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仙台・宮城・陸奥

1058荷主研究者:2011/02/27(日) 12:35:41

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/02/20110217t12026.htm
2011年02月17日木曜日 河北新報
セントラル自開所式 トヨタ新美篤志副社長「非常にいい」

記者会見するセントラルの葛原社長(左)とトヨタの新美副社長=16日午後3時30分ごろ

 セントラル自動車の新本社工場の開所式後、トヨタ自動車の新美篤志副社長、セントラルの葛原徹社長は16日、仙台市泉区の仙台ロイヤルパークホテルで記者会見し、東北で自動車を生産することへの決意や期待を語った。

 ―開所の感想を。
 「関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)とセントラルを合わせ、トヨタの国内生産の第3拠点がいよいよスタートした。感慨は深く、責任の重さも感じている」
 「新しい生産技術、工法を導入し、大きなチャレンジをたくさんした。セントラルがいち早く試作、試運転に取り組んでくれた結果、工場の立ち上がりは車の品質、設備の稼働状況を含め非常にいいと感じている」

 ―新興国が自動車生産、販売の中心になりつつある中でセントラル、東北をどう位置付ける。
 「セントラルと関自工岩手には(競争が激しい)小型車に挑戦してもらう。東北の産学官のネットワークの力にトヨタの技術力を足せば、世界と戦える魅力と原価を実現できると信じている」

 ―新しい生産ラインへの評価は。
 「(通常の縦列ではなく)車体を横に向けて流すラインは(エンジンやブレーキなど)足回りの組み付け工程で導入した。愛知県内の工場で試した時は作業内容と合わずに効果が上がらなかったが、足回りにはぴたりと合う。老朽更新を含め、新ラインを造る時は世界の工場に展開する」

 ―東北への期待は。
 「地域のものづくり力、特に(素材加工の)素形材分野の強みを生かして、世界と伍(ご)していけるものを造っていきたい。材料分野に強い東北大への期待は大きい」

◎セントラル自・葛原徹社長「地元調達12年に40%へ」

 ―開所式を迎えた心境は。
 「地元行政などさまざまな人たちの支援を受けながら、ここまで来ることができた。感謝の気持ちでいっぱいだ」

 ―現在の部品の現地調達率と今後の考え方は。
 「宮城で製造しているヤリスセダン(日本名ベルタ)は、相模原工場(相模原市)から移管した直後ということもあり約20%だ。2012年には約40%になる見込みで、そこを目標に進めている」
 「将来的にはもっともっと調達率を高めていきたい。東北にはいい技術を持った企業が多い。セントラルが直接調達することはできないが、売り込みがあればトヨタに橋渡しし(地元企業の参入などを)手伝いたい」

 ―ハイブリッド車を生産する可能性はどうか。
 「答えられないが、さまざまな車種を造れる態勢にし、知恵を出していくつもりだ。今は地に足を付け、セントラルの実力をトヨタにしっかりと認めてもらう取り組みを進めることが重要だ」

 ―新工場の特徴は。
 「多車種に対応できる工場だ。車種に応じて工夫のしやすい構造、設備配置にしている。改善を進め、さらに容易に対応できる工場にしたい」

 ―仙台港から海外に輸出する可能性はあるか。
 「物流は量がないとコスト的に合わない。現状の生産台数(1日250台)では、仙台港から米国に直接出すということにはならない」


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