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仙台・宮城・陸奥

1とはずがたり:2008/06/05(木) 12:05:28
地区別スレ,遂に仙台も登場。陸奥とは勿論多賀城を首府とする明治以前の陸奥だ♪
本来はにぬけんが立てるべきだが何時迄俟っても立てやがらないので俺がたつヽ(`Д´)ノ

903荷主研究者:2010/11/08(月) 23:11:29

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101028t12017.htm
2010年10月28日木曜日 河北新報
仙台・勝山スケート場跡地 住友不動産が取得

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/101028a101.jpg

 住友不動産(東京)が仙台市青葉区上杉2丁目にある営業中のボウリング場やスケート場跡地を含む土地を、飲食・不動産業の勝山企業(仙台市)から取得して開発することが27日、分かった。移転が計画されている東北大農学部の南側の約1万7000平方メートルで、再開発の行方が注目されていた。住友側は高級分譲マンション用地などとして活用する方向で検討している。

 取得するのは愛宕上杉通と北六番丁通などに面する区画。以前は勝山スケーティングクラブがあり、現在は駐車場が大半を占める。スーパー西友などのテナントも入る勝山ボウリングクラブが営業している。

 住友不動産は9月に勝山企業との間で売買契約を結んだ。住友不動産は「マンションを中心とした開発になる」と説明し、具体的な開発や着工の時期については未定という。契約額も明らかにしていない。

 土地は更地にして一括で引き渡される予定。勝山企業によると、ボウリング場などが営業を続けていることもあり「引き渡しは2年半後くらいになりそう」と言う。

 区画内にある住宅と、1989年に仙台市都市景観賞を受賞した勝山酒造の旧店舗が建つ約3000平方メートルは売買の対象から外した。

 住友不動産は仙台市中心部のマンション需要が底堅く、まとまった土地を一気に開発できる好機と判断し、取得に踏み切る。同社は「歴史と風情ある街並みを生かし、付加価値の高い開発を進めたい。当社が仙台市内で手掛ける開発では最大規模になる」と説明する。

 勝山企業は土地売却の理由について「所有資産の有効活用などを総合的に判断した」としている。

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101028t12021.htm
2010年10月28日木曜日 河北新報
勝山グループが創業地売却 複合開発の可能性も

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20101028003jd.jpg
住友不動産が取得する土地。右が愛宕上杉通、左端が勝山ボウリングクラブ

 飲食・不動産業の勝山企業(仙台市)が住友不動産との間で、仙台市青葉区上杉2丁目のスケート場跡地などの売却契約を結んだことが27日、明らかになった。勝山グループの創業地で、分譲マンションなどの開発が進められる見通し。周辺エリアでは今後、移転が予定される東北大農学部の跡地利用に注目が集まる。

 勝山企業は酒造業からスタート。売却が決まった土地には2005年まで江戸末期に造られた酒蔵があった。営業中の勝山ボウリングクラブは1972年に開業した。78年には隣に勝山スケーティングクラブもオープンし、09年4月の営業終了まで市民に親しまれ、フィギュアスケートの男子五輪選手も輩出した。

 土地売却について勝山企業は「所有資産を有効活用するため」としているが、ボウリング場が老朽化したのに加え、少子高齢化でレジャー施設の維持そのものが難しくなっていることも理由とみられる。

 住友不動産は今後、マンション建設を中心に具体的な開発計画を検討する方針。約1万7000平方メートルで、大手企業が単独で開発できる限界に近い規模ともされるだけに、仙台市内の不動産関係者は「商業施設などとの複合開発も可能だ」と指摘する。

 周辺エリアでは東北大が、老朽化が進んだ農学部・農学研究科の雨宮キャンパス(青葉区堤通雨宮町、9.3ヘクタール)を売却し、青葉山新キャンパス(青葉区荒巻)に移転させる計画を進めている。

 東北大は売却益を移転財源とする予定だが、地価低迷のため、現在のところ有力な交渉相手はいないという。

904荷主研究者:2010/11/08(月) 23:17:09
一般県道坂本古川線の供用開始について
http://www.pref.miyagi.jp/road/press/%E5%85%AC%E5%85%B1%EF%BC%88%EF%BC%A8%EF%BC%B0%E7%94%A8%EF%BC%89%EF%BC%88%E9%A3%AF%E5%B7%9D%EF%BC%89H221007.pdf

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101029t13036.htm
2010年10月29日金曜日 河北新報
大崎・県道坂本古川線が開通 加美方面アクセス向上

テープカットと花火で完成を祝った開通式

 宮城県大崎市古川の県道坂本古川線が28日、開通し、現地で式典が行われた。県道は、移転新築され2013年度に開院する大崎市民病院本院の建設地前に接続している。加美町方面からのアクセスが向上する見通し。

 開通式には大崎市、加美町の関係者や県の担当者、住民ら約40人が出席。地元の和太鼓グループ「陸前太鼓」の演奏とテープカット、花火で利用開始を祝った。

 完成した県道は大崎市古川塚目―同市古川穂波間の約1.4キロ。同市古川と加美町を結ぶ国道347号の渋滞緩和を目指し、347号から南東へ分岐する形で整備された。

 式典で、伊藤康志大崎市長は「JR古川駅や市民病院など拠点施設へのアクセスが良くなる」と語った。村井嘉浩知事は「加美町はもちろん(国道347号でつながる)山形県との交流促進も期待できる」と述べた。

 2002年度に着工し、総事業費は約20億円。県北部土木事務所は「加美町方面から古川中心部までの車の所要時間は、15分程度の短縮が見込める」と話している。

905荷主研究者:2010/11/08(月) 23:36:47

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2010/10/29 建設新聞
一番町・青葉通の角地に大きな動き 信用堂ビルの土地半分等が売買成立
二丁目四番地再開発はデベ2社を特定の方向へ

 青葉通と東一番丁通が交差する青葉区一番町2丁目と3丁目地区の両角地一帯での動きが注目されている。

 一番町3丁目の藤崎本館がある2番街区の南西角地に建つルイ・ヴィトン仙台藤崎店の底地と、この北側地続きとなる信用堂ビルの南側約半分の底地を所有していた白石庵敬神会(仙台市青葉区二日町9の2)は、9月初め、信用堂ビルの北側約半分の用地と建物を取得した。これにより、従来から持つ藤崎本館の青葉通側の一部の底地を含めた2番街区の南西角地一帯の用地のほとんどを敬神会が所有することになった。

 ヴィトンの店舗は計画段階で短期として土地利用が計画されているため、営業予定期間は残り約2年程度と見られている。その後は、老朽化が進む藤崎本館の施設整備と歩調を合わせた土地利用が有力視されていたことから、今回、敬神会が取得したところも含めた一帯開発も視野に入ったもよう。ただ、藤崎側の当初の構想策定期に比べ経済環境が悪化しているため、抜本的な施設整備に数年内のうちに入れるかは予断を許さない状況だ。

 目前の青葉通直下では、2015年度開業予定の地下鉄南北線・一番町駅(仮称)が設置される予定で、地上部との連絡路はこの街区の青葉通をはさみ南向かいとなる一番町2丁目4番地区にすでに確保の見通しは立っているが、地下鉄利用客の利便性を考慮すればこちらの3丁目エリアにも出入り口を確保したいのが市側の本音と見られている。このため、「近い将来、藤崎と白石庵敬神会と仙台市の3者が具体的交渉を開始するのでは」と見る地元関係者は多い。

 白石敬庵会は、JR仙台駅東口のデンコードー仙台東口ビルの南側に隣接する宮城野区榴岡1丁目7の10地内にある駐車場を所有し、こちらはすでに仙台市と同じ東西線の新寺駅(仮称)の出入り口として地役権設定の具体的交渉を行っているところだ。

 一方、一番町二丁目四番地区市街地再開発準備組合(山下晴也理事長)が行っていた再開発ビルの4階から21階部分までの分譲マンション(総戸数126戸を想定)の開発を担うマンションデベロッパーを特定するためのヒアリングおよび提案内容の検討作業は、このほど大手マンションデベロッパー2社の共同事業として位置付ける方針を固めたものと見られる。同事業の特定業務代行優先交渉権者は戸田建設、事業コンサルタントは山下設計、同パートナーは都市デザインとなっており、来年8月の工事着工を目指した準備が本格化する見通しだ(7月17日付本紙1面参照)。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/ichibancho-aobadori.jpg

2010/10/29付1面に掲載

906荷主研究者:2010/11/11(木) 00:00:29

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101101t13015.htm
2010年11月01日月曜日 河北新報
仙台のボロボロ歩道橋、どこまで耐える 建設後30年、老朽化

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20101101004jd.jpg
利用者がほとんどいない中江1丁目横断歩道橋。老朽化も進み、市は撤去を検討している

 仙台市内で老朽化のため、撤去か早期補修かの判断を迫られる横断歩道橋が増えている。階段を上り下りしなければならない不便さに加え、傷みの激しさに危険を感じて利用を敬遠する人も少なくない。修理されないまま放置される歩道橋は、街の美観も損ねる始末。住民からは、撤去を求める声も出始めている。

 「見るからにボロボロ。怖くて渡りたくないわよね」。泉区の会社員の女性(67)は渋い顔で、勤務先近くに設置された建設後36年の中江1丁目横断歩道橋(青葉区)を見上げる。

 建設当時、歩道橋が架かる市道は市中心部から市東部の岩切方面(宮城野区)に抜ける唯一の道路だったこともあり、車の往来が多かった。

 しかし、1997年に近くに片側2車線の幹線道路が開通し、車の通行量は以前の約4割に激減。住民は階段の上り下りを嫌って、横断歩道のない道路を横切るようになった。

 市が9月、利用実態を把握するため平日早朝の2時間にわたって調査したところ、歩道橋を渡ったのは1人だけだった。

 老朽化でさびが広がり、階段部分の所々に穴が空いていることも敬遠される一因になっている。地元の中江北町内会は昨年6月、市に撤去を申し入れており、会長の鈴木キシエさん(82)は「手入れが不十分なため、まさに廃虚状態。使わない歩道橋は取り外し、道路を渡りやすくしてほしい」と語る。

 市道路管理課によると、仙台市内の歩道橋は63本。市はこのうち市道、県道、3けた国道に架かる38本を管理している。大半は30年ほど前に地元の要望などを受けて建設されたものの、最近は手入れが行き届かないため腐食が進んでいる。昨年12月の調査では、中江1丁目歩道橋を含む11本が「早急に補修が必要」と判断された。

 近年はバリアフリーの観点からも「歩道橋不要論」が高まっている。鈴木会長は「お年寄りにとって上り下りは大変。横断歩道にしてもらった方が助かる」と漏らす。

 市は今後、中江1丁目歩道橋を撤去する方向で周辺の学校や宮城県警などと協議する。市道路管理課は「ほかの歩道橋についても利用実態を調べ、住民の要望が多ければ撤去も検討していきたい」と話している。

907荷主研究者:2010/11/11(木) 00:01:58

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101101t15013.htm
2010年11月01日月曜日 河北新報
新キャンパスを「次世代車」実証拠点化へ 東北大・青葉山

 東北大は、整備を進めている仙台市青葉区の青葉山新キャンパスについて、次世代自動車の実証実験拠点とすることを決めた。電気自動車(EV)を軸に安全性を高めるシステムなどを搭載した車両を開発し、2015年度からはキャンパス内の移動手段として使う社会実験にも乗り出す。先端分野の研究や技術開発を通じて、人材育成と産学連携推進の弾みとしたい考えだ。

 実証試験は教授ら15人でつくり、次世代車関連の技術開発に取り組む学内横断組織「次世代移動体システム研究会」が中心になって行う。今回、開発する車両には自律走行システムや走行補助の画像表示システム、路面などの装置から非接触で給電するシステム、新型モーターなどを組み込むことを想定している。

 首都圏や九州の大学の技術開発と差別化を図るため「積雪・寒冷地仕様」といった次世代車づくりを狙う。

 新キャンパス内の道路で車両を動かすのは13年度から。構内にはシステムや走行性能を評価・検証する専用施設も整備する。社会実験は敷地内に仙台市地下鉄東西線「青葉山駅」(仮称)が開業するのに合わせて始め、駅を拠点にキャンパス内を巡るようにする。

 車両製作には地元企業も参加できるようにし、EVなどの普及を見据えて東北の企業の技術力向上にもつなげる。

 東大や弘前大とも連携する方針。総事業費は未定だが、国などの補助金を活用し、学内からの支援も受ける見込み。

 研究会の会長を務める内山勝東北大大学院工学研究科長は「最先端の技術や研究を結集し、安全と環境に対応した次世代移動体を造り、新たな社会インフラシステムも提案したい」と話す。

 東北大はことし2月、産学連携拠点「情報知能システム(IIS)研究センター」を設立するなど、次世代車の技術開発を活発化させている。

[東北大青葉山新キャンパス]仙台市青葉区荒巻のゴルフ場だった旧宮城県有地を整備、雨宮キャンパス(青葉区)の農学部・農学研究科と、片平キャンパス(同)の電気通信研究所を移設する。敷地面積は81万平方メートルで、事業費は二百数十億円の見込み。2011年4月の開学予定。移転財源の一部となるキャンパスの売却遅れなどで、移転完了は12年度以降にずれ込む見通し。

908荷主研究者:2010/11/14(日) 11:44:25
>>180-181
http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2010/11/01 建設新聞
仙台駅中央南地区まちづくり事業 仙台駅西口の再開発が計画白紙の様相
一部地権者に既存施設解体や改修の話が浮上

 JR仙台駅西口駅前で検討が進められてきた「仙台駅中央南地区まちづくり協議会」による再開発事業が、事実上の計画白紙となったものと見られている。

 仙台駅中央南まちづくり協議会による再開発事業は、JR仙台駅西口とペデストリアンデッキで結ばれた青葉区中央3丁目7番の街区と、中央4丁目1番街区のうち、すでに「ホテルモントレ仙台」が建てられた敷地を除く約1万9000㎡を対象に構想づくりに着手。その後、3年ほど前に南町通と愛宕上杉通とが交差する角地で「エンタツパーキングビル」を営業する円達企業が計画から脱退を表明したことで、対象面積は約1万5600㎡となっていた。

 再開発の検討継続が危ぶまれ始めた今春以降、対象区域内では、一部地権者による微妙な動きの変化が起き始めている。

 南町通沿いの自走式駐車場をパーク24に運営委託している大成建設は、この駐車場の建物解体撤去の検討を開始しているようだ。また、再開発ビルと地下部分で地下鉄に直結させる計画を持っていた仙台市は、この再開発構想の対象地を含めた南町通沿いのJR仙台駅最寄地区で小規模な用地の確保に向けた交渉を進めている。それは、地下鉄に不可欠な通風口を確保するためと想定され、必要用地面積は100〜130㎡程度と見られている。

 一方、イービーンズを所有し、これまで再開発事業の推進役ともなっていたエンドーチェーンは今春以降、築後45年程度を経た既存建物(RC・B1/9F延べ約2万8000㎡)について、耐震診断・改修に着手する動きが見え始めている。当面、周辺の地権者を含めた再開発を行う可能性は低いと見られるため、現在の施設を継続利用するための環境整備に入ったと目されている。ただ、「南側の一部地権者との再開発スキームの再構築の可能性もゼロではない」(周辺地権者)と見られるため、仮に耐震改修を行う場合、どの程度の投資規模となるのか注目されるところだ。

2010/11/01付1面に掲載

909荷主研究者:2010/11/14(日) 11:50:46

http://www.city.sendai.jp/toshi/tomizawa/221101.html
平成22年11月30日(火)午後2時から、(都)大野田線(皿屋敷工区)の通行ができます。

 皿屋敷橋(太白区役所施工)の完成にあわせ、都市計画道路大野田線(皿屋敷工区)が通行できるようになります。

 これにより、都市計画道路大野田線と皿屋敷橋方面からの接続部はT字交差点となり、これまでと通行形態が変わりますのでご注意ください。

(詳細は、下記図面をご参照願います)
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/221101.jpg

この辺
http://map.yahoo.co.jp/pl?type=scroll&lat=38.21065216871181&lon=140.87395774287628&z=18&mode=map&pointer=on&datum=wgs&fa=ks&home=on&hlat=38.276086633915&hlon=140.58748709125&layout=&ei=utf-8&p=

910荷主研究者:2010/11/14(日) 11:52:18

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101102t11020.htm
2010年11月02日火曜日 河北新報
大和町が人口2万5000を突破 節目はセントラル自社員

 宮城県大和町は1日、人口が2万5000を突破したことを祝う式典を町役場で開いた。2万5000人目の住民となったセントラル自動車(相模原市)社員野崎信裕さん(27)一家に記念品を贈った。

 浅野元町長は「企業進出に伴い、従業員の方に住んでもらえるのはうれしい。第一の古里だと思ってもらえる街づくりを進めたい」と述べ、町産の新米60キロや町木のモミジの苗木を贈った。

 野崎さんはセントラルに入社して4年目。来年1月に稼働する大衡村の新本社工場に勤務する。大和町吉岡に住宅を購入し、妻麻由さん(26)、長男嵩斗(しゅうと)ちゃん(3カ月)と相模原市から10月26日に転居した。

 野崎さんは「大和はこれから発展しそうな感じがする。住みやすそう」と話し、麻由さんは「自然が豊かで、子どもにいい所」と語った。

 10月末現在の町人口は2万5061。9月と比べ140人増、昨年比で318人増えている。町民課は「セントラル関連の転入者が多い」と説明している。

911荷主研究者:2010/11/14(日) 11:53:18
>>850
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101102t12029.htm
2010年11月02日火曜日 河北新報
リン青銅メーカー 仙台工場を増強、生産性3割増

スリット加工の最新装置を導入した原田伸銅所仙台工場

 電子部品の材料となるリン青銅を製造する原田伸銅所(埼玉県戸田市)は、宮城県大衡村にある主力の仙台工場の建屋を増築し、最新の加工装置を導入した。

 工場の床面積を3割増の約1万5000平方メートルに広げた。ロール状のリン青銅を顧客に合わせた幅に裁断する「スリット」と呼ばれる最終工程で使う装置を新たに導入した。総投資額は20億円。

 装置は1台で従来の装置の倍の生産能力があり、精密な加工が容易になる。スリット工程の生産性は、仙台工場にある従来機と合わせ3割アップするという。

 リン青銅は銅とスズ、リンでつくる合金。ばね性に優れて電気伝導度も高く、携帯電話の基板回路やハイブリッド車のベアリング向け電子部品材料などに利用されている。仙台工場では素材の溶解から鋳造、圧延、出荷まで一連の工程を手掛けている。

 原田真理生社長は「さらなる工場増強も検討している。品質や生産性を高め、アジアの競合社との競争に勝ちたい」と話す。

912荷主研究者:2010/11/14(日) 12:02:03
>>899
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101103t12019.htm
2010年11月03日水曜日 河北新報
仙台港物流、飛躍的に向上 埠頭・モータープール完成

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20101103009jd.jpg
テープカットでモータープール拡張と埠頭改修の完成を祝う関係者

 宮城県が仙台港(仙台市宮城野区)で拡張を進めていた完成車の一時保管場所「新中野地区モータープール」と、国土交通省が改修してきた雷神埠頭(ふとう)2号岸壁の完成式典が2日、現地であった。利用は前日から始まっており、関係者は「自動車産業の集積につながる」と歓迎した。

 式典には、利用するトヨタ自動車グループのセントラル自動車(相模原市)と関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)、宮城県や国の関係者ら計50人が出席。テープカットで完成を祝った。

 セントラル自動車が来年1月に予定する宮城県大衡村での新本社工場稼働前の完成に、関係者の期待も膨らんだ。

 宮城県の三浦秀一副知事は「雷神埠頭とモータープールの一体利用で、物流効率が飛躍的に向上する。東北の中枢港湾として揺るぎない地位を築くため、使い勝手の良い港づくりを進めたい」とあいさつで強調した。

 セントラルの完成車の貨物船積み込みを担うことが決まっている塩釜港運送(塩釜市)の山本照雄常務は式典後、「70万台、100万台と東北での生産台数がどんどん増えていけば取引拡大につながる」と話した。

 関自工岩手を抱える岩手県の平井節生県土整備部長は「宮城には企業が多く、仙台港の機能強化は喜ばしい」と歓迎する。ただ釜石港(釜石市)の利用増を目指していることもあり「(アクセス道路整備などで)釜石港の利便性を向上させ、岩手で生産した車は同港から出してもらえるようにしたい」とも語る。

 モータープール拡張は2009年度着工で事業費約7億円。総面積は約6ヘクタールから16ヘクタールに広がった。雷神埠頭2号岸壁は09年度に着工し、事業費約32億円。水深を9メートルに掘り下げ、1万5000トン級の自動車輸送船が接岸できるようにした。大型船はこれまで、東側の中野埠頭にしか接岸できず、今回の改修で効率的な完成車積み出しが可能となった。

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101103t12035.htm
2010年11月03日水曜日 河北新報
生産車8割超、仙台港から関東、中部に セントラル自

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20101103008jd.jpg
自動車産業集積に対応して拡張された仙台港のモータープール

 トヨタ自動車は、子会社のセントラル自動車(相模原市)が2011年1月から宮城県大衡村の新本社工場で生産する完成車の8割以上を、仙台市宮城野区の仙台港から関東、中部圏に海上輸送する方針を決めた。

 トヨタの坂井基憲国内物流室長が、2日に仙台港であった完成車の一時保管場所などの完成式典に出席して明らかにした。グループの関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)の生産車両も現状を変えず、9割以上を仙台港から運び出すといい、同港の積み出し拠点としての位置付けが一段と高まる。

 セントラルは11年度の生産台数を8万台程度と見込む。坂井室長によると、新本社工場の生産車両のうち、約85%を仙台港までトラックで運び海上輸送する。東北や北関東で販売する約15%は、各地にトラック輸送するという。

 11年1〜3月については、新本社工場では輸出車「ヤリスセダン」(日本名ベルタ)しか生産しないため、すべての生産車両を仙台港から中部圏などに運び、輸出用の船に積み替える。

 坂井室長は「仙台港は完成車輸送の主力拠点になる。(一時保管場所を含め)港湾環境が整備されることは(メーカーとしても)ありがたい」と強調した。

 仙台港では、完成車の保管場所となるモータープールが6ヘクタール拡張され16ヘクタールに広がった。雷神埠頭2号岸壁は、水深を9メートルに掘り下げ1万5000トン級の船が接岸可能となった。大型船はこれまで、東側の中野埠頭にしか接岸できなかったが、今後は効率的な完成車の積み出しができる。

913荷主研究者:2010/11/14(日) 12:03:07
>>893
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101103t11031.htm
2010年11月03日水曜日 河北新報
「青山くん」やっぱりブルー 路線バス実験運行終了 仙台

 仙台市は2日、公共交通機関の空白域になっている太白区青山地区で10月に実験運行した路線バス「青山くん」の利用状況(速報値)を公表した。1便当たりの平均利用者数は8.8人で、目標の15人を大幅に下回った。

 市公共交通推進課によると、青山くんが運行した10月1〜29日の平日20日間の利用者数は計4580人。1日平均の利用者数は、最高が最終日の12.1人で、最低は25日の6.6人だった。

 時間帯別では、東北工大八木山キャンパス発の第3便(午前9時55分発)が平均21.4人と好調だったが、同13便(午後7時発)は2.4人、同最終便(同7時55分発)は0.5人と低水準だったことが響いた。

 青山くんはJR長町駅東口から東北工大長町キャンパスを通り、八木山キャンパスまでの約7.3キロを結ぶバスで、午前6時台〜午後8時台に計26便を運行した。料金は150〜350円。

 市は利用者にアンケートを行っており、今後は住民や学生のニーズを分析する。

 奥山恵美子市長は2日の定例記者会見で「青山くんは(2015年度開業予定の)地下鉄東西線の動物公園駅に直結する路線になる。ダイヤを工夫することで、本格運行の実現に向けて力を尽くしたい」と語った。

914荷主研究者:2010/11/14(日) 12:05:38
>>898
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101104t73019.htm
2010年11月04日木曜日 河北新報
「血液、安定供給損なう」福島で反発 日赤、製造業務を仙台に

日赤東北ブロック血液センター(仮称)の建設予定地=仙台市泉区

 日赤が輸血用血液の製造業務を仙台市に集約する計画について、福島県内から反発が起きている。既に県医師会が反対の声明を出したほか、産科学会の県組織なども今後、反対の意思を表明する見通し。緊急手術や交通がストップした際の供給を不安視しているためで、「今まで通り県内で製造業務を続けてほしい」と訴えている。

 東北の輸血用血液は現在、各県の日赤ごとに製造されている。福島県内では、県赤十字血液センター(福島市)が製造、郡山市やいわき市など5カ所で原則3日分を備蓄し、必要な医療機関に運んでいる。

 ところが、日赤の計画では、東北の輸血用血液製造は2012年4月から、仙台市泉区の「日赤東北ブロック血液センター」(仮称)に一元化。ブロック血液センターから6県に供給されることになった。

<危機対策を>
 計画に対し、福島県医師会は10月末、将来の宮城県沖地震の発生なども指摘しながら、「危機管理対策が十分担保されない限り、リスク分散を図るべきだ」との声明を出した。

 県立医大医学部の教授会も「一元化は血液の安定供給を損ない、県民の生命を危うくする」との意見書を日赤に提出。大戸斉・医学部長は「雪で東北道が通行止めになったりすれば、会津地方などへの供給は不安だ。備蓄分は緊急手術などで使い果たす可能性もある」と心配する。

<お産が心配>
 日本産科婦人科学会福島地方部会と県産婦人科医会も今後、連名で意見書を出すことにしている。婦人科学会からは「お産では突然出血するケースも多い。患者が珍しい血液型だった場合の対応も不安だ」との声が出ている。

 反対意見について、日赤血液事業本部は「一元化しても供給体制に問題はなく、各県の3日間の備蓄にも変更はない。現在も各県で血液を融通し合っており、緊急時でも十分に対応できる」と説明している。

 日赤は現在、全国を7ブロックに分け、輸血用血液製造業務の集約を進めている。東北の他県からは今のところ、反対意見は寄せられていないという。

915荷主研究者:2010/11/14(日) 12:06:25

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101104t15017.htm
2010年11月04日木曜日 河北新報
横浜の法人、泉にインターナショナルスクール開設へ

ホライゾン学園が新たなインターナショナルスクールに活用する建物

 横浜市の学校法人ホライゾン学園が、経営難で2006年に休校した仙台市泉区高森4丁目の「仙台インターナショナルスクール(SIS)」の建物を活用し、新たなインターナショナルスクールを開校する準備を進めていることが3日、分かった。12年4月の開校予定で、既に土地も含めて取得した。

 ホライゾン学園は横浜市でインターナショナルスクールを運営し、トルコ人が理事などを務める。

 活用する校舎は2階建て、敷地は約6000平方メートル。学園によると、それぞれ所有していた熱海工務店(仙台市)と温浴施設運営のリフレ(宇都宮市)から9月末に取得した。取得額は明らかにしていない。

 学園は校舎を修繕して使用し、外国人子弟や帰国子女のほか、希望があれば一般の日本人の子どもも受け入れる。

 現在は各種学校の認可取得に向け、県と調整を進めている。

 来年4月には先行する形で、系列会社のバハール・エデュケーション(東京)が3〜5歳児と小学1年を対象にした私塾的な教室を設け、スクール開校後に生徒を引き継ぐ。

 SISは05年秋、NPO法人「東北国際学園」が開校したが、資金不足を理由に06年1月に休校。多数の生徒が転校を余儀なくされ、校舎建築費や講師派遣料の未払い問題も起きた。校舎はその後、使われずにいた。

 ホライゾン学園は「建物を有効活用し、きちんとしたカリキュラムもそろえる。仙台の教育環境向上に役立ちたい」と話している。

 仙台市泉区には東北唯一のインターナショナルスクール「東北インターナショナルスクール」もある。

916荷主研究者:2010/11/14(日) 12:15:21

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101106t12017.htm
2010年11月06日土曜日 河北新報
ベスト電器仙台店が年内閉店 不採算店舗など整理

 家電量販大手のベスト電器(福岡市)が、仙台市青葉区中央2丁目のダイエー仙台店8階に入る「ベスト電器・ダイエー仙台店」を年内いっぱいで閉店することが5日、分かった。同社が進めている不採算店舗などの整理の一環とみられる。

 ベスト仙台店は2003年7月、ダイエーが経営再建のため閉鎖した総合家電売り場の後継テナントとして直営で出店。売り場面積は約1000平方メートルで、白物家電やパソコンなど幅広い商品を扱ってきた。

 同社は東北でダイエー仙台店を含め22店を展開。今年3月に全国約530店舗のうち63店舗を2年間で閉店する事業再構築計画方針を発表していた。

917荷主研究者:2010/11/14(日) 12:16:13

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101106t15019.htm
2010年11月06日土曜日 河北新報
仙台空港・アクセス鉄道 台湾・香港の観光客に優しく

 東北で増加する香港や台湾人観光客の利便性向上を図ろうと、名取市の仙台空港ビルと仙台空港鉄道は、国際線到着口やトイレなどの案内表示に、中国語の「繁体字」案内を新たに加える。空港ビルは「個人旅行客の一層の増加に備え、案内サービスの質をより高めたい」と話している。

 中国語の漢字表記には「簡体字」と「繁体字」の2種類があり、画数が多い繁体字は台湾や香港、マカオなどで用いられている。二つの字は漢字の形態が異なり、類推できない文字もあるという。

 繁体字は空港ビル内の71カ所、仙台空港鉄道が運営するアクセス線3駅の30カ所の案内表示に追加する。費用は計約350万円。空港ビル分は今月中に完了し、アクセス線は12月4日のダイヤ改正に間に合わせる。

 現在、仙台空港には台北便が週2便就航。運航するエバー航空は、紅葉シーズンの9〜10月に限定して週4便に増便した。12月にはキャセイパシフィック航空が香港便を再開し、来年2月末まで運航する。

 県の観光統計によると、2009年の県内の外国人宿泊者数は、台湾がトップで2万8832人。香港が1万3413人と続く。冬季には温泉などを巡る観光ツアーが人気で、需要が高まっているという。

 仙台空港ビルと、アクセス線の外国語案内表示には現在、英語、韓国語、中国語(簡体字)の3カ国語を使用。仙台空港の新ターミナルビルが完成したのは1997年で、台北便の就航以前だったため繁体字の採用を見送った経緯がある。

918荷主研究者:2010/11/14(日) 12:17:23
>>567
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101106t12008.htm
2010年11月06日土曜日 河北新報
宮城新工場完成 12月一部操業へ 電子機器「スズデン」

宮城県大和町に完成したスズデンの新工場

 電子機器商社のスズデン(東京)が宮城県大和町の大和リサーチパークに建設していた大和工場が5日、完成した。12月下旬に一部操業を始め、半導体製造装置向けの電子部品を造る。本格操業は来年4月以降になる見通し。従業員は地元採用した3人で、今後、パートを含め10人に増やす。当初は20人の雇用を予定していたが、当面は半分の人員でスタートさせる。2011年度の売り上げ見込みも当初の8億円を3億円とした。

 大和工場は商社事業中心の同社にとって初の生産拠点。延べ床面積3300平方メートルで、総投資額は10億円。半導体製造装置の電源系統などに使われる部品を組み立て、同じ大和リサーチパークに建設中の東京エレクトロン(東京)の新工場に納める。物流・営業機能も備える。

 現地で行われた竣工(しゅんこう)式には約80人が出席。佐々木秀明社長は「宮城には自動車関連産業なども進出している。半導体関連の部品生産を土台とし、取引先の拡大を目指す」と話した。

919荷主研究者:2010/11/21(日) 11:14:49

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101108t15028.htm
2010年11月08日月曜日 河北新報
宮城県の人口 233万7188人 10月1日現在

 宮城県が公表した10月1日現在の推計人口によると、県人口は233万7188人(男113万3551人、女120万3637人)で、前月より324人減った。前年同月比は2841人の減。

 市町村別では、前月比で増えたのが富谷(69人)、仙台(61人)、利府(59人)など10市町。石巻(94人)、気仙沼(92人)、栗原(71人)など24市町村は減少した。美里町は増減がなかった。

 自然動態(出生1662人、死亡1641人)は21人の増加。仙台(251人)、多賀城(21人)、名取(19人)など11市町で増えたが、栗原(53人)、石巻(49人)、気仙沼(45人)など23市町村で減った。大郷町は増減なし。

 社会動態(転入7463人、転出7808人)は345人の減少。利府(51人)、富谷(51人)、白石(37人)など12市町で増えた。仙台(190人)、名取(51人)、気仙沼(47人)など22市町村は減った。色麻町は増減ゼロ。

 住民基本台帳に基づく9月末現在の世帯数は91万3771世帯。前月比で266世帯の増、前年同月比は7720世帯の増加だった。

920荷主研究者:2010/11/21(日) 11:21:00

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101109t12029.htm
2010年11月09日火曜日 河北新報
三陸道・唐桑道路、12月19日開通 気仙沼初の供用区間

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12月19日に開通する唐桑道路=気仙沼市唐桑町只越付近

 三陸自動車道の宮城県気仙沼市唐桑町只越地区と舘地区を結ぶ唐桑道路(延長3キロ)が、12月19日に開通する。気仙沼市内の三陸道の供用区間は初めてとなる。国土交通省仙台河川国道事務所が8日、発表した。

 唐桑道路は、霧立トンネル(2039メートル、暫定2車線)と、南北二つの橋からなる。2005年に着工し計画通り5年後の開通にこぎ着けた。急カーブが多く、海岸沿いに迂回(うかい)する形の国道45号線を直線ルートで結ぶ。

 同事務所によると、開通は12月19日午後3時。当面は片側1車線で制限速度は時速60キロ。同日正午から霧立トンネル北側で現地式典を行う。

 地元の気仙沼市は、開通プレイベントとして12月12日に唐桑道路を歩く「ハイウェイ・フリーウオーキング」を開く。募集は約400人(先着順)。15日から申し込みを受け付ける。

 菅原茂市長は「唐桑道路の早期の開通は喜ばしいが、ほかの未開通区間の事業が遅れることのないよう今後も国への予算要望活動を展開していきたい」と話している。

 フリーウオーキングの連絡先は同市担当課0226(22)3454。

921荷主研究者:2010/11/21(日) 11:24:18
>>812
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101110t12019.htm
2010年11月10日水曜日 河北新報
再建、道半ば 仙台・スーパー「モリヤ」破綻から3カ月

 食品スーパー、モリヤ(仙台市)の経営破綻(はたん)から3カ月余りが経過した。経営陣刷新など再建に向けた取り組みは徐々に進み、多くの取引先が納品を続けている。ただ、一部には粉飾決算発覚などを受け、取引を停止したケースがあり、モリヤ側が探しているとされるスポンサーの支援表明もまだない。来年1月に提出期限を迎える再生計画案の作成まで道のりは平たんではなさそうだ。

 モリヤは破綻後、宮城県内6店舗を閉鎖したものの、残り13店舗では営業を続けている。そのうちの一つ、仙台市宮城野区の幸町店を頻繁に利用する主婦(58)は「店内の活気が減った気もするが、品ぞろえは以前とほぼ同じ。特に不便は感じない」と話す。

 モリヤは相次いで仙台圏に進出する中央資本などの大手スーパーに対抗し、仕入れ商品などで「地元色」を出してきた。それだけに再建に期待する地元の取引先は多い。

 「独自ブランドばかり扱う大手と違い、地元商品を多く仕入れてくれていた。再建を失敗させてはわれわれにも打撃だ」と話すのは取引を継続する仙台市内の食品メーカー。別の企業も「強引に買いたたくことがない大切な存在」「商品供給を今まで通り続けようと他社に呼び掛けた」などと語る。

 ただ、好意的な取引先ばかりではないのも事実だ。破綻後の8月には約20億円の粉飾決算をしていたことが発覚した。複数の流通関係者によると、「信用できないとして、一時的に納品をストップした大手食品メーカーもある」という。

 仙台市も破綻直後から、市指定のごみ袋の納品を止めている。代金約370万円が回収不能になる恐れが生じたためで、廃棄物管理課は「市財政への被害拡大の可能性を避けたい」と説明。現金決済のみの取引に変更した市内の食品商社は「一度失った信用は簡単には回復できない」と指摘する。

 スポンサー探しでは一時、関係者の間で北東北や北海道、首都圏などの同業者の名前が挙がった。しかし、いずれも河北新報社の取材に「業界の同士として再建を期待するが、それ以上ではない」「接触もしていない」などと答え、支援に前向きとの見方を否定する。

 東北のあるスーパーの幹部は「欲しい店舗はあるが、利益を見込めない店舗もありそうだ。まずは具体的な数字を伴う再生計画案を見てから。計画案が債権者集会で否決される可能性もある」と静観している事情を説明する。

 再建方法などの見通しについて、代理人の弁護士は「今後の方向性はまだ検討中。債権者の了承が得られるかは、再生計画案を作ってみなければ分からない」と話す。

[モリヤの経営破綻] 新規出店などに伴う設備投資負担が重荷となって資金繰りが悪化し、7月30日、仙台地裁に民事再生法の適用を申請。8月16日に再生手続き開始が決定した。負債額は約102億円。破綻後、2007年6月期から3年間にわたり、利益計約20億円を粉飾決算していたことも発覚。8月30日付で守谷定夫氏が社長を引責辞任し、有馬隆氏が新社長に就くなど経営陣を刷新した。

922荷主研究者:2010/11/21(日) 12:05:41

http://www.jr-sendai.com/doc/100924-1.pdf
2010年12月ダイヤ改正について
東日本旅客鉄道株式会社 仙台支社

【ダイヤ改正日】2010年12月4日(土)

<在来線>

1.仙台空港アクセス線の朝時間帯の列車を増強します

◆「仙台空港アクセス線」内から仙台への通勤・通学列車増強及び仙台空港への利便性向上
・仙台空港から仙台行きの列車を増設定し、フリークェンシーを高めるとともに、朝時間帯の輸送力を増強します
・仙台空港での発便が多い朝時間帯に仙台から仙台空港行きの列車を増設定し、空港利用されるお客さまの利便性を向上します
・仙台〜仙台空港間の快速列車2往復を各駅停車とし、乗車チャンスを拡大します
※朝時間帯は全て4両編成での運転となります
※ご利用の少ない仙台駅発着14時台については仙台〜仙台空港間を3往復から2往復に削減

2.仙石線、夜時間帯の停車駅を増やします

◆快速列車1往復をあおば通〜多賀城間停車とします
・20時台のあおば通駅発、石巻駅発1往復を「A快速」から「B快速」に変更し、あおば通〜多賀城間のフリークェンシーを向上し、後続の各駅停車の混雑を緩和します

3.朝時間帯の左沢線が変わります!
◆左沢発8:57の普通列車が北山形で仙山線「快速列車」(仙台行き)に接続
など

4.各方面の列車接続を見直します!!
◆新白河駅での新幹線との接続をもっと便利に

◆山形新幹線「つばさ」との接続を見直します
・新庄発上り初列車の「つばさ」から仙山線(仙台方面)にゆとりある接続時分を確保します
など

◆小牛田以北〜仙台間の速達性を向上します
・小牛田着9:42の東北本線上り普通列車から気仙沼線快速「南三陸2号」(仙台行き)に接続
・小牛田着18:30の気仙沼線快速「南三陸3号」(気仙沼行き)から東北本線下り普通列車に接続

◆東北本線と利府線の接続を見直します
・岩切着21:22の東北本線上り普通列車から利府線に接続

923荷主研究者:2010/11/21(日) 12:07:23
>>574 >>840
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101111t12019.htm
2010年11月11日木曜日 河北新報
アイシン高丘宮城工場 来月上旬に部品出荷へ

 トヨタ自動車系部品メーカーのアイシン高丘(愛知県豊田市)が、稼働を延期している宮城県大衡村の新工場について、12月上旬に生産部品を出荷する方向で準備を進めていることが10日、関係者の話で分かった。11月中にも本格稼働する見通しだ。

 空き工場を改修した部品加工工場でブレーキ部品の切削加工を始める。製品はトヨタグループの関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)と、トヨタ自動車東北(宮城県大和町)に供給。来年1月に大衡村で稼働するセントラル自動車(相模原市)の新本社工場にも納める計画だ。

 生産設備の据え付けを終え、既に試作の最終段階に入っているとみられ、関自工岩手、トヨタ東北と納品に向けた調整を進めている。

 従業員は昨年採用して愛知県内の工場での研修を終えた13人に加え、今年に入って地元からも採用しており、30人規模で操業を始める。

 部品加工の新工場に併設予定の鋳造工場は、着工時期を含めて未定。このため当面は部材を愛知県から運び、機械加工のみを新工場で行う。

 アイシン高丘は当初、2009年8月に部品加工工場を稼働予定だったが、08年秋のリーマン・ショックによる自動車販売の落ち込みを受け、09年3月に操業延期を決めていた。

924荷主研究者:2010/11/21(日) 12:09:32

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101111t11025.htm
2010年11月11日木曜日 河北新報
気仙沼・大島架橋 整備ルートなど視察 県行政評価委

大島架橋事業の予定地を視察する大規模事業評価部会の委員ら

 宮城県が2018年度の完成を目指す気仙沼市の大島架橋事業の妥当性を検討する県行政評価委員会大規模事業評価部会(部会長・増田聡東北大大学院教授)は10日、大島で現地調査を行った。増田部会長は視察後、「島への距離は近いが、道路でつながるのは良いことだ」と述べた。

 調査には委員5人が参加。大島側の整備ルートにあたる磯草地区で道路やトンネルが通る土地の現況を視察した。亀山展望台では、対岸の気仙沼市鶴ケ浦地区との位置関係や距離感を確かめた。

 増田部会長は「残された課題を審議していく。(妥当とされる)可能性は高いと思う」と指摘した。各委員から駐車場整備や観光面での活用法について質問があった。

 次回会合は12月17日。県民の意見聴取結果も踏まえ、有効性や効率性などを総合的に評価し、12月下旬に事業が妥当かどうかを村井嘉浩知事に答申する。

 県土木部が10月示した評価調書によると、架橋後の観光客増加に伴う経済波及効果は約78億円とされる。

 同部会は10日、登米市の校舎改築事業についても現地調査した。

925荷主研究者:2010/11/21(日) 12:10:58
>>641
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101111t11026.htm
2010年11月11日木曜日 河北新報
東西線「国際センター駅」周辺整備 有識者会議で協議

 仙台市地下鉄東西線(2015年度開業予定)の「国際センター駅」(青葉区青葉山、仮称)周辺整備について、市は有識者会議を設置し、仙台商高跡地に建設する集客施設を中心とした整備プランの議論に入る方針を固めた。12月に初会合を開催し、来年6月を目標に提言をまとめる。市は来年度中に基本計画を決定する見通し。

 当初の構想は、仙商跡地に仙台国際センターと連携可能な展示施設、駅を挟んだ県スポーツセンター跡地には仙台城跡や市博物館の玄関口となる公園を15年度までにそれぞれ整備する内容。

 市は年度内に基本計画を策定する予定だったが、財政窮迫の中で巨額の事業費が想定されるため、民意が反映される形で事業の骨格を固める必要があると判断した。

 有識者会議で協議するたたき台によると、目指すべき基本理念を「新たな魅力を創造発信する杜の都のシンボルゾーン」と位置付け、コンベンションや観光交流、ミュージアムの3機能の強化を提示する。

 市民参画の手法として、ワークショップや関係団体との意見交換も行う。これまでに仙商跡地の一部を活用した総合学術博物館構想が浮上した経緯もあり、青葉山新キャンパス完成を控える東北大とも連携を深める。

 市企画調整局は「スケジュールが遅れても、市民ときちんとキャッチボールする手続きを踏むべきだと考えた。知恵を結集し、愛される財産にしたい」と話している。

926荷主研究者:2010/11/21(日) 12:11:31

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101111t12027.htm
2010年11月11日木曜日 河北新報
日本公庫、仙台の3店舗集約へ ワンストップ実現図る

 日本政策金融公庫仙台支店が仙台市内2カ所に分かれている農林水産、中小企業、国民生活の3事業の各店舗を1カ所に集約することが10日、分かった。集約先は青葉区中央1丁目の東京建物仙台ビル内で、来年1月末から2月中旬にかけて順次移転する。

 ワンストップサービスを実現し、顧客の利便性向上を図るのが狙い。現在は農林水産、中小企業の両事業が青葉区の住友生命仙台中央ビル(SS30)内に、国民生活事業は同区本町に、それぞれ店舗を構えている。

 農林水産事業は11階に入り、営業開始日は1月31日の予定。中小企業事業は10階で2月7日に、国民生活事業は6階の一部と9階で2月14日に営業を始める計画だ。

 仙台支店の3事業を合わせた職員数は159人で、今年3月末の融資残高は総額4947億円。

 店舗集約は2008年10月に3金融公庫などの統合で日本公庫が誕生して以来の課題とされてきた。

927荷主研究者:2010/11/21(日) 12:15:57

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2010/11/10 建設新聞
東西線・動物公園駅西門地区 太白区御堂平で沿線開発計画
土地区画整理と施設誘致の計画進む

 2015年度開業予定の仙台市営地下鉄東西線の西の最終駅・動物公園駅から西側に行った太白区鈎取字御堂平の宮城県仙台西高等学校北側一帯で都市計画道路整備に伴う沿道地区の土地区画整理事業と、これに伴う商業施設等誘致の土地利用計画の検討作業が進められている。

 土地区画整理事業が検討されているのは、仙台赤十字病院前を西進し社会福祉法人・共生福祉会が運営する「萩の郷工場」前で行き止まりとなる都市計画道路・川内旗立線の整備予定ルート沿道地区となるところ。この地区での都計道路整備は、現在は分断されている八木山南地区と西側のひより台地区を結ぶ予定となっていて、八木山以西の市民の地下鉄利用促進にもつながるものと見込まれているところ。

 土地区画整理事業は、現在、市内の土木コンサルタント会社が中心となって土地区画整理の検討作業が進められており、昨年あたりから一部のゼネコンなどに業務代行方式による実施に向けた打診が行われているが、現段階では事業スキームの確定には至っていないもよう。

 また、区画整理後の土地利用に関しては、大手スーパーのヨークベニマルに出店可能性をうかがう様子が見えるほか、ドラッグストアチェーンのカワチ薬品などの誘致も行われていると見られている。さらに、都市計画道路の整備により敷地が分断される可能性が高い共生福祉会の将来的な特別養護老人ホーム等を整備対象候補とした福祉施設用地への充当なども合わせて検討されているもようだ。

2010/11/10付1面に掲載

928荷主研究者:2010/11/21(日) 12:17:39

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2010/11/11 建設新聞
宮城県の港湾整備状況・計画 中野地区にマイナス14㍍岸壁のふ頭新設
石巻港は仙台塩釜港との一体整備を要望

 セントラル自動車の宮城県大衡村での来年1月操業を控え、仙台塩釜港では、宮城県が拡張を図ってきた新中野地区モータープールと、東北地方整備局が1万㌧級RORO船に対応し増深改修を進めている雷神ふ頭の第2岸壁が完成。また、高砂コンテナターミナルでは、国際コンテナ貨物の需要増加に対応して約6㌶のふ頭用地を造成中で、中野地区でも大型バルク船に対応しマイナス14㍍岸壁を備えた新ふ頭が計画されている。一方、国土交通省の「新規の直轄港湾整備事業の着手対象とする港湾」から外れた石巻港では“仙台塩釜港との一体”整備を要望し、雲雀野地区などの建設促進を図りたい考えだ。

 東北地方の広域物流拠点として発展してきた仙台塩釜港は、2001年に東北地方で初の特定重要港湾に指定された。北米への最短の海上ルートという地理的特性に加え、東北縦貫自動車道や三陸自動車道などの高速交通ネットワークの進展など交通アクセス機能の充実もあり、国際コンテナをはじめ貨物取扱量が年々増加している。

 特に、完成自動車の取り扱いは、東北地方への新車陸上げの約8割、岩手県北上市の関東自動車で生産された新車の積み出しの約9割が同港仙台港区中野地区の公共ふ頭を利用。さらに来年1月には宮城県大衡村に立地したセントラル自動車が操業開始予定で、本格操業時には年間50万台ともなる完成自動車を取り扱う港湾施設の整備が急務となっている。

 このため東北地方整備局と宮城県では、中野地区の雷神ふ頭の専用モータープール化を計画。東北整備局は2009年度から直轄岸壁改修として、マイナス7・5㍍、130㍍岸壁3バース(ほかに取付部30㍍)を、1万㌧級のRORO船2隻が接岸できるように先端部を30㍍延伸するとともに、水深を掘り下げてマイナス9㍍、220㍍岸壁2バース(ほかに取付部10㍍)とする増深改修工事(このうち中心部の1バース分220㍍は耐震強化岸壁)を実施。港奥側の取付部を含めた雷神2号岸壁1バースが今年11月2日に完成。また、これと併せて雷神ふ頭前のマイナス9㍍航路・泊地の浚渫も、仙台湾での養殖の関係から今年4〜9月で完了させた。

 残る雷神1号岸壁1バースについても、今年度は延伸部のジャケット製作などに着手しており、11年度に同上部工など仕上げ工事を進め、12年度完成を図る予定だ。

 一方、県施工により昨年度から進められてきたフェリーふ頭北側にあるみなと公園約3・7㌶、および宮城県仙台塩釜港湾事務所跡地約0・9㌶のモータープール拡張工事、雷神ふ頭と道路で分断された西側約3・2㌶のふ頭用地との一体化工事も完了。既設と合わせて約16㌶の新中野地区モータープール整備事業が完成し、11月1日から供用を開始した。

929荷主研究者:2010/11/21(日) 12:18:18
>>928 続き

◎マイナス14㍍の新岸壁1バース事業化へ

 雷神ふ頭をモータープールとして特化する一方、中野地区の荷役作業のすみ分けを図り、大型化するバルク貨物船への対応として計画されているのが、仙台港区港口部の高松作業船船溜を埋め立て、中野地区最大水深となる5万5、000㌧級バルク貨物船が接岸できるマイナス14㍍、280㍍岸壁1バースを備えた6㌶の新ふ頭整備。

 岸壁を整備する東北地方整備局、ふ頭用地を担当する宮城県では、10年度の事業化を求めていたが、昨年、民主党に政権交代し、新政府の公共事業の新規事業抑制から見送られた。同局と宮城県では、11年度新規事業に採択されるよう再度要望。その結果、国土交通省が来年度政府予算要望の新規要望事業に盛り込んだことから、順調に進めば来年度、整備着手される見込みだ。

 計画では、11年度は埋め立て申請を宮城県知事に提出するとともに、岸壁の詳細設計などを実施。埋め立て申請は審査や手続き等に約1年かかるため、工事は早くとも11年度後半となる見込みで、手続きが整い次第、国直轄工事により船溜前防波堤を撤去し、ここにマイナス14㍍、280㍍岸壁1バースを築造する。宮城県は東側の護岸と6㌶の埋め立てを担当し、護岸部分については隣接する高松ふ頭(マイナス12㍍岸壁)との連続性を考慮して、将来的に岸壁とすることも可能な護岸設計を行う予定。埋め立てについては新岸壁の深度に合わせて前面の泊地・航路を浚渫するため、この土砂などを用いて実施し、14年度の完成を目指している。

 このほか仙台港区では、増加する国際コンテナ貨物に対応して、宮城県施工により高砂コンテナターミナルで6㌶のふ頭用地を造成中。現在、埋め立てを完了したところで、今後は道路の切り替え工事を年度内いっぱいで実施。来年度はフェンスの張り替えなどを行い、舗装は12年度を予定。その後、新貨物ヤードの暫定供用を図りながら、管理棟の移設や諸施設の再配置を進め、全体完成は14年度を予定している。

◎直轄による雲雀野地区の整備継続を要望

 塩釜港区では、主力のマイナス7・5㍍岸壁に合わせて、直轄事業で06年度から航路の浚渫に取り組んでいる。今年度からは馬放島を過ぎた外港地区に工区を進めてきたところで、12年度の完了を目指している。

 また、県施工関係では、造船所跡地の約3・1㌶の緑地整備と、新町川河口部分の水門を含めた高潮対策の防潮堤工事を進めており、15年度の完了を目指している。

 今後の計画では、マリンゲート前の観光船桟橋(離島関係の耐震化桟橋を含む)整備を5ヵ年で整備する予定。また、貞山地区に海上保安庁の巡視船を停泊するなど防災拠点となるマイナス9㍍の耐震岸壁を備えた約2㌶のふ頭用地を計画しているが、既設の港湾施設の多くが老朽化してきており、現況調査を実施中で、これらの結果なども踏まえ再編整備を図っていく考えだ。

 重要港湾・石巻港については、現在、国直轄で12年度完了を目指して南防波堤仙台側110㍍、宮城県施工で16年度完了を目標に西防波堤100㍍の整備を実施中。一方、石巻港の主要産業である製紙会社や飼料会社などの立地、施設拡張などを想定した雲雀野地区の新港整備は、先般、国交省の「新規の直轄港湾整備事業の着手対象とする港湾」から石巻港が外れたため、同地区で計画されている国直轄によるマイナス14㍍岸壁、耐震強化を図った12㍍岸壁などが困難な状況となっている。

 船舶の大型化への対応をはじめ、石巻港の発展を図る上で欠くことのできない施設だけに、宮城県では石巻港の整備を“仙台塩釜港との一体”整備として、これらの施設整備が実施されるよう国交省に要望中だ。

2010/11/11付1面に掲載

930荷主研究者:2010/11/21(日) 12:20:51

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101112t12028.htm
2010年11月12日金曜日 河北新報
EVエナジー、第3ライン量産開始 年30万台体制整う

 トヨタ自動車グループで車載電池製造のプライムアースEVエナジー(静岡県湖西市)は、宮城県大和町の宮城工場で3本目となる生産ラインを稼働させ、量産を始めた。これまで年20万台分だった生産能力は30万台分にアップし、フル稼働できる体制が整った。

 第3ラインは第1、第2ラインと同様にトヨタのハイブリッド車(HV)「プリウス」用のニッケル水素電池を生産する。10月末には一部の工程が稼働し、今週に入って全工程で製造が始まった。

 このラインで製造した電池は来週以降、愛知県内のプリウス生産拠点に出荷される見通し。

 第3ラインが完成したことで、宮城工場で計画されていた総額約350億円の投資は完了。会社全体の生産能力は静岡県内の2工場と合わせ年110万台分になった。

 東北ではトヨタグループの関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)が2011年末をめどに、小型HVの生産を始める見通し。EVエナジー宮城工場はこの小型HV向けにも電池を供給する予定だ。

 EVエナジーは当初、9月中に第3ラインを稼働させる予定だった。エコカー補助金の終了に伴う自動車販売の急減などの影響を受け、1カ月半ほど本格稼働を遅らせた。

 将来的な増産などの可能性について、同社は「HVの需要動向やトヨタの販売計画に対応できる体制を整える。ただ現段階で新たな投資計画はない」としている。

932荷主研究者:2010/11/21(日) 12:29:53
>>788
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101113t12021.htm
2010年11月13日土曜日 河北新報
登米の新工場計画を3倍に拡大 豊田鉄工、将来の増産見据える

 トヨタ自動車グループの自動車部品製造大手、豊田鉄工(愛知県豊田市)が宮城県登米市に建設する新工場について、建物の規模が当初計画の3倍に拡大されることが12日、分かった。取得する敷地も2.5倍に広げる。将来の増産の可能性を見据えて設備増強のスペースを確保する。

 急激な円高に伴い自動車メーカーが海外生産シフトを進める中での規模拡大。トヨタは東北を「第3の生産拠点」と位置付けており、拠点としての将来性を見込んだ動きといえそうだ。

 新工場は登米市迫町にある長沼工業団地に建設する。延べ床面積は当初計画の約7500平方メートルから約2万4000平方メートルに、敷地も5万平方メートルから12万5000平方メートルにそれぞれ広げる。

 投資額も当初の14億円から40億円に膨らむ見通し。だが投資額の増加について同社は「必要な生産設備などをあらためて検討した結果」としており、建物の規模拡大が主要因ではないという。

 新工場は今月22日に着工し、建物は2011年7月完成予定。同12月に一部操業を始め、12年1月の本格稼働を見込む。敷地は今年10月末に一部を取得しており、建設工事を進めながら本年度末までに残りを取得する。

 工場運営は9月30日付設立の生産子会社「トヨテツ東北」(水野雅幸社長)が担い、プレス加工の車体部品などを製造。トヨタグループの完成車製造拠点で、宮城県大衡村に移転するセントラル自動車(相模原市)の新本社工場と関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)に供給する。

 従業員は約70人、フル稼働時の年間売り上げは約40億円で、当初計画から変更はない。

 豊田鉄工企画部は「将来の増産に対応できるようにするため、建物の規模を見直すことにした」と説明している。

 同社は今年7月、宮城県、登米市と立地協定を締結した。長沼工業団地では自動車部品製造の浅井鉄工(豊田市)も新工場を計画している。

933荷主研究者:2010/11/21(日) 14:16:32

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0320101113bjae.html
2010年11月13日 日刊工業新聞
村田製作所、仙台工場を再稼動−高周波表面波フィルター生産再開

 【京都】村田製作所は2010年度内にも、一時閉鎖中の仙台市にある高周波表面波フィルターの工場を再稼働する。08年9月のリーマン・ショック後に受注が急減したため生産調整していたが、同フィルターが搭載される主力の携帯電話市場が急回復しているため生産体制を整備する。

 仙台での生産再開は09年3月以来となる。生産計画など詳細を現在詰めているもよう。生産能力増強とともに、生産拠点を分散させて災害などのリスクに備える。

 高周波表面波フィルターの生産を再開するのは全額出資子会社である金沢村田製作所(石川県白山市)の仙台工場(仙台市泉区)。同フィルターは携帯電話などに搭載し、電波から必要な周波数の信号を取り出す部品で、村田製作所は世界シェア首位の約40%を占める。

934荷主研究者:2010/11/21(日) 14:23:51
主要地方道仙台岩沼線は国道4号のバイパス的機能を担っており、各所で細かなバイパスなどの整備が行われなかなか走りやすい主要県道となっている。玉崎交差点は東北本線を跨ぐ陸橋のすぐ近くにあり、その陸橋を活かして国道4号線との立体化はできないものかと個人的には考えていた。仙台都市圏は道路の立体化にあんまり積極的ではないので、他にもっと立体化の優先度の高い交差点が残っていると思われるが…。

http://www.pref.miyagi.jp/snd-doboku/rireki/minamihase_korabo.pdf
地域協働事業による交差点改良事業の完成について
〜主要地方道仙台岩沼線 玉崎交差点〜

 平成22年2月から進めて参りました主要地方道仙台岩沼線と国道4号との交差点(玉崎交差点)の改良工事が完成し,平成22年11月19日(金)に供用することになりました。
 当交差点は,国道4号へ流入する車両により朝晩の渋滞が激しく,そのため脇道へ進入した車両が事故を起こすなど周辺交通環境へも甚大な影響を与えておりました。
 これらを解消するため,平成20年度から地域協働事業として,地域の方々や各関係機関をメンバーとしたコラボチームを立ち上げ,現状の調査・検討を行い,計画の提案を行いました。
 その提案に基づき工事を進めた結果,これまでの道路に右折専用車線1車線を増設することにより,交通渋滞の改善が期待されます。

■供用日時
平成22年11月19日(金)午後1時

■事業概要
1)事業名 主要地方道仙台岩沼線南長谷地区地域協働事業
2)事業延長 L=160m
3)全体事業費 約3千万円
4)検討メンバー 地元周辺区長,国,県,岩沼市,警察
5)検討項目 渋滞の解消,地域道路の問題や解決案の検討など

935荷主研究者:2010/11/21(日) 14:37:42

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101113t12029.htm
2010年11月13日土曜日 河北新報
東西線「一番町駅」ビルは地上22階 仙台の再開発概要

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20101113_m10_001.jpg
東西線の一番町駅に直結する複合ビルのイメージ図

 仙台市地下鉄東西線「一番町駅」の出入り口に直結する青葉区一番町2丁目の再開発事業で、市は12日の市議会東西線沿線整備調査特別委員会で、新たに建設する複合ビルの概要を明らかにした。総事業費は45億円で、地下2階、地上22階(約77メートル)になる。

 市によると、4階以上を埋める分譲マンションは120戸程度を予定しており、三井不動産レジデンシャル(東京)と野村不動産(同)が販売を担当する。地権者らで組織する市街地再開発準備組合は、早ければ今月中にも本組合を設立。2011年8月に着工し、13年6月の完成を目指す。国と市の補助金約7億円を活用する。

 ビルはサンモール一番町商店街入り口の角地に建設予定で、建築面積は約1200平方メートル、総床面積は約1万3120平方メートル。1、2階は商業用、3階は業務用のスペースとなる予定。

 市都市再開発課は「商業施設と住宅、一番町駅の出入り口を一体整備することで、にぎわいの創出や地域の活性化につなげていきたい」と話している。

936荷主研究者:2010/11/21(日) 14:38:15

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101113t12027.htm
2010年11月13日土曜日 河北新報
仙台空港鉄道、下部構造の簿価90億円

 経営が悪化している「仙台空港鉄道」(名取市)の資産を宮城県が買い取る「上下分離」方式をめぐり、県は12日、資産となる橋脚や土地などの下部構造が簿価で約90億円となる見込みを示した。来年度中にも上下分離後の収支計画を策定する考えも明らかにした。

 同日あった県議会の県出資団体等調査特別委員会の意見聴取で、土木部が説明した。

 同社は仙台空港アクセス線を運営。上下分離は、県が5月に策定した同社の「改革支援プラン行動計画」の経営改善策として盛り込まれ、県は2014年度までの実施を目指している。実現すれば、固定資産が減り、減価償却費を圧縮。県費の投入で空港鉄道の資金も増えることから、借金返済も進むとしている。

 正確な買い取り範囲は現在、資産評価と併せて検討中。同計画期間の5年以内では、簿価上で約90億円になる。県は、今後の乗客数や収益見通しなどを考慮した上で、買い取り対象を確定する。

 委員会では「上下分離をしても、抜本的に単年度の決算が良くならなければ意味がない」などの指摘が相次いだ。

 橋本潔土木部長は、仙台空港ビルでのイベント実施など利用促進策の推進を強調。「負債は減っても、毎年赤字では困る。乗客の利便性向上に努めていく」と説明した。

 空港鉄道の累積赤字は09年度決算で34億6500万円。金融機関への元利返済は11年度にピークを迎え、このままでは13年度に債務超過に陥ると予測されている。

937荷主研究者:2010/11/23(火) 12:12:49

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101116t11034.htm
2010年11月16日火曜日 河北新報
泉開発三セク株売却 住商、駅前整備を促進 仙台市

 仙台市が、泉区中心部の商業開発を手掛けてきた第三セクター「泉新都心」(泉区)の保有株式すべてを住友商事に売却する方針を固めたことが15日、分かった。市地下鉄泉中央駅周辺で行政が先導的に進めてきた街づくりが一区切りつき、民間主導で開発を促進させる必要があると判断した。

 住友商事は市所有分だけでなく、金融機関などが持つ泉新都心の全株式を取得する意向とされ、駅前開発を加速させる狙いがあるとみられる。

 仙台市は泉新都心の筆頭株主で、全株式の40.4%(額面約1億8200万円)を保有している。売却に向け、既に住友商事との間で大筋で合意しており、年度内に契約を結ぶ方向で調整している。

 泉中央駅周辺ではバスターミナルの整備など、市が引き続き実施すべき事業や課題も残っており、市と住友商事は近く、今後の街づくりの方針について覚書を交わす。

 泉新都心は1987年、地下鉄南北線の開業に合わせた「北の副都心」形成を目指し、当時の泉市や金融機関、地元商工会などが出資して設立された。99年には住友商事とともに、泉中央駅前に複合商業ビル「セルバ」を建設するなど、駅周辺の開発をリードしてきた。

 一方で、隣接するイトーヨーカドー仙台泉店は2012年の閉店を検討、周辺の商環境は変化が予想されている。

938荷主研究者:2010/11/23(火) 12:13:40
>>933
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101116t12030.htm
2010年11月16日火曜日 河北新報
金沢村田製作所仙台工場 年明け操業再開

 電子部品製造大手の村田製作所(京都府)が一時閉鎖している子会社の金沢村田製作所仙台工場(仙台市泉区)について、早ければ来年1月にも操業を再開させることが15日、明らかになった。高機能携帯電話(スマートフォン)の需要拡大に対応するため、基幹部品の「高周波表面波フィルター」を生産する。

 仙台工場は泉パークタウン工業流通団地にあり、世界的な不況を受けて2009年4月1日に一時閉鎖していた。関係者によると、年明け早々に一部を除く生産ラインを動かす。

 一時閉鎖で金沢村田の本社工場(石川県)に異動させていた社員150人は、大半を11年9月ごろまでに順次、仙台工場に戻す。

 金沢村田は村田製作所の全額出資子会社。携帯電話でやりとりする一定の周波数の信号を取り出すフィルター生産を一手に担い、世界シェアはトップの約40%を占める。

 スマートフォンの市場拡大に合わせて生産能力を高めるとともに、リスク分散を図る観点から仙台工場を再稼働させる必要があると判断した。

 金沢村田は「ことし夏から再開の準備を進めていた。現在、生産計画などの詳細を詰めている」と説明している。

 仙台工場は敷地12万1000平方メートル、2棟の工場の延べ床面積は4万4000平方メートル。金沢村田が08年7月、富士フイルムから敷地と工場を譲り受けた。村田製作所は将来のグループ中核工場と位置付けていた。

939荷主研究者:2010/11/23(火) 12:20:21

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2010/11/16 建設新聞
青葉区国分町・千松島 店舗付き自走式駐車場・PSCビルの新築
S5F5258㎡ 幸興産・松井建設で実施案

 千松島(仙台市青葉区国分町2丁目11の11 菅原甚一社長)は、仙台市青葉区国分町に新築を計画している「PSCビル」(仮称)の実施設計を幸興産一級建築士事務所・松井建設に委託している。施工は松井建設が担当し、来年3月に着工する予定。

 建設場所は、東北随一の歓楽街である国分町通に面した青葉区国分町2丁目11の4地内の敷地面積1372・82㎡。既存の自走式駐車場ビルを解体し、新たに店舗付(自走式)駐車場に建替えるもの。施設規模はS5F延べ5258・05㎡で、来年3月初めの着工、12月末の完成を目指す。

2010/11/16付1面に掲載

940荷主研究者:2010/11/23(火) 12:23:15

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101117t11019.htm
2010年11月17日水曜日 河北新報
仙台駅、東西自由通路16メートルに 15年度完成目指す

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16メートルに拡幅する東西自由通路のイメージ図

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 JR仙台駅南側の東西自由通路について、仙台市とJR東日本仙台支社が、現在の6メートルを16メートルに拡幅することで合意したことが16日、分かった。恒常的な混雑状態を緩和するのが狙いで、市地下鉄東西線が開業する2015年度までの完成を目指す。

 関係者によると、自由通路は市とJRが3メートルずつを所有している。拡幅の際は通路の位置を変えず、北側に10メートルほど広げることでおおむね一致し、両者が9月上旬に確認書を交わした。

 拡幅に合わせ、通路両脇に小売店スペースを新設したり、通路と駅ホームをつなぐ改札口を整備したりする計画もあるという。着工時期や整備内容、事業費の負担割合について今後、詰めの協議をする。

 仙台駅の東西を結ぶ通路はほかに、東西地下自由通路と北部名掛丁自由通路があるが、とりわけ東西自由通路の利用者が多く、10年度の1日の通行量は平日で4万4000人、休日は6万4000人に上る。

 プロ野球、東北楽天ゴールデンイーグルスのゲーム開催日は特に混雑し、地元商工団体などが拡幅を要望していた。

 自由通路は現仙台駅と同じ1978年に完成。長さは96メートルで、事業費2億8000万円は市と当時の国鉄が折半した。市とJRは09年夏ごろ、拡幅に向けた本格的な協議を始めた。市は10年度予算で設計費として1000万円を計上していた。

941荷主研究者:2010/11/23(火) 12:29:01

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101117t11036.htm
2010年11月17日水曜日 河北新報
教育・福祉複合施設 名取に12年春開設決定 県教委

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/101117m104.jpg

 宮城県教委は16日、名取市に建設予定の教育・福祉複合施設を、2012年4月に開設する方針を公表した。12月1日に着工し、完成後、県中央児童相談所(児相、仙台市青葉区本町)など教育・福祉分野の5機関が移転する予定。

 名取市下増田の仙台空港アクセス線美田園駅近くの区画整理事業地に建設する。敷地面積は約2万8000平方メートル。鉄筋一部5階の建物(延べ床面積約2万1300平方メートル)を核とし、116台収容の駐車場やグラウンド、児相の一時保護所の園庭などを整備する。

 入居する機関のうち、最大となるのは「県総合教育センター」(仮称)。県教育研修センター(青葉区荒巻)と県特別支援教育センター(泉区南中山)を統合し、教職員の資質と指導力向上を図る拠点にする。

 全体の約半分に当たる約1万平方メートルの用地を充て、研修室や社会教育室、体育館兼用の多目的ホールなどを設ける。

 現在の仙台一高通信制課程が通信制独立校として開校する「美田園高」(仮称)や県子ども総合センター(青葉区本町)、県リハビリテーション支援センター(若林区南小泉)の計5機関も入居する。

 事業は民間資金活用による社会資本整備(PFI)方式。建設費は83億4000万円。

942荷主研究者:2010/11/23(火) 12:31:41
>>932
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101117t12018.htm
2010年11月17日水曜日 河北新報
豊田鉄工、登米新工場で地鎮祭 12年1月本格稼働

 トヨタ自動車グループの部品製造大手、豊田鉄工(愛知県豊田市)は16日、宮城県登米市の長沼工業団地に建設する新工場の地鎮祭を現地で行った。正式な着工は22日で、来年7月の完成を目指す。

 三宅英臣社長や生産子会社トヨテツ東北の水野雅幸社長、布施孝尚登米市長ら約30人が出席し、工事の安全を祈った。水野社長は「部品を安く安定的に供給するという大きな責任をしっかりと感じて、工場を立ち上げたい」とあいさつした。

 新工場は敷地面積約12万5000平方メートル、延べ床面積2万4000平方メートルの予定。将来の増産の可能性を踏まえ、それぞれ当初計画の2.5倍、3倍に広げる。

 2012年1月の本格稼働を見込み、プレス加工の車体部品などを製造する。トヨタグループの完成車製造拠点で宮城県大衡村に移転するセントラル自動車(相模原市)の新本社工場と関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)に供給する。

 地鎮祭後、豊田鉄工の三宅社長は「環境問題などから(東北での)小型車生産は伸びると考え、将来の増産に対応できる構えにした」と拡張理由を説明。布施市長は「トヨテツ東北と地元企業の連携を後押しし、地域活性化につなげたい」と話した。

943荷主研究者:2010/11/23(火) 12:32:18

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101117t11026.htm
2010年11月17日水曜日 河北新報
仙台市、卸町に能舞台施設 新たな文化の創造期待

仙台市が整備する能舞台型文化交流拠点施設の模型

 仙台市は16日、若林区卸町の協同組合仙台卸商センターが所有するイベント倉庫「きよみず」(卸町2丁目)を改修し、能楽や神楽、演劇などの公演や練習に使う能舞台型文化交流拠点施設を整備すると発表した。市民が寄贈した能舞台を移築して芸術文化の振興とまちづくりの拠点として、来年7月に開館する。

 市によると、青葉区小松島4丁目にあった能舞台を1月、個人所有者から譲り受けた。ひのき造りで大きさが4.5メートル四方と、正式の能舞台より一回り小さい。現在は入手が困難な木材が用いられ、鏡板には能楽師津村礼次郎氏の手による老松が描かれている。

 「きよみず」は、鉄骨平屋で床面積約250平方メートル。市が借り受け、本舞台や楽屋、80〜100人の客席を設ける。伝統芸能のほか、舞台施設を生かした現代演劇などに使ってもらう。

 近くにあるせんだい演劇工房10―BOXの別館と位置付け、管理運営は市市民文化事業団が一体的に担う。施設整備費は5000万円。

 奥山恵美子市長は「卸町は文化拠点施設が整備され、クリエーティブ産業の集積も進んでおり、伝統芸能が加わることで新しい文化の創造が期待できる」と述べた。

 仙台市は藩制時代から能楽が盛んで、多数の流派が精力的に活動する。市は拠点施設の整備に加え、市民から要望のある能楽堂の建設についても検討を続ける。

 約600人が加盟する市能楽振興協会の萩原邦明会長は「寄贈してくれた方の気持ちを大切にしながら、能楽の振興普及に施設を役立てたい」と話している。

944荷主研究者:2010/11/23(火) 12:35:32

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2010/11/17 建設新聞
仙台市の市営住宅整備計画 今後10年間で5団地の建て替えを推進
2019年度までに約240億円を投入

 仙台市が進めている市営住宅の整備計画によると、今後10年間で予定している建て替え事業は、現在事業中の鶴ヶ谷第一団地再整備をはじめ、同第二団地の一部、北六番丁のほか、荒井東、その他荒井周辺の計5団地を整備する。改修関係では、老朽化した既存住宅を対象に、従前の仕様を超える外壁改修や屋上防水などの長寿命化型改善や、住戸内の段差解消、階段室型住棟へのエレベーター設置などといったバリアフリー化改善などに取り組む。今年度から2019年度までに約240億円を投入し、各事業を推進していく方針だ。

◎DB方式で2〜3月に公告・鶴ヶ谷第一団地の3工区

 2008年度から工事がスタートした鶴ヶ谷第一団地の再整備は、現在の1036戸の住宅を計6棟700戸に再整備し、全室バリアフリーで多様な住戸タイプを備える新住宅に建て替える計画。発注は全体を4工区に分割し、実施設計・建設・工事監理を一括で行うDB(デザインビルド)方式を採用する。

 これまで1工区(橋本店連合体が担当)の2棟158戸が完成し、現在は2工区(阿部建設連合体)の1棟151戸が年度内の完成に向けて工事中。

 3工区の1棟184戸については、来年2月から3月ごろに一般競争入札を公告し、11年度の6月定例議会で契約締結の議会承認を目指す。実施設計の完了を待って12年度から工事に着手し、完成は13年度半ばを予定している。

 残る4工区の2棟207戸は13年度中の公告を見込む。14年度で設計を完了させた後に工事に入り、16年度当初の完成を想定している。

 また、同団地の北東に位置する鶴ヶ谷第二団地も一部住宅の建て替えに着手する。

 鶴ヶ谷第二団地は管理戸数1652戸の市内最大規模の市営住宅で、1970年度から73年度にかけて竣工した。特に老朽化が進んでいる既存住宅の2階建と中層棟の一部を解体し、約100戸の建て替えを先行して進める。

 予定スケジュールは、2013年度で解体工事に着手し、14〜15年度で基本・実施設計を作成。16〜17年度の2ヵ年で工事を完了させる方針だ。

◎北六番丁市営住宅の建替は創建設計で基本・実施案

 北六番丁市営住宅の建て替えは現在、基本・実施設計を創建設計と仙台総合設備計画に委託しており、今年度で設計作業を完了させるとともに、既存住宅を解体する。

 設計概要は、RCで共用部を除く住戸のみの面積は延べ約2200㎡。戸数は1DK24戸、2DK22戸、3DK4戸の計50戸。付帯施設として延べ約100㎡の集会所や、延べ120㎡程度の駐輪台数100台の駐輪場なども含む。

 今後、来年度から2ヵ年で工事を進め、12年度内の入居開始を目指す。

 近く工事着手する既存住宅の解体は、RC5F延べ999・18㎡の1号棟、RC4F延べ922・32㎡の2号棟などが対象となっている。

945荷主研究者:2010/11/23(火) 12:36:15
>>944 続き

◎荒井東住宅の基本計画は委託先の選定準備に着手

 15年度の開業を目指す地下鉄東西線整備に伴い、新たなまちづくりが進められている荒井駅(仮称)の周辺では、延べ約450戸の市営住宅が計画中だ。

 荒井駅から徒歩圏内に位置する荒井東住宅は、300戸程度の住宅建設に向けて今年度で基本計画を作成する。さらに、同駅周辺で計画中の土地区画整理事業内などを候補地に、別途150戸程度の住宅を確保する方針。建設予定年度は17〜18年度を想定しているが、今後、供給手法を含めた検討を進めていく。

 このうち、先行して整備する荒井東住宅は、昨年度末に事業着手した荒井東土地区画整理事業内に計画。新規に供給する市営住宅では市内初の駅前型住宅となる。

 現在、基本計画を指名競争入札で発注するための諸準備を進めており、年内に契約を締結する。

 また、市の大規模事業が対象となるPFI導入検討候補事業に位置付けられていることから、PFI導入可能性調査の適否について年度内に判断する予定だが、従来方式の整備手法となる可能性が高いと見られる。

 この場合のスケジュールは、来年度で基本設計、12年度で実施設計に入り、13年度の着工、15年度の入居開始を想定。鶴ヶ谷第一団地と同様のDB方式の採用についても検証し、来年度中には発注方法を固める見通しだ。

◎外壁改修やエレベーター設置など・長寿命化に向けた改修計画

 このほか、改修関係では、従前の仕様を超える外壁改修や屋上防水などの長寿命化型改善に取り組む。今年度から10ヵ年計画で、改修周期15年を超える134棟を対象に実施。計画初年度の今年度は郡山、太白、上原、西中田の4団地に着手する。

 住戸内の段差解消、手すり設置などの住戸内バリアフリー化改善は、西中田、上原、福田町第一・第二、鶴ヶ谷第二の5団地、延べ約140戸で計画。これらの団地を除いた1階空家の約100戸についても年10戸ペースで整備する。

 エレベーター設置や階段室への両側手すり設置といった共用部バリアフリー化改善は計141棟で実施する。このうちエレベータ設置の対象は14棟で、事業後10年以上使用できること、5階建の階段室型住棟であることが条件。階段室への両側手すり設置は127棟が対象となっている。

 居住性向上のための改善では、年300戸ペースで計約3000戸を対象に、使いやすく安全な風呂設備に更新していく方針だ。

2010/11/17付1面に掲載

946荷主研究者:2010/11/23(火) 12:37:48

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101118t15027.htm
2010年11月18日木曜日 河北新報
仙台「れんが下水道」に栄誉 土木遺産認定、映画ロケにも活用

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20101118010jd.jpg
土木遺産になった馬てい形のれんが下水道。映画「ゴールデンスランバー」の撮影に使われた

 映画「ゴールデンスランバー」のロケ地として活用され、完成後約110年たった現在も利用されている仙台市青葉区のれんが下水道が、2010年度の土木学会選奨土木遺産に選ばれた。認定証の授与式が17日、市役所であった。

 認定されたのは、長さ約500メートルで断面が長方形(一番町1丁目)と、約540メートルの馬てい形(桜ケ岡公園)、約290メートルの卵形(片平2丁目)のれんが下水道。いずれも1900〜03年に建設された。

 施設は、下水溝の大きさを決める手法として日本で初めて、降雨量と地表こう配をもとに計算する「ビルクリー・チグラー公式」を用いて計画された。仙台市出身で、日本の下水道技術の第一人者だった東京帝国大の中島鋭治教授の指導で設計された。

 国内で最初に旧下水道法による事業認可を取得し、管理規定(下水道条例)を制定した施設だったことも選定理由になった。

 最近は、馬てい形の下水道が「ゴールデンスランバー」で主人公が逃走するシーンに使われ、れんが造りの建造物が醸し出すレトロな雰囲気が脚光を浴びた。

 授与式で、東北支部選考委員会の岸野佑次委員長が「全国初の先端技術を取り入れ、大きな地震にも耐えた。映画撮影にも使われるなど貴重な施設だ」とあいさつ。銘板を手渡された市建設局の栗和田幸夫局長は「先人の技術力の高さに感銘を受けている。貴重な土木遺産を維持し、市民に発信したい」と述べた。

 土木遺産は幕末から1945年までに建設された土木建造物の顕彰を目的に、2000年に創設。年間20件程度が選ばれ、県内では野蒜築港(東松島市)と北上川分流施設群(登米市、石巻市)、品井沼干拓関連施設(松島町、東松島市)の3件が選ばれている。

947荷主研究者:2010/12/02(木) 21:13:22

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101120t12038.htm
2010年11月20日土曜日 河北新報
仙台空港利用、海外へPR 宮城県が外国人誘客作戦

香港市民らに宮城県の観光地などを紹介する広告を車体に張ったバス

 仙台空港発着の国際線の利用促進を目指し、宮城県が外国人向けPR活動に力を入れている。香港では車体全面に観光広告を張ったバスを走らせ、現地情報誌に特集も掲載して県内観光地をアピール。東北に滞在する外国人の需要を掘り起こそうと、英文パンフレット作製にもかかわる。同空港では期間限定で国際線の再開や増便が続いており、搭乗率を高めて通年運航や観光振興につなげる戦略だ。

 車体広告は、JTBの現地法人が香港の空港と中心部の間で走らせているマイクロバスを活用。側面に「仙台・宮城的四季色彩」と記し、写真で仙台七夕まつりや松島・五大堂などを紹介している。来年10月まで1年間継続する。

 香港ドラゴン航空は仙台―香港の定期便を2008年3月に廃止したが、ことし12月〜来年2月の期間限定で再開させ、週3便を運航する計画。バス広告もこれに合わせた。

 10月には仙台市、山形県と共同で現地の情報誌に16ページの広告特集も掲載。松島や蔵王温泉、牛タンや海産物などをPRした。

 英文パンフレットはグアム線の路線案内。旅行会社のエイチ・アイ・エスとコンチネンタル航空が共同で作り、県が東北他県を通じ、外国人講師らに配っている。同航空がグアム線を10月〜来年3月、週2便を4便に増やしたのがきっかけ。東北に長期滞在中の外国人は冬場に温暖なリゾート地に出向くケースが多いといい、県が「路線利用につながる」とパンフ作製を提案した。

 県は13年度に、国内線を含めた仙台空港の利用客数を約353万6000人にする目標を掲げる。09年度は新型インフルエンザの影響で、過去10年間で最低の約280万1000人に落ち込んでおり、国際線の再開や増便の動きを利用客増と定着につなげたい考え。

 県空港臨空地域課は「今後もターゲットを絞った広告を打つなどして、国際線の利用者を増やしたい」と話す。

948荷主研究者:2010/12/02(木) 21:13:55

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101120t12013.htm
2010年11月20日土曜日 河北新報
名古屋東部陸運が登米に新拠点 自動車部品の輸送狙う

 運送業の名古屋東部陸運(愛知県豊田市)が宮城県登米市に新たな拠点を設けることが19日、分かった。自動車部品製造業などとの取引を目指す。

 関係者によると、拠点は長沼工業団地に設ける。土地面積は約6000平方メートルで、投資額は約4000万円。2011年春の着工、同年秋の営業開始を目指す。導入トラックは5台程度。運転手は登米市内の運送業者から派遣を受ける。

 登米市の拠点は、トヨタ自動車グループで宮城県大衡村に移転するセントラル自動車(相模原市)の新本社工場や関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)に自動車部品を輸送する業務の受注などを狙う。

 名古屋東部陸運は1958年の設立で、資本金は3600万円。従業員は約320人。東北への拠点設置は初めて。

949荷主研究者:2010/12/02(木) 21:18:41
>>768
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101120t12015.htm
2010年11月20日土曜日 河北新報
NTT東が仙台青葉通に新コールセンター 12年完成予定

 NTT東日本が仙台市青葉区一番町の自社敷地に、東北各県のコールセンター機能の集約や設備強化などのため、新ビルを建設することが19日、分かった。

 新ビルには仙台市中心部や東北各県に分散するコールセンターの機能を移転。次世代ネットワーク(NGN)を使った高速大容量サービス拡充のための設備も導入する。同社の青葉通ビルに隣接し、駐車場として利用中の敷地に建設する。

 地下1階、地上14階で延べ床面積は約3万平方メートル。2011年4月に着工し、12年11月の完成を目指す。

 新ビル完成後、老朽化している青葉通ビルを含めた一体的な土地利用を検討する可能性もあるという。

 同社宮城支店は「機能集約に伴い空き室ができる既存施設については、高度利用ができるよう検討したい」としている。

950荷主研究者:2010/12/02(木) 21:51:31
>>177 >>770
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0003614845.shtml
2010/11/18 08:23 神戸新聞
トーカロ、宮城に新拠点

トーカロが宮城県に開設する新拠点の完成予想図

 高機能皮膜を形成する溶射加工の最大手、トーカロ(神戸市東灘区)は17日、宮城県内に東北地方で初となる事業拠点「宮城技術サービスセンター」を開設すると発表した。土地代を含め、投資額は約7億円。2011年1月に着工し、同7月の稼働を目指す。

 鉄骨平屋建ての建屋(1400平方メートル)を新設し、表面改質加工などの設備を導入する。半導体分野の研究開発など、顧客向けの先端技術サービスを充実させるのが狙い。

 同社は今年6月、取引先などの東北進出に合わせ、宮城県大郷町にある工場団地の敷地約1万平方メートルを取得していた。

(段 貴則)

951荷主研究者:2010/12/02(木) 22:17:07
10月の土曜日に仙台北部道路を18時頃通過したが、確かにトラック等の通行が多くなかなかの利用量があると実感した。

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101121t12021.htm
2010年11月21日日曜日 河北新報
仙台北部道路 10月・利府―富谷間 予想通行量の2.5倍

 今年3月開通した仙台北部道路利府しらかし台インターチェンジ(IC)―東北自動車道富谷ジャンクション(JCT)間の10月の通行量は当初予想の2.5倍に達していることが、東日本高速道路の集計で分かった。

 同区間(6.6キロ)の10月23〜29日の平均通行量は1日9600台。当初予測の3800台を大幅に上回った。2002年に開通した北部道路の利府しらかし台IC―利府JCT間も2.3倍。東北道富谷JCT―大和IC間も1.4倍の4万1200台を記録した。

 北部道路と三陸自動車道を結ぶ利府JCTでは、石巻・松島方面との相互通行を可能にする「フル化」工事が10月22日に完了。利便性が高まり、環状道路の通行量を押し上げている。

 一般道の渋滞緩和にも効果がみられた。国道4号では通行量が1日当たり2%減少。仙台北部中核工業団地(大和町、大衡村)と仙台港方面を結ぶ県道塩釜吉岡線からの乗り入れも進み、同線は通行量が13%減った。県北方面から北部道路を経由して仙台港の大型商業施設に向かう車も増えたという。

 同社東北支社は「県内の産業集積は進んでおり、物流ルートとしての北部道路の重要性はさらに高まる」とみている。

952荷主研究者:2010/12/02(木) 22:50:23

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101126t11023.htm
2010年11月26日金曜日 河北新報
あすと長町3年連続応札ゼロ 再値下げ実らず 仙台

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20101126004jd.jpg
3度目の入札も不調に終わった支援機構所有の区画=仙台市太白区の「あすと長町」

 仙台市太白区の「あすと長町」(約82ヘクタール)で、大口土地所有者の「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」(横浜市)による大規模区画の売却が暗礁に乗り上げている。ことしも4区画の公開競争入札を公示したが、25日の入札日に応札者は現れなかった。入札不調は3年連続で、機構は戦略の練り直しを迫られそうだ。

 売却予定の4区画はJR長町駅東側にあり、面積は0.8〜1.8ヘクタール。最低売却価格は9億8000万〜23億6000万円で、10月上旬の現地説明会には二十数社が参加したが、その後の反応は鈍かった。

 売却が進まない原因について、支援機構は「景気低迷で企業の投資意欲が弱まっていることが大きい。区画が大きく、活用策が大型施設などに限定されていることも響いた」と分析。当面は、今回の最低価格のまま先着順で購入者を募る。

 支援機構は2008年、区画売却を開始。競争入札方式で購入者を募ったが、応募者はゼロだった。最低価格を2割以上引き下げた09年も応募者はなく、今回はさらに1割ほど下げた。

 説明会に参加し、応札を見送った市内の開発業者は「ザ・モール仙台長町やララガーデン長町が集積する長町南地区に比べ、JR長町駅前は人通りが少ない。大規模集客施設を立地させるにはリスクが大きい」と語る。

 支援機構が、さらに価格を下げて販売すれば周辺の地価の値崩れを誘発する恐れがあり、周辺の土地所有者は機構の方針を注視する。市都市整備局は「機構の土地が売れないのは、街づくりにとってマイナス。どのような売却の仕方が望ましいのか一緒に協議していきたい」と話している。

953荷主研究者:2010/12/02(木) 22:51:12

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101126t12007.htm
2010年11月26日金曜日 河北新報
韓国観光公社仙台支社 年内で閉鎖 コリアプラザは2月まで

常設展示のほか講演会や文化教室などが開かれてきたコリアプラザ仙台

 韓国観光公社が東北での韓国の観光PRを担ってきた仙台支社(仙台市青葉区一番町)を12月31日付で閉鎖することが25日、分かった。国際的な統廃合の一環で、1998年7月の開設から12年余で役目を終える。

 支社と同じビル内に入る広報展示施設「コリアプラザ仙台」も来年2月25日を最後に閉館する。催しなどは1月以降は行わない。

 日本国内には東京、大阪など計5支社があり、閉鎖するのは仙台のみで、業務は東京支社が引き継ぐ。ほかに中国、米国でも1支社ずつを閉鎖する。組織の効率化を図るとともに、他国への支社展開による新たなマーケット開拓を進める狙いもあるとみられる。

 仙台支社は札幌支社の閉鎖を受ける形で開設され、東北6県と新潟県、北海道を管轄にしてきた。日本から韓国への旅行者に占める仙台支社管内の割合は日本の5支社で最も低い4.4%(2009年)にとどまることなどもあり、閉鎖対象にした。

 コリアプラザ仙台は06年9月開設で、韓国の観光資料や伝統工芸品、音楽の視聴コーナーなどを備え、講演会などの催しも開いてきた。韓流ブームもあり来場者は増加傾向で、今年も10月末で1万6555人に上り、年間で過去最高だった前年の1万5000人を既に超えている。

954荷主研究者:2010/12/02(木) 22:51:50

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101126t12037.htm
2010年11月26日金曜日 河北新報
ニューテック宮城工場で起工式「アジアで勝つ機器作る」

 半導体製造装置のプリント基板開発、製造のニューテック(山梨県甲斐市)は25日、宮城工場(宮城県大和町)の起工式を現地で行った。来年3月上旬に完成、4月に稼働する。同社は半導体製造装置大手の東京エレクトロン(東京)の1次サプライヤーで、エレクトロンが来年4月に稼働させる大和町の新工場に製品を納める。

 起工式には関係者約20人が出席。平賀義洋社長は「エレクトロンの製品がアジア市場で勝つために、宮城工場で性能やコストで優れた機器を作っていく」と話した。

 宮城工場は大和流通・工業団地内に建設。主に半導体製造装置の制御機器を生産する。建物面積は約825平方メートルで、総投資額は約2億円。操業開始時の従業員は十数人で、フル稼働時で40〜50人程度になる見通し。

955荷主研究者:2010/12/02(木) 22:58:57

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101127t12014.htm
2010年11月27日土曜日 河北新報
仙台圏の分譲マンション 新規供給、回復の兆し

分譲中のマンション(左)の後方で新たな物件の建設が進む仙台市中心部

 仙台市中心部の分譲マンションの新規供給が、回復の兆しを見せている。2009年に供給が過去最低に落ち込んだ多賀城、塩釜、名取の3市を含む仙台圏では、最近になって大手デベロッパーなどによる着工や用地取得が相次ぐ。分譲価格の割引などに伴って新築物件の在庫が減少。税制優遇の効果などもあって今後も需要が見込めると判断したようだ。

 「大手を中心に在庫解消を見越した動きが起きている」と言うのは仙台市内の不動産関係者。用地の新規取得などとともに「凍結していた事業の再開も増えている」と話す。

 最近では住友不動産が青葉区上杉のボウリング場跡地などを取得し、分譲マンション主体の開発を行う計画が判明。大和ハウス工業は7月、凍結していた宮城野区東仙台のマンション建設に着手し、10月には青葉区宮町でも新築工事を始めた。

 このほか、三井不動産は青葉区二日町、野村不動産は同区堤通雨宮町などで、それぞれマンションを建設中。泉区泉中央、太白区長町など副都心でも用地取得が進む。

 総合広告代理店DGコミュニケーションズ創芸カンパニー仙台支社の集計によると、仙台圏の新規供給は07年の2099戸から減少が続き、09年は1152戸となって調査を始めた1988年以降で最低を記録した。

 10年上期(1〜6月)も約500戸で前年同期を100戸ほど下回る。建設中物件の多くが集計に反映されるのは11年以降とみられ、10年通期の供給も1100〜1200戸程度にとどまる見込みだ。

 一方、販売を開始した月の契約率は上向いている。09年は52.7%で前年より4.0ポイント増え、10年上期も前年同期並みの58.0%だった。仙台支社は「購入マインドは復調傾向。税制優遇、住宅版エコポイントなどもあり、今後は在庫消化がより進展する」とみる。

 「地価や建築費の下落で、数年前と同価格で、より質の良い物件を買えるようになった」(不動産関係者)との指摘もある。このため、各社は環境対応を重視するなど企画性や立地の良さで需要を取り込む方針だ。

 仙台市中心部で高層マンションを開発中の大手開発会社の東北支店長は「住宅は実需で需要の層も厚い。これからも供給を増やしていく」と話している。

956荷主研究者:2010/12/05(日) 15:23:21

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101129t12018.htm
2010年11月29日月曜日 河北新報
明るい雰囲気に一新 JR仙台駅1階「ディラ」

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20101129002jd.jpg
表示や照明などが一新された「Dila仙台」

 JR仙台駅1階のショッピングモール「Dila(ディラ)仙台」がリニューアルした。照明を増やし、より明るい雰囲気に模様替え。改装に合わせたキャンペーンを30日まで実施している。

 改装したのは約1800平方メートルのうち共用スペース約1100平方メートル。全17店舗の出入り口にあるライトを80カ所から176カ所に増やし、白熱灯から発光ダイオード(LED)電球に替えた。

 壁面も化粧直し。駅舎外壁と同じ赤れんが風のタイル張りをやめ、落ち着きのあるマスタードイエローに塗り直した。JR東日本仙台支社は改装効果で、1日の来店者数が1割増の約1万人になると見込んでいる。

 キャンペーン期間中、モール内の飲食店やドラッグストアで1回500円以上の食事や買い物をするとスクラッチカードがもらえ、最高500円の金券などが3030人に当たる。連絡先は仙台支社事業部022(266)9640。

957荷主研究者:2010/12/05(日) 15:33:08

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101130t12013.htm
2010年11月30日火曜日 河北新報
C&D、宮城・大衡進出 セントラル自動車子会社

 トヨタ自動車グループで完成車製造のセントラル自動車(神奈川相模原市)の部品製造子会社、C&D(神奈川県愛川町)は29日、宮城県大衡村に来春、本社を移転する方針を明らかにした。移転先はセントラルが来年1月に稼働させる新本社工場内で、引き続き車体プレス部品の生産などを担う。

 車体床面や天井などプレス部品の製造のほか、車体溶接の一部工程を担当する。セントラルの新本社工場稼働に合わせるため、一部の従業員を先行して異動させる。投資額は未定。

 セントラルの現本社工場内を含め神奈川県内にある4工場については、来年度中に閉鎖する方針。新たに宮城県内で正規採用した10人ほどを含む従業員約100人が新本社に異動する。

 同社は「セントラルの稼働に向けた準備に万全を期し、安定生産したい」としている。

 C&Dは2009年、セントラルのグループ2社の合併で設立された。10年3月期の売上高は76億4300万円。

 セントラル新本社工場では、ホイール製造の中央精機(愛知県安城市)、配管部品を造るマルヤス工業(名古屋市)のそれぞれのグループ会社も部品組み付けを行う。

958荷主研究者:2010/12/05(日) 15:34:30
>>938
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101130t12031.htm
2010年11月30日火曜日 河北新報
金沢村田製作所仙台工場、来年1月に再稼働

 電子部品製造大手の村田製作所(京都府)子会社、金沢村田製作所(石川県)の佐々木文雄社長は29日、河北新報社のインタビューに応じ、一時閉鎖している仙台工場(仙台市泉区)について来年1月5日に再稼働させる方針を明らかにした。「生産規模を増やさないと利益が出ない」とも語り、円高の行方をにらみながら本年度末をめどに設備増強に踏み切るかどうかを判断する考えも示した。(聞き手は報道部・鈴木美智代)

 ―再稼働の時期と内容は。
 「多機能携帯電話(スマートフォン)に使われる高周波表面波フィルターを来年1月5日から量産する。閉鎖の際に金沢事業所(石川県)に異動させた従業員約160人については再開時までに約120人を仙台に戻し、来秋までにさらに約30人を帰す」

 ―一時閉鎖した2009年4月時点では2年後の再開としていた。
 「当時は受注の落ち込みが尋常ではなく、複数の拠点を維持できなかった。部品の需要が大きく伸び、再稼働を前倒しできることになった。従業員や社会に対して一定の義務を果たせると思う」

 ―市場動向をどう見る。
 「フィルターは通話品質を高めることなどを目的に、携帯電話に搭載される。特に数多く使うスマートフォンが急速に普及しており、市場も順調に伸びるのではないか。当社の高周波表面波フィルターは世界シェア約40%。供給体制を整えるのは責務だ」

 ―08年に富士フイルムから仙台工場を譲り受けた際は、操業5年後に従業員を1000人に増やす構想を示した。
 「150人では採算が合わず、生産規模を数倍に増やさないと利益が出ない。(1000人規模の工場という)理念を変えたつもりはない。金沢事業所は増床の余地がなく、国内の今後のフィルター事業は仙台が中心になる。新たな投資を行う場合は数十億円規模となり、本年度末が検討する一つのタイミングだ」
 「ただ円高などで事業環境は変わっている。部品の用途が広がる可能性もあるが、異常な円高が続けば国内生産の今後も不透明で(増強については)慎重に見極めたい」

959荷主研究者:2010/12/05(日) 15:35:53

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101130t11023.htm
2010年11月30日火曜日 河北新報
3港一体整備、議論スタート 仙台塩釜・石巻・松島

あいさつで一体整備の重要性を述べる村井知事

 仙台塩釜港と石巻港の2012年度中の一体整備を目指す宮城県は29日、「港湾戦略ビジョン策定委員会」の初会合を仙台市内で開いた。松島港も観光戦略面で重要と位置付け、同港を含めた3港の一体整備の必要性や意義について検討。今後4回の会合を開き、11年度前半までに各港の役割分担を描いた戦略ビジョンを策定する。

 県や国、地元自治体首長や経済団体関係者ら委員32人が出席。委員長に日本港湾協会の鬼頭平三理事長を選出した。

 港湾管理者の村井嘉浩知事はあいさつで「3港が統合一体化することで、これまで以上に宮城や東北の産業基盤を力強くけん引していける」と強調した。

 会合では、各港の機能や特性を把握するため貨物取扱量などを提示。東北の中枢港湾として競争力を高める必要性や、各港の特性を生かした機能分担を協議した。仙台塩釜港の仙台港区では、増加する貨物量が一体化によって分散化できる利点が挙げられた。

 委員からは「交通網が発達し、仙台と石巻間は遠くなくなった。各港がバランス良く発展するために一体化は必要だ」との肯定的意見が出る一方で、「港湾を利用している荷主や企業の視点が大切」「東北全体でどう役割を果たしていくのかもっと明確にする必要がある」との指摘もあった。

960荷主研究者:2010/12/13(月) 01:12:35
>>497 >>501 >>517
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101201t12010.htm
2010年12月01日水曜日 河北新報
仙台エクセル東急閉館 開業30年 土地・建物対応焦点

30年間にわたる営業を終え、荷物の運び出しなどが始まった仙台エクセルホテル東急

 仙台市青葉区一番町2丁目の青葉通沿いにある「仙台エクセルホテル東急」(客室302室、定員466人)が30日、営業を終了した。「仙台東急ホテル」として1980年に開業してから30年。仙台の都市機能を担ってきたシティーホテルの閉幕に関係者から惜しむ声が上がった。今後は土地と建物を所有する日本生命保険(大阪市)の対応が焦点になる。

 午前11時すぎ、ほぼすべての従業員がエントランスロビーに並び最後の宿泊客を送り出した。営業終了を知らせる立て札に涙ぐむ従業員もいた。

 宿泊客の一人、福島県磐梯町の会社役員東条武夫さん(64)は「開業時から出張時に使ってきた。ラウンジから見える緑が印象的。サービスの質も高かった」と話した。

 地上13階、地下2階で、仙台初の東京資本のホテルとして誕生し、2002年4月に現在名に変更した。運営会社の東急ホテルズ(東京)が昨年12月、施設の老朽化や将来性などを理由に閉鎖方針を発表していた。

 従業員111人のうちほぼ半数は系列ホテルへの異動や宮城県内企業への再就職が決まっている。残る半数の希望者の再就職も支援していく。

 中村博治総支配人は「料理や宴会様式などで東京スタイルを示してきた。ただ、婚礼宴会の多様化やホテルの仙台駅前集中が進み、経営環境は厳しさを増した」と残念そうに語る。仙台の閉鎖で東北の東急系ホテルはゼロになる。

 経済関係者の落胆は大きく、仙台商工会議所の間庭洋専務理事は「大変残念。本格的シティーホテルが減ると、学会開催や国際会議招致で不利になる」と懸念する。

 土地と建物について日本生命は「これから検討を本格化させる。現時点で決まっていることはない」としている。

961荷主研究者:2010/12/13(月) 01:17:41
>>884
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101202t12023.htm
2010年12月02日木曜日 河北新報
ゼビオなど運営スポーツ施設 あすと長町で起工式 仙台

 仙台市太白区の「あすと長町」(約82万平方メートル)で1日、スポーツ用品小売り大手のゼビオ(郡山市)などが運営する大型スポーツ複合施設の起工式が行われ、関係者が工事の安全を祈願した。

 ゼビオや土地所有者の都市再生機構(横浜市)、共同事業者の三菱UFJリース(東京)の関係者ら約80人が出席。記者会見で同機構仙台都市整備事務所の高橋寛所長は「周辺の街づくりを先導する街区になる。市民に末永く愛される施設になってほしい」と述べた。

 着工するのは「SRGタカミヤスポーツパークあすと長町」(仮称、約6000平方メートル)、「スーパースポーツゼビオあすと長町店」(同、延べ床面積約1万9000平方メートル)。

 スポーツパークはドーム3棟で構成し、テニスコートとフットサル場、バスケットコートを整備。ゼビオあすと長町店は3階建てで、ゼビオやゴルフ用品店、スポーツクラブが入る。

 スポーツパークは2011年4月、ゼビオあすと長町店は同年11月にオープンする。

 北側の区画には男子プロバスケットボール、bjリーグ仙台89ERSの本拠地となるゼビオアリーナ(仮称、約1万平方メートル)が立地する予定で、11年春の着工、12年5月の開業を目指す。

962荷主研究者:2010/12/13(月) 01:18:43

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101202t12036.htm
2010年12月02日木曜日 河北新報
仙台―香港線、運航再開 2年9ヵ月ぶり、第1便に80人

仙台空港に到着し、歓迎を受ける乗客ら(中央)

 香港ドラゴン航空(香港)が1日、仙台―香港線の定期運航を2年9カ月ぶりに再開し、乗客約80人を乗せた第1便が同日夕、仙台空港に到着した。

 仙台空港では、自治体や旅行会社の関係者ら約20人が「ようこそ宮城へ」などと中国語で書かれた横断幕を広げ、利用客を出迎えた。仙台市の観光PR集団「伊達武将隊」も加わり、東北の観光パンフレットや仙台銘菓などが入った袋を一人一人に手渡した。

 香港に住むジミー・ポンさん(30)は「雪を見たい。路線の選択肢が広がり良かった」と話した。花巻温泉や十和田湖などをツアーで巡る40代男性は「東北は初めて。おいしい料理を楽しみたい」と笑顔で語った。

 定期便の運航が決まっているのは来年2月27日まで。宮城県空港臨空地域課は「通年運航に踏み切ってもらえるよう利用促進に力を入れたい」と話した。

 香港線は、水、木、日曜に週3往復運航される。1日は、仙台発の再開第1便も香港に向かった。

 香港線は1993年に就航したが、新型肺炎(SARS)などに伴う利用低迷で03年に運休。07年10月に再開されたが燃料高騰の影響などで再び運休していた。

963荷主研究者:2010/12/13(月) 01:20:52
>>887
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101201t71013.htm
2010年12月01日水曜日 河北新報
自動車輸送特区を認定 トレーラー長さ制限緩和 内閣府

 内閣府は30日、岩手、宮城両県が申請していた「いわて・みやぎ自動車輸送特区」を政府の構造改革特区に認定した。従来より2メートル長い全長21メートルの自動車運搬用トレーラーの運行が可能になり、東北の完成車工場から搬出港までの輸送が効率化される。

 輸送特区は道路法に基づき国や自治体が通行許可できる自動車運搬用トレーラーの連結車の長さの範囲を緩和した。積載台数は現行の6台から8台程度に増え、輸送効率は約3割アップする。

 対象範囲は岩手県内12市町と宮城県内8市町村で、トヨタ自動車グループの関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)から釜石港(岩手県釜石市)や仙台港(仙台市)までのルートが含まれる。トヨタの完成車製造子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)が来年1月に宮城県大衡村で稼働させる新本社工場から仙台港までの輸送ルートも対象となった。

 宮城県自動車産業振興室は「交通渋滞の緩和や二酸化炭素排出量の低減を図れる。輸送コスト圧縮による東北の自動車産業の競争力向上にも期待したい」と話す。

 輸送特区は特殊車両製造の浜名ワークス(静岡県浜松市)が提案し、自治体が申請できる特区メニューに6月に加えられた。同社は今後、全長21メートルの連結車開発を進める。

 完成車製造工場を持つ愛知、静岡、福岡の各県も同様の輸送特区を申請し、いずれも同時認定された。

964荷主研究者:2010/12/18(土) 16:33:50

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101206t12012.htm
2010年12月06日月曜日 河北新報
セントラル自、稼働まで1カ月 量産開始の準備大詰め 大衡

稼働に向けて生産準備を急ぐセントラルの新本社工場=宮城県大衡村

 宮城県大衡村に移転するトヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車(相模原市)の新本社工場が稼働するまで約1カ月となった。新工場は来年1月上旬の稼働に向け設備調整などが大詰めを迎え、生産体制が整いつつある。トヨタは東北を「国内第3の生産拠点」と位置付け、関連企業の集積も加速している。東北で自動車製造の拠点形成が着実に進みつつある。

 セントラルの新本社工場には11月末時点で約700人の従業員が勤務。今月中にさらに250人が相模原市の現工場から異動する予定だ。

 量産開始に向けてトヨタグループ各社の技術者も応援に入り、最新鋭の生産ラインの調整を急ぐ。量産時の作業スピードで各工程を終えられるかどうかの確認に今週中にも着手するという。

 量産を最初に手掛ける「ヤリスセダン」(日本名ベルタ)については、今月下旬に現工場での生産を終え、年末にかけて関連の一部設備を宮城に移設する。セントラル幹部は「準備も第4コーナーを回り、現場の集中力は増している。スムーズな船出に向けて万全を期したい」と強調する。

 工場周辺では関連企業の進出に拍車が掛かっている。セントラル移転決定の2007年秋以降に東北への進出を明らかにした主な企業は表の通り。同じトヨタグループの関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)への部品供給も想定し、岩手県南から宮城県北にかけたエリアに立地するケースが目立つ。

 このうち一関市では今春以降、プラスチック部品製造のタイセイプラス(愛知県清須市)など3社の立地が決まった。7月に登米市への進出を発表したトヨタグループの大手部品製造、豊田鉄工(愛知県豊田市)は将来的な増産を見据え、施設規模を当初計画の3倍に拡大する。工場運営は生産子会社、トヨテツ東北が担う。

 自動車メーカー各社が海外生産を強化する中、部品メーカーからは「(国内有数の生産拠点の)愛知県内ではもはや、受注量の増加は期待できない」との声も上がる。トヨタは東北への小型車生産の集約化方針を示しており、企業集積が一段と進むことも予想される。

 村井嘉浩宮城県知事は「セントラルが稼働すれば、計り知れないほどの経済効果が期待できる。宮城が東北の自動車産業の核になれるようにインフラ整備を着実に進め、今後の企業進出につなげたい」と話す。

965荷主研究者:2010/12/18(土) 16:39:32

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101207t13020.htm
2010年12月07日火曜日 河北新報
企業誘致の「玄関口」を公開 東北道・大衡IC、18日開通

18日に開通する大衡IC

 東北自動車道大衡インターチェンジ(IC、大衡村)の18日開通を控え、県と東日本高速道路東北支社仙台工事事務所はは5日、報道機関に大衡ICを公開した。

 現地で植樹式も行われ、大衡小の児童12人が参加。ソメイヨシノの苗木6本を、大衡IC事務所の敷地に植えた。大衡村の跡部昌洋村長は「開通は夢のよう。ICを目玉に企業誘致を進めたい」と話していた。

 大衡ICは、仙台北部中核工業団地と第2仙台北部中核工業団地の中間にあり、大和ICの北3.2キロに位置する。両団地を貫通する県道大衡落合線と接続する。

 総工費は35億円。県が23億円、東日本高速道路が12億円支出した。車線表示板や信号灯には消費電力の少ない発光ダイオード(LED)を使用する。

 一般車は18日午後3時から利用できる。

966荷主研究者:2010/12/18(土) 16:48:19

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101208t12023.htm
2010年12月08日水曜日 河北新報
セントラル自、宮城工場の計画前倒し 全面移管2011年4月

インタビューに答えるセントラルの葛原社長=宮城県大衡村の新本社工場

 トヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車(相模原市)の葛原徹社長は7日、報道各社のインタビューに応じ、同市の現工場での車両生産を来年3月末に停止する方針を明らかにした。1月に宮城県大衡村に移転させる新本社工場への生産機能の全面移管は4月中になる見通しで、当初計画の5月からの前倒しが決まった。

 葛原社長は新本社工場でインタビューに答え「早期に新本社工場への機能集約を進めたい」と強調した。現工場で3月末まで生産するのは国内向け小型車「カローラアクシオ」で、生産停止後に一部の生産設備を新工場に移すという。

 同車種の新本社工場での生産は機械の調整などを経て「早ければ4月中旬にも開始する」と言う。

 セントラルが生産する車両のうち、輸出用小型車「ヤリスセダン」(日本名ベルタ)については12月下旬に現工場での生産を終え、新工場での生産準備に入ることが決まっている。

 新工場が稼働する1月以降は新工場、現工場の2カ所で、別々の車種を生産する。生産体制や部品輸送などでコストが掛かることから、セントラルは効率化に向けて早期の生産集約を目指していた。

 従業員に関しては約600人が3月末まで現工場に残り、その後、全面移管に合わせて新工場に順次異動するという。

 葛原社長は「アクシオの生産停止から(新工場への)移管、人事異動をスムーズに実施したい」と述べた。

◎工場稼働は1月6日

 セントラル自動車(相模原市)は宮城県大衡村に移転させる新本社工場について、来年1月6日に稼働させる方針を決めたことが7日、明らかになった。

 生産を始める車両は「ヤリスセダン」(日本名ベルタ)で、1号車の完成は1月10日ごろになる見通し。トヨタ自動車グループの仕事始めに合わせて、セントラルも車体製造に着手する。

 セントラルは「量産スタートに向け、現場の緊張は高まっている。1号車をそのまま出荷するか、記念品として保存するかはこれから検討する」としている。

 新工場はことし3月から生産設備の搬入、設置を行い、グループ各社の応援を受けて設備の作動状況の確認や調整を進めてきた。今週中にも、量産時の作業スピードで各工程を終えられるかどうかの確認作業に入る。

967荷主研究者:2010/12/18(土) 16:49:17

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101208t12033.htm
2010年12月08日水曜日 河北新報
仙台中心部に「シェアオフィス」開設 21、22日内覧会

シェアオフィス6階の完成イメージ図

 不動産会社のエディット(仙台市)は賃貸用ビルのワンフロアを複数の個室に区切った「シェアオフィス」を仙台市中心部に開設する。クリエーターらの小スペース物件の需要に応える試み。共用スペースも設け、入居者同士が交流できるようにする。オフィス需要が低迷する中、他ビルとの差別化で入居率の向上を図る。

 同社が管理する青葉区一番町3丁目の「広瀬通Nashville(ナッシュビル)」の6〜8階を全面改装し「CORSO Sendai(コルソ仙台)」の名称で貸し出す。フロア面積は計約600平方メートル。15〜33平方メートルずつの計13室を設け、中央の通路から出入りできる構造とした。

 6階には電磁調理器やオーブンがあるキッチンやシャワー室、会議室など共用スペースも用意。1部屋の賃料は月6万〜10万円程度に設定する。内装にもこだわり、階によりフランス、スペイン、イタリア風に分ける。

 仙台市中心部の多くの物件は面積が広く賃料も高いため、若い世代の経営者が借りにくいのが現状で、若い経営者のニーズに着目した物件を企画した。

 21、22の両日に内覧会を開き、入居は今月中旬以降とする予定。馬渕喜彰社長は「食事しながら打ち合わせをするなど、起業家仲間が語り合える空間と交流の機会をつくる。遊び心のあるオフィスにしたい」と話す。

968荷主研究者:2010/12/18(土) 16:52:06

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101209t15033.htm
2010年12月09日木曜日 河北新報
「仙台文庫」来月に創刊 書き手も編集者も市民

仙台文庫の出版に向け、打ち合わせをする大泉さん(右)と前野さん=カフェ「火星の庭」

 仙台市内のクリエーターらでつくる「メディアデザイン」(青葉区)は来年1月、新書サイズの「仙台文庫」を創刊する。地元の文化人らに執筆を依頼し、仙台の魅力を発信する。代表の大泉浩一さん(50)は、「商業でも自費でもない『市民出版』として継続的に刊行したい」と意気込んでいる。

 仙台文庫は、B6判よりやや小さめで、定価は987円(税込み)。魅力的な活動を繰り広げる文化人らに一冊丸ごと書き上げてもらい、市民がボランティアの編集者となって書き手を発掘するスタイルを目指す。

 大泉さんは、地元の詩人らと2008年に結成した「杜の都を本の都にする会」の活動を通して地方発の出版媒体の少なさを痛感し、仙台にも魅力的な文化の担い手がいることを広めようと、独自の出版レーベル創設を決めた。

 1冊当たり50万円程度かかる出版経費は現在、大泉さんが負担している。将来的には市民からの拠出金で賄えるような仕組みを検討しているという。

 初回配本は2冊で、ともに224ページ。「ブックカフェのある街」は、青葉区でカフェ「火星の庭」を営む前野久美子さん(41)が、店の魅力や本を通して知り合った人々を紹介。「大きな羊のみつけかた 『使える』美術の話」は、宮城県美術館の教育普及部長で、開館当初からユニークな普及活動を展開する斎正弘さん(59)が、美術の楽しみ方を指南する。

 各1000部を発行し、1月31日に市内の主要書店で発売する。来年中にはさらに、3冊を刊行する予定で作業を進めている。

 大泉さんは「商業出版は売れる本が中心になり、自費出版は執筆者の思いが強すぎる内容になってしまう。本には人と人、街と人をつなぐ力がある。書き手と編集者が切磋琢磨(せっさたくま)し、一緒に本を作るシステムを10年ほどかけて築き上げたい」と話す。

 連絡先はメディアデザイン022(224)5308。

969荷主研究者:2010/12/18(土) 16:54:19

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101209t12006.htm
2010年12月09日木曜日 河北新報
全館LED照明に 仙台・建設中の一番町平和ビル

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20101208013jd.jpg
LED照明を全面導入する一番町平和ビル(右)。10階部分まで組み上がった

 平和不動産(東京)が仙台市青葉区一番町3丁目の旧佐々重ビル跡地で建設中の複合ビル「一番町平和ビル」(地上10階)について、ほぼすべての照明設備に発光ダイオード(LED)を導入することが8日、分かった。来店客が利用しない機械室などにも設置する予定。断熱性に優れた高性能のペアガラスも採用するなど、「環境配慮型ビル」に徹する計画だ。

 複合ビルは地上10階で、1〜5階が商業フロア、6〜10階がオフィスフロアになる予定。内部のほか外側に掲げる看板用にもLED照明を使う。

 服飾など物販店が入る1〜2階の一部については、入居店側の意向に沿ってLED照明を使わない可能性もあるが、「協力していただけるように依頼している」という。

 このほか空調設備の高効率化や1階エントランスの壁面緑化も進める予定。こうした取り組みを行わない場合との比較では、エネルギー消費量は31.2%削減できるとしている。

 平和不動産は「同規模の新築テナントビルで、LEDを全面導入するのは東北では初めて。人目に触れない部分も含めたLED化は全国でも珍しいのではないか」と説明する。

 複合ビルは来年7月末に完成し、8月初旬に全館営業開始となる予定。既に1、2階にはファッション関連をはじめ、雑貨、飲食などの計5店の入居が決まり、各店が1、2階を利用する形態となる。3〜5階は美容室や医療関係が入居する方向で調整している。

 同社は「仙台市中心部にマンションが増えていることもあり、近隣で暮らす住民も立ち寄りたくなるようなテナント構成にする」と話す。

970荷主研究者:2010/12/18(土) 17:08:05

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101210t12010.htm
2010年12月10日金曜日 河北新報
空き室率20%下回る 8ヵ月ぶりに仙台駅周辺で改善顕著

空き室率の改善がみられるJR仙台駅周辺

 仙台市内のオフィスビルの11月末時点の平均空き室率が前月より0.45ポイント改善し、19.65%となったことが、ビル仲介の三鬼商事仙台支店のまとめで分かった。20%を下回ったのは3月末時点以来で8カ月ぶり。1年前との比較ではJR仙台駅周辺の地区だけが低下しており、交通の利便性の高さなどから全体の改善傾向をけん引している様子が浮き彫りになった。

 全体の改善幅は前月(0.44ポイント)を0.01ポイント上回り、ことしに入って最大となった。

 五つに分けた地区別の前月比では、0.38ポイント悪化した泉など周辺オフィス地区(空き室率20.49%)を除いて改善した。改善幅は県庁・市役所(16.35%)の0.71ポイントが最も大きく、仙台駅前(18.41%)0.65ポイント、仙台駅東(25.43%)0.40ポイントなどと続いた。

 前年同月比でみると、仙台駅東が2.81ポイントの大幅改善となり、仙台駅前も1.77ポイント改善した。対照的に19.88%だった一番町周辺地区は、5.72ポイントの大幅悪化となった。

 三鬼商事仙台支店は「この1年間に、一番町や県庁・市役所周辺から駅周辺への借り換え移転などがあった。特に仙台駅前の高層ビルでは、11月に入ってオフィス統合による大型需要があった」とし、オフィス集約の動きなどが駅周辺の改善につながったと分析する。

 今後については「依然として空き室率は高い水準にあるものの、中小規模のオフィス需要がある一番町も回復基調にある。全体的に悪化の動きは落ち着いたと言える」と改善の動きが続くとみている。

 調査対象は、この1年間に完成した新築2棟を含む延べ床面積990平方メートル以上の賃貸オフィスビル362棟。

971荷主研究者:2010/12/18(土) 17:11:49

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101211t12007.htm
2010年12月11日土曜日 河北新報
仙台に外貨両替専門店 15日開店、送受金業務も

15日に開店するトラベレックス仙台店

 外貨両替大手のトラベレックス(ロンドン)の日本法人、トラベレックスジャパン(東京)は15日、仙台市青葉区中央2丁目に、両替と国際送金業務を行う「トラベレックス仙台店」をオープンする。東北の外貨両替専門店は、三沢市にある在日米軍対象の店以外では初めて。

 新店はJR仙台駅前のさくら野百貨店の西側向かいで、ビル1階に入居。扱う通貨は32種類。両替に加え、200を超える国と地域との間で送金や受け取り業務を行う。送金手数料を割安に設定したといい、最も安いケースでは990円で済むという。

 海外へ向かう旅行者やビジネスマン、東北を訪れる外国人の両替需要が見込めると判断した。国際送金、受け取りは留学生らの利用を想定する。初年度は取扱額8億円を見込む。

 同社グループは25カ国に約800店の外貨両替店を展開。日本は仙台店で計47店舗となる。

 トラベレックスジャパンは「手数料が安く、休日にも利用できる外貨両替専門店を仙台にも設けてほしいとの声が多かった。留学生や外国人ビジネスマンも多く、送金需要も見込める」と話す。

972荷主研究者:2010/12/26(日) 22:23:22

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2010/12/10 建設新聞
仙台市役所 荒井東市営住宅の建設
基本計画策定へ8者を指名12月20日入札 整備戸数約300戸、2013年度の着工めざす

 仙台市は、2015年度開業予定の地下鉄東西線・荒井駅(仮称)から徒歩圏内に新設する荒井東市営住宅(同)の建設計画を進めており、基本計画の作成に向けた業務の委託先を選定するため、20日14時に指名競争入札を行う。指名メンバーは東北設計計画研究所、日立建設設計、ラウム計画設計研究所、松田平田設計、安井建築設計事務所、日総建、岡設計、大建設計の8事務所。

 今後の予定では、11年3月25日まで業務を完了させ、来年度はプロポーザル方式を視野に入れながら設計者の選定を行うとともに基本設計を取りまとめる。12年度から実施設計、13年度から工事にそれぞれ着手し、15年度までにすべての整備を完了させる方針だ。

 建設用地は、地下鉄東西線荒井駅に隣接する荒井東土地区画整理事業の施行区域内で、敷地面積約2万5400㎡。整備戸数は約300戸で複数棟を配置するほか、集会所やその他付属施設も設ける。同駅から徒歩圏内に位置し、新規に供給する市営住宅では市内初の駅前型住宅となる。

 同地区は、東西線整備に関連して市内東部エリアの核となる新市街地に位置付けられており、基本計画の作成に当たっては、まちづくりの先導的事業であることや、新しい入居世帯層を想定したコミュニティの形成などを考慮。さらに、敷地に隣接する仙台東部道路からの騒音などを総合的に踏まえた上で、住棟配置や住戸の平面計画などを取りまとめる。業務内容は▽整備予定地周辺の現況整理▽計画条件の検討▽全体ゾーニングの検討と配置計画図(案)の作成▽住戸の平面プランと住棟・住戸仕様の作成▽建設実施計画―の5項目。

 また、施設整備に当たっては分割発注を想定しており、段階的に実施設計と工事に入る見込み。2工区に分割する場合は、1工区が2012年度で実施設計、2013〜14年度で工事を行い、2工区は2013年度で実施設計、2014〜15年度で工事を進める。具体的な計画は今のところ未定だが、基本計画の作成と並行して詳細を固めていくとしている。

2010/12/10付1面に掲載

973荷主研究者:2010/12/26(日) 22:52:57

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101214t11030.htm
2010年12月14日火曜日 河北新報
灰溶融炉、2012年に廃止 仙台・松森工場

 仙台市泉区のごみ焼却施設「松森工場」に設置した灰溶融炉について、市は2012年9月をめどに廃止する方針を決めた。溶融炉の費用対効果や環境への影響などを考慮した。

 市は、(1)溶融に多大な電力を要し、年間の運転維持管理コストが約8億円かかる(2)想定していたほどの減容効果がない(3)焼却灰を処理した「溶融スラグ」のリサイクルが進展しない(4)溶融炉の稼働で温室効果ガスの排出量が年間約8600トンに上る―を挙げる。

 工場の建設計画当時は、灰溶融炉設置が国庫補助金の交付要件だった。国がことしから、最終処分場の残余容量が15年以上確保されていれば、溶融炉を廃止しても補助金を返す必要はないとした措置も契機となった。

 溶融炉の廃止に伴い、年間約6億5000万円の経費が節減されるほか、焼却熱を利用した発電による売電収入が約1億5000万円増えると見込まれている。市は11年度から2カ年計画で、長時間の連続運転に耐えられるよう、約9億円をかけて焼却炉の灰出設備の改造工事を行う。

 灰溶融炉は焼却灰を高温で溶融固化して量を減らし、最終処分場を延命させることなどを目的に設置された。05年8月以降、3基の焼却炉とともに24時間体制で稼働している。

974荷主研究者:2010/12/26(日) 22:55:30

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101215t11027.htm
2010年12月15日水曜日 河北新報
みやぎ県北高速幹線道一部が来年開通へ 栗原・築館―登米・迫

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20101215_m10_001.jpg

 東北自動車道築館インターチェンジ(IC)と、三陸自動車道登米IC間を結ぶ「みやぎ県北高速幹線道路」の宮城県栗原市築館加倉―登米市迫町北方の9キロ区間が、2011年中に開通する見通しとなったことが14日、分かった。

 同道路は全長24キロ。県北地域には東北道と三陸道を東西につなぐ地域高規格道路がなく、物流機能強化や観光利便性の向上を担う道路として早期整備が期待されている。

 県は全体を5カ所の整備区間に分け、1995年度に着工した。来年開通するのは第1期区間。春をめどに国道398号(登米市迫町北方)―若柳南IC(同若柳下畑岡)間の2キロを先行開通させ、栗原市築館加倉までの残り7キロ区間を来年中に完成させる。

 同区間は片側1車線で制限速度は時速70キロ。通行所要時間は約8分。南側を走る県道築館登米線のバイパス機能を担い、県道を利用する場合に比べて約7分短縮できる。通行は無料。ICは、若柳南と伊豆沼(栗原市若柳上畑岡)に設ける。

 同区間の総事業費は約250億円。国の11月補正予算で1億9000万円が計上され、開通時期が早まった。

 県は12年度、第2期となる登米市中田町浅水―同中田町石森(国道346号)の5キロ区間に着手する予定。完成後は登米市迫町の市街地から三陸道登米ICへのアクセス時間短縮が見込まれる。

975荷主研究者:2010/12/26(日) 22:58:12

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101215t12007.htm
2010年12月15日水曜日 河北新報
ヨーカドー石巻中里店跡地 ヨークベニマル出店へ

 ヨークベニマルは、ことし1月撤退したイトーヨーカドー石巻中里店(宮城県石巻市南中里2丁目)の跡地に、複合型の新店舗を建設する。ベニマルが同じセブン&アイ・ホールディングス系列の店舗跡地に出店するのは初めてのケースという。

 新店舗「ヨークタウン石巻中里」は売り場面積約4000平方メートル。ヨークベニマル(売り場面積2000平方メートル)とドラッグストアチェーン「サンドラッグ」が進出する。既存の書店とレンタルビデオ店を敷地内に併設し、駐車場を共有する形で開業する。来年3月末ごろまでに着工、オープンは同7月を予定する。

 イトーヨーカドー石巻中里店は1982年、石巻市初の郊外型大型店として開業。売り上げ減少などを理由に閉店し、建物はすでに解体されている。

 ヨークベニマルは同市内で「石巻蛇田店」など4店舗を営業。今回は同一商圏内に自社店舗がないため、採算が取れると判断した。

976とはずがたり:2010/12/26(日) 22:58:22
>>974
そんなおされな道路があるのか♪>みやぎ県北高速幹線道路

977荷主研究者:2010/12/26(日) 22:59:14

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101215t11019.htm
2010年12月15日水曜日 河北新報
「道の駅」整備なお意欲 宮城・大河原町長、産業振興を強調

 宮城県大河原町が検討し、住民の反対のため棚上げ状態になっている道の駅整備構想について、斎清志町長は14日の町議会12月定例会本会議で「町民の理解が得られるよう時間をかけて検討していく」と述べ、計画推進の可能性を示唆した。

 斎町長は一般質問への答弁で、町の交流人口を増やすための拠点施設の必要性を指摘。「産業振興施策の延長線上として道の駅整備を考えてほしい。単なる箱ものではない。町民、議会に議論を深めていただくよう心から期待している」と強調した。

 町議会3月定例会では、整備に反対する住民の請願が採択された。これについて町長は「住民への説明責任、必要性の訴えは十分でなかったと反省している。当時は反対したが、現在では産業振興の必要性について理解できるという声も届いている」と語った。

 道の駅整備に反対する議員も質問し、「町に道の駅はいらないとの請願が採択された。町民の声を真剣に受け止めているのか」と批判した。

 大河原町の道の駅構想は、金ケ瀬地区の国道4号拡幅工事に合わせ、沿道の約2ヘクタールの敷地に駐車場やトイレ、地域振興施設などを公設民営で整備する計画。総事業費は約9億円とされ、巨額の財政支出や整備後の経営見通しをめぐり、議論となった。

978荷主研究者:2010/12/26(日) 23:05:03

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101216t11021.htm
2010年12月16日木曜日 河北新報
仙台市が市街地拡大抑制 「都市計画の方針」中間案

 仙台市は、市街地を基本的に拡大しない方針を盛り込んだ「都市計画の方針」の中間案をまとめ、15日の市議会都市整備建設委員会に示した。行政コストを要する郊外の乱開発を防ぎ、機能集約型の都市形成を目指す。

 来年度以降10年間の街づくりや施策の方向性を示す計画は、自然環境を壊して形成してきた郊外の市街地を顧み、初めて「市街地の拡大は抑制することを基本とする」と明記した。

 都市計画制度に基づく市街化区域を原則的に広げず、地下鉄南北線と東西線の両軸に機能を集約し、効率的な都市経営を実現するとしている。

 郊外では日常の買い物に困る「買い物難民」の増大が懸念されており、計画には店舗立地の誘導や住み替え支援制度の構築など、地域再生に向けた視点も盛り込んだ。

 市の市街化区域は1970年に1万4000ヘクタールだったが、郊外部の開発に伴い、ことしまでに1万8000ヘクタールに拡大。一方、現在103万7000人の市の人口は2035年には94万9000人に落ち込む見込みで、拡大成長型開発の転換を迫られていた。

 市都市計画課は「市街地拡大を進めればインフラ整備などの行政コストが掛かり、車依存社会からも抜け出せない。都市機能を集約し、東北の中枢都市としての魅力を高めたい」と話している。

 市は24日から来年2月7日まで中間案へのパブリックコメント(意見公募)を行い、本年度内に最終案をまとめる。連絡先は市都市計画課022(214)8294。

979荷主研究者:2010/12/26(日) 23:12:42

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101217t13021.htm
2010年12月17日金曜日 河北新報
空き家、仙台でもじわり 高齢化進み増え治安悪化懸念

庭が荒れ放題になった空き家。張り出した木の枝は近所迷惑になっている=仙台市青葉区

 仙台市内の古い住宅団地で、放置されている空き家が増えている。治安の悪化が懸念されることに加え、庭の枝木は生い茂り、街の美観も損ねる。人口減少社会の到来で団地の空き家はさらに増える可能性もあり、市は部局を超えた対策に乗り出し始めた。

 青葉区のとある住宅団地。家屋が整然と並ぶ一角に、3年ほど前から空き家になった一軒家がある。手入れされていない庭の草木は伸び放題で、高さ約10メートルのカエデは枝を大きく広げ、一部は敷地外に張り出している。

 隣に住む主婦(70)によると、この家には高齢の女性が一人住まいをしていたが、数年前に死亡。子ども夫婦が住み着いたものの、間もなく姿が見えなくなった。主婦は「落ち葉が雨どいを詰まらせる。伐採したいが、持ち主の所在が分からないので何もできない」と不満を打ち明ける。

 総務省の調査によると、市内で1998年に9100戸だった一軒家の空き家は、この10年で1万1990戸まで増えた。背景にあるのは団地の高齢化だ。持ち主が死亡したり、別の地域に暮らす子ども夫婦の元に移ったりする例が多い。郊外型の団地で殊に目立っており、市には適正管理を求める苦情が相次いで寄せられている。

 青葉区北部の川平学区連合町内会(3571戸)でも最近、空き家が少しずつ目立つようになってきた。町内会が9月、初めて空き家の実態調査を実施したところ、持ち主が長期間不在の家屋が約60戸に上ることが分かった。

 島田福男会長は「空き家は不審火が起きたり、ごみの不法投棄場所になったりする。行政はずさんな管理を改善するよう所有者に徹底して指導してほしい」と注文する。

 青葉区は約10年前から空き家の写真を撮り、家屋の所有者に郵送しているが、「大半は連絡も取れず、個人情報の保護が壁になって持ち主の所在が分からないケースもある」と担当者は語る。

 仙台市の人口(約103万7000人)は数年後に減少局面に入り、35年には94万9000人に落ち込むと予想される。市は都市計画道路の整備見直しなどで集約型の街づくりを進めており、郊外ではさらに空き家が増える可能性もある。

 市は6月に市民局や都市整備局などでつくる庁内連絡会議を設立し、総合対策の検討に入った。市市民生活課の佐藤尚之課長は「空き家は防犯や生活衛生、建物の保安などの問題が複雑に絡み合っている。各部局の連携で、解決を図りたい」と話している。

980荷主研究者:2010/12/26(日) 23:24:47

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2010/12/17 建設新聞
仙台市 青葉通の再整備
2011年度で詳細設計に着手 西公園〜東二番丁の1㎞を先行整備

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/aoba-dori.jpg

 仙台市は、杜の都のシンボル「青葉通」を再整備するため、来年度で道路詳細設計に着手する方針を固めた。

 第1期事業として西公園通から東二番丁通りまでの延長1000mを整備する計画で、2012年度から14年度の3ヵ年で工事を完了させる。両側の車道を1車線ずつ減らし、歩道幅員を約1・5倍に拡幅してゆとりある歩行空間を確保するほか、地下鉄東西線整備に伴い一部撤去されたケヤキ並木を復活させ、杜の都のシンボルロードのさらなる魅力アップを図る。

 整備を計画している区間は、15年度開業予定の地下鉄東西線整備に伴い、現在は歩道と車道の幅員が変更され、路面には覆工板が設置されている。地下鉄工事の進捗で12年度後半ごろには道路復旧に着手できる見通しとなったことから、このほど再整備計画の事業スケジュールを固めたもの。

 計画によると、道路幅員の全幅は現在と同じ36mで、地下鉄工事前の歩道部6m×2、車道部10・5m(3車線)×2、中央分離帯3mを再整備する。両側の車道を片側1車線ずつ減らして歩道幅員を両側とも約9mに拡幅。バス停やタクシー乗り場付近は歩道に切り込みを入れ、車線減少による道路渋滞の解消にも配慮する。

 また、ヤナセ東北仙台支店付近と藤崎付近から一部撤去されたケヤキは、周囲の木の大きさなど見栄えを考慮しながら植え直し、ケヤキ並木を復活させる。既存のケヤキについても根が車道の路盤に干渉して生育を妨げることがないように歩道・車道の整備を進める考えだ。

 一方、整備区間から東側の東二番丁通から仙台駅前通の延長560mについても再整備を計画しており、市が策定した「仙台市都市交通プラン」に基づく仙台駅西口バスプールの再編整備などの状況を見ながら事業スケジュールなどを固めていくとしている。

2010/12/17付1面に掲載

981荷主研究者:2010/12/30(木) 00:26:53

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101218t15017.htm
2010年12月18日土曜日 河北新報
複合施設に再開発 仙台駅東口ヨドバシカメラ 近く着手

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 家電量販大手のヨドバシカメラ(東京)が、JR仙台駅東口にある「ヨドバシカメラマルチメディア仙台」(仙台市宮城野区)周辺で近く着手する再開発計画の概要が17日、関係者の話で分かった。マルチメディア仙台を核店舗に幅広いテナントを組み込んだ大型複合施設を想定。数年後のリニューアルオープンを目指す。

 複数の関係者によると、ヨドバシカメラの関連会社が取得していたマルチメディア仙台向かいの旧仙台市農協会館跡地に、仮店舗と立体駐車場を建設。その後マルチメディア仙台を取り壊し、大型複合施設に建て替える案が有力視されている。渋滞を解消するため、既存の立体駐車場は解体する方向だ。

 同社の藤沢昭和社長が16日、仙台市役所で奥山恵美子市長らと会談。再開発の方針を説明した上で、開発許可や環境アセスメントといった行政手続きがスムーズに進むよう支援を要請した。市側も関連する部局間で連携を緊密にし、協力する方針を伝えたという。

 同社は11月、JR京都駅前の近鉄百貨店跡地に「マルチメディア京都」(京都市)をオープンした。品ぞろえを充実させた家電売り場のほか、ファッションやグルメ、趣味の買い物も楽しめる。こうした「家電量販店の百貨店化」を基本に、仙台でも都市のイメージと調和した多彩な店舗による複合施設づくりを展開するとみられる。

 ヨドバシカメラは「現在、公表できるような計画はない」(広報)としている。

982荷主研究者:2010/12/30(木) 00:27:59

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101218t12028.htm
2010年12月18日土曜日 河北新報
セントラル自 「ヤリスセダン」生産設備を宮城工場に移設

 宮城県大衡村に移転するトヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車(相模原市)は17日、相模原市の現工場での「ヤリスセダン」(日本名ベルタ)の生産を終了した。年内に生産設備の移設を終え、来年1月6日に稼働する新本社工場に生産を移管する。

 セントラルは2007年からヤリスセダンの生産を手掛けてきた。現工場では来年3月末までカローラアクシオの生産を継続させ、4月に新本社工場に生産機能を全面移管する。

 新本社工場では、今年夏までに主要な生産設備の設置を終え、機器の調整などを進めてきた。今後、一部の生産設備を現工場から新本工場に移設し、稼働に備える。

 新本社工場では1月10日すぎにヤリスセダンの1号車が完成する見通し。

983荷主研究者:2010/12/30(木) 00:28:53

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101218t11026.htm
2010年12月18日土曜日 河北新報
宮城の3公社「廃止」 県議会特別委が提言方針

 宮城県議会の県出資団体等調査特別委員会は17日、多額の累積債務を抱える県の林業公社と住宅供給公社、道路管理の移管が指摘されている道路公社について、「廃止」を県に提言することで一致した。来年1月の次回委員会で決定し、県議会2月定例会に報告する。

 林業公社は木材価格の低迷による減収で、借入金164億円の返済めどが立たない。県は本年度内に公社解散か、債権放棄して存続させるか判断する方針で、特別委の提言は影響を与えそうだ。

 委員11人中9人が廃止を主張し、2人が存続させて経営改善に努めることを求めた。「林業公社が担う事業の実戦部隊は森林組合。森づくりなら税金はそちらへ投入すべきだ」との意見も出た。

 193億円の借金を抱える県住宅供給公社は、「宅地造成の役割は終えた」と判定。仙台南部道路と仙台松島道路を管理する県道路公社に関しては、それぞれ東北自動車道と三陸道との一元化を求め、事業を「東日本高速道路へ移管すべきだ」とした。

 3公社以外では県土地開発公社を廃止か、休眠状態にすることで一致した。累積赤字が34億円に上る仙台空港鉄道と7億円の県農業公社は存続の上、「事業縮小を図りながら経営改善に努める」との方向性を確認した。

 渥美巌委員長は「具体的にどう廃止するか、いつ廃止するかは知事の執行権の範囲だが、自主解散もあれば(茨城県住宅供給公社のような)破産もあり得る」と語った。

984荷主研究者:2010/12/30(木) 19:13:15

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101219t12013.htm
2010年12月19日日曜日 河北新報
産業拠点と東北道直結 大衡IC開通で仙台港へのアクセス向上

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仙台港に直結し、物流機能向上への期待が高まる東北道・大衡IC=18日、宮城県大衡村

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 東北自動車道の大衡インターチェンジ(IC)が宮城県大衡村に完成し、18日開通した。仙台北部中核工業団地群(同県大和町、大衡村)の物流機能が強化され、仙台港へのアクセス環境が向上する。インフラ拡充を機に、県は企業誘致の一層の促進を目指す。

 大衡ICは大和―古川IC間に設置された。仙台北部中核工業団地(大和町、大衡村)と第2仙台北部中核工業団地(大衡村)の中央付近に位置し、物流の中枢的役割を担う。両工業団地内の基幹道路「県道大衡落合線」と接続し、輸出入拠点の仙台港や仙台空港への利便性が高まる。

 ことし3月には仙台北部道路が東北道富谷ジャンクションと直結し、仙台都市圏高速環状ネットワークが完成。大衡ICの完成で両工業団地と仙台港方面は高速道路網でつながり、団地から仙台港へは大和IC利用時に比べ約6分短縮される。

 今後、国が整備中の仙台港IC(仮称)が完成すれば、輸出入の利便性はさらに高まる。

 IC周辺では、大衡村に移転するトヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車(相模原市)の新本社工場が来年1月に稼働する。今後、自動車産業や高度電子関連産業の企業誘致促進が期待される。

 大衡ICは地方公共団体が主体となって整備する地域活性化IC制度に基づき、2009年10月に着工。総事業費は約35億円で、県が23億円、東日本高速道路が12億円支出した。1日2700台の利用を見込む。

 現地では18日午前、開通式典があり、村井嘉浩知事や地元町村長らがテープカットし、完成を祝った。

◎効果計り知れない/村井嘉浩宮城県知事の話

 大衡ICは富県戦略を進める上で重要なインフラで、開通の経済効果は計り知れない。セントラル自動車の稼働前に完成できて、本当に喜ばしい。企業誘致の加速に向け、大きなセールスポイントとなる。

985荷主研究者:2010/12/30(木) 19:13:56

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101219t15022.htm
2010年12月19日日曜日 河北新報
本物の計器類前に操縦、客室も再現 仙台空港ミュージアム開設

19日に開設する「エアポートミュージアム」のイメージ図

 仙台空港ターミナルビル(名取市)は19日、航空機のコックピット搭乗体験などが楽しめる「エアポートミュージアム」を同ビル3階に開設する。機内の雰囲気を味わえるように客室の様子も再現。「子どもたちに空への憧れを抱いてほしい」(同ビル事業部)と来場を呼び掛ける。

 面積は125平方メートル。ビルの空きスペースを活用し、宝くじ助成金の交付を受け約3500万円掛けて整備した。

 目玉はコックピットの体験コーナー。航空会社で訓練用として使った機材を借り受けた。本物の計器類を前に、機長席の臨場感が味わえる。ゲーム感覚で離着陸操作を体験できるフライトシミュレーターもあり、仙台空港の滑走路の映像を見ながら操縦できる。

 大空の雰囲気を演出するため、ミュージアムの周囲は青の壁紙で装飾。ボーイング747で実際に使ったシート2脚を3列並べて客室の気分を味わってもらう。仙台空港に就航する航空機の模型や航空管制の仕組みを解説したパネルも設けた。

 3階のミュージアム外のフロアには、軽飛行機「富士FA―200」1機を東日本航空専門学校(岩沼市)から借り、常設展示する。

 ビル屋上にはことし3月、航空機が間近に見られる「展望デッキ」を開設。同ビル事業部は「ミュージアムで空港の魅力がさらに高まる。遊びのスポットとして、親子連れなどの利用を期待したい」と話す。

 入場無料。フライトシミュレーターは1回100円。営業時間は午前8時〜午後8時。記念イベントとして、19日午前11時15分から仙台フィルハーモニー管弦楽団の弦楽四重奏によるクリスマスコンサートを開く。仙台空港駅では同日午後1時30分からミニゴスペルコンサートを開く。

986荷主研究者:2010/12/30(木) 19:37:52

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2010/12/20 建設新聞
野村不動産 東海興業で4月着工へ
青葉区大町・プラウド大町二丁目の新築 RC・B1/17F延べ約1万0709㎡

 野村不動産仙台支店(仙台市青葉区一番町2丁目5の1 篠雅治支店長)は、仙台市青葉区大町2丁目のホテルレオパレス仙台跡地に分譲マンション「プラウド大町二丁目」(仮称)の新築を計画しており、東海興業の施工で来年4月初めの着工を予定している。実施設計の作成は、創建設計と東海興業が担当している。

 建設場所は、仙台市青葉区大町2丁目3の1地内の敷地面積1889・53㎡で、現在、旧ホテル施設は解体中の状況。

 杜の都のシンボルとも言える青葉通の並木通に面し、2015年度開通予定の仙台市営地下鉄東西線・西公園駅(仮称)予定地からもほど近い、絶好の都市型マンション立地。

 施設規模は、RC・B1/17F延べ1万0709・55㎡で、ファミリータイプの分譲住宅99戸を設けるもの。完成は2012年11月末を予定している。

2010/12/20付1面に掲載

987荷主研究者:2010/12/30(木) 19:38:46

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101221t13021.htm
2010年12月21日火曜日 河北新報
買い物どこで、高齢者悲鳴 地元商業施設閉鎖 仙台・将監

9月末で閉鎖された将監ふれあい市場

 仙台市泉区将監地区のお年寄りたちが、日々の買い物に不自由している。将監地区の商業施設「将監ふれあい市場」が9月末に閉鎖されたからだ。地域に親しまれてきたが、近年の売り上げ不振が響いた。「遠くのスーパーマーケットに通うのはもう限界」と悲鳴を上げるお年寄りたち。高齢化が急速に進む都市部の住宅団地から「買い物難民」を生まない知恵が求められている。

 行きは30分、帰りは荷物を抱えて50分。

 ふれあい市場閉鎖後、将監6丁目の無職男性(73)の買い物はもっぱら、歩いて別の住宅地内のスーパーへ。「牛乳など重い物はつらい。体を壊したらどうすればよいのか」と不安が募る。

 将監7丁目の主婦(70)は、息子にスーパーまで車を運転してもらい、数日分の買いだめをする。「ふれあい市場なら足りない物をすぐ買いに行けた。大事な存在だった」と振り返る。

 将監ふれあい市場は、将監商業協同組合が、仙台市の所有地を賃借して運営していた。市によると、5月末現在で3600万円の累積赤字を抱え、毎月の土地代75万円の支払いは2009年度分から延滞。ことし9月30日で営業を停止した。

 組合の担当弁護士は「売り上げ不振の影響が大きい」と話す。解散する方向で手続きを進め、取引先と個別に債務の整理を続けているという。

 市は、10月上旬に組合と土地の賃貸借契約を解除。だが、跡地利用のめどは立っていない。

 1970年代に開発された将監地区は、高齢化が加速している。

 市の統計によると、将監小学区で65歳以上の人口が占める割合を示す高齢化率(4月1日現在)は27.6%。泉区(17.5%)、市(19.4%)の中で突出している。

 ふれあい市場から車で5分圏内に大型スーパーは数軒あるものの、マイカーの運転が難しくなる高齢者が増加して「買い物難民」化するのは確実だ。

 将監中央町内会の高橋節子会長は「買い物に困っているお年寄りは多い。跡地は商業用地として活用するべきだ。市は、地元の声を真摯(しんし)に聞いてほしい」と訴えている。

 市地域産業支援課は「他地域でも起こり得る状況であり、全市的な課題だ。市を挙げて交通、福祉の観点からも方策を考えていきたい」と話す。

<将監ふれあい市場>1972年、泉市が「将監公設小売市場」として開設。将監商業協同組合が運営し、生鮮食料品の小売店などが軒を連ねた。当時は、新興住宅地の商業環境を整えるため行政主導で各地に公設市場を設置された。仙台市は2003年3月「大型スーパーが多くできた。役割を終えた」として将監の公設市場を廃止。同年12月に完全民営化して再オープンした。

988荷主研究者:2010/12/30(木) 19:41:41

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101221t72006.htm
2010年12月21日火曜日 河北新報
製造業売上比率宮城44位 「支店経済」を反映 帝国データ

 宮城県内企業の総売上高に占める製造業の割合は全国の都道府県で44位にとどまることが、帝国データバンク仙台支店の調査で分かった。これに対して卸売業は全国4位で、仙台支店は「宮城の産業構造は支店経済の特徴を反映し、第3次産業の基盤が強く、製造業は弱い」としている。

 総売上高に占める製造業の割合は、宮城が13%だった。製造業が集積する山形は31%で全国12位となり、東北トップ。ほかは福島33位(23%)、岩手35位(22%)、秋田36位(21%)、青森37位(19%)の順だった。

 卸売業は宮城が26%で、高知、東京、大阪に続いた。東北では青森も24%とウエートが大きく、9位だった。小売業は秋田3位(22%)、福島4位(21%)、岩手8位(19%)などと東北勢が上位を占めた。

 サービス業は岩手8位(22%)、小数点以下の差で秋田が9位(22%)など。建設業は秋田4位(15%)、青森8位(13%)、岩手10位(13%)などとなった。

 仙台支店は「建設業の割合は東北6県とも全国より高く、主要産業として大きな位置を占めている。宮城は製造業の基盤強化が課題。自動車産業の集積が地元企業の受注増加や技術力強化につながることを期待したい」としている。

 調査は11月時点で帝国データバンクのデータベースに収録されている全国約135万社から売上高を抽出し、分析した。

989荷主研究者:2010/12/30(木) 19:42:19

http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1019/20101221_01.htm
2010年12月21日火曜日 河北新報
自動車産業 産学官ナビ(43)プライムアースEVエナジー宮城工場/HV支える電池生産

広大な敷地に立つ宮城工場。3本目のラインも稼働し、生産能力は年間30万台分になった

<先端技術、積極導入>
 ハイブリッド車(HV)に搭載するニッケル水素電池を生産する。1月から量産を始め、4月に2本目の生産ラインを稼働。10月に3本目が完成し、生産能力は年間30万台分となった。
 トヨタ自動車の「プリウス」向けが中心。9月には北米で生産されている「カムリハイブリッド」向けが静岡県内の工場から移管された。カムリ用はプリウスよりも大きいため、別の組み立て工程で対応している。累計生産数は10月19日、10万台分に達した。
 同社の3カ所の生産拠点の中で最新で、生産設備の一部に他工場ではまだ使われていない先端技術も導入している。ニッケル水素電池製造の主力拠点として、トヨタなどの協力も得ながら新しい生産技術確立にも積極的に取り組む。

<地元から9割採用>
 工場長の小栗寛司常務は「将来的には一つのラインで複数の製品に対応できるようにしたい。宮城からニッケル(電池)のコストを下げるバリュー・エンジニアリング(VE)を提案、発信していく」と意欲を見せる。
 従業員の約9割を地元から採用した。平均年齢は約30歳。新しい工場ということもあり、生産現場を支える人材の育成に力を入れる。
 具体的には4、5人でつくる班ごとに生産性、品質、安全などのテーマを設定し、改善策を考える活動を4月から始めた。月2回の成果発表会で現場の問題解決力、チームワーク力などを高めている。
 「自分たちの造った電池が市場に出ていることで従業員に自信がついてきた」と手応えを語る小栗常務。「人材育成をさらに進め、工場としての基礎体力を強めたい」と話す。

[基本データ]
生産開始 2010年1月
従業員数 約520人
敷地面積 24万8300平方メートル
資本金  200億円(本社)
売上高  約1100億円(2010年3月期、本社)
住所   宮城県大和町流通平1
連絡先  代表022(353)0111

990荷主研究者:2010/12/30(木) 19:43:17

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101222t11030.htm
2010年12月22日水曜日 河北新報
東西線沿線街づくり連携強化 仙台市と東北大院協定

市の街づくりなどに関する協定を締結した奥山市長(右)と内山科長

 東北大大学院工学研究科の人的、知的財産を仙台市の施策や事業に生かそうと、市は21日、同研究科と連携を強化する協定を結んだ。当面は、2015年度に開業を予定する市地下鉄東西線沿線の街づくりについて提言してもらう。

 協定は、市と研究科が情報やアイデアを提供し合い、市の施策の推進や地域課題の解決、人材育成を図るという内容。14年度までの5年間の協定だが、自動更新することも念頭に置いている。

 連携の第1弾として、研究科は科内の講座で東西線の国際センター駅(青葉区青葉山、仮称)周辺の街づくりなどを研究し、市に計画を提案する予定。市は実践的に研究できる場を提供するなど、学生の調査活動を全面的に支援する。

 市役所であった締結式で、奥山恵美子市長は「東西線は市の大プロジェクト。学生から街づくりに向けた多くの知恵を頂きたい」とあいさつ。研究科の内山勝科長は「幅広い連携、協力を進め、成果を仙台から世界へ発信したい」と語った。

991荷主研究者:2010/12/30(木) 19:46:13

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101222t11014.htm
2010年12月22日水曜日 河北新報
政府予算案特別枠 仙台地下鉄東西線は満額計上

 政府の2011年度予算案の「元気な日本復活特別枠」に、仙台市の地下鉄東西線の建設費として約80億円が要望通り満額計上されることが21日、分かった。国土交通省が都市鉄道整備事業(総額約104億円)の一環として求めていた。

 特別枠への要望についてA―Dの4段階で優先順位を決める公開の「政策コンテスト」では「積極的に評価できるが、問題がある」のB判定とされ、最終的な予算計上額が焦点となっていた。

 仙台市交通局によると、東西線は06年に着工。JR仙台駅を中心に東西約13.9キロを結び、総建設費は約2735億円。15年度開業予定で、年間約11.9万人の利用を見込む。同市内では、2本目の地下鉄となる。

 特別枠には、当初想定していた1兆3千億円に対し、各府省庁から189事業計約2兆9千億円の要望が集中。政府は、このうち2兆円超を11年度予算案に計上する方針。

992荷主研究者:2010/12/30(木) 19:49:32

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2010/12/21 建設新聞
仙台駅西口・菊重 ホテルサンルート仙台の建替
運営事業者に藤田観光を特定

 機械商社の菊重(仙台市若林区卸町3丁目6の7)は、JR仙台駅西口南側で同社が運営を行っているサンルートホテル仙台の施設建替計画を具体化させるため、建替後のビル利用計画の検討作業に入っていたが、このほど全国でワシントンホテルなどを運営する藤田観光(東京都文京区)を特定した(本紙調査)。同社が施設を建設し、テナントとして入居させるもようだ。

 対象用地は、仙台市青葉区中央4丁目10の8地内で、現在営業中のホテルは同社が運営しているため、新事業計画の具体案が固まった段階で閉店し、既存施設の解体作業を行う見通し。

 同社では、これまで他のホテルチェーンや、ブライダル業者からの提案を受付け、ヒアリングを重ねてきた結果、今回の絞り込みに至った。ワシントンホテルは、数年前まで仙台市青葉区大町の青葉通沿いで2館の営業を行っていたが、その後、両ホテルとも違うホテル企業の運営に引き取られ、仙台市内での藤田観光運営によるワシントンホテルはなくなっていた。

2010/12/21付1面に掲載

993荷主研究者:2010/12/30(木) 19:50:36

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101223t12016.htm
2010年12月23日木曜日 河北新報
着工延期の鋳造工場、12年稼働検討 大衡・アイシン高丘

 トヨタ自動車系部品メーカーのアイシン高丘東北(宮城県大衡村)の天草治彦社長は河北新報社のインタビューに応じ、着工を延期している大衡村の鋳造工場の今後の計画について、2012年初めの稼働を検討していることを明らかにした。同工場の従業員も11年から追加採用する方針で「100人規模になる」と述べた。

 アイシン高丘東北は12月上旬から、大衡村でブレーキ部品の加工工場を操業している。計画が実現すれば、鋳造部品の一貫生産体制が整うことになる。

 同社はアイシン高丘(愛知県豊田市)の子会社。アイシン高丘専務も兼ねる天草社長によると、鋳造工場は空き工場を改修した加工工場の隣に新設する。投資額は40億〜50億円の見通し。

 天草社長は「部材の現地調達見通しやコスト低減の可能性など、詰めの協議を進めている段階。着工時期など詳細はまだ明らかにできない」と説明した。11年夏までに最終判断するという。

 製品はトヨタグループの関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)と、トヨタ自動車東北(宮城県大和町)に供給する。来年1月に大衡村で稼働するトヨタの完成車製造子会社、セントラル自動車(相模原市)の新本社工場にも納める。

 従業員の追加採用は11年の早い時期から始め、鋳造工場稼働までは愛知県内で研修を重ねる。

 アイシン高丘東北は初年度の売上高を約20億円と見込んでおり、鋳造工場稼働後の14年度には約40億円にほぼ倍増する見通しという。

 同社は現在、地元採用の約30人を含む37人体制。愛知県から部材を運び機械加工のみを行っており、輸送コスト削減などから早期の鋳造工場着工の可能性を探っていた。

 天草社長は「(トヨタグループが東北で生産する)小型車向け部品でも採算性を確保するため、鋳造の新ライン開発にも着手している。雇用を増やして地元貢献にも努めたい」としている。

 アイシン高丘東北は当初、鋳造工場を10年中に稼働予定だったが、リーマン・ショック後の自動車販売不況を受けて着工を延期していた。

994荷主研究者:2010/12/30(木) 20:05:01

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101225t12012.htm
2010年12月25日土曜日 河北新報
太陽光発電システムのSSI 仙台へ本部機能移転

11年から製造を開始する、商業施設や住宅向けの小型太陽光発電システム

 仙台市は24日、高効率太陽光発電システムの開発や製造、販売を行うベンチャー企業「スマートソーラーインターナショナル」(SSI、東京)が2011年1月、本部機能を青葉区中央1丁目の市情報・産業プラザに移転することを明らかにした。同社は2月、大崎市に製造拠点を設置して稼働させ、15年までに従業員数百人を地元採用する計画という。

 製造拠点は大崎市にある工業薬品製造のラサ工業(東京)三本木工場の一部2000平方メートルを借り受ける。11年に商業施設や住宅用で出力150ワットの小型製品を、12年には国内外の発電施設に対応する560ワットの大型製品をそれぞれ製造販売する。ともに販売実績はないが、15年までに年100億円の売り上げを目指す。

 SSIの太陽光発電システムは独自技術により(1)高効率でレアメタルに依存せず、低コスト(2)太陽追尾の集光ミラーを導入、集光に伴う温度上昇を抑える冷却機構も装備―が特徴。従来のパネル型結晶シリコン太陽電池と比べ発電コストが半分に抑えられるという。

 SSIは09年8月設立で資本金3億1000万円。従業員18人。富田孝司社長はシャープでソーラーシステム事業本部長や常務などを歴任。07、08年には東北大客員教授を務めた。

 市産学連携推進課によると、富田社長はことし4月、青葉区の科学技術振興機構イノベーションプラザ宮城に研究開発拠点を置き、東北大と材質に関する共同研究を進めていた。

 SSIは「東北大や行政の協力が得られることから移転を決めた。ソーラー事業は競争が激しいため、仙台市の助成や事業支援を利用したい」と話している。

995荷主研究者:2011/01/02(日) 15:33:52

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2010/12/24 建設新聞
カワチ薬品 仙台市「あすと長町」エリア 店舗出店へURと定期借地契約

 ドラッグストアチェーン大手のカワチ薬品 (栃木県小山市卒島1293 河内伸二社長)は、仙台市太白区で都市再生機構(UR)が施行中のあすと長町土地区画整理区域内に店舗を出店するため、URと定期借地権方式による土地の賃貸借契約を締結した。

 同社が出店するのは、仙台市太白区あすと長町土地区画整理49街区1画地地内の5499・31㎡で、あすと長町大通線に面したJR太子堂駅近くの場所。URは用地の売却もしくは定期借地権方式による土地利用者の募集を行っていた。定期借地権方式による最低月額賃料は241万9697円(440円/㎡、賃料減額措置あり、最低保証金5807万2728円=月額賃料の24ヵ月分)に設定していた。来年秋ごろのオープンを目指し、今後、施工者選定等に着手する。

 あすと長町エリアでの大型商業施設は、すでにオープンしているヨークベニマルあすと長町店、今月上旬に着工したゼビオスポーツの店舗・スポーツアリーナ等複合施設に続き三つ目となる。

2010/12/24付1面に掲載

996荷主研究者:2011/01/02(日) 15:35:01

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101228t12012.htm
2010年12月28日火曜日 河北新報
「こがねふかひれ号」最終列車見送り JR気仙沼線

列車の前で横断幕を掲げ、別れを惜しむ人たち

 JR気仙沼線のリゾート列車「こがねふかひれ号」が26日、運行を終えた。ラストランを見届けようと、発着駅や各停車駅には大勢のファンが訪れ、別れを惜しんだ。

 上り最終列車の始発駅の気仙沼駅では、約100人が参加して見送りイベントが行われた。菅原茂気仙沼市長は「残念だが、この列車で来ていただいた人たちに感謝したい。また別の企画を皆で考え、気仙沼をもり立てていきたい」とあいさつした。

 「崎浜大漁唄(うた)い込み」の歌声が響く中、午後4時35分発の列車がホームを離れると、横断幕を掲げた女性グループの人たちが「さよなら」と手を振って見送った。

 「こがねふかひれ号」は2007年4月、気仙沼線に登場。土・日、祝日に仙台―気仙沼間を1日1往復していた。車体の老朽化に伴い引退が決まった。

997荷主研究者:2011/01/02(日) 18:01:45

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2010/12/28 建設新聞
仙台市の中心アーケード街 ライブハウス進出など活発化
建設中のビルテナントも具体化へ

 まもなく2011年の幕が開く。新年も明けやらぬ1月2日、仙台の中心商店街では、全国区の知名度を誇る「仙台初売り」が一斉に繰り広げられる。

 1年の中で最も仙台の中心部が活気づくこの時期、中心アーケード街には初売り袋を手にした多くの買い物客でにぎわうことだろう。今年もさまざまな動きのあったこのアーケード街での、現在の動きのいくつかをピックアップした。

◎TICにはライブ空間が誕生へ
 仙台三越などがある一番町4丁目商店街。仙台三越の向かい側に昨年12月にオープンし1年が経った東一センタービル運営の「TIC」には、地元のイベント企画会社・G社がビルオーナーと共同で新たに会社を設立し、音楽コンサートを中心としたライブホールの恒常的運営を行うため借り受ける方向性が固まったようだ。同ビルの7階は元々、ホール的機能として使うテナントを誘致できるように天高などの仕様が施されており、ここに仙台の新たなエンターテイメントの文化を根付かせようという狙いだ。

 また、仙台東映プラザ北側のTS仙台ビルには、カラオケ事業大手の第一興商が運営するカラオケ店舗ビッグエコーの入居が本決まりになりつつあるようだ。

 広瀬通を渡って南下し、仙台フォーラス側の一番町3丁目商店街・ぶらんどーむ一番町に入る。この南端部、青葉通との角地で、現在、ブランドショップのルイ・ヴィトン仙台藤崎店があるところでも先日、本紙が取り上げたように見た目には現れない変化が起きている。ヴィトンの店舗がある場所と、この東側に続く藤崎本館青葉通側エントランス側の一部は、かねてから財団法人・白石庵敬神会(仙台市青葉区二日町)が底地を所有していて、この上に藤崎が長年、借地権を設定している。さらに、敬神会はヴィトンのアーケード側で北側に隣接する信用堂ビルの用地の南側約半分を所有していたが、この残る北側約半分の用地と建物を今年9月初めに取得した。これにより、信用堂ビルの土地・建物の所有権は一本化されたため、一番町3丁目2番街区の南西角地一帯の土地(底地)は敬神会が持つことになった。仙台市が目前で整備を行っている2015年度開業予定の地下鉄・東西線一番町駅(仮称)との接続や、これに併せて想定される取得用地を含めた土地利用計画の具体化などが、藤崎のリニューアル計画と関連して行われるのか否かも含めて注目される。

◎仙台平和ビルの低層部にも動き
 中央通アーケード街のマーブルロードおおまちで注目されるのは、平和不動産が佐々重ビル跡地で建設中の仙台平和ビル。注目される低層部の具体的なテナント名は公表されていないが、中心部の事情に詳しいある商業不動産コンサルタントは「雑貨店F、コーヒーショップU社、紅茶の茶葉販売のL社、3コインショップなどを展開するP社、さらに若者に人気のアパレル系セレクトショップBなどが内定しているようだ」と話している。

 東二番丁通をダイエー仙台店側に渡り、中央2丁目のクリスロード商店街に入る。水晶堂ビルから数軒東側の旧宝文堂ビル跡地は、地元の自転車・オートバイ販売会社の最大手ハヤサカサイクルが取得し、3階建前後の店舗を設け来年春以降のオープンを考えている。

 中央通りアーケード街の最も仙台駅寄りとなるハピナ名掛丁商店街では、一時、ハピナ名掛丁商店街沿いの中央2丁目8番街区での大規模な用地買収に入っていた東急不動産の動きが止まったことで、今、その跡地暫定利用計画が進行している。裏側でさくら野百貨店と行き来できていた小新堂通(ジャンジャン横丁)もその一つ。ここにはS2F延べ1011㎡規模の飲食ビルが建てられる予定で、鹿島が設計・施工にあたっている。

 概ね7年間前後の暫定土地利用計画と見られ、今年後半に飲食店関連業者を対象にテナント誘致が図られた。正式なテナント構成は現段階では発表されていないが、名掛丁通側に牛タンのR社、コーヒーショップのI、南の政岡通側にはDホルモン、ハイボール系のショットバーを出店すると見られるM社、これら4店舗の上に2階部分を通しで使う居酒屋チェーンのO社が出店することが有力視されている。

 このほかにも、中央通のダイエー仙台店の8階で営業を行っていたベスト電器が今月末で閉店することに伴い、その後継テナントとしては、ダイエー子会社のアシーネ(東京都台東区)が運営する書籍販売店舗の入居が決まっている。宮城県内には初出店で、東北では青森県八戸市の店舗に続く2店舗面の出店。

2010/12/28付1面に掲載
東北ジャーナル1月号「飛耳長目」連動。より詳しい『記事』が東北ジャーナルでお読みになれます。

998荷主研究者:2011/01/02(日) 18:08:46

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101230t11013.htm
2010年12月30日木曜日 河北新報
仙台空港鉄道の客数7%増なのに… 駅広告激減、収入半減

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風景やチューリップの写真など「ダミー広告」が目立つ駅構内=名取市の杜せきのした駅

 仙台空港アクセス線を運営する仙台空港鉄道(名取市)が広告料収入の低迷に苦しんでいる。本年度上半期(4〜9月)は、前年同期比の半分以下に激減した。全体収入に占める割合は1割未満と小さいが、経営悪化であらゆる増収策に力を入れる同社は、予想外の数字に頭を抱えている。

 同社によると、上半期の営業収入は3億4770万円。うち、旅客運輸収入は3億4030万円を占め、前年同期比6%増と堅調だった。

 不振を極めたのが広告料収入を含む運輸雑収入。前年同期比40%減の740万円に落ち込み、2年前に比べ半減した。特に、前年同期は1000万円以上だった広告料収入の落ち込みは深刻で、ことしは半分以下の480万円に激減した。

 主な減収要因は、2007年春のアクセス線開業時、3年契約で締結した広告がことし春に更新期を迎え、再契約を見送る企業が続出したこと。駅構内にある電照看板スペース(縦120センチ、横90センチ)は七夕などの風景写真や自社広告でしのぐケースが目立ってきた。

 杜せきのした駅構内の場合、13カ所のスペースのうち、企業広告は2カ所だけ。改札口前の目立つ場所の大型看板(縦180センチ、横120センチ)4カ所も、大型商業施設などが順次撤退した。

 同社の斎藤進社長は「開業当時は勢いがあり、宣伝効果もあった。今は他路線よりも優位性がなければスポンサーをつなぎ留めるのは難しい状況」と苦しい事情を語る。

 列車内の中づり広告もまばらだ。中づり広告の業務委託を受けるジェイアール東日本企画仙台支店は「交通広告は08年のリーマン・ショック以降全国的に減少傾向。広告を得るには乗降客数が重要で、空港鉄道の場合、今後の宅地の広がりなどに期待したい」と話す。

 明るい兆しもある。空港鉄道は開業以来3期連続の赤字を計上したが、上半期の乗降客数は前年同期比7%増の125万人。誘客イベント実施や沿線の住宅分譲に伴う人口増などが好材料となっている。

 斎藤社長は「地域と連携したイベントなどを通じ、鉄道媒体としての空港鉄道の魅力を向上させ、利用客を増やさねばならない」と力を込めた。

999荷主研究者:2011/01/02(日) 18:09:12

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101230t12016.htm
2010年12月30日木曜日 河北新報
ダイエー仙台店 ベスト電器年末撤退後 系列書店が入居へ

 ダイエーは、仙台市青葉区中央の仙台店8階から31日で撤退するベスト電器仙台店の後継テナントに、ダイエー子会社の書店チェーン「アシーネ」(東京)を入居させる。

 来年春のオープン予定で、ベスト電器撤退後に改装に入る。売り場面積は1000平方メートル。アシーネは全国で約90店を展開しており、県内への出店は初めて。

 ベスト電器仙台店は2003年7月、ダイエー仙台店の総合家電売り場の後継テナントとして直営で出店。白物家電やパソコンなど幅広い商品を扱ってきたが、不採算店舗整理で、閉店が決まっていた。

1000荷主研究者:2011/01/02(日) 18:09:40

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101230t11011.htm
2010年12月30日木曜日 河北新報
仙台市本庁に「税務署」機能 区役所・支所から集約

 仙台市は、5区役所と2総合支所にある税務部門を本庁に集約した新たな税務組織を2011年10月に設立する準備を進めている。課税から徴収までを一貫して受け持つ独自の「税務署」機能を担う。市は再編しても職員を増やさず、徴収率アップにつなげる考えだ。

 区役所と総合支所に在籍する税務担当の職員は約220人。分散よりも集中配置することで、年々複雑化する地方税制に関する知識やノウハウを共有化して税務事務レベルの底上げを図るほか、スケールメリットを生かした効率的、機動的な執行体制を構築する。

 新税務組織の規模は未定だが、オフィスは市役所周辺に確保する予定。税証明の交付や納税相談、窓口での納税など住民に身近なサービスは従来通り、区役所と総合支所が担当する。市県民税の申告期間などの繁忙期には、臨時窓口を設けて対応する。

 市財政局によると、09年度の市税収入は歳入全体の4割に当たる約1752億円で、重要な財源に位置付けられている。一方で、市税滞納額は経済情勢の悪化を背景に約35億円に達し、累積額は約99億円に上っている。

 市は07年度に滞納整理事務を本庁に一元化して徴収業務を強化したが、市税の総括収入率(09年度)は93.8%で、09年度の18政令市の中で14位と低迷している。

 市財政局は「区役所で人事管理をしているため、市全体で税務職員を統一的に育成することが難しい現状がある。新たな組織で税務のスペシャリストを育て、公平で確実な市税徴収に取り組みたい」と話している。

 税務事務を集約化する動きは、札幌や千葉をはじめ政令市で一般的な流れとなっている。

1001荷主研究者:2011/01/09(日) 14:29:36

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110101t12006.htm
2011年01月01日土曜日 河北新報
トヨタエンジン工場 10年代後半にも稼働 宮城・大和

 トヨタ自動車の新美篤志副社長は河北新報社の取材に対し、宮城県大和町での建設を延期しているエンジン工場について、2010年代後半の稼働を考えていることを明らかにした。同社は新型エンジンの開発に着手しており、「新工場で生産することになる」と述べた。関連部品の生産も将来的に愛知県など中部から東北に移す方針。

 エンジンは自動車生産の中核的な要素で、工場が稼働すれば東北の生産拠点としての位置付けが一段と高まることになる。

 新美副社長はエンジン工場に関し「国内の生産台数が復調し、開発中の新エンジンが完成した時が設備投資のタイミングになる」と説明。具体的な稼働時期は「5年以内は難しいが、10年はかからないと思う」と語った。

 新エンジンは既に基礎研究を進めているといい、「欧米で強化が見込まれる燃費性能の法規制に対応するため(構造などを)抜本的に見直す」としている。

 新工場での生産が始まれば、今月6日に宮城県大衡村で稼働するセントラル自動車の新本社工場と、関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)の二つの小型車生産拠点に供給する見込み。

 トヨタはセントラルと関自工岩手で使う部品の現地調達率を高める方針。精密な加工が求められるエンジンに必要な高付加価値部品などについても、地元調達の可能性を探るとみられる。

 トヨタは国内のエンジン生産能力に余剰感があるため、月産能力を従来の半分の9000基に抑えるなどして、より効率化した製造ラインも開発した。既に愛知県内の工場に導入しており、宮城の新工場でもこうした新技術を活用することになりそうだ。

 延期中の計画では、エンジン工場は部品製造のトヨタ自動車東北(大和町)が建設する。当初は総事業費500億円で10年末の生産開始を予定していたが、08年秋のリーマン・ショック後の自動車販売不況の影響で計画を先送りした。

1002荷主研究者:2011/01/09(日) 14:31:57

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110101t32013.htm
2011年01月01日土曜日 河北新報
「部品現地調達8割超に」 セントラル自と関自工岩手

 トヨタ自動車の新美篤志副社長は河北新報社の取材に対し、宮城県大衡村で今月6日に稼働するセントラル自動車と、関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)で使う部品に関しては「8割以上を現地調達したい」と述べ、地元との取引拡大に意欲を示した。東北に自動車開発を委ねる考えにも言及した。関自工岩手での生産が見込まれる小型ハイブリッド車(HV)について「いずれ両工場で生産することになるだろう」として、将来はセントラルで製造する見通しも語った。

 ―トヨタは東北を「国内第3の生産拠点」と位置付ける。

 「中部、九州に次ぐ拠点としてコンパクトカー生産を担ってもらう。北海道で製造している変速機を含め、最低でも8割以上を地元調達したい。中部で生産している駆動系、電子系の基幹部品もいずれ東北、北海道に移管する」
 「地元企業の参入ハードルを下げるため(あらかじめ)部品総量の1割程度を地元に託し、少しずつ比率を高めることも考えられる。部品製造だけでなく、複数の部品を組み上げる工程も東北で行うつもりだ」

 ―延期している宮城県へのエンジン工場新設の見通しは。

 「生産能力に余剰感があり、5年以内の工場稼働は難しい。国内生産台数が回復し、開発中の新型エンジンが完成した時が投資のタイミングになる。現在は基礎研究を行っている段階だが、実現まで10年はかからないと思っている」

 ―東北での生産台数の目標は。

 「当面は(2工場がフル稼働となる)年間50万台を目指す。生産台数を伸ばすだけでなく、東北で製造する自動車の開発も現地に委ねる。関自工が2009年に岩手工場内に設置した開発拠点『開発センター東北』を核に、部品開発と同時に地元からの調達策を探る」
 「将来的に小型HVを商品化すれば、東北がその製造拠点となる。関自工岩手、セントラル同時着手にはならないが、いずれ両工場で生産することになるだろう」

 ―国内製造業の空洞化が懸念されている。

 「少子高齢化が進む国内の需要は150万台水準が続く。輸出台数を増やして国内生産320万台を維持する。低迷している米国市場もいずれ復活する。韓国メーカーも急速に競争力を高めており、円高でも戦えるレベルの製造原価を実現することが必要だ」

 「世界市場でもコンパクトカーの需要が増えると予想しており、東北は輸出車製造の拠点として重要性が増す可能性がある。拡大する市場を制するため、技術分野での東北の潜在能力に大いに期待している」

 ―東北の産学官との連携は。

 「部品の軽量化といった技術的テーマで、東北の大学などとの連携をより深化させたいと考えている。トヨタにとって東北は新たな拠点。長期的視点で地域の皆さんに育ててもらいたい」

<にいみ・あつし> 名古屋大卒。71年トヨタ自動車工業(現トヨタ自動車)入社。生産管理部長、愛知県内の元町工場長などを経て、04年取締役(専務待遇)就任。09年6月から現職(生産企画、生産技術、製造担当)。愛知県出身。63歳。


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