQ
:2015/04/01(水) 19:32:17
■安城市(定数2)
嶋口忠弘 56 労組顧問 民新
今井隆喜 37 (元)市議 無新
自民公認で出馬を予定していた市議が断念し、一転して無投票の可能性が高まった。今井は大村秀章知事の衆院議員時代の秘書。嶋口は引退する民主現職の後を継ぐ。
■西尾市(定数2)1減
稲垣昌利 38 党県役員 民現<1>
山田高生 45 (元)市議 自新
渡辺 靖 57 (元)幡豆町長 無新
旧幡豆郡との統合で定数は実質1減。山田は引退する現職2人の支援を受け、農協を中心に支持基盤を固める。稲垣は労組に加え、若年層の支持の掘り起こしに努める。渡辺は維新の推薦を受け、旧郡部の保守層の取り込みを図る。
■蒲郡市(定数1)
飛田常年 57 農業 自現<1>
インフラ整備など4年間の実績をアピールする飛田は保守層を中心に支持を固める。無投票の公算大。
■新城市・北設楽郡(定数1)
峰野 修 67 会社役員 自現<2>
山本拓哉 55 NPO代表 無新
峰野は実績を強調し、JAや建設業、商工会など各団体の支援を受けて支持固め。山本は新城市で進む産業廃棄物処理施設の建設反対を訴え、批判票の取り込みを図る。
■知立市(定数1)
柴田高伸 46 (元)鹿島社員 無現<2>
山崎亮璽 37 (元)議員秘書 自新
川嶋太久郎 30 党支部役員 民新
3選を目指す現職に2新人が挑み、三つどもえの激戦になる見通し。民主は市長選を機に離党した柴田の対抗馬として、県連の政治塾に参加した川嶋を擁立。支持母体の労組票の受け皿をつくった。山崎は、かつて秘書を務めた元自民県連会長鈴木政二氏らが支援。保守層からの集票を見込む。無所属になった柴田は地域をこまめに回り、無党派層に実績をアピールする。
■高浜市(定数1)
杉浦孝成 67 党市支部長 自現<3>
4選を目指す杉浦は企業回りを中心に足場を固めている。前回、対抗馬を擁立した民主は見送りを決めており、無投票の公算が大きい。
■田原市(定数1)
山本浩史 44 (元)市議 自現<1>
牧野京史 55 ビル清掃業 無新
自民の現職山本は地盤とする旧渥美地区以外も幅広く回り、4年間の実績を訴える。新人牧野は集会や街頭のつじ立ちなどで浸透を図る。
■みよし市(定数1)
小山祐 36 NPO理事 民現<2>
現職の小山が3選を目指し、民主と自民系一部の支持を固める。他に立候補擁立の動きはなく、無投票の可能性が高い。
=終わり
【注】立候補予定者の並びは、現職、元職、新人の順。同じ場合は(1)公認政党の衆院勢力(2)当選回数(3)五十音-の順。政党などの表記は、自「自民」、民「民主」、維「維新」、公「公明」、共「共産」、次「次世代」、生「生活」、減「減税日本」、無「無所属」。丸数字は当選回数。敬称略。肩書、年齢は投開票日の4月12日現在。
4782
:
チバQ
:2015/04/01(水) 19:33:18
静岡
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/shizuoka/CK2015032902000205.html
県議選 党派が挑む<上> 自民
2015年3月29日
◆1期生の勝敗 勢力左右
統一地方選の前半戦が始まり、静岡県議選(定数六九)の告示も四月三日に迫った。各政党や会派はどのように選挙戦に臨むのかを探った。
自民党県連は現職三十五人、新人六人を公認、元職一人と新人二人を推薦。現職と新人のいずれかの当選者を追加公認する伊豆市選挙区(定数一)も含めて全三十三選挙区に事実上、候補者を擁立した。県連の所属県議で構成する県議会最大会派、自民改革会議の杉山盛雄代表は、最低でも現有の三十八議席を維持し、四十議席超えを目指す考えだ。
杉山氏は「一人区の勝敗が結果を大きく左右するので取りこぼしがないようにしたい」と十三ある一人区の戦いを最重視する。前回は無投票も含めて十勝三敗で、今回は前回に候補者を立てられなかった熱海市で新人を擁立。前回、四十一票差で惜敗した湖西市では、初めての候補者公募に応募した熱海市の女性前市議を立て、議席の上積みを目指す。一人区や情勢が芳しくない選挙区は杉山氏や県連三役がてこ入れを図る構えだ。
二期目の当選を目指す一期生が十五人と会派の四割弱を占める。新人も八人擁立するため、若手の議席獲得が最大会派としての勢力維持の焦点となる。杉山氏は「地域の中でどれだけ認識されているかが大事だ。一人でも多くの人と会って、理解を求めていくしかない」と地道な活動を求める。
自民は前回は野党だったにもかかわらず、過半数の議席を獲得。今回は政権与党としての戦いだが、杉山氏は「政権与党の善しあしがある」とおごらず、地方創生や県外企業の誘致促進などの政策実現を訴えていく方針だ。
第二会派ふじのくに県議団は川勝平太知事との親密さをアピールするが、自民も知事の再選後、知事との関係を改善しつつある。杉山氏は「知事から依頼があれば県連三役を通じて党本部、政府に物を申すパターンをつくりたい」と話した。
(本田英寛)
4783
:
チバQ
:2015/04/01(水) 19:33:41
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/shizuoka/CK2015033102000236.html
県議選 党派が挑む<中>民主
2015年3月31日
◆「知事与党」をアピール
「自民を過半数割れに追い込む。厳しい戦いだが、可能性はまだ残されている」。民主党静岡県連の細野豪志会長は二月、記者会見で県議選の目標を示した。
民主は四年前の前回統一選を政権与党として迎えた。翌年の総選挙で大敗し、三年が過ぎた今も党勢回復の道のりは遠い。今回の県議選には党公認の十七人、推薦の六人に加え、連合静岡が推薦する四人を擁立し、計二十七人の全員当選を目指す。
党勢拡大の鍵となるのは県東部の一人区だ。昨年末の総選挙を小選挙区で勝ち抜いた細野氏と渡辺周氏のお膝元でもある。知名度の高い細野氏が自ら街頭に立つなどして、現有二議席の死守と、一つでも多くの議席奪取を目指す。
民主は〇九年の知事選で川勝平太知事を擁立し、接戦を勝ち抜いた。民主系の県議二十人が所属する第二会派、ふじのくに県議団は「知事与党」を旗印にする。昨年末には、いじめの防止や地域文化の振興などを目指す六つの条例制定を掲げた公約集を発表。知事との二人三脚の県政づくりをアピールする。
ただ自民が川勝知事との距離を縮める中、存在感を打ち出しづらい状況もある。「ノーサイド」を掲げる川勝知事は県議選でも特定の党派や候補者に肩入れしない考えで、具体的な支援は期待できない。急な総選挙の影響もあって候補者擁立が遅れ、厳しい戦いを強いられる選挙区もある。
県連幹事長の岡本護県議は「現在の議席配分では、県議会のあらゆることが自民の一存で決まってしまう。川勝知事とともに積み重ねてきた四年間の成果を訴えて勢力を拡大し、知事の県政運営を支えられる立場にならなければならない」と語った。
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/shizuoka/CK2015040102000210.html
県議選 党派が挑む<下>公明 無所属 共産
2015年4月1日
◆議席死守、奪還でしのぎ
現職県議五人の再選を目指して組織固めを進める公明党。四年前の前回選とは異なり、政権与党に復帰して統一地方選を迎える。
国会では自民と連立を組む公明だが、県政では、川勝平太知事と対決姿勢を取る自民と一線を画してきた。党県本部の蓮池章平幹事長は「私たちが県政と国政との橋渡し役を担う機会もあった。国と県の連携で、県民の福祉や防災の充実に取り組んできた実績を訴えたい」と強調する。
三人の無所属議員でつくる会派「富士の会」も現職全員の再選が目標だ。中沢通訓代表は「政党に所属していれば、必ずしがらみがある。県民の思いを素直に受け止めて県政に反映できる、無所属議員の利点を訴えたい」と力を込める。
独自の政策提言で川勝県政を支えてきた実績もアピールする。各議員が川勝知事を招いて県政報告会を開いており「少人数の会派だが、知事に率直な意見を伝えられることもわれわれの強みだと思う」と語る。
二〇一二年の「静岡維新の会」結成に携わった無所属候補らには「反原発」をテーマにした連携の動きもある。現職の柏木健氏は「選挙戦では各地域の政策課題を訴えるが、当選すれば同じ考えを持つ仲間と力を合わせたい」と語り、焼津市や牧之原市・吉田町選挙区の新人・元職候補と協力する意向を示す。
中沢、柏木両氏を含め、政党などの公認、推薦を受けない無所属候補は十三選挙区に計十五人が出馬する。
県議会に議席を持たない共産党は、四人以上の定数の四選挙区に候補者を立て四年ぶりの県政復帰を目指す。昨年末の衆院選では、県関係の同党国会議員としては十四年ぶりに島津幸広氏が比例東海ブロックで当選した。国政の勢いを県議選につなげたい考えだ。
党県委員会の渡辺浩美選対部長は「安倍政権により、集団的自衛権の行使容認や原発の再稼働、社会保障の切り捨てなどが進んでいる。地方の声を拾い上げ、暮らしの防波堤になる」と訴える。
(石原猛)
4784
:
チバQ
:2015/04/01(水) 19:34:16
富山
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/toyama/CK2015032802000214.html
直前情勢113人が大票田に挑む
2015年3月28日
統一地方選前半戦となる県議選の告示(四月三日)まで、あと一週間に迫った。二十七日時点で、定数四〇に対し四十九人が立候補を予定しており、八選挙区で選挙戦となる見込みだ。今回は北陸新幹線開業の陰に隠れ、一層の「選挙離れ」も予想されるが、開業後の街づくりや人口減少対策などが争点となりそうだ。五回に分け、各選挙区の情勢に迫る。(統一地方選取材班)
県議選富山市第一
県内最多となる二十六万人の有権者を抱える富山市第一。定数一一に現職十人、新人三人の計十三人が出馬を表明している。
市西部は前回トップ当選の吉田のみ。人口減少、高齢化問題を課題として掲げ、地元の呉羽地区を重点的に回る。ただ、他陣営も攻め込んできている状況で「草刈り場になりそうだ」と地盤固めに必死。
前回二位の中川は「今までと同じようにやるだけ」(陣営幹部)と、地元の山室中心に支持を訴える。坂野は、地元の新庄など市東部を中心に選挙戦を展開。「若い世代の票の掘り起こしが必要だ」と危機感を強める。
前回三位の奥野は地元の南部で、四年間の教育と福祉分野での成果を実績に「県政がいかに生活に密着しているか訴えたい」と幅広い世代への浸透を図る。同じく南部が地盤の笠井は、民主公認から無所属に転じ、民主、維新、生活の推薦を得て戦う。「野党再編の土台」を目標にゲリラ的につじ立ちを行う。
この四年間で約七万部の議会便りを配ったという杉本は、市北部の地盤固めに奔走。五十嵐は地元の駅北だけでなく、自民候補がいない呉羽地区まで範囲を広げて支持者回りに注力。火爪は憲法や原発問題などを訴えの柱にし、四選を目指す。
二〇一二年補選から初めての本選に挑む平木は、若い支援者の協力を得て、各地の二十〜四十代といった層への食い込みも目指す。同じ補選組の浅岡も、市中心部の地元と呉羽や五福など西部でも地域や企業へのあいさつ回りを重ねる。
市議から転身した岡崎は、出身の自治労や労組の組織票固めに余念がない。党市議の後援会にも支援を求める。一二年補選以来の出馬となる山本は、地元の水橋に加え呉羽などの空白区も重点的に回り、県民の生活安定を訴えていく。一九九一年県議選に立候補した広上も「介護現場の声を県政に反映させる」と市街地を自転車で回り、支持拡大を図る。 (敬称略)
立候補が予想される顔ぶれ
■富山市第1(一一…13)
杉本正66 (元)県議長 自現<5>
坂野裕一51 党県役員 民現<4>
中川忠昭65 土改理事長 自現<4>
五十嵐務63 (元)広告業 自現<3>
火爪弘子59 党県役員 共現<3>
笠井和広53 飲食店経営 無現<1>
吉田勉64 党県代表 公現<1>
奥野詠子34 党県役員 自現<1>
浅岡弘彦51 接骨院長 自現<1>
平木柳太郎30 教育会社長 自現<1>
岡崎信也54 (元)富山市議 社新
山本久男68 (元)高校教諭 無新
広上俊雄62 福祉業 無新
表の見方 氏名、年齢、代表的肩書、公認政党、新旧、当選回数の順
4785
:
チバQ
:2015/04/01(水) 19:34:30
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/toyama/CK2015032902000222.html
直前情勢2
2015年3月29日
現新一騎打ちの構図
県議選滑川市
自民現職で四期目を目指す神田と、新人で元市議の沢谷の一騎打ちが予想される。
滑川市長の上田昌孝は沢谷を支持しており、地元県議と市長が対立する構図となっている。
神田は三期十二年の実績を掲げて戦う。「県会与党」の立場をアピールするほか、現在、党県連の政調副会長を務めており、「四期目は政調会長として滑川にもっと貢献ができる」(陣営)ことも訴えていく。自民の市議十一人が選対本部に入り、保守票を中心に固めていく構えだ。
沢谷も元自民。一月には維新の党県総支部副支部長を降り、どの政党の支持も受けない「市民党」を旗頭に掲げた。県議になれば、上田と二人三脚で滑川の発展に貢献できることをアピール。革新政党が訴える格差社会の是正なども主張し、保守から革新、無党派まで幅広い支持獲得を目指す。
過去の県議選や市長選で保守勢力が割れる選挙が繰り返されてきた滑川。昨年二月の市長選では、神田が選対本部長を務めた元副市長の久保真人、沢谷が選対副本部長を務めた上田、元市長の中屋一博が三つどもえで戦った。今回の県議選は、この中屋票を神田と沢谷のどちらが多く取り込むかが鍵の一つになりそうだ。
4人が立候補を表明
富山市第二
自民三人と無所属一人が立候補を表明している。
宮本は地元の八尾町を中心に支援者にあいさつ回り。個人演説会は婦中町や山田、細入でも予定しており、県議三期の実績を訴える。
藤井は婦中町で企業や地域のあいさつ回りを重ねる。二期目に向け、「新幹線開業の効果を広げる商工業対策と、人口減少や高齢化対策を訴える」と意気込む。
新人の井上は「地元を固めるのが最優先。大山と細入にも浸透を図りたい」。前回の二人から一人に候補者が減る地元・大沢野で足場を固める。
無所属の松永は、二十七日に出馬を表明。「県議会を正したい」と声を上げ、県政への批判票を狙う。
無投票の可能性高く
中新川郡
いずれも自民の現職高平が六期目を、新人山崎が初当選を目指す。前回(二〇一一年)は選挙戦となったが、今回は二人以外に立候補の動きがなく、無投票の可能性が高い。
高平は県政報告会を各地区で行い、支持固め。山崎は各地区で市民と語る会を行っている。
民主、社民、共産は対抗馬を模索したが擁立に至っていない。 (敬称略)
立候補が予想される顔ぶれ
■滑川市(一…2)
神田真邦50 会社役員 自現<3>
沢谷清63 造園会社員 無新
■富山市第2(三…4)
宮本光明56 党県役員 自現<3>
藤井裕久53 建設資材業 自現<1>
井上学56 (元)県職員 自新
松永定夫65 NPO会員 無新
■中新川郡(二…2)
高平公嗣68 建設業役員 自現<5>
山崎宗良51 会社役員 自新
表の見方 氏名、年齢(開票日翌日現在)、代表的肩書、公認政党、新旧、当選回数の順
4786
:
チバQ
:2015/04/01(水) 19:34:40
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/toyama/CK2015033002000210.html
直前情勢3
2015年3月30日
3回連続の無投票か
県議選魚津市
自民現職の稗苗、高野がともに五選を目指して出馬を表明している。
稗苗は農家や漁業者、高野は各地区の後援会や女性組織との勉強会などを重ねて支持基盤を固める。ほかに目立った立候補の動きはなく、二〇〇七、一一年に続き、三回連続の無投票となる公算が大きい。
自民2人に共産挑む
下新川郡
有権者三万三千人がいる下新川郡では、定数二に対して三人が出馬を表明。自民現職二人に共産新人が挑む構図となった。十二年ぶりとなる見込みの選挙戦は、有権者の盛り上がりが気がかり。各陣営とも支持者回りや街頭演説での票の掘り起こしに躍起だ。
七期目を目指す鹿熊は、地域を担う人材育成など人口減少対策を公約に掲げ、県政報告会を今月上旬に開催。現在は支持者回りを中心に支持固めに奔走する。地盤とする朝日町では元町長の脇が出馬表明したものの、鹿熊は「選挙区すべてをくまなく回っている。やり切るだけだ」と冷静に受け止める。
上田は地元の入善町を中心に支援者へのあいさつ回りに注力。他陣営の動向を横目に「(支持固めが)初日で終わるか、投開票日まで続くかの違い。八年前も四年前もやることは変わらない」ときっぱり。人口減少対策として、首都圏からの人の流れをつくる企業誘致の必要性を中心に訴える。
元朝日町長の脇は、共産の公認を得ての選挙戦。反自民票の獲得を狙い、集団的自衛権の行使阻止、政府の経済政策への批判を一日十回以上、街頭で訴える。手応えは「分からない」としながらも、「地元の朝日町同様に入善町でも聴衆が増えている。有権者の選挙への関心を高めていきたい」と意気込んでいる。
16年ぶり選挙戦確実
黒部市
十六年ぶりの選挙戦が確実となり、自民現職二人に無所属新人が挑む形。久しぶりの戦いは票の流れが読みにくくなりそうで、五回目の当選を目指す現職二人は低調な選挙ムードを懸念。市内全域であいさつ回りを行いつつ、選挙ムードを高めようと懸命だ。大野は「無投票でも選挙戦でもやることは同じ」と淡々と語り、選挙準備に余念がない。
横山は、北陸新幹線開業をいかに県の活力とするかを訴え、企業回りや支持者訪問、街頭活動などに力を入れる。
出馬表明が三月半ばと遅かった西江は、改憲阻止と災害対策の必要性を掲げ、昨年の市長選で得た四千三百九十七票からの上積みを狙っている。(敬称略)
立候補が予想される顔ぶれ
■魚津市(二…2)
稗苗清吉71 農業 自現<4>
高野行雄67 県消防会長 自現<4>
■黒部市(二…3)
大野久芳66 衣料小売業 自現<4>
横山栄66 冷菓製造業 自現<4>
西江嘉晃59 旅館経営 無新
■下新川郡(二…3)
鹿熊正一61 (元)県議長 自現<6>
上田英俊50 社保労務士 自現<4>
脇四計夫73 (元)朝日町長 共新
表の見方 氏名、年齢(開票日翌日現在)、代表的肩書、公認政党、新旧、当選回数の順
4787
:
チバQ
:2015/04/01(水) 19:34:54
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/toyama/CK2015033102000231.html
直前情勢4
2015年3月31日
3党に共産挑む構図
県議選高岡市
現有議席の維持を目指す自民、民主、社民に共産が挑む構図。自民は前回、約四十年ぶりに六人を擁立したが、今回は現職四人と新人一人に抑え、全員の必勝を掲げる。
市中心部が地盤の渡辺は、四選出馬を表明した昨年十月の集会に宮沢洋一経済産業相を招くなど中央とのパイプをアピール。矢後は戸出、中田地区、向は伏木地区、山本は横田、川原地区とそれぞれの地盤固めを図る。
山上は、支持母体の連合の支援を中心に支持を訴え、県西部で唯一の民主議席の死守を目指す。社民の井加田は看護師の経験から地域医療の充実を訴え、官公労や地元の北島地区の支援を得ている。
自民新人の川島は、引退する井村昭彦の後継として出馬。陣営は「福岡の議席を守ろう」を合言葉に票の掘り起こしを図る。
共産新人の高瀬は、昨年末の衆院選の勢いから議席奪取を目指す。
社民票の行方かぎに
射水市
八選を目指す自民のベテラン四方、それぞれ再選を期す自民の永森、無所属の海老の現職三人と、議席獲得をうかがう共産新人の坂本が争う。前回議席を失って今回擁立が難しくなった社民の票や、草刈り場の旧大門、大島両町の票の行方が情勢を左右しそうだ。
四方は地元の旧新湊市で支持を固め、企業回りで実績を訴える。自民候補が二人になることで票の目減りに警戒する。
前回無所属の永森は自民から出馬。地盤の旧小杉町を中心に旧射水郡の地域振興会や消防分団の支持を受け自民票を広く集める。
民主を離れ無所属となった海老は若さをアピールして支持獲得に奔走。四方と地盤の重なる旧新湊市でミニ集会を重ねる。
昨年の衆院選に出馬した坂本は、市内で獲得した約八千二百票を勢いに、街頭で支持を呼び掛け、旧小杉町で永森と票を取り合う。
現職以外に動きなく
小矢部市
自民現職の篠岡は、昨年十一月に事実上の出陣式と位置付けた大規模な活動報告会を開くなど、三選に向けた布石を着々と打ってきた。ほかに立候補の動きはなく、無投票が確実視されている。 (敬称略)
立候補が予想される顔ぶれ
■高岡市(七…8)
矢後肇55 商社役員 自現<3>
渡辺守人61 タクシー業 自現<3>
山本徹45 石油販売業 自現<3>
山上正隆60 党県役員 民現<3>
向栄一朗62 運送業役員 自現<1>
井加田まり63 党県役員 社現<1>
川島国41 (元)市議 自新
高瀬充子53 党県役員 共新
■小矢部市(一…1)
篠岡貞郎60 会社役員 自現<2>
■射水市(三…4)
四方正治70 リース業 自現<7>
永森直人40 建設業役員 自現<1>
海老克昌34 (元)会社員 無現<1>
坂本洋史44 党地区役員 共新
表の見方 氏名、年齢(開票日翌日現在)、代表的肩書、公認政党、新旧、当選回数の順
4788
:
チバQ
:2015/04/01(水) 19:35:08
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/toyama/CK2015040102000224.html
直前情勢5
2015年4月1日
保守分裂で票読めず
県議選氷見市
過去二回、無投票で議席を確保してきた社民菅沢、自民梶の両ベテランに、堂故茂参院議員元秘書で自民新人の藪田(やぶた)が挑む。十二年ぶりの選挙戦とあって、各陣営とも票の流れが読みきれないまま激戦に突入しそうだ。
自民が二議席独占をうかがう一方、保守分裂の背景には二〇一三年の市長選のしこりもささやかれる。有権者数は約四万二千八百人。各陣営が当選ラインとみる一万票超を目標に前哨戦もし烈さが増している。
八期目を目指す菅沢は福祉や雇用の充実、格差是正を掲げ、市内全域で県政報告会やミニ集会を開催。市内の全戸を回り、支持固めに力を入れる。社民議席の死守がかかるが、菅沢は「自社対決ではない。市民のための選挙」と位置づける。
昨年十二月の藪田の出馬表明で、梶陣営は七選に向けて引き締めに拍車がかかる。出向いた各自治会の集会などは百二十を数え、福祉や子育て支援、道路整備の充実を訴える。陣営は「知事との厚い信頼関係がある」と実績を強調する。
藪田は名前を売り込むのに懸命。二月末から朝の出勤時間帯に国道沿いで手を振り、ミニ集会を重ねる。子育てや働く女性への支援を掲げ、女性集会を開くなど対話も重視。陣営は「名前は浸透してきた。若さをアピールする」と意気込む。
“無風”に戻る見通し
砺波市
自民現職の二人以外に出馬の動きは見られず、二十四年ぶりの選挙戦となった二〇一一年の前回から一転、再び“無風”に戻る見通しだ。
長年、自民が二議席を独占し、一九九一年から五回連続で無投票だった。ただ、七期連続当選のベテラン米原、再選を目指す瘧師(ぎゃくし)の両陣営とも「ふたを開けてみるまで分からない」と、市中心部で事務所開きして、票の掘り起こしを図る。
初の無投票の公算大
南砺市
自民現職の山辺と武田が出馬を表明。ほかに立候補の動きは見られず、初めての無投票となる公算が大きくなっている。
山辺は各地で県政報告会を開催、武田はあいさつ回りや街頭演説を積極的に展開する。それぞれが地盤とする福野、福光地域以外での支持固めに余念がない。
(敬称略)
=おわり
立候補が予想される顔ぶれ
■氷見市(二…3)
菅沢裕明73 党県役員 社現<7>
梶敬信64 (元)県議長 自現<6>
藪田栄治56 (元)議員秘書 自新
■砺波市(二…2)
米原蕃71 会社会長 自現<7>
瘧師富士夫56 運輸業役員 自現<1>
■南砺市(二…2)
山辺美嗣63 党県幹事長 自現<5>
武田慎一49 (元)市議 自現<2>
表の見方 氏名、年齢(開票日翌日現在)、代表的肩書、公認政党、新旧、当選回数の順
4789
:
チバQ
:2015/04/01(水) 19:44:47
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150330ddlk24010137000c.html
’15統一地方選:県議選の顔ぶれ/上 桑名、4現職に新人挑む 四日市市、7議席に8人激戦 /三重
毎日新聞 2015年03月30日 地方版
県議選が4月3日告示され、知事選と同じ同12日に投開票される。定数51に対し、県内17選挙区で、これまでに現職44人、新人18人の計62人(前回比3人減)が出馬を表明している。政党別では自民26人、民主9人、公明2人、共産3人、地域政党「新政みえ」5人、無所属17人。単独過半数を目指す自民と、現有議席と同じ23人を擁立する民主・連合系の最大会派「新政みえ」のどちらが多数派となるかが最大の焦点で、前回選挙で現職2人が小差で落選し、議席を失った共産が議席を奪還できるかどうかも注目されている。各選挙区の立候補予定者の顔ぶれを紹介する。【田中功一、谷口拓未】
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◇いなべ市・員弁郡(定数2−2)
水谷隆 68 自現(3)
日沖正信 53 民現(4)
東員町が地盤で、自民党県連幹事長の水谷と、岡田克也・民主党代表の元秘書で旧大安町議長を務めた日沖以外に立候補の動きはなく、2回連続で無投票になる公算が大きい。
◇桑名市・桑名郡(定数4−5)
貝増吉郎 61 自現(4)
山本勝 70 自現(4)
三谷哲央 67 民現(5)
小島智子 54 無現(1)
倉本崇弘 39 無新
現職4人に新人が挑む。自民の貝増は県議会の第2会派「自民みらい」の団長、山本は元議長、三谷も民主・連合系の最大会派「新政みえ」の代表を務める議長経験者。それぞれ県議会の要職を担う実力者で、高い知名度を誇る。元中学校教頭の小島は民主と連合三重の推薦を受け再選を目指す。昨年末まで桑名市議だった倉本はその一角を崩そうと躍起だ。
◇三重郡(定数2−2)
服部富男 65 自現(3)
舘直人 59 民現(3)
2人とも郡内の有権者の6割以上を占める菰野町が地盤。服部は自民党県連組織委員長、舘は民主党県連幹事長で、それぞれの党の支持層を固める。他に立候補の動きはなく無投票になる見通し。
◇四日市市(定数7−8)
石田成生 54 自現(1)
津田健児 45 自現(3)
山崎博 50 自新
芳野正英 40 民新
山内道明 42 公新
山本里香 57 共新
田中智也 49 新現(1)
稲垣昭義 42 無現(3)
昨年12月の衆院選で公明の現職だった中川康洋が国政に転出し、現在欠員1。加えて現職2人が引退表明する中で、政党公認の有力新人4人が出馬する激戦区。
石田は前回得た議席の維持を目指す。2004年の参院選出馬のため県議を辞職し、前回トップ得票で返り咲いた津田は再び上位当選を狙う。山崎は現議長の永田正巳の引退を受けて自民が擁立、現有3議席の確保を図る。
一方、民主も現有3議席の維持に懸命。引退する水谷正美の後継に四日市市議の芳野を擁立した。前回最下位当選だった田中は、民主と社民の推薦を受け、自治労の組織内候補として票の上積みを図る。稲垣も民主の推薦を受け、4選を目指す。
中川の後継となる山内は公明党県本部青年局次長で、同党支持層を固める。前回、現職が14票差で次点となり議席を失った共産は四日市市議だった山本を擁立し議席奪還を目指す。
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:
チバQ
:2015/04/01(水) 19:44:58
◇鈴鹿市(定数4−6)
小林正人 48 自現(2)
伊藤健司 51 自新
下野幸助 38 民現(1)
藤田宜三 63 民現(2)
彦坂公之 55 無現(1)
南条雄士 41 無新
前回の統一地方選で末松則子が鈴鹿市長にくら替えし、現有1議席となった自民は、同市副議長の伊藤を擁立し、再び2議席確保を狙う。小林は前回、県内最多の2万6709票を獲得。ただ、鈴鹿市議を辞して挑む南条も自民系のため、票の目減りを最小限に食い止めようと陣営の引き締めを図る。
前回、最下位当選の下野は、危機感を募らせ、票の上積みに懸命。市西部が地盤の藤田は、自民票の一部にも食い込む。彦坂は出身のホンダ労組票を固め、再選を目指す。南条は市議選では上位当選しており、どこまで票を上積みできるか注目されている。
◇亀山市(定数1−2)
長田隆尚 54 無現(2)
伊藤彦太郎 45 無新
昨年12月、民主・連合系会派「新政みえ」を離脱した長田は今回、これまで受けてきた連合三重の推薦を申請せず、“純粋無所属”で3選を目指す。前亀山市議の伊藤は旧関町が地盤だ。
◇
立候補予定者の掲載は衆院勢力順。政党が同じ場合は現職、新人の順。さらに複数の場合は50音順。政党の「新」は地域政党「新政みえ」。カッコ数字は当選回数。(敬称略)
〔三重版〕
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:
チバQ
:2015/04/01(水) 19:45:20
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150331ddlk24010188000c.html
’15統一地方選:県議選の顔ぶれ/中 津 共産新人、現職に挑む 伊賀 現職引退、3新人出馬 /三重
毎日新聞 2015年03月31日 地方版
◇津市(定数7−8)
青木謙順 58 自現(3)
小野欽市 60 自現(1)
前野和美 66 自現(3)
今井智広 47 公現(2)
岡野恵美 62 共新
舟橋裕幸 59 新現(5)
杉本熊野 61 無現(2)
前田剛志 55 無現(4)
現職7人に、知名度の高い共産新人が挑む激戦区。前回トップ当選の青木は、地盤の旧一志郡の有権者が減っている危機感を訴え、旧津市での支持拡大を図る。逆に前回最下位当選だった元津市議の小野は、自民現職3人のうち唯一、衆院三重1区内が地盤。1区選出の川崎二郎衆院議員の事務所の支援を受け、票の上積みを図る。前野は農業関係者とのつながりが深く、地盤の旧久居市を中心に、旧津市郊外や旧安芸郡へも浸透を図る。
民主・連合系は舟橋、杉本、前田の3人。元県職員の舟橋は自治労の支援のほか、民主や社民の推薦も受ける。元教員の杉本は、民主の支持を受け、県教組の組織票を中心に支持拡大を図る。中部電力社員の前田は民主推薦で、電力総連傘下の労組が支援している。
岡野は旧津市議で、衆院選や知事選などへの出馬経験もあり、知名度が高い。前回、同党現職が302票差で敗れて失った議席の奪還を目指す。
◇伊賀市(定数3−5)
粟野仁博 41 自現(1)
木津直樹 55 自新
森野真治 45 民現(2)
稲森稔尚 31 無新
森口あゆみ 49 無新
自民現職の岩田隆嘉の引退に伴い、新人3人が出馬し、激戦になりそう。前回最下位当選だった粟野は、川崎二郎衆院議員の支援を受け、旧上野市を中心に支持拡大を図る。岩田の後継として自民が擁立した木津は旧阿山町を中心に旧郡部で浸透を図る。
元伊賀市職員の森野は連合三重の推薦を受け、組織票を固め、3選を目指す。
前社民党県連代表で同市議を辞して挑む稲森は、旧伊賀町が地盤で、同党の推薦を受ける。地盤が一部重なる木津や、従来は社民や共産支持票が比較的多く流れていたとみられる森野にも影響を与えそうだ。
芸能プロ社長の森口は、元県議会議長の田中覚・同市議の全面的な支援を受け、支持拡大を図っている。
◇名張市(定数2−2)
中森博文 61 自現(3)
北川裕之 56 民現(3)
中森、北川が4選を目指す。一部に出馬の動きもあったが、3回連続で無投票となる可能性が高い。
◇松阪市(定数4−5)
田中祐治 60 自新
野口正 62 自新
後藤健一 64 無現(2)
中西勇 59 無現(1)
中瀬古初美 50 無新
自民の現職だった竹上真人が2013年の松阪市長選出馬のため辞職して以来、欠員1。民主系の笹井健司も今期限りの引退を表明し、現職2人に同市議だった新人3人が挑む。
空白区となっている自民は、公募で田中と野口を擁立、2議席奪取を狙う。前回約2万6000票を獲得しトップ当選した竹上のほか、田村憲久衆院議員も後援会を地域割りして2人を支援する。
元中学校教諭の後藤は県教組の組織内候補で、民主の支持も受ける。中瀬古は、出馬を要請した森本哲生・元民主党衆院議員らが支援する。2人とも連合三重の推薦を受けるが、傘下の労組票の組織割りは後藤に手厚い。
前回、みんなの党公認で初当選した中西は、同党の解党を受け、無所属で出馬。山中光茂市長の支援を受け、再選を目指す。
◇多気郡(定数2−3)
西場信行 63 自現(8)
浜井初男 65 新現(1)
西川浩 52 無新
元県議会議長の西場は、有権者が郡内最多の明和町を中心に強固な地盤を誇り、9選を目指す。前回は民主公認で出馬した浜井は元大台町議で、今回は新政みえ公認で出馬し、民主の推薦を受ける。1月に出馬表明した前多気町議の西川が2人に挑む。
◇ ◇
※敬称略。立候補予定者の掲載は衆院勢力順。政党が同じ場合は現職、新人の順。さらに複数の場合は50音順。政党の「新」は地域政党「新政みえ」。カッコ数字は当選回数。
〔三重版〕
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:
チバQ
:2015/04/01(水) 19:46:12
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150401ddlk24010157000c.html
’15統一地方選:県議選の顔ぶれ/下 伊勢、次回へ順位争い注目 度会など、減員見込み無投票か /三重
毎日新聞 2015年04月01日 地方版
県議会は2019年に予定される県議選から、現在51の定数を県南部で6減とすることを決めている。伊勢市、度会郡以南の衆院三重5区地域では、全選挙区が減員対象区となっており、5減となる。減員を見込んで新人の出馬が少なく、伊勢市選挙区を除いて無投票となる公算が大きい。
◇伊勢市(定数4−5)
奥野英介 68 自現(2)
中川正美 64 自現(8)
広耕太郎 52 民新
内藤弘一 50 共新
中村進一 67 新現(5)
前回に続く無投票が予想されたが、内藤が2月に出馬表明し、選挙戦になる見通し。次回の定数1減をにらみ、順位争いが注目される。
副議長の奥野は、町長を務めた旧小俣町が地盤。前回は無所属で出馬したが、今回は自民公認で3選を目指す。中川は8期の実績に加え、きめ細かな後援会活動で旧伊勢市を中心に厚い支持基盤を誇る。
民主系も現有2議席の維持を狙う。広は元伊勢市議で、引退する辻三千宣の後継として民主が擁立した。中村は地域政党「新政みえ」代表で、民主の推薦を受けて戦う。
内藤は共産党南部地区委員長で、12年と14年の衆院選に出馬経験があり、初当選を目指す。
◇度会郡(定数2−2)
村林聡 37 自現(2)
吉川新 67 新現(1)
自民は党県連青年部長の村林、民主は新政みえ公認で元県職員の吉川を推薦。他に立候補の動きはなく、前回に続き無投票で自民、民主系が議席を分け合う公算が大きい。
◇鳥羽市(定数1−1)
中村欣一郎 56 自現(1)
次回の県議選では、志摩市選挙区と合区され、合計定数は1減の2となる見込み。中村以外に立候補の動きは見られず、無投票となりそうだ。新政みえは候補者を公募したが、擁立できなかった。
◇志摩市(定数2−2)
中嶋年規 48 自現(3)
山本教和 67 自現(7)
8選を目指す元県議長の山本、党県連総務会長で4選を狙う中嶋以外の立候補の可能性は低く、無投票の公算が大きい。鳥羽市同様、新政みえが公募で候補擁立を目指したが、断念した。
◇尾鷲市・北牟婁郡(定数2−2)
東豊 59 自現(1)
津村衛 40 無現(2)
町議会議長を務めた旧紀伊長島町が地盤の東と、元尾鷲市議で、民主の支持を受ける津村以外に出馬の動きはなく、前回の4候補による激戦から一転、無投票になりそう。
◇熊野市・南牟婁郡(定数2−2)
大久保孝栄 48 自現(1)
藤根正典 53 無現(1)
熊野市が地盤の大久保は前回、無所属で出馬したが、今回は自民の公認を受ける。藤根は南牟婁郡が地盤で、民主の支持を受ける。2人以外に立候補の動きはなく、無投票となる可能性が高い。
◇
※敬称略。立候補予定者の掲載は衆院勢力順。政党が同じ場合は現職、新人の順。さらに複数の場合は50音順。政党の「新」は地域政党「新政みえ」。カッコ数字は当選回数。
〔三重版〕
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:
チバQ
:2015/04/01(水) 20:01:58
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20150401172371.html
県議選、佐渡市は現新4人が出馬へ
空港2千メートル化が争点に
3日の県議選告示まであと2日。佐渡市選挙区(定数2)は、自民党と無所属の両現職に、佐渡市議から転身を狙う無所属新人2人が挑む構図となっている。観光客や人口の減少が続く島内の活性化が問われる中、県営佐渡空港の滑走路2千メートル化をめぐる手法が争点となりそうだ。2007年、11年と三つどもえの選挙戦が続いた佐渡市区では合併後初めて4人による争いとなり、激戦が予想される。
■ ■
自民現職の中野洸氏(73)は、地元の佐渡南部など各地でミニ集会や支持者回りを重ねる。佐渡空港2千メートル化を訴え、地権者全員の同意を得た上での住民意向調査の実施を主張する。「佐渡再生のキーワードは金銀山の世界遺産登録」と唱え、登録後の経済波及効果を強調。5期の実績から国や県とのパイプをアピールし、「私の手で実現させたい」と訴える。
後援会を軸に組織戦を展開。市議11人が支援する。後援会支部が前回選挙時の35から30近くに減るなど、「人口減少や支持者の高齢化の影響はある」(後援会幹部)と危機感を強め、組織の引き締めを図る。
■ ■
無所属現職の佐藤久雄氏(67)は連合新潟の推薦を受け、2期目を狙う。佐渡空港をめぐる自民現職の対応に不満を持った市議らの支援を受けトップで初当選した前回とは異なり、10ある旧市町村ごとに後援会支部を立ち上げるなど、組織を作り直して選挙戦に臨む。街宣で島内を巡り、1日数十カ所の街頭演説を行うなど、無党派層への呼び掛けを強める。
3月29日に出身地の畑野地区で開いた集会では、佐渡空港2千メートル化への住民意向調査の即時実施、佐渡―羽田間の空路開設を目指すとし、「空港を核に産業、観光振興を図り、若者の雇用を確保する」と語った。
■ ■
無所属新人の加賀博昭氏(80)は佐渡空港2千メートル化の早期実現を掲げ、佐渡市議からの転身を目指す。地権者全員の同意を前提に住民意向調査を行うとする意見があるのに対し、調査は即時実施すべきだと主張。「金銀山の世界遺産登録後の外国人観光客の受け入れや、島内の人口減少を防ぐためにも本土との空路が必要だ」と訴える。
旧両津市議を8期務め、佐渡市議としても空港問題を一般質問などで積極的に取り上げており、自身の市政報告を島内全域に配布している。加賀氏は「政策は市政報告で伝えている」として集会は開かず、街宣を中心に支持を呼び掛ける。
■ ■
佐渡市議で議長も務めた無所属新人の祝(ほうり)優雄氏(71)は、島内の医療態勢や空港・港湾の整備を掲げる。県内の7医療圏のうち、佐渡にだけ県立病院がないことから、県による医療支援の拡充を求める。「災害時に自衛隊の輸送機が離着陸できるよう整備すべきだ」とし、2千メートル化とは別に佐渡空港の改修を進める手法を唱える。
立候補表明が3月中旬と最も遅く、陣営は「短期決戦」と気を引き締め、市議時代からの支援者を中心にローラー作戦を展開。告示後は街宣に徹し、旧両津市議時代から地盤としている両津地区から、島内全域への浸透を図りたい考えだ。
[前回の選挙結果]
当 佐藤 久雄 無新① 12,694
当 中野 洸 自現⑤ 12,518
中川カヨ子 無現 9,531
※丸数字は当選回数
【政治・行政】 2015/04/01 11:09
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:
チバQ
:2015/04/02(木) 21:24:52
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150402ddlk24010037000c.html
’15統一地方選:県議選 あす告示 62人出馬予定 「自民VS民主系」焦点 /三重
毎日新聞 2015年04月02日 地方版
県議選(定数51)が3日、告示される。これまでに前回(2011年)より3人少ない62人が出馬の意向を表明しており、3月26日に告示された知事選とともに12日に投開票される。
立候補予定者の内訳は現職44人、新人18人。党派別では、自民26人、民主9人、公明2人、共産3人、民主・連合系の地域政党「新政みえ」5人、無所属17人となっている。
単独過半数を目指す自民と、新政みえ公認や民主推薦、連合三重推薦議員を合わせて23人が立候補予定の民主系との勢力争いが最大の焦点。前回、現職2人が小差で次点となり議席を失った共産が議席を奪回できるかも注目されている。
17選挙区のうち、いずれも定数2の▽いなべ市・員弁郡▽三重郡▽名張市▽度会郡▽志摩市▽尾鷲市・北牟婁郡▽熊野市・南牟婁郡−−と、定数1の鳥羽市の計8選挙区では現職以外に具体的な出馬の動きはなく、無投票区は前回の5選挙区を上回りそうだ。【田中功一】
〔三重版〕
4795
:
チバQ
:2015/04/02(木) 21:26:26
http://www.yomiuri.co.jp/local/toyama/feature/CO014991/20150329-OYTAT50043.html
県議選2015 顔ぶれと展望
(1)富山市第1選挙区
2015年03月29日 05時00分
各党 議席維持を重視
県都の富山市第1選挙区には、定数11人に対し、前回を1人上回る13人が立候補する見通しだ。このうち現職は引退を表明した田尻繁(3期)を除く10人。新人は3人となっている。
2011年前回選と12年の補選では、20〜30歳代の新人が当選して世代交代を印象づけたが、今回の県議選では各党とも現有議席の維持を重視している。
政党別で見ると、自民は現職の6人を擁立して過半数維持を目指す。民主は現職の2人が公認候補と推薦候補に分かれて出馬予定。公明、共産、社民はいずれも1議席の維持を狙う。
前回県議選で初当選した田畑裕明、再選した吉田豊史の2人が衆院選出馬で辞職した後、2012年12月の補選で当選した自民の浅岡弘彦(1期)、平木柳太郎(1期)はいずれも支持者への浸透を急ぐ。
今回同様に自民の補選組2人が再選に挑んだ03年県議選では、1人が落選の憂き目を見た。自民党県連幹部は「党が全面的に支えた補選と違い、今回は基礎票が読めず、手応えがつかめない」と語る。
前回3位で初当選した奥野詠子(1期)は若者や女性票の取り込みを狙う。ベテラン勢では五十嵐務(3期)が奥田地区、杉本正(5期)が岩瀬地区など市北部の地盤固めを進め、中川忠昭(4期)は地元の山室地区を精力的に回る。
田畑の衆院議員転出と田尻の引退に伴い、2人の地元の呉羽地区は各候補の草刈り場の様相だ。前回トップ当選で同地区を地盤とする公明党の吉田勉(1期)は票固めに躍起だ。
民主党公認の坂野裕一(4期)は、地盤の新庄地区に加え、支援を受ける労組などの票固めを急いでいる。民主党公認で前回初当選した笠井和広(1期)は無所属で出馬し、民主党、維新の党県総支部、生活の党の推薦を受け、幅広い野党票の受け皿を目指す。
共産党の火爪弘子(3期)は市内全域で街頭演説を積極的に行い、政権批判票の取り込みを目指す。田尻の後継となった社民党新人の岡崎信也は富山市議時代の支持者や労組などの組織力を生かし、市内全域での浸透を図る。
無所属新人の広上俊雄、山本久男もそれぞれ出馬の準備を進めている。(敬称略)
2015年03月29日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
4796
:
チバQ
:2015/04/02(木) 21:26:57
http://www.yomiuri.co.jp/local/toyama/feature/CO014991/20150330-OYTAT50007.html
県議選2015 顔ぶれと展望
(2)氷見市選挙区、滑川市選挙区
2015年03月30日 05時00分
氷見 保守票の争奪戦へ/滑川 市二分激戦の様相
今回の県議選で、自民系同士が票を奪い合う保守分裂の選挙区は2選挙区となる見込みだ。氷見では現職の社民党候補と三つどもえの戦い、滑川は前回選に出馬した顔ぶれの戦いとなり、いずれも激戦が予想される。
■氷見市選挙区(定数2)
社民党の菅沢裕明(7期)、自民党の梶敬信(6期)の現職2人が議席を分け合う形で無投票が続いていたが、参院議員の堂故茂の元秘書で自民党新人の藪田栄治も出馬を表明し、12年ぶりに選挙戦となる。梶と藪田の間で激しい保守票の争奪戦が繰り広げられそうだ。
梶は県議24年間の実績を強調し、市内全域を回って支持を訴える。梶は2013年の氷見市長選で現市長の本川祐治郎を支援。別候補を推した堂故との間でしこりが残っているとの見方もあり、票固めに必死だ。
藪田は昨年末、堂故が支部長を務める自民党氷見市支部が「2議席独占」を狙って擁立を決めた。前市長でもある堂故の全面支援と、自民市議の多くから支持を受け、知名度アップに躍起となっている。
ベテランの菅沢は党派を超えた個人票を持つ強みがある。中小零細の企業や農業者ら弱者に寄り添う政治信条をアピールし、ミニ集会やきめ細やかな支持者回りを通じ、票の掘り起こしを図っている。
出馬予定の3陣営とも市中心部が地盤のため、周辺の山間地では関心が今一つという指摘もある。小差の激戦が予想され、投票率の行方も注目される。
■滑川市選挙区(定数1)
滑川市選挙区では、自民現職の神田真邦(3期)と、元自民市議で無所属新人の沢谷清の一騎打ちとなりそうだ。神田が自民党市議11人の支援を受ける一方、無所属の沢谷は滑川市長の上田昌孝が全面的に支援しており、市を二分する激戦の様相を呈している。
11年県議選は神田、沢谷を含む4人の混戦だった。民主、社民、国民新の推薦を受けて無所属出馬した藤井宗一は今回出馬せず、沢谷の支援に回っている。
神田、沢谷の争いには、過去の市長選の対立も絡んでいる。
2010年市長選では、神田が前市長の中屋一博、沢谷が上田の選対本部長をそれぞれ務めて激戦となり、上田が初当選を果たした。
14年の市長選は、神田が自民推薦の元副市長、沢谷が上田を支援し、前市長の中屋も含めた三つどもえの争いとなったが、現職の上田が他の2候補に5000票余りの大差をつけて再選した経緯がある。
神田は市内各地区でミニ集会を開き、支持者固めを進める。陣営幹部は「党所属市議の力を結集して戦う」と意気込む。これに対し、沢谷の選対幹部も「上田が圧勝した市長選に続きたい」と戦いの準備を進めている。(敬称略)
2015年03月30日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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チバQ
:2015/04/02(木) 21:27:38
http://www.yomiuri.co.jp/local/toyama/feature/CO014991/20150330-OYTAT50042.html
県議選2015 顔ぶれと展望
(3)富山市第2選挙区、高岡市選挙区、射水市選挙区、黒部市選挙区、下新川郡選挙区
2015年03月31日 05時00分
自・民・共・社の戦い 高岡
高岡市選挙区では自民、民主、共産、社民の各党が争う構図だ。射水市と下新川郡の両選挙区では、自民などの現職に共産が対抗馬を擁立した。富山市第2、黒部市の両選挙区はいずれも今月に入って無所属新人が出馬を表明。5選挙区とも定数1超の争いとなる。
■富山市第2選挙区(定数3)
自民は現職の宮本光明(3期)と藤井裕久(1期)が実績をアピールして支持票固めを進めるほか、引退する坂田光文(6期)の後継候補で新人の井上学が知名度のアップに努めている。今月下旬に出馬表明した無所属新人の松永定夫も準備を進めている。
■高岡市選挙区(定数7)
自民は戸出・中田地区に支持基盤を持つ矢後肇(3期)、旧市街地を主な地盤とする山本徹(3期)と渡辺守人(3期)、伏木地区を票田とする向栄一朗(1期)の現職4人に、旧福岡町地区で引退する井村昭彦(3期)の後を継ぐ新人・川島国が出馬し、現有5議席確保を狙う。
民主の山上正隆(3期)は労組票に加え、地域密着を掲げて支持を呼びかける。共産新人の高瀬充子は、衆院選で躍進した党勢を追い風に、市内全域で街頭演説を行っている。社民の井加田まり(1期)は党組織や後援会員をフル活用し、議席の維持を目指している。
■射水市選挙区(定数3)
自民はベテランの四方正治(7期)が地盤の旧新湊市地区を中心に票固めを進めている。永森直人(1期)は、2011年前回選で無所属で初当選したが、今回は自民公認で出馬する。主に小杉、大門、大島の旧3町地区で票の上積みを狙う。
共産の坂本洋史は、昨年12月の衆院選にも出馬した知名度を生かし、市全域で浸透を図る。前回選は民主党公認で初当選し、その後離党した海老克昌(1期)は無所属で再選を目指す。
■黒部市選挙区(定数2)
自民現職の大野久芳(4期)と横山栄(4期)に対し、無所属新人の西江嘉晃が今月中旬に出馬を表明し、16年ぶりの選挙戦となる公算だ。
大野と横山は陣営の引き締めを図り、後援会を活用した組織戦を展開する。13年参院選と昨年の黒部市長選に出馬した西江は浮動票の取り込みを図る。
■下新川郡選挙区(定数2)
自民現職の鹿熊正一(6期)と上田英俊(4期)に、前朝日町長で共産新人の脇四計夫が挑み、12年ぶりの選挙戦となる見込みだ。
鹿熊は朝日町、上田は入善町にそれぞれ強固な地盤を持ち、実績をPRする。昨年の町長選で自民推薦の現町長に敗れた脇は、両町で自民批判票の取り込みを狙う。(敬称略)
2015年03月31日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
4798
:
チバQ
:2015/04/02(木) 21:28:05
http://www.yomiuri.co.jp/local/toyama/feature/CO014991/20150331-OYTAT50017.html
県議選2015 顔ぶれと展望
(4)魚津市選挙区、砺波市選挙区、小矢部市選挙区、南砺市選挙区、中新川郡選挙区
2015年04月01日 05時00分
5選挙区で無投票見通し
今回の県議選で、無投票とみられる選挙区は5か所に上り、前回よりも1選挙区増える見通しだ。出馬を表明しているのはいずれも自民党の立候補予定者で、他党は選択肢を示すことができないでいる。
■魚津市選挙区(定数2)
過去には自民系候補で保守票を奪い合うなど、激しい選挙戦が繰り広げられたこともあったが、2007年以降、無投票が続いている。自民党市連支部長を務める高野行雄(4期)と県議会副議長の稗苗清吉(4期)が5期当選を目指し、後援会回りなど支持基盤固めを進めている。2人のほかに出馬の動きはなく、3回連続の無投票となりそうだ。
■砺波市選挙区(定数2)
11年の前回選は、民主党が新人を擁立して24年ぶりの選挙戦となったが、今回は、自民現職の2人以外に出馬の動きはない。
自民党県連会長代行を務める米原蕃(7期)は、県議会議長などを経験した豊富な政治キャリアをアピールし、党所属市議らと連携して地盤固めを進めている。
再選を目指す瘧師富士夫(1期)は県政報告会で市内の大半の地区を回った。副団長を務める市消防団の関係者や企業などの支持票固めに努めている。
■小矢部市選挙区(定数1)
前回選は自民推薦の現職と、みんなの党(当時)推薦の新人による無所属候補同士の一騎打ちとなったが、今回は自民現職の筱岡貞郎(2期)が党公認で出馬するほかに、立候補の動きがない。
筱岡は組合長を務めた地元農協の支所のほか、企業を回り、支援組織を固めている。
■南砺市選挙区(定数2)
前回選は元自民市議が無所属で出馬し、保守分裂選挙となったが、今回選での出馬表明は、自民現職の2人にとどまっている。
党県連幹事長の山辺美嗣(5期)は地元の旧福野町地区を中心にミニ集会や街頭演説を重ねている。武田慎一(2期)は地元の旧福光町地区などを精力的に回っている。
■中新川郡選挙区(定数2)
前回は自民の現職と新人、自民を離党した現職1人による三つどもえの激戦だったが、今回は自民の現職と新人の2人以外に出馬の動きは見られない。
高平公嗣(5期)は地盤の立山町で、後援会関係者を回るなど支持票を固めている。新人の山崎宗良は地元の上市町で、党組織の支援を受けて知名度向上を図っている。(敬称略、おわり)
◇
この連載は、寺口信二、永野慎一、八角一紀、岡田遼介、山口真史が担当しました。
2015年04月01日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
4799
:
チバQ
:2015/04/02(木) 21:28:47
福井
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/fukui/CK2015033102000255.html
<県議選 注目区を行く>(上)市長選絡み思惑交錯
2015年3月31日
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県議選の告示まで三日。県内十二選挙区(定数三七)に二十九日現在、現職二十九人、新人十四人、元職二人の計四十五人が立候補の意向を示している。各選挙区とも事情はさまざま。激しくしのぎを削る選挙区もあれば、無風の選挙区もある。注目される選挙区の直前の状況を三回にわたって追った。
あわら市選挙区としては初の選挙戦となる見通しだ。金津地区出身で県議会で議長経験のある現職笹岡一彦さんと、芦原地区出身の新人で旧町議やあわら市議を長年務め、任期を二年以上残して立候補した元市議の東川継央さんの一騎打ちとなる公算が大きい。
北陸新幹線金沢開業を機に、北の玄関口となる、あわら市の観光発展、工業の振興、農業の充実など二人の候補者が掲げる活動方針に大きな相違はない。
写真
笹岡さん陣営は「北陸新幹線の県内延伸をひかえ、これからの四年間は大事。県、国とのパイプ役をなくすわけにはいかない」と力説する。その上で県議会での活動実績を前面に、JAなど各種団体の協力により、組織的に票の獲得を目指す。市全域で票固めに努力するが、あいさつ回りで感じたという芦原地区での反応の厳しさをどう克服していくかが課題となりそうだ。
一方、東川さん陣営は「知名度でも金津地区の票も現職が有利でこちらの苦戦は目に見えている。ただ、広く支援の言葉をかけてもらっており、地元で議員を続けてきた実績や農業に強いことなどを地道にアピールしていくしかない」と話す。「市議経験者を県政に」との思いで支援する市議仲間の後押しがどこまで票に結び付くか注目される。
争点がなく、盛り上がりに欠ける感がある一方で、市民には「二〇〇七年の中学校統合問題で行われた市長選の結果が市民の間で複雑に絡み合っている」との見方もある。統合派と二校存続派に分かれて行われた当時の市長選が結果的に地区別を際立たせてしまい、今もそのしこりが一部で残っているという。
「県議選の結果次第で、市民は市長選で地域的なバランスをとるのでは」との予測もある。後半戦の市長選も視野に、思惑が絡み合う選挙戦が展開されそうだ。
(本田優子)
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/fukui/CK2015040102000242.html
<県議選 注目区を行く>(中)吹かぬ風に嘆きの声
2015年4月1日
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ともに五期目を目指す山岸猛夫さん、山田庄司さんが立候補を予定する大野市選挙区。ほかに立候補の動きはなく、四年前と同じく無投票になる公算が大きい。
「他に出る人はおらんやろ」。昨年末からささやかれた。現職二人がそれぞれ五選出馬の意思を固める中、県議への意欲を持っているとされる市議は二月の市議選出馬を決め“無風”の雰囲気が強まっていた。
市幹部は「二人とも後援会組織がしっかりしている。新人では対抗できないだろう」と話す。三つどもえとなった前々回(二〇〇七年四月)の選挙では現職二人が若い新人の挑戦をはね返した。「激しい選挙戦だったからその反動も尾を引いている」とみる。
ただ以前の大野市内の県議選は、欠かさず選挙戦になっていた。投票日の前日には各陣営のお練りが繰り広げられ、市民にとって四年に一度の「アミューズメント」(市幹部)だったという。
市内では昨年六月の市長選、今年二月の市議選も無投票だった。市議の一人は「従来ほど地域の人の支えが得られなかった」と選挙準備を振り返る。
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ある男性経営者(51)も「良い人材であれば、新人を担ぎ上げようという動きがあってもいいのに。政治に対して市民が熱くなれなくなっている」と嘆く。
無投票は当選する政治家にとってもプラスにならない。得票数の多少は「政治力」として評価されるし、後援会の結束力も戦うことで強まる。現職の一人は三月下旬の事務所開きで「四年前に続き、他に名前が挙がっていない。時代背景が様変わりしてきたのかな」と苦い表情を見せた。
県議選は県内十二選挙区のうち、大野市に加え、坂井市(定数四)、勝山市(同一)、鯖江市(同三)、大飯郡(同一)の計五選挙区でも無投票となる可能性が出ている。前回の無投票は三選挙区だった。
(尾嶋隆宏)
4800
:
チバQ
:2015/04/02(木) 21:29:03
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/fukui/CK2015040202000298.html
<県議選 注目区を行く>(下)激戦必至、早くも火花
2015年4月2日
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青、緑、ピンク…と各陣営の支持を表すのぼり旗がゆらめく越前市今立郡南条郡選挙区。「旗が勢力図を表しているかのようだな」。現職の陣営幹部が冗談めかした。定数五に対し、現職三人、新人三人、元職一人の計七人が出馬の意向を表明。組織票を固める四人に対し、三人が草の根の活動を展開する構図だ。
自民現職の事務所。壁に貼りきれない推薦書や為書きが天井にまでびっしり。区長や団体など百十八の推薦を取り付け、貫禄を見せる。仕事の合間に事務所を訪れる人も多い。「当選回数を考えると、まあ当然やな」。陣営は活気づく。
一月下旬に出馬表明した民主新人は「出遅れは否めない」と認め、組織固めを急ぐ。親戚や同級生もいない。だがそれをカバーするのが、支持団体労組の一体感だ。昨年の衆院選に出馬し、盛り上がりを見せた。連合福井幹部は「四カ月前の雰囲気は残っている。六千五百人いる組合員をどこまで固められるかだ」と腕をまくる。
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組織を持たずに戦う無所属現職はまんべんなく地域を歩く。陣営が「組織を持たない危機感は本人が一番認識してる」と言うとおり、この四年間で県政報告会を四十回以上開き、昨秋から毎朝の街頭演説も続けている。
二人の新人も草の根の活動を展開。一人は一年以上前から、選挙区内二万二千戸を訪ね反原発や議員手当の削減を訴えてきた。だが、現職と比べると事務所は少し寂しい。「現職の顔色を気にして行けないけど、気持ちでは応援してるから」。そんな声を何度も掛けられたという。それでも、一軒一軒回ってみると「『原発を何とかして』との声が意外に多い」と手応えを実感している。
県内で唯一、二人が落選する激戦区。いよいよ、その熱戦の幕が開く。
(塚田真裕)
4801
:
チバQ
:2015/04/02(木) 21:35:08
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150402ddlk18010303000c.html
選挙:県議選あす告示 45人立候補の意向 5選挙区で無投票か /福井
毎日新聞 2015年04月02日 地方版
任期満了に伴う県議選が3日告示(12日投開票)される。現時点で12選挙区(定数37)に、現職29人、新人14人、元職2人の計45人が立候補の意向を示している。福井市や敦賀市など7選挙区で選挙戦となる一方、大野市や勝山市など5選挙区で無投票となる可能性がある。立候補予定者の党派別内訳は、自民党21▽民主党4▽公明党1▽共産党1▽無所属18−−。
福井市選挙区(定数12)は、現職8人に新人5人の計13人が立候補予定で、党派別では、自民5▽民主2▽公明1▽共産1▽無所属4−−と各党入り乱れての混戦となる見通し。
敦賀市選挙区(定数3)は4人が立候補予定。自民と民主の現職各1人に、無所属新人2人が絡む選挙戦となりそうだ。
小浜市・三方郡・三方上中郡(美浜・若狭町)選挙区は、定数3に4人が立候補を表明しており、自民と無所属の現職2人に無所属新人2人が挑む構図。
越前市・今立郡・南条郡(池田・南越前町)選挙区には7人が立候補の意向を示しており、定数5の議席を巡って激戦が予想される。現職の自民2人と無所属1人に、民主新人1人、無所属の新人2人と元職1人が挑む。
あわら市▽吉田郡(永平寺町)▽丹生郡(越前町)−−の3選挙区(いずれも定数1)には、それぞれ2人が立候補予定。あわら市と吉田郡の両選挙区は自民現職と無所属新人、丹生郡選挙区では自民現職と無所属元職による一騎打ちとなりそうだ。
一方、大野市(定数2)▽勝山市(定数1)▽鯖江市(定数3)▽坂井市(定数4)▽大飯郡(おおい町・高浜町、定数1)−−の各選挙区は現時点で現職以外に立候補予定はなく、無投票となる公算が大きい。【山衛守剛】
4802
:
チバQ
:2015/04/02(木) 21:36:58
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/localelections/66799.html
敦賀市長選は原発、経済対策が焦点 告示まで1カ月、2氏の政策訴え活発
(2015年3月20日午後0時35分)
任期満了に伴う福井県敦賀市長選の告示まで19日であと1カ月となった。18日現在、元市議で測量会社役員の渕上隆信氏(54)=同市金山=と、市体協会長で設備工事会社社長の中村紀明氏(60)=同市津内町1丁目=の2人が出馬を表明している。長期の原発停止に加え廃炉問題を抱える原子力政策、それに伴う経済対策などが焦点になりそうだ。両氏とも連日、区単位の集会で政策を訴えるとともに、市民の意見に耳を傾け、支持拡大を図っている。(松本寛)=2、5面に関連記事
渕上氏は「敦賀再生 『市民が主役』のまちづくり」をスローガンに「元気」「地域・人」「安全・安心」づくりの3本柱を掲げる。経済対策は、企業誘致などにより新たな産業の創出・育成に取り組むことを強調。新幹線延伸を見据えた駅西地区や旧市街地商店街の活性化支援にも意欲を見せる。
観光振興では、JR敦賀港線でSLを運行するなど港周辺のにぎわいづくり構想を語り、ユダヤ人ら外国人の誘客増も目指す。敦賀原発1号機の廃炉については、地元受注や雇用創出を求めるとした上で「廃炉を3、4号機増設のステップにしたい」と話す。
中村氏は「ふるさとに経営感覚を 新しい風を敦賀に」を掲げ「革新」「安心」「信頼」を打ち出す。人口減少時代に入り「女性や若者が活躍できる雇用の場をつくりたい」と力を込める。高齢者福祉は、住み慣れた地域での生活を医療と介護が連携して支援する「地域包括ケアシステム」構築を目指す。
厳しい市財政を受け、市内外の利用者が多い市総合運動公園に企業広告を設置して収入を得るといったアイデアも披露する。原発産業は地場産業と位置付け、廃炉に関する地元受注や雇用を求めながら「2号機の安全が確認され、再稼働することが重要」とする。
26日に知事選が告示されると公職選挙法により、語る会などの後援会活動が制限されるため、両氏とも限られた時間内で一人でも多くの人に思いを伝えようと熱弁を振るっている。告示は4月19日、投開票は26日。
市議も選挙戦か
敦賀市長選と同日程の市議選は定数が2議席削減され、24議席を争う。現職24人のうち、2人が県議選に出馬、7人が引退する。立候補表明しているのは18日現在、現職15人と新人7人、元職2人。このほかにも立候補を模索する動きがあり、選挙戦になる可能性がある。
4803
:
チバQ
:2015/04/02(木) 21:49:20
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo-ser/
新潟市議選 直前情勢
定数削減で混戦模様
3日告示、12日投開票の新潟市議選は、定数51に対して67人が出馬を予定し、全8選挙区で立候補予定者が定数を上回る見通しだ。定数は前回の56から51に5削減。北、東、中央、江南、西の各区で1減となり、激しい選挙戦が見込まれる。(敬称略)
◇ ◇
<8選挙区、67人が出馬予定>
【北区】現職5人と新人1人が挑み、接戦が予想される。党派別内訳は自民、民主、共産が各1人、無所属が3人。地域別では、有権者が約4万人の豊栄地区と約2万2千人の旧新潟市域の北地区から3人ずつ。現職は実績を強調、新人は若さをアピールし浸透を目指す。
【東区】現職8人と新人4人の計12人が出馬を表明。議長経験者や会派代表者らベテラン、新人が入り交じり、激戦となりそうだ。自民4、民主2、公明2、共産2の計10人が政党公認を受けた。各種業界団体や労働組合などの支持団体が動く。各候補の地盤は中地区が6人、大形地区4人、石山地区2人となっている。
【中央区】各党の公認候補が並び、8区内で最も多い16人が立候補を予定し混戦模様。内訳は現職10人、元職2人、新人4人。政党公認は自民3人、民主2人、維新、公明、共産、次世代、社民が各1人。有権者数は8区最大の約14万6700人で、各陣営は無党派層の取り込みで票の上積みを狙う。
【江南区】前回選と同じ顔ぶれの6人が立候補を表明。現職全5人と前回8票差で落選した民主公認の新人1人がぶつかる。定数削減で現職も1人は確実に落ちる形となるだけに、各陣営は危機感を募らせる。旧新潟市域と亀田地区からはいずれも現職が2人ずつ、横越地区からは現職と新人の計2人が準備を進める。
【秋葉区】現職4人、新人3人の計7人が名乗りを上げる。自民公認が1人。現職が引退する共産は新人を擁立した。無所属が5人。各候補予定者は、有権者の9割近くを占める新津地区を中心に票を奪い合う。現職は票の上積みを目指し地盤固めを図る一方、新人は知名度アップに懸命だ。
【南区】現職の全3人と新人1人が出馬の見通し。自民公認が1人、3人は無所属。4人とも有権者数が8割以上いる白根地区を地盤とする。立候補予定者は地盤を固めつつ「空白域」の味方、月潟両地区の票の取り込みを狙う。
【西区】現職6人、新人5人が出馬を表明。ベテランら4人が引退するほか、公明の現職が中央区にくら替えする。自民公認は前回より1人多い4人、民主、公明、共産は1人ずつを公認する。立候補予定者は政党や業界団体、労組、地域グループなどの支援を受けて運動を展開し、接戦となる見通しだ。
【西蒲区】市内8区で唯一無投票の可能性がささやかれてきたが、現職全4人のほか、新人1人が出馬を表明し、選挙戦の見通しとなった。いずれも無所属。各陣営は、地元市議が不在の潟東、中之口の両地区の浸透も狙う。
■新潟市議選立候補予定者
【北区】(定数5-6)
平松洋一(ひらまつ・よういち) 55 市議 自現(1)
南真由美(みなみ・まゆみ) 55 市議 民現(1)
風間ルミ子(かざま・るみこ) 65 農業 共現(2)
金子益夫(かねこ・ますお) 71 農業 無現(3)
皆川英二(みながわ・えいじ) 68 会社員 無現(1)
小柳聡(こやなぎ・さとし) 28 無職 無新
【東区】(定数9-12)
佐藤豊美(さとう・とよみ) 70 会社役員 自現(6)
志田常佳(しだ・つねよし) 65 市議 自現(5)
渡辺和光(わたなべ・かずみつ) 49 市議 民現(3)
細野弘康(ほその・ひろやす) 40 市議 民現(1)
佐藤誠(さとう・まこと) 54 市議 公現(2)
飯塚孝子(いいづか・たかこ) 60 市議 共現(2)
五十嵐完二(いがらし・かんじ) 62 市議 共現(1)
小泉仲之(こいずみ・なかゆき) 62 市議 無現(3)
荒井宏幸(あらい・ひろゆき) 48 無職 自新
豊島真(とよしま・まこと) 53 無職 自新
松下和子(まつした・かずこ) 57 無職 公新
中島志門(なかじま・しもん) 40 オートバイ販売 無新
4804
:
チバQ
:2015/04/02(木) 21:49:42
>>4803
【中央区】(定数11-16)
佐藤耕一(さとう・こういち) 59 市議 自現(1)
美濃欣之(みの・よしゆき) 43 市議 自現(1)
山際敦(やまぎわ・あつし) 37 市議 民現(3)
山際務(やまぎわ・つとむ) 49 市議 民現(1)
小山進(こやま・すすむ) 47 市議 公現(2)
野本孝子(のもと・たかこ) 63 市議 共現(1)
深谷成信(ふかや・しげのぶ) 53 市議 次現(1)
青木学(あおき・まなぶ) 48 市議 社現(5)
山田洋子(やまだ・ようこ) 72 市議 無現(4)
渡辺均(わたなべ・ひとし) 58 市議 無現(4)
吉田孝志(よしだ・たかし) 52 自営業 自元(2)
斎藤栄路(さいとう・えいじ) 65 商店自営 無元(1)
佐藤幹夫(さとう・みきお) 68 教育コンサルタント 維新
伊藤健太郎(いとう・けんたろう) 41 会社役員 無新
内山航(うちやま・こう) 33 自営業 無新
出頭秀紀(しゅっとう・ひでのり) 46 オンブズマン 無新
【江南区】(定数4-6)
渡辺有子(わたなべ・ゆうこ) 65 市議 共現(4)
藤田隆(ふじた・たかし) 61 市議 無現(4)
本図良雄(ほんず・よしお) 58 市議 無現(3)
串田修平(くしだ・しゅうへい) 59 農業 無現(2)
古泉幸一(こいずみ・こういち) 53 会社役員 無現(2)
宇野耕哉(うの・こうや) 46 団体職員 民新
【秋葉区】(定数5-7)
阿部松雄(あべ・まつお) 63 柔道整復師 自現(3)
栗原学(くりはら・まなぶ) 39 市議 無現(3)
渡辺仁(わたなべ・ひとし) 65 市議 無現(3)
青野寛一(あおの・かんいち) 69 市議 無現(1)
倉茂政樹(くらしげ・まさき) 58 政党役員 共新
佐藤善甫(さとう・ぜんすけ) 31 家庭教師 無新
中野和美(なかの・かずみ) 52 自営業 無新
【南区】(定数3-4)
遠藤哲(えんどう・さとし) 65 会社役員 自現(3)
内山則男(うちやま・のりお) 66 市議 無現(2)
小野清一郎(おの・せいいちろう) 53 自営業 無現(1)
清野伸一(せいの・しんいち) 59 無職 無新
【西区】(定数10-11)
佐藤幸雄(さとう・ゆきお) 67 市議 自現(7)
永井武弘(ながい・たけひろ) 73 市議 自現(4)
加藤大弥(かとう・ひろや) 54 市議 民現(2)
中山均(なかやま・ひとし) 55 歯科医 諸現(2)
高橋三義(たかはし・みつよし) 64 市議 無現(4)
梅山修(うめやま・おさむ) 41 市議 無現(2)
佐藤正人(さとう・まさひと) 57 自営業 自新
田村要介(たむら・ようすけ) 46 無職 自新
志賀泰雄(しが・やすお) 43 無職 公新
平あや子(たいら・あやこ) 35 政党職員 共新
石附幸子(いしづき・さちこ) 60 社団法人理事 無新
4805
:
チバQ
:2015/04/02(木) 21:49:53
>>4803-4805
【西蒲区】(定数4-5)
金子孝(かねこ・たかし) 73 市議 無現(3)
田辺新(たなべ・あらた) 70 市議 無現(3)
水沢仁(みずさわ・ひとし) 64 市議 無現(2)
竹内功(たけうち・いさお) 65 市議 無現(1)
幸田健太(こうだ・けんた) 38 学習塾経営 無新
【注】自は自民、民は民主、維は維新、公は公明、共は共産、次は次世代、社は社民、諸は諸派、無は無所属。名簿は(1)現職、元職、新人(2)衆院勢力(3)当選回数(4)五十音-の順に掲載した。氏名の後の数字は年齢(投票日の12日現在)。表中の円内数字は当選回数
4806
:
チバQ
:2015/04/02(木) 21:50:30
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo-ser/20150402172588.html
県議選直前情勢 上越
妙高 市OBの現新一騎打ち
3日告示、12日投開票の県議選には、定数53に対し73人が立候補を予定している。全27選挙区のうち12の区が定数を超えず無投票となる公算だが、15の区で選挙戦となる見通しだ。地方創生や人口減少への対応、東京電力柏崎刈羽原発の問題などについて各候補予定者たちが何を訴え、どのような戦いを繰り広げるかが注視される。告示直前の情勢をまとめた。(敬称略)
◇ ◇
<課題山積、どう挑む>
上越市は定数5に対し現職4、新人2の計6人が議席を争う。各陣営とも、地元や支援組織固めに力を注ぎつつ、有権者が多い高田地区での支持拡大を狙う。
現職の自民小林は、地元直江津などでミニ集会を重ね、高田や旧町村部への浸透も図る。自民楡井は市議、建設業など企業を中心とした陣立て。旧柿崎町長時代から積み上げた実績を訴える。前回無所属で臨んだ自民矢野は支持基盤の自民票をまとめながら、市中心部へ切り込む。社民の小山は支援労組を固め、原発問題を前面に票の掘り起こしを進める。
新人の共産橋爪は31日付で市議を辞職。農業振興、福祉充実などを強調し知名度アップを図る。民主推薦で挑む新人の無所属秋山は、女性グループの構築を軸に幅広い支持を目指す。
妙高市は、共に市役所OBの現新一騎打ちで、8年ぶりの選挙戦となる見通し。現職の無所属横尾は2期8年の実績をアピール。市議の多くから支援も取り付けた。連合新潟の支援を受ける新人の無所属渡部は世代交代を強調、教育や雇用問題を訴える。
自民現職が引退した糸魚川市は、新人の自民中村以外に動きが見られず、無投票の公算が大きい。
■[県議選立候補予定者]
◇上 越 市(定数5-6)
小林林一 70 会社役員 自現(3)
楡井辰雄 63 県 議 自現(2)
矢野 学 74 県 議 自現(1)
小山芳元 67 県 議 社現(5)
橋爪法一 65 無 職 共新
秋山三枝子 64 団体役員 無新
◇妙 高 市(定数1-2)
横尾幸秀 69 県 議 無現(2)
渡部道宏 49 団体職員 無新
◇糸魚川市(定数1-1)
中村康司 56 運送会社社長 自新
【注】自は自民、民は民主、公は公明、共は共産、社は社民、諸は諸派、無は無所属。名簿は(1)現職、新人(2)衆院勢力(3)当選回数-の順に掲載した。氏名の後の数字は年齢(投票日の12日現在)。表中の円内数字は当選回数
4807
:
チバQ
:2015/04/02(木) 21:51:26
県議選直前情勢 下越・佐渡
佐渡 市議から2人が名乗り
3日告示、12日投開票の県議選には、定数53に対し73人が立候補を予定している。全27選挙区のうち12の区が定数を超えず無投票となる公算だが、15の区で選挙戦となる見通しだ。地方創生や人口減少への対応、東京電力柏崎刈羽原発の問題などについて各候補予定者たちが何を訴え、どのような戦いを繰り広げるかが注視される。告示直前の情勢をまとめた。(敬称略)
◇ ◇
<課題山積、どう挑む>
三条市(定数2)は自民の2現職に2新人が挑む。2期連続トップ当選の自民佐藤は実績を強調し票固め。初の自民公認となる坂田は保守層や女性票の取り込みを図る。三条市議だった民主藤田は「自民2議席独占阻止」を訴える。無所属田村はつじ立ちを続ける。
五泉市・東蒲(定数2)は現職の2人に新人が挑む。阿賀町が地盤の自民沢野は五泉市でも票固めに懸命。無所属小島はミニ集会で行政とのパイプをアピール。無所属宮崎は若さを前面に無党派への浸透を目指す。
佐渡市(定数2)は現職2人に佐渡市議から転身を図る2人が挑む。自民中野は後援会を軸に組織戦を展開。無所属佐藤は連合新潟の推薦を受ける。加賀、祝の無所属2人は街宣を中心に支持を呼び掛ける。
新発田市・北蒲(定数3)は前回と同じ顔ぶれ。自民石井は後援会がフル回転。自民岩村は農業政策を強調する。諸派佐藤は無党派層の獲得を目指す。無所属三村は原発反対を訴える。
阿賀野市(定数1)は16年ぶりの選挙戦の公算。自民帆苅は6期24年の実績を強調して農業や産業振興を訴える。無所属田中は国会議員秘書経験などをアピールし観光活性化を唱える。
燕市・西蒲(定数2)は自民桜井と民主高倉、村上市・岩船(定数2)は自民小野と無所属片野、胎内市(定数1)は自民富樫、加茂市・南蒲(定数1)は自民金谷のいずれも現職が立候補を予定。他に出馬の動きはみられず、無投票の公算。
■[県議選立候補予定者]
◇村上市・岩船(定数2-2)
小野峯生 62 県 議 自現(6)
片野猛 64 県 議 無現(3)
◇胎 内 市(定数1-1)
富樫一成 44 県 議 自現(2)
◇新発田市・北蒲(定数3-4)
石井修 67 県 議 自現(8)
岩村良一 53 県 議 自現(4)
佐藤浩雄 70 県 議 諸現(4)
三村誉一 68 無 職 無新
◇阿賀野市(定数1-2)
帆苅謙治 66 県 議 自現(6)
田中元 38 会社顧問 無新
◇五泉市・東蒲(定数2-3)
沢野修 65 県 議 自現(4)
小島義徳 55 県 議 無現(2)
宮崎伸 32 無 職 無新
◇加茂市・南蒲(定数1-1)
金谷国彦 79 宮 司 自現(4)
◇三 条 市(定数2-4)
佐藤卓之 50 県 議 自現(2)
坂田光子 60 県 議 自現(1)
藤田博史 45 行政書士 民新
田村正宏 59 英語講師 無新
◇燕市・西蒲(定数2-2)
桜井甚一 62 県 議 自現(3)
高倉栄 43 県 議 民現(1)
◇佐 渡 市(定数2-4)
中野洸 73 県 議 自現(5)
佐藤久雄 67 県 議 無現(1)
加賀博昭 80 農 業 無新
祝優雄 71 会社役員 無新
【注】自は自民、民は民主、公は公明、共は共産、社は社民、諸は諸派、無は無所属。名簿は(1)現職、新人(2)衆院勢力(3)当選回数-の順に掲載した。氏名の後の数字は年齢(投票日の12日現在)。表中の円内数字は当選回数
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:
チバQ
:2015/04/02(木) 21:52:07
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo-ser/20150402172584.html
県議選直前情勢 中越
長岡・三島 現職6人と2新人が激突
3日告示、12日投開票の県議選には、定数53に対し73人が立候補を予定している。全27選挙区のうち12の区が定数を超えず無投票となる公算だが、15の区で選挙戦となる見通しだ。地方創生や人口減少への対応、東京電力柏崎刈羽原発の問題などについて各候補予定者たちが何を訴え、どのような戦いを繰り広げるかが注視される。告示直前の情勢をまとめた。(敬称略)
◇ ◇
<課題山積、どう挑む>
長岡市・三島(定数6)は現職6人と新人2人が名乗りを上げ、混戦が必至だ。自民県連会長の自民星野は127の後援会を引き締める。県会議長の自民柄沢は旧三島郡、自民西川は旧栃尾市を固め、旧長岡市内にも浸透を図る。
共産竹島は共産支持層、社民長部は社民系労組を軸に票の掘り起こしを進める。諸派松川は草の根で女性票や浮動票を狙う。
民主佐藤は民主系労組を核に民主議席の奪還を目指す。公明安沢は公明支持層を基盤に無党派層も狙い、初の議席獲得を期す。
柏崎市・刈羽(定数2)は現職1人と新人2人が激突する。10期目を狙う自民三富は後援会などの組織戦を展開。社民推薦の無所属池田は出身の柏崎市職労の支援を受け支持を訴える。民主推薦の無所属鷲尾は実兄の衆院議員・鷲尾英一郎とともに支持拡大を図る。
南魚沼市・南魚(定数2)は、自民と無所属の現職2人と自民新人による激戦の模様だ。自民斎藤は業界団体の支援を受け、4期の実績をアピール。無所属若月は労組を軸に非自民層に食い込みを図る。自民松原はローラー作戦で保守票の取り込みを進める。
十日町市・中魚(定数2)は自民村松、自民尾身の現職2人以外に立候補の動きはなく無投票の見込み。見附市(定数1)は自民早川、小千谷市(定数1)は自民宮崎、魚沼市(定数1)は自民皆川のいずれも現職が出馬を表明し、現職以外に立候補の動きはなく無投票の見通し。
■[県議選立候補予定者]
◇長岡市・三島(定数6-8)
星野伊佐夫 75 県 議 自現(10)
柄沢正三 60 県 議 自現(5)
西川洋吉 74 県 議 自現(3)
竹島良子 65 県 議 共現(2)
長部登 66 県 議 社現(3)
松川キヌヨ 71 県 議 諸現(4)
佐藤伸広 48 長岡市議 民新
安沢峰子 46 政党役員 公新
◇柏崎市・刈羽(定数2-3)
三富佳一 76 団体役員 自現(9)
池田千賀子 54 柏崎市議 無新
鷲尾百合子 33 衆院議員秘書 無新
◇見 附 市(定数1-1)
早川吉秀 74 県 議 自現(5)
◇小千谷市(定数1-1)
宮崎悦男 48 県 議 自現(1)
◇魚 沼 市(定数1-1)
皆川雄二 47 県 議 自現(2)
◇十日町市・中魚(定数2-2)
村松二郎 60 県 議 自現(6)
尾身孝昭 62 県 議 自現(5)
◇南魚沼市・南魚(定数2-3)
斎藤隆景 71 県 議 自現(4)
若月仁 56 県 議 無現(2)
松原良道 63 会社役員 自新
【注】自は自民、民は民主、公は公明、共は共産、社は社民、諸は諸派、無は無所属。名簿は(1)現職、新人(2)衆院勢力(3)当選回数-の順に掲載した。氏名の後の数字は年齢(投票日の12日現在)。表中の円内数字は当選回数
4809
:
チバQ
:2015/04/03(金) 22:56:56
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150403ddlk23010296000c.html
’15統一地方選:名古屋市議選 「生活なごや」設立 公認5人出馬予定 /愛知
毎日新聞 2015年04月03日 地方版
3日告示の名古屋市議選に生活の党からの立候補を検討していた現職らが、政治団体「生活なごや」を1日付で設立した。公選法で選挙運動期間中に特定の政治活動が認められる「確認団体」として同団体を登録し、現職4人と新人1人の計5人が同団体の公認候補として出馬する。
現職4人は、河村たかし市長が率いる地域政党・減税日本を離れ、生活からの立候補を模索していたが、2日時点でも公認は出ていなかった。【岡大介】
◇
同市議の任期は終了していますが、統一地方選での市議選実施に伴い、前職については現職と表記します。
4810
:
チバQ
:2015/04/03(金) 23:09:14
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150403ddh041010004000c.html
’15統一地方選:地域政党、背水の陣
毎日新聞 2015年04月03日 中部夕刊
統一地方選は3日、41道府県議選と17政令市議選が告示され、東海3県でも各地で選挙戦がスタートした。愛知県では、河村たかし名古屋市長と大村秀章知事が率いる地域政党が存在感を失い、既成政党と全面対決した前回の県議選・市議選とは様相が一変。一方、三重県議選では、民主党と連合三重、民主系地域政党が一体となって選挙を行ってきた「三重県方式」の在り方が問われそうだ。
◇減税、「聖地」で実績強調 名古屋市議選・東区選挙区
名古屋市の河村たかし市長率いる地域政党・減税日本は、党勢退潮が続く中、市議選と愛知県議選に背水の陣で臨む。特に、河村氏が衆院議員時代から地盤としてきた同市東区は「絶対に落とせない『聖地』」(党幹部)と位置付け、市議選に元衆院議員の新人を、県議選には現職を擁立した。
市議選の東区選挙区(定数2)には、諸派現職の近藤徳久氏(52)▽減税新人の佐藤夕子氏(52)▽自民現職の中川貴元氏(48)▽共産新人の村瀬和弘氏(44)▽民主新人の谷弘三氏(38)−−の5人が立候補した。
「この選挙は、議員報酬を年800万円のままにするか、1600万円に戻すかが最大の争点だ。日本一の(市民税)減税をしているが、まだやることがたくさんある」。佐藤氏の出発式で応援演説に立った河村氏はこう語り、減税日本の実績をアピールした。
減税日本は、議会解散に伴う前回の出直し市議選で、75議席中28議席を獲得して第1党に躍進した。それから4年。不祥事などで党を去る議員が相次ぎ、衆院選や参院選など主要な選挙でことごとく敗れ、勝利したのは河村氏が3選を果たした13年の市長選だけだった。
「必勝」を期す東区選挙区でも候補者選びで一騒動あった。4年前に減税日本から立候補して当選した近藤氏を公認せず、河村氏の元秘書で衆院議員も務め、知名度のある佐藤氏を選んだ。近藤氏は党を飛び出し、元の身内同士が争う。
減税日本に対し、ある候補は「市民税減税や議員報酬を巡って混乱するばかりで、政策が前に進まなかった。議会にとって失われた4年間だ」と批判する。別の候補は「自分の政策を訴えるだけ」と意に介さない。【岡大介】
◇民主3議席死守なるか 三重県議選・四日市選挙区
三重県議選の四日市市選挙区(定数7)では、公認と推薦の民主系の現職・新人計3人が現有3議席の死守を目指す。自民も現職と新人の3人、公明と共産は新人各1人を擁立し、計8人で争う。
民主新人の出陣式では、今期限りで引退する県議が応援演説し「新人は皆ほぼ横一線。気を抜けない戦いだ」と強調した。
三重県は岡田克也・民主党代表のお膝元。これまで、国政選挙や知事選で、民主党と連合三重、民主系地域政党「新政みえ」の3者が一体となった「三重県方式」と呼ばれる選挙戦を展開してきた。
しかし、今回の統一選で行われている知事選では、民主が独自候補擁立を断念して自主投票としたのに対し、連合三重と新政みえは現職を推薦し、対応が分かれた。
岡田代表は「(連合や新政みえと)考え方が違うことはあってしかるべきだ」と語り、県議選などへの影響を否定する。
一方、自民県連幹部は四日市市などを念頭に「民主系候補を一人でも落選させれば、3者の間に亀裂が入る」と、民主系の足並みの乱れを突く構えだ。【岡正勝】
4811
:
チバQ
:2015/04/03(金) 23:33:18
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/aichi/CK2015040302100030.html
<名古屋市議選の注目点>減税、踏みとどまるか
2015年4月3日
定数七五に百三十六人が名乗りを上げた。河村たかし市長が主導した市議会解散請求(リコール)が成立、出直し選挙となった四年前の百三十八人に迫り、全選挙区で大激戦となる。
前回は河村市長率いる地域政党「減税日本」が既成政党との対決を旗印に大躍進。二十八人が当選し、第一党に。だが、不祥事などが続き当時の勢いはなく、十八人の擁立にとどまった市長与党がどこまで踏んばれるかが最大の焦点だ。
政権与党の安定感をみせる自民からは、前回を二人上回る二十六人が立候補。長らく最大会派を維持していた民主だが、二十七人のうち十一人の当選にとどまった衝撃が尾を引き、公認は十九人止まり。前回の減税のように第三極を狙う維新が十五人を立て、市議会での勢力拡大をもくろむ。
公明は十二人に絞り、現有勢力維持を図る。共産は一選挙区に二人の擁立を含む十七人と強気の構え。減税を離れても再選を目指す議員も多く、諸派や無所属の候補者が前回の二倍以上となった。
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/aichi/CK2015040302000303.html
減税の城、守り一丸名古屋市議選、東区選挙区
2015年4月3日
「男性の数だけ女性がいる。介護や福祉、子育てを、女性抜きで会議してもらっては困る」
五人が立候補した名古屋市議選の東区選挙区(定数二)。唯一の女性で、減税新人の佐藤夕子さん(52)が、東区の事務所前で声を張り上げた。
四年前、河村たかし市長が主導した市議会解散請求(リコール)の成立による出直し選で、減税は大躍進。だが、議員の不祥事が相次ぎ、既成政党批判の熱も冷め、ムードは一変した。守勢に回る今回、河村市長のお膝元、東区選挙区の勝敗が、今後の市政運営も左右することになる。
河村市長を師と仰ぎ、政治家を志した佐藤さん。県議、衆院議員を務めたが、議会側に押し込まれ気味の市長を支えようと、今回、市議選への立候補を決意。出発式には市長も駆け付け、マイクを握った。
その減税から前回初当選した近藤徳久さん(52)だが、公認問題のこじれから離党し、諸派で再選を目指す。かつての仲間に弓を引く形だが「市長のためでなく、市民のために働くのが議員だ」と対決姿勢をあらわに。
前回、減税に明け渡した議席の奪還を狙う民主は、元衆院議員秘書で新人の谷弘三さん(38)を擁立。「減税が第一会派となって市議会は後退した。未来志向の名古屋市、市議会を取り戻す」と訴えた。
六選を目指す自民現職の中川貴元さん(48)は「争点は、四年前の熱狂からの脱却。堅実で質の高い市政、議会を」と強調。共産からも、前回に続き村瀬和弘さん(44)が立候補している。
4812
:
チバQ
:2015/04/04(土) 00:01:59
http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/?TID_DT03=20150403151144
県議選告示 8選挙区で選挙戦に
(2015年04月03日 19時11分)
県内13選挙区のうち、8つの選挙区では9日間の選挙戦に入りました。激戦が予想される注目選挙区の候補者の第一声と、各選挙区の立候補者を届け出順に紹介します。
定数1の滑川市選挙区。自民党・現職と、前回の県議選にも出馬した無所属・新人の一騎打ちとなりました。
自民党・現職、神田真邦候補の出陣式には、県連会長の宮越光寛衆議院議員が駆けつけたほか、自民党の滑川市議11人全員が集結し、オール自民での選挙戦をアピールしました。3期12年の実績を訴え、滑川市の自民党の議席を守り抜く決意です。
2度目の挑戦となる沢谷清候補の出陣式には、選対本部長を務める滑川市の上田昌孝市長、前回の県議選で敵対した藤井宗一氏が駆けつけ、党派を超えた市民党としての結束を印象付けました。市長との良好な関係を強調し、滑川市の課題に取り組むと声を張り上げました。
氷見市選挙区は定数2に対し、自民党の現職と新人、それに社民党・現職の、あわせて3人が立候補。12年ぶりの選挙戦となりました。
自民党・現職の梶敬信候補は、市内の道路や河川の整備に尽力したことなど、6期24年の実績をアピール。その経験を生かし、ふるさとの発展へ力を尽くしたいと意気込みを述べました。市内をくまなく回り、地道な活動で支持を固めます。
自民党・新人の薮田栄治候補。氷見市職員を30年務めたあと、国会議員秘書を経て県政に名乗りを上げました。12年ぶりとなった今回の選挙戦を機に一気に世代交代をねらいます。初日は選挙区全体を回り、まずは名前の浸透からスタートです。
社民党・現職の菅沢裕明候補。当選7回を数えるものの、陣営では前回の選挙のあと、有権者の4割が入れ替わったとみていて、厳しい選挙戦を覚悟。自民党による議席独占の阻止を訴えました。危機感を強める陣営では、「ドブ板戦術」で票の積み上げを目指します。
そのほかの選挙区の立候補者の顔ぶれです。
まず、合併前の旧富山市を対象とした富山市第一選挙区。定数11に対し現職10人、新人3人のあわせて13人が立候補し、定数を『2』上回りました。
政党別でみると、自民党が6人。社民、民主、共産、公明の各党が1人ずつ立候補。無所属は3人で、この中には民主党の公認を返上して、民主・維新の推薦を受けた現職もいます。
合併前の旧上婦負郡を対象とした、富山市第二選挙区です。定数3に対して現職2人、新人2人のあわせて4人が立候補しました。定数を1上回っています。
地域ごとの支持基盤を持つ自民党候補に、無所属の新人が挑みます。
高岡市選挙区です。定数7に対して現職6人、新人2人のあわせて8人が立候補し、定数を『1』上回りました。
新人は、共産党の1人と福岡町を地盤とする自民党候補が世代交代しています。
入善町と朝日町で構成する下新川郡選挙区です。定数2に対して、現職2人と新人1人のあわせて3人が立候補。
元自治体トップの出馬で12年ぶりの選挙戦になりました。
黒部市選挙区です。定数2に対して、現職2人と新人1人が立候補しました。
こちらは宇奈月で新人が立ち、16年ぶりの選挙戦です。
射水市選挙区です。定数3に対して、現職3人、新人1人のあわせて4人が立候補し、少数激戦です。
前回は候補者をたてた社民党が今回は擁立を断念しています。
4813
:
チバQ
:2015/04/04(土) 10:05:27
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/localelections/68054.html
福井県議選、選挙戦の区の情勢は 福井市、下位は団子状態可能性も
(2015年4月4日午前7時30分)
4月3日に告示された福井県議選は、福井市をはじめ7選挙区で選挙戦に突入した。無投票当選11議席を除き26議席を、34人が奪い合う。越前市・今立郡・南条郡選挙区が定数より2人オーバーとなり、残り6選挙区は定数より1人多い。いずれも少数激戦の様相を呈しており、各陣営は票の上積みに向け、しのぎを削っている。
【福井市】 (定数12、立候補13)
県内最多の約21万5千票をめぐって、定数1オーバーの少数激戦。「下位は6千票台」という見方の中、多くは「投票率や上位の得票率次第で、下位は団子状態になる」と危機感を募らせる。
4年前の当選者のうち、半数の6人が引退などで立候補していない。引退者の地盤を引き継ぐ陣営と、切り崩しを狙う陣営の攻防が激化している。
新人の井ノ部航太候補は春山、日新地区や労組票のほか、市東部の一部にも手を伸ばす。山本正雄候補は教職員関係の組織票と、地元明新地区を固める。
最年少33歳の清水智信候補は中藤島地区をまとめ、知名度を生かし浮動票も取り込み、上位をうかがう。市議からくら替えした峯田信一候補は、麻生津や上文殊地区などを中心に支持拡大を訴える。
畑孝幸候補は地元大安寺地区の支援のほか、教育関係者の推薦も一部受けた。野田富久候補は社南地区などの推薦を受け、自治労が支持している。共産公認の佐藤正雄候補は組織票を見込みつつ、脱原発に共感する浮動票を取り込む。
引退する前田康博氏の後継として出馬した長田光広候補は、九頭竜川以北を固める。大森哲男候補は順化、宝永地区など市中心部で浸透している。松田泰典候補は川西地域と越廼、清水両地区をはじめ、つながりの深い湊地区などを固める。
公明公認の西本恵一候補は、石橋壮一郎氏の後継として組織票をまとめる。8選を目指すベテラン山本芳男候補は足羽川以南に浸透し、美山地域などにも支持を広げる。中井玲子候補は円山、和田地区など市東部のほか、保育所関係者の浸透を図る。
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/localelections/68056.html
福井県議選、あわら市の情勢 現職と新人が一騎打ち
(2015年4月3日午後11時02分)
福井県議選のあわら市選挙区は、過去2回無投票が続き、同選挙区で初の選挙戦となる。現職笹岡一彦候補と新人東川継央候補による一騎打ちだが、支持者は旧金津、芦原町の垣根を越えて入り乱れている。出陣式には両陣営とも約300人の支持者が集まり、激しい争いとなりそうだ。
前市議の東川候補は市議選連続トップ当選の知名度を生かしながら、出身の旧芦原町での支持固めを急ぐ。旧金津町市街地にも入り込み、さらなる支持の掘り起こしを狙う。
4期目を目指す笹岡候補は、これまでの実績や経験をアピールし支持拡大を図る。地元旧金津町で票の引き締めを図るほか、旧芦原町の中心市街地や、東川が支持基盤とする北潟地区でも支援者を増やしている。
× × ×
4月3日に告示された福井県議選は、福井市をはじめ7選挙区で選挙戦に突入した。無投票当選11議席を除き26議席を、34人が奪い合う。越前市・今立郡・南条郡選挙区が定数より2人オーバーとなり、残り6選挙区は定数より1人多い。いずれも少数激戦の様相を呈しており、各陣営は票の上積みに向け、しのぎを削っている。
4814
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チバQ
:2015/04/04(土) 10:06:14
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/localelections/68060.html
福井県議選、吉田郡の選挙情勢は 大票田松岡地区での掘り起こし鍵
(2015年4月3日午後11時15分)
福井県議選の吉田郡選挙区は、3期目を目指す現職鈴木宏紀候補と新人松川正樹候補の一騎打ち。大票田松岡地区での掘り起こしに注目が集まる。
鈴木候補は出陣式で約300人の支持者を前に、町内全戸のあいさつ回りを済ませ、決意を示してきたことを強調。「2期8年で培った国、県、町、町民との人脈を生かして町政のアシストをやっていきたい」と述べた。農業など各種団体の支援を受け、各地区で個人演説会を連日行う。
松川候補は44年間にわたり青年団やPTAなどの地域活動に携わった経験を前面に押し出す。後援会は置かず個人演説会の予定もないが、街頭演説などで地道に訴える。出陣式には支持者ら約50人が集まり、第一声で「地域活動の経験からにじみ出た政策を実現したい」と強調した。
× × ×
4月3日に告示された福井県議選は、福井市をはじめ7選挙区で選挙戦に突入した。無投票当選11議席を除き26議席を、34人が奪い合う。越前市・今立郡・南条郡選挙区が定数より2人オーバーとなり、残り6選挙区は定数より1人多い。いずれも少数激戦の様相を呈しており、各陣営は票の上積みに向け、しのぎを削っている。
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/localelections/68062.html
福井県議選、丹生郡の選挙情勢は 越前地区の2人が一騎打ち
(2015年4月3日午後11時17分)
福井県議選の丹生郡選挙区は、前回と同様、越前町越前地区の2人の一騎打ち。当時の新人が現職に、現職が元職に立場を変え激しく争う。町議の支持もほぼ二分している。
現職島田欽一は事務所近くの漁港で第一声を上げ「町や県の資源である農林水産業に光を当てたい」と強調。町内全地区に足を運んで4年間の経験や実績を訴え、支持を固めている。最大票田の朝日地区を中心に浮動票の取り込みも積極的に目指す。
元職藤野利和は同町宿の広場で「県政、国政とのパイプ役に徹したい」と第一声。3月から各戸を回り、これまでの実績を訴える。特に地元越前地区、大票田の朝日地区で支持拡大を狙う。前回の民主党とは違って無所属での立候補。「逆風はない」と陣営は手応えを語る。
× × ×
4月3日に告示された福井県議選は、福井市をはじめ7選挙区で選挙戦に突入した。無投票当選11議席を除き26議席を、34人が奪い合う。越前市・今立郡・南条郡選挙区が定数より2人オーバーとなり、残り6選挙区は定数より1人多い。いずれも少数激戦の様相を呈しており、各陣営は票の上積みに向け、しのぎを削っている。
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チバQ
:2015/04/04(土) 10:07:57
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/localelections/68057.html
福井県議選、越前市・今立郡・南条郡の情勢 県内唯一2人が落選
(2015年4月3日午後11時07分)
福井県議選の越前市・今立郡・南条郡選挙区は、定数5に対し、現職3人、元職1人、新人3人の計7人が名乗りを上げた。県内で唯一、2人が落選する激戦区。投票率によるが、前回並みの6千票を当確ラインとみる陣営が多い。
題佛臣一候補は地元の越前市吉野地区など市西部地域を中心に回り、支持固めを図る。出馬表明以降「語る会」を旧武生市で開催し、雇用対策や地域福祉など政策の浸透を進めてきた。
8期目を目指す関孝治候補は、長年地盤とする旧今立郡への他陣営の進出を警戒する。支持層の高齢化も見据え「確かな実績と迅速な行動」を前面に組織の引き締めを図る。
復活を目指す宮本俊候補は、15地区で「育てる会」を組織。企業や諸団体にも浸透を図る。任期中に死去した小泉剛康と前回分け合った“まちなか票”獲得にも力を注ぐ。
南越前町に地盤を持つ仲倉典克候補は、他地区からの票獲得も目指し選挙区全域に浸透を図る。1万1千票を上回る得票でトップ当選した前回から票の上積みを狙う。
3回目の挑戦となる山崎隆敏候補は原発再稼働反対を訴え、新たな支持者の取り込みを目指す。地元の旧今立町や旧武生市東部地域を中心に各地を巡り、前回より知名度で手応えを得ている様子。
再選を目指す細川かをり候補は、組織に頼らない草の根的な運動を展開。生活者視点の訴えに力を入れ、支援グループができた越前市国高、王子保地区を中心に票の上積みを図る。
引退する民主現職の後継となる辻一憲候補は、地縁、血縁がない分、労組がフル回転している。約8千ある労組票をどれだけ固められるかが鍵で、組織の引き締めに余念がない。
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4月3日に告示された福井県議選は、福井市をはじめ7選挙区で選挙戦に突入した。無投票当選11議席を除き26議席を、34人が奪い合う。越前市・今立郡・南条郡選挙区が定数より2人オーバーとなり、残り6選挙区は定数より1人多い。いずれも少数激戦の様相を呈しており、各陣営は票の上積みに向け、しのぎを削っている。
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/localelections/68058.html
福井県議選、敦賀市の選挙情勢は 現職2人に2新人が挑む
(2015年4月3日午後11時03分)
福井県議選の敦賀市選挙区は、現職2人に2新人が挑み、3議席を争う。各候補は原発長期停止に絡み、新産業や雇用創出、観光活性化を軸に主張を展開。当落ラインは前回を上回る7千票前後とみて、しのぎを削る。
新人の宮崎則夫候補は市議5期20年の経験と実績を掲げ、これまで23会場で個人演説会を開き「県会に新風」をアピールしてきた。約110団体の推薦を受けたほか、行政書士、自動車関連など所属団体を中心に着実に浸透を図る。出陣式には約250人が集まった。今後、市内8会場で市政報告会を開き上積みを目指す。
糀谷好晃候補は労組組合員中心だった後援会を昨秋、一般市民も主要メンバーに入れ再編。民主党、連合と3者で票固めを進めてきた。今後は労働者や社会的弱者の多い市街地に注力。連夜個人演説会を開き、一般票の上積みも目指す。「非正規雇用増を背景に労組組合員は減っている」と危機感を募らせ、引き締めを図る。
力野豊候補は「若さと実行力」を前面に押し出し、市内全域で支持拡大に取り組んでいる。2月中旬から計22会場で開いた市政報告会の参加者は延べ約700人。「政策を聞いてくれた市民の反応はいい」(陣営幹部)と手応えもある。4候補の中では最も若く、若年層の浮動票取り込みに余念がない。
6期目を狙う石川与三吉候補は告示後、個人演説会を1日3カ所で開き、支持を固める。2月2日から3月12日までは連日2〜3会場、計84会場で県政報告会を実施し、実績と経験を訴えてきた。推薦団体は約330で前回並みと盤石。出陣式には約350人が集まり、陣営は「予想以上」と手応えを感じている。
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4月3日に告示された福井県議選は、福井市をはじめ7選挙区で選挙戦に突入した。無投票当選11議席を除き26議席を、34人が奪い合う。越前市・今立郡・南条郡選挙区が定数より2人オーバーとなり、残り6選挙区は定数より1人多い。いずれも少数激戦の様相を呈しており、各陣営は票の上積みに向け、しのぎを削っている。
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チバQ
:2015/04/04(土) 10:08:22
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/localelections/68059.html
福井県議選、小浜市・三方郡の情勢 美浜の票の行方に注目
(2015年4月3日午後11時12分)
福井県議選の小浜市・三方郡・三方上中郡は、現職2人と市議、町議経験者の新人2人が争う構図。大票田の小浜市では、各陣営の支持獲得争いが激しさを増している。立候補者がいない美浜町の票の行方に注目が集まる。
3選を目指す西本正俊候補は、地盤の小浜市遠敷地区を押さえた。重点区に据える小浜、西津、雲浜地区の旧市街地では実績を前面に訴え、票の上積みに力を注ぐ。労組の支援を強みに、空白地域の美浜町と、若狭町での支持拡大も目指す。
新人の小堀友廣候補は、吉田伊三郎県議の後継指名を前面に打ち出し、美浜町と地元の若狭町三方地域で手応えを感じている。さらに盤石にするため、最重要区と位置付ける。有権者が多い小浜市は親族や知人らを通じて、票の掘り起こしに躍起。
新人の池田英之候補は「小浜市から自民党県議を」の声を受け、支持拡大を図る。重視しているのは旧市街地の小浜、西津、雲浜、遠敷、今富地区で、自民党系の支持者の票固めに注力。知人らを通じて、美浜町などにも知名度を広げる。
現職中川平一候補は、地元若狭町上中地域での支持は強固。議長経験など豊富な実績と抜群の知名度を生かして、大票田の小浜市に攻勢を掛け、上積みを狙う。支援組織を活用し、選挙区内全体の各種団体や企業などに支持を訴えている。
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4月3日に告示された福井県議選は、福井市をはじめ7選挙区で選挙戦に突入した。無投票当選11議席を除き26議席を、34人が奪い合う。越前市・今立郡・南条郡選挙区が定数より2人オーバーとなり、残り6選挙区は定数より1人多い。いずれも少数激戦の様相を呈しており、各陣営は票の上積みに向け、しのぎを削っている。
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チバQ
:2015/04/04(土) 10:19:26
http://www.sankei.com/region/news/150404/rgn1504040053-n1.html
2015.4.4 07:03
【静岡県議選】
無投票当選9選挙区14人
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統一地方選前半戦として、静岡・浜松両市長選と同日に投開票される県議選(33選挙区、定数69)と浜松市議選(7選挙区、定数46)が3日、告示された。届け出を済ませたのは県議選は95人、浜松市議選は58人。立候補の受け付けは午後5時で締め切られ、県議選では9選挙区の14人が無投票当選を決めて24選挙区が選挙戦に突入。55議席を81人で争うことになった。投開票は3月29日に告示された両政令市長選と同じ今月12日。
立候補の届け出は、3日の午前8時半から各市役所など32カ所で行われ、各陣営の事務所担当者が届け出順のくじを引くなどして、届け出を次々に済ませた。県内全体の課題となっている人口減少や地方創生に向けた政策をどう提示するか。政治とカネの問題や、新教育長人事案をめぐる川勝平太知事との混乱などで注目が集まる中、候補者の県議としての真価が問われる。
立候補者数は33選挙区で計95人で、平成7年の97人を下回り、戦後最初の県議選が行われた昭和22年以降で過去最少。このうち、現職は65人、新人26人、元職が4人。女性は9人で、前回より4人減った。
党派・会派別では、告示前38議席で最大会派の自民改革会議が、自民の公認41人と推薦3人の計44人を擁立。第2会派で民主系のふじのくに県議団は、民主公認17人と推薦6人、無所属で連合静岡から推薦を受けた4人と合わせて計27人を擁立。公明は現職5人の議席維持を狙い、4人を立てた共産は前回選で失った議席の復活を期す。
自民改革会議は推薦を受けた無所属候補や、当選後に公認を得る予定の無所属候補を含めて全33選挙区に擁立。40議席台の獲得を目指す。一方、ふじのくに県議団は、公明や無所属の候補も含めて、過半数の獲得が目標だ。
立候補者が過去最低となったことを受けて、無投票当選は9選挙区で14人と前回の5選挙区6人を上回った。無投票当選者14人の内訳は、自民現職が9人、民主現職が3人、無所属現職が2人。
http://www.sankei.com/region/news/150404/rgn1504040051-n1.html
2015.4.4 07:01
【静岡県議選】
富士市 保守乱立、食い合いも
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定数5を8陣営が争う県内全選挙区で最大の激戦となっている。
8陣営の内訳は、自民系が5人、公明、民主、共産がそれぞれ1人となっている。
自民系は、公認の現職では、2期目を目指す鈴木澄美氏(59)と議長経験者で県内最多9期目を目指すベテランの遠藤栄氏(73)の2人。さらに、無所属の元職、菊池初彦氏(62)と無所属新人の岡村義久氏(49)が自民から推薦を受けている。また、自民県連の幹事長や議長も務めたが、市長選に出馬して落選した元職の植田徹氏(65)が無所属で出馬。自民系が乱立模様となっており、保守票の食い合いが懸念されている。
これに対し、公明現職の早川育子氏(55)、民主現職の桜町宏毅氏(49)、共産新人の西村綾子氏(67)はいずれも、一定の組織票を持っており、接戦を制す5人は誰かに注目が集まる。
4818
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チバQ
:2015/04/04(土) 10:20:05
http://www.sankei.com/region/news/150404/rgn1504040055-n1.html
2015.4.4 07:04
【静岡県議選】
熱海市 自・民一騎打ちの構図
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民主現職で3期目を目指す橋本一実氏(50)と自民新人の藤曲敬宏氏(48)が一騎打ちで、24年ぶりの選挙戦を争う構図となった。
橋本氏は2期5年の実績を強調するとともに、「知事与党」のふじのくに県議団の一員として、川勝平太知事との関係の親密さや、斉藤栄市長との関係も強調。また、細野豪志県連会長からの応援を受けるなど無党派層への浸透も図る。
一方、藤曲氏は、熱海市などを地盤とする勝俣孝明衆院議員ら自民の国会議員らの応援を受け、元市議としての実績や政権与党として国政とのパイプ役を買って出る戦略をとる。
平成22年の補選、23年の前回選のいずれも無投票当選だった橋本氏と、藤曲氏はともに初の県議選での選挙戦。県内でも顕著な高齢化への対策や衰退が続く観光業の立て直しに向けた政策論争が期待される。
http://www.sankei.com/region/news/150404/rgn1504040056-n1.html
2015.4.4 07:05
【静岡県議選】
浜松市 関心低下、舌戦に期待
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中区、東区、西区、南区、北区、浜北区、天竜区の7選挙区のうち、中区と東区を除く5選挙区で、9人の現職が県民の審判を受けずに再選を果たした。選挙戦となった両区も、中区では4議席に5人が立候補、東区で2議席に3人が立候補と激戦とまでは言えない状況だ。
県政への関心低下ともみられる状況に、浜松市の選管担当者は「政令市になったことで多くの権限が市に委譲されており、市の活性化という意味では市政に意識が移っているのだろうか…」と首をひねる。ただ、市議選の立候補者も前回より8人少なく、市長選も現職の無投票当選が、告示直前で回避されるなど、選挙全体への関心低下傾向もみられる。
ものづくりの中心地で産業活性化策などで各候補が舌戦を展開することは、県内景気の回復への試金石とも言えそうだ。
4819
:
チバQ
:2015/04/05(日) 11:39:02
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/ishikawa/CK2015040402000227.html
無風最多も加賀地方激戦「自民一強」勢力図どう動く
2015年4月4日
写真
続く低投票率 歯止めにも注目
県政界の行方を占う県議選が告示された。十五選挙区のうち八選挙区が無投票。戦後最多の一九七九(昭和五十四)年の七選挙区を三十六年ぶりに更新した。かほく市以北の能登地方がほぼ無風なのに対し、加賀地方は激戦区が多く対照的。新幹線開業を生かし、人口減対策や地方創生など山積課題にどう臨むか候補の主張に注目したい。国政、県政とも「自民一強」の勢力図がどう動くかも焦点だ。 (田嶋豊)
能登の無風の背景に、人口減対策が急務で新幹線開業直後と重なり「結束し活性化に努めるべきで、選挙で争う時でない」との住民の思いがあるようだ。自民党の政権復帰により、六期目で影響力を強める谷本正憲知事とのパイプ役を自負する自民現職の対抗勢力が出にくい事情も絡む。
一方、金沢以南は乱戦模様。白山市は例がない九人が名乗りを上げ、直近の市長選なども影響したとみられる。本紙アンケートでは、新幹線開業を受け「金沢一人勝ち」と加賀との格差拡大を懸念する声が強く、乱立の一因のようだ。
候補の党派別では、県議会最大会派の自民は公認二十六人と推薦三人で、現有二十五議席の上積みを狙い、自民「一強」は続きそうだ。政権与党で足並みをそろえる公明は二議席堅守の戦い。
前回与党で臨んだ民主は公認十一人、推薦三人を擁立し八議席を得たが、政権を失い離党で現職はゼロ。今回も各地で対抗馬擁立を模索したが、厳しい情勢で断念した地域もあった。最終的に公認、推薦各一人にとどまるが、今後の国政選挙も見据え社民や連合石川との連携も視野に入れる。共産は昨秋の県議補選で得た金沢市の二議席を、白山市と合わせ維持できるか注目される。
党派の推薦を受けない無所属は支持を除き二十人で、一九九九年の当選十七人を超えれば戦後最多。選挙後に各党が取り込みを図るなど勢力争いに影響しそうだ。
前回投票率は過去最低の56・72%。77・50%だった一九八三(昭和五十八)年以降ずっと右肩下がり。九五年から五回続けて過去最低を更新しており、歯止めがかかるか注目される。
改革に積極的な議会に比べ、住民への情報公開、執行部との緊張感ある議論の面で遅れが否めない県議会。無投票が多く政治離れ加速の懸念も拭えない中、より良い県政実現のため有権者も候補、議員をしっかり見極める必要がある。
4820
:
チバQ
:2015/04/05(日) 11:40:30
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/mie/CK2015040302100026.html
<県議選の注目点>新政みえ、勢力守れるか
2015年4月3日
民主・連合系の会派「新政みえ」が最大会派を死守するか、自民勢が逆転するかが最大の焦点となる。改選前は新政みえ、第二会派「自民みらい」のいずれも過半数を確保していない。新人三人を立てた共産が、前回選で失った議席を奪還するかどうかも注目だ。
新政みえは単独過半数の二十六議席以上を目指して候補の擁立作業を進めたが、公募した県南部の二選挙区での擁立を断念。擁立は現有と同数の二十三人にとどまった。改選後の構成によっては無所属議員らとの連携も視野に入れる。
自民は単独過半数を占めることが可能な二十六人を擁立。現職は自民みらいに十八人、自民系少数会派「鷹山」に三人が所属する。自民みらいと鷹山は昨年、四年前の知事選で、ともに鈴木英敬氏(現職)を支援した公明、みんなの党(当時)とタッグを組み、自民勢として正副議長ポストの独占に成功した。
県都の津市と県内最大人口の四日市市(ともに定数七)はいずれも八人が立候補し、少数激戦になった。
4821
:
チバQ
:2015/04/05(日) 11:40:49
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/mie/CK2015040402000254.html
共産、4年ぶり奪還狙う四日市区では女性候補
2015年4月4日
出発式に集まった支持者らと握手する候補者=四日市市で
写真
三日に告示された県議選では、共産が前回選から四年ぶりの議席奪還を懸けて臨む。八人が七議席を争う激戦となった四日市市選挙区では新人の女性候補が、雨の中を精力的に駆け回って支持を求めた。
「共産党の議席がなかった県議会は、暮らしに寄り添わない県政を野放しにしてきた。県民の声をまっすぐ聞く政治に転換しよう」。市中心部の郵便局前を第一声の場所に選んだ候補は、曇り空でも目立つピンク色のスーツ姿で有権者に呼び掛けた。
四日市市選挙区では前回、ベテラン候補が十四票差で次点となり議席を失った。立候補した新人は、市議に二回当選の実績を持つ。告示日は駅やスーパー前などに立ち、選挙カーで市内を回って支持を訴えた。選挙区唯一の女性候補として、党派を超えた支持も狙う。
共産以外でも自民、民主、公明から有力新人が名乗りを上げ、現職四人としのぎを削る。各党は強力な応援弁士も招いており、公明は三日に坂口力・党特別顧問が来訪した。民主は四日に岡田克也党代表、共産は十日に志位和夫委員長が四日市入りの予定で、自民も地元選出の国会議員が現地に入って精力的に活動する。
共産党県委員会の大嶽隆司委員長は「四年前は自民か民主かという二大政党の影響が残っていたが、今回は違う。党は全国で都議選、参院選、衆院選と躍進が続いており、県議会でも二議席以上を取らなければいけない」と力を込める。
県内では、同じく前回に議席を失った津市と、前回は無投票だった伊勢市の選挙区で新人を擁立。いずれも告示前から、知事選で共産が推薦する新人候補の応援に加わり、街頭で政策を訴えてきた。
(河崎裕介、滝田健司)
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チバQ
:2015/04/05(日) 11:41:17
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/gifu/CK2015040302100025.html
<県議選の注目点>自民系、8選挙区で分裂
2015年4月3日
定数は四六。自民が現有三十議席からの上積みを狙う。ただ、候補者一本化の失敗が相次ぎ、八つの選挙区が「自民系分裂」の構図に。擁立候補が次々に敗れると、党県連の運営に影が差すことになりかねない。
全二十七選挙区で立候補を届け出たのは計六十六人。自民は三十二人を公認し、別の二人には推薦を出すなど、強固な支持基盤を背景に攻勢を強めた。
ただ、思わぬ落とし穴が。世代交代の遅れへの不満や県連の支部組織内の対立などから、無所属に転じて出馬する自民系の元市議、町議が続出。県連幹部は「分裂選挙区の結果によっては、県連にとって転換点となる選挙になるかもしれない」と組織の引き締めに力を入れる。
対する民主は、党勢の凋落(ちょうらく)に歯止めがかからず、公認五人、推薦三人にとどまった。党県連は三月下旬になって、候補擁立を見送った維新の党県総支部から支援を受ける協定を締結。維新支持層への浸透を図り、自民批判票の取り込みを狙う。
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チバQ
:2015/04/05(日) 11:41:46
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/aichi/CK2015040402000248.html
シングルマザー、性的少数者…29人が立候補 名古屋市議選
2015年4月4日
選挙戦が始まり、支持を訴える女性候補者=名古屋市名東区で
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3日告示された名古屋市議選には、過去2番目に多い29人の女性が立候補した。このうち半数の15人が新人。依然「男社会」に映る市議会に新風を吹き込もうと、出馬を決めた彼女たち。「女性の活躍推進」の実現に向け、さまざまな目線で訴える。
「シングルマザーとして、働きながら子育てしている経験や苦労を政治に届けたい」
次世代の党の候補(30)は、看護師として働きながら一人息子を育てる。子どもが病気になっても仕事を休みにくく、仕事が忙しくなると子どもと過ごす時間が減る。女性が働きにくい現状を広く訴えたいという思いから、知人の勧めで出馬を決めたのは、わずか五日前。三日は選挙カーに乗り、子育て支援の充実の必要性を強調した。
「女性の社会進出を進めていきましょう」。自民党の候補(30)は慣れない街頭演説で、思いをぶつけるように声に力を込めた。
大学卒業後、大手銀行の総合職として活躍。だが、先輩の女性社員が妊娠や出産で、やむなく辞めていく姿を何度も見てきた。「男社会の職場に残っている閉鎖的な雰囲気を、少しでも変えていければ」。学生時代から興味があった政治の道を志そうと挑んだ。
別の自民党の候補(28)は、介護現場で働く人たちの待遇を知ってもらいたいと思う。学生時代に学んだ法律の知識を生かし、特別養護老人ホームに事務職として勤務。施設では、一人の職員が三人の利用者を受け持つ慢性的な人不足が続くが、経営が厳しく待遇は改善されない。街頭で「介護職員の劣悪な労働環境を改善することが、施設を利用する高齢者の待遇改善にもつながる」と訴えた。
「少数派や普通の人の思いを吸い上げることでは、誰にも負けない。小さな声を全力で届けます」
実は二十九人のうち、一人の戸籍は男性だ。この諸派の候補(45)は自ら性同一性障害であることを公表し、女性として生きる。NPO法人代表として性的少数者の支援に取り組み、「光が当たるきっかけに」と立候補を決めた。
この日は自転車で選挙区を回り、繁華街では投票の重要性を訴えた。「少数派は無視されがちだが、選挙権は誰でも平等です」と。
(統一地方選取材班)
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名無しさん
:2015/04/05(日) 21:09:40
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150405ddlk24010081000c.html
’15統一地方選:国会議員、支持訴え 知事・県議選候補後押し /三重
毎日新聞 2015年04月05日 地方版
知事選に続き、県議選が告示されて初の週末を迎えた4日、公認や推薦候補を擁立した政党の国会議員が応援のために県内各地に入り、知事選や県議選の候補者の街頭演説や個人演説会などに参加して、懸命に支持を訴えた。【田中功一、谷口拓未】
自民党は、県選出の国会議員が、それぞれの地元で県議選候補らを応援。四日市市選挙区の公認現職の個人演説会には、吉川有美参院議員と、衆院三重2区が地盤の島田佳和衆院議員=比例東海=が出席した。吉川氏は「地域発展のため、地元で生まれ育ち、地に足を着けて考える県議を出すことが必要だ」、島田氏は「(自民推薦の)鈴木(英敬)県政を支えるためにも自民が県議会で過半数を取らなければ」と訴えた。
民主党は衆院議員の岡田克也代表が鈴鹿・四日市市に入り、激戦区の鈴鹿市で開かれた公認現職の個人演説会では、危機感を訴えながら支持を呼びかけた。県議会と知事との関係にも触れ、「県民の立場から、是々非々でいいことは後押しし、駄目なことは修正していく議会でなければ駄目だ。その役割を演じられるのは自民党ではなく、民主党であり、(民主系会派の)新政みえを引っ張る彼だ」と述べた。
公明党は、昨年の総選挙で国政転出した元県議の中川康洋衆院議員=比例東海=が地元の四日市市で、自身の後継候補として出馬した公認新人に終日付き添って支持を求めた。
同市大矢知町のスーパー前の演説では、新人が同市で生まれ育ったことを強調し「四日市の皆さんの思いを一番感じられる候補」とアピールしたほか、出馬表明が遅れた危機感を訴え、「県議会に、私の後継を押し上げてほしい」と呼びかけた。
共産党は本村伸子衆院議員=比例東海=が駆け付け、津、四日市、伊勢市で党推薦の知事選候補や公認する県議選候補の応援に奔走した。津駅前での県議選候補の街頭演説では、安倍政権は平和憲法を壊し命を軽視していると批判し、県政も「オール与党だ」として「昨年の総選挙で共産党が躍進した流れを県議選の議席獲得につなげ、暮らしや福祉に予算を使うように変えてほしい」と支援を訴えた。
〔三重版〕
4825
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チバQ
:2015/04/06(月) 20:27:45
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo-ser/20150404173355.html
統一地方選・県議選県議選・中越 駆けめぐり舌戦展開
県議選が3日、告示された。長岡市・三島区を除く中越6選挙区には11人が立候補。柏崎市・刈羽区、南魚沼市・南魚区では12日の投開票に向け舌戦が始まった。十日町市・中魚区、見附市、小千谷市、魚沼市の4選挙区でも候補者が人口減問題への対応策などを訴え、無投票当選が決まった。
◇ ◇
【柏崎市・刈羽】 産業創生、子育て支援に力
柏崎市・刈羽区(定数2)には3人が立候補した。各候補者は街頭で、産業振興や子育て支援などに取り組む意欲を語った。
自民党の現職、三富佳一さん(76)は「長い政治経験を生かし、多難な時だが新たな諸施策の実現に向け頑張りたい。国が地方創生と言っている。地方の元気は日本の元気につながる。魅力ある産業を作らなければいけない」と強調。「柏崎刈羽原発は原子力規制委員会で専門家が審査をしている。私は日本の科学技術を信用している。安全を100%に限りなく近づけ、規制委が『心配ない』としたならば再稼働に踏み切るのは当たり前のことだ」と訴えた。
無所属の新人、池田千賀子さん(54)は「生まれも育ちも柏崎。21年間は行政職員として福祉向上に努め、市議会議員として12年間、市政全般に関わってきた。大変な思いをしている人の暮らしをどう守るかと、人口減少に歯止めを掛けることが政治の課題」と語った。「安定した雇用をつくり、大都市から地方への人の流れをつくることが必要。結婚、出産、子育てにしっかりと目配りをするためには、実績を積んだ地元の女性の力が必要だ」と力説した。
無所属の新人、鷲尾百合子さん(33)は「兄(鷲尾英一郎衆院議員)の姿を見て、24時間365日、地元を思い、汗を流しながら国をよくするのが政治家なのだと学んだ。兄と連携しながら、皆さまの声を県政に届けたい」と志を話した。「皆さまのお子さん、お孫さんに責任を持てる世代の1人として、これからの柏崎のために働かせてほしい。これまでとは違った新しい風を巻き起こして、10年、20年後の柏崎を皆さんと一緒につくっていきたい」と力を込めた。
◇ ◇
【南魚沼市・南魚】 県会・県政への思い切々と
南魚沼市・南魚区(定数2)も3人が立候補した。現職は県議会の在り方について熱く語り、新人は県政に挑む思いを口にした。
無所属の現職、若月仁さん(56)は「医療や福祉、教育といった生活の不安を解消できなければ、住民の財布のひもは緩まない。公共工事や財政出動も必要だが、目に見えない安心、安全を守り、みんなが仲良く暮らせる地域をつくることが景気回復につながる」と説いた。「周りの地域は自民が独占する勢いだ。議会への期待はさまざまあるのに、一つの集団の考えが占めるようなことでいいのか。弱い立場の人の声を伝える役割を続けたい」と力を込めた。
自民党の新人、松原良道さん(63)は「住民の思いや生活は現場にある。18年半の市議、町議の経験から、政治とは生活そのものという信条を持った。地域で共通する心配や期待は何かを肌で感じたいと思い、1年かけて選挙区を一軒一軒回った。この地に生まれ育った者として、直接聞いた声を必ず県政に届ける」と呼び掛けた。「市町との信頼関係の下、地方創生の流れをつかまねばならない。新たな県政とのパイプ役を誰に託すのかを問いたい」と訴えた。
自民党の現職、斎藤隆景さん(71)は「大勢の方の熱意によって県議会のバッジをつけさせていただいている。何とかこの地域の人口を増やしたい。そのためには雇用、教育が必要だ。そして何よりも医療福祉。全てについて自分は実績を重ねてきたつもり」と力説。「私にとっての現場は県庁、県議会、各常任委員会だ。ここできちんと質疑ができれば予算は回ってくる。(党県連の)三役を経験した力を存分に発揮し、南魚沼のために頑張る」と経験をアピールした。
【統一地方選・県議選】 2015/04/04 13:54
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チバQ
:2015/04/06(月) 20:28:05
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo-ser/20150404173354.html
県議選・上越 課題にどう向き合う
観光振興、交通網アピール
3日告示された県議選では、上越市区(定数5)に6人、妙高市区(定数1)に2人が立候補した。糸魚川市区(定数1)は5回連続で無投票が決まった。上越地方は3月に開業した北陸新幹線を活用した観光や産業振興に有権者の関心が高まる。上越沖で確認されているメタンハイドレートや、柏崎刈羽原発の再稼働問題などエネルギーも重要なテーマ。選挙戦となった上越、妙高両市の候補者は地域の課題にどう向き合うのか、それぞれの主張をまとめた。
◇ ◇
<観光振興、交通網アピール>
【上越市区】
共産新人の橋爪法一さん(65)は高田地区でマイクを握り、柏崎刈羽原発再稼働阻止を前面に「県民の命と安全を守る」と強調。県予算の民生費の割合が低い現状を指摘し「全国水準に引き上げ、子どもの医療費助成、福祉を充実させる」と訴えた。
自民現職の楡井辰雄さん(63)は藤巻での出陣式で「高速道4車線化が進み、新幹線が通るなど上越は交通の要衝」とした上で、「多くの人を呼び込むため、市と地元商工会議所と連携しながら(見どころを)つくり上げなければならない」と訴えた。
社民現職の小山芳元さん(67)は土橋でマイクを握り、地方の人口減少に対する危機感を訴えた。「若者が県外に流出しないよう雇用の場をしっかりつくっていく。北陸新幹線など充実した交通体系を生かし、企業誘致に全力を挙げたい」と述べた。
無所属新人の秋山三枝子さん(64)は上越妙高駅に近い地元の大和5で、「住民の熱意で上越を訪れる人をおもてなしし、次の人たちを呼び込めるようなまちづくりを」と訴えた。「新幹線のように私も県政に大きな風穴をあけたい」と力を込めた。
自民現職の矢野学さん(74)は上越文化会館前で、高速鉄道網を生かした医療機関や県立看護大の活用策を主張。「首都圏の人を上越に呼び込み、人間ドックや医療、介護が受けられる地域にしていきたい」とし、日本一の高度医療先進地を目指すとした。
自民現職の小林林一さん(70)は直江津地区で出陣式。「速達型かがやきを1本でも2本でも止め、最終的には10本止まる上越妙高駅をつくらなければ。産業振興に努力すれば必ず実現する」と声を張り上げ、佐渡を含めた観光振興の必要性も強調した。
◇ ◇
<若さ、実績押し出す>
【妙高市区】
無所属新人の渡部道宏さん(49)は栗原5の選挙事務所前で第一声。「皆さんの力を一つ一つ集め、県政に真っすぐ伝える。皆さんが必要だと思っていることを確実にものにしていく」と訴え、若さや世代交代を前面に出す。
無所属現職の横尾幸秀さん(69)は、白山町4の市総合体育館前で、2期8年の経験と実績を強調。「若い人が働く場や安心して子育てに取り組める家庭、医療や福祉、教育などの基盤をしっかりとつくりたい」と力を込めた。
◇ ◇
<新幹線活用高い関心 上越の有権者>
県議選が幕を開けた3日、上越市内の有権者は、各候補の北陸新幹線を活用した政策などに耳を傾けた。
直江津地区で現職の主張を聞いた主婦(77)は「新幹線はできたが直江津からは遠い。歴史ある港を活用する政策で、地域を生き生きさせてもらいたい」と話した。
この日は同地区で朝市が開かれ、候補者が次々と訪れて有権者に支持を訴えた。出店していた木内孝さん(71)は「北陸新幹線開業を機に観光客が直江津まで足を延ばすルートを開拓し、人の流れをつくってほしい」と求めた。
新人の演説に足を運んだ大和5の無職大島政義さん(80)は「新幹線開業で上越が経済活性化の発信地になる。チャンスを生かした政策を」と注文。下門前で現職の演説を聞いた農業保坂治さん(59)は「新幹線や高速道を活用してどう観光振興、雇用促進を図っていくかという主張を聞きたい」と話した。
【統一地方選・県議選】 2015/04/04 13:54
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チバQ
:2015/04/06(月) 20:28:44
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo-ser/20150405173268.html
県議選 1人区、自民の地盤強く
議員のなり手も減少
12日投開票の県議選は全27選挙区53議席のうち12選挙区16議席が無投票となり、告示日の3日夕方に当選が決まった。競争率は過去最低の1・38倍、無投票当選率は過去2番目に高い30・2%だった。無投票の背景として政党関係者や専門家は、定数1の1人区に地盤の強い自民党候補が多いことや、経済環境や市町村合併による議員のなり手の減少を挙げる。
◇ ◇
「ありがたかった」「安堵(あんど)した」。無投票で当選した候補からは3日、本音が聞かれた。同時に、多くの無投票当選者は選挙のないデメリットも語った。
5回連続無投票となった糸魚川市(定数1)。自民新人の中村康司氏は3日夕、選挙事務所に入りきれないほどの支持者と初当選を祝った。初挑戦での議席獲得を「非常にうれしい」と喜びつつ、「どのぐらい支持、批判されているのか知りたいが、無投票では何となくしか分からなかった」と複雑な胸中も明かした。
新潟市秋葉区(定数2)選出で、自身初の無投票で3選を果たした自民党の小林一大氏は「無投票は残念だ。選挙なら誰かを選ぶという視点になり、聞く方も伝える方も、緊張感が違う。議論が深まる」と語る。
◆ ◆
無投票当選16人のうち、自民党が13人。13人中8人は1人区だ。対立候補が出ないことについて、3回連続無投票の新潟市江南区の佐藤純氏は「当事者としては何と言ってみようもない」とする。
一方、選挙戦になった複数区のある新人は「自民党が地盤を固める1人区だったら、出ようとも思わなかった」と語る。
2人区では4選挙区で無投票となった。村上市・岩船は自民現職と無所属現職が当選した。自民会派にいたこともある無所属現職は今回、民主の有力な支持団体・連合新潟の推薦を受けた。地元の自民関係者は「もし自民系同士なら、民主は最後まで候補を立てようとしただろう」と見立てる。
新潟市秋葉区と燕市・西蒲は自民党と民主党がすみ分ける形になった。
一方、十日町市・中魚で自民現職2人が無投票当選した。「無投票が多いのは、民主党がだらしないから」(自民中堅県議)との指摘もある。
◆ ◆
<落選後に不安 平成の大合併でなり手も減少>
今回の無投票12選挙区16人は、前回2011年県議選と比べ選挙区数は同じ、人数は1人多い。
候補の減少が無投票の多さにつながっている。候補者は過去最少の73人で、総定数53に対する競争率は過去最低だった。
候補が出ない理由に、落選後の生活の不安を挙げる声は多い。県議を引退する民主県連幹事長の内山五郎氏は16年前の県議初挑戦の選挙で落選した。「市議時代から籍のあった会社がそのまま雇用してくれたので助かったが、今は企業にそういう余裕はないだろう。支援がないと、何度も挑戦できない」と語る。
平成の大合併で市町村合併が大きく進み“県議予備軍”が減った事情もありそうだ。市町村議員数は、合併が本格化する前の2000年は1986人だったが、10年には624人と3分の1以下になった。
◇ ◇
■県立大・田口一博准教授
無投票の増加の背景などを、地方自治に詳しい県立大の田口一博准教授(53)=議会学=に聞いた。
<政治家育てる場重要>
やはり1人区の問題が大きい。どうしても新しい人が出にくい。定数4〜5ぐらいの選挙区で最後に入るような人は、「新しい風」を運んでくれることが多い。議会の活性化につながる。
候補者が増えないのは、平成の大合併で特に町村議員が減り、政治家の供給源が細っていることもあるだろう。県議への転出や、県議に出そうという動きが減るのは当たり前だ。
選挙に落ちても生活できる仕組みを考えないといけない。かつては労組が面倒をみるといったルートもあったが、少なくなってきている。会社を辞めずに選挙に出られるようにするなど、社会全体で支える必要がある。
有権者も「選挙する機会を失った」とばかり言うのでなく、地域のために働く人を送り出すため、育てることが必要だ。新潟はまだ青年団や消防団の活動が活発だ。若い人たちがリーダーシップを取るトレーニングの場がある。NPOでもいいし、そうした政治家に押し上げるルートを大事にしてほしい。
【統一地方選・県議選】 2015/04/05 21:50
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:
チバQ
:2015/04/06(月) 20:34:14
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20150406173280.html
次期衆院選にらみ、議員奔走
2区・3区、県議選舞台に対決再び
12日投開票の県議選では、衆院議員も動きを活発化させている。特に昨年12月の衆院選で自民党と民主党が激戦を演じた新潟2区と3区では、両党の衆院議員が県議選候補の応援に奔走。衆院選の勝者はさらなる足場固めを図り、敗れて比例復活した側はリベンジを期す。県議選を舞台に、次期衆院選をにらんだ攻防が早くも過熱している。
■ □
<2区 自民細田氏×民主鷲尾氏>
「与党の自民党県議がいないのは大きな問題だ」。2区の自民党、細田健一衆院議員は告示日の3日、新潟市西蒲区(定数1)の新人候補の出陣式で力説した。
県内で数少ない自民県議空白区の新潟市西蒲区。自民現職の死去に伴う2012年の補欠選挙で党公認候補が敗れて以降、同区の議席奪還は自民県連の悲願だ。
細田氏は県連の意向を受け、昨年から候補者選びを開始。難航の末、1月に擁立したのが、自身の後援会幹部である今回の候補だった。細田氏は選挙期間中、2区内の県議の応援に回るが、「特に西蒲区では負けられない」と特段の意気込みを見せる。
■ □
細田氏が力を入れるのには理由がある。衆院選で102票差に迫られ復活当選した民主党、鷲尾英一郎衆院議員の動きを意識しているからだ。鷲尾氏は新潟市西蒲区で細田氏が推す自民新人に対抗し、別の保守系無所属の新人と共闘する。社民推薦の無所属現職も交え、三つどもえの争いとなっている。
さらに鷲尾氏は2区の柏崎市・刈羽(定数2)で実妹を擁立。細田氏の選挙対策本部長を務めた自民ベテラン県議と社民党推薦の無所属新人に挑む形となり、ここでも両衆院議員が間接的にぶつかる。
狙いについて鷲尾氏は「衆院選で、連携できる県議が必要だと痛感した。仲間を増やし小選挙区での勝利に近づけたい」と語る。5日も柏崎市で妹の候補とつじ立ちし、支持を求めた。
挑戦状をたたきつけられた格好の細田氏。後援会関係者は「売られたけんかは買う」と敵意をむき出しにする。
■ □
<3区 民主黒岩氏×自民斎藤氏>
自民・斎藤洋明衆院議員を振り切り、民主・黒岩宇洋衆院議員が返り咲いた3区でも、両氏が頻繁に街頭に立っている。
黒岩氏は、自身の後援会幹部を務める新発田市・北蒲の諸派現職をはじめ、3区内の各地で非自民候補と連携する。
告示後初の週末となった4日も新潟市北区(定数2)で民主推薦の無所属新人の応援弁士を務めた。衆院選ではこの新人が黒岩氏を支援し、北区で斎藤氏を引き離した。黒岩氏は「応援してもらった人に協力する」と説明。「共鳴してくれる地方議員が増えれば(国政選挙も)流れがよくなる」と話した。
同日、斎藤氏は同じ北区で自民現職とともに街頭に立った。北区は、もう1人の無所属現職と自民支持層を奪い合う激戦の地だ。「候補が再び仕事ができるよう支えてほしい」と訴えた。
斎藤氏は昨年の衆院選で3区内の自民県議から全面支援を受け、小選挙区では敗北したものの比例復活した経緯があり、県議選では連日、お礼を兼ねて応援に回っている。
斎藤氏は「黒岩氏は手ごわいが、しっかり同志を守りたい。県議選でいい結果を出して反転攻勢につなげたい」と力を込める。
【政治・行政】 2015/04/06 09:11
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:
チバQ
:2015/04/06(月) 22:20:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150406-00010002-fukui-l18
立候補者戦後最少、県議なり手不足なぜ 福井、仕事魅力なく“うま味”減少も
福井新聞ONLINE 4月6日(月)16時48分配信
立候補者戦後最少、県議なり手不足なぜ 福井、仕事魅力なく“うま味”減少も
福井県議選立候補者数の推移
4月3日に告示された福井県議選の立候補者は、戦後最も少ない45人。4年前の前回選挙以降、定数が3人削減されたとはいえ、議員のなり手不足が目立っている。12選挙区のうち5選挙区で無投票になり、定数37に対する無投票当選者の割合は約30%。旧福井市・足羽郡が無投票だった1991年の65%に次いで戦後2番目に高い。県内政界、有権者からは「議員が固定化する」「マンネリだ」と“無風選挙”に危機感を抱く声が上がる。
■選ぶ権利ある
県内第2の市で選挙区としても3番目の有権者数を抱える坂井市。定数4に対し現職4人以外の候補者は現れず、県議選で有権者7万4千人の投票先はなくなった。市内の女性(73)は「私たちには選ぶ権利があり、候補者の話をいろいろ聞いて一票を投じたい。選挙戦で争うことで発展もあるはず」と残念がる。
50代の元坂井市議は「本来、多くの候補者が出て政策論争すべきだが、合併前の旧4町のバランスなどで対立構図をつくりたくない意識が影響したのでは」と分析する。
大野市は前回に続く無投票で、昨年6月の市長選、今年2月の市議選も無投票だった。市内の女性(84)は「今の大野に活気が無い感じがして寂しい」とポツリ。建設業の男性(63)は「議員は市民の代弁者なのに、無投票ではマンネリ。候補者も選挙を勝ち抜かないとポリシーを発揮しにくい」と話す。
■県の追認機関
なぜ県議のなり手が少なくなってきているのか。
「県議の仕事に魅力がない。県議会は二元代表制の一翼を担うと言っても、県の政策の“追認機関”になっている」。20〜40代前半の超党派の市町会議員でつくる「ふくい若手議員の会」のメンバーの一人は、こう指摘する。
大野市内の無職男性(66)も「県議とは何ぞやということに市民は無関心」と語り、県議会への期待感の薄さもなり手不足の背景にありそうだ。
一方で「県議に“うま味”がなくなってきている」と県内の複数の政界関係者はみる。元兵庫県議の不自然な政務活動費の支出問題などを挙げ「議員活動の透明性が厳しく求められ、“我田引水”のようなことは今はできない」と指摘する。
県議会を変革しようと出馬を模索しても、そこに「“政党の壁”が立ちはだかる」と若手議員の会のメンバー。同じ党に公認された現職で埋まっている選挙区に、仮に同じ党籍を持つ新人が出ようとしても押さえつけられてしまうという。
「野党に地方政治の次代を育てる努力が足りない」と自戒するのは民主党支援団体の関係者だ。国政の影響もあるとみられるが、自民党公認・推薦の候補者数は前回、前々回と比べてほぼ維持している一方、民主党や共産党など他党の公認・推薦候補者は半減した。
■重い3条件
選挙に不可欠とされる「地盤(地元組織)」「看板(知名度)」「かばん(資金)」も重い条件だ。
県議補選に出馬した経験のある30代男性は「県議選の初陣で当選しようと思ったら、1千万〜2千万円はかかる」。準備期間を1年以上かけるならば、スタッフの人件費などもかさむ。仮に当選したとしても「4年間の議員報酬だけでは返せない。サラリーマンが出馬するのは絶対無理」という。
男性は、知名度の“看板”は街頭演説を繰り返せば可能とするが「地盤とかばんは個人の努力ではどうしようもない」と付け加える。
組織票や資金力を持った人だけが当選する傾向が強まり、それが無投票につながって、議員の固定化、高齢化が進む。ある県内政界関係者は「ベテランを非難するわけではないが、議会を活性化するには新人や新風が必要」と選挙戦の重要性を語った。
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:
チバQ
:2015/04/07(火) 21:14:16
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150407ddm041010118000c.html
注目区を行く:’15統一地方選/下 三重知事選 民主代表、ゆらぐ足場 県議、「与党系」を推薦
毎日新聞 2015年04月07日 東京朝刊
三重県議選の応援演説をする民主党の岡田克也代表=同県鈴鹿市で4日、谷口拓未撮影
三重県議選の応援演説をする民主党の岡田克也代表=同県鈴鹿市で4日、谷口拓未撮影
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三重県は2009年衆院選で民主が県内5小選挙区のうち4小選挙区を獲得するなど「民主王国」として名をはせてきた。だが今回の知事選では、岡田克也代表の地元にもかかわらず、独自候補擁立を早々に断念し、自主投票とした。一方で、「王国」を支えてきた民主系県議が作る地域政党「新政みえ」は、自民、公明推薦の現職、鈴木英敬氏を推薦する。岡田氏は統一地方選を党勢回復の第一歩と位置づけるが、足元すらおぼつかない。
三重県議選が告示された翌日の4月4日。応援のため鈴鹿市に入った岡田氏は「自民が県議会で過半数を取れば、どんどんおごる」と批判し、県議候補への支援を呼びかけた。鈴木氏については「よくやっている部分もあるが、自民党的な考えだ」とあいまいな発言にとどまった。
三重県知事は、1995年に初当選した北川正恭氏から11年に退任した野呂昭彦氏まで非自民系が中心となって擁立してきた。11年の知事選では、民主が推す元津市長と自民が推薦した鈴木氏ら新人3氏が激戦を展開。約1万票の僅差で鈴木氏が当選した。民主にとっては結党以来初めての県政野党への転落だった。
新政みえは地域政党だが、民主県連のメンバーと重なり、国政選挙では実動部隊となる。改選前の県議会(定数51)では最大会派の23議席を確保していた。その新政みえが、独自候補擁立で知事を奪い返すという選択をせず、前回選で激しく戦った鈴木氏の支援に転換したのは、民主の旗を立てるという名より、県政与党に復帰する実をとったためだ。
民主の支援団体で、やはり鈴木氏を推薦した連合三重の土森弘和会長は「自主投票では知事に話を聞いてもらえない。政治活動をするのに、推薦するのとしないとでは大きな違いだ」と話す。新政みえの中村進一代表は「政策の方向性は鈴木氏とおおむね一致している」と説明するが、別の幹部は「推薦は県議選対策を考えた政治判断。鈴木氏が自民県議と連携して選挙戦をされては困るからだ」と指摘する。
実際、新政みえに配慮して、鈴木氏陣営は「県議選とは連動しない」と決め、演説会も無投票区を中心に回る。岡田氏とも関係の深いベテラン県議は「今、民主の名前では戦えない。民主で中途半端な候補を出しても、県議選の迷惑になるだけだ」と本音を語る。
押しかけられた側の自民県連幹部は「民主は鈴木氏を推薦したいなら推薦すればいいのに。新政みえなんか民主県連と同じじゃないか」と笑う。民主県連は岡田氏を代表に出しているという建前から自主投票にしたという見方だ。
知事選には共産が推薦する新人の藤井新一氏も立候補し、現新2氏の一騎打ちとなっている。【小田中大、田中功一、谷口拓未】
==============
◇三重県知事選立候補者(届け出順)
藤井新一(ふじい・しんいち)56 団体役員 無新=[共]
鈴木英敬(すずき・えいけい)40 [元]経産省職員(1)無現=[自][公]
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:
チバQ
:2015/04/07(火) 21:38:15
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150329ddlk20010008000c.html
’15統一地方選:信州の行方/1 農業 所得減で担い手不足 農業改革に期待と疑問 /長野
毎日新聞 2015年03月29日 地方版
箕輪町木下で暮らす小原金安さん(88)は3年前、手塩にかけて育てたリンゴの木を切り倒した。退職金をはたき、広さ2ヘクタールの畑を購入したのは1964年。やせた土地で安定した出荷ができるようになるまで10年近く試行錯誤の繰り返しだった。子供はおらず、夫婦2人で続けてきたが、転倒で腰を痛めたことをきっかけに、後継ぎ探しに取り組み始めた。農協や行政にも依頼したが、候補はおらず、悩んだ末に伐採を決めた。
2010年の県内の就農者は約10万人で全国最多。それでも05年からの5年間で約3万人も減った。就農者の7割近くが65歳以上とされる。40歳未満の新規就農者も年間約200人ずつ増えているが、減少率には追いつかない。農産物への需要が伸び悩む中、価格は低下。農家の所得を示す農産物産出額はピーク時の20年前に比べ、3割減だ。海外からの安い農産物が増えれば、さらに悪化しかねない。小原さんは「手間の割に収入は高くはなく、技術を身に付けるにも根気もいる。あえてこの道を選ばないでしょう」と農業の将来を憂えた。
■ ■
「農家の所得を増やす」。安倍晋三首相は2月、農協改革を打ち出した。衰える農業を成長産業に転換するため、全国農業協同組合中央会(JA全中)の監査権限をなくし、地域農協の自由度を高めるのが狙いという。東信地方で野菜直売所を運営する男性(68)は地域農協の独立性が高まれば、販路開拓や価格向上にもつながるとして「農協は共済・信用事業に傾斜しすぎた。組合員と農業を振興するという原点に戻るべきだ」と期待する。
一方、県内のある地域農協幹部は「全中の改革でなぜ農家の収入が増えるのか。現場のための改革ではない」と懐疑的だ。現場の混乱は強まっている。
■ ■
現状を打開しようとする試みもある。1月、試験栽培された多収米「ほそおもて」などと、海外の日本食市場で流通する米国産米を食べ比べる会が上田市内で開かれた。企画したのは東御市の若手農家3人で経営する「風土Link」。県産コシヒカリに比べ、ほそおもての収穫量は3割ほど多い。価格も味も米国産に勝る。作付けの一部を多収米に切り替え、今後需要が見込めるアジアの中間層や日本食チェーンなどに出荷できれば、長期に安定収入を得ることも可能だ。
13年に設立された同社は農家30件と協力し、豪州などへ年間160トンを輸出するまでに成長した。ただ、課題もある。海外の取引価格は国内に比べ低く、輸出コストを差し引けばまだ大きな利益は出ない。それでも続けるのは「危機感」からだ。笹平達也社長(39)は「米の国内需要は頭打ちだが、海外は安定している。販路を確保することは先行投資になる」と言う。
農産物の価格は国の政策に翻弄(ほんろう)されてきた。米価維持のための減反補助金は減り、18年度には補助自体が廃止される。減反の枠外で作る輸出用米のメリットも薄れてしまう。「政策がぶれるようでは先を見据えた経営はできない」。笹平さんは不安を口にした。=つづく
◇ ◇
4月3日告示の県議選で始まる長野の統一地方選。地域社会の行方を左右する課題を追った。(稲垣衆史、横井信洋、福富智、野口麗子が担当します)
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:
チバQ
:2015/04/07(火) 21:38:50
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150330ddlk20010081000c.html
’15統一地方選:信州の行方/2 増えない女性議員 進出遅れ、経済的要因も /長野
毎日新聞 2015年03月30日 地方版
「ついに来たか」。26日開かれた朝日村議選の候補予定者説明会。女性1人が参加したことを知り、元村議の中村三好さん(79)は胸をなでおろした。村発足以来、女性村議はゼロ。女性の立候補も近年の記録にはない。中村さんは昨年から、地域活動などに携わる複数の女性に打診し、地元紙の投稿欄でも出馬を呼び掛けてきた。だが「地元には別の候補者がいるから」などと断られ、あきらめかけた矢先だった。
人口約4600人の3割が65歳以上の同村は、民間の「日本創成会議」が昨年公表した消滅可能性自治体の一つだ。子を産める若い女性の減少により将来的に人口が激減するとみられており、対策は急務だ。だが、村議の平均年齢は70歳以上。中村さんは「このままでは衰退する一方。村政に女性の視点が必要だ」と考えた。「人口比と同様、女性村議も半分近くいていい。一人でも加われば、議論が活性化し、男性議員の取り組み方も変わるのでは」
■ ■
女性ゼロの議会は珍しくはない。2014年4月現在、県内58町村議会のうち、17議会で女性がいない。県内全77市町村の8割近くは女性議員の比率が20%未満で、政府が20年までの目標に掲げる指導的地位の女性比率が30%を超えるのは立科、飯島、下諏訪の3町のみだ。
かつて長野は、女性の議会進出の先進県とされた。07年の県議選で58人中11人の女性県議が誕生し、女性比率は約19%と全都道府県議会で最高となった。だが全国平均が微増していく一方、県議会の女性議員は現在、6人とほぼ半減し、引退や首長選への転出で、4月の改選後はさらに減る恐れもある。
県議会最大会派の自民党県議団は11年の前回選に続き、女性候補者を擁立しておらず、03年の党県議団結成以降、女性の所属議員はいない。県連幹部は「無理に女性候補を擁立するのではなく、意欲のある適任者がいれば男女問わず支援する」とする。
一方、第2会派を構成する民主党も07年に女性候補を公認したのが最後だ。党本部は今回の統一地方選で女性の地方議員を増やすため、女性候補に特別金50万円を支給。県連は候補者を模索したが、擁立したい選挙区とのミスマッチなどで断念した。県連幹部は「女性の訴えは党の主張に当てはまり、活性化も期待できるが……」と唇をかむ。
■ ■
女性の政界進出に詳しい岩本美砂子・三重大教授によると、学歴が高く、1人当たりの県民所得の高い地域ほど女性議員も多く、高齢化率が高い農村地域などでは経済的な要因から全国的に進出が遅れている。一方、1人区など定数が少ない選挙区割りは女性よりも男性が選ばれやすい傾向があるという。
岩本教授は「1人区を合わせて選挙区の定数を増やし、有権者が複数の人に投票できる連記制を導入するなど女性の進出を後押しする制度が求められている。地域の実情を反映するため、全国一律の選挙制度を定めた地方自治法の改正も必要だ」と指摘する。=つづく
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チバQ
:2015/04/07(火) 21:39:21
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150401ddlk20010191000c.html
’15統一地方選:信州の行方/3 議員のなり手減少 「高い志」養成へ勉強会も /長野
毎日新聞 2015年04月01日 地方版
「選挙戦にした方がいいだろうか」。2013年4月の佐久市議選告示まで約3週間に迫ったある日、市議の飯島雅則さん(60)は初めて立候補しようかと思案中の知人から相談を受けた。当時、出馬予定者は定数28に満たず、定数割れへの懸念から、引退表明した現職が急きょ、出馬しようかという動きも出ていた。
飯島さん自身も市職員を辞めて挑む初の選挙戦で不安だったが、「無投票は避けよう」と、ポスターや看板の製作業者に連絡し、知人の出馬を後押しした。結果は定数を1人上回って選挙戦となり、2人とも当選。約1900票を得た飯島さんは、仮に無投票で議員になった自分の姿を思い浮かべ、「何人の市民が推してくれたのかわからなければ、自信を持って問いただしたり、職責を感じながら活動できただろうか……」と考える。
■ ■
県内の小規模自治体では、無投票で議員や首長が決まる傾向が顕著になっている。11〜14年に県内77市町村であった市町村議選(補選は除く)のうち、全19市の議員選は選挙戦となったが、町村議選では4割の24町村が無投票。中でも13年の野沢温泉村(定数8)と高山村(同12)では立候補者が定数を下回り、欠員1のまま無投票で再選された。
なぜ議員のなり手が減ったのか。高山村の畔上孝一村議(71)は、地方の衰退と議員報酬の低さを指摘する。全国町村議長会によると、県内58町村議員の平均報酬は月額約16万7000円で全国平均より約4万3000円低い。約16万円の高山村は、地域の集まりや議会中の弁当など出費は多く、報酬だけでは生活できない。
畔上村議は「昔は旅館業者や建設業者も多かったが、地方の衰えで議員になる余裕がなくなった。引退したくても後継が見つからず、『名誉がある』と続ける人も少ない」と打ち明ける。自治体の中には議員報酬を引き上げる代わりに定数を減らす動きもあるが、「これ以上減らすと議会の機能を失う。手の打ちようがない」とため息をつく。
都築勉・信州大教授(政治学)は「議員を務めた後、元の生活に戻りやすくし、長期間務めなくても済むよう引き継ぎのできる仕組みを作れば、出馬のハードルが下がる」と指摘。さらに「小自治体に本当に議会が必要なのか根本が問われてもいい。議員による議会ではなく、村民全員参加の総会でもいいのではないか」と提言する。
■ ■
佐久市議の飯島さんは当選から1年後の昨年4月、地方議員の担い手を養成する勉強会を作った。議会の実情は、議員側の知識不足などから質問や議論が乏しく、理事者側の提案への賛成に挙手するだけの場と化していると感じたからだ。これまで6回開いた会では、選挙費用や予算書の読み方などをテーマに話し合った。市内外から毎回20〜40人が集まり、年代も20〜70代と幅広い。政党の政治塾のように党派色はない。参加者の中には4月の統一地方選に向けて挑戦を決めた人も現れている。
飯島さんは「市民の関心が得られなければ議会不要論を招く。まずは高い志を持った議員を育てることが大切だ」と話す。=つづく
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チバQ
:2015/04/07(火) 21:40:05
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150403ddlk20010015000c.html
’15統一地方選:信州の行方/4 相次ぐ移住者転居 リニア工事、環境悪化の不安 /長野
毎日新聞 2015年04月03日 地方版
3月20日、井上時満さん(42)一家6人は12年間住み慣れた豊丘村神稲戸中(くましろとちゅう)を離れ、車で約1時間半の阿南町和合宮沢に移り住んだ。苦渋の選択だった。戸中は中山間地にある5世帯の集落。埼玉県から移住し、暮らし続けるつもりだったが、リニア中央新幹線の建設工事では、非常口(トンネル掘削用の斜坑)が設置される。
妻なつめさん(41)と少しずつ増やしてきた無農薬栽培の田畑約80アールのうち約20アールは非常口に掛かり、農作業の行き帰りに歩く集落の村道は掘削残土を運ぶダンプカーが行き交うことになる。6〜15歳の3男1女たちの遊び場だった虻川の水量や水質への影響も心配された。「家族の暮らしを大切にしたい」。転居に踏み切った理由だ。
■ ■
工事計画が進む中、住民が不安視するのは生活への影響だ。県内ルートの9割近くはトンネル区間。約10年間に約974万立方メートルの残土が発生し、ダンプカーが運ぶ。地下水の変化による水枯れも懸念される。
移住先を離れる決断をしたのは井上さんだけではない。ダンプカーの通行量が1日最大1700台以上とされる大鹿村では、通行予定地近くの移住者の夫婦や、非常口が掘られる同村釜沢の移住者家族など少なくとも3世帯が環境悪化を心配し、村を離れた。
県の試算では、リニアが開通する2027年までの工事による地域経済への波及効果は約1兆円。県は、地元への投資額や工事関係者による消費が拡大するとみている。
一方、人口約1080人の半数以上が65歳以上の大鹿村など、沿線自治体の多くは人口減少に直面しており、環境の良さを前面に押し出し、移住促進に取り組んできた。だが、工事が始まれば人口流出はさらに進む恐れもある。大鹿村は「生活への影響を減らすためJR東海と協議を続ける」とするが、具体策は乏しい。
集落の近くが工事現場となる阿智村清内路。前村長の岡庭一雄さん(72)は「この地区では子育て世代の移住者のおかげで小学校が維持されてきた。今後、移住者が途絶えるかもしれない」と懸念する。
■ ■
リニア工事についての環境影響評価書(アセスメント)が公表された昨春、残土の仮置き場を確保できれば、戸中の非常口は不要になるとの期待が一時高まったが、工期が長くなることを理由に豊丘村は難色を示した。
井上さん夫妻は「JRの担当者は『トナカ(戸中)を工事車両の方向転換地に』と言った。地名も読めず、私たちが暮らす場所を工事現場としてしかみていないのかと驚いた」という。リニアは不要と感じていたが、受け入れてくれた集落への感謝の思いから、地域の争いにつながる反対運動は考えてこなかった。それでも「転居は意思表示の一つと思っている」。
1日、県がJRと結んだ建設に関する合意書には「環境保全」「地域との連携」の文言が盛り込まれた。ただ地元が求めている環境保全の協定についてはJRは「アセスで示したことがすべて」との立場のままだ。生活への不安は払拭(ふっしょく)されないまま、年内にも本格工事は始まる。=つづく
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チバQ
:2015/04/07(火) 21:40:39
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150407ddlk20010182000c.html
’15統一地方選:信州の行方/5止 分娩の空白地帯に 定住促進策にも影響 /長野
毎日新聞 2015年04月07日 地方版
大町市立大町総合病院が3月末、出産の受け入れを中止した。通院していた妊婦には地域外の医療機関を紹介するが、大北地域で唯一の分娩(ぶんべん)施設だっただけに地元の衝撃は大きい。一番北にある小谷村の場合、出産が可能な県内の最寄りの病院まで、車で片道約1時間半かかる。
同病院で妊婦健診を受けていた近くに住む女性(38)は今秋にもここで第2子を産む予定だったが、通院先を実家のある市の病院に変更した。出産を経験すると、陣痛から出産までの時間が短くなる傾向がある。女性は「何かあった際に、病院が遠いのは怖い」と話す。
5カ月前に同病院で第3子を出産した大町市の看護師(38)も「病院までの道のりが長いと、途中で破水や出血などの危険性が高まる」と指摘。さらに「この地域の実家に戻っての“里帰り出産”を望む人も多いが、精神的にも負担は大きくなる」と懸念する。
同病院は分娩再開に備え、妊婦が別の病院で健診を受けていてもすぐに状態が把握できるように松本医療圏と共通のカルテ利用を始める。ただ、今のところ肝心の医師確保のめどは立っていない。
■ ■
県内の10医療圏で、分娩の空白地帯が生じたのは初めて。大町総合病院の場合、産科の常勤医2人のうち1人が長期療養を余儀なくされ、24時間体制が維持できなくなったことからもう1人も離任したことが原因だった。
ただ産科医不足は、全県的に慢性的な状態となっている。県内で分娩可能なのは2月時点で44施設と、2005年の55施設をピークに漸減してきた。
24時間体制が強いられる過酷な勤務のうえ、「大町病院を守る会」の北村喜男会長は04年度に導入された新しい臨床研修制度が背景にあると指摘する。かつては県内で学んだ新人医師は県内で研修を受けていたが、新制度で県外も含めて自由に研修先を選べるようになり「患者数が多く給料も高い都心部の病院を選ぶ人も多いだろう」と話す。
また県によると、20代の産科医の約7割は女性だ。伊那市の伊那中央病院は、常勤の産科医5人のうち4人を女性が占める。伊藤徹事務部長は「今のところ人材は確保できているが、医師自身の出産や育児もあり得る。急に人手不足に陥る可能性もある」と話す。
■ ■
県も、手をこまねいていたわけではない。
07年に始まった医師の無料職業紹介「ドクターバンク」で、これまでに11人の産科医を県内に確保。大町総合病院にもバンクを通じて非常勤の産科医1人が着任し、前期の妊婦健診が継続できるようになった。
各病院が産科医に支払う分娩手当の3分の1を補助する制度や、最大3年間は県内の医師不足の病院で働くことなどを条件に医学生らに月額20万円を支給する奨学金制度も設けている。
ただ奨学金は産科医に限ったものではなく、今年度に勤務を始める対象医3人はいずれも別の診療科だった。県医師確保対策室の担当者は「制度を拡充してきたが、さまざまな条件や事情があり、すぐに不足している医療機関に配置することは現状では難しい」と理解を求める。
守る会の北村会長は「少子化、人口減少の対策として県や大町市が取り組んでいる定住促進策にも大きな影響が出る。県にさらなる努力をお願いするしかない」と訴えた。=おわり(稲垣衆史、横井信洋、福富智、野口麗子が担当しました)
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チバQ
:2015/04/08(水) 21:15:32
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150405ddlk16010196000c.html
’15統一地方選:県議選情勢/上 /富山
毎日新聞 2015年04月05日 地方版
統一地方選前半戦となる12日投開票の県議選は県内全13選挙区のうち8選挙区で立候補者数が定数を上回り、40人(現職28人、新人12人)が舌戦を繰り広げている。各選挙区の戦いの構図と情勢を追った。【成田有佳、大東祐紀】
◆富山市第1
◇新人3人 知名度向上へ奔走
富山市第1(定数11)は現職10人に加え、新人3人を加えた13人がそろった。
自民は過半数超え維持となる現有6議席を目指し、現職候補をそろえた。そのうち2人は2012年の県議補選でいずれも初当選。一般選挙の洗礼を受けるのは初めてで、地元への浸透に加え知名度アップに力を入れる。
民主現職、社民新人は支援労組固めだけでなく、地元での訴えを広げようと躍起だ。前回選は民主公認で出馬、初当選した現職候補は、今回無所属で出馬した。野党の幅広い受け皿を狙う。
同じ地盤だった社民1人が今季限りで引退した公明現職は、地元での支持拡大を目指す。共産現職は訴えを広げ、現有1議席の確保に努める。無所属の2候補は知名度向上に奔走する。
◆富山市第2
◇3議席 自民と無所属が争う
富山市第2(定数3)では、現有3議席の確保を目指す自民に無所属候補が挑む。民主や社民など「非自民」からの推薦を受けた候補に渡った議席を、前回選で奪い返した自民。旧大沢野町を地盤とする現職が引退したため、後継の新人を擁立した。旧大沢野町、旧八尾町、旧婦中町と異なる地盤を持つ3候補は、それぞれ地元を中心に支持固めに努める。
政党や団体からの支援は受けない無所属候補は、地元の旧八尾町に事務所を構え、街頭演説を中心に訴えを広げようとしている。
==============
◇富山市第1(定数11−13)
広上俊雄 62 福祉施設代表 無新
五十嵐務 63 不動産賃貸業 自現
奥野詠子 34 党県青年局長 自現
岡崎信也 54 [元]市議 社新
平木柳太郎 30 教育関連社長 自現
山本久男 68 富山陸協参与 無新
杉本正 66 [元]議長 自現
笠井和広 53 飲食業社長 無現
中川忠昭 65 会社役員 自現
火爪弘子 59 党県副委員長 共現
吉田勉 64 党県代表 公現
坂野裕一 51 党県代表代行 民現
浅岡弘彦 51 接骨院長 自現
◇富山市第2(定数3−4)
井上学 56 [元]県課長 自新
藤井裕久 53 保育園理事 自現
宮本光明 56 党県政調会長 自現
松永定夫 65 [元]NPO理事 無新
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チバQ
:2015/04/08(水) 21:16:02
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150407ddlk16010266000c.html
’15統一地方選:県議選情勢/中 /富山
毎日新聞 2015年04月07日 地方版
◆高岡市
◇少数激戦 議席維持目指す自民
現職6人、新人2人の計8人が立候補し、7議席を争う高岡市。5議席確保を目指す自民と、それぞれ1議席を死守したい民主、社民に、共産が挑む。
前回選は1議席増を狙ったが現職議員が落選した自民。今回は現有5議席の維持を目指す。旧福岡町を地盤とする現職の引退に伴い、同じ地盤を持つ前市議が立候補した。
民主現職と社民現職は、支援労組固めと地元の有権者への浸透を目指す。新人を擁立した共産は、全国的な党への追い風に乗りたい考えだ。
◆氷見市
◇12年ぶり 混戦必至の保守分裂
12年ぶりの選挙戦となった氷見市(定数2)では、自民、社民のベテラン現職に自民新人が挑む。3人はいずれも市内中心部が地盤。さらに2013年の同市長選後、保守分裂の影響は残り続けており、混戦は必至だ。
現職と新人を擁立した自民。13年の市長選で本川祐治郎市長を推した現職は、他の自民現職27人が昨年11月に公認決定される中、唯一、今年1月まで公認がずれこんだ。一方の新人は、堂故茂参院議員の元秘書。堂故氏の後継者は市長選で本川氏に敗れており、禍根が残る。
自民2候補に注目が集中するのを懸念するのは社民現職。7期目のベテランだが、選対幹部は「初めて名前を書いてもらう人も多い」と気を引き締める。
◆射水市
◇現新4人「公認」「無所属」影響は
定数3に対し4人(現職3人、新人1人)が立候補した射水市。社民が擁立を模索し続け、前回選同様の立候補者5人の激戦区となることも予想されたが、擁立を断念。前回選は無所属だった1期目現職が当選後に自民公認に、民主公認だった1期目現職が当選後に無所属となり、どのような影響が出るか注目される。
自民は、旧新湊市が地盤の7期目現職と、旧小杉町が地盤の1期目現職を擁立し、2議席の確保を狙う。無所属現職は旧新湊市の地盤固めと、党派の枠にとらわれず幅広い支持を求められる強みを生かす。共産は昨年の衆院選で富山3区にも立候補した新人を擁立し、市内全域で支持を訴える。
==============
◇高岡市(定数7−8)
向栄一朗 62 会社役員 自現
渡辺守人 61 会社社長 自現
山本徹 45 党県政調副長 自現
川島国 41 [元]市議 自新
山上正隆 60 党県幹事長 民現
矢後肇 55 会社役員 自現
井加田まり 63 県連副代表 社現
高瀬充子 53 党市女性部長 共新
◇氷見市(定数2−3)
梶敬信 64 党県常任顧問 自現
薮田栄治 56 [元]参議員秘書 自新
菅沢裕明 73 党県代表代行 社現
◇射水市(定数3−4)
四方正治 70 会社役員 自現
永森直人 40 会社役員 自現
坂本洋史 44 党地区委員長 共新
海老克昌 34[元]会社員 無現
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チバQ
:2015/04/08(水) 21:17:24
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150408ddlk16010266000c.html
’15統一地方選:県議選情勢/下 /富山
毎日新聞 2015年04月08日 地方版
◆滑川市
◇一騎打ち 自・現職と無所属新人
前回選は16年ぶりに選挙戦となった滑川市(定数1)。4候補による激しい戦いが繰り広げられたが、今回も引き続いて選挙戦となった。いずれも保守系の現職と前回出馬した新人の一騎打ちの構図だ。
昨年2月の市長選でも別々の候補者を支援した両候補。自民現職は3期12年の実績をアピールし、保守票を固める。元市議の無所属新人は現市長の支援を受け、幅広い支持獲得を目指す。
◆黒部市
◇16年ぶり 宇奈月町集票が鍵
黒部市(定数2)は1999年以来16年ぶりの選挙戦。旧黒部市と旧宇奈月町が合併してからは初めての選挙戦となり、宇奈月町での集票も鍵となる。自民現職2人に対し、無所属新人が挑む構図となっている。
5回目の当選を目指す自民現職2人。これまでの実績を強調し、市内全域でのあいさつ回りや街頭演説で幅広く支持を訴えている。一方、無所属新人は昨年の市長選にも出馬。地元の宇奈月町を中心に草の根の支持を広げる考え。
◆下新川郡
◇新人候補 無党派層に支持訴え
下新川郡(定数2)は2003年以来12年ぶりの選挙戦。自民現職2人に対し、共産新人が挑む構図となった。富山市を除く県東部では唯一、共産が候補者を擁立した。
議長も経験した7期目を目指す自民現職は、区内全域の支持者へのあいさつ回りで支持固めを図る。当選4回の自民現職は地元の入善町を中心に選挙戦を展開。元朝日町長の共産新人は反自民票の取り込みを狙い、無党派層にも支持を訴える。
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◇滑川市(定数1−2)
神田真邦 50 会社役員 自現
澤谷清 63 造園会社社員 無新
◇黒部市(定数2−3)
横山栄 66 会社役員 自現
大野久芳 66 衣類小売業 自現
西江嘉晃 59 技術コンサル 無新
◇下新川郡(入善町・朝日町)(定数2−3)
鹿熊正一 61 党県副会長 自現
脇四計夫 73[元]朝日町長 共新
上田英俊 50 社労士 自現
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チバQ
:2015/04/08(水) 21:48:26
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=33897
特集 : 県議選 選挙区を行く(上)諏訪市区
更新:2015-4-7 6:01
「読めない選挙」。新人3人がしのぎを削る諏訪市区の各陣営は、こう口をそろえる。いずれも今年になって名乗りを上げ、有権者への浸透度が計り切れないからだ。全員が上諏訪地区在住のため、有権者の約6割を占める旧村部での票の掘り起こしもカギになっている。
出馬表明は3月19日で、3人の中で最も遅かった元市議の今井愛郎氏(45)=桜ケ丘。旧村部の浸透へ四賀に事務所を開設した。市議時代に同じ会派だった中洲や湖南の現職、前職の女性市議の後押しを受ける。1日20カ所を目標に街頭演説し、陣営は「候補が有権者に会う機会を増やし、その人を介して5人、10人と支援の輪を広げたい」と話す。
「まちづくりは人づくりから。未来を担う子どものことをしっかりやらないと」。街頭演説では政治活動から離れたこの4年で市PTA連合会長などを務めた経験から、教育面の県の支援充実が大切と指摘する。諏訪地域への教育指導主事の配置などを掲げる。女性の集会を開くなど女性票獲得に力を入れる。
前市議の森山広氏(55)=湖岸通り1=は、地元の大和ではなく、湖南に事務所を構えて湖南や中洲などでの知名度アップに力を注ぐ。「3候補とも知られていない。そこが勝負」と陣営。手を振ってくれる人を見つけると、候補が遊説カーから降りて一人ひとりと握手するなど「目を見て訴える」。個人演説会の回数を増やし、政策をアピールする。
「聞きます、動きます、働きます。元気のない諏訪圏を変えないといけない」。街頭演説では住民の声を県政に反映するため、要望を聞くことから始めると主張。北陸新幹線の延伸開業、リニア中央新幹線を引き合いに諏訪圏の空洞化を懸念。圏域の活性化へ諏訪地域の他の県議や新諏訪市長らと連携すると語る。
3候補の中で最も早い2月初めに出馬表明した前市議の横山真氏(43)=高島3。表明前から関係者へのあいさつ回りを続け、現時点で約160の地区や団体から推薦を受けた。市議OBや企業関係者の人脈を生かして旧村部での知名度を上げる考え。陣営は「市内全域を複数回遊説し、個人のつながりも生かして支援を呼び掛ける」とする。
「道づくりはまちづくりに直結している。災害に強いまちづくりが必要」。街頭演説では市内の社会基盤整備の遅れを指摘。防災面の観点も含め国道20号諏訪バイパスの未着手区間の早期建設を掲げ、人口減少抑制へ若者の雇用確保なども訴える。自民党から推薦を受け、「国などと連携を図れるのは私しかいない」と力を込める。
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チバQ
:2015/04/08(水) 21:48:41
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=33906
特集 : 県議選 選挙区を行く(下)岡谷市・下諏訪町区
更新:2015-4-8 6:01
「緩んだら負ける」。序盤に優勢とみられた候補がわずかの差で涙を飲んできたのがこの激戦区の歴史。今回も各選対幹部の脳裏に浮かぶのは過去の苦い経験だ。各派とも口をそろえる。「他派に比べて我が派は弱いが、あと一歩で逆転できる」。危機感をあおり、追い掛ける立場を強調して自派の油断を警戒する。
唯一の現職として選挙に臨む小松稔氏(62)=岡谷市南宮=は自民党が公認。県会議会運営委員長を務め、本格的な取り組みは県会閉会後の3月半ばからとなった。「大変な出遅れ。間に合うか」。陣営の危機感は前回選以上だった。
5日に岡谷市東銀座で開いた「女性の集い」。国会議員3人が駆けつける中、小松氏は「国が掲げる地方創生は地域力を高める絶好のチャンス。成し遂げるには、政権政党の公認を受け、県では責任与党に身を置く私以外にいない」と強調した。涙を浮かべ「頑張ろうね」と手を取り合う参加者。小松氏は「4年前もそうだった。当選に向けここから一気に盛り立てる」と気持ちを奮い立たせた。
「私の決断が遅かったばかりに」。新人の武井茂夫氏(46)=同市川岸中=の演説はこの陳謝から入る。現職の野沢徹司氏の後継として名乗りを上げたのは2月下旬。民主党、社民党、連合が推薦するが、野沢氏を支えた動きと比べると物足りない船出だった。「これで大丈夫かな」。陣営のある支持者が漏らした。
ところが、6日に岡谷市中央町で開いた総決起大会。陣営の予想を上回る支持者が集まり、席が埋まった。民主国会議員の演説に続き、武井氏は「皆さんがこの地域で安心して暮らしていけるように全力を尽くす。県会の舞台に立たせてほしい」。ひときわ大きな拍手に幹部は言った。「ようやく勝負になりそう」。
「4年前の悔しさを忘れてはいけない」。返り咲きを目指す共産党、毛利栄子氏(63)=同市今井=の選対幹部が何度も繰り返す。2013年10月に早々と出馬を表明。支持拡大に励み、「共感の輪は広がった」。それでも票に結びつくとは限らない。「前回がそうだった」。
4日に下諏訪町矢木町で開いた大規模な街頭演説。大勢の聴衆が見守る中、毛利氏は子どもの医療費の窓口負担無料化などを例に挙げ「国にも県にもきっぱり物を言い、実現させる」。力強く言い切ると、それを上回る拍手が響いた。それでも「この盛り上がりで満足してはだめ。さらに声掛けしなければ同じ轍を踏む」と陣営に笑顔はない。
任意合区後初めて下諏訪町から立候補した浜章吉氏(67)=同町西赤砂=は特定党派に偏らない姿勢と長い行政経験を訴える。地盤の同町では「かなり票固めができてきた」と自信を見せる選対幹部。だが、「岡谷市から一定の支持がないと勝てない」。
告示後当初は遊説、街頭演説ともに硬さがあった。そんな中、5日には支持が強固な下諏訪町四王、赤砂で街頭演説やミニ集会を実施。雨にもかかわらず多くの支持者が集まった。浜氏は「皆さんの声を県に届け、結果を報告する。政党に染まらない新しい県議の姿を見せる」。その顔にもう硬さはなかった。引き締まった表情で下諏訪旋風「浜風」を岡谷に向ける。
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:
チバQ
:2015/04/08(水) 22:21:45
http://www.shinmai.co.jp/news/20150408/KT150407ATI090006000.php
県議選、2人当選圏入り 11人優勢 激戦の選挙区も
04月08日(水)
信濃毎日新聞は7日、12日投開票の県議選の情勢をまとめた。本支社局の取材を総合すると、選挙戦となった16選挙区(定数計43)の立候補者71人のうち、2選挙区のいずれも現職2人が当選圏に入った。このほか、8選挙区の現職10人、新人1人が当選圏をうかがい、優勢となっている。
当落線上で各候補が激しく競り合う選挙区も目立ち、終盤戦に向けて投票先を決めていない層にどう働き掛けるかや、2011年の前回選で戦後最低の54・19%を記録した投票率の行方も絡み、流動的な要素を残している。
届け出党派別では、自民党の3人が当選圏をうかがい優勢。公明党は2人が共に優勢にある。無所属は2人が当選圏に入り、6人が優勢な状況だ。
選挙区別では、15人が立候補した長野市(定数10)と、8人が立候補した松本市(同6)で、それぞれ現職のうち2人が優勢にある。4議席を争う佐久市・北佐久郡は6人がほぼ横並びで、5人が立候補した飯田市(同3)は現職1人が優勢な状況だ。
いずれも2議席を4人で争う4選挙区のうち、須坂市・上高井郡は現職の1人が優勢。塩尻市は新人の1人が優勢で残り3人が激しく追い上げ、岡谷市・諏訪郡下諏訪町は、ほぼ横一線の状況にある。上伊那郡は現新の3人が当落線上で争っている。
三つどもえの下伊那郡(定数2)は現職2人、中野市・下高井郡(同)は現職のうち1人がそれぞれ優勢。千曲市・埴科郡(同)、安曇野市(同)は共に現新3人が横一線で競り合っている。
競争率が最も高い3倍となった諏訪市(定数1)も、予断を許さない展開だ。現新の一騎打ちとなった大町市、北安曇郡(共に定数1)は、いずれも現職が先行し、木曽郡(同)は現時点で現職が優勢となっている。
4842
:
チバQ
:2015/04/09(木) 21:08:58
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150409ddlk21010190000c.html
’15統一地方選:県議選 最終盤へ引き締め 自民盤石、民主あと一歩 /岐阜
毎日新聞 2015年04月09日 地方版
統一地方選前半戦の県議選(定数46)は9日間の選挙戦を折り返した。無投票当選を除いた31議席を51人で争う戦いは、「地方創生」を最大の争点に日増しに熱を帯びている。投開票日(12日)まで残り3日間の最終盤を前に候補者を擁立した各党に手応えを聞いた。【道永竜命】
今回の県議選では、無投票となった12選挙区を除き、15選挙区が選挙戦となっている。特に、主要政党が「重点区」と位置付けてそれぞれ候補を擁立した岐阜市選挙区(定数9)や、自民公認候補に自民系の市議や町議が挑む「保守分裂」の8選挙区では、各候補者が激しく競り合う。
無投票で12人が当選した自民は残る20人の公認候補と1人の推薦候補の当選を目指し、無投票当選者をフル活用する。現有30議席を上回る議席獲得を目標に全力で取り組む方針だ。猫田孝・県連幹事長は「激戦区も含めよく頑張っていると思う」と手応えを示し、「最後のてこ入れは全部した。あとは突っ走るよう、さらに引き締めを図る」と語った。
第2会派の民主は無投票当選した伊藤正博・県連幹事長が残る7人をバックアップ。伊藤幹事長は「あと少しで当選に届く選挙区ばかり。民主支持層を中心に、組織固めをしっかりとしたい」と意気込む。可児市や高山市では維新の党県総支部との連携も順調で「あとは投票率を上げて、街頭演説で無党派層を取り込みたい」と全員当選を狙う。
現有2議席の死守を目指す公明の岩花正樹・県本部代表は「全体的にもう一つ盛り上がりが足りない」と有権者の反応の鈍さに危機感を示した。その上で、「支援団体にはいっぱいいっぱいでやってもらっているが、さらに活発化する動きを作る。候補者にも細かな政策だけでなく県の未来を語るよう指示したい。最後まで全力でやるだけ」と述べた。
共産は4選挙区に新人を擁立。「オール与党」議会で果たす役割を訴え、昨年12月に途切れた議席の回復を目指す。松岡清・県委員長は「手応えは間違いなくある」と躍進した衆院選の勢いが保たれていることを示し、終盤に向けては「党に対する信頼や期待がまだ個人名に結びついていないところもある。そのすき間を埋めたい」と力を込めた。
4843
:
チバQ
:2015/04/09(木) 21:09:45
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150409ddlk22010215000c.html
’15統一地方選:県議選 浜岡原発「争点化」回避 各陣営、積極性に欠け /静岡
毎日新聞 2015年04月09日 地方版
中部電力浜岡原発(御前崎市)は、4号機の再稼働に向けた安全審査が進む。原発・エネルギー問題は、特に原発から31キロ圏11市町の県民にとって、県議選の重要な「争点」になり得る。だが、議論は低調のまま12日の投開票日も迫る。圏内3選挙区では無投票で現職の再選が決まり、有権者は「原発にどう向き合うのか」の意思表示すらできていない。【舟津進、立上修】
全炉運転停止中の浜岡原発だが、東日本大震災以降、構内への大型車両の出入りは増えた。津波対策の防波壁や非常用電源などの大規模な安全対策工事が進む一方、1、2号機の廃炉作業も次の段階に入っている。
お膝元の御前崎市選挙区(定数1)は4年前の前回に続き、無投票で自民現職が3選を決めた。国の原発補助金頼りの自治体運営、原発関連産業で潤う地元経済が「争点化を避けたい」とする土壌を生んだと指摘されるが、街を歩いても打ち消す声はない。
「無投票はよくない」。前回、無投票だった圏内の袋井市・森町選挙区(同2)は、自民と無所属の現職に無所属新人が挑む。掛川市選挙区(同2)は自民現職の2人に無所属の元職が返り咲きを目指す。だが両選挙区とも、街頭で原発問題を積極的に取り上げる場面はあまりない。
統一選直前の3月上旬、再稼働に反対する御前崎市、島田市、吉田町の3市民団体が「『原発再稼働』の候補は支持しない住民宣言」を発表した。メンバーの一人は記者会見で、選挙区の候補者が全員再稼働容認だった場合に「再稼働反対の候補を立てることになる」と理想を描いてみせた。
しかし、同席した市民団体代表の一人が現状を語る。「原発にしっかり反対する人を候補者に出すということ自体が難しい」
4844
:
チバQ
:2015/04/09(木) 22:50:36
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo-ser/20150409173996.html
上越市区「空白地」の高田に照準
県議選 地元候補者ゼロの大票田
12日投開票の県議選は終盤戦を迎え、上越市区は6人の候補者が5議席をめぐって激しく競っている。特に大票田の高田中心部は地盤とする候補者がいない「空白地」となっており、各陣営は街宣や演説会を開いて浮動票の獲得に力を入れている。投票率の動向も勝敗に影響しそうだ。
旧町村部を地盤とするある現職陣営は、高田に近い企業の建物に初めて構えた拠点を足掛かりに街宣を展開する。選対幹部は「高田の票を掘り起こしたい意味もある」と狙いを打ち明ける。別の現職候補も、地盤とする地域の他に高田商店街近くに拠点を構えた。
高田地区を含む旧上越市地域の有権者は市全体の65%を占める。前回2011年の県議選では、立候補者9人のうち高田地区を主な地盤とする候補は4人に上り、合わせて約3万5千票を獲得した。
告示直前には、地元や政党関係者らの間で擁立を探る動きもあったが、最終的に立候補には至らなかった。「宙に浮いた票」の行方は当落に影響するとみられる。
告示直後の4日は、多くの市民でにぎわう高田地区の朝市で複数の陣営が鉢合わせする場面もあった。「市民と直接対話して得票に結び付けたい」と新人選対幹部は話す。
高田地区の商店街は、郊外の大型店に押されて衰退傾向が続く。北陸新幹線開業を機にどう人を呼び込むかなど、課題は少なくない。ある候補は商店街の街頭演説で「高田に埋もれる資源を組み合わせ、もっと魅力ある街にしなければ」と声を張り上げた。
これまで高田地区の候補に票を投じてきたという同市大手町の無職男性(77)は「高田から候補者が出ないのはちょっと寂しい。まちなかは寂れているし、活性化してほしいと思うのだが」とこぼした。
多くの陣営は1万5千票前後を当確ラインとみる。前回の投票率は55・32%。05年の合併後、2回県議選があり、投票率は減少している。
投票日は花見の時季に重なることから、多くの陣営は「投票率が下がるのが心配」とする。現職候補の1人は「とにかく投票所に行ってほしい」と訴えている。
【統一地方選・県議選】 2015/04/09 14:16
4845
:
チバQ
:2015/04/09(木) 22:51:08
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo-ser/20150409173989.html
新潟市議選、BRTめぐり思惑交錯
新潟市議選(12日投開票)は全8区で選挙戦に突入し、各区で熱い舌戦が繰り広げられている。各候補は人口減少・高齢化対策として、公共交通の充実を一様に訴えるが、BRT(バス高速輸送システム)計画をめぐっては、それぞれの思惑が交錯する。計画「推進」を掲げた篠田昭市長が昨秋の市長選で苦戦を強いられたからか、推進派の候補が街頭演説などで計画に言及する場面は非常に少ない。一方、反対派の候補は「市民世論が追い風になるのでは」とみて訴えを強めている。
◇ ◇
<市長選が影 推進派沈黙>
「どうせBRTには賛成なんでしょ」。ある現職候補は3日の告示後、支持者から問い掛けられた言葉の響きが気になっている。議会ではBRT関連議案に賛成したものの「市民の多くがBRTにアレルギーを持っていると感じる。反対を唱える候補に票を取られるかも」。危機感を募らせている。
BRT計画は、利用者の減少や減便が続くバス交通の「負の連鎖」(新潟市)に歯止めを掛けようと市が進める路線再編の柱。JR新潟駅-イオン新潟青山店間に大型の連節バスを走らせ、まちなかのバス本数を集約する。一部路線で乗り換えが伴うが、生じた余力で郊外線を増やし、市全域の利便性を高めようとする計画だ。開業までの事業費は約13億円、その後の5年間の整備費を含めれば約30億円を見込む。
◇ ◇
市議会の各党・会派は、公共交通充実の必要性については一致しているが、BRT計画そのものをめぐるスタンスは紆余(うよ)曲折をたどった。
市議会は、一昨年の12月定例会で、連節バスの購入議案を可決。その後、市は今夏の運行開始に向け着々と準備を進めてきた。
しかし、昨年11月の市長選や、市民を対象にした意識調査の結果などを受け、市議選を控えたことしの2月定例会では、推進派だった議員からも市長の説明不足を指摘する声や、市民の理解が得られるまで予算執行を凍結するよう求める付帯決議が出されるなど、一歩引いた対応も出始めた。
このような動きに対し「いまさら市長の説明不足を理由に『条件付き賛成です』と有権者の顔色をうかがう対応はおかしい。市議選対策の逃げ口上だ」(反対派候補)との声も上がる。
市議選の街頭演説では、推進を掲げてきた候補からBRT計画の必要性を訴える声は、さほど聞かれない。計画の在り方が争点化した昨秋の市長選が影を落としているようだ。
ある現職候補は「BRTは(議会議決を経て)もう動いている話。市議選の争点ではない」と街頭では口をつぐむ。別の現職候補は「ただ賛成と言えば、市長選のようにアンチの市民から『無駄遣いだ』と騒がれる」と警戒。「選挙で生き残ることが優先。言わないのも戦術」と打ち明ける。
予算の執行凍結を求めた会派のある候補は「BRTそのものには反対していないが、今の計画では中途半端」と説明し、支持者に理解を求める。連節バスの購入議案に賛成した現職候補からは「公共交通の重要性は認めているが、連節バスには反対」と、これまでの政治行動を覆す発言さえ飛び出している。
◇ ◇
4846
:
チバQ
:2015/04/09(木) 22:51:24
<世論追い風、反対派攻勢>
昨年の市長選に続き「アンチ篠田」陣営の“武器”となりつつあるBRT計画。計画反対を強調する候補に対し、ある県議選候補が「本質を見極めてもらいたい。公共交通がどうあるべきかの議論をしっかりとするべきだ」と街頭演説でくぎを刺す場面もみられた。
ある新人候補は「選挙の前だけBRT計画にノーと言い、当選した暁にはまたイエスに変えるはずだ」と現職の政治姿勢を批判し、「発言に責任を持てない人たちがいるのが現状だ」と議会改革の必要性を主張。ある現職候補は「これも全て、いびつな会派構成のせいですよ」とつぶやいた。
◆市議会の対応、紆余曲折
2013年の12月定例会では、連節バスの購入議案を32対20の賛成多数で可決。民主や共産などの反対はあったが、保守系4会派(当時)を中心とした賛成票により、BRT計画を事実上、承認した。
その後、各会派のスタンスに微妙な変化が生じ始めたのは昨年11月の市長選。それまでBRT計画に賛成してきた保守系会派が、篠田氏を支援する側と「白紙撤回」を掲げる自民党籍の新人を支える側に分裂。連節バスの導入に一貫して反対してきた民主は、篠田氏の支援に転じた。
BRT批判を受ける形で篠田氏の得票率が3割台にとどまった市長選の結果などを受け、ことしの2月定例会ではBRTに賛成の立場だった保守系など5会派が連名で、市長自ら先頭に立ち説明を尽くすよう篠田氏に申し入れ。
一方、別の保守系会派は「市民の理解を得ることなく事業を推進し、今夏の開業を目指すことは到底許されない」としてBRT関連予算の執行凍結を求める付帯決議を提出した。決議は委員会で否決された。「予算執行の凍結」を求めた市民からの陳情も本会議で不採択だったものの賛成24、反対26、退席2の僅差だった。
【統一地方選・県議選】 2015/04/09 13:23
4847
:
チバQ
:2015/04/09(木) 22:54:15
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/localelections/68446.html
福井県議選、各選挙区の終盤情勢は 福井市は中心部、南部で攻防激化
(2015年4月9日午前7時00分)
拡大
福井県議選の個人演説会で、ガンバロー三唱する支持者=福井市内
福井県議選の個人演説会で、ガンバロー三唱する支持者=福井市内
福井県議選は投開票日の12日まで、あと3日に迫った。県内では無投票5選挙区を除く7選挙区で、26議席を懸け34人が選挙戦を展開している。告示後の花冷えに加え、有権者の反応が読みにくい戦いとなり苦慮する陣営も多いが、終盤に向け熱は高まってきた。7選挙区の終盤情勢を伝える。
【福井市】当選順位にらむ展開も
「上位の得票次第で下位は混戦」との基本的な見方は各陣営とも序盤から変えないものの、12枠の中での順位をにらむ展開にもなってきた。市中心部や南東部など、草刈り場となっている地域がいくつかあり、激しい攻防が続いている。
市中心部では、現職1人と新人2人がしのぎを削っている。新人井ノ部は「他陣営の攻勢が激しい」(陣営幹部)春山地区などの地元を引き締め。順化地区の大森は、前回を超える得票を目標に精力的な運動を展開している。公明新人の西本は、地元日之出地区への浸透や組織票固めに力を注いでいる。
市南部や南東部では、元市議で新人の峯田が、故笠松泰夫の地盤に食い込みを図っている。6選を狙う野田は地元の社南地区を中心に練り歩き、自治労などの労組票もまとめる。8選を目指す山本芳は一部地域で2人と争うが、足羽川以南を手堅く取り込んでいる。
このほかの地域をみると、山本正は教職票を固め、新興住宅地が多い地元明新地区で票を掘り起こしている。大安寺地区を地盤とする畑は、安居、東藤島地区など空白地域で支持を拡大。新人長田は、前田康博から引き継いだ広大な地盤をどれだけまとめきれるかが鍵を握る。川西地盤の松田は、期間中盤の事務所を湊地区に移す戦法で地固めし、上位を狙う。
浮動票の取り込みに力を入れる陣営もある。屋敷勇(前県議)の地盤を引き継ぐ清水は選挙カーを走らせ、ボクシング世界王者の知名度を生かす。共産佐藤は組織票のほか、脱原発などの訴えで「風向きはいい」(陣営)という。中井は選挙区で唯一の女性候補をアピールしつつ、市東部で支持拡大を訴えている。
4848
:
チバQ
:2015/04/10(金) 23:50:16
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo-ser/20150410174159.html
新潟市議選・終盤情勢 全8区が混戦の様相
新潟市議選(12日投開票)は、総定数51に67人が出馬し、全8区で熱い選挙戦を繰り広げている。定数は前回選より5減。東、江南、西では現職と新人が激しくぶつかるなど各区で混戦模様となっている。終盤戦に突入し、各候補は人口減対策や地元に密着した地域振興などを重点的に訴え、支持拡大を図っている。
◇ ◇
【北区】定数5に現職5人と、最年少候補の新人1人が激しく争う。各候補は、それぞれの支持基盤を固める一方、任期中に死去した前職の支持層への浸透も目指す。新興住宅地に多いとみられる浮動票の争奪戦も激しさを増している。
【東区】定数9に現職8人、新人4人の計12人が挑む。うち10人が政党公認を受けた。議長経験者や会派代表者らベテランと、新人が入り交じる。山の下地域を含む中地区が地盤の候補が6人に上る。各陣営は後援会や労組など組織の引き締めに懸命だ。
【中央区】11議席に現職10人、元職2人、新人4人の計16人が立つ激戦区。市内最大区とあって、自民や民主など各党が公認候補を擁立し、対決姿勢を強めている。各候補は地元を中心にミニ集会を重ねつつ、浮動票を狙い繁華街での演説を繰り返す。
【江南区】4議席を現職5人と新人1人の計6人で争う。亀田、横越の旧両町と、旧新潟市部を地盤とする候補が2人ずつ出馬。地元での訴えに力を注ぐが、地盤以外への浸透を積極的に図る候補もいる。
【秋葉区】定数5に対し現職4人、新人3人の計7人による戦い。現職は地元密着の戦いを展開、組織の引き締めを図る。政党公認の新人は支持層などへの浸透を徹底。街宣に徹し知名度向上を狙う新人もいる。
【南区】三つの議席に、現職3人と新人1人が挑む。それぞれ大票田の旧白根市を中心に街宣し、票の掘り起こしを図る。地元候補が不在の旧味方村、旧月潟村への浸透も狙う。
【西区】定数10に現職6人、新人5人の計11人が出馬。定数1超だが、僅差の戦いを演じている。現職は組織の引き締めを図るとともに、ローラー作戦などで支持固めに奔走。新人は街宣などで知名度アップを狙うほか、引退した現職の地盤の引き継ぎにも力を注ぐ。
【西蒲区】現職4人と新人1人が4議席を争う。当初、無投票がささやかれたこともあり、現職は地盤固めを急ピッチで進める。各陣営は8区の中で最も面積が広い区内を街宣車でくまなく回り、支持を訴える。
【統一地方選・県議選】 2015/04/10 10:09
4849
:
チバQ
:2015/04/10(金) 23:51:31
http://www.shinmai.co.jp/2015chihosen/2015/04/post-170.html
2人が当選圏入り 11人優勢、激戦の選挙区も
2015年04月08日(水)
信濃毎日新聞は7日、12日投開票の県議選の情勢をまとめた。本支社局の取材を総合すると、選挙戦となった16選挙区(定数計43)の立候補者71人のうち、2選挙区のいずれも現職2人が当選圏に入った。このほか、8選挙区の現職10人、新人1人が当選圏をうかがい、優勢となっている。
当落線上で各候補が激しく競り合う選挙区も目立ち、終盤戦に向けて投票先を決めていない層にどう働き掛けるかや、2011年の前回選で戦後最低の54・19%を記録した投票率の行方も絡み、流動的な要素を残している。
届け出党派別では、自民党の3人が当選圏をうかがい優勢。公明党は2人が共に優勢にある。無所属は2人が当選圏に入り、6人が優勢な状況だ。
選挙区別では、15人が立候補した長野市(定数10)と、8人が立候補した松本市(同6)で、それぞれ現職のうち2人が優勢にある。4議席を争う佐久市・北佐久郡は6人がほぼ横並びで、5人が立候補した飯田市(同3)は現職1人が優勢な状況だ。
いずれも2議席を4人で争う4選挙区のうち、須坂市・上高井郡は現職の1人が優勢。塩尻市は新人の1人が優勢で残り3人が激しく追い上げ、岡谷市・諏訪郡下諏訪町は、ほぼ横一線の状況にある。上伊那郡は現新の3人が当落線上で争っている。
三つどもえの下伊那郡(定数2)は現職2人、中野市・下高井郡(同)は現職のうち1人がそれぞれ優勢。千曲市・埴科郡(同)、安曇野市(同)は共に現新3人が横一線で競り合っている。
競争率が最も高い3倍となった諏訪市(定数1)も、予断を許さない展開だ。現新の一騎打ちとなった大町市、北安曇郡(共に定数1)は、いずれも現職が先行し、木曽郡(同)は現時点で現職が優勢となっている。
4850
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チバQ
:2015/04/10(金) 23:52:13
http://www.shinmai.co.jp/2015chihosen/2015/04/post-166.html
県議選大町市区の選挙ポスターが雨で色落ち 刷り直して張り替え
2015年04月05日(日)
インキが流れ落ちた県議選大町市区の立候補者2人の選挙ポスター=4日、大町市
定数1に2人が立候補した県議選大町市区で、両陣営が公示日の3日に貼った選挙ポスターのインキが同日の雨で流れ落ちたため、両陣営は4日、ポスターを刷り直して貼り替えることを決めた。県選管によると、傷んだポスターの貼り替えは認められているが、「ポスターのインキが落ちた例は聞いた事がない」としている。
両陣営の選挙ポスターを印刷した市内の印刷会社によると、印刷工程で用いた水分が多すぎて乾きが悪く、雨でインキが溶けた。3日の大町市は終日雨で、時折強く降った。同社は7日までにポスターを刷り直して納めるといい、取材に「両陣営や有権者に迷惑をかけ、本当に申し訳ない」としている。
同市区のポスター掲示場は計172カ所。1陣営は3日に全て貼り終え、もう1陣営は100カ所ほど貼った時点で色落ちに気付いて貼るのをやめたという。
4851
:
チバQ
:2015/04/10(金) 23:53:05
http://www.yomiuri.co.jp/local/toyama/news/20150408-OYTNT50394.html
[県議選]自民などに挑む共産
2015年04月09日
射水市、下新川郡の両選挙区は、自民や無所属の現職に、共産新人が挑む構図だ。昨年の衆院比例選で得票を増やした共産は、党勢拡大を目指して県議選で計4人の候補者を擁立し、36年ぶりの複数議席獲得を狙っている。(敬称略)
◇浮動票の行方が焦点
■射水市選挙区(定数3―候補4)
自民と無所属の現職3人と共産新人の計4人が3議席を争う。4人とも前回選に出馬した顔ぶれだ。
前回選は5人による混戦だったが、今回は4人による争いとなり、各陣営とも浮動票の積み上げに力を入れている。自民現職2人が旧市部と旧町部ですみ分けを図る一方、共産新人、無所属現職は市全域で浸透を目指している。
前回トップ当選を果たした自民現職の四方正治は、現役最多に並ぶ8選を目指し、地元の旧新湊市地区を中心に支持基盤固めを進める。同地区で7日に開いた個人演説会では、「7期28年間でようやくいい形になってきた。さらに安定した地域にするために頑張りたい」と呼びかけた。
前回選は無所属で初当選し、自民公認で再選を目指す現職の永森直人は、小杉、大門、大島の旧3町地区を中心に票の上積みを狙う。6日に旧小杉町地区で行った個人演説会では「富山の豊かな環境をしっかり伸ばす。地方の素晴らしさを将来につなげる」と支援を訴えた。
共産新人の坂本洋史は昨年12月の衆院選富山3区にも出馬した知名度を生かし、市全域で街頭演説を重ねている。自民との政党対決を意識し、街頭演説では「射水から政治の流れを変える。県予算は土木費の割合が高い。福祉、教育重視に予算を切り替える」と独自色をアピールしている。
前回選は民主公認で初当選した現職の海老克昌は、無所属で再選を目指す。旧新湊市地区を中心に市全域で街頭演説や個人演説会を行っている。7日の個人演説会では「政治経験は4年間だけで、実績はないが、可能性にかけてください」と強調。若者や女性への浸透にも力を入れている。
◇入善の支持票カギに
■下新川郡選挙区(定数2―候補3)
12年ぶりの選挙戦となり、自民現職2人と共産新人1人が2議席を争っている。人口が1万2000人余りの朝日町に対し、入善町は2倍以上の2万5000人強に上り、各陣営は入善町での支持票固めや浮動票獲得がカギになるとみている。
朝日町を地盤とする自民現職の鹿熊正一は7選を目指し、県議会議長を務めた祖父から続く後援会組織をフル回転させる。県連幹部や国会議員が相次いで応援に入っており、朝日町だけでなく、入善町でも演説会を開いて浸透を図る。陣営幹部は「トップ当選」を目標に掲げている。
共産新人の脇四計夫は昨年5月の町長選で敗れるまで朝日町長を4年間務め、高齢者福祉の充実に力を入れた実績をアピール。「県議会に県民の声を届けるため、党派を超えて支援してもらいたい」と訴え、自民批判票の取り込みを目指す。入善町でも共産町議の協力で支持拡大を図る。
入善町を地盤とする自民現職の上田英俊は、昨年8月の同町長選で、現町長の笹島春人の対立候補を支援したしこりの払拭を強調。地元代表として議席維持を訴える。笹島も上田の個人演説会で、「町長選では違う道を歩んだが、手を取り合うことが町民への恩返しになる」と呼びかけている。
2015年04月09日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
4852
:
チバQ
:2015/04/10(金) 23:55:10
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/politics/68584.html
勝山市議に倫理条例違反の疑い 設立観光団体の内容不明瞭で
(2015年4月10日午後5時20分)
2013年度に国の観光推進事業の採択を受けて福井県勝山市議が発足させた団体の組織内容や運営が不明瞭で、市議会議員政治倫理条例の「不正の疑惑を持たれる行為をしないこと」に違反する疑いがあるとして、同市議会の他の複数の市議が市議会議長に調査請求したことが9日、分かった。
疑いがもたれているのは議長経験もある40代の男性市議。同日開かれた市議会議会運営委員会で4人の議員が調査請求した。
17日に臨時市議会本会議を開き、調査特別委員会が設置される見通し。同条例に基づく特別委の設置は同市議会で初めてとなる。
複数の市議によると、事業名は観光庁が募集した「官民協働した魅力ある観光地の再建・強化事業」。男性市議が発足させた「嶺北ふるさと創造観光協議会」が主体となり、九頭竜川の魅力向上を目的に13年度に実施した。男性市議は事業費を約1700万円と説明している。九頭竜川流域エリアをPRするイベントをJR金沢駅で開催したり、同川に関連したモニターツアーを企画、催行したりしたという。
ただ、協議会の組織は事務局長に男性市議が就いたが、会長などの役員が存在しないという。男性市議はこれまで市議会に対し、周辺自治体の観光協会などの団体が同協議会の会員として参加していると説明。しかし、その多くが実際には活動していないという。市議の間では「実態のない団体」との声が上がっている。
また協議会発足に当たり、議長だった立場を利用して観光協会などに参加を呼び掛けたとの指摘も出ており「職権を不当に使った行為」との意見もある。
複数の市議は、男性市議に委員会の場などで何度も説明を求めてきたが、明確な回答がないとして調査請求に踏み切った。
男性市議は、福井新聞の取材に「やましいことは一切ない。あらゆる方法で市民に身の潔白を主張していく」と話している。
4853
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チバQ
:2015/04/11(土) 00:07:19
http://www.gifu-np.co.jp/senkyo/gifu2015/news/gifusenkyo20150410_2.shtml
「維新票」の行方注視 県議選 民主候補を推薦、共闘
2015年 4月10日
写真:「維新票」の行方注視 県議選 民主候補を推薦、共闘
民主党の細野豪志政調会長と共に県議選の民主公認候補を応援する維新の党県総支部長の今井雅人衆院議員(右)=5日午後、可児市内
◆対立候補、警戒強める
終盤を迎えた県議選の集票合戦が熱を帯びる中、維新の党支持票の行方に注目が集まっている。維新は県議選に候補者を擁立していないが、国政の動きもにらんで民主の公認・推薦候補8人を推薦、野党共闘の姿勢を前面に打ち出す。選挙戦で激しい攻防を繰り広げる民主系の陣営にとって票の上積みは魅力的で期待は大きい。一方、対立候補の陣営は、今後の国政選挙への影響も含めて維新支持の広がりに警戒感を強める。
「民主と維新が一緒になって与党に歯止めをかけなければならない」-。5日、民主党の細野豪志政調会長、民主新人候補らと可児市で街頭演説した維新の今井雅人県総支部長は、野党結束の必要性を強く訴えた。民主の各候補は「街頭でも有権者の反応がいい」と歓迎する。
今井氏は昨年12月の衆院選で岐阜4区から立候補し、飛騨地域が地盤の金子一義衆院議員に敗れたが、比例復活で3選を決めた。だが、可児市など2市3町で今井氏の得票が金子氏を上回り、地元可茂地区での維新の浸透を見せつけた。
「次期衆院選は小選挙区で勝つ」と狙いを定める今井氏は、県議選でも公認候補擁立に動いたが断念。一方、民主最大の支持団体・連合と維新の間に不和はあるものの、県内では例外的に県レベルで推薦を出す手法で民主と組み、自身の足場固めの下地をつくった。高山市の無所属新人候補の応援にも積極的に駆け付け、飛騨攻めの足掛かりを目指す。
かつて民主から維新へくら替えした今井氏に対し、労組から不満の声はあるが、民主県連幹部は「激しい選挙戦の中で維新票の存在は大きい」と割り切る。
対する自民現職候補は金子氏の全面支援を受ける。選対幹部は維新の動きに「庭を踏み荒らされたようだ」と不快感と同時に警戒感を隠さない。今井氏に付け入る余地を与えないよう、自民系市議らと連携。次期衆院選も見据え、これまで以上に組織引き締めに躍起になっている。
4854
:
チバQ
:2015/04/11(土) 00:07:40
http://www.gifu-np.co.jp/senkyo/gifu2015/news/gifusenkyo20150410_3.shtml
自民が優位な戦い 県議選 終盤情勢、分裂区では激戦
2015年 4月10日
県内統一地方選の前半戦となる県議選(定数46、27選挙区)は、無投票当選区を除く15選挙区で31議席をめぐり51人が舌戦を展開。12日の投開票日に向けて、激しい集票合戦を繰り広げている。岐阜新聞社は9日までに、本社と支社、総支局の取材を基に各選挙区の情勢を分析した。大半の選挙区で自民候補が優位に戦いを進めるが、保守系候補が火花を散らす「自民分裂」の選挙区や現職、元職、新人が票を奪い合う激戦区もあり、予断を許さない状況となっている。
15選挙区の立候補者は、自民20人(現職15、元職1人、新人4人)、民主4人(現職3人、新人1人)、公明2人(現職1人、新人1人)、共産4人(いずれも新人)、無所属21人(現職5人、元職2人、新人14人)の計51人。
自民は、大垣市や高山市など大半の選挙区で公認候補が優勢。山県市や瑞浪市など「自民分裂」の構図の複数区で、公認候補と無所属候補が白熱した戦いを繰り広げている。全体では公認・推薦候補の中で16人ほどが当選圏内と予想され、無投票当選の13人を加え、自民系無所属候補も考慮すると、現有30議席から上積みの可能性もある。
民主は6選挙区に擁立する公認・推薦候補7人が終盤の追い込みに全力を挙げる。大垣市の現職、可児市の新人は安定した戦い。岐阜市や高山市、関市などでは他候補と激しく競り合う。
公明は現有2議席確保に向け岐阜市の現職と新人各1人が着実に票を固める。
現在議席のない共産党は、議席回復に向けて総力戦。岐阜市の新人はほぼ当選圏内に入ったが、大垣市、土岐市、中津川市の新人は苦戦している。
4855
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チバQ
:2015/04/11(土) 00:08:33
富山
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/toyama/CK2015041002000222.html
県議選終盤戦ルポ
2015年4月10日
県議選は十二日の投開票に向け終盤戦に突入し、各選挙区で舌戦が熱を帯びている。現職二人と新人が三つどもえで争う氷見市、現職、新人の一騎打ちとなった滑川市の両選挙区をルポした。(統一地方選取材班、届け出順、敬称略)
自民独占か阻止か
氷見市
十二年ぶりの選挙戦となった氷見市選挙区。自民現職の梶敬信(64)と自民新人の藪田栄治(56)、社民現職の菅沢裕明(73)が、二つの椅子をかけ激戦を繰り広げる。議席独占をうかがう自民だが、梶、藪田の両陣営に共闘の動きは見られず、独占阻止を掲げる菅沢とともに票を奪い合う混戦となっている。
「九千から一万一千票の間に三人が並ぶ厳しい戦いだ」。梶は個人演説会で横一線を強調し、危機感をあらわにした。街宣やつじ立ちを繰り返し、六期二十四年の実績と県政とのパイプの太さをアピールしている。
藪田は連日、四カ所で個人演説会を開き「十二年間選挙がなかったことが、政治への無関心を生んだ。新しい風を吹き込みたい」と世代交代を主張。早朝に国道沿いで通勤の車に手を振り、知名度アップに必死だ。
保守票を食い合う両陣営には、同じ保守分裂となった二〇一三年の市長選をめぐるしこりが残る。前市長で参院議員の堂故茂が推した候補が、梶が応援した本川祐治郎に敗北。藪田が堂故の秘書だったことから、自民関係者からは「二議席獲得は大義名分で、夢物語」との声も漏れる。
菅沢は自民同士のさや当てを批判。「独占を許すと権力闘争や派閥争いになる。市民の声が県政に届かなくなる」と、議席死守を呼び掛ける。地域をきめ細かく回り、生活安定や福祉充実を訴え、個人票をまとめる。
いずれも地盤は市中心部で、各陣営とも「票が読めない」と口をそろえる。戦いは混沌(こんとん)とした情勢のまま投開票日を迎えそうだ。
実績、連携訴え激突
滑川市
三期の実績か、市長との連携か-。滑川市選挙区は、三期十二年の実績を訴える自民現職の神田真邦(50)と、市長の上田昌孝が支援する無所属新人の沢谷清(63)がしのぎを削っている。
「滑川の政策を県に受け入れてもらうには、知事との信頼関係、県庁との日ごろの付き合いが重要だ」。神田は市内で開いた個人演説会で、三期で培った知事や県とのつながりをアピールした。
昼間は企業回りと数回の個人演説会、夜は四回の演説会をこなし、保守票を中心に支持を固める。自民現職の強みを生かし、自民の国会議員や県議、市議が入れ代わりで応援弁士に入る。弁士は「県議会は自民が過半数。誰が県議なら、自分たちの声が届きやすいかを考えて」と訴える。
一方の沢谷は、市長の上田と二人三脚の選挙戦。昼間の企業回りには上田も公務が空いていれば同行。夜の三回の演説会には、欠かさず上田が顔を出す。
「滑川市は福祉や地産地消などの分野で先端を行く。市長の政策を県にも持って行きたい」。沢谷が演説会で訴え続けるのも上田との連携だ。
政党の支持や推薦を受けない「市民党」を掲げ、保守から革新まで幅広い支持集めに努める。弁士は「市の要望を県に伝えるとき、市長と一緒に訴える県議を」と力説する。
4856
:
チバQ
:2015/04/11(土) 00:10:10
福井
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/fukui/CK2015040802000249.html
<県議選の各選挙区情勢>(上)
2015年4月8日
写真
県議選は告示日の三日に五選挙区で十一人が無投票当選した。七選挙区では激しい選挙戦を繰り広げながら折り返し点を過ぎた。十二日の投開票が迫る中、各選挙区の情勢を三回に分けて紹介する。
◆福井市(一二-13) 現職の地盤に新人挑み混戦
選挙カーがニアミスしたり、他陣営の事務所前を通り過ぎたりと熱を帯びる福井市。定数一二に、現職八人、新人五人の計十三人が立候補している。ある現職は「領土の奪い合い」と表現。背景に現職の地盤に新人が割って入ろうとする構図がある。
現職の陣営が「ぽっと出の素人はいない」と言うように、五人の新人はみな引退者の地盤を引き継いでいるか、組織票を持つ候補者。泡沫(ほうまつ)候補のいない少数激戦区となっている。
各陣営とも「当落ラインはだんご状態の混戦になる」との見方が強い。
新人二人が近隣地域から出馬した現職の陣営は「もちろん厳しさはあるが、この四年で支援組織を拡大してきた」と現職の強みを最大限に生かす考えだ。既存の地域だけでなく空白となっていた地域にも浸透を見せる。
一方、現職の地盤から出馬する新人は組織票を持つが「それだけを頼りにするわけにはいかない」と地域への浸透を狙う。陣営は「現職の氏名を書いてきた人を覆すのは簡単じゃない。地道にお願いしていくしかない」と気を引き締める。
◆吉田郡(一-2) 対照的な戦術、松岡地区に鍵
現職で三期目を目指す鈴木宏紀(56)、元町議で新人の松川正樹(66)の二氏が一議席を争っている。
鈴木氏は自民党や農業・商工団体のほか、河合永充(ひさみつ)町長や多くの町議の支持を受ける。個人演説会では地方創生を進めるための人脈の必要性を強調。陣営では組織力に加え、永平寺地区で浸透に手応えを感じている。
松川氏は学習塾経営四十年超の人脈と同級生や地域活動の仲間に支えられて選挙戦を展開。個人演説会はせず、選挙カーと街頭演説で地域づくりと教育への情熱を訴え、陣営では地元の松岡地区以外にも支持の広がりを実感している。
戦い方は対照的だが、大票田の松岡地区の票の行方が鍵とみられる。
(統一地方選取材班)
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チバQ
:2015/04/11(土) 00:10:21
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/fukui/CK2015040902000263.html
<県議選の各選挙区情勢>(中)
2015年4月9日
写真
◆越前市今立郡南条郡(五-7) 混戦の7陣営、低投票率懸念
五議席を七人が争う。多くの陣営関係者が投票率低下を懸念、前回並みの六千票を当選ラインと予想する。
題佛臣一さん(59)=無新=は、地元の越前市吉野地区を中心に、雇用対策や地域福祉などを前面に支持拡大を図る。
関孝治さん(74)=自現=は、七期の実績を掲げ、地盤の旧今立町と池田町で支持を固めて、他候補の進出を警戒する。
宮本俊さん(51)=無元=は、十五地区で「育てる会」を組織。若い支持者のチームも市街地などで票を掘り起こす。
仲倉典克さん(47)=自現=は、九千三百票の票田、南越前町が地盤。越前市内の同町出身者などへ浸透を目指す。
山崎隆敏さん(66)=無新=は、原発再稼働反対を訴えて支持を広げる。街頭活動などを通じて手応えを強調する。
細川かをりさん(55)=無現=は、草の根の運動を進めており、支持者グループを中心に前回票の上積みを目指す。
辻一憲さん(49)=民新=は、地縁、血縁がなく、表明も遅れたと危機感を強める。五千の労組票を核に引き締める。
◆丹生郡(一-2) 町議の支持が二分する激戦
定数は一で前回同様、藤野利和さん(63)=無元、島田欽一さん(58)=自現=の二人による一騎打ち。町議の支持をほぼ二分する激戦となっている。
返り咲きを狙う藤野さんは、個人演説会などで県議時代の実績や一次産業活性化対策などを訴え、支持拡大に努める。二期目を目指す島田さんは、自民候補であることを前面に押し出し、全地区で自民支持層を中心に票固めを図る。大票田の朝日地区の票の行方が鍵を握る。
◆あわら市(一-2) 支援の拡大へ現新がしのぎ
あわら市選挙区として初の選挙戦となり、芦原地区出身の東川継央さん(58)=無新、金津地区出身の笹岡一彦さん(59)=自現=の二人が一議席を争っている。
東川さんは芦原地区を中心に、市議時代からの支持者や市議らの後押しを受けて選挙戦を展開し、支援の輪を広げている。
笹岡さんはJAや各種団体などの組織力を背景に、金津地区の農村部で票を固め、個人演説会を重ねるなどして支持拡大を図る。
両陣営とも日がたつにつれ、市民の関心が高まっていることを実感しており当選ラインを八千票と見ている。
4858
:
チバQ
:2015/04/11(土) 00:10:36
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/fukui/CK2015041002000247.html
<県議選の各選挙区情勢>(下)
2015年4月10日
写真
◆小浜市三方郡三方上中郡(三-4) 現新2人激戦、票の行方注目
無所属現職の西本正俊さん(56)と無所属新人の池田英之さん(51)が出身地の小浜市で激しく争い、二人の票の行方に注目が集まる。
西本さんは基盤の遠敷(おにゅう)地区を足掛かりに全域で支持を訴える。前回に引き続き労組からの応援も取り付けた。池田さんは地元松永地区や自民党小浜支部の支援を前面に出した戦術。市議時代の地縁、血縁を頼りに票の掘り起こしに努める。
無所属新人の小堀友広さん(66)は、引退する地元県議の後継として若狭町三方地域を固め、隣接の美浜町などで票の上積みを目指す。自民現職の中川平一さん(66)は徹底した組織選を展開。出身地の若狭町上中地域は盤石で、知名度を生かし他の農村部でも浸透する。
◆敦賀市(三-4) 地盤の地区で新人支持拡大
定数三に対し、自民、民主の現職二人と無所属新人の二人が争う。
無所属新人の宮崎則夫さん(67)は、三月七日から実施した市政報告会や個人演説会が三十回を超え、地域に応じた課題を議論。「膝と膝を突き合わせると反応が良い」と自信を見せる。
民主現職の糀谷好晃さん(74)は、告示前に労組中心だった後援会を一般市民も取り入れ再編。大票田の市街地を中心に回り、市民への浸透を図り、若年層の票の掘り起こしも狙う。
無所属新人の力野豊さん(55)は地盤の粟野地区で支持を広げる。陣営幹部は「終盤の盛り上げが課題」と気を引き締め、人柄を前面に押し出し「距離感が近い政治家」として訴える。
自民現職の石川与三吉さん(84)は、告示後一日三回演説会を開き、熱弁を振るう。五期二十年の実績を強調し、陣営幹部は「県や国への強いパイプを持つのは石川だけ」と力を込める。
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:
チバQ
:2015/04/11(土) 00:12:03
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/nagano/CK2015040502000217.html
南北で4候補激戦県議選上伊那郡区
2015年4月5日
4人の激戦が繰り広げられている上伊那郡区。遊説中に出くわした2陣営=中川村で
写真
民主の寺平秀行さん(40)、無所属の矢ケ崎克彦さん(72)の新人二人が、共産の小林伸陽さん(71)、自民の垣内基良さん(65)という現職二人に挑む構図となった上伊那郡区(定数二)。寺平さんと小林さんは箕輪町が地盤。一方、矢ケ崎さんと垣内さんは辰野町が地盤で、十八年前の町長選を戦った因縁の間柄だ。混戦との見方がある中で、候補者の出ていない郡南部の支持拡大を図りながら、確実な地元票獲得に奔走している。
元箕輪町議の寺平さんは四日午前、辰野町のJR辰野駅前で街頭演説。「若い世代に雇用の場を」などと訴え掛け、演説後は有権者に素早く駆け寄って握手を求めた。
選対幹部は「若さとフットワークの軽さを生かした戦い」を展開していく考え。応援には羽田雄一郎参院議員が駆けつけ、ブログで遊説日程を公開するなどネットを駆使している。
矢ケ崎さんは前辰野町長。三日は郡内全域を、四日は同町内に絞って回り、街頭演説を交えて支持を求めた。
「超党派の県民党の立場で頑張る」。遊説では政党の公認を受けた他の三人との違いをアピールし、赤羽区民センター駐車場では「元気なうちは上伊那郡に身をささげる」とも。飯島勲・内閣官房参与が個人演説会に訪れることも強調する。
県議四期のベテラン、小林さんは政権批判を交え、「戦争ができる国にしてはいけない」と声をからす。北部を回った三日の遊説では「平和を訴える唯一の候補者」と繰り返した。
共産党上伊那地区委員会によると、都道府県議選の定数一〜二人の選挙区で議席を守り続けるところは少ないといい、市田忠義党副委員長も個人演説会に足を運ぶ予定だ。
元辰野町長の垣内さんは三日の出陣式で「負けられない戦い」と気勢をあげた。郡内全域を巡り、各町村に設けた事務所前で支持を呼び掛けた。
四日も全域を巡回し、街頭演説を展開。人口減少対策や防災強化を重点課題として訴えた。四日午前は宮下一郎財務副大臣が選挙カーに同乗。中川村と飯島町を巡り、「伊那谷の活性化を」と訴えた。
(鈴鹿雄大、近藤隆尚)
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チバQ
:2015/04/11(土) 00:12:18
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/nagano/CK2015040602000212.html
構図変化、厳しい戦い県議選塩尻市区
2015年4月6日
有権者に駆け寄って支持を訴える候補者=塩尻市内で
写真
現職一人と元職一人、新人二人の計四人で二議席を争う激戦となっている塩尻市区。三期務め、いずれもトップ当選してきた無所属の小松千万蔵さん(72)が今期で引退し、選挙構図が大きく変わった。どの候補も「厳しい戦い」と声をそろえる。
再選を目指す民主現職の続木幹夫さん(57)は「唯一の現職」を掲げ、大型店などを回って街頭演説し「知事や市長との信頼関係をつくってきた。県と地元をきちんと結べるパイプ役は私しかいない」と声を張り上げる。
農山村の再生を強調し「林業をきっかけに信州発の事業を打ち出し、国からの押しつけではない真の地方創生を進めたい」と訴える。
無所属新人で元市議の青柳充茂さん(62)は選挙カーで市全域をくまなく巡回する。手を振る有権者には駆け寄って「塩尻を守り続けるのが使命。悩みは県に届けて必ず解決する」と支持を呼び掛けた。
街頭演説では銀行マンや市議三期の経験を基に「塩尻を知り尽くしている。民間の視点を県政に生かし、移住したくなる街をつくる」と力説する。
前回選で失った議席奪還を目指す共産元職の備前光正さん(52)。「医療、福祉で泣かない県をつくるために三たび県会へ」と声をからし、「塩尻で出産できる医療環境の整備」などを掲げる。大型店前での街頭演説では党所属の国会議員も応援に入り、安倍政権の農政や防衛、福祉政策などを強く批判。安倍政権の批判票の取り込みも狙う。
「この地域の未来のために全力を注ぐ」。無所属新人で会社社長の丸山大輔さん(40)は中心商店街で街頭演説し、力説した。若さも前面に出し「少子化対策と子育て世代への支援に力を入れる」とアピールする。
小松さんの後継指名を受け、小松さんの後援会の支援のほか、自民の推薦と公明の支持を取り付けての組織戦を展開する。
(一ノ瀬千広、成田嵩憲)
4861
:
チバQ
:2015/04/11(土) 00:12:42
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/nagano/CK2015040702000259.html
三者三様、混戦の様相県議選下伊那郡区
2015年4月7日
獅子舞を練習している地元住民らに駆け寄り、握手を交わす候補者=豊丘村で
写真
飯田市を間に挟み、北の五町村と南の八町村に分かれる下伊那郡区(定数二)。立候補しているのは南部を地盤とする無所属の新人児島博司さん(65)と、ともに北部出身で無所属の吉川彰一さん(44)、自民の高橋岑俊さん(70)の現職二人。三者三様の選挙戦は、中盤に入っても混戦の様相だ。
「地方再生や人口減少対策には実行力と行動力が必要になってくる」。児島さんは旅館経営の手腕をアピールし、リニア時代を見据えた企業誘致や地域間格差の是正などを訴える。
選対本部では「準備期間が短く出遅れ感は否めない」としながらも、北部に比べ有権者数が少ない南部から県議を出す必要性を強調。「とにかく顔と名前を覚えてもらいたい」と広い郡内でこまめに遊説して追い上げを図る。
三選を目指す民主推薦の吉川さんは一月末に脳出血で倒れ、三月末に退院したばかり。一時は出馬が危ぶまれたが、後援会は二月末に支援することを決めた。
準備が遅れたことから、選対幹部は「まさにぶっつけ本番」と語るが、連合長野のほか前回戦った社民からも支持を取り付けた。つえを突きながらの街頭演説では「安心して出産できることが少子化対策の要だ」と周産期医療の充実や若者の政治参加を訴える。
「第二県庁が実現すれば(県の)北高南低は解消される」。前回初出馬ながらトップ当選した高橋さんは、宮下一郎財務副大臣と吉田博美参院議員の後援会が全面的に後押し。公明の支持も受け、郡内の十三町村すべてに支部を構える。
態勢は万全ともみえるが、同じ保守系の児島さんの出馬に「票が割れるかもしれない」と選対幹部は危機感を抱く。「北部以外でいかに票を取れるかで優劣がつく」と活動に余念がない。
(石川由佳理)
4862
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チバQ
:2015/04/11(土) 00:13:31
長野
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/nagano/CK2015040802000245.html
<終盤情勢 県議選>(上)
2015年4月8日
県議選は十二日の投開票に向け、十六選挙区の四十三議席をめぐり、立候補者七十一人が舌戦を繰り広げている。人口減少対策や雇用・産業、防災など論点はさまざま。各候補はどんな戦略で支持を訴えているのか、各区の情勢を探った。
(敬称略)
■飯田市区(定数三)
小島康晴59無現(2)
小池清 57自現(3)
水野力夫35共新
古田芙士74自現(7)
河野勉 61無新
強い後援会組織を持つ現職三人を新人二人が追う展開。低投票率になるほど混戦になりそうだ。
小島は市街地を中心とした地盤固めに全力を傾ける。連日、地区単位のミニ集会を開き、二期八年の実績や政策をアピールする。
小池はリニア中央新幹線による活性化や中北信地域との格差是正を主張。人口の多い地区で遊説を展開し、支持拡大を目指す。
昨年の衆院選で知名度を上げた水野は子どもの医療費の窓口無料化など子育て、福祉の充実を強調。支持なし層への浸透を図る。
八選を目指す古田は七期二十八年の経験と県への発言力をアピール。強固な支持基盤に加え、若年層への食い込みも図る。
出馬表明が遅れた河野は知名度向上が課題。農業振興や若者の政治参加を訴えの柱に置き、中山間地域での遊説に力を入れる。
■下伊那郡区(定数二)
児島博司65無新
吉川彰一44無現(2)
高橋岑俊70自現(1)
郡北部出身の現職二人の地盤を切り崩そうと、南部から新人が追い上げる三つどもえの戦い。
児島は積極的に北部にも食い込み、知名度アップを図る。企業誘致による経済基盤の確立などを唱える。
吉川は地元高森町周辺の票固めに躍起。病に倒れたが、健康をアピール。周産期医療の充実などを訴える。
高橋は全域に広がる強固な後援会組織をバックに南部への拡大を狙う。第二県庁の早期実現などを主張する。
■上伊那郡区(定数二)
寺平秀行 40民新
矢ケ崎克彦72無新
小林伸陽 71共現(4)
垣内基良 65自現(3)
現職二人に地方政界経験のある新人二人が挑む混戦。四陣営の地盤がある北部や無党派層の票をめぐり最終盤までもつれそうだ。
寺平は若さを武器にして精力的に街頭演説をこなす。党支持層の応援を受け、若年層や浮動票獲得を狙う。
矢ケ崎は全域での遊説と街頭演説を展開。党公認三候補との違いを訴え、幅広い層を取り込もうと息巻く。
小林は町村単位の集会に重きを置く。全域を巡り、党支持の票を固めながら政権の批判票取り込みを図る。
垣内は全域にある後援会組織を軸に活動。保守層や地元辰野町民など、支持拡大に向け追い込みをかける。
■岡谷市・下諏訪町区(定数二)
小松稔 62自現(2)
武井茂夫46無新
毛利栄子63共元(2)
浜章吉 67無新
四人がほぼ互角の戦いを繰り広げ、最終盤まで予断を許さない情勢。支持政党を持たない有権者や若者層をいかに取り込めるかが鍵を握りそうだ。
小松はこれまで以上に街宣や集会を重ね、現職の実績や地方創生実現などを訴え、懸命に足場固めをする。
武井は労組などの支援も受けながら、若さと行動力をアピール。子育て世代を中心に支援の輪を広げる。
毛利は一日十五〜二十回の街頭演説を精力的にこなし、子ども医療費の窓口無料化の実現などを訴える。
浜は行政、政治経験が豊かな市民派、即戦力を前面に訴える。きめ細かな街宣、電話作戦で支持拡大を図る。
4863
:
チバQ
:2015/04/11(土) 00:13:51
■諏訪市区(定数一)
今井愛郎45無新
森山広 55無新
横山真 43無新
市議経験者による三つどもえの戦い。出足が早かった横山を今井、森山が激しく追う。
リベラルな立場を強調する今井は街頭演説に力を入れ、教育の充実を訴えて子育て世代への浸透を狙う。
森山は諏訪圏域の活性化と行動力をアピール。草刈り場の旧村部に入り込み、票の掘り起こしを急ぐ。
横山はインフラ整備の推進などを掲げ、自民の推薦で厚みを増した支持基盤を生かして広がりを目指す。
【注】届け出順。投票日基準の年齢、選管届け出の党派、現元新の別、当選回数の丸数字-の順▽党派名の略称は、自=自民、民=民主、維=維新、公=公明、共=共産、社=社民、生=生活、次=次世代、陽=太陽、気=元気、改=新党改革、減=減税日本、愛=日本一愛知の会、大=大阪維新の会、諸=諸派、無=無所属
※政党要件を満たす政党と、地域政党で代表または党首が都道府県の知事か政令市の市長である政治団体の他は諸派
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/nagano/CK2015040902000253.html
<終盤情勢 県議選>(中)
2015年4月9日
■松本市区(定数六)
下沢順一郎55民現(2)
百瀬 智之32維新
中川 博司56社現(1)
萩原 清64自現(6)
本郷 一彦68自現(5)
中川 宏昌44公現(1)
両角 友成62共現(1)
手塚 大輔32諸新
主要政党などがぶつかり合い、激しい選挙戦。地方創生のあり方や安倍政権への対応で、舌戦を展開している。
下沢は地域主導の地方創生を訴え、自民批判票の獲得も狙う。中部縦貫道などの「交通網の整備促進」を力説する。
百瀬は街頭演説を重点にする選挙戦で無党派層の取り込みを図る。議員報酬や定数の削減など「議会改革」を訴える。
中川博司は「格差のない社会を」と訴え、労働や子育ての環境改善を目指す。護憲を掲げ安倍政権との違いを強調する。
萩原は県連幹事長代行の立場から「国と県のパイプ役」を強調。安倍政権による経済振興を後押しし、若者の定住を主張する。
本郷は市内全域の後援会を地盤に精力的に活動。企業誘致や観光振興で「信州に地方創生を」と唱え、支持拡大を図る。
中川宏昌は「安心できる暮らし」として子育てや老後の施策強化の必要性を訴える。防災対策や雇用支援の充実も掲げる。
両角は「県議会唯一の野党」を掲げ、医療や福祉など身近な施策の充実を前面に打ち出す。安倍政権の防衛政策なども批判する。
手塚は有志党幹事長として街頭演説を精力的にこなす。「県の将来を切り開く」として街頭演説などで若年世代の支持を呼び掛ける。
■塩尻市区(定数二)
続木 幹夫57民現(1)
青柳 充茂62無新
備前 光正52共元(2)
丸山 大輔40無新
現職、元職各一人と新人二人が激しく競り合い、最後まで予断を許さない状況だ。
続木は一期目の実績と県とのパイプの強さをアピール。連合長野の支援を受けるほか、支持政党を持たない層への食い込みも図る。
青柳は市全域をくまなく回り、市議三期の実績を基に幅広い層への浸透を目指す。勢いが出てきたと陣営はみている。
備前は街頭演説をこまめに行い、支持を求める。阿部県政への対決姿勢を強く打ち出し、現県政の批判票の取り込みも狙う。
丸山は今期で引退する小松千万蔵の後継の立場で、後援会組織を軸に組織戦を展開。若い世代へのアピールも強化している。
■安曇野市区(定数二)
甕 裕一44民現(2)
望月 雄内73自現(6)
寺沢 功希40無新
実績を強調する現職二人を新人が追う展開だ。
甕は、二期の実績などを基に産業振興や交通網整備などの課題解決を強調する。支持政党を持たない層への浸透も図っている。
望月は、県農業会議会長の立場から農業施策の充実などを訴え、六期で築いた人脈などを基に幅広い支持の獲得を目指す。
寺沢は、若さと四人の子を持つ親の立場をアピールし、子育て支援充実などを掲げる。街頭演説などで知名度アップを狙う。
■大町市区(定数一)
重田 康宏60無新
諏訪 光昭63無現(2)
三選を目指す現職に新人が挑み、八年ぶりの選挙戦でしのぎを削っている。
重田は、スキー観光の再生や農業の六次産業化などの施策を掲げる。特定の団体の支援を受けず、精力的に駆け回っている。
諏訪は幅広い団体からの推薦を受け、長野北部地震からの復興や医師不足解消、松本糸魚川連絡道路計画の推進などを主張する。
4864
:
チバQ
:2015/04/11(土) 00:14:08
■北安曇郡区(定数一)
内山 重喜56自新
宮沢 敏文62無現(5)
ともに南部の池田町を拠点に、六選を目指す現職を新人が追い上げを図る。
内山は地元の党衆院議員の支援を受けながら党支部のある北部へも支持を広げる。決起集会を開いて党支持層を固める。
宮沢は地域密着を主張し長野北部地震からの復興や地域医療の充実、交通網整備などを掲げる。集会を小まめに開き、支持を訴える。
■木曽郡区(定数一)
三浦 茂樹46無新
村上 淳60無現(3)
組織力と知名度で上回る現職を新人が追い上げ、激しい選挙戦を展開している。
三浦は、地盤の木曽町を中心に郡内全域を精力的に遊説。「健康医療総合地域」の実現を掲げ、人口減少と高齢化対策を訴える。
村上は「厳しい戦い」と支持基盤の引き締めを図る。信州木曽看護専門学校の開校など三期の実績と防災対策をアピールする。
(敬称略)
【注】届け出順。投票日基準の年齢、選管届け出の党派、現元新の別、当選回数の丸数字-の順▽党派名の略称は、自=自民、民=民主、維=維新、公=公明、共=共産、社=社民、生=生活、次=次世代、陽=太陽、気=元気、改=新党改革、減=減税日本、愛=日本一愛知の会、大=大阪維新の会、諸=諸派、無=無所属
※政党要件を満たす政党と、地域政党で代表または党首が都道府県の知事か政令市の市長である政治団体の他は諸派
<終盤情勢 県議選>(下)
2015年4月10日
■長野市区(定数一〇)
西沢 正隆43自現(4)
高橋 宏76無現(6)
和田 明子55共現(2)
山口 典久54共新
竹内 久幸61社現(4)
高島 陽子46無元(1)
中島嘉一郎69無新
埋橋 茂人62民新
太田 昌孝53公現(2)
鎌倉 希旭32無新
風間 辰一53自現(4)
若狭 清史34無新
松橋 達生49無新
鈴木 清67無現(3)
宮川 好正64無新
定数一〇を十五人で争う激戦区。死去、引退したベテラン議員の票の取り込みにも熱が入る。
西沢は地方創生への取り組みを主張。高橋陣営は六期当選の実績を強調する。
共産の和田と石坂千穂県議団長の後継山口は現有議席確保を図る。竹内は市北部を中心に実績を訴える。
高島は母親の目線を強調する。中島は地盤の松代地区に重点。埋橋は農政票を固める。太田は組織を固め地方創生を主張する。
鎌倉は若者の働く場づくりを主張。風間は県議長としての経験を訴える。
若狭は元市議長が全面支援。松橋は実業家としての実績を訴える。鈴木は県と市のパイプ役を強調する。
宮川は青少年健全育成を訴える。
4865
:
チバQ
:2015/04/11(土) 00:14:19
■須坂市・上高井郡区(定数二)
永井 一雄72無現(3)
村石 正郎75自現(5)
堀内 孝人66無新
土谷フミエ67共新
現職二人を新人二人が追い上げる。
永井は労組票を集め、一日十五カ所以上の街頭演説をこなす。村石は個人演説会を重ね、従来の支持層を固める。
堀内は自民支持層の一部からも支援を受け、郡部での知名度向上を目指す。土谷は市議時代の支持層を固めて追い上げる。
■中野市・下高井郡区(定数二)
深井 克純58無新
小林東一郎56無現(2)
丸山 栄一59自現(2)
現職二人と新人一人が競り合う。
深井はスキー場を生かした観光振興策を訴える。小林は民主、社民の支援を受けて実績を訴える。丸山は個人演説会を重ね、保守層への浸透を図る。
■千曲市・埴科郡区(定数二)
小川 修一47無新
下崎 保77自現(7)
荒井 武志63無現(1)
現職二人と新人一人が競り合う。
小川は小まめな街頭演説で知名度向上を狙い、世代交代を訴える。下崎は企業回りや個人演説会を重ね、従来の支持層を固める。荒井は労組票を固め、出身の旧戸倉町に加えて坂城町でも支持拡大を狙う。
■佐久市・北佐久郡区(定数四)
清水秀三郎47無現(2)
今井 正子65無現(3)
桃井 進55自現(1)
小山 仁志39無新
藤岡 義英43共現(1)
花岡 賢一35無新
六人ともそれぞれの支持基盤を持ち、混戦模様だ。うち五人の地盤が佐久市。各陣営とも郡部票の取り込みを狙う。
清水は商議所青年部の支援を得て、雇用の拡充を訴える。今井は地盤の立科町を中心に、女性票獲得を目指す。自民の桃井は、木内均衆院議員の支援を得て組織を引き締める。
小山は井出庸生衆院議員の応援を受けて戦う。共産の議席死守を目指す藤岡は、支持無し層への浸透を図る。花岡は、羽田雄一郎参院議員の後援会「千曲会」をフル活用する。
(敬称略)
【注】届け出順。投票日基準の年齢、選管届け出の党派、現元新の別、当選回数の丸数字-の順▽党派名の略称は、自=自民、民=民主、維=維新、公=公明、共=共産、社=社民、生=生活、次=次世代、陽=太陽、気=元気、改=新党改革、減=減税日本、愛=日本一愛知の会、大=大阪維新の会、諸=諸派、無=無所属
※政党要件を満たす政党と、地域政党で代表または党首が都道府県の知事か政令市の市長である政治団体の他は諸派
4866
:
チバQ
:2015/04/11(土) 00:15:24
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/shizuoka/CK2015040602000200.html
県議選 注目区を行く<1>
2015年4月6日
県議選は三十三選挙区(定数六九)のうち、九選挙区十四人が無投票当選し、残る二十四選挙区で八十一人が五十五議席をめぐり、激しい選挙戦を繰り広げている。話題区を取り上げる。
湖西市(一…2)
蛭川麻季子 48 無新
田内 浩之 38 無現 当選1回
◆若手現職に公募新人挑む
支援者を前に声を張り上げる候補者=湖西市鷲津で
写真
前回選を四十一票差で辛勝した民主系の無所属現職田内浩之さん(38)に、自民党県連の公募に名乗りを上げた無所属新人の蛭川麻季子さん(48)が挑む。自民は八期続いた議席奪還をもくろむ。
富士宮市出身で元熱海市議の蛭川さんにとって、悩みの種は地元色が薄いことだ。街頭では「静岡県生まれの静岡県育ちです」とアピール。三日の出陣式でも、選対本部長の衆院議員城内実さんが「湖西に骨を埋める覚悟で出馬した」と言葉に力を込めた。
県議会は自民系の「自民改革会議」が議席の過半数を占め、政権も自民党が握っている。陣営幹部は「自民じゃないと国や県との太いパイプはつくれない」と強調。連立政権を組む公明党の市議も出陣式に駆けつけ、「公明党も一丸になって支援する」と話した。
出馬表明が一月下旬と出遅れ、城内さんや市議らの人脈を足掛かりに支援者や企業を回ってきた。陣営は「田内さんの地盤を切り崩したい」と、旧湖西市地域での活動に力を入れる。
田内さんは対照的に、中学一年の時に湖西市に移り住み、伯父は元市議長で市老人クラブ連合会長を務める。県議会では知事与党を標ぼうする第二会派の民主系「ふじのくに県議団」に所属し、出陣式では川勝平太知事との太いパイプをアピールした。
前回選は告示の三カ月前に出馬表明し、十分な態勢が整わないまま選挙戦に突入した。この四年間、地区の祭りや自治会の会合などこまめに顔を出してきた。出陣式で「知力と体力を全て使って取り組んできた。四年前とは違う」と声を張り上げた。
大手自動車メーカー・スズキの協力会社でつくる「スズキ協力協同組合」からも新たに推薦を取り付けた。湖西市は自動車部品工場が多く、同組合の仲介で市内の工場も回っている。陣営幹部は「着実に支援の輪は広がっている。一番の敵は油断」と気を引き締める。
4867
:
チバQ
:2015/04/11(土) 00:16:05
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/shizuoka/CK2015040702000223.html
県議選 注目区を行く<2>
2015年4月7日
富士市(五…8)
早川育子 55 公現 当選3回
菊池初彦 62 無元 当選1回
桜町宏毅 49 民現 当選2回
西村綾子 67 共新
鈴木澄美 59 自現 当選1回
植田徹 65 無元 当選5回
岡村義久 49 無新
遠藤栄 73 自現 当選8回
◆自民系乱立、初議席狙う共産
雨の中、多くの支援者が詰めかける激戦の富士市選挙区=富士市内で
写真
八人が五議席を争う富士市選挙区は自民党籍がある現職、新人、元職の五人が乱立した。民主と公明の現職、共産の新人が出馬し共産は初議席を狙う。
自民公認はいずれも現職の鈴木澄美さん(59)、遠藤栄さん(73)。ともに元職の菊池初彦さん(62)、植田徹さん(65)は無所属で届けた。無所属新人の岡村義久さん(49)も党員だ。
自民系の乱立は、植田さんが五期目途中で県議を辞し、二〇一三年の市長選に出馬したのが発端とされる。地盤の市北西部・鷹岡地区などの支援者は、落選後も引き続き植田さんの政治力に期待。鷹岡在住の岡村さんと調整がつかなかった。
植田さんは国や県とのパイプ役を自任し、新東名高速道路沿いの整備や健康・医療産業の育成を主張する。
岡村さんは若者や無党派層に焦点をあてる。選挙カーに「49歳」と年齢を入れ、世代交代を求める。
他陣営に「鷹岡地区の票の食い合い」との見方もあるが、両陣営は共倒れを警戒して支持拡大を図る。草刈り場となっているのが、地盤の候補がいない旧富士川町だ。
この地で、菊池さんは親類を軸に組織づくりを進めた。公約の柱に、地域で計画中の新々富士川橋の早期建設を据える。前富士市長の支持も取りつけている。
鈴木さんは、かつて大学非常勤講師を務めた自然・環境分野の専門家をアピール。防災・減災や富士山を活用した地域振興を公約に、草の根で浸透を図る。
遠藤さんは八期三十二年を務めた実績を強調。組織をフル動員し、地盤の市南部以外にも支持を広げる。関係者は「これまでにない緊張感が漂っている」と明かす。
過去三回トップ当選だった公明現職の早川育子さん(55)は、引き締めに躍起。陣営幹部は「激しい切り崩しにあっている」と話す。医療・介護の充実などを掲げる。
民主現職の桜町宏毅さん(49)のもとには、告示日に現職の国会議員三人が駆けつけた。自民系乱立で有利になったとの見通しにも油断なく党や組織を挙げた選挙戦を展開する。
共産新人の西村綾子さん(67)は「共産議員のいない県議会はチェック機能を果たせない」と主張する。大企業の多い富士市選挙区から、これまで共産県議が生まれたことはない。陣営幹部は、昨年の衆院選の共産躍進や自民系乱立の構図を追い風とみて、「楽観視できないが大きなチャンスだ」と話す。
4868
:
チバQ
:2015/04/11(土) 00:16:37
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/shizuoka/CK2015040802000226.html
県議選 注目区を行く<3>
2015年4月8日
袋井市・森町(二…3)
水野憲司 68 無新
山本貴史 45 無現 当選1回
渡瀬典幸 52 自現 当選1回
◆無風ムードから一転
支援者と握手を交わす候補者=袋井市高尾町の選挙事務所で
写真
二〇〇七、一一年に続く三回連続の無投票が予想された中、告示一カ月前、「無投票阻止」を掲げる新人が名乗りを上げ、無風ムードから一転した。
「六十八歳の新人だが、やる気は誰にも負けない」。告示後初の週末の午後、雨上がりのJR袋井駅前で、民主推薦の無所属新人水野憲司さん(68)が声を張り上げた。
応援に駆けつけた民主党県連の細野豪志会長は「水野さんの心意気を感じて県政へ送り出してほしい」、地元選出の小山展弘衆院議員も「長年培った経営者の知恵、強さがいま必要だ」と力を込めた。
水野さんは「私にはしがらみがない。既得権益にぶら下がっていてはダメだ。県政に新しい風を吹かせたい」と訴えを強める。連合静岡の支持を得て労組票をまとめ、非自民や無党派層の取り込みも狙う。
「民主と自民の間にはさまれて大変厳しい」。袋井市北地区の住宅地で、無所属現職の山本貴史さん(45)が声をからした。袋井市議を四期十一年務め、県議に転身したが、県議選での戦いは初めてだ。
「浜岡原発の再稼働は認めない」との立場を貫き、「県議会で、このことを言える数少ない議員」と主張する。県議会では三人の無所属議員でつくる会派「富士の会」に所属。遊説では、川勝平太知事との近さもアピールし、「県政とのパイプ役としてしっかり取り組む」と強調する。
新顔の参入に、自民現職の渡瀬典幸さん(52)も「危機感を持っている」と警戒。前回は無投票で、山本さんと同様に初の選挙戦になる。「まだまだ名前が浸透しているわけではない。防災対策に力を入れてきた四年間の取り組みを訴え、真っ向勝負でやり抜く」ときっぱり。
出陣式では「安心安全があって経済が動き、人が集まる。その根底は防災にある」とマイクを持つ手に力を込めた。地元選出の宮沢博行衆院議員は「渡瀬さんは県議会最大会派の要として頑張っている。私も全力で戦う」と支援を呼び掛けた。
4869
:
チバQ
:2015/04/11(土) 00:17:07
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/shizuoka/CK2015040902000233.html
県議選 注目区を行く<4>
2015年4月9日
静岡市葵区(五…6)
小長井由雄 61 民現 当選3回
高田好浩 58 公現 当選2回
天野進吾 73 自現 当選8回
山田誠 53 自現 当選3回
森大介 46 共新
天野一 72 自現 当選7回
◆自、民、公に共産挑む
ミニ集会で支持を訴える候補者=静岡市葵区で
写真
六人が五議席を争う静岡市葵区。政令市移行で現行の選挙区割りになった二〇〇七年以降、立候補者数は最も少ない。〇七年と前回一一年は自民三人、民主、公明の五人が連続当選。今回は同じ顔触れに共産新人が挑む。
各陣営とも市長選への関心が高まっていないと分析。投票率の低下を予想し、組織票固めや支持なし層の取り込みに必死だ。
九期目を目指す自民現職の天野進吾さん(73)は政治生活の集大成と位置付けた戦い。アイデア市長だった知名度と実績を生かして住宅街を細かく巡る。人口減対策を掲げ「今こそ市民の声を県政に届ける時だ」と訴える。
自民現職の天野一さん(72)は八期目を目指し、業界団体など約百五十団体から推薦を受けた。川勝平太知事を「パフォーマンスが多い」と批判。議会が厳しくチェックし、東静岡地区の市有地活用策などで不協和音がある県と市の橋渡しに努めるとアピールする。
三期を務めた自民現職の山田誠さん(53)。選挙戦序盤、昨年の台風で被害を受けた山間部に足を運び、治山や砂防、有害鳥獣対策などの拡充を主張。「若者が戻って就職できる地域をつくる」と強調した。農協や公民館を積極的に訪れ、支持拡大を図る。
民主現職の小長井由雄さん(61)は街頭演説で「川勝知事と連携を密にして地震対策や経済対策を進める」と知事との協力態勢をアピールする。草の根選挙を続けてきた陣営は低投票率を警戒。地盤の山間部を中心に支持拡大を目指し、市街地で無党派の獲得を図る。
公明現職の高田好浩さん(58)は一級建築士としての実績を生かす。選挙カーに「防災のトップランナー」と掲げ、市内のスーパーや公園で「県民の安心安全を築くのが私の使命だ」と訴える。県の緊急地震津波対策交付金の一六年度以降の継続や拡充を主張する。
共産新人の森大介さん(46)は、昨年の衆院選で県内から同党では十四年ぶりに当選した島津幸広衆院議員(比例東海)と共に街頭演説を続ける。「浜岡原発を廃炉にし、自然エネルギーの先進県にする」と訴え、県都の議席奪還を目指す。
4870
:
チバQ
:2015/04/11(土) 00:17:31
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/shizuoka/CK2015041002000207.html
県議選 注目区を行く<5>
2015年4月10日
浜松市東区(二…3)
中沢公彦 46 自現 当選2回
鈴木滋芳 60 無新
大石哲司 62 無現 当選1回
◆3氏 異なる支持基盤
支持拡大に向け熱弁を振るう候補者=浜松市東区篠ケ瀬町の選挙事務所で
写真
浜松市で中区に次ぐ人口を抱える東区では、二人の現職に、二〇一三年六月の補選で敗れた新人一人が挑む。互いに支持基盤が異なり、三者三様の戦いを繰り広げる。
告示日の三日、自民現職の中沢公彦さん(46)は、天王町の天王宮大歳神社で区内の自民系市議選候補四人との総出陣式に臨んだ。雨の中、約三百人の支援者を前に、県議と市議との連携の必要性を強調。「これまで以上に国や県にものを申し、実現に変える政治に取り組んでいく」と声を張り上げた。
応援に駆けつけた自民党県連の塩谷立会長は「若さと行動力で党県連政調会長という立派な職を全うした中沢さんは、県政の中心になりつつある。トップ当選で県政に送ってほしい」と力を込めた。
市議選とも連動し、自民支持層を基盤に選挙戦に挑む中沢さんとは対照的に、無所属現職の大石哲司さん(62)は大票田の地元・積志地区で連日街頭演説や決起大会を開き、足元を固める。
「地元から県議を出さないと地域の問題は前に進まない」。七日夜、地区内の大瀬町東公会堂で開かれた決起大会で、前自治会長が呼び掛けた。大石さんは「三十六年間市職員を務めた。市のことも県のことも大石に聞いてほしい」と地元密着姿勢をアピールした。
告示日の演説では、「知事は浜松市東区を一番注目している」と紹介。「川勝知事にぜひ県議会に戻ってきてほしい、と言われた」と知事との近さも強調する。
補選に続く二度目の挑戦となる無所属新人の鈴木滋芳さん(60)は「前回は涙をのんで悔しい思いをした。今回は何がなんでも当選させていただきたい」とリベンジに燃える。
連合静岡の推薦を受け、出陣式では浜松地域協議会の松浦信司議長が「浜松で働く労働者の声を県に届けるパイプになってほしい」と期待を語った。県選出の民主党国会議員からも応援メッセージが寄せられた。
市議時代には市長選に出馬している現職の鈴木康友さんに近い会派「創造浜松」に所属。県の行財政改革の必要性を訴え、「鈴木市政で十年育ってきた魂を持って、県でも行革を進めていきたい」と意気込む。
=終わり
4871
:
チバQ
:2015/04/11(土) 00:18:56
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/gifu/CK2015040702000264.html
<攻防 県議選>(1)高山市選挙区
2015年4月7日
写真
「とにかく、対抗すべきは巨大与党だ」。五日午後、高山市の高山陣屋前。無所属新人で民主の推薦を受ける小井戸の応援に駆け付けた維新の党県総支部長、今井雅人がこぶしを振り上げた。
今井の横には、民主党政調会長の細野豪志、党県連代表の小見山幸治。民主と維新の共闘関係を強調するように、細野は「非自民勢力の結集」と繰り返した。
高山市選挙区(定数二)は前回、自民現職の高殿、無所属現職の川上が無投票で当選。しかし、考え方の違いから川上とたもとを分かった連合が、小井戸を擁立した。この動きに、県レベルで県内の民主候補全員を推薦した維新の今井が参戦した。
「働く人、生活者の目線で活動する唯一の候補として、県議会に送ってもらいたい」と話す小井戸にとって、維新の支援はプラスに見える。だが陣営幹部は言う。「組織内には今も、(今井に)裏切られた思いが残る」。二〇〇九年の衆院選で民主から出馬した今井が、一二年に離党したからだ。
一方、今井側にとって、今回の県議選は自身の選挙に向けて大きな意味合いを持つ。
高山市選挙区がある衆院岐阜4区は、金子一義(自民)が十選する強固な保守地盤。昨年末の前回選でも、今井は民主の支援を受けたが、比例復活に回った。金子との得票差は二万四千。うち飛騨地域で二万票余水をあけられた。
「小選挙区で勝つには、飛騨地域が鍵」。今井周辺は口をそろえる。本人も五日の応援演説で「自公政権に対抗できる勢力を作らないと。統一地方選はその足掛かりです」と力を込めた。
迎え撃つ現職二陣営。四選を目指す川上は連合が離れたものの、「相手は関係ない。自分は自分のやり方でやる」と強調。毎日、自転車遊説を展開するなど、組織を頼らず草の根運動に徹する。
金子の元秘書だった高殿は、自民の全面支援を受ける。基盤は盤石だが、初当選の前回は無投票で、選挙戦は今回が初めて。「三つどもえで、戦いは厳しい」と危機感を前面に打ち出している。
高殿を支援する金子は四日、後援会幹部を急きょ集め「高山は激戦区。私も必死になってやるが、皆さんもご支援を」と訴えた。ある幹部は「今井さんは人の庭に土足で入ってきたようなもの」と語気を強めた。
そして、大坂冬の陣で豊臣方が大坂城の外に作り、最後まで徳川方を苦しめた出城「真田丸」の名を挙げ、「高山に真田丸を作らせたくはない」と警戒する。
=敬称略
◇
十二日投開票の県議選は、無投票当選が決まった十二選挙区の十五人を除き、十五選挙区で五十一人が三十一議席を争っている。その中から注目選挙区を取り上げ、激しい攻防を繰り広げる現地を歩いた。
(統一地方選取材班)
4872
:
チバQ
:2015/04/11(土) 00:19:13
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/gifu/CK2015040802000255.html
<攻防 県議選>(2)関市選挙区
2015年4月8日
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「市長になってこの三年半、議員には知事への連絡や県各部への要望などで、大変お世話になった」。雨が降る三日朝、関市中心部の本町通商店街で行われた自民現職の酒向の出陣式。駆けつけた尾関健治市長があいさつをすると、支持者からわっと拍手が沸き起こり、壇上から降りた尾関に酒向が歩み寄って、がっちり握手してみせた。
関市選挙区(定数二)は、前回は酒向と無所属の林の現職二人が無投票当選。しかし今回、元市長で自民元職の尾藤が加わり、十二年ぶりの選挙戦となった。いずれも実績を背景に後援会や支援団体の引き締めと拡大に力を入れるが、勝敗を左右しかねないのが、市長の尾関を支持する層の動向だ。
二〇一一年九月の市長選で、三十九歳の若さで初当選した尾関は、今も市民から幅広い支持を受ける。その時に戦った相手が、尾藤。そして、尾藤の選対本部長を林、副本部長を酒向が務めた。
今回立つ三候補全員が、当時は反尾関陣営。尾関本人は「政治の世界では普通のこと。自分には遺恨はない」と話すが、支援者からは「今回、誰に投票したら良いのか」との声も漏れる。
それだけに、三陣営とも尾関との関係に気を配る。
現職候補の出陣式に出席した尾関健治市長(右)=関市で
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酒向は個人演説会でも、市と県のパイプ役として尾関と良好な関係にあると積極的にPR。「市長と同じ方向を向いている自分にしか、この役目はできない」と力を込めた。
林も「前回市長選時の状況は、尾関市長も理解してくれている」とした上で、「市長とは、これまで一緒になってやってきた実績がある」と訴える。さらに、民主党の県連幹事長代理として「無所属だが、党の活動は誰よりもやっている自負はある。十二年前の自民独占の状況にしてはいけない」と支持を求める。
そして尾藤。市長選では尾関と直接対決しただけに、対立のイメージは根強いが、陣営幹部は「しこりはない。これからどう連携していくかが大事」と強調する。
つかの間の晴れ間となった四日には、市中心部の関川沿いで開かれていた商工関係者らによる花見の会場に、尾藤が突然訪問。参加していた尾関に笑顔で歩み寄り、周囲が戸惑う中でがっちりと握手。良好な関係をアピールしてみせた。
三陣営から熱視線を送られる尾関だが、今回は中立の立場を強調。ただ「三年半お世話になってきた義理がある」として、告示日は現職二陣営の出陣式に出席。元職陣営には出陣式後、事務所に為書きを持って激励に訪れるにとどめた。
今後の総決起大会なども「強く求められた際は考慮するが、出陣式と同じ行動基準で動くのみ」。市長票をめぐる三つどもえの戦いは、最後までもつれそうだ。
=敬称略
(統一地方選取材班)
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