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仙台・宮城・陸奥

968荷主研究者:2010/12/18(土) 16:52:06

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101209t15033.htm
2010年12月09日木曜日 河北新報
「仙台文庫」来月に創刊 書き手も編集者も市民

仙台文庫の出版に向け、打ち合わせをする大泉さん(右)と前野さん=カフェ「火星の庭」

 仙台市内のクリエーターらでつくる「メディアデザイン」(青葉区)は来年1月、新書サイズの「仙台文庫」を創刊する。地元の文化人らに執筆を依頼し、仙台の魅力を発信する。代表の大泉浩一さん(50)は、「商業でも自費でもない『市民出版』として継続的に刊行したい」と意気込んでいる。

 仙台文庫は、B6判よりやや小さめで、定価は987円(税込み)。魅力的な活動を繰り広げる文化人らに一冊丸ごと書き上げてもらい、市民がボランティアの編集者となって書き手を発掘するスタイルを目指す。

 大泉さんは、地元の詩人らと2008年に結成した「杜の都を本の都にする会」の活動を通して地方発の出版媒体の少なさを痛感し、仙台にも魅力的な文化の担い手がいることを広めようと、独自の出版レーベル創設を決めた。

 1冊当たり50万円程度かかる出版経費は現在、大泉さんが負担している。将来的には市民からの拠出金で賄えるような仕組みを検討しているという。

 初回配本は2冊で、ともに224ページ。「ブックカフェのある街」は、青葉区でカフェ「火星の庭」を営む前野久美子さん(41)が、店の魅力や本を通して知り合った人々を紹介。「大きな羊のみつけかた 『使える』美術の話」は、宮城県美術館の教育普及部長で、開館当初からユニークな普及活動を展開する斎正弘さん(59)が、美術の楽しみ方を指南する。

 各1000部を発行し、1月31日に市内の主要書店で発売する。来年中にはさらに、3冊を刊行する予定で作業を進めている。

 大泉さんは「商業出版は売れる本が中心になり、自費出版は執筆者の思いが強すぎる内容になってしまう。本には人と人、街と人をつなぐ力がある。書き手と編集者が切磋琢磨(せっさたくま)し、一緒に本を作るシステムを10年ほどかけて築き上げたい」と話す。

 連絡先はメディアデザイン022(224)5308。


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