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仙台・宮城・陸奥

1061荷主研究者:2011/02/27(日) 13:29:25

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2011/02/18 建設新聞
仙台市中心部でビル売買が活発化
数億から数十億円と大規模な成約事例も リファイナンス時期迎え売り物件相次ぐ

 仙台市内中心部のビル売買の取引が活発化している。これまで、安定的な需要を見込めるレジデンス系建物と比較して成約事例の少なかった業務系ビルがその対象になっていることが直近の特徴だ。

 JR仙台駅西口近くの南町通沿いに、東京建物などが出資した仙台プロパティ特定目的会社が建設した「仙台プライムビル」は、光台(福島県郡山市島2丁目32の24)が1月末に取得した。対象物件は、仙台市青葉区中央3丁目5の5ほか地内にあり、建物の規模はRC・B1/9F延べ9110・83㎡(2007年3月築)。現在、1階部分ではパチンココンサートホール仙台駅前店が、2階から上層部ではコンフォートホテル仙台西口が営業を行っている。

 青葉区中央のアーケード街に面したダイエー仙台店の向かい側にあるCD等販売店舗の「新星堂カルチェ5仙台店」は同じく1月下旬に菅原興業(仙台市青葉区本町1丁目10の12)が取得した。対象物件は、仙台市青葉区中央2丁目4の4ほか地内にあり、S1/8F延べ3288・48㎡(1995年5月築)の建物規模。

 駅前通と定禅寺通の交差部に近い青葉区花京院にランド(横浜市)などが建設したオフィスビル「花京院ビルディング」は、マルエイコーポレーション(千葉市美浜区幸町2丁目1の2)が1月中旬に取得した。同社(グループ)は、千葉県内を中心にスーパーマーケットの店舗運営や不動産事業を展開、数年前に宮城県松島町のホテル壮観を取得している。今回取得した対象物件は、仙台市青葉区花京院2丁目8ほか地内にあり、建物規模はS14F延べ5433・77㎡(2009年1月築)。

 リーマンショック以前に不動産投資ファンドなどが取得した物件の多くが、今年から本格的なローンの借り換え、いわゆる「リファイナンス」の時期を迎える。年度末(決算期末)という企業にとって最も収支バランスに敏感になるこの時期と相まって、これを機に地方都市の保有案件を外部に売却して保有資産のスリム化を図り、併せて首都圏を中心とした資産構成を検討する傾向が強まっていることなどが供給側の事情として挙げられる。

 一方、取得者側から見れば、地方都市では相対的にレジデンス施設と比較し「リスク資産」の性格の濃い業務系ビルに投資利回りの上昇ムード(成約価格の値ごろ感)が出てきていること、融資元となる金融機関、特に地方銀行が優良融資先を囲い込み、融資実績を上げたい思惑が見え隠れしていることなどが重なって、相次いで売買取引を成立させる要因となっているようだ。

 また、首都圏の投資家層の一部には最近の首都圏の不動産市場の回復で、「買いたくてもライバルが増えて買えない」という特殊事情が出始め、そのニーズの一部が地方都市に流れてきているという背景もある。

 これら売買事例の後にも仙台市内中心部およびその縁辺部では複数の業務系ビル売却の動きが出てきており、これから3月期末を迎え成約事例が相次ぐ可能性もありそうだ。これが一時期的なものでなく、4月以降も取得者側の投資マインドに継続した緊張感が保たれるだろうことを仙台の不動産業界は期待している。

2011/02/18付1面に掲載


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