前首相の処遇をめぐって高まった外交的緊張が、ウクライナとポーランドが共催して6月に開幕するサッカー欧州選手権2012(UEFA Euro 2012)にも影を落とし、欧州連合(EU)の多くの加盟国の首脳が欧州選手権の観戦をボイコットする可能性も出てきていることから、ウクライナは事態打開を図ったものとみられる。ハルキフは、サッカー欧州選手権でウクライナ国内の試合が行われる4つの都市のうちの1つ。(c)AFP/Sergiy Bobok http://www.afpbb.com/article/politics/2877043/8918628
一方、英民間調査機関「経済ビジネスリサーチセンター(Centre for Economics and Business Research、CEBR)」のダグラス・マクウィリアムス(Douglas McWilliams)氏は前週、仮にユーロ圏解体が「無計画に」行われれば、損失額の合計はユーロ圏のGDPの5%に相当する1兆ドル(約80兆円)にも上るとの推計を出した。