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国際政治・世界事情

4267チバQ:2012/05/08(火) 22:54:43
http://www.afpbb.com/article/politics/2876698/8906776
「男の国」で次期大統領目指す女性政治家、アフガニスタン
2012年05月08日 15:45 発信地:カブール/アフガニスタン
【5月8日 AFP】アフガニスタン女性の権利運動の先頭に立ち、作家で国会議員で、いずれは大統領にもと期待されるフォージア・クーフィ(Fawzia Koofi)氏(36)が語ってくれたエピソードからは、女性として「男の国」に生きるとはどういうことかが垣間見える。

 最近、首都カブール(Kabul)の大統領府から歩き出したところで、保守系のある男性議員が近づいて来て言った。「クーフィさん、大統領選にお出になるようですが・・・大統領府にお住まいになりたいのでしたら、大統領となる人物と結婚してはいかがですか?」

 議会近くの借家でAFPのインタビューに応じたクーフィ氏の瞳は、数週間経った今でも怒りに燃えていた。「女性が大統領に立候補するのは本人が適格だからではなく、大統領府に住みたいからだと思うのが彼らの見方です」

 この男性議員に対しクーフィ氏は、30年間に及ぶアフガニスタンの戦闘の中でうさんくさい過去を抱えた男たちとは違い、自分は大統領府の警備にかくまわれる必要などないと言い返した。「彼らが私に対抗してきたときに嬉しくなることもある。それは、彼らにとって私が無視できない存在で、彼らが私を強い人間だと見なしているからだと思うから。そこで私は、そういった人たちの望みどおりに一撃を加えてあげるの」

■女性にとって「最悪の国」で立ち上がる

 米ニュースサイト「デーリー・ビースト(Daily Beast)」の「恐れを知らない女性150人」の1人に今年選ばれたクーフィ氏は、アフガニスタン議会の女性と人権委員会の委員長を務める。夫は亡くなっている。2人の娘に捧げた回顧録『Letters to my Daughters』(娘たちへの手紙)は、女性にとって世界で最悪の国と呼ばれることさえあるアフガニスタンで成長した少女が直面したとてつもない困難と克服の物語だ。

 クーフィ氏は産まれた直後、悲観した母親によって太陽が照りつける場所に置き去りにされ、殺されそうになった。母は、23人の子どもがいる夫の7番目の妻だった。自分が産んだ新しい子どもを夫は認めてくれないと分かっていたのだ。

 しかし、太陽に焼かれながらほぼ丸1日泣き叫び続けた産まれたばかりのクーフィ氏は後悔した母の元に戻され、愛されながら育つことになった。この時の日焼けの痕は10代になるまで残ったが、その傷も、ましてや心の傷も、イスラム女性の装いに身を包んだエレガントで自信に満ちたクーフィ氏からは感じられない。
 
 部屋の壁には2人の男性の写真があった。1人は厳格な表情をしたクーフィ氏の父親だ。政治家だったが、クーフィ氏が3歳の時に殺された。直接話しかけられたことは1度しかない。しかも、向こうへ行っていろという一言だった。


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