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仙台・宮城・陸奥
302
:
荷主研究者
:2009/06/28(日) 21:26:05
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090529t12015.htm
2009年05月29日金曜日 河北新報
宮城工場7月完成 EVエナジー林社長見通し
講演する林社長
トヨタ自動車とパナソニックが共同出資するパナソニックEVエナジー(静岡県)の林芳郎社長が28日、仙台市青葉区の仙台エクセルホテル東急で講演し、宮城県大和町に建設を進めるハイブリッド車用ニッケル水素電池の量産工場について、7月に完成するとの見通しを示した。トヨタの環境対応車(エコカー)人気の効果の大きさを強調し、受注拡大への期待感を示した。
宮城工場は完成後の8月から、一部設備の搬入を開始する見通し。秋には、静岡県の工場で研修している宮城県内採用の従業員約190人と本社の従業員が宮城工場に入り、年内か来年早々に操業できるよう準備を進める。
林社長は講演で、トヨタが今月18日に発売したハイブリッド車、新型プリウスの受注が好調なことを受けて、今年の売り上げが大幅に伸びるとの見方を示した。「トヨタの販売計画に対応できるように量産計画を立てている」と話した。
宮城工場の位置付けについては、トヨタグループが進める東北の生産拠点化に向けた電池供給拠点とするとともに、「将来的には、海外への供給基地にできるのではないか」との展望を明らかにした。
林社長は、宮城県内の自動車関連企業でつくる「みやぎ自動車産業振興協議会」の定期総会後に講演した。総会には会員ら約150人が出席し、宮城県単独の展示商談会を複数回開催するなどの本年度事業計画を承認した。
出席した村井嘉浩宮城県知事は「世界不況の影響で先行きは不透明だが、新しい局面に備えて、人材育成など拠点化に向けた土台をつくることが大切」とあいさつした。
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