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国際政治・世界事情
4179
:
チバQ
:2012/04/23(月) 21:21:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120423-00000555-san-int
イスラエルへのガス供給契約破棄 エジプト 関係さらに悪化も
産経新聞 4月23日(月)14時48分配信
【カイロ=大内清】イスラエルに天然ガスを輸出しているエジプトの政府系企業が、両国合弁のガスパイプライン運営会社「東地中海ガス」(EMG)に対し、輸出契約の破棄を通告していたことが22日、分かった。政府系企業の幹部がエジプトのテレビで明らかにした。親米・親イスラエル路線をとったムバラク前政権が昨年2月に崩壊して以降、冷え込んでいる両国関係がさらに悪化する可能性がある。
フランス通信(AFP)などによると、エジプト側が契約破棄を通告したのは19日で、「契約内容が守られなかった」のが理由だとしている。これに対し、EMGに出資するイスラエル企業などは法的措置を検討中だとする声明を出した。
1979年に平和条約を結んだ両国は2005年に天然ガスの供給契約を締結、08年に取引が始まった。だが、反イスラエル感情が根強いエジプト国内では当初から、「不当に安い値段で売却されている」などとする批判があり、ムバラク政権崩壊後は契約見直しを求める声の高まりとともに、パイプラインを狙った爆破事件も多発していた。
発電用天然ガスの約4割をエジプトに依存するイスラエルは、すでにエネルギーの代替調達先の検討を進めているとされる。
4180
:
チバQ
:2012/04/23(月) 21:23:57
>>4139-4140
>>4161-4162
>>4167
>>4175-4176
http://jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012042300473
決選投票、極右がカギ=サルコジ氏支持なら互角−調査はオランド氏優勢・仏大統領選
【パリ時事】フランス大統領選の第1回投票は、最大野党・社会党候補のオランド前第1書記(57)が首位となり、右派与党・国民運動連合から再選を目指すサルコジ大統領(57)との決選投票に決着が持ち越された。世論調査では決選投票もオランド氏が優勢だが、第1回投票で3位の18%を得票した極右・国民戦線のルペン党首の支持層の動向がカギを握りそうだ。
第1回投票の得票率は、オランド氏の29%に対しサルコジ氏は27%。大勢判明後、4位の急進左派・左翼党のメランション党首(得票率11%)と、6位の環境保護政党「緑の党・欧州エコロジー」のジョリ欧州議員(同2%)がオランド氏支持を表明した。
4位の中道・民主運動のバイル議長(同9%)は決選投票での態度を明確にしていないが、世論調査ではオランド氏とサルコジ氏に支持層がほぼ二分。サルコジ陣営にすれば、ルペン氏支持層の大半を取り込めば、互角以上の戦いに持ち込める計算だ。(2012/04/23-14:25)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120423/erp12042315590005-n1.htm
EU危機対策に「逆流」 財政緊縮路線の修正も
2012.4.23 15:58
社会党候補のオランド前第1書記(ロイター)
22日のフランス大統領選第1回投票で、欧州連合(EU)の財政緊縮路線の見直しを訴える社会党のオランド候補が、緊縮策を主導してきたサルコジ大統領を抑えて首位に立ったことで、EUの債務危機対策に逆らう流れの強さが鮮明になった。
決選投票が行われる5月6日には、欧州危機の震源地ギリシャの総選挙もある。フランスで現職大統領が敗れ、ギリシャで与党が大敗する事態ともなれば、EUの危機対策への修正圧力が強まりそうだ。
オランド候補は、経済成長と雇用創出のため財政出動の必要性を主張。財政赤字削減を最重視するドイツと組んでサルコジ政権が主導してきたEUの危機対策に真っ向から反論している。(共同)
4181
:
名無しさん
:2012/04/23(月) 21:24:29
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120423/erp12042313340003-n1.htm
サルコジ氏苦境に 極右政党支持層の動向がカギ? 決選投票へ
2012.4.23 13:29 (1/2ページ)
22日、パリで、フランス大統領選の第1回投票を終えたサルコジ大統領(左)とカーラ夫人(AP)
【パリ=宮下日出男】22日に行われたフランス大統領選の第1回投票では、右派現職のサルコジ大統領(57)に有権者の厳しい審判が突きつけられた。最大野党の社会党候補、オランド前第1書記(57)は17年ぶりの政権奪還に向けて弾みをつけ、再選を目指すサルコジ氏は苦境に立たされた。
「2人の候補から選ぶ重大なときがきた」。サルコジ氏は投票後の演説で、オランド氏が掲げる政策が財政悪化を招くと改めて批判。「党派より愛国心を重んじる国民に、私と団結するよう求める」と、決選投票での支持を呼びかけた。
第1回投票での現職大統領の初の“敗北”という結果には言及しなかったが、表情には険しさがにじむ。サルコジ氏は5月6日の決選投票までに経済などをテーマに3回に及ぶ討論をオランド氏に提案した。真正面から政策論争を挑み、逆転を図る狙いとみられる。
一方のオランド氏は同日夜、支持者の前で、「私が約束したことへの答えとして、最善の位置に立たせてくれた」と、時折笑顔を見せながら演説した。
投票結果については、「サルコジ氏の5年間の施政に対する制裁であり、拒絶だ」と強調し、サルコジ氏の討論の提案に関しては「結果が悪かったからといって、やり方を変えてはいけない」と記者団に語り、一蹴した。
また、仏メディアによると、ルペン党首率いる極右・国民戦線の得票率が、過去最高となる見通しだ。
ルペン氏の父が決選投票に進出した2002年の大統領選のような波乱には至らなかったが、ルペン氏は「フランスの戦いは始まった。われわれは2政党による寡占を打ち破ったのだ」と満面の笑みで気勢を上げた。同党支持層の動向が、決選投票の流れを左右する可能性も出てきた。
4183
:
チバQ
:2012/04/23(月) 21:25:49
http://www.afpbb.com/article/politics/2873328/8834929?utm_source=google&utm_medium=news&utm_campaign=recommend-rss
仏大統領選第1回投票、オランド氏勝利 サルコジ氏と決選投票へ
2012年04月23日 07:15 発信地:パリ/フランス
【4月23日 AFP】(一部更新、写真追加)フランス大統領選は22日に第1回投票が行われ、野党・社会党のフランソワ・オランド(Francois Hollande)前第1書記と現職のニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領が5月6日に行われる決選投票に進むことが確実になった。
暫定的な開票結果によると、オランド氏の得票率は28〜29%、サルコジ氏が25.5〜27%、極右政党、国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン(Marine Le Pen)氏は18〜20%、極左のジャンリュック・メランション (Jean-Luc Melenchon)氏は約11.7%となっている。
フランス大統領選で現職が第1回投票で勝利できなかったのは、1958年に始まった現行の第5共和制では初めて。今回の投票率は80%を超えたとみられている。2007年は84%だったが、2002年の72%は大幅に上回った。
オランド氏は、サルコジ大統領はフランスを財政緊縮策と失業増加の悪循環に投げ込んだと批判。一方のサルコジ氏は、オランド氏は経験不足の上に意志が弱く、公約に掲げた無謀な歳出拡大をすれば財政的なパニックが起きるだろうと述べていた。
ルペン氏の得票率が予想外に高かったことから、同氏の支持層の動向が決選投票の行方に影響を与える可能性が出てきた。(c)AFP/Charles Onians
4184
:
チバQ
:2012/04/23(月) 21:31:22
>>3892
>>3896
>>4114
>>4123
>>4152
>>4154
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2873719/8838354
南スーダン領内をスーダン軍が空爆、「南とは協議しない」とバシル大統領
2012年04月23日 21:07 発信地:ベンティウ/南スーダン
【4月23日 AFP】南スーダン北部の油田地帯ユニティ(Unity)州の州都ベンティウ(Bentiu)が23日、スーダン軍機の空爆を受け、現地のAFP特派員によると少なくとも子ども1人が死亡、複数の市民が負傷した。
南北スーダンの国境では、南スーダン軍がスーダン南部の油田地帯ヘグリグ(Heglig)を10日に制圧したことから、スーダン軍が南側への空爆を続けるなど情勢が悪化。衝突が相次いでいたが南スーダン軍は22日、全面戦争を回避するためとして全軍をヘグリグから撤退させたばかりだった。
南スーダン軍高官によると、橋や市場が空爆され、少なくとも1人が死亡、子ども3人を含む10人が負傷したという。
一方、スーダンのオマル・ハッサン・アハメド・バシル(Omar Hassan Ahmed al-Bashir)大統領は同日、ヘグリグ入りし、南スーダン政府との協議には今後、一切応じないと宣言。兵士らを前に、「彼ら(南スーダン政府)とのわれわれの協議は銃と弾丸によるものになる」と述べた。(c)AFP
http://jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012042300107
油田からの撤退完了=南スーダン軍
【ハルツーム、ベンティウAFP=時事】南スーダン軍は22日、スーダンとの国境地帯にあるヘグリグ油田からの撤退を完了したと発表した。南スーダン側は10日に同油田を制圧したが、スーダン軍による反撃を受け、撤退を表明していた。
一方、スーダン政府高官は、ヘグリグ油田周辺での戦闘で、南スーダン軍兵士ら約400人を殺害したと述べた。これに関連して、南スーダン軍側は撤収途中の部隊がスーダン軍による空爆を受けたと非難した。(2012/04/23-09:54)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012042102000085.html
制圧油田 撤収を表明 南スーダン 北側と戦闘回避も
2012年4月21日 朝刊
【ナイロビ=共同】南スーダン政府報道官は二十日、スーダンとの国境地帯にあるスーダンのヘグリグ油田から南スーダン軍部隊が撤収すると報道陣に語った。撤収は南スーダンのキール大統領の命令で、三日以内に完了する予定という。ロイター通信などが伝えた。
両国軍は三月下旬以降、国境地帯で衝突を続け、南スーダン軍は領有権を主張するヘグリグ油田を今月十日に掌握。スーダン側は奪還を宣言、両国の全面的な戦闘に発展する恐れが強まっていた。実際に部隊が撤収すれば緊張緩和につながる可能性がある。
撤収方針が伝えられた直後、スーダンのフセイン国防相は自国軍がヘグリグを「解放した」と国営テレビで述べた。ヘグリグ油田の原油生産量は、スーダン全体の約半分を占めるとされる。南スーダン政府報道官は、同油田の扱いについては国際的な調停が必要だと主張した。
国連の潘基文(バンキムン)事務総長は十九日、南スーダン軍による同油田掌握は「明確な違法行為」と指摘。一方でスーダン政府に対し、南スーダン領内への爆撃を中止するよう求めた。南スーダンの首都ジュバには、国連平和維持活動(PKO)で日本の陸上自衛隊施設部隊が展開している。
4185
:
チバQ
:2012/04/23(月) 23:09:44
http://mainichi.jp/select/news/20120423k0000m030036000c.html
ペルシャ湾:3島の領有権巡り イランと湾岸諸国対立
毎日新聞 2012年04月22日 20時13分(最終更新 04月22日 20時28分)
アブムサ島、大トンブ島、小トンブ島の位置
拡大写真 【テヘラン鵜塚健】ペルシャ湾に浮かぶアブムサ島、大トンブ島、小トンブ島の3島の領有権を巡り、イランと湾岸諸国との対立が過熱している。イランのアフマディネジャド大統領が今月11日にアブムサ島を訪問したことに、領有権を主張するアラブ首長国連邦(UAE)が強く反発。サウジアラビアなど6カ国で作る湾岸協力会議(GCC)がUAEに加勢してイランを非難し、地域の新たな火種になっている。
アブムサ島は、英国撤退後の71年からイランが実効支配。しかし、同年に独立したUAEがその後、他の近隣2島も含めた領有権を主張した。以降、論争が続くが、本格的な衝突はなかった。
しかし、大統領がアブムサ島を訪問したため、UAE政府は在UAEイラン大使を呼んで抗議。UAEが加盟するGCCは17日、外相会議を開き「イランの行為を、GCC全体に対する侵略行為とみなす」とする非難声明を出した。
これに対し、イラン政府も「島の領有権は明らかだ」として反論。イランとUAE側の双方が国連の潘基文(バン・キムン)事務総長に書簡を送り、非難合戦に発展している。
. イランは核開発問題で米欧諸国と対立。経済制裁に反発し、世界の原油の2割が通過するホルムズ海峡の封鎖をちらつかせてきた。海峡に近い3島の領有権を改めて主張することで、地域での影響力を国際社会に誇示する狙いもあるとみられる。
イランとGCCは、反体制派への弾圧を続けるシリアのアサド政権に対する是非や、バーレーンの反政府デモを巡る立場でも対立。3島の領有問題が加わり、さらに対立が深まりそうだ。
UAEの国営通信によると、米英仏の各国政府も、アフマディネジャド大統領の訪問に批判的な見方を示し、両国の対話や国際司法裁判所を通じた解決を求めており、イラン側の反発が強まる恐れもある。
4186
:
名無しさん
:2012/04/24(火) 12:42:01
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120424/erp12042400080000-n1.htm
欧州に政権交代ドミノ 債務危機対策、再調整の恐れ
2012.4.24 00:07 (1/2ページ)
【ロンドン=木村正人】メルケル独首相と二人三脚で欧州債務危機に対応してきたサルコジ仏大統領が、大統領選第1回投票で社会党候補のオランド前第1書記の後塵(こうじん)を拝した。両者の勝敗は5月6日の決選投票に委ねられるが、昨年以降、単一通貨ユーロ圏で続く政権交代ドミノのストッパーとして期待されたサルコジ大統領もピンチに立たされ、債務危機が再燃する恐れが膨らんでいる。
フランスの国際政治学者ドミニク・モイジ氏は今月16日、英王立国際問題研究所(チャタムハウス)で講演し、「フランスでは第5共和制発足以来、失業率10%、支持率36%で現職大統領が再選した例はない」とサルコジ大統領の苦戦を予測していた。
ユーロ圏では昨年以降、債務危機のあおりで、欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)の支援を受けたアイルランドなど8カ国の政権が交代した。
ギリシャやイタリアでは選挙で選ばれた政治家ではなく、欧州中央銀行(ECB)やEUの執行機関、欧州委員会で実務経験を積んだ学者官僚が首相に就任する事態となった。
ドイツに次ぐ経済・財政健全国のオランダでも21日に連立政権が事実上崩壊。総選挙が行われる可能性がある。
ユーロ圏の政治状況が混乱する中、強固な国内政治基盤を持つサルコジ大統領は、一時は不仲説までささやかれたメルケル独首相と協力して、財政規律強化を定めた新財政協定合意を主導、救済メカニズムを強化した。
その手腕は、モイジ氏が「フランスの大統領は(世俗的権威の)英女王と(政治的権力としての)英首相の役割を併せ持つが、サルコジ大統領は教育・年金改革、リビア問題など“英首相”としての責務は十分に果たした」と評価するほどだ。
しかし、成長と雇用政策を重視、新財政協定の再交渉を公約に掲げるオランド氏が当選した場合、ユーロ圏で危機対策の再調整を迫られることになる。
仏大統領選の決選投票が行われる5月6日には債務危機の発源地ギリシャでも総選挙が行われる。与党が大敗すれば財政再建が再び滞る恐れがある。
政権交代ドミノは債務危機国だけでなく、フィンランドなど支援国にも波及している。
4187
:
名無しさん
:2012/04/24(火) 12:45:27
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012042402000102.html
仏大統領選、決選投票へ サルコジ氏 極右に秋波
2012年4月24日 朝刊
【パリ=野村悦芳】フランス大統領選は二十三日、第一回投票で首位に立った社会党のオランド氏(57)と二位となった現職、国民運動連合(UMP)のサルコジ氏(57)が、五月六日の決選投票に向け本格的に始動した。劣勢のサルコジ氏は、オランド氏を厳しく批判し、極右層への支持拡大の戦略を鮮明にするなど逆転に向け背水の陣を敷いている。
サルコジ氏は二十三日、パリで報道陣に対し「オランド氏はなぜ逃げるのか。この重要な時に私は逃げない」とライバルを非難した。前日夜に得意の公開討論を五月六日の決選投票まで三度開くよう求めたが、オランド氏側は慣例通り一度しか応じない方針のためだ。
また、サルコジ氏は「国民戦線(FN)の主張はよく理解している。支持者は苦しんでいるだろう」と述べ、約18%を得て躍進したルペン氏(43)率いるFNの支持者に同情した。前日夜には「フランス人は移民や国境の管理、治安を不安視している」と語っており、今後も右寄りの発言を繰り返すとみられる。
仏紙フィガロによると、サルコジ氏は毎日、テレビとラジオに出演し、一度以上は選挙集会を開くことを決めたという。メーデーの五月一日には、労働者向けにパリで大規模集会を計画するなど、巻き返しに躍起だ。
投票終了後の主要世論調査では、オランド氏が支持率で6〜12ポイントの差をつけてリード。ルペン氏の得票数の52%、中道・民主運動のバイル氏の25%ほどしかサルコジ氏支持に回らないともされる。一方、オランド氏は左派戦線、メランション氏の得票数の91%、緑の党、ジョリ氏の84%を固めている。
オランド氏は二十三日、報道陣に「第一回投票の目的は達した。勝利は近い」と余裕を見せ、遊説先の仏西部地方に向かった。
4188
:
チバQ
:2012/04/24(火) 12:46:07
http://www.afpbb.com/article/politics/2873720/8839242
オランダで内閣総辞職、財政緊縮策めぐり政党間協議決裂
2012年04月24日 07:24 発信地:ハーグ/オランダ
【4月24日 AFP】オランダのマルク・ルッテ(Mark Rutte)首相は23日、財政緊縮策をめぐる自由党(Freedom Party)との協議が決裂したことを受け、内閣総辞職に踏み切った。
ルッテ首相は同日、ハーグ(Hague)でベアトリクス女王(Queen Beatrix)に内閣総辞職の意向を伝え、女王はこれを受理した。
ヘールト・ウィルダース(Geert Wilders)党首率いる極右の自由党は、過去1年半あまり、ルッテ首相の連立政権に閣外協力してきた。
欧州連合(EU)は加盟国に財政赤字を国内総生産(GDP)の3%以内にすることを求めているが、2011年のオランダの財政赤字はGDP比で4.7%になっていた。ルッテ首相の中道右派の自由民主党(VVD)、自由民主党と連立内閣を組むキリスト教民主勢力(CDA)、自由党の3党はここ7週間、予算を160億ユーロ(約1兆7000億円)削減することについてほぼ毎日協議してきた。
しかし21日にウィルダース氏が交渉の席を蹴ったことから内閣総辞職が予想されていた。これにより2015年5月に実施される予定だった総選挙は前倒しして行われる見通しになった。(c)AFP/Marie-Laure Michel
4189
:
名無しさん
:2012/04/24(火) 12:49:41
http://www.asahi.com/international/update/0424/TKY201204240133.html
アイスランド前首相に有罪判決 金融危機巡る弾劾裁判
アイスランドの特別法廷は23日、金融危機への対処を巡って弾劾(だんがい)裁判にかけられたゲイル・ホルデ前首相(61)に対し、問題が深刻になった時に閣僚らと十分に協議しない怠慢があったとして有罪とする判決を言い渡した。AP通信などが伝えた。ただ、罰金や禁錮などの具体的な処罰は科されていないようだ。
一方、危機を深めた銀行の肥大化に対処しなかった責任などを問う三つの罪については無罪とした。特別法廷は国に対し、ホルデ氏の訴訟費用を支払うよう国に命じた。ホルデ氏は「形式的な罪で、銀行危機とは全く関係ない」と判決を批判し、欧州人権裁判所に提訴する方針を示した。
アイスランドは2008年の金融危機で大手銀行が軒並み破綻(はたん)、国有化され、通貨は暴落した。議会が06〜09年に首相を務めたホルデ氏の責任を問い、弾劾裁判にかけることを決めた。(ロンドン=伊東和貴)
.
4190
:
とはずがたり
:2012/04/24(火) 16:49:49
>>4185
画像保存
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/chutoh/001.jpg
どの程度の島なんでしょうかねぇ。
4191
:
チバQ
:2012/04/24(火) 21:42:56
>>4184
http://www.cnn.co.jp/world/30006368.html
スーダン軍機が南スーダンを空爆か 全面戦争の懸念強まる
2012.04.24 Tue posted at: 17:06 JST
南スーダン・ジュバ(CNN) 南スーダンからの情報によると、スーダン軍の戦闘機が23日、南スーダン北部の町を空爆した。両国が全面戦争に突入するとの懸念が強まっている。両国は国境の油田地帯ヘグリグの領有権などをめぐって対立している。
スーダン軍の司令官は国内ラジオ局とのインタビューで、これまでに南スーダン側の1200人を殺害したと述べた。
一方、スーダン軍の報道官は戦闘機による空爆を否定。「ユニティ州で起きていることには一切関与していない」と述べ、民兵組織または南スーダンの反政府派による攻撃との見方を示した。
空爆を受けたのは同州の州都ベンティウと、川を隔てたルブコナの町とされる。現地のジャーナリストは、戦闘機2機とミサイル4発が野外市場などに撃ち込まれ、少年1人が死亡したと語った。南スーダンのベンジャミン情報相は、ベンティウの市場が3発の爆撃を受け、12歳の少年を含む民間人2人が死亡したと発表。「国連安全保障理事会は責任を持ってスーダンを処罰すべきだ」と訴えた。
国連南スーダン派遣団(UNMISS)を率いるジョンソン国連事務総長特別代表はスーダンに対する声明で、「市民の命を奪う無差別爆撃」の停止を求めた。
潘基文(パン・ギムン)事務総長も空爆を非難し、スーダンにすべての戦闘行為をただちに停止するよう要求。さらに、スーダンのバシル大統領と南スーダンのサルバ・キール大統領に、交渉への復帰を強く促した。
両国は国境の油田地帯ヘグリグの領有権などをめぐって対立している。南スーダンは今月、ヘグリグをいったん制圧したものの、国連の要求に従ってヘグリグから「撤退」したと宣言。一方、スーダン側は南スーダン軍から「奪還」したと主張している。ヘグリグはスーダンの産油量の約半分を占めるとされるが、戦闘で油田の施設が損壊したとみられ、生産停止に追い込まれた。
国境地帯ではこの日も数カ所で戦闘が続き、バシル大統領は国営ラジオで「南スーダンとの交渉はあり得ない」「南の政権に教訓を与えてやる」などと強硬発言を繰り返した。外国の報道陣や監視団はほとんど前線に近付けないため、双方の主張を確認することは難しい。
4192
:
チバQ
:2012/04/24(火) 21:43:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120424-00000105-mai-int
<スーダン>大統領「南に武力で対応」…衝突再燃の懸念
毎日新聞 4月24日(火)21時41分配信
【ヨハネスブルク服部正法】スーダン、南スーダン両国軍が衝突を続けている国境地帯からの報道によると、スーダンのバシル大統領は23日、南スーダン軍が撤退完了を宣言したスーダン領内の油田地帯ヘグリグを電撃訪問し、自軍兵士らを前に「南(スーダン)政府とは交渉しない。彼らは銃と弾薬という言葉以外は理解しようとしない」と述べ、引き続き南側に武力で対応する強硬姿勢を示した。南側はいったんヘグリグからの撤退を表明したが、24日にキール大統領が「宣戦布告だ」とスーダン側を非難するなど衝突再燃の懸念は消えていない。
両国軍は3月に衝突を始め、今月に入り南スーダン軍がスーダンの原油生産量の半分程度を占めるとされるヘグリグを制圧。バシル大統領が「南スーダン市民を解放する」と強い調子で南側の政権を非難する中、南側が20日にヘグリグからの撤退を表明し、一時は全面戦争回避の機運も生まれた。
しかし、スーダン側は自軍による「ヘグリグ解放」を強調。南スーダン当局は、スーダンが越境空爆を続けていると強く非難している。スーダンは空爆を否定している。
両国は、昨年7月に南スーダンが分離独立する前は20年以上も南北内戦を続け、約200万人の死者を出した経緯がある。背景には、政治や経済を主導する北部から二級市民的な扱いを受けたことへの南部の不満があった。05年の和平合意に基づき行われた昨年1月の住民投票で、圧倒的多数が南の独立を支持した。
だが、石油収益の分配比率は未解決で、紛争継続の主因だ。
旧スーダンはアフリカ第6位の産油国(埋蔵量約60億バレル)で歳入を大きく石油に依存。油田の4分の3は南部に集中するが、輸出港は北部のみだ。
分配交渉は、スーダン側の要求するパイプライン使用料について「国際基準と比べて極めて高額」(南スーダンのベンジャミン情報・放送相)と南側が反発して難航。スーダン側が南からの石油を差し押さえ、今年1月に南側は石油生産を停止して対抗、関係が一気に悪化していた。
4193
:
チバQ
:2012/04/25(水) 22:30:21
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120425/mds12042511090000-n1.htm
エジプト大統領選 元首相の出馬禁止
2012.4.25 11:08
【カイロ=大内清】エジプトの中東通信によると、同国選管当局は24日、5月に予定される大統領選の有力候補と目されていたシャフィク元首相の出馬を認めない決定を下した。暫定統治を担う軍最高評議会のタンタウィ議長(陸軍元帥)が同日までに、ムバラク前政権で正副大統領と首相を務めた人物らの参政権を停止する法律の施行を承認したことを受けての措置。
最近の世論調査で上位につけていたシャフィク氏が出馬できなくなったことで、大統領選は、ムーサ前アラブ連盟事務局長▽同国最大のイスラム原理主義組織ムスリム同胞団傘下「自由公正党」のモルシー党首▽同胞団元幹部のアブールフトゥーフ氏の3人を軸とした戦いとなる可能性が高い。選管は26日にも立候補者を告示する予定。
同選挙ではすでに、ムバラク前大統領の腹心だったスレイマン前副大統領らが失格となっているが、同胞団などイスラム勢力が多数派を形成する議会では、前政権関係者を選挙プロセスから一掃するよう求める声が強まっていた。
前政権で外相を務めたムーサ氏は今回の法律の対象とはなっておらず、出馬が認められるとみられる。
4194
:
チバQ
:2012/04/25(水) 22:31:34
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120425/erp12042500160001-n1.htm
人気女性政治家のウクライナ前首相がハンスト 看守の暴力に抗議
2012.4.25 00:11
2011年10月、ウクライナのキエフで裁判に臨むティモシェンコ前首相(AP)
ウクライナからの報道によると、職権乱用罪で禁錮7年の判決を受け、収監されている人気女性政治家、ティモシェンコ前首相(51)の弁護人は24日、前首相が20日からハンストを行っていることを明らかにした。ティモシェンコ氏は同日、東部ハリコフの刑務所から病院へ強制的に移送され、看守から暴力を振るわれたと主張している。前首相は脊椎の痛みを訴えているものの、服毒などを恐れて国内での受診は拒否しており、22日に刑務所に戻された。
ティモシェンコ前首相は、2010年2月に就任したヤヌコビッチ大統領の最大の政敵。ロシアとの天然ガス取引をめぐる職権乱用罪で昨年10月に禁錮7年の判決を受け、脱税などでも追起訴されている。(モスクワ 遠藤良介)
4195
:
チバQ
:2012/04/25(水) 22:35:09
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120424/erp12042422350006-n1.htm
ルペン氏、狙いは国政 6月総選挙 与党離脱者と連携模索
2012.4.24 22:25 (1/2ページ)
フランス、国民戦線のルペン党首(ロイター)
【パリ=宮下日出男】フランス大統領選の決選投票(5月6日)に向け、第1回投票で過去最高の得票率(17・90%)を記録した極右・国民戦線(FN)の女性党首、マリーヌ・ルペン氏の動向が注目されている。ルペン氏は6月の国民議会(下院)選挙でFNの国政再進出を狙っており、同じ右派ながら国民に不人気の現職、サルコジ大統領を敗北に追い込んだ方が得策とみているようだ。
ルペン氏は22日の第1回投票後の演説で決選投票への態度は語らず、5月1日に明らかにする意向を示した。ただ以前から、社会党候補のオランド前第1書記はもちろん、保守のサルコジ氏も支持しない考えを表明している。FNの幹部も23日、「両氏ともわが党の政策を守ることも、発展させることもない」とロイター通信に語り、両氏不支持を示唆した。
一方、フランスでは国民議会(定数577)選挙を6月に控える。FNは比例代表制を導入した1986年の選挙で35議席を獲得し国政に初進出。しかし極右台頭に危機感を強めた当時のミッテラン政権の意向で、大政党有利の小選挙区制に再変更され、現在は議席をもっていない。
仏メディアによると、議会選を見据えるルペン氏は、サルコジ氏が大統領選で敗れる方が右派与党の国民運動連合(UMP)に打撃となり、好都合とみている。動揺したUMPからFNの考えに近い議員が離脱などすれば、連携して国政再進出へ弾みとなる。ルペン氏は22日、「われわれが左派に対する唯一の反対派だ」と主張、UMPへの対抗意識をあらわにした。
世論調査によると、決選投票ではルペン票の5〜6割がサルコジ氏に、2割強がオランド氏に回ると予測されているが、その割合はルペン氏の今後の言動に大きく左右される。
また、22日の第1回投票の投票率は79・47%と、前回2007年第1回投票(83・8%)を下回った。
4196
:
チバQ
:2012/04/25(水) 22:36:10
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120423/erp12042321560010-n1.htm
【仏大統領選】
国民戦線が過去最高の得票率 極右ポピュリズム、台頭鮮明に
2012.4.23 21:55 (1/2ページ)
【ロンドン=木村正人】仏大統領選第1回投票で、極右・国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン党首(43)が10年前の父を上回る18%の得票率を得たことは、新潮流として欧州に蔓延(まんえん)する「極右ポピュリズム」を印象付けた。オランダでは21日、閣外協力する極右政党が緊縮財政案に反対し連立政権が事実上崩壊。極右政党がキャスチングボートを握り、国内だけでなく欧州全体を右往左往させる例も目立ち始めている。
欧州連合(EU)加盟27カ国のうち極右政党が議会に議席をもつのは14カ国。英シンクタンク「デモス」は昨年、英国やイタリア、ドイツなど、欧州11カ国の極右政党や極右活動を支持する1万人超を対象にアンケートを実施した。
それによると、2010年に初の国政進出を果たした極右スウェーデン民主党支持層のうち、16〜20歳が63%を占めることが判明。欧州の極右政党がソーシャルメディアなどを通じて、若者に浸透している実態が裏付けられた。
こうした極右政党は共通して「移民に寛容な多文化主義が欧州の伝統や文化遺産、国家アイデンティティーを破壊する」と主張、欧州の統合と深化を進めるEUやグローバリゼーションへの懐疑を唱える。既存政党に対する幻滅も極右政党への追い風になっている。
デモスの調査では、極右政党支持者の20%が政府を信頼▽14%がEUを支持する−と回答したが、欧州全体の平均値43〜44%を大きく下回っていた。
「現代的なキャリアウーマン」を体現するマリーヌ・ルペン党首のように、極右政党の党首は若く、カリスマ性を持っているともデモスの報告書は分析。人種差別主義的な主張を展開していた時代とは“顔”を変えて、欧州の極右政党は巧妙に支持を広げている。
4197
:
チバQ
:2012/04/25(水) 22:40:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120425-00000004-mai-int
<プーチン首相>大統領就任後に与党党首を辞任へ
毎日新聞 4月25日(水)1時6分配信
【モスクワ田中洋之】ロシアのプーチン首相は24日、5月7日の大統領就任後に政権与党「統一ロシア」の党首を辞任すると表明した。後任の党首には次期首相に内定しているメドベージェフ大統領を推薦した。
辞任の理由については「大統領は超党派の存在」であり、特定政党に所属するのは違憲ではないが好ましくないとの考えを強調したが、昨年12月の下院選で議席を激減させるなど支持率が低迷している統一ロシアを見限ったとの見方もある。
プーチン氏は前回大統領を退任した08年に新設された統一ロシアの党首に就任し、絶大な影響力を誇ってきた。同党は5月後半に党大会を開き、メドベージェフ氏を党首に選出する見通し。
プーチン氏は先の大統領選でも、自ら創設した社会運動体「全ロシア国民戦線」を母体に活動し、統一ロシアから距離を置く姿勢を示していた。
4198
:
チバQ
:2012/04/25(水) 22:45:45
http://mainichi.jp/select/news/20120426k0000m030092000c.html
イラン:イラクとの関係が緊密化 周辺諸国は警戒強める
毎日新聞 2012年04月25日 20時49分(最終更新 04月25日 20時52分)
【テヘラン鵜塚健】イランとイラクの関係が緊密化している。両国首脳は22日、テヘランで会談し、関係強化を確認。イスラム教シーア派のイランは、昨年12月に米軍が撤退したシーア派主導のイラク・マリキ政権に接近し影響力を強めたいが、トルコやサウジアラビアなどスンニ派諸国は警戒を強めている。
「両国が強固なら、地域に米国やイスラエルの入り込む余地はない」。イランのアフマディネジャド大統領は、マリキ首相に語りかけた。両国は80〜88年に戦争をしたが、近年は蜜月ぶりが顕著だ。
核開発疑惑で米欧の経済制裁を受けるイランは近隣国との関係を重視。国営テレビによるとイラクとの貿易額は昨年、前年比50%増の約100億ドル。5月の核協議の会場にもバグダッドを指定した。
同盟関係にあるシリアをめぐり、イランが孤立を深めている事情もある。イランは反体制派弾圧を続けるアサド政権を擁護するが、アラブ連盟はアサド氏退陣を求め、イランの友好国だったトルコもアサド批判に転じた。相対的に、イラクの重要性が増した形だ。
4200
:
チバQ
:2012/04/26(木) 21:14:26
>>3838
>>4018
http://www.afpbb.com/article/politics/2874372/8853246?ctm_campaign=txt_topics
パキスタンのギラニ首相、法廷侮辱罪で有罪
2012年04月26日 19:19 発信地:イスラマバード/パキスタン
【4月26日 AFP】パキスタン最高裁は26日、ユサフ・ラザ・ギラニ(Yousuf Raza Gilani)首相に法廷侮辱罪で有罪判決を言い渡した。
ギラニ首相は、スイスの銀行口座を利用したアシフ・アリ・ザルダリ(Asif Ali Zardari)大統領の汚職疑惑で、審理の再開を要請するスイス当局宛ての書簡を書くよう求めた最高裁の命令を拒否したことから、法廷侮辱罪で起訴されていた。
今後は、パキスタンの首相としては在任期間が最長となるギラニ氏が、首相の座を追われる可能性が焦点となる。ギラニ首相が失職すれば、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)やアフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)の問題を抱えるパキスタンの政治的混迷がさらに深まることになる。
パキスタンの憲法は、法廷を侮辱したり愚弄(ぐろう)した罪で有罪判決を受けた者が議員になることを禁じている。だが法律の専門家らは、ギラニ首相の議員資格を剥奪する場合、国民議会の議長や選挙管理委員会らも加わるため、手続きが長期化する可能性があると指摘している。(c)AFP/Nasir Jaffry
4201
:
チバQ
:2012/04/26(木) 21:51:12
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120426/asi12042614080000-n1.htm
パキスタン首相に初の有罪判決 法廷侮辱罪 ザルダリ政権に打撃
2012.4.26 14:07
【ニューデリー=岩田智雄】パキスタン最高裁は26日、汚職などの罪に問われたザルダリ大統領に対する審理再開に向けた手続きをするよう求めた最高裁判決に従わなかったとして、法廷侮辱罪で起訴されたギラニ首相に有罪判決を下した。禁錮刑は言い渡されず、有罪は“形だけ”に終わったものの、同国の現職首相が有罪判決を受けたのは初めてで、ザルダリ政権にとっては痛手となった。
最高裁は判決で、首相に対し判事が退出するまでの間、法廷内に残ることだけを命じ、禁錮刑を事実上免除した。ただし憲法では、司法を侮辱した者は議員資格を失うと規定している。首相は議員でなければならず、ギラニ氏が議員資格を失った場合、首相の座を追われることになる。
今後は議会や選挙管理委員会を含めた関係機関で手続きなどを協議するが、与野党間の激しい論争が予想され、結果が出るまで数カ月かかるとの見方もある。
判決後、ギラニ首相は「判決は不適切だ」と批判。弁護士は異議申し立てを行うことを明らかにした。
パキスタンではもともと、来年2月までに総選挙が予定されている。ザルダリ政権は仮にギラニ首相を失っても、与党パキスタン人民党が中心になって新首相を選出し、同党主導の内閣を任期満了まで存続させる可能性も残されている。
ただし、ザルダリ政権は対米関係などをめぐり軍との関係が悪化。野党側もギラニ首相の即時辞任を求めており、政局が一層混迷を深めることは間違いない。
この事件では、スイス企業が絡んだザルダリ大統領の汚職疑惑をめぐり、最高裁が政府に対し、スイス司法当局に審理再開を要請する手紙を書くよう求めていたが、ギラニ首相は大統領に免責特権があるとして拒否。最高裁は法廷侮辱罪で首相を起訴していた。
4203
:
チバQ
:2012/04/26(木) 22:00:16
http://jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012042600124
元首相の出馬可能に=エジプト大統領選
【カイロ時事】エジプトの中東通信によると、選挙管理委員会は25日、旧ムバラク政権高官の政治活動を禁止した法律を理由に、5月投票の大統領選への出馬が禁じられたシャフィク元首相について、異議申し立てを認めて出馬可能との判断を示した。(2012/04/26-08:04)
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4204
:
チバQ
:2012/04/26(木) 22:00:53
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012042601100
リベリア元大統領に有罪判決=元国家元首で初−特別法廷
【ブリュッセル時事】市民ら12万人が犠牲になったとされる西アフリカのシエラレオネ内戦に介入し、戦争犯罪などの罪に問われた隣国リベリアの元大統領、チャールズ・テーラー被告(64)に対する判決公判が26日、オランダ・ハーグ地区のシエラレオネ特別法廷であり、同被告に有罪が言い渡された。国連が設置する国際法廷で元国家元首に有罪が宣告されたのは初めて。
起訴状によると、テーラー被告は1996〜2002年にかけ、シエラレオネの武装勢力「革命統一戦線(RUF)」などを支援。首都フリータウンを含む幅広い地域での市民殺害や、未成年を含む女性への性的暴行、誘拐、住居の焼き打ち、少年兵徴集などの行為を助長した。(2012/04/26-21:43)
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4205
:
チバQ
:2012/04/26(木) 22:06:41
>>4180-4183
>>4187
>>4195
http://mainichi.jp/select/news/20120427k0000m030069000c.html
仏大統領選:両候補、極右に秋波 決選投票を左右
毎日新聞 2012年04月26日 20時50分(最終更新 04月26日 21時18分)
【パリ宮川裕章】フランス大統領選で5月6日の決選投票に進んだ右派現職のニコラ・サルコジ大統領(57)と最大野党・社会党のフランソワ・オランド前第1書記(57)が極右・国民戦線の支持者に秋波を送り、取り込みを図っている。国民戦線は22日の第1回投票で党首のマリーヌ・ルペン氏(43)が躍進、支持動向が決選投票の行方を左右するとみられているためだ。
サルコジ氏は24日の支持集会などでルペン氏を「共和国(フランス)の価値観と矛盾しない」と持ち上げ、支持者の「痛みに耳を傾ける」と訴えた。25日にはイスラム教徒の女性が全身を覆う衣服「ブルカ」などイスラム教の風習を列挙して「フランスには要らない」と述べるなど「反移民」色を強め、右旋回を加速している。
だが、サルコジ氏を支える右派・国民運動連合は一枚岩ではない。サルコジ陣営の報道担当を務めるナタリー・コシウスコモリゼ前環境相は昨年、国民戦線を批判する著書「反国民戦線」を発表した人物。仏国営テレビは「国民運動連合の大半の議員が極右接近の正当性を疑問視している」と報じ、「(サルコジ氏の発言は)国民戦線の若者のようだ」と批判する閣僚経験者の談話を紹介した。
一方、オランド氏は25日、パリでの記者会見でルペン氏に票を投じた有権者について「失業などの経済危機が生んだ怒りの声だ」と分析した。24日付の仏紙リベラシオンでは「国民戦線の支持者を説得するのが私の責務だ」と取り込み姿勢を鮮明にしている。
世論調査では、国民戦線支持者の5割がサルコジ氏に流れ、3割がオランド氏に回るとの予測が出ている。ルペン氏は「我々こそ左派に対する唯一、真の反対勢力だ」と宣言。側近のブルノ・ビルド氏も「国民運動連合を破壊する良い位置につけた」と述べるなど、サルコジ、オランド両氏の陣営に揺さぶりをかけている。
4206
:
チバQ
:2012/04/26(木) 22:07:47
http://mainichi.jp/select/news/20120423k0000m030077000c.html
仏大統領選:決選投票へ苦闘 品格とカリスマ性欠如批判で
毎日新聞 2012年04月22日 22時38分(最終更新 04月23日 01時45分)
パリで投票を終え、支持者らに手を振るサルコジ氏(左)=2012年4月22日、AP
拡大写真 【パリ宮川裕章】フランス大統領選挙は22日の第1回投票を経て、右派・国民運動連合のニコラ・サルコジ大統領(57)と左派・社会党のフランソワ・オランド前党第1書記(57)による決選投票(5月6日)にステージが移る。「大統領の品格に欠ける」と批判されるサルコジ氏に対し、オランド氏は「カリスマ性に欠ける」と攻められる。ドゴール氏以来の「カリスマ性のある大統領」を目指し、上位2人のせめぎ合いが続いている。
「うせろ。このばか野郎」。サルコジ大統領が08年2月、訪問先の「パリ農業見本市」で参加者に吐いた暴言が、選挙期間中、テレビで繰り返し放映される。仏セルジー・ポワントワーズ大のジョルジュ・ソニエ准教授(歴史学)は「仏で大統領は国家を代表する存在。その権威は振る舞い、言動にかかっているが、サルコジ氏は、それを無視した」と解説する。「サルコジ氏の大統領としての弱点」を問う世論調査会社TNSソフレスの今年2月の調査では、30%の回答者が「人格」と答え、44%の「任期中の実績」に次ぐ2位に入った。
サルコジ氏は3月6日、批判を受けた過去の言動について「過ちだった」とテレビで謝罪。今月19日にもラジオで「大統領の象徴としての役割を理解していなかった」と悔いた。15日のパリでの支持集会の演説では、就任当初「教養がない」とメディアに批判された汚名を返上しようとモリエール、ゾラ、ユーゴーなど仏文化人の名をちりばめ、最後は「私を助けてほしい」と1958年の初代大統領ドゴール氏の就任演説のせりふで締めくくった。
一方、オランド氏も理想の大統領像に近づこうと苦労している。昨年10月の社会党の大統領候補予備選では「大統領のカリスマ性に欠ける」と党内で批判を受け、今はサルコジ氏陣営の攻撃材料に使われている。
オランド氏は尊敬する社会党のミッテラン元大統領の言い回しなどを模倣し、15日のパリ郊外の支持者集会でも81年大統領選第1回投票直前のミッテラン氏の支持者集会での「私は唯一、大統領選を勝ち抜ける左派の候補だ」という発言を借用した。大統領選に向け10キロ減量するなど執念を見せ、リール第2大学のレミ・ルフェーブル教授(政治学)は「カリスマ性は今もないが、立候補後、軽い冗談を控えるようになり、新しい人物像を作り上げた」と評価する。オランド氏はニューヨーク・タイムズ紙で「ミッテラン氏も大統領に就任してから変わった。私も大統領になれば変わる」と主張した。
4207
:
チバQ
:2012/04/27(金) 22:21:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120427-00000013-mai-int
<エジプト>大統領選の立候補者 13人を正式に発表
毎日新聞 4月27日(金)2時31分配信
拡大写真
(左上から時計回りに)ムーサ氏、アブルフトゥーハ氏、シャフィク氏、モルシ氏=シャフィク氏のみAP、他は前田英司撮影
【カイロ前田英司】エジプトの選挙管理委員会は26日、来月実施の大統領選の立候補者13人を正式に発表した。エジプトでは旧王制を倒した52年の軍事クーデター以降、歴代大統領は軍出身者が占めており、民主化要求運動「アラブの春」を受けて議会最大勢力に躍進した穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団が、大統領の座を手中に収めるかどうかが焦点だ。
【大統領選について】エジプト:大統領選立候補届け出23人中 10人失格決定
投票は5月23、24両日。過半数を獲得する候補者がなければ6月16、17両日に上位2氏による決選投票がある。国を暫定統治している軍最高評議会は6月末で新大統領へ権限移譲するとしており、大統領選はエジプト民主化の「最終段階」と位置づけられている。
主な立候補者は、ムスリム同胞団傘下の自由公正党のモルシ党首(60)、元同胞団幹部のアブルフトゥーハ氏(60)、空軍出身のシャフィク元首相(70)、世俗派のムーサ前アラブ連盟事務局長(75)。この4氏を軸にイスラム勢と、軍部やムバラク前政権支持者を含む世俗派が対決する構図になりそうだ。
選挙情勢は既に波乱含みだ。スレイマン前副大統領(75)、同胞団のシャーテル前副団長(61)、イスラム厳格派のアブイスマイル氏(50)ら有力候補の失格に続き、選管は24日、シャフィク元首相も不適格と発表。だが、異議申し立てを認め翌日に判断を覆した。
「アラブの春」に伴うイスラム勢の台頭を警戒する世俗派や前政権支持者はムーサ氏、シャフィク氏を支持。イスラム勢はモルシ氏と、「改革派」の元幹部で世俗派にも浸透を図るアブルフトゥーハ氏との間で支持が割れる可能性がある。
一方、軍政は「大統領選出までに新憲法を起草すべきだ」との認識を示している。
4208
:
チバQ
:2012/04/27(金) 23:42:26
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120427/mds12042712570000-n1.htm
暫定政府の不信任を決定 リビア、混乱広がる恐れ
2012.4.27 12:57
AP通信によると、リビアを統治する国民評議会の複数の当局者は26日、同評議会がキーブ首相率いる暫定政府に対する不信任動議を賛成多数で決めたと明らかにした。民兵の国軍への再編成の遅れや選挙をめぐり双方の対立が高まっていた。
リビアでは内戦の末、昨年8月にカダフィ政権が崩壊。ことし6月には新憲法制定に向けた制憲議会選を予定するなど、新たな国造りの模索が続いている。昨年11月に発足したばかりの暫定政府が解体されれば、国家再建が停滞、混乱が広がる恐れもある。
当局者によると、不信任は25日の会合で決まったが、後継首相の人選で評議会内の意見が割れており公表を控えている。(共同)
4209
:
チバQ
:2012/04/27(金) 23:45:18
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120426/mds12042623570007-n1.htm
日本以上の相次ぐ短命政権 ヨルダン首相が辞任 昨年2月以降で3人目
2012.4.26 23:56
フランス通信(AFP)によると、ヨルダンのハサウナ首相が26日、アブドラ国王に辞表を提出し、受理された。ヨルダンでは昨年2月にリファイ元首相が、同年10月にバヒト前首相が相次いで退陣、短命政権が続く不安定な政治状況にある。
ハサウナ氏の詳しい辞任理由は不明ながら、最近は選挙法の改正論議をめぐり、野党のイスラム系勢力から批判が強まっていたという。(カイロ 大内清)
4210
:
チバQ
:2012/04/27(金) 23:46:46
>>4204
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120426/mds12042622380005-n1.htm
リベリア元大統領有罪 「血のダイヤ」戦犯判決 国家元首経験者に初
2012.4.26 22:35
元リベリア大統領のテーラー被告(AP=共同)
【ロンドン=木村正人】死者約5万人を出した1991〜2002年の西アフリカ・シエラレオネ内戦で戦争犯罪や人道の罪に問われた元リベリア大統領のテーラー被告(64)に対し、オランダ・ハーグのシエラレオネ国際戦犯法廷は26日、有罪判決を言い渡した。量刑は5月30日に言い渡され、英国の刑務所で服役するとみられている。
国家元首経験者が戦争犯罪で国際戦犯法廷により有罪判決を受けるのは第二次大戦のニュルンベルク裁判以来初めて。旧ユーゴスラビアのミロシェビッチ元大統領は国際戦犯法廷で審理中の2006年3月に死去したため公訴が取り下げられた。有罪判決はアフリカ各地やシリアなどでの武力紛争や武力弾圧に対する抑止につながると期待されている。
判決は内戦当時、隣国リベリアの大統領だったテーラー被告がシエラレオネの反政府武装勢力に「武器と弾薬を供給するなどして支援した」として、被告が武装勢力によるテロ、殺人、婦女暴行、少年兵の徴兵などの残虐行為を支援・幇助(ほうじょ)したと認定した。
しかし、残虐行為の計画や扇動を認定するには証拠が不十分と述べた。
被告は「血のダイヤ」と呼ばれたダイヤ原石を武装勢力から受け取る見返りに武器や弾薬を提供。武装勢力は多数の市民の手足を切断したり、少女を拉致、乱暴したりしていた。
被告は判決を不服として控訴するとみられる。
06年4月に始まった審理で検察側は合計98人の証人を喚問。10年8月には、被告からダイヤ原石を贈られた英国出身のスーパーモデル、ナオミ・キャンベルさんも証言台に立ち、話題となった。
4211
:
チバQ
:2012/04/27(金) 23:55:07
http://jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012042601238
ギリシャ総選挙、32党公認=緊縮策反対の小政党乱立
【ジュネーブ時事】来月6日実施のギリシャ総選挙で、選挙管理委員会の役割を担う最高裁は26日、公認申請した36党のうち条件を満たした32党を認めた。パパデモス政権を支えた中道右派と左派が債務危機を受けた緊縮策を導入したことで支持が急落。その受け皿として相次いで発足した小政党が入り乱れることになる。(2012/04/26-23:31)
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4212
:
チバQ
:2012/04/27(金) 23:59:34
http://jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012042701141
連続爆弾テロ、27人負傷=ウクライナ東部の地方都市
【キエフ時事】ウクライナ東部のドニエプロペトロフスク中心部で27日、連続した10回の爆発があり、非常事態省によると、子供9人を含む少なくとも27人が負傷した。地元メディアが報じた。捜査当局は爆弾テロと断定し、捜査を開始した。
地方都市で起こった前代未聞の事態に、ヤヌコビッチ大統領は記者団に「わが国全体への新たな挑戦だ」と事件を非難した。
1回目の爆発は午前11時50分ごろ、オペラ劇場前の路面電車の停留所で発生。続いて数十分置きに映画館近くなど人通りの多い場所が狙われた。(2012/04/27-22:51)
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4213
:
チバQ
:2012/05/06(日) 14:13:01
>>4211
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120429/erp12042922220009-n1.htm
ギリシャ総選挙 二大政党に国民反発、支持回復へ「負担緩和」強調
2012.4.29 22:21
【ベルリン=宮下日出男】欧州債務危機の発端となったギリシャの総選挙は、5月6日の投開票まで1週間を切った。財政緊縮策を欧州連合(EU)と約束した与党の二大政党が過半数を獲得し、再建路線を堅持できるかが焦点。だが、緊縮策を強いられてきた国民の反発は強く、逆風の中、連立を組む二大政党も「負担緩和策」を訴えはじめた。
最近の世論調査では、与党第二党の新民主主義党(ND)が支持率21〜25%で首位。第一党の全ギリシャ社会主義運動(PASOK)が15〜19%で続く。だが、両党を合わせても定数300議席の過半数を得られるかは微妙だ。第三勢力としては、急進左派連合など左派系3党、右派系の独立ギリシャ人党がそれぞれ1割前後の支持を集める。新政権でキャスチングボートをにぎる可能性が高いが、いずれも反緊縮策を前面に掲げる。
ギリシャでは従来、PASOKとNDの二大政党が交代で政権を担当してきた。両党が連立を組んで昨年11月に発足したパパデモス政権は、支援の条件として緊縮策の実施にEUなどと合意した。だが、国民は「(両党の)長年の放漫財政がそもそもの原因」として、相次ぐ賃金や年金削減などに反発している。
国民の不満を和らげるため、PASOKのベニゼロス党首は28日、「新税は導入しない」と明言。所得税に上乗せする「連帯税」の廃止なども公約した。NDのサマラス党首も減税や一部年金支給の増額を掲げ、有権者を引きつけるのに躍起となっている。
欧州ではスペインの財政不安で危機再燃の恐れがくすぶる中、緊縮策重視の危機対応をめぐり、オランダで政権が崩壊。フランス大統領選でもサルコジ大統領が苦戦している。
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220506001.html
極右政党が議席獲得の勢い ギリシャ議会総選挙(05/06 07:40)
ユーロ危機の震源地であるギリシャで6日、議会の総選挙が行われます。緊縮財政による景気後退が深刻になるなか、過激な思想の極右政党への支持が広がっています。
債務危機を招いたギリシャでは、支援と引き換えに財政再建策が導入されたことで、失業が深刻化するなか、極右政党が議席を獲得する勢いを見せています。今の連立与党は苦戦が伝えられ、選挙結果次第ではギリシャ不安が再燃する恐れもあります。
4214
:
チバQ
:2012/05/06(日) 14:15:01
http://mainichi.jp/select/news/20120506k0000m030036000c.html
ギリシャ総選挙:7日に大勢判明 2大政党に厳しい視線
毎日新聞 2012年05月05日 20時00分(最終更新 05月06日 03時21分)
【アテネ伊藤智永】欧州債務危機の震源地となったギリシャで6日、議会総選挙(1院制、定数300)が実施される。7日未明(日本時間同朝)に大勢が判明する。欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)から突き付けられた緊縮財政路線の是非が争点。緊縮策を受け入れた中道左派・全ギリシャ社会主義運動(PASOK)と中道右派・新民主主義党(ND)の2大政党への有権者の怒りは大きく、23年ぶりに単独過半数を獲得する政党がなくなるのは確実な情勢だ。
緊縮策に反対する左右両派の中小政党に支持が拡散し、約10政党が議会に議席を占めることになりそうだ。このため、2大政党は選挙後も、危機対応のために昨年11月に組んだ大連立を続けざるを得ないとみられている。政権の枠組みは同じでも、共に選挙戦で「増税否定」に追い込まれており、緊縮策の練り直しは避けられない。
国の借金棒引きの代わりにEUなどから迫られた緊縮策がギリシャ議会で可決された2月。アテネ市内は抗議する市民約10万人であふれた。議会前広場に面した建物の大理石の階段は壊れたままだ。目抜き通りも閑散としている。
メーデーの5月1日には官民2大労組約5000人、共産党系約1500人のデモと集会があった。「カネを貸し付けてドイツ製品を買わせ、さんざんもうけた揚げ句にいきなり絞り上げるのが公正なやり方か」。3カ月後の今も人々は憤まんやるかたない。
5月2日夜、公園で開かれた共産党集会で幹部がEU離脱を叫ぶ。会場には「ヨーロッパ人よ、立て」と呼び掛けるポスターがかかる。声を上げていた幹部に尋ねると、「EUから出ても、ギリシャはヨーロッパだ」との答えが返ってきた。
緊縮策反対の中小政党も、共産党以外はユーロ圏に残り、「EU・IMFの言いなりでなく、緊縮策の再交渉をすべきだ」との立場。危機再燃もやむなしというわけではない。ただ、中小政党や有権者の間には「仏大統領選で緊縮路線見直し派の社会党・オランド候補が勝てば、緊縮一辺倒の風向きが変わるのではないか」という期待がある。
4215
:
チバQ
:2012/05/06(日) 14:17:09
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120506/mds12050612000002-n1.htm
「アラブのチャプリン」裁判からみえるイスラム勢力の“訴訟テロ”
2012.5.6 12:00 (1/2ページ)
エジプトを代表するコメディアンで俳優のアーデル・イマームさん(71)が、出演した作品でイスラム教を冒涜したとして実刑判決を受けた裁判の控訴審で、カイロの2つの裁判所が4月、「無罪」と「有罪」のまったく逆の判断を下した。こんな混乱が起きたのは、イマームさんを非難する弁護士が複数の裁判所に同じ内容の告訴をしていたため。その戦術はさながら、表現の自由に対する“訴訟テロ”の様相を呈している。(カイロ 大内清)
100本以上の映画やドラマに出演し、アラブ世界全体で高い人気を誇るイマームさん。ナンセンスなドタバタ喜劇だけでなく、社会派映画にも多数の主演作があり、「アラブのチャプリン」の異名もとる俳優だ。
そんなイマームさんや仕事仲間のシナリオライターらに対し昨年、イスラム教の原点回帰を唱えるサラフ主義者の弁護士が、イスラム過激派を題材にした映画でイスラム教の伝統を冒涜したと告訴。カイロの裁判所は今年2月、一審判決で懲役3月と100エジプト・ポンド(約1300円)を判決を言い渡した。
ところがその後、実はこの弁護士が、カイロ市内の別の裁判所にも同じ内容の訴えを起こしていたことが判明。こちらでは、「平和的に意見表明している人間が罰せられるいわれはない」と表現の自由が尊重され、無罪が言い渡された。
同時期に行われた今回の控訴審では、両裁判所がそれぞれの一審判決を支持、判断が真っ二つに分かれる結果となった。
なぜ、こんなことが起きるのか。
イマームさんの事件の経緯に詳しい法律専門家ハーリド・バダウィ氏によると、同国の司法制度では、告訴人、告訴内容、被告人がまったく同じであっても、裁判所が違えば別々の事案として扱われる。告訴したサラフ主義弁護士は、告訴が受け入れられなかった場合の“保険”をかけていた、というわけだ。
裁判官の中にはイスラム勢力に同情的な判決を連発することで知られる者もいるため、そのような裁判官がいる裁判所を狙い撃ちして告訴している可能性もある。
こうしたことから、バダウィ氏は「この弁護士はあちこちで同じ訴えを起こしている可能性がある。(被告の)イマームさんも、何カ所で訴えられているか分からないのではないか」と語る。
実際、イマームさんは有罪判決後の汎アラブ紙アッシャルクルアウサトのインタビューで、「欠席裁判で判決が言い渡されたことに驚いた。誰だか知らないが、こんな訴えを起こす人間は宗教の何たるかを理解していない!」と憤りをあらわにした。
一連の裁判でイマームさんが標的となったのは、有名であるがゆえにアナウンス効果が高いと判断されたためだとみられるが、こうした乱暴な訴訟戦術が拡大すれば、質の高い映画やドラマ、小説を送り出してきた同国の表現の自由を脅かす可能性もある。
あるエジプト人記者は「知らないうちに宗教の名の下に訴えられるようなことが続けば、誰もが怖がって萎縮してしまう」と懸念を示す。
国民的スターを襲った災難。インターネット上では「アーデル・イマームはその演技で私たちを感動させたり笑わせたりしてくれる。裁判所はその彼に対する判決で私たちを泣かせようとしている」などと、イマームさんを応援するメッセージが目立っている。
4216
:
チバQ
:2012/05/06(日) 14:20:50
>>4205-4206
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120505-00000052-mai-int
<仏大統領選>オランド氏優勢 社会党大統領の可能性
毎日新聞 5月5日(土)20時24分配信
【パリ篠田航一、宮川裕章】フランス大統領選は6日、右派・国民運動連合の現職、ニコラ・サルコジ大統領(57)と左派・社会党のフランソワ・オランド前党第1書記(57)による決選投票が実施される。世論調査ではオランド氏が優勢を保ち、フランソワ・ミッテラン元大統領以来、17年ぶり2人目の社会党大統領となる可能性が高まっている。
4月22日の第1回投票ではオランド氏が得票率28.6%で首位、サルコジ氏が27.2%。5月3日以降の支持率世論調査ではオランド氏が4〜7ポイント差でリードしている。
欧州債務危機で緊縮財政路線を強いられてきたサルコジ氏は4日、「(放漫財政の末に危機に陥った)ギリシャやスペインのようになりたいのか」とテレビで述べ、成長・雇用のための財政出動を視野に入れるオランド氏を批判した。対決する2人は財政政策だけでなく、同年齢ながら、対照的な人生を歩んできた。
オランド氏は北部ルーアン出身。医師の父と社会福祉士の母の間に生まれ、国内最難関エリート校の国立行政学院(ENA)を卒業後、会計検査院の検査官になる。81年のミッテラン政権誕生後、中南部コレーズ県を拠点に政治活動を始め、88年に国民議会(下院)選に当選した後は持ち前の調整力を武器に党内の信頼を得ていく。
20年以上の付き合いというコレーズ県チュルのカフェ「ルサントラル」支配人ジャン・プーミエさん(85)は「よく2人で飲むが、ひたすらチョコやケーキを食べながら町の景気を聞いてくる。政治家には珍しく自分の話はしないし、怒らず威張らない」と評する。選挙期間中は甘い物を断って10キロやせたが、決選投票の6日はこの店でランチを予約し、イチゴケーキを注文しているという。
これに対して、サルコジ氏はハンガリー貴族出身の移民2世としてパリに生まれたが、幼少期に両親が離婚。パリ政治学院に入学後は花を売ったり、庭師をしながら勉学を続けたが、苦手の英語がネックで落第、中退した。だが猛勉強の末、弁護士資格を取得し、シラク前大統領に見いだされ政界入り。93年、パリ西郊ヌイイ市長時代に起きた幼稚園立てこもり事件で武装容疑者の説得にあたり、子供たちを救出したことで一躍、「果断な男」との評価を得た。
自宅にも仕事を持ち込む猛烈ぶりで、妻で歌手のカーラ・ブルーニさん(44)は「ピザ片手に自室にこもり、パソコンや書類に向かっている。家族での食事もほとんどなく、時には1日20時間以上仕事することもある」と仏誌に語る。内部告発サイト「ウィキリークス」が暴露した米外交公電によると、サルコジ氏を間近で見た米外交官は「頭の回転が速いが、怒りっぽくせっかち」と評した。
パートナーも対照的だ。サルコジ氏は前夫人と別れた後、スーパーモデル出身のブルーニさんとの派手なロマンスが話題をさらった。オランド氏は、07年大統領選でサルコジ氏に敗れたセゴレーヌ・ロワイヤル元家庭・児童担当相と別れ、パリマッチ誌の政治記者バレリー・トリルベレールさん(47)と暮らす。トリルベレールさんは目立つのを嫌い、自身の写真が新聞の1面に載った時は「ショックだ」と語ったという。
4217
:
チバQ
:2012/05/06(日) 14:21:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120506-00000086-san-int
仏大統領選 原発論議は沸かぬまま、債務危機深刻化に関心薄まる
産経新聞 5月6日(日)7時55分配信
【パリ=宮下日出男】フランス大統領選は6日、決選投票が行われる。即日開票され、同日深夜(日本時間7日朝)にも大勢が判明する。今回の大統領選では社会党候補、オランド前第1書記が電力の原子力発電依存率を大幅に引き下げることを公約に掲げ、米国に次ぐ世界第2位の原発大国のあり方が争点になるとみられていた。だが、債務危機対応や雇用問題が喫緊の課題として浮上する中、原発に関する論議は低調に終わった。
フランスは原発58基を持ち、電力の75%を原子力発電が占める。オランド氏は昨年11月、「脱原発」を掲げる環境派政党、ヨーロッパエコロジー・緑の党(EELV)と2025年までにこれを50%まで引き下げ、原発24基を段階的に閉鎖することで合意した。
フランスでは福島第1原発事故や、昨年9月に南部マルクールの原子力関連施設で死者1人を出した爆発事故を受け、原子力の安全性への懸念が高まり、EELVから大統領選に出馬したジョリ氏の支持が上昇したこともあった。だが、債務危機の深刻化で有権者の関心は雇用問題に向き、ジョリ氏の第1回投票の得票率も約2%に低迷した。
サルコジ大統領とオランド氏による2日のテレビ討論でも原発は議題に上ったが、約3時間の討論のうち原発に割かれたのは15分程度。議論は深まらなかった。原発は雇用を支える基幹産業であり、オランド陣営も雇用重視の立場から踏み込めなかった側面もある。
国家の独立を守る手段として、核抑止力を国防の要とするフランスにとり、原発はエネルギー面での独立を確保する根幹。「減原発」を掲げるオランド氏も、原発が主要なエネルギー源であり続けるとの認識は示しており、「脱原発」とは明確に一線を画している。
4218
:
チバQ
:2012/05/06(日) 14:21:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120504-00000065-mai-int
<仏大統領選>「主要政党に絶望」カギ握る極右首位の村
毎日新聞 5月4日(金)22時38分配信
拡大写真
行き詰まる政治に抗議する意味を込め、マリーヌ・ルペン氏に投票した酪農家のドゥニ・ブルギニョンさん=仏北西部サンクリストフルジャジョレで2012年4月27日、宮川裕章撮影
右派・国民運動連合のニコラ・サルコジ大統領(57)と左派・社会党のフランソワ・オランド前第1書記(57)が対決するフランス大統領選の決選投票(6日)で極右・国民戦線の動きが注目されている。マリーヌ・ルペン党首(43)は「白票を投じる」と支持者に事実上、自由投票を促した。4月22日の第1回投票でルペン氏が首位だった仏北西部の村を歩いて聞こえてきたのは、経済行き詰まりへの不満と、主要政党への抗議の声だった。【サンクリストフルジャジョレ(仏北西部)で宮川裕章】
「サルコジ大統領の5年間で金持ちは豊かになった。だが、ガソリン代は上がり、自分らの給料は下がった」。中世の面影を残す仏北西部サンクリストフルジャジョレ村。第1回投票でルペン氏を支持したトラック運転手のカルロスさん(59)が語る。人口256人の村は産業がなく、住民の大半は約10キロ離れた地方都市アルジャンタンに車で通勤する。
この村では、過去2回の大統領選で国民戦線候補の得票率は10%前後だったが、今回、ルペン氏は29.79%を記録。サルコジ氏の25%、オランド氏の24.47%を上回り、首位に立った。「予期しない結果で、投票日の夜は眠れなかった」。そう語るミシェル・ルラ村長(61)は地元紙に「投票結果は驚きであり、残念で、恥ずかしい」との手記を載せた。
地中海料理販売業のアブデロアアブ・ブクリエさん(50)はモロッコ出身。「村に2人」という移民系フランス人の一人だ。国民戦線には移民排斥のイメージがつきまとうが、「村には移民問題も治安の不安もない。ルペン氏への票は外国人を排斥する感情ゆえのはずはない」と語る。
サンクリストフルジャジョレ村を管轄するバスノルマンディー州オルヌ県では505市町村中52市町村で国民戦線が首位に立った。州議会議長のロラン・ボベ氏(59)は「『自分たちは見捨てられた』との住民感情の反映だ」と指摘する。オルヌ県の主要都市アルジャンタンでは工場閉鎖が相次ぎ、近くのトルン村は無医村だ。「公共サービス・医療体制の不備、産業空洞化で住民が絶望している」という。
第1回投票でルペン氏に投票した農家のドゥニ・ブルギニョンさん(55)は「地元経済の状況や行政サービスの不足よりも、政治への絶望が大きい」と語る。07年の前回大統領選ではサルコジ氏に投票した。「公約を守れなかったサルコジ氏への怒りはある。一方、オランド氏が公約に掲げる大規模雇用は赤字財政下で実現できると思えない」
ブルギニョンさんは、ルペン氏に集まった票について「信用できなくなった2大政党と政治への抗議の票だ」と解説する。現状への異議申し立ての色彩が濃いルペン票は決選投票でオランド氏とサルコジ氏のどちらに向かうのか。その動向が2候補の勝敗を左右することになりそうだ。
4219
:
チバQ
:2012/05/06(日) 14:28:35
>>4180
オランド29%
サルコジ27%
ルペン 国民戦線 18% →支持なし
メランション 急進左派・左翼党 11% →オランド支持
バイル 中道・民主運動 9% →オランド支持
ジョリ 緑の党・欧州エコロジー 2% →オランド支持
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012050502000097.html
仏大統領選 中道票もオランド氏
2012年5月5日 朝刊
【パリ=野村悦芳】フランス大統領選は、現職の保守・国民運動連合、サルコジ氏(57)と社会党、オランド氏(57)による決選投票が六日、実施される。第一回投票で五位(得票率約9%)だった中道・民主運動のバイル議長(60)が三日、オランド氏への投票を表明。選挙戦最終盤で、劣勢のサルコジ氏はいっそう窮地に立たされた。
バイル氏は記者会見で、反移民など右傾化戦術を強めてきたサルコジ氏を批判し「極右層の支持を追い求めてきた。私たちの価値観に合わない」と発言。支持者に「自由投票」を呼び掛けたが、自らはオランド氏支持を明言したため、議長支持票の多くはオランド氏に流れるとみられる。
民主運動は前身の仏民主連合時代から保守に近く、トップによる左派支持表明はきわめて異例。中道票を期待するサルコジ氏には打撃となった。第一回投票で三位の極右・国民戦線、ルペン氏(43)は白票、四位の左派戦線、メランション氏(60)はオランド氏支持を明らかにしている。
一方、二日に行われたテレビ討論では、サルコジ、オランド両氏が、白熱した論争を繰り広げた。サルコジ氏の劣勢挽回の数少ない機会だったが、討論後の世論調査によると、オランド氏の議論の方が上だったとする回答が42%で、サルコジ氏の34%を上回った。世論調査各社の選挙戦最後の支持率調査ではオランド氏が5〜7ポイントのリードを保っている。
4220
:
チバQ
:2012/05/06(日) 14:32:19
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120504/erp12050417180010-n1.htm
オランド氏、強気姿勢強める 「ソフト」イメージ払拭も あす決選投票
2012.5.4 17:16 (1/2ページ)
パリ近郊にあるスタジオでのテレビ討論の後、支持者に手を振るフランスのオランド前社会党第1書記=2日(ロイター)
【パリ=宮下日出男】フランス大統領選の決選投票が6日に迫り、右派与党の現職、サルコジ大統領に対し、世論調査で優位を保つオランド氏の強気の姿勢が目立ってきた。最終決戦前の最大の山場となったテレビ討論では自ら「共和国大統領」と称し、激しい応酬は「ソフト」な従来のイメージを払拭したとも評される。決選投票のカギをにぎる極右・国民戦線(FN)とも一線を画した。
「まだ(投票態度を)決断できない人は多いが、討論で納得してもらえると願う」。オランド氏は3日、南部トゥールーズでの集会でこう語り、2日夜の討論の成果に自信を示した。6日には「希望の瞬間が欧州全体で感じられるだろう」とも表明し、勝利への自信もみせた。
テレビ討論では、サルコジ、オランド両氏が債務危機対応や雇用政策などの幅広い課題で激しい議論を交わした。3日公表の世論調査会社LH2の調査では、「説得力があった」との回答はオランド氏が45%で、サルコジ氏(41%)を上回った。
オランド氏は討論で「あなたはいつでも自分のミスだと言わない」などと厳しい口調で、債務危機対応などでのサルコジ氏の「失政」を追及。サルコジ氏が示す経済統計には逐一、「間違いだ」とかみつくなど、従来の「温和」な印象と異なる攻撃的な姿勢を見せた。仏専門家は「ソフトで曖昧という弱点が克服された」とも指摘する。
オランド氏は「私、共和国大統領は閣僚の倫理基準をつくる」などと、すでに大統領になったかのような表現を計15回使用。大統領になることを「可能性(の問題)でなく、確信しているかのよう」(仏紙ルモンド)にも振る舞った。
オランド氏は4月22日の第1回投票でサルコジ氏を上回り、首位となったものの、決選投票では過去最高の得票率を記録したFNのルペン党首の支持者の動向が重要とされている。
だが、3日の集会では2002年の大統領選でルペン氏の父に敗れたジョスパン元首相も加わり、オランド氏は「悲惨な記憶を一掃したい」と強調。第1回投票直後はルペン氏支持層に配慮する発言もあったが、最近は「へつらうことはしない」と述べ、FNとは明確に一線を引いている。
左派の支持を固め、ルペン氏もサルコジ氏支持に回らなかったことが、オランド氏の自信の背景にあるとみられる。3日には中道・民主運動のバイル議長もオランド氏支持を表明した。
4221
:
チバQ
:2012/05/06(日) 14:33:40
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120426/erp12042622180006-n1.htm
「ルペン票」間合いに苦慮 サルコジ氏、極右政党との協力否定に躍起
2012.4.26 22:17 (1/2ページ)
【パリ=宮下日出男】5月6日のフランス大統領選決選投票に向け、第1回投票で過去最高の得票率を記録した極右・国民戦線(FN)支持者の取り込みをめぐり、サルコジ大統領と最大野党の社会党候補、オランド前第1書記の駆け引きが活発化している。ただ、極右政党への露骨なすり寄りは他の支持層の離反を招く恐れがある。両候補はFNとの間合いをとるのに苦慮しそうだ。
第1回投票では28・6%を獲得したオランド氏が首位で、27・2%のサルコジ氏が2位。両氏で争われる決選投票では、17・9%で3位につけたFNのルペン党首の支持者の動向がカギをにぎるとされている。
サルコジ氏は25日、仏ラジオで「FNとの取引はなく、入閣することもない」と、再選した場合のFNと協力の可能性を否定するのに躍起となった。
24日、サルコジ氏はルペン氏にも立候補の権利があり、その結果は「非難されるべきではない」「共和国(の精神)と矛盾しない」と発言。これが国内外に衝撃を与えたルペン氏の躍進を容認するかのように受け止められ、連携の疑念を生んだ。オランド氏も「(支持者だけでなく)極右のリーダーにもこびるのは行き過ぎだ」と批判した。
だが、オランド氏も24日にはルペン氏が第1回投票で2位の得票率を得た工業地域を視察。25日はテレビで「労働者は将来の雇用に戸惑っていた。私はその怒りに耳を傾けた」と述べ、ルペン氏の支持者を取り込む動きをみせている。
今回の選挙では低所得者など従来の左派支持層の一部がルペン氏支持に流れたとされる。オランド氏も仏紙に対し、「ルペン票」の多くが本来は左派支持者だと語っており、決選投票での取り込みを加速させる。
こうした動きは一方で左派に警戒心を生んでいる。決選投票でオランド氏の支持に回った左派戦線のメランション氏は「(オランド氏は)われわれなしでサルコジ氏を負かすことができないはずだ」と述べ、極右支持層への過度の傾斜が左派層の離反を招くと警告した。
4222
:
チバQ
:2012/05/06(日) 14:37:58
>>3918
>>3920
>>3923-3924
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120506/k10014915251000.html
イラン ハメネイ師派が議会選挙圧勝
5月6日 11時17分イランでは、議会選挙の決選投票で最高指導者のハメネイ師を後ろ盾とする強硬な勢力が圧勝し、ハメネイ師との確執が伝えられるアフマディネジャド大統領は、さらに厳しい政権運営を迫られることになりそうです。
イランではことし3月に議会選挙が行われ、290の議席のうち65議席が必要な得票数に達しなかったため、今月4日、決選投票が行われました。
今回の議会選挙は、当局の厳しい取締りで改革派の多くが選挙に参加せず保守派どうしの争いとなり、複数の地元メディアによりますと、5日の開票の結果、最高指導者のハメネイ師を後ろ盾とする強硬な勢力が7割以上の議席を得て圧勝しました。一方、ハメネイ師との確執が伝えられるアフマディネジャド大統領の支持派は議席を大幅に減らしました。
アフマディネジャド大統領の政敵であるラリジャニ国会議長は「選挙は大成功を収めた」と選挙結果をたたえました。
イランでは来年6月に大統領選挙が行われる予定で、任期が切れるアフマディネジャド大統領は、自身に近い人物を後任に擁立したい意向と見られていますが、大統領は残りの任期の間、より厳しい政権運営を迫られることになりそうです。
4223
:
チバQ
:2012/05/06(日) 14:40:42
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120506/erp12050600370000-n1.htm
7日にプーチン大統領復帰 メドベージェフ氏、失望招いた「改革」路線 首相就任も政治生命は不明
2012.5.6 00:34 (1/2ページ)
ロシア新大統領に返り咲いたプーチン氏(AP)
【モスクワ=佐々木正明、遠藤良介】3月のロシア大統領選で当選した最高実力者、プーチン首相(59)の大統領就任式が7日に行われるのに伴い、プーチン氏と「双頭政権」を組んできたメドベージェフ現大統領(46)が1期4年限りで退任する。メドベージェフ氏は政権内のリベラル派として改革路線を打ち出したものの、多くはかけ声倒れに終わり国民の失望を招いた。同氏は次期政権の首相職を約束されているが、その政治生命には疑問符も付けられている。
メドベージェフ氏は米アップル社のタブレット型情報端末「iPad(アイパッド)」を愛用する“電脳型”だ。2008年の前回大統領選でプーチン氏は、憲法の連続3選禁止規定に従って若いメドベージェフ氏を後継指名し、自らは首相に退いた。
旧ソ連国家保安委員会(KGB)出身のプーチン氏がメドベージェフ氏を後継に選んだのは、まずは退任後に自らが脅かされることがないと考えたためだ。さらには「双頭政権」の体裁をとることで、リベラル志向の強い都市部住民や若年層に政権の支持基盤を固める戦略もあった。
実際、メドベージェフ氏は在任中、汚職との戦いや経済「近代化」、中央集権の是正や司法の独立など改革路線を宣言。政治・経済の国家統制による「安定」を重視したプーチン氏の前回大統領期(00〜08年)との違いをアピールした。
だが、政権内のシロビキ(治安・特務機関の出身者など武闘派)による抵抗を前に目立った業績は残せなかった。地下資源に依存する後進的な経済構造は改まらず、過去2年間の経済成長率は年4%台と主要新興国の中で出遅れたまま。汚職対策もメドベージェフ氏自身が「成果はささやかだ」と認めている。
それでも残っていたメドベージェフ氏への期待を打ち砕いたのが昨年9月、プーチン氏と役職を交代する“たすきがけ人事”を発表したことだ。「メドベージェフがプーチンの弟分にすぎず、期待は幻想だった」(観測筋)とメドベージェフ氏の支持層は感じ、これが昨年12月以降のモスクワで相次いだ大規模な反政権デモにつながった。
8日にも首相に就任する見通しのメドベージェフ氏には、年金や医療・福祉の改革など難しい政治課題が立ちはだかる。同氏が早い時期に、スケープゴートとして“お払い箱”になる可能性を指摘する見方も出ている。
4224
:
チバQ
:2012/05/06(日) 14:46:47
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120504/erp12050417070009-n1.htm
「中間試験」の英統一地方選 連立政権側が地滑り的大敗
2012.5.5 00:33
【ロンドン=木村正人】2010年5月に英国で第二次大戦後初めて誕生した保守・自民連立政権の「中間試験」となる統一地方選の投開票が3日、行われた。4日午後5時(日本時間、5日午前1時)までの開票の結果、最大野党・労働党が760以上議席を増やし、連立政権側は地滑り的大敗を喫した。キャメロン首相率いる保守党は温めて販売するパイに付加価値税(日本の消費税に相当)を課す予算案を3月に発表してから人気が急落、党内からキャメロン降ろしの声が出てきそうだ。
3年後に予定される次期総選挙を占う今回の統一地方選はイングランド、スコットランド、ウェールズ3地方の計181議会選とロンドンなど3市長選、ロンドン市議会選が行われた。
英BBC放送によると、イングランド地方での保守党の得票率は2008年の統一地方選より9ポイント減の31%。労働党は17ポイント増の39%、自由民主(自民)党は8ポイント減の16%だった。4日午後5時までの時点で、労働党は769議席増の1992議席、保守党は396議席減の984議席、自民党は303議席減の392議席。
予算案の発表後、キャメロン政権では英衛星放送会社の完全子会社化を目指す米ニューズ・コーポレーションとの癒着疑惑、イスラム過激派の強制送還をめぐる不手際などが相次ぎ、政権誕生以来、最大の危機に直面している。
「五輪の顔」を選ぶロンドン市長選は政党より候補者を選ぶ要素が強く、保守党のボリス・ジョンソン現市長の優勢が伝えられる。今後、キャメロン首相との間で熾(し)烈(れつ)な党首ポスト争いが繰り広げられそうだ。
http://jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012050400404
連立与党が惨敗=増税に批判票−英地方選
【ロンドン時事】英国の181の地方自治体で3日、選挙が行われ、4日までの開票の結果、国政で連立与党となっている保守党と自民党が惨敗した。増税や歳出カットなどキャメロン政権の政策に批判が集中したとみられる。
BBC放送によると、保守党はキャメロン首相(党首)の選挙区でも議席を失うなど約400議席を減らした。自民党は250以上の議席減となり、1988年の結党以来保有議席が最低に落ち込んだ。これに対して国政で野党第1党の労働党は、700を大きく超える議席増を記録した。投票率は推定32%だった。(2012/05/05-00:24)
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4225
:
チバQ
:2012/05/06(日) 14:47:52
http://www.asahi.com/international/update/0505/TKY201205050193.html
英地方選で与党2党惨敗 緊縮策に批判、政権運営困難も関連トピックス総選挙オリンピック
英国で3日、181地方議会選の投票があり、国政与党の保守党と自由民主党が惨敗した。キャメロン政権の緊縮策に批判が集まったとみられる。ロンドン市長選では、保守党の現職ボリス・ジョンソン氏(47)が勝ち、保守党は夏の五輪開催都市の顔は死守した。
ジョンソン氏はボサボサの金髪頭と過激な発言で知られ、「次の保守党党首」と目される。逆風を党派を超えた人気ではね返した。
英BBCによると、議会選では国政で野党第1党の労働党が全国で推定38%を得票し、計2158議席を獲得。保守党は31%、計1005議席にとどまった。自民党は16%、計431議席だった。労働党は英中部リバプール、サルフォード両市の市長選でも勝った。
2010年5月に発足した保守、自民両党の連立政権は財政赤字の削減を最大の課題とし、消費増税や福祉手当の削減をしてきた。当初は幅広い支持を集めたが、国民に歳出削減の痛みが広がり、景気後退や閣僚のスキャンダルが最近相次いで判明したことも響いたとみられる。次の総選挙までは3年あるが、政権運営は厳しさを増しそうだ。
保守党党首のキャメロン首相は「これからも困難な決断を下す」と緊縮策を続ける方針を強調。労働党のミリバンド党首は「労働党は全国で人々のそばに戻ってきた」と勝利宣言した。(ロンドン=伊東和貴)
4226
:
チバQ
:2012/05/06(日) 14:48:54
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120505/erp12050520480008-n1.htm
ボサボサ頭と自転車通勤 ロンドン五輪の「顔」 再選されたボリス市長
2012.5.5 20:47
ボリス・ジョンソン氏(AP)
【ロンドン=木村正人】3日投票のロンドン市長選で現職の保守党ボリス・ジョンソン氏(47)が4日、返り咲きを狙った労働党のケン・リビングストン氏(66)を破り、再選された。任期は2016年までの4年間。英統一地方選で保守党が大敗を喫する中、金髪のボサボサ頭と自転車通勤がトレード・マークの“ボリス人気”の根強さを改めて印象づけた。
最終的な得票率はジョンソン氏51.5%、リビングストン氏48.5%。統一地方選で最大野党・労働党は823議席増と大勝利を収めたのに対し、保守党は405議席減、連立相手の自由民主党は336減。
「首相は(名門私立校)イートンでもオックスフォード大でも僕の2年後輩だった」。ジョンソン氏は周囲に保守党党首のキャメロン首相への対抗意識をあらわにしている。ロンドン五輪の「顔」としての大役を務めた後、15年に予定される次期総選挙で下院議員に転身、党首ポストを狙うとの見方がもっぱらだ。
デーリー・テレグラフ紙の記者時代、欧州連合(EU)について「ブリュッセルにバベルの塔が築かれている」と皮肉るなど、欧州懐疑派として鳴らした。それだけに、キャメロン首相と距離を置き始めた党内右派の支持も集まりそうだ。
記者の質問にジョークを交えて答えるなど「愛されるキャラクター」を演出、周囲には笑い声が絶えない。英紙タイムズの見習い記者時代、退屈な記事を面白くするため談話を作って解雇された後、デーリー・テレグラフ紙に拾われるなど、打たれ強いのも特徴だ。
市長時代に渋滞税を導入したリビングストン氏に比べて、ジョンソン氏は「ボリス・バイク」と呼ばれる公共自転車を普及させるなど政策面は非常に手堅い。
4227
:
チバQ
:2012/05/06(日) 14:49:56
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120503/erp12050300320000-n1.htm
暴動の発火点の街、傷痕癒えないまま3日にロンドン市長選
2012.5.3 00:24 (1/2ページ)
90歳になってもハサミさばきは健在というアラン・バイバーさん。昨夏の暴動では理髪店の店内を破壊された(木村正人撮影)
【ロンドン=木村正人】昨年8月、暴動や略奪が吹き荒れたロンドンで3日、市長選が行われる。保守党のボリス・ジョンソン市長(47)と返り咲きを狙う労働党のケン・リビングストン候補(66)による事実上の一騎打ち。2人とも街頭警官増強などの方針を打ち出すが、暴動の発火点となったトッテナムの商店街には客足が戻らず、住民は悲鳴を上げている。
アラン・バイバーさん(90)はトッテナムで41年間、経営していた理髪店が昨夏の暴動で破壊され、すべてが奪われた。自身は不在のため無事だった。
手元には約70年間、持ち歩いている理髪用ハサミや手動バリカンの道具一式が残った。サッカーのイングランド代表、ピーター・クラウチ選手も常連客の一人だった。
第二次世界大戦中、陸軍にいたバイバーさんはロンドンでナチス・ドイツの空爆に応戦。米赤十字の熱心な支援者で訪英したエレノア・ルーズベルト米大統領夫人(当時)から激励されたこともある。
「あのころはみんなが助け合っていたのに、すっかり世の中は変わってしまった。暴動は戦争よりひどい体験だった」。バイバーさんはしんみりと語った。
激励の寄付が3万ポンド(約390万円)集まり、2カ月後に理髪店を再開した。「客足は戻らないね。私は90歳になっても働いている。暴動を起こしたやつらときたら、働きもせず生活保護を受けている連中さ」とため息をつく。
中近東の焼き肉料理、ケバブの店を経営するトルコ系移民、アリ・アバジさん(35)は区役所と協力し「アイ・ラブ・トッテナム」と書かれた旗やハンドバッグを配布した。「町を壊したのは外から来た便乗犯だ。市長には閉まったままの郵便局やジムを早く再開してほしい」と訴える。
ジョンソン市長は暴動発生時、夏季休暇中で対応が遅れたと批判されたが、他の被害現場に清掃のためブラシ持参で現れて人気を回復し、2月以降の世論調査ではリビングストン候補を常にリード。緊縮財政を進める保守党に逆風が吹く中、再選を果たせば同党党首のキャメロン首相を脅かす存在になるのは必至だ。
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスのパトリック・ダンリビー教授は、ジョンソン市長の業績をめぐり、「社会格差は一向に縮まっておらず、暴動とは別の形で再び問題が噴出するだろう」と指摘した。
4228
:
チバQ
:2012/05/06(日) 14:56:01
>>4071-4072
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120506/erp12050614350004-n1.htm
セルビア大統領選 親欧米派と民族派で決選か
2012.5.6 14:35
セルビアで6日、大統領選挙の投票が始まった。4月に大統領を辞任した親欧米のタディッチ氏と、野党の民族派、セルビア進歩党のニコリッチ党首の事実上の一騎打ち。世論調査によると、タディッチ氏が小差で優勢だが、当選に必要な過半数の得票には届かないとみられ、両氏は20日の決選投票に進む見通しだ。
議会(定数250)選挙も同時に実施。セルビア進歩党が支持率で首位に立ち、タディッチ氏の民主党が追うが、両党とも単独での過半数獲得は困難な情勢で、他党との連立交渉が焦点となる。
両選挙の投票は6日午後8時(日本時間7日午前3時)に締め切られ即日開票する。大勢判明は6日深夜の見通し。(共同)
4229
:
チバQ
:2012/05/06(日) 14:56:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120505-00000049-mai-int
<コソボ>少数派のセルビア人 独自地方選強行の構え
毎日新聞 5月5日(土)20時14分配信
コソボ北部ズビンポトクの入り口で通行者を確認するセルビア人「自警団」の若者たち。コソボ当局からの訴追を避けるため、匿名で取材に応じた=2012年5月3日撮影
コソボに暮らす少数派のセルビア人が6日、結びつきの強い隣国セルビアの選挙に合わせ、コソボ北部で独自に地方選を強行する構えを見せ、緊張が高まっている。アルバニア人主体のコソボ政府は投票阻止を警告。セルビア政府も中止を命じ、国際治安部隊も増派された。セルビアとコソボが欧州連合(EU)加盟を視野に接近する中、取り残された形のコソボのセルビア人はセルビア本国への失望感を深めている。【ミトロビツァ(コソボ北部)で樋口直樹】
「ここはセルビアだ」−−。コソボ北部の主要都市ミトロビツァから北西へ車で約30分。地方選が行われるズビンポトクに向かう山道にはセルビア国旗が掲げられ、巨大な看板が立つ。北大西洋条約機構(NATO)が指揮する国際治安部隊の検問所を通り抜けると、丸太と鉄パイプのバリケードが現れた。
脇の小屋から屈強な男たちが目を光らせる。「STOP NATO」の横断幕が目を引く。昨年7月、コソボ警察部隊の進入に激怒したセルビア人はバリケードで道路を封鎖し、国際部隊と衝突。以来、両者のにらみ合いが続いている。
「NATOがアルバニア人(コソボ政府)の味方なのは明らかだ」。農業を営む男性(26)が爆音をとどろかせる軍用ヘリをにらみ上げた。NATO軍は99年のセルビア空爆でコソボ紛争を終わらせ、セルビアからのコソボ独立を事実上後押しした。セルビア人の恨みは深い。
怒りの矛先は地方選中止を命じたセルビア本国にも向かう。男性は「(セルビアの)EU加盟のために犠牲になれというのか。これはセルビア人が故国(コソボ)で生き残るための戦いだ。アルバニア人はここに入れない」と声を震わせた。ズビンポトクのジュロビッチ副市長は「セルビアの法に従って、あくまでも地方選を行う」と強気だ。
セルビア人当局によると、コソボ北部の住民はセルビア人約7万5000人、アルバニア人約5000人。6日にはセルビアで大統領選、議会選などが実施され、コソボでも「在外投票」が行われる。
4230
:
チバQ
:2012/05/06(日) 15:01:36
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120503-OYT1T00771.htm
米・アフガン協定に対抗、タリバンが攻勢宣言
【イスラマバード=横堀裕也】米国とアフガニスタン両政府が2日、「戦略的パートナーシップ協定」に調印したことを受け、これまで駐留外国軍撤収を求めて戦ってきた旧支配勢力タリバンの反発は必至だ。
タリバンは同日、声明で「3日から春の軍事作戦を開始する」と宣言した。タリバンは例年、厳冬期は攻撃を控え、春先に攻勢を強める傾向にある。
昨年も同様の声明を発表しているが、報道官は読売新聞に対し、「米アフガン両政府の協定締結を受けた措置だ」と言明。協定締結に対抗する意思を示した宣言であると強調した。
(2012年5月3日21時56分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120502-OYT1T01039.htm
アフガン首都で自爆テロや銃撃戦、7人死亡
【イスラマバード=横堀裕也】アフガニスタンの首都カブールで2日、外国人が多く利用する宿泊施設が武装勢力に襲撃され、内務省によると、入り口付近での自爆テロや銃撃戦で警備員ら計7人が死亡、17人が負傷した。
襲撃は、オバマ米大統領がカブールへの電撃訪問を終えた数時間後だった。タリバン報道官は本紙に対し、「オバマと、我が国を米国に売ろうとする(アフガン大統領の)カルザイへの抗戦だ」と述べ、米アフガン両政府が同日調印した「戦略的パートナーシップ協定」に反発して犯行に及んだことを明らかにした。
(2012年5月2日20時10分 読売新聞)
4231
:
チバQ
:2012/05/06(日) 15:11:48
http://www.asahi.com/international/update/0503/TKY201205030423.html
2012年5月3日23時49分
イスラエル総選挙、前倒しへ 右派主導政権維持の公算関連トピックスイラン総選挙
イスラエルの与党リクードは2日、2013年秋の任期満了までに行われる総選挙を前倒し実施するため、国会を解散する法案を提出した。ハアレツ紙によると、主要野党と早期実施で合意しており、法案は来週にも可決される見通し。投開票日は9月4日を軸に調整されている。
イスラエルの総選挙は完全比例代表制(定数120)で任期は4年。マアリブ紙の最新の世論調査は、リクードが31議席(現27議席)を獲得、野党の中道左派労働党が18議席(同8)に伸び、最大野党カディマは11議席(同28)に激減すると予測している。右派主導連立のネタニヤフ政権の維持に有利な状況だ。
労働党など野党は、昨夏に大規模なデモに発展した生活格差問題を争点に選挙を戦う見通し。一方、与党側はイランの核など安全保障問題を前面に出すとみられている。(エルサレム=山尾有紀恵)
4232
:
チバQ
:2012/05/06(日) 15:19:58
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2875666/8884239
大統領選控えたエジプト、軍政終結求めるデモ隊を暴徒が襲撃
2012年05月03日 06:58 発信地:カイロ/エジプト
【5月3日 AFP】エジプトの首都カイロ(Cairo)の国防省付近で2日、軍政の終結を求めて泊まり込みをしていたデモ隊が、正体不明の暴徒に襲撃され20人が死亡した。
エジプトの大統領選挙管理委員会により、大統領選への立候補が認められなかったスンニ派原理主義の一派サラフィスト系のハゼム・アブイスマイル(Hazem Abu Ismail)氏の支持者らが4月28日から泊まり込みを続けていた。
当局によると、暴徒によるデモ隊襲撃は激しい衝突に発展し、双方が火炎瓶や石を投げ付けた。軍当局者はAFP通信に、衝突を鎮圧するため部隊が投入されたと話した。暴動を受け、大統領選の候補者4人は選挙運動を一時停止すると発表した。
同国ではムバラク前政権崩壊後、初めての大統領選が5月23、24両日に行われる予定だが、政治的緊張が高まっている。暫定統治するエジプト軍最高評議会は、軍政終結を求めるデモを鎮静化するため、選挙の第1回投票で当選者が決まれば、6月末に予定していた民政移管を5月24日に前倒しする用意があると表明した。第1回投票で当選者が決まらなかった場合には、6月16、17日の両日に決選投票が行われる予定になっている。 (c)AFP
4233
:
チバQ
:2012/05/06(日) 15:21:27
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120503/mcb1205030502015-n1.htm
仏の失業“元凶”棚上げ 大統領選 労働規則改正議論進まず (1/3ページ)2012.5.3 05:0
フランス大統領選挙の決選投票が近づくなか、選挙戦における最初で最後の討論会が2日夜行われた。現職のサルコジ大統領にとって、第1回投票で首位となった社会党のオランド前第1書記優位の流れを逆転させる最後のチャンスとなった。
◆過保護が生む悲劇
世論調査によれば、オランド候補の支持率は6日の決選投票を前に53〜56%で推移し優勢が続く。サルコジ氏は欧州債務危機を受けて、候補者が債務と競争力に関する自らの立場を明確に対比させる必要があるとして、3回の討論開催を求めていたのに対し、オランド氏はフランスの選挙の標準的なスタイルの維持を求め、サルコジ氏の提案を拒否した。
大統領選最大の争点の一つは雇用問題。だが実は、国内の雇用創出を妨げていると企業が口をそろえる労働規則の改正議論は進んでいない。
デュポン・メディカルのピエリック・ハーン最高経営責任者(CEO)は昨年、雇用創出に努め一部の車いすと医療機器の生産をアジア工場からフランスに戻し、新たに20の職を設けた。しかしフランス工場ではこれ以上の生産拡大は行わない方針だ。追加生産はチュニジアやブルガリアなどで行うという。
同CEOは「労働コストが主な問題ではない。硬直性が問題なのだ。雇用計画で失敗すれば、それを修正することができない」と述べた。
フランスでは3200ページに及ぶ「労働法典」が職業分類から研修休暇、従業員解雇の権限に至るあらゆることを規定している。エコノミストは、規則の順守が難しいため雇用が最小限の水準にとどまっていると指摘。現在同国の失業者は労働人口の約10%に相当する290万人で、12年間で最も多い水準にある。過去10年では製造業雇用者の減少数が欧州で最も大きかった。
ハーンCEOは「現在フランスにいる100人の従業員のうち10人が従業員代表者であり、彼らのために何も議論することがなくても週に1度会議を開かなければならない。また頻繁に行われる社会保障分担金の変更ごとにソフトウエアを更新し、人事担当者に研修を受けさせなければならない。従業員の解雇には莫大(ばくだい)なコストと手続きが必要になる」と話した。
労働規則は、黒字経営の企業が容易に人員を削減できないようにするほか、従業員数50人以上の企業には労働者委員会の組織、昼食補助金の給付、年に1度の健康診断の実施を義務づけている。また企業が規則に違反した場合は、裁判所の判断で人員削減が遡(さかのぼ)って無効になる。違反によっては犯罪とみなされ、幹部に懲役刑が科せられる場合もある。
◆不明確な解雇基準
規則によってゆがみも生じている。国立統計経済研究所(Insee)が発表した2011年12月のリポートによると、フランスには従業員数48人の企業が約1500社、49人の企業が1600社存在するが、50人の企業は660社、51人の企業は500社しか存在しない。経営者は既存の会社を拡大するよりも、新会社を設立して制約を回避する場合が多い。
実際に法廷で争われているケースもある。ソフトウエアメーカーのビベオ・グループは10年2月に従業員180人のおよそ3分の1を削減する計画を立て、規則に基づき労働者協議会との交渉を開始。協議会が計画の評価に消極的であったため、同社は同年6月に自主退職者を募る案を提示した。
これに対して協議会は計画撤回を求めて法的手段に訴えた。そして11年1月、同社の売り上げが18%増加する見通しであり、社の将来が人員削減にかかるものではないとの判断から、当初計画の撤回を命じる判決が言い渡された。
労働問題専門の弁護士、デボラ・デービッド氏は「フランスで雇用が拡大しないのは、合法的に人員を削減する方法が明確になっていないからだ」と説明した。
中小企業のロビー団体CGPMEの責任者ジャン・フランソワ・ルーボー氏は「フランスでは労働規則が雇用を損なっている。計画通りに進まない場合に解雇することができないので、企業は労働者を雇いたがらない」と話した。
一方、労働者団体は規則そのものが問題ではないと考えている。高等労働研究所のディレクター、ベルナール・ビビエ氏は「規則が複雑であるのは、われわれの社会が複雑だからだ。規則が複雑になっていることは、社会の構造化と組織化が進んでいることを象徴する。自動車は40年前と比べると、はるかに複雑になっている。労働規則が複雑になってはならない理由など、どこにあるだろうか」と話した。(ブルームバーグ Gregory Viscusi、Mark Deen)
4234
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チバQ
:2012/05/06(日) 16:44:29
http://mainichi.jp/select/news/20120505k0000m030096000c.html
イラン:シリア反体制派に接触 「アサド後」にらみ
毎日新聞 2012年05月04日 22時30分(最終更新 05月04日 22時30分)
【テヘラン鵜塚健】混迷が続くシリア情勢を受け、イランの革命防衛隊が昨年末以降、シリア国内外の複数の反体制派組織と接触を図ったが、協力関係樹立などに向けた具体的交渉には入れなかったことが分かった。革命防衛隊の中堅幹部が毎日新聞の取材に答えた。イランはシリアの同盟国で、反体制派弾圧を続けるアサド政権を擁護しているが、裏では政権崩壊の可能性を踏まえ、「アサド後」に向けた代替案を模索していたことになる。
革命防衛隊はイラン指導部に忠実な軍事組織で、国外で幅広い工作活動に関わっている。アサド政権を支援するため、シリア人の民兵養成にも協力しているとされる。
中堅幹部によると、イラン政府は親アサドを前面に出す一方で、「現政権が倒れるのを極度に恐れている」という。昨年末から指導部の意向を受け、防衛隊関係者が水面下で反体制派に接近し始めた。トルコを拠点とする主要組織「シリア国民評議会」や離反兵士団体「自由シリア軍」をはじめ、シリア国内の反体制派組織に順次接触。アサド政権崩壊後に次期政権ができた場合のイランとの協力について要請したが、大半は全く交渉に応じず、唯一交渉に入れたシリア国内の小規模組織からも、理解を得られなかったという。
一方、内部告発サイト「ウィキリークス」が2月末に公開した米民間情報会社「ストラトフォー」の内部情報によると、イランの最高指導者ハメネイ師とアフマディネジャド大統領はともに「アサド政権を存続させるのは不可能」と結論づけたとしている。ストラトフォーは、シリアで次期政権が親イランになる保証が得られれば、イラン政府がシリア国内のクーデターを支援する可能性があるとの見方を示している。
イランにとってシリアは対イスラエル戦略上重要な同盟国。イランはシリア国内を通じ、イスラエルに対抗するレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラを軍事支援しているとされる。このため、安全保障上の観点からイランはアサド政権の行方を注視している。
4235
:
とはずがたり
:2012/05/07(月) 09:59:09
オランド氏支持者、深夜まで歓喜=「責任は私に」とサルコジ氏―仏大統領選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120507-00000016-jij-int
時事通信 5月7日(月)5時49分配信
【パリ時事】「変化が今始まる」。フランス大統領選挙で社会党のオランド前第1書記が勝利を決めた6日、パリ市内では支持者ら数万人がバスチーユ広場などに繰り出し、新大統領の誕生を歓喜とともに深夜まで祝った。
オランド氏は仏南西部の地元チュールで勝利宣言。事実婚パートナーのバレリー・トリルベレールさんと陣営の会場に現れた。「長い間、多くの人々がこの瞬間を待っていた。勝利を可能にした皆さんに深く感謝する」とあいさつすると、詰め掛けた支持者らの握手攻めにあった。
一方、再選を逃したサルコジ大統領は、パリ中心部の会場で「最善を尽くしたが、国民の過半数を説得できなかった。すべての責任は私にある」と敗北を認めた。
仏大統領にオランド氏=社会党から17年ぶり−サルコジ氏、再選ならず
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012050700022&rel=y&g=int
【パリ時事】フランス大統領選挙は6日、決選投票が行われ、即日開票の結果、左派最大野党・社会党のフランソワ・オランド前第1書記(57)が初当選し、1995年に退任したミッテラン氏以来17年ぶりに社会党の大統領が誕生した。再選を目指した右派与党・国民運動連合(UMP)のニコラ・サルコジ大統領(57)は失業増や財政悪化、強引な政治手法を批判され、敗北した。現職仏大統領の再選失敗は81年のジスカールデスタン氏以来31年ぶり。
仏内務省の集計によると、在外投票分を除く開票終了時点でオランド氏の得票率は51.67%に達し、サルコジ氏に3.34ポイント差をつけた。投票率は81.14%で、2007年の前回大統領選の83.97%を下回った。新大統領は15日までに正式に就任する。任期は5年。
オランド氏は大勢判明後、地元の南西部チュールで演説し、「フランス国民は変革を選択し、私を大統領に選んだ」と勝利を宣言。「もはや緊縮策が唯一の選択肢ではあり得ないと欧州の多くの国が安堵(あんど)したはずだ」と述べた。
オランド氏は選挙戦で、財政再建に当たって緊縮一辺倒でなく経済成長に配慮するよう主張。ユーロ圏第2の大国の政権交代により、欧州連合(EU)の財政・債務危機対策は見直しを迫られそうだ。外交や安全保障政策に大きな路線変更はないとみられるが、原発依存度の引き下げなどの政策修正も予想される。
一方、サルコジ大統領はパリ市内の集会場で支持者らを前に敗北を認めた。また、「これからも皆さんと共にいるが、国との関わりはこれまでと違ってくる」と述べ、政治の第一線から身を引く考えを示した。(2012/05/07-09:09)
4236
:
とはずがたり
:2012/05/07(月) 10:43:10
連立与党が過半数も=緊縮反対の野党躍進―ギリシャ総選挙
時事通信 5月7日(月)4時12分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120507-00000014-jij-int
【アテネ時事】6日投票のギリシャ総選挙(一院制、議会定数300)は即日開票され、内務省の推計によると、第1党の右派・新民主主義党(ND)が112議席、3位の左派・全ギリシャ社会主義運動(PASOK)が43議席と予測され、連立与党が過半数を維持する可能性が出てきた。ただ、政府の議席獲得見通しは開票率約38%で試算されており、結果は予断を許さない。
一方、同じ推計では、欧州連合(EU)などが求めた緊縮策に反対する野党・急進左派連合が第2党に躍進し、48議席を獲得すると予想されている。移民排斥を訴える極右「黄金の夜明け」も初の議席獲得が確実な情勢だ。
4237
:
とはずがたり
:2012/05/07(月) 17:26:10
ギリシャ総選挙、反緊縮派が躍進
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20120507-567-OYT1T00285.html
2012年5月7日(月)13:38
【アテネ=末続哲也】ギリシャ総選挙(一院制、定数300)は6日、投開票が行われ、中間集計(開票率約98%)によると、ユーロ圏などによる支援を受けるためにギリシャが導入した財政緊縮策に反対する勢力が躍進。
緊縮策を支持する連立与党の2大政党は、両党合わせた議席数で改選前の201から149前後に減り、過半数(151)を割る見通しとなってきた。今後、2大政党を軸に新連立が出来ても、緊縮策の中身の修正を迫られそうだ。
連立与党のうち、中道右派の新民主主義党(ND、改選前議席数72)が108議席前後で第1党となった。これまで第1党だった中道左派、全ギリシャ社会主義運動(PASOK、同129)は41議席前後となり、一気に第3党に転落。反緊縮派では、急進左派連合(同11)が52議席前後で第2党になり、極右「黄金の夜明け」も21議席前後を獲得した。
4238
:
とはずがたり
:2012/05/07(月) 17:28:46
ギリシャ総選挙、連立与党過半数割れ 反緊縮左派が躍進
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/K2012050601640.html
2012年5月7日(月)13:42
欧州の債務(借金)危機の発端ギリシャの総選挙が6日投開票され、大連立で財政再建を進めてきた2大政党が惨敗し、わずかながら過半数に届かないことが確実になった。緊縮策への国民の抵抗は強く、債務返済の拒否を訴えた左派政党が第2党に躍進した。
20%を超える失業率や増税、不況の深刻化などで2大政党の退潮が際立った。今後、連立交渉が長引いたり、政局が混乱したりすれば、欧州危機の新たな火種となる可能性がある。
ギリシャ国会は一院制で定数300。開票率98%の段階で、2大政党の中道右派・新民主主義党(ND)と中道左派・全ギリシャ社会主義運動(PASOK)の得票率は3割余り。解散前に両党で200を超えていた議席は激減。首位の党に50議席が上乗せされる仕組みを使っても149議席にとどまりそうだ。
4239
:
チバQ
:2012/05/07(月) 22:58:21
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012050602000104.html
シリア訪れぬ平穏 国連監視団同行ルポ
2012年5月6日 朝刊
5日、ダマスカス郊外ドゥマで、政府軍の兵士に説明を求める国連の停戦監視団メンバー(左)。背後に、地中に穴を掘って隠した装甲戦闘車両が見える=今村実撮影
【ダマスカス=今村実】建物に無数の弾痕、街の随所に隠された政府軍の車両−。アサド政権による弾圧などで一万人余の死者が出たとされるシリアで、国連の停戦監視団の活動がようやく活発化してきた。五日、メンバーに同行して首都ダマスカス郊外ドゥマを訪れると、政権と反体制派の衝突の跡が生々しく残り、街は緊迫感に包まれていた。
ドゥマは反体制派の勢力が強い地域で、政権が激しい武力弾圧を加えてきた。「アサド(大統領)は去れ」などと記された反体制派の落書きが多数目につく。一部は消され、「アサドは永遠だ」と政権派が上書きした落書きも。掲げられていたアサド氏の写真は、どれも取り外され額縁だけになっていた。
街中の建物のあちこちに弾痕が残る。政権側の検問所が各所に設けられている。アナン前国連事務総長の調停案では、政府軍は都市部から撤収することになっているが、通りには戦車が依然、配置されていた。土中に掘った穴にすっぽり隠された軍用車両も。
ドゥマを訪れた停戦監視団は三人。政府軍や住民に話を聞いて現状を確認したり、写真を撮影する。土のうをうずたかく積み上げた中に軍用車両を見つけると、現場の兵士を刺激しないよう、にこやかに状況を尋ねた。
住民の一人は監視団に「あそこの建物が攻撃を受けた。調べてください」と訴えた。ただ、過去には別の都市で監視団に接触した活動家らが政権に逮捕、処刑された例もある。
記者が問い掛けてもどの住民も「何も知らない」と口は重い。ある男性は「発砲や爆発音が完全に絶えることはない。この静けさは一時的なものだ」と顔をこわばらせた。
政府軍の兵士(20)は「監視団の到着後、反体制派からの攻撃は六割減った。だが、屋根や建物から機関銃で狙われ、検問所に向け一斉射撃が始まったこともある。五カ月前にここに配置されたが、休みは一度もない」と疲れた表情で語った。
4240
:
チバQ
:2012/05/07(月) 22:59:42
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120507/mds12050721080000-n1.htm
シリア複数政党制で総選挙 反体制派は不参加 市民の関心低く
2012.5.7 21:06
シリア西部マダヤで6日、監視団の車列をみてあわてて装甲車両を隠す政府軍兵士。選挙は国連監視団のチェックの中で行われた(大内清)
【ダマスカス=大内清】停戦発効後もアサド政権による反体制派弾圧が続くシリアで7日、今年2月に承認された新憲法の下で、初めてとなる複数政党制での議会(定数250)選が行われた。政権側は同選挙を「政治改革の重要な一歩」と位置づけ、政権の正当性強化につなげたい考えだが、反体制派在外代表組織「シリア国民評議会」などは不参加を表明しており、対立解消に向けた機運にはつながっていない。
シリアでは、旧憲法で与党・バース党を「国家の指導政党」と規定、約50年に及ぶ一党支配の根拠となっていた。新憲法では同規定が撤廃されたことから、今回の選挙には9つの新党が参加し、国営通信によると、7195人が立候補した。
ただ、バース党の圧勝は確実とみられるだけあって、有権者の関心は低い。
首都ダマスカスのカファル・スーセ地区投票所ではこの日、投票開始から3時間後でも投票者数が50人程度。当局による動員らしき動きはみられない半面、白けた雰囲気が漂う。
投票に行くつもりはないというタクシー運転手のサーミルさん(40)は「どうせ改革なんて無理」と言い切っていた。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120507-OYT1T00793.htm
シリアで人民議会選挙…反体制組織はボイコット
【ダマスカス=貞広貴志】シリア人民議会(国会、定数250)選挙が7日、行われた。
今年2月の憲法改正で与党バース党の事実上の一党独裁から複数政党制に移行して以来、初の選挙だが、反体制組織は「弾圧下での選挙に何の正当性もない」としてボイコット。アサド政権側が政治改革の進展をアピールする色合いが強い選挙となった。
7日朝、情報省が報道機関用に組織したツアーで訪れたダマスカス市内の投票所では、係官の姿ばかり目立ち、投票に訪れる人はまばらだった。教師シバ・ハサンさん(22)は、「暴力を止め、改革を進めるため選挙は重要」と述べた。一方、政府軍による激しい弾圧のあった中部ホムスの反体制活動家アブエマド氏は、ネット電話スカイプによる取材に「市民の参加しないまやかしの選挙だ」と批判した。
(2012年5月7日19時18分 読売新聞)
4241
:
チバQ
:2012/05/07(月) 23:06:37
>>4211-4214
>>4236-4238
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120507/mcb1205072106005-n1.htm
【ギリシャ総選挙】苦悩深まるギリシャ 再び世界経済の混乱要因に (1/2ページ)2012.5.7 21:04
【ロンドン=木村正人】欧州債務危機の震源地であるギリシャの総選挙は財政緊縮策を推進する連立2与党が過半数を割り、再び総選挙が行われる可能性が出ている。経済が5年連続マイナス成長を続ける中、緊縮策に国民が「NO」を突きつけた。ギリシャ支援の枠組みが大きく揺らいで、単一通貨ユーロ圏や世界経済を混乱に陥れる恐れもある。
内務省の中間集計では、改選時第2党の新民主主義党(ND)が108議席で第1党になるものの、第1党だった全ギリシャ社会主義運動(PASOK)は41議席と第3党に転落。改選前は計201だった与党の議席は計149となり、国会(300議席)の過半数を割る見通しだ。
反緊縮派の急進左派連合が11議席から52議席に増やし、第2党に躍進。移民排斥を訴える極右・黄金の夜明け党も21議席を獲得、初めて国政に進出した。フランス大統領選の第1回投票と同様、グローバル化や欧州統合に反対する極左、極右の伸長が鮮明になった。
パプリアス大統領は7日、第1党となったNDのサマラス党首と会談、組閣を要請するが、不調に終われば、第2党の急進左派連合が連立交渉に入る。しかし、緊縮推進派と反緊縮派の溝は大きく、2〜3カ月内に再び総選挙が行われる可能性がある。
40年近く政権交代を繰り返してきたPASOKとNDは昨年11月、EU(欧州連合)や国際通貨基金(IMF)による第2次救済策をまとめるため、前欧州中央銀行(ECB)副総裁のパパデモス首相を支える大連立を組んだ。
1300億ユーロ(約13兆5千億円)の支援を受ける条件となっている緊縮策が政治の機能不全で実行できなければ支援が停止。ギリシャは無秩序のデフォルト(債務不履行)に陥り、ユーロ圏から離脱せざるを得ない事態も想定される。
サマラス党首は「成長を促すため支援条件の修正を目指す」と述べたが、急進左派連合のツィプラス党首は「救済策を白紙に戻す」と強調。単一通貨という首かせをはめられたギリシャの苦境は深まる一方だ。
4242
:
チバQ
:2012/05/07(月) 23:08:26
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&rel=j7&k=2012050700875
連立与党、歴史的大敗=緊縮反対の野党が第2党に−ギリシャ総選挙
【アテネ時事】ギリシャ総選挙(一院制、定数300)は7日、投票結果が確定し、欧州連合(EU)が要求した緊縮財政策を進めてきた連立与党が過半数に届かず、歴史的大敗を喫した。緊縮反対の野党・急進左派連合(SYRIZA)が第2党に躍進。これまでの財政改革路線が変更を迫られるのは確実だ。
与党第1党だった左派・全ギリシャ社会主義運動(PASOK)は3位に転落。獲得議席は改選前の129議席の約3分の1の41議席に激減した。連立相手の右派・新民主主義党(ND)は108議席で首位となったものの、1989年以来23年ぶりにこの二大政党いずれもが単独過半数に達せず、緊縮策に対する国民の強い反発が浮き彫りになった。
一方、SYRIZAは11議席から52議席に急伸。移民排斥を訴える極右・黄金の夜明けが初めて議席を確保するなど、7党が議席を分け合う不安定な議会になる。(2012/05/07-22:44)
http://mainichi.jp/select/news/20120508k0000m030057000c.html
ギリシャ総選挙:連立協議始まる
毎日新聞 2012年05月07日 20時43分(最終更新 05月07日 21時23分)
6日、ギリシャ総選挙で第2党に躍進し、アテネ中心部で支持者に歓迎される急進左派連合のチプラス党首(中央)=AP
拡大写真 【アテネ伊藤智永】6日行われたギリシャの総選挙(1院制、定数300)は、7日午後(日本時間同日夜)までの開票で、財政緊縮路線を進めてきた新民主主義党(ND)と全ギリシャ社会主義運動(PASOK)の獲得議席は、過半数に2議席足りない149議席で、連立与党が歴史的大敗を喫した。
パプリアス大統領は7日、第1党となったND(108議席)のサマラス党首に組閣を指示し、直ちに連立協議が始まった。
憲法の規定によると、第1党が3日以内に組閣できなかった場合は、次に第2党の急進左派連合(52議席)に組閣が命じられ、それも不調だった時は、最後に第3党のPASOK(41議席)が組閣をめざす。いずれも期限は3日間。
これらの連立協議が失敗すると、再選挙になる。再選挙の場合、6月17日投票が想定されるが、NDとPASOKの連立与党はさらに致命的な打撃を被る危険が大きいため、何としても回避したい構えだ。
しかし今回、国会に議席を得た7政党のうち、焦点の緊縮策推進を公約したのは与党だけ。連立与党は、「緊縮策反対」を掲げる野党の中でも、「漸進的債務削減」を唱え、一部容認の姿勢が期待できる第7党の民主左派(19議席)に連立参加を働きかける見通しだが、9日までに同意を取り付けるのは非常に難しい状況にある。
連立政権ができた場合も、融和のため首相は各党首以外から人選される公算が大きい。
一方、第2党・急進左派連合のチプラス党首は開票後、「緊縮策推進の2大政党とは組まない。左派の連立をめざす」と述べたが、共産党(26議席)と民主左派を合わせても97議席で過半数には届かず、こちらも連立協議の主導権を握る見通しは立たない。
4243
:
チバQ
:2012/05/07(月) 23:12:04
>>4216
>>4233
>>4235
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120507-OYT1T00806.htm
フランス初、「事実婚のファーストレディー」に
パリのバスチーユ広場で手を振るオランド氏とパートナーのトリエルバイレールさん=ロイター 【パリ=三井美奈】フランス次期大統領に決まったフランソワ・オランド氏は現在、ジャーナリストのバレリー・トリエルバイレールさん(47)と婚姻せずに同居している。
バレリーさんはフランス初の「事実婚のファーストレディー」になりそうだ。
バレリーさんはソルボンヌ大卒で、写真誌パリマッチやテレビの記者として活躍。2度の離婚歴があり、前夫との間に3人の子供がいる。オランド氏とは約6年前から交際しているといい、2年前に関係を公表。選挙戦では遊説に連れ添った。当選前の雑誌インタビューで「仕事は続けたい。(オランド氏が大統領になると)自由がなくなるのが少し怖い」と話した。
オランド氏は「私を幸せにしてくれる人」とバレリーさんにベタぼれ。結婚するかどうかは、「2人の問題」と明言を避けた。
(2012年5月7日21時40分 読売新聞)
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120507/mcb1205071814004-n1.htm
【仏大統領選】「庶民派」オランド氏、理想は「普通の大統領」 2012.5.7 18:14
大統領選の勝利集会で頬を寄せ合うオランド氏(左)と、パートナーでジャーナリストのトリルベレールさん=6日、パリ・バスティーユ広場(AP)【拡大】
「普通の大統領」を目指す。派手な私生活やときに出る暴言といった振る舞いが「大統領らしくない」と国民の失望を招いたサルコジ氏に対し、「自分はその対極」との訴えが込められている。
高級官僚を輩出する国立行政学院出身のエリートだが、選挙戦前までスクーターで出勤し、選挙活動の移動には飛行機よりも電車を好んだ。護衛も少なくし、有権者との接触を心がけた。大統領の給与削減を約束し、経済低迷に悩む国民と「痛み」を共有する姿勢もアピールした。
「コンセンサス」重視。機知に富み、人を和ませる力は対抗陣営のシラク前大統領夫人も認めるほど。だが、閣僚経験がなく、カリスマ性に欠くという指摘も。「庶民派」のスタイルからは、そんな短所を逆手にとった感がうかがえる。
「国民に身近であり、かつ尊敬される。厳粛で求心力もある」。自ら語った理想像には、従来の「君主」のような大統領像と、相反するイメージとを両立させたいとの思いがにじむ。
趣味はサッカーと自転車。元パートナーで2007年の大統領選候補、ロワイヤル元家庭担当相との間に4人の子供を持つ。出馬のために体重10キロを減量したきっかけは、現パートナーでジャーナリストのトリルベレールさん(47)の助言だった。
社会党候補の本命、ストロスカーン前国際通貨基金(IMF)専務理事の脱落でつかんだ好機をものにした。新たな指導者像を打ち出せるか。(パリ 宮下日出男)
4244
:
チバQ
:2012/05/07(月) 23:12:45
http://www.afpbb.com/article/politics/2876530/8906008?ctm_campaign=txt_topics
オランド氏勝利を歓迎する英国、懸念深めるドイツ 日本は…?
2012年05月07日 16:57 発信地:パリ/フランス
【5月7日 AFP】仏大統領選の決選投票で社会党のフランソワ・オランド(Francois Hollande)前第1書記が現職のニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領を破った勝利について、欧州・海外各紙は「欧州が転換点を迎えた」と伝えるとともに、多大な課題がオランド氏を待ち受けているとして注意を喚起している。
保守系の英大衆紙デーリー・メール(Daily Mail)は、「オー・ルボワール(さようなら)、派手好き大統領!」との見出しでオランド氏の勝利を歓迎。一方、ドイツ各紙ではサルコジ大統領の敗北が独仏関係に及ぼす影響を懸念する論調が目立つ。
■戦々恐々とするドイツ
フィナンシャル・タイムズ(Financial Times)ドイツ版は、アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)独首相が「何としてもその勝利を避けたかった」オランド氏が「首相のお気に入り(サルコジ氏)に代わって仏大統領の座につく」と指摘。「メルケル氏にとっては、さぞ不愉快なことだろう。オランド氏がユーロ救済における脅威だからではない。欧州連合(EU)財政協定に経済成長要素を盛り込むよう求めるオランド氏の主張は、欧州でのメルケル首相の優位性を攻撃するものだからだ」と評した。
左派系ベルリン(Berlin)紙ターゲスシュピーゲル(Tagesspiegel)も同様に、オランド氏の勝利はメルケル首相にとっては痛手だと報じている。「EU第2の経済大国フランスで国際金融市場の信用が失われれば、ユーロは弱体化する。そうなればドイツだけではユーロ安定化は不可能だ」
一方、英紙インディペンデント(Independent)は、オランド氏の勝利、そしてサルコジ大統領の終幕によって「欧州が債務問題にどのように対処するか、またフランスがどのような外交政策を取るかが変化する」と報じた。
英紙フィナンシャル・タイムズは、サルコジ氏を世界各国で最近見られる「現職に対する逆風の直近の犠牲者」と評し、世界は仏大統領選の結果に対する市場の反応を注視していると伝えた。
オーストリアでは、最大売り上げ部数を誇る日刊紙クローネン・ツァイトゥング(Kronen Zeitung)が「オランド氏、サルコジ氏に引導を渡す」、ウィーン(Vienna)の地元紙プレッセ(Presse)は「新人を待ち受ける膨大な任務」との見出しで、それぞれオランド氏の勝利を報じた。
一方、中国の国営英字紙・環球時報(Global Times)は、フランスが財政赤字削減改革を進めるためにはオランド氏の勝利だけでは不十分で、「より広範囲の内省からくる変化」が必要だと指摘。「フランスやギリシャの選挙で見られた緊縮政策への反発は、必要とされている内省からは現状がまだほど遠いことを示唆している」との見方を示した。
■日本は「欧州の議論注視」
日本の時事通信(Jiji Press)は、フランスに加えてギリシャ総選挙でも緊縮財政に反対する野党が躍進したことにも触れ、有権者が下した厳しい選択に「EUの財政・債務危機対策は見直しを迫られそうだ」と伝えた。
藤村修(Osamu Fujimura)官房長官は7日の記者会見で、「オランド次期大統領の政策をめぐる欧州内での議論が今後どうなるか、十分注視していきたい」とコメント。欧州債務危機は前年以来の危機的な状況を脱しつつあるものの「楽観できる状況ではなく、欧州経済の帰すうはわが国経済に与える影響も大きい」と述べて、仏独間の議論が「重要」との考えを示した。(c)AFP
4245
:
チバQ
:2012/05/07(月) 23:14:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120507-00000042-mai-int
<仏大統領選>サルコジ氏に不信任 国民、オランド氏も不安
毎日新聞 5月7日(月)14時1分配信
拡大写真
仏大統領選開票結果(得票率)
【パリ宮川裕章、篠田航一】6日のフランス大統領選決選投票で国民は「もっと働き、もっと稼ごう」を合言葉に経済活性化を約束しながら果たせなかった右派・国民運動連合のニコラ・サルコジ大統領(57)に不信任の「ノン」を突きつけた。成長・雇用重視を掲げる左派・社会党前第1書記のフランソワ・オランド氏(57)はサルコジ氏への国民の落胆、反感という「敵失」に助けられて当選した側面が強く、今後、指導力を発揮できるかどうかが焦点だ。
「サルコジ氏は終わった!」。オランド氏の当選が決まった6日夜、左派系支持者が集まったパリのバスチーユ広場に歓声が響き続けた。仏国旗に交じり、アルジェリア、コートジボワールなどの国旗も振られ、アフリカ系やアラブ系の若者が路上で抱き合い、涙を流す姿が見られた。
コンゴ民主共和国出身でコンピューター会社勤務のナシェレットさん(36)は「移民を敵視したサルコジ氏は俺たちの誇りをズタズタにした。国民はオランドを勝たせたのではなく、サルコジを追い出した」と涙を流した。
サルコジ氏は2007年大統領選で掲げた公約の大半を達成できないまま選挙を迎えた。「5%以下に引き下げる」と約束した失業率は10%に達し、仏国債も米格付け会社に格下げされた。選挙戦では「経済危機の中、私が大統領でなければ、もっととんでもないことになった」と失業率20%を超えるスペインなどを挙げ、弁明に終始した。当選当初こそ「庶民的」と受け止められた言動も次第に大統領の品格を傷つけると批判された。
一方で、オランド氏が掲げる財政、経済政策への不安をぬぐいきれない国民も多い。「経済成長がないまま緊縮策を実施すれば景気が悪化し税収減から赤字が増える」がオランド氏の持論だ。国際通貨基金(IMF)などの予測よりも高い経済成長率を前提に政策を立てている。元企業監査役のカトリーヌさん(64)は「オランド氏に投票するのはためらったが、サルコジ氏よりはましだと思った。オランド氏の財政政策は不安だが、希望にかける」と語った。
4246
:
チバQ
:2012/05/07(月) 23:15:21
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120507/erp12050712080005-n1.htm
敗北は全て自分の責任 サルコジ氏、第一線引退か
2012.5.7 12:05
6日、パリで、フランス大統領選に敗れ支持者の前に姿を見せたサルコジ大統領(ロイター=共同)
6日投開票のフランス大統領選決選投票で、社会党のオランド候補に敗れたサルコジ大統領は同日夜、パリ市内で支持者を前に演説し、「敗北の責任は全て自分にある」と表明した。サルコジ氏は政界の第一線を退くのではないかとの見方が出ている。
サルコジ氏は午後8時の投票終了から約20分後に支持者の前に姿を現し「フランス国民は選択を下した。オランド氏がフランス大統領だ」と述べ、敗北をあっさり認めた。
身の振り方については「今後も私は皆さんとともにあるが、私の置かれた立場、わが国への関わり方はこれまでとは異なるものとなる」とだけ述べた。フランスのメディアによると、サルコジ氏は同日、与党国民運動連合(UMP)幹部らに、6月に実施される国民議会(下院)選挙では党を率いて戦うことはないと表明したという。(共同)
4247
:
チバQ
:2012/05/07(月) 23:19:40
>>4228
http://www.asahi.com/international/update/0507/TKY201205070302.html
2012年5月7日19時33分
セルビア大統領選、決選投票へ 議会選は与党が敗北
旧ユーゴスラビアのセルビアで6日、大統領選の投開票があった。12人が立候補し、出口調査によると、4月に辞任したタディッチ前大統領と、民族派の野党・セルビア進歩党のニコリッチ党首が25%前後の得票率で競り合う展開。ともに単独過半数には届かず、両氏が20日の決選投票に進む見通しとなった。
同日投開票された総選挙(一院制議会、定数250)では、セルビア進歩党が得票率約25%で第1党に躍進。タディッチ氏が率いる与党・民主党は第2党に転落する情勢だ。
4249
:
チバQ
:2012/05/07(月) 23:22:38
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120507/erp12050721030011-n1.htm
【仏大統領選、ギリシャ総選挙】
市場に激震 緊縮策にノー
2012.5.7 21:02 (1/2ページ)
大統領選の勝利集会で頬を寄せ合うオランド氏(左)と、パートナーでジャーナリストのトリルベレールさん=6日、パリ・バスティーユ広場(AP)
【ロンドン=内藤泰朗、パリ=宮下日出男】フランス大統領選とギリシャ総選挙は、欧州の債務危機対応を担ってきた政権がことごとく敗北を喫した。欧州が進めてきた財政緊縮重視策は、「痛み」ばかりを強いられる両国の有権者に「ノー」を突きつけられ、曲がり角を迎えた。しかし、深刻さを増す危機は方向感を失い、市場には激震が走っている。ギリシャの財政再建に再び懸念が強まり、成長戦略をめぐり「独仏枢軸」に足並みが乱れれば、欧州は新たな危機にも直面しかねない。
「欧州経済を回復軌道に戻すという目的では一致している」。欧州連合(EU)欧州委員会のバローゾ委員長は6日、オランド氏の勝利を祝福する声明を発表。緊縮策重視から成長重視への転換という点では、「財政緊縮はもはや唯一の選択肢ではない」とするオランド氏の主張に呼応したともいえる。
だが、バローゾ氏らが求める成長重視への転換も、その実は構造改革を通じた競争力強化で図ることを狙っており、従来の左派が掲げてきた財政出動型の成長策とは一線を画す。
「緊縮に反発し、左派に転向したフランス」(英紙タイムズ)を率いるオランド氏は、財政支出を伴う新規雇用創出策を主張。バローゾ氏とは微妙なずれもうかがえ、市場も財政規律の緩みを警戒する。
オランド氏は、新財政協定の再交渉以外にも、EU域内のインフラ整備事業の強化や、これら事業の資金調達のため「ユーロ共同債」発行などを求める。共同債はドイツが従来、強く反発してきた。
敗れたサルコジ氏とメルケル独首相は「メルコジ」と称されるほどの信頼関係に基づき危機対応の中心を担ってきた。オランド氏は就任直後にこれらの「成長協定」についてメルケル首相と意見を交わす考えだが、両国が新たな首脳関係を築き、成長と緊縮を両立させる政策を共同で打ち出せるか否かが、今後の危機克服の重要なカギとなる。
一方、ギリシャ総選挙も、緊縮策を受け入れた連立2与党が過半数を確保できない結果となり、反緊縮策を唱える極左・極右政党の躍進で今後の連立交渉は難航が必至。政治の不安定化は避けられない。
ギリシャは3月、緊縮策実施を条件に1300億ユーロ(約13兆5千億円)の支援を受け、無秩序なデフォルト(債務不履行)を回避した。だが、直後から市場では「追加支援が必要」とささやかれるほど財政再建の道は不安視されていた。
ギリシャが今後の金融支援を受けるには6月までに、2013年と14年に110億ユーロ以上の新規歳出削減策を議会で承認する必要があるが、その行方も不透明となった。ユーロ離脱の懸念も再び高まるほか、スペイン、ポルトガルといった重債務国にも波及する。
大和総研ロンドンリサーチセンターの児玉卓センター長は「(独仏両国が)市場を抑えることができても、緊縮策に不満を募らせる市民を抑えることはできない。事態が改善されているわけではなく、昨年を超えるマグニチュードの危機が再び起きてもおかしくない」と指摘している。
4250
:
チバQ
:2012/05/07(月) 23:30:09
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120507-OYT1T00814.htm?from=main7
世界遺産・トンブクトゥの霊びょう、破壊される
【ヨハネスブルク=黒岩竹志】西アフリカ・マリで、イスラム過激派組織が、世界遺産に登録されている同国北部トンブクトゥにある聖者の霊びょうを破壊した。
同組織の広報官が6日、AP通信に明らかにした。
この組織は「アンサル・ディーン」と名乗っており、5日に霊びょうの扉を壊し、蚊帳を焼くなどしたという。同組織は、国際テロ組織の「イスラム・マグレブ諸国のアル・カーイダ組織(AQIM)」と関係しているとみられる。アンサル・ディーンは、偶像崇拝を禁止するイスラムの教えを厳格に守ることを住民に強要。住民が崇拝の対象とする霊びょうが破壊の対象となったものとみられる。
トンブクトゥには、モスク(イスラム教礼拝所)や霊廟が数多く残されており、1988年に国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録された。
(2012年5月7日19時35分 読売新聞)
4251
:
チバQ
:2012/05/07(月) 23:32:22
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201205070054.html
ドイツ地方選、メルケル首相のCDUが第1党維持2012年5月7日
[ベルリン 6日 ロイター] ドイツ北部シュレスウィヒ・ホルシュタイン州議会選挙が6日投開票された。メルケル首相の与党キリスト教民主同盟(CDU)の得票率は31%と第1党の座を維持したものの、1950年以来最悪の結果となった。
国政と同様に同州でCDUと連立を組む自由民主党(FDP)の得票率は前回の14.9%から8%に落ち込み、同州での連立維持は難しくなった。
一方、野党の社会民主党(SPD)の得票率は29.9%と大きく躍進した。SPDは、緑の党、および南シュレースヴィヒ有権者同盟 (SSW)と連立を組む考えを示した。成立すれば69議席の州議会で35議席を3党が確保する。
CDUは過去2年間3州で政権を失った。今回も政権を失えば、政権を維持する州は16州中7州のみとなり、2013年の総選挙で再選を目指すメルケル首相は厳しい政権運営を強いられる。
フリー・ユニバーシティ(ベルリン)の政治教授、Gero Neugebauer氏は「メルケル首相は今回も同党の州首相を失うことになるだろう。そうなれば、再選に向けた選挙活動はさらに厳しくなる」との見方を示した。
4252
:
チバQ
:2012/05/08(火) 00:41:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120507-00000879-yom-int
プーチン大統領就任、首相候補メドベージェフ氏
読売新聞 5月7日(月)22時4分配信
【モスクワ=寺口亮一】ロシア大統領選で当選したウラジーミル・プーチン首相(59)は7日、第4代大統領に就任し、4年ぶりに大統領に復帰した。
任期は6年で、再選されれば、プーチン政権は2024年まで続くことになる。
プーチン氏は7日正午(日本時間同日午後5時)から大クレムリン宮殿で始まった就任式で、右手を憲法に置いて宣誓。就任演説で「国民の信頼に応えるようあらゆることを行う。祖国と国民に尽くすことが私の人生の目的であり、職務だ」と訴えた。
プーチン氏は同日、大統領を退任したドミトリー・メドベージェフ氏(46)を次期首相候補に指名、下院が8日に承認する予定だ。プーチン氏が職責上も最高実力者となり、「2頭体制」は4年で幕を下ろした。
プーチン氏の大統領返り咲きを巡っては、長期支配に伴う汚職や社会的停滞を背景に変革を求める中間層などが不満を高めており、通算3期目の大統領就任は、かつてない逆風が吹く中での船出となった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120507-00000062-jijp-int.view-000
「皇帝戴冠」さながら
時事通信 5月7日(月)19時42分配信
ロシアのプーチン新大統領が7日、4年ぶりにクレムリンの主として赤じゅうたんを踏んだ。憲法書の上に右手を添え、就任宣誓。「現代のツァー(皇帝)」さながらに、名実ともに最高指導者に復帰した。
(EPA=時事)
4253
:
チバQ
:2012/05/08(火) 02:08:40
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012050700492
新首相らの人選着手=仏各党、総選挙へ布陣固め−オランド氏
【パリ時事】フランス大統領選で左派野党・社会党のオランド前第1書記(57)が当選した。オランド氏は首相をはじめとする新政権幹部の人選に着手。これと並行して各党は、6月の国民議会(下院)総選挙に向けた態勢固めに動きだす。
最大の注目点は内閣の要となる首相。仏メディアではオランド氏に近いエロー下院議員団長が下馬評に上っているが、オブリ社会党第1書記を推す声もある。ファビウス元首相、サパン元財務相らの重要閣僚起用も取り沙汰されている。決選投票でオランド氏を支持した環境保護政党「緑の党・欧州エコロジー」からの入閣も見込まれる。(2012/05/07-21:12)
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4254
:
チバQ
:2012/05/08(火) 02:10:43
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012050700491
注目は「日本通」バイノ氏=プーチン側近の40歳−ロシア
【モスクワ時事】7日就任のプーチン大統領の新政権で、対日外交のキーマンとして日本側関係者が処遇に注目するのが、官房長官を務めるアントン・バイノ氏(40)。外交官として東京駐在経験もある若き日本専門家で、プーチン氏の下で大統領府、首相府を歩んできた側近だ。
モスクワ国際関係大を卒業後、1996年から在日本ロシア大使館勤務。外務省に戻った後、プーチン政権1期目の2002年に儀典担当として大統領府に招かれた。メドベージェフ政権発足とプーチン氏の首相転出に先立つ07年、35歳で官房副長官に抜てき。昨年12月に閣僚ポストの官房長官に昇格した。
在モスクワの日本企業関係者は「ソ連・ロシア時代を通じ、日本通が閣僚になった前例はない」と指摘。バイノ氏が要職に登用されれば「プーチン氏の対日外交重視の表れだ」とし、日ロ関係発展に寄与すると熱視線を送る。
実際、最近ロシアを訪問した民主党の前原誠司政調会長は、ラブロフ外相とは別にバイノ氏と個別会談。今月の米国での主要国首脳会議(サミット)時に日ロ首脳会談が調整されていることを踏まえ、プーチン氏に近い同氏に接触した。
北方領土問題でプーチン氏は先に、日本との交渉に前向きな姿勢を外国メディアに示した。一方で、ある大統領府高官は「(領土引き渡しの)機会はもうない」と日本をけん制。日ロの懸案解決に悲観論も根強い中、バイノ氏の役回りに期待が高まっている。(2012/05/07-14:22)
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4255
:
チバQ
:2012/05/08(火) 02:12:43
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012050700845
「殺される」と米大統領に訴え=拉致の男性、映像初公開−パキスタン
【ニューデリー時事】パキスタン東部で昨年8月、開発援助専門家の米国人男性ウォーレン・ワインスタイン氏(70)が国際テロ組織アルカイダに拉致された事件で、同氏のビデオ映像が7日までにアルカイダのウェブサイトに初めて掲載された。同氏はこの中で、自分が殺害される恐れがあるとして、オバマ米大統領にアルカイダの要求に応じるよう求めた。
米国のテロ組織監視団体SITEの情報としてAFP通信が報じた。ワインスタイン氏は映像で、パキスタンの伝統衣装に身を包み、英語で妻に「元気だ。丁重に扱われている」と伝達。その上で、オバマ大統領に「あなたが(アルカイダの)要求に応じなければ私は死ぬ」と語った。(2012/05/07-19:17
4256
:
とはずがたり
:2012/05/08(火) 10:53:58
混迷するねぇ。。
ギリシャ第1党が連立協議を断念、再選挙実施の可能性も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120508-00000010-reut-int
ロイター 5月8日(火)2時59分配信
5月7日、ギリシャ総選挙で第1党に立った新民主主義党(ND)のサマラス党首は連立政権の樹立に失敗したとして、委任を大統領に返上した。写真はアテネのND本部に到着するサマラス党首(2012年 ロイター/John Kolesidis)
[アテネ 7日 ロイター] 6日投開票されたギリシャ総選挙で第1党に立った新民主主義党(ND)のサマラス党首は7日、大統領の要請を受けて取り組んでいた連立政権の樹立に失敗したとして、委任を大統領に返上したことを明らかにした。
サマラス党首は「できることはすべてやった」とし、「(連立政権の樹立は)できなかった。委任を大統領に返上する」と述べた。
今回の総選挙では、欧州連合(EU)・国際通貨基金(IMF)による支援受け入れに回った連立与党のNDと全ギリシャ社会主義運動(PASOK)が大きく議席を減らし、最終の開票結果によると、NDとPASOKの獲得議席は定数300のうち149にとどまり、過半数を確保できなかった。
パプリアス大統領はこの日、サマラス党首に3日間で組閣するよう要請。サマラス党首は連立工作に直ちに着手したが、緊縮措置に反対し躍進した野党党首らは相次いで、連立への参加を拒否する構えを見せていた。
サマラス党首の連立樹立断念を受け、今後は第2党に食い込んだ急進左派連合が連立協議を行う。 急進左派連合のツィプラス党首の事務所は、同氏が8日1100GMT(日本時間午後8時)にパプリアス大統領と会談するとしており、3日間で連立政権を樹立するよう大統領から要請される見通し。
これに先立ち、急進左派連合のツィプラス党首は、NDと連立を組む可能性を排除し、他の左派政党との連立政権樹立を目指す考えを明らかにしていた。
ツィプラス党首は「ギリシャ国民がドアの外に蹴り出したものを窓から中に入れることはしない」とし、支援策は「救済をもたらすどころか悲劇を引き起こした」と批判した。
ツィプラス党首も連立協議を取りまとめられない場合には、第3党のPASOKが連立協議を担当する。それでも新政権を樹立できない場合には、数週間以内に再度、総選挙が実施されることになる。
ギリシャ財務省筋はロイターに対し、EU・IMFと次回融資について交渉する新政権が発足しなければ、6月末までに資金が枯渇する恐れがあると明らかにした。
<投資家の懸念高まる>
7日の金融市場では、ギリシャの選挙結果を嫌気し、ユーロ/ドルが3カ月ぶり安値をつける一方、質への逃避から、独連邦債先物は一時、過去最高値をつけた。一方、FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は当初の下げから切り返し、プラス圏で取引を終えた。
NDの連立候補とみられていた民主左派のコウベリス党首も、ロイターに対しNDとPASOKによる連立政権に参加することはないと言明。左派グループのみと連携する考えを示した。
また野党・独立ギリシャ人もサマラス党首との連立協議入りを拒否した。
一方、ギリシャ第二次支援策の取りまとめを主導したPASOKのベニゼロス党首は、ギリシャは救済条件を再交渉するべきと主張し、救済プログラムが定める財政再建期間を現行の2年から3年に延長するよう求める意向をあらためて表明した。
事態打開の兆しが見られないことから、向こう数週間に再選挙実施となる可能性も現実味を帯びている。
こうした中、アナリストは、ギリシャの将来をめぐり深い懸念を示している。
シティグループはこれまで50%とみていたギリシャのユーロ圏離脱の可能性が、選挙後50─75%に高まったとの見方を示した。
ウニクレディトのギリアン・エッジウォース氏は「昨日の選挙は、目先の見通しさえも複雑にするだけでなく、著しくエスカレートさせた」と指摘。再選挙実施となれば、不透明な情勢が少なくとも6週間は続くとの見方を示した。
ギリシャ議会は来月、次回融資を得るため、2013─14年にさらに約110億ユーロを削減する緊縮措置を承認する必要がある。
4257
:
チバQ
:2012/05/08(火) 12:38:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120508-00000027-mai-int
<シリア>アサド政権への怒りと沈黙錯綜 ダマスカス近郊
毎日新聞 5月8日(火)10時59分配信
拡大写真
反体制派の若者をなだめる国連監視団(右)=ダマスカス近郊マダヤで2012年5月6日、前田英司撮影
【ダマスカス前田英司】シリアで活動中の国連停戦監視団に同行して6日まで2日間、首都ダマスカス近郊を回った。現地では、反体制派への武力弾圧を続けてきたアサド政権に対する怒りと、軍の銃口を前にした沈黙が錯綜(さくそう)する。「大統領を処刑しろ」と叫ぶ住民。「ここは安全だ」と言い切る兵士。監視団の派遣にもかかわらず、同胞間の対立で1万人ともいわれる国民が死亡した争乱は、終結するめどが立っていない。各地に配備中の戦闘車両が、いつ破れるとも知れぬ「停戦」のもろさを象徴していた。
◇「アサドこそ大統領」「大統領は殺人犯」
シリアの首都ダマスカスの北西約30キロの村マダヤ。6日、国連停戦監視団が訪れると、年配の男性が「アサドこそ大統領だ」と叫び、つえを振り回し始めた。反対派の若者が怒鳴り、つかみかかったため、監視団が割って入った。
この騒動で住民たちの鬱憤が爆発した。「大統領は殺人犯だ」「俺たちには『自由シリア軍』(反体制派の離反兵士団体)がついているぞ」。誰からともなく唱和が始まった。「お前は中国人か? (国連安全保障理事会で)拒否権ばかり使いやがって」と、記者に詰め寄る若者もいた。
群衆の中にいた女性に腕をつかまれ、一軒の民家に連れて行かれた。奥の部屋で男性(21)がベッドに横たわっていた。3カ月前に反政府デモで撃たれたといい、頭や背中、腹など14カ所に弾痕や傷があった。「狙撃手にやられた」。時折、痛みで顔をゆがめた。
「砲撃で大勢が犠牲になった」「高校生が殺された。携帯電話に証拠の写真がある」。訴えは止まらない。男性住民は「大統領より(シリアの宿敵)イスラエルの方が慈悲深いはずだ」と皮肉った。
対照的だったのは、ダマスカスの北東約10キロのドゥーマだ。通りの壁一面に書かれた反体制メッセージは塗りつぶされ、土のうを積み上げた政府軍の陣地だらけ。カバーで覆い隠した戦車もとめてある。兵士の一人は「ここは安全だ。何も問題はない」と豪語した。
ドゥーマは反体制勢力が強く、激しい衝突が続いていたが、政府軍がほぼ掌握したようだ。人口約50万人と思えないほど閑散とし、住民の口は重い。兵士の方が多弁だ。
山間の道沿いには、複数の戦闘車両が畑の脇などを掘り下げて待機する。多くは砲身をふさぎ臨戦態勢ではないが、軍部隊の撤退を要求したアナン国連・アラブ連盟合同特使(前国連事務総長)の調停に反するのは明白だ。「これは兵士を運ぶ輸送手段だ」。戦車を前に兵士が釈明した。
4258
:
チバQ
:2012/05/08(火) 22:00:04
>>4239
>>4240
>>4257
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2012050800517
不気味な静けさ続く首都=うごめく反体制感情−シリア
【ダマスカス時事】反体制派弾圧が続くシリアの首都ダマスカスは、表面的に平穏な状態が続いている。民衆蜂起「アラブの春」に触発された反体制運動は、アサド政権の強権支配に封じ込められつつあるとの見方もある。だが、水面下では反体制感情が渦巻き、政権打倒を目指す武装組織も息を潜めて反転攻勢をうかがっていた。
人民議会選が行われた7日、市内の投票所では一部で行列が見られたが、多くは閑散としていた。人民議会や外務省がある中心部に隣接するクファルスーサ地区では先週、治安部隊に市民5人が殺害され、反体制感情が高まっていた。
同地区はイスラム教スンニ派住民が自動車修理や家具製造工場、農場を営み、のどかな風景が広がっている。ある住民は「地区住民は家族みたいなものだ。だからアサド政権の不正や市民虐殺に反対し、結束して反体制デモを行うことができる」と話した。
アサド政権の中枢を占めるイスラム教少数派アラウィ派と、反体制派の大部分を成すスンニ派の宗派間内戦の様相を呈する中、クファルスーサ地区以外でもスンニ派のミダンやカブーンなどの地区で反体制デモが頻繁に起き、「政権打倒を」といった落書きが目立つ。
住民によれば、大統領派の民兵組織「シャビーハ」や治安組織が数時間おきにこうした地区を巡回。記者もカラシニコフ自動小銃を携行した一般車両に乗った5人組に遭遇した。ある市民は「7割程度の市民が反体制だが、多くはデモに参加したくてもできない。命を失う可能性があるためだ」と打ち明けた。(2012/05/08-15:36
4259
:
チバQ
:2012/05/08(火) 22:03:17
>>4141-4242
>>4256
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120508/mcb1205082104035-n1.htm
【ギリシャ総選挙】連立難航、危機招く政治空白 欧州諸国懸念高まる2012.5.8 21:04
総選挙を終えたギリシャで連立政権交渉が難航し、混迷を深めている。債務危機の発端となり、欧州連合(EU)などの支援を受けて財政再建中の同国の政治空白は市場の動揺を誘い、債務危機の再燃を招く。“悪夢”のシナリオを再現しかねない状況に欧州諸国の懸念も高まっている。
第一党の右派、新民主主義党(ND)の組閣断念で連立交渉を担うことになった反緊縮派、急進左派連合のツィプラス党首は7日夜、「合意到達のため、あらゆる可能性を尽くす」とし、特に左派政党との連携を目指す考えを強調した。
総選挙では、NDと左派の全ギリシャ社会主義運動(PASOK)の与党2党が大敗し「反緊縮」を掲げる野党が躍進した。だが、左派政党でも多数派は形成できず、急進左派連合の連立合意も困難視される。
NDの連立交渉では、PASOKが右派のNDに対し他の左派政党が入ることを条件に提示。交渉には3日間の猶予があるのに初日で断念したサマラスND党首は、単独過半数獲得のため当初から再選挙を望んでいるとされ、各党の思惑が複雑に交錯している。
政権が樹立できない場合、議会は解散され、30日以内に再選挙を実施する。ギリシャはEUなどの支援実行のため、6月中に115億ユーロの歳出削減策を提示する必要があるが、政治空白で困難となる。支援が滞れば、再びギリシャは資金繰りに窮する。EUは仏大統領選を受け臨時の首脳会議を5月下旬にも開くが、ギリシャ問題も重要議題になる。
EU欧州委員会報道官は7日、「新政権が(緊縮策実施の)約束を守ることを願う」と強調。ドイツのメルケル首相も「われわれと合意した計画を続けることが最重要だ」とくぎを刺した。
(パリ 宮下日出男)
http://www.asahi.com/international/update/0508/TKY201205080490.html
2012年5月8日19時37分
ギリシャ第2党、連立協議入り 過半数確保は困難か
ギリシャ総選挙で第2党に躍進した急進左翼進歩連合のチプラス党首は8日午後、パプリアス大統領から組閣を命じられ、連立協議に入った。反緊縮策を掲げる勢力の結集をめざしているが、過半数の確保は極めて難しい情勢だ。
第1党の新民主主義党(ND)のサマラス党首は、1日足らずで組閣を断念。憲法の規定では、第1、2、3党のいずれもが政権づくりに失敗した場合、再選挙となる。
急進左翼は、37歳と若いチプラス党首の下で「既成の2大政党抜きの新しい政治を」と呼びかけ、支持を広げた。「緊縮策は国を救わなかった」として「国の借金の返済拒否」を掲げ、欧州連合(EU)などに支援策の見直しを求めるとしている。
各党とも、再選挙の可能性が出てきたことを受け、連立協議に本腰を入れるよりも、選挙前からの自らの主張にこだわる姿勢が際立っている。(アテネ=石田博士)
4260
:
チバQ
:2012/05/08(火) 22:05:52
>>4254
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120508-00000099-san-int
露大統領にプーチン氏就任 再登板、課題と野心と
産経新聞 5月8日(火)7時55分配信
【モスクワ=佐々木正明、遠藤良介】ソ連崩壊後の混乱を収めた「救国者」を自任するプーチン氏。最長で12年となる可能性がある大統領在職中に目指すのは、世界が認める大国ロシアの復活だ。しかし、返り咲きを果たした2012年のロシアは、エリツィン元大統領から政権を引き継いだ00年とは、いくつかの重要な点で異なる状況にある。
◆デモ衝突続く
大統領選で64%を得票して「圧勝」したプーチン氏だが、最大の脅威となるのは都市部で伸長する中産階層の反政権機運だ。モスクワでは昨年12月の下院選を機に、強権支配の長期化や深刻な汚職、選挙不正疑惑に抗議する大規模デモが続発し、政権を驚かせた。
大統領選でプーチン氏は、1990年代に混乱と貧困にあえいだロシアに安定をもたらした業績を強調。だが、同氏のモスクワでの得票率が過半数を割り込んだように、「安定」に飽き足らない層が、政治参加を求めて声を上げ始めている。
モスクワでは6日、2万人規模のデモが行われて400人が拘束されたのに続き、7日も120人近いデモ参加者が一時拘束されており、不満はくすぶり続けているようにみえる。
プーチン氏の支持基盤は、国営テレビの官製報道に依存する地方住民や国営企業従業員、公務員といった人々が中心で、政府の統制が効かないインターネットを情報源とする都市部の若年層ら、「ネット族」の挑戦を受けているのだ。
◆前回と別人?
プーチン氏が通算3期目となる大統領選に打って出た背景には、「まだやるべき仕事がある」との使命感もうかがえる。7日の就任式で、「われわれは根本的に異なる水準と質、規模の課題を解決せねばならない」と演説した。
一部識者の間では、政治・経済の国家統制を推し進めた前回の大統領期とは、まったく別の側面をみせるとの期待がある。
だが、政権の長期化に伴って、「プーチン氏は自らと取り巻きの(既得権益の)損失を恐れ、権力を去るに去れない状態に陥っている。もはや現状維持が精いっぱいだ」(専門家)との指摘もまた、根強い。
政治・経済の改革が不十分な場合、反政権派が勢いづく恐れがある。さらに、政権内部のエリートの間にも、改革の方向性ではさまざまな意見があるとみられ、政権運営が順調にいくかは不透明な部分もある。
◆強力な「極」に
プーチン氏は前回大統領期から、米国の「一極支配」に反発して「多極化世界」の概念を力説してきた。プーチン新政権のロシアは、欧米との対立も辞さずに、国益を前面に打ち出した大国路線を邁進(まいしん)するものとみられる。
他方、自国が「極」の一つとして生き残るために、プーチン氏が重視するのがアジア太平洋諸国との関係拡大だ。欧州連合(EU)と中国という「極」のはざまで埋没しないために、新政権は日本など中国以外の国々と経済関係を深め、その協力を経て人口の希薄な極東・東シベリア地域の発展につなげたい考えだ。
9月に極東ウラジオストクで開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議は、ロシアのそうした「東方政策」を象徴するイベントとなる。
プーチン氏が旧ソ連近隣諸国を経済的に統合して「ユーラシア連合」を創設する構想をぶち上げているのも、この地域で欧米や中国の影響力を排し、ユーラシアの盟主として地歩を固める狙いからだ。
足元に大きな不安を抱えながらも、野心に満ちたプーチン政権が船出した。
4261
:
チバQ
:2012/05/08(火) 22:06:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120508-00000098-san-int
露大統領にプーチン氏就任 「北方領土」進展望み薄
産経新聞 5月8日(火)7時55分配信
■「2島引き渡し」軸、日本と隔たり
【モスクワ=遠藤良介】インタファクス通信によると、大統領に就任したプーチン氏は7日、アジア太平洋地域で日本などとの「互恵的協力を発展させる」よう、露外務省などに求める大統領令に署名した。北方領土問題には触れていないが、プーチン氏は前回大統領期(2000〜08年)同様、日ソ共同宣言(1956年署名)に基づく歯舞、色丹の「2島引き渡し」を軸に領土問題の幕引きを図る考えで、日本の求める四島返還との隔たりは大きい。
メドベージェフ前大統領が2010年、北方領土の国後島への訪問を強行するなどして対日関係を険悪化させたのに比べ、柔道家でもあるプーチン氏は親日的とされ、中国以外のアジア太平洋諸国と関係を強化する方針も鮮明にしている。
プーチン氏はまた、3月の大統領選に先立つ外国メディアのインタビューで、領土問題を「最終決着させたい」と発言。複数の露メディアが大統領就任に向けた日本側の「期待」について報じた。ただ、パノフ元駐日大使は「今もプーチン氏は(平和条約の締結後に歯舞、色丹を引き渡すとした)日ソ共同宣言が交渉の基礎となる唯一の文書だと考えている」と指摘する。
プーチン氏は大統領1期目の00年9月に日ソ共同宣言を有効と確認。01年3月署名のイルクーツク声明では、同宣言を「交渉の出発点を記した基本的文書」と明示した上で国後、択捉を含む四島の帰属問題を解決することに同意した。
ここには「色丹と歯舞の返還時期や方法」と「国後、択捉の帰属」を併せて協議する日本側の「2島先行返還論」(同時並行協議)も反映されていた。ロシア側は「日本がイルクーツクの交渉プロセスを拒否したことが交渉の停滞を招いた」(パノフ氏)とし、野田政権が再び同時並行協議の線で動くとみている。
ただ、プーチン氏の支持基盤は前回大統領期に比べて弱まっており、ロシアが領土問題をめぐって大胆な「譲歩」に出ることは考えにくい。早くも国営通信社が「日本は領土問題解決の歴史的機会を逸した」「日本は2島返還での解決を模索」などと、足元を見透かした報道をしている。
ロシアでは都市部住民を中心に反政権機運がじわじわと広がっており、中長期的にはロシアの政体が変わる可能性も排除されない。国力を増す隣国の中国はロシアの潜在的脅威であり、中露関係の将来も不透明だ。北方領土問題の解決には、こうしたロシア内外の要因も大きな意味を持つ。
4262
:
チバQ
:2012/05/08(火) 22:11:27
>>4248
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120508/mds12050810590000-n1.htm
イスラエル総選挙中止 大連立で与野党合意
2012.5.8 10:58
イスラエルのネタニヤフ首相は8日未明、最大野党、中道カディマのモファズ党首と会談し、9月に予定されていた前倒し総選挙の実施を取りやめ、現在の右派連立政権にカディマを加える大連立政権樹立で合意した。同国のメディアが伝えた。大連立は国会定数120のうち94議席を占め、近年で最も安定した政権になる見通しだ。
前倒し総選挙ではネタニヤフ氏率いる右派リクードの勝利が有力視されていただけに、突然翻意した理由は不明。政府は7日午前、来年10月に予定されていた総選挙を今年9月4日に前倒し実施することを閣議決定していた。
合意内容によると、大連立政権はパレスチナ和平交渉の早期再開に取り組み、モファズ氏は首相代行兼無任所相に就任する見通し。また、超正統派ユダヤ教徒らを徴兵義務から免除している現行法の改正にも取り組む。(共同)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012050801023
対イラン強硬姿勢に拍車も=過去最大の大連立政権−イスラエル
【エルサレム時事】イスラエルのネタニヤフ首相は8日、9月の前倒し総選挙を取りやめ、最大野党、中道カディマのモファズ党首と大連立政権樹立で合意したと発表した。国会定数120のうち94議席を占有する過去最大の連立政権が近く発足する。首相は「大連立は国家に安定をもたらす」と意義を強調。政権基盤が安定することで、イラン核問題での強硬姿勢に拍車が掛かるとの見方も出ている。
モファズ氏は軍出身で参謀総長や国防相を歴任。イラン問題では「今は制裁強化の局面」と慎重な姿勢を取る一方で、「軍事行動の準備をしておかねばならない」とも主張している。政権入りすれば、イラン攻撃も辞さない構えのネタニヤフ首相に同調する可能性もある。(2012/05/08-21:53)
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4263
:
チバQ
:2012/05/08(火) 22:12:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120508-00000063-mai-int
<イスラエル>一転、大連立政権が誕生 議席の8割を支配
毎日新聞 5月8日(火)18時54分配信
【エルサレム花岡洋二】イスラエル議会(定数120)の解散と総選挙を実施する方針を表明していたネタニヤフ首相は8日、一転して最大野党の中道カディマと大連立に合意し、議席の約8割を支配することになった。解散はせず、首相は議会が任期満了する来年10月までの安定政権を手にした。
政権の外交政策には、大きな変更はない見通し。焦点のイラン核開発疑惑への対応では、野党時代のカディマは単独軍事攻撃には反対だったが、地元メディアによると、党首のモファズ元国防相は過去に攻撃を検討しており、首相は攻撃を選択しやすくなる。停滞するパレスチナ和平問題も、連立協議で主要議題になっていない。
内政では、13年度に見込まれる緊縮予算の編成や、ユダヤ教超正統派の一部に兵役義務を課す新法制定などで、首相が指導力を発揮しやすくなる。
連立は計94議席で構成され、どの党も単独で崩壊させる力がなくなったことから、ネタニヤフ首相の政権基盤が強まる。首相率いる右派リクード党は第2党で27議席に過ぎず、これまで66議席で構成されていた連立では、15議席の極右政党・わが家イスラエルや、11議席のユダヤ教超正統派政党シャスの影響が強かった。
世論調査では、早期選挙でリクードが伸長し、28議席の第1党・カディマが大敗する情勢となり、首相が6日、早期選挙を表明した。危機感を抱いたカディマが、8日未明の協議で連立に合意した。
4264
:
チバQ
:2012/05/08(火) 22:25:45
>>4247
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120508-00000069-mai-int
<セルビア議会選>進歩党が首位 連立交渉が焦点に
毎日新聞 5月8日(火)19時18分配信
【ウィーン樋口直樹】セルビア議会選(定数250)は7日までの開票で、極右民族派政党から分派した野党、セルビア進歩党が首位に立った。だが単独過半数には及ばず、親欧米派与党、民主党が小差で続く。新政権の行方は3位に躍進したセルビア社会党との連立交渉次第となった。
AP通信によると、進歩党は73議席、民主党は67議席、社会党は44議席の見通し。民主党は微増にとどまった。24%の高失業率や汚職のまん延が、連立政権を主導する民主党に逆風となった。
連立与党の一角の社会党は、民主党のタディッチ前大統領と進歩党のニコリッチ党首による20日の大統領選決選投票の結果などで連立相手を選ぶ見通し。
ニコリッチ氏は、極右セルビア急進党の元党首代行。ロシアとの関係を重視し欧米と距離を置いてきたが、08年の進歩党設立で政策転換。今選挙で欧州連合加盟を訴えた。
社会党はかつて、旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷で起訴されたミロシェビッチ旧ユーゴ連邦大統領が率いていた。
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/120508/cpd1205080505009-n1.htm
セルビア議会選、与野党接戦 EU加盟への歳出削減が焦点2012.5.8 05:00
6日に投票が行われたセルビアの議会選挙は、与党の民主党と野党のセルビア進歩党の接戦となっている。大統領選も同時に実施され、欧州連合(EU)加盟の是非が争点になっている。
選挙監視機関、CESIDの開票速報によると、得票率1位はニコリッチ氏率いる進歩党で24.7%。同氏はロシアに経済・政治的援助を求めるとみられている。
2位はタディッチ前大統領率いる民主党で23.2%。同氏の下、セルビアはEU加盟候補国として承認された。3位は社会党で16.6%だった。
一方、大統領選に出馬したタディッチ、ニコリッチ両氏は、20日に予定されている決選投票に進んだ。
フランス大統領選では現職のサルコジ大統領が再選を逃したが、セルビアではEU加盟を目指すタディッチ氏と、コソボに対する領土的主張など民族主義的な発言を行い、EUの財政基準を満たすために必要な歳出削減を拒否するニコリッチ氏の間で、有権者の支持が二分される結果となっている。(ブルームバーグ Gordana Filipovic、Misha Savic)
4265
:
チバQ
:2012/05/08(火) 22:35:29
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201205080040.html
伊地方選は中道右派が苦戦、緊縮路線への抗議票相次ぐ2012年5月8日
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5月7日、イタリア地方選は、緊縮財政への抗議票が相次ぎ、左派が躍進、モンティ政権を支えるベルルスコーニ前首相の中道右派政党・自由国民は苦戦を強いられた。ローマ近郊で撮影(2012年 ロイター/Giampiero Sposito)
[ローマ 7日 ロイター] 7日投票のイタリア地方選は、緊縮財政への抗議票が相次ぎ、左派が躍進、モンティ政権を支えるベルルスコーニ前首相の中道右派政党・自由国民は苦戦を強いられた。
欧州では6日のフランス大統領選で社会党のオランド氏が勝利、ギリシャの総選挙でも2大政党が大きく議席を減らしており、緊縮路線の修正圧力が強まっている。
今回の地方選は、モンティ政権や同政権を支える自由国民、中道左派・民主党の政策を直接問うものではないが、来年の国政選挙を占うとして注目されていた。
選挙では、ユーロ離脱を訴え既成政党を激しく批判するコメディアン、ベッペ・グリッロ氏の政党が躍進。暫定結果によると、自由国民の地盤だった北部パルマで約20%の票を獲得した。自由国民の候補は5位と低迷。グリッロ氏の故郷ジェノバでも得票率が15%に達した。自由国民の候補は5位だった。
自由国民のアルファノ幹事長は「敗北したが、党にとって壊滅的な結果ではない」との認識を示した。
4266
:
チバQ
:2012/05/08(火) 22:52:09
http://www.afpbb.com/article/politics/2876761/8907593
フランス初の「事実婚」ファーストレディー、外交に混乱もたらすか
2012年05月08日 15:54 発信地:パリ/フランス
【5月8日 AFP】魅力的なバレリー・トリルベレール(Valerie Trierweiler)さんにとって、スーパーモデルからファーストレディーを引き継ぐことはおそらく問題にならないだろうが、同国初の「事実婚」ファーストレディーとして外国を公式訪問することは問題になるかもしれない。
6日に次期仏大統領に選出されたフランソワ・オランド(Francois Hollande)氏をパートナーに持つトリルベレールさんが、エリゼ宮(Elysee Palace)の鍵をもらう15日よりも前にオランド氏と正式に結婚するかどうかについては、いくつかの憶測が広がっている。
もしそれまでに結婚しなければ、公式訪問の際に未婚の女性を腕に抱えた未婚の元首を正式の手続きで出迎えることに、一部の国はばつの悪い思いをするかもしれない。
47歳のトリルベレールさんは2度の離婚経験があるジャーナリストで、10代の子どもが3人いる。今後もジャーナリストとしてのキャリアを続け、ファーストレディーの仕事と兼務すると語るトリルベレールさんは最近、この未婚問題を相手にしない考えを示した。
「そこまでの(大きな)ことなのか私にはわからない。ローマ法王を訪問する際にはもしかしたら問題になるのかしら? 率直に言って、私はあまり気にしていない。結婚に関するこの問題は、なにより私たちの私生活の一部なのだから」と、トリルベレールさんはAFPに語った。
■アラブ諸国や保守的な国で問題視されるか
ローマ法王庁以外にも、事実婚であることが外交上のジレンマになりそうな国には、イスラム教の慣習に従うアラブ諸国や、インドの様な保守的な社会が挙げられる。
大統領選で敗北したニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領が2008年1月にアラブ諸国を訪問した際には、当時はまだ結婚していなかった恋人で元スーパーモデルのカーラ・ブルーニ(Carla Bruni-Sarkozy)さんを同行させることができず、サルコジ氏は1人で行かざるをえなかった。
またサルコジ大統領は、結婚して家族を作ることが人生で最も重要な目標だと考えられているインドでも、外交的混乱をもたらした。インドとフランスの当局者は、サルコジ氏の公式訪問の際にブルーニさんをどのように扱うべきかについて長い協議を重ねている。
インドのメディアは当時、サルコジ氏とブルーニさんが同じスイートルームに宿泊するのか、また、ブルーニさんが公式晩さん会に出席するのかという話題で持ちきりになったが、最終的にブルーニさんはサルコジ氏のインド訪問には同行せず、結婚後に初めて「愛」を象徴するタージマハル(Taj Mahal)を訪れることになった。(c)AFP/Rory Mulholland
4267
:
チバQ
:2012/05/08(火) 22:54:43
http://www.afpbb.com/article/politics/2876698/8906776
「男の国」で次期大統領目指す女性政治家、アフガニスタン
2012年05月08日 15:45 発信地:カブール/アフガニスタン
【5月8日 AFP】アフガニスタン女性の権利運動の先頭に立ち、作家で国会議員で、いずれは大統領にもと期待されるフォージア・クーフィ(Fawzia Koofi)氏(36)が語ってくれたエピソードからは、女性として「男の国」に生きるとはどういうことかが垣間見える。
最近、首都カブール(Kabul)の大統領府から歩き出したところで、保守系のある男性議員が近づいて来て言った。「クーフィさん、大統領選にお出になるようですが・・・大統領府にお住まいになりたいのでしたら、大統領となる人物と結婚してはいかがですか?」
議会近くの借家でAFPのインタビューに応じたクーフィ氏の瞳は、数週間経った今でも怒りに燃えていた。「女性が大統領に立候補するのは本人が適格だからではなく、大統領府に住みたいからだと思うのが彼らの見方です」
この男性議員に対しクーフィ氏は、30年間に及ぶアフガニスタンの戦闘の中でうさんくさい過去を抱えた男たちとは違い、自分は大統領府の警備にかくまわれる必要などないと言い返した。「彼らが私に対抗してきたときに嬉しくなることもある。それは、彼らにとって私が無視できない存在で、彼らが私を強い人間だと見なしているからだと思うから。そこで私は、そういった人たちの望みどおりに一撃を加えてあげるの」
■女性にとって「最悪の国」で立ち上がる
米ニュースサイト「デーリー・ビースト(Daily Beast)」の「恐れを知らない女性150人」の1人に今年選ばれたクーフィ氏は、アフガニスタン議会の女性と人権委員会の委員長を務める。夫は亡くなっている。2人の娘に捧げた回顧録『Letters to my Daughters』(娘たちへの手紙)は、女性にとって世界で最悪の国と呼ばれることさえあるアフガニスタンで成長した少女が直面したとてつもない困難と克服の物語だ。
クーフィ氏は産まれた直後、悲観した母親によって太陽が照りつける場所に置き去りにされ、殺されそうになった。母は、23人の子どもがいる夫の7番目の妻だった。自分が産んだ新しい子どもを夫は認めてくれないと分かっていたのだ。
しかし、太陽に焼かれながらほぼ丸1日泣き叫び続けた産まれたばかりのクーフィ氏は後悔した母の元に戻され、愛されながら育つことになった。この時の日焼けの痕は10代になるまで残ったが、その傷も、ましてや心の傷も、イスラム女性の装いに身を包んだエレガントで自信に満ちたクーフィ氏からは感じられない。
部屋の壁には2人の男性の写真があった。1人は厳格な表情をしたクーフィ氏の父親だ。政治家だったが、クーフィ氏が3歳の時に殺された。直接話しかけられたことは1度しかない。しかも、向こうへ行っていろという一言だった。
4268
:
チバQ
:2012/05/08(火) 22:55:12
■タリバンに歩み寄るカルザイ大統領、タリバン化逆行への懸念
もう1人の男性は、クーフィ氏と一緒に写っているハミド・カルザイ(Hamid Karzai)大統領だ。クーフィ氏は、カルザイ氏のファンではない。それどころか、旧支配勢力タリバン(Taliban)を含む保守派の支持を獲得するために、女性の権利を「差し出そうとしている」として大統領を糾弾している。
タリバン政権下では、女子は学校教育を禁じられ、全身をすっぽりと覆うブルカ以外のものを着た女性は往来でむち打たれ、姦通を疑われた女性は石打ちで死刑にされた。しかし厳しい状況にありながらどうにか良い教育を受けてきたクーフィ氏は、この10年間でアフガニスタンの女性たちには「絶好の機会」が与えられてきたと評価する。
そのクーフィ氏が最も心配するのは、ようやく女性たちが手にしてきたものが、和解のための対話にタリバンを引き込み、2014年の北大西洋条約機構(NATO)軍撤退後にタリバンと政権を共有するために犠牲にされるのではないかという点だ。「妥協はすでに起きている。タリバン化は進行中だ。政府内部の者がすでにタリバン的なイデオロギーや考え方を推進している」
3月、同国のイスラム教の最高権威であるウラマー(イスラム法学者)評議会(Ulema Council)が出した「男性が基本であり、女性は副次的である」という宗教令にカルザイ大統領は支持を表明している。この宗教令は男女が同じ場所で働くことや、女性だけで旅行することを禁じ、場合によっては妻を殴打することを正当化するなど、タリバン時代に後戻りするような内容だった。
クーフィ氏は憤る。「(カルザイ氏は)これがアフガニスタン国民が求めているものだと言って、公然とこれを認めたのです。でも、これが人々の求めているものだとは、私は思わない。私たちはイスラム教徒ですが、イスラムについての私たちの理解の仕方と、タリバンの理解の仕方は違う」
クーフィ氏はたとえ自分の命を危険にさらすことがあっても、力の限り尽くす決意だ。「アフガニスタンでは、女性が政界にいること、女性が自分の信念のために立ち上がることには常に危険が伴う。私はこれまでに何度も暗殺の標的や誘拐の標的になってきた。けれど、誰かがリスクを負わなければならないと思う」
カルザイ大統領が1期5年を2期までという任期制限に達する2014年の大統領選に、クーフィ氏は立候補する決意を固めている。男性優位社会のこの国では惨敗間違いなしという予測に対しクーフィ氏は、若者や女性、教育を受けたエリート、そして農村部でも、変化を望む強い要望があると反論する。
クーフィ氏の地元は北東部のへき地バダフシャン(Badakhshan)州だ。「ここの人たちは10年前は女性に強烈に厳しく当たってきた。それが今では私に投票してくれている。そう、変化は可能なのです。世界の友人たちの政治的、精神的支援次第なのです」
インタビューが終わる頃、クーフィ氏はインタビュー最後の写真を撮るため、テニスをしていた12歳と13歳の2人の娘を呼び寄せた。テニスは、わずか10年前にはアフガニスタンの女性が禁じられていた多くのささやかな楽しみの1つだ。(c)AFP/Lawrence Bartlett
4269
:
チバQ
:2012/05/09(水) 22:17:12
http://www.asahi.com/international/update/0509/TKY201205090115.html
記者に「敬意払い起立しろ」 躍進のギリシャ極右政党
ギリシャ総選挙で21議席を獲得した極右政党「黄金の夜明け」が、記者会見時に報道陣に起立を求め、従わないと退場を促すなど、早くも摩擦を起こしている。
地元メディアによると、6日夜、ミカロリアコス党首が党本部の会見場に入る際、党員が報道陣に「敬意を払え」と起立を求めた。報道陣が「我々は取材に来ている」と抗議すると、「従わないなら出ていけ」と声を荒らげた。拒否した記者は退席したという。
会見で党首は、既成政党の政治家とともにテレビなどのメディアを「腐敗したエリートども」とののしり、「我々を汚く攻撃し続けてきたが、我々は勝利した」と述べた。
4270
:
チバQ
:2012/05/09(水) 22:19:39
>>4265
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/120509/cpd1205090504006-n1.htm
伊首長選、反ユーロ派勢い 「5つ星」2都市で決選投票進出か2012.5.9 05:00
コメディアンから政界入りし、イタリアのユーロ離脱を提唱するベッペ・グリッロ氏率いる「5つ星の市民運動」の候補が2つの大都市の市長選で2回目の投票に進む可能性が示されている。
同運動の候補はパルマで2位に入り、ジェノバでは決選投票に進むもようだ。国営テレビRAI向けにピエポリ研究所がまとめた予想が示した。両候補者とも、モンティ政権を支える3政党の一つである民主党(PD)には及ばなかった。
同研究所の予想によると、ベルルスコーニ前首相の自由国民の候補は7日に投票が終了した4大都市で決選投票に進むのに十分な票を得られなかった。
今回の地方選は、モンティ首相が昨年11月に選挙を経ずにベルルスコーニ氏に代わって首相に就任してから初めて民意を問うものとなった。約950万人の有権者を抱える1000近い自治体で投票が実施された。
グリッロ氏は7日にツイッターで「暫定結果に基づくと、われわれの得票率は全国で14%となっている」と指摘。また、「初の5つ星の町長を誕生させた」と、人口6600人のベネト州サレーゴについて勝利宣言した。
第1回投票で過半数の票を得られなかった首長選の決選投票は20、21日に行われる。(ブルームバーグ Lorenzo Totaro、Chiara Vasarri)
4271
:
チバQ
:2012/05/09(水) 22:47:21
>>4259
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120509-00000129-mai-int
<ギリシャ>急進左派連合が対決姿勢をむき出しに
毎日新聞 5月9日(水)22時22分配信
ギリシャの連立政権協議は、選挙後2日で行き詰まった。財政緊縮策反対を掲げて一躍第2党に台頭した急進左派連合(SYRIZA)が、話し合いどころか、再選挙になだれ込む野心を隠さず、対決姿勢をむき出しにしたためだ。「無理な財政緊縮策は取り下げろというのが、選挙の民意だ」。チプラス党首(37)は8日、緊縮策を進めた第1党の中道右派・新民主主義党(ND)と第3党の中道左派・全ギリシャ社会主義運動(PASOK)に、連立協議に入る条件を突きつけた。【アテネ伊藤智永】
昨年秋に連立与党を組んだND、PASOKの両党は、破綻寸前の国家財政を救うため、財政緊縮策と引き換えに欧州連合(EU)・国際通貨基金(IMF)から巨額支援を受けた。チプラス氏は「支援の合意署名を取り消すという書簡を、明日までにEUに送れば、明後日に連立協議をする」と迫った。
3時間後、NDのサマラス党首は険しい表情で記者会見した。「修正なら応じるが、そんな書簡はEU脱退届と同じだ。彼らは反欧州の左派戦線を作ろうとしている。それならこっちは右派戦線で立ちはだかる」。SYRIZAが「あくまで左翼政権を作る」と公言し、連立政権協議なのに、初日は国会の議席のない左派小政党と相次ぎ会談したのに反発したのだ。
今回選挙の得票率は、ND19%、急進左派連合17%、PASOK13%。議席獲得要件の3%未満だった左派小党と連携すれば、第1党も夢ではなかった。有権者の怒りが熱いうちに再選挙に打って出れば−−そんな急進左派連合の思惑が透ける。
連立協議2日目は、支援団体の労組幹部らとの会談を設定し、旧2大政党との協議は最終日に後回しにされた。連立協議は再選挙の前哨戦にすり替えられた形だ。サマラス氏の会見は「挑戦を受けて立つ」という回答だ。
直後にPASOKのベニゼロス党首も会見し「今は国内で政党が争う時ではない。欧州友好の広い立場から挙国一致をめざすべきだ」と、穏やかに要求を拒否した。
◇再選挙の公算大きく
ギリシャの連立政権作りは、SYRIZAが9日中に作業を終え、10日午前には断念する見通し。第3党PASOKが試みるが、成功の見込みはほとんどない。パプリアス大統領は14日以降、早々に再選挙の大統領令を出すことになる。
15日には、ギリシャ国債の債務免除を受け入れなかった4%(4億5000万ユーロ)分の債務履行期限を迎え、今の状態では最初の債務不履行(デフォルト)が起きる。対策はEUで協議中だ。
再選挙は大統領令から30日以内の日曜日に実施されるため、早ければ6月10日か17日の投開票となる。NDとPASOKが過半数を回復すれば、旧大連立政権が復活し、緊縮路線を修正しながら再開するが、SYRIZAは左派小政党をまとめて第1党に躍り出て左派連立政権樹立をもくろむ。組閣が再び混迷する可能性も大きい。左派政権なら、EUからの巨額支援合意取り消し▽年金と給与の削減の取りやめ−−といった国家改造計画に取り組むとしており、混乱は必至だ。
一方、6月末には、巨額支援の条件である116億ユーロの追加財政緊縮策を決定しなければならない。EUは延期しないと表明しており、この時点で支援は止まる可能性が出てくる。7月以降、こうした政治・経済的混乱が波状的に重なり、デモや暴動など社会の騒乱が起きる恐れがある。そうなると、今年後半はギリシャのユーロ圏離脱が現実課題として検討され始め、早ければ来年前半にもユーロ圏離脱があり得ると観測されている。
4272
:
チバQ
:2012/05/09(水) 22:52:29
>>4258
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120509-00000016-jij-int
震える住民「命狙われる」=無人都市に響く銃撃音―壊滅の反体制派地区・シリア中部
時事通信 5月9日(水)5時45分配信
【ホムス(シリア中部)時事】アサド政権による反体制派弾圧が続くシリアの中部ホムスに8日、アナン国連・アラブ連盟特使の調停案履行を監視する国連停戦監視団に同行して入った。シリア第3の都市は、反体制武装組織が拠点としたため、政府軍の総攻撃を受け、ゴーストタウンの様相を呈していた。残った市民は「最近も政権の狙撃手に何人も殺されている。いろいろしゃべりたいが、命を狙われる」と唇を恐怖で震わせた。
かつては約200万人が住んだホムスのバーバアムル地区。反体制デモが頻繁に起き、反体制武装組織「自由シリア軍」が市民を守るために支配下に入れたため、ヘリコプターやミサイルによる攻撃で壊滅状態に陥った。現在、市内の別の地区や国内外に人々は逃れ、住民の姿はほぼ見当たらない。
行政庁舎や銀行が入居するビルが立ち並ぶ市中心部も、大通りに人の姿はない。調停案に基づく停戦で戦闘は停止しているが、銃撃や砲撃の痕跡が生々しく残り、乾いた銃撃音が散発的に響く。
市中心部のウータ地区では、治安関係者が近くで目を光らせる中、バーバアムル地区の家を失った22歳の大学生が恐怖を押し殺し、声を絞り出して苦境を訴えた。反体制派地区出身というだけで検問所で拘束され、1時間以上も暴力を振るわれたという。政権はビルの屋上に狙撃手を配置しており、数日前にも、射殺された人の遺体を収容するのすら困難だった。
別の50代の男性が「バッシャール(アサド大統領)は人殺しだ」と怒りをあらわにしたところ、周りの少年たちも同調した。宗派間内戦の様相を呈する中、反体制デモを主導したイスラム教スンニ派地区は徹底的に破壊され、大統領と同じアラウィ派の地区や異なった宗派・宗教の市民が混在する地域の被害は目立たない。
4273
:
チバQ
:2012/05/09(水) 22:54:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120509-00000100-mai-int
<シリア>「戦時」と「平時」が混在
毎日新聞 5月9日(水)20時31分配信
【ホムス(シリア中部)前田英司】アサド政権の武力弾圧が続くシリアでは「戦時」と「平時」が混在する。連日死者が出る中部ホムスは一部が廃虚と化したが、首都ダマスカスでは一見平穏な日々を送る住民も多い。エジプトなどで大群衆が独裁体制を打倒した「アラブの春」の熱気は感じられない。
8日午後、国連停戦監視団に同行して訪れたホムス中心部。官庁や商店が集まり普段なら人出も多いが、警察の制圧下で人通りは皆無だ。歩道には「武装勢力の迫撃弾攻撃」(警察)で割れた窓ガラスの破片が飛び散り、未回収の生ゴミが異臭を放つ。激しい戦闘を思わせる焼け焦げた商店や車。取材中も銃声が頻繁に聞こえた。「夜間は『武装勢力』の攻撃が激化する」。警察責任者が説明した。
裏通りで出会った男性(30)は、別の地区から約140人と逃れてきたという。反政府デモで政府軍に撃たれたといい、「恐怖の源は『武装勢力』でなく当局だ」と憤った。
市内北部クスール地区から救急車が逃げ帰ってきた。通報を受け市民の遺体を回収に向かったが、狙撃されたという。離反兵士団体「自由シリア軍」が支配する地区だというが、誰が発砲したのか確認はできなかった。
一方、ホムスから車で約2時間のダマスカスでは日常が続き、レストランやバーもにぎわう。住民らは「ここは安全。中部や北部の一部の地方都市が多少問題なだけだ」と判を押したような答えだ。
反政府デモが激化するイスラム教恒例の金曜礼拝があった4日、反体制派情報を基にデモを追った。「実施中」の場所をタクシーで巡ったが行き当たらない。無人の空き地もあったが、運転手は「ここで間違いない」と断言。現場の男性は「朝からいるが、何もないぞ」と声を張り上げた。政権支持者だった。
4274
:
チバQ
:2012/05/09(水) 22:55:30
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/worldtown/CK2012050902000247.html
アンタクヤ 苦戦を物語るため息
2012年5月9日
握手した右手は思ったよりも細く、ひんやりとした。反体制派への武力弾圧を続けるシリアのアサド政権に対し、離反兵を率いて抵抗する自由シリア軍の指導者アサアド大佐。拠点のトルコ南部アンタクヤ近郊で会った。
屈強な護衛兵たちが周囲を固めるピリピリした雰囲気。反骨の武闘派をイメージしていたが、物腰は紳士的で、初対面の記者の質問にも、穏やかな語り口で率直に答えた。
政府軍を離反したのは昨年六月。「政権が国民を殺害するのが我慢ならなかった」という。離反直前に政権に疑われ一週間、拘束された。徹底した取り調べの後、いったん解放された際に隣国トルコへ脱出。いずれは暗殺されると感じたという。
一万人を超える犠牲者が出たシリア危機は先月、国連主導で停戦入りしたが、衝突が止まらない。「政権の攻撃に応戦し市民を守るのは当然だ」と語る。
語気を強めたのは介入に及び腰の国際社会に話が及んだ時だ。「各国が立場を変えなければ、殺人政権のパートナーと同じだ」と拳で机をたたいた。
武力闘争には反体制派内にも否定的な意見があるが、「勝利は必ず訪れる」と大佐。ただ、会話の途中で時折漏らす小さなため息を何度か耳にした。苦しい戦いと、出国から間もなく一年という長い月日の経過を物語っていた。 (今村実)
4275
:
チバQ
:2012/05/09(水) 23:15:46
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120508/erp12050815110004-n1.htm
【フランスの選択】
17年ぶりの社会党政権(上)サルコジ否定 打開策あるか
2012.5.8 15:09 (1/3ページ)
6日のフランス大統領選決選投票で、社会党のオランド前第1書記(57)がサルコジ大統領(57)を破り、左派がエリゼ宮(大統領府)を奪還した。内務省が7日発表した最終開票結果によると、得票率はオランド氏が51.62%で、サルコジ氏は48.38%。オランド氏は、1958年発足の第五共和制で閣僚経験のない初の大統領となる。ただ、国内の経済政策はもとより、欧州債務危機対応、原発政策、アフガニスタン派兵などで軌道修正を表明しているが、外交を含めて手腕は未知数。ミッテラン氏以来の社会党大統領はどのようなかじ取りをみせるのだろうか。
「私はフランス国民全員の大統領になる!」
オランド氏は6日夜、中部コレーズ県の集会で、選挙戦で強調してきた「平等と公正の実現」を踏まえ、こう勝利宣言した。その後、フランス革命の舞台となったパリのバスチーユ広場で、支持者ら数万人と喜びを分かち合った。
そこには、ミッテラン氏以来の社会党大統領誕生に対する興奮があったが、冷めた見方も少なくない。
「積極的にオランド氏が選ばれたわけではない」
パリ政治学院の研究員、ダニエル・ボイ氏はこう指摘する。経済改善への打開策を示せず、派手な私生活や振る舞いが批判されたサルコジ氏に、有権者が「ノン」を突きつけた結果にすぎないという。
ジスカールデスタン元大統領以来、31年ぶりの現職敗北という屈辱を味わったサルコジ氏。選挙を終えると6日夜、同氏は政界からの引退を示唆した。
「敗北の責任は私にある。私は仏国民の一人に戻るつもりだ」
「もっと働き、もっと稼ごう」のスローガンの下、フランスを自由主義的な競争社会に改革することを目指して2007年、大統領に就任。外交面では北大西洋条約機構(NATO)の軍事機構に復帰したほか、リビアへの軍事介入を英国と主導し、存在感をアピールした。
しかし、仏経済が金融危機もあって翻弄された。失業率は目標の5%への低下どころか、1999年以来最悪水準の10%に悪化した。ただ、「サルコジ氏が去っても、債務や失業も一緒に消えてくれるわけではない」とオランド氏自身認めるように、国内の経済・雇用対策で有効策を打ち出せないと、選挙での「興奮」はあっという間に「失望」に転化することになる。
81年、ミッテラン氏が大統領に選ばれたとき、運動員としてその選挙戦を手伝ったのが当時26歳のオランド氏だった。
社会党内で穏健派に属するオランド氏は、実は「現実主義者」(ボイ氏)。単一通貨ユーロ導入など、欧州統合を進めたミッテラン氏もそう呼ばれた。
オランド氏は、電力の原発依存度を現行の75%から2025年までに50%に引き下げる「減原発」政策や、アフガン駐留の仏部隊について1年前倒しとなる12年末までに撤退させることを公約に掲げた。原発政策では、次世代型の欧州加圧水型炉(EPR)の推進方針も示している。
オランド氏の元パートナーで、07年の大統領選に社会党の女性候補として出馬、サルコジ氏に敗れたロワイヤル氏は手厳しい。
「(オランド氏の)30年という政治キャリアは、やらなかったことばかり…」 国際舞台での経験に乏しいオランド氏の外交姿勢の不透明さにも不安が残る。本来フランスは米英とも一線を画し、国益重視の独自路線だけに伝統的な外交に戻るとする観測も出ている。(パリ 宮下日出男)
4276
:
チバQ
:2012/05/09(水) 23:17:03
http://sankei.jp.msn.c
17年ぶりの社会党政権(下) 来月に国民議会選 左派完勝かコアビタシオンか
2012.5.8 23:51 (1/3ページ)
フランス革命の舞台となったパリのバスチーユ広場。圧政の象徴として、パリ市民が襲撃した監獄があった。それから220年余り−。17年ぶりの社会党大統領に選出されたばかりのオランド前第1書記が7日未明、数万人の支持者が集まるこの広場に姿を見せ、戦いの継続を訴えた。
「この先数カ月、やることはまだたくさんある。“大統領”に多数派を与えるのだ」
大統領選は終わったが、フランスの政治の季節は続く。オランド氏が視野に入れるのは6月10日と17日に行われる国民議会(下院、577議席)選挙だ。
現在、300議席以上を押さえる右派の国民運動連合(UMP)から議会多数派を奪えなければ、右派が首相のポストを握り、大統領と首相の所属勢力が異なる「保革共存政権」(コアビタシオン)となる。コアビタシオンでは、大統領の実権が事実上制限される。
第五共和制下、コアビタシオンは3度あり、オランド氏が師と仰ぐミッテラン元大統領も苦労した一人だ。1981年から95年までの任期中、86〜88年と93〜95年に2度のコアビタシオンを経験している。86〜88年の際の首相がシラク氏(前大統領)だった。
最近の世論調査では、社会党を含む左派の支持率が31%、UMPが30%と拮抗(きっこう)している。オランド氏が陣営を引き締めようと、大統領選の勝利直後に支持継続を訴えたのはこのためだ。
逆に、大統領選に敗北したUMPにとって議会選は負けられない一戦となる。
サルコジ大統領は7日、エリゼ宮(大統領府)で閣僚や党幹部と議会選対策について協議し、党内が一致して臨むよう要請。陣営の広報担当、コシウスコモリゼ前エコロジー相もラジオで「議会でバランスを取り戻さなくてはならない」と懸命に訴えた。
下院第一党とはいえ、UMPの置かれている状況はかなり危機的である。昨年9月の上院選では社会党を中心に左派が初の過半数を獲得した。地方でも現在、左派が優勢。議会選で敗れれば、国政から地方議会までを左派に握られるという前代未聞の状況となる。
サルコジ氏の「次」を見据えた動きは大統領選決選投票前から始まり、サルコジ氏を支えてきたコペ幹事長やフィヨン首相といった名前がすでに浮上。議会選を前に党内の団結が乱れるのは回避したいところだ。
しかし、大統領選第1回投票でルペン党首が過去最高の得票率を記録した極右・国民戦線(FN)への対応をめぐり党は揺れる。
フランスの保守は、シラク前大統領が「FNはフランスの伝統と一致しない」と言明したように、極右との間に一線を引いてきた。だが、サルコジ氏は大統領選で極右支持層の取り込みのため、FNに理解を示すような発言までした。UMP支持者の6割以上がFNとの連携に賛成する世論調査結果もあり、党は分裂含みだ。
オランド政権がどんな国家像を目指すのか。来月の議会選にかかっている。
(パリ 宮下日出男)
4277
:
チバQ
:2012/05/09(水) 23:56:49
>>4264
http://mainichi.jp/select/news/20120510k0000m030080000c.html
セルビア:連立政権維持で合意 躍進の進歩党は野党に
毎日新聞 2012年05月09日 21時14分
セルビア議会選で第2党となった親欧米派与党、民主党は9日、第3党につけたセルビア社会党と連立政権の維持で合意したと発表した。他の少数政党を加え、過半数の獲得を目指す。首位に躍進した民族派野党、セルビア進歩党は野党にとどまる見通しとなった。
政党別の獲得議席は進歩党73、民主党67、社会党44の順。社会党は、民主党のタディッチ前大統領と進歩党のニコリッチ党首による20日の大統領選決選投票でも、タディッチ氏への支援を明確にした。大統領選の第1回投票ではタディッチ氏が小差でリードした。【ウィーン】
4278
:
チバQ
:2012/05/10(木) 00:16:54
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120509/mds12050923590004-n1.htm
シリア監視団同行ルポ 戦車なおも市街地に 薄氷の停戦合意
2012.5.9 23:58 (1/3ページ)
シリア西部マダヤで6日、監視団の車列をみてあわてて装甲車両を隠す政府軍兵士(大内清撮影)
アナン前国連事務総長の調停による、シリアのアサド政権と反体制派との停戦合意発効から約1カ月。アナン氏は8日、国連停戦監視団の活動が暴力の沈静化に効果をみせているとする一方、なおも戦闘が続く西部ホムスなどを念頭に「深刻な違反がある」とも指摘した。監視団に同行し訪れた首都ダマスカス西方のザバダニ周辺では、合意を無視する形で政権側の戦車が配置され、停戦のもろさを物語っていた。(シリア西部ザバダニ 大内清)
□ □
ザバダニに隣接するマダヤ村の検問所。今月6日、ブラジルやアルゼンチン出身の要員からなる監視団チームの車列が近づくと、歩哨の政府軍兵士があわてて、かたわらの装甲車を隠すように迷彩のシートを掛け始めた。
昨年3月の反政府デモ発生後、激しい弾圧の対象となったザバダニや周辺の村々では、離反兵らの反政府組織「自由シリア軍」による武装闘争が本格化した昨秋以降、同軍に合流する住民が続出、停戦までの数カ月間は、連日のように政権側との戦闘が続いた。
アナン調停の合意内容によれば、政権側は戦闘地域からの撤収が義務づけられている。しかし、この日の調査ではマダヤだけでなく、ザバダニ市街や付近の山岳地帯にも「秩序維持」を名目に兵員と戦車が配置されているのが確認された。ある政府軍兵士は「(戦車は)人を運ぶためのものだ」と“強弁”した。
監視団はその一台一台の操縦席をのぞき込むなどして稼働状況を記録。中には砲弾が用意されているものもあり、監視団員の一人は「2分もあれば装てんできる状態だ」と、政権側の姿勢に疑惑の目を向けた。
ザバダニ市内で会った自由シリア軍戦闘員ハサン・ダッブールさん(25)によると、停戦が発効した4月12日以後、政権側の大がかりな攻撃はなく、停戦は一応、守られているという。
しかし同市周辺ではそれまでに数百人が死亡、現在も多数が当局に拘束されており、住民の恨みは深い。
「砲撃で家族5人を失った」「デモ中に息子が銃弾を浴びせられた」…。監視団が立ち寄る先々では、これまでの弾圧被害を訴える人だかりができた。
その一方で、「アサド大統領こそ指導者だ!」と叫ぶ男性もおり、政権に対する住民感情が割れていることをもうかがわせた。
反体制派の拠点都市で、政権側の主な攻撃対象となってきたホムスや中部ハマはさらに深刻だ。
政権側は停戦発効後も砲撃を続けており、ここ数週間だけで死者は数百人に達しているとみられる。これらの都市には監視団のチームが常駐し活動にあたっているものの、監視の目が及ばない地域では政権側と反体制派の間で銃撃戦も頻発しているもようだ。
こうした中、最近目立つのが爆発物を使ったテロだ。
フランス通信(AFP)によれば、南部ダルアーで9日、監視団の車列近くで爆発があり警護の政府軍兵士6人が負傷。北部アレッポでは5日、爆発で3人が死亡する事件があり、反体制派活動家の一人がロイター通信に、政権支持者を狙った犯行だったと明らかにした。
反体制派の武装闘争はこれまで、政府軍部隊や治安機関への攻撃が中心だったが、政権側が住民への攻撃姿勢をゆるめなければ、より無差別的な「テロ闘争」に発展する懸念もある。
8日、近くシリアを再訪する意向を示したアナン氏は「内戦を防ぐ最後の機会だ」と述べ、双方に停戦の完全履行を訴えた。
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