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仙台・宮城・陸奥

928荷主研究者:2010/11/21(日) 12:17:39

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2010/11/11 建設新聞
宮城県の港湾整備状況・計画 中野地区にマイナス14㍍岸壁のふ頭新設
石巻港は仙台塩釜港との一体整備を要望

 セントラル自動車の宮城県大衡村での来年1月操業を控え、仙台塩釜港では、宮城県が拡張を図ってきた新中野地区モータープールと、東北地方整備局が1万㌧級RORO船に対応し増深改修を進めている雷神ふ頭の第2岸壁が完成。また、高砂コンテナターミナルでは、国際コンテナ貨物の需要増加に対応して約6㌶のふ頭用地を造成中で、中野地区でも大型バルク船に対応しマイナス14㍍岸壁を備えた新ふ頭が計画されている。一方、国土交通省の「新規の直轄港湾整備事業の着手対象とする港湾」から外れた石巻港では“仙台塩釜港との一体”整備を要望し、雲雀野地区などの建設促進を図りたい考えだ。

 東北地方の広域物流拠点として発展してきた仙台塩釜港は、2001年に東北地方で初の特定重要港湾に指定された。北米への最短の海上ルートという地理的特性に加え、東北縦貫自動車道や三陸自動車道などの高速交通ネットワークの進展など交通アクセス機能の充実もあり、国際コンテナをはじめ貨物取扱量が年々増加している。

 特に、完成自動車の取り扱いは、東北地方への新車陸上げの約8割、岩手県北上市の関東自動車で生産された新車の積み出しの約9割が同港仙台港区中野地区の公共ふ頭を利用。さらに来年1月には宮城県大衡村に立地したセントラル自動車が操業開始予定で、本格操業時には年間50万台ともなる完成自動車を取り扱う港湾施設の整備が急務となっている。

 このため東北地方整備局と宮城県では、中野地区の雷神ふ頭の専用モータープール化を計画。東北整備局は2009年度から直轄岸壁改修として、マイナス7・5㍍、130㍍岸壁3バース(ほかに取付部30㍍)を、1万㌧級のRORO船2隻が接岸できるように先端部を30㍍延伸するとともに、水深を掘り下げてマイナス9㍍、220㍍岸壁2バース(ほかに取付部10㍍)とする増深改修工事(このうち中心部の1バース分220㍍は耐震強化岸壁)を実施。港奥側の取付部を含めた雷神2号岸壁1バースが今年11月2日に完成。また、これと併せて雷神ふ頭前のマイナス9㍍航路・泊地の浚渫も、仙台湾での養殖の関係から今年4〜9月で完了させた。

 残る雷神1号岸壁1バースについても、今年度は延伸部のジャケット製作などに着手しており、11年度に同上部工など仕上げ工事を進め、12年度完成を図る予定だ。

 一方、県施工により昨年度から進められてきたフェリーふ頭北側にあるみなと公園約3・7㌶、および宮城県仙台塩釜港湾事務所跡地約0・9㌶のモータープール拡張工事、雷神ふ頭と道路で分断された西側約3・2㌶のふ頭用地との一体化工事も完了。既設と合わせて約16㌶の新中野地区モータープール整備事業が完成し、11月1日から供用を開始した。


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