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仙台・宮城・陸奥

1とはずがたり:2008/06/05(木) 12:05:28
地区別スレ,遂に仙台も登場。陸奥とは勿論多賀城を首府とする明治以前の陸奥だ♪
本来はにぬけんが立てるべきだが何時迄俟っても立てやがらないので俺がたつヽ(`Д´)ノ

1006荷主研究者:2011/01/16(日) 16:30:13

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110105t12013.htm
2011年01月05日水曜日 河北新報
仙台・一番町にライブホール 市が助成、4月開設

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20110104029jd.jpg
7階にライブホールの開設が決まったTICビル

 仙台市は4日、青葉区一番町4丁目の商業ビル「TICビル」に約700人収容のライブホールの開設が決まり、「広域集客型産業立地促進助成金」の交付対象に内定したと明らかにした。ホールの利用開始は4月の予定で、ビルを所有する東一センタービル(仙台市)とイベント企画会社のジー・アイ・ピー(同)による共同出資会社が運営する。

 仙台市やビル関係者によると、施設名は「ライブホールRENSA(レンサ)」で、運営会社名も「レンサ」。2009年12月のビル誕生前にあった飲食店街「東一連鎖街」にちなんだ。

 地上8階のビルの7階(約730平方メートル)に入る。天井までの高さは約6.5メートルと、開放感を持たせる。収容人員は立ち見約700人で、着席の場合は約270人。東北のライブホールとしてはJR仙台駅東口の「Zepp Sendai(ゼップ仙台)」(1、2階合わせて立ち見約1500人)に次ぐ規模になるという。

 コンサートのほか講演会や映画の上映会、文化行事などにも貸し出す方向で検討している。音響や照明設備設置などの投資額は未定。

 市の「広域集客型産業立地促進助成金」は、賃料や設備などにかかる固定資産税相当額を5年間にわたって交付する。市は「広範囲からの集客や商店街への波及効果が期待できる」と判断し、助成対象とした。

 市産業振興課は「コンサートがある夜間だけでなく日中の集客も重要。施設運営会社や地元商店街と一緒に活用策を検討したい」と話している。

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110107t12008.htm
2011年01月07日金曜日 河北新報
仙台・一番町にライブホール 「レンサ」が今月末に着工

 仙台市青葉区一番町4丁目の商業ビル「TICビル」に4月開設が決まった新ライブホールの運営会社、レンサ(仙台市)は6日、仙台市に立地表明書を提出した。4月1日のオープンを目指し、今月末に着工する。

 市役所で同日、立地を正式表明した同社の笹木みえ子社長は「仙台市と地元商店街のにぎわい創出に寄与できればうれしい」と語った。奥山恵美子市長は「新しい元気のもとが生まれる」と歓迎の意向を示した。

 ホール名は「RENSA(レンサ)」。収容は立ち見700人、着席の場合は270人。コンサートのほか、映画上映や落語などの古典芸能、講演会などに利用できる多目的ホールになる。幅広い集客が見込める施設立地を支援する市の広域集客型産業立地促進助成金を受けることが正式に決まった。

 レンサによると、首都圏では近年、人気アーティストのコンサートチケット入手の競争率が高く、仙台などに流れる動きが強まっている。馬渕喜彰取締役は「コンサート来場者の食事や宿泊などの需要もあり、周辺への波及効果がかなり期待できる」と話した。

1007荷主研究者:2011/01/16(日) 16:31:23
>>958
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110106t12002.htm
2011年01月06日木曜日 河北新報
仙台工場を再稼働 多機能携帯需要増で 金沢村田

再稼働した金沢村田製作所仙台工場で作業に当たる従業員=仙台市泉区の泉パークタウン工業流通団地

 電子部品製造大手の村田製作所(京都府)は5日、一時閉鎖していた子会社、金沢村田製作所の仙台工場(仙台市泉区)を1年9カ月ぶりに再稼働させた。設備点検などに続いて6日以降、多機能携帯電話(スマートフォン)などに使われる高周波表面波フィルターの量産を始める。

 金沢村田の金沢事業所(石川県)に異動していた社員約160人のうち約100人は、1日までに仙台工場勤務に戻り、5日に設備点検と装置清掃などを行った。

 本格的な部品生産は6日からとなり、3交代24時間態勢で作業に当たるという。

 金沢事業所に移ったままの残り約60人についても、研修を重ねるなどして秋ごろまでに大半が仙台工場勤務となる。

 小沢浩二工場長は「品質や価格競争力で顧客の期待に応えていく」と語った。2009年4月の採用とほぼ同時に金沢事業所に異動した製造課の白鳥恵美さん(20)は「閉鎖の際は不安だったが、新しい気持ちで頑張りたい」と話していた。

 村田製作所は09年4月1日、世界的な不況などを理由に仙台工場を一時閉鎖し、2年後の再稼働を目指していた。スマートフォンの需要拡大を受け、全社的に生産能力を上げるため再稼働時期を前倒しした。仙台工場は将来のグループ中核工場と位置付けられている。

1008荷主研究者:2011/01/16(日) 16:32:30

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2011/01/06 建設新聞
HOTEL RICHFIELD SERVICE
青葉区大町・笹生の里跡地の高度活用 自走式駐車場建設 安藤建設で4月着工

 阿部蒲鉾店の関連会社で、ホテルリッチフィールド仙台などの運営を行っているHOTEL RICHFIELD SERVICE(仙台市青葉区中央2丁目3の18 阿部賀寿男社長)は、仙台市青葉区大町の旧阿部蒲鉾本店笹生の里跡地の現時間貸駐車場用地に「大町1丁目自走式駐車場」(仮称)の建設を計画しており、安藤建設の設計・施工で4月下旬の着工、10月下旬の完成をそれぞれ予定している。

 対象用地は、仙台市青葉区大町1丁目2の10ほか地内の敷地面積1620・47㎡で、晩翠草堂やユネスコ会館の北側隣接地。現在、駐車場専門業者に外部委託して行っている駐車場運営が好調なことから、土地の高度活用を図る観点でS4F延べ5259・52㎡規模の自走式立体駐車場施設を新たに設け、収容台数の拡大を図るもの。建設後の収容台数は219台になる見通し。

 一番町や中央通アーケード街から近く、ビジネス街の一角にも位置することから、相当のニーズが見込めそうだ。

2011/01/06付1面に掲載

1009荷主研究者:2011/01/16(日) 16:33:39

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110107t12022.htm
2011年01月07日金曜日 河北新報
仙台のオフィスビル、空き室率19.4% 12月

 仙台市のオフィスビルの2010年12月末時点の平均空き室率は19.41%で、前年同月比で1ポイント上昇したことが、ビル仲介の三鬼商事仙台支店のまとめで分かった。年末時点で空き室率が前年より悪化するのは4年連続。ただ、上昇幅は過去最悪だった09年の5.67ポイントより大幅に縮小した。

 昨年の各月の空き室率のピークは4月末で20.63%。1989年の調査開始以来、初めて20%台に乗った。10月末までは20%台で推移したが、11月末には20%を切った。12月末は前月比0.24ポイント低下し、3カ月連続で改善している。

 同支店は「新規の供給が止まり、景気低迷に伴うオフィスの撤退、縮小も落ち着いた。拡張や新規進出の動きが出てきている」と分析している。

 10年に仙台市中心部に完成した新築ビルは2棟で、延べ床面積の合計は約12万7000平方メートル。棟数は前年の8棟から減少したものの、延べ床面積は大型物件の仙台トラストタワーがあったため約2万平方メートル増加した。

 11年に完成予定の新築オフィスビルは3棟で、自社使用が大半を占める見込み。同支店は「新年度に向けオフィスを確保する動きも始まっている」として、持ち直し基調が続くとみる。

 12月末の新築ビル空き室率は58.27%で、前月より4.86ポイント改善。既存ビルは18.16%で0.1ポイント改善した。

 五つに分けた地区別では、募集面積を残す既存ビルがある仙台駅東地区が25.90%で最大。前月より0.47ポイント悪化した。泉区など周辺オフィス地区が0.06ポイント上昇の20.55%で続いた。

 調査対象は延べ床面積990平方メートル以上の賃貸オフィスビル362棟。

1010荷主研究者:2011/01/16(日) 16:34:30

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110106t12011.htm
2011年01月06日木曜日 河北新報
宮城新本社工場 きょう稼働 セントラル自動車

 セントラル自動車は6日、宮城県大衡村の新本社工場を稼働させる。車体部品の製造からスタートし、10日すぎに1号車が完成する見込み。1993年操業で同じトヨタ自動車グループの関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)に続いて、東北2カ所目の完成車製造拠点が動きだす。

 新本社工場の生産能力は年間12万台。関自工岩手と合わせると、部品メーカーの進出が加速するとされる50万台規模に拡大し、東北の自動車産業集積がさらに進む可能性がある。新本社工場で量産を始めるのは輸出車「ヤリスセダン」(日本名ベルタ)。昨年12月17日に相模原市にある現工場での生産を終え、生産設備の移設を進めていた。

 6日は車体のプレス部品製造から着手し、車体溶接、塗装、組み立ての各工程に移る。生産設備の移設から稼働まで短期間だったこともあり、当面は品質の維持に努めながら、徐々に生産スピードを上げる。

 相模原工場では3月末に「カローラアクシオ」の生産も終了、4月中に新工場に生産機能を全面移管する。セントラルは新工場の初年度の生産台数を8万台強と見込む。大衡村への本社登記の移転は、相模原工場の清算作業を終えるなどした6月以降になる見通し。

1011荷主研究者:2011/01/17(月) 22:57:06

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110107t72011.htm
2011年01月07日金曜日 河北新報
トヨタ輸出用小型車生産 初年度は8万台強 セントラル自

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20110106028jd.jpg
稼働したセントラルの新本社工場。駐車場は通勤車両でいっぱいになり、従業員は真新しい工場に向かった=6日午前7時20分ごろ、宮城県大衡村

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20110107_a01zu.jpg

 セントラル自動車は6日、宮城県大衡村の新本社工場を稼働させ、トヨタの輸出用小型車「ヤリスセダン」(日本名ベルタ)の生産を開始した。東北の完成車製造拠点は、同じトヨタ自動車グループの関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)に続いて2カ所目。トヨタが掲げる「小型車の生産拠点」化に向けて、東北の自動車産業は新たな段階に移行する。

 トヨタはセントラルの宮城県移転を機に、東北を中部、北部九州に次ぐ「国内第3の生産拠点」と位置付けた。セントラルと関自工岩手の両工場は当面、年間の生産能力である50万台規模の生産実現を目指す。

 セントラルでの作業は車体部品の製造から着手。車体溶接、塗装、組み立ての各工程に移る。品質保持を最優先するため、ラインを1日10台未満のゆっくりしたペースで動かし、徐々に速度を上げる。宮城県で製造された「1号車」は12日に完成する予定。

 初出荷は18日で、約50台を仙台港から中部地方に海上輸送する。製造ペースは今月中に1日250台に引き上げる。

 新本社工場ではこの日午前10時、従業員と関連企業の応援要員を合わせ約1000人が総決起集会を開催。職場ごとに代表者が決意を述べた。

 工場長を兼務する白井安良副社長は「やっと稼働まで来た。地域に根差した企業を目指し、世界のお客さまに宮城で製造した車を届けたい」と意気込みを語った。

 新本社工場の生産能力は年12万台。トヨタグループの最新工場として、ライン全長を大幅に短縮して小型化を図った塗装装置など、先進的な技術を世界に先駆けて導入した。初年度の生産を8万台強と見込む。

 拠点だった相模原市の工場の生産は3月末で終え、4月中に生産機能を新本社工場に全面的に移す。大衡村への本社登記の移転は6月以降になる見通し。

 セントラルは2月16日、地元自治体関係者やトヨタ首脳を招いた開所式を開き、生産設備などを披露する。

 同社は相模原工場の老朽化に伴い、2007年に大衡村への移転を正式表明した。新本社工場の延べ床面積は約12万平方メートル。従業員約1500人のうち、既に異動した約750人を含む約1350人が新工場に移る見込み。

1012荷主研究者:2011/01/17(月) 22:57:53
>>1011 続き

◎強力な参入支援必須

 【解説】セントラル自動車の新本社工場稼働により、関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)と合わせて、東北の完成車製造は2拠点体制の時代を迎えた。ただ、地元企業の参入例はまだ少ないのが現状。産学官による参入支援の強化など、今後の取り組みこそが重要になる。

 トヨタ自動車は東北を「国内第3の生産拠点」と位置付け、小型車生産を集約する計画を打ち出す。将来的には中部で製造している基幹部品も移管する考えで、東北は部品供給基地としても期待されている。

 セントラル稼働で、東北の自動車関連の取引規模は一層の拡大が見込まれる。トヨタは東北での部品調達率を8割に引き上げる意向も示す。地元企業にとって新規参入の間口は広がる公算が大きい。

 ただ、求められるコストと品質の水準は高い。自動車メーカー各社は海外への生産移管を加速させており、地元企業は世界レベルの技術力を持つことが不可欠な環境に置かれている。

 東北の6県はこれまでも人材育成などで連携してきたものの、具体的な成果はまだ乏しい。県境を越えた施策の展開や大学の研究シーズ(種)を地域企業に活用してもらう試みも、緒に就いたばかりだ。

 製造業がグローバル競争の波にもまれる中、国内に新たな生産拠点をつくるチャレンジが東北で始まった意義をかみしめたい。「東北は国内のものづくりを守る最後の決戦地」(トヨタグループ企業幹部)との見方もある。地域一丸で参入の高いハードルを乗り越えられるかどうか。それは国内製造業の未来を切り開く作業にもなる。(報道部・斎藤秀之)

<地域挙げて応援/村井嘉浩宮城県知事の話>
 これから宮城発、東北発の自動車が国内外に出て行く。自動車産業は裾野が広く、雇用効果も大きい。地域が元気を取り戻すきっかけにするため、県として引き続き、地元企業の技術力向上や人材育成の支援に取り組む。地域を挙げて応援する。

<産業集積へ前進/豊国浩治東北経済産業局長の話>
 東北の自動車産業集積に向けた新たな一歩。企業の海外移転が進む中での稼働は国内的にも大きな意義がある。まずは(産学官一体で)東北での年間50万台の生産体制を確実にしたい。国も関連企業の誘致と地元企業の参入拡大を後押しする。

1013荷主研究者:2011/01/17(月) 22:59:32

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110107t13015.htm
2011年01月07日金曜日 河北新報
黒川郡4町村が新住民争奪戦 セントラル自新本社工場稼働

「分譲中」の旗がたなびく住宅団地「ときわ台」=大衡村

 セントラル自動車の新本社工場が6日、宮城県大衡村で稼働した。拠点だった相模原市から異動した従業員は現在、約750人で、4月には約1350人に倍増する。地元黒川郡の大和、大郷、富谷の3町と大衡村は「人口増、経済活性化につながる」と期待。これまで打ち出した定住策を強化するなどして新住民の争奪戦を繰り広げる。

 同社によると、昨年10月末現在、県内で一戸建てなど不動産を購入した従業員は215人。富谷町が58人、仙台市と大和町が各56人で、3市町で8割を占める。賃貸契約を結んだ338人では、大和町の120人が最多で、仙台市92人、富谷町77人、大崎市22人と続く。

 こうした状況を踏まえ、居住が進んでいない大衡村は、子育て支援策の充実を懸命にアピールする。目玉は4月からの18歳以下の医療費無料化。幼稚園と保育所を一体化させた認定こども園の来年4月開園もセールスポイントだ。

 マイホームを新築すれば最大130万円助成する制度も設け、県住宅供給公社が分譲を開始した住宅団地「ときわ台」などに呼び込む方針。村は「商業施設は少ないが、永住地の選択肢に入るはずだ」と自信を見せる。

 大郷町も宅地分譲で対抗する。昨年、町有地を20戸分の住宅地として整地した。このうち大松沢地区は1平方メートル当たり2400円で販売を開始しており、町は「新工場まで車で10分強で着く」と売り込む。

 大和町は行政サービスの向上をPRする。昨年5月に、転入転出や小中学校の転校など行政手続きを1カ所で行える総合窓口を設置した。町は「町内にはスーパーや病院などの施設も整う。役場にも親しみを持ってほしい」と話す。

 富谷町は住環境や教育施設の紹介する冊子を新住民向けに作った。担当者は「仙台に近い利便性を前面に、住みやすさを訴えたい」と説明する。

1014荷主研究者:2011/01/17(月) 23:01:12

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110107t12019.htm
2011年01月07日金曜日 河北新報
東北各界「産学連携さらに」 セントラル自新工場稼働

 セントラル自動車が6日、宮城県大衡村で稼働させた新本社工場について、東北の各界からは「地域、産業の活性化につながる」と歓迎の声が上がった。さらなる集積に向けて、地元企業の参入促進や産学連携の強化を求める指摘もあった。

 「世界に向けた車の生産がついに始まった。感無量だ」と言うのは新本社工場が立地する大衡村の跡部昌洋村長。「東北全体の飛躍につながると確信している」と期待した。

 東北の完成車製造能力は関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)と合わせて50万台規模となった。

 東北6県の産学官でつくる、とうほく自動車産業集積連携会議代表幹事の達増拓也岩手県知事は「産学官連携を進め、世界に誇れる自動車産業の集積地を目指す」と意欲を示す。

 福島県では5月、カーエアコン製造のデンソー東日本(田村市)も操業する。佐藤雄平知事は「セントラルの波及効果が県内の自動車産業の活性化につながることを期待したい」と話す。

 販売店側も「東北製」の乗用車生産に期待する。山形トヨタ自動車(山形市)の鈴木吉徳社長は「新拠点ができたことでトヨタへの愛着が深まる。販売増につながってほしい」と望んだ。

 セントラル立地などを契機にした自動車関連産業の集積は、東北の製造業を大きく変える転機にもなる。

 東北経済連合会の高橋宏明会長は「高付加価値のものづくりに転換するチャンス」と指摘。「コストや品質などの高い要求に応えられるよう、地元の産学が努力しなければならない」と説く。

 みやぎ工業会の川田正興会長は「地元企業が自動車関連産業に参入し、産業の裾野が広がることが大切だ。国内のものづくりが置かれた状況は厳しいが、集積が拡大するように支援していく」と話した。

◎セントラル自動車新本社工場稼働までの動き
2007年10月 第2仙台北部中核工業団地への移転を表明
  08年 2月 宮城県、大衡村と工場立地協定を締結
      7月 トヨタ自動車がセントラルの完全子会社化を決定
     11月 新本社工場用地44ヘクタールを取得
     12月 新本社工場着工
  09年12月 新本社工場建屋完成
         生産技術部門を若柳工場に集約
  10年 3月 トヨタがセントラル新本社工場隣接地44ヘクタールを取得
         仙台北部道路と東北自動車道が接続
     11月 仙台港でモータープールの拡張工事完成
     12月 相模原工場でヤリスセダンの生産終了
         東北道大衡インターチェンジ開通
  11年 1月 新本社工場で車両生産開始

1015荷主研究者:2011/01/17(月) 23:04:31

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110107t12009.htm
2011年01月07日金曜日 河北新報
大衡村にガラス工場 ビューテックがセントラル自に納入

 自動車用ガラス加工のビューテック(愛知県豊田市)が、第2仙台北部中核工業団地(宮城県大衡村)に工場を新設することが6日分かった。今年秋の操業開始を目指す。団地内に新本社工場を稼働させたセントラル自動車に製品を納入する。

 セントラル自動車に隣接する宮城県土地開発公社所有の用地約1ヘクタールを、本年度中に取得する方向で最終調整している。今月下旬、県、大衡村と立地協定を結び、今春にも着工する見通し。

 新工場では、自動車用窓ガラスに、ゴムやプラスチックなどの部品を取り付ける作業を行う。納入先に近く、物流コストを抑えられるメリットがある。

 東北では、岩手県金ケ崎町の岩手中部工業団地内に営業所を持ち、関東自動車工業岩手工場に製品を納入している。

 ビューテックは1965年設立。資本金は52億8900万円。従業員4300人。業務はガラス加工、物流、樹脂成型品の製造など。グループ全体の売上高は09年12月期、968億円。

1016荷主研究者:2011/01/17(月) 23:05:37

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110108t12016.htm
2011年01月08日土曜日 河北新報
セントラル自にシート初出荷へ トヨタ紡織東北・宮城工場

 トヨタ自動車グループの内装部品製造、トヨタ紡織東北(北上市)は、宮城県大衡村で稼働させた宮城工場で製造するシートを10日にも、隣接するセントラル自動車新本社工場に初出荷する。

 宮城工場は6日に生産を始めた。現在の従業員は47人。トヨタ紡織グループの最新工場で、空調に地中熱を利用するなどした。敷地面積は約5万平方メートル、建屋の延べ床面積は約1万3000平方メートル。建屋は昨年8月に完成し、生産準備を進めていた。

1017荷主研究者:2011/01/17(月) 23:07:19

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2011/01/07 建設新聞
ヨドバシカメラがスカイビルを取得
仙台駅東口・仮店舗整備に一歩前進 関連会社が仮登記、増改築の準備進む

 JR仙台駅東口のヨドバシカメラマルチメディア仙台店の増改築計画の検討を行っているヨドバシカメラ(東京都新宿区北新宿3丁目20の1)は、増改築着手への前提になると見られていた仮店舗設置において、注目されていた仙台市宮城野区榴岡1丁目の「駅東スカイビル」に対し、昨年12月初め、関連会社のヨドバシ開発を通じて条件付所有権移転の仮登記を行った。今後、売買条件が整った段階で正式に所有権化し、すでにこれ以前に取得している仙台店向かいの榴岡1丁目2番街区内の仙台市農協会館跡地と合わせた仮店舗整備の実現に向け、一歩前進するものと見られる。

 現段階ではヨドバシ側から店舗増改築計画に関する発表は行われていないが、概ねの方向性としては、現店舗東向かいに位置する旧農協会館跡地を中心に仮店舗を建設し機能をいったん移転した後に、現店舗のほとんどを併設の立体駐車場を含め解体し、新店舗を建設する案が有力視されている。旧農協会館跡地がある1丁目2番街区とスカイビルがある1丁目8番街区とは公道で東西に遮られているが、ヨドバシ側ではかねてから公道の付替の可能性も含めた検討を行っていると想定する向きもあり、仮店舗といえども「新店舗オープン後は、この仮店舗を他社に賃貸する事が可能となるくらいの施設スペックを想定しているのでは」(地元事情に詳しい不動産業者)と見られている。

 駅東スカイビルは昨秋、仙台地方裁判所の不動産競売で横浜市に本社を置く不動産業者が落札、競売対象となっていたのは榴岡1丁目8の2ほか地内の宅地2655・99㎡(一部売却外物件あり)、および付随する建物(共同住宅・店舗・事務所 SRC・B1/14F延べ1万3285㎡)で、建物1階部分ではスーパーのSEIYU仙台東口店が現在も営業中。

 ヨドバシカメラの店舗増改築に関しては、これまで市をはじめとした行政側と仙台商工会議所などが連携して劇団四季の専用劇場を併設する動きも見せていたが、地元商工会関係者によると、「非公式的に市側との協議で同地への専用劇場としての進出は困難な趣旨が伝わっている」という話も出ており、仮に本当であれば店舗建替の際の集客装置として新たな仕掛けが必要となってくる可能性もある。また、店舗の改築時期についても、ヨドバシ側では当初、昨年11月にオープンしたマルチメディア京都に続く整備計画として位置づけていたもようだが、着手時期については「やや後位に位置づけられたのでは」と見る建設関係者もいて、なお流動的な状況だ。

 ※写真1=駅東スカイビル(左)と取得済みの平面駐車場(右)。 写真2=仙台駅東口から見た旧農協会館跡地。右手奥がスカイビル。写真3=現在の「ヨドバシカメラマルチメディア仙台」店舗。

 JR仙台駅東口では、駅に隣接するライブホールZEPP Sendaiと商業施設E−GATEのJRとの土地賃貸借契約が切れる2012年夏以降に、JRが新たに30階建前後の超高層ビルを建設し、劇場機能や商業施設、ホテルメトロポリタンやホテルメッツブランドを候補にしたホテル機能、オフィステナントスペース、商業施設などを入れる計画も浮上している。一時、昨今の経済状況から見てビルの超高層化を断念したのではないかとも見られていたが、ここにきて超高層施設建設の前提条件となる仙台市「杜の都」景観計画における都心ビジネスゾーン(D−4地区)における高さ制限地上80㍍以下の緩和(制限撤廃)に向け「市当局とコンタクトを開始したらしい」(先の不動産業者)との話も出ており、今後の動向が注目されるところ。

 JRではこのビル建設に合わせて駅西口中央改札口と対を成す「東口中央改札口」と新たな駅東西自由通路を設ける計画も持っており、今後、東口南北の両プロジェクトの動きとも絡まりながら、青葉区一番町の森トラストによる仙台トラストシティの昨年夏の完成後の仙台市中心部の民間開発計画をリードしていきそうな気配だ。

2011/01/07付1面に掲載

1018荷主研究者:2011/01/17(月) 23:11:11
>>828 >>924
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110108t11019.htm
2011年01月08日土曜日 河北新報
大島架橋「実施は妥当」 宮城県行政評価委部会が答申

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大島架橋の予定地。気仙沼市鶴ケ浦地区(手前)と、緑に覆われる大島の磯草地区を結ぶ長さ355メートルのアーチ橋が架かる

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/oosima_01k.jpg

 宮城県行政評価委員会の大規模事業評価部会(部会長・増田聡東北大大学院教授)は7日、県が2018年度の完成を目指す気仙沼市の大島架橋と、登米市に15年度新設予定の総合産業高の両事業について、「実施は妥当」とする報告書を村井嘉浩知事に答申した。

 実施の際の留意事項として、大島架橋に関しては「宮城県沖地震に備えた耐震化」「景観形成への調和」など3点を指摘。産業総合高は、校舎とグラウンドの間を市道が通ることに伴う安全対策など3点を求めた。

 村井知事は「いずれも重要度が高い事業。架橋も学校も、部会の意見を吟味して県民に喜んでもらえるような施設にしたい」と述べた。

 県は関連事業費の一部を2011年度当初予算案に盛り込む方針。大島架橋は離島の大島と本土を結ぶ3キロで、総事業費約140億円。18年度末の利用開始を目指す。

 総合産業高は上沼、米山、米谷工の3校と登米・商業科を統合して新設する。総事業費は約43億円。

 同部会は、全体事業費が30億円以上の施設整備事業と100億円以上の公共事業を対象に、知事の諮問に基づき、大学教授ら有識者が妥当性を審議する。

◎44年「待ち焦がれた」 地元気仙沼、喜びひとしお

 気仙沼市の大島架橋事業について県行政評価委員会の大規模事業評価部会が7日、「実施は妥当」と答申したことで、地元の長年の悲願が実現へ動きだすことになった。建設構想が県、市の政策課題となって44年目。地元関係者の喜びもひとしおだ。

 村井知事は答申を受けた後、「観光の柱になると期待している。島民には命の橋であり、災害時でも利用できるようにしないといけない」と決意を示した。

 気仙沼大島架橋促進期成同盟会の会長でもある菅原茂市長は「待ち望んだ答申が出され感謝したい。架橋完成後の部会の指摘事項については、積極的に取り組みたい」との談話を出し、地域一体となった事業への協力姿勢を示した。

 答申では、完成後の生活環境の変化、自然環境への影響など留意点が指摘され、クリアすべき課題は少なくない。

 気仙沼市は昨年8月、住民や関係者による「気仙沼大島振興推進会議」を発足させた。交通対策や防犯、産業開発などの課題解消や地域振興の検討を進めている。架橋のメリットを生かした地域づくりと活性化策を、今から考えておこうという意識は市民の間に徐々に浸透している。

 架橋実現に力を注いできた大島地区振興協議会顧問の水上忠夫さん(78)は「この日を待ちこがれていた」と喜んだ上で、「これからが出発点。島内の融和を図りながら、架橋を最大限に生かした大島振興を進める必要がある」と力を込めた。

1019荷主研究者:2011/01/25(火) 23:04:02

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110112t13033.htm
2011年01月12日水曜日 河北新報
宮城県人口、05年比1万人超減少 10年国勢調査

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20110112-a1.jpg

 宮城県は11日、2010年国勢調査の速報値を発表した。10月1日現在の県人口は234万7784人で、前回05年の調査に比べ1万2434人減少した。人口減は初めて減少に転じた前回調査に続き2回目。減少幅は0.53%で、前回より0.31ポイント拡大した。仙台都市圏で伸びを示す一方、県北部を中心に減少が加速した。

 県人口は1920年の第1回から2000年の調査まで一貫して増加してきた。236万5320人となったピークの2000年と比べると、1万7536人下回った。

 市部は192万2483人で6616人(0.34%)減少した。このうち仙台市は104万5902人で2万804人(2.03%)増えた。町村部は42万5301人で5818人(1.35%)減った。

 減少の主な要因は、少子高齢化により死亡数が出生数を上回る自然減が進んだため。特に栗原、登米、気仙沼・本吉の各広域圏はいずれも前回比約6%の大幅減だった。

 国立社会保障・人口問題研究所は05年調査に基づき、10年の県人口を233万4000人と推計した。速報値は推計を約1万3000人上回り、減少幅は予測より小幅にとどまった。県は「県外からの転入など社会的要因による人口増が一定程度あり、自然減のスピードが抑制されたのではないか」と分析している。

 世帯数は90万1158世帯で、前回より3万5958世帯(4.16%)増。1世帯当たりの人数は2.61人で、前回の2.73人を下回った。

1020荷主研究者:2011/01/25(火) 23:06:18

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110112t13031.htm
2011年01月12日水曜日 河北新報
仙台圏人口2万6000人増 10年国勢調査

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20110112-m2.jpg

 宮城県が11日発表した2010年国勢調査の速報で、県内35市町村の約8割に当たる27市町村で人口が減少した。県北を中心に人口減が進む一方、仙台都市圏では約2万6000人増加。「仙台圏」への人口集積が一段と進んだ。

<圏域別>
 県内七つの広域圏で唯一、仙台都市圏(仙台市など14市町)だけが1.82%増えた。人口は2万6595人増の148万9874人となり、県人口の63.46%を占めた。前回より1.46ポイント増え、集中度が増した。

 ほかの六つの広域圏は軒並み減少した。減少率は、栗原6.62%(栗原市1市)、登米6.00%(登米市1市)、気仙沼・本吉5.86%(気仙沼市、南三陸町)と県北で高かった。仙南は3.90%(白石市など9市町)、大崎3.49%(大崎市など5市町)、石巻3.44%(石巻市など3市町)だった。

<市町村別>
 前回に比べ8市町で人口が増えた。増加率が最も高い富谷町の人口は4万7045人で、岩沼市や東松島市を上回り、県内10位となった。

 減少率は七ケ宿町が最も高い9.51%。次いで丸森町7.65%、松島町6.82%の順。

 仙台市の人口は104万5902人で、県全体に占める割合は1.12ポイント増の44.55%。市内5区では、宮城野区(4.27%増)と青葉区(3.64%増)の増加が目立った。太白区は0.78%の減少に転じた。

<世帯数>
 前回比で4.16%増の90万1158世帯。核家族化の進展を反映し、1920年の調査開始以来、増え続けている。

 1世帯当たりの平均人数は2.61人。市町村別では、最多が色麻町の3.88人、最少は仙台市の2.25人だった。

 増加率は、富谷町16.53%、名取市11.37%、利府町10.76%の順。減少率は七ケ宿町4.61%、松島町2.33%、加美町2.29%だった。

1021荷主研究者:2011/01/25(火) 23:11:20

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110112t13019.htm
2011年01月12日水曜日 河北新報
仙台厚生病院が医学部新設を構想 医師不足解消目指す

 財団法人厚生会仙台厚生病院(仙台市青葉区)が、東北の医師不足解消に向けた対策として、臨床医養成のために大学医学部開設に乗り出す方針を決め、東北福祉大(同区)を最有力候補として交渉に入ったことが11日、分かった。福祉大に医学部を新設し、仙台厚生病院は大学付属病院とする方向で検討が進んでいる。政府が2011年度にも踏み切る方向で検討を進める医学部新設凍結解除の動きに併せ、早期の実現を目指す。

 厚生会は11日に臨時理事会を開き、医学部開設に向けて具体的に動きだす方針を決めた。連携する大学は年度内に最終決定する見通しで、福祉大には既に構想を伝えている。

 構想では、新設医学部の定員は80〜100人。座学は連携する大学の既存校舎、臨床実習は仙台厚生病院の活用を想定。医学部新設には200億円程度の資金が必要とされる。厚生会が大半を工面する方向で検討している。

 東北に根付く臨床医を育てるため定員の半数前後を東北枠とする。市町村とも連携し、自治体から奨学金を受ける医学生を積極的に育て、出身地での勤務を促す考えだ。

 医学部新設は1979年を最後に認められていない。だが、政府は全国的な医師不足を受けて新設凍結解除を検討。早ければ11年度に見直しを行う考えを示している。既に全国の複数の私立・公立大で新設を目指す動きがある。

 学部新設は、文部科学省との事前の調整から、計画の申請、審査を経て、認可されるまで1、2年かかるとされる。仮に11年度に新設再開が決まると、最短で13年春に開設できる可能性がある。

 厚生労働省によると、東北は全国でも医師不足が深刻な地域。現在の医師数に対して必要とされる医師数は、岩手1.40倍、青森1.32倍で全国1、2位を占め、他の4県も全国平均を上回る。

 厚生会の目黒泰一郎理事長は「東北では、既存の大学だけでは地方中核病院への医師派遣がままならない状況にある。東北の中核である仙台から医学部新設の名乗りを上げるべきだと決断した。国の政策転換、認可などハードルは多いが、地域とともに東北の医療の窮状を救う百年の計を成し遂げたい」としている。

 仙台厚生病院は病床数383床、医師数95人。心臓血管、消化器、呼吸器の3診療科を持ち、心カテーテル治療や肺がん手術数などで東北トップクラスの実績を誇る。

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110112t13036.htm
2011年01月12日水曜日 河北新報
仙台厚生病院、医学部新設構想を発表 年度内に連携先決定

 財団法人厚生会仙台厚生病院(仙台市青葉区)の目黒泰一郎理事長は12日、宮城県庁で記者会見し、仙台市内の大学に医学部の新設を目指す構想を発表した。既に交渉に入っている東北福祉大(同区)を最有力候補として本年度中に連携する大学を決め、国に医学部新設の認可を求めていく。

 会見で目黒理事長は「比較的良好な病院経営の現状に安住することなく、疲弊した東北の地域医療を救済するため、一歩踏み出す決断をした。地域にも歓迎してもらえると思うので、国にはぜひ認可してもらい、構想を実現させたい」と述べた。

 構想では、新設医学部の定員は80〜100人。大学の既存校舎で座学を行い、臨床実習は大学付属病院となる仙台厚生病院が担う。約200億円とされる新設資金は厚生会が大半を負担する。

 東北の医師不足解消を目指し、定員の半数前後を「東北枠」とする。市町村とも連携し、自治体の奨学金を受ける地元学生を積極的に受け入れ、古里へのUターンにつなげる。

 教員は、地域の病院に勤務する医師を臨床教授として起用するほか、全国に公募する方向で検討している。

1022荷主研究者:2011/01/30(日) 19:56:55

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110113t12015.htm
2011年01月13日木曜日 河北新報
セントラル自動車、宮城1号車完成 量産開始 集積へ前進

製造ラインの最終段階でチェックを受けるヤリスセダン。セントラル新本社工場にとって初の量産車となった(セントラル自動車撮影)

 宮城県内での量産第1号となる自動車が12日、今月6日に稼働したセントラル自動車の新本社工場(宮城県大衡村)で完成した。同じトヨタ自動車グループの関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)に続いて新たな拠点が量産体制に入り、東北はさらなる産業集積に向け大きな一歩を踏み出した。

 1号車は輸出用小型車「ヤリスセダン」(日本名ベルタ)。内装、外装部品の組み立て状況を確認した後、午後1時ごろ、赤色の車体が製造ラインからゆっくりと滑り出した。この日は1号車を含め計5台を製造した。

 工場内では1号車の完成を祝う式典も行われ、従業員と関連会社の社員計約200人が出席した。葛原徹社長とセントラル自動車労組の高山秀剛委員長が握手を交わし、工場の飛躍を誓った。

 葛原社長は式典で、トヨタグループと地域の期待の大きさに触れ「世界に誇れる良い車を造ることが、われわれの使命だ」と抱負を述べた。

 新本社工場は今後、1日10台未満でスタートした生産ペースを徐々に引き上げ、今月中に1日250台とする。3月末まではヤリスセダンだけを生産し、拠点だった相模原市の工場で製造している「カローラアクシオ」なども手掛けるのは4月以降となる。

 新本社工場からの初出荷は18日の予定。トヨタは約50台を仙台港から中部地方に海上輸送した後、北米などに輸出する。

 セントラル自動車はこの日、工場内の公開は行わず、式典などの様子を撮影した写真や映像を報道機関に提供した。

1023荷主研究者:2011/01/30(日) 19:57:41

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110113t32014.htm
2011年01月13日木曜日 河北新報
トヨタ紡織東北 相模原工場3月閉鎖 宮城工場に生産集約

 トヨタ自動車グループの内装部品製造、トヨタ紡織東北(岩手県北上市)は、3月末で相模原市にある相模原工場を閉鎖し、宮城県大衡村の宮城工場に生産機能を集約する。

 シート部品を納入してきたセントラル自動車が相模原市の現工場を閉鎖し、宮城県大衡村の新本社工場に完成車の生産機能を全面移管するのに合わせる。

 トヨタ紡織東北はことし4月以降、相模原工場の従業員60人の5割強を宮城工場に異動させ、一部の生産設備を移設する。宮城工場の従業員は現在47人で、2012年末には相模原工場からの転勤者と新規採用者を含めて130人になる見通し。宮城工場は今月6日、セントラルと同時に稼働し、シート部品を供給している。

1024荷主研究者:2011/01/30(日) 20:03:01
>>1021
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110113t13032.htm
2011年01月13日木曜日 河北新報
仙台厚生病院、診療科絞り専門医育成 高度・救急医療実現図る

心カテーテル治療などで東北トップクラスの実績を誇る仙台厚生病院

 医学部新設構想を発表した財団法人厚生会仙台厚生病院は、心カテーテル治療や肺がんの手術数などで東北トップクラスの実績がある。心臓血管、消化器、呼吸器の3センターに絞り込み、専門医の育成を図って高度医療や救急医療を実現。診療体制を手厚くすることで、勤務医が働きやすい環境も整えている。

 病床数は383床。3センターを中心に95人の医師を配置する。2009年7〜12月の患者数は7246人で、宮城県内で最も患者数が多い東北大病院の8123人に迫る。

 心臓血管センターに1999年、心臓血管外科を新設。09年には血管を撮影できるエックス線装置を備えた心臓血管外科専用の手術室を設け、隣県の重症患者にも対応できる環境を整えた。

 少人数のチームで診療科を担当する中小規模の総合病院は、長時間勤務になりがちだ。仙台厚生病院では、医師の1カ月の超過勤務が、平均10時間以下にとどまる。多人数のチームが診療科を受け持つことで、24時間体制の高度専門医療を実現しつつ、医師の休みを確保している。

 目黒泰一郎理事長は「2人で365日頑張れば疲弊するのは当たり前。20人にすれば、当直を2人置いても残り18人は休める」と説明。医学部新設によって、医療体制と医師の勤務環境を両立させる独自の方式を、他の病院に広める構想も思い描く。

 有力な連携先として挙がっている東北福祉大の萩野浩基学長は「実績を挙げている民間病院として東北でナンバーワン」と述べ、連携に期待を込めた。

1025荷主研究者:2011/01/30(日) 20:04:09

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110114t12020.htm
2011年01月14日金曜日 河北新報
仙台アンパンマンミュージアム 400人規模新規採用

 仙台市が宮城野区の市有地に誘致した「仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール」(仮称)の運営会社が、4月下旬の開業に向けて400人規模の新規採用を計画していることが13日、関係者の話で分かった。今月下旬から採用活動を本格化させる。

 計画によると、運営会社の従業員に加え、グッズ販売や飲食店などモールに入居するテナント約20店の店員を募集する。職種はミュージアムの管理運営や場内整理、物販など。雇用形態は契約社員かアルバイトで、採用時期は今春の見込み。

 ミュージアムの建設工事は順調に進んでおり、4〜5月の大型連休前にオープンできる予定。運営会社とテナントは今月28日と2月17日の2日間、青葉区の市情報産業プラザ(アエル5階)で合同の採用説明会を開く。

 市幹部は「雇用情勢が厳しい中で、若者を中心に400人という規模の採用は朗報だ」と話している。

 詳しい採用情報や問い合わせ先は、今月17日からホームページ(http://www.sendai-anpanman.jp)に掲載される。

1026荷主研究者:2011/01/30(日) 20:07:55

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110115t12010.htm
2011年01月15日土曜日 河北新報
通販大手のアマゾン 岩沼に物流センター 取扱量拡大に対応

 インターネット通信販売大手のアマゾンジャパン(東京)は14日、年内をめどに新たな物流センターを宮城県岩沼市など全国2カ所に開設すると発表した。物流規模の拡大などに対応するためで、東北では初の開設となる。

 センターは「アマゾン岩沼FC(フルフィルメントセンター)」と、愛知県の「アマゾン常滑FC」。ともに物流業務を担うアマゾンジャパン・ロジスティクス(千葉県)が開設する。

 雇用は非正規を含め2カ所合わせて100人を超える規模になる予定。詳しい立地場所や建物規模、投資額などは「現段階では明らかにしない」(アマゾンジャパン広報部)としている。

 書籍のほかDVD、ゲームソフト、家電やアウトドア、ペット関連など扱う商品が増え、在庫スペースの確保と迅速な配送体制を整えるのが狙い。品ぞろえのさらなる拡充も視野に「新たな物流センターが必要」と判断した。

1027荷主研究者:2011/01/30(日) 20:09:45

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110115t11024.htm
2011年01月15日土曜日 河北新報
仙台・青葉山公園整備 片倉邸模したセンター建設

 仙台市は、青葉山公園(青葉区)の整備基本計画の改定案を固めた。仙台藩重臣の片倉小十郎邸の跡地に、武家屋敷を模した「公園センター」(仮称)を建設。大規模開発は控え、史実を基に周辺の環境と調和した公園づくりを進める。

 整備地の主な対象は、計画区域(50.3ヘクタール)の約半分を占める追廻地区。小十郎が現地に居宅を構えていたという歴史を踏まえ、公園センターは片倉邸をイメージさせる外観にする。周辺には小型の池を配置した日本庭園も設ける。

 南隣の中央広場は、「追廻」の地名の由来になった馬場の広がりを体感できるエリアとして芝生などを敷設する。公園内の自然を楽しめる散策路を整備する予定。

 市が1996年に公表した基本計画は、艮櫓(うしとらやぐら)の復元や追廻地区に巨大な日本庭園を整備する大規模改修を想定したが、史実に沿って艮櫓を復元するかどうかで市民の賛否が分かれた。2003年には計画区域の過半が新たな構造物の建設を制限する国史跡に指定され、市は計画見直しを決めた。

 今回の改定案は、専門家や市民でつくる検討委員会が05年に策定した報告書をほぼ踏襲。史実通りの保存に取り組む史跡指定地区に合わせ、史跡指定外の追廻地区についても歴史を尊重して大規模な開発を行わないことにした。

 市は本年度中に国に事業認可の変更手続きを行う。追廻地区については11年度に埋蔵文化財の発掘調査を始め、16年度にも整備を終える。

 公園センターは、昨年末に発足した産学官関係者らによる懇話会の議論を参考に施設内容を検討。史跡指定地区は登城路などの既存施設を改築し、地下鉄東西線開業前の14年度の完成を目指す。

 追廻地区は現在約60世帯が生活し、5月末が明け渡し期限となる。市は宮城野区新田に集合住宅を用意したが、移転を拒んでいる住民もいる。

 市建設局は「仙台の歴史が感じられ、市民にも観光客にも親しまれる公園に整備する。追廻地区の住民とは引き続き移転交渉を進めていく」と話している。

1028荷主研究者:2011/01/30(日) 21:47:05

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110117t11008.htm
2011年01月17日月曜日 河北新報
仙台塩釜と京浜 利用増へ2港連携 国際競争力を強化

 特定重要港湾の仙台塩釜港を管理する宮城県と、京浜港を管理する東京都、川崎、横浜両市は、両港間の海上輸送網の強化に向けた連携協定を結ぶ方向で最終調整に入った。貨物の集荷体制を強化して取扱量を増やし、東アジアでの国際競争力を高めるのが狙い。今月中の締結を目指す。

 京浜港側からの呼び掛けに、宮城県が応えた。仙台塩釜港が他港と協定を結ぶのは初めて。同港と京浜港を結ぶ内航フィーダー輸送網を拡充し、貨物量を増やす戦略が軸となる。両港は共同で輸送コスト低減に向けた仕組みづくりを検討。企業訪問やセミナー開催でも連携し、企業の港湾利用促進につなげる。

 国土交通省の2008年調査によると、東北の荷主企業が6県の各港湾を利用して貿易をする割合は45.1%。残りの大半の企業は直接、京浜港へ陸送している。宮城県にとっては、仙台塩釜港の利用率向上が課題だった。

 一方、京浜港は昨年8月、東アジアでのハブ港を目指す国土交通省の「国際コンテナ戦略港湾」に選定された。韓国・釜山港に対抗するため、東日本から貨物の集約を進めてきた。東北の拠点港である仙台塩釜港との連携を強めることで、貨物量の拡大を図る。

 両港は今月下旬にも協定を締結。宮城県は31日に都内で開かれる「京浜港利用促進セミナー」に参加し、京浜港側と連携してポートセールスを展開する予定だ。

 県港湾課は「仙台塩釜港の機能充実には、直接海外と結ぶ外貿ダイレクト航路とともに、内航フィーダーの取扱量増が重要。首都圏で港を売り込む機会が増えることになり、大手企業など新たな荷主の掘り起こしにつながる」と期待している。

[内航フィーダー輸送網] 国際コンテナ輸送航路の支線(フィーダー)で、国内主要港と各港を結び輸出入貨物を中継輸送する。仙台塩釜港と京浜港間には7航路あり、週13便が就航。世界280港以上との輸出入実績がある。2009年の仙台塩釜港のコンテナ貨物取扱量は18万個(20フィートコンテナ換算)で、うち内航フィーダー輸送分は8万個と4割を占める。

1029荷主研究者:2011/01/30(日) 21:48:22

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110118t11018.htm
2011年01月18日火曜日 河北新報
仙台市都市計画道 建築制限を事前撤廃、70区間廃止

 仙台市は、都市計画決定から長らく経過しても未整備になっている都市計画道路70区間を廃止する方針を正式に決めた。市は廃止区間沿線の厳しい建築制限について、土地所有者の申請があれば、都市計画の変更手続きが完了する前にも撤廃する。都市計画変更前に建築制限をなくすのは、政令市で初めて。

 廃止されるのは、岩切根白石線の3区間(泉区上谷刈―青葉区みやぎ台、計8.0キロ)や仙台駅旭ケ丘線の5区間(青葉区錦町―台原、計2.0キロ)など70区間の68.5キロ。市が昨年6月に公表した区間と同じ箇所を対象にした。

 市は客観的な指標や地域事情を考慮し、事業の必要性を多面的に評価。11年度に商業地域を含む30区間の都市計画変更手続きに入り、12年度までに全ての区間で手続きを終える予定だ。

 市は沿線の土地所有者に配慮し、都市計画の変更手続きを終える前でも申請があれば制限してきた家屋の増改築などを可能にする。申請受け付けは2月1日に始める。

 継続区間(98区間、75キロ)のうち、郡山折立線の5区間(太白区郡山―青葉区青葉山、4.5キロ)など17区間は、今後20年以内に優先的に着手する。残りの区間は2月以降、2階建てまでだった建築制限を3階まで建てられるように緩和する。

1030荷主研究者:2011/01/30(日) 22:04:58

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110119t12007.htm
2011年01月19日水曜日 河北新報
阿部蒲鉾本店跡地 立体駐車場建設へ 仙台

 阿部蒲鉾店(仙台市)は18日までに、青葉区大町1丁目の本店跡地に自走式立体駐車場を建設することを決めた。

 同社によると、駐車場は4階で延べ床面積5260平方メートル、計219台の収容が可能。4月中旬に着工し、10月末に完成予定。経営は100%子会社のホテルリッチフィールドサービスが担う。

 阿部蒲鉾店は2007年ごろ、本店跡地の売却を検討したが価格面などで条件が合わず、売買が成立しなかった。現在は平面の時間貸し駐車場となっている。

 旧本店の「笹生(ささぶ)の里」は1989年にオープン。日本庭園風の建物が仙台市から評価され、市都市景観賞の第1号にも選ばれた。

1031荷主研究者:2011/01/30(日) 22:07:37

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110119t12009.htm
2011年01月19日水曜日 河北新報
セントラル自、初出荷 仙台港から完成車30台

セントラルから初出荷され、船積みを前にモータープールに並べられた「ヤリスセダン」=18日午後3時ごろ、仙台市宮城野区の仙台港

 セントラル自動車は18日、今月6日に稼働した宮城県大衡村の新本社工場で製造した完成車30台を初めて出荷した。車両は仙台港(仙台市宮城野区)に運び込まれ、専用船で名古屋港に向かい、トヨタ自動車は同港などから北米や欧州に輸出する。

 出荷されたのは輸出用小型車「ヤリスセダン」(日本名ベルタ)。トヨタが17日に大雪で愛知県内の工場の操業を停止、セントラルも18日の製造を休止せざるを得なくなり、初出荷は当初予定の50台を下回った。

 30台は新本社工場で社員ら約150人が見守る中、計5台のトレーラーに積み込まれた。昨年12月開通の東北自動車道大衡インターチェンジ(IC、大衡村)から仙台北部道路、三陸自動車道を経由。仙台港北IC(宮城野区)に近い仙台港のモータープールに到着した。

 その後、関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)が生産した約600台の完成車とともに、専用船「豊徳丸」に積み込まれた。専用船は横浜港などを経て名古屋港に20日午後到着する。

 出荷に先立ちセントラル新本社工場では、葛原徹社長がトレーラーの運転手一人一人と握手。葛原社長は「新本社工場はまだ初期の段階だが、求められる品質の車を生産、出荷できた」と語った。

 新本社工場は今月12日に量産1号車を完成させた。今月末までに生産、出荷ペースを1日250台に引き上げる。初年度の生産は8万台強を見込む。

1032荷主研究者:2011/01/30(日) 22:08:34

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110119t12021.htm
2011年01月19日水曜日 河北新報
国際センター駅周辺整備たたき台を提示 仙台市地下鉄東西線

せんだいスクール・オブ・デザインの受講生も、駅周辺整備の方向性について提言した

 2015年度開業予定の仙台市地下鉄東西線「国際センター駅」(仮称)の周辺整備をめぐり、産学官の関係者による懇話会(座長・宮原育子宮城大教授)の第2回会合が18日、青葉区の仙台国際センターであり、市側は現時点で想定されるたたき台を提示した。

 たたき台は、国際センターと連動して大規模な学会や見本市を開催できるコンベンション施設を仙台商高跡地に設置するのが柱。ほかに(1)県スポーツセンター跡地には地域の玄関口としてふさわしい公園(2)国際センター駅舎の上部空間には多目的スペースや情報案内施設(3)青葉山公園計画区域の追廻地区には武家屋敷を模した公園センター(仮称)―を整備する。

 委員からは「コンベンションの訪問者数や経済効果など、具体的なデータに基づいて議論すべきだ」「住んでよし、訪れてよしという仙台の強みを生かすコンセプトを構築しないと、ただのホールになる恐れがある」との意見が出された。

 このほか、東北大大学院工学研究科の市民講座「せんだいスクール・オブ・デザイン」の受講生が、コンベンションに力を入れる国内外の都市との比較を踏まえた整備の提案をした。

1034荷主研究者:2011/02/02(水) 21:56:26

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110121t15012.htm
2011年01月21日金曜日 河北新報
仙台市の将来人口推計 15年105万人ピークに減少

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 仙台市の人口が2015年の約105万1000人をピークに減少に転じる見込みであることが、市が国勢調査を基に再計算した将来人口推計(10〜20年)で分かった。65歳以上の高齢者人口の割合は20年に4人に1人に達する一方、14歳以下の年少人口は10年に比べて11.5%、15〜64歳の生産年齢人口も7.8%減少する。

 推計は、10年国勢調査の速報値(104万5902人)がまとまったのを受け、年齢層で区切った集団ごとに時間の経過に伴う出生や死亡、移動の比率を加味して再計算した。10年7月に公表された推計より、市人口のピークは3年先に延び、約1万2000人上方修正された。

 総人口と年齢別人口の見通しはグラフの通り。市人口は15年まで微増した後、緩やかに減少し、20年は約104万7000人と予測。高齢者人口は10年の約19万6000人(18.7%)から急増し、20年には約26万8000人(25.6%)まで上昇する。

 反対に、年少人口は10年の約13万9000人(13.3%)から20年には約12万3000人(11.7%)に減少。労働や消費、納税の中核をなす生産年齢人口も10年の約71万2000人(68.0%)から20年には約65万6000人(62.7%)に落ち込む。

 推計は、市役所で20日あった総合計画審議会の最終会合で示された。今後の少子高齢・人口減少時代に対応するため、25日に奥山恵美子市長に答申される基本計画案(11〜20年度)では、共生や健康、子育て支援、安全安心を重視する「地域で支え合う心豊かな社会づくり」を明記した。

 市総合計画課は「セントラル自動車や東京エレクトロンの進出などで人口が伸びている仙台の潜在力が注目されている。仙台の一人勝ちと捉えず、東北の活力を引き出す役割と責任を果たしたい」としている。

 国立社会保障・人口問題研究所が08年に公表した市の推計人口は、15年が約103万2000人、20年は約102万2000人だった。

1035荷主研究者:2011/02/02(水) 21:57:43
>>974
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110122t11039.htm
2011年01月22日土曜日 河北新報
「みやぎ県北道」3月に迫―若柳間1.9キロ一部開通

 宮城県は21日、東北自動車道築館インターチェンジ(IC)と、三陸自動車道登米IC間を結ぶ「みやぎ県北高速幹線道路」の登米市迫町北方(国道398号)―栗原市若柳下畑岡(若柳南IC)間の1.9キロの利用を、3月17日に開始すると発表した。

 開通部分は、同道路の第1期の整備区間(登米市迫町北方―栗原市築館加倉)8.9キロの一部。通行は無料。区間の西側起点の若柳南ICは、伊豆沼の北側を走る県道若柳築館線に接続し、栗原―登米間のアクセス性が向上する。

 栗原市築館加倉まで伸びる第1期分の残り7キロの区間は、年内に完成させる予定。完成後は、伊豆沼南側を走る県道築館登米線のバイパス機能を果たし、県道を通行する場合に比べて約7分短縮可能。物流機能強化や観光利便性の向上が期待されている。

 県北高速幹線道は計画全長が24キロ。片側1車線の自動車専用道で、制限速度は時速70キロ。県は、5区間に分けて整備を進めている。12年度は、第2期整備区間として、登米市中田町浅水―同中田町石森(国道346号)の5キロ区間に着手する予定。

1036荷主研究者:2011/02/06(日) 12:18:58

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110123t15012.htm
2011年01月23日日曜日 河北新報
仙台駅東口再開発 中低層ビル3棟に転換 JR東日本

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 JR東日本は22日までに、仙台駅東口の再開発で、商業施設やホテルなどを建設する計画を固めた。当初は30階以上の高層ビル建設を検討したが、方針を転換。複数の中低層のビルで構成する案を採用した。仙台市地下鉄東西線が開業予定の2015年度から順次、開業させる方針だ。

 建設予定地はJR用地で、ライブホール「Zepp Sendai(ゼップ仙台)」から、仙台駅南側の東西自由通路にかけての一帯。

 関係者によると、施設は最も高い15階規模のホテル棟など3棟から成る。1棟は、15年度までに拡幅する計画の東西自由通路と一体化した構造で、商業施設を予定している。

 ゼップ仙台との定期借地契約が満了する12年7月以降、整備を本格化させる。地下鉄東西線の開業に合わせて駅東口のにぎわいを創出するため、商業施設からオープンさせていく考えだ。

 JRは当初、高層ビルの建設を検討。仙台でのオフィスビルが供給過剰となっていることなどから、構想を見直した。近く再開発計画を正式発表し、仙台市と環境アセスメントの協議に入る。

 仙台駅東口周辺では、再開発の動きが進む。家電量販大手のヨドバシカメラ(東京)は、既存の「ヨドバシカメラマルチメディア仙台」のリニューアルを核とした大型複合商業施設の建設を計画。市が誘致した「仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール」(仮称)も4月のオープンを目指している。

1037荷主研究者:2011/02/06(日) 12:21:44

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110125t12011.htm
2011年01月25日火曜日 河北新報
仙台・東口再開発 複合駅ビル、12度年着工

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 JR東日本は24日、仙台駅東口で進める再開発計画の概要を発表した。商業施設やホテルなどが入る3棟の複合ビルを中心に整備する。最も高い建物で14階とした。2012年度以降に順次着工し、15〜18年度のオープンを目指す。

 敷地面積は3棟で計6万8000平方メートル、延べ床面積は9万1000平方メートル。JRは同日、仙台市に環境影響評価(アセスメント)方法書を提出した。

 計画によると、拡幅する東西自由通路を挟む形で、北側に4階、南側に6階の商業施設を建設する。北側商業施設に隣接し14階のホテル棟を建てる。現在、ライブホール「Zepp Sendai(ゼップ仙台)」がある仙石線上には、オフィスなどの入居を見込む業務施設棟を建設する。

 商業施設は店舗構成を今後詰め、自由通路とともに12年度に着工。仙台市地下鉄東西線開業に合わせ、15年度にオープンする。

 ホテルの客室部分は5〜14階に設定、客室数は250〜300程度を想定する。「ホテルメトロポリタン仙台と同等か少し上のクラス」(JR東日本)で調整を進める。16年度着工し、17年度の開業を目指す。

 業務施設棟には、ホールや子育て支援など「社会貢献施設」の設置も検討し、18年度の完成を見込む。計画は14階だが、今後の規模変更もあり得るとしている。

 JR東日本仙台支社は「東北の玄関口にふさわしい仙台駅の新しい顔となるように、再開発を進めたい」と話している。

1038荷主研究者:2011/02/06(日) 12:24:09

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110125t13025.htm
2011年01月25日火曜日 河北新報
「駅裏」イメージ一新 相乗効果に期待 仙台駅東口再開発

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JR東日本の再開発計画が明らかになった仙台駅東口。仙台市地下鉄東西線開業に向けて、周辺の開発が進みつつある

 2015年度に予定される仙台市地下鉄東西線の開業に合わせ、再開発の動きが進むJR仙台駅東口。24日発表されたJR東日本の計画では、東西自由通路の拡幅を取り込む形でホテルや商業施設が新たに整備される。周辺の計画と合わせ、にぎわいを生む東口の集積が一気に高まりそうだ。

 「待ちに待ったJRの再開発が一歩進み、うれしく思う。『駅裏』という印象が強かった東口のイメージが一新するだろう」。地元の事業者でつくる仙台駅東口商工事業協同組合の松坂卓夫理事長(52)は喜ぶ。

 東口周辺では市の駅東第2土地区画整理事業が進み、市が誘致した「仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール」(仮称)が4月のオープンを目指す。家電量販大手のヨドバシカメラ(東京)は、既存の「ヨドバシカメラマルチメディア仙台」のリニューアルを核とした大型複合商業施設の建設を計画する。

 松坂理事長は「すべての再開発が完了すれば、東口の年間の利用者は現在の120万人から200万人程度に伸びるのではないか」と期待する。

 東西線開業に合わせた駅の「東西交流」を進めるため、市はJRとともに東西自由通路の拡幅に乗り出す。現行の6メートルから16メートルに拡幅予定で、自由通路と駅ホームをつなぐ改札口を新設する方向で検討を進めている。

 奥山恵美子市長は「(JRの再開発は)東口周辺の活性化と街づくりの推進に寄与するものと期待する。自由通路の拡幅整備を着実に推進するため、JR側と協議を進めたい」と、さらなる利便性の向上を目指す。

 一方、JRの再開発計画によって、ライブホール「Zepp Sendai(ゼップ仙台)」が現在地から立ち退く。「新しいビルにも音楽ホールのようなものができてほしい」(地元商店)といった要望も出ている。今回の再開発計画では、具体的な施設内容が固まっていない部分も残されている。需要動向はもちろん、地元ニーズを反映した検討がさらに求められそうだ。

1039荷主研究者:2011/02/06(日) 12:24:52

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110125t12026.htm
2011年01月25日火曜日 河北新報
仙台駅東口再開発 集客力アップ期待 周辺ホテル商業施設

 JR東日本が24日、仙台駅東口の再開発で商業施設やホテルの建設計画などを発表したことを受け、仙台駅周辺の商業施設やホテルは「駅周辺の集客力が増す」などと歓迎した。仙台市内では大型集客施設の立地が相次いでおり、競争がさらに激しくなるのは必至で、「それぞれが価値をいかに高めるかが問われる」などと警戒する声も上がった。

 「東口の集客力が高まる」と期待するのは、ホテルレオパレス仙台東口の安田俊明総支配人。昨年7月に仙台駅東口近くにオープンしたばかりで、「(JRの再開発で)新たな東口への人の流れができ、地域がより活性化する」と話す。

 同様に東口に近いANAホリデイ・イン仙台の柴田公房総支配人は「東口に改札もできるのではないか。そうなれば利便性が高まる。(激しくなる競争への)対応はJRのホテル規模が明らかになってから考えたい」と語る。

 これに対して仙台駅の西側に立地するホテルは警戒気味だ。仙台国際ホテルの野口育男社長は「市内のホテルはほぼ飽和状態。今後は料金勝負ではなく、各ホテルが親しみや居心地の良さ、情報提供力などの独自の価値を高めていくしかない」と強調する。

 仙台駅西口の商業施設も期待と警戒感が交錯する。仙台パルコは仙台駅構内でのファッションショーを開催していることもあり、「(駅ビルと)今後も共通の販促活動を行い、一緒に駅前を盛り上げていきたい」と再開発を商機ととらえる。

 さくら野百貨店仙台店は「駅前の集客力向上につながる。ただ現状でも人気テナントの引き抜き合いが起きており、競争がさらに激化するのは確実だ」とみる。

1040荷主研究者:2011/02/06(日) 12:26:55

http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1019/20110125_01.htm
2011年01月25日火曜日 河北新報
自動車産業 産学官ナビ(45)アルプス電気古川工場/車載部品、開発にも力

<製造ラインに400人>
 電子部品大手のアルプス電気(東京)の自動車分野を担う国内拠点だ。車のエレクトロニクス化に伴って電子部品の重要性は増しており、部品量産に加えて開発機能の強化にも力を注ぐ。

 従業員は約2300人で、このうち約400人が車載部品の製造ラインに携わる。エアコンやカーナビゲーションを一体的に操作できる機器、ステアリングのユニット部品など月に約400万個を、世界の自動車メーカー向けに出荷している。

 商品開発にも積極的で、400人のスタッフが新技術、ソフト研究を進め、電子技術の車載分野への応用策などを探っている。近年では通常の約2倍に当たる20万回作動できる耐久性の高いスイッチを開発し、カーナビ向けなどの量産につなげた。

<電磁波対策を強化>
 アルプス電気は40年前、ラジオ製造で自動車分野に参入した。古川工場はパソコン関連部品などを製造していたが、自動車関連の強化に伴い、1993年に車載電装事業部(2009年、AUTO事業本部に改編)の拠点となった。

 自動車には多数のコンピューターが搭載され、機器が発する電磁波で誤作動する恐れもある。このため古川工場では現在、コンピューターを組み込んだ電子部品などへの電磁波の影響を検査する「電波暗室」の増設を進めている。

 ことし夏までに実験棟を増築し、自動車を運び込める規模も含め5室を整備。作動チェックを効率化し、開発期間の短縮を目指す方針だ。

 自動車関連事業は比較的堅調に伸びており、10年3月期の売上高はグループ全体の2割に達した。AUTO事業本部事業戦略室の野沢功課長は「電子分野の蓄積を生かし、車両の安全性と環境性能の向上につながる商品を提案していきたい」と話す。

[基本データ]
操業開始 1964年8月
従業員数 約2300人(製造子会社の人員含む)
売上高  1125億円(10年3月期、AUTO事業本部分)
資本金  236億2300万円(本社)
住 所  大崎市古川中里6丁目3の36
電 話  0229(23)5111

1041荷主研究者:2011/02/06(日) 12:35:10

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110126t12011.htm
2011年01月26日水曜日 河北新報
東エレク新工場が4月5日完成 同月中に稼働 宮城・大和

 半導体製造装置大手の東京エレクトロン(東京)が宮城県大和町で建設を進める新工場が4月5日に完成する見通しとなったことが25日、関係者の話で分かった。同月中に稼働させる見込みで、完成後に山梨県内の子会社工場などから従業員を順次移し、半導体製造工程で使われるエッチング装置の生産に乗りだす。

 新工場は昨年7月、大和リサーチパーク内で着工した。敷地29ヘクタールで、製造、研究開発、事務の計3棟(総床面積約7万平方メートル)から成る。総投資額は約250億円。昨年7月に設立した全額出資の東京エレクトロン宮城が運営を担う。

 新工場には子会社の東京エレクトロンATの山梨事業所と宮城事業所(宮城県松島町)の機能を集約させ、「世界戦略の拠点」とする方針。エッチング装置のほか、東北大と開発した次世代の半導体加工技術「RLSA」を活用する装置も製造する。

 「半導体製造装置産業のモデル工場」とも位置付けており、大規模太陽光発電設備を導入するなど、二酸化炭素排出量の削減にも取り組む。

 従業員は山梨事業所の約1500人のうち500人を異動させ、宮城事業所の約200人すべても新工場勤務とする。11年中には1000人体制にする方針だ。

 東京エレクトロンは新工場の当初の年間売上高を1500億円と見込む。5年後には3000億円を目指す意向も示しており、順調に生産規模が拡大すれば、従業員を2倍の2000人規模に増やす可能性もある。

 同社広報・IR室は「4月稼働を目指しているが、工事の進渉(しんちょく)状況にもよるため、現段階で完成日は確定していない」としている。

1042荷主研究者:2011/02/06(日) 12:37:47

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110127t11019.htm
2011年01月27日木曜日 河北新報
地下鉄東西線 荒井駅に子育て支援施設を設計 仙台市

 仙台市は26日、市地下鉄東西線の荒井駅と国際センター駅(ともに仮称)の駅舎上部に、子育て支援施設や多目的スペースを整備する方針を明らかにした。同日開かれた市議会東西線沿線整備調査特別委員会に、基本設計の概要を示した。

 市によると、両駅とも複合施設として建設する。2階建ての荒井駅は、1階に地下鉄の改札口を設置。2階には子育て支援施設(約860平方メートル)や市民活動を支援する多目的室(約480平方メートル)を整備し、屋上に子ども用の広場も設ける。今後、子育て支援施設にどのような機能を持たせるかについて協議を進める。

 国際センター駅も2階建てで、1階は改札口や観光情報などを提供するコーナー(約100平方メートル)を配置する。2階には、ミニコンサートやセミナーが開催できる多目的スペース(約140平方メートル)や、待ち合わせ場所として使えるカフェスペースを確保する。

 全13駅の東西線で、駅舎を複合施設として整備するのは両駅のみ。市は駅舎上部施設の建設費として、計約11億円を見込んでいる。荒井駅は2011年度末、国際センター駅は12年度当初に着工する予定。

 市東西線沿線まちづくり課は「子育て支援施設を整備することで、荒井駅周辺に子育て世代の居住が期待できる。両駅とも市民の利用ニーズなどを見極めながら、今秋をめどに詳細な設計をまとめたい」と話している。

1043荷主研究者:2011/02/06(日) 12:38:43

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110128t11022.htm
2011年01月28日金曜日 河北新報
東西線見据え路線再編 仙台市交通局、バス事業で経営改善案

 仙台市交通局は、バス事業経営の指針となる市自動車運送事業経営改善計画(2011〜14年度)の案をまとめた。15年の地下鉄東西線開業を見据え、環境変化に対応できる経営体質の構築を目指す。

 計画案は、経営方針として東西線開業を見据えた着実な準備、質の高いサービス提供による乗客満足度の向上、経営基盤の強化に向けた積極的な施策展開の3点を掲げた。

 重点的に取り組む項目には、(1)東西線開業に合わせ、仙台駅(JRと地下鉄)までの直通バス路線を東西線の駅に結節させるなど路線の再編(2)バスと地下鉄の一体的な集積回路(IC)乗車券の導入(3)バス運転業務の管理委託―を挙げ、利便性の高い乗り継ぎや運賃支払いを目指すとしている。

 計画期間の4年間に経費削減を進めるため、13年度以降、事業量の半分程度を目安に民間委託するほか、乗務員の労働条件の見直しなどを行う。収支計画では、乗車料収入の減少率を年平均0.6%に抑制し、収支改善を図るとしている。

 市交通局は、現行の「市営バス事業経営改善計画」が10年度で終了することから、今回の計画案を取りまとめていた。2月1〜28日まで、交通局ホームページや各区役所などで公表。市民の意見を募った上で、3月下旬に計画を決定する。

1044荷主研究者:2011/02/06(日) 14:41:03
>>438
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/02/20110202t11021.htm
2011年02月02日水曜日 河北新報
仙台駅前にバス停集約へ 市、西口の拡張を検討

 仙台市は、JR仙台駅西口のバスプールを拡張する方向で本格的な検討に入った。駅周辺に分散している路線バスの乗降所を集約し、駅への交通結節機能の向上を図る。交通事業者や周辺の商店関係者らと協議を重ね、市地下鉄東西線が開業する2015年度の整備完了を目指す。

 計画によると、駅前広場(1万7800平方メートル)のバスプールを、隣接する南町通(市道)側に拡張。停留スペースを増やし、現在、駅周辺の20カ所以上に分散しているバス停すべてを集約する。

 青葉通や広瀬通などに点在する高速バスの停留所も、駅前広場に集める方向で調整する。市は新年度当初予算案に基本設計費を盛り込む方針で、14年度の着工を目指す。

 駅前広場は1981年、市と国鉄(当時)が東北新幹線の開業に合わせて整備した。近年はバス路線の新設などでバスプールが飽和状態になり、乗降所は青葉通や愛宕上杉通に分散。市民からは「バス停がどこにあるか分からない」「乗り継ぎが不便だ」といった声が市に寄せられていた。

 市と交通事業者は2007年度、集約化の検討に入り、09年7月にはバスプール拡張の可能性を探るため、仙台駅前の南町通(約180メートル)への車の進入を禁止する社会実験も実施した。周辺の道路で渋滞が生じるなどの課題は残ったが、6割の市民が「バス停の集約化は良いと思う」と理解を示した。

 市は今後、周辺の商店街関係者らに計画を説明し、整備に向けて具体的な設計を検討する。市は「仙台の顔となる駅前広場の機能を高め、公共交通機関の利便性向上を図りたい」と話している。

1045荷主研究者:2011/02/20(日) 11:38:51

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/02/20110203t11032.htm
2011年02月03日木曜日 河北新報
東西線、過去最高349億円 仙台市新年度予算案

 仙台市の企業会計を含む新年度当初予算案は、2015年度開業予定の地下鉄東西線の建設費に過去最高の349億9630万円を計上するなど、より重点化を図った。

 東西線建設費は国庫補助金の増加を見込み、10年度当初比で30億円の増。トンネルの掘削工事のほか、駅の出入り口の整備にも着手する。東西線沿線の資源を活用したまちづくり推進費は3億2333万円を充てた。

 人口減少社会を見据えた機能集約型の都市形成を目指し、手狭になっているJR仙台駅西口駅前広場(バスプール)の再整備に入る。仙台駅東西自由通路の架け替えや青葉通整備の設計費と合わせ、1億3684万円を盛り込んだ。

 観光振興には5億7481万円を投じ、外国人観光客誘致などに力を入れる。新規事業として、中心商店街の活性化のため、イベント集中時期に観光案内を行う「コンシェルジュ事業」などに1億264万円、農産物の生産と加工、販売を一体的に進める「6次産業化モデル促進事業」などに530万円を付けた。

 低炭素都市づくりの推進費は1億1319万円。二酸化炭素排出量の少ない低炭素型ボイラーへの転換に対する補助などを行う。

1046荷主研究者:2011/02/20(日) 11:43:39

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/02/20110204t12013.htm
2011年02月04日金曜日 河北新報
仙台・サンモール商店街 アーケード全面改修

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改修されるサンモール一番町商店街のアーケード

 仙台市青葉区のサンモール一番町商店街振興組合がアーケードの大規模な改修工事を計画していることが3日、分かった。2015年度の仙台市地下鉄東西線開業に合わせた商店街活性化策の一環。13年度ごろをめどに実施する。イベント充実などを盛り込んだ街づくり事業計画も策定しており、東西線「一番町駅」(仮称)に直結する複合ビルの再開発事業とも連動して集客につなげる。

◎天井板を明るく

 改修は天井のアクリル板をすべて交換し、透明度を高めてアーケード街全体の印象を明るくする。雨漏り箇所も修繕し、鉄骨部分は再塗装する。

 改修時期は、アーケード街が挟む青葉通の東西線関連工事や複合ビル建設の事業と関連性を持たせることなどから流動的で、14年度にずれ込む可能性もある。

 現在のアーケードは1986年に完成した。2006年に一部を改修したものの、予算面などからアクリル板交換は断念。店舗撤退に伴って空き店舗が目立ち始めたことから、再改修によって活性化を図る。

◎イベントも充実

 策定した街づくり計画には、今後5年間の取り組みを盛り込んだ。七夕まつりや相撲大会などのイベント充実や、縁結びで知られる組合管理の「野中神社」を核にした集客戦略を進める。

 イベントなどでの連携を想定する複合ビルは、地権者らによる別の組合が計画している。地下2階、地上22階(約77メートル)で13年6月の完成目標。1、2階が商業施設、3階が業務用スペース、4階以上が分譲マンションとなる予定。

 商店街振興組合は地域商店街活性化法に基づく中小商業活力向上事業に計画を申請し、ソフト事業も含めた費用について最大3分の2の補助を受けたい考え。

1047荷主研究者:2011/02/20(日) 11:54:54

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/02/20110205t12007.htm
2011年02月05日土曜日 河北新報
ダイエー仙台店が全面改装 3月に新装開店

 ダイエーは、仙台市青葉区中央2丁目の仙台店を27日から全面改装する。食料品、衣料品、生活雑貨の各売り場など、ほぼ全館で行う予定。同社によると仙台店の大規模な改装は十数年ぶりという。

 工事のために店を4日間休み、3月3日に新装開店する。8階から昨年末に撤退したベスト電器の後継テナントとして入居するダイエー子会社の書店チェーン「アシーネ」(東京)も同日に営業を始める。

 ダイエーIR広報部は改装の理由を「消費者のニーズや、立地周辺の商環境の変化に対応するには、リニューアルが必要と判断した」と説明している。

 ダイエー仙台店は地上8階、地下2階。売り場面積は、直営部分とテナント合わせて約2万平方メートル。

1048荷主研究者:2011/02/20(日) 12:42:21

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/02/20110206t11015.htm
2011年02月06日日曜日 河北新報
三陸道に石巻北IC整備 東北整備局方針、救命医療の拡充期待

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 国土交通省東北地方整備局は、三陸自動車道矢本石巻道路に「石巻北インターチェンジ」(IC、仮称)を新設する方針を決めた。新年度にも事業着手する。同ICは石巻赤十字病院に隣接し、広域の救命救急医療態勢が拡充されるほか、企業団地「石巻トゥモロービジネスタウン」の最寄りICとして、企業誘致促進が期待される。

 予定地は石巻河南―河北IC間の石巻市蛇田地区で、石巻河南ICから北に2キロ付近。矢本石巻道路は同省管轄の無料区間のため、料金所は設けない。同整備局は新年度の概算要求で、測量や道路設計調査費などに約1億円を見込んでいる。

 県は新IC建設に合わせ、国道398号石巻北部バイパスの西側起点と結ぶ県道340メートルを整備する。新年度中に都市計画変更を決定し、2012年度の着手を目指す。

 新ICに隣接する石巻赤十字病院は、救急医療と重症治療を主に手掛ける新病棟を14年度までに増築する。近年患者数が増えており、一般外来患者の利便性が向上する。

 「石巻トゥモロービジネスタウン」は現在、三陸道河南ICが最も近いが、新IC開設後は渋滞の多発する市街地を経由する必要がなくなり、3分以上の時間短縮が可能となる。女川方面からのアクセスも10分以上短縮できる見通し。

 三陸縦貫自動車道・アクセス道路建設促進期成同盟会長の亀山紘石巻市長は「三陸道延長に伴い石巻赤十字病院の救急搬送件数も急増している。圏域の命を守るICとして、役割は非常に大きい」と話している。

1049荷主研究者:2011/02/20(日) 13:24:45

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/02/20110209t15014.htm
2011年02月09日水曜日 河北新報
プレス設備増強へ セントラル自宮城工場、生産コスト圧縮

 セントラル自動車は宮城県大衡村で稼働した新本社工場のプレス工程について、新たに設備を導入し生産機能を増強する。既にプレス棟の拡張工事に着手しており、年内に製造を始める予定。工場内で造る部品の幅を広げ、車両の生産コスト圧縮につなげる。

 導入するのはロール状の鋼材を部品サイズに合わせる切断装置と、車体の外装部品などを製造するプレス機。このうちプレス機はトヨタ自動車の中部地方の関連工場から遊休状態になっている大型機を移す方向で、現在の設備で対応できなかった車体側面の大型部品などを生産する見込みだ。

 プレス棟の拡張面積は約2900平方メートル。1月に基礎工事に入り、建屋が完成する9月以降、設備の据え付けを始める。増築、移設の投資額は明らかにしていない。

 セントラルは相模原市の工場ではプレス部品の製造を行わず、周辺の関連会社やトヨタグループの工場から供給を受けていた。これに対して1月6日に稼働させた新本社工場では一部の車体部品の製造を始めていたが、さらに輸送コスト削減にもつながる設備増強を図ることにした。

 将来的にはプレス部品を同じトヨタグループの関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)に供給することも視野に入れているとみられる。

 セントラルは「新本社工場は投資額を抑えるため最低限の機能、設備でスタートした。増築はするが、導入設備の詳細は検討中だ」と話している。

1050荷主研究者:2011/02/20(日) 13:28:42

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/02/20110209t13032.htm
2011年02月09日水曜日 河北新報
周辺住民「横断歩道併設を」 仙台北署近く幹線丁字路

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横断歩道の設置要望が出ている昭和町歩道橋。自転車専用の横断帯を渡る歩行者もいる=仙台市青葉区

 仙台市青葉区の昭和町歩道橋を利用する周辺住民が、階段の上り下りがつらい高齢者らの利便性を考え、横断歩道の整備を要望している。歩道橋を設置した当初は想定していなかった横断歩道の併設だが、住民の要請を受けて警察も検討を始めた。

 仙台北署近くの丁字路にかかる昭和町歩道橋は1981年に設置。スロープがないため、自転車の利用者には専用の横断帯を設けた(図)。

 歩道橋の下を走る車は、半日で約4万4000台(2008年度)と多い。登下校時の小中学生は歩道橋を渡っているが、自転車と一緒に横切る人も少なくない。横断帯は自転車専用のため、青信号の時間が短い。

 地元の上杉地区連合町内会は、7年ほど前から横断歩道の設置を訴えてきた。同連合町内会の池田文彦副会長(65)は「買い物カートを使う高齢者も多く、階段がつらい人が増えている。ベビーカーにも不便」と理解を求める。

 当初は歩道橋の撤廃を訴えたが、市は「まだ十分使える。交通量も多く、利用者も多い」(青葉区道路課)と現状維持の考えだ。そこで町内会は、横断歩道の併設を求めた。

 法律上、併設を妨げるものはない。ただ、これまで歩道橋で歩行者と車を分離してきた場所だけに、警察は慎重だ。

 宮城県警交通規制課は「実際に道路を横断してしまう人もいて住民の要望は理解できる」としながらも「横断歩道の設置で事故の可能性が高まったり、車の流れに影響が出たりしかねない」と説明。歩道橋下の交通量に影響を与えそうな、都市計画道路「北四番丁大衡線」の北山トンネル(青葉区)が開通することし12月以降に判断したいという。

 日大理工学部の高田邦道特任教授(交通工学)は「高齢者には路面を歩く方が楽。使えるうちは歩道橋を残し、横断歩道と併用してもいいのではないか」とした上で「どんな形がいいかを地域で考え、反映させる仕組みが必要ではないか」と助言している。

1051荷主研究者:2011/02/20(日) 13:32:35

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/02/20110210t11021.htm
2011年02月10日木曜日 河北新報
錦丘小の用地取得が難航 業者、市予定額の2倍提示 仙台市

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錦丘小建設予定地の近くには、15年度開校をPRする看板が設置されている

 仙台市が青葉区錦ケ丘に2015年度の開校を目指す「錦丘小(仮称)」の用地取得交渉が、市と不動産業者の間で難航している。市は10年度末までに土地を取得する予定だったが、業者の希望価格と隔たりがあり、10年度の一般会計に計上した関連経費約5億円を繰り越す方針を決めた。市は開校時期に遅れが出ないよう、用地収用の手続きは進める考えだ。

 市教委によると、建設予定地は錦ケ丘7丁目の約2万9000平方メートル。市は不動産鑑定を行った上で、公有財産価格審議会に諮って取得価格を決定。土地取得費と測量費などを盛り込んだ10年度一般会計補正予算案を昨年の市議会6月定例会に上程し、可決された。

 一方、土地を所有する青葉区の不動産業者も鑑定を行い、市が示した価格の約2倍の希望価格を提示。取得交渉は平行線をたどり、不動産業者側は10年12月、市を相手にした調停を仙台簡裁に申し立てた。

 土地の売買契約が締結されなければ、本来は設計に着手できないが、市側は土地収用法に基づく事業の認定を受けるため、当初のスケジュール通りに11年度に基本設計作業に入る。

 不動産業者は「価格面で受け止め方に違いがあり、話し合いを詰めている段階。地元が待望する小学校なので、開校に影響が出ないようにしたい」と話す。

 市教委は「裁判所が示す調停案を見て検討したい」と語る。

 錦丘小は、09年4月の開校から1年間で児童数が1000人近くに増えた愛子小(青葉区)を分割する形で新設される。愛子小に通う約6割が錦ケ丘地区の子どもという。

1052荷主研究者:2011/02/20(日) 13:43:41
キタ〜!! これで白石〜大崎間のR4号の4車線化以上が達成される。次は仙台バイパスの主要交差点の立体化が課題だな。
>国道4号大和三本木間5㎞の新規事業化

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2011/02/07 建設新聞
宮城県内の国道拡幅・バイパス事業
セントラル自動車の立地で整備に拍車 国道4号大和三本木間5㎞の新規事業化目指す

 セントラル自動車など相次ぐ企業立地により、地域活動の活発化が期待される宮城県。その一方で交通基盤整備の遅れから交通渋滞が各所で発生している。安全で快適な交通環境の確保、所要時間短縮による地域間交流の促進に向けた、東北地方整備局による宮城県内の国道拡幅、バイパス整備の現況と今後の見通しをまとめた。

 一般国道4号は、東京都日本橋を起点とする総延長854.2㎞のわが国最長の国道で、東北地方太平洋側内陸部の主要都市結ぶ最重要路線。宮城県内を走る同国道を見ると、延長158・9㎞のうち4車線化されているのは仙台市内の6車線区間を含めて5割強の85・1㎞。東北の中枢都市・仙台市へのアクセス向上をはじめ、セントラル自動車の立地に代表される国道4号沿線への相次ぐ企業立地などもあり、市民生活や産業振興の基幹インフラとして全線4車線化の要望が高まっている。

 「富谷大和拡幅」は、仙台市泉区七北田字大沢から黒川郡大衡村大衡間の延長13.3㎞の4車線拡幅事業。当初は、1972年に大和拡幅、翌73年に富谷拡幅の二つの事業としてスタートし、その後、中間部の志戸田地区なども含め一体化した拡幅事業となった。2001年12月までに起点から12.0㎞地点までの4車線化が完了。現在は、残る終点側の1.3㎞の建設を進めており、大衡村の第二仙台北部中核工業団地内へのセントラル自動車の立地などもあって整備を促進した結果、今年度中には工事を終える予定だ。

 これより北側約5㎞で進められている「三本木古川拡幅」も、1966年度に三本木バイパス、70年度に古川バイパスとして事業化され、その後、一体化された拡幅事業。延長は16.1㎞で、2006年3月までに起点の大衡村蕨崎から1.9㎞区間を残して14.2㎞が供用。現在は、1.9㎞区間内に一部残る用地買収を進めるとともに、拡幅部分に工業用水道の配水管があるため、この移設を実施し、その後、拡幅工事に着手する段取り。拡幅工事自体は、大型構造物もないため概ね3ヵ年ほどで終了する見通し。

 なお、富谷大和拡幅と三本木古川拡幅に挟まれた約5㎞についても、現行の2車線のままではボトルネックとなり渋滞が予想されるため、東北地方整備局では仙台都市圏と古川都市圏のアクセス向上の上からも、早期に4車線化を図りたいと調査を進め、新規事業化を目指す意向だ。

1053荷主研究者:2011/02/20(日) 13:44:20
>>1052-1053
◎金ヶ瀬拡幅蔵王工区も用地買収に着手
 また、国道4号では、仙台市から白石市の間で唯一2車線の蔵王町宮から大河原町金ヶ瀬間の交通混雑の緩和を図る「金ヶ瀬拡幅」、仙台市宮城野区の苦竹ICから鶴ヶ谷交差点間の6車線化を目指す「仙台拡幅」、仙台市太白区のあすと長町副都心土地区画整理事業に関連した「長町拡幅」、宮城県北の栗原市築館地区の交通混雑解消を図る「築館バイパス」の四つの事業が進められている。

 金ヶ瀬拡幅は、蔵王町と大河原町にまたがる延長3.7㎞の4車線化を図る拡幅事業。2004年度に事業着手。中間地点の北白川交差点を境に北側の大河原工区2.1㎞、南側の蔵王工区1.6㎞の2工区分け、現在は、北側の大河原工区を中心に整備中。蔵王工区についても、今年度から用地買収に着手しており、来年度は、引き続き大河原地区の工事促進を図るとともに、蔵王地区の調査・設計、用地買収を進める予定だ。

 仙台拡幅は、国道4号仙台バイパスの4車線から6車線への拡幅事業。仙台市内の国道4号は1975年3月に全線4車線化が図られ、82年7月には仙台市太白区郡山地内の仙台南部道路から宮城野区苦竹地内の苦竹IC間8.1㎞が6車線化された。仙台拡幅は、これに続く苦竹IC以北の6車線化事業。89年に宮城野区燕沢地区の山崎交差点まで2.8㎞が事業化され、その後、2006年度に同区鶴ヶ谷地内の鶴ヶ谷交差点まで1.8㎞延伸、全体で4.6㎞となった。

 07年3月には当初の山崎交差点までの2.8㎞の工事が完了。現在は、残る1.8㎞について用地調査や用地買収を進めている。ただ、起点側の沿道には店舗なども多く、当面は用地買収を進め、用地がまとまった区間から順次、工事に着手したいとしている。

 長町拡幅は、JR長町駅西側にあった国道を、あすと長町土地区画整理事業に伴い、東側に設けた延長1.7㎞、幅員40から50㍍の「あすと長町大通り線」を国道に昇格し、これに関連する整備事業。2007年5月の街びらきでは北側1.5㎞が供用。南側0.2㎞区間も現在、道路工事を終え、一部電線共同溝関連工事は残るものの、今年度でほぼ終了する予定だ。

 築館バイパスは、渋滞頻発個所の栗原市築館地区の市街地を迂回する栗原市築館赤坂から築館城生野までの延長7.0㎞のバイパス事業。2007年度には築館外南沢地内の国道4号分岐点から県道若柳築館線までの延長1.8㎞が暫定2車線で供用。現在は、これに続く国道398号までの志波姫地区1.3㎞の用地買収と工事、ならびに国道398号から終点までの2.9㎞区間の調査・設計、起点から外南沢地内の分岐点までの4車線化に向けた現道拡幅の調査・設計を進めている。来年度も各地区の調査・設計や用地買収を進めるとともに、志波姫地区1.3㎞の早期供用に向けて工事を促進する計画。

◎古川東BP起点側2.3㎞の一部供用へ整備促進
 このほか宮城県内では大崎市の国道108号「古川東バイパス」、大崎市鳴子温泉の国道108号「花渕山バイパス」(1月19日付け宮城県内の道路トンネル計画で紹介)、仙台市宮城野区の国道45号「坂下拡幅」の各事業を推進中。

 古川東バイパスは、大崎市内を通過する国道108号の交通混雑解消を目指し、大崎市古川鶴ヶ埣を起点に大崎市街地を南側に迂回し、同市稲葉地内の国道4号に至る延長5.1㎞の新道建設事業。1990年度に事業化され、起点側から都市計画道路李埣飯川線と交差する延長2.3㎞区間を先行して工事中。同区間には、新江合川橋(仮称)やJR陸羽東線を跨ぐ李埣こ線橋(仮称)などの構造物が設けられるが、新江合川橋は上部工、床版工事を終え仕上げ段階、李埣こ線橋も先ごろ上部工工事が発注された。

 今後の整備は、起点側の2.3㎞の工事を促進し、2から3年後を目標に一部供用を図るとともに、残る国道4号までの2.8㎞についても、中間地点の主要地方道古川松山線をはさんで工区を二つに分け、それぞれ早期着工に向けて調査・設計を進めていく。

 坂下拡幅は、慢性的な交通渋滞個所となっている国道45号の仙台市宮城野区原町から苦竹間1.2㎞の4車線拡幅事業。1972年度に事業化され、93年度から拡幅工事に着手。2003年度までに起点の坂下交差点から中原入口交差点間0.5㎞、07年度には終点側0.2㎞が4車線化され、現在はJR苦竹駅をはさんだ0.5㎞の3車線から4車線への整備を推進中。駅前の施設密集地区のため用地買収に時間を要しており、任意の用地交渉とともに、法的土地収用なども行いながら用地買収を進めるほか、同区間には電線共同溝が設けられる計画で、拡幅工事と併せ電線共同溝工事を実施する予定だ。

2011/02/07付1面に掲載

1054荷主研究者:2011/02/21(月) 00:12:24

「仙台都市圏の交通を考える」を久しぶりに大幅に更新
ttp://tohazugatali.iza-yoi.net/SENDAI/sendai-kotsu.html

まずは内容が乏しかった道路系の充実を図った。

・国道4号の白石〜古川の改良について
ttp://tohazugatali.iza-yoi.net/SENDAI/sendai-kotsu06.html#6-5
大崎市内の三本木バイパス、古川バイパスの写真は撮影していないのでまだ無いが、それ以外については比較的豊富な写真が撮れていると思う。今後は具体的な改良について充実させていきたい

・仙台北部道路
ttp://tohazugatali.iza-yoi.net/SENDAI/sendai-kotsu06.html#6-4
昼間の走行経験が無いため写真は無し。新聞記事を纏めた。

・都市計画道路
ttp://tohazugatali.iza-yoi.net/SENDAI/sendai-kotsu07.html#7
骨格となる3環状12放射状線の図を貼り付け。

・北四番丁大衡線
ttp://tohazugatali.iza-yoi.net/SENDAI/sendai-kotsu07.html#7-1
今後の仙台都市圏の南北の骨格となる都市計画道路。北山トンネル開通後に更に充実させたい。

・川内南小泉線
ttp://tohazugatali.iza-yoi.net/SENDAI/sendai-kotsu07.html#7-3
内環状線を形成する重要な道路。安養寺工区開通後の写真が今後の課題。

・宮沢根白石線
ttp://tohazugatali.iza-yoi.net/SENDAI/sendai-kotsu07.html#7-4
南鍛冶町工区の写真が欲しいところ。浦田工区も今年度中に完成とのことなので写真を撮りに行きたいところだ。

1055とはずがたり:2011/02/21(月) 20:06:58
>>1054
萌え(はあと)&おつ

1056荷主研究者:2011/02/27(日) 12:22:47
>>1021 >>1024
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/02/20110216t15011.htm
2011年02月16日水曜日 河北新報
仙台厚生病院・医学部新設の連携先 東北福祉大に決定

 仙台市内の大学に医学部新設を目指す財団法人厚生会仙台厚生病院(仙台市青葉区)は15日、連携先を東北福祉大(同区)に決めたと発表した。病院と大学は3月上旬に理事会を開き、連携を正式決定する。国は約30年間凍結してきた医学部新設について、今夏にも認めるか否かの方向性を示す方針。凍結解除をにらみ、全国的に異例な病院主導による医学部開設構想が本格始動する。

 厚生会の目黒泰一郎理事長は宮城県庁で会見し、福祉大との連携に関して個別に意向を確認した結果、理事14人のうち、ほぼ全員から賛同を得たことを明らかにした。

 目黒理事長は、福祉大を選んだ理由に(1)民主党が医学部新設大学の条件とする看護系学部がある(2)指導の即戦力となる医師の教授が20人以上いる―などを挙げ、「東北福祉大に勝る選択肢はない」と述べた。

 福祉大が運営する病院「せんだんホスピタル」(144床)も好材料と判断した。目黒理事長は「仙台厚生病院の383床と合わせると、大学病院の目安の600床に近づく。(国の認可を受ける際の)大きなメリットになる」と語った。診療科や病床を補強するため、今後、連携可能な公立、民間の病院を募る。

 目黒理事長は「構想発表後、激励を数多くいただいた。国はいまの医療困窮の原因が、医師の偏在ではなく絶対数不足にあることを直視し、新設認可に動いてほしい」と訴えた。

 病院の決定について、東北福祉大の渡辺信英学長補佐は「選んでいただき、非常にありがたい。東北の医師不足解消という共通目標に向かって、本学も全力で取り組んでいきたい」と話した。

 病院と大学は、国が医学部新設を認めた場合に備え、3月にそれぞれ準備室を開設する。さらに6月をめどに、共同で外部有識者による諮問委員会も設置。教育方針や医師が東北に根付く仕組みづくりについて、地元経済界や患者代表らから意見を募る方針だ。

1057荷主研究者:2011/02/27(日) 12:34:37

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/02/20110217t12023.htm
2011年02月17日木曜日 河北新報
セントラル自新本社工場開所式 知事「非常に感慨深い」

 セントラル自動車の開所式が16日、大衡村の新本社工場で開かれた。自動車関連企業の誘致に奔走してきた村井嘉浩知事や県内市町村長らが出席。自動車生産技術の粋が詰まった最新鋭ラインと従業員約900人を抱える工場内を見て回った村井知事らは「非常に感慨深い」と語り、地域活性化への波及効果に期待を込めた。

 出席者は葛原徹社長らセントラル幹部の案内で、車体部品の取り付けラインなどを見学した。村井知事は「多くの若い人が働いており、大きな雇用の場になっていると実感した。部品が多く、あらためて自動車産業の裾野の広さを感じ取った」と笑顔を浮かべた。

 村井知事と跡部昌洋大衡村長、張富士夫トヨタ自動車会長は開所式後、工場正面のロータリーにケヤキを植樹。東北の新たな完成車製造拠点の発展を祈った。

 跡部村長は「地元として、安定した生産が継続できるように支援を約束する。セントラルにも企業村民として、まちづくりに力添えをお願いしたい」と、産官一体の地域活性化を誓った。

 セントラルの生産設備を製造する若柳工場を抱える栗原市の佐藤勇市長は「新しい産業の幕開けを感じた」。他産業に好影響を与えることも期待し「農業と自動車産業の連携を促進したい」と持論を述べた。

 東北全域での自動車産業底上げを目指す東北経済産業局の豊国浩治局長は「時間はかかるが、各県と連携しながら地元企業の技術力向上や人材育成を、粘り強く丁寧に進めたい」と語った。

◎報道陣国内外から110人

 セントラル自動車が16日に行った大衡村の新本社工場の公開と記者会見には、国内外の報道関係者が詰め掛け、トヨタ自動車の最新鋭工場に対する注目度の高さをうかがわせた。

 仙台市泉区の仙台ロイヤルパークホテルで行われた新美篤志トヨタ副社長と葛原徹セントラル社長の会見。報道機関56社、約110人が集まり、ロイター、ブルームバーグといった通信社など海外メディアも目立った。

 ウォール・ストリート・ジャーナル東京特派員は「円高で生産拠点の海外移転が進む中、国内に大型工場を造った点が興味深い」。米専門紙オートモーティブニュース記者は「最新技術が投入された新工場内部を見られたのは収穫」と話す。

 国内では全国紙やブロック紙などが記者複数を配置。トヨタ本社がある中部地方を拠点にするブロック紙、中日新聞の記者は「東北の企業がどれだけトヨタの下請けに食い込めるか」と注視する。

 会見では「新技術による生産コスト削減効果」「雇用への波及」などに対する質問が相次ぎ、報道関係者は終了後も新美副社長を取り囲んだ。

海外メディアを含め約110人の報道関係者が集まった記者会見=16日午後3時30分ごろ、仙台市泉区の仙台ロイヤルパークホテル

1058荷主研究者:2011/02/27(日) 12:35:41

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/02/20110217t12026.htm
2011年02月17日木曜日 河北新報
セントラル自開所式 トヨタ新美篤志副社長「非常にいい」

記者会見するセントラルの葛原社長(左)とトヨタの新美副社長=16日午後3時30分ごろ

 セントラル自動車の新本社工場の開所式後、トヨタ自動車の新美篤志副社長、セントラルの葛原徹社長は16日、仙台市泉区の仙台ロイヤルパークホテルで記者会見し、東北で自動車を生産することへの決意や期待を語った。

 ―開所の感想を。
 「関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)とセントラルを合わせ、トヨタの国内生産の第3拠点がいよいよスタートした。感慨は深く、責任の重さも感じている」
 「新しい生産技術、工法を導入し、大きなチャレンジをたくさんした。セントラルがいち早く試作、試運転に取り組んでくれた結果、工場の立ち上がりは車の品質、設備の稼働状況を含め非常にいいと感じている」

 ―新興国が自動車生産、販売の中心になりつつある中でセントラル、東北をどう位置付ける。
 「セントラルと関自工岩手には(競争が激しい)小型車に挑戦してもらう。東北の産学官のネットワークの力にトヨタの技術力を足せば、世界と戦える魅力と原価を実現できると信じている」

 ―新しい生産ラインへの評価は。
 「(通常の縦列ではなく)車体を横に向けて流すラインは(エンジンやブレーキなど)足回りの組み付け工程で導入した。愛知県内の工場で試した時は作業内容と合わずに効果が上がらなかったが、足回りにはぴたりと合う。老朽更新を含め、新ラインを造る時は世界の工場に展開する」

 ―東北への期待は。
 「地域のものづくり力、特に(素材加工の)素形材分野の強みを生かして、世界と伍(ご)していけるものを造っていきたい。材料分野に強い東北大への期待は大きい」

◎セントラル自・葛原徹社長「地元調達12年に40%へ」

 ―開所式を迎えた心境は。
 「地元行政などさまざまな人たちの支援を受けながら、ここまで来ることができた。感謝の気持ちでいっぱいだ」

 ―現在の部品の現地調達率と今後の考え方は。
 「宮城で製造しているヤリスセダン(日本名ベルタ)は、相模原工場(相模原市)から移管した直後ということもあり約20%だ。2012年には約40%になる見込みで、そこを目標に進めている」
 「将来的にはもっともっと調達率を高めていきたい。東北にはいい技術を持った企業が多い。セントラルが直接調達することはできないが、売り込みがあればトヨタに橋渡しし(地元企業の参入などを)手伝いたい」

 ―ハイブリッド車を生産する可能性はどうか。
 「答えられないが、さまざまな車種を造れる態勢にし、知恵を出していくつもりだ。今は地に足を付け、セントラルの実力をトヨタにしっかりと認めてもらう取り組みを進めることが重要だ」

 ―新工場の特徴は。
 「多車種に対応できる工場だ。車種に応じて工夫のしやすい構造、設備配置にしている。改善を進め、さらに容易に対応できる工場にしたい」

 ―仙台港から海外に輸出する可能性はあるか。
 「物流は量がないとコスト的に合わない。現状の生産台数(1日250台)では、仙台港から米国に直接出すということにはならない」

1059荷主研究者:2011/02/27(日) 12:36:23

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/02/20110217t12016.htm
2011年02月17日木曜日 河北新報
「カイゼン」至る所に 車体横向きライン、レイアウト自在

 セントラル自動車が16日初公開した宮城県大衡村の新本社工場。数多くの生産設備の間を車体が整然と流れるラインには、新時代の車づくりを見据えた工夫が随所にあった。車体の流し方を見直すなど、効率性を追求したトヨタ自動車の姿勢がうかがえる。(報道部・斎藤秀之)

 最も目を引いたのはエンジンや足回り部品などを組み付ける工程だ。車体は高い台座に載せられ、作業員が部品を取り付ける。従来のハンガーで車体をつり下げる光景はない。

 台座上の車体も前向きではなく、ラインに対し直角に配置されている。乗用車は全長より横幅が短い。「縦列状態となる従来設備よりも、横向きに並べた方がライン全長が35%短くなる」とセントラル社員。トヨタグループ初の試みで、建屋の建設費抑制を図る改善の成果という。

 工場のテーマの一つ「フレキシブル(柔軟)」に沿った工夫も。車体を製造する工程のベルトコンベヤーは床面備え付け方式などを採用した。

 床面を掘り下げて設置する従来方式では、ラインの再配置などを行う場合に建屋自体の工事が必要になる。だが新方式はラインを容易に改修でき、レイアウト変更は自在となる。

 通常は6メートルの天井までの高さを4.5メートルに抑えながら、天井に採光用の窓を大量に配置し、圧迫感を与えないような工夫も施されている。

 細かい革新技術を積み重ねた東北2カ所目の完成車製造工場。激しい国際競争を勝ち抜き、国内の自動車産業の未来を切り開く可能性を秘めている。

1060荷主研究者:2011/02/27(日) 12:42:04
>>814 >>845
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/02/20110218t12013.htm
2011年02月18日金曜日 河北新報
ホテル稼働率「想定通り」 仙台トラストシティ開業半年

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全面開業から半年余りが過ぎた「仙台トラストシティ」

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◎大規模会議誘致/都市機能の向上/需要創出真価これから

 外資系のウェスティンホテル仙台が入る超高層複合ビルなどで構成する仙台市青葉区の「仙台トラストシティ」は、昨年8月1日の全面開業から半年余りが経過した。東北最大の都市の中心部に誕生し、都市機能向上への役割も期待された大規模開発。運営会社は「ホテル稼働率、マンション分譲ともほぼ想定通り」と言う。ただ国際会議誘致など都市の魅力アップへの貢献という意味で、真価が問われるのはこれからといえそうだ。(報道部・山形泰史)

<新年度70%目標>

 トラストシティを運営する都市開発大手の森トラスト(東京)によると、292室あるホテルの客室稼働率はこの半年間の平均で約50%。同じ複合ビル内の貸しオフィスも、4万平方メートルを超える募集面積のほぼ半分が埋まった。マンションは分譲125戸の7割が実際の居住用として売れ、賃貸119戸も6割が既に入居したという。

 同社仙台支店の遠藤信幸支店長は「ほぼ想定通り。ホテルの稼働率は新年度には70%まで高めたい」と強調。仙台に企業の支店が多いことを踏まえ、企業との年間契約プランなどに力を入れる方針で「サービス強化でおのずとお客さまはついてくる」と自信を見せる。

<「連携いい刺激」>

 東北の中枢都市の大型開発は、周辺施設にもさまざまな余波をもたらしている。

 「婚礼や宴会などで客を奪われた」と打ち明けるホテルがある一方、向かい合う仙台国際ホテルは昨年8月末に大規模な学会を連携して受け入れた。同ホテルの野口育男総支配人は「次につながる実績になった。連携は、自社の独自性を高めるためのいい刺激にもなる」と語る。

 最大の課題は森トラストの森章社長が開業に当たり「(国際会議など)新たな需要を生み出す施設になる」と述べたように、新施設は、大規模会議や宿泊のニーズ喚起につながったのかどうかという点だ。

 昨年9月にはウェスティンホテルで、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の第3回高級事務レベル会合が開かれるなど実績も挙げつつある。が、大学の各種セミナーなど仙台開催が恒例で会場が移っただけのケースもある。

<提案力をアップ>

 ウェスティンホテルはことし1月18日、東京であった仙台観光コンベンション協会など主催の大規模会議誘致の催しに参加。市内の他のホテルや温泉旅館とともに、首都圏の会議運営会社に施設の魅力を売り込んだ。

 ホテルメトロポリタン仙台の紺野純一総支配人は「宴会機能を持つ宿泊施設の連携などを通じて地域全体の魅力を高め、地域全体を売っていくという視点が大規模会議の誘致には欠かせない」と指摘する。

 その連携の核となることに期待もあるトラストシティ。森トラストの遠藤支店長は「まずはホテル、店舗、オフィスが入り、一つの都市のようになっている施設の魅力を高めることで、提案力をアップさせていきたい。大規模会議については問い合わせも増えている」と話している。

[仙台トラストシティ] 仙台市青葉区一番町の東北学院中・高跡地に開発された。東北一の高さ約180メートルで商業施設も入る複合ビル「トラストタワー」(地上37階、地下2階)と、マンション棟「ザ・レジデンス一番町」(地上29階)から成る。

1061荷主研究者:2011/02/27(日) 13:29:25

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2011/02/18 建設新聞
仙台市中心部でビル売買が活発化
数億から数十億円と大規模な成約事例も リファイナンス時期迎え売り物件相次ぐ

 仙台市内中心部のビル売買の取引が活発化している。これまで、安定的な需要を見込めるレジデンス系建物と比較して成約事例の少なかった業務系ビルがその対象になっていることが直近の特徴だ。

 JR仙台駅西口近くの南町通沿いに、東京建物などが出資した仙台プロパティ特定目的会社が建設した「仙台プライムビル」は、光台(福島県郡山市島2丁目32の24)が1月末に取得した。対象物件は、仙台市青葉区中央3丁目5の5ほか地内にあり、建物の規模はRC・B1/9F延べ9110・83㎡(2007年3月築)。現在、1階部分ではパチンココンサートホール仙台駅前店が、2階から上層部ではコンフォートホテル仙台西口が営業を行っている。

 青葉区中央のアーケード街に面したダイエー仙台店の向かい側にあるCD等販売店舗の「新星堂カルチェ5仙台店」は同じく1月下旬に菅原興業(仙台市青葉区本町1丁目10の12)が取得した。対象物件は、仙台市青葉区中央2丁目4の4ほか地内にあり、S1/8F延べ3288・48㎡(1995年5月築)の建物規模。

 駅前通と定禅寺通の交差部に近い青葉区花京院にランド(横浜市)などが建設したオフィスビル「花京院ビルディング」は、マルエイコーポレーション(千葉市美浜区幸町2丁目1の2)が1月中旬に取得した。同社(グループ)は、千葉県内を中心にスーパーマーケットの店舗運営や不動産事業を展開、数年前に宮城県松島町のホテル壮観を取得している。今回取得した対象物件は、仙台市青葉区花京院2丁目8ほか地内にあり、建物規模はS14F延べ5433・77㎡(2009年1月築)。

 リーマンショック以前に不動産投資ファンドなどが取得した物件の多くが、今年から本格的なローンの借り換え、いわゆる「リファイナンス」の時期を迎える。年度末(決算期末)という企業にとって最も収支バランスに敏感になるこの時期と相まって、これを機に地方都市の保有案件を外部に売却して保有資産のスリム化を図り、併せて首都圏を中心とした資産構成を検討する傾向が強まっていることなどが供給側の事情として挙げられる。

 一方、取得者側から見れば、地方都市では相対的にレジデンス施設と比較し「リスク資産」の性格の濃い業務系ビルに投資利回りの上昇ムード(成約価格の値ごろ感)が出てきていること、融資元となる金融機関、特に地方銀行が優良融資先を囲い込み、融資実績を上げたい思惑が見え隠れしていることなどが重なって、相次いで売買取引を成立させる要因となっているようだ。

 また、首都圏の投資家層の一部には最近の首都圏の不動産市場の回復で、「買いたくてもライバルが増えて買えない」という特殊事情が出始め、そのニーズの一部が地方都市に流れてきているという背景もある。

 これら売買事例の後にも仙台市内中心部およびその縁辺部では複数の業務系ビル売却の動きが出てきており、これから3月期末を迎え成約事例が相次ぐ可能性もありそうだ。これが一時期的なものでなく、4月以降も取得者側の投資マインドに継続した緊張感が保たれるだろうことを仙台の不動産業界は期待している。

2011/02/18付1面に掲載

1062荷主研究者:2011/03/06(日) 13:40:20

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/02/20110223t11023.htm
2011年02月23日水曜日 河北新報
仙台市地下鉄東西線需要 「11万9000人」下方修正?

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 仙台市は新年度、地下鉄東西線の需要予測の見直しに着手する。「1日12万人弱」とした数値をめぐっては、市民から「多すぎて実態に合っていない」との指摘もある。開業を予定する2015年の人口は、03年当時の想定より減少する見通し。市が需要予測を下方修正する可能性が高まっている。

 需要予測の見直しは、国土交通省の要領に基づく事業再評価の一環で行う。市は、評価基準となる費用と効果の比率「費用便益比」を算定するため、将来人口の推計値などを基に開業後の1日の利用者数を再計算する。

 現行の需要予測である1日11万9000人は03年、開業時の人口を107万6000人と設定してはじき出した。市は「南北線の実績と比べても妥当な数字。地下鉄整備と一体で街づくりを進めており、十分に達成できる」と胸を張っていた。

 8年たって状況は変わった。市が1月、10年国勢調査の速報値を基に将来人口を再計算したところ、15年の推計値は105万846人にとどまることが判明した。

 伸び率は予想を大きく下回り、最近は「開業時に需要予測を達成するのは難しい。下方修正せざるを得ないのではないか」(市幹部)との見方が広がっている。

 東西線と同じリニアモーター式で、05年に運行を始めた福岡市地下鉄七隈(ななくま)線は、1日の平均利用者が6万1000人(09年度決算値)。需要予測の11万人を大きく下回る。

 福岡市交通局の担当者は「市民が中心部の集合住宅に移住し、地下鉄を使わないライフスタイルが広がった。自転車の利用者が増えたのも誤算だった」と説明。同市は、累積赤字の解消時期を26年度から69年度へ先送りすることを決めた。

 鉄道整備で郊外の沿線開発を促し、利用人口を増やして営業収入を確保するのが従来の「鉄道建設の方程式」。成熟した人口減少社会の到来で、手法の修正は避けられない情勢だ。

 地下鉄建設に反対する市民グループ「美しい仙台を創る会」の河村直人代表は七隈線の苦境を踏まえ、「11万9000人の達成はあり得ない。住民の動態調査を見ても、せいぜい6万人程度にとどまるのではないか」と推測する。

 仙台市交通局は「仙台駅まで運行している直通バスを東西線の主要駅に結節させる。バスを持たない福岡市と違い、仙台はバス路線再編で利用者を地下鉄に誘導できる」と説明する。

 総事業費(2735億円)を300億円程度圧縮する方針を決めていることも挙げ「万が一、需要が落ちても費用便益比が大きく下がることはないと思う」と話している。

1063荷主研究者:2011/03/06(日) 13:41:57

http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1019/20110222_01.htm
2011年02月22日火曜日 河北新報
自動車産業 産学官ナビ(49)アイシン高丘東北/ブレーキ部品増産へ

ブレーキ部品となる鋳造品を切削、研磨する加工ライン

<年内に鋳造設備も>
 ブレーキ関連を手掛けるトヨタ自動車グループの部品製造会社。加工前の鋳造品は現在、愛知県内から運んでいるが、年内に鋳造も行う建屋を新設する計画で、一貫生産による効率アップを目指す。

 製造品目はディスクローターとブレーキドラムという部品だ。6ラインで1日当たり計約2500個を加工し、宮城県大衡村のセントラル自動車新本社工場や関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)などに供給。セントラルが相模原市の現工場から生産機能を全面移管する4月以降は、1日3500〜5000個への増産を見込む。

 加工ラインでは、鋳造品の表面を約2ミリ切削した後、研磨、塗装する。ブレーキは車両の走行機能や安全性を左右する重要部品となるだけに、品質維持に細心の注意を払う。工程ごとに機械と人の目による二重三重のチェック体制を敷き、不良品の出荷を防いでいる。

<品質とコスト両立>
 ラインの設備などは中部地方の親会社の工場から移設した。安定稼働を図りつつ、工程改善によるコスト圧縮にも挑戦。切削工程では加工速度を微調整することで、さび止め溶剤を使わないことを実現し、溶剤費カットにつなげた。加えて切削時に発生する鉄くずを乾燥した状態で回収できるようになり、リサイクルも容易になったという。

 従業員の9割を地元から新規採用したこともあり人材育成に力を注ぐ。工程ごとに1〜2カ月周期で担当者を入れ替え、1人が複数工程に習熟できるよう工夫している。

 西岡孝工場長は「自動車にはエンジンなどにも鋳造部品が搭載されている。品質とコストを両立させ、ブレーキ以外の部品も任されるよう実績を重ねたい」と話す。

[基本データ]
操業開始 2010年12月
資本金  4億9000万円
売上高  20億円(11年見込み)
従業員数 31人
住所   宮城県大衡村大瓜青木83の2
連絡先  022(739)7155

1064荷主研究者:2011/03/06(日) 13:47:36

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/02/20110224t12023.htm
2011年02月24日木曜日 河北新報
仙台空港鉄道・杜せきのした駅 新駐車場と直結

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 仙台空港アクセス線の杜せきのした駅(名取市)で実施するパークアンドライド事業で、仙台空港鉄道などでつくる実施団体は来月1日、駅正面の駐車スペースを新たに利用可能にする。現在の駐車場は駅から約300メートル離れており、利用が低迷している。「駅直結」という利便性を打ち出し、事業の普及とアクセス線の乗客増を狙う。

 新たな駐車スペースは、駅前の大型商業施設「イオンモール名取エアリ」内に確保。駅と施設を結ぶ連絡橋の真下に位置し、エレベーターを利用してアクセスできる。事業に使える駐車台数は現在のスペースと合わせて計100台。台数の配分は、今後検討する。

 現在のスペースもエアリ駐車場内にあるが、駅まで徒歩5分ほどかかり、利用者から不便を訴える声が寄せられていた。

 パークアンドライド事業は2008年4月、名取市と仙台空港鉄道、イオンモール名取エアリの3者でつくる事業推進協議会が始めた。

 車と電車を乗り継ぐ通勤スタイルを定着させ、アクセス線の利用促進と環境負荷の軽減を狙ったが、利用は当初から低調だった。100台分の駐車スペースに対し、利用者は現在17人にとどまる。

 運賃の高いアクセス線を避け、民間駐車場を借りてJR東北線の名取駅を利用するケースも目立つという。

 仙台空港鉄道総務課は「パークアンドライドは二酸化炭素の削減につながり、帰りがけに買い物をするにも便利」と利用を呼び掛ける。

 駐車場利用時間は平日の午前6時〜午前0時。連絡先は仙台空港鉄道総務課022(383)0150。

1065荷主研究者:2011/03/06(日) 14:46:30

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/02/20110225t12027.htm
2011年02月25日金曜日 河北新報
働く女性に照準、化粧品と総菜拡充 ダイエー仙台全館改装発表

 ダイエーは24日、仙台市青葉区中央2丁目の仙台店を全館改装し、3月3日に新装開店すると正式に発表した。化粧品や婦人服、総菜の売り場を拡充。市中心部に住む20、30代の働く女性や単身者の取り込みを図る。全館改装は1998年以来。

 1階の化粧品売り場を2割拡大。靴下、タイツ類のコーナーを従来の2.5倍の230平方メートルに広げる。地下2階の食品売り場は総菜を拡充し、小分け商品も増やす。地場産食品の扱いも1.5倍の570品にする。8階から昨年末撤退したベスト電器の後継テナントとして、ダイエー子会社の書籍店が入る。

 照明は基本的に発光ダイオード(LED)などの省エネ型に切り替え、使用電力量を半分程度に節減する。

 2012年2月期の売上高は前期比2%増が目標。工事のため同店は27日から4日間、休業する。

 仙台店の売上高は1992年2月期の約200億円をピークに下降し、ここ数年は前年割れが続く。仙台店の芝村浩三店長は「店の周囲1キロ商圏は6割が単身世帯。利用客に多い団塊世代の主婦層に加え、仕事帰りの団塊ジュニアらも通える店にしたい」と話している。

1066荷主研究者:2011/03/06(日) 14:53:04

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/02/20110225t11012.htm
2011年02月25日金曜日 河北新報
世界初 無線で列車制御 仙石線一部区間 来月運用スタート

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アタックス仕様の列車の運転席。運転台の右上にある情報画面には走行可能な上限速度などが表示される

 JR東日本は無線通信を利用した新列車制御システム「ATACS」(アタックス)の運用を、3月27日から仙石線の一部区間で始める。信号機を使う現行のシステムに比べ機材が減り、増便も可能になるという。同社によると、無線による列車制御システムの本格運用は世界で初めて。

 アタックスは主要駅に設置された制御装置間と列車の間で、1秒間隔で自動的に無線交信する。制御装置は各列車の情報に基づき、前方列車に追突しない位置を割り出して情報を送り、運転士をサポートする仕組み。緊急時には各列車のブレーキも自動制御する。

 レールの電流で列車位置を把握し、信号機を制御する従来の閉塞(へいそく)方式に比べ、地上設備が不要になり、機材故障の軽減や整備費の削減が見込まれる。

 閉塞方式では、信号機で仕切られた1区間(約200〜1500メートル)に1列車しか走れない。アタックスの導入により、最短約200メートル間隔で運行できるようになる。

 先行運用されるのは仙石線あおば通―東塩釜間(17.2キロ)。車両が1種類で、他線からの乗り入れがないことから導入が決まった。

 JR東日本は1995年、アタックスの開発に着手した。運用区間で23日深夜から行われた訓練走行では、列車同士が接近した際、自動的にブレーキが作動するかどうかなどが確認された。

 同社は「アタックスは増便を可能にするシステム。将来的には首都圏での導入を目指したい」としている。

1067荷主研究者:2011/03/06(日) 14:56:08

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/02/20110225t11010.htm
2011年02月25日金曜日 河北新報
宮城県図書館の“魂”移管 専門家ら「再考を」

 宮城県図書館(仙台市泉区)所蔵の古地図や古書など11万点が、県施設の東北歴史博物館(多賀城市)に移管され、その中に同図書館発祥時からの蔵書である「青柳文庫」「養賢堂文庫」が含まれることが分かった。専門家や利用者から「県図書館の根幹に関わる」「より広い議論が必要だ」と再考を求める声が上がっている。

 博物館に移管されるのは「坤輿(こんよ)万国全図」「仙台城絵図」などの歴史資料や、和漢の古書など約11万1500点。日本最初の公共図書館とされる青柳文庫の蔵書467点、仙台藩校・養賢堂の蔵書263点、戦後収蔵した伊達文庫4170点など、「特殊文庫」と呼ばれる県図書館ならではのコレクションが約3万9000点含まれる。

 県教委生涯学習課によると、移管の対象は「国や県指定の文化財と、今後の文化財指定が見込まれる貴重な資料」。移管の理由として(1)専門の学芸員による調査研究の必要性(2)文化財保護に適した管理(3)展示スペースの確保―などを挙げている。

 館長の諮問機関の図書館協議会には、今月18日に初めて報告された。同協議会長の沢井清宮城学院女子大名誉教授(図書館情報学)が「青柳文庫や養賢堂文庫は県図書館の最も基本となる蔵書で、多くの研究者に利用されている。移管は県民の意見を聞いてから、決定すべきだ」と再考を求めたが、認められなかった。

 生涯学習課によると、移管については昨年、図書館と歴史博物館の職員が調査し、同10月の教育委員会協議会に報告。移管の経費約740万円を盛り込んだ2010年度県補正予算は今月17日に県議会で可決された。移管作業は28日にも始まり、6月までに終える予定という。

 西条公美生涯学習課長は「図書館には文化財保存に適した薫蒸設備がなく、十分な展示スペースもない。広く県民の利益を考え、移管を決めた」と説明する。

 他県では古書の移管の際、公聴会で県民の声を聞いたケースもある。東北大東北アジア研究センターの平川新教授は「図書館と博物館では収蔵の意味が異なる。古典籍の利用に関しては図書館のサービスの方がかなり良く、使い勝手が悪くなれば歴史博物館への批判が出るのではないか」と懸念する。

[「青柳文庫」「養賢堂文庫」]文庫は「書籍を収納する倉」の意味。青柳文庫は仙台藩出身の青柳文蔵が1831(天保2)年、現在の仙台市青葉区一番町に開設。約1万冊の蔵書を武士・町民の区別なく閲覧させ、貸し出した。養賢堂の文庫は1779(安永8)年の設置。約1万7000冊を所蔵していた。両文庫の蔵書は明治維新後に散逸し、一部が1881年開設の宮城県図書館の前身「宮城書籍(しょじゃく)館」に引き継がれた。

1068荷主研究者:2011/03/06(日) 14:56:53
>>1067-1068
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/02/20110225t15017.htm
2011年02月25日金曜日 河北新報
「移管、理解に苦しむ」の声 青柳文庫など東北歴史博物館へ

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20110225001jd.jpg
青柳文庫の蔵書の一つ、林子平著の「海国兵談」の写本(宮城県図書館所蔵)

 宮城県図書館(仙台市泉区)から東北歴史博物館(多賀城市)に移管予定の青柳文庫や養賢堂文庫は関係者の間で、「公共図書館の原点」と位置づけられてきた。県図書館にとって象徴的な存在で、図書資料としての価値も高い。専門家らの間から、移管を疑問視する声が上がっている。

 「青柳文庫は県図書館の出発点。特別な資料だ。なぜ博物館にしまってしまうのか、理解に苦しむ」。2003年度から3年間、県図書館の資料奉仕部長を務めた早坂信子さん(65)=泉区、東北学院大非常勤講師=は驚きを隠さない。

 青柳文庫は蔵書の幅広い活用を望んだ青柳文蔵による寄付を基にできた。蔵書は書庫の建設費や運営資金と合わせて当時の仙台藩に寄贈され、日本の公共図書館の先駆けと評される。

 一部が県図書館の前身「宮城書籍(しょじゃく)館」開設時(1881年)の蔵書となり、図書館の出発点を示す資料として、今日まで受け継がれてきた。文庫創設の経緯などを踏まえ、早坂さんは「図書館は個人の蔵書の積み重ねでできた側面がある。青柳文庫は原点であり、寄贈者の思いを尊重すべきだ」と訴える。

 移管の理由や決定に至る手続きに疑問を投げ掛ける声もある。

 出版文化研究家の渡辺慎也さん(79)=太白区=は「計画を広く周知して、いろいろな意見を吸い上げるのが県の務めだろう。空きスペースと収容物を計算しただけで移管を決めたのではないか」と手厳しい。

 県が示す移管理由について、東北大東北アジア研究センターの平川新教授(江戸時代史)は「県図書館で管理を続けても問題があると思えない。書庫は保存のための設備が整っている。本来なら、図書館で手放すはずがない」と指摘している。

1069小説吉田学校読者:2011/03/12(土) 21:11:12
ここになるんでしょうかねえ。
私もいわきに家族が、福島第1原発の地域には高校の同窓生(東電に勤めていたりもする)がいるんで、これまでにない不安の下で生活しております。被災地の方は、私等よりはるかに不安でしょう。
だが、救援は来る。いまは、つらいでしょうが、待っていることが最大の安全対策です。
そして、前も書きましたが、遠隔地にいる私たちに出来ることはお金を援助することでしょう。

緊急消防援助隊の派遣、全国から1123隊
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110312-OYT1T00642.htm

 東日本巨大地震に伴い、総務省消防庁が被災地に派遣した緊急消防援助隊は12日午後4時現在、1123隊で、2004年の新潟県中越地震の480隊を大きく上回り過去最大規模となった。


 東京消防庁のほか、愛知、京都など全国各地から宮城、岩手、福島、千葉、長野の5県に出動している。
 緊急消防援助隊は大規模・特殊災害の被災地に駆け付け、救助活動を行う部隊で、阪神大震災を教訓に1995年度に創設された。全国で4278隊(昨年10月時点)が登録されている。

1070荷主研究者:2011/03/13(日) 15:56:35

http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1062/20110313_86.htm
2011年03月13日日曜日
生活関連情報/ガソリン・灯油/GS一部営業店に列

ガソリンスタンド(写真奥)を目指して並ぶ車の列。対向車線も渋滞し、緊急車両が通りづらい状態だ=13日午前8時50分ごろ、仙台市若林区

 仙台市内では13日早朝から、ガソリンや暖房用の灯油を求める車と人の列がさらに長くなった。

 若林区一本杉町のガソリンスタンド前には暗いうちから車が並び、開店予定時間の午前8時ごろには2カ所の交差点をコの字形に囲む形で数百メートルの列となった。灯油用のポリ容器を持った人々も続々と集まった。ただ、時間になっても従業員は現れず、休業かどうか気をもむ客もいた。

 午前4時ごろに訪れたという国家公務員男性(42)は「(震度7を観測した)栗原市で1人暮らしの母親と全く連絡が取れない。昨夜は区内の別のスタンドに並んだが2、3キロの列になり、入れられなかった。給油して早く迎えに行きたい」と心配そうに話した。

 津波で壊滅的な被害を受けた若林区荒浜の女性(37)は午前4時半から並んだ。「(生存を諦めていた)両親が自衛隊に救出されたと連絡があった。早く確認に行きたい」と語った。

 タンクローリーによる供給が滞り、営業しているスタンドは数えるほど。営業中のスタンドも1台10〜20リットルの制限を設けるなどして販売している。

 仙台市内で現在、2カ所のガソリンスタンドのみで営業している出光興産東北支店は「太平洋岸の出荷基地が軒並み被災し、秋田県など日本海側から輸送している。輸送の車両も量も限られるため、制約は当面続く」と説明している。

1071荷主研究者:2011/03/13(日) 15:57:01

http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1062/20110313_87.htm
2011年03月13日日曜日 河北新報
生活関連情報/交通

◇バス・地下鉄
 仙台市バスは13日午前6時半から、主要幹線路線で不定期運行を開始した。最終は午後8時半の便の予定。宮城交通は、おおむね午前8時〜午後9時まで運行する(一部運休、区間運休、間引き運転あり)。

 市地下鉄南北線は長町南駅で線路を支えるコンクリートに亀裂が見つかったほか、八乙女駅の屋根が崩落する危険があり、全線が運休中。代替輸送として14日以降、泉中央と八乙女、長町の各駅から仙台駅に向かう市バスを運行する予定。

◇JR
 東北新幹線と宮城県内のJR在来線は13日も終日運転を見合わせる。JR東日本仙台支社によると、運転見合わせは14日も続くという。

 JR東日本仙台支社によると、県内では新幹線車内に取り残されている乗客はいないが、仙台駅をはじめ運転施設に被害が出ている。

 在来線では東北、常磐、仙石の各線でレールなど運転施設に損傷があるという。安全確認作業を続けており、現時点で運転再開の見通しは立っていない。

◇通行止め
 仙台市災害対策本部によると、13日午前6時50分現在、通行止めとなっている主な道路や場所は次の通り。

 青葉区高野原2〜3丁目、太白区八木山橋、向山鹿落坂、秋保温泉線、仙台南部道路、中山幹線1号線、仙台城址線、県道塩釜亘理線の仙台港付近

1072荷主研究者:2011/03/13(日) 15:57:29

http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1062/20110313_43.htm
2011年03月13日日曜日 河北新報
仙台市、被災者向けに仮設住宅整備を検討

 仙台市は12日、東日本大震災の被災者向けに、仮設住宅を整備する検討に入った。沿岸部を襲った大津波で倒壊した住宅が相当数に達するとみられることから必要と判断した。入居条件や利用期間など、具体的な制度設計は今後、詰める。

 宮城野区の榴岡公園といった大規模用地への建設に向け関係部局で協議している。太白区あすと長町などに土地を所有する鉄道建設・運輸施設整備支援機構に建設地の提供を依頼したほか、独立行政法人都市再生機構(UR)にも賃貸住宅の提供を打診している。

1073小説吉田学校読者:2011/03/14(月) 21:08:42
写真と共に罹災者数の記事を噛みしめる。
災害報道は、数字で語られがちで、当然、数字は重要でありますが、その中身は、一個人の生命や生活の集合体であるのを忘れてはならない。

「死者は万人単位」宮城県知事が見通し
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103140011.html

 東日本大震災による死者数が約1700人にのぼることが朝日新聞の調べでわかった。安否確認のできない人の数は1万2千人以上となった。宮城県の村井嘉浩知事は13日、県内の死者数について、万人単位になるとの見通しを示した。
 朝日新聞が、警察庁や各警察本部、自衛隊、自治体などの情報を集計した。結果、死者数は14日午前0時現在、岩手、宮城、福島など12都道県で1697人以上、安否確認のできない人は1万2412人以上となった。
 うち宮城県での死者は643人。警察庁や県警によると、仙台市若林区の荒浜地区で約200人、東松島市の野蒜(のびる)地区で200人以上の遺体が見つかった。県内では遺体安置所に次々と運び込まれており、竹内直人県警本部長は13日の県災害対策本部会議で「遺体の数が万人単位に及ぶことは必至だ。それを想定して対応して欲しい」と発言。村井知事も「私も万人単位になるだろうと思う」と話した。
 同県南三陸町の対策本部によると、町民約1万8千人のうち、町内にある複数の避難所に計約7500人がいるが、約1万500人の安否確認ができていないという。
 警察庁によると、岩手県内では14日午前0時現在、死者は502人で、行方不明者は315人。これとは別に防衛省によると、同県陸前高田市で300〜400人の遺体が見つかったという情報がある。
 同庁や福島県によると、県内では死者401人、行方不明者1189人となっている。
 死者や安否不明者の数はさらに増えるとみられる。岩手県災害対策本部に寄せられた被害情報によると、釜石市が約3万1千人、大槌町が約1万2千人、山田町が約1万人の住民と連絡が取れない状態だという。ただ、市町外に避難している可能性もあるという。
 また観光庁によると、同庁が日本旅行業協会を通じて、被災地域(青森、岩手、宮城、福島、茨城)への旅行客の安否状況を調べたところ、この地域を訪れていたとみられる約4100人のうち、約2500人の安否が確認できていないことが分かった。

写真 大津波で壊滅的な被害を受けた宮城県名取市閖上(ゆりあげ)地区で、女性が道路に座り込んで涙を流していた=13日午前10時57分、恒成利幸撮影

1074荷主研究者:2011/03/17(木) 23:27:40

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110314t13002.htm
2011年03月14日月曜日 河北新報
生活情報/交通/JRは運転見合わせ/地下鉄きょう一部再開

◇JR
 東北新幹線と宮城県内のJR在来線は14日も終日運転を見合わせる。

 JR東日本仙台支社によると、県内では新幹線車内に取り残されている乗客はいないが、仙台駅をはじめ運転施設に被害が出ている。

 在来線では東北、常磐、仙石線各でレールなど運転施設に損傷があるという。安全確認作業を続けており、現時点で運転再開の見通しは立っていない。

◇地下鉄・バス
 仙台市交通局は14日、東日本大震災の影響で全線運休していた市地下鉄南北線の運行を一部再開する。市バスは主要幹線路線を不定期ダイヤで運行する。

 地下鉄運行区間は富沢―台原駅間。運行ダイヤは、台原発が午前5時42分〜午後11時50分、富沢発が午前5時35分〜午後11時47分。4両編成で、約8分間隔の運行となる。

 台原駅以北の黒松―泉中央駅間のコンクリート製高架橋に、多数のひびやレールのゆがみが発生。八乙女駅の屋根部分の鉄骨アンカーも破断している。市交通局は台原―泉中央間の運転を見合わせ、直通の無料バスを運行する。

 市バスの運行路線は以下の通り。

 北方面
 八乙女駅―虹の丘入口経由仙台駅、泉ビレジ―北仙台経由仙台駅、住吉台―泉中央駅、旭ケ丘―宮町経由仙台駅、桜ケ丘―北仙台経由仙台駅、西中山―山手町経由仙台駅

 南方面
 八木山南―愛宕大橋経由仙台駅―交通局、長町営業所―長町駅経由南仙台駅西口、長町営業所―長町南駅経由恵和町

 東方面
 東仙台営業所―原町経由仙台駅、東仙台営業所―中江経由仙台駅、鶴ケ谷―原町経由仙台駅、霞の目営業所―志波町経由仙台駅―交通局大学病院前、霞の目営業所―大和町経由仙台駅―交通局大学病院前、霞の目営業所―遠見塚経由仙台駅―交通局大学病院前、霞の目営業所―若林経由仙台駅―交通局大学病院前、陸前高砂駅―原町・仙台駅経由交通局

 西方面
 川内営業所―広瀬通経由仙台駅、川内営業所―青葉通経由仙台駅、国見ケ丘3丁目―貝ケ森経由仙台駅、国見ケ丘1丁目―南吉成経由仙台駅、白沢―R48経由仙台駅、茂庭台―西花苑・折立経由(西道路直通)仙台駅、大国神社―みやぎ台・八幡町経由仙台駅、畑前北―赤坂・八幡町経由仙台駅

 岩手県交通(盛岡市)は14日、盛岡地区で路線バスの運行を開始する。対象は11路線。連絡先は019(654)2141。

◇道路
 仙台市災害対策本部によると、13日午後2時現在、通行止めとなっている主な道路や場所は次の通り。

 青葉区高野原2〜3丁目、太白区八木山橋、向山鹿落坂、秋保温泉線、仙台南部道路、中山幹線1号線、仙台城址線、県道塩釜亘理線の仙台港付近、片平丁線、折立団地7号線の折立4丁目付近、荒巻青葉4号線
   ◇
 宮城県警は13日、救援活動の優先道路としている高速道などを走行する場合、事前の届け出を義務化することを決めた。各署に通行を届け出て、認められれば通行車両確認標章を得る。標章がないと通行できない。

 対象となる道路は東北、常磐、三陸の各自動車道と仙台北部、仙台東部、仙台南部の各道路と、気仙沼市内の国道284号、三陸道米谷インターチェンジから南三陸までの国道346号。

 引き続き、仙台市内全域などで車の使用を控えるように要請している。仙台市以外の区間は塩釜市から南三陸町までの国道45号、登米市迫町から気仙沼市に至る国道346号、塩釜市から亘理町までの県道塩釜・亘理線。
   ◇
 宮城県警は13日、被災者の救助や支援物資輸送車の通行を優先する「緊急交通路」を3区間で追加指定した。一般車の通行を禁止する。3区間は次の通り。

 東北自動車道仙台南インターチェンジ(IC)―仙台東部道路若林ジャンクション(JCT)―常磐道山元IC▽東北道富谷JCT―三陸道利府JCT―国道398号(登米市東和町米谷越路、国道45号との交差点まで)▽国道284号(気仙沼市名木沢の岩手県境―同市古町4丁目の国道45号との交差点まで)

 既に県内全区間で指定している東北道に加える措置。期間は4月12日まで。
   ◇
 国道6号の宮城県山元町坂元―福島県境間の通行止めが13日、解除された。

1075荷主研究者:2011/03/17(木) 23:28:39

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110314t13056.htm
2011年03月14日月曜日 河北新報
仙台−山形、新潟行き 長距離バス運行を再開

 仙台市内では14日朝、長距離バスの乗り場でも列ができた。仙台―山形間は13日、仙台―新潟間は14日に運行を始めた。宮城から県外に向かう唯一の公共交通機関で、出張や旅行中に地震で足止めされた人や、実家などに一時身を寄せる人たちの利用とみられる。

 仙台―山形間は、JR仙台駅前から午前8時すぎに始発が出発した。駅前の青葉通沿いにある乗り場では午前9時ごろ、300人以上の列ができた。宮城県庁前の乗り場でも同じ頃、600人以上が並んだ。

 仙台への出張中に被災した八戸市の会社員鈴木克弥さん(46)は「避難所や同僚宅で3日間過ごした。秋田、弘前を通って帰る。家族と連絡は取れているが、心配なので早く戻りたい」と話した。

 仙台―山形間は、宮城交通と山交バスの共同運行で、14日は夜まで計17便を運行する予定。バスの調整がつけば、複数台を同時に出発させる。

 仙台―新潟間は新潟交通とJRバス東北の共同運行で、通常1台のバスを5台に増やした。仙台駅東口から2〜3時間おきに8便を運行する計画。東口の窓口や電話、ホームページからの事前予約が必要という。

1076荷主研究者:2011/03/17(木) 23:29:38

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110314t73014.htm
2011年03月14日月曜日 河北新報
山形行きバスに長い列 定期運行一部再開

震災で帰宅できなかった人たちが山形行きのバスを待つ長蛇の列をつくった=仙台市青葉区の県庁前

 仙台―山形間の路線バスが13日、定期運行を一部再開した。震災後、宮城から県外へ向かう唯一の公共交通機関となり、足止めされていた首都圏などの帰宅困難者が長蛇の列をつくった。

 山形市からは、震災被害を免れた山形空港へのアクセスが容易。新潟行きの高速バスもあり、JR上越新幹線で首都圏に乗り継ぐこともできる。

 始発停留所の県庁市役所前には正午ごろ、300メートル以上の列ができた。

 出張中に被災し、避難所に滞在した横浜市の平田哲治さん(25)は「避難所は寒く、疲れた」と話した。妻と5カ月の男の子を連れて兵庫県に帰る大学教員成沢健さん(28)は「山形から大阪(伊丹)への臨時便があると聞いた。予約はしていないが、ミルク用のお湯が出るだけ山形の方がいい」と話した。

 山形交通は同日、宮城交通と共同で臨時便として13便を運行。東北自動車道、山形道は通行できないため、国道286号を経由。運行時間は通常の1.5倍の1時間半ほどかかる。

 山形交通は「14日も燃料の手配と運転手の人繰りがつく限り、なるべく運行したい」と話す。

1077荷主研究者:2011/03/17(木) 23:31:55
これは深刻だ…
>支社の社員全約6800人中、約3割の安否が不明

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110315t12032.htm
2011年03月15日火曜日 河北新報
JR、復旧めど立たず 仙台駅ホーム天井数十メートル落下

東北新幹線ホームでは天井の板がはがれ、ホームに落下。壁が崩落し、漏水も生じている=14日正午ごろ、JR仙台駅

 11日の東日本大震災で運転施設が甚大な被害を受けたJR東日本。東北新幹線では車両が脱輪し、東北の在来線も、三陸沿岸部で列車ごと津波にのまれた区間も出た。安否不明の社員も多数いて、運転再開のめどは全く立たない。

 東北新幹線は、地震時から白石蔵王―古川間に上下4本が止まったまま。乗客にけがはなく、既に救出された。仙台駅から北に4.5キロの地点で、試験走行中だったE2系が脱輪した。白石蔵王―福島間で、レールの継ぎ目のずれなどが目立っている。

 仙台駅の被害も激しい。新幹線ホームの天井の板が、数十メートルにわたってはがれ落ちた。柱の中を通る水道管が破損し、ホームに水が流出。駅構内は今も立ち入り禁止になっている。

 東北新幹線は東京―那須塩原間に限り、15日からの運転再開を目指すものの、福島以北の見通しは立っていない。

 在来線では、特に沿岸部の被害が大きい。仙石線東名―野蒜間(東松島市)、常磐線山下―浜吉田間(宮城県山元、亘理両町)などでは列車が津波にさらわれ、駅が冠水した。石巻、気仙沼両線のほとんどの区間は、津波注意報が解除になるまで調査に入ることさえできなかった。東北線梅ケ沢―新田間(登米市)でも線路が陥没している。

 JR東日本仙台支社によると、支社の社員全約6800人中、約3割の安否が不明。多くの鉄道設備が破壊された上、資材と人材の不足も深刻。東北では羽越線や奥羽線で一部運転を再開しているが、被害路線の復旧の見通しは立っていない。

1078荷主研究者:2011/03/17(木) 23:33:15

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110315t15044.htm
2011年03月15日火曜日 河北新報
生活情報/交通 地下鉄全線開通に数ヵ月

◇地下鉄・バス
 仙台市は14日の災害対策本部会議で、震災の被害で台原―泉中央駅間が運休している市地下鉄南北線について、全線開通まで数カ月かかるとの見通しを明らかにした。

 鉄骨部分が破損した八乙女駅の上屋を詳細に調べた結果、大きな余震があった場合、崩落の恐れがあることが判明。周辺の高架橋などにも破損が見つかり、復旧工事に当初の想定より時間がかかるという。

 仙台―山形間の高速バスは15日、17往復運行する予定。バスを運行している山交バスによると、燃料の軽油が残り2〜3日分となっており、16日以降は減便も想定されるという。

 岩手県北バスは15日、盛岡市、岩手町、八幡平市、一戸町、九戸村で路線バスの通常運行を再開する。ただし安比高原線は運休、盛岡大学線は休校日ダイヤで運行する。

◇道路
 地震による影響で通行止めになっている宮城県内の県道と、その区間や地域は14日現在、次の通り。

 白石柴田線・白石市白川内親―下小倉、蔵王川崎線・川崎町北川橋、古川松山線・大崎市古川志田橋、鳴子池月線・大崎市岩出山沢月木、築館登米線・栗原市築館照越、鹿島台鳴瀬線・二子屋橋、丸森柴田線・角田市坂津田、白石上山線・蔵王町遠刈田温泉大鳥居―山形県境、牡鹿半島公園線・石巻市鮎川浜―鬼形、利府松山線・大郷町粕川―新掘橋、升沢吉岡線・大和町吉田―志田川橋、名取村田線・村田町菅生サーキット東側、仙台三本木線・大崎市三本木市道多高田線付近、栗駒岩出山線・大崎市岩出山上野目天王寺、閖上港線・名取市閖上宮下橋、河北桃生線・石巻市辻堂―雄勝町釜谷、涌谷三本木線・美里町小牛田化粧坂、名取村田線・村田町内田、大和幡谷線・大郷町不来内、杉ケ袋増田線・仙台東部道路―塩釜、南蔵王七ケ宿線・七ケ宿町横川―長老湖、古川一迫線・栗原市高清水小山田、栗駒岩出山線・大崎市岩出山下真山
  ◇
 仙台市内の通行止めになっている市道と区域は次の通り。

 市道新川ハイランド線・青葉区新川左手山、市道仙台城路線・青葉区川内、市道向山1号・太白区向山1丁目、市道大平線・泉区福岡岳山、市道八木山二沢線・太白区八木山弥生町、市道今市福田線・宮城野区岩切今市東、市道仙台城線・太白区長町越路、市道高野原27号線・青葉区高野原2〜3丁目、市道中山幹線1号線・青葉区中山6丁目、市道片平丁線・青葉区土樋1丁目、市道折立団地7号線・青葉区折立4丁目、市道荒巻青葉4号線・青葉区荒巻青葉、市道みやぎ台支線14号・青葉区みやぎ台2丁目、市道栗生1丁目1号線・青葉区栗生1丁目、市道横町沢口線・太白区秋保馬場、市道鹿野人来田線・太白区羽黒台

【写真】運行を再開した地下鉄南北線の仙台駅では通勤客の姿が多く見られた=14日午前7時35分ごろ、仙台駅

1079荷主研究者:2011/03/17(木) 23:34:33

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110315t75043.htm
2011年03月15日火曜日 河北新報
仙台−新潟間バス運行開始 山形便は増便検討

 仙台市内では14日朝、長距離バスの乗り場で列ができた。仙台―山形間は13日、仙台―新潟間は14日に運行を始めた。宮城から県外に向かう唯一の公共交通機関で、出張や旅行中に地震で足止めされた人や、実家などに一時身を寄せる人たちの利用とみられる。

 仙台―山形〓(6BE1)は、JR仙台駅前から午前8時すぎに始発が出発。駅前の青葉通沿いにある乗り場では午前9時ごろ、300人以上の列ができた。宮城県庁前の乗り場でも同じころ、600人以上が並んだ。仙台―山形間は、宮城交通と山交バスの共同運行。バスの調整がつけば、複数台を同時に出発させる。

 仙台―新潟〓(6BE1)は新潟交通とJRバスの共同運行で、通常1台のバスを5台に増やした。仙台駅東口から2〜3時間おきに8便を運行する計画。東口の窓口や電話、ホームページからの事前予約が必要という。

1080荷主研究者:2011/03/17(木) 23:35:44

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/2011031501000808.htm
2011年03月15日火曜日 河北新報
被災者対応で高速バス運行 秋北バスと山交バス

 秋北バス(秋田県大館市)は16日、東日本大震災で避難する被災者らに対応するため、高速バスの大館(秋田県)―盛岡線と能代(秋田県)―秋田線をそれぞれ2往復、大館―仙台線と二ツ井(秋田県)・能代―仙台線を各1往復させる。

 山交バス(山形市)も16日、高速バスの山形―仙台線を17往復させるほか、新庄(山形県)―仙台線を4往復、米沢(山形県)―仙台線を2往復させる。特に山形―仙台線は仙台市からの被災者の避難に使われており、山交バスは「仙台市で利用者の行列もできている」と説明している。

1081荷主研究者:2011/03/17(木) 23:41:19

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110316t13058.htm
2011年03月16日水曜日 河北新報
仙台市ガス局、1カ月で復旧困難 製造工場に想定以上の被害

激しく損傷した仙台市ガス局の港工場=仙台市宮城野区港4丁目

 東日本大震災の影響で都市ガスの製造、供給を全面停止している仙台市ガス局は15日夜、ガス製造を担う港工場(宮城野区)が想定以上の甚大な被害を受けたため、1カ月程度で復旧するのは困難との見通しを明らかにした。

 現地調査を14日に始めた結果、10メートル前後の津波が押し寄せ、液化天然ガス(LNG)タンクやガスホルダーを除く主要設備が軒並み破損したことが分かった。

 これまでの全国の震災では最大規模の被害という。地震発生時、職員29人は事務所棟の屋上に避難して全員無事だった。

 ガス局の都市ガスの原料はLNGの気化ガスと、新潟―仙台間のパイプラインからの天然ガスの2種類。比較的被害が小さかったパイプラインを活用した方が復旧が早いとみている。パイプラインとガス局との接続装置の点検は16日にも終わるという。

 港工場の復旧作業と併せ、全国の関係者の応援を得てガスの導管の点検、修理にも着手。(1)病院など生命に関わる施設(2)一般家庭(3)大口事業者―の順に復旧を目指す。

 ガス局はガス漏れなどの二次災害を防止するため、器具栓とガス栓、メーターガス栓を全て閉めるよう呼び掛けている。職員が現在、利用者宅を訪問し、メーターガス栓の確認を行っている。

 大嶋英世ガス事業管理者は「導管はそれほど大きな被害がないと期待している。安全を確保しながら一日でも早くガスを供給したい」と話した。

 問い合わせガス局総務課フリーダイヤル(0800)8008977=午前8時半〜午後7時=。フリーダイヤル以外の時間帯は022(256)2111。

1082荷主研究者:2011/03/20(日) 14:00:22
>>853
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110301t12027.htm
2011年03月01日火曜日 河北新報
エム・セテック仙台工場閉鎖へ 社員は配置転換 宮城・山元

 太陽光発電素材メーカー大手のエム・セテック(東京)が、宮城県山元町にある仙台工場を3月末で閉鎖する方針を固めたことが28日、分かった。正社員約110人については、相馬市などの他工場へ配置転換することで最終調整しているとみられる。

 関係者によると、仙台工場に勤務する正社員は山元町や隣接する宮城県亘理町、福島県新地町などに居住する。閉鎖に伴って、相馬市や高知県などの工場へ転勤させる方針が有力だが、条件が合わない場合は希望退職も募る見込み。

 会社側は仙台工場の労働組合幹部に工場閉鎖の方針を伝えた。従業員の処遇などについては協議中という。エム・セテック幹部は28日、山元町役場を訪れ、町側に工場閉鎖の方針を伝えた。

 同社は河北新報社の取材に対し「組合と協議中なので、はっきりしたことは現段階では一切申し上げられない」(総務部)としている。

 仙台工場は1984年、太陽光発電用素材の単結晶シリコンウエハーを製造する工場として操業を開始。敷地面積4万1000平方メートルで一時は従業員が300人を超え、年間220億円以上の売り上げがあった。

 同社は2007年、相馬市で新しい材料製造工場を稼働させ、仙台工場などで太陽光発電パネルの素材に加工し製品化していた。

 09年に台湾の液晶パネルメーカー友達光電(AUオプトロニクス)の資本を受け入れ子会社となった。10年春からは台湾資本主導の経営体制となり、謝勝傑社長が就任。創業者の松宮律夫前社長が進めてきた亘理町への新工場建設の方針を白紙撤回するなど、生産体制の見直しを進めていた。

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110302t12005.htm
2011年03月02日水曜日 河北新報
エム・セテックが仙台工場閉鎖を発表 従業員115人配転

記者会見で仙台工場の閉鎖を正式発表する斎藤取締役仙台工場長(右)ら

 太陽光発電素材メーカー大手のエム・セテック(東京)は1日、仙台市内で記者会見し、宮城県山元町の仙台工場を3月末で閉鎖すると正式発表した。同工場の正規従業員115人(2月16日現在)については、相馬工場(福島県相馬市)など他工場に配置転換する方針。

 台湾の親会社、液晶パネルメーカー友達光電(AUオプトロニクス)が世界的に進めるグループの再編の一環。世界の他メーカーと対抗するため、資源を集約してアジアに新たなシリコンウエハー生産拠点を設ける方針で、仙台工場が閉鎖対象になったという。

 エム・セテックによると、仙台工場は太陽光発電用素材の単結晶シリコンウエハーを製造し、ピーク時の2004年ごろには年間500万枚を生産。設備投資の遅れによる競争力低下に、08年秋のリーマン・ショック後の受注減少も加わり、10年には100万枚にまで落ち込んだ。

 正規従業員115人は相馬工場か高知工場(高知県)に配置転換。全員を近くの相馬工場で受け入れるのは難しいといい、退職を余儀なくされるケースもあるとみられる。

 パート従業員約40人については1月中旬で契約を更新しなかった。派遣従業員も2月末と3月末に約20人ずつ、契約満了に伴って退社する。

 斎藤博之取締役仙台工場長は「大変つらい判断で、断腸の思いだ。グループ内で新たな生産体制を築く一環として、仙台工場の閉鎖を決めた。技術開発が遅れ、中国などアジア勢に蹴落とされる形となった」と述べた。

 仙台工場の跡地は今後、売却などを含めて対応を検討する。白紙撤回した宮城県亘理町の新工場建設計画に関しては「再開の可能性はゼロではないが、当面はない」(斎藤取締役)と説明した。

1083荷主研究者:2011/03/20(日) 14:01:17

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110302t12010.htm
2011年03月02日水曜日 河北新報
アイシン高丘が鋳造工場を17日着工 来年3月量産 大衡

 トヨタ自動車系部品メーカーのアイシン高丘東北(宮城県大衡村)が17日、建設を延期していた鋳造工場を着工することが1日、分かった。建屋は秋に完成し、来年3月をめどに量産に入る見通し。独自に開発した最新の溶解炉を導入し、鋳造から部品加工までの一貫生産体制を整える。

 鋳造工場は、ブレーキ部品の切削加工などを行っている現工場の隣接地に建設する。延べ床面積は1万平方メートル程度の見通しで、建屋完成後に生産設備を設置。来年初めに試作に着手し、量産に備える。投資額は明らかになっていないが、40億〜50億円とみられる。

 導入する最新の溶解炉は現在、中部地方の関連工場で保管している。コークスを熱して鉄を溶かす一般的な鋳造手法と異なり、コークスを使わない新技術を採用したのが特徴。製造コストの引き下げと環境対応の両立を実現させた。

 鋳造工場の稼働に伴い、現在約30人の従業員を最終的に約100人増員する。地元の経験者を中心にことしから採用活動を本格化させる。

 17日には宮城県と地元の大衡村の関係者を招き、現地で地鎮祭を行う。

 アイシン高丘東北は昨年12月、ブレーキ関連の部品加工部門のみで稼働した。鋳造工場は当初、2009年夏に着工し、10年10月の稼働予定だったが、08年秋のリーマン・ショック後の世界市場の低迷を受けて建設計画を延期していた。

1084荷主研究者:2011/03/20(日) 14:12:24

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110303t13039.htm
2011年03月03日木曜日 河北新報
廃止後35年、仙台市電の枕木撤去へ あすから緊急工事

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路面を沈下させる枕木の撤去が行われる国道45号=宮城野区原町3丁目付近

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20110303013jd.jpg
現場近くを走行していた1976年当時の仙台市電(庄子さん提供)

 1976年に廃止された仙台市電の枕木が地下に埋まったままになっている宮城野区の国道45号で、路面沈下の恐れが出ている。東北地方整備局仙台東国道維持出張所は、改修の優先度が高い危険箇所を特定し、4日から緊急に工事を行う。関係者は「市電の敷設物の影響に伴う工事は、最近では珍しい」と驚いている。

 改修するのは、JR仙石線陸前原ノ町駅(宮城野区)近くの156メートル。掘り起こして地中にある枕木を撤去する。工期は25日ごろまでを予定している。

 出張所によると、昨年6月ごろ、深さ約5センチの小規模な陥没が2カ所で見つかった。7月に舗装の一部をはがして調べたところ、地下の枕木が腐敗して路面を沈下させたことが判明した。

 枕木の腐食が進み、一部で「表面が波打っている状態」(担当者)という。「放置すれば路面沈下が起きて、重大な事故を起こしかねない」として費用約800万円をかけ、大規模な改修工事に着手することを決めた。

 工事は上下4車線すべてを改修する。時間は午後9時から翌日の午前6時まで。期間中、車線の減少などの交通規制を行う。

 市電を運行した市交通局などによると、76年の市電廃止後、市はレールと枕木を撤去せず、アスファルトで埋め固めた。その後、路面の亀裂などで露出したレールは撤去したが、枕木はそのまま残っている。

 2007年4月には市道の拡幅工事をしていた青葉区花京院付近で約500本の枕木を発見。08年2月にもJR仙台駅近くの地下鉄工事現場から5、6本の枕木が見つかっているが、「枕木が原因で道路の改修が行われるのは初めてではないか」(市交通局)という。

 現場近くで印章店を営む市電ファンの庄子喜隆さん(53)は「廃止後35年という節目の年に枕木の存在がクローズアップされることに驚いた。ガーデニングなどで活用されるケースが多いので、希望者に配ってはどうか」と提案する。

 出張所は「撤去した枕木は、腐敗の状態を見た上で廃棄するかどうかを判断したい」と話している。

1085荷主研究者:2011/03/20(日) 14:14:36
>>705
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110303t12036.htm
2011年03月03日木曜日 河北新報
仙台駅前複合商業施設「EDEN」 オープン4月27日

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20110303007jd.jpg
「EDEN」の完成イメージ。テナントが回廊状に並び、シンボルツリー(左)としてケヤキも植えられる

 オリックス不動産(東京)がJR仙台駅前の仙台ホテル跡地で建設中の複合商業施設「EDEN(エデン)」を4月27日にオープンさせることが2日、分かった。飲食店を中心にテナント16店が入居し、今月15日に予定する建物の完成後、各店が開業準備に入る。

 同社によると、テナントのうち12店が飲食店で、モスバーガーを展開するモスフードサービス(東京)が新業態のカフェを出店。都内を中心に居酒屋などを運営するリン・クルー(同)は、東北初出店のスペイン料理などの「Tapas Blanco(タパス ブランコ)」を出す。

 他は「具体名は公表段階にはない」としているが、飲食店ではダイニングバーやとんかつ店などが入る。飲食以外の4店はアパレル物販が3店、保険サービス業が1店で、アパレル物販店は青葉通に面したスペースに入居予定という。

 EDENは昨年11月半ばに着工した。平屋で延べ床面積約1400平方メートル、敷地約2700平方メートル。青葉通と愛宕上杉通とで通り抜けができる開放的な空間になる。

 オリックス不動産は「他にも東北初出店のテナントがあるほか、東北の企業による店舗も入る予定だ」と説明している。

1086荷主研究者:2011/03/20(日) 14:15:07

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110303t13009.htm
2011年03月03日木曜日 河北新報
セントラル自動車 来月11日にも宮城全面移管

 セントラル自動車は宮城県大衡村の新本社工場について、拠点だった相模原市の現工場からの生産機能の全面移管を4月11日にも行う方針を決めた。相模原工場での生産は3月29日で終え、生産設備の移設などを進める。新本社工場は4月中旬から下旬にかけ、フル稼働状態に入る見通しだ。

 生産移管するのは国内向けの小型車カローラアクシオ。1月6日から新本社工場で生産開始した輸出用小型車ヤリスセダン(日本名ベルタ)と合わせた生産台数は、1日当たり約150台増の約420台になる。

 全面移管に伴い新本社工場の勤務体制は現在の昼間のみから、昼、夜の2交代に移る。相模原工場に勤務する600人も順次、新本社工場に異動する。

 セントラルは相模原工場での生産終了翌日の3月30日、従業員OBや地元の関係者らを招いて現地で閉所式を行う。最後の生産車両1台は相模原市社会福祉協議会に寄贈する。

 同社は当初、ことし5月に新本社工場への生産車種の集約を進める計画だった。相模原工場との2拠点での並行生産は、輸送コストがかさむことなどから昨年秋以降、計画の前倒しを模索していた。

 相模原工場は1960年に稼働。建屋、設備の老朽化に伴い、2007年10月に大衡村への移転を発表した。本社移転登記は株主総会後の6月以降になる。

1087荷主研究者:2011/03/20(日) 14:19:31

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110304t11026.htm
2011年03月04日金曜日 河北新報
仙台市地下鉄東西線 最後の工区、安全を祈願

安全を祈願する工事関係者ら=青葉区川内の東西線建設工事現場

 2015年度の開業を目指す仙台市地下鉄東西線(動物公園―荒井駅、14.4キロ)で、未着工だった国際センター駅(仮称)工区の安全祈願祭が3日、青葉区川内の工事現場で行われた。

 式典は工事の受注業者が主催し、工事関係者や市職員ら約40人が出席。神事を行い、工事の安全を祈った。今回の工区は約170メートルで、国際センター駅のホーム部分などを整備する。近く、開削工事のためのくい打ちを行う。

 東西線21工区のうち、最後の起工となった同工区は、近くであった埋蔵文化財調査のため、整備が遅れていた。土木工事の事業費は約9億5500万円で、13年3月の完了を目指す。

 市交通局東西線建設本部の森研一郎建設課長は「最後の駅工事の着手ということもあり、感慨深いものがある。周辺には美術館や博物館などがあるので、行き方の案内を分かりやすく工夫したい」と述べた。

 東西線の事業費(2735億円)ベースの進渉(しんちょく)率は、本年度末で約30%。

1088荷主研究者:2011/03/20(日) 14:21:05

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110304t12011.htm
2011年03月04日金曜日 河北新報
働く女性ターゲット ダイエー仙台店が改装オープン

新装開店し、大勢の来店客でにぎわったダイエー仙台店

 改装を進めていたダイエー仙台店(仙台市青葉区中央)は3日、リニューアルオープンした。13年ぶりの全館改装。市中心部に住む比較的若い世代の働く女性層をターゲットに据え、化粧品や婦人服、総菜の各売り場を拡充した。

 午前9時の開店を前に、入り口には約1200人が行列をつくった。店頭で紅白まんじゅうを配るとともに、和太鼓の演奏などで新装開店ムードを盛り上げた。

 改装は働く女性向けに1階の化粧品売り場のスペースを2割拡大。靴下やタイツ類のコーナーも従来の2.5倍に広げた。地下2階の食品売り場は地場商品の品ぞろえを増やし、単身者向けに小分け商品の取り扱いを強化した。

 最上階の8階には昨年末で撤退したベスト電器の後継テナントとしてダイエー子会社の書店「アシーネ」が入った。館内のほとんどの照明を発光ダイオード(LED)などの省エネ型に切り替え、使用電力量の削減も図った。仙台店は「化粧品やおしゃれ雑貨の強化で、20代、30代女性の利用をより増やしたい」と話す。

1089荷主研究者:2011/03/20(日) 14:42:27

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110305t12013.htm
2011年03月05日土曜日 河北新報
「現場環境に万全期す」東京エレクトロン宮城

 半導体製造装置大手の東京エレクトロン(東京)は4日、宮城県大和町で建設を進めている新工場の生産開始時期を、当初予定の4月初めから延期すると発表した。2月に建設現場で資材が焼ける小規模のトラブルがあったのが原因。工場を運営する子会社東京エレクトロン宮城の北山博文社長は仙台市内で河北新報社の取材に応じ、「延期期間は数カ月になる」との見通しを示した。

 北山社長によると、トラブルがあったのは2月15日早朝。工事中の生産棟内に置いてあった床面用の塗料缶から煙が出ているのを、建設会社の作業員が発見した。建屋自体に損害はなかったものの、「空調ダクトなどにすすが入っている恐れがあるため、今月いっぱいかけて影響を調査する」という。

 具体的な生産開始時期について北山社長は「装置製造はクリーンな環境が必要。品質を最優先させたい」として明言を避けた。

 4月から新工場で見込んでいた生産分に関しては、関連会社の東京エレクトロンAT(宮城県松島町)の宮城事業所(同)と山梨事業所(山梨県韮崎市)で対応する方針。「全体の生産計画への影響はない」と説明した。

 4月5日に予定していた竣工(しゅんこう)式は延期する。ただ生産棟とは別に新工場に建設中の事務、研究開発の2棟については、4月1日から業務を開始するとして、北山社長は「工場の稼働は4月のままで、稼働延期とは考えてない」とも話した。

 新工場は昨年7月着工。半導体製造工程で使われるエッチング装置などを製造する予定で、東京エレクトロンは当初の年間売上高を1500億円と見込んでいる。

 ―稼働まで数カ月かかる理由は。めどはいつか。
 「(資材が焼けたトラブルの)規模は小さかった。万全を期して生産を始めるため、慎重に対処すべきだと判断した。現在、生産棟の設備の調査を行っている」
 「半導体製造という作業の特性から、ちりやほこりなどを完全に排除しなければいけない。空調ダクトにすすが入っていれば交換する必要がある。品質を最優先するため、何をどこまでやるべきか慎重に見極める」

 ―生産計画などへの影響は。
 「製品の納期や受注には一切影響させない。関連会社の山梨県内の事業所の生産を拡大し、(閉鎖するかどうか検討していた)宮城県松島町の松島事業所の生産体制も維持して対応する」

 ―従業員の異動や規模はどうなる。
 「予定通り、山梨事業所の従業員1500人のうち600人をことし中に異動させる。6月末には8割ほど移っている予定だ。松島事業所からことし中に約200人全員を移すことも変わらない」
 「4月1日入社の新卒者も三十数名いる。ほかに非正規の従業員を約200人雇用し、予定した約1000人の従業員体制とする」

 ―業況は。
 「多機能携帯電話など向けの半導体需要が旺盛で、装置の受注もほぼ計画通り推移している。5年後に従業員数と売上高規模を初年度の倍にするという目標も変更していない」

1090荷主研究者:2011/03/20(日) 14:42:48

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110305t12016.htm
2011年03月05日土曜日 河北新報
東京エレクトロンの新工場、来月の生産開始延期

 半導体製造装置大手の東京エレクトロン(東京)は4日、宮城県大和町で建設を進めている新工場の生産開始時期を、当初予定の4月初めから延期すると発表した。2月に建設現場で資材が焼ける小規模のトラブルがあったのが原因。工場を運営する子会社東京エレクトロン宮城の北山博文社長は仙台市内で河北新報社の取材に応じ、「延期期間は数カ月になる」との見通しを示した。

 北山社長によると、トラブルがあったのは2月15日早朝。工事中の生産棟内に置いてあった床面用の塗料缶から煙が出ているのを、建設会社の作業員が発見した。建屋自体に損害はなかったものの、「空調ダクトなどにすすが入っている恐れがあるため、今月いっぱいかけて影響を調査する」という。

 具体的な生産開始時期について北山社長は「装置製造はクリーンな環境が必要。品質を最優先させたい」として明言を避けた。

 4月から新工場で見込んでいた生産分に関しては、関連会社の東京エレクトロンAT(宮城県松島町)の宮城事業所(同)と山梨事業所(山梨県韮崎市)で対応する方針。「全体の生産計画への影響はない」と説明した。

 4月5日に予定していた竣工(しゅんこう)式は延期する。ただ生産棟とは別に新工場に建設中の事務、研究開発の2棟については、4月1日から業務を開始するとして、北山社長は「工場の稼働は4月のままで、稼働延期とは考えてない」とも話した。

 新工場は昨年7月着工。半導体製造工程で使われるエッチング装置などを製造する予定で、東京エレクトロンは当初の年間売上高を1500億円と見込んでいる。

1091荷主研究者:2011/03/20(日) 14:43:17

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110305t12012.htm
2011年03月05日土曜日 河北新報
やまや、仙台に3店出店 自動車集積 需要狙う

26日オープン予定の泉野村店の完成イメージ図

 酒販チェーンのやまや(仙台市)は仙台圏での販売強化に乗りだす。3月と4月に仙台市内に計3店を新規出店し、うち泉区には旗艦店を含む2店を設ける。関西で力を注ぐ既存店の改装と併せて進める方針で、自動車や半導体関連産業の集積などに伴い、人口と購買力が伸びている仙台北部地域などの需要取り込みを狙う。

 旗艦店は泉野村店で、宮城野区の福室店とともに3月26日オープンする。4月後半には泉区に市名坂店を開業させる予定だ。

 このうち泉野村店はショッピンセンター(SC)「ヨークタウン泉野村」に新築中。鉄骨平屋で売り場面積は約980平方メートルと、1000平方メートルを超える仙台市若林区の沖野店、岩手県奥州市の水沢店に次ぎ、同社では東北3番目の規模になる。

 市名坂店は売り場約660平方メートルで、宮城県運転免許センター向かいにあるホームセンターのケーヨーデイツーと同じ敷地内に建てる。

 泉野村店には常設のギフトコーナーを設けるほか、高級ワイングラスなど酒類関連グッズも充実させる。同じSC内には酒類、清涼飲料も扱うヨークベニマル、ドラッグストアのカワチもあるものの、専門店の特徴を生かした品ぞろえと価格で顧客獲得を図るという。

 やまやはこれまで、2008年に事業継承した関西圏の酒販店「楽市」やディスカウント店「スピード」などの既存店改装に努めてきた。山内英靖社長は「ことしは北関東から仙台までの間で新規出店を進める。仙台再強化の年と位置付ける」と話す。

1092荷主研究者:2011/03/20(日) 15:07:01

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110316t75007.htm
2011年03月16日水曜日 河北新報
生活情報/交通 東北地方整備局

 東北地方整備局は15日、救援・輸送ルートの選定に関するリンク集を同整備局のホームページ(HP)内に作成した。国、東日本高速道路、岩手、宮城、福島各県のルートの確保状況を掲載する。HPトップページのバナーから閲覧できる。

◇バス
 東日本急行は16日から当分の間、仙台―一関線(1日4往復)、築館経由の仙台―金成線(2往復)、佐沼経由の仙台―とよま線(2往復)、築館経由の仙台―一迫線(1往復)の臨時運行をする。高速道路の通行規制に伴い、運休していた。

 岩手県交通は盛岡市、雫石町、滝沢村、矢巾町、紫波町の路線バスを、大幅に本数を減らした特別ダイヤで運行している。燃料確保の見通しが立たないとして、19〜21日は運休。このほかの地域の路線バスと高速バスは全面運休。花巻空港―盛岡市中心部の路線は16日から特別ダイヤで運行開始。17日以降は通常ダイヤ。

 岩手県北自動車は16日、宮古駅前発の西ケ丘団地、和井内、花輪、宮園団地、小山田・八木沢方面行きの路線バスの運行を再開する。通常ダイヤの半分程度となる1日3〜5本の運行。宮古駅前とショッピングセンター「マリンコープDORA」を結ぶシャトルバスも同日午前10時30分から30分間隔で運行を再開する。

◇第三セクター鉄道

 三陸鉄道(盛岡市)は16日から北リアス線の久慈―陸中野田間で臨時の部分運行を始める。1日3往復で、当面無料。

 IGRいわて銀河鉄道(盛岡市)は16日昼すぎから、いわて銀河鉄道線の盛岡―いわて沼宮内間の運転を再開する予定。当面は本数を減らした特別ダイヤで運行する。

1093荷主研究者:2011/03/20(日) 15:10:18

http://yamagata-np.jp/news/201103/16/kj_2011031600417.php
2011年03月16日09:40 山形新聞
移動ルート問い合わせ殺到 本県経由で東京、大阪へ

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/img_2011031600175.gif
山形市経由の主なルート

 東日本大震災に伴い、東北新幹線や東北自動車道など太平洋側の交通網が甚大な被害を受け、救援や避難目的で本県を経由して宮城県と東京、大阪方面を行き来する人が急増している。公共交通機関を使った移動ルートの問い合わせが県に殺到、県地域・交通政策課は山形と新潟を結ぶバスや山形、庄内両空港を乗り継いだルートを勧めている。

 同課によると、多数の被災者がいる仙台市と山形市を結ぶ公共交通機関は現在、バスのみ。15日正午現在、仙台−山形間の高速バスは山交バスだけで計17便が出ている。所要時間は約1時間15分。山形自動車道は本県側しか利用できないため、従来より約30分遅れて到着している。

 山形市経由の主なルートは4パターンあり、それぞれ東京、大阪を出発した場合をシミュレートした。新潟を通るケースでは、東京から新潟は上越新幹線を利用し、その後は本県直通バスに乗り継ぐ。また、新潟からJR羽越本線で鶴岡、酒田まで行った後、山形行き高速バスに乗る手もある。

 空路を使う場合、山形空港は羽田、伊丹の両便が運航しており、山形空港から山形市までは乗り合いタクシーがある。庄内空港は羽田便のみ。空港からバスか乗り合いタクシーで酒田、鶴岡を目指し、山形行きのバスに乗る。

 同課は「燃料の調達が困難になっており、公共交通機関も例外ではない。今後、バスの本数が減ることも考えられる」と話している。

1094荷主研究者:2011/03/20(日) 15:11:12

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110317t75047.htm
2011年03月17日木曜日 河北新報
生活情報/地下鉄・バス・列車

 仙台市交通局は、市地下鉄南北線の運行を再開している。運行区間は富沢―台原駅間で、運行ダイヤは台原発が午前5時42分〜午後11時50分、富沢発が午前5時35分〜午後11時47分。上下線とも4両編成で、約8分間隔。運転を見合わせている台原―泉中央駅間は午前6時半〜午後8時半、直通の無料バスを走らせている。

 市バスは午前6時半〜午後8時半、主要幹線路線を30分〜1時間の間隔で運行している。彼岸に合わせ、18〜24日に運行を予定していた仙台駅―葛岡墓園(青葉区)、泉中央駅―いずみ墓園(泉区)のバスは運休する。

 ◇

 宮城交通は、一部を除き、路線バスを休日ダイヤの5〜6割で運行中。新たに仙台―福島間を1日10往復する。仙台―鳴子、古川、加美の高速バスについては17日、休日ダイヤから平日ダイヤに戻す。仙台―栗駒、大衡、蔵王、佐沼は便数を通常より減らす。連絡先は同社022(771)5310。

 福島交通バスは仙台―福島間を4往復。

 JRバス東北は仙台―新宿間、仙台―新潟間を予約制運行。仙台―古川間を1日2便で運行。

 東北急行バスは18日から仙台―東京(八重洲)間を4往復で運行予定。

 JRバス東北(仙台市)など5社は17日、仙台―盛岡間を1日4往復で運行再開する。出発時刻は仙台駅前(宮交仙台高速バスセンター)が午前8時半、午後3時半、4時半、5時半。盛岡駅西口が午前8、9、10時、午後3時半。運賃(片道)は大人2850円、小学生以下1430円。連絡先はJRバス東北盛岡支店019(604)2211。

 弘南バス(弘前市)は、17日から盛岡―青森間、18日から仙台―弘前間の高速バスを1日1往復、臨時運行する。期間は未定。出発時刻はJR青森駅前午前7時20分、JR盛岡駅西口午後5時45分と、弘前バスターミナル午前6時40分、JR仙台駅前午後9時45分。運賃(片道)は盛岡―青森間が大人3160円、子ども(小学生以下)1580円、仙台―弘前間が大人5090円、子ども2550円。予約は受け付けない。連絡先は弘前バスターミナル0172(36)5061。

 ◇

 東北、秋田、山形新幹線は運転再開見通し立たず。東北線は17日から盛岡―北上間で運転を再開。ただし、釜石行き列車は運休する。北上―一ノ関間は20日から再開する予定。田沢湖線は、17日から盛岡―雫石・赤渕間で一部を除き運転を再開。赤渕―大曲間は18日から運行する予定。

 IGRいわて銀河鉄道(盛岡市)と青い森鉄道(八戸市)は17日中に盛岡―八戸間の運行を再開する。盛岡―二戸間と、盛岡―八戸間をそれぞれ1往復する。当面は、本数を減らした特別ダイヤでの運行となる。

1095荷主研究者:2011/03/20(日) 15:13:16

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110317t15071.htm
2011年03月17日木曜日 河北新報
代替バス待つ人、人、人 通勤に行列1時間半 仙台

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20110317008jd.jpg
バスを待つ人たちで何重にも波打つ行列ができた泉中央駅バスターミナル=17日午前8時30分ごろ、仙台市泉区

 震災のため仙台市地下鉄南北線の台原―泉中央駅間が不通になっている影響で、仙台市泉区の地下鉄泉中央駅では17日朝、市交通局が同区間で運行する代替輸送の無料バスに、利用者の長い列ができた。業務を再開する事業所が増えたためか、行列の中では、携帯電話で職場に連絡する会社員の姿も目立った。

 午前8時半ごろの泉中央駅バスプールには、500人以上が並んだ。並び始めてから乗り込むまで、長い人で約1時間半。市交通局は70人前後が乗れるバス20台を投入してピストン輸送を続けたが、列はなかなか短くならなかった。

 青葉区本町の職場に出勤する泉区の会社員男性(42)は「1時間以上待っている。台原までなら自転車の方が早かったかもしれないが、もう仕方がない」と疲れた表情を見せた。

 青葉区二日町のアルバイト先に向かう宮城県富谷町の女性(58)は「今日が地震後の初出勤。並んで待つのはつらいが、街が少しずつ活気を取り戻しているのだと捉えたい」と話した。

 市交通局は、市地下鉄の運行を再開した14日から代替バスを運行。利用者は日増しに増えているという。職場復帰する人が増える一方、ガソリン不足からマイカー出勤が困難になっていることが、混雑の背景にありそうだ。

 混雑は激しさを増しているが、市交通局は当面、現行の輸送体制を続ける考え。「他のバス路線も維持しなければならず、燃料の軽油も不足気味。代替バスをこれ以上増やすのは難しい」と理解を求めている。

1096荷主研究者:2011/03/20(日) 15:16:33

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110317t13039.htm
2011年03月17日木曜日 河北新報
仙台インフラ復旧 水道見通し一両日中 ガス1ヵ月は困難

 東日本大震災の影響で都市ガスの製造、供給を全面停止している仙台市ガス局は16日、港工場(宮城野区)の設備を中心に被害状況を調査し、復旧計画の策定に入った。甚大な被害を受けたため、1カ月程度で復旧するのは困難との見通しを示している。

 都市ガスの原料の天然ガスを取り込むパイプライン(新潟―仙台)とガス局との接続装置の点検を継続。ボイラーや計装設備、液化天然ガス(LNG)船監視棟などが全損・全壊した港工場では配管類を撤去するため、管内の圧力を下げる作業や電気系統の点検などを実施した。

 職員が利用者宅を訪問し、メーターガス栓の閉栓を確認する作業は15日現在、対象の35万8781戸のうち7万7474戸(約21.6%)を終えた。

 水道については、仙台市災害対策本部が16日、全面的な復旧の見通しについて、一両日中にも明らかにできると発表した。

 ガスに関する問い合わせはガス局総務課フリーダイヤル(0800)8008977=午前8時半〜午後7時=。フリーダイヤル以外の時間帯は022(256)2111。

1097荷主研究者:2011/03/20(日) 15:17:41

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110317t13038.htm
2011年03月17日木曜日 河北新報
JRバス東北 仙台―新宿間22日まで運行 既に予約で満席

 JRバス東北(仙台市)は16日、東日本大震災の影響で休止していた新宿―仙台間の高速バスの運行を再開した。仙台発は22日まで1日2便を運行するが、既に予約で満席。燃料確保が難しく、23日以降の運行は決まっていない。

 2便はJR仙台駅発着で、仙台発が午前8時と同9時20分。16日は両便とも満席で東北自動車道を経由し東京に向かった。路面状況が悪いため、通常の倍近い約8時間かかったという。

 同社によると、緊急車両としての許可が得られ、東北道利用が可能になったため再開した。夜間は路面状況が確認しにくいとして運行を見送った。

 予約は電話とインターネットなどで受け付け、同日午前中で満席になったという。仙台駅東口のバス案内所には同日、完売を知らなかった市民が殺到。午後2時半ごろには40メートル近い行列ができ、職員らが「完売しました」と説明して回った。

 案内所を訪れた仙台市青葉区の無職阿部和子さん(68)は「東京方面の娘が心配し、仙台を離れるように勧めてくれた。ネットも電話もつながらずに予約できず、窓口に駆け付けた」と話した。

 JRバス東北は「燃料の軽油が入手しにくい。23日以降も運行したいが、現段階では何とも言えない」と説明する。

1098荷主研究者:2011/03/20(日) 15:18:09

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110317t13028.htm
2011年03月17日木曜日 河北新報
仙台市、物資調達仲介強化 周辺の沿岸自治体対象

 東日本大震災で大きな被害を受けた仙台市は、市内の復旧作業に急ピッチで取り組む一方、県庁所在地の政令指定都市として、津波でより甚大な被害が出ている仙台圏の沿岸自治体を対象に、避難所で必要な物資調達の仲介支援に力を入れ始めた。

 県市長会の会長を務める奥山恵美子市長は14日、村井嘉浩知事と会談。物資の調達について、市と県が機能的に連携して全県的な復旧レベルの底上げを図ることで一致した。県は気仙沼市や南三陸町、石巻市など三陸沿岸の支援に重点を置いている。

 震災で自治機能をも失った小規模自治体が、他県に救済を求めにくい環境にあるほか、最大で10万人を超えていた仙台市内の避難者数が16日午後5時現在、4万人まで減少した。

 これを受け、市は仙台都市圏広域行政推進協議会の沿岸自治体(松島町〜山元町の4市5町)と東松島市に食料や水、暖房や薬など必要な物資の照会を始めたほか、全国各地からの応援部隊の派遣先を調整している。

 被災地は通信状態が悪く、中には防災用電話さえ通じない自治体もあり、市にとってもどかしい状況が続いている。

 各自治体の要望を把握できれば、市が可能な範囲で調達したり、全国市長会などを通して全国に支援を呼び掛けたりして必要な物資を調達。自衛隊の協力を得て搬送する計画だ。

1099荷主研究者:2011/03/20(日) 15:18:40

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110317t12061.htm
2011年03月17日木曜日 河北新報
仙台港、使用再開へ 仙台空港に救援物資ヘリ

 東日本大震災の発生から7日目となった17日、被災地支援の大規模な活動が相次いだ。津波で冠水した仙台空港は、一部滑走路でがれきの撤去作業が完了し同日、米国の救援物資などを運ぶヘリコプターが同空港に飛来。仙台港も被害が比較的少なかった高松埠頭(ふとう)の一部で使用再開に向けた最終安全確認が進められ、軽油などを積んだ水産庁の船が沖合に姿を現した。

 仙台空港は3000メートル滑走路のうち約1500メートルで撤去作業が終わり、利用は救援物資輸送の航空機に限られる。旅客便の運航再開はめどが立っていない。

 宮城県は「ヘリコプターで孤立地域を確認する活動はほぼ終了」としており、17日からはヘリで物資を降ろす作業に専念すると説明している。

 海上自衛隊は同日、石巻市の渡波漁港で、缶詰やおにぎりなどの救援物資の陸揚げ作業を行った。輸送艦「くにさき」が漁港の被災で接岸できないため、搭載してきたホーバークラフトによる物資輸送。

 宮城県災害対策本部によると、自衛隊ヘリなど約100機が17日、沿岸部の被災地に向け、救援物資の大規模搬送を行う。

 東北地方の被災地は17日朝、冬型の気圧配置の影響で真冬のような寒さになった。最低気温は盛岡氷点下5.9度、久慈同3.6度、仙台同2.7度、塩釜同4.2度、宮城県亘理同2.6度で平年を2〜5度下回り、雪が各地で断続的に降った。仙台管区気象台は18日朝まで冷え込みが続くとして、避難者の健康管理に注意を呼び掛けている。

1100荷主研究者:2011/03/20(日) 15:29:47

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110318t15001.htm
2011年03月18日金曜日 河北新報
生活情報/地下鉄・バス・列車

 仙台市は17日、地下鉄南北線の不通区間(台原―泉中央駅間)で運行している無料バスの臨時バス停を、八乙女駅に設置した。臨時バスは午前6時半〜午後8時半、約30分間隔(朝夕の通勤時間帯は増便)で運行している。地下鉄が全線開通するまで走らせる。
     ◇
 宮城交通は一部を除き、路線バスを休日ダイヤの5〜6割で運行中。高速バスについては18日、新たに気仙沼線(臨時便)の運行を開始する。混乱防止のため、県庁市役所と気仙沼市総合体育館の2地点だけを結ぶ。連絡先は同社022(771)5310。
     ◇
 震災で運行が止まっていた秋田新幹線は18日、秋田―盛岡間で運転を再開する。JR東日本秋田支社によると、全席自由で一日4往復となる。

 上りは秋田発午前8時56分、盛岡着同10時39分、秋田発同10時56分、盛岡着午後12時37分、秋田発同12時58分、盛岡着同2時37分、秋田発同4時29分、盛岡着同6時4分。

 下りは盛岡発午前11時1分、秋田着午後12時37分、盛岡発同2時24分、秋田着同3時56分、盛岡発同5時24分、秋田着同7時2分、盛岡発同7時24分、秋田着同8時56分。

1101荷主研究者:2011/03/20(日) 15:32:32

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110318t13020.htm
2011年03月18日金曜日 河北新報
高速バス次々再開 県庁所在地の路線網復活 東北

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20110317021jd.jpg
運行を再開した高速バスに乗り込む利用客=仙台市青葉区の高速バスセンター

 東日本大震災で運休していた仙台―盛岡と盛岡―青森の高速バス2路線が17日、運行を再開した。仙台発着のバスは既に山形、福島線などが再開されており、乗り継ぎを含め仙台と東北各県の県庁所在地を結ぶ路線がすべて復活した。宮城県内では18日以降、津波被害が甚大だった気仙沼、石巻と仙台をつなぐ高速バス臨時便の運行も始まる予定。

 仙台―盛岡は1日4往復で宮城交通、JRバス東北など5社の共同運行。盛岡―青森は弘南バスが1日1往復。

 盛岡行き第1便は午前8時半発だったが、乗車券を求めて前日夜からJR仙台駅西口近くの高速バスセンターに並んだ人もいた。午後3時半発の第2便も希望者が殺到。運行会社は急きょ臨時便計8台を出した。

 盛岡行きに乗った女子大学生(21)は、津波で石巻市の自宅が倒壊し両親らが避難する岩手県矢巾町の弟宅へ向かうという。「必死に調べ、運行再開を知った。早く会いたい」と話した。

 仙台―気仙沼、石巻の両臨時便はミヤコーバスと宮城交通がそれぞれ、18日と19日に運行を始める。1日1往復の気仙沼は、避難所の同市体育館が発着場。石巻は石巻消防署近くが発着場で1日4往復。両便とも乗車は先着順となる。

 仙台発着は大曲行きもありJR田沢湖線経由で秋田へ行ける。18日は仙台―弘前の1日1往復も再開。東京方面は既に新宿行きが運行。18日に東京行きも再開する。東京方面は予約制。

1102荷主研究者:2011/03/22(火) 22:03:57

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110318t13045.htm
2011年03月18日金曜日 河北新報
ロビーに土砂と流木 仙台空港ビルの復旧見通し立たず

1階の手荷物受け取り場は土砂や流木に覆われ、椅子など備品も散乱していた=17日、仙台空港ターミナルビル

 東日本大震災で津波の直撃を受けた仙台空港ターミナルビル(名取市)が17日、報道関係者に公開された。

 長さ220メートルのターミナルビルの1階到着ロビーは、全てが土砂に覆われ、無数の流木が床に散乱している。横転した数台の乗用車がビル内に残る。旅行会社の案内カウンターも流された。

 ビル関係者によると、11日の震災直後、利用客を3階に誘導すると高さ約3メートルの津波が押し寄せた。周辺住民を含め約1600人がビル内に孤立。救出される16日まで、ペットボトルの飲料水や土産品を食べて空腹をしのいだ。

 隣接する空港管制塔も1階レーダー室は土砂と流木が押し寄せ、復旧の見通しは立たない。

 仙台空港ビル総務部の佐藤達也次長は「被害が大きい1階と地下に重要設備が集中しており、再開のめどは立たない。一日も早くお客さまに利用してもらえるよう全力を挙げたい」と語った。

1103荷主研究者:2011/03/22(火) 22:06:52

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110318t13052.htm
2011年03月18日金曜日 河北新報
生鮮食品 徐々に流通 仙台

久々の野菜を求めて多くの人が買い物に訪れた=17日午前10時30分ごろ、仙台市青葉区小田原の山形八百屋小田原店

 東日本大震災の影響でストップしていた生鮮食料品の流通が17日、被災地の仙台市で少しずつ回復し始めた。野菜は徐々に入荷が再開。精肉も運搬のための燃料確保など条件が整えば、間もなく店頭に並ぶという。関係者は「買いだめは必要ない」と呼び掛ける。動きが戻りつつある流通網の中で、鮮魚だけは沿岸漁業基地への津波の爪痕が深く、入荷のめどが立っていない。

◎買いだめ必要なし/野菜

 仙台市青葉区小田原の「山形八百屋小田原店」は17日、野菜を仙台中央卸売市場から仕入れ、販売した。近くの住民ら約100人が、午前の開店前に列を作った。
 白菜、ネギ、卵などを買い込んだ近所の主婦星京子さん(69)は「震災後、青物不足で体調が悪かった。ガスが使えず、石油ストーブの上に鍋を置いて煮るつもり」と話した。
 同店によると、わずかだが北海道、愛知産などの野菜が仙台に入り始めた。安達剛史店長は「焦って買いだめする必要はない」と強調する。仕入れ値は、震災前と比べ5〜6割高いという。
 仙台中央卸売市場の鈴木善弘企画調査係長によると、野菜の入荷量は普段の数%まで減っている。運搬車両の燃料不足が響いているとみられる。
 スーパー各社は、地震で被害を受けた店舗などの改修を進めている。売り場の安全確認が済めば販売を再開したい考えだが、燃料不足で大量に運搬できないため、再開時期は不透明だ。
 宮城、山形両県で店舗を展開するヤマザワによると、「従業員が被災し、人員確保もままならない」という事情もネックになっている。

◎店頭販売燃料頼み/精肉

 家畜を運搬する車両の燃料や、枝肉に加工する機械を動かす重油が不足していて、本格的な仕入れは進んでいない。
 みやぎ生協(仙台市)は「在庫精肉の販売は近く、一部の店舗でできるようになる。ただ販売には肉を加工する機械用の電気と清潔さを保つ水が欠かせない。建物被害の大きい店舗は当面難しい」と話す。
 津波で飼料製造施設も被害を受けた。八戸港や石巻港の工場で製造、出荷がストップした北日本くみあい飼料(仙台市)は「倉庫が水をかぶるなどしたが、近く操業を再開したい」としている。

◎入荷震災前の1割/鮮魚

 津波で漁業関係者、魚市場が壊滅的な被害を受けた三陸産は、仕入れの見通しが全く立っていない。魚は鮮度が落ちやすく、震災で道路が寸断されたことも流通の妨げになっている。
 宮城などで鮮魚販売を見合わせているイオンリテールの東北カンパニー(仙台市)は「日本海側から仕入れるにしても、車の燃料がない。高速道路は使えず鮮度も落ちる。停電地域では冷蔵、冷凍もできない」とあきらめ顔だ。
 仙台中央卸売市場には北海道産、青森産などが入ってきているが、量は震災前の1割程度にとどまるという。
 仙台市の別のスーパー関係者は「三陸沿岸漁業の復活には相当な時間を要するだろう。これまで地場産を中心に扱ってきたが、商品構成を再考しなければならない」と話した。

1104荷主研究者:2011/03/22(火) 22:16:57

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110319t13054.htm
2011年03月19日土曜日 河北新報
ガス出荷設備が全壊 津波直撃、港工場内部を公開

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液化天然ガスを送るパイプ(手前)が断裂し、供給が停止している仙台市ガス局の港工場=19日午前10時33分、仙台市宮城野区港4丁目 ※奥にある緑色の建物は液化天然ガスのタンク

 都市ガスの供給を全面停止している仙台市ガス局は19日、東日本大震災による津波の直撃を受けた港工場(宮城野区)の内部を報道関係者に公開した。

 液化天然ガス(LNG)を貯蔵するタンクやガスホルダーは被害が少ないものの、ガスを気仙沼、石巻両市に送り出す出荷設備は全壊。2階建ての事務所は1階の窓ガラスが割れ、浸水で壊滅的な状態になっている。

 市ガス局によると、報道陣の立ち入りが認められなかったLNGを気化するためのコンプレッサーなどの設備の被害が大きく、復旧時期の見通しは立っていない。

 港工場の牧野実製造課長は「被害は甚大で、1カ月以内の復旧は難しい。1日でも早く36万戸に供給できるように全力で取り組んでいる」と述べた。

 市ガス局には現在、日本ガス協会などから復旧隊が派遣され、設備の被害状況の調査や復旧計画の策定を急いでいる。

 並行してガス局と復旧隊の要員約520人がガス導管の点検、メーターガス栓の閉栓を進めておいる。都市ガスを利用する約36万戸のうち、17日現在で約38%の閉栓作業を終え、25日の終了を目指している。

1105荷主研究者:2011/03/22(火) 22:19:09

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110319t13055.htm
2011年03月19日土曜日 河北新報
仙台城跡、石垣など一部崩落 市道通行止め

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20110319029jd.jpg
地震で崩落した仙台城跡の石垣=18日

 東日本大震災で、仙台市青葉区の仙台城跡の石垣や復元した隅櫓(すみやぐら)の一部が崩落していたことが分かった。断続的に発生する余震でさらに崩れる可能性があるため、市は石垣沿いの市道を通行止めにしている。

 市によると、崩落箇所は、市バスの停留所「仙台城跡」の西側の2カ所。いずれも石垣の高さは5メートルほどで、幅は十数メートルと6、7メートル程度。崩れた石が市道の半分程度を埋めた。

 このため大手門から八木山橋を抜け、八木山ベニーランドに向かう区間が通行止めになっている。

 隅櫓も南側の軒先部分が地震で崩れた。市道を挟んだ土塀の一部もはがれ落ち、灯籠なども崩れたという。

 石垣の崩落部分は史跡ではなく、護国神社が管理している。同神社は「11日の地震後、見回ったときに気づいた。生活道路でもあるので、余震が収まり次第、修復の方法を考えたい」と話している。


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