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仙台・宮城・陸奥

1とはずがたり:2008/06/05(木) 12:05:28
地区別スレ,遂に仙台も登場。陸奥とは勿論多賀城を首府とする明治以前の陸奥だ♪
本来はにぬけんが立てるべきだが何時迄俟っても立てやがらないので俺がたつヽ(`Д´)ノ

266とはずがたり:2009/05/31(日) 21:15:15
>>265
梅原クソ市長のばらまき選挙民買収施策ちゃうやろねぇ。

267とはずがたり:2009/06/02(火) 15:50:18
願わくば相互直通可能な便利な奴で。

「黒川に鉄路を」熱再び 企業進出で「好機」
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090602t11045.htm

2002年に提唱された鉄軌道路線
http://tohazugatali.iza-yoi.net/SENDAI/p060205x0m100014_01k.jpg


 宮城県黒川郡4町村(大和町、大郷町、富谷町、大衡村)に鉄軌道の交通機関を整備する構想が、再び熱を帯びてきた。7年前に鉄軌道構想が提唱された状況とは一変、セントラル自動車などトヨタ自動車系列や高度電子関連企業の進出が相次ぐ黒川郡。好機到来とにらむ関係者は「今こそ新たな交通システム導入を」と沸き立つ。財源確保などの難関を乗り越え、実現化に向かうレールに乗ることができるだろうか。

 5月25日、大衡村の大衡城青少年交流館。4町村の首長、議長で組織する「緑の未来産業都市くろかわ建設推進協議会」の2009年度総会が開かれた。

 「自動車産業が集まる黒川は、全国から注目される地域。企業の従業員の足を確保するためにも、黒川全域を循環する鉄軌道計画を積極的に展開する時だ」。富谷町議会の渡辺俊一議長が鉄軌道新設論の口火を切った。

 「理想に向け、実行なくして成果なし」(田中学大郷町長)、「事業の具体化へ力を傾ける」(若生英俊富谷町長)と賛同が続いた協議会。新たな交通デザインの研究に乗り出すことになった。

 協議会は02年2月、既に新交通システムの報告書を作成している。仙台市地下鉄南北線を泉中央駅から泉区泉ケ丘に延ばし、大衡までを次世代型路面電車(LRT)で結ぶ。さらに大郷、利府を何らかの形でつないで循環するという遠大な計画だ=図=。

 富谷町の渡辺議長は「議論を止めてはいけない。トヨタが来る今こそ千載一遇のチャンス。実現へ目鼻を付けたい」と熱弁を振るう。

 だが、現実に立ちはだかる壁は厚い。
 02年の報告書が示した試算では、最も実現性が高い路線とされた泉中央―泉ケ丘―大衡の建設費が、地下鉄延長で530億円、LRTは468億円に上る。財源確保は至難の業だ。

 県や仙台市、周辺自治体の交通体系を話し合う「仙台都市圏総合都市交通懇話会」では、鉄軌道新設は議題にすらなっていない。事務局の県は「果たして需要があるのか。今ある財産を生かした交通網整備の方が優先」と言い切る。

 地下鉄東西線の15年度開通にまい進する仙台市も、南北線の延長には冷ややかだ。「需要が増える見通しが不透明。費用対効果があるだろうか」と担当者はつれない。

 黒川4町村が目指す「終着駅」は果てしなく長いレールの先にあるが、それでも大和町の浅野元町長は力を込める。「4町村の新たな未来像を掲げ続けていく。鉄軌道実現の機運を再び膨らませたい」


2009年06月02日火曜日

268荷主研究者:2009/06/04(木) 23:04:52
この辺。(都)北四番丁大衡線の整備に併せ既存の市道の拡幅も行っている。
http://map.yahoo.co.jp/pl?type=scroll&lat=38.28066632&lon=140.86072368&sc=3&mode=map&pointer=on&home=on&hlat=38.28720694&hlon=140.85572083

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090416t15042.htm
2009年04月16日木曜日 河北新報
緑いっぱいの道に 仙台・北山の市道拡幅工事

植樹予定地で「木の成長とともに、緑が増えるのが楽しみ」と話す日置さん

 環境にやさしい土砂崩れ防止の新技術「フォレストベンチ工法」を仙台圏の公道で初めて導入した仙台市道荒巻道線の拡幅工事現場(青葉区北山)で、アースデーの22日夕、仕上げとなる植樹が行われる。新工法の採用を市に働き掛けた地元住民らが、記念植樹イベントを実施。「エコ斜面」への理解を深め、工法を広めようと、参加者を募って、市民の手で木を植えてもらう。

 フォレストベンチ工法は、階段状に木を植え、根を張らせることで斜面を強化する。ワイヤなどで補強した間伐材で斜面を区切り、水平になった部分に植樹する。

 北山の斜面は幅約100メートル、最も高い部分が約9メートルで、1―6段に整備された。当日はツツジやサザンカ、ヤマブキなどの苗木約60本を植える。

 主催するのは、市民有志でつくる「あした(未来)を植えるプロジェクト実行委員会」。委員長の輪王寺副住職日置道隆さん(47)は「木が育つほど根が多く張り、斜面の安定度がさらに高まる工法。コンクリート壁と違い、景観も良くなる。今後も多くの場所で採り入れてほしい」と話す。

 もともと新工法の採用は、植樹活動に熱心な日置さんらの要望で、市が従来型の工法を変更して実現した。2000年以降に普及し、施工は全国で約80例。新潟県中越地震で崩壊した斜面の復旧や高速道路ののり面工事でも導入実績がある。

 「棚田」をヒントに工法を開発したという国土再生研究所(埼玉県)の栗原光二社長は「工事費は一般的なコンクリート壁の半分ほどで済み、雨や地震にも強い」と説明する。

 植樹イベントは午後5時からで、多くの市民に気軽に参加してもらおうと、植樹の後にミニライブも企画。隣接する輪王寺参道で、ろうそく約1000本の明かりが揺らめく中、宮城県利府町の津軽三味線ユニット「柴田三兄妹」らが演奏する。参加無料。連絡先は輪王寺022(234)5327。

269荷主研究者:2009/06/04(木) 23:58:05

http://www.city.sendai.jp/soumu/kouhou/houdou/09/0417dokyokai.html
主要地方道 泉塩釜線(洞ノ口工区)の供用を開始します

 このたび,宮城野区岩切地区と多賀城市市川地区を結ぶ主要地方道 泉塩釜線(洞ノ口工区)が,下記のとおり開通する運びとなりましたのでお知らせいたします。

■事業概要
1 名称 主要地方道 泉塩釜線(洞ノ口工区)
2 開通日時 平成21年4月22日(水)午後2時より
3 延長 380m
4 幅員 21.8〜32.0m
5 事業期間 平成8年度〜平成20年度
6 事業費 41.2億円

■関連事業
1 名称 主要地方道 泉塩釜線(南宮工区・市川工区))
2 延長 2,148m

■岩切こ線橋断面図

■位置図

270荷主研究者:2009/06/05(金) 00:02:15

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090424t12034.htm
2009年04月24日金曜日 河北新報
自動車産業集積に痛手 東北セミコンに操業継続求める

 半導体製造大手フリースケール・セミコンダクタ(米国)の生産子会社、東北セミコンダクタ(仙台市泉区)の工場が2011年ごろに閉鎖されることが明らかになった23日、地元からは操業継続を望む声が上がった。県内では急激な景気後退に伴う工場の増設延期や生産縮小が相次ぐが、操業中の企業の撤退は初めてで、関係者のショックは大きい。

 同社が製造する半導体は車載用が主力で、自動車産業の集積を進める県にとって閉鎖は大きな痛手だ。

 村井嘉浩知事は「寝耳に水の発表で驚いた。操業が続くようフリースケール・セミコンダクタに再考を求めていく」との談話を出した。

 県経済商工観光部の若生正博部長は23日午前、東北セミコンダクタに赴き、加賀定夫社長に工場存続を要請した。若生部長は「閉鎖まで時間があるので景気が回復する可能性もある。工場がなくならないよう手段を講じたい」と話した。

 仙台市経済局の藤本章局長も同社を訪問。雇用と操業の継続を申し入れた。工場閉鎖の場合は、従業員の再就職支援を徹底するよう求めた。閉鎖された場合は、市も相談窓口を設けるという。

 梅原克彦市長は「世界的な経済状況の悪化が背景にあるにせよ、非常に残念だ。従業員や地域の人々が不安にならないよう努力する」との談話を出した。

271荷主研究者:2009/06/05(金) 00:03:02

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090424t12037.htm
2009年04月24日金曜日 河北新報
日米半導体転機を象徴 東北セミコン11年閉鎖

2011年をめどに工場の閉鎖が決まった東北セミコンダクタ=仙台市泉区

 半導体製造大手のフリースケール・セミコンダクタ(米国)が、半導体製造子会社の東北セミコンダクタ(仙台市泉区)の工場施設を2011年末をめどに閉鎖することが23日、分かった。グループの競争力強化が狙いで、米国などの高性能製品の工場に生産を集約する。日米の半導体貿易摩擦の緩和策として、日米合弁で設立されてから20年余り。世界の半導体業界が大きな転機を迎えたことをあらためて印象づけた。

 東北セミコンの工場は、フリースケールの日本唯一の製造拠点で、主に自動車向け半導体製品を製造。フリースケールは、150ミリウエハーを生産する東北セミコンの工場などを閉鎖し、200―300ミリのウエハーを製造する米国などの工場に生産を集約する。

 東北セミコンの従業員約600人は、ほぼ全員が正社員。同社は閉鎖までに転籍を含む転職プログラムを示す方針で、近日中に全従業員に伝える。

 フリースケールは「競争に勝ち残り、製造設備を効率的に活用するための再編だ。日本の市場は引き続き大切にしていく」と話す。

 東北セミコンは1987年設立。80年代に日本の電機各社の半導体輸出攻勢で発生した日米半導体摩擦の緩和策の役割も担い、日米合弁で誕生。合弁ながら米国企業が日本に製造拠点を持つ象徴的なケースだった。

 2001年のIT不況後、2つある生産ラインのうち1本を他社に譲渡。昨年秋と今年初めに正社員の希望退職者を募り、200人以上を削減する動きが今年2月に明らかになっていた。

 宮城県内では、昨年12月に半導体製造装置大手の東京エレクトロン(東京)が大和町に計画する新工場の着工延期を発表。今年3月には、電子部品製造大手の村田製作所(京都府)が泉区の仙台工場を一時閉鎖し、2年後の再開を目指すことが明らかになった。

 仙台商工会議所の丸森仲吾会頭は「半導体不況の底は見えない。離合集散はまだあるのではないか。雇用や地域戦略の面で地元への負の影響は大きい」と懸念を強めている。

[東北セミコンダクタ]東芝と米モトローラ社が共同出資して1987年に設立、資本金50億円。当初は従業員約1400人。2001年にモトローラ社の完全子会社に移行した。04年にモトローラ社が半導体部門を「フリースケール」として分社化したのに伴い、フ社の子会社になった。08年12月期の売上高は165億1000万円、経常損失4億6200万円、純損失24億3100万円。

272荷主研究者:2009/06/05(金) 00:04:45

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090424t12025.htm
2009年04月24日金曜日 河北新報
旧佐々重ビルの解体始まる 複合施設新築へ 仙台

解体のための足場組み立てなどが始まった旧佐々重ビル

 仙台市青葉区一番町3丁目の旧佐々重ビル(現一番町平和ビル)の解体工事が23日、始まった。昨年、みそ販売の佐々重から土地、建物を購入した平和不動産(東京)が、商業施設とオフィスが入る10階程度の複合ビルに建て替える予定。

 同ビルは、東二番丁通と中央通の交差点角にある。平和不動産によると、解体工事はおよそ6カ月かかる見込み。10月ごろ新築工事に入り、早ければ来年12月の完成を目指す。

 平和不動産が東北でビル事業に進出するのは初めて。同社は「立地への評価は高く、テナント候補への事前聞き取りでも評判がいい。今回の事業を東北での足掛かりにしたい」と話している。

273荷主研究者:2009/06/05(金) 00:05:25
>>272
http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/%E3%81%8D%E3%82%87%E3%81%86%E3%81%AE%E5%BB%BA%E8%A8%AD%E6%83%85%E5%A0%B1.htm
2009/05/12 建設新聞
青葉区一番町・平和不動産
一番町平和ビル地上部解体・大成建設で着手
有力テナント進出の噂も、新ビル建設は流動的

 総合不動産業大手の平和不動産(東京都中央区日本橋兜町1の10 社長・金原策太郎氏)は、仙台市青葉区一番町3丁目の「一番町平和ビル」について、大成建設の施工で地上部解体工事に着手した。今後、新ビル建設に関しては、実施の判断を含めて今秋ごろまでに方向性を固めるものと見られる。

 2月末ごろから大手ゼネコン3社(本紙調査)を対象に「仙台市青葉区一番町3丁目計画」(仮称)として、新ビルを建設すると仮定した上で見積もりを集め、その特定作業を経て今回の既存施設解体撤去に入ったもよう。しかし、昨今の不透明な経済環境下にあって、新ビル建設に関してはなお流動的状況と見られ、今後、既存ビル地上部解体撤去の工期となっている10月末ごろまでに、その結論が下されるものとの見方が強い。

 仙台市中心部の不動産事情に詳しいあるコンサルタントは、「新ビルを建設すると想定した際の1〜2階部分には、オフィス系以外のある有力テナントが入居する見通しが立っているという噂がある。南向かいで現在建設中の仙台ファーストタワー商業棟に入ることが想定されている有名ブランド店と対を成す形でのアーケード街入り口が形成されることに期待したい」と話している。

 先に見積もり対象とした新ビル計画(3月9日付本紙1面参照)は、基本設計を三菱地所設計が担当、建設場所は東二番丁通と中央通アーケード街(マーブルロードおおまち)の交差する青葉区一番町3丁目6の1地内の旧佐々重ビル跡地。取得時点での用地面積は1737・99㎡。見積もり段階での施設規模は、地上10/PH1F延べ1万1093㎡を想定。1〜2階に店舗等テナントを配置し、3階から上をサービス、オフィス等テナントスペースとするものだったが、今後のテナント誘致の状況次第によっては、施設規模を含め必ずしもこれに限定されるものにはならないもようだ。

2009/05/12付1面に掲載

274荷主研究者:2009/06/05(金) 00:06:19

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/backnum/news/2009/01/20090131t11037.htm
2009年01月31日土曜日 河北新報
9団地が交通不利地に 2030年度・仙台圏
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 仙台都市圏の交通条件が不利な住宅団地9カ所で約20年後の2030年度、地域社会の維持が困難になる可能性が高いことが30日、県や各市町村の調査で明らかになった。これらの住宅団地では、人口減少によって交通弱者である高齢者の比率が高くなる半面、道路、鉄道などの新たな整備は難しいと判断した。

 仙台都市圏総合都市交通懇話会まちづくり部会が、02年度仙台都市圏パーソントリップ(交通実態)調査の結果と30年の想定交通網から分析し、公表した。

 交通条件不利地に挙げられた住宅団地は地図の通り。

 開発が途中で休止している仙台市青葉区虹の杜地区は「市街化の見込みがない」として市街化区域から市街化調整区域に戻す方向で検討する。

 利府葉山(利府町)、愛島西部(名取市)、玉浦(岩沼市)、茂庭台(太白区)、錦ケ丘、赤坂・高野原、みやぎ台(青葉区)、住吉台(泉区)の8地区は、すべて飛び地状の市街化区域だが、今後、鉄道や都市計画道路などが整備される見込みが薄いと判断した。

 30年以降に住民の高齢化が急激に進展する可能性もあり、懇話会は「交通手段確保、高齢者サービス充実などコミュニティー維持に向けた取り組みが必要」と指摘した。

 古い市街地では閖上(名取市)、秋保(太白区)の両地区も交通条件不利地とされ、共同体の維持が危ぶまれている。

 県土木部は「郡部で行われている集落維持の取り組みが、仙台都市圏でも必要になる。交通条件の不利な地域のコミュニティーが崩壊しないよう、今から行政と住民で一緒に考えたい」と危機感を募らせている。

275荷主研究者:2009/06/05(金) 00:10:16

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090425t12023.htm
2009年04月25日土曜日 河北新報
七十七銀と仙台銀、営業力強化へ躍起 大手製造業進出で

営業力強化の中核を担う仙台銀行の法人融資専門チーム

 仙台市に本店を置く七十七、仙台の両銀行が営業力強化の姿勢を鮮明にしている。セントラル自動車(神奈川県相模原市)など大手製造業の宮城進出を「千載一遇のビジネスチャンス」(七十七銀行)ととらえ、態勢整備を急ぐ。仙台圏への攻勢を強める他県の銀行への対抗策でもあるようだ。

 七十七銀行は今月発表した中期経営計画(2009―11年度)で、営業力強化を前面に打ち出した。3年間で渉外人員を現行の300人から150人増やし、原則として営業店に配置する。増員分は新規採用増で30人、本部職員から20人、営業店の事務効率化やパート雇用などで100人を確保するという。

 最大の狙いはセントラル自動車などの宮城進出に伴う取引拡大だ。総合企画部は「製造業が少なかった県内で産業構造の変化が起こりうる状況。進出企業と地元企業をいかに橋渡しできるかが重要になる」と説明。取引先に足繁く通ってニーズを発掘し、顧客基盤を強化する。

 仙台銀行は本部の推進部内に設置した法人融資専門チームを核に、営業力強化を進めている。当初は6人だったが、昨年4月から段階的に増員し、今月に入って42人にまで拡充した。

 県外からの銀行進出に対抗する意味合いが強い。不況で投資信託など預かり資産の販売増が期待できず、「預金と貸し出しという本業に回帰し、収益力を向上させる」(企画課)との狙いもある。

 県内を13ブロックに分け、原則4人で1ブロックを担当。効果は表れており、2009年3月期の中小企業への貸出金残高は前年に比べ、26億円増える見通しだ。

 同行も大手製造業の進出に熱い視線を送る。企画課は「不況の中だが、今までにないチャンス。地元企業に情報を提供したり、設備投資の際に支援したりしたい」と戦略を描く。

276名無しさん:2009/06/05(金) 20:02:46
次世代開発へ連携 環境対応に重点 自動車産業集積会議
 東北6県の産学官でつくる「とうほく自動車産業集積連携会議」は4日、山形市のホテルで総会を開き、東北での環境対応車などの開発、生産を見据えた次世代技術の積極的な開発を強化するなどとした新たな行動指針を決めた。自動車産業の拠点化実現に向けて、6県の連携を一段と強める方針を確認した。

 行動指針は、低迷する自動車市場の回復はハイブリッド車や小型コンパクト車がけん引すると予測。これに対応する取り組みが不可欠とした。

 具体的な取り組みとして、東北に進出するメーカーと地元企業が連携したユニット部品の試作研究会の設立を検討する。ハイブリッド分野などで東北発の部品開発を目指しながら、地元企業の技術力向上も図る。

 次世代車向けの技術開発拠点を目指し、産学官が連携した共同研究を推進。各県の産業支援機関などの技術アドバイザーの連携を強化し、県境を越えた企業連携を積極的に支援する。

 短期的には企業の社用車、行政などの公用車の環境対応車への買い替え促進にも取り組む。厳しい状況が続く自動車市場を下支えするとともに、環境問題に対する取り組みをアピールする。

 代表幹事の達増拓也岩手県知事は「生産調整が下げ止まる兆しがあり、ハイブリッド車が市場をけん引しているが、自動車産業は全体的には厳しい状況だ」と指摘した上で「原点に立ち返って6県の連携を強める必要がある」と述べた。

 事業計画では10月27、28の両日、トヨタ自動車本社トヨタサプライヤーズセンター(愛知県豊田市)で、技術展示商談会を開くことを決定した。総会には約250人が出席した。


2009年06月05日金曜日

277名無しさん:2009/06/05(金) 20:04:56

HV車取り組み期待 とうほく自動車産業集積連携会議

環境対応車への期待感が熱っぽく語られた「とうほく自動車産業集積連携会議」の会場


 山形市のホテルで4日に開かれた「とうほく自動車産業集積連携会議」では、公的助成なども背景に販売が伸びるハイブリッド車(HV)などに対応する取り組みの強化が打ち出された。参加者からは環境対応車への期待とともに、自社技術の向上や低迷する自動車市場の見極めを課題とする声も上がった。(1面に関連記事)

 総会では東北の自動車産業の拠点化に向けてHV、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(pHV)といった次世代車向けの技術開発に力点を置く行動指針が決まった。

 伊藤電子工業(山形県寒河江市)の伊藤克哉事業推進本部長は「これまでにない明るい話だ。次世代、次々世代車になると、電子制御の部分がより大きくなる。ビジネスチャンスが広がるのでは」と意欲を見せる。

 東北のものづくりの潜在力に対しては、メーカーの期待度も高い。トヨタ自動車東北(宮城県大和町)の杉山正美社長は「次世代技術を考えていく方向は間違っていない。6県が連携した部品開発に期待したい」と話した。

 自動車産業への参入には、高度な技術力が求められる。地域の製造業者にとっては、厳しい経営状況の中で自社技術をどう引き上げるかが大きなテーマになる。「環境対応車は大きな可能性を持っている」とした三興電子工業(青森県十和田市)の小松崎寿志社長は「技術力の向上が課題だ。研究を重ね、レベル向上に取り組みたい」と語った。

 非正規社員を削減した日ピス福島製造所(福島県川俣町)の田村武司副工場長は「低燃費を目指すメーカーの要求は多く、コスト面をどうクリアするかなど課題は多い」と指摘した。

 米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)が1日に経営破綻(はたん)したばかり。先行きが不透明なままの自動車市場の動向をどう見極めるかも課題だ。エムテックスマツムラ(天童市)の長谷川征男副社長は「GMの国有化などでマーケットの地図は変わる。自動車産業は厳しいが、知恵を絞る時だ」と見据える。

◎再発明の時代が到来/電子産業集積、東北は重要=トヨタ自動車 増田義彦常務

 トヨタ自動車の増田義彦常務は4日、山形市内であった「とうほく自動車産業集積連携会議」で講演し、環境対応車など次世代の自動車開発の必要性を訴えた。「今後の自動車を支えるのはエレクトロニクス分野だ」と述べ、電子産業が集まる東北地方に強い期待感を示した。
 講演要旨は次の通り。

 自動車は、石油の需要増と連動して技術発展を遂げ、生活必需品になった。二酸化炭素(CO2)排出量の低減、交通事故の減少など、現代の自動車に求められる課題は多い。今、新しい自動車を再発明する時代が来た。100年前より、はるかに難易度の高い技術力が求められている。

 自動車産業全体を見渡すと、まだまだ成長の見込みはある。日米欧の需要は成熟期だが、新興国の普及はこれからだ。大量普及する前に、環境問題に対応する車を造る必要がある。

 トヨタは「小型化」「軽量化」を追求している。初代プリウス以降、ハイブリッド車12種で累計180万台を販売した。技術を極め、車種をさらに充実し、2010年代の早い時期に年間100万台の販売を目指している。

 現在、電気や水素など多様な燃料の研究が進んでいる。将来は近距離で使う車の燃料は電気、比較的大きな車は水素など、移動の目的に合わせて、すみ分ける時代が来るだろう。必要な技術の領域は急速に広がる。産学連携が重要だ。

 東北地方は電子機器の開発環境がいい。今の自動車は高度に電子化されている。車全体の経費に占める電子部品の割合は10年前が20%、今は30%ほど。先端を行くハイブリッド車は50%に達する。エレクトロニクス分野は今後ますます重要になる。だからこそ東北への期待は大きい。

 厳しい経済状況を乗り越え、新しい自動車を発明できれば、自動車産業には新しい未来が開けてくる。


2009年06月05日金曜日

278名無しさん:2009/06/05(金) 20:07:27

東北の自動車関連、生産底入れの兆し
 東北地方の自動車関連企業で生産水準を改善する動きが広がってきた。トヨタ自動車東北(宮城県大和町)をはじめとした大手自動車メーカーの関係会社だけでなく、エンジン部品の岩機ダイカスト工業(宮城県山元町)など取引先にも減産緩和が波及。工場の休業日を相次いで減らしている。東北でも自動車関連では生産底入れの兆しが出てきた。

 いすゞ自動車系のトラック部品会社のTDFは、ピーク時の3割まで落ち込んだ生産規模を7月には6割に引き上げる。このため5月には週2日だった工場稼働日を6月は週3日にし、7月は週4日にする計画だ。

 トヨタ自動車系の車体組み立てメーカー、関東自動車工業の岩手工場(岩手県金ケ崎町)も増産の動きが出ている。6月から「ブレイド」や「オーリス」など政府の助成対象となる乗用車については、半年ぶりに製造ラインの休業日をなくす。

279荷主研究者:2009/06/14(日) 15:10:37
やるな〜スルガ銀行
>08年10月にスルガ銀行(静岡県沼津市)が仙台に初出店

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090427t72030.htm
2009年04月27日月曜日 河北新報
銀行、仙台に出店続々 将来性に熱い視線

「不況はチャンス」と中小企業融資で攻勢を仕掛ける日本振興銀行仙台店=仙台市青葉区

 東京など東北以外に本店を置き「先進的な経営」を掲げる銀行が仙台市内に相次いで支店を開設し、攻勢を強めている。各行は個人向けローンや中小企業融資などで独自サービスをPR、「地元金融機関との差別化を図る」と意気込む。東北の拠点都市・仙台の将来性に着目し、東北全域に店舗網を拡大する足掛かりにしたいとの思惑も働く。

 東京スター銀行(東京)は2006年11月、宮城県外の銀行として仙台初進出は実に16年ぶりとなる仙台支店を開設した。これを皮切りに07年12月に日本振興銀行(東京)、08年10月にスルガ銀行(静岡県沼津市)が仙台にそれぞれ初出店した。

 地方銀行中堅のスルガ銀行は、個人向け住宅ローンに強みを持つ。鈴木利弘仙台支店長は、セントラル自動車(神奈川県相模原市)など自動車関連産業が宮城に進出することに触れ、「人が動けば家も動く。個人ローンの需要も見込めるのは間違いない」と期待する。

 JR仙台駅西口の再開発ビル16階の約330平方メートルの広いフロアに個室6部屋を設け、時間をかけた相談で特色を出す。

 破綻(はたん)銀行の受け皿銀行として、2001年に営業を始めた第二地銀の東京スター銀行。仙台支店の田中博之支店長は「東北は少子高齢化の進行で老後への不安が大きく、資産形成へのニーズが高い。既存の銀行サービスに不満を持っている顧客も多く、チャンスがある」と進出の狙いを語る。

 預金残高に応じて金利が変わる預金連動型住宅ローンや、自宅の土地を担保に資金を借り入れる「リバースモーゲージ」など、ユニークな金融商品をそろえる。相談業務に力点を置くが、昨年10月には郊外の富裕層を取り込もうと渉外担当を2人配置し、仙台圏で業績拡大を目指す。

 日本振興銀行は2004年に開業した中小零細企業向け融資の専門銀行で、無担保、第三者保証不要の融資などを扱う。今後2年で全国の店舗を約90店から倍増の200店に拡大する戦略を描き、東北の店舗網も現在の7店から増やしたい考えだ。

 仙台店の大崎健宏店長は「仙台で業績をあげ、東北全体に売り込む足掛かりとしたい。他行が貸し渋りするような企業にも独自の審査で融資していく」と、不況を「追い風」に攻勢を仕掛ける構えだ。

 仙台圏では山形、岩手両県など東北の銀行もここ数年、店舗拡大を進めており、東北外からの参戦で競争はさらに激化。宮城県内の7金融機関は今月、相互に現金自動預払機(ATM)の手数料を優遇するサービスを始めるなど地元で結束、対抗する動きも出ている。

280荷主研究者:2009/06/14(日) 15:14:53

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090428t12016.htm
2009年04月28日火曜日 河北新報
東北一円に商圏拡大 仙台のアウトレット2施設

仙台市郊外のアウトレット駐車場。休日になると東北各県のナンバーが並ぶ

 仙台泉プレミアム・アウトレット(仙台市泉区)が昨年10月16日に開業してから、半年が経過した。同じ仙台市内で9月にオープンした三井アウトレットパーク仙台港(宮城野区)と競い合う形で、集客範囲は東北一円に広がりつつある。「高速道1000円乗り放題」や高速バス路線新設などの追い風が吹き、「より遠方の顧客を取り込む」と商圏拡大の流れを加速させる構えだ。隣県の百貨店や商店街は、アウトレットの吸引力に危機感を強めている。(報道部・酒井原雄平)

<売り上げ想定通り>
 泉アウトレットの加藤健太副支配人は、開業半年の手応えを「手探りのスタートだったが、ほぼ想定通りの売り上げ」と分析。「扱う商品の良さを理解してもらうには数年かかる。時間をかけて地域に浸透したい」と、長期戦を見込む。

 三井アウトレットは「両方の施設を訪れる客が多く、良い形でのライバル」と泉アウトレットとの相乗効果についても強調する。

 二つのアウトレットには、週末を中心に県外からのレジャー客の増加が目立っている。

 泉アウトレットは「平日は宮城と仙台ナンバーが7、8割だが、休日や祝日になると他県ナンバーが半分か、それ以上を占める。遠方の客は買う物を決めてから来るので、購入意欲が旺盛だ」と分析する。

 三井アウトレットは、自動料金収受システム(ETC)を利用すると1000円で高速道が乗り放題になる割引が3月末に始まった効果を指摘し、「駐車場に青森や秋田のナンバーの車が目立つようになった」という。

 アウトレット開業に伴う人の流れの変化は、隣県の交通網にも影響が出ている。岩手県交通(盛岡市)は今月18日から、岩手県一関市と泉アウトレットを直接結ぶ高速バスの運行を始めた。1日1往復で料金は片道1300円。「日帰り買い物客の需要が見込める」と、ドル箱路線化へ期待を寄せている。

<顧客の5%が流出>
 アウトレットの商圏拡大の動きに、最も危機感を強めるのが仙台市の隣、山形市の商業関係者だ。同市の老舗百貨店の大沼は「二つのアウトレット開業に伴い顧客の5%(来店者ベース)が流出した」と見積もる。30、40代のマイカー利用者を中心に顧客が流れたとみている。

 仙台市中心部では、昨年8月にファッションビル「パルコ」もオープンした。山形市七日町商店街振興組合は「バスや電車を利用する若者のファッション関係の需要は、むしろパルコに奪われる可能性がある」と語り、市郊外のアウトレットとの二重の影響に警戒を強める。

 一方で青森、岩手両県の百貨店は「目に見える変化はない」(青森市・さくら野東北)、「開業直後は意識したが、客層の重なりは少ない」(盛岡市・川徳)と強気の姿勢だ。

 だが実際に、危機意識を感じる個人商店主らは増えている。盛岡市商店街連合会は、泉アウトレット開業の2カ月後、両アウトレットを視察した。連合会に所属する商店街振興組合の一つは「仙台の商店街はかなり打撃を受けているだろう。われわれも対岸の火事ではない」と話している。

 開業後初となるゴールデンウイークの客足は―。将来的な集客動向を占う意味からも、東北各県の商業関係者が注視している。

281荷主研究者:2009/06/14(日) 15:19:02
>>258
利府駅発着に続き、仙台駅と仙台スタジアム発着の2路線も値下げ。

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/backnum/news/2009/04/20090428t14033.htm
2009年04月28日火曜日 河北新報
宮スタシャトルバス 観客増へ値下げ J2仙台
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 サッカーJリーグ2部(J2)ベガルタ仙台は5月、宮城スタジアム(利府町)へのシャトルバスの運賃を引き下げる。大人片道を最大40%引き下げ、前売り500円で乗車できる。低迷する集客の回復策として、クラブが運賃の一部負担に踏み切った。

 新運賃を導入するのはJR仙台駅、ユアテックスタジアム仙台(仙台市泉区)発着の2路線。新運賃は5月5日の福岡戦から適用し、4月27日にコンビニエンスストア「ローソン」で前売りを始めた。当日運賃は100円増しで小学生は半額になる。JR利府駅発着分は4月から値下げしている。

 旧運賃は片道1000円(当日)の路線もあり、サポーターから「高すぎる」と不満の声が出ていた。利用者は観客全体の約2割に低迷している。

 今季は、2001年以降なかった観客1万人割れを既に2試合記録。クラブ側は大幅値下げで客離れに歯止めをかけたい考えだ。値下げに伴う減収はクラブとバス会社で割合を決めて負担する。

 クラブの安孫子博専務は「ワンコイン(500円)ならサポーターの理解を得られると判断した。気軽にスタジアムへ足を運んでほしい」と話す。連絡先はベガルタ仙台022(216)1011。

282荷主研究者:2009/06/14(日) 15:32:46

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090501t12021.htm
2009年05月01日金曜日 河北新報
仙台事務所を閉鎖 伊貿易振興会「不況で財政悪化」

 イタリア政府直轄機関のイタリア貿易振興会は30日、東北・北海道地域との経済交流の拠点として仙台市青葉区の仙台商工会議所ビル1階に開設していた仙台事務所を閉鎖した。仙台事務所の事業は東京事務所が引き継ぐという。

 東京事務所は「世界的な不況で国家財政が悪化したため各国の事務所を見直し、仙台事務所を一時的に閉める」と説明。「宮城県とイタリア間では微細技術を活用した産業育成など経済交流の芽が育ちつつあり、経済情勢が回復すれば再開を検討したい」としている。

 仙台事務所は2005年9月に開設。イタリア産食品の見本市開催や工業技術交流、観光PRなどを担った。東京、大阪以外の地方都市で初めて開設された貿易窓口で、経済・文化の草の根交流を進める役割もあった。

 仙台事務所には日本人スタッフ1人が常駐していたが、昨年4月に自己都合で退職。後任補充はなく、活動が休止状態にあった。

 宮城県は01年、イタリアのローマ県と姉妹県を締結。02年にはサッカーのワールドカップ(W杯)のイタリア代表が仙台でキャンプを行ったことなどから交流の機運が高まり、事務所開設のきっかけとなった。

 仙台商議所の間庭洋専務理事は仙台事務所の閉鎖について「世界的な不況の影響と聞き、やむを得ない。暫定措置と受け止めており、再開を願う」としている。

 イタリア貿易振興会は日本の経済産業省に当たるイタリア生産活動省の直轄団体で、本部はローマ。世界80カ国に104の事務所を置き、国内には東京、大阪、福岡にある。

284荷主研究者:2009/06/14(日) 16:50:10
>>281
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090505t14025.htm
2009年05月05日火曜日 河北新報
アクセス難で客足低迷 ベガルタ仙台ホーム戦

ホームの観客動員に悩むベガルタ。空席が目立つ=4月29日、宮城スタジアム

 サッカーJリーグ2部(J2)ベガルタ仙台が今季、ホーム戦の観客動員低迷に頭を悩ませている。開幕5戦の平均で約1500人も減り、2004年のJ2降格から守り続けるリーグトップの座も危うい。会場の宮城スタジアム(利府町)へのアクセス難が客足を遠のかせ、クラブの対応も後手に回っているのが現状だ。

 開幕5戦の平均は1万1378人で、2001年以来途絶えていた1万人割れもすでに2回。札幌(1万3110人)より2000人近く少ない。今季の動員目標の1万6731人を大きく下回り、白幡洋一社長は「大いに不本意」と危機感を募らせる。

 最大の要因はアクセス難。最寄りのJR利府駅から徒歩1時間近くかかる。クラブは、同駅など3カ所を発着するシャトルバスの運行や駐車券の予約限定販売などの渋滞緩和策を掲げ、スムーズな足の確保をPRした。

 しかし、サポーターの評判は芳しくない。

 4月までは駐車券は一般販売が最大1000台分と少なく、予約の争奪戦が相次いだ。名取市の主婦金野志津子さん(38)は「子ども連れなら車でないと来場できない。予約も申し込みづらい」と不満顔だ。

 シャトルバスの運賃も路線によっては片道1000円で、仙台市青葉区の無職中村雄基さん(27)は「運賃が高すぎる」。運行路線の少なさを指摘する声も少なくない。列車で利府駅に行くには、岩切駅で乗り換えが必要な場合が多いことから、仙台市若林区の自営業山田紘子さん(67)は「岩切駅からもシャトルバスを運行してほしい」と求める。

 白幡社長も「目標の集客数に見合った駐車場やシャトルバスの運行を確保すべきだった。渋滞緩和が先に立ち、発想が逆になっていた」と見込み違いを認める。

 宮スタでの開催は6月末まで残り6戦。クラブは後半の巻き返しに向け、5日の福岡戦からシャトルバスの運賃を大幅値下げするほか、駐車場も最大3000台分の確保に向けて関係機関との協議を進めている。

285荷主研究者:2009/06/14(日) 16:51:14

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090506t11026.htm
2009年05月06日水曜日 河北新報
農地転用20年339ヘクタール 仙台市の区画整理事業

 仙台市が政令市に移行した1989年4月以降、土地区画整理事業で宅地などに転用された農地は約339ヘクタールに上ることが5日、施行者の作成した事業計画書で分かった。大規模な農地の喪失は都市の急拡大が背景にある。だが、市は昨年、市街化区域の拡大抑止に方針を転換しており、専門家は「宅地にできない農地は今後、耕作放棄が進むのではないか」と指摘している。

 仙台市の1989―2008年度の土地区画整理事業の認可件数は40件。施行面積は計約1094ヘクタールで、3分の1が農地だ。5区の農地の転用面積は表の通り。

 市全体の半数以上を占めた宮城野区では、宮城県が施行する「仙台港背後地」(事業面積約259ヘクタール)で約105ヘクタールの農地を転用。04年に仙石線小鶴新田駅が開業した「新田東」(同約62ヘクタール)では、約46ヘクタールの農地が宅地化された。

 市内では今後、15年度に開業する地下鉄東西線の荒井駅(若林区)周辺の5地区を含む計11地区で、地権者らが土地区画整理事業を計画する。農地の転用面積は合わせて200ヘクタール前後になる見込みだ。

 仙台市は08年7月、将来の人口減少を見据え、市街化区域の拡大抑止の方針を決定。そのため11地区は「最後の編入候補」(市都市整備局)とみられ、以降は開発が抑制される市街化調整区域での農地転用は、極めて難しくなる。

 東北農政局の農業経営統計によると、宮城県の農家一戸当たりの農業所得は、1989年の143万円から76万円(2007年)にほぼ半減した。2005年農林業センサスによると、仙台市の耕作放棄地は208ヘクタールにも達している。

 県内屈指の優良農地といわれた仙台市近郊だが、中山間地と同様、生産者の高齢化、後継者不足、耕作放棄地の拡大は深刻な状況だ。

 市は今秋、次期基本計画の策定作業に本格着手する。土地区画整理事業の計画地への開発誘導に加え、市街化調整区域の農地保全策も重要な課題になりそうだ。

286荷主研究者:2009/06/14(日) 16:52:40

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090506t11032.htm
2009年05月06日水曜日 河北新報
開発、無情の引き潮 農地の市街化、拡大抑止へ

道路右側の農地は市街化区域に編入予定。左側の農地は編入されず、明暗が分かれた=仙台市若林区の荒井西土地区画整理事業計画地

 仙台市でこの20年、約340ヘクタールの農地が土地区画整理事業で消えた。将来の見えない農業に見切りをつけ宅地化を望む農業者は近年、増える一方だ。しかし、市は昨年、人口減少時代を見据えて市街化区域の拡大抑止に指針を変更。地下鉄東西線「6丁の目駅」(若林区)の1キロ南の荒井西土地区画整理事業の計画地は、市の方針変更に伴い、面積縮小を余儀なくされた。

 「あと田んぼ2枚だった」。若林区霞目の農家高橋明弘さん(66)は、荒井西土地区画整理事業の対象地から外れた自分のビニールハウスに目をやり、ため息をついた。

 高校を卒業した1961年に就農。当時は、2キロ以上離れた若林区卸町までリヤカーを引いて、知人の田植えの手伝いにも出掛けた。

 仙台市東部は65年ごろから、国道4号仙台バイパスの整備に伴い急速に開発された。国は2003年に東西線事業を許可。高橋さんの農地も、ようやく市街化区域編入の対象になるはずだった。

 だが、仙台市の市街化区域の拡大抑止への方針転換によって、荒井西は66ヘクタールから51ヘクタールへの縮小を余儀なくされた。市街化区域は、高橋さんの農地の200メートル手前で止まった。

 高橋さんは「これまでずっと開発を認めてきて、うちの前に来たら『終わり』というのはひどすぎる。息子に後を継げとも言えないし、あと何年コメを作れるかも分からない」と、方針を転換した市に対する不信感を募らせる。

 荒井西の周辺では、荒井東(34ヘクタール)、荒井駅北(18ヘクタール)、荒井南(18ヘクタール)で地権者が土地区画整理事業を計画。市施行の荒井土地区画整理事業(150ヘクタール)も進み、地域間の土地販売競争は激化が予想される。人口減少によって宅地需要が低下し、完売できない恐れもある。

 それでも、農家の間では農地転用を望む声が根強い。荒井西土地区画整理組合設立準備委員会の伊藤敬一郎委員長(60)は「将来の見えない農業を続けるより、市街化区域に入る最後のチャンスを生かしたいというのが、ほとんどの農家の本音だ」と代弁する。

287荷主研究者:2009/06/14(日) 16:53:34

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090508t13033.htm
2009年05月08日金曜日 河北新報
東北大・片平キャンパス 本部別館の解体始まる

解体工事が始まった本部別館

 東北大は7日までに、片平キャンパス(仙台市青葉区)の本部別館の解体工事を始めた。キャンパス再整備の一つで、跡地には研究成果を市民に紹介するギャラリーが入る6階の「エクステンション教育研究棟」を建設する。9月に着工し、2010年7月の利用開始を目指す。

 本体の解体は2日に始まった。今月中に終了する見込み。建物は木造2階で1936年に旧制二高校舎を一部移築して建てられた。老朽化が激しく、文化的価値を検証した結果、解体を決めた。

 東北大は青葉山新キャンパスに一部施設が移転するのに合わせ、片平キャンパスを再整備し、「市民に開かれた空間」を提供する。研究棟が完成する来年6月までに、人の往来が多い北門の塀を取り払い、付近に市民が集う小公園を整備する。

 このほか、学都記念公園や東北大ゆかりの中国の文豪、魯迅の記念館設置を進め、全体の整備事業は12年度に完了する見込み。

288荷主研究者:2009/06/14(日) 17:04:47
>>267
仙台北部への鉄軌道の導入は極めてハードルが高そうだが、まずはセントラル自動車の進出を好機に路線バスによる公共交通の実績づくりが第一歩だろう。
自治体のこの嘆きもよく分かる。北四番丁大衡線を活用して仙台都心部と直結する「幹線バス」を工業団地まで延長するなどの大胆な施策を希望。とかく中途半端な対応をして、補助金頼みのバスはガラガラで赤字のまま、渋滞は一向に解消しないというケースがあるだけに。
>国も県も企業も、現実に交通網がパンクしないと本気で動かないのか

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090508t13024.htm
2009年05月08日金曜日 河北新報
工業団地へエコ通勤を 路線バス構想浮上 大衡、大和

工業団地などへ向かうマイカーで込み合う国道4号=4月下旬、宮城県大和町

 トヨタ自動車の生産子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)の本社工場移転をはじめ、企業進出が相次ぐ宮城県大衡村と大和町の工業団地に、路線バスを走らせる「エコ通勤」構想が持ち上がっている。団地従業員のマイカー通勤を減らし、交通渋滞の緩和と二酸化炭素の排出削減が狙い。ただ、立地企業の協力や利用見通し、採算性など課題は多く、路線開設への道のりは険しそうだ。

 仙台北部中核工業団地と第二仙台北部中核工業団地では現在、43社が稼働し計約4300人が働く。両団地に乗り入れる鉄道や路線バスはないため、大半はマイカー通勤だ。

 セントラル自動車が来年秋に稼働し、パナソニックEVエナジー(静岡県)、アイシン高丘(愛知県)など関連企業も操業すれば、国道4号をはじめ周辺の交通量は倍近くになる可能性がある。

 東北運輸局、工業団地の立地企業などでつくる「エコ通勤推進協議会」は今年3月、路線バスの試験運行を提言した。仙台市地下鉄泉中央駅から、国道4号経由で仙台北部と第二仙台の両団地を通る路線と、大和町中心部を起点に両団地へ向かう路線だ。

 だが、実現に向けては課題が多く、視界は開けていない。

 両団地で操業する企業の連絡組織「大栄会」事務局の富士フイルムは、「バス通勤なら従業員に支給する交通費が4―5倍に上がる。企業の存続が最優先の経済状況下では難しい」と語る。

 各企業の操業時間にはばらつきもあり、同社は「昼夜を問わずにきめ細かいダイヤがないと使えないバスになる」とも指摘する。

 従業員約1400人が勤務予定のセントラル自動車は、「マイカー以外の交通手段は欲しい」とバス路線開設に期待するが、同時に「従業員には自社製品(トヨタ車)を使ってもらいたい。走ればPRにもなる」と打ち明ける。

 バス事業者も、「各企業から利用協力が得られなければ採算に乗らない」(ミヤコーバス)として、新たな赤字路線を抱える恐れに二の足を踏む。

 一方、企業誘致に全力を挙げてきた宮城県。東北自動車道大衡インターチェンジ(仮称)の開設など物流インフラ整備を促進するが、従業員の通勤も含めた交通体系の全体デザインは描けていない。幹部は「需要が見込めなければ、財政支援は難しい」「企業ニーズをつかんでから検討」などと消極的だ。

 エコ通勤推進協の委託を受けた民間コンサルタントは4月、バスの試験運行に対する助成を環境省に申請したが、同省は「将来の実現性にめどが立たない」として申請を却下した。

 「国も県も企業も、現実に交通網がパンクしないと本気で動かないのか」。企業進出による交通環境悪化を懸念する地元自治体は嘆く。

289荷主研究者:2009/06/14(日) 17:15:33

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090513t12041.htm
2009年05月13日水曜日 河北新報
車窓の杜、衰えぬ人気 「るーぷる仙台」10周年

芽吹き始めた新緑のケヤキ並木に、えんじ色の車体が映える。レトロ調のオシャレな車体は旅行客や市民の目を引き、「杜の都」に彩りを添える=仙台市青葉区の定禅寺通

木目調で統一された車内。大きな窓は混雑した車内からでも仙台の風景を楽しむことができる=青葉山

新調した制服に身を包む「るーぷる」専属の運転手。観光案内役として仙台の魅力を伝えようと、語学や歴史の勉強にも励んでいる=市交通局川内営業所

 仙台市内の観光スポットを巡る循環バス「るーぷる仙台」が、13日で運行開始から10周年を迎えた。低料金で気軽に名所を回れるようにと仙台市が企画し、多くの観光客の人気を集めている。今や仙台観光のシンボルとなったレトロ調の車両は、今日も満員の乗客を乗せて、さっそうと街を駆け抜けていく。

 JR仙台駅から瑞鳳殿や仙台城跡などを一周する約一時間のコース。定員50人と小型の車体だが、混雑する青葉通や急斜面の続く青葉山をすいすいと走れる。大きな車窓からは新緑のケヤキ並木や広瀬川が眺められ、乗客は「まさに『杜の都』だ」と歓声を上げる。

 1999年5月13日のスタートから利用者数は年々増加し、昨年度は仙台・宮城デスティネーションキャンペーンの効果もあり、約42万人が乗車した。混雑を緩和しようとカラフルな専用車両を5台に増やし、運行間隔も短縮した。休日には、さらに臨時便で対応するほどの人気だ。

 今年のゴールデンウイークも1日平均、1400人の乗車があった。運行を担当する市交通局川内営業所の伊達孝夫所長(57)は、「10年間、大きな事故もなく運転できた。今後も安全に仙台の魅力を伝えていければ」と話す。
(写真部・川村公俊)

290荷主研究者:2009/06/14(日) 17:20:09

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090515t12039.htm
2009年05月15日金曜日 河北新報
組織率全国一 みやぎ生協、出店攻勢 経営戦略を探る

6月にオープンする市名坂店。共同購入をPRする広告塔的な役割も担う

 みやぎ生協が2007年から今年にかけて出店攻勢をかけている。6月には大手スーパーが激戦を繰り広げる仙台市泉区に県内48店舗目、市内では33店舗目となる市名坂店を開店させる。全国の都道府県生協の中で、全世帯に占める会員の割合(組織率)が67.0%と全国一を誇るみやぎ生協の経営戦略を探った。

 みやぎ生協は07年7月のアイトピア店(石巻市)を皮切りに、11月に利府店(利府町)、08年は新寺店(仙台市若林区)など3店舗を次々と開店させた。

 市名坂店は市地下鉄泉中央駅に近く、イトーヨーカドーや西友などの大型店がしのぎを削る激戦地に立地する。売り場面積は約1000平方メートルの小型店だが、「大型店には車で行く人が多い。徒歩で立ち寄れる手ごろな店がないため、逆にビジネスチャンスがある」と小川静治理事は説明する。

 競争激化が進む食品小売業界で生き残るには、スクラップ・アンド・ビルドを繰り返しながら出店を続ける必要がある。

 「コープ商品を通じ、食品の安全安心を広げていくことがわれわれの使命。出店を止めるとリスクは減るが、中長期的には体力が衰えてしまう」と小川理事は言う。

 共同購入(個別宅配も含む)事業が経営の柱の一つである同生協にとって、店舗は共同購入に関心を持ってもらうための広告塔的な役割も担う。

 共同購入のメンバーはこの5年間で15万3200人から16万4000人(09年3月末)に増加。組織率は59.4%から7.6ポイント増、売上高も236億4500万円から256億7800万円にアップした。

 女性の社会進出やライフスタイルの変化で宅配事業は今後も伸びる可能性がある。3年前から宅配を利用する青葉区の30代主婦は「小さな子どもが2人いて買い物に行くのは大変。生協には安心感がある」と話す。共働きの太白区の40代女性会社員も「アレルギー表示がしっかりしているところがいい」と言う。

 業績を伸ばす同生協だが、昨年の中国製ギョーザ中毒事件の影響は小さくなかった。県内でもギョーザを食べて体調を崩した会員がおり、会員の加入促進活動を3カ月間自粛せざるを得ず、各店舗の売り上げも落ちた。

 小川理事は「事件を教訓に、お客さまからのクレームに対する事例研究会を毎月開き、対応が適切だったかどうかを検討している。食品の安全安心を追求しながら、業績アップを図りたい」と意気込む。

<みやぎ生協>1982年、県学校生協と県民生協が合併する形で設立。本部は仙台市泉区八乙女中央4丁目。09年3月期の売上高は1029億9000万円、会員は60万2920世帯。

292とはずがたり:2009/06/14(日) 21:51:19
>>279
やるなー。

295荷主研究者:2009/06/28(日) 18:51:59

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090519t12015.htm
2009年05月19日火曜日 河北新報
仙台港背後地複合商業施設 カインズ、27日開店

 ホームセンターのカインズ(群馬県高崎市)が、仙台市宮城野区の仙台港背後地に建設中の複合商業施設「カインズモール仙台港」が27日、オープンする。

 モールは三井アウトレットパーク仙台港の南側隣接地で、店舗面積は約2万5000平方メートル。アウトレットと合わせて4万平方メートルを超える商業エリアとなる。駐車場などを含めた敷地面積は7万3000平方メートルで、宮城県と仙台市から賃借した。

 東北最大級のスーパーホームセンター「カインズホーム仙台港店」(店舗面積1万1800平方メートル)と仙台市の「メガネの相沢」(同150平方メートル)の2店で先行して開店する。

 カインズホーム仙台港店は、生活用品をはじめペットや医薬品などを幅広く扱う。

 デンコードー(名取市)が出店する「ケーズデンキ」(店舗面積8800メートル)は来月、開店予定。ほかに入居予定のスーパーとスポーツ施設については現在、調整中。

296荷主研究者:2009/06/28(日) 19:01:11
昨今、地方分権の議論が活発化する中で、大都市制度の政令指定都市における「大区役所制」と「小区役所制」の議論がもう少し出てきても良さそうなものだが、不思議とあまり目にしたことが無い。
個人的には学生時代の進級論文でこの広瀬区分区構想や大区役所制について調べたこともあって、興味を持っている。…が、広瀬区分区問題や大区役所制の形骸化については、当時調べた問題に特に進展は見られないようだ。

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090522t11018.htm
2009年05月22日金曜日 河北新報
「大区役所制」曲がり角 仙台市政令市移行20年

5区長と2総合支所長が本庁幹部と意見交換する「区長会議」。会合は2008年度から定例化したが、区政改革の議論は進んでいない=今年4月15日、仙台市役所

 仙台市の区役所制度が曲がり角に差し掛かっている。政令市移行とともに5つの区役所が誕生して20年。各部門をそろえた「大区役所制」の華々しさは薄れ、自治の拠点としての機能強化や、本庁と区役所の庁内分権といった議論は先送りされたまま。住民にとっての存在感は、かすむ一方だ。

<自治拠点目指す>
 「区役所の役割は拡大している。政令市20年の節目に合わせ、在り方を見直す時期ではないか」。21日にあった市議会市民教育常任委員会。改革ネット・自民の議員が問題を提起した。

 宮本昭彦企画市民局長は「国で地方分権の議論があるように、区への権限移譲は重要」と認めたが、「行財政の環境は厳しい。人事や予算、全庁的な検討が必要になる」と困難さもにじませた。

 仙台市は1989年、政令市移行に伴い5区制=図=を敷いた。先行政令市が窓口業務主体の小区役所制だったのに対し、大区役所制を採用。区に権限と予算を預け、総合的な自治拠点を目指す姿勢は先進的とされた。

 これまで文化施設などの基盤整備は進んだが、きめ細かなまちづくり支援は停滞気味。一方、行革で予算や職員の削減が進み、本庁主導の縦割りは強まる傾向にある。

 区役所の在り方について市は2004年度、検討委員会を設置。06年度の予算編成から、まちづくり事業や集会所建設、道路と公園の維持管理などの予算要求の権限を移譲し、区に置いた課の一部を再編した。

 だが地域の協働拠点としての充実や縦割りの見直し、業務効率化と自律的な政策推進といった区役所強化の本質的な議論は先送りされた。本庁―区の「都市内分権」に向けた人事政策のてこ入れも進まなかった。

 少子高齢化やコミュニティーの衰退、貧困など地域が抱える問題は複雑、多様化している。市幹部は「時代の間尺に合わなくなった部分がある。最前線の区を起点に、全体の業務再構築が避けられない」と認める。

<くすぶる分区論>
 存在意義が薄れつつある大区役所制の理念。一方で、いまだに分区をめぐる不満もくすぶる。

 「『広瀬区』の誕生を初夢に見た。人口は間もなく7万になる。どうかかなえてほしい」。ことし1月、旧宮城町地区の新年祝賀会であいさつに立った宮城管内町内会長連絡会長の畑強さん(81)は、梅原克彦市長らに積年の思いを吐露した。

 分区論は、旧宮城町が合併時に仙台市と交わした「5万人を超えたら検討する」との約束にさかのぼる。しかし2000年秋の審議会で区割りは見送られた。

 畑さんは昨年12月、広瀬区誕生を目指し、愛子周辺などの広瀬地区連合町内会で勉強会を始めた。宮城管内全体の町内会長連絡会でも検討課題に据えることを目指す。

 青葉区はJR仙台駅から山形県境までを抱え、旧宮城町が区全体面積の86%を占める。その割に総合支所は予算も少なく、決定権も乏しい。

 畑さんは「20年たっても青葉区民の意識はまったくない。現状では区政の意味を感じられない」と嘆く。

[大区役所制]戸籍、住民基本台帳、税、国民健康保険などの窓口業務に加え、福祉、保健、土木建築、まちづくりなどを幅広く所管。1988年合併の旧泉市はそのまま泉区となり、旧宮城町(87年合併)と旧秋保町(88年合併)はそれぞれ青葉、太白区に組み込まれ、総合支所が置かれた。

297荷主研究者:2009/06/28(日) 19:33:55

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090526t13021.htm
2009年05月26日火曜日 河北新報
愛着心は仙台優勢 プロスポーツ3球団 札幌と比較

 プロスポーツで野球、サッカー、バスケットボールのチームを抱える仙台、札幌両都市圏で、地元チームを応援している住民の割合はいずれの競技も仙台の方が多いことが25日、インターネットを利用した広告会社のモニター調査で分かった。両都市圏の住民は地域への愛着が強いとされるが、地元チームに対する熱中度では差が表れた。

 プロ野球では、東北楽天ゴールデンイーグルスと日本ハムを応援している人がそれぞれ79%、70%と高い割合を示したが、東北楽天がやや上回った。

 最も差がついたのが、ともにJリーグ2部(J2)で戦うサッカー。ベガルタ仙台は59%だったが、コンサドーレ札幌は37%にとどまった。男子プロバスケットボールではbjリーグの仙台89ERSが35%に達したが、日本バスケットボールリーグのレラカムイ北海道は25%だった。

 第一エージェンシー(仙台市)が運営するマーケティング調査システム「インサーチ仙台」と、インサイト(札幌市)の「インサーチ札幌」が4月上旬、登録モニターを対象に調査。各450人の有効回答を分析した。

 「住みやすい」との回答は仙台91%、札幌89%に上るなど、両都市圏の地元愛着度には共通点も多かった。

 第一エージェンシーは調査結果について「仙台には熱狂的と言われるサポーターがベガルタを支えてきた土壌がある。チーム誕生の経緯といった要素の違いも影響しているのだろう」とみている。

298荷主研究者:2009/06/28(日) 19:34:30

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090527t12031.htm
2009年05月27日水曜日 河北新報
ニコン 名取の子会社閉鎖へ 正社員220人配置転換

 精密機械大手ニコンは26日、半導体製造装置や液晶露光装置を製造する精機事業の生産子会社4社を再編すると発表した。4社のうち東北関係は蔵王ニコン(宮城県蔵王町)と仙台ニコンプレシジョン(同県名取市)で、蔵王を存続させ、仙台を来年3月末までに閉鎖する。この再編などにより非正規従業員を中心に国内外で約1000人を削減する。

 世界同時不況を受けたコスト削減の一環。市況の大幅な回復は期待できず、取引先の設備投資も期待しにくいと判断した。4社のうち存続会社は蔵王と栃木ニコンプレシジョン(栃木県大田原市)。仙台と水戸ニコンプレシジョン(茨城県那珂市)を10月1日付で統廃合する。

 仙台ニコンプレシジョンの正社員約220人は、本社直轄の精機部門拠点である埼玉県熊谷市と横浜市の工場のほか、存続会社とする蔵王と栃木の工場に配置転換し、雇用を維持する。設備の移転や従業員の異動は来年3月末をめどに完了させる方針。
 正社員約80人が勤務する蔵王は、液晶露光装置製造に特化する。

 ニコンは今回の再編で国内の精機部門で働く全従業員2900人のうち、非正規従業員の契約更新を見送るなどして800人を削減。このほか米国にある販売子会社などで計約200人を削減する。2010年3月期の純損益は、今回のリストラ費用約40億円を計上することなどで170億円の赤字に転落する見通し。

 仙台ニコンプレシジョンは昨年2月、迅速な意思決定などを目的に、同じ敷地内にあるカメラ製造の仙台ニコン(名取市)から分社して設立された。

 佐々木一十郎名取市長は「現在の経済情勢の中で工場を閉鎖せざるを得ないと判断された結果なのだろう。早く景気が回復し、工場が再開されるのを期待したい」と話す。小島哲夫名取市商工会長は「ニコングループは名取のトップ企業だけに残念だ」と語った。

299荷主研究者:2009/06/28(日) 19:36:00

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090528t12031.htm
2009年05月28日木曜日 河北新報
セントラル自の用地価格65億円 公社「採算確保」

 2010年秋に宮城県大衡村に本社、工場を移転して操業を始めるトヨタ自動車生産子会社のセントラル自動車(神奈川県相模原市)に対し、県土地開発公社が売却した移転用地の価格は約65億円だったことが27日、分かった。公社は用地開発に約62億円を投じたが、何とか採算は確保できた。

 公社が売却したのは、大衡村の第二仙台北部中核工業団地内にある仙台北部中核都市奥田地区工業団地(114ヘクタール)のうちの44ヘクタール。

 公社は08年度、用地を64億6000万円で売却した。用地開発にかかった費用は土地取得費、測量費、工事費など合わせて61億5000万円。売却によって3億円余りの収益を上げた計算だ。

 トヨタとパナソニックが共同出資する車載用電池製造、パナソニックEVエナジー(静岡県湖西市)には、大和町の大和流通・工業団地の約25ヘクタールを39億円で売却。造成費用は46億円で、約7億円の差損が出た。

 公社は「セントラル自動車移転用地開発事業の収益は公社全体の運営経費を考慮すると、収支均衡に等しい」と説明。パナソニックEVエナジーの事業用地開発の赤字に関しては「用地造成から時間が経過し、資産価値が目減りした」と話している。

300荷主研究者:2009/06/28(日) 19:42:25

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090528t12032.htm
2009年05月28日木曜日 河北新報
セントラル自の社員に照準 宮城・大衡村が団地構想

 トヨタ自動車の生産子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)の本社工場が進出する第二仙台北部中核工業団地(宮城県大衡村)に隣接する住宅団地の開発構想が27日、明らかになった。宮城県住宅供給公社や大衡村が一戸建てや集合住宅、セントラル従業員向けの単身寮、幼稚園と保育所を一元化した施設を整備。村は従業員らの定住を促し、地域活性化につなげる考え。

 トヨタは「東北の生産拠点化」を打ち出して工場集積の計画を進めており、立地自治体の具体的な受け入れ態勢づくりも本格化してきた。

 住宅団地の予定地=地図=は、県住宅供給公社の所有地で、第二仙台北部中核工業団地の西端に位置する。公社が敷地9万2000平方メートルのうち約2万1000平方メートルを宅地化し、2011年春に92戸の分譲を開始する。

 集合住宅とセントラル従業員向けの単身寮、幼保一元化施設、団地内道路は、村が公社から用地を購入して整備する。村は単身寮50室を計画。民間企業に建設と運営を委ねる。今年10月に着工し、10年5月には入居できるようにする見通し。

 集合住宅と幼保一元化施設は、村が建設主体や運営形態をどうするか検討を進めている。村は本年度一般会計6月補正予算案に、施設用地取得費約3億9700万円を盛り込む方針。

 跡部昌洋村長は「環境に恵まれ、子育てしやすい安全で安心な住宅地にしたい」と話している。

 セントラルの新工場は10年10月に稼働予定で、約1400人の従業員が勤務する。

301荷主研究者:2009/06/28(日) 19:43:09

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090528t15042.htm
2009年05月28日木曜日 河北新報
X橋を永遠に 石材活用し参道整備へ 仙台

X橋の階段に集まった名掛丁東名会のメンバー。階段の石を譲り受け、橋の歴史を後世に伝えたいという

仙台駅の東西を結ぶ幹線として多くの人と車が行き交ったX橋=1961年4月

 仙台市宮城野区の町内会「名掛丁東名会」が、本年度にも撤去工事が始まるX(エックス)橋(正式名称・宮城野橋)の石材を活用して歩道を整備する計画を立てている。大正期に建設された橋は独特の形状から市民に愛されている歴史的建造物。関係者は「姿を変えても地域の財産にしたい」と管理する市に働き掛けている。

 東名会は宮城野区名掛丁や榴岡地区の住民でつくる。区画整理事業で変ぼうする地域の姿を伝承する活動の一環で、20年ほど前からX橋などの顕彰に取り組んできた。

 都市計画道路の建設に伴い本年度にも撤去工事が始まることを知り、3月中旬に石材の無償譲渡を求める要望書を市に提出。市も地元の強い意向を踏まえ、同月末に「できるだけ要望に応えたい」と文書で回答した。

 提供されるのは、X橋東側の階段の石になる見通しで、譲渡は2010年度になりそうだ。石は橋から南西約100メートルにある地元のシンボル、塩釜神社に移す予定。地区民が大事に守る神社の参道(約10メートル)などに活用し、由来を記した案内板も設ける予定だ。

 東名会副会長の菅原章さん(68)は「X橋は子どものころから親しみのある思い出深い建造物。街の歴史を伝える貴重な財産として後世に伝えていきたい」と語る。

 市南道路建設課は「設置後相当の年数が経過しているため再利用できるかどうかは分からない。ただ、廃棄するよりは活用する方がいい。工事の状況もあって、譲渡の確約はできないが、石を提供する方向で検討していきたい」と話している。

[X橋]1921年ごろに建設されたJR東北線をまたぐ橋。たもとがそれぞれ二またに分かれた形状から呼び名がついた。現在は橋の西端が1本の道路に集約され、Yの形になっている。東京駅など日本の近代建築物を支えた茨城県笠間市産の稲田石が使われている。終戦後のX橋周辺を描いた「いつかX橋で」(熊谷達也)、「X橋付近」(高城高)など、小説の題材にもなっている。

302荷主研究者:2009/06/28(日) 21:26:05

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090529t12015.htm
2009年05月29日金曜日 河北新報
宮城工場7月完成 EVエナジー林社長見通し

講演する林社長

 トヨタ自動車とパナソニックが共同出資するパナソニックEVエナジー(静岡県)の林芳郎社長が28日、仙台市青葉区の仙台エクセルホテル東急で講演し、宮城県大和町に建設を進めるハイブリッド車用ニッケル水素電池の量産工場について、7月に完成するとの見通しを示した。トヨタの環境対応車(エコカー)人気の効果の大きさを強調し、受注拡大への期待感を示した。

 宮城工場は完成後の8月から、一部設備の搬入を開始する見通し。秋には、静岡県の工場で研修している宮城県内採用の従業員約190人と本社の従業員が宮城工場に入り、年内か来年早々に操業できるよう準備を進める。

 林社長は講演で、トヨタが今月18日に発売したハイブリッド車、新型プリウスの受注が好調なことを受けて、今年の売り上げが大幅に伸びるとの見方を示した。「トヨタの販売計画に対応できるように量産計画を立てている」と話した。

 宮城工場の位置付けについては、トヨタグループが進める東北の生産拠点化に向けた電池供給拠点とするとともに、「将来的には、海外への供給基地にできるのではないか」との展望を明らかにした。

 林社長は、宮城県内の自動車関連企業でつくる「みやぎ自動車産業振興協議会」の定期総会後に講演した。総会には会員ら約150人が出席し、宮城県単独の展示商談会を複数回開催するなどの本年度事業計画を承認した。

 出席した村井嘉浩宮城県知事は「世界不況の影響で先行きは不透明だが、新しい局面に備えて、人材育成など拠点化に向けた土台をつくることが大切」とあいさつした。

303荷主研究者:2009/06/28(日) 21:30:26

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090530t12028.htm
2009年05月30日土曜日 河北新報
空港鉄道連続赤字 累積25億円超す

 仙台空港アクセス線を運営する仙台空港鉄道(名取市)は29日、取締役会を開き、2007年3月の開業から2期目の通期決算に当たる08年度決算を承認した。純損失は9億6700万円で2期連続の赤字。累積赤字は9億7000万円増の25億1100万円に膨らんだ。

 営業収入は前年度比4.7%減の6億8100万円。営業経費は4.1%増の13億8200万円で、営業損失は6億1400万円から7億100万円に赤字幅が拡大した。純損失の赤字幅は前年度より8000万円広がった。

 輸送人員が237万5800人と前年度実績を6.6%下回り、営業収入が伸び悩んだ。固定資産の減価償却が4000万円増えたことなどで営業経費がかさんだ。

 輸送人員は、上半期が開業直後に混雑した反動で前年度実績を下回った。下半期は燃油高による航空運賃上昇や景気低迷で伸び悩んだ。

 輸送人員が当初計画の7割にとどまった07年度実績をさらに下回り、経営環境は厳しさを増すとみられる。

 鉄道建設に掛かった金融機関への利息返済は08年度で2億7500万円。12年度から元本返済は毎年5億円に増える。斎藤進社長は「多額の減価償却など財務構造が厳しく、一朝一夕での収入増は難しい。責任を持って経営改善計画をつくる」と話している。

304荷主研究者:2009/06/28(日) 22:17:38
>>296
むむ…。

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090531t11024.htm
2009年05月31日日曜日 河北新報
政令市 大都市制度新設へ協調 中堅・仙台かやの外

 同規模の政令市が連携し、新たな大都市制度を模索する動きが活発化している。中山間地域を抱える後発指定組の静岡、浜松市などが5月、共同研究の組織づくりで合意。2月には横浜などの三大市が都市州創設の提言を発表した。政令市が18に急増し、人口規模や都市の構造に大きな隔たりが出ていることが背景にある。仙台市を含む、いわゆる「札仙広福」など中堅の政令市は、議論に取り残された形だ。

 静岡市の小嶋善吉市長と浜松市の鈴木康友市長は5月8日、浜松市役所で会談。同じく政令市移行間もない新潟、岡山両市を巻き込み、大都市制度などの政策を共同研究する方針を確認した。

 4市は、大型合併を経た新興政令市というだけでなく、都市と周縁の格差、農山村の疲弊など「国土縮図型政令市」としての側面を持つ。農地転用など土地利用の権限拡大や過疎地の振興策など課題も共通しており、研究や提言などを重ねるという。

 政令市では三大都市とされる横浜、大阪、名古屋の連携が先行している。2008年に大都市制度構想研究会を設置。ことし2月、道州制を見据え、独立した「都市州」創設を提言した。

 地方税すべてを都市州に委ね、税収を全国に再配分する仕組みを構築。公選の区長を置き、議会がある東京の特別区制度を見据えた区役所強化など、「ビッグ3」の地位向上を訴えている。

 全国の政令市は地図の通り。総務省が2001年、「80万人以上」が目安だった指定要件を「市町村合併した場合に限り70万人」へと緩和したため、新政令市の誕生が相次いだ。神奈川県相模原市も10年の移行を目指している。

 18都市に拡充された現在、各市の規模や課題などは幅広くなった。人口367万の横浜から70万の岡山まで、同じ政令市として論じるのが難しくなっている。

 大都市制度の1つとされる政令市制度は1956年、地方自治法の特例としてスタート。半世紀以上経過したが、税財源の措置や事務権限の拡大などは不十分なままで、それぞれの市が特性を発揮しにくい背景にある。

 政令市でつくる指定都市市長会事務局は「構成する市の成り立ちや圏域での役割などは複雑になっている」と認め、一方で「新たな大都市制度の検討を国に求めるため、協調する姿勢に変わりはない」と話す。

 歴史がある大都市、新興の政令市に挟まれ、仙台市など中堅に位置する地方中枢都市の議論は置いてきぼりの感がある。

 仙台市は「政令市制度は時代とずれ始めており、見直す必要がある」としながらも、「道州制の州都像など見通しははっきりせず、都市間での具体的な研究はしていない」と言う。

305荷主研究者:2009/06/28(日) 22:18:43

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090601t11025.htm
2009年06月01日月曜日 河北新報
「駐車場案内板やめます」 仙台市、今月末で

 仙台市は市中心部の駐車場の空車状況を掲示板で知らせる駐車場案内システムを6月末で廃止する。コイン式駐車場の増加などで掲示板の重要性が低下したと判断した。

 2007年に市が実施した利用者調査では、案内システムで駐車場を決めた利用者は3%弱。出発前に駐車場を決めていたり、走行中カーナビゲーションなどで決めたりしたケースが約86%を占めた。

 参加駐車場数も、システムを導入した00年は57カ所あったが、現在は29カ所に減少。事業者の年間負担金を導入時の半額の6万1000円〜8万2000円にする軽減策を試みたが、減少傾向に歯止めがかからなかった。システムの維持、管理には年間2000万円弱の費用が掛かり、市の負担も増していた。

 市は駐車場案内システムの廃止後、JR仙台駅周辺や青葉区一番町を中心に設けた111基の電光掲示板の代用の可能性を検討する。利用できない場合は順次撤去する。

 市道路管理課は「カーナビや携帯電話サイトの普及、駐車場の増加による入庫待ちの減少で、案内システムの存在意義は薄れた」と話している。

306荷主研究者:2009/06/28(日) 22:21:37

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090602t12020.htm
2009年06月02日火曜日 河北新報
藤崎ファーストタワー館 来月11日オープン

藤崎の新店が入居する仙台ファーストタワー

 藤崎は1日、仙台市青葉区一番町3丁目に建設中の仙台ファーストタワー商業棟(地上4階、地下2階)に出店する「藤崎ファーストタワー館」を、7月11日にオープンすると発表した。

 1、2階には藤崎一番町館からグッチが移転。バッグや革小物を扱うイブ・サンローランと、高級靴などのセルジオ・ロッシの東北初出店の2ブランドが入る。3階には女性向けエステなどビューティーサロンも置く。

 4階は屋根のない開放的な空間に緑化を施し、フランス家庭料理店が営業。地階は契約駐車場となる。一番町館のグッチの後継テナントは交渉中という。

 商業棟は07年7月に完成した事務所棟(地上24階、地下2階)の北側で、売り場面積は1150平方メートル。「落ち着きのある大人の知的空間」がコンセプトという。投資額は11億円。営業初年度の年間売上額は20億円を目標とする。

 新店南側に隣接し、公共的な広場と飲食店を配するアトリウム棟(地上3階)には、とんかつと豚肉料理の平田牧場(酒田市)のほかベーカリーカフェのキャスロン(仙台市)、ヘアメークのアルティスタ(同)を誘致した。

 藤崎とビル施主のヒューリック、日本土地建物(いずれも東京)の担当者が1日、ファーストタワー事務所棟で記者会見し、藤崎の阿部雅通常務営業本部長は「中心商店街の集客力を高め、追随を許さない商業エリアを構築する」と語った。

 藤崎は本館と大町館、一番町館(いずれも青葉区)と合わせて4館体制となる。売り場総面積は約3万2000平方メートルに上り、3月に増床した三越仙台店の約3万5400平方メートルに次ぐ東北2番目。仙台市では昨年、中心部にファッションビルの仙台パルコが開業。郊外にもアウトレットモール2店が進出し、小売り競争が激化している。

307名無しさん:2009/06/29(月) 01:24:43

[ 仙台駅東口に高層ビル 35階規模、JR東日本が構想 ]
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090628t12030.htm

JR東日本が、仙台駅東口に複合型の高層ビル建設を検討していることが、27日までに分かった。
2015年度に予定される仙台市地下鉄東西線の開業を見据え、JRなどが進める東口地区再開発の一環として事業化を検討しているとみられる。
ビルはホテルやオフィス、商業施設などが入る大規模開発を想定している。実現すると、仙台駅周辺の人の流れにも大きく影響しそうだ。

JR東日本は開発構想の一部について、地元の企業関係者らに伝えた。
関係者によると、建設地は仙台駅東口の隣接地で、ビルは35階規模。
JRが土地を所有し、現在、定期借地契約を結んで貸与しているライブホール「Zepp Sendai(ゼップ仙台)」などを含む一帯の開発を検討している。

構想では、複合型のビルは仙台駅舎と直結させる設計で、低層階を商業施設、中層階をオフィス用に賃貸するほか、高層階にはホテルの入居を見込んでいる。
ホテルを含めたテナントに関しては、JR系列などを軸に検討が進められるとみられる。

JR東日本は来年7月末に満期となるゼップ仙台との借地契約の更新について、再開発構想を優先する観点などから、更新する場合も長期の契約は難しいとの考えだ。

JR東日本は主要駅周辺の所有地を再開発するとともに、駅自体の機能を強化する「ステーションルネッサンス」事業を全国で進めている。

仙台駅東口の再開発構想では、新幹線や在来線の利用客の利便性を高めるため、改札を新設することも検討項目に挙がっている。
駅とビルの一体的な整備が実現すれば、東口の機能も飛躍的に向上すると見込まれる。

2009年06月28日日曜日

308荷主研究者:2009/07/12(日) 00:21:53

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090605t11030.htm
2009年06月05日金曜日 河北新報
老朽化で閉鎖の県婦人会館 県公文書館に移転 宮城

 宮城県は4日、老朽化を理由に取り壊す方針の県婦人会館(仙台市青葉区)を2010年3月末に閉鎖し、施設名と事業は同年4月以降、県公文書館(仙台市宮城野区)に引き継ぐことを決めた。

 移転先は公文書館3階。事務所のほか、70人収容の研修室1室と20人収容の5室を備える。移転に伴い、研修スペースは現在の950平方メートルから300平方メートルに縮小されるほか、宿泊施設は廃止になる。

 利用規定改定の条例改正案を県議会6月定例会に提出する。利用料金は現在の水準を維持する方針。7月ごろ、施設管理と事業運営を委託する指定管理者を公募する。

 当初は名取市に12年4月開所予定の教育・福祉複合施設への移転が検討された。利用者団体が利便性の高い仙台市中心部への代替施設設置を求めたため、公文書館への移転となった。公文書館のサービスに変更はない。

 現在の県婦人会館は1972年に開館。女性団体育成の研修や、洋裁、書道などの文化教室を開き、08年度は約14万人が利用した。建物は12年度に取り壊す予定。

309荷主研究者:2009/07/12(日) 00:26:59
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090606t12012.htm
2009年06月06日土曜日 河北新報
仙台港に最大級コンテナ船就航 北米と東南アジア結ぶ

 仙台港に過去最大級のコンテナ船7隻が就航することになり、7日に寄港が始まる。北米西海岸と東南アジアを結ぶ航路で、積載能力は従来の2倍以上となる。県は「貿易関連企業の利便性が向上する」と歓迎している。

 就航するのはいずれも7万5000トン級で、全長280メートル。コンテナ6200個を積める。毎週日曜に寄港し、7日に第1便が仙台港高砂2号埠頭(ふとう)に入る。

 従来は4万5000トン級が最大で、コンテナの積載能力は2700―3000個だった。

 新航路は仙台を出港し、米ロサンゼルス、オークランド、東京、名古屋、神戸、台湾・高雄、中国・蛇口、タイ・レムチャバン、シンガポール、神戸、名古屋、東京を経て再び仙台に戻る。

 1周49日。仙台からロサンゼルスは9日、オークランドが13日かかる。仙台までの所要時間はレムチャバンから11日、シンガポールから8日。

 新航路は共同運航する日本郵船など世界の大手船会社3社による路線再編の一環。

 新航路開設に伴い、従来の北米西岸と中国を結ぶ航路は廃止される。寄港間隔も週1回と変わらないため、仙台港を発着する国際貿易航路は週5便、5路線のまま。

 仙台に寄港する中国路線がほかに2航路ある。県は「廃止による大きなサービス低下は考えにくい。東南アジアに航路が延び、輸出入の可能性が広がる」と見ている。

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090608t12021.htm
2009年06月08日月曜日 河北新報
超大型コンテナ船、仙台港に初入港

船用クレーンでコンテナを積み降ろしされる超大型船=仙台港高砂2号埠頭

 仙台港で過去最大となる超大型コンテナ船が7日、航路開設に伴い仙台市宮城野区の高砂2号埠頭(ふとう)に初めて入港した。物流の効率化で船舶は大型化している。新しい航路は7万5000トン級の船7隻が北米と東南アジアを結ぶ。

 船はパナマ船籍の「NYKアルゴス」(7万5500トン)で、午前9時40分ごろ接岸。ゴム製品や冷凍水産品などのコンテナ各約140個を積み降ろして、午後5時すぎ、次の寄港地の米ロサンゼルスに向け出航した。

 日本郵船など世界の大手船会社3社で共同運航する新しい北米・東南アジア航路は、従来の北米・中国航路などを再編して開設。1周49日で、毎週日曜に1隻が仙台に寄港する。

 佐藤勝幸県港湾課長は「大型化が進めば、企業の物流の効率化が図れ、宮城をはじめとする東北の経済活性化につながる」と強調する。

 船舶大型化に対応し、県は今年秋、同埠頭にコンテナ貨物を積み降ろしする「ガントリークレーン」4号機を増設する。

310荷主研究者:2009/07/12(日) 19:10:48

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090609t12023.htm
2009年06月09日火曜日 河北新報
大衡村、雇用促進住宅購入へ セントラル自従業員向け

 宮城県大衡村は独立行政法人の雇用・能力開発機構が運営する大衡村大衡大童の雇用促進住宅「大童宿舎」を購入する。来年秋に村内で稼働するセントラル自動車(神奈川県相模原市)の従業員の居住地として活用する。村議会は8日、大童住宅の購入費5790万円を含む2009年度一般会計補正予算案を可決した。

 大童住宅は、鉄筋コンクリート5階で1991年、94年に完成した2棟計80戸がある。セントラル自動車の予定地の西約1.5キロに位置する。

 現在入居している40戸は継続入居を認める。村は8月にも機構と売買契約を交わす方針。

 セントラル自動車は約1400人の従業員が勤務する予定だ。村は単身寮や集合住宅の整備も進めている。

 雇用促進住宅は低所得労働者向けの賃貸住宅。国は特殊法人の合理化の一つとして21年度までに全廃する方針。県内では大崎市、登米市が各市内の住宅を購入する方針を示している。

311荷主研究者:2009/07/12(日) 20:45:20

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090616t13038.htm
2009年06月16日火曜日 河北新報
仙台北部道路と東北道連結 富谷JCTランプ橋工事

大型クレーンにつり上げられたランプ橋=15日午後11時30分ごろ、宮城県富谷町

 東北自動車道と仙台北部道路を結ぶ富谷ジャンクション(JCT、宮城県富谷町穀田)の建設現場で15日夜、北部道路から東北道下り線に進入するランプ橋(立体連絡橋)を架ける工事が行われた。

 現場には国内最大級の大型クレーン(アームの最長170メートル)が設置された。クレーンはカーブ状の橋(長さ64メートル、幅6.8メートル、重さ250トン)をつり上げ、約35分をかけて、東北道をまたぐ形で橋台に据えた。

 工事時間帯は、東北道泉―大和インターチェンジ(IC)間上下線を全面通行止めにした。16日は午後10時から同区間を通行止めにし、東北道下り線から北部道路に入る架橋工事を行う。通行止めは17日午前6時まで。

 富谷JCTは来年3月末までに工事が完了する予定。同10月までに北部道路利府しらかし台IC―富谷JCT間が開通する予定で、仙台都市圏の有料環状道路が完成する。

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090619t13028.htm
2009年06月19日金曜日 河北新報
未来への交差―東北道・仙台北部道路ランプ橋工事

東北道をまたいで交差する2本のランプ橋。上方を通っているのが東北道下り線から北部道路に入る1本で、下をくぐっているのが北部道路から東北道下り線に入る1本だ。この上に国道4号に連結する北部道路本線を架けて完成する

北部道路から東北道下り線に進入するランプ橋(250トン、長さ64メートル)をつり上げる大型クレーン。アームは最長170メートル、800トンまでつり上げられる。国内に7台しかない

クレーンでつり上げたランプ橋をロープで引っ張る作業員。橋を固定する位置調整は人の手が欠かせない

 東北自動車道と仙台北部道路を結ぶ富谷ジャンクション(JCT、富谷町穀田)の建設現場で15、16の両日の夜、ランプ橋(立体連絡橋)を架ける工事が行われた。
 富谷JCTは4層構造。北部道路と東北道下り線を結ぶランプ橋2本が、東北道をまたぐ。その上に北部道路と国道4号を結ぶ本線が走る。北部道路と東北道上り線を連結する道路は東北道の東側に造る。

 富谷JCTの工事は来年3月までに終わる。同年10月までに北部道路利府しらかし台インターチェンジ―富谷JCTが開通し仙台都市圏の高速有料環状道路が完成する。

 物流インフラの機能は格段に向上し、自動車産業の集積が進む第2仙台北部中核工業団地(大衡村)から仙台港への所要時間は現在の約50分から約25分に短縮される。

312荷主研究者:2009/07/12(日) 20:48:37

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090617t72023.htm
2009年06月17日水曜日 河北新報
楽天トラベル 仙台発着高速バス強化 路線新設や夜行便

 楽天トラベル(東京)は、仙台発着の高速ツアーバスの取り扱いを強化し、弘前・青森、富山・金沢線を新設するとともに、弘前・青森線では「夜行便」も運行する。夏休み旅行に合わせた7月24日から9月末までの季節運行で、16日、予約受け付けを始めた。

 仙台―弘前・青森の夜行便は業界初で、クリネックススタジアム宮城でのナイター観戦をはじめ、コンサート帰りなどの需要を見込んでいる。

 仙台発がJR仙台駅前を午後11時55分に出発し、青森駅前に翌日午前6時に到着する。青森発は、午後10時35分に青森駅前を出発、仙台駅前到着は翌日午前6時。料金は3800円から。

 プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地・仙台は、楽天トラベルにとっても当初からの営業強化エリア。主力の仙台―首都圏(東京、横浜、東京ディズニーリゾート)は楽天トラベルが扱う高速ツアーバス予約全体の15%を占め、利用者数も今年1〜5月実績で前年より49%増えている。

 いずれのツアーも旅行会社が企画、実施し、楽天トラベルが受託販売する。予約は楽天トラベル高速バス予約サイト内で受け付ける。

313荷主研究者:2009/07/12(日) 20:50:06

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090619t11032.htm
2009年06月19日金曜日 河北新報
企業進出で人口3割増想定 大衡村が住宅整備

 トヨタ自動車の車体生産子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)など自動車関連企業の進出を踏まえ、宮城県大衡村は18日までに、従業員や家族の移住で人口が最大3割増加すると想定した住宅整備構想をまとめた。人口5514人(5月末現在)の村に、約1600人の新住民を呼び込む。企業進出を契機に人口を増やし、地域の活性化を図る。

 大衡村は、村役場周辺の平林地区、国道457号沿いの五反田・亀岡地区の計約70ヘクタールに、最大で一戸建て住宅190戸、150戸分の集合住宅の整備を構想。地権者に協力を求めていく。

 両地区は現在、住宅地のほか農地や原野が広がる市街化調整区域に該当し、新たな開発行為が制限されている。

 このため村は、市街化調整区域でも一定規模の開発を可能にする「地区計画制度」を活用。両地区の具体的な整備計画を近く知事に提出する。知事の同意が得られれば、開発が可能になる。

 村内では、セントラルの本社工場が建つ第2仙台北部中核工業団地に隣接する奥田地区住宅団地の整備が進む。村は雇用促進住宅も購入し、従業員の住居として活用を目指している。

 すべて村の想定通りに住民が入った場合、人口が最大3割増の約7100人になる。

 将来はさらに住宅地や商業地を広げ、病院やスーパーなど社会資本整備を進めたい考え。村は「進出企業の従業員が住みやすい環境を整え、魅力ある地域づくりを推進する」としている。

314かえる:2009/07/14(火) 22:12:15
富ジャスは、、大清水で、あけの平小と、富谷二中。ココス側は、富ヶ丘小と、二中。
二中。カワチは、仙台市泉区。上桜木から、丘小に約80人通学しているのだが、国道を横断するので黒川郡の交通網等考える時に現場に来て状況を確認して貰えるとありがたいです。イオンのお買い物感謝デイ等の時の周辺の渋滞状況等も凄いので。あと、バスの本数を増やすだけでも駄目なんです。何故なら将監トンネルを通って泉中央駅に行くルートしかないので。トンネル出るまでが渋滞なので。

315とはずがたり:2009/07/19(日) 03:15:40
仙台圏環状道路、10年3月までに完成
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090718t13043.htm

 仙台北部道路の利府しらかし台インターチェンジ(IC、宮城県利府町)―富谷ジャンクション(JCT、同富谷町)間6.6キロが、2010年3月までに開通することが17日、分かった。同区間の開通により、東北自動車道、三陸自動車道、仙台北部道路、同東部道路、同南部道路が結ばれ、1周約60キロの仙台都市圏の高速有料環状道路が完成する。

 東北地方整備局仙台河川国道事務所の川崎博巳所長は「2009年度末には、利府しらかし台IC―富谷JCT間の供用が可能になる。物流の効率化を実現できる」と話している。開通時期については、宮城県大衡村で16日に開かれた「仙北地域道路懇談会」で明らかにした。

 仙台河川国道事務所はこれまで、利府しらかし台IC―富谷JCT間の開通時期を「10年10月までに開通」と説明していた。同事務所は「地元から早期開通の要望が非常に強い。工事を急いで進めたい」としている。

 同区間の開通で、自動車産業の集積が進む第2仙台北部中核工業団地(大衡村)から仙台港への所要時間は、現在の約50分から約25分に短縮される。

 仙台北部道路は、利府JCTと国道4号を結ぶ13.5キロの自動車専用道路。富谷JCT―国道4号の開通時期は未定。


2009年07月18日土曜日

316荷主研究者:2009/07/20(月) 22:43:09
>>315
予定よりも早い開通は素晴らしい〜。しかし気になる点が下記の通りいくつかある。

・富谷JCT―国道4号は開通時期が未定というが、国道4号の接続の仕方がどうなるのか?まさか平面処理じゃないらねぇ。まだこの区間は用地買収段階で着工はされていないようだが…。
・利府JCTのフルJCT化の完成はいつか?
・仙台港北IC―利府JCTの多賀城ICの着工はいつされるのか?接続する主要地方道 泉塩釜線(洞ノ口工区)が供用されたので、そろそろ着工か?
・仙台北部道路の開通によって、特に仙台港北IC―利府JCTの2車線区間がボトルネック化する可能性がある。利府中―松島北ICの4車線化は事業化されたので、続いて仙台港北―利府中ICの4車線化が必要であろう。
・仙台港ICの完成はいつか?『仙台経済界』によると2012年度頃とのことだが。もっと早い共用を期待したい。

317荷主研究者:2009/07/20(月) 22:45:15
>>294
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090619t12003.htm
2009年06月19日金曜日 河北新報
仙台JT跡地に戸建て142区画 マンションは未定

複合開発プロジェクト「せんだい 宮の杜」の完成予想図

 大手住宅メーカーの大和ハウス工業(大阪市)は18日、仙台市宮城野区東仙台の日本たばこ産業(JT)仙台工場跡地で進める住宅地と商業施設の複合開発事業の概要を発表した。全体面積約11万平方メートルのうち、住宅街区は約3万平方メートルを確保し、142区画を整備する。基本計画にあったマンションは、厳しい経済状況を踏まえ、用地を確保したまま計画未定とした。

 プロジェクト名は「せんだい 宮の杜」。店舗街区には、既に明らかになったヨークベニマル(郡山市)、デンコードー(名取市)のケーズデンキなど計32店が出店し、11月にオープンする。

 住宅街区は1区画当たり面積が190〜300平方メートル。建て売り82戸、同社施工を建築条件とする宅地60区画を10月から7期に分けて販売する。価格帯は「調整中」として発表されなかった。

 「永く住み続けられる街」を目指し、環境や安全面に配慮した。店舗街区との境に緑地公園を配して緩やかに分離し、警備会社による不定期巡回も行う。

 不況の影響などで住宅着工が落ち込むが、大和ハウス工業は「住宅ローン減税などの経済対策の効果で、新築を考える人が増えるだろう」と期待する。マンションは「景気状況から、現状では着工、販売はできないと判断した」と話した。

 店舗街区は約4万2000平方メートルに飲食店12店を含む13棟32店が出店する。ヤマト屋書店(石巻市)とレンタルビデオ店ツタヤ、スターバックスコーヒーの併設店なども核店舗になる。11月に渋滞対策などから数店ずつに分けて、1週間ごとに順次開店させる。年間売り上げ100億円、来場者400万人を目標に掲げている。

318荷主研究者:2009/07/20(月) 22:46:50

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090618t12014.htm
2009年06月18日木曜日 河北新報
杜の都信金、一番町支店廃止へ 再開発に絡み本店と統合

 杜の都信用金庫(仙台市)は17日、仙台市青葉区一番町の一番町支店について来年6月をめどに廃止し、本店営業部に統合する方針を決めた。

 市地下鉄東西線建設に絡む再開発事業を機に、経営効率化を図る。

 一番町支店が入る3階建てのビルは、東西線「一番町駅」の建設予定地上にある。地元地権者でつくる市街地再開発準備組合が同支店敷地を含む周辺地域で商業・業務複合ビル建設を計画し、支店ビルは取り壊されることになった。

 杜の都信金は当初、建て替え後の複合ビル1階で営業を継続する方針だった。しかし準備組合から「ビル全体としてバランスの取れた商業施設構成にしたい」と再考を要請され、1階以外では営業が難しいと判断。現在仮店舗で営業中の本店営業部が今年10月、青葉区国分町に移転するのに合わせて統廃合する。

 一番町支店は1942年、有限責任信用組合仙台市民金庫(当時)の南町出張所として開業。杜の都信金では本店、中央支店に続き、3番目に古い。統廃合で本支店数は30店となる。

322荷主研究者:2009/07/20(月) 23:31:51

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090624t15042.htm
2009年06月24日水曜日 河北新報
「安い、うまい」利府駅前に活気屋台村「りふレ横丁」

利府駅に隣接する「りふレ横丁」では現在、8店が営業中。夜はイルミネーションやちょうちんの明かりが、映画のセットのような雰囲気を醸し出す

店主が趣向を凝らした店内には「晩酌セット」や「ベガルタセット」などお得なメニューが並ぶ。常連さんに新規の客も加わり、会話が弾む

「新しい門を作ろうか」「BGMを流そう」。オープンスペースに集まり、屋台村の将来像を語り合う株式会社まちづくり利府の役員たち。酒が入ると、アイデアは尽きない

21日にあったイベントでは地元町内会のバンドが演奏を披露した。ビアパーティーや地場産品を使ったイベントも計画中だ

 「仕事帰りにちょっと寄り道」。宮城県利府町のJR東北線利府駅前に昨年12月オープンした屋台村「りふレ横丁」がにぎわっている。香りや明かりが多くの人を引き寄せ、駅前を活気づける新たな「顔」が輝きを放っている。

 焼き鳥、お好み焼き、そばなどを扱う8店が軒を連ねる。価格も手ごろで「安くておいしい」と大人気。男性客相手の商売は夕方以降が本番だが、中華料理屋などは日中から営業し、主婦や高校生も立ち寄るという。

 運営主体は「株式会社まちづくり利府」。駅前の振興を図ろうと、商店主や住民らが設立した。利府町も土地の一部を無償で提供、にぎわいの創出を後押ししている。

 新興団地の通勤客や古くからの住民を駅前に引き付ける狙いだったが、仙台市岩切地区や塩釜市など近隣からやって来る常連客も少なくない。

 今月までは宮城スタジアムでサッカーJリーグ2部(J2)ベガルタ仙台のホーム戦が開催されるなど、駅前の往来を増やす「追い風」も吹く。

 積極的なイベント開催など、事務局はさらなる集客の戦略を描く。「屋台村が活性化の『始発駅』になれば」と関係者の期待も膨らむ。(写真部・川村公俊)

323荷主研究者:2009/07/21(火) 00:00:48

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090624t15026.htm
2009年06月24日水曜日 河北新報
仙台の音楽活動の新拠点に darwin来月オープン

東北の新たな文化発信の場として期待される「darwin」

 仙台市青葉区一番町に7月3日、ライブハウスなどに使える中規模多目的ホール「darwin(ダーウィン)」がオープンする。出演者の意向に応じた多彩なレイアウトが可能で、地域の音楽シーン活性化の拠点として期待される。

 開設するのは、人気バンドMONKEY MAJIK(モンキーマジック)などが所属する音楽事務所「エドワード・エンターテインメント・グループ」(仙台市)。場所は青葉区一番町3丁目のアーケード街に面したDATE ONEビル地下1階。

 延べ床面積約460平方メートル。立ち見、いす席と、主催者の希望に沿ったレイアウトができる。ライブのほか演劇、映画の試写会、ファッションショーなどの会場としての使用が想定される。

 規模は、1600人収容のZepp Sendai(ゼップ仙台、宮城野区)と、400人程度の仙台クラブ・ジャンクボックス(青葉区)の中間に位置する。

 進化論から命名された「darwin」には、ここから東北の音楽シーンを新たにスタートさせたいという願いを込めたという。エドワード社の金野誠副社長兼プロデューサー(34)は「ここが新たな東北の新人の登竜門になればいい」と期待を込めている。

 オープン記念として、7月3〜5日にはモンキーマジックのスペシャルライブが行われる(売り切れ)。秋以降には柳ジョージ、キマグレンの公演が予定されている。

324荷主研究者:2009/07/21(火) 00:02:11

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090624t12025.htm
2009年06月24日水曜日 河北新報
東北道大衡IC連結許可へ 北部工業団地の集積期待

 トヨタ自動車の車体生産子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)の移転に備え、宮城県が大衡村に建設する東北自動車道の大衡インターチェンジ(IC、仮称)に、県道を接続する国の連結許可が6月末に下りる見通しであることが、23日分かった。連結許可はIC新設に欠かせない手続きで、事業主体の県がIC本体工事に着手できる。来年秋の開通に一歩前進することになる。

 国土交通省は同日、村井嘉浩知事に対し、IC新設に関する意見を聞いた。29日か30日に許可が下りる見通し。

 新ICは大和―古川IC間に設ける。県は3月、国交省に新ICと県道大衡落合線の連結を申請した。許可を受けて、料金所から東北道までの工事に入る。これまでIC外の県道工事を行っていた。

 県と東日本高速道路を合わせた総工費は35億円。セントラル自動車が大衡村の第2仙台北部中核工業団地に移転し、操業を始める来年秋に間に合うよう工事を急ぐ。

 県はIC新設で、仙台北部中核工業団地(大和町)、第2仙台北部中核工業団地への企業誘致促進や物流機能強化などが図られると期待している。

325荷主研究者:2009/07/21(火) 00:03:16

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090624t12033.htm
2009年06月24日水曜日 河北新報
仙台中心部の日曜通行量9.9%減 不況、空き店舗響く

 仙台商工会議所は23日、仙台市と共同で5月31日(日曜)と6月5日(金曜)に実施した市中心部商店街の歩行者通行量調査の結果(速報)をまとめた。平均通行量は両日とも前年を大きく下回り、特に日曜は9.9%の大幅減となった。アーケード街など市中心部の通行量が年々減少する中、今年は特に落ち込みが目立った。

 仙台商議所は減少の理由として(1)景気低迷(2)調査日が雨(3)工事中の商業ビルや空き店舗の増加―などを挙げている。昨年秋、仙台市郊外に相次いで開業した二つのアウトレットモールの影響については「一因とは思うが影響大とまでは言い切れない」としている。

 仙台駅前地区、中央通地区、一番町通地区の主要計21地点の平均通行量は、金曜が前年同期に比べ6.8%減の2万8910人。日曜が9.9%減の3万1562人だった。

 2005年の調査結果を100とした場合、金曜の平均通行量は86.5、日曜は81.6。いずれも05年以降で初めて90を割り込んだ。地区別では一番町通(7地点)の落ち込みが大きく、日曜の通行量は前年比16.8%減だった。

 通行量が多かった地点は表と図の通り。金曜のトップは三滝不動尊・三原堂前、日曜は仙台駅・東西自由通路。前年とは逆だが、ともに曜日別に2位以内を保った。

 松沢蒲鉾店前は2日とも前年より増えた。同地点につながる仙台パルコ前の交差点の通行量も前年より増えており、仙台商議所は「昨年夏開業のパルコやエスパルⅡが健闘している」とみる。

 調査した日曜は、高速道路の自動料金収受システム(ETC)利用者を対象にした休日割引の実施日。仙台商議所は「週末はETC割引で遠方に人が流れた影響もある」としたが「市中心部で歩行ルートの分散化も見られ、全体の通行量が減っているとは言えない」と話す。

 今年の調査は昨年同様、主要21地点と付近1地点の計22地点で歩行者を数えた。午前9時〜午後8時に調べ、5月31日は曇り一時小雨、6月5日は霧雨だった。

326荷主研究者:2009/07/27(月) 23:17:31

郡山折立線が6月23日に暫定開通しました
http://www.city.sendai.jp/toshi/tomizawa/koriyama_oritate_line.html

富沢駅の利便性が高まる都市計画道路だ。

327荷主研究者:2009/07/27(月) 23:18:53

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090626t13034.htm
2009年06月26日金曜日 河北新報
山元―亘理間9月12日開通 常磐道

 東日本高速道路東北支社は25日、常磐自動車道山元―亘理インターチェンジ(IC)間を9月12日午後3時に開通させると発表した。宮城県内での常磐道開通は初めて。

 同区間は11.5キロで暫定片側1車線。亘理ICで仙台東部道路とつながる。事業費は約310億円。国道6号を利用した場合と比べ約10分短縮できるという。

 山元IC付近では、のり面に750平方メートルの太陽光発電パネルを設置。料金所で使う電気を賄う実験も行う。

 同区間は2001年3月に着工。亘理町内の用地買収が難航したため完成が遅れた。

 常磐道は福島県富岡町の常磐富岡IC以南が開通済み。山元―亘理間の使用開始で埼玉県三郷市の三郷ICからの総延長約303キロのうち、約76%の230キロが通行可能になる。常磐富岡―相馬IC間は11年度、相馬―山元IC間が14年度に開通する予定。

328荷主研究者:2009/07/27(月) 23:19:42

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090626t12039.htm
2009年06月26日金曜日 河北新報
仙台ホテル、年内で営業終了 土地・建物の活用未定

 JR仙台駅前の老舗ホテル、仙台ホテルが年内で現施設での営業を終えることが25日、分かった。ホテル側は来年1月以降の宿泊予約は受け付けず、顧客の問い合わせなどには「改装も検討しているが、解体される可能性がある」と説明している。

 ホテルの土地、建物を所有するオリックス不動産(東京)が、隣接地を含めた一体開発の可能性を探っており、営業終了後の建物の行方は流動的な面がある。

 仙台ホテルは地上9階、地下2階で、延べ床面積は2万2400平方メートル。客室は115。現在の建物は1964年に建築された。

 ホテルの土地、建物は2005年6月、旧伯養軒(仙台市)が、不動産業のケン・コーポレーション(東京)などが設立したアールアンドジェイ仙台(同)に売却。ケン社系のケン・仙台ホテルマネジメント(同)が運営してきた。

 07年2月、オリックス不動産がアール社を買収して土地、建物を取得し、ケン・仙台ホテルマネジメントに運営を委託してきた。

 オリックス不動産は08年4月、仙台ホテルに隣接する「GSビル」の土地と建物を買収。仙台駅前にホテルと合わせて約3770平方メートルの土地を所有し、一体的な再開発を検討してきた。

 オリックス不動産は「ホテルの年内での営業終了は運営会社と合意している。その後の土地、建物の活用についてはさまざまな角度、可能性を検討している」と話す。

 ホテル運営会社は「老朽化や地震への対策をしながら営業してきた。安心、安全を第一に考え、建て替えたい」との考えを示している。

[仙台ホテル] 1896年開業で、東北初の洋式ホテルとして知られる。仙台市・国分町の旅籠(はたご)「大泉屋」の支店が1887年、上野―仙台間の鉄道開通と同時に仙台駅前に開設されたのが前身。所在地は仙台市青葉区中央1丁目。

329荷主研究者:2009/07/27(月) 23:24:28
>>270-271
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090627t12038.htm
2009年06月27日土曜日 河北新報
仙台研究センター閉鎖へ フリースケール・セミコン

 半導体製造大手のフリースケール・セミコンダクタ(米国)が、子会社フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン(東京)の仙台デザイン研究開発センター(仙台市泉区)を9月までに閉鎖することが26日、分かった。閉鎖方針は同日までに、仙台市など関係者に伝えられた。

 仙台デザイン研究開発センターは、フリースケール・ジャパンの設立に合わせ2004年、泉区の泉パークタウン工業流通団地に開設された。従業員は約80人。同社の研究、開発拠点の一つとして、半導体回路の設計や品質管理などを行っている。

 センターの業務の移管、統合先は今後検討するという。従業員については、国内外の研究施設、生産工場への異動や研究開発業務以外への配置転換、退職の可能性があるとしている。退職する従業員には転職支援プログラムを提示する方針。

 フリースケール・ジャパンは閉鎖理由について、「厳しい経済不況の影響を受ける中で、競争力を維持するため、業務の効率向上が必要と判断した」と説明している。

 同社から閉鎖方針を伝えられた仙台市経済局は「センター存続をお願いした」としている。

 フリースケールは米国モトローラの半導体部門が分社化して設立された。仙台デザイン研究開発センターは、日本モトローラが1995年に総投資額約50億円で開設し、フリースケールが引き継いだ。

 フリースケールは4月、競争力強化のため、半導体製品生産子会社の東北セミコンダクタ(仙台市泉区)の工場を2011年末をめどに閉鎖する方針を決めている。工場はセンターに隣接している。

330荷主研究者:2009/07/27(月) 23:27:49
>>119 >>205 >>224 >>258 >>281 >>284
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090628t15027.htm
2009年06月28日日曜日 河北新報
宮スタ、北部アクセス楽々 県が管理道路開放を検討

 宮城スタジアムを含む宮城県利府町の県総合運動公園(グランディ21)へのアクセス対策で、県は27日までに、仙台北部道路利府しらかし台インターチェンジ(IC)に近く、普段は閉鎖している管理用道路を一般開放して交通条件を改善する検討を始めた。北部道路は来年10月までに、しらかし台IC―富谷ジャンクション間が全通する予定で、仙台市北部や県外からのアクセスの大幅向上が見込める。

 サッカーのJリーグ2部(J2)ベガルタ仙台、県体育協会、コンサートの主催会社などが26日、県庁で村井嘉浩知事に運動公園周辺の道路整備を要望した。

 村井知事は「北部道路が全通すると仙台からの行き来が便利になる。利府しらかし台ICを利用してもらう方法を考え、できるだけ早く対応したい」と強調した。

 県によると、しらかし台IC近くにある管理用道路の沢乙ゲートを一般に開放。管理用道路を通って駐車場に至るルートを確保する。

 現在の出入り口は、正面ゲートと泉ゲートの2カ所。北部道路全通を控え、渋滞対策を施せば沢乙ゲート開放が混雑緩和につながると判断した。

 しらかし台ICにつながる県道塩釜吉岡線の交差点では、渋滞緩和のためICから運動公園方面に曲がる右折車線を延長する。ICに向かう車線の改良も検討する。

 現在、しらかし台ICから運動公園に行くにはしらかし台、青葉台などの団地を経由しなければならず、渋滞や騒音の問題が指摘されてきた。新ルートの距離は団地経由に比べ3分の1に縮まるという。

 北部道路が全通すれば、シャトルバスが発着する仙台市泉区泉中央から運動公園までの所要時間は20分程度の見通し。現在は30分〜1時間かかっており、大幅に短縮できる見込みだ。

 県は「ハード整備は輸送計画などソフト施策と一体。サッカーやコンサートの主催者と調整し早期に改良工事に着手したい」と話している。

331荷主研究者:2009/07/27(月) 23:39:32

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090701t12012.htm
2009年07月01日水曜日 河北新報
仙台・本町大型用地 東北電と佐々重が取得

東北電力と佐々重がそれぞれ取得した土地=仙台市青葉区本町2丁目

 仙台市中心部の大型用地として行方が注目されていた青葉区本町2丁目の広瀬通沿いの土地を、東北電力とみそ販売の佐々重(仙台市)が、それぞれ不動産業のサンシティ(仙台市)から取得したことが30日、分かった。東北電は将来の変電所建設を想定しての取得。佐々重は「今のところ具体的な建設計画はない」としている。

 土地は広瀬通に面した約2500平方メートルで、現在は更地の状態。北側の約1500平方メートルを東北電が購入し、南側の残りを佐々重が取得した。売買価格は明らかにしていない。

 東北電は「将来、市中心部の電力需要が伸びると見込んでおり、変電所の建設を検討中」と取得理由を説明している。配電線に電気を送る変電設備能力を強化するため、屋内式施設を想定して建設用地を探していた。時期や仕様は未定。

 佐々重は2007年、店舗を構えていた佐々重ビル(一番町3丁目)を売却。今年2月、店舗を本町2丁目のビルに移した。今回取得した用地は新店舗のすぐ近く。同社は「旧佐々重ビルの代替地として取得した。どう活用するかは未定」と話している。

 サンシティは07年、ビルやパチンコ店などがあったこの土地を順次買収。同社によると、当初は不動産流動化事業として複合ビルの開発を計画していた。経済情勢の悪化を受けて08年から不動産流動化事業の新規開発を中止しており、事業は主力のマンション分譲に特化している。

332荷主研究者:2009/07/27(月) 23:40:58
>>244
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090703t15024.htm
2009年07月03日金曜日 河北新報
JR仙台駅西口南町通 あすから進入禁止

 JR仙台駅西口バスプール拡張の可能性をさぐる実証実験が、4日午前0時から青葉区の南町通で始まる。南町通の約180メートルを10日深夜まで、終日一般車両の進入を禁止し、周辺道路の混雑状況などを調査する。

 禁止区間は、待機バスとタクシーの専用エリアとして利用する。仙台駅西口ロータリーの一般車両乗降場は従来通り利用でき、路線バスの運行ルートの変更もない。青葉通南側のタクシー乗り場は休止する。

 仙台市や県警などでつくる実行委は、チラシや市の広報などで実験を告知している。市交通政策課は「事故やトラブルがないよう配慮するので協力をお願いしたい」と呼び掛けている。社会実験についての連絡先は仙台市交通政策課022(214)8303。

333荷主研究者:2009/07/27(月) 23:41:53

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090703t15027.htm
2009年07月03日金曜日 河北新報
工業団地内に“奥州街道” 大衡村・県土地公社が整備

街道の雰囲気を残すため、遊歩道にはチップを敷き詰める。左に見えるのが一般道で、右手ではセントラル自動車本社工場の建設が進む

 トヨタ自動車の車体生産子会社セントラル自動車(神奈川県相模原市)が移転する大衡村の第二仙台北部中核工業団地内に、奥州街道のたたずまいを再現しようと、県土地開発公社と村は本年度、遊歩道を整備する。団地内には江戸時代の街道跡が残るが、工場用地造成のため一部が姿を消した。遊歩道には歴史を紹介する案内板も設け、団地で働く人たちの憩いの場として活用してもらう。

 奥州街道は江戸と現在の青森県の三厩を結んだ。県内では大衡村のほか、栗原市の高清水と金成の3カ所で当時の姿を残しているとされる。
 大衡村の第二仙台北部中核工業団地内では用地造成に伴い2.4キロがなくなったという。

 遊歩道はセントラル自動車本社工場の敷地を囲む村道と県道の計3.2キロに整備する。このうち約1キロはセントラル自動車が協力。工場敷地内の緩衝緑地帯に遊歩道を設けて開放する。
 道幅は1.5メートルで、両脇にケヤキやカツラ、コナラなど奥州街道跡にあった雑木を植えて雰囲気を再現する。路面には伐採した樹木の根を刻んだチップを敷き詰め街道の歩行感触に近づける。

 村道沿いの一画にはポケット広場を整備。街道にあった一里塚の調査結果を紹介する案内板を設けるほか、街道にあった馬頭観音の移設も検討している。
 工場予定地の北側には当時のままの奥州街道が数百メートル残っている。公社と村は歩行者が迷わないよう看板を設ける。

 土地開発公社の三浦良信理事長は「歴史的な関心を満たすことができ、心が和むような憩いの場所にしたい」と話している。

334荷主研究者:2009/07/28(火) 00:04:33

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090707t12018.htm
2009年07月07日火曜日 河北新報
再開発入居ホテル、モントレ系に変更 仙台・花京院

入居ホテルが変更になった花京院1丁目第1地区の再開発ビル(左)

 仙台市青葉区のJR仙台駅北側で、花京院1丁目第1地区市街地再開発組合が進める再開発事業で、商業施設との複合ビルに入居するホテルが、当初予定された「ホテルリッチフィールド」系から「ホテルモントレ」系に変更されたことが6日、分かった。仙台市内でのホテル競争激化と昨年秋からの不況などを理由に、地場ホテルのリッチフィールド側が出店を辞退し、仙台での業務拡大を狙う大手が参入した。

 同再開発事業は、西街区と東街区に分かれ、西街区に大塚家具(東京)のショールームとホテルが入る地上14階、地下1階のビルを建設中。9階から上階に入居するホテルは客室総数が275室で、8割強がシングルになる見込み。10月末に開業する予定。

 新たなホテル運営業者に決まったのは、総合不動産業のマルイト(大阪市)のグループ企業のホテルモントレ(同)。同社は2004年4月、JR仙台駅前に開業した「ホテルモントレ仙台」など、全国で16ホテルを運営している。

 ホテルモントレは「ホテルの名称や料金設定、既存のホテルモントレ仙台との連携といった運営方針を8月上旬までに決めたい」と話す。

 一方、進出を取りやめた「HOTEL RICHFIELD」(仙台市)の阿部益知社長は「開業が当初予定の昨年10月から大幅に遅れたことが変更の主要因。昨年秋以降の急激な景気悪化に加え、仙台市内でホテル開業が続いて競争が激化し、採算面に不安があると判断した」と説明する。

 同社はグループ会社が仙台、郡山両市で3ホテルを運営している。

 同再開発事業は、西街区が約3700平方メートル、東街区が約2900平方メートル。東街区には29階、地下1階のビルが建設され、マンションとオフィスになる。総事業費は約140億円。建設は08年3月に始まり、東街区のマンションの入居開始は2010年3月の予定。

335荷主研究者:2009/07/28(火) 00:07:17

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2009/07/06 建設新聞
NTT東日本 仙台市一番町に機能集約を検討 青葉通ビル敷地内で一帯開発の可能性も

 NTT東日本は、仙台市の中心部、青葉通沿いにある青葉区一番町2丁目の同社宮城支店青葉通ビル敷地内に市内など数ヵ所に分散する業務機能の集約化を目的とした施設整備に着手する方針を固めたもようだ。

 対象地は、同ビル南側の南町通沿い側に位置する現況駐車場等用地。既存の青葉通ビルの老朽化も進んでいることから一帯開発を行う可能性もあると見られる。同社の市内中心部の施設は東二番丁通沿いのビルや、支店本部機能がある若林区五橋のビルなど数ヵ所があるが、今回行うことが検討されていると見られる集約化に伴い、余剰地が生じた場合の跡地活用などにも移行していくものと見られる。

 NTT東日本では、自社で保有する用地などの最大活用を目的に昨年7月、同社とNTTファシリティーズが共同で新会社「NTT東日本プロパティーズ」(本社・東京都新宿区西新宿)を立ち上げており、今回の業務や各跡地などの利活用もプロパティーズ社が関わって行われていく可能性もあるようだ。

2009/07/06付1面に掲載。

336荷主研究者:2009/08/09(日) 22:43:53

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090713t13031.htm
2009年07月13日月曜日 河北新報
放置マンションに困惑 高層2棟、建設中断ほぼ1年 仙台

晩翠通沿いのマンション(右)。上の3階と下の階の外観を比べると「建設途中」が一目瞭然(りょうぜん)だ

 裁判所や検察庁、弁護士の法律事務所が密集する「法曹街」の仙台市青葉区片平地区で、建設が中断した高層マンション2棟が1年近くたなざらしになっている。施主のマンション販売会社2社は既に経営破綻(はたん)するなどしており、今後の具体的な見通しは立っていない。放置されたマンションを横目に、近隣住民から困惑の声が上がっている。

 2棟のマンションは、ともに青葉区片平1丁目で建設中。1棟は晩翠通沿いの14階建て(A)、もう1棟は青葉通沿いの13階建て(B)で、地図の通り、既存のマンション(C)を挟んでほぼ隣接している。

 晩翠通の物件の施主は、東京のマンション・住宅販売会社「Human21」。同社によると、2007年11月に着工し、08年12月に完成予定だったが、同社が民事再生法の適用を申請した同年9月に工事が中断した。建物は外枠が完成しているものの、12〜14階部分はコンクリートの外壁がむき出しとなり、窓ガラスもはめ込まれていない。

 青葉通の物件は、東京の不動産金融会社「ニューシティーコーポレーション」(特別清算申請)系の特定目的会社(SPC)が施主。工事関係者によると、08年1月に着工したが、SPC側の事情で同年9月に中断。今年5月末の完成予定時期がすぎた今も、約4割の進ちょく率にとどまっている。

 両物件とも、建設続行に向けて関係者が売却先探しなどをしているが、先行きは不透明。挟まれたマンション入居者の男性(58)は「このままでは建物に不審者が居座ったり、出火したりしないか心配だ」と語る。

 同マンションの管理組合理事長を務める角山正弁護士は「晩翠通の物件は極めて近接している。日照などの問題はこのままの状態でも、完成しても、あまり大差はないが、不安はぬぐえない」と話している。

337荷主研究者:2009/08/09(日) 22:47:08

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090715t12014.htm
2009年07月15日水曜日 河北新報
さくら野百貨店、経営陣きょう刷新 東北主導で再建

経営陣を一新して、経営立て直しを図るさくら野百貨店=仙台市青葉区

 JR仙台駅前に店舗を構えるさくら野百貨店(仙台市)が現経営陣を刷新し、関係会社のさくら野東北(青森市)から役員を招く計画を進めていることが14日、分かった。臨時株主総会と取締役会を15日に開き、役員交代を正式に決める。さくら野百貨店は不況の影響もあって業績が低迷しており、さくら野東北主導で一体化と経営効率化を図り、抜本的な営業立て直しを目指す。

 さくら野百貨店会長を兼務する臼井修さくら野東北社長が百貨店社長に復帰。さくら野東北の幹部2人が、さくら野百貨店の取締役に就任する。さくら野百貨店の役員5人のうち、臼井会長を除き、加藤雅志社長ら役員4人は退任する。

 役員派遣を機にグループ内の連携を強化し、商品調達の共同化などを進める。

 さくら野百貨店は売上高減少に悩み、2009年2月期では3期連続の純損失を計上するなど、苦しい経営が続いている。

 さくら野東北の黒坂芳宏取締役は「連携を深めることで商品調達や信用力を強化し、店舗の改装などを有利に進めたい」と話す。

 さくら野百貨店は仙台の1店を、さくら野東北は青森、岩手の計4店をそれぞれ「さくら野百貨店」として運営している。もともとは同じ会社だったが、親会社のマイカルが01年に経営破綻(はたん)し、再建過程で05年に分社化された。

 両社は株式を持ち合うほか、運転資金の一部を融通し合うなど、関係が深い。

 仙台駅前では、昨年6月に駅ビルのエスパルⅡ、8月に仙台パルコが開店。市中心部でも三越仙台店や藤崎が相次ぎ新館をオープンさせるなど、商業施設間の競争が激化している。

338荷主研究者:2009/08/09(日) 22:49:45

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090716t12018.htm
2009年07月16日木曜日 河北新報
仙台トラストタワー上棟 開業1年前キャンペーン

上棟を終えた仙台トラストタワー

 森トラスト(東京)が仙台市青葉区の東北学院中・高跡地で建設を進めるホテル、オフィス、商業施設の複合ビル「仙台トラストタワー」(地上37階、地下2階)が15日、上棟を終えた。東北一の高さとなる180メートル部分に鉄骨が取り付けられ、骨組みがほぼ完成した。

 タワーの1〜3階、25〜37階には東北初の外資系高級ホテル「ウェスティンホテル仙台」が入る。この日、ホテル部分以外のタワーのフロア概要も明らかにし、1〜5階に商業施設を配置。1、2階が東北の名店を中心にした飲食フロア、3階はビューティー&ヘルシーをテーマにした女性向けフロア、4、5階は貸会議室や健康診断センターなどを備えたビジネスサポートフロアとする予定。

 森トラストは18日から8月末まで「オープンまであと1年キャンペーン」をホームページで展開。建設中のビルに上って東北一の高さをひと足先に体験できる「最上階ツアー」やウェスティンホテル仙台のペア無料宿泊券などを用意する。

 「キャンペーンやイベントは、オープンに向けて随時行っていく」(森トラスト)としタワーの利用、マンション棟の販売増につなげたい考え。

 仙台トラストタワーは、隣接して建設が進む高層マンション「ザ・レジデンス一番町」とともに大規模複合開発「仙台トラストシティ」を構成。2010年8月のグランドオープンを予定する。

340荷主研究者:2009/08/10(月) 01:04:19
昭和50年代の仙台
http://homepage3.nifty.com/shimoeda/antiq_sendai.html

さようなら仙台市電
http://homepage3.nifty.com/shimoeda/antiq_sendai_streetcar.html

工事中の常磐自動車道の空撮写真
http://homepage3.nifty.com/shimoeda/freeway.html

341荷主研究者:2009/08/11(火) 13:49:34

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090727t15024.htm
2009年07月27日月曜日 河北新報
公園を一新、明るさ再び アウトドア衣料品店が整備

竹チップで舗装するなど環境に配慮して再整備された新伝馬町公園

 アウトドア衣料品販売のパタゴニア日本支社(神奈川県)の直営店「パタゴニア仙台」(仙台市青葉区中央2丁目)が、店舗すぐ近くの市の公園「新伝馬町公園」を独自に再整備した。

 新伝馬町公園は、1956年に整備されたが、最近は壁に落書きされたり、木が伸び過ぎたりするなど、市中心部にある公園としては雰囲気が悪くなっていたため、周辺の商店主らからリニューアルが望まれていた。

 整備したのは、店舗西側(92平方メートル)と北側(208平方メートル)の2カ所。竹のチップで舗装し、市地下鉄東西線工事で伐採された青葉通のケヤキの丸太をベンチ代わりにするなど、環境に配慮した。

 商店主ら約50人を招いた披露式典が17日にあり、パタゴニア日本支社の辻井隆行支社長は「公園を憩いの場とするとともに、商店街を活気づけるイベント会場にもしたい」と話した。

 青葉区役所の青田茂雄建設部長は「公園が明るくなった。大変感謝している」とお礼を述べた。

 パタゴニア仙台は昨年5月オープン。同社は環境保全活動に力を入れており、出店準備段階から地域貢献と活性化を目的に市から許可を受け、独自で公園整備を進めてきた。

342荷主研究者:2009/08/11(火) 13:50:51

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090728t11015.htm
2009年07月28日火曜日 河北新報
税配分 都市に配慮を 奥山・新仙台市長に聞く

「東北全体を浮揚させるよう努力したい」と抱負を語る奥山氏

 仙台市長選で初当選した前副市長の奥山恵美子氏(58)は河北新報社のインタビューに答え、国から地方への税配分に関して地域課題に応じた配分を検討する必要性を指摘した。一問一答は次の通り。

 ―政令市の在り方をどう考える。
 「政令市が増え、中核市との違いが見えにくくなった。政令市ができたのは大都市問題を解決するため。生活困窮者の増加といった新しい問題も起きている。人口ではなく都市問題に配慮した税配分があっていい。ブロック中心都市としての特色をどう出すかは札幌、福岡、広島の各政令市とも協調して考えたい」

 ―行財政改革の方針は。
 「人件費削減はこれから精査する。2013年度までの累積財源不足額は約1300億円。人件費と外郭団体の見直しだけでは済まないが、高コスト体質と思われているのも事実。市民が納得できるよう説明し、正すべきところは正す。私をはじめ職員が厳しさを共有できる取り組みをしなければならない」
 ―存在意義が薄れていると指摘される区役所の位置付けは。
 「区役所は住民の気持ちに寄り添い調整役を買ったり、ノウハウを伝授したりする。業務によっては市役所に職員を集約し、専門性を高める。両方とも必要だ」

 ―東北の中で仙台市の役割は。
 「仙台単独で何かをやるには限界がある。東北は食料、自然など素材に恵まれている。仙台は大学教員が何千人といるなど知恵が集積する。東北の資源に仙台の頭脳を付加し、新しい産業や商品を創出したい。双方向性を大事にしていく。例えば観光面では、東北の物産が一堂に集まる拠点の設置なども提案したい」

 ―選挙戦では「東北の視点」を訴えてきた。
 「東北各地で過ごした経験がある。秋田出身で、盛岡の高校に通い、仙台の大学を出た。東北大の学生時代は半年間、実家が青森にあった。それぞれに思い入れが強い」

343荷主研究者:2009/08/11(火) 13:52:56

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090729t15030.htm
2009年07月29日水曜日 河北新報
七ヶ浜町民バス「ぐるりんこ」100円です

8月から運行するぐるりんこ

 宮城県七ケ浜町は8月1日から、町内を巡回する町民バス「ぐるりんこ」を運行する。大通りのほか、路地に入って地域をくまなく回る。隣の塩釜市、多賀城市とも結び、高齢者の通院、買い物の足を確保する。

 ぐるりんこは26人乗りの小型バス。ルートは町の南部を回る路線が君ケ岡公園―菖蒲田浜―湊浜―JR本塩釜駅(塩釜市)、北部は君ケ岡公園―代ケ崎浜―東宮浜―本塩釜駅など。JR多賀城駅(多賀城市)を発着点とする路線もある。

 月―金曜日は1日50便で午前6時半〜9時の朝便、午前9時〜午後4時の日中便、午後4時〜8時20分の夕便に分かれている。土、日曜日と祝日は24便。朝、夕便は主に通勤、通学の乗客を想定している。

 日中便は高齢者の通院や買い物を考慮し、広い通りだけでなく、路地に入って集落も回る。町内ではバス停留所以外でも乗り降りでき、停車時は乗降しやすいようステップがせり出す。スピーカーでひょっこりひょうたん島の音楽を流し、運行を知らせる。

 運賃は町内が100円均一、塩釜方面は最高350円、多賀城方面は最高400円。65歳以上のお年寄りで運転免許証を返納した人は1年間、運賃を半額にする。障害者手帳などを持つ人は半額にする。

 バスの愛称は町内の小学生から募り、松ケ浜小1年の平山太陽君の考えたぐるりんこに決まった。デザインは七ケ浜中2年の相沢夕希さんが描いた青い海の図案を採用した。

 ぐるりんこは、町がバス会社に運行委託して今月限りで廃止される七ケ浜循環線に代わる路線。町は運行事業費を本年度予算に計上した。

 町は「集落の運行を望む町民の声に応えた。運行しながら、利用しやすい運行形態にしたい」と話している。

344荷主研究者:2009/08/11(火) 13:54:38
>>126
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090729t12032.htm
2009年07月29日水曜日 河北新報
宮城・大衡にトヨタ紡織立地協定へ 来秋にも操業開始

 トヨタ自動車グループの大手部品メーカー、トヨタ紡織(愛知県刈谷市)が宮城県進出の最終調整に入ったことが28日、関係者の話で分かった。

 同社関連会社のシート製造会社が第2仙台北部中核工業団地(宮城県大衡村)に新工場を建設し、自動車用シートを生産する。8月初めにも関連会社と県、大衡村が工場立地協定に調印する。

 協定は、シート製造会社代表と村井嘉浩宮城県知事、跡部昌洋大衡村長が結ぶ。立会人として豊田周平トヨタ紡織社長も出席する。

 協定を結ぶシート製造会社が、2009年10月末までに第2仙台北部中核工業団地の敷地5ヘクタールを取得し、新工場を建設する契約を交わす。

 同団地にはトヨタの車体生産子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)が本社・工場を移転。10年秋の生産開始に向けて建設を進めている。

 シート製造会社は、セントラル自動車の隣接地に新工場を建設し、シートを供給する計画。セントラル自動車の稼働時期に合わせて、10年秋ごろの操業開始を目指すとみられる。

345荷主研究者:2009/08/11(火) 13:55:13

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090731t12003.htm
2009年07月31日金曜日 河北新報
仙台空港泣き笑い 旅客減少、売り上げ直撃

旅客数が落ち込む中、空弁の販売は好調だ=仙台空港

 仙台空港の旅客数減少の影響で、空港内のレストランや売店は軒並み売り上げが落ち込んでいる。不況で節約傾向が強まり、「顧客一人当たりの単価が下がった」との見方も。その一方、逆風の中でも宮城の名物が味わえる「空弁(そらべん)」は好調で、健闘ぶりが目立つ。

 「昼食時に空港内のレストランをのぞいても、混雑していることが少ない」。仙台空港ビル(名取市)の担当者は嘆く。同社の2008年度売上高は18億2800万円と、前年度より約5%減った。

 売り上げの約2割を占めるレストランや売店のテナント収入が10%強減った。テナント収入は各店舗の毎月の売り上げに応じて変動する。

 空港内で売店など4店舗を運営する仙台エアポートサービス(名取市)は08年度の売り上げが前年度より約16%減った。平均客単価は5%程度落ちたという。

 同社は「ビジネス客が出張土産を買い控えたり、観光客が安い土産を購入したりするなど、旅客数の減少幅以上に売り上げが大きく落ちた」と頭を抱える。

 ただ、12種類ある空弁は牛タンやはらこ飯、ホヤなどが味わえるとあって、週末の夕方には売り切れることも。08年度の売り上げは約7%増え、今年4〜6月も前年同期比26%増と好調を維持している。一番人気は、牛タンを麦飯で挟んだ「牛たん麦飯」(1000円)という。

 仙台エアポートサービスは、空弁の好調理由について、07年に仙台空港アクセス線が開業した影響とみる。「バスより定時性が高い鉄道が開通し、出発間際に空港に到着する人が増えた。レストランに行く人が減り、空弁を買って機内で食べる人が増えているのではないか」と分析する。

346荷主研究者:2009/08/11(火) 14:06:31
>三陸自動車道の交差部には多賀城インターチェンジ(仮称)が建設される計画
早く着工して欲しいところ。実は7月に見てきたが、橋脚だけは一部先行建設された状態であった。

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090731t11031.htm
2009年07月31日金曜日 河北新報
県道泉塩釜線 バイパス3.6キロ全通 宮城

 宮城県と仙台市が宮城野区岩切から多賀城市浮島までの約3.6キロで建設を進めてきた県道泉塩釜線バイパス(玉川岩切線)が全面開通し30日、新設された国府多賀城新市川橋で開通式があった。

 新たに開通したのは浮島地区の1.1キロ区間。バイパスは一部を除き片側1車線で、1989年に着工し、JR岩切駅前から砂押川市川橋までの約2.5キロ区間は4月下旬に開通していた。総事業費は約131億円。

 住宅地を通る旧県道は交通量が多い上に道幅が狭く、歩道がなかった。バイパスには約4.5メートル幅の歩道が整備された。

 開通式には県や多賀城市の関係者ら約100人が出席。伊藤直司県土木部長が「物流路線として生かされ、史都多賀城の観光にも寄与する道路となってほしい」とあいさつした。

 三陸自動車道の交差部には多賀城インターチェンジ(仮称)が建設される計画もあり、菊地健次郎多賀城市長は「インターチェンジの早期実現への期待も高まった」と話した。

347荷主研究者:2009/08/11(火) 14:07:40

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/08/20090801t12011.htm
2009年08月01日土曜日 河北新報
東京エレクトロン、仙台に研究業務移管

 半導体製造装置大手の東京エレクトロン(東京)は31日、研究開発の中核拠点の一つ、関西テクノロジーセンター(兵庫県尼崎市)を2010年12月までに閉鎖し、業務を仙台事業所(仙台市)と山梨事業所(山梨県韮崎市)に統合すると発表した。

 同社によると、仙台事業所には有機EL(エレクトロルミネッセンス)やプラズマを活用した新技術「RLSA」に関する研究開発業務を移管する見通し。関西テクノロジーセンターには現在、従業員約200人が在籍。統合に伴って仙台事業所に異動する人数などは決まっていない。

 同社は昨年以降の半導体不況を受け、経営体質の強化を目的に製造・開発拠点の効率化を決めた。今回の統廃合などにより、連結ベースで約60億円の特別損失を見込む。

348荷主研究者:2009/08/11(火) 14:10:59

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/08/20090801t11029.htm
2009年08月01日土曜日 河北新報
天然ガススタンド 仙台市、きょうから営業

営業開始を前に、天然ガススタンドの設備を確認する従業員

 仙台市は若林区の市中央卸売市場に「天然ガススタンド」を設置し、1日に営業を始める。場内で使用される運搬車両への燃料供給が目的。天然ガススタンドは東北で6カ所目で、卸売市場では札幌市に続いて全国で2番目となる。

 青果棟近くのガソリンスタンドの脇に1基を新設した。市場の「仙台中央青果卸売協同組合」が運営する。

 市は市場内のフォークリフトや構内運搬車などのガソリン車を順次、天然ガス車に切り替える。480台のうち、本年度は120台を更新し、2013年度までに385台を替える見通しだ。

 天然ガス車はガソリン車より二酸化炭素の排出量が2〜3割少なく、一酸化炭素や窒素酸化物など有害ガスの排出も少ない。市はこれまで、バスやごみ収集車などへの導入を進めてきた。

 市経済局は「生鮮食料品の品質や従業員の健康など、排ガスによる悪影響が課題だった。天然ガス車の導入促進で、消費者により安心、安全な商品を提供する態勢を整えたい」と話している。

349荷主研究者:2009/08/11(火) 14:17:32

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/08/20090802t15025.htm
2009年08月02日日曜日 河北新報
野外音楽堂に音無し 5年間利用ゼロ 台原森林公園

長年利用されず、観客席の雑草が伸び放題の野外音楽堂

 仙台市青葉区の台原森林公園の野外音楽堂が、雑草が生い茂ったまま「見捨てられた」状態になっている。立ち見で最大2000人の観客を収容できる施設だが、過去5年の利用回数はゼロ。市民から忘れ去られたのか、年内の利用申し込みも1件もない状況だ。

 公園を管理する青葉区役所公園課によると、音楽堂は1980年、森林公園造成時に建設された。地形の傾斜を利用したすり鉢状の構造で、建設費は約2000万〜3000万円と最小限に抑えたという。当初は「自然の中で音楽を楽しむ環境の整備」(公園課)を狙った。

 音楽堂が全く使われていない状況について、青葉区公園課は「90年代ごろから利用が減ってきた。今では存在自体、市民にあまり知られていないようだ。予約が入れば、いつでも草を刈る準備はある」と説明する。

 音楽堂は、約140平方メートルのコンクリート造りのステージと、扇形に広がる観客席、照明設備を完備する。利用料は手ごろで午前9時から午後5時まで、午前は600円、午後は1000円を区役所窓口で支払えば、誰でも利用できる。

 しかし現在、照明設備は故障したまま放置され、観客席の芝生は雑草がひざに達するほど伸び放題、クモの巣が張り、バッタが跳びはねているありさまだ。「音楽を楽しむ環境」とは程遠い荒廃ぶりだ。

 台原森林公園は地下鉄旭ケ丘駅と台原駅に隣接。音楽堂は台原駅から徒歩約20分、公園内の南側にある。

 市内には勾当台公園(青葉区)にも音楽堂があり、台原森林公園とは対照的に、週末は予約がいっぱいという。

 青葉区公園課は「利用を促すには屋根を備えたり、観客席にイス席を設置したりするなど整備が必要。だが、今の財政状況では娯楽文化施設に予算が回りにくい」と、新たな投資には慎重な姿勢だ。

350荷主研究者:2009/08/11(火) 14:20:12

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2009/08/01 建設新聞
仙台駅西口名掛丁ジャン横丁跡地 東急不動産の「新規施設整備」計画 用地暫定利用として飲食系テナント中心

 大手不動産の東急不動産(東京都渋谷区道玄坂1丁目21の2)が、JR仙台駅西口からほど近いハピナ名掛丁商店街沿いに所有地の暫定利用として、低層飲食施設の整備を計画していることが飲食業者らの話でわかった。

 対象用地は、名掛丁アーケード街とさくらの百貨店仙台店とを結んでいた「小新堂通りジャンジャン横丁」の跡地で、仙台市青葉区中央1丁目772ほか地内。同社では、昨年初めごろまで、同地区一帯を対象にした大がかりな再開発構想の具体化を目指してきたと見られていたが、その後の経済環境の劇的な変化によって当面、この実現は困難と判断し、すでに確保した一部用地の暫定的利用を迫られたものと推測されている。

 今回の建設想定施設への誘致を計画関係者から受けた飲食企業によると、今のところ施設は2階建、延べ約1000㎡規模で、仙台駅からほど近い立地特性を活かし、飲食系テナントを中心に10コマ弱のテナント募集に入っていたという。現段階ではテナントの最終確定には至っていないものの、候補として餃子チェーンや牛舌料理店、ダイニングバー、中華料理店チェーンなどの導入が考えられているもようで、地元酒卸業者による施設運営プロモートも選択肢となっているようだ。

 経済状況とともに商業環境も大きく変化したことで、東北随一のアーケード街でもシャッターを下ろしたままの店舗跡が散見される中、暫定利用施設とはいえ、新規オープンの具体化を目指す飲食商業施設が中心部に誕生することは、市内中心部の賑わいを途絶えさせない意味で大きな期待が寄せられるところだ。

2009/08/01付1面に掲載。

351荷主研究者:2009/08/11(火) 14:21:24

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/08/20090804t13031.htm
2009年08月04日火曜日 河北新報
ベニーランド、駐車場移設へ 地下鉄東西線建設進む

埋め立てが進むベニーランド駐車場北側の傾斜地。来春には地下鉄工事用の道路と駐車場の代替地として整地化される

 仙台市の地下鉄東西線建設工事が同市太白区の八木山地区でも進められている。東西線のルート上にある太白区の八木山ベニーランド駐車場では、代替地確保のため北側傾斜地を埋め立てる工事に着手した。

 ベニーランドの駐車場(約1万3000平方メートル、600台分)は東西線のルート上にあり、都市計画道路「川内旗立線」も走る予定。建設工事に入ると駐車スペースが大幅に減ることから、ベニーランドは「営業面で打撃が大きい」と、市に代替地の確保や路線変更を求めていた。

 両者の交渉が昨年中にまとまり、現駐車場北側の傾斜地(約7300平方メートル)を埋め、工事用道路(3700平方メートル)と駐車スペース(3600平方メートル、約百数十台分)に充てることで合意した。市は昨年11月、新たに用地を買収し、周辺の雑木林を伐採。近く擁壁工事に入り、来春には整地を終える。

 来夏にはベニーランドの新たな駐車場となるほか、周辺に設ける工事用道路が将来、新たな市道となり、川内旗立線と結ばれる予定だ。

 近くの竜の口渓谷では、2015年度の東西線開業に向け、架橋工事が始まっている。来年度にはベニーランド駐車場側でも工事に入る。

 東西線推進事業課は「埋め立てる土地は、旗立線工事で買収する駐車場の代替地にもなる。迂回(うかい)する形で道路も設けるので、工事車両による影響も少なくできる」と説明する。

 川内旗立線は23年度以降の開通予定で、竜の口渓谷をまたいでベニーランド駐車場を貫き、動物公園内を通る。

 ベニーランドを経営するエイトリーの八木充幸社長(55)は「一連の工事で駐車場の形は変わるが、出入り口は当面変わらず、台数も十分確保できる。車の来場者に対して安全面での周知も徹底したい」と話す。

352荷主研究者:2009/08/11(火) 14:24:35
>仙台は総収入における入場料の割合が約4割と、Jリーグの36クラブで最も多い
広告収入等が少ないのかもしれないが・・・

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/08/20090804t12017.htm
2009年08月04日火曜日 河北新報
ベガルタ効果、年間41億円 民間シンクタンク調査

仙台の高い経済効果が報告された日本経済研究所の調査発表会=東京・JFAハウス

 サッカーJリーグ2部(J2)ベガルタ仙台が地域にもたらす年間の経済効果は41億円に上るとの調査結果を3日、民間のシンクタンク・日本経済研究所が発表した。雇用面のほか、税収効果も高い数値が出ており、仙台市、宮城県に対するベガルタの一定の貢献度が実証された。

 発表は東京・本郷のJFAハウスで行われた。調査はJリーグの委託を受け、仙台や1部(J1)の川崎、J2甲府など計6クラブを対象に実施。各クラブや自治体、スポンサーからのヒアリング、産業連関表の分析などから算出した。

 その結果、仙台の経済効果はJ1のG大阪と並ぶ最高額にランクされた。年間の雇用効果374人は全国最多。税収効果8000万円もG大阪(9000万円)に次ぐ数字だった。

 仙台の経済効果が高い理由として、(1)クラブに出資する宮城県や仙台市の手厚い支援(2)ホームタウン協議会、市民後援会など多数の支援組織(3)熱烈なサポーターの存在―などを挙げた。

 観客輸送による仙台市地下鉄の赤字軽減や、スタジアム周辺の商業施設での買い物などの相乗効果もあったとしている。

 一方で、クラブを取り巻く脆弱(ぜいじゃく)な経済基盤も指摘した。県内に地元オーナー企業が少なく、後発組のプロ野球東北楽天ゴールデンイーグルス、男子プロバスケットボールbjリーグの仙台89ERSとスポンサーを奪い合う現状を課題に挙げた。

 調査した小原爽子主任研究員は「仙台は総収入における入場料の割合が約4割と、Jリーグの36クラブで最も多い。特定のスポンサーという『点』ではなく、広い『面』で支えられている」と評価の理由を話した。

353荷主研究者:2009/08/11(火) 14:27:15
>>344
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/08/20090804t72015.htm
2009年08月04日火曜日 河北新報
関東シート新工場立地協定 トヨタ、東北拠点化前進

 トヨタ紡織(愛知県刈谷市)関連会社の関東シート製作所(岩手県北上市)が3日、宮城県、大衡村と新工場の立地協定を結んだ。新工場は2008年秋以降の世界同時不況の影響を受けて計画縮小を余儀なくされたものの、トヨタ自動車グループの「東北の生産拠点化」が一段と進むことになる。

 トヨタ紡織の豊田周平社長が大衡村の第2仙台北部中核工業団地の建設予定地を訪れたのは08年6月だったという。その数カ月後、未曾有の不況が世界を覆い、トヨタをはじめ自動車メーカーと部品メーカーの業績は大きく落ち込んだ。

 トヨタグループが設備投資を世界的に見直した影響は、宮城の新工場にも及んだ。トヨタ紡織の豊田周平社長は、この日の記者会見で「投資額は多少抑えさせてもらった」と明かした。一方で「宮城工場は東北の拠点。飛躍のチャンスととらえ、果敢に挑戦していく」と意欲も見せた。

 トヨタグループでは、車体生産のセントラル自動車と、車載用電池製造のパナソニックEVエナジー(静岡県湖西市)が宮城県での工場建設を計画通り進めている。

 だが、やはり宮城県への進出を計画するトヨタ自動車東北(宮城県大和町)、アイシン高丘(愛知県豊田市)の両社と、田村市に進出するデンソー(愛知県刈谷市)の計3社の新工場計画は延期されている。

 こうした中での関東シートの立地協定締結に村井嘉浩宮城県知事は「各社が投資を手控えていたので、来てくれるのかどうか不安だった。正直ほっとしている」と安堵(あんど)の表情を見せた。

 関東シートの新工場は当面、シートを主力に生産。将来的には生産部品の拡大も視野に入れており、「さらなる業績拡大が期待できる」(跡部昌洋大衡村長)。地元企業との取引を含め、大手部品メーカー進出に対する期待は大きい。

 関東シートの柴田和民社長は「現地調達は今後の検討すべき課題で、トヨタ紡織と相談しながら取り組みたい。雇用など地域経済の面でも貢献したい」と地元密着の経営を進める考えを示した。

354荷主研究者:2009/08/11(火) 14:31:02

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/08/20090806t13038.htm
2009年08月06日木曜日 河北新報
勾当台公園事故 現場交差点に車止め設置 仙台

交差点に新設された鉄製ポールの車止め

 仙台市青葉区本町3丁目の勾当台公園の交差点で5月、乗用車が歩道に突っ込み、3人がけがをした事故を受けて、東北地方整備局仙台河川国道事務所は現場の交差点に車止めを設置した。

 車が進入した交差点の南東角には、車道と歩道を仕切るコンクリートブロックを配置。直径約15センチ、高さ約60センチの固定式鉄製ポール2本も設置した。ほかの3カ所の角でも歩道を分離し、2〜7本のポールを取り付けた。

 仙台中央署の高橋利之交通課長は「県民の安全を守る具体的な対策を取ることができた。交通量が多くなる仙台七夕まつりに間に合って良かった」と話した。

355荷主研究者:2009/08/11(火) 14:32:11
>>332
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/08/20090806t13039.htm
2009年08月06日木曜日 河北新報
仙台駅西口バスプール拡張 実験効果に疑問の声

 仙台市のJR仙台駅西口バスプール拡張の可能性を探った7月の実証実験をめぐり、市などでつくる実行委員会は5日、市役所で意見交換会を開いた。車両規制で周辺に渋滞が発生したことから、実験の効果を疑問視する声が出た。

 交換会では、バスプールの混雑緩和のために設けたバスの待機スペースがあまり利用されなかったことが報告された。周辺の道路が渋滞してバス、タクシーの走行に影響が出ており、地元の商店街関係者は「効果が薄いなら別な方策を考えた方がいい」と指摘した。

 実験は駅前のバス乗降場の集約化を図ろうと7月4〜10日、南町通の駅前の約180メートルの区間について、一般車の通行を禁止し、バスとタクシーの専用エリアとした。

 市は実験期間中に行った交通量調査、バスやタクシーの運転手を対象にしたアンケートを踏まえて結果を検証し、年内に報告書をまとめる。

356荷主研究者:2009/08/12(水) 16:25:51

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/08/20090812t12007.htm
2009年08月12日水曜日 河北新報
空き室率16%に悪化 オフィスビル 仙台・7月末

 仙台市のオフィスビルの7月末の空き室率が前月末より0.21ポイント上昇し、16.0%となったことが、ビル仲介の三鬼商事仙台支店のまとめで分かった。前年9月から続いた上昇が6月に改善したが、再び悪化に転じた。

 5地区別でもすべてで前月より悪化した。最も上昇幅が大きかったのは泉区など周辺ビジネス地区で1.78ポイント悪化の19.66%。ほかは県庁・市役所周辺が12.69%、駅前地区が17.12%、一番町周辺は13.18%、駅東地区が21.59%で、0.08〜0.64ポイント悪化した。

 調査対象は、延べ床面積990平方メートル以上の賃貸オフィスビル358棟(新築8棟、既存350棟)。

 同支店は「中小規模のオフィス縮小の動きが続いたことや、新規供給に伴う解約予告などの影響があり、空き室の増加に歯止めがかからなかった」としている。

357荷主研究者:2009/08/12(水) 16:27:48

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/08/20090812t15015.htm
2009年08月12日水曜日 河北新報
「ゼップ仙台存続を」大学生ら街頭署名活動

ゼップ仙台の存続を求め、学生らが街頭で署名を集めた=仙台市青葉区一番町3丁目

 仙台市のJR仙台駅東口に隣接するライブホール「Zepp Sendai(ゼップ仙台)」の存続を求め、大学生らのグループが11日、市中心部のアーケード街で街頭署名活動を始めた。

 街頭に立ったのは宮城学院女子大の学生のほか、会社員など20〜30代の17人。存続を要望する署名を呼び掛けたところ、同日だけで約510人分が集まった。

 署名したアルバイト庄子彩さん(23)=青葉区=は「これほど大規模なライブホールは東北でほかにない。なくさないでほしい」と話した。

 街頭署名は16日まで続ける予定。グループが6月に始めたインターネットでの署名と合わせ、年内をめどにゼップ仙台の運営会社「ホールネットワーク(HAL)」(東京)に提出する。

 ゼップ仙台は1500人収容。HALと地権者のJR東日本との借地契約は来年7月までで、それ以降の契約更新は未定。JRは区画内に高層ビル建設を検討中で、長期の契約更新は難しい状況となっている。


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