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仙台・宮城・陸奥

290荷主研究者:2009/06/14(日) 17:20:09

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090515t12039.htm
2009年05月15日金曜日 河北新報
組織率全国一 みやぎ生協、出店攻勢 経営戦略を探る

6月にオープンする市名坂店。共同購入をPRする広告塔的な役割も担う

 みやぎ生協が2007年から今年にかけて出店攻勢をかけている。6月には大手スーパーが激戦を繰り広げる仙台市泉区に県内48店舗目、市内では33店舗目となる市名坂店を開店させる。全国の都道府県生協の中で、全世帯に占める会員の割合(組織率)が67.0%と全国一を誇るみやぎ生協の経営戦略を探った。

 みやぎ生協は07年7月のアイトピア店(石巻市)を皮切りに、11月に利府店(利府町)、08年は新寺店(仙台市若林区)など3店舗を次々と開店させた。

 市名坂店は市地下鉄泉中央駅に近く、イトーヨーカドーや西友などの大型店がしのぎを削る激戦地に立地する。売り場面積は約1000平方メートルの小型店だが、「大型店には車で行く人が多い。徒歩で立ち寄れる手ごろな店がないため、逆にビジネスチャンスがある」と小川静治理事は説明する。

 競争激化が進む食品小売業界で生き残るには、スクラップ・アンド・ビルドを繰り返しながら出店を続ける必要がある。

 「コープ商品を通じ、食品の安全安心を広げていくことがわれわれの使命。出店を止めるとリスクは減るが、中長期的には体力が衰えてしまう」と小川理事は言う。

 共同購入(個別宅配も含む)事業が経営の柱の一つである同生協にとって、店舗は共同購入に関心を持ってもらうための広告塔的な役割も担う。

 共同購入のメンバーはこの5年間で15万3200人から16万4000人(09年3月末)に増加。組織率は59.4%から7.6ポイント増、売上高も236億4500万円から256億7800万円にアップした。

 女性の社会進出やライフスタイルの変化で宅配事業は今後も伸びる可能性がある。3年前から宅配を利用する青葉区の30代主婦は「小さな子どもが2人いて買い物に行くのは大変。生協には安心感がある」と話す。共働きの太白区の40代女性会社員も「アレルギー表示がしっかりしているところがいい」と言う。

 業績を伸ばす同生協だが、昨年の中国製ギョーザ中毒事件の影響は小さくなかった。県内でもギョーザを食べて体調を崩した会員がおり、会員の加入促進活動を3カ月間自粛せざるを得ず、各店舗の売り上げも落ちた。

 小川理事は「事件を教訓に、お客さまからのクレームに対する事例研究会を毎月開き、対応が適切だったかどうかを検討している。食品の安全安心を追求しながら、業績アップを図りたい」と意気込む。

<みやぎ生協>1982年、県学校生協と県民生協が合併する形で設立。本部は仙台市泉区八乙女中央4丁目。09年3月期の売上高は1029億9000万円、会員は60万2920世帯。


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