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仙台・宮城・陸奥

1017荷主研究者:2011/01/17(月) 23:07:19

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2011/01/07 建設新聞
ヨドバシカメラがスカイビルを取得
仙台駅東口・仮店舗整備に一歩前進 関連会社が仮登記、増改築の準備進む

 JR仙台駅東口のヨドバシカメラマルチメディア仙台店の増改築計画の検討を行っているヨドバシカメラ(東京都新宿区北新宿3丁目20の1)は、増改築着手への前提になると見られていた仮店舗設置において、注目されていた仙台市宮城野区榴岡1丁目の「駅東スカイビル」に対し、昨年12月初め、関連会社のヨドバシ開発を通じて条件付所有権移転の仮登記を行った。今後、売買条件が整った段階で正式に所有権化し、すでにこれ以前に取得している仙台店向かいの榴岡1丁目2番街区内の仙台市農協会館跡地と合わせた仮店舗整備の実現に向け、一歩前進するものと見られる。

 現段階ではヨドバシ側から店舗増改築計画に関する発表は行われていないが、概ねの方向性としては、現店舗東向かいに位置する旧農協会館跡地を中心に仮店舗を建設し機能をいったん移転した後に、現店舗のほとんどを併設の立体駐車場を含め解体し、新店舗を建設する案が有力視されている。旧農協会館跡地がある1丁目2番街区とスカイビルがある1丁目8番街区とは公道で東西に遮られているが、ヨドバシ側ではかねてから公道の付替の可能性も含めた検討を行っていると想定する向きもあり、仮店舗といえども「新店舗オープン後は、この仮店舗を他社に賃貸する事が可能となるくらいの施設スペックを想定しているのでは」(地元事情に詳しい不動産業者)と見られている。

 駅東スカイビルは昨秋、仙台地方裁判所の不動産競売で横浜市に本社を置く不動産業者が落札、競売対象となっていたのは榴岡1丁目8の2ほか地内の宅地2655・99㎡(一部売却外物件あり)、および付随する建物(共同住宅・店舗・事務所 SRC・B1/14F延べ1万3285㎡)で、建物1階部分ではスーパーのSEIYU仙台東口店が現在も営業中。

 ヨドバシカメラの店舗増改築に関しては、これまで市をはじめとした行政側と仙台商工会議所などが連携して劇団四季の専用劇場を併設する動きも見せていたが、地元商工会関係者によると、「非公式的に市側との協議で同地への専用劇場としての進出は困難な趣旨が伝わっている」という話も出ており、仮に本当であれば店舗建替の際の集客装置として新たな仕掛けが必要となってくる可能性もある。また、店舗の改築時期についても、ヨドバシ側では当初、昨年11月にオープンしたマルチメディア京都に続く整備計画として位置づけていたもようだが、着手時期については「やや後位に位置づけられたのでは」と見る建設関係者もいて、なお流動的な状況だ。

 ※写真1=駅東スカイビル(左)と取得済みの平面駐車場(右)。 写真2=仙台駅東口から見た旧農協会館跡地。右手奥がスカイビル。写真3=現在の「ヨドバシカメラマルチメディア仙台」店舗。

 JR仙台駅東口では、駅に隣接するライブホールZEPP Sendaiと商業施設E−GATEのJRとの土地賃貸借契約が切れる2012年夏以降に、JRが新たに30階建前後の超高層ビルを建設し、劇場機能や商業施設、ホテルメトロポリタンやホテルメッツブランドを候補にしたホテル機能、オフィステナントスペース、商業施設などを入れる計画も浮上している。一時、昨今の経済状況から見てビルの超高層化を断念したのではないかとも見られていたが、ここにきて超高層施設建設の前提条件となる仙台市「杜の都」景観計画における都心ビジネスゾーン(D−4地区)における高さ制限地上80㍍以下の緩和(制限撤廃)に向け「市当局とコンタクトを開始したらしい」(先の不動産業者)との話も出ており、今後の動向が注目されるところ。

 JRではこのビル建設に合わせて駅西口中央改札口と対を成す「東口中央改札口」と新たな駅東西自由通路を設ける計画も持っており、今後、東口南北の両プロジェクトの動きとも絡まりながら、青葉区一番町の森トラストによる仙台トラストシティの昨年夏の完成後の仙台市中心部の民間開発計画をリードしていきそうな気配だ。

2011/01/07付1面に掲載


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