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仙台・宮城・陸奥
994
:
荷主研究者
:2010/12/30(木) 20:05:01
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101225t12012.htm
2010年12月25日土曜日 河北新報
太陽光発電システムのSSI 仙台へ本部機能移転
11年から製造を開始する、商業施設や住宅向けの小型太陽光発電システム
仙台市は24日、高効率太陽光発電システムの開発や製造、販売を行うベンチャー企業「スマートソーラーインターナショナル」(SSI、東京)が2011年1月、本部機能を青葉区中央1丁目の市情報・産業プラザに移転することを明らかにした。同社は2月、大崎市に製造拠点を設置して稼働させ、15年までに従業員数百人を地元採用する計画という。
製造拠点は大崎市にある工業薬品製造のラサ工業(東京)三本木工場の一部2000平方メートルを借り受ける。11年に商業施設や住宅用で出力150ワットの小型製品を、12年には国内外の発電施設に対応する560ワットの大型製品をそれぞれ製造販売する。ともに販売実績はないが、15年までに年100億円の売り上げを目指す。
SSIの太陽光発電システムは独自技術により(1)高効率でレアメタルに依存せず、低コスト(2)太陽追尾の集光ミラーを導入、集光に伴う温度上昇を抑える冷却機構も装備―が特徴。従来のパネル型結晶シリコン太陽電池と比べ発電コストが半分に抑えられるという。
SSIは09年8月設立で資本金3億1000万円。従業員18人。富田孝司社長はシャープでソーラーシステム事業本部長や常務などを歴任。07、08年には東北大客員教授を務めた。
市産学連携推進課によると、富田社長はことし4月、青葉区の科学技術振興機構イノベーションプラザ宮城に研究開発拠点を置き、東北大と材質に関する共同研究を進めていた。
SSIは「東北大や行政の協力が得られることから移転を決めた。ソーラー事業は競争が激しいため、仙台市の助成や事業支援を利用したい」と話している。
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