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仙台・宮城・陸奥

1068荷主研究者:2011/03/06(日) 14:56:53
>>1067-1068
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/02/20110225t15017.htm
2011年02月25日金曜日 河北新報
「移管、理解に苦しむ」の声 青柳文庫など東北歴史博物館へ

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20110225001jd.jpg
青柳文庫の蔵書の一つ、林子平著の「海国兵談」の写本(宮城県図書館所蔵)

 宮城県図書館(仙台市泉区)から東北歴史博物館(多賀城市)に移管予定の青柳文庫や養賢堂文庫は関係者の間で、「公共図書館の原点」と位置づけられてきた。県図書館にとって象徴的な存在で、図書資料としての価値も高い。専門家らの間から、移管を疑問視する声が上がっている。

 「青柳文庫は県図書館の出発点。特別な資料だ。なぜ博物館にしまってしまうのか、理解に苦しむ」。2003年度から3年間、県図書館の資料奉仕部長を務めた早坂信子さん(65)=泉区、東北学院大非常勤講師=は驚きを隠さない。

 青柳文庫は蔵書の幅広い活用を望んだ青柳文蔵による寄付を基にできた。蔵書は書庫の建設費や運営資金と合わせて当時の仙台藩に寄贈され、日本の公共図書館の先駆けと評される。

 一部が県図書館の前身「宮城書籍(しょじゃく)館」開設時(1881年)の蔵書となり、図書館の出発点を示す資料として、今日まで受け継がれてきた。文庫創設の経緯などを踏まえ、早坂さんは「図書館は個人の蔵書の積み重ねでできた側面がある。青柳文庫は原点であり、寄贈者の思いを尊重すべきだ」と訴える。

 移管の理由や決定に至る手続きに疑問を投げ掛ける声もある。

 出版文化研究家の渡辺慎也さん(79)=太白区=は「計画を広く周知して、いろいろな意見を吸い上げるのが県の務めだろう。空きスペースと収容物を計算しただけで移管を決めたのではないか」と手厳しい。

 県が示す移管理由について、東北大東北アジア研究センターの平川新教授(江戸時代史)は「県図書館で管理を続けても問題があると思えない。書庫は保存のための設備が整っている。本来なら、図書館で手放すはずがない」と指摘している。


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