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仙台・宮城・陸奥

964荷主研究者:2010/12/18(土) 16:33:50

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101206t12012.htm
2010年12月06日月曜日 河北新報
セントラル自、稼働まで1カ月 量産開始の準備大詰め 大衡

稼働に向けて生産準備を急ぐセントラルの新本社工場=宮城県大衡村

 宮城県大衡村に移転するトヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車(相模原市)の新本社工場が稼働するまで約1カ月となった。新工場は来年1月上旬の稼働に向け設備調整などが大詰めを迎え、生産体制が整いつつある。トヨタは東北を「国内第3の生産拠点」と位置付け、関連企業の集積も加速している。東北で自動車製造の拠点形成が着実に進みつつある。

 セントラルの新本社工場には11月末時点で約700人の従業員が勤務。今月中にさらに250人が相模原市の現工場から異動する予定だ。

 量産開始に向けてトヨタグループ各社の技術者も応援に入り、最新鋭の生産ラインの調整を急ぐ。量産時の作業スピードで各工程を終えられるかどうかの確認に今週中にも着手するという。

 量産を最初に手掛ける「ヤリスセダン」(日本名ベルタ)については、今月下旬に現工場での生産を終え、年末にかけて関連の一部設備を宮城に移設する。セントラル幹部は「準備も第4コーナーを回り、現場の集中力は増している。スムーズな船出に向けて万全を期したい」と強調する。

 工場周辺では関連企業の進出に拍車が掛かっている。セントラル移転決定の2007年秋以降に東北への進出を明らかにした主な企業は表の通り。同じトヨタグループの関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)への部品供給も想定し、岩手県南から宮城県北にかけたエリアに立地するケースが目立つ。

 このうち一関市では今春以降、プラスチック部品製造のタイセイプラス(愛知県清須市)など3社の立地が決まった。7月に登米市への進出を発表したトヨタグループの大手部品製造、豊田鉄工(愛知県豊田市)は将来的な増産を見据え、施設規模を当初計画の3倍に拡大する。工場運営は生産子会社、トヨテツ東北が担う。

 自動車メーカー各社が海外生産を強化する中、部品メーカーからは「(国内有数の生産拠点の)愛知県内ではもはや、受注量の増加は期待できない」との声も上がる。トヨタは東北への小型車生産の集約化方針を示しており、企業集積が一段と進むことも予想される。

 村井嘉浩宮城県知事は「セントラルが稼働すれば、計り知れないほどの経済効果が期待できる。宮城が東北の自動車産業の核になれるようにインフラ整備を着実に進め、今後の企業進出につなげたい」と話す。


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