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国際政治・世界事情

4256とはずがたり:2012/05/08(火) 10:53:58

混迷するねぇ。。

ギリシャ第1党が連立協議を断念、再選挙実施の可能性も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120508-00000010-reut-int
ロイター 5月8日(火)2時59分配信

5月7日、ギリシャ総選挙で第1党に立った新民主主義党(ND)のサマラス党首は連立政権の樹立に失敗したとして、委任を大統領に返上した。写真はアテネのND本部に到着するサマラス党首(2012年 ロイター/John Kolesidis)

[アテネ 7日 ロイター] 6日投開票されたギリシャ総選挙で第1党に立った新民主主義党(ND)のサマラス党首は7日、大統領の要請を受けて取り組んでいた連立政権の樹立に失敗したとして、委任を大統領に返上したことを明らかにした。

サマラス党首は「できることはすべてやった」とし、「(連立政権の樹立は)できなかった。委任を大統領に返上する」と述べた。

今回の総選挙では、欧州連合(EU)・国際通貨基金(IMF)による支援受け入れに回った連立与党のNDと全ギリシャ社会主義運動(PASOK)が大きく議席を減らし、最終の開票結果によると、NDとPASOKの獲得議席は定数300のうち149にとどまり、過半数を確保できなかった。

パプリアス大統領はこの日、サマラス党首に3日間で組閣するよう要請。サマラス党首は連立工作に直ちに着手したが、緊縮措置に反対し躍進した野党党首らは相次いで、連立への参加を拒否する構えを見せていた。

サマラス党首の連立樹立断念を受け、今後は第2党に食い込んだ急進左派連合が連立協議を行う。 急進左派連合のツィプラス党首の事務所は、同氏が8日1100GMT(日本時間午後8時)にパプリアス大統領と会談するとしており、3日間で連立政権を樹立するよう大統領から要請される見通し。

これに先立ち、急進左派連合のツィプラス党首は、NDと連立を組む可能性を排除し、他の左派政党との連立政権樹立を目指す考えを明らかにしていた。

ツィプラス党首は「ギリシャ国民がドアの外に蹴り出したものを窓から中に入れることはしない」とし、支援策は「救済をもたらすどころか悲劇を引き起こした」と批判した。

ツィプラス党首も連立協議を取りまとめられない場合には、第3党のPASOKが連立協議を担当する。それでも新政権を樹立できない場合には、数週間以内に再度、総選挙が実施されることになる。

ギリシャ財務省筋はロイターに対し、EU・IMFと次回融資について交渉する新政権が発足しなければ、6月末までに資金が枯渇する恐れがあると明らかにした。

<投資家の懸念高まる>

7日の金融市場では、ギリシャの選挙結果を嫌気し、ユーロ/ドルが3カ月ぶり安値をつける一方、質への逃避から、独連邦債先物は一時、過去最高値をつけた。一方、FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は当初の下げから切り返し、プラス圏で取引を終えた。

NDの連立候補とみられていた民主左派のコウベリス党首も、ロイターに対しNDとPASOKによる連立政権に参加することはないと言明。左派グループのみと連携する考えを示した。

また野党・独立ギリシャ人もサマラス党首との連立協議入りを拒否した。

一方、ギリシャ第二次支援策の取りまとめを主導したPASOKのベニゼロス党首は、ギリシャは救済条件を再交渉するべきと主張し、救済プログラムが定める財政再建期間を現行の2年から3年に延長するよう求める意向をあらためて表明した。

事態打開の兆しが見られないことから、向こう数週間に再選挙実施となる可能性も現実味を帯びている。

こうした中、アナリストは、ギリシャの将来をめぐり深い懸念を示している。

シティグループはこれまで50%とみていたギリシャのユーロ圏離脱の可能性が、選挙後50─75%に高まったとの見方を示した。

ウニクレディトのギリアン・エッジウォース氏は「昨日の選挙は、目先の見通しさえも複雑にするだけでなく、著しくエスカレートさせた」と指摘。再選挙実施となれば、不透明な情勢が少なくとも6週間は続くとの見方を示した。

ギリシャ議会は来月、次回融資を得るため、2013─14年にさらに約110億ユーロを削減する緊縮措置を承認する必要がある。


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