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仙台・宮城・陸奥

1027荷主研究者:2011/01/30(日) 20:09:45

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110115t11024.htm
2011年01月15日土曜日 河北新報
仙台・青葉山公園整備 片倉邸模したセンター建設

 仙台市は、青葉山公園(青葉区)の整備基本計画の改定案を固めた。仙台藩重臣の片倉小十郎邸の跡地に、武家屋敷を模した「公園センター」(仮称)を建設。大規模開発は控え、史実を基に周辺の環境と調和した公園づくりを進める。

 整備地の主な対象は、計画区域(50.3ヘクタール)の約半分を占める追廻地区。小十郎が現地に居宅を構えていたという歴史を踏まえ、公園センターは片倉邸をイメージさせる外観にする。周辺には小型の池を配置した日本庭園も設ける。

 南隣の中央広場は、「追廻」の地名の由来になった馬場の広がりを体感できるエリアとして芝生などを敷設する。公園内の自然を楽しめる散策路を整備する予定。

 市が1996年に公表した基本計画は、艮櫓(うしとらやぐら)の復元や追廻地区に巨大な日本庭園を整備する大規模改修を想定したが、史実に沿って艮櫓を復元するかどうかで市民の賛否が分かれた。2003年には計画区域の過半が新たな構造物の建設を制限する国史跡に指定され、市は計画見直しを決めた。

 今回の改定案は、専門家や市民でつくる検討委員会が05年に策定した報告書をほぼ踏襲。史実通りの保存に取り組む史跡指定地区に合わせ、史跡指定外の追廻地区についても歴史を尊重して大規模な開発を行わないことにした。

 市は本年度中に国に事業認可の変更手続きを行う。追廻地区については11年度に埋蔵文化財の発掘調査を始め、16年度にも整備を終える。

 公園センターは、昨年末に発足した産学官関係者らによる懇話会の議論を参考に施設内容を検討。史跡指定地区は登城路などの既存施設を改築し、地下鉄東西線開業前の14年度の完成を目指す。

 追廻地区は現在約60世帯が生活し、5月末が明け渡し期限となる。市は宮城野区新田に集合住宅を用意したが、移転を拒んでいる住民もいる。

 市建設局は「仙台の歴史が感じられ、市民にも観光客にも親しまれる公園に整備する。追廻地区の住民とは引き続き移転交渉を進めていく」と話している。


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