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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4845チバQ:2015/04/09(木) 22:51:08
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo-ser/20150409173989.html
新潟市議選、BRTめぐり思惑交錯

 新潟市議選(12日投開票)は全8区で選挙戦に突入し、各区で熱い舌戦が繰り広げられている。各候補は人口減少・高齢化対策として、公共交通の充実を一様に訴えるが、BRT(バス高速輸送システム)計画をめぐっては、それぞれの思惑が交錯する。計画「推進」を掲げた篠田昭市長が昨秋の市長選で苦戦を強いられたからか、推進派の候補が街頭演説などで計画に言及する場面は非常に少ない。一方、反対派の候補は「市民世論が追い風になるのでは」とみて訴えを強めている。

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<市長選が影 推進派沈黙>

 「どうせBRTには賛成なんでしょ」。ある現職候補は3日の告示後、支持者から問い掛けられた言葉の響きが気になっている。議会ではBRT関連議案に賛成したものの「市民の多くがBRTにアレルギーを持っていると感じる。反対を唱える候補に票を取られるかも」。危機感を募らせている。

 BRT計画は、利用者の減少や減便が続くバス交通の「負の連鎖」(新潟市)に歯止めを掛けようと市が進める路線再編の柱。JR新潟駅-イオン新潟青山店間に大型の連節バスを走らせ、まちなかのバス本数を集約する。一部路線で乗り換えが伴うが、生じた余力で郊外線を増やし、市全域の利便性を高めようとする計画だ。開業までの事業費は約13億円、その後の5年間の整備費を含めれば約30億円を見込む。

    ◇    ◇

 市議会の各党・会派は、公共交通充実の必要性については一致しているが、BRT計画そのものをめぐるスタンスは紆余(うよ)曲折をたどった。

 市議会は、一昨年の12月定例会で、連節バスの購入議案を可決。その後、市は今夏の運行開始に向け着々と準備を進めてきた。

 しかし、昨年11月の市長選や、市民を対象にした意識調査の結果などを受け、市議選を控えたことしの2月定例会では、推進派だった議員からも市長の説明不足を指摘する声や、市民の理解が得られるまで予算執行を凍結するよう求める付帯決議が出されるなど、一歩引いた対応も出始めた。

 このような動きに対し「いまさら市長の説明不足を理由に『条件付き賛成です』と有権者の顔色をうかがう対応はおかしい。市議選対策の逃げ口上だ」(反対派候補)との声も上がる。

 市議選の街頭演説では、推進を掲げてきた候補からBRT計画の必要性を訴える声は、さほど聞かれない。計画の在り方が争点化した昨秋の市長選が影を落としているようだ。

 ある現職候補は「BRTは(議会議決を経て)もう動いている話。市議選の争点ではない」と街頭では口をつぐむ。別の現職候補は「ただ賛成と言えば、市長選のようにアンチの市民から『無駄遣いだ』と騒がれる」と警戒。「選挙で生き残ることが優先。言わないのも戦術」と打ち明ける。

 予算の執行凍結を求めた会派のある候補は「BRTそのものには反対していないが、今の計画では中途半端」と説明し、支持者に理解を求める。連節バスの購入議案に賛成した現職候補からは「公共交通の重要性は認めているが、連節バスには反対」と、これまでの政治行動を覆す発言さえ飛び出している。

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