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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 15:36:55

統一地方選スレから東海・北陸所謂中部地方のネタを独立させます
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40
掛川ネタはこちらへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1187487997/l40

2253チバQ:2011/03/25(金) 23:10:14
【豊田市(定数5)】
中村晋  56 民現(1)
樹神義和  42 民新
倉知俊彦  79 自現(10)
三浦孝司  67 自現(3)
小島丈幸  57 公現(3)
岡田恭和  51 愛新

 現職4、新顔2の計6人が5議席を争う激戦の様相だ。定数が1増えて民主が2人目を擁立。みんなの党から出る予定だった新顔岡田が、知事選後に日本一愛知の会にくら替えした。民主はトヨタ労組出身の現職中村とトヨタ紡織労組出身で市議1期目の樹神が、連合傘下の労組票を2分して同区初の2人当選を目指す。自民は現職の倉知と三浦がそれぞれ11期目、4期目を目指す。公明の現職小島も4選を目指し組織を固める。

【みよし市(定数1)】
小山祐  32 民現(1)
鈴木勇夫  43 愛新
野々山幸  60 無新

 民主現職が議席を有する1人区に3人が立つ。衆院議員時代の大村秀章知事の秘書だった市議の鈴木が、知事選後、日本一愛知の会公認で県議選への立候補を表明。自民党籍のままで出る。現職の民主小山は元衆院議員秘書。4年の実績を訴え、後援会に加え、全トヨタ労連の支援を受ける。市議の野々山は県議会改革などを訴える。

【知立市(定数1)】
柴田高伸  42 民現(1)
本多正幸  61 愛新

 再選を目指す民主の柴田と、前市長で日本一愛知の会の本多の一騎打ちになりそうだ。知事選で分裂した自民は擁立を断念した。柴田は前回の民主への追い風から一転、逆風を受ける。個人後援会を中心にトヨタ系労組の支援を受け、特定の政党に属さない市議の協力も期待する。一方、本多は3年前の市長選で民主推薦候補に敗れた雪辱を目指す。自民系市議の大半の支持を得て、公明にも推薦を申請した。


【幡豆郡(定数1)】
浅井喜代治  61 愛現(2)


 知事選後、一色町議が日本一愛知の会の公募に応募し、同会からの立候補を目指していたが、自民現職の浅井が同会の公認を受けたため、一色町議は立候補を断念した。無投票の公算が大きくなっている。


【額田郡(定数1)】
鈴木  正  68 自現(2)
鍋田堅次郎  59 愛新


 当初は前回同様、無投票になるかとみられていたが、一転して現職と新顔の一騎打ちに。自民現職の鈴木と大村秀章知事の支援を受ける日本一愛知の会で新顔の鍋田は、いずれも元幸田町役場の職員出身。自宅も同じ町内会同士だ。地盤や経歴が重なっており、町を二分する激しい戦いとなりそうだ。

2254チバQ:2011/03/25(金) 23:14:47
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000801103220002
県議選 主な立候補予定者(3)
2011年03月21日

●定数減、10人争う(一宮)/自民VS.地域政党(犬山)

【一宮市(定数5)】
高橋正子  52 民現(2)
栗田宏  77 自現(6)
岩村進次  56 自現(5)
長坂康正  53 自現(5)
吉田真人  46 自現(2)
木藤俊郎  54 公現(2)
板倉正文  52 共新
青木雅之  42 み新
田中彰一  31 減新
竹内裕二  42 無新

 区割りが変わり事実上定数1減となる5議席を、現職6人と新顔4人の計10人が争う最激戦区。現職は自民4人、民主と公明が各1人。それだけでも激しい戦いが予想されるところに、新興の減税日本をはじめ、市議4期の候補を立てる共産、党勢浸透を図るみんなの党、民主と国民新などの推薦を受ける無所属が参入する。組織票を持っている候補や「風」の勢いを借りられる候補は優位に立てそうだが、情勢は極めて不透明だ。

【愛西市(定数1)】
横井五六  54 自現(3)

 前回無投票で3選を果たした自民横井が立候補の準備を進めている。2回続けての無投票を阻止しようと、立候補を検討する動きも出ている。

【津島市(定数1)】
小田寿志  45 民新
中野治美  55 自現(2)

 4年前と同じ顔ぶれによる一騎打ちになりそうだ。前回、民主の公募に手を挙げ小差まで迫った小田は、辻立ち演説などをこなし浸透を図る。党への「逆風」をいかにはね返すか。自民現職の中野は3期目を目指す。市議時代を含めた経験を生かし、支援組織を固めている。

【弥富市(定数1)】
安藤正明  48 自新
田中孝博  49 愛元(2)

 健康上の問題で引退する浜田一徳元県議長(自民)の後継者として、1月末まで土地改良区事務局長だった安藤が農業団体などの支援を受け立候補する。これに対し、前回までは名古屋市守山・名東区から立候補していた元職田中が、選挙区を変えて日本一愛知の会から立つ。

【犬山市(定数)1】
原欣伸  42 自現(1)
藤田一夫  52 減新

 前回、初当選した自民の原が無投票で再選すると見られたが、減税日本が藤田を擁立し、日本一愛知の会も推薦する。自民と地域政党の一騎打ちとなり、激しい選挙戦が予想される。民主は、擁立を見送る公算が大きい。

【江南市(定数1)】
奥村悠二  67 自現(3)

 今のところ、日本一愛知の会の推薦を受けた自民の奥村以外に立候補の意向を明らかにしている人はなく、無投票の可能性もある。公募での候補者が見つからなかった民主は擁立に向けて人選を続けている。

【小牧市(定数2)】
天野正基  41 民現(1)
山下智也  37 自新

 立候補を表明しているのは自民、民主の2人だが、日本一愛知の会が候補者を擁立する構えで、激戦になりそうだ。自民から立候補するのは市議の山下。保守分裂となった2月の市長選では山下史守朗市長を応援した。民主は現職の天野が再選を目指し、後援会を引き締める。

2255チバQ:2011/03/25(金) 23:15:01
【稲沢市(定数2)】
鈴木純  52 民現(1)
久保田浩文  58 自現(4)

区割り変更で実質的には定数1減。過去5回当選の自民現職が引退を表明した。民主と自民の現職以外に立候補の動きは無い。無投票の公算が大きい。

【岩倉市(定数1)】
小山秀隆  45 民新
高桑敏直  52 愛新
岸孝之  65 無新

 新顔の三つどもえ。市議会の自民系2会派がそれぞれ推す2人と、民主の公認候補が1議席を争う。小山は福祉団体や労組票を軸に幅広い得票をめざす。市議2期の高桑は自民の公認を返上。市議5期の岸は自民の推薦を得た。

【春日井市(定数4)】
日比雄将  37 民新
伊藤勝人  65 自現(2)
神戸洋美  55 自現(2)
市川英男  43 公新
柳沢けさ美  61 共新
水野義彦  52 減新
前田扶美子  63 減新

 定数4に対し、前回は6人だったが、今回は7人が立候補に名乗りを上げる激戦模様だ。春日井市議の前田と水野が相次いで民主党を離れ、ともに減税日本から立候補する予定。一方、自民の伊藤、神戸は3選を目指し、組織固めに懸命だ。民主は中部電力労働組合の県本部副執行委員長の日比を擁立した。公明の市川は日本一愛知の会の推薦も受ける。共産の柳沢は県議選は4度目の挑戦。

【清須市・北名古屋市・西春日井郡(定数2)】
安藤敏毅  53 民現(1)
水野富夫  61 自現(7)

 前回は水野が5票差でトップ当選だった。今のところ立候補を表明しているのは8期目を目指す水野と、2期目を目指す安藤の現職2人。

【あま市・海部郡(定数2)】
黒川節男 63 民現(5)
石塚吾歩路(あぽろ) 41 自新
近藤洋嗣 26 愛新

 前回の海部郡選挙区の定数が1人増え、あま市・海部郡選挙区(定数2)と愛西、弥富市両選挙区(定数各1)に分かれた。あま市・海部郡選挙区は三つどもえになる公算。6期目を目指す民主現職の黒川は、労組など支持層固めに力を入れている。昨年3月の合併まで美和町長だった石塚は、引退する浜田一徳元議長(自民)の地盤を引き継ぐ。近藤は名古屋市議会解散の署名集めにかかわった縁で日本一愛知の会が擁立した。

【丹羽郡(定数1)】
鈴木喜博 54 自現(1)

 昨年8月、補選で当選した自民の鈴木は、日本一愛知の会の推薦も受け、盤石の構えで、無投票の可能性もある。一方、民主の扶桑町議が立候補を断念する中、町民を中心に無投票阻止の声もあり、候補者擁立の動きが続く。

2256チバQ:2011/03/25(金) 23:17:12
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000801103220001
県議選 主な立候補予定者(4)
2011年03月22日

●現職、4選なるか(常滑)/民・自の公認対決(豊明)

【大府市(定数1)】
小山昌子  33 民新
深谷勝彦  65 自現(3)

 前回と同じく民主、自民が1議席を争う。トヨタ系企業の工場が集まる大府市は、労組員の割合が高く、新住民も増えている。民主は山尾志桜里衆院議員の秘書の小山を擁立。若さを前面に変革を訴える。危機感を抱いた自民の深谷は、日本一愛知の会の推薦を得た。知事「与党」をアピールするとともに、新しい支持層の獲得に励む。

【知多市(定数1)】
古俣泰浩  50 民現(1)
佐藤一志  57 自新

 前回同様、民主と自民の一騎打ちになる見通しだ。民主の古俣は伴野豊衆院議員、自民の佐藤は2009年の総選挙で落選した伊藤忠彦・前衆院議員のそれぞれ元秘書。

【東海市(定数2)】
佐波和則  52 民新
神野博史  62 自現(2)

 民主は原田信夫(4期)の後継で、新日鉄名古屋労組出身の佐波が立候補を予定する。自民の神野は、日本一愛知の会から推薦を得た。ほかに動きはなく、無投票の公算が大きくなっている。

【半田市(定数2)】
近藤良三  62 民現(5)
堀崎純一  56 自新
加藤精重  61 愛元(4)

 定数2に対し、3人が名乗りを上げた。民主の近藤は、自治労出身。2009年まで自民の市支部長だった加藤は、市長選に出たため県議を自動失職。元市議の堀崎が自民からの立候補を決めた。しかし、市長選で落選し政界を引退したと見られた加藤が自民を離れ、日本一愛知の会からの立候補を表明。激戦が予想される。

【常滑市(定数1)】
沢田丸四郎  55 自現(3)
渡辺敬一郎  52 愛新
中野正代  64 無新

 4期目をめざす自民の沢田に対し、新顔2人が立候補の構えを見せる。沢田は農協や商工会議所の幹部から支持を受け、入念に組織を固める。現職に批判的なグループが、常滑焼の職人で陶製リコーダーの奏者として知名度の高い渡辺を擁立。日本一愛知の会の公認を看板に、現状打破を訴える。4年前の常滑市議選に出た中野は、組織に頼らない挑戦。

【知多郡第1(定数1)】
河合洋介  31 民新
岡戸幹雄  62 愛新

 前回は自民が民主を破った選挙区で、今回も一騎打ちになる見込み。民主は、伴野豊衆院議員の秘書を務める河合が再挑戦する。昨年の阿久比町長選で破れた岡戸が、日本一愛知の会から立候補予定。引退する自民の日高昇(9期)の応援を受ける。

【知多郡第2定数1)】
森下利久  68 自現(1)
小山茂三  38 愛新

 自民の森下に、日本一愛知の会の小山が挑む構図。森下は元南知多町長。地元の漁業者らを支持基盤に、過疎地の産業振興策を訴える。武豊町議の小山は、自民を離党し、当初、民主の推薦を得る予定だった。しかし一転、今月10日に愛知の会の公認を受けることになった。閉塞(へいそく)感の打破と世代交代を訴える。

2257チバQ:2011/03/25(金) 23:17:25
【日進市(定数1)】
山根倫代  56 民新
近藤裕人  50 自新

 6期務めた民主の波形昌洋が引退し、市議の山根が議席の維持を狙う。自民は前々回は候補を立てられなかったが、前回は新顔が健闘し、元市議の近藤が議席獲得を目指す。

【尾張旭市(定数1)】
水野豊明  60 民現(3)
青山省三  59 自新
水野鐘太  26 減新

 前回から民主公認になった水野豊明が4期目を目指す。自民は定松洋が2回水野に挑んだが敗れ、今回は、ライオンズクラブ会長などを務めた水道設備業の青山が議席獲得を狙う。一昨年11月の市長選挙に立った水野鐘太は、減税日本の公認を得て、支持の拡大を図る。

【瀬戸市(定数2)】
長江正成  51 民現(1)
島倉誠  49 自新
馬嶋雅哉  49 愛新
松本幹男  59 諸新

 前回父の組織を引き継いで初当選した民主の長江が再選を目指す。元市議の島倉は、6期務めて引退する自民の川本明良の議席を守ろうと懸命。前回次点の馬嶋は、日本一愛知の会の公認を得て、初当選を目指す。松本は、市長選候補者らと「減税瀬戸」を結成して、河村たかし名古屋市長の減税日本の勢いを借りて議席を狙う。

【豊明市(定数1)】
鳥居宏光  46 民新
坂田憲治  56 自現(1)

 前回と同じ顔合わせ。再選を目指す幼稚園長の坂田に、前回は無所属で民主推薦だった鳥居が、公認を得て挑戦する。坂田は前任者から引き継いだ自民の議席を守ろうと懸命。鳥居は衆院議員秘書としての活動を票につなげようとしている。2人とも元豊明青年会議所理事長。

【愛知郡(定数1)】
杉浦洋二  34 民新
石井芳樹  42 自現(1)

 再選を目指す元長久手町議の石井に、民主の新顔で東郷町の杉浦が挑む。杉浦は衆院議員秘書。選挙区は日進市に分断されており、前回は長久手町から3人が立ち、東郷町の票を争った。今回も、相手側の町の票をいかに取るかが当落の鍵になりそうだ。

2258チバQ:2011/03/25(金) 23:20:29
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000801103230001
県議選 主な立候補予定者(5)完
2011年03月23日
●「減税」にくら替え(東区)/12年ぶり選挙戦か(中区)

【千種区(定員2)】
佐野洋一郎  43 民新
小出典聖  62 自現(5)
東裕子  47 減新
今井安栄  65 無元(3)

 前回は定数が1減となり、民、自で1議席ずつを分け合った。今回は民主の現職が引退し、新顔で学習塾経営の佐野を擁立。小出は6期目を目指す。直前の名古屋市議選に出馬した美容健康会社経営の東、県議を3期務めた経験を持つ弁護士の今井が並び立ち、激戦になる見通し。

【東区(定員1)】
政木理香  48 自新
安藤雅彦  43 減現(1)

 前回は民、自の一騎打ちで民主が勝利したが、今回は構図が変化。民主は公認予定だった安藤が減税にくら替えし、候補者擁立が困難に。安藤は河村たかし名古屋市長の「おひざ元」で必勝を期す。政木は春日井市議、鈴木政二参院議員秘書を経ての挑戦。

【北区(定員3)】
塚本久  63 民現(8)
松川浩明  47 自現(4)
犬飼明佳  38 公新
荒深久明臣  49 減新

 公明は現職が引退し、魚住裕一郎参院議員元秘書の犬飼を立てて世代交代をはかる。塚本は党県連幹事長や県議団長を務めたベテランで、前回トップ当選。松川は党県連組織委員長。既成政党が議席を争うなか、名古屋市議選に出馬した福祉関連社団法人理事長の荒深が議席を狙う。

【西区(定数2)】
渡辺雅司  61 民現(2)
熊田裕通  46 自現(4)
半田晃士  53 減新

 前回は無投票。渡辺は名鉄労組出身。熊田は党県連広報委員長。名古屋市議選に出馬した不動産コンサル会社社長の半田が挑戦し、選挙戦に。

【中村区(定員2)】
松山登  60 民現(6)
寺西睦  46 自新

 寺西は、県議を10期務めた自民重鎮で父の学氏から選挙区を引き継ぐ。松山は党県連幹事長や県議団長を歴任したベテラン。2回連続で無投票だったが、今回はほかに立候補を模索する動きもある。

【中区(定員1)】
加藤南  65 自現(6)
佐藤敦  38 減新

 減税が候補者を擁立し、12年ぶりに選挙戦になりそうだ。佐藤は広告会社経営。加藤は議長や党県連幹事長、県議団長など要職を歴任したベテラン。

【昭和区(定員2)】
谷口知美  48 民現(1)
吉田徳保  61 自現(2)
可児茂久  52 無元(2)
加藤喜久江  54 減新

 前回は無投票だったが、今回は元職の可児が無所属で返り咲きを狙うほか、減税がそろばん塾経営の加藤を擁立し、一気に乱戦となった。谷口は愛教組出身で組織を中心に戦う。吉田は1995年に旧新進で初当選し、前回、返り咲きを果たした。

【瑞穂区(定員2)】
高木浩司  57 民現(3)
川嶋太郎  35 自現(1)
広沢一郎  47 減新

 減税がソフトウエア開発会社経営の広沢を擁立し、民主、自民の事実上「指定席」だった前回の構図が変わり、三つどもえの争いとなった。高木は党県連役員で前回はトップ当選。川嶋は鈴木政二参院議員の元秘書。

【熱田区(定員1)】
華地山義章  42 民現(2)
坂恵造  62 減新

 現職の民主華地山と減税坂が立候補を表明。無所属候補も届け出を検討しており、1議席を3氏で争う見通し。華地山は衆院議員の元秘書で3期目を目指す。会社役員だった坂は河村たかし名古屋市長と連携して県議選に挑む。

【中川区(定員3)】
西川厚志  41 民現(2)
稲本和仁  52 愛新
鬼頭英一  61 公現(5)

 引退する自民のベテラン県議の後継と目された稲本が、土壇場で日本一愛知の会の公認にくら替え。自民党内に不協和音が生じたことも影響してか、出馬を模索する無所属候補らの動きもあり、情勢は流動的だ。民主西川、公明鬼頭は、現職の強みで支持基盤を固め、議席維持を狙う。

【港区(定員2)】
刀禰勝之  40 民現(2)
直江弘文  62 自現(7)
平岩登  37 減新

 民主刀禰と自民直江の現職に、大村秀章知事の秘書を経て減税日本から平岩が挑む。刀禰は衆院議員の元秘書で2期、直江は元名古屋港管理組合議会の議長を務めるなど7期のベテラン。平岩は発信力がある知事と連携して選挙戦を展開する。

2259チバQ:2011/03/25(金) 23:20:39
【南区(定員2)】
久野哲生  46 民現(2)
伊藤辰夫  45 自現(1)
岡江智子  59 減新

 民主久野、自民伊藤の現職2人に対し、直近の名古屋市議選に出馬した減税の岡江が手を挙げた。議席を守っていた公明は後継擁立を見送ったため、票の動向も注目される。

【守山区(定員2)】
森井元志  47 民現(2)
田辺克宏  53 自現(3)
野田留美  37 減新

 前回は無投票当選だった民主森井、自民田辺。減税から野田が出馬することから一転、3氏で2議席を争う展開に。森井は参院議員秘書を経て現職。田辺は名古屋市議から県議に転じ、現在は同党県議団幹事長。野田は、農業分野の知識が豊富。

【緑区(定員3)】
杉岡和明  59 民現(6)
中村友美  51 民現(6)
渡辺昇  42 自現(1)
加藤典子  62 共新
宮地美角  51 減新

 民主の県連幹事長の杉岡、前回トップ当選の中村という、ともに7期目に挑戦するベテランと、2期目を狙う自民の渡辺で占める3議席。ここに共産加藤、減税宮地が名乗りを上げたことにより、混戦は必至の情勢だ。

【名東区(定員2)】
富田昭雄  52 民現(3)
筒井タカヤ  65 自現(9)
三宅功  56 減新

 民主富田、自民筒井に、減税の三宅が割って入ることができるか。富田は同党県議団幹事長。筒井は元県議会副議長も務めた9期のベテラン。三宅は河村たかし名古屋市長とともに、市議会のリコール活動の中心となった。

【天白区(定員2)】
水谷満信  46 民現(2)
須崎幹  44 自現(1)
錦見輔  29 減新

 民主水谷、自民須崎、減税の新顔錦見の三つどもえ。水谷は前回、約1万9千票を獲得してトップ当選。須崎は衆院議員秘書を経て前回初当選し、2期目に挑戦。錦見はテレビ局を辞め、20代の若さで現職2人に挑む。

2260チバQ:2011/03/25(金) 23:22:10
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000801103250001
市町長選 主な立候補予定者
2011年03月25日

●現職に3人挑む(瀬戸)/三つどもえの争い(田原・豊明)

統一地方選の後半戦は4月24日に投開票される。愛知県内では5市の市長選(17日告示)と、2町の町長選(19日告示)がある。町長選は合併などによって、前回の5町から2町に減った。立候補に向けて準備を進めている主な顔ぶれを紹介する。

【瀬戸市】
増岡錦也  75 無現(3) 原料会社会長
水野昇  59 諸新 減税瀬戸幹事長
伊藤保徳  64 無新 電器会社副社長
三宅訓子  63 無新 市議

 4選を目指す増岡を3人が阻止しようとの構え。増岡は愛知万博の成功を強調し、その精神を継承して、陶都瀬戸の復活、食と農の新ビジネスなどを訴える。前回、増岡と一騎打ちで43%の票を取った測量設計業の水野は、県議選立候補予定者と「減税瀬戸」を立ち上げ、市民税5%削減を訴えて票の上積みを狙う。電器会社副社長の伊藤は、民間人の経験から、官民給与格差の是正、市役所改革などを唱える。市議を3期務めた三宅は、「ハコもの行政」で福祉が削られていると国保料の値下げなどを訴える。

【田原市】
鈴木克幸  66 無現(1)〈元〉県部長
河合正仁  62 減新 古紙回収会社長
山田光弥  59 無新 不動産賃貸業

 現職鈴木、前回は約3400票差の次点だった河合、新顔山田による三つどもえの戦いになりそうだ。鈴木は、世界同時不況による法人市民税の激減の中、市政のかじ取りをした実績を強調する。河合は河村名古屋市長の地域政党「減税日本」の公認で、大村知事の日本一愛知の会から推薦を受ける予定。不動産賃貸業の山田は元NTT社員。市長給与のカット、退職金の廃止、市役所の年中無休での開庁などの政策を掲げる。

【豊明市】
石川源一  62 無新 〈元〉副市長
石川英明  57 無新  設計事務所経営
前田庄介  63 無新 〈元〉市議

 石川源は副市長として引退する相羽英勝市長を補佐してきた。40年の役所生活による行政手腕を訴え、路線の継承を目指す。元市議の石川英は、青年団活動や市議2期の実績から、水道料金の引き下げなど市民負担の軽減や「優良住宅都市づくり」などを訴える。前回、相羽との一騎打ちで敗れた元市議の前田は、昨年9月に早々と立候補を表明して、市の総人件費の2割削減を柱とした政策を打ち出している。

【江南市】
堀元  65 無現(2) 市体育協会長
山本悦雄  62 無新 〈元〉製版会社員

 近隣市町と進めるごみ処理場建設などの課題を抱え、3期目を目指す堀が無投票で3選を果たすと思われた。しかし、無投票阻止、行政の効率化などを訴える元製版会社員の山本が24日、正式に立候補を表明し、選挙戦になる見通しとなった。

【津島市】
伊藤文郎  57 無現(1) 肥料販売会社長

 2003年に6人が乱立、前回も三つどもえだった津島市長選は、19年ぶりに無投票の公算が大きくなっている。再選を目指す伊藤が昨年12月市議会で立候補を表明した以外、今のところ動きはない。

【東栄町】
森田昭夫  60 無現(2)〈元〉町建設課長
尾林克時  61 無新 町議長

 現職の森田と町議会議長の尾林が立候補を表明している。森田は財政再建や子育て支援策など2期8年間の実績を強調。今後は東栄病院の改築にめどを付けるとともに、医療や福祉、教育政策に取り組みたいと訴える。尾林は「積極的な財政が必要」として、経済対策や公共料金の減額、町長給与の2割削減などを政策に掲げる。

【美浜町】
山下治夫  54 無現(1) 薬剤師

 現職の山下のほかに、立候補の表明はなく、無投票になる公算が大きくなっている。薬剤師出身の山下は、高齢者福祉や子育て支援などの実績を訴え、再選をめざす。町内を走る循環ミニバスの利便性向上や、官民一体で同じエリアに観光施設や交流拠点を整備する計画を政策に掲げる。

 《注》朝日新聞が取材を通じて意思を確認している立候補予定者。氏名の下の数字は掲載日現在の満年齢。減は減税日本の政党公認を示す。諸は諸派、無は無所属。丸囲み数字は当選回数。名前の並べ順は、現、新。さらに政党公認、50音順。敬称略。

2261チバQ:2011/03/25(金) 23:29:38
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000001103200001
県議選「議会の力」 (上)代表する力
2011年03月20日


報告会では、車座になって県議と住民が意見交換した=12日夜、池田町

◆足元の「民意」手探り


 12日午後6時半。土曜日にもかかわらず、池田町の寄り合い所には住民10人が集まった。地元選出の県議宮沢敏文氏(58)=県民クラブ・公明、4期=の県政報告会だ。
 輪の中心にいる宮沢氏に、次々と要望がぶつけられる。「県道がヒビだらけ。えらいことだ」「街路灯はどこの管轄? せめて県道だけでも、なんとかして頂きたい」
 内容の大半は身の回りの「困りごと」相談。「県議は地域代表。住民の安心・安全こそが最重要課題」と話す宮沢氏だが、現状でいいとは必ずしも思っていない。
 それでも年間100回にも及ぶ報告会を開いているのは「自分たちが考えていることを少しでも伝えていきたい」からだ。その奥には、有権者との距離感を縮める糸口にしたい、との思いがある。
     □
 県の信州型事業仕分けから2カ月後にあった2月県議会の建設委員会。予算審議のあり方が議論に上った。
 各種協会への負担金の支払先など、細かい資料の提出を求める高見沢敏光氏(68)=創志会、2期=に、担当課長は「全部となると、大変な量になる。具体的に『これとこれ』という話なら、資料は出せると思います」と答えた。
 高見沢氏はすぐ反論した。「事業仕分けが行われる今、議会もしっかりと見ていかなければならない。細かいものまで提出して頂きたい」
 発言の意図について、高見沢氏はこう語る。「議会が認めた事業が、仕分け人によって簡単に『廃止』されてしまう時代。民意を背負っている議員には、これまで以上に、予算の中身を吟味していくことが求められている」
 住民の代表として、民意を集約して県に伝え、それを政策に反映させていく。それが県議の大きな役割の一つだ。だが、民意をきちんとくみ取れているのか? 自問する議員も少なくない。
 西沢正隆氏(39)=自民党県議団、3期=は、インターネットのツイッターやブログも活用し、民意を探ろうとしている。しかし、今のところ一方通行の発信が多く、有権者からの反応はあまりない。年間20回ほど県政報告会を開き、地元の会合にも積極的に顔を出しているが、集まってくれる人の大半は支援者だ。
 事業仕分けや住民投票など、住民が直接、事業の是非を判断する仕組みもできてきた。歳費や定数の削減など、議員に対する視線は厳しさを増している。そんな中、西沢氏は「このままでは議会不要論につながる可能性さえある。もっと不特定多数の話を聞く機会を作らなければならない」と危機感を抱く。
     □
 共産党県議団は昨年11月、「県民なんでもアンケート」を実施した。最近の暮らし向きはどうか、阿部県政に何を期待するのか、県議に望むことは……。返信用封筒もセットにし、同党の支持者かどうかは関係なく、県内の全戸に配布した。寄せられた約1800通の回答をもとに、阿部守一知事への予算要望や県議会での質問を練り上げた。
 「支持者以外の幅広い意見に耳を傾けよう」と田中康夫元知事時代に始めた。団長の石坂千穂氏(62)=5期=は「特に最近は後援会が高齢化してきた。無党派層が増え、政治への失望感が広がる今だからこそ、若い人たちの声をキャッチする必要性がいっそう高まっている」。改選後は、会派としてツイッターの導入も検討するという。
 どこをどうすくい取れば、「民意」と呼ぶことができるのか。それに近づき、代表者であろうとする試行錯誤が続く。
     ◇
 県内の統一地方選の口火を切る県議選は、4月1日に告示される。私たちが1票を託す議員たちは、その役割を果たしているのか。「議会の力」の今を描く。(この企画は二階堂友紀、上田悠が担当します)
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2262チバQ:2011/03/25(金) 23:30:00
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000001103210002
県議選「議会の力」 (中)監視する力
2011年03月21日


県の信州型事業仕分け。議会のチェック機能もまた問い直される=1月15日、県庁

◆脱「追認」、問われる改革


「想定問答集」。議会が近づくと、県の各担当課は準備に取りかかる。県議たちが一般質問や各委員会で、どんな問題を取り上げ、どのような質問をぶつけてくるのか。内容を予測し、その答弁案をまとめたものだ。
 2月県議会の商工観光委員会を前に、ある課も問答集を作成した。いつもと違うのは想定した質問が62問、74ページと膨大だったことだ。
 対象は、中小企業の事業協同組合などへの融資を目的とした「中小企業高度化資金」。県は回収困難となった約9400万円の債権放棄を決めた。しかし、そのためには議会の承認が必要。厳しい追及を覚悟していた。だが、委員会でこの問題を取り上げたのは1人だった。
 同じ議会には、売れ残った産業団地を、県が51億円で買い取るための予算案も出されたが、もめることなく、原案通りに可決された。
 閉会後、ある中堅議員が反省した。「間近に控えた選挙に気を取られて、追及がおろそかになったかも知れない。会派内でも全く議論しなかった」
     □
 行政に対する、議会のチェック機能は働いているのか。実は数年前、長野県議会の取り組みが全国で高い評価を受けたことがあった。
 2008年、早稲田大学マニフェスト研究所などが地方自治の活動を評価する「マニフェスト大賞」で、最優秀成果賞に選ばれた。決算特別委員会の指摘を、県が新年度予算編成にどう生かしたか。議会に報告させる仕組みを作ったことが「審査の実効性を高めた」とされた。
 議会の監視力について、当時の決算特別委員長で、09年まで3期、県議を務めた柳田清二佐久市長(41)は、歴代の知事によって大きく左右されたと指摘する。
 00〜06年の田中康夫知事時代、県議会は「知事に対抗するために、六法全書を片手に猛勉強」せざるを得なかった。05年、議会の議決なしには県の基本計画を策定・変更出来ないとする条例を制定したのは、その成果の一つだ。
 だが、06年に田中元知事を破って村井仁前知事が誕生すると、議会との対立軸は薄れた。柳田市長は「村井知事は常識的な判断が多く、チェック機能を発揮すべき機会が減った。自分も含めて、結果的に監視力が弱まっていった面は否定出来ない」と話す。実際、この4年間で、知事提案の議案が修正・否決されたことはない。
     □
 昨年9月に就任した阿部守一知事は、政策の目玉に「信州型事業仕分け」を掲げた。議会改革が直接の狙いではない。しかし、県民や県外の民間シンクタンク構想日本が県の事業の是非を判断することで、議会軽視につながるのでは、と懸念する議員もいる。
 今月9日の県議会総務企画委員会で、県政与党である改革・緑新の倉田竜彦代表(66)=6期=は「仕分けは毎年やるものではない」と述べた。県が第三者機関を設置して政策評価を行い、その結果を県議会がチェックする仕組みを構築すべきだというのが、倉田氏の考えだ。「常任委員会の日程を長くし、もっと審査に時間をかけるようにすれば、県議会の監視機能を高めることは可能だ」
 地域政党として県議選を戦うことになった創志会は11日、マニフェストを発表。議会改革の項目に「監視機能の強化」を盛り込んだ。同会長の保科俶教氏(70)=2期=は「これまでのような『追認機関』を脱却しなければ、地方分権時代の議会とは言えない」と話した。
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2263チバQ:2011/03/25(金) 23:30:22
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000001103220001
県議選「議会の力」 (下)提案する力
2011年03月22日


各党のローカルマニフェストには、「議会改革」の文字が並ぶ

◆政策論議へ責任自覚
 今月1日、大阪府の橋下徹知事(41)がツイッターでつぶやいた。「自ら予算を作り上げ、主役となる地方議会が、これからの地方分権時代に求められる」
 翌日の定例会見で、阿部守一知事(50)はこのツイートについて聞かれ、「議会の機能はチェック機能だけではないと思っている。県民から直接負託を受けた政治家同士(知事と議員)が議論し、一緒に政策を考えていくのも重要な視点」と感想を述べた。
 地方分権で、国から委譲されるのは、財源と権限だけではない。自治体をどう運営するのか――。責任もまた、同時に求められる。それは議会側も自覚している。
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 昨年8月、県議会は専門家を招き、「地方議会改革」をテーマにした研修会を開催。県議や市町村議ら約500人を前に、実行委員長の本郷一彦氏(64)=自民党県議団、4期=は「今、地方の立法府である地方議会が、主体性を発揮することが求められている」とあいさつした。
 今月8日には、各会派の代表者約10人が、「議会改革調査会」を立ち上げた。県議会は2009年、「将来にわたって県民の負託にこたえていく」ための理念をうたった議会基本条例を制定。調査会は「政策の立案・提言を積極的に行う」には何が必要かについても、方策を探っていく。
 具体的な議論は改選後になるが、メンバーの木内均氏(46)=自民党県議団、2期=は、議会事務局プロパー職員の必要性を感じている。
 木内氏は「今の県議会は政策・調査能力がそれほど高いとは言えない」と現状を分析。「専従スタッフを置くことで、長期的視野で法規や政策の専門家を育てることができる。それは議会の提案力アップにもつながる」と話す。事務局員は県職員なので、数年で異動してしまう。この仕組みを変えたいというのだ。
 先行例がある。三重県議会事務局は00年から毎年、衆参の法制局に職員を派遣している。2年間、条例制定に必要な知識や技能を学んだ職員は、議会事務局に戻った後は企画法務課で実務に当たる。
 同県議会の改革に専門家の立場で参加する広瀬克哉・法政大教授(52)は「議員のサポートには行政経験も不可欠で、議会事務局職員全体のプロパー化は現実的でない。当面は現行の枠組みの中で、法務や財政に強い職員をどう確保するかが課題だ」と語る。
 県内では須坂市が事務局職員の増員を予定する。元県職員でもある三木正夫市長(61)は「地方自治体の業務は国の通達によるものが多かったが、これからは自分たちで考え、判断する必要がある。市民のためになる議会機能の強化なら歓迎する」と話す。
     □
 県議会で今任期中、議員提案や委員会提案によって制定された政策的な条例は、県議会基本条例の他は、県歯科保健推進条例しかない。
 全国都道府県議長会の議事調査部長を約20年間務めた野村稔氏(74)は「ノウハウのない議員に条例を作れと言っても難しい。大切なのは、県議会での提言をいかに予算に反映させていくかだ」と指摘。その上で「観光や農業など、議員は各施策に関してはプロではなくアマチュア。『地元の有権者の声』も大切だが、もっと各業界の専門家の知見を取り入れ、提案に生かす姿勢が必要だ」と話す。
 4月1日の県議選告示を前に、県内の各党は公約を発表している。「議員の政策調査活動・立法機能を高める」「政策機能の強化を図る」……。柱の一つには、議会改革が掲げられている。(この企画は二階堂友紀、上田悠が担当しました)
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2264チバQ:2011/03/25(金) 23:31:40
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000771103240002
減税、擁立足踏み
2011年03月20日




●統一選候補者 運動自粛の動き


 4月の統一地方選で、地域政党「減税日本」(代表=河村たかし名古屋市長)が進めてきた愛知県外の各種選挙への擁立作業が足踏みしている。東日本大震災で「政治休戦」の空気が強まったためだ。運動を自粛するムードは各党に広がり、震災は選挙戦にも大きな影響を及ぼしそうだ。
 河村氏は震災前、出直し市議選翌日の14日に東京都内のホテルで記者会見し、全国各地に擁立する地方議員選の公認・推薦名簿を発表する予定だった。しかし、14日には名古屋市で記者会見し、「こんな事態になりましたので延期させていただく」と表明した。
 減税日本は、全国で100人規模の支援候補を擁立するとともに、24日告示・4月10日投開票の三重県知事選や東京都知事選への擁立も検討していた。だが、同党関係者は「震災以降、候補者選定は完全にストップしたままだ」と明かし、告示が迫る三重県知事選や都知事選への独自候補擁立は困難な情勢だ。
 既成政党側にも、自粛ムードが広がる。民主党愛知県連は19日の幹事会で、4月の県議選の対応などを協議。幹事会後、牧義夫代表は会見で「運動自粛の議論が出ており、政党間の申し合わせということになる可能性もある」と説明した。同党県議は「街頭での名前の連呼はせず、避難所マップを配るといった工夫が必要だ」と話した。
 自民党県議も「普段なら2月末には街頭演説が始まっている。今回は震災で準備が遅れに遅れているが、こんな時に選挙運動をやっていいのか、という思いもある」と迷う。ただ、別の県議は「震災の時こそ、愛知がしっかりと経済を動かさなければならないと訴える必要もある」と、22日から車を走らせ、街頭演説を始めることを決めた。ある名古屋市選出の県議は「喪章を着けて街頭に立つ」といい、各陣営とも震災への配慮に神経をとがらせている。(小林恵士、本田修一、寺西哲生)

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2265チバQ:2011/03/25(金) 23:37:04
http://www.at-s.com/news/detail/100009568.html
県議選の情勢(1)(3/13 10:46)

 統一地方選前半戦の県議選が4月1日に告示、10日に投開票を迎える。74の定数は1増6減の69となるが、既に前回選の107人を上回る108人が33選挙区から立候補を予定し、激戦は必至。各選挙区の情勢を探った。

静岡市葵区 <定数5> 民自公共み、7氏激突
 新人2人が現職5人の牙城の切り崩しを狙う。民主、自民、公明に加えて、共産、みんなと、既成政党の候補者が入り乱れる。
 自民は現職3人を擁立。県議会の過半数獲得のためにも県都での現有議席確保を目指す。前回トップ当選した天野進吾氏、7選を狙う天野一氏の両ベテランは手堅い戦いで、山田誠氏も現職の実績を訴えて支持拡大を図る。
 民主は複数候補擁立をもくろんだが、政権の支持率低迷などを受けて断念。3選を目指す小長井由雄氏に絞り込み、1議席死守の構え。
 公明は高田好浩氏の再選を期す。党組織を基盤に、地元の城北地区などでアピールする。
 共産は、2009年の衆院静岡1区に出馬した党県委員池野元章氏を擁立した。市議らも動員して議席確保に力を注ぐ。
 みんなからは公募に応じた元銀行員大西順子氏が挑み、街頭で子育て支援などを訴える。

静岡市駿河区 <定数4> 現職2人と新顔3人
 民主現職の小田巻進氏が1月になって突然不出馬を表明した。6期務めた自民の佐野康輔氏は一昨年、健康上の理由で辞職。今回選は、民主、自民に共産を加えた新人3人が現職2人に挑む構図になりそうだ。
 民主は、県連会長の牧野聖修衆院議員(静岡1区)のお膝元で「候補者不在」の事態となり、急きょ、津川祥吾衆院議員(静岡2区)の政策秘書鈴木智氏を擁立。自民は静岡市議の相坂摂治氏を立て、選挙区で唯一の自民候補であることを前面に出して戦う。共産は鈴木千佳氏が子育てや福祉施策充実を訴える。
 現職2人は実績を強調。前回選は自民から出馬の堀江龍一氏は副議長選をめぐる県連の処分で離党勧告を受け、無所属での挑戦。公明は4選を目指す前林孝一良氏が党組織と地元長田地区を中心に支持を広げる。

静岡市清水区 <定数4> 8年ぶりの選挙戦確実
 定数は無投票だった前回選の5人から4人に。現職では5期務めた自民の前沢侑氏、4回の当選を重ねた公明の谷卓宜氏、唯一の共産県議で6回の当選を果たした花井征二氏が引退する。これまで現職2人と、新人3人が出馬を表明し、8年ぶりの選挙戦突入は確実になった。
 自民は2年前の市議選でトップ当選した深沢陽一氏を擁立した。将来性も前面に打ち出し、後援会組織を母体に上位当選を目指す。自民を離党した中沢通訓氏は長年培ってきた数多い個人的人脈を頼りに、離党の影響も踏まえて危機感を持ちながら6選を狙う。
 3選を目指す民主の林芳久仁氏は支持母体の連合と後援会組織を軸に、中小事業者などに浸透を図る。
 谷氏の後継として出馬する新人の盛月寿美氏は組織票に加えて女性票の取り込みも図る。花井氏の後継に指名された平塚倫豊氏は、党組織や副会長を務める清水民主商工会を核に戦い、共産議席の死守を目指す。

2266チバQ:2011/03/25(金) 23:37:28
http://www.at-s.com/news/detail/100010379.html
県議選の情勢(2)(3/15 16:44)

焼津市 <定数3> 3議席に5人が名乗り
 今回から定数1増。自民は現職の中野弘道氏と新人の塚本大氏、良知淳行氏を擁立し、3議席独占を狙う。迎え撃つ民主現職の大塚善弘氏、無所属新人の榊原健一氏の計5人が乱立し、激戦の様相。
 3候補に公認を出した自民。焼津支部は2月下旬、市内を3地区に分割し、自民系市議を分割配置する支援態勢を打ち出した。保守票を食い合っている状況もあり、各陣営とも「市議選並みの地上戦」の認識で、票の掘り起こしを進める。
 同市では2月に市議選を終えたばかりで、選挙疲れを懸念する声も。一部市議からは「人脈が入り組んでいるので、きれいに区割りなどできるのか」と不安が漏れる。
 民主の大塚氏は連合以外の強固な組織票は少ないが、民主系の清水泰市長が側面支援。市議選で民主公認の市議が当選するなど、好材料もある。
 無所属新人の榊原氏は唯一の旧大井川町からの立候補。行財政改革などを訴え、草の根で支持を集める。

藤枝市 <定数2> 現職2人に1新人挑む
 大井川地区が選挙区から外れ、定数は1減の2に。民主の佐野愛子氏と自民の落合慎悟氏の現職2人に、元市議で自民の公認を得た西原明美氏が挑む争いとなる。「民主と自民」「選挙区の北部と南部」「女と男」という見えやすい構図はいずれも崩れ、有権者の選択肢は広がった。
 佐野氏は川勝県政を支える与党会派での実績を強調。落合氏は市南部の基盤を北部にも広げ票の上積みを図る。西原氏は地域の自立に携わる決意と意気込みを訴える。

牧之原市・榛原郡南部 <定数1> 定数減、2現職一騎打ち
 定数が2から1に削減され、自民公認と民主推薦の現職同士の一騎打ちとなりそう。牧之原市を拠点とする哲司氏と、榛原郡南部(吉田町)が地盤の裕之氏が争う“大石対決”が予想される。
 自民改革会議代表の大石哲司氏は、旧榛原町長4期、県議3期を務めた経験と実績をアピール、空港の利活用や周辺地域の基盤整備などを訴える。地元での票固めを強化するとともに、吉田町での支持拡大を目指す。
 民主党・ふじのくに県議団に所属する大石裕之氏は「知事との強い信頼関係」をPR、若さや情熱、行動力を前面に打ち出す。将来を見据えた榛南地域の地域づくりを訴え、榛原・相良地域への浸透を図る。

島田市・榛原郡北部 <定数2> 自2人、民1人が激突
 自民は候補2人を擁立し、旧島田市では16年ぶりの選挙戦となる見通し。支部関係者は「無投票は有権者の選ぶ権利を奪う。(2人の出馬は)やむを得ない」とした上で、「2議席を取り、民主の政治を変える」と前を見据える。
 現職伊藤育子氏は2期の実績をアピールし、支持固めを図る。昨年末に出馬を表明した新人手塚文雄氏は顔と名前の浸透に懸命。票の奪い合いを懸念する声も上がる中、綿密な戦略を練る。
 迎え撃つ民主の現職大池幸男氏は知事や地元国会議員との人脈の中での成果を訴え、山間地から草の根活動を続ける。

2267チバQ:2011/03/25(金) 23:38:35
http://www.at-s.com/news/detail/100010643.html
県議選の情勢(3)(3/16 08:25)

菊川市 <定数1> 民主・自民の新顔対決
 民主新人の細井貴光氏と自民新人の宮城也寸志氏が出馬準備を進めている。2大政党の新人同士による激しい選挙戦が予想される。
 細井氏は参院議員秘書を約10年間務めるなど、長く政治に携わってきた経験を強調。高齢者福祉や子育て支援の充実、産業活性化などを訴える。
 宮城氏は茶生産者としての視点を生かし、茶を中心とした農業の環境整備を公約に掲げる。地域の防災体制の強化などにも取り組む意向を示す。

磐田市 <定数3> 現元新5人3議席争う
 現職2人、元職1人、新人2人が3議席を争う。自民・安間英雄氏と民主・三ツ谷金秋氏の現職に、自民の世代交代を掲げる新人野崎正蔵氏と、再起を狙う無所属元職柏木健氏、元旧磐田市議の共産新人野沢正利氏が挑む激戦区。自民党内の世代間争いに既成政党に対する評価を懸けた戦いが加わって激しい椅子獲り合戦となる構図だ。
 三ツ谷氏は連合静岡の支援を受け、「知事与党」の利点をフルに生かし、地盤の福田地区を拠点に市内全域の支持拡大を狙う。
 安間氏は現職の強みを生かし、旧市部を中心とした保守層をまとめる。野崎氏は引退表明した大橋正己氏の後継をアピールし、地盤の豊田地区など旧郡部の保守層に浸透する。
 前回落選した柏木氏はみんなの党推薦で立候補。既成政党に不満を持つ無党派層の受け皿を狙う。野沢氏は旧市部を中心に支援者の結集に躍起だ。

掛川市 <定数2> 民主現職と自民2新人
 2009年の県議補選で一騎打ちをしたいずれも元掛川市議の民主現職・戸塚久美子氏と自民新人・東堂陽一氏に、柳沢伯夫元厚労相の地元担当秘書だった増田享大氏が自民公認で加わる三つどもえで固まった。
 戸塚氏は連合静岡や市民活動の人脈が基礎票だが、現職の強みを発揮しきれているとはいえない。東堂氏は地盤の桜木地区を中心に後援会活動の始動が早く、背水の陣を強調して組織固めするものの、無党派層への浸透を課題とする。
 増田氏は出遅れ感があったが、出身の大須賀地区と秘書時代に担当した掛川地区の支援者を点から線、面にしようと、青壮年や女性への訴求も強めている。

袋井市・周智郡 <定数2> 2新人、無投票か
 在職20年以上のベテラン2氏が不出馬。新人2氏のほかに目立った動きはなく無投票の公算が大きい。自民公認の渡瀬典幸氏は奥之山隆氏の実質的後継。無所属山本貴史氏は袋井市議10年の経験を強調する。

御前崎市 <定数1> 再選目指す現職
 自民現職の薮田宏行氏が再選を目指す。御前崎港の整備・利用促進や教育環境の充実、産業活性化などを公約に掲げ、着実に基盤固めを図っている。ほかに立候補の動きはなく、無投票の公算が大きくなっている。

2268チバQ:2011/03/25(金) 23:39:09
http://www.at-s.com/news/detail/100010995.html
県議選の情勢(4)(3/17 08:38)

富士市<定数5> 5議席めぐり8人激戦
 前回と同じく現職5人に元職1人と新人2人が挑む候補者最多の激戦区。みんな新人を除く7人は前回と同じ顔触れで、前回同様に最後まで競り合う戦いになりそう。市町合併で旧富士川町が新たに選挙区に編入されたことで、混戦模様に拍車を掛ける。
 自民は元議長で8選を狙う遠藤栄氏と県連幹事長で5選を目指す植田徹氏の両ベテランが、後援会組織をフル稼働して2議席維持を図る。
 前回は無所属で戦った野沢洋氏が加わり、民主は複数候補を擁立。野沢氏は現職の実績を訴えて4選を狙う。桜町宏毅氏も連合静岡の支援を受けて再選を目指す。
 公明は前回トップ当選の早川育子氏が3選を目指す。党組織をまとめた上で広く浸透を図る。
 無所属で出馬する元職の菊池初彦氏は幅広い支持を訴えて返り咲きを狙う。同じく無所属新人の鈴木澄美氏も丁寧に支持層を広げる。前回は51票差に泣いただけに初当選へ執念を見せる。
 みんなは公募に応じたNPO事務局長下田良秀氏が挑む。若さを前面に出して街頭演説をこなす。

裾野市<定数1> 現職と新人の一騎打ち
 民主公認の現職に保守系新人が挑む一騎打ちとなりそう。
 民主は、昨年1月の補選で三つどもえの選挙戦を制し初当選した現職勝又喜久男氏の議席死守が大命題。党支持層や労組の支援を受け、若年層への支持拡大を目指す。
 自民は、議席奪還に向けて、早々に候補の一本化に成功し、鳥沢由克氏を推薦で擁立した。地元JAの支援を受け、農業者や高齢者の支持固めと市全域での票獲得を狙う。

富士宮市<定数2> 定数減の2議席に4人
 定数1減の2議席をめぐり、4人が立候補を予定している。自民と民主の現職に、共に無所属の新人2人が挑む構図になりそうだ。
 自民現職の吉川雄二氏は6回目の当選を目指す。専門分野の経済政策と福祉の充実を訴え、後援会組織を基盤に支持拡大を図る。民主現職の四本康久氏は子育て世代として、重点公約に教育や福祉を列挙。連合静岡の支援を受け、議席死守を狙う。
 元芝川町議の近藤千鶴氏は全域を細かく回り、知名度向上を図る。介護や子育て経験を踏まえ、生活者の視点を強調する。元銀行員の木内満氏は無党派層の浸透が鍵。財政健全化などを訴え、大票田の旧市内を中心に出遅れの挽回に努める。

御殿場市・駿東郡北部<定数2> 民主現職と2新人争う
 前回トップ当選だった自民・込山正秀氏が小山町長選に回り、3人が同氏の票を取り込み合う展開。
 民主党を離党した元市議石田英司氏は込山氏の一部支援者と連携。減税を掲げ無党派層に浸透を図る。民主公認で3期目を目指す池谷晴一氏は災害復旧など実績をアピールするが、一部支援者が切り崩され難しい戦い。自民公認の元市議和田篤夫氏は前回惜敗した若林洋平現御殿場市長の支援組織を固め、自衛隊OBなどにも支持を広げる。

2269チバQ:2011/03/25(金) 23:39:38
http://www.at-s.com/news/detail/100011304.html
県議選の情勢(5)(3/18 07:55)

沼津市<定数4> 自公現職3人に4新人
 自公の現職3人と民主現職の後継を含む新人4人の計7人が争う構図。前回より候補者が1人増えた上、新人も一定の知名度や組織力のある顔ぶれが並び激戦の様相。当確ライン周辺で僅差の数字が並ぶ可能性もある。
 自民は前回トップ当選で4選目を狙う県連総務会長杉山盛雄氏、6選目を目指す県連副会長多家一彦氏が後援会を駆使して議席維持を目指す。
 民主は急きょ出馬を取りやめた現職の後継に曳田卓氏が出馬するが出遅れ感は否めない。「民主議席死守」を至上命令に渡辺周衆院議員の後援会とフル稼働で、連合静岡との連携強化を図る。
 公明は4選を目指す蓮池章平氏が党組織を足掛かりに実績をアピールし、広く浸透を目指す。
 みんなの井口哲男氏は市議選の擁立候補と連携。治水対策など具体的な構想も掲げ、個人票と無党派層の両面から取り込みを狙う。
 無所属の加藤益久氏は県の鉄道高架事業に反対する住民グループの活動経験をもとに、沼津駅の橋上駅化をアピールする。
 共産は、1997年の県知事選に出馬した党県東部地区委員の板垣和子氏を擁立、原発や静岡空港への反対を訴える。

三島市<定数2> 現新4人が混戦模様 
 現職1人と新人3人で二つの議席を争う。昨年12月の三島市長選で落選した遠藤行洋氏が3月に入り、みんなの党公認での出馬を表明。ようやく戦いの構図が固まった。各政党の看板を背負った候補がそろい、混戦模様となっている。
 自民は議席独占を目指し、現職宮沢正美氏を公認、新人甲斐幸博氏を推薦候補とした。宮沢氏は農協や商議所など各種団体の推薦を取り付け、甲斐氏は地元徳倉地区を軸に支持拡大を図る。
 1月まで細野豪志衆院議員の政策秘書だった蔵野雅章氏は、民主支援層や労組への浸透を図る。遠藤氏は街頭戦術を中心に行い、民主、自民の批判票の取り込みを狙う。

田方郡<定数1> 1議席めぐり4人争う
  民主の現職に自民系とみんなの新人2人、無所属の元職1人が挑み、激戦となっている。
 昨年3月の補選で無投票当選した吉田有弘氏は、川勝県政とのパイプを前面に出し、議席維持に懸命。函南町役場職員を辞して出馬する仁科喜世志氏は、小・中・高の地元同窓生を軸に浸透を図る。自民の推薦も取り付けた。
 泉明寺みずほ氏は街頭演説を中心に、浮動票の取り込みを狙う。千石貞幸氏は町長選出馬で高まった知名度を生かし、町議、県議の経験を強調して支援拡大に努める。

駿東郡南部<定数1> 民主現職と自民新顔
 民主現職に自民新人が挑む一騎打ちの様相。
 高田泰久氏は現職の強みを生かし、農協や商工会のほか地元企業を中心に、組織固めに努める。自民公認の浅倉茂紀氏は2003年の県議選で初当選したが、その後の最高裁決定で当選無効に。再起を狙う今回は、地元医師会などの推薦を取り付け、民主の批判票や浮動票の取り込みを目指す。

2270チバQ:2011/03/25(金) 23:40:14
http://www.at-s.com/news/detail/100011839.html
県議選の情勢(6)(3/19 09:03)

伊豆の国市<定数1> 自民現職に新人挑む
 現職と新人の一騎打ちになりそうだが、東日本大震災の影響で両陣営とも決起大会を中止し、盛り上がりには欠ける。
 3選を目指す自民現職の小野登志子氏は女性や政党の色を前面に出し、業界団体やJAなどの支援を受けた組織戦を展開する。各種団体の会合にも積極的に顔を出し、実績をアピールする。
 県議選は初めての前市議会議長土屋源由氏は推薦を受けた民主支持者の一部や同級生らが精力的に動き、各地でミニ集会を重ねる。現職批判票も取り込み、追い上げを見せる。

下田市・賀茂郡<定数1> 定数減、民自一騎打ち
 定数は2から1に。これまで2議席を分け合ってきた民主、自民のベテラン現職同士の一騎打ちとなる見込み。前回、前々回は無投票で、両陣営にとっては12年ぶりの厳しい選挙戦となりそうだ。
 民主の鳥沢富雄氏は、地元の東伊豆町を中心に賀茂地域全域をくまなく歩き回り、支持を広げる。下田市でも浸透を図る。
 県議会議長も務めた自民の森竹治郎氏は企業などで集会を多数開き、実績を強調する。地元の下田市で足場固めを急ぐ。
 両陣営は大票田の下田を“決戦の場”と捉え、議席を激しく争う。

伊東市<定数1> 民主現職と自民元職
 民主現職の中田次城氏と自民元職の小野達也氏の3度目の一騎打ちとなる公算が大きい。両氏とも市内全域に後援会を立ち上げ、組織力はほぼ互角。無党派層の票を取り合う激しい選挙戦となりそうだ。
 連合静岡の推薦を受けた中田氏は「市民党の精神」を強調。川勝平太知事と連携して、1期目から取り組んできたスコリア採取問題の検証や地デジ放送の難視聴対策、ドクターヘリの夜間飛行の実現などを目指す。
 小野氏は地方議員選挙では異例ともいえる公明党の推薦を得た。佃弘巳伊東市長との政策調整を徹底し、第1次産業と観光の連動による経済活性化や交通網のインフラ整備などを公約に掲げる。

熱海市<定数1> 自民擁立断念へ
 民主公認の現職橋本一実氏が出馬を表明しているが、現時点でほかに立候補の動きがない。自民党は複数の市議に出馬を説得する傍ら、他選挙区の現職県議のくら替えや公募などを検討してきたが、「時間切れ」で擁立見送りのムード。無投票の公算が高まっている。

伊豆市<定数1> 6選目指す現職
 立候補の表明は自民の現職1人だけで無投票の可能性が高まっている。
 6選を狙う石橋康弘氏は各地の会合などに顔を出し支持固めに動く。県議会閉会日の10日に決起大会を開き、支持者の引き締めも図った。
 自民、民主の両支持層が対立候補の擁立を目指したが、自民系は断念。民主系の一部になお擁立論がくすぶるが、厳しいとの見方が広がる。

2271チバQ:2011/03/25(金) 23:40:50
http://www.at-s.com/news/detail/100012083.html
県議選の情勢(7)(3/20 07:32)

浜松市中区<定数4> 定数減、5人の少数激戦
 今回から定数が1削減される。現職4人と新人1人が4議席を争う少数激戦区。前回トップ当選した公明現職の阿部時久氏が引退を決めたため、その支持者の動向が得票順位に影響を与えそう。
 民主は地区分けで現職の2議席死守を目指す。岡本護氏は支持基盤の労組や業界団体を中心に支持を拡大。藤田寛氏も労組などの支援を軸に浸透を図る。ともに地元に足を運び、実績を訴える。
 自民現職の竹内良訓氏は中小企業などを細かくまわり、保守層をまとめる。政権党の批判票の受け皿も目指す。
 共産は浜松市長選への候補者擁立を見送り、県議・市議選に集中する作戦。新人の平賀高成氏は市議候補とともに票の掘り起こしを図る。
 無所属の現職大岡敏孝氏は街頭などで実績をアピールし、無党派層への食い込みに力を注ぐ。

浜松市東区<定数2> 民、自現職に新人挑む
 民主、自民の現職2人にみんな推薦の無所属の新人1人が挑み、前回同様3人が争う。
 民主現職・源馬謙太郎氏は前回、初挑戦ながらトップ当選を果たした。現政権の支持率低下が逆風だが、細かく地域を回って現職の実績をアピールし、2期目を目指す。自民県連会長を務める塩谷立衆院議員の元秘書の経験も持つ自民現職・中沢公彦氏は地元の全自治会連合の推薦を取り付け、自民支持層に加え、反民主層への食い込みを図る。
 無所属新人・大石哲司氏は昨年12月に浜松市総務部参事を辞職。30年以上の行政経験を武器に、地域への浸透をどれだけ図れるかが鍵となりそう。

浜松市南区<定数2> 民主公認交代劇で混戦
 5選を目指す自民現職の小楠和男氏に新人2人が挑む構図。民主公認から土壇場で公認を返上し無所属からの出馬に切り替えた中川智三郎氏と、同党が中川氏の代わりに急きょ擁立した田形誠氏の新人同士による因縁対決も注目だ。
 民主は新しい候補者の選定作業が難航したが、衆院議員秘書だった田形氏を“刺客”として擁立した。民主の地元衆院議員らの支援を受けながら自治会などを回り、民主支持層への浸透を急いで出遅れの挽回に懸命。
 中川氏は会社経営の経験をアピールし、観光振興などを唱える。民、自二大政党に不満を持つ無党派層の取り込みを狙う。
 小楠氏は防災整備や次世代の人材育成などを掲げる。現職の強みを生かし、保守層を中心に着々と支持拡大を図る。

浜松市天竜区<定数1> 4連続無投票か
 自民現職の中谷多加二氏が5選を目指す。対抗馬の擁立を模索する動きが一時見られたが、4回連続の無投票になる公算が大きい。中谷氏は後援会組織を強化。林業活性化や高齢者支援を訴え、北遠の各地域で支持拡大を図る。

2272チバQ:2011/03/25(金) 23:41:33
http://www.at-s.com/news/detail/100012678.html
県議選の情勢(8・完)(3/22 09:25)

浜松市北区 <定数2> 現職2人に新顔が挑む
 民主推薦で無所属の野沢義雄氏と自民・鈴木利幸氏の現職2人に、元高校教諭の無所属新人寺岡勝治氏が挑む構図。若手新人がどこまで票を伸ばせるか注目が集まる。
 連合静岡の支援を受ける野沢氏は4期の経験を強調し、地盤の旧引佐郡を中心に支持固めを図る。自民県連政調会長を務め、4期目を狙う鈴木氏も地元の党支部や農協関係の組織を固める。
 寺岡氏は地元企業の支援を受けるものの、知名度はいまひとつ。教育改革や地域振興を公約に掲げて支持拡大を目指す。

浜松市西区 <定数2> 三つどもえの激戦区
 6期務めた浜井卓男氏が引退表明し、自民現職1人に、みんな公認と民主推薦の無所属新人の2人が挑む。無投票だった前回選から一転し、三つどもえの激しい選挙戦となりそう。
 自民の鈴木洋佑氏は票田の地元篠原を中心に広く地域をまわる。市議候補とも連携し、保守層の支持固めを狙う。
 みんなの鈴木かおる氏は無党派層や女性票の取り込みを図る。西区出身で党支部長の河合純一氏の知名度も期待する。
 浜松市議からくら替えの無所属田口章氏は地元有力企業労組の組織内候補。民主推薦で連合静岡の支援を受けるほか、地元を中心に票の上積みを目指す。

浜松市浜北区 <定数2> 民、自現職に元職再挑戦
 前回と同じ顔ぶれで、民主、自民の現職2人に無所属の元職が再挑戦し、激しい戦い。
 民主の阿部卓也氏は地盤の区北部地域をこまめに歩き、政党色よりも川勝平太知事との距離の近さを打ち出して支持を訴える。経済界への支持拡大も狙う。
 5選を狙う自民の渥美泰一氏は区東部地区を中心に保守層の支持固めを図る。自民市議と連携して各地の集会などを回り、経済界や公明党の支持も期待する。
 無所属の平野善巳氏は平口地区を地盤に、浜北商工会や新たに立ち上げた中小企業の経営者グループを活用して支持を広げる。浜名高や浜名中の同窓会へ浸透を図る。

湖西市 <定数1> 新人2人が激しい戦い
 連続8期務めた現職が今回は不出馬を表明し、12年ぶりに選挙戦へと突入する公算となった。無所属の新人2人による激しい一騎打ちになりそうだ。
 中野良之氏は元衆院議員の秘書を務めた経歴があり、特に地方分権や道州制に詳しい。出身地の旧新居町や市北部などで保守層を中心に取り込みを図っている。東日本大震災後は地域の防災対策の見直しも掲げる。
 連合からの推薦を受けた田内浩之氏は政治未経験者ながら、若さを前面にアピールする。労働組合のほか、大票田の鷲津、新所原地区などの無党派層にも支持を求め、子育て世代として福祉や医療の充実を訴える。

2273チバQ:2011/03/27(日) 11:58:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110323-00000146-mailo-l15
’11統一選:県議選の情勢/上 /新潟
毎日新聞 3月23日(水)13時17分配信

 統一地方選の第1ラウンドとなる県議選(定数53)と新潟市議選(同56)の告示が4月1日に迫った。投開票は同10日。県議選の選挙区数は村上市と岩船郡が統合されたため、28から1減の27となる。22日現在、立候補を予定しているのは現職46人、元職5人、新人21人の計72人。各選挙区の情勢を紹介する。【小川直樹】
 ◇5党の公認が激突−−新潟市中央区
 ◇民主現職、自民新人ら混戦に−−西区
 ■新潟市北区
 自民は県議5期務めた三林碩郎氏が引退し、新潟市議を2期務めた青柳氏を擁立。民主は再選を目指す石塚氏が立候補予定。今のところ、出馬の動きはこの2人にとどまる。
 ■東区
 自民の渡辺氏は党県副会長、民主の市川氏は県議団代表をそれぞれ務めるベテラン。両氏に対し、共産は新潟市議を9期36年務めた渋谷氏を立て、市議選と連動し議席獲得を目指す。
 ■中央区
 県都の中心部とあって、主要政党の公認候補が激突する注目区。自民は前回公募で出て初当選した小島氏が議席維持を狙う。公明は今回の県議選唯一の候補として県代表の志田氏を同区で擁立し、1議席維持に全力を投入する。
 民主は体調不良で10年11月に引退した進直一郎氏の後継として、新潟市議を1期務めた上杉氏を立てる。社民は前回落選した県代表の桝口氏が雪辱を目指す。共産は補選も含め県議選挑戦3回目となる党県委員の町田氏を擁立する。
 ■江南区
 自民の佐藤氏のほかに出馬の動きはなく、前回に続き無投票になる公算が大きい。
 ■秋葉区
 自民の小林氏、民主の内山氏の現職2人に対し、みんなの党公認を得た中野氏が挑む。中野氏は元田上町議だが、出身地の旧新津市を中心に支持拡大を狙う。
 ■南区
 前県議の吉沢真澄氏の死去に伴い、10年7月に行われた県議補選で無投票で初当選した元市議の金子氏が立候補を予定。ほかに出馬の動きはない。
 ■西区
 自民は10年に参院議員に転じた中原八一氏の後継として、元新潟青年会議所理事長の高橋氏を擁立。「中原票」の取り込みを狙う。民主は大渕氏が3選を目指し、無所属のベテラン・青木氏は5選を目指す。前回落選した元予備校講師の斎藤氏は社民の推薦を得た。NPO法人理事を務める野口氏は04年県議補選、07年の前回に続く挑戦で、今回はみんなの党の公認を得て挑む。
 ■西蒲区
 自民の元巻町長、佐藤氏のほか出馬の動きはなく、無投票になる公算が大きい。
………………………………………………………………………………………………………
 ◆立候補予定者◆
 【新潟市北区】=定数2−2
青柳正司 55 自新
石塚健  39 民現(1)
 【東区】=定数2−3
渡辺惇夫 72 自現(6)
市川政広 57 民現(4)
渋谷明治 72 共新
 【中央区】=定数3−5
小島隆  63 自現(1)
上杉知之 42 民新
志田邦男 61 公現(4)
町田明広 46 共新
桝口敏行 57 社元(3)
 【江南区】=定数1−1
佐藤純 41 自現(2)
 【秋葉区】=定数2−3
小林一大 37 自現(1)
内山五郎 67 民現(2)
中野和美 48 み新
 【南区】=定数1−1
金子恵美 33 無現(1)
 【西区】=定数3−5
高橋直揮  40 自新
大渕健   38 民現(2)
野口よそ美 56 み新
青木太一郎 72 無現(4)
斎藤喜和  37 無元(1)
 【西蒲区】=定数1−1
佐藤莞爾 63 自現(3)
 ※氏名、年齢(投票日の4月10日現在)、党派、現元新、当選回数。自=自民、民=民主、公=公明、共=共産、社=社民、み=みんなの党、無=無所属。県議会の勢力順。敬称略

3月23日朝刊

2274チバQ:2011/03/27(日) 11:58:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110325-00000154-mailo-l15
’11統一選:県議選の情勢/中 /新潟
毎日新聞 3月25日(金)13時21分配信

 ◇民主、公認擁立を断念−−三条市
 ◇事実上の「民・自対決」−−小千谷市
 ■長岡市三島郡
 自民は県連会長の星野氏、同政調会長の柄沢氏の両ベテランと、当選2回の西川氏が議席維持を狙う。民主は10年11月の小千谷市長選に出馬するため県議を辞職した佐藤信幸前県連幹事長の後継として、新人の板橋氏を擁立。板橋氏は地元出身ではない「落下傘候補」だが、県内選出の国会議員のあと押しを期待する。竹島氏は共産唯一の現職。前回落選した社民の長部氏は議席奪回を目指す。松川氏は前回と同様、青木太一郎氏(新潟市西区)、佐藤浩雄氏(新発田市北蒲原郡)とともに「無所属の会」から出馬する。
 ■三条市
 自民は再選を目指す佐藤氏を公認し、無所属の坂田氏を推薦する。民主は3期務めた県連幹事長の竹山昭二氏が健康上の理由で引退を表明し、後継となる党公認候補の人選を進めたが、結局断念。この間、渡辺秀央元参院議員の秘書を務めた元市議の原氏が出馬を表明した。民主は原氏を推薦しないが、竹山氏の後援者らが原氏の支持に回るとみられる。
 ■柏崎市刈羽郡
 自民現職の三富氏、東山氏のほかに立候補の動きはなく、無投票になる公算が大きい。
 ■小千谷市
 現職の長谷川氏、新人の宮崎氏とも無所属で立候補するが、長谷川氏は民主、社民から推薦を、宮崎氏は自民から推薦を得た。事実上の「民・自対決」の構図となる。
 ■十日町市中魚沼郡
 自民現職の村松氏、尾身氏のほか、元市議の樋口氏が22日に出馬を表明し、選挙戦になる見通し。
 ■見附市
 今のところ自民現職の早川氏だけが立候補を予定。
 ■魚沼市
 再選を目指す自民現職の皆川氏のほかに出馬の動きはない。
 ■南魚沼市南魚沼郡
 自民の斎藤氏、無所属の若月氏が立候補を予定。前回同様、無投票になる公算が大きい。
 ■佐渡市
 自民の中野氏、無所属の中川氏が立候補を予定。さらに、県営佐渡空港の滑走路延伸問題を巡り、地元住民の意見を計画に反映させるパブリック・インボルブメント(PI)を実施すべきかで、自民系市議と中野氏の対立が表面化。市議らの後押しを受けた佐藤氏が立候補する。【小川直樹】
………………………………………………………………………………………………………
 ◆立候補予定者◆
 【長岡市三島郡】(定数6−7)
星野伊佐夫 71 自現(9)
柄沢正三  56 自現(4)
西川洋吉  70 自現(2)
板橋卓也  27 民新
松川キヌヨ 67 諸現(3)
竹島良子  61 共現(1)
長部登   62 社元(2)
 【三条市】(定数2−3)
佐藤卓之 46 自現(1)
坂田光子 56 無新
原茂之  57 無新
 【柏崎市刈羽郡】(定数2−2)
三富佳一 72 自現(8)
東山英機 66 自現(7)
 【小千谷市】(定数1−2)
長谷川きよ 62 無現(1)
宮崎悦男  44 無新
 【十日町市中魚沼郡】(定数2−3)
村松二郎 56 自現(5)
尾身孝昭 58 自現(4)
樋口利明 56 無新
 【見附市】(定数1−1)
早川吉秀 70 自現(4)
 【魚沼市】(定数1−1)
皆川雄二 43 自現(1)
 【南魚沼市南魚沼郡】(定数2−2)
斎藤隆景 67 自現(3)
若月仁  52 無現(1)
 【佐渡市】(定数2−3)
中野洸   69 自現(4)
中川カヨ子 64 無現(2)
佐藤久雄  63 無新
 ※氏名、年齢(投票日の4月10日現在)、党派、現元新、当選回数。自=自民、民=民主、共=共産、社=社民、諸=諸派、無=無所属。県議会の勢力順。敬称略

3月25日朝刊

2275チバQ:2011/03/27(日) 11:59:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110326-00000153-mailo-l15
’11統一選:県議選の情勢/下 /新潟
毎日新聞 3月26日(土)13時13分配信

 ◇9人がしのぎ削る−−上越
 ◇2現職に元職、新人挑む−−五泉・東蒲原
 ■上越市
 定数5に9人が立候補を予定している最大の激戦区で、公明を除く主要政党の候補予定者がしのぎを削る。自民が現職の小林、市村、楡井の3氏を公認し、矢野氏を推薦。民主は現職の梅谷氏を公認、元市議の滝沢氏を推薦し、県内で唯一、複数の候補者を立てる。小山氏は社民唯一の現職で、現有議席の確保に力を入れる。共産は党地区委員長の伊藤氏を擁立。みんなの党は元市議の近藤氏を立てる。
 ■糸魚川市
 副議長の小川氏のほかに立候補の動きはない。
 ■妙高市
 立候補の準備を進めているのは無所属現職の横尾氏だけで、無投票になる見通し。
 ■新発田市北蒲原郡
 自民は現職の石井、岩村両氏が立候補を予定。10年11月の新発田市長選に立候補し落選した佐藤氏は県議への返り咲きを狙い、「無所属の会」から立候補する。ほかにも無所属新人が立候補の動きをみせており、選挙戦になる可能性も。
 ■加茂市南蒲原郡
 4選を目指す自民の金谷氏に対し、市議の大平氏が挑む。
 ■村上市岩船郡
 今回から村上市と岩船郡の選挙区が統合される。議長を務める自民の小野氏は岩船を、無所属の片野氏は村上をそれぞれ地盤とし、これに市議の姫路氏が挑む形で、選挙戦になる見通し。
 ■燕市西蒲原郡
 自民は県議を6期務めた県連幹事長の長津光三郎氏が引退。公認候補は立てず、推薦候補の桜井氏の議席維持に絞る。民主は鷲尾英一郎衆院議員(新潟2区)の秘書を務めた高倉氏が前回に続いて立候補。この2人のほかに出馬の動きはない。
 ■五泉市東蒲原郡
 阿賀町を基盤とする自民・沢野氏と、五泉市を基盤とする民主・宮崎氏の現職2人に対し、返り咲きを狙う小島氏と、元市議の阿部氏が挑む。
 ■阿賀野市
 元議長の帆苅氏のほかに立候補の動きはない。
 ■胎内市
 冨樫氏のほかに立候補の動きはなく、無投票になる公算が大きい。【小川直樹】
………………………………………………………………………………………………………
 ◆立候補予定者◆
 【上越市】(定数5−9)
小林林一 66 自現(2)
市村孝一 49 自現(1)
楡井辰雄 59 自現(1)
梅谷守  37 民現(1)
伊藤誠  36 共新
小山芳元 63 社現(4)
近藤彰治 60 み新
矢野学  70 無新
滝沢一成 54 無新
 【糸魚川市】(定数1−1)
小川和雄 74 自現(4)
 【妙高市】(定数1−1)
横尾幸秀 65 無現(1)
 【新発田市北蒲原郡】(定数3−3)
石井修  63 自現(7)
岩村良一 49 自現(3)
佐藤浩雄 66 諸元(3)
 【加茂市南蒲原郡】(定数1−2)
金谷国彦 75 自現(3)
大平一貴 38 無新
 【村上市岩船郡】(定数2−3)
小野峯生 58 自現(5)
片野猛  60 無現(2)
姫路敏  50 無新
 【燕市西蒲原郡】(定数2−2)
高倉栄  39 民新
桜井甚一 58 無現(2)
 【五泉市東蒲原郡】(定数2−4)
沢野修  61 自現(3)
宮崎増次 60 民現(3)
小島義徳 51 無元(1)
阿部周夫 46 無新
 【阿賀野市】(定数1−1)
帆苅謙治 62 自現(5)
 【胎内市】(定数1−1)
冨樫一成 40 自現(1)
 ※氏名、年齢(投票日の4月10日現在)、公認政党、現職・元職・新人の別、かっこ数字は当選回数。自=自民、民=民主、共=共産、社=社民、み=みんなの党、諸=諸派、無=無所属。県議会の勢力順。敬称略

3月26日朝刊

2276チバQ:2011/03/27(日) 12:04:18
下がないけど
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/feature/fukui1300628525071_02/news/20110320-OYT8T00670.htm
統一選 2011 福井 第3部 県政課題
<上>原発 不安広がる

福島の事故 問われる原子力政策


福島第一原発1号機の建屋が爆発後、情報収集に追われる原安課職員ら(12日午後5時59分、県庁で) 東日本巨大地震翌日の12日午後3時すぎ、東京電力福島第一原発1号機の爆発事故で建屋が吹き飛んだ映像に、県原子力安全対策課の職員らは言葉を失った。情報収集を試みるが「福島県の放射線量のデータが更新されない」「ここではわからない」とみるみる表情が緊迫していく。3号機の爆発、4号機の火災、放射線漏えい、周辺住民の避難――。その後も、泊まり込みで情報収集を続ける同課職員は「仕方ない、こんな大変な事態なんだから」と険しい表情で語った。

 相次ぐ「想定外」の事故は、国際原子力事象評価尺度(INES)で、米・スリーマイル島原発事故と同じ「レベル5」の暫定評価も出た。国と東京電力の後手後手の対応に県民の不安は募る一方だ。関西電力の原発4基を抱えるおおい町の時岡忍町長は15日、報道陣に「日本の原子力政策の信頼を失うような事態だ」と言及、関電が2015年度までに開始を計画している大飯原発プルサーマル発電について「議論は時期尚早」と強調した。来年3月に着工予定の日本原子力発電敦賀原発3、4号機(敦賀市明神町)も、国の安全審査の長期化が避けられず、着工延期が濃厚だ。原発スケジュールへの影響は避けられそうもない。

 しかし、県には、原発立地自治体などに支給される「電源3法交付金」が2009年度は203億円で、1974年の制度創設以来、累計で3245億7626万円。半分が市町村に交付され、地元振興の施設などが整備されてきた。県内の1月の有効求人倍率が1・03倍と全国で唯一1倍を超えている。その雇用を支えるのは、嶺南を中心とする原発関連企業。原子力発電関連の集積を生かして研究開発や人材育成などを拠点化する事業は、今や、県の活性化計画の大きな柱となっている。

 24日告示の知事選に立候補を表明している現職の西川一誠氏は、国や電力会社に安全対策の強化を求める一方、17日に行ったマニフェストの記者会見では、報道陣に「原子力政策について考えが変わったことは」と問われ、「あります。あらゆることで」「今後の事故の経緯と対応を見極めたい」などと答え、慎重な姿勢を示している。

 共産党新人の宇野邦弘氏は、18日に公表したマニフェストで「『40年超運転』の敦賀1号、美浜1号などの老朽原発は運転中止」を盛り込んだ。事故前に出馬表明した時点では「老朽原発の安全点検を」としていた主張を一気に強め、「脱原発依存」をさらに強調するようになった。



 知事選の争点として急浮上した原発問題や、橋下大阪府知事による「敦賀以西」の米原ルート発言で注目される北陸新幹線の県内延伸問題など県政の課題を探る。(畑本明義)

(2011年3月21日 読売新聞)

2277チバQ:2011/03/27(日) 12:04:49
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/feature/fukui1300628525071_02/news/20110321-OYT8T00708.htm
統一選 2011 福井 第3部 県政課題
<中>新幹線「白紙」練り直し
知事選出馬予定2氏で賛否 県民に判断材料提示を


北陸新幹線の県内延伸に向けて2009年2月に建設された福井駅部(左手前)(JR福井駅で、本社機から)  〈2014年問題〉が今年に入り、県庁で頻繁に語られ始めた。北陸新幹線が14年度末に金沢まで開通すれば、人の流れも富山、石川で止まりかねない。北陸3県で経済格差が生じることを、福井側で懸念した言葉だ。

 「マイナス面はプラスに変えていく必要がある」

 1月4日に行われた知事の定例記者会見で、無所属現職の西川一誠氏は「これから数年の対応が重要だ」とも強調し、金沢開業に伴うJR在来線や小松空港の路線減など、2014年問題が県内に与える影響を検証する検討組織を設立させた。

 西川氏が昨年、高速増殖炉「もんじゅ」運転再開の容認と引き換えに認可着工を求めた〈もんじゅカード〉は効果がなく、11年度政府予算案に北陸新幹線の県内延伸分は計上されなかった。民主系県議らが離党の可能性を覚悟で乗り込んだ民主党本部への要望も空振りに終わるなど、県議会や経済界などと一体となって要求してきた新幹線の県内延伸は白紙に戻り、戦略の練り直しが求められている。

      ◇

 「話し合いに乗らない手はない」

 県内に地盤がある同党の笹木竜三・文部科学副大臣は3月5日、福井市内で記者会見し、新幹線について「敦賀から大阪までのルートを示せば、延伸実現に向けてスピードアップを図れる」との見方を示した。世論に影響がある橋下大阪府知事が昨年から提唱する「米原ルート」論を、行き詰まった新幹線延伸への打開策として期待する声は、県議会からも上がっている。

 だが、西川氏は慎重だ。敦賀以西のルートは、国の整備計画で「若狭ルート」と閣議決定され、2月15日の定例会見では「関西から声を上げてもらうのは大きな力になる」と歓迎したが「若狭ルートの県民合意をどうするか。今の段階で議論できない。ルートを決めるのは国の仕事」と述べた。

 国交省が現在、「若狭」「湖西」「米原」を通る3ルートの事業費などを比較検討中で3月中にもまとまる調査結果次第で、議論が進む可能性も残されている。

       ◇

 知事選に立候補予定の現職と新人は、新幹線の県内延伸を巡って賛否が分かれている。西川氏は「敦賀までの認可・着工を国家プロジェクトとして実現」「北陸と関西のつながりを強くし、大阪・東京間の完結を国に強く働きかける」と推進を訴え、共産党新人の宇野邦弘氏は「在来線の見直しや運賃値上げなどデメリットがある」「地元負担が大きい」と計画中止を求める。

 だが、いずれも、県内延伸の打開策や新幹線不要を想定した町づくりの展望などを十分に示しているとは言い難い。選挙戦では県民の判断材料となる政策を分かりやすく示すことが求められている。(畑本明義)

(2011年3月22日 読売新聞)

2278チバQ:2011/03/27(日) 12:14:03
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20110326-OYT8T00770.htm
減税日本、県議選に参入




上伊那で公認、上田で推薦

 4月1日告示、同10日投開票の県議選で、地域政党「減税日本」代表の河村たかし・名古屋市長は26日、松本市内で記者会見し、上伊那郡区(定数2)から無所属で立候補を表明していた、寺平秀行氏(36)を公認候補とすると発表した。上田市・小県郡区(定数4)で立候補予定のトライアル信州代表の島田基正氏(65)は推薦とする。県内での公認・推薦は初めて。

 河村市長は統一地方選後半に行われる松本市議選、茅野市議選、豊丘村議選にも公認候補を各1人擁立することを明らかにした。河村市長は「長野県は、個性派そろいで、一本筋が通っている。頑固な人間じゃないと減税は言えないから、長野県はふさわしいと思う」と抱負を述べた。東日本巨大地震を受け、一部で増税論も出ているが、「こういう時にこそ減税をして、民間経済を元気にする必要がある」と持論を展開した。

 減税日本関係者は、各地の県議選の立候補手続き説明会に出席しており動向が注目されていた。市民税10%減税や市議報酬半減などを掲げ、名古屋市議選で躍進した減税日本の参戦は、大震災下で低調気味だった議員報酬削減や議会改革などの議論を再燃させる可能性もある。ただ、県議選の公認・推薦がすでに立候補を表明していた予定者にとどまったことから、各党の反応は冷静だ。

 民主党県連幹部は「長野県は地方交付税をもらう立場。減税は有権者の理解を得られない。影響はない」と分析。自民党県連幹部も「我が党の選挙活動には全く影響はない。長野県では浸透しないのではないか」と受け止める。

 公明党県本部幹部は「あれだけの注目を浴びたのだから、一定の影響はあるだろう」と警戒しながらも、「震災から日本全体が復興に向かっていく中、減税の主張だけでやっていけるのか」と疑問を呈した。

 上伊那郡区から立候補予定の現職は「影響は分からないが、地元では減税日本をよく知っている人は多くはないだろう」と話した。

(2011年3月27日 読売新聞)

2279チバQ:2011/03/27(日) 14:44:45
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20110320ddlk21010053000c.html
声は届くか:’11統一地方選・岐阜/1 県議選 /岐阜
 ◇2大政党から選択、実現せず
 民主党県連は5日、岐阜市内で県連大会を開いた。ひな壇に並んだのは統一地方選の立候補予定者。代表の園田康博衆院議員は「全員当選で、議会での勢力を拡大する」と気勢を上げたが、県議選の公認・推薦候補は11人。全員が当選しても定数46の県議会の過半数には遠く及ばない。

 保守支持層が厚く、「自民王国」と呼ばれた岐阜。国政では与党の民主党も、県議会の民主系会派の所属議員は8人しかいない。勢力拡大を目指し昨夏には自民系県議が議席を独占する中津川市や揖斐郡選挙区での公認候補擁立を早々と決めた。

 だが、菅直人内閣の支持率が下がり続け、動きは鈍った。さらに今年1月、民主推薦で海津市選挙区に立候補予定だった海津市議が出馬を取りやめた。この市議は「『中央がごたごたしているのに、勝てるのか』と支援者から指摘された」と、国政の影響を認めた。

 3月には、元県議で比例東海ブロック選出の笠原多見子衆院議員が衆院の党会派離脱を表明。5日の県連大会では「コップの中の争いをしている場合か」「党への裏切りだ」などと、笠原氏や党への批判が相次いだ。現職県議の一人は「これ以上の擁立はもう無理だろう。政権与党として、選択の機会を有権者に提供することすらできなかった」と悔やむ。

 対する自民党県連は現職を中心に32人を公認済みだ。一部選挙区では激戦も予想されるが、1人区を中心に無投票の公算が大きい選挙区が多く、県議会で引き続き最大勢力を保つのはほぼ確実だ。ただ、県連関係者は「無投票が計算できるため、公認は現職優先になった。組織内で競争し、成長する機会が失われた」と“不戦勝”の弊害を指摘する。

 何よりも無投票とは、有権者の選択の機会が失われることに他ならない。だが、県内では19日現在、27選挙区のうち過去最多の17選挙区が無投票になろうとしている。その一つの海津市選挙区では、99年を最後に無投票が続く(補選を除く)。同市の歯科技工士、栗田広行さん(60)は「どの選挙も公約を聞き、必ず投票に行くようにしている。県議選も今回は選挙になると思ったのに、投票の機会がなくなりそうで残念だ」と嘆く。

  ×   ×

 4月1日告示、10日投開票の県議選を皮切りに、4年に一度の統一地方選が始まる。前回から4年の間に政権が交代し、全国各地で首長と議会の対立が起き、地方政党の台頭が進んだ。首長や議員の役割を見直す動きが進む中、岐阜の統一地方選で、有権者の声は届くのだろうか。県内各地で実情を探った。=つづく

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 ◇メモ
 19日現在、県議選の27選挙区中17選挙区は無投票の見込み。前回(07年)の無投票は8選挙区のみで、このままだと倍増し、過去最多だった91年の16選挙区を上回る。政党別にみると、自民が32人を公認。民主は11人を公認・推薦。共産は3人公認で勢力拡大を狙い、公明は現状維持を目指し2人を公認した。

2280チバQ:2011/03/27(日) 14:45:15
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20110321ddlk21010097000c.html
声は届くか:’11統一地方選・岐阜/2 名古屋から風 /岐阜
 ◇政策集団、勢力拡大目指す
 「今回の市議選には能動的にかかわっていきたい」。岐阜市の細江茂光市長は1月の年頭会見でこう宣言し、新年の抱負に「改」の字を挙げた。

 そして統一地方選を控えた3月11日、親市長派とされる各会派の市議11人が政策集団「岐阜改の会」の設立を発表した。会見でメンバーは、市長が以前から主張する常設型住民投票条例制定などの政策を訴えた。市長も「応援団長」として同席し、「市政改革に向けた政策集団だ。メンバー全員の当選を望んでいる」と述べた。

 細江市長は「全国各地に政策集団や『減税日本』のような地域政党ができている」とも述べた。地域政党「減税日本」を作り、対立を重ねた市議会に擁立候補を送り込んだ名古屋市の河村たかし市長の手法を念頭に置いているようにも聞こえた。

 細江市長も議会との関係に苦しんできた。08〜09年には、市立岐阜商業高校の学校法人立命館への移管を目指したが、市議会を二分して争った結果、敗れて白紙撤回。昨年は、「常設型住民投票条例制定に向けた研究費」を盛り込んだ補正予算案を提出したが、関連予算分を削った修正案を可決された。

 「能動的に」動く背景には、こうした議会情勢がある。「改の会」は統一地方選で、選挙公報に共通のロゴを入れ、会のメンバーであることを前面に出し、勢力拡大を目指す。ただ、会に参加しなかった市議からは「親市長、反市長で色分けすれば、対立感情が深まるだけ」と、その手法を疑問視する声も聞かれる。

  ×  ×

 議員報酬の削減を訴えた河村氏のように、議会改革を掲げる立候補予定者が多いのも今回の統一地方選の特徴だ。

 「議員の定数削減は当然の流れ。県議会でも、定数46の4分の1は削減できる」と県議選で東濃地方から立候補予定の新人は言い切った。別の新人候補予定者は「ハコモノ行政を議会がチェックしてこなかったことが今の財政難の一因だ」と指摘し、議会基本条例の制定などを訴える。

 名古屋から吹く風が起こすのは議会批判の高まりだけではない。20日夜、県議選の候補予定者が減税日本の推薦を受けたと発表した。名古屋市議選で大勝して以来、政党関係者が警戒していたことが現実になったのだ。

 ある現職県議はこうもらす。「河村さんと一緒に写ったポスターを張れば、誰が出ても当選してしまうかも。減税日本の擁立は想定しているが、そうなった場合に勝つということが想定できないんだ」=つづく

2281チバQ:2011/03/27(日) 14:45:43
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20110322ddlk21010071000c.html
声は届くか:’11統一地方選・岐阜/3 合併のしこり /岐阜

大垣市と合併した旧上石津町役場前に残る記念モニュメント。記念植樹された大垣市の木・クスノキ(左)は5年で少し成長した=2011年3月20日撮影 ◇選挙区に悩み、答え出ず
 「かつては100歳になると100万円もらえた祝い金が無くなった。村が所有していたバスも自由に使えなくなった」。05年、旧関市と五つの町村が合併して生まれた関市で、旧村を地盤とする市議は、こう住民の不満を代弁する。「市営住宅の家賃は旧関市に合わせたために高くなった。土地の値段が違うのにおかしい」とも。

 関市は今回の市議選で、旧町村の地域をそのまま選挙区とする小選挙区制を維持する。市議会は、選挙区と定数に関する特別委員会を設置して議論してきたが、旧町村出身の市議らが半数を占める最大会派が押し切った。

 平成の大合併で市町村合併が進んだ後だった前回統一選では、県内では4市が暫定的に小選挙区制を採用した。だが、今回も維持するのは関市だけだ。

 大垣市議選は今回から市全体の大選挙区となり、定数も26から24に削減。前回は、新人2人が無投票当選した上石津地区では、現職のうち1人が出馬を断念した。有権者5192人(昨年12月2日時点)の同地区で、当選ラインとされる2000票を獲得するのは簡単ではない。もう1人の同地区の現職は「2人で話し合ったことはない。ただ、支援者から共倒れを心配する声はあった」と話す。

 中津川市議選も大選挙区となり、定数は6減の24に。旧長野県山口村長で05年に旧中津川市との越県合併に踏み切った加藤出氏(73)は今期で市議を引退する。旧山口村出身の市議が不在となるのは避けられそうになく、加藤氏は「大選挙区制は合併の時から分かっていたことだが、厳しい。街づくりのソフト面でまだ課題が残っているのに」とこぼす。

 大選挙区推進派は「市の一体感を強めるために導入を」と主張する。一方、小選挙区維持派は「合併による課題が山積し、環境はまだ整っていない」と訴える。答えは見えない。

 選挙制度に関する問題だけではない。合併による不満は、各地でくすぶる。04年に4町村が合併して誕生した飛騨市では、合併後の飛騨市長も経験した旧神岡町長が県議選飛騨市選挙区への立候補を表明。旧古川町が地盤の現職との一騎打ちになりそうだ。元町長は「対等合併だったはずなのに、市長や副市長、県議はすべて古川出身者で固められてしまった。これでは編入合併だ」と話す。

  ×   ×

 合併により住民の声を届けにくくなったと指摘する議員は多い。ただ、議員の活動を長年間近で見てきた市職員は言う。「せっかく合併したのに、議員の仕事は、相変わらず狭い地域の利益を守ることだけ。どこかで断ち切らないと」。有権者はどう判断するのだろう。=つづく

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 ◇メモ
 07年の前回統一地方選では、高山市が10選挙区、大垣市が3選挙区、中津川市が8選挙区、関市が6選挙区で市議選を実施した。このうち、計16選挙区で20人が無投票当選。今回は、6選挙区を維持する関市以外の3市は大選挙区制となる。

2282チバQ:2011/03/27(日) 14:46:06
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20110323ddlk21010072000c.html
声は届くか:’11統一地方選・岐阜/4 女性議員 /岐阜
 ◇庶民感覚生かし活動
 「今日の夜おる?」が、民主会派所属の女性県議(41)の7歳と4歳になる2人の娘の口癖だという。

 この県議がかつて県連総支部職員として働いたことのある民主党の関係者から県議選出馬を打診されたのは、次女を出産したわずか1カ月後の06年11月だった。迷ったが、総支部職員時代から感じていた「若い人や女性の議員が少ないのはなぜ」という疑問に答えを出そうと立候補し、07年に初当選を果たした。

 だが、想像以上に議員生活は忙しかった。夫や両親は育児や家事に協力的で、「恵まれていると思う」。それでも休みは不規則で、朝に街頭演説する前日の夜には娘を実家に預けなければならない。一時は「母としても、議員としても中途半端なのでは」と悩んだ。

 だが、次第に「子育ての悩みを議員生活に生かすこともできる」と前向きにとらえるようになり、父子手帳の早期配布実現などに取り組んだ。男性議員から「女、子どものことばっかり考えていてはあかん」と言われたこともあるが、「私にしか見えないこともある」と思っている。

 共産会派所属の女性県議(51)も家事や育児との両立の困難さを語る。看護師出身で、95〜07年に岐阜市議を務め、07年から県議になった。市議時代は、まだ幼かった長女(24)と長男(21)のため、通学路で交通安全の旗を持つ「旗当番」をしたり、弁当を作りながら議員活動と両立させた。現在も「トイレットペーパーの買い置きが少ないとか、冷蔵庫の食材のことが常に頭の中にある」と話す。

 身の回りの世話を妻に任せているように見える男性議員と比べると、女性であることは「ハンディ」と思うこともある。だが、「スーパーの安売りなどに敏感だからこそ、庶民レベルの感覚で活動できる」とも思う。「睡眠時間を削ってやりくりして大変だが、そういった感覚はなくしてはいけない」

 県議選で出馬の意思を表明している女性は今のところ、この現職2人だけ。統一地方選第2ラウンドの8市町村長選では女性の立候補予定者は一人もおらず、市町村議選でもごくわずかだ。

 民主県議は「もっと女性議員が増えてほしいが、当選はもちろん、選挙に出るだけでも難しいのかも」と話す。共産県議は、「議員の一定数を女性にすると決めるなど、意識的な手だてが必要だ。女性の意識も変わらないといけないのかも」と提案する。

 女性議員や、議員を目指す女性に悩みは尽きず、取り巻く環境が変わるのには時間がかかるかもしれない。ただ、民主県議には最近、うれしいことがあった。家でだんらん中に長女がこう言ったという。「ママみたいになりたい」=つづく

2283チバQ:2011/03/27(日) 14:46:56
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20110325ddlk21010038000c.html
声は届くか:’11統一地方選・岐阜/5止 無所属?政党? /岐阜
 ◇候補者見極め、一票を
 通勤、通学の人々が行き交う朝のJR岐阜駅前で、紙を配る小柄な青年の姿があった。岐阜市の男性市議(30)で、初当選した07年から毎朝のように岐阜駅などで自らパソコンで編集した「市議会だより」を配ってきた。

 男性は1人で会派を作り、活動している。親が自民党員で、自身の考えも同党に近いため、自民系の市議から会派入りを勧められたこともあったが、迷った末に断ったという。

 その理由を「僕に投票してくれた人に説明がつかないから」と話す。07年の市議選に無所属で立候補した男性は、街頭で「26歳、頑張ります」と若さを強調する選挙戦を展開し、予想を大きく上回る3575票を集めて初当選した。

 「僕が選ばれたのは、まちの人が『若い人に頑張ってほしい』と期待してくれたから。特定の党から推薦をもらったわけではない。投票してくれた人に誠意を見せたかった」と説明する。再選を目指す今回の市議選でも、「まちの声を広く拾っていきたい」と姿勢は変えないつもりだ。

 一方で、政党公認での出馬を選択した若手候補予定者もいる。野田聖子衆院議員=自民党、比例東海ブロック=の元秘書の男性(31)は、自民公認で県議選に初挑戦する。

 名古屋市では、河村たかし市長擁する地域政党「減税日本」が第1党に躍進した。既存政党への風当たりは強いと感じている。「無所属で出てはどうか」と心配する支援者もいたが、「迷いはなかった。無所属で出て当選できたとしても、その後に会派入りしたら、投票してくれた人にどう説明すればいいのか」と話す。自民党国会議員の元秘書という経歴もある。「無所属では、これまでの活動についても説明できない。政党を隠す必要はない」

 ただ、「政治家が何を言っても信じてもらえない状況になっている」とも感じている。県議会では、自民系会派が多数を占める。「当選できたら、地道に政策を実現していく姿勢を見せて信頼を回復したい」と話す。毎朝の街頭演説では「何で自民の旗を立てるんだ」と言われることもあるが、応援してくれる人もいるという。

  ×  ×

 既存の政党に加え、地域政党や政策集団が生まれ、地方選挙は複雑さを増している。候補予定者はどんなスタンスで選挙に臨むべきか、頭を悩ませる。候補者を見極めて一票を投じ、政治に声を届けるのは、私たち有権者だ。=おわり(この連載は岡大介、山盛均、立松勝、子林光和、小林哲夫が担当しました)

2284チバQ:2011/03/27(日) 20:49:54
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/chihosen11/list/CK2011032302100032.html
[岐阜]県議選展望(上) 岐阜地区
2011年3月15日

 統一地方選は4月1日告示、10日投開票の県議選(定数46)で火ぶたを切る。これまでに出馬を表明しているのは56人。政党別では民主9人、自民32人、公明2人、共産3人、無所属10人(2人は民主推薦)となる。全27選挙区のうち、選挙戦になるとみられるのは10選挙区。残る17選挙区は無投票になる可能性がある。無投票区はこれまで1991年の16選挙区が最も多かったが、このまま推移すれば、現憲法下で選挙が行われた47年以来、過去最多となる。告示まで半月余に迫った各選挙区の顔触れと情勢を3回に分けて紹介する。

 ■岐阜市

 民主、自民、公明、共産の主要政党の現職と新人、元自民の無所属現職の10人が9議席を争う。

 民主は県連幹事長の渡辺、太田の現職2人を公認。松田岩夫元参院議員の元秘書である新人岸上を推薦し、過去最高の3人を擁立。逆風の中、票の分散を警戒する。自民県議から転身した笠原多見子(衆院比例東海)の動向も注目される。

 自民は、県連政調会長で唯一の現職玉田が、5期の実績で票の上積みを狙う。市議を4期務める新人道家は茜部を中心に市南部を固める。新人長屋は野田聖子(衆院比例東海)の元秘書で、市中心部に浸透を図る。5期目の議長安田謙三は引退する。

 公明は県内選挙区で唯一候補者を立て、現有の2議席死守を目指す。岩花は5期目を狙う。4期目の野村保夫は引退し、県本部副幹事長の新人水野が後継として出馬を予定。共産は現職大須賀が「県政唯一の野党」を強調し、再選を目指す。

 前回は自民公認でトップ当選した平野は2年前、衆院選で民主候補を応援した影響で、今回は無所属で出馬する。

 ■羽島市

 自民現職の大野が3選を目指す。保守が強い地盤で、民主の新人擁立が早い段階で消え、無投票の公算が大きい。

 ■各務原市

 民主1、自民2の現職3人と共産の新人1人が3議席を争う。

 民主は前県連幹事長の伊藤が4期目に挑戦。川崎重工所属で、保守層からも一定の支持がある。前回は公認・推薦合わせ3人が出馬した自民は今回、足立と松岡の2人を公認。共産は市議10期目の今尾を立て、初の県議会複数議席を狙う。

 ■山県市

 自民現職の横山に、無所属新人の元県職員郷が挑む。市議会の自民系最大会派14人が2人の支援をめぐり、分裂。自民推薦の2人が争った4年前とほぼ同じ構図を引きずる。

 横山は県議に初当選した2007年、市議時代に選挙ポスター費を水増し請求したとして詐欺容疑で書類送検された。不起訴となったが、反横山の市議が責任を問い、公認に反発。郷の支援に回る。保守が分裂する中、民主は一時、候補者の擁立を模索したが、断念した。

 ■瑞穂市

 自民現職の篠田と無所属新人の古川の一騎打ちになるとみられる。篠田は地元の商工会や経営者団体など各種団体のほか、市議十数人の支持を取り付け、組織票も固める。新人の古川は出馬表明が遅れ、知名度不足は否めない。1日40〜50回の街頭演説をこなし、無党派層からの支持を狙う。

 ■本巣市

 自民現職の松村が3期目を狙う。ほかに立候補を模索する動きがあるが、実現の可能性は低い。

 ■羽島郡

 県内で唯一、自民が公認候補を立てず、無所属現職の田中が再選に向けて保守票をまとめる。ほかに立候補の動きはなく、無投票になる公算が大きい。(敬称略)

立候補予定者

◇岐阜市(定数9=10)
渡辺嘉山53 民現(3)
太田維久42 民現(1)
玉田和浩67 自現(5)
道家康生42 自新
長屋光征31 自新
岩花正樹62 公現(4)
水野吉近47 公新
大須賀志津香51 共現(1)
平野恭弘76 無現(6)
岸上あおい46 無新 =民推薦

◇羽島市(定数1=1)
大野泰正51 自現(2)

◇各務原市(定数3=4)
伊藤正博60 民現(3)
足立勝利65 自現(3)
松岡正人47 自現(1)
今尾泰造66 共新

◇山県市(定数1=2)
横山善道57 自現(1)
郷明夫62 無新

◇瑞穂市(定数1=2)
篠田徹50 自現(1)
古川貴敏56 無新

◇本巣市(定数1=1)
松村多美夫60 自現(2)

◇羽島郡(定数1=1)
田中勝士45 無現(1)

2285チバQ:2011/03/27(日) 20:51:13
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/chihosen11/list/CK2011032302100033.html
[岐阜]県議選展望(中) 西濃地区
2011年3月16日

 ■大垣市

 民主、無所属各1人、自民2人の現職4人と共産新人1人の計5人が4議席を争うとみられ、前回と同じ構図になる可能性が高い。

 民主に逆風が吹く中、野村は連合岐阜の組織票を固め、街頭演説で無党派層に支持を訴える。

 自民は、猫田が現職最多の11期目を目指す。後援会を軸に企業や各種団体も取り込み、盤石の態勢。岩井は支持基盤の農業団体や後援会の票固めに加え、若者層への支持拡大を狙う。

 無所属の伊藤は前回、前々回とトップ当選。地道な活動で無党派層へ訴え、合併地域でも支持拡大を図る。

 共産の森桜は過去に市議選や衆院選に出馬。街頭演説で子育て世代や高齢者らにもアピールする。

 ■海津市

 自民現職の森は衆院議員や市長の後援会と連携するほか、各種団体から推薦や支援を受け盤石。民主推薦で出馬を予定していた市議が逆風の中、出馬を断念し、前回に続き無投票になりそうだ。

 ■養老郡

 自民現職の村下が3選を目指す。年明けまで他に擁立を探る動きがあったが、立ち消えに。前回と同様に無投票になる公算が大きい。

 ■不破郡

 自民現職で5期目を目指す藤墳と、無所属新人で民主推薦の奥村が出馬表明。16年ぶりに選挙戦になるとみられる。

 藤墳は後援会に加え、支持基盤の農業、体育団体などの票固めに力を入れる。各地で県政報告会を開き、垂井と池田両町を結ぶ「梅谷片山トンネル」の開通など生活基盤整備の実績を強調する。

 奥村は2期務めた垂井町議からのくら替え出馬となる。「多選による地域の停滞感を打破したい」と支持を訴え、町議時代の人脈をフルに生かす。

 ■安八郡

 元安八町職員で、自民現職の脇坂が2期目を目指す。年明けまで民主系新人を擁立する動きがあったが、不出馬に。無投票になる公算が大きい。

 ■揖斐郡

 自民現職の渡辺、高橋に民主新人の国枝が挑む。歴代自民が議席を守り続けてきた選挙区に、民主がどこまで食い込めるか。

 国枝は昨年末、大野町に事務所を立ち上げ、知名度向上に力を入れてきた。若さを武器に支持を集めており、自民の2人を脅かす。

 渡辺はこれまでの経験と知名度から建設業などの組織票を手堅くまとめ、7選を目指す。地元池田町での支持層は厚い。

 3選に挑む高橋は、基盤となる揖斐川町で着実に支持を固めているほか、郡内全域を回って無党派層の取り込みを図る。(敬称略)

立候補予定者

 ◇大垣市(定数四=5)
野村美穂41 民現(1)
猫田孝70 自現(10)
岩井豊太郎66 自現(6)
伊藤秀光59 無現(2)
森桜房義54 共新

 ◇海津市(定数一=1)
森正弘63 自現(2)

 ◇養老郡(定数一=1)
村下貴夫54 自現(2)

 ◇不破郡(定数一=2)
藤墳守69 自現(4)
奥村耕作65 無新 =民推薦

 ◇安八郡(定数一=1)
脇坂洋二62 自現(1)

 ◇揖斐郡(定数二=3)
国枝慎太郎34 民新
渡辺信行69 自現(6)
高橋昌夫66 自現(2)

2286チバQ:2011/03/27(日) 20:52:54
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/chihosen11/list/CK2011032202100028.html
[岐阜]県議選展望(下) 中濃・東濃・飛騨地区
2011年3月17日

 【中濃地区】

 ■関市

 民主現職の林と、自民現職の酒向以外動きはない。2期連続無投票となる可能性が高い。

 ■美濃市

 自民現職の佐藤が出馬を表明し、地盤を固める。ほかに動きはなく、無投票になるとみられる。

 ■美濃加茂市

 3選を目指す自民現職の小川で党内は一本化。無投票の公算。

 ■郡上市

 前回は自民推薦の新人3人が乱立したが今回は現職の野島が保守系を手堅くまとめている。無投票となる可能性が高い。

 ■加茂郡

 昨年8月の補選で初当選した自民現職の加藤が再選を目指す。参院議員に転身した渡辺猛之の地盤を受け継ぎ、盤石。無投票の公算が大きい。

 【東濃地区】

 ■可児市

 再選を目指す民主現職の村上、自民現職の小原、無所属新人で元民主市議の佐伯が立候補を表明。自民系市議が出馬の準備を進めている。

 民主は村上と佐伯の公認をめぐり、調整が難航。2人を擁立した昨年の参院選では現職が落選しており、党への逆風の中、昨年末、村上に一本化。佐伯は2月末に離党届を提出し、出馬表明。事実上の分裂選挙となる。

 自民は昨年10月の市長選で市議会最大会派が分裂したしこりが残り、候補者調整が難航。県連に対応を一任し、小原が公認された。しかし、市議団には反発の声も残り、自民系2会派はともに自由投票としている。

 ■中津川市

 2議席を占める自民現職の早川、平岩に民主新人の島田が挑む。島田は4期務める市議からの転身。出身の富士通テン労組を中心に連合岐阜が支援。革新票にも浸透する。

 5期目の早川は議長経験もあり、長年の実績をアピール。地元の市北部を中心に林業、畜産業関係者らに支持を訴える。

 平岩は市中心部で商工、観光関係団体の支持を固め公明支持層にも浸透を図る。前回はトップ当選で、緩みを警戒する。

 ■多治見市

 民主現職の高木、自民現職の山本が無投票で議席を分け合いそう。

 ■瑞浪市

 自民現職の渡辺が無投票で4選される公算が大きい。

 ■恵那市

 2期目に挑む自民現職の水野以外、表だった動きはない。

 ■土岐市

 自民現職の矢島が無投票で3選を果たすとみられる。

 【飛騨地区】

 ■飛騨市

 自民現職の洞口に、無所属新人の前飛騨市長船坂が挑む。洞口は過去3回、無投票当選で、飛騨市で選挙戦となるのは2004年の合併以来初めて。

 洞口は建設業協会や老人会など各種団体が推薦。市内で最も人口が多い地元の古川町を基盤に、他町への浸透を図る。

 神岡町が地元の船坂は出馬表明が遅れたが、後援会の整備や企業訪問に力を注ぐ。ミニ集会を重ね、古川町への食い込みを狙う。

 ■高山市

 自民新人で元衆院議員秘書の高殿と、3選を目指す無所属現職の川上が議席を分け合いそう。

 ■下呂市

 自民現職の駒田が5選に挑む。水面下で新人の名が複数取り沙汰されたが、擁立に至っていない。(敬称略)

立候補予定者

 【中濃地区】
 ◇関市(定数2=2)
林幸広58 民現(2)
酒向薫54 自現(1)

 ◇美濃市(定数1=1)
佐藤武彦53 自現(2)

 ◇美濃加茂市(定数1=1)
小川恒雄64 自現(2)

 ◇郡上市(定数1=1)
野島征夫65 自現(1)

 ◇加茂郡(定数1=1)
加藤大博31 自現(1)

 【東濃地区】
 ◇可児市(定数2=3)
村上孝志63 民現(1)
小原尚51 自現(1)
佐伯哲也40 無新

 ◇中津川市(定数2=3)
島田千寿53 民新
早川捷也67 自現(5)
平岩正光55 自現(2)

 ◇多治見市(定数2=2)
高木貴行32 民現(1)
山本勝敏47 自現(1)

 ◇瑞浪市(定数1=1)
渡辺真69 自現(3)

 ◇恵那市(定数1=1)
水野正敏52 自現(1)

 ◇土岐市(定数1=1)
矢島成剛61 自現(2)

 【飛騨地区】
 ◇飛騨市(定数1=2)
洞口博61 自現(3)
船坂勝美69 無新

 ◇高山市(定数2=2)
高殿尚48 自新
川上哲也47 無現(2)

 ◇下呂市(定数1=1)
駒田誠65 自現(4)

2287チバQ:2011/03/27(日) 20:53:44
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/chihosen11/list/CK2011032202100029.html
[三重]<激震>津市長、知事選へ(上)
2011年2月25日

 4月10日投開票の知事選に、津市の松田直久市長が23日、正式に出馬を表明した。市議会で新年度予算の審議が始まる直前での現職市長の辞任は、市政や市民に、どんな影響が出るのか。5年にわたる松田市政の成果や課題を追い、2カ月後の4月24日に投開票が迫った市長選を展望する。

■予算を再編成

 21日開かれた津市議会の議会運営委員会(議運)。この席で、市職員が28日開会の3月定例市議会に向け、4月から1年間の新年度予算案を説明するはずだった。

 だが、松田直久市長が姿を見せ、異例な言葉が口をついて出た。「新年度予算案をはじめとする議案説明は本日、遠慮させていただきたい」。その理由は「多くの方々から(県知事選への)出馬要請をいただいている。明後日(23日)までに決断したい」。市議の間に「やはり出馬するのか」という思いがあったためか、取り立てて質問はなく、説明は約10分で終わった。

 松田市長は23日、正式に知事選出馬を表明、近く辞職する。すでに“松田カラー”を出した市の新年度予算案は出来上がっていたが、必要最低限の予算に絞った「骨格予算」へと組み替えざるをえなくなった。

 市財政課は、職員9人が担当課と調整しながら夜通しの再編成に追われる。定例市議会の開会前にあらためて議運で予算案を説明するため、作業は一刻も早く終えなくてはならない。同課の担当者は「(再編成は)時間的にかなり厳しい。徹夜もやむを得ない」と話す。

■市民への影響

 突然の予算案の凍結、再編成。骨格予算では、松田市長の肝いり事業の予算計上は見送られる可能性が高い。「市がこれまで進めてきた事業が停滞するのでは」と不安を抱く市民も多い。

 メッセウイング(北河路町)などを拠点とした総合スポーツ施設整備計画。全国規模の大会を開催できる場として2015年度の完成を目指し、現在基本計画を作成中だ。市体育協会の長谷川之快会長(73)=南中央=は、松田市長の辞任によるとまどいを隠せない。「県内最大級の運動施設整備は、協会の長年の念願。引き続き、新市長に進めてもらえるか心配だ」。

 一昨年の台風被害で美杉地区などの一部区間が不通となっているJR名松(めいしょう)線の沿線住民も、同様の思いを抱える。昨秋、運行再開に向けて新年度からの工事方針が固まったばかり。「全線復旧を求める会」の結城実会長(78)=美杉町=は「市長が変わっても復旧方針は変わらないと信じている。このまま予定どおり、歩みを進めてほしい」と求める。

 新年度に向け、市政が動きだす最中での辞任劇は、市役所内だけでなく市民にも混乱を生んでいる。定例会開会直前での決断について、松田市長は会見で「予算時期でもあり、じくじたるものがあったが、ぎりぎりのところの判断だった。大変な思いをさせて申し訳ない」と言葉を詰まらせた。(古谷祥子)

2288チバQ:2011/03/27(日) 20:54:08
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/chihosen11/list/CK2011032302100034.html
[三重]<激震>津市長、知事選へ(中)
2011年2月26日

 中勢地方の10市町村が2006年元日に合併して新しい津市が誕生し、松田直久市長が、初代のかじ取り役を任されて5年余り。知事選への転出を決断し、任期を3年近く残して辞職するに当たり、こう総括した。

 「(事業は)完結したもの、道半ばのものもあるが、しっかり路線をつくってきた。今後も着実に進めてくれると確信している」。

■行財政改革強調 

 松田市長は折にふれて「安心安全な町づくり」を口にし、重要施策の実現の基盤となる行財政改革の必要性を強調してきた。

 その一環で推し進めてきたのが、合併を機にふくれあがった職員を2006年から10年間で600人減らす「市職員2500人体制」だった。

 市人事課によると、新規採用職員の抑制、公共施設の管理委託などで、昨年4月までに約400人を削減。約30億1600万円の人件費を浮かせた。

 松田市長は23日の知事選への出馬会見で「当初の予定から、だいぶ前倒しして進められた」と胸を張った。

 昨年2月、市長に再選後、優先課題の一つに挙げた救急医療体制の構築も「レールに乗せられた」と強調した。合併後の07年10月から、市内11病院が夜間休日に重症患者を受け入れる救急輪番制を取っていたが、医師不足などから救急隊を受け入れられない事態の打開策を模索してきた。

 形となったのは昨年。三重大や地元医師会と連携し、8月、同大病院と輪番病院が救急患者のコンピューター断層撮影(CT)などの画像を共有できる遠隔画像診断システムの運用を開始した。9月には、三重大病院から輪番病院へ平日夜間帯の医師派遣も始めた。

■検討課題も山積 

 県内最大の市町村合併から始まった市政運営。「『一体感の醸成を』との思いで、指針をつくってきた」といい、新最終処分場や総合スポーツ施設の整備計画など、大型事業を重要施策と位置づけてきた。

 だが、これらは実現まで、まだ途上だ。美杉町下之川地区に建設が決まった新最終処分場は昨年11月、市側が中間処理施設を、それまでの一体整備から一転して分離建設案を打ち出した。市議会本会議では「地域の理解を得ているのか」と批判が集中。市側は「本年度中に結論を出したい」としたが、現在のところ方向性は決まっていない。

 このほか、津市半田の青谷地区に建設予定の新斎場の整備手法や、総合スポーツ施設周辺地域の具体体的整備内容など、住民にとって必要不可欠で、急務の検討課題は山積する。「道半ばの事業」は、後継市長の手にゆだねられることになった。

 (古谷祥子)

2289チバQ:2011/03/27(日) 20:54:32
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/chihosen11/list/CK2011032302100035.html
[三重]<激震>津市長、知事選へ(下)
2011年2月27日

 「急場しのぎで用意した公約じゃない」。津市の松田直久市長が知事選の出馬会見した翌日の24日。真っ先に市長選出馬を表明した津市議の藤岡和美氏(64)は胸を張った。

 「小学校給食無料化に4億円」「義務教育終了時までの医療費無料化に6億円」…。公約に掲げる主要施策の必要額と財源を示してみせたのだ。

 この周到さには理由があった。松田市長が10万票を超す得票で圧勝した昨年1月末の市長選に、藤岡氏はマニフェストまで用意して出馬を模索したが断念した経緯がある。松田が知事選に転出するとのうわさを耳にした昨年末から“幻”となったマニフェストを再度、練り直していたのだ。

 翌25日には元国土交通省官僚の村主(すぐり)英明氏(51)も手を挙げた。村主氏も同じように昨年の市長選への立候補を検討した1人だ。会見では「2006年の10市町村の合併から市長職に興味があった」と明かした。

 村主氏は「昨年の市長選で立候補を見送ってから、いつ選挙があっても立候補できるように政策を温めてきた」と話す。街づくりや住宅施策などにかかわってきた経験から「中心市街地に高齢者向けの住居を確保し、福祉と市街地活性化を両立させる」「自治基本条例を制定する」など公約の一部を披露した。

 昨年の市長選に女性候補を立てた共産党も擁立を模索し、ある市議も「市長として何ができるか検討している」と立候補に含みを持たす。さらに、複数の名前が浮上するなど投開票日まで2カ月を切った短期決戦の市長選に向け、候補者が乱立する可能性をはらむ。

 いま注目されているのは、やはり松田市長の言動だ。松田市長は後継について「どなたかということを申し上げることはない」と、表向き静観する構え。しかし「松田市長が後継に推す候補こそ本命だ」とみる空気も根強い。

 あるベテラン市議は、そうした雰囲気をけん制するように、こうくぎを刺す。「松田市長には3年も任期を残したまま市政を放り出したという批判もある。後継指名を受けても、必ずしも有利とは限らないだろう」。(角雄記)

   ×  ×

 県都・津市のかじ取り役を決める市長選は、4月17日告示、24日投開票の統一地方選で実施される。同時に市議の補欠選挙も行われる。補欠選挙は、市長選や県議選に転出する市議2人の欠員を埋めるためで、現在のところ、被選挙数2となる見通し。

2290名無しさん:2011/03/27(日) 21:54:47
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2291チバQ:2011/03/28(月) 22:27:19
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011032890221103.html
岐阜県議選無投票が6割 過去最多、中部6県でも無投票率が最多
2011年3月28日 22時11分

 4月の統一地方選で、岐阜県議選(定数46)は全27選挙区のうち63%に当たる17選挙区が無投票となる見通しであることが分かった。無投票区数は過去最多となる公算で、民主が自民への対立候補を擁立できなかったのが最大の原因。同じ日程で行われる中部6県の県議選の中で、無投票区比率は最も高くなりそうだ。

 岐阜県議選には28日現在、56人が立候補を表明。うち20人が無投票当選となる見込みだ。1人区の選挙区で目立ち、全18のうち14を占める。このまま推移すれば、補欠選挙を含め1人が3期、5人が2期連続で無投票で当選が決まる。

 立候補予定者は、県議会最大勢力の自民が32人、民主が推薦を含み10人。民主は全選挙区での擁立を目指していたが、支持率の低下を受け進まなかった。共産も「現有の1議席の確保が最優先」として、過去最低の3人にとどまる。

 さらに岐阜県は1人区が3分の2を占め、保守層を中心に「選挙で地域を分裂したくない」との意識が根強いことも、無投票につながっている。

 他の中部5県の県議選では、無投票となりそうな選挙区の比率が最も高いのが三重の35%(17選挙区中6)。次いで長野の31%(26選挙区中8)、滋賀の19%(16選挙区中3)、福井の17%(12選挙区中2)と続き、愛知県の16%(57選挙区中9)が最も低い。

(中日新聞)

2292チバQ:2011/03/28(月) 22:58:23
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001103280007
静岡市長選 新顔3氏舌戦
2011年03月28日

 静岡、浜松両政令指定都市の市長選が27日告示され、県内でも統一地方選が本格的にスタートした。静岡市長選には、前市議会議長の安竹信男氏(64)=無所属=、元参院議員の海野徹氏(61)=地域政党「減税日本」公認=、元県議の田辺信宏氏(49)=無所属、自民推薦=の新顔3人が立候補。浜松市長選は、現職の鈴木康友氏(53)=無所属=のほかに立候補の届け出はなく、指定市長選では初の無投票当選が決まった。静岡市長選は4月10日に投開票される。


 ■「減税」に反論も/安竹氏


 午前8時半、安竹氏は静岡市葵区片羽町の事務所で当選祈願を行い、神棚に向かって深々と頭を下げた。


 近くの西草深公園で行われた出陣式には、約700人の支持者が集まった。選対本部長を務める岡野豊一氏が「安竹さんは、東日本の震災以前から災害に強い街づくりを訴えている。新しいリーダーのもとで、強い静岡をつくろうじゃありませんか」と呼びかけた。


 壇上でマイクを握った安竹氏は身ぶり手ぶりを交えながら演説。「減税」に対する反論や、防災対策の充実の訴えなどに力を込めた。


 その後、支持者らに見送られて選挙カーに乗り込んだ。この日は、駿河区馬淵や清水区江尻東にある事務所近くでも街頭演説を行い、同区内を中心に回った。


 ■清水区で出陣式/海野氏


 海野氏は午前9時15分から駿河区豊田の事務所前で第一声。集まった約300人の支持者を前に「市政改革は減税から」と改めて訴えた。


 中学・高校時代の同級生だった静岡高校野球部元監督の船川誠氏らが駆けつけて、マイクを握った。公認を受けた地域政党「減税日本」代表の河村たかし名古屋市長は来県できず、代わりに録音された応援メッセージが紹介された。


 午後3時からは清水区万世町の清水事務所で出陣式。約200人の市民を前に、市長補佐に清水ゆかりの人を登用することなどを約束した。


 旧蒲原町、旧由比町も含めた計8カ所で街頭演説をし、ときおり選挙カーから自転車に乗り換えて移動。ペダルをこぎながら、市民らに手を振って支持を呼びかけた。


 ■民・自から応援/田辺氏


 午前9時からJR清水駅前で始まった田辺氏の出陣式には、民主、自民双方の国会議員や県議、市議、連合静岡幹部、地元経済界関係者らが勢ぞろいした。約800人の支援者に、田辺氏は声をからして支持を呼びかけた。


 民主党の榛葉賀津也参院議員や自民党国会議員らが次々と登壇し、「党派を超えて国、静岡市を救わなければならない」と団結を強調。連合静岡の吉岡秀規会長は「この非常時に、選挙のためだけに減税を唱えることは絶対に許せない」と、減税日本への批判を展開した。


 昼過ぎには葵区の青葉通りに会場を移し、1千人以上を集めて再び出陣式を開催。それぞれの会場では、谷垣禎一自民党総裁や小嶋善吉静岡市長からの祝辞が読み上げられるたびに拍手がわいた。

2293チバQ:2011/03/28(月) 22:58:47
 ◇税金1円無駄にせず/安竹 信男氏


 いま財源の問題が問われているが、私は20年間、市の財政を見てきた。誰1人として税金が高すぎるといった声はなかった。選挙の具に、減税と言えばこちらを向いてくれるだろうという考えで、行政の財政を商店のセールの問題のように切り替えるなんて、とんでもない過ちだ。


 市民はつらい思いをしながらも税金を払うことで、同時に権利を主張できる。1円たりとも税金を無駄にせず、公務員以上に幸せを感じる街にしましょう。


 静岡市は、徳川家康公から築かれた歴史、文化、地場産業のすべてが、市民にとって幸福の恵み。全国屈指の環境を市民みんなが共有する財産としていきたい。


 だが、安心して子どもを生み育てたり、老後を迎えたりする環境は、指定市の中でもまだ十分とは言えない。どこにでも起こりうる自然災害に強い街を作りながら、誰もが住みやすい街を築いていく。


 春夏秋冬を感じ取れ、日本のど真ん中にある静岡市。観光産業に力を入れながら、現場で汗をかく市長として引っ張っていきたい。


 ◇減税し経済強くする/海野 徹氏


 経済を強くして政令指定市の存在感を示し、日本一といわず世界一の静岡にしたい。3兆円を切ってしまった市域のGDP(国内総生産)を20年後には6兆円にしたい。


 目標達成のための四本柱が新たな成長戦略、静岡型の税制、人づくり、医療福祉。新たな成長には新たなしくみ、新たな発想がなきゃいけない。それが減税なんです。


 減税をやり、行財政改革を真剣に進める。3千ほどある市の事業を知恵と工夫を絞って見直していく。私が掲げる市民税10%減税の総額は40億円ほどで、市の年間予算約2800億円のわずか1・4%。民間には1〜2割ものコストダウン要請を受けながら生産性を高めている企業もある。民間にできて、行政にできないことはありえない。


 防災対策ではすべての施設を改善したいが、同時に情報管理や防災教育も大事。


 この17年間、市の経済対策はないに等しかった。トップが都市経営をやってこなかったから。私は都市経営者として、自分の給料を半分にし、議員定数の削減など議会改革も行う。私にはできます。


 ◇市民の不安を安心に/田辺 信宏氏


 静岡を希望の「おか」にしたい。不安を安心に変えていきたい。


 現状は厳しい。手をこまねいていれば、今後5年間で人口が3万人減る。東海地震はいつ起こるか分からない。市民1人当たりの借金は80万円超。現状を打破し、縦割り行政を打ち破って新しい静岡市をつくるには、党派を超えた気持ちが必要だ。


 この選挙は、一致団結して安全、安心、安定の静岡市政をつくるのか、対立をあおって混乱の市政をつくるのかの選択の選挙になる。


 私の政策の二本柱の一つ目は、災害に強く安心で安全な町づくり。地域の防災対策を抜本的に見直す。現状の津波対策は弱い。東日本大震災のようなマグニチュード9・0級の地震には木っ端みじんだ。地域の不安を安心に変えるため、避難場所を確保し、防潮堤に予算をかける。


 二つ目は、世界から静岡に人が集まる仕組みを作り、働く場所を確保するということ。現在、1年間で780万人の観光客を4年後に1千万人にしたい。世界の中の静岡をつくるために私は戦う。

2294チバQ:2011/03/28(月) 23:51:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110326-00000028-mailo-l21
展望:’11統一選・県議選/上 /岐阜
毎日新聞 3月26日(土)10時40分配信

 4年に1度の統一地方選の第1ラウンド、県議選の告示日が4月1日に迫った。これまでに出馬を表明したのは56人。自民、民主、公明、共産の公認・推薦や無所属の候補予定者に加え、名古屋市の地域政党「減税日本」の推薦を受けた候補予定者も現れた。投開票日は4月10日。有権者の支持を集め、議席を獲得するのはどの陣営なのか−−。全27選挙区の顔ぶれと情勢を3回に分けて紹介する。【岡大介】
 ◇少数激戦か、「減税日本」に注目−−岐阜市
 ◇前回同様、保守系候補の争いか−−山県市
 ■岐阜市
 民主、自民、公明、共産の公認候補に、名古屋市の河村たかし市長が代表の地域政党「減税日本」が推薦する新人、無所属のベテラン現職を加えた10人で9議席を争う少数激戦になりそうだ。
 民主は県連幹事長の渡辺、元NHK記者の太田の現職2人を公認し、連合岐阜が後押しする。
 自民は、ベテラン玉田に加え、市議4期の道家と元衆院議員秘書、長屋の新人2人の計3人を公認し、現有2議席から上積みを目指す。議長の安田謙三は引退する。
 公明は県本部代表の岩花と新人水野を公認。支持層は固く、2議席維持を目指す。現職の野村保夫は引退。
 共産は現職の大須賀を公認。党支持層を中心に支持を訴えて議席を死守する考えだ。
 前回自民公認でトップ当選したベテラン平野は、09年衆院選で民主候補を応援したため、今回は無所属で出馬する。
 無所属新人の岸上は今月、民主推薦で出馬予定だったのが一転、減税日本の推薦を得て各陣営を驚かせた。民主は推薦を取り消した。岸上は県税10%削減を訴えるといい、名古屋同様に岐阜でも「減税」を旗印に支持を集められるか、注目される。
 ■山県市
 前回同様、保守系候補が争う展開になりそうだ。
 現職の横山は自民の公認を得たが、市議時代の選挙ポスター代水増し請求問題(07年、詐欺容疑で岐阜地検に書類送検され、その後不起訴処分)などで一部市議の反発を買い、組織作りに不安を残す。元県職員の郷は反横山派の市議らを後ろ盾に議席奪取を目指す。保守分裂に乗じて民主も擁立を検討したが頓挫した。
 ■各務原市
 民主は、元県連幹事長の伊藤が、所属する川崎重工の支援を受けて4期目を狙う。自民は、公認・推薦合わせて3人が出馬した前回と違い、現職の足立と松岡の2人を公認。共産からは、市議10期の今尾が初挑戦する。
 ■瑞穂市
 自民現職、篠田の無投票当選かとみられたが、無所属新人の古川が名乗りを上げた。篠田はPTAなどを通じ、組織固めに余念が無い。一方、古川は県議会改革を掲げて無党派層の取り込みを図る。
 ■羽島郡
 無所属現職の田中は民主系会派に所属するが、保守支持層からも得票が期待できる。無投票となりそうだ。
 ■本巣市
 現職の松村が無投票で3選を果たす公算が大きい。
 ■羽島市
 現職の大野以外に、目立った動きはない。(敬称略)
………………………………………………………………………………………………………
 ◆岐阜市(定数9)
渡辺嘉山   53 民現(3)
太田維久   42 民現(1)
玉田和浩   67 自現(5)
道家康生   42 自新
長屋光征   31 自新
岩花正樹   62 公現(4)
水野吉近   47 公新
大須賀志津香 51 共現(1)
平野恭弘   76 無現(6)
岸上あおい  46 無新
 ◆山県市(定数1)
横山善道 57 自現(1)
郷明夫  62 無新
 ◆各務原市(定数3)
伊藤正博 60 民現(3)
足立勝利 65 自現(3)
松岡正人 47 自現(1)
今尾泰造 66 共新
 ◆瑞穂市(定数1)
篠田徹  50 自現(1)
古川貴敏 56 無新
 ◆羽島郡(定数1)
田中勝士 45 無現(1)
 ◆本巣市(定数1)
松村多美夫 60 自現(2)
 ◆羽島市(定数1)
大野泰正 51 自現(2)

3月26日朝刊

2295チバQ:2011/03/28(月) 23:53:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110327-00000010-mailo-l21
展望:’11統一選・県議選/中 /岐阜
毎日新聞 3月27日(日)10時39分配信

 ◇民、自は公認争い、混戦模様−−可児市
 ◇自現職2人と民新人の争い−−中津川市
 <中濃>
 ■可児市
 民主、自民いずれも公認争いが起き、無所属新人が出馬。2議席を3人で争う混戦模様だ。
 民主は現職の村上を遅れて公認したが、地元では不満がくすぶる。連合などの組織をまとめ直せるのかがカギだ。
 小原への自民公認はさらに遅れた。市長選で自民系市議が分裂したしこりが残り、組織固めに不安を残している。
 民主公認を争った元市議の佐伯は無所属で出馬する。同党支持層への食い込みを狙う。
 ■関市
 現職の林と酒向が議席を分け合いそう。
 ■美濃市
 現職佐藤が出馬を表明。無投票か。
 ■美濃加茂市
 前回は自民推薦候補の一騎打ちとなったが、今回は現職の小川で一本化した。
 ■郡上市
 前回は三つどもえの激戦となったが、今回出馬するのは現職、野島だけとみられる。
 ■加茂郡
 補選で無投票当選した加藤が知名度上積みで再選を目指す。
 <東濃>
 ■中津川市
 自民現職の早川、平岩と、民主新人の島田の3人で2議席を争う見込み。
 島田は出身の富士通テン労組の支援を受ける。社民党県連の推薦も取り付けた。
 早川は議長経験もあり、知名度は抜けている。市北部を地盤に支持を訴える。平岩は前回トップ当選。市中心部で観光関係団体の支持を固めて再選を目指す。
 ■多治見市
 新人5人が乱立した前回から一転、現職でそれぞれ民主、自民の公認を得た高木と山本が無投票で議席を分け合いそうだ。
 ■瑞浪市
 自民現職で副議長の渡辺が4選を目指すほかに出馬の動きは見られない。
 ■恵那市
 自民現職の水野が無投票で再選される公算大。
 ■土岐市
 現職の矢島が無投票で3選を果たしそうな情勢だ。(敬称略)
………………………………………………………………………………………………………
 ◆可児市(定数2)
村上孝志 63 民現(1)
小原尚  51 自現(1)
佐伯哲也 40 無新
 ◆関市(定数2)
林幸広 58 民現(2)
酒向薫 54 自現(1)
 ◆美濃市(定数1)
佐藤武彦 53 自現(2)
 ◆美濃加茂市(定数1)
小川恒雄 64 自現(2)
 ◆郡上市(定数1)
野島征夫 65 自現(1)
 ◆加茂郡(定数1)
加藤大博 31 自現(1)
 ◆中津川市(定数2)
島田千寿 53 民新
早川捷也 67 自現(5)
平岩正光 55 自現(2)
 ◆多治見市(定数2)
高木貴行 32 民現(1)
山本勝敏 47 自現(1)
 ◆瑞浪市(定数1)
渡辺真 69 自現(3)
 ◆恵那市(定数1)
水野正敏 52 自現(1)
 ◆土岐市
矢島成剛 61 自現(2)

3月27日朝刊

2296チバQ:2011/03/28(月) 23:53:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110328-00000051-mailo-l21
展望:’11統一選・県議選/下 /岐阜
毎日新聞 3月28日(月)10時54分配信

 ◇自民現職2人に民主新人挑む−−揖斐郡
 ◇合併後初の選挙へ 因縁の対決−−飛騨市
 <西濃>
 ■大垣市
 民主は現職、野村を公認した。連合岐阜西濃地協を後ろ盾に、無党派層への浸透にも取り組む。
 自民は県連幹事長の猫田と副会長の岩井を公認した。いずれもベテランの選挙巧者で、組織固めは盤石といっていい。
 共産はこの選挙区で唯一の新人の森桜を公認して、議席奪取を狙う。
 無所属の伊藤は前々回(03年)、前回(07年)とトップ当選。今回も県政報告会などの活動を重ね、安定している。
 ■揖斐郡
 前回は自民現職の渡辺、高橋が無投票で議席を独占したが、今回は民主新人の国枝が2人に挑む。自民県連もてこ入れを図っており、注目区の一つだ。
 国枝は大野町に事務所を構え、若さをアピールする。対する渡辺は池田町を基盤に、建設業などの組織票をまとめる。高橋も揖斐川町を中心に支持を固める。
 ■不破郡
 自民現職の藤墳と、無所属新人で民主推薦の奥村がそれぞれ出馬を表明しており、16年ぶりの選挙戦になる見込み。
 3回連続無投票当選の藤墳は、農業団体などの支持固めを急ぐ。挑む奥村は垂井町議からのくら替えで、多選批判を訴えて支持拡大を目指す。
 ■海津市
 自民現職の森が、着々と支持を固めている。民主推薦で出馬予定だった市議が党への逆風を懸念して出馬を断念。無投票か。
 ■養老郡
 自民現職の村下が出馬する予定だ。無投票の公算大。
 ■安八郡
 元町職員の脇坂以外に目立った動きは無く、無投票が濃厚。
 <飛騨>
 ■飛騨市
 現職洞口と、洞口の支援する候補に市長再選を阻まれた船坂との因縁の戦いになりそうだ。前回は無投票で、今回が合併後初の選挙戦となる見込み。
 洞口は市内で最も人口の多い古川町を基盤に支持を広げている。元飛騨市長の船坂はその前は旧神岡町長。神岡町を中心に態勢づくりを急ぐ。
 ■高山市
 自民新人で元衆院議員秘書の高殿と、無所属現職の川上が議席を分け合うことになりそう。民主は候補を擁立できなかった。ベテラン中村慈は引退。
 ■下呂市
 自民現職の駒田のほかは、出馬の動きが具体化していない。(敬称略)
………………………………………………………………………………………………………
 ◆大垣市(定数4)
野村美穂  41 民現(1)
猫田孝   70 自現(10)
岩井豊太郎 66 自現(6)
森桜房義  54 共新
伊藤秀光  60 無現(2)
 ◆揖斐郡(定数2)
国枝慎太郎 34 民新
渡辺信行  69 自現(6)
高橋昌夫  66 自現(2)
 ◆不破郡(定数1)
藤墳守   69 自現(4)
奥村耕作  65 無新
 ◆海津市(定数1)
森正弘   63 自現(2)
 ◆養老郡(定数1)
村下貴夫  54 自現(2)
 ◆安八郡(定数1)
脇坂洋二  62 自現(1)
 ◆飛騨市(定数1)
洞口博   61 自現(3)
船坂勝美  69 無新
 ◆高山市(定数2)
高殿尚   48 自新
川上哲也  47 無現(2)
 ◆下呂市(定数1)
駒田誠   65 自現(4)

3月28日朝刊

2297ぐらもん:2011/03/30(水) 21:31:22
こういう発想が出てきて全会一致で可決というのは素晴らしい!

国難に政府紙幣を 郡上市議会が意見書
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20110326/CK2011032602000113.html
2011年3月26日

 政府紙幣を発行して国難乗り切れ−。郡上市議会は定例会最終日の25日、議員提案による東日本大震災の復興に向けた財源確保に関する国への意見書を、全会一致で可決した。

 意見書は、大震災や原発事故を「戦後最大の危機」とし、高速無料化など予算の見直しで財源を確保するとともに、与野党が結束して復興資金として政府紙幣を発行するよう求めている。
政府紙幣は、日本銀行とは別に政府が直接発行し、同じ通貨価値を持たせる紙幣。インフレを招くなどリスクも大きいが、リーマン・ショックなどによる不況やデフレ以降、一部の政治家や有識者が“奇策”として提唱してきた。

 提案した美谷添生(みやぞえせい)議員は「単なる不況ならともかく、このような国難の時には、国民の多くが納得すると思う」と話している。

2298チバQ:2011/03/30(水) 22:14:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110323-00000139-mailo-l20
せまる’11県議選:各選挙区の情勢分析/1 /長野
毎日新聞 3月23日(水)13時7分配信

 ◇83人立候補準備、最少か
 統一地方選第1ラウンドの県議選(4月1日告示、総定数58)まで2週間を切った。毎日新聞の集計では、現職、元職、新人合わせて83人が立候補の準備を進めている。出馬の動きは総じて低調で、戦後最も少なかった1979年の87人を下回る可能性が高い。阿部守一知事の就任後、野党多数の「ねじれ」が生じた県議会。東日本大震災、県北部地震からの復興という重い課題に直面した県政の今後に、注目が集まる。
 ◆長野市区
 ◇「みんな」加わり激戦に
 定数10に対して現職10人、元職1人、新人3人の計14人が出馬の意向。民主、自民など現在議席を持つ各党の争いにみんなの党、無所属候補も加わり、激戦が予想される。
 国政、県政双方で与党となった民主。県連幹事長の倉田氏のほか、現職・新人各1人を擁立し、初めて3人の公認候補を立てた。東日本大震災で「解散総選挙は遠のいた」との見方が広がるが、政権与党への逆風はやんでいない。県政与党として、知事とのつながりの強さをどこまで支持拡大に生かせるかが焦点になる。
 自民は前回と同じ現職3氏を立て、全員当選を期す。当選8回を誇る県連幹事長の石田氏をはじめ、それぞれが組織固めを着々と進める。ただ「震災の影響で政権批判は前面に出しにくい」(同氏陣営)状況だけに、復興に向け、自民が重点を置く「景気対策の必要性がより高まった」と強調する構えだ。
 2大政党の争いの中、他陣営は独自色の発揮に懸命だ。共産は、県議団長の石坂氏ら現職2人を擁立。市内で建設が進む県営浅川ダムに反対の立場から、「ダムより住民の安全、福祉の充実を」と訴える。公明県本部代表の太田氏と、県議会会派「創志会」所属で無所属の高橋氏はともに議会改革の推進などを強調する。
 さらに民主ととも知事与党を担う社民県連代表の竹内氏、無所属で元職の鈴木氏が名乗りを上げた。2新人を擁立したみんなの党は、初の議席獲得へ無党派層取り込みを図る。
 ◆須坂市・上高井郡区
 ◇現職以外動きなし
 現職2氏がこれまでに立候補を表明。他に目立った動きはない。前回選では候補を擁立した共産は今回は断念した。
 永井氏は12日に事務所開きを行い、支援者70人が集まった。連合長野須高地域協議会の支援を受け、支持拡大を目指す。村石氏は自民党県議団に会派を変更後、2度目の出馬。小坂憲次、若林健太両参院議員の後援会から支援を受ける。=つづく
………………………………………………………………………………………………………
 ◆長野市区(定数10)
石坂千穂  62 共現(5)
石田治一郎 73 自現(8)
太田昌孝  49 公現(1)
風間辰一  49 自現(3)
倉田竜彦  66 民現(6)
倉野立人  49 民現(1)
高橋宏   72 無現(5)
竹内久幸  57 社現(3)
西沢正隆  39 自現(3)
和田明子  51 共現(1)
鈴木清   63 無元(2)
江口光雄  58 み新
金沢敦志  48 民新
原田貴司  31 み新
 ◆須坂市・上高井郡区(定数2)
永井一雄  68 無現(2)
村石正郎  71 自現(4)
 ※原則として現職、元職、新人で50音順。現職の所属は政党。年齢は投開票日(4月10日)現在。カッコ内数字は当選回数。

3月23日朝刊

2299チバQ:2011/03/30(水) 22:14:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110324-00000119-mailo-l20
せまる’11県議選:各選挙区の情勢分析/2 /長野
毎日新聞 3月24日(木)12時45分配信

 ◆千曲市・埴科郡区
 ◇現職2人に新人2人が挑む激戦
 ともに現職で7期目を目指す下崎氏と再選を目指す小山氏に、荒井氏と小川氏の2新人が挑む構図で、定数2を4人が争う激戦区になりそうだ。
 下崎氏は中小企業などの経済対策の推進を訴え、自民党の推薦をはじめ地元商工会や農協などの支援を受け、地元の旧更埴市を中心に地盤固めを進める。小山氏は旧上山田町長の実績から「市町村とのパイプ役」を強調。県議会の会派は創志会だが、「県民党」を掲げて無所属で出馬する。
 荒井氏は世代交代をスローガンに、民主、社民両党の推薦を取り付けた。市職員として勤務した旧戸倉町などで組織拡大を急いでいる。民主党が推薦する小川氏は阿部県政を支える姿勢を鮮明にしている。自転車で選挙区を回る戦術で、知名度アップを図る。
 ◆中野市・下高井郡区
 ◇2現職、1新人で定数2争う構図
 定数2を現職2人と新人1人で争う構図になるとみられる。
 再選を目指す小林氏と新人の宮川氏は、それぞれ連合長野の推薦を受けた。小林氏は阿部守一知事の与党会派「トライアル信州」所属だが、知事が建設継続を決定した県営浅川ダムには反対の立場。宮川氏は、地元の民主党・篠原孝副農相の地元後援会が支援している。再選を目指す丸山氏は自民党推薦を受け、市議時代からの後援会が支持固めを図る。
 ◆飯山市・下水内郡区
 ◇2回連続無投票か
 3選を目指す創志会の現職、宮本氏以外に立候補の動きがなく、2回連続で無投票の可能性が高まっている。
 ◆上水内郡区
 ◇服部氏支持固め
 6期目を目指す服部氏以外に立候補の動きはない。前回無投票当選の服部氏は、地元の信濃町などで支持固めを進める。自民党県議団に所属しているが、自民、無所属いずれの立場で出馬するかは未定という。=つづく
………………………………………………………………………………………………………
 ◆千曲市・埴科郡(定数2)
小山立  71 無現(1)
下崎保  73 無現(6)
荒井武志 59 無新
小川修一 43 無新
 ◆中野市・下高井郡(定数2)
小林東一郎 52 無現(1)
丸山栄一  55 無現(1)
宮川好正  60 民新
 ◆飯山市・下水内郡区(定数1)
宮本衡司 59 創現(2)
 ◆上水内郡区(定数1)
服部宏昭 66 自現(5)
 ※原則として現職、元職、新人で50音順。現職の所属は政党。年齢は投開票日(4月10日)現在。カッコ内数字は当選回数。

3月24日朝刊

2300チバQ:2011/03/30(水) 22:14:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110325-00000159-mailo-l20
せまる’11県議選:各選挙区の情勢分析/3 /長野
毎日新聞 3月25日(金)13時31分配信

 ◆松本市区
 ◇各党そろい少数激戦 松本と合併、旧波田町が草刈り場
 6議席に対して現職4人、新人3人の計7人が立候補を準備。主要政党から無所属までが顔をそろえる少数激戦区だ。前回選まで東筑摩郡区に属していた旧波田町が松本市と合併し、各陣営の草刈り場になりそうだ。
 自民は今回も現職2人が立つ。萩原氏は、2月定例県議会の合間も企業の朝礼や各地区をこまめに回り、高齢化が進む後援会の世代交代も図った。党県議団幹事長として多忙な本郷氏も、市内全地区に発足させた後援会組織をフル活用。ともに5、6期目を目指すベテランだが、「横一線の勝負だ」(本郷氏)と気を引き締める。
 民主の下沢氏は、連合長野と国民新党の推薦を受け、組合や各地区でミニ集会を開催。党への逆風もあるが、「個人の政策や人柄で戦う」(同氏陣営)。
 公明・中川氏と共産・両角氏はともに引退する現職の後継。組織票を固めつつ、街頭演説などを重ねて知名度アップを目指している。国政に二度の出馬経験がある社民・中川氏は、出身の市職労など組合を中心に支持固めを図る。無所属の北山氏は市内を回るなどして、しがらみのなさを強調し、無党派層への浸透を狙っている。
 ◆塩尻市区
 ◇2現職に1新人、前回と同じ顔ぶれ
 07年前回選と同じ顔ぶれで、ともに3選を目指す現職2人に新人1人が挑む構図だ。
 小松氏は、全地区にある後援会66支部で県政報告会を開催。無所属で連合長野の推薦を受けているが、昨夏の知事選では自民公認候補を支援、保守系へも浸透を図る。
 共産の備前氏は街頭演説やミニ集会で医療問題などを訴える。無党派や保守層も参加する個人後援会もあり、党派を超えた支持拡大を目指す。
 民主の続木氏は党派色を抑え、知事選で支援した阿部守一知事との「太いパイプ」を強調。自転車で市内を回り、駅前や交差点でつじ立ちを重ねる。
 ◆大町市区
 ◇無投票の公算が大
 前回選で新人として挑み、現職を破った諏訪氏が昨秋に立候補を表明。企業訪問やミニ集会で各地区を回り、医療の充実などを訴える。
 ほかに目立った動きはなく、無投票となる公算が大きい。
………………………………………………………………………………………………………
 ◆松本市区(定数6)
北山早苗  55 無現(2)
下沢順一郎 51 民現(1)
萩原清   60 自現(5)
本郷一彦  64 自現(4)
中川博司  52 社新
中川宏昌  40 公新
両角友成  58 共新
 ◆塩尻市区(定数2)
小松千万蔵 68 無現(2)
備前光正  48 共現(2)
続木幹夫  53 民新
 ◆大町市区(定数1)
諏訪光昭 59 無現(1)
 ※原則として現職、元職、新人で50音順。現職の所属は政党。年齢は投開票日(4月10日)現在。()数字は当選回数。

3月25日朝刊

2301チバQ:2011/03/30(水) 22:15:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110327-00000077-mailo-l20
せまる’11県議選:各選挙区の情勢分析/4 /長野
毎日新聞 3月27日(日)10時55分配信

 ◆安曇野市区
 ◇共産、擁立を断念 無投票の可能性
 6選を目指す望月氏と昨夏の補選で初当選した甕氏が立候補を表明した。共産は中信地区委員会が候補擁立を断念。無投票となる可能性が高い。
 望月氏は、2月県議会の会期中も精力的に各地区で県政報告会を開き、5期の実績をアピール。後援会組織も若手を登用するなど再構築し、「選挙戦を前提に準備している」(同氏陣営)。
 甕氏は前回推薦だった民主から公認を取り付け、党所属の市議が後援会長に就任。連合長野の推薦も受けて、業界団体や各地区を回る。党に逆風が吹く中で「知事与党」を強調している。
 ◆木曽郡区
 ◇現職に新人が挑戦、8年ぶり選挙戦へ
 現職の村上氏に新人の瀬戸氏が挑み、8年ぶりに選挙戦となる見通し。郡内で最も有権者の多い木曽町がかぎになりそうだ。
 上松町が地盤の村上氏は、木曽町で事務所開き。郡内全域に後援会9支部を設けて県政報告会を開くなど、組織固めを進める。
 王滝村長の長男の瀬戸氏も、連合長野から推薦を受け、木曽町を主な拠点に活動を展開。つじ立ちなどで知名度アップを図る。
 ◆北安曇郡区
 ◇連続で無投票か
 現職の宮沢氏が5選を目指して出馬表明。郡内4町村の集落100カ所以上でミニ集会を行うなど、支持を固めている。
 ほかに目立った動きはなく、前回に続いて無投票となる可能性が高まっている。
 ◆東筑摩郡区
 ◇現職以外動きなく
 現職の清沢氏以外に立候補の動きはなく、無投票となる公算が大きい。
 過去2回の選挙で無所属だった清沢氏は、今回は自民公認で出馬。一方、事務所開きには民主の下条みつ衆院議員や、自民の若林健太参院議員が出席するなど、党派を超えて支持拡大を狙う。
………………………………………………………………………………………………………
 ◆安曇野市区(定数2)
甕裕一  40 民現(1)
望月雄内 69 自現(5)
 ◆木曽郡区(定数1)
村上淳  56 無現(2)
瀬戸大樹 32 民新
 ◆北安曇郡区(定数1)
宮沢敏文 58 無現(4)
 ◆東筑摩郡区(定数1)
清沢英男 61 自現(2)
 ※原則として現職、元職、新人で50音順。現職の所属は政党。年齢は投開票日(4月10日)現在。()数字は当選回数。

3月27日朝刊

2302チバQ:2011/03/30(水) 22:15:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110328-00000106-mailo-l20
せまる’11県議選:各選挙区の情勢分析/5 /長野
毎日新聞 3月28日(月)11時21分配信

 ◆上田市・小県郡区
 ◇3現職に2新人、少数激戦の様相
 4議席に対して現職の島田、高村、平野3氏と、ともに新人で公明の清水氏、民主推薦の堀場氏の計5人が立候補の準備を進め、少数激戦の様相だ。
 知事与党会派のトライアル信州で代表を務める島田氏は、地域政党「減税日本」からの推薦を受け、草の根運動を展開。看護師の経歴を持つ共産・高村氏は、地域の医療再生を訴える。組織票に加えて、女性の支持拡大にも力を入れる。
 自民県議団長の平野氏は地方分権の強化を訴えつつ、後援会組織を引き締め、保守系支持者らの支持固めを進める考えだ。旧上田市区を含めて36年ぶりの候補擁立となる公明の清水氏は、子育て環境の充実を主張し、主婦層などに浸透を図る。堀場氏は元プロ野球選手の知名度を生かし、スポーツを通じた子どもの健全育成などを公約の柱に、支持拡大を図っている。
 ◆東御市区
 ◇創志会長保科氏に元市議石和氏挑戦
 県議会第3会派の創志会会長で3期目を目指す保科氏に、新人で元市議の石和氏が挑む構図。合併に伴って前回選で設けられた東御市区で、初めての選挙戦となる公算だ。
 保科氏は阿部守一知事に対して「是々非々の立場」といい、旧東部町長の経験も生かして、医療再生や産業の創出を掲げる。
 連合長野が推薦する石和氏は、阿部知事への支持の姿勢を前面に打ち出し、「県政で教育再生を進める」などと訴えている。
 ◆小諸市区
 ◇福島、山岸氏の事実上一騎打ちに
 前回07年と同様、事実上の一騎打ちの様相だ。2期目を目指す福島氏は、経営する幼稚園の関係者や夫が住職を務める寺の檀家(だんか)などを軸に結束。選挙戦は震災を考慮して遊説車を自粛し、近隣を徒歩で回って街頭演説する戦術に徹するという。
 連合長野の推薦を受ける山岸氏は、観光関連や青年会議所、小中学校PTA会長の経験などで築いた人脈を活用。小諸厚生病院の再構築計画の実現を訴えて、農協票の獲得も狙う。草間氏も出馬を準備している。
 ◆佐久市・北佐久郡区
 ◇木内後継桃井氏、自民議席守るか
 現職3人と新人2人の激戦が予想される。引退する自民・木内均県議の後継選びが難航し、5日に桃井氏が出馬表明。木内後援会と党の支援を受け、自民の議席維持をかける。
 5期目の寺島氏は震災対応などの議長公務で地元入りが減った。前回はトップ当選だが「『議長だから大丈夫』という切り崩しが心配」と引き締める。今井氏は「女性の視点を県会に」と訴える一方、スポーツ関係の支援者が桃井氏と重複し、支持離れも警戒する。
 柳田清二・佐久市長の後継として補選で議席を得た清水氏は、保守票の目減りを警戒しつつ、幅広い年代に支持を訴える。補選を含めて3度目の挑戦となる藤岡氏は、連日のつじ立ちなどで知名度アップを図っている。
 ◆南佐久郡区
 ◇現職に新人が挑戦、8年ぶり選挙戦へ
 8年ぶりに選挙戦となる見通しで、現職の高見沢氏に新人の依田氏が挑戦する構図だ。
 高見沢氏は保守層から革新まで幅広く支持を集めようと、全町村で後援会が活発に動いて浸透を図る。元県議の次男の依田氏は小海町を拠点に、建設業や環境関連の活動を通じた支持の掘り起こしを目指す。
………………………………………………………………………………………………………
 ◆上田市・小県郡区(定数4)
島田基正 65 無現(5)
高村京子 57 共現(3)
平野成基 61 自現(4)
清水純子 46 公新
堀場秀孝 55 無新
 ◆東御市区(定数1)
保科俶教 71 創現(2)
石和大  46 無新
 ◆佐久市・北佐久郡区(定数4)
今井正子  61 無現(2)
清水秀三郎 43 無現(1)
寺島義幸  57 無現(5)
藤岡義英  39 共新
桃井進   51 自新
 ◆小諸市区(定数1)
福島鶴子 71 無現(1)
草間重男 61 無新
山岸喜昭 59 無新
 ◆南佐久郡区(定数1)
高見沢敏光 68 創現(2)
依田明善  48 無新
 ※原則として現職、元職、新人で50音順。現職の所属は政党。年齢は投開票日(4月10日)現在。カッコ内数字は当選回数。

3月28日朝刊

2303チバQ:2011/03/30(水) 22:16:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110329-00000130-mailo-l20
せまる’11県議選:各選挙区の情勢分析/6 /長野
毎日新聞 3月29日(火)12時27分配信

 ◆岡谷市・下諏訪町区
 ◇民、共、自、3党争う構図
 民主、共産の現職2人に自民の元職が挑む構図で、前回と同じく3党が争う構図だ。前回は3人が240票差とほぼ横並びで、今回も激戦になるとの見方が強い。
 野沢氏は党への逆風を意識しながらも、庶民派の人柄を強調して「地域経済の振興」などを訴え、支持固めを進める。毛利氏は「暮らしを守ろう」と訴え、党組織が全力を挙げる。個人票もあるが、陣営は「まだ知らない人もいる」と浸透を目指す。雪辱を期す小松氏は岡谷市と下諏訪町に事務所を設置。後援会を再建して支持者回りを進め、陣営は「勝ち抜きたい」と力を込める。
 ◆諏訪市区
 ◇立候補表明1人、無投票の可能性
 立候補を表明したのは金子氏だけで、定数1を4人で争った前回から一転して、無投票の可能性がある。
 金子氏は市内を約100支部で網羅し、ミニ集会を開くなど支持固めを進める。阿部守一県政には「是々非々」の立場で、陣営は「選挙戦を想定し、気を緩めないようにしたい」と引き締めを図る。
 ◆茅野市・富士見町・原村区
 ◇2現1新、他に動きも
 ともに茅野市在住の民主、自民の現職に、「郡部から県議を」と訴える富士見町の無所属新人が挑む構図となりそうだが、他にも出馬の動きがある。
 今井氏と小池氏は、ともに旧茅野青年会議所で活動した。今井氏は小池氏を「支持基盤が重なる」と警戒し、原村を含む12地区でミニ集会を開いて支持固めを進める。松山氏は支持者・団体へのあいさつ回りを続け、小池氏出馬には「郡部がまとまれば脅威」と、前回以上の支持拡大を図る。
 元富士見町議の小池氏は「郡部の声を県政に」と呼びかけ、同町と原村を軸に活動。さらに人脈がある茅野市への浸透を目指す。
 ◆上伊那郡区
 ◇自、共の現職に「減税」新人挑む
 自民、共産の現職に、「減税日本」の公認を受けた新人が挑む構図になりそうだ。候補予定者がいない郡南部の有権者の動向も注目される。
 辰野町が地盤の垣内氏は3月半ばから郡内6町村で事務所開き。「景気の巻き返しが最優先」と、保守層などに訴える。小林氏は箕輪町が地盤。「無駄遣いをなくし、事業仕分けを進めてきた」として、党や医療生協の組織で支持底上げを目指す。寺平氏は元民主党上伊那支部長。「阿部県政を支える」と箕輪町議から転身し、県庁の松本移転など県刷新の構想を掲げる。=つづく
………………………………………………………………………………………………………
 ◆岡谷市・下諏訪町区(定数2)
野沢徹司 66 民現(1)
毛利栄子 59 共現(2)
小松稔  58 自元(1)
 ◆諏訪市区(定数1)
金子ゆかり 52 創現(2)
 ◆茅野市・富士見町・原村区(定数2)
松山孝志 65 民現(1)
今井敦  49 自現(1)
小池久長 50 無新
 ◆上伊那郡区(定数2)
垣内基良 61 自現(2)
小林伸陽 67 共現(3)
寺平秀行 36 諸新
 ※原則として現職、元職、新人で50音順。現職の所属は政党。年齢は投開票日(4月10日)現在。カッコ内数字は当選回数。

3月29日朝刊

2304チバQ:2011/03/30(水) 22:17:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110330-00000142-mailo-l20
せまる’11県議選:各選挙区の情勢分析/7止 /長野
毎日新聞 3月30日(水)12時54分配信

 ◆伊那市区
 ◇自民推薦2現職に新人2人が挑む
 自民が推薦する現職2氏に対して、新人の2氏が2〜3月に相次いで出馬表明し、4人の争いとなりそうだ。
 5期目を目指す木下氏は農村の振興や若者の定住策強化などを訴え、連続トップ当選を目指して支持固めを図る。4期目を目指す向山氏は「普段着のままの政治姿勢」を掲げ、商工業者を中心に支持拡大を目指す。昨年の市長選に出馬した野口氏は災害に強い地域づくり、自然エネルギー利用などを掲げて政策論争を挑む構え。まちづくりの研究会を通じて出馬を決めた三石氏は議員報酬カットなどを掲げ、若年層を中心に浸透を図る。
 ◆駒ケ根市区
 ◇3回連続で同じ顔ぶれ一騎打ちか
 元職と現職の2人が立候補を予定し、03年、07年と同じ顔ぶれによる一騎打ちの公算が大きい。
 4選を目指す佐々木氏は市内全域の後援会支部での組織固めに加え、市内各地で20〜30人規模のミニ集会を開く。「雇用の確保や医療の充実」を訴え、支持拡大を図る。
 議席奪回を目指す林氏は、「県政の転換」を訴え、支持拡大を狙う。党籍のある共産から推薦を受けるほか、田中康夫元知事を支援したグループの支援も受けている。
 ◆飯田市区
 ◇5人で3議席争う激戦
 現職3人と新人2人が3議席を争う激戦が予想される。
 7期目を目指す現職の古田氏は市内に張り巡らせた後援会で、支持固めを進める。小池氏も2期8年の実績をアピールし、地盤の市東部を中心に支持拡大を狙う。前回トップ当選した小島氏は民主、社民、連合長野から推薦を受け、組織を固める。
 新人の窪田氏は「庶民の生活を守る」と訴え、共産支持者を足がかりに浸透を図る。また、田畑氏は民主から推薦を受ける一方、草の根の活動で支持の掘り起こしを狙う。
 ◆下伊那郡区
 ◇2議席に現新3人、少数激戦を予想
 2議席に対して現職1人、新人2人が出馬を表明しており、少数激戦が予想される。
 昨年8月の補選で当選した吉川氏は地盤の郡北部を中心に組織固めを図っている。
 社民の推薦を受ける新人の熊谷氏は、引退する森田恒雄県議の後援会の後押しも受けている。自民の吉田博美参院議員の後援会から支援を受ける高橋氏は、補選で失った党の議席奪回を狙う。=おわり
………………………………………………………………………………………………………
 ◆伊那市区(定数2)
木下茂人 75 無現(4)
向山公人 68 創現(3)
野口俊邦 68 無新
三石佳代 34 無新
 ◆駒ケ根市区(定数1)
佐々木祥二 59 無現(3)
林奉文   65 無元(1)
 ◆飯田市区(定数3)
小池清  53 自現(2)
小島康晴 55 無現(1)
古田芙士 70 自現(6)
窪田泉  55 共新
田畑和司 57 無新
 ◆下伊那郡区(定数2)
吉川彰一 40 無現(1)
熊谷秀男 61 無新
高橋岑俊 66 自新
 ※原則として現職、元職、新人で50音順。現職の所属は政党。年齢は投開票日(4月10日)現在。( )数字は当選回数。

3月30日朝刊

2305チバQ:2011/03/30(水) 22:21:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110324-00000035-mailo-l23
2011県議選:各選挙区の構図/1 /愛知
毎日新聞 3月24日(木)11時12分配信

 県議選(4月10日投開票)の告示日まで1週間余り。定数103に約170人が立候補を表明しており、街頭演説や支持者集会など激しい前哨戦を繰り広げている。各選挙区の顔ぶれと情勢を7回に分けて報告する。
 ◇現新元4人が出馬表明、激戦模様に−−千種区
 ◇千種区(定数2)
佐野洋一郎 43 民新
小出典聖  62 自現(5)
東裕子   47 減新
今井安栄  65 無元(3)
 古川元久衆院議員の地元で、民主は古川氏秘書の佐野を擁立。ベテランの小出は6期目を目指す。名古屋市議選で3候補が計1万6000票を獲得した減税日本は、名東区で次点だった東がくら替えして出馬する。知名度が高い今井も復活を目指しており、激戦が予想される。
 ◇東区(定数1)
政木理香 48 自新
安藤雅彦 43 減現(1)
 河村たかし市長のおひざ元。安藤は民主から減税日本に移り、河村市長や佐藤夕子衆院議員の支援を受ける。元春日井市議の政木は自民の公認を受け、前回選で実兄が失った議席奪回を目指す。
 ◇北区(定数3)
塚本久   63 民現(8)
松川浩明  47 自現(4)
犬飼明佳  38 公新
荒深久明臣 49 減新
 市議選で落選したものの5500票を獲得した減税日本の荒深が、民主、自民、公明の候補に挑む。引退する公明現職の後継となる犬飼は集会をこなして支持団体固めを急ぐ。
 ◇西区(定数2)
渡辺雅司 61 民現(2)
熊田裕通 46 自現(4)
半田晃士 53 減新
 名鉄労組相談役の渡辺は支持組織の引き締めを図る。熊田はこまめに支援者集会を開いて実績をアピール。市議選で4100票を集めた半田は河村市長の全面支援を受ける。
 ◇中村区(定数2)
松山登 60 民現(6)
寺西睦 46 自新
 民主と自民が2回続けて無投票で議席を分け合ってきた選挙区だ。10期務めた自民の重鎮、寺西学が引退し、長男の睦が立候補を表明。松山は7期目を目指す。
 ◇自民ベテランに減税日本が挑む−−中区
 ◇中区(定数1)
加藤南 65 自現(6)
佐藤敦 38 減新
 河村市長の支援を受ける佐藤が立候補を表明し、2回続けて無投票当選だったベテランの加藤が危機感を募らせる。民主は公認候補が出馬を辞退し、擁立を断念する見通しだ。
 ◇昭和区(定数2)
谷口知美  48 民現(1)
吉田徳保  61 自現(2)
加藤喜久江 54 減新
可児茂久  52 無元(2)
 前回無投票だったが、元職と減税日本の新人が名乗りを上げ、激戦区に。元教諭の谷口は教育の充実、自動車整備業の吉田は景気対策を訴える。加藤は河村市長との連携を強調。元自民の可児は返り咲きを目指す。
 ◇愛知の会が2氏推薦−−瑞穂区
 ◇瑞穂区(定数2)
高木浩司 57 民現(3)
川嶋太郎 35 自現(1)
広沢一郎 47 減新
 日本一愛知の会が自民若手の川嶋とIT関連会社社長の広沢を推薦。政策通の高木は実績をアピールして対抗する。(敬称略)=つづく

3月24日朝刊

2306チバQ:2011/03/30(水) 22:22:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110325-00000091-mailo-l23
2011県議選:各選挙区の構図/2 /愛知
毎日新聞 3月25日(金)11時59分配信

 ◇民主と減税日本、一騎打ちの公算−−熱田区
 ◇熱田区(定数1)
華地山義章 42 民現(2)
坂恵造   62 減新
 3期目を目指す華地山と、市議会リコール署名に携わった坂による一騎打ちの公算が大きい。華地山は支持者回りで「減税より雇用・福祉」と主張。坂は河村たかし名古屋市長の支援を受ける。
 ◇市内選挙区で唯一、愛知の会擁立−−中川区
 ◇中川区(定数3)
西川厚志 41 民現(2)
稲本和仁 52 愛新
鬼頭英一 61 公現(5)
 自民の公認が決まっていた稲本は日本一愛知の会にくら替え。前回トップ当選の西川は議会改革を訴え、公明県本部幹事長の鬼頭は、大村秀章知事と友好関係にある。
 ◇港区(定数2)
刀禰勝之 40 民現(2)
直江弘文 62 自現(7)
平岩登  37 減新
 出直し市議選では3候補を擁立して有効票の3割以上を獲得した減税日本が、大村知事の元秘書・平岩を擁立した。刀禰は震災対策、直江は雇用重視の姿勢で支持者固めを急いでいる。前回選で候補者を立てた共産は擁立を見送った。
 ◇南区(定数2)
久野哲生 46 民現(2)
伊藤辰夫 45 自現(1)
岡江智子 59 減新
 久野、伊藤の現職2人に、市議選で落選した岡江が挑戦する。今回定数が一つ減り、公明現職が引退する。出直し市議選で公明候補は約9000票を獲得している。
 ◇守山区(定数2)
森井元志 47 民現(2)
田辺克宏 53 自現(3)
野田留美 37 減新
 前回選は無投票だったが、専業農家の野田が立候補を表明して選挙戦に。森井は元参院議員秘書で、田辺は市議出身の党人派。ともに組織固めを急いでいる。
 ◇緑区(定数3)
杉岡和明 59 民現(6)
中村友美 51 民現(6)
渡辺昇  42 自現(1)
加藤典子 62 共新
宮地美角 51 減新
 前回選と同数の5人が立候補を表明。ともに7期目を目指す杉岡と中村は民主への逆風に危機感を抱く。前回初当選の渡辺は愛知の会の推薦を受け、親大村知事をアピール。加藤は元保育園長、宮地は元国税調査官。出直し市議選で減税日本は4人を擁立して有効票の36%を獲得、2人を当選させた。
 ◇反知事現職に刺客−−名東区
 ◇名東区(定数2)
富田昭雄 52 民現(3)
筒井隆彌 65 自現(9)
三宅功  56 減新
 ベテラン筒井は反大村知事の急先ぽう。知事は筒井に対抗して河村市長の親友、三宅を擁立し「全力で取りにいく」。前回トップ当選の民主県議団幹事長、富田も支持者固めを急いでおり、激戦模様だ。
 ◇天白区(定数2)
水谷満信 46 民現(2)
須崎幹  44 自現(1)
錦見輔  29 減新
 民主、自民の現職に減税日本の新人を交えた三つどもえの戦いとなりそう。前回トップ当選の水谷は震災対策の重要性を強調。須崎は愛知の会の推薦を得て知事との対話路線を提唱する。同様に愛知の会の推薦を受ける錦見は、テレビ局を辞めての出馬だ。(敬称略)=つづく

3月25日朝刊

2307チバQ:2011/03/30(水) 22:23:19
3がない・・・
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110327-00000025-mailo-l23
2011県議選:各選挙区の構図/4 /愛知
毎日新聞 3月27日(日)10時40分配信

 ◇4議席に8人が立候補表明−−春日井市
 ◇春日井市(定数4)
日比雄将  37 民新
神戸洋美  55 自現(2)
伊藤勝人  65 自現(2)
市川英男  43 公新
柳沢けさ美 61 共新
前田扶美子 63 減新
水野義彦  52 減新
石田昭   69 諸新
 4議席に8人が立候補を表明している激戦区。神戸と伊藤は共に自民現職。日比は支援母体の中部電力労組の組織固めに力を入れる。引退する公明現職の後継となる市川は、集会などで支持層への浸透を図る。前田と水野はいずれも市議からのくら替えで、日本一愛知の会の推薦を受ける。減税日本は衆院6区補選で候補擁立を目指しており、春日井市選挙区での2人擁立はその布石とみられる。
 ◇犬山市(定数1)
原欣伸  42 自現(1)
藤田一夫 52 減新
 市議などを務めた現職の原に、電気設備工事会社経営の藤田が挑む。
 ◇民、自、愛が2議席争う−−小牧市
 ◇小牧市(定数2)
天野正基 41 民現(1)
山下智也 37 自新
小林一  63 愛新
 自民前職が市長選くら替えで辞職し、市議の山下が立候補を表明した。天野は2期目を目指す。市議の小林は直前の22日に出馬表明して議席争いに加わった。
 ◇清須・北名古屋市・西春日井郡(定数2)
安藤敏毅 53 民現(1)
水野富夫 61 自現(7)
中川敦史 39 愛新
 元豊山町職員で自治労出身の安藤は組織固めで2期目を目指す。ベテランの水野は支持者回りに力を入れる。中里は前田雄吉元衆院議員の前秘書。
 ◇尾張旭市(定数1)
水野豊明 60 民現(3)
青山省三 59 自新
水野鐘太 26 減新
 水野豊は出身母体のNTT労組の組織引き締めを図る。水道設備会社経営の青山は育児支援や地域振興を訴える。名古屋市議会リコール署名にかかわった水野鐘は、議員の世代交代を訴える。
 ◇瀬戸市(定数2)
長江正成 51 民現(1)
島倉誠  49 自新
馬嶋雅哉 49 愛新
松本幹男 59 諸新
 自民現職が引退し、市議の島倉が立候補を表明した。前回選に続いて挑戦する馬嶋は愛知の会の公認を得た。松本は地域政党「減税瀬戸」を設立して、市長選立候補予定者と連携する。
 ◇民主、自民の新人同士一騎打ち−−日進市
 ◇日進市(定数1)
山根倫代 56 民新
近藤裕人 50 自新
 市議経験者同士の戦い。引退する民主現職の後継、山根は医療・福祉の充実を訴える。近藤は愛知の会から推薦を受ける。
 ◇豊明市(定数1)
鳥居宏光 46 民新
坂田憲治 56 自現(1)
 前回選に続いて鳥居と坂田という同じ顔ぶれの一騎打ちとなりそうだ。2期目を目指す坂田に、鳥居は山尾志桜里衆院議員秘書を経て再挑戦する。(敬称略)=つづく

3月27日朝刊

2308チバQ:2011/03/30(水) 22:23:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110328-00000044-mailo-l23
2011県議選:各選挙区の構図/5 /愛知
毎日新聞 3月28日(月)10時53分配信

 ◇現職、新人、元職が名乗り−−半田市
 ◇半田市(定数2)
近藤良三 62 民現(5)
堀崎純一 56 自新
加藤精重 61 愛元(4)
 民主の重鎮・近藤は支持組織の引き締めを図る。堀崎は市議を5期務めた務めたベテラン地方議員。元自民県議で09年市長選に出馬し落選した加藤は、日本一愛知の会から返り咲きを狙う。
 ◇自民現職に愛知の会が対抗馬−−常滑市
 ◇常滑市(定数1)
沢田丸四郎 55 自現(3)
渡辺敬一郎 52 愛新
中野正代  64 無新
 4期目を目指す沢田に対し、愛知の会が渡辺を擁立した。07年の市議選に出馬した中野は議会刷新を訴える。
 ◇知多市(定数1)
古俣泰浩 50 民現(1)
佐藤一志 57 自新
 伴野豊衆院議員の秘書だった古俣に、伊藤忠彦前衆院議員秘書の佐藤が挑む。愛知の会が佐藤を推薦する。
 ◇無投票当選の公算大−−東海市
 ◇東海市(定数2)
佐波和則 52 民新
神野博史 62 自現(2)
 新日鉄名古屋労組出身の佐波は組織固めに力を入れる。公認会計士の神野は愛知の会の推薦を取り付けた。ほかに立候補の動きはなく無投票になりそう。
 ◇大府市(定数1)
小山昌子 33 民新
深谷勝彦 65 自現(3)
 元養護学校講師の小山は福祉充実を訴える。危機感を募らせる深谷は愛知の会から推薦を受け、大村秀章知事との連携を強調する。
 ◇知多郡第1(定数1)
河合洋介 31 民新
岡戸幹雄 62 愛新
 9期務めた自民の日高昇が引退。伴野豊衆院議員秘書の河合は前回選で日高に小差で敗れた雪辱を期す。元半田市水道部長で昨年11月の阿久比町長選で落選した岡戸は、自民の支持を取り付けて支持拡大を図る。
 ◇知多郡第2(定数1)
小山茂三 38 愛新
森下利久 68 自現(1)
 武豊町議長の小山と元南知多町長の森下の一騎打ちになる見通し。2期目を目指す森下に対し、小山は、予定されていた民主の推薦を返上、愛知の会公認で挑む。
 ◇刈谷市(定数2)
永井雅彦 50 民新
酒井庸行 59 自現(2)
田辺直人 42 愛新
 デンソー労組出身の永井は組織引き締めに力を入れる。酒井は支持者集会などで実績をアピール。元ケーブルテレビアナウンサーの田辺は大村知事との連携を強調する。
 ◇高浜市(定数1)
長谷川広昌 36 民新
杉浦孝成  63 自現(2)
 元市職員の長谷川は議会改革や地域主権を訴える。杉浦は愛知の会から推薦を受け、支持拡大を目指す。
 ◇碧南市(定数1)
小林秀央 69 自現(6)
 小林は自民県連会長代理を務めるベテラン。他に立候補の動きはなく、無投票の可能性が大きい。(敬称略)=つづく

3月28日朝刊

2309チバQ:2011/03/30(水) 22:24:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110329-00000075-mailo-l23
2011県議選:各選挙区の構図/6 /愛知
毎日新聞 3月29日(火)11時31分配信

 ◇定数5に現新6人が名乗り−−豊田市
 ◇豊田市(定数5)
中村晋  56 民現(1)
樹神義和 42 民新
倉知俊彦 79 自現(10)
三浦孝司 67 自現(3)
小島丈幸 57 公現(3)
岡田恭和 51 愛新
 前回は無投票だった。今回は定数が一つ増え、6人が立候補して選挙戦になる見通しだ。民主はトヨタ自動車労組出身の中村に加え、トヨタ紡織労組顧問の樹神を擁立し、2議席獲得をもくろむ。知事選を巡り大村秀章知事と対立した倉知と三浦は支持組織を引き締める。日本一愛知の会はみんなの党から立候補予定だった外国為替ディーラーの岡田を公認するほか、小島を推薦する。
 ◇知事選の余波で乱戦模様−−安城市
 ◇安城市(定数2)
仲敬助  62 民現(2)
大見正  52 自現(2)
石川孝文 51 愛新
都築光哉 64 無新
 大村知事の衆院議員時代の地盤。前回無投票だったが、知事選の余波で乱戦となりそうだ。知事選で自民候補を支援した大見の「刺客」として、愛知の会は大村知事の高校時代の同級生の石川を擁立。市議会の自民系会派を二分する争いになる。全トヨタ労連顧問の仲は危機感を募らせており、組織の引き締めを図る。元市議長の都築は支持拡大に力を入れる。
 ◇民主、自民の一騎打ち−−愛知郡
 ◇愛知郡(定数1)
杉浦洋二 34 民新
石井芳樹 42 自現(1)
 民主と自民の若手同士の一騎打ち。行財政改革を掲げる杉浦は山尾志桜里衆院議員の秘書を務めた。元県職員の石井は愛知の会の推薦を取り付け、教育や福祉の充実を訴える。 ◇知立市(定数1)
柴田高伸 42 民現(1)
本多正幸 61 愛新
 若手の柴田と市議、市長を務めた本多の争い。自民が推薦予定の立候補予定者は、体調不良を理由に出馬を辞退した。
 ◇みよし市(定数1)
小山祐  32 民現(1)
鈴木勇夫 43 愛新
野々山幸 60 無新
 民主現職に愛知の会と無所属の市議出身2人が挑む。近藤昭一衆院議員秘書を務めた小山は連合愛知の支持を受ける。鈴木は大村知事の元秘書で、減税日本の推薦を受ける。酒類販売業の野々山は議会改革を訴える。
 ◇岡崎市(定数4)
西久保長史 56 民新
内田康宏  58 自現(6)
青山秋男  64 自現(5)
中根義高  38 自新
園山康男  46 愛新
 トヨタ自動車労組出身の西久保は、引退する民主前職の議席維持を目指す。ともに議長経験者の内田と青山は実績をアピール。中根は2期務めて引退する父親の後継。愛知の会は市議出身の園山を公認し、中根にも推薦を出した。
 ◇西尾市(定数2)
稲垣昌利  33 民新
川上万一郎 66 自現(6)
筒井登   64 愛新
 前回選は民主と自民が無投票で議席を分け合った。今回は新人2人が現職に挑む。市議出身の稲垣は市長選出馬で辞職した前任者の後継として、地域主権を訴える。愛知の会も市議出身の筒井を擁立、元議長の川上も推薦する。(敬称略)=つづく

3月29日朝刊

2310チバQ:2011/03/30(水) 22:25:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110330-00000033-mailo-l23
2011県議選:各選挙区の構図/7止 /愛知
毎日新聞 3月30日(水)11時9分配信

 ◇豊川市(定数3)
鈴木彰伯 41 民現(1)
小林功  67 自現(4)
野中泰志 50 愛新
藤原宏樹 33 無新
 旧宝飯郡が合併し、定数が1増えた。鈴木は鈴木克昌衆院議員らと連携し、支持固めに力を入れる。旧宝飯郡で3回連続無投票だった小林は支持組織の引き締めを図る。野中、藤原はともに市議経験者。日本一愛知の会は野中を公認、小林と藤原の2人を推薦する。
 ◇5議席に現、新、元 9人が名乗り−−豊橋市
 ◇豊橋市(定数5)
柏熊光代  61 民現(6)
浅井由崇  49 民現(1)
鈴木孝昌  66 自現(3)
丹羽洋章  42 自新
渡会克明  58 公現(3)
伊達勲   64 共新
山本嘉和  55 み新
山本正樹  52 愛新
小久保三夫 69 無元(4)
 定数5に現職、新人、元職9人が立候補を表明し、県内有数の激戦区に。現職の柏熊、浅井、鈴木、渡会は危機感を募らせ、実績のアピールなどに力を入れる。丹羽、伊達、山本正は市議経験者。山本嘉は市職員を辞して立候補する。元自民県議で前回トップ当選の小久保は08年市長選出馬で辞職しており、無所属で返り咲きを目指す。
 ◇蒲郡市(定数1)
飛田常年 53 自新
荘田博己 54 愛新
 2回続けて無投票だったが、自民現職が引退し、市議2人による争いになりそう。JA理事などを務めた飛田は自民現職の後継者として知名度アップに力を入れる。荘田は民主公認を辞退して愛知の会にくら替えし、大村秀章知事との連携を強調する。
 ◇自民党支部の幹部同士が対決−−新城市
 ◇新城市・北設楽郡(定数1)
丸山繁治 60 愛新
峰野修  63 無現(1)
 現職の峰野は自民支部長。元市議の丸山は支部幹事長で、支部幹部同士の対決に。峰野は自民推薦、丸山は愛知の会公認で臨む。
 ◇幡豆郡(定数1)
浅井喜代治 61 愛現(2)
 自民県議で党公認も決まっていた浅井は愛知の会にくら替え。自民の支持も取り付けた。ほかに立候補の動きはなく、無投票の可能性が高い。
 ◇額田郡(定数1)
鈴木正   68 自現(2)
鍋田堅次郎 59 愛新
 幸田町の元職員同士の争い。鈴木は総務部長、助役などを歴任。鍋田は環境経済部長などを経て2月まで建設部長を務めた。
 ◇三つどもえの争い−−田原市
 ◇田原市(定数1)
高先星吾 55 無新
安田幸雄 60 無新
山本浩史 40 無新
 自民現職が引退し、無所属新人3人が立候補を表明している。前回選に民主公認で出馬した高先は「幅広い支持を得よう」と無所属になり、党の推薦を取り付けた。安田と山本はいずれも元市議で自民の支持を受ける。(敬称略)=おわり

3月30日朝刊

2311チバQ:2011/03/30(水) 22:27:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110328-00000112-mailo-l15
’11統一選:新潟市議選情勢/上 /新潟
毎日新聞 3月28日(月)11時29分配信

 4月1日告示、同10日投開票の統一地方選第1ラウンドでは、県議選と同時に新潟市議選も行われる。07年4月に政令指定都市に移行して以降、2回目の市議選。議会では直前まで定数削減の是非が議論されたが、結局、今回は定数56の現状維持のまま行われることになった。27日現在、立候補を予定しているのは現職43人、元職4人、新人30人の計77人で、全8区で選挙戦となる見通し。各区の情勢を2回に分けて紹介する。【黒田阿紗子】
 ◇全8区で選挙戦に
 ◇20人がひしめく激戦区−−中央
 ■北区
 旧豊栄市と旧新潟市北地区を中心に構成。定数6に対し現職3人、新人5人が立候補を予定。現職はいずれも豊栄地区が地盤。北地区では唯一の現職が県議選へのくら替えを表明したため、新人4人が地元代表の座の争奪を狙う。
 ■東区
 定数10に対し現職9人、新人3人が立候補を予定。主要政党の候補予定者がそろい、新人はいずれも公認を得て挑む。党派別では、自民が当選5回以上のベテラン2人と新人1人の計3人、共産と民主がそれぞれ現職と新人各1人を擁立。公明は現職2人、社民は現職1人、無所属は現職2人がそれぞれ出馬予定。
 ■中央区
 市内で最も多い約14万4000人の有権者を抱える。定数12に対し20人が立候補を表明。主要政党の候補予定者が顔をそろえ、最大の激戦区になりそう。
 新人が11人と多数を占めるのも特徴。無党派層の取り込みが鍵を握るとみられるが、市内にも東日本大震災の被災者が多数避難していることへの配慮などから、街頭活動の自粛ムードが広がっており、浸透を懸念する声も出ている。
………………………………………………………………………………………………………
 ◆立候補予定者◆
 【北区】(定数6−8)
平松洋一  51 自新
風間ルミ子 61 共現(1)
菊地徹   55 民新
南真由美  51 民新
金子益夫  67 無現(2)
木村文祐  63 無現(2)
新保優子  28 無新
皆川英二  64 無新
 【東区】(定数10−12)
橋田憲司  66 自現(6)
佐藤豊美  66 自現(5)
斉藤勇七  48 自新
飯塚孝子  56 共現(1)
五十嵐完二 58 共新
青木千代子 67 公現(3)
佐藤誠   50 公現(1)
渡辺和光  45 民現(2)
細野弘康  36 民新
室橋春季  57 社現(3)
志田常佳  61 無現(4)
小泉仲之  58 無現(2)
 【中央区】(定数12−20)
吉田孝志  48 自現(1)
佐藤耕一  55 自新
美濃欣之  39 自新
野本孝子  59 共新
鷲尾令子  60 公現(2)
山際敦   33 民現(2)
山際務   45 民新
青木学   44 社現(4)
井上桐子  37 社新
山田洋子  68 無現(3)
渡辺均   54 無現(3)
佐々木薫  44 無現(2)
斎藤栄路  61 無元(1)
佐藤憲   37 無元(1)
伊藤雄二  46 無新
近藤基博  61 無新
出頭秀紀  42 無新
西川抄子  49 無新
深谷成信  49 無新
松下久美子 56 無新
 ※氏名、年齢(投票日の4月10日現在)、公認政党、現職・元職・新人の別、カッコ内数字は当選回数。自=自民、共=共産、公=公明、民=民主、社=社民、無=無所属。市議会の勢力順。敬称略

3月28日朝刊

2312チバQ:2011/03/30(水) 22:28:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110330-00000095-mailo-l15
’11統一選:新潟市議選情勢/下 /新潟
毎日新聞 3月30日(水)12時21分配信

 ◇江南、地盤異なる6人接戦
 ◇秋葉、参入相次ぎ選挙戦に
 ■江南区
 定数5に対し現職4人、元職1人、新人1人が立候補を予定。それぞれ地盤が異なり、地域代表をアピール。少数激戦が予想される。前回07年は、大票田の旧亀田町から4人が出馬したが、票を分け合い3人が落選した。今回は現職と元職の2人に絞られる見通し。
 ■秋葉区
 定数5に対し現職4人、新人4人が立候補する予定。一時は無投票の可能性が取りざたされたが、3月に入って旧新津市議らの後押しを受けた新人など3人が相次いで出馬を表明し、選挙戦となる見通しとなった。全8区の中でも唯一の20代の候補予定者も出馬の意向。
 ■南区
 定数3に対し立候補の準備を進めているのは、現職3人と新人1人。白根と味方、月潟の旧1市2村で構成する区だが、月潟地区からの立候補予定者はいない。金子恵美元市議の県議選へのくら替えに伴う10年8月の補選で、87票差で次点となった新人が再び挑む。
 ■西区
 有権者が約12万8000人に上り、中央区に次いで多い。定数11に対し立候補予定者は13人。自民は当選5回以上のベテラン2人を含む現職3人、共産と公明は各現職1人、民主は現職と新人の2人。地域政党「緑・にいがた」の元職も出馬予定。無所属は現職4人、新人1人が準備を進めている。
 ■西蒲区
 巻と西川、岩室、中之口、潟東の旧2町3村で構成する。定数4に対し6人が立候補を表明。潟東地区の現職が引退を決めたが、地盤を引き継ぐ候補はおらず、中之口地区からも出馬の動きはない。立候補予定者は議席空白地区の票の取り込みに力を注ぐ。【黒田阿紗子】
………………………………………………………………………………………………………
 ◆立候補予定者◆
 【江南区】(定数5−6)
渡辺有子 61 共現(3)
宇野耕哉 42 民新
藤田 隆 57 無現(3)
本図良雄 54 無現(2)
串田修平 55 無現(1)
古泉幸一 49 無元(1)
 【秋葉区】(定数5−8)
栗原学  35 自現(2)
小山哲夫 53 共現(2)
阿部松雄 59 無現(2)
渡辺仁  61 無現(2)
青野寛一 65 無新
楠原光政 67 無新
佐藤善甫 27 無新
吉田春夫 64 無新
 【南区】(定数3−4)
遠藤哲   61 自現(2)
玉木良平  71 無現(2)
内山則男  62 無現(1)
小野清一郎 49 無新
 【西区】(定数11−13)
佐藤幸雄 63 自現(6)
石橋慶助 68 自現(5)
永井武弘 69 自現(2)
明戸和枝 56 共現(3)
小山進  43 公現(1)
加藤大弥 50 民現(1)
後藤裕寿 36 民新
中山均  51 諸元(1)
田村清  65 無現(6)
小林義昭 62 無現(3)
高橋三義 60 無現(3)
梅山修  37 無現(1)
佐藤正人 53 無新
 【西蒲区】(定数4−6)
竹内文雄 64 共元(1)
金子孝  69 無現(2)
田辺新  66 無現(2)
水沢仁  60 無現(1)
幸田健太 34 無新
竹内功  61 無新
 ※氏名、年齢(投票日の4月10日現在)、公認政党、現職・元職・新人の別、カッコ内数字は当選回数。自=自民、共=共産、公=公明、民=民主、社=社民、諸=諸派、無=無所属。市議会の勢力順。敬称略

3月30日朝刊

2313チバQ:2011/03/30(水) 23:31:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110330-00000034-mailo-l23
’11統一選:豊明市長選 出馬予定の石川氏、民主推薦はずし減税日本に申請 /愛知
毎日新聞 3月30日(水)11時9分配信

 ◇「民意受け止められぬ」
 豊明市長選(4月24日投開票)に民主推薦で出馬すると表明していた無所属新人の元市議、石川英明氏(57)が29日に会見を開き、同党の地元支部長に推薦辞退を申し入れたことを明らかにした。2月に減税日本へ推薦を申請したという。
 石川氏側から昨年、民主へ推薦を申請し、推薦が決定していた。石川氏は「民主党は民意を受けとめることができない」などと話した。
 同市長選には、元市議の前田庄介氏(63)、前副市長の石川源一氏(62)がいずれも無所属での立候補を表明している。【岡村恵子】

2314チバQ:2011/03/31(木) 22:22:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110326-00000099-mailo-l24
’11統一選:県議選の情勢/1 /三重
毎日新聞 3月26日(土)12時9分配信

 県議選が4月1日、告示される。定数51に17選挙区で現職39人と新人23人、元職2人の計64人が立候補を予定している。民主・連合系の最大会派「新政みえ」と自民系の第2会派「自民みらい」の第1会派争いが最大の焦点で、推薦の1人を含む3人を擁立し、初参戦するみんなの党の戦いぶりも注目される。各選挙区の立候補予定者と告示直前の情勢を紹介する。(敬称略)
 ◇3現職に新人挑む−−桑名
 ◇8人予定、少数激戦−−四日市市
 ◇いなべ市・員弁郡(定数2−2)
日沖正信 49 民現(3)
水谷隆  64 自現(2)
 日沖は民主党県連幹事長代行、水谷は自民党県連幹事長で、ともに県連の要職を務め、厚い支持基盤を持つ。2人以外に出馬の動きはなく、無投票の公算が大きい。
 ◇桑名市・桑名郡(定数4−5)
三谷哲央 63 民現(4)
山本勝  66 自現(3)
貝増吉郎 57 無現(3)
小島智子 50 無新
小林悟  60 無新
 現職3人に新人2人が挑む。他に1人が出馬する可能性がある。
 議長として県議会改革を先導する三谷は、地盤の旧桑名郡を中心に堅実な戦い。元自民党県連幹事長の山本もJA関連団体などの支援を受ける。自民推薦の貝増と元桑名市議の小林は地盤が競合し、激しく票の争奪戦を展開する。引退する現職の後継の小島は民主の推薦を受けた。元中学校教頭で、県教組が中心になり支援する。
 ◇三重郡(定数2−3)
舘直人  55 民現(2)
服部富男 61 自現(2)
加藤大輝 29 無新
 3人とも菰野町在住で、同町内で激しく争うほか、他町への浸透を図る。元菰野町職員の舘は連合三重傘下の労組の厚い組織を頼りに支持拡大を図る。服部は自民支持層に着実に浸透する。加藤は若さを前面に打ち出し、知名度向上に躍起だ。
 ◇四日市市(定数7−8)
水谷正美 45 民現(1)
石田成生 50 自新
津田健児 41 自元(2)
中川康洋 43 公現(1)
萩原量吉 70 共現(7)
稲垣昭義 38 無現(2)
田中智也 45 無新
永田正巳 70 無現(6)
 水谷は民主党の岡田克也幹事長の秘書を務めた人脈などを生かし、幅広く浸透する。石田は次点に泣いた前回に続く挑戦で、議席奪取に向け、精力的に動く。04年の参院選の立候補のため、県議を辞職した津田は、返り咲きを目指す。
 前回、初陣ながらトップ当選した中川は公明の固い組織票に支えられ、今回も上位当選をうかがう。萩原は県議会の他党派を「オール与党」と批判し、共産との違いを強調、前回選挙で奪還した議席の維持に全力を挙げる。民主推薦の稲垣は電機連合などの支援を受ける。前回、下位当選だったことから、陣営の動きは活発だ。田中は引退する県教組の組織内候補だった現職の後継候補で、民主と社民の推薦を受けたほか、連合三重の組織割りも手厚く、出身の自治労を中心に支持拡大を図る。永田は政党の推薦、支持は受けていないが、長年の支持基盤を手堅く固めている。【田中功一】=つづく
〔三重版〕

3月26日朝刊

2315チバQ:2011/03/31(木) 22:22:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110329-00000082-mailo-l24
’11統一選:県議選の情勢/2 /三重
毎日新聞 3月29日(火)11時36分配信

 ◇2現職に3新人挑む−−鈴鹿市
 ◇現に新挑む少数激戦−−津市
 ◇鈴鹿市(定数4−5)
藤田宜三  59 民現(1)
下野幸助  34 民新
小林正人  44 自現(1)
佐久間浩治 64 み新
彦坂公之  51 無新
 元自民党県連総務会長で前回、トップ当選だった末松則子が市長選にくら替えするなど現職2人が退き、現職2人に新人3人が挑む。末松が前回獲得した1万7000票余りの行方が焦点だ。
 藤田は、集会などを重ねて着実に票固めし、上位当選を狙う。民主党の公募で選ばれた下野は、懸命に知名度アップを図る。元鈴鹿市議の小林は再選を目指し、支持基盤を固める。最も出馬表明が遅かった佐久間は鈴鹿市議としての地盤に加え、自民支持層の一部からも支援を受け、追い上げを図る。彦坂は、同じホンダ労組出身で今期限りで引退する田中博の後継として初当選を目指す。
 ◇亀山市(定数1−2)
長田隆尚 50 無現(1)
渡辺政彦 59 無新
 自民が候補者を擁立できず、連合三重の推薦を受ける長田が、ミニ集会を重ねるなどして再選を目指す。渡辺は08年11月の県議補選に続き、長田に挑む。
 ◇津市(定数7−8)
青木謙順 54 自現(2)
前野和美 62 自現(2)
小野欽市 56 自新
今井智広 43 公現(1)
真弓俊郎 63 共現(2)
舟橋裕幸 55 新現(4)
前田剛志 51 無現(3)
杉本熊野 57 無現(1)
 10市町村の合併で4選挙区が合区され、定数が1減となった前回選挙に続き、現職7人に有力新人が挑む少数激戦区。前回は旧津市が地盤の自民公認、推薦候補2人が落選しており、2人が得票した約2万1000票の争奪戦となる。
 旧白山町議の青木は、地盤の旧一志郡を中心に浸透を図る。旧久居市議の前野も同様に、旧久居市で支持を固める。自民党の公募で選ばれた小野は旧津市での浸透に全力を挙げる。前回トップ当選の今井は、公明票に加え出身の旧美杉村地区を固め、上位当選を目指す。一方、前回最下位当選だった真弓は、議席維持に向け懸命に支持拡大を図る。自治労の組織内候補の舟橋は今回、県議会最大会派の所属議員で構成する地域政党「新政みえ」の公認で出馬し、民主、社民の推薦を受ける。民主推薦で、出身の中部電力労組などの支援を受ける前田は、前回下位当選だった危機感から陣営の引き締めに努める。民主支持の杉本は支援を受ける県教組の組織票を手堅くまとめている。
 ◇多気郡(定数2−3)
浜井初男 61 民新
西場信行 59 自現(7)
森岡隆次 63 無新
 元大台町議の浜井は、引退する現職の後継として連合三重の推薦を受け、初当選を目指す。西場は元県議会議長や自民党県連幹事長も務めたベテランで、知名度は群を抜いている。森岡は元多気町議で、地盤の同町を中心に支持拡大を図る。=つづく
〔三重版〕

3月29日朝刊

2316チバQ:2011/03/31(木) 22:23:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110330-00000067-mailo-l24
’11統一選:県議選の情勢/3 /三重
毎日新聞 3月30日(水)11時35分配信

 ◇3現職に2新人挑む−−松阪市
 ◇市議の2新人が激戦−−鳥羽市
 ◇松阪市(定数4−5)
竹上真人 48 自現(2)
平岡令孝 60 自新
中西勇  55 み新
後藤健一 60 無現(1)
笹井健司 70 無現(1)
 前回選挙で民主・連合系候補が3議席を得たが、うち山中光茂が松阪市長に転身したため現在、1議席が欠員となっている。今回も民主・連合系は3人の擁立を目指したが、現職2人にとどまり、自民が現職と新人を立て、2議席奪取を狙う。みんなの党も新人を擁立する。
 民主の支持を受ける後藤は元中学校教諭で、前回は最下位当選だったが、地道な後援会活動に加え、支援する県教組が活発に動く。旧嬉野町長で、民主推薦の笹井は、自治労の支援を受け、再選を目指す。
 自民は、県連政調会長兼総務会長で、前回トップ当選の竹上が、早くからミニ集会を重ねるなどして厚い支持基盤を着実に固め、安定している。スポーツクラブを経営する平岡は、笹井と地盤が重なるが、旧松阪市地域にも懸命に浸透を図る。中西は山中市長の支持者らから支援を受け、街頭活動を中心に支持拡大に努めている。
 ◇度会郡(定数2−2)
吉川新 63 民新
村林聡 33 自現(1)
 民主党の藤田大助衆院議員の父で元県議会議長の藤田正美が引退し、民主が元県職員の吉川を擁立。自民は再選を目指す村林に加え、新人擁立の動きもあったが断念し、無投票の公算が大きい。
 ◇伊勢市(定数4−4)
辻三千宣 69 民現(1)
中川正美 60 自現(7)
中村進一 63 新現(4)
奥野英介 64 無現(1)
 現職4人が立候補の準備を進める。辻は町長を務めた旧二見町が地盤。中川は旧伊勢市に厚い支持基盤を持つ。今回、地域政党「新政みえ」公認で出馬する中村は民主の推薦を受ける。自民推薦の奥野も町長を務めた旧小俣町に浸透する。みんなの党の新人がいったん出馬を表明したが、病気療養を理由に取りやめたため、無投票になる可能性が高い。
 ◇鳥羽市(定数1−2)
中村欣一郎 52 自新
尾崎幹   48 無新
 民主推薦で出馬予定だった現職(27日に死去)が病気のため断念し、共に鳥羽市議3期の新人2人の戦いとなる。民主党などは新たな候補擁立を模索したが至らなかった。
 市議会議長も務めた中村は漁協などの推薦を受け、自民の議席奪還を目指す。環境保護団体の顧問を務める尾崎は「次世代も安心できる鳥羽づくり」を訴える。
 ◇志摩市(定数2−2)
山本教和 63 自現(6)
中嶋年規 44 自現(2)
 自民支持層が厚い選挙区で、山本、中嶋ともに厚い支持基盤を持つ。前回、民主公認で出馬し、2人に敗れた新人が出馬を模索していたが、断念する見込みで、無投票になる公算が大きい。(敬称略)=つづく
〔三重版〕

3月30日朝刊

2317チバQ:2011/03/31(木) 22:23:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110331-00000079-mailo-l24
’11統一選:県議選の情勢/4止 /三重
毎日新聞 3月31日(木)11時50分配信

 ◇現新元4人の争い−−伊賀市
 ◇4人が争う激戦区−−尾鷲
 ◇伊賀市(定数3−4)
森野真治 41 民現(1)
岩田隆嘉 71 自現(3)
粟野仁博 37 自新
田中覚  52 減元(4)
 民主1人に自民2人、減税日本1人が立候補を表明。前回同様、3議席を4人で争う選挙戦となりそう。
 民主は2人目の候補擁立の動きもあったが、断念した。再選を目指す森野は中井洽衆院議員や連合三重などの支援を受けて組織票を固める。
 自民は現職1人が引退。4選を目指す岩田は地盤の旧郡部に加え旧上野市への浸透を図る。新人の粟野は現職の後継。中心市街地出身と若さを訴え、知名度向上に力を注ぐ。
 30日に減税日本の公認を得た元県議長の田中は県民税10%減税などを訴え、無党派層へのアピールもしている。
 ◇名張市(定数2−2)
北川裕之 52 民現(2)
中森博文 57 自現(2)
 3選を目指す北川、中森の現職2人の出馬が確実で、前回に続き、無投票となる公算が大きい。3月中旬ごろまでは無投票回避を理由に、市民団体が候補者を擁立する動きがあったが、時間不足などのため断念した。
 ◇尾鷲市・北牟婁郡(定数2−4)
野田勇喜雄 57 自現(3)
津村衛   36 無現(1)
関口省吾  44 無新
東豊    55 無新
 現職と新人各2人が2議席を争う激戦区。
 野田は元県議会副議長の実績を強調し、地盤の尾鷲市を中心に支持を固める。元尾鷲市議の津村は民主の支持と連合三重の推薦を得て、若さを前面に掲げ、再選を目指す。旧海山町で商工会青年部長を務めた関口は地元の支持を足がかりに浸透を図る。東は町議だった旧紀伊長島町を中心に支持を広げ、初当選を狙う。
 ◇熊野市・南牟婁郡(定数2−3)
藤根正典  49 新新
大久保孝栄 44 無新
山本良正  51 無新
 県議会重鎮の現職2人がともに引退し、その後継とみんなの党推薦の新人が争う。前回、熊野市と南牟婁郡両選挙区が合区して以降、初の選挙戦となりそう。
 藤根は元県議会議長で南牟婁郡を地盤とする萩野虔一の後継、大久保は県議会副議長で熊野市が地盤の森本繁史の後継としてそれぞれ立候補を表明。その後、連続無投票の阻止を掲げて山本が名乗りを上げた。藤根は萩野が代表を務める地域政党「新政みえ」公認で、民主の支持を得た。元労働団体役員や元教諭などの経験、人脈などを生かして運動を展開する。大久保は女性の感性を強調しながら、自民系支持者を中心に南牟婁郡にも支持拡大を狙う。熊野市議を辞職して挑む山本は、みんなの党の推薦を得て浸透を図る。(敬称略)=おわり
〔三重版〕

3月31日朝刊

2318チバQ:2011/04/01(金) 23:42:06
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000811103300001
県議選主な立候補予定者(上)
2011年03月30日

 県議選(定数51)が4月1日、告示される。勢力が伯仲する民主系会派「新政みえ」(現有23議席)と自民系会派「自民みらい」(21議席)の争いや、キャスチングボートを握る共産、公明両党の議席数や、初めて県議選に挑むみんなの党が議席を獲得できるかなどが注目される。


 28日時点で立候補の意向を表明しているのは、現職39人、新顔23人、元職2人。党派別では、新政みえを含む民主系24人、自民系24人、公明党2人、共産党2人、みんなの党系3人。それ以外の新顔や元職の無所属9人。10人が引退する。


 女性県議は現在2人で、女性の割合は全国44位(2009年7月時点)と低い。今回は3人が立候補予定だ。(藤崎麻里)


■県議選主な立候補予定者(上)


 【四日市市】(定数7)
 水谷正美(45) 民現(1)
 津田健児(41) 自元(2)
 石田成生(50) 自新
 中川康洋(43) 公現(1)
 萩原量吉(70) 共現(7)
 永田正巳(70) 無現(6)
 稲垣昭義(38) 無現(2)
 田中智也(45) 無新


 現職5人、元職1人、新顔2人が立候補の意向。民主の岡田克也幹事長の地元で、自民系は前回の当選議席を上回る3人が立候補し、一角崩しをねらう。
 民主系は、水谷が再選、稲垣が3選をめざす。引退の藤田泰樹に代わり、県職員労組出身の田中が挑む。
 自民系は、7選をめざす無所属の永田のほか、04年の参院選にも立候補した元職の津田、前回次点だった元四日市市議の石田が議席をめざす。
 前回最多得票だった公明の中川は手堅く支持を固め、前回議席を奪回した共産の萩原は、現議員で最多の8選をめざす。

 【桑名市・桑名郡】(定数4)
 三谷哲央(63) 民現(4)
 山本勝(66) 自現(3)
 貝増吉郎(57) 無現(3)
 小島智子(50) 無新
 小林悟(60) 無新

 現職3人と新顔2人以外にも立候補を模索する動きがある。民主系は三谷が5選をめざし、引退する西塚宗郎の後継に元中学教諭の小島が決定。自民系は元県連幹事長の山本と、貝増が4選をめざす。元桑名市議の小林は無党派層の獲得に力を入れる。

 【鈴鹿市】(定数4)
 藤田宜三(59) 民現(1)
 下野幸助(34) 民新
 小林正人(44) 自現(1)
 佐久間浩治(64) み新
 彦坂公之(51) 無新
 現職2人、新顔3人の争いになりそうだ。自民と民主のせめぎ合いが強い地域だが、鈴鹿市議の佐久間が今月11日になって、みんな公認で立候補の意向を表明した。
 民主系は、再選をめざす藤田のほか、公募に応じた新顔の下野が立候補する。鈴鹿市議の彦坂はホンダ労組出身の田中博の後継で、無所属で立候補する。彦坂は全本田労連常任顧問だ。
 自民は、小林が再選をめざすが、現職の末松則子が立候補せず鈴鹿市長選へ。後継は擁立できず、議席減となる。

 【亀山市】(定数1)
 長田隆尚(50) 無現(1)
 渡辺政彦(59) 無新
 長田が連合三重の推薦を受け、無所属で再選をめざす。新顔の渡辺が無所属で立候補の意向だ。

 【いなべ市・員弁郡】(定数2)
 日沖正信(49) 民現(3)
 水谷隆(64) 自現(2)
 前回は選挙戦だったが、今回は無投票の公算が大きい。民主県連幹事長代行の日沖と、自民県連幹事長の水谷が立候補の意向だ。

 【三重郡】(定数2)
 舘直人(55) 民現(2)
 服部富男(61) 自現(2)
 加藤大輝(29) 無新
 前回は無投票だったが、今回は現職2人に、新顔1人が挑む。民主の舘は民主支持層が厚い朝日町などで支持を固める。自民の服部は3選をめざす。加藤は29歳の若さをアピールし、若年層への支持拡大を狙う。

 《注》朝日新聞が取材を通じて意思を確認した立候補予定者。年齢は掲載日現在。並び順は衆院勢力順(民主、自民、公明、共産、みんな)に続き無所属とした。同じ党派や無所属同士の場合は、現、元、新の順。同じ場合は当選回数、50音順。()数字は当選回数。敬称略。

2319チバQ:2011/04/01(金) 23:43:19
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000811103300002
県議選主な立候補予定者(中)
2011年03月30日

【津市】(定数7)

 青木謙順(54) 自現(2)
 前野和美(62) 自現(2)
 小野欽市(56) 自新
 今井智広(43) 公現(1)
 真弓俊郎(63) 共現(2)
 舟橋裕幸(55) 新政現(4)
 前田剛志(51) 無現(3)
 杉本熊野(57) 無現(1)
 現職7人に加え、自民の公募にベテラン津市議が選ばれ、少数激戦となりそうだ。
 民主系は、いずれも労組出身の舟橋、前田、杉本の3人がそれぞれの支持基盤を固めながら当選をめざす。
 自民は、青木、前野に加え、前回は青木の選挙対策本部長だった前津市議の小野が名乗りをあげ、保守票が割れそうだ。
 公明は前回トップ当選の今井が再選を、共産は前回返り咲いた真弓が3選をめざす。

【松阪市】(定数4)
 竹上真人(48) 自現(2)
 平岡令孝(60) 自新
 中西勇(55) み新
 後藤健一(60) 無現(1)
 笹井健司(70) 無現(1)
 前回に続き選挙戦となりそうだ。現職3人以外に、自民とみんなの新顔が挑む。
 民主と新政みえが推薦や支持をする笹井と後藤はともに再選をめざす。自民は竹上が3選をめざし、平岡は知名度の浸透を図る。みんなは中西を擁立し議席獲得をめざす。

 【名張市】(定数2)
 北川裕之(52) 民現(2)
 中森博文(57) 自現(2)
 前回に続き無投票の公算が大きい。民主の北川、自民の中森が支持を固め、3選をめざす。

 【伊賀市】(定数3)
 森野真治(41) 民現(1)
 岩田隆嘉(71) 自現(3)
 粟野仁博(37) 自新
 田中覚(52) 無元(4)
 現職2人、元職1人、新顔1人が立候補予定で、前回に続き選挙戦となりそうだ。
 民主は、再選をめざす森野に加えて、新顔の擁立も模索したが断念。自民は4選をめざす岩田と、吉川実の後継に保険代理業の粟野を擁立し、議席維持をめざす。旧郡部中心の岩田は、旧上野市地区に事務所を設けて票の上積みをはかり、粟野は若手の支援者らと街頭で訴える。
 元職の田中は、傷害事件で略式命令を受け、2006年夏に県議を辞職。前回は約1100票差で敗れたが、3月上旬に立候補表明した。

 【多気郡】(定数2)
 浜井初男(61) 民新
 西場信行(59) 自現(7)
 森岡隆次(63) 無新
 前回、前々回は民主系と自民が議席を分け合い無投票だったが、今回は選挙戦になりそうだ。民主系は、3期の大野秀郎が勇退し、浜井が大台町議を辞職して立候補する。自民の西場は8選をめざす。前多気町議の森岡は、過去にも県議選や多気町長選に立候補の経験がある。

 《注》朝日新聞が取材を通じて意思を確認した立候補予定者。年齢は掲載日現在。並び順は衆院勢力順(民主、自民、公明、共産、みんな)に続き、新政みえ、無所属とした。同じ党派や無所属同士の場合は、現、元、新の順。同じ場合は当選回数、50音順。()数字は当選回数。敬称略。

2320チバQ:2011/04/01(金) 23:45:02
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000811103310001
65人が立候補予定 県議選あす告示
2011年03月31日

 県議選(定数51)が4月1日、告示される。30日現在、17選挙区に現職39人、新顔24人、元職2人の計65人が立候補の意向を表明している。10日投開票される。


 党派別では民主党11人、民主系県議会会派で地域政党の「新政みえ」3人、自民党21人、公明党2人、共産党2人、みんなの党2人、減税日本1人、無所属23人。党の推薦、支持や県議会会派などを考慮すると、民主系24人、自民系24人、公明党2人、共産党2人、みんなの党系3人と減税日本系3人。それ以外の新顔や元職の無所属が7人。


 県議会では、新政みえ(現有22議席)と自民系会派「自民みらい」(21議席)の勢力が伯仲。単独過半数獲得をめざし、民主党と自民党は昨秋、初めて公募したが、公募候補は民主党が鈴鹿市選挙区の同党政治スクール修了者1人、自民党は津市選挙区と伊賀市選挙区のそれぞれ1人にとどまった。


 新政みえは民主党への逆風もあり、鳥羽市で引退した故・中村勝氏の後継者や志摩市の候補者を立てられず、力点を置く南部を攻めきれなかった。自民党も鈴鹿市長選に立候補予定の末松則子氏の後継や、公募した亀山市で擁立できなかった。


 一方目立つのは、新しい党や若い世代の動きだ。みんなの党は初めて臨む統一地方選で3人を公認、推薦したほか、河村たかし・名古屋市長が代表を務める地域政党「減税日本」も3人を公認、推薦した。無所属では20代、40代の立候補予定者も出てきた。


■県議選 桑名市・桑名郡 田中氏が立候補へ


 県議選桑名市・桑名郡選挙区(定数4)に、雅楽演奏家の田中松緑氏(43)が無所属で立候補する意向を表明した。同選挙区は、ほかに現職3人、新顔2人が立候補する見通し。


■新政みえが前葉氏推薦 津市長選


 県議会会派で、地域政党の「新政みえ」は30日、4月24日投開票の津市長選に立候補の意向を表明している元総務省職員の前葉泰幸氏(48)を推薦したと発表した。萩野虔一代表は「(前市長の)松田さんのやってきた市政を的確に継承してもらえると考えた」と述べた。新政みえが県議選以外で推薦を出すのは初めて。


■伊賀の田中氏を減税日本が公認


 地域政党「減税日本」は30日、県議選伊賀市選挙区に立候補予定の田中覚氏を公認、亀山市選挙区の渡辺政彦氏、多気郡選挙区の森岡隆次氏を推薦すると発表した。津市議補選(被選挙数2)では、伊藤晴茂氏を推薦した。

2321チバQ:2011/04/01(金) 23:45:25
■県議選主な立候補予定者 (下)


 【伊勢市】(定数4)
 辻三千宣(69) 民現(1)
 中川正美(60) 自現(7)
 中村進一(63) 新政現(4)
 奥野英介(64) 無現(1)
 みんなの党の新顔が今月になって病気を理由に立候補を断念。無投票の可能性が高くなった。
 民主は、辻が推薦から公認に切り替えて再選をめざし、新政みえ幹事長の中村が5選をめざす。自民系は、現議員で最多の8選をめざす中川と、再選をめざす奥野がそれぞれの地盤を固めている。

 【尾鷲市・北牟婁郡】(定数2)
 野田勇喜雄(57) 自現(3)
 津村衛(36) 無現(1)
 関口省吾(44) 無新
 東豊(55) 無新
 尾鷲市を地盤とする現職2人に、県議不在だった北牟婁郡から新顔2人が名乗りを上げ、激しい戦いになりそうだ。
 民主系の津村、前回繰り上げ当選となった自民の野田がそれぞれ支持基盤を固め、当選をめざす。東は元・旧紀伊長島町議、関口は自民の国会議員などから支援を受け、それぞれ支持拡大をめざす。

 【鳥羽市】(定数1)
 中村欣一郎(52) 自新
 尾崎幹(48) 無新
 新政みえは、厚い保守地盤もあって現職の後継を擁立できず、市議経験者の新顔2人が議席を争う。中村は市議を辞職し自民の公認を得た。尾崎は無所属で戦う。

 【熊野市・南牟婁郡】(定数2)
 藤根正典(49) 新政新
 大久保孝栄(44) 無新
 山本良正(51) 無新
 熊野市と南牟婁郡の選挙区が分かれていた前々回と、現在の選挙区となった前回はいずれも無投票だったが、今年に入って、民主系と自民系のベテラン現職2人が引退を表明。後継の2人に加え、みんなの党も候補を擁立し、選挙戦になりそうだ。
 熊野市を地盤とする副議長の森本繁史の後継は、大久保。南牟婁郡が地盤の新政みえ代表の萩野虔一は、同じ教職員組合出身の藤根を立てる。
 旧熊野市を含め市議4期目の山本は今月に入り、無投票阻止を掲げて、みんなの推薦を受け立候補の意向を表明した

 【志摩市】(定数2)
 山本教和(63) 自現(6)
 中嶋年規(44) 自現(2)
 自民は7選をめざす山本、3選をめざす中嶋の2人が立候補の見通し。保守地盤が厚く、安定した活動を続ける。民主と新政みえは候補の擁立を模索したが不調に終わった。

 【度会郡】(定数2)
 吉川新(63) 民新
 村林聡(33) 自現(1)
 無投票の公算が大きい。民主衆院議員の息子を持つ藤田正美が引退し、後継として民主新顔の吉川が名乗りを上げた。保守層が厚い南伊勢町を地盤とする自民の村林は再選をめざす。


 《注》朝日新聞が取材を通じて意思を確認した立候補予定者。年齢は掲載日現在。並び順は衆院勢力順(民主、自民、公明、共産、みんな)に続き、新政みえ、無所属とした。同じ党派や無所属同士の場合は、現、元、新の順。同じ場合は当選回数、50音順。()数字は当選回数。敬称略。

2322チバQ:2011/04/02(土) 12:05:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110402-00000035-mailo-l24
’11統一選:県議選告示(その1) 12選挙区で舌戦スタート /三重
毎日新聞 4月2日(土)11時43分配信

 ◇立候補者3減の65人
 県議選(定数51)は1日、告示され、午後に1人が立候補を届け出て、前回より3人少ない計65人が立候補した。無投票となった5選挙区を除く12選挙区で選挙になり、先月24日に告示された知事選とともに、10日に投開票される。65人の内訳は現職39人、元職2人、新人24人。政党別では、民主11人(前回7人)▽自民21人(同22人)▽公明2人(同2人)▽共産2人(同3人)▽みんな2人(同0人)▽地域政党「新政みえ」3人(同5人)▽減税日本1人(同0人)▽無所属23人(同29人)となった。女性候補者は前回と同じ3人だった。4選挙区の各陣営の第一声や候補者の初日の動きを追った。【福泉亮】
 ◆新人出馬で激戦区に
 ◇津市(定数7)
 現職7人に新人1人が挑む少数激戦区となった。
 3選を目指す自民公認の青木謙順候補(54)は地元の旧一志郡などで実績を強調し、支持を訴えた。民主推薦の前田剛志候補(51)は出陣式で黙とうをささげ、夜には3カ所で演説会を開いた。民主支持の杉本熊野候補(57)は「皆さんの思いを政策に生かしていきたい」などと訴えた。元津市議で自民公認の新人、小野欽市候補(56)は津駅前で「市議会での活動を礎に戦う」などと語った。
 自民公認の前野和美候補(62)は出陣式で防災に強い町づくりなどを訴え、旧久居市を中心に街宣した。共産現職の真弓俊郎候補(63)は、津駅前で佐々木憲昭・同党衆院議員らと「くらしと命を守る県政にする」と力説した。新政みえ公認の舟橋裕幸候補(56)は、約500人の支持者が集まった出陣式で、防災力の向上などを訴えた。前回トップ当選の公明公認の今井智広候補(43)は出陣式で、「ふたを開けるまで分からないのが選挙だ」と引き締めた。【谷口拓未、田中功一】
 ◆新人力説、現再選意欲
 ◇四日市市(定数7)
 前回次点だった自民新人の石田成生候補(50)は「次はない」と危機感を強調、在宅医療など福祉充実を訴えた。無所属新人の田中智也候補(45)は、被災地で通常の3分の1の人員で診療を続ける病院を例に「災害に強い医療」を力説した。
 公明現職の中川康洋候補(43)は黙とう後に第一声を上げたが、選挙カー走行中の名前の連呼は自粛し、街頭演説に力を入れた。6期の実績を強調する無所属現職の永田正巳候補(70)は「豊富な経験を生かしたい」と述べ、企業などを回った。
 民主現職の水谷正美候補(45)の陣営は、運動員が喪章を付けて活動した。妻陽子さんも演壇に立ち、夫の再選を訴えた。無所属現職の稲垣昭義候補(38)は「大震災に政治がしっかりしないといけない」と語り、被災地支援を呼び掛けた。
 返り咲きを狙う自民元職の津田健児候補(41)は教育の大切さを中心に訴え、「人づくりが政治家の使命」と力説した。共産現職の萩原量吉候補(70)は「コンビナートの防災が心配。県内に原発は造らせない」と訴え、8選に意欲をみせた。【井上章、加藤新市】
 ◆現新元の4人が激突
 ◇伊賀市(定数3)
 現職2人、新人1人、元職1人の計4人が立候補し、3議席を争う激しい選挙戦に突入した。
 民主公認の現職、森野真治候補(41)は伊賀市服部町の選挙事務所前での出陣式で、「医療などさまざまな地域の問題に、引き続き粘り強く取り組む」と支援を訴えた。自民公認の新人、粟野仁博候補(37)は同市上野茅町の選挙事務所前で第一声。「若い力でしがらみを断ち切るクリーンな政治を約束する」と声を上げ、医療充実などを訴えた。
 減税日本公認の元職、田中覚候補(52)は伊賀鉄道上野市駅前で、支持者や通行車両に向け「『命を守る』を合言葉に医療、高齢者福祉を充実させる」と訴えた。自民公認の現職、岩田隆嘉候補(71)は、同市佐那具町の選挙事務所や旧町村部に設けた連絡所を回り、「第1次産業をしっかり守る。この1期にすべてを出し切る」と声を上げた。【伝田賢史、宮地佳那子】

2323チバQ:2011/04/02(土) 12:06:32
 ◆現2に新3人が挑む
 ◇鈴鹿市(定数4)
 現職2人が引退し、民主と自民の現職2人と民主とみんな、無所属の新人3人の計5人が立候補した。ホンダ労組役員で、無所属新人の彦坂公之候補(51)は「防災面を一から見直し、安全と安心を図る」と強調した。
 民主新人の下野幸助候補(34)は「県政と県民の架け橋となって心豊かな町作りを目指す」と語った。再選を目指す民主の藤田宜三候補(59)は「地震に備えての対策などに万全を期す」と訴えた。
 市議からの転身を図るみんなの佐久間浩治候補(64)は「議員定数と議員報酬をともに2割削減する」と力説した。自民現職の小林正人候補(44)は東日本大震災に触れ「地震に対する危機管理体制を強化させる」と述べた。【大原隆】
 ◇自粛ムードの選挙戦 伊勢選挙区、事務所前に義援金箱
 東日本大震災を受け、県議選の各陣営は第一声で防災対策などを訴える一方、選挙カーでの訴えや「頑張ろうコール」を自粛する候補者もおり、被災者に配慮しながらの選挙戦の幕開けとなった。
 伊勢市選挙区では、運動員が喪章を付け、事務所前には義援金箱を設置する陣営があった。選挙カーの上には看板を付けず、出陣式前には支持者らと黙とうをさざけた。候補者は「西日本が元気を出して、みんなで頑張って、東日本を元気にしていく」と訴えた。
 また、鈴鹿市選挙区の陣営でも運動員ら20人が喪章を付けての出陣式に臨んだほか、選挙カーのサイドミラーにも喪章のリボンが結ばれていた。【大原隆、木村文彦】
〔三重版〕

4月2日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110402-00000036-mailo-l24
’11統一選:県議選告示(その2止) 2会派が勢力争い /三重
毎日新聞 4月2日(土)11時43分配信

 ◇各選挙区で激戦展開に
 県議選の最大の焦点は、民主・連合系の最大会派「新政みえ」と自民系の第2会派「自民みらい」の勢力争いだ。県議会は現在、欠員2で、現職は49人。会派構成は新政みえ23人、自民みらい21人、公明と共産各2人、「想造」1人。いずれも単独過半数に達していないが、原則的に共産は他会派と連携しないため、今期限りで引退する想造の1人と連携する新政みえが、自民みらいと公明を上回り主導権を握っている。
 今回、新政みえと自民みらいは議長を会派内から選出しても採決時に過半数となる27議席の獲得を目指して擁立作業を進めたが、ともに24人の立候補にとどまった。改選後に少しでも他会派との連携を有利に進めるため、両会派とも1議席でも多い議席獲得を目指し、各選挙区で激戦が展開されそうだ。
 このほか、今回初めて候補を擁立したみんなの党と地域政党「減税日本」の議席獲得の有無や共産の現職2人が前回、津市と四日市市両選挙区で奪還した議席の維持などに注目が集まっている。【田中功一】
 ◇無投票は5選挙区 4人区伊勢市も、名張市は2回連続
 無投票となったのは、4人区の伊勢市といずれも2人区の▽いなべ市・員弁郡▽名張市▽度会郡▽志摩市で、前回と同じ5選挙区だった。前回比3人増の計12人が早々と当選を決め、名張市は2回連続の無投票となった。
 伊勢市は選挙戦が見込まれていたが、いったんは出馬表明したみんなの党公認の新人が病気療養を理由に告示前に出馬を取りやめた。4人区以上の無投票は95年の鈴鹿市選挙区(当時定数5)以来となった。
 無投票当選者の内訳は現職11人、新人1人で、党派別では民主4人、自民6人、新政みえ1人、無所属(自民推薦)1人となっている。【田中功一】
 ◇自民現の中川氏、8回目は無投票−−伊勢選挙区
 伊勢市選挙区では、自民党現職の中川正美氏(60)が83年の初当選以来、現職では最多の8回目の当選を無投票で決めた。
 中川氏は出陣式後、選挙カーに乗って市内を駆け回った。午後5時過ぎ、無投票が決まると、市内の事務所では「おめでとう」の歓声と拍手がわいた。中川氏は「感無量の思い。一回一回、当選の感動は違い、特に8期目は重みを感じる。自分なりのリーダーシップを取りながら、初心を忘れずに頑張っていきたい」などとあいさつした。【木村文彦】
〔三重版〕

4月2日朝刊

2324チバQ:2011/04/02(土) 12:07:33
http://mytown.asahi.com/areanews/niigata/TKY201104010461.html
原発反対派が急きょ立候補、選挙戦に 柏崎市・刈羽郡
2011年4月2日

 自民党現職2人のほかに立候補の動きがなく、無投票とみられていた県議選柏崎市・刈羽郡選挙区(定数2)は1日、原発反対派の元刈羽村議が立候補し、一転して選挙戦になった。福島第一原発の事故後、柏崎刈羽原発の地元でも不安が高まる中、原発の是非が一番の争点になりそうだ。

 いずれも自民党現職の東山英機氏(66)、三富佳一氏(72)は原発推進の立場で、柏崎刈羽原発所長や協力企業から推薦状を得ている。三富氏は出陣式で福島第一原発事故にふれ、「(原発が立地する)柏崎刈羽の防災を改めて検証し、あらゆる想定をした対応を国と事業者に求めたい」と強調し、理解を求めた。

 東山氏の陣営幹部は突然の選挙戦に「準備はしてきた。原発以外の争点もある」と冷静だが、「(原発事故の行方が見えず)風がどう動くかわからない。その意味で怖い」とも話す。

 両氏は柏崎刈羽原発のさらなる安全対策が必要だと訴えており、有権者の原発への不安をいかに拭えるかが選挙戦のカギとみている。

 これに対し、元村議の武本和幸氏(61)は1日夕、柏崎市内で立候補の会見を開き、「原発への不安の声を代弁し、福島のようなことを柏崎刈羽で繰り返さぬようチェック機能を担う」と訴えた。

 柏崎刈羽原発の総点検と7号機の早期停止、福島第一原発で事故対応する作業員の被曝管理徹底、原子力防災計画の見直しを公約に挙げた。特定の政党や団体の推薦は断り、幅広い支持を集めたいという。

 原発の是非を突然問いかけられた有権者には戸惑いも広がる。候補者の訴えに耳を傾けていた市内の男性(76)は「原発で柏崎が成り立っている部分も大きい」と原発の必要性を認める一方、「(県議会で)反対派が危険性を指摘するのも安全のためには必要だと思う。一言でイエス、ノーと言うのは難しい……」と話した。(清水康志)

2325チバQ:2011/04/02(土) 12:12:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110402-00000022-mailo-l23
’11統一選:県議選告示 無投票減り激戦模様 「首長」VS「既成政党」 /愛知
毎日新聞 4月2日(土)11時0分配信

 ◇中区は一転一騎打ち
 県議選(定数103)は1日告示され、9日間の選挙戦がスタートした。175人が立候補し、07年の前回選(157人)を大きく上回った。逆に無投票当選は7選挙区(当選者12人)と前回選から大幅減。統一候補43人を擁立する減税日本と日本一愛知の会の首長政党と、既成政党の対決を軸に選挙戦は展開しそうだ。
 党派別の立候補者数は、自民56人▽民主45人▽公明6人▽減税日本19人▽日本一愛知の会24人▽共産4人▽みんな2人▽諸派2人▽無所属17人。
 2回続けて無投票だった名古屋市中区(定数1)は自民現職、加藤南氏(65)と減税日本新人、佐藤敦氏(38)の一騎打ちとなった。
 加藤氏は出陣式で「政治家の責任を果たし、大震災の復興をきちんとやり遂げなければならない」と訴えた。小規模な座談会をこなして支持固めをする方針だ。
 佐藤氏は自転車街宣で知名度アップを図る。大村秀章知事も駆け付けた商店街での演説では「日本を元気にするには愛知、名古屋のがんばりが必要」と訴えた。【加藤潔】
 ◇3回連続の無風−−中村区
 無投票当選は、名古屋市中村区(定数2)▽同中川区(同3)▽碧南市(同1)▽稲沢市(同2)▽東海市(同2)▽丹羽郡(同1)▽幡豆郡(同1)。
 大村知事の出身地、碧南市では、民主が擁立を見送り、知事の衆院議員時代に陣営幹部を務めた自民現職の小林秀央氏(69)が、愛知の会の推薦を受けて無投票で7選を決めた。
 中村区は3回連続の無投票となり、当選2氏は東日本大震災の被災地に配慮し、バンザイをせず静かに当選を祝った。
 中村区は自民と民主の重鎮が議席を独占してきた。今回は、引退する自民県連会長の寺西学氏の地盤を引き継ぐ形で長男の睦氏(46)が初当選した。
 7度目の当選となった民主現職の松山登氏は厳しい表情で「年2、3回、報告会で皆さんの意見を聞く場を設け、後援会の旅行会は減らす」と、議員活動を見直す考えを示した。
 睦氏は「皆さんの思いを県政の壇上に伝える」と支持者にあいさつし、お茶で乾杯した。
 3回連続の無投票について、松山氏は「議員のあり方を変えたいという私の訴えが通じ、対抗馬が立たなかった」と話し、睦氏は「新人として、できれば選挙戦をしっかり戦いたかった」と語った。【丸山進】

4月2日朝刊

2326チバQ:2011/04/02(土) 13:33:37
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001104020004
県議選、河北郡 2町から4氏が激突
2011年04月02日

■河北郡


 定数2に津幡、内灘町から2人ずつが立った河北郡選挙区。票を奪い合う激しい選挙戦が予想される。


 自民の党籍証明を受けた新顔の焼田宏明氏(53)は、津幡町で事務所開きを終え、矢田富郎町長や桜川剛県議らの応援を受けて第一声。「津幡町の代表としてしっかり勝利をつかみたい」と訴えた。


 無所属新顔で民主、国民新推薦の竹内竜也氏(39)も、同町で事務所開き。民主党の近藤和也衆院議員と一緒に、「雇用、福祉、環境問題など、生活者の当たり前の感覚を県議会に届けたい」と主張した。


 前町議で無所属新顔の南和彦氏(45)は内灘町の神社で第一声。後援会長の八十出泰成町長らとともに、「雪の日もあいさつ回りを続けてきた。残りの期間も自分の気持ちを精いっぱい伝えたい」と訴えた。


 自民現職の米田昭夫氏(66)も内灘町の神社で、同町議や公明党、みんなの党関係者と出陣式を開き、「今の日本の閉塞(へいそく)感を打破し、元気な石川県、笑顔いっぱいの内灘、津幡町をつくりたい」と呼びかけた。


■七尾市


 定数が1減り、二つのイスを自民現職の3人が争う県内屈指の激戦区。議長経験もあるベテランと若手は旧七尾市が地盤で、もう1人は旧鹿北地区の出身と「地域対決」の色も濃い。当選ラインが1万1千票前後に上がったこともあり、互いに相手の地盤にも事務所を置くなど告示前から乱戦の様相を呈してきた。ある陣営は「だれが落ちても不思議ではない」と危機感を口にする。


■小松市


 定数4に、現職4人と元職1人の5人が立候補。共産党が候補の擁立を見送った以外は、1999年以降の過去3回と同じ顔ぶれになった。市民からは「もっと若い人が出てほしかった」との声も。党派別は自民2、民主1、無所属2。現職4人は東日本大震災の被災者に配慮するとして、選挙活動の一部自粛を申し合わせている。


■輪島市


 定数1。今回鳳珠郡から編入された旧門前町を地盤とする自民現職に、無所属と共産の新顔2人が挑む。自民は実質的な分裂選挙。北村茂男・党県連会長の後援会幹部を務めてきた新顔の出馬調整では、梶文秋市長が「分裂選挙はしこりを残す」として辞表を提出する騒ぎも起きた。共産新顔陣営はこうした混乱を「コップの中の争い」として、批判票の取り込みを狙う。


■珠洲市


 定数1。2期目を狙う無所属現職に、無所属の新顔が挑む。前回は現職を支持した泉谷満寿裕(ますひろ)市長が、今回は新顔陣営に回るという変化も。県内でも人口減と高齢化が極めて深刻な珠洲市の活性化策を、両候補が有権者に示せるかにも関心が集まる。


■羽咋市・羽咋郡南部


 定数2。自民の現職と新顔、連合石川の推薦を受けた無所属新顔の3人が立候補。羽咋市を地盤に議席を独占してきた自民だが、引退する現職の後継指名を受けた新顔の拠点は宝達志水町で、勢力を分け合い2議席維持を狙う。一方、羽咋市が拠点の無所属新顔には民主党の近藤和也衆院議員が支持を表明。地域ごとの票の行方に加え、政党対決の構図にも注目が集まる。

2327チバQ:2011/04/02(土) 13:33:57
■白山市


 今回から市全域が一つの選挙区になった。定数4に自民現職2人と、民主現職、自民新顔、無所属新顔各1人の計5人が立候補。県議から白山市長に転じた作野広昭氏が得ていた票の行方と、10期を務めて引退した中川石雄氏の地盤だった鶴来地域の動向が当落を分ける鍵になる。北陸新幹線の開業と連動した活性化策や白山ろく地域の過疎化対策などが主な争点になりそうだ。


■能美市・能美郡


 定数2に、民主現職1人、自民新顔2人、無所属新顔1人の計4人が立候補する混戦。自民は、森祐喜元県議が昨年8月に飲酒運転容疑で逮捕されて失った1議席の復活だけでなく2議席独占を狙うが、自民系無所属候補の立候補で分裂含み。民主現職も全国的な党への逆風など不安材料を抱えながらの選挙戦となっている。


■石川郡


 定数2を民主現職、自民新顔、無所属新顔の3人が争う。新顔2人はいずれも元町議で、無所属候補は連合石川の推薦を受けている。前回までは白山ろくの旧1町5村と合わせて一つの選挙区で、野々市町からは1人の選出が続いていた。町単独で2人を選ぶ初の選挙となり、11月の市制移行後のまちづくりなどが論戦の焦点になりそう。


■鳳珠郡


 定数1をめぐり、民主推薦の現職と自民新顔の一騎打ち。無所属で立った現職が、衆院石川3区で唯一の民主系議席を守り通せるかに注目が集まる。今回から定数が1減り、選挙区は能登町と穴水町の2町に。候補者はともに能登町を地盤にしており、穴水町の票の行方が鍵を握りそうだ。

2328チバQ:2011/04/02(土) 14:06:32
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001104010002
「減税」巡り激論/静岡市長選
2011年04月01日


来県し、街頭で「減税」をPRする河村たかし名古屋市長(右)と大村秀章・愛知県知事=3月21日、静岡市葵区

 10日に投開票される静岡市長選で、「減税」の是非を巡って、激しい論戦が繰り広げられている。2月に行われた愛知県の選挙で、地域政党「減税日本」代表の河村たかし氏が名古屋市長選に、同党推薦の大村秀章氏が県知事選にともに圧勝。同党は同月末、静岡市長選候補の海野徹氏(61)を公認し、「減税」論議が争点に浮上した。海野氏が強調する「減税」に、安竹信男氏(64)=無所属=と田辺信宏氏(49)=無所属、自民推薦=は反対を唱える。


 ●田辺・安竹氏反対


 3月27日、葵区の青葉イベント広場で催された田辺氏の出陣式で、連合静岡の吉岡秀規会長は「この非常時に『減税』を掲げて戦う候補者を断じて許すことはできない」と声を張り上げた。東日本大震災の発生から2週間余。田辺氏を支援する民主党県連会長の牧野聖修・衆院議員も「名古屋の選挙が大震災の後にあったなら違う結果が出ていただろう。本当に真剣に地域のことを考えたら、あの結果は出ない」と訴えた。


 防災対策の強化が叫ばれるなか、「市民サービスの低下が避けられない減税を言うのはおかしい」というのが田辺陣営の主張だ。隣県の選挙結果が「愛知の風」などと騒がれた直後は「減税は他陣営の訴え。相手の土俵には乗らない」と慎重だったが、今は積極的に批判を展開している。


 2月まで市議会議長を務めた安竹氏も反対派。こちらは愛知の選挙後から「聞こえがいいだけの『減税』が、なぜ支持されるのかわからない」と首をかしげ、20年間市政に携わった立場から、「減税は非現実的」との主張を重ねてきた。


 静岡市は名古屋と違い、財政規模が小さいうえに、人口減で税収確保が大変な状況などが主な理由だ。


 ●海野氏支持訴え


 だが、海野氏の陣営はこうした批判にも動じない。「減税により、本気で行財政改革を行わざるを得ない環境をつくる。真の改革実現には、これしかない」。考えは以前から変わらず、前回市長選では現職に1303票差まで迫った。


 今回は、全国的に注目を集める河村氏が「名古屋、愛知、静岡が『減税3本の矢』となり、地方から国を変えていく」と全面支援。3千余の市の事業をすべて見直して減税分以上の予算を捻出する。市民サービスの低下にはならないとし、支持を呼びかけている。


 ■多額の借金抱えなぜ減税なのか/多摩住民自治研究所理事長・大和田一紘氏の話


 減税は、うちの自治体は税収が減ってもやっていけると世の中に示すこと。地方交付税の額に影響する恐れがある。静岡市は4千億円近い市債残高があり、こんなに借金を抱えてなぜ減税か、いかに歳出を削るかを明示することが必要。名古屋の河村市長の減税には、議会への挑戦状という意味あいがあった。静岡市は他の指定市に比べ、補助金を含む「補助費等」の割合が高いが、補助金は市の権益にからむので簡単に減らせず、抜本的な見直しができた例はほとんどない。


 ■行財政の改革へ踏み出す一歩に/静岡産業大客員教授(地方自治論)・鈴木望氏の話


 減税するための起債は認められておらず、減税すれば借金が増えるわけではない。今の地方自治制度では行財政改革をしなければ減税できない。つまり、減税が行財政改革に踏み出す第一歩になる。行財政改革の必要性は平時だろうが東日本大震災のような緊急時だろうが変わらない。減税分の財源を捻出する改革は痛みを伴う。民主党政権下で行われた事業仕分けは手法として効果的でなかった。全事業の見直しなどをトップダウンでやっていく必要がある。

2329チバQ:2011/04/03(日) 10:13:06
http://mytown.asahi.com/areanews/ishikawa/OSK201104020119.html
志賀原発、県議選の課題に急浮上
2011年4月3日

 福島第一原発事故を受けて、県議選の課題に志賀原発の津波対策や自治体の原子力防災計画が浮上している。「住民の関心が高い」と能登地域を中心に候補者は街頭演説などで取り上げている。しかし、有権者の不安に応え、選択の基準となる具体性には乏しい。

■安全対策、街頭で声高に

 七尾市選挙区の自民現職は2日、同市中心部での街頭演説で、冒頭に「福島を教訓として、(志賀原発も)何が問題なのかを考えるべきだ」と原発問題を取り上げた。地盤の鹿北(ろくほく)地区の一部は志賀原発から半径10キロ圏内に入っており、30キロ圏内になると市全域が含まれる。「想定外のことが起きており、大きな問題だ」と話す。

 原発の安全性への疑問の声は、輪島市や金沢市などの候補者からも出た。輪島市選挙区の共産新顔は1日の第一声で「放射能汚染が被災者を二重三重に苦しめている。安全神話は完全に崩れた」として自然エネルギーへの転換を求めた。

 一方、告示前にプルサーマル計画の推進を公約として掲げていた羽咋郡北部選挙区(志賀町)の無所属新顔は第一声で「立地町として安全対策に全力を挙げる」とひとことふれただけで、具体的な方策には踏み込まなかった。志賀原発の停止は長期間にわたる可能性も出て来ているが、選対幹部は「一切運転しない、となると町の振興どころか、維持も大変になる」と話す。ただ、選挙戦では「原発には慎重に対応せざるをえない」としている。

■具体性乏しく、争点化苦慮も

 「原発に頼ることはもうやめないといけない。志賀原発は、福島の事故の原因が検証されるまでは(運転を)とめておくべきだ」

 金沢市選挙区の社民推薦の現職候補は2日、市中心部の演説でそう訴えた。もともと「脱原発」を掲げる社民党のなかでも、運動の先頭に立ってきた。それだけに、福島の事故で「私たちが指摘してきた原発の危険性が、現実になった」と意を強くした。

 だが、今回は原発推進派が沈黙しているため、選挙の争点にしづらいことをもどかしく感じる。「原発をまだ増設するのか縮小していくのか、(他の候補には)本来ははっきり語って欲しいのだが……」

 志賀原発の地元では関心が高くても、40キロ以上離れた金沢市の有権者の考えは、まだ読み切れないところもある。「原発はない方がいいが、電気は必要だし……という程度に考える人も多いようだ」

2330チバQ:2011/04/03(日) 16:25:42
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000001104030001
県議選 民・自対決、震災でかすむ
2011年04月03日


2日、無投票だった栄村を訪れた長野市区の県議選候補者。役場内の避難者に、お見舞いの言葉をかけて回った

 震度6強の地震に見舞われ、現在も200人近い住民が避難所で暮らす栄村。県議選の飯山市・下水内郡区は無投票で当選者が決まったが、告示日翌日の2日、同村を訪れた県議選候補者がいた。長野市区から立つ倉田竜彦・民主党県連幹事長だ。
 県連代表代行の羽田雄一郎・参院国対委員長とともに、土砂崩れが発生した中条地区などを視察すると、避難所となる村役場を訪問。「なるべく早くお宅に戻れるように考えています」「しっかりやらせて頂きます。水が出ないのが一番困るよね」と被災者に声をかけて回った。
    □
 昨夏、民主党が推薦する阿部守一知事が誕生し、県議会最大会派の自民党県議団(改選前議席18)は県政野党に転落した。民主・社民系会派の「改革・緑新」(同12)は県政与党となったが、少数与党だけに阿部県政を十分に支えきれない場面も見られた。県議会の勢力図がどう変わるのか。中でも民主、自民両党の県連幹事長がぶつかる長野市区は、「民・自対決」が注目点の一つだった。
 それが、東日本大地震と県北部地震で様相が一変。候補たちが災害対策を訴える中、「知事与党」を全面に出して戦う構えだった民主党県連の戦術は変更を余儀なくされた。
 ある県連幹部は「各党の阿部県政への距離が有権者の選択基準にならなくなった。阿部知事の高い支持率と連動して戦おうというもくろみが崩れた」と語る。
 一方、自民党県連の石田治一郎幹事長は「これまで、阿部知事には是々非々の立場で臨んできた。しかし、災害対策では『是』とせざるを得ない」。告示日の1日、地元での第一声でも「(震災で)第二の経済災害を起こしてはならない。誰が知事であっても、議員も一緒になって景気対策に全力をあげなければならない」と対決姿勢は出さなかった。
    □
 両党以外の各党県組織の代表も顔をそろえるが、やはり訴えは震災を強く意識したものだ。
 共産党県議団の石坂千穂団長は「震災を機に、私たちが訴えてきた暮らしや福祉優先の県政の重要性が改めて浮き彫りになった」。公明党県本部の太田昌孝代表は「耐震対策や緊急時の医療対策、震災によって影響を受けている県内景気への対策が訴えの中心」。社民党県連合の竹内久幸代表も「堅実に安全対策、復興支援をする県政を求める声が高まっている」と話す。
 今回、県議選では初の公認候補を擁立したみんなの党。これまでは行政改革や議会改革を中心に訴えてきた江口光雄氏だが、31日の街頭演説では「災害に強い都市づくり」にも言及した。
 未曽有の大災害を前に、かすんだのは「民・自対決」だけではない。候補者の中からは「議会改革など、これまでの主張が争点化しにくくなってしまった」「災害対策一色で、違いを打ち出しにくくなった」と戸惑いの声も聞かれる。(二階堂友紀)
    ◇
 県議選が始まった。10日の投票日を目指して走る各地の候補者たち。注目選挙区の戦いを紹介する。

2331チバQ:2011/04/03(日) 16:30:16
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20110403/201104030930_13477.shtml
郵政研は当面推薦 県議選、国民新取り消しの民主候補
2011年04月03日09:30
 郵政改革法案成立への民主党の取り組みが不十分だとして、国民新党が県議選で民主党の公認・推薦候補9人への推薦を取り消したことに関し、9人中7人を推薦している政治団体「郵政政策研究会県本部」は2日、本紙の取材に、現時点では推薦を継続する意向を示した。

 郵政研は郵便局長らでつくる国民新党最大の支援団体。県本部は国民新党の推薦があることを条件に民主公認候補を推薦していた。

 西田正文県本部長は「ひとまず従来通り行動する。今のところ郵政研本部から軌道修正は求められていない」と話したが、本部から取り消しを要請された場合はあらためて対応を検討するとした。

 民主党県連の渡辺嘉山幹事長は、国民新党の推薦取り消しについて「残念。(民主)党本部に対応のまずさがあったのではないか」と述べた。

2332チバQ:2011/04/03(日) 16:34:09
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20110402-OYT8T00861.htm
県議選区割り「見直し」各党・会派訴え

無投票多い1人区 1票の格差再び2倍台

 1日告示された県議選(定数58、10日投開票)は、18選挙区で選挙戦に入り、告示日に8選挙区10人が無投票当選を決めた。新人が出にくく無投票が多いとされる「1人区」や「1票の格差」の問題を受け、各党・会派は県議の定数や選挙区割りの見直しを訴えており、県人口が減少する中で、今後を見据えた具体的な議論が求められている。

 今回、無投票となった8選挙区の有権者数は計29万4836人(3月31日現在)。県内有権者の16・7%が1票を行使できなかった。「有権者の多様な意見を反映させにくい」「新人候補が出にくく、無投票が多い」――と指摘される定数1の選挙区は11あり、今回無投票のうち6選挙区に上った。

 各選挙区ごとの「1票の重み」も問われている。

 議員1人当たりの有権者数(告示日前日時点)は、旧波田町が松本市に編入合併して有権者が減った東筑摩郡区(定数1)が1万9915人で、前回(2007年)の飯山市・下水内郡区を下回り最少となった。最大の諏訪市区(定数1)の4万1442人との「1票の格差」は2・08倍。両選挙区とも今回無投票だったが、県内の格差は前々回(03年)の2・16倍から、07年には選挙区数を30から26に再編して1・86倍に縮小していた。今回は再び2倍台に拡大した。

 各政党・会派はローカルマニフェスト(地域版公約)で、議会改革の一環として、「10年の国勢調査による人口数値を踏まえた定数削減、選挙区見直しを推進する」(公明党県本部)など、議員定数や選挙区の見直しを盛り込んでいる。定数計算の基となる10年の国勢調査の速報値は今年2月に発表された。県議会は09年3月に選挙区・定数研究会を設け、翌年6月に15年の県議選に向けて「時間をかけて議論すべき」としていた。

 無投票当選を決めた現職は「各党派の思惑があって難しいが、人口が減少していく中で、10年後、20年後を見据えた定数と選挙区割りの見直しに真っ先に取り組むべき」と意気込む。

 一方で、郡区出身の現職は「平成の大合併後も県内には自治体が多く残っているため、全国一律のような見直しは実情に合わない。町村数が多いのに、郡部から県議が出ない、町村の声が届かないことは問題でないか」と疑問を投げかける。

(2011年4月3日 読売新聞)

2333とはずがたり:2011/04/03(日) 18:58:47

’11統一選しずおか:県議選/浜松市議選 告示 県議選、109人が立候補 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/archive/news/2011/04/02/20110402ddlk22010164000c.html
 ◇舌戦スタート 10日、投開票

 統一地方選の前半戦である県議選(定数69)と浜松市議選(定数46)は1日告示され、選挙戦の幕が開いた。県議選は33選挙区に計109人が立候補を届け出た。5選挙区は定数と立候補者数が同じだったため計6人の当選が無投票で決まり、28選挙区が激戦に突入した。浜松市議選は7選挙区に計66人が立候補を届け出た。4年前の前回は無投票が1選挙区あったが、今回は全選挙区で議席が争われる。選挙戦は東日本大震災の被害が広がるなかで迎えた。東海地震の発生が想定されるため、県内の有権者は各候補が唱える地震への備えの具体性に関心を寄せそうだ。投票日は、すでに告示された静岡市長選とともに10日。即日開票される。【統一選取材班】
 ◇各候補、震災対策訴え

 県議選は4年前の前回より定数が5減されたが、前回より2人多い計109人が立候補を届け出た。

 競争率は1・58倍。競争率が1・50倍を超えるのは75年の県議選(1・73倍)以来で、今回の選挙戦の厳しさをうかがわせる。

 109人の内訳は、現職55人▽元職5人▽新人49人。党派別にみると、民主26(現職21、新人5)▽自民39(現職25、元職1、新人13)▽公明5(現職4、新人1)▽共産6(新人6)▽みんな6(新人6)▽諸派1(新人1)▽無所属26(現職5、元職4、新人17)−−となっている。

 無所属の候補者への各政党の推薦者数は、民主4▽自民3▽みんな2。候補者全体に占める女性の数は13人で前回より4人増えた。

 民主党は政権与党になって初めて迎える統一地方選。県議会の二つの同党系会派が昨秋合併し当初、今回の選挙で過半数獲得という目標を掲げた。ところが菅政権への逆風から候補者の掘り起こしが難航。実際の擁立者数は推薦を合わせても計30人にとどまった。

 自民党は、知事選、衆院選での連敗による内部対立が発端の09年秋の分裂劇を乗り越え、今年1月、県議会の同党系2会派が合流にこぎつけた。

 今回の選挙は党勢が回復基調にあるかどうかの試金石になるといえ、推薦を合わせて42人を積極的に擁立。単独過半数の獲得を最大の目標に据えている。

 公明党は現職1人が引退し、擁立した5人全員の当選を目標に掲げる。共産党は唯一の現職が引退し新人6人が立候補した。みんなの党は6人を初めて擁立。議席を得られるかどうかが焦点となる。
 ◇無投票は5選挙区

 県議選の33選挙区のうち無投票で当選が決まったのは、熱海市(定数1)▽伊豆市(定数1)▽御前崎市(定数1)▽袋井市・周智郡(定数2)▽浜松市天竜区(定数1)−−の5選挙区の計6人。

 このうち熱海市選挙区は95年の県議選以来、無投票が続いている。2度の補選を含めると7回連続で有権者が投票の機会を得られない、極めて異例の事態となった。

 一方で無投票となった選挙区数は前回の13選挙区(計24人)に比べると大幅に減った。

 背景には定数5減の影響が大きい。例えば、定数2だった下田市選挙区は03年と07年の2度、民主、自民両党の公認候補が議席を分け合ってきた。しかし今回、一つになった議席を両党の現職2人が争う構図となった。

 また、今回の選挙にはベテランを中心に現職15人が立候補を届け出なかった。当選を重ねてきた顔ぶれが抜けた選挙区に、無所属の候補者が立候補するケースも目立っている。たとえば、湖西市選挙区では、自民党のベテラン議員が今期限りでの引退を表明。無所属候補2人が1議席を争う展開となった。
 ◇浜松市議選、全7区で選挙戦に

 浜松市議選は7選挙区に現職44人、元職2人、新人20人の計66人が立候補を届け出た。定数が4年前の前回から8減されたことで競争率は前回の1・30倍を上回る1・43倍となっている。

 7選挙区のうち競争率が最も高くなったのは定数が前回より1減の3となった天竜区の1・67倍。現職4人と元職1人が議席を争う構図となった。中区の定数は前回より2減の14。現職11人、元職1人、新人7人の計19人が名乗りを上げ、混戦模様となっている。

 候補者を党派別にみると、民主4人▽自民5人▽公明5人▽共産8人▽社民2人▽みんな1人▽たちあがれ1人−−となっており、共産党の積極擁立が目立っている。このほか、諸派3人▽無所属37人。全体の候補者のうち女性は前回と同じ10人となっている。

 県内の2政令市のうち静岡市は政令市への移行に伴って市議選が05年3月に実施されたため、これ以降、統一地方選とは日程がずれている。

毎日新聞 2011年4月2日 地方版

2334とはずがたり:2011/04/03(日) 18:59:05

11統一選しずおか:県議選 無投票当選者 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/archive/news/2011/04/02/20110402ddlk22010220000c.html
 ◇浜松市天竜区 浜松市天竜区(定数1)

中谷多加二 60 自現(5)

 林業▽天竜森林組合理事[歴]旧天竜市消防団長▽近畿大
 ◇熱海市 熱海市(定数1)

橋本一実 46 民現(2)

 人材派遣請負業[歴]市議▽市農業委員▽熱海高
 ◇伊豆市 伊豆市(定数1)

石橋康弘 65 自現(6)

 会社顧問▽党県副会長▽県観光協会評議員▽中大
 ◇御前崎市 御前崎市(定数1)

薮田宏行 64 自現(2)

 水産会社会長[歴]旧御前崎町議▽市教育委員長▽静岡大
 ◇袋井市・周智郡 袋井市、森町(定数2)

山本貴史 41 無新(1)

 [元]学習塾経営▽NPO法人理事▽袋井高

渡瀬典幸 48 自新(1)

 不動産会社社長[歴]市消防団長▽東海大一高

==============
 ◇候補者一覧の見方◇

 ▽氏名▽年齢▽党派▽現元新の別▽当選回数(カッコ数字)▽職業・肩書([元]は前職を含む)、[歴]は過去の経歴▽学歴

 ※政党略称は、民[民]=民主、自[自]=自民、公[公]=公明、共[共]=共産、社[社]=社民、み[み]=みんな、た[た]=たちあがれ、諸[諸]=諸派、無=無所属

2335とはずがたり:2011/04/03(日) 19:03:21

’11統一選しずおか:県議選立候補者 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/archive/news/2011/04/02/20110402ddlk22010224000c.html
 (届け出順)
 ◇静岡市葵区 静岡市葵区(定数5−8)

小長井由雄 57 民現(2)
 農林業▽党支部幹事長[歴]消防団分団長▽旧市議▽早大

大西順子 45 み新
 ガス会社社員[歴]さくら銀行員▽東海大短大

天野進吾 69 自現(7)
 県議長[歴]旧市議・市長▽党県幹事長▽中大

古谷茂 58 諸新
 [元]高校教諭▽新党市民県代表▽国際基督教大

山田誠 49 自現(2)
 不動産会社社長▽常葉学園評議員[歴]旧市議▽茨城大

天野一 68 自現(6)
 [元]県議長▽県茶業会議所理事[歴]党県幹事長▽青学大

高田好浩 54 公現(1)
 党県幹事長代理[歴]建築設計事務所代表▽近畿大

池野元章 50 共新
 党県政対策委員長[歴]建設会社社員▽名古屋工大

 ◇静岡市駿河区 静岡市駿河区(定数4−5)

前林孝一良 57 公現(3)
 党県副代表[歴]高校教諭▽県教委指導主事▽東大

鈴木智 41 民新
 [元]衆院議員秘書[歴]予備校職員▽英ケント大院

鈴木千佳 40 共新
 党県常任委員[歴]民青同盟県委員長▽静岡大法経短大

堀江竜一 66 無現(4)
 会社役員[歴]自民党県幹事長▽県副議長▽中大

相坂摂治 37 自新
 社会福祉法人理事[歴]市議・議運委員長▽明大

 ◇静岡市清水区 静岡市清水区(定数4−5)

盛月寿美 43 公新
 [元]銀行員▽党県県民運動局次長▽創価女短大

中沢通訓 66 無現(5)
 不動産管理会社社長[歴]旧清水市議▽県副議長▽青学大

深沢陽一 34 自新
 [元]市議[歴]衆院議員秘書▽信州大

平塚倫豊 51 共新
 清水民商副会長▽清水原水協事務局長▽静岡大中退

林芳久仁 66 民現(2)
 全日産販売労組連合会顧問▽党県役員▽東海第一高

2336とはずがたり:2011/04/03(日) 19:03:36

 ◇浜松市中区 浜松市中区(定数4−5)

大岡敏孝 38 無現(1)
 中小企業診断士[歴]スズキ社員▽市議▽早大

藤田寛 54 民現(4)
 [元]党県幹事長[歴]旧市議▽県議運委員長▽浜松工高

平賀高成 56 共新
 党県委員[歴]静岡大電子工学研究所員▽静岡大工短大

竹内良訓 49 自現(1)
 NPO法人理事[歴]会社員▽衆院議員秘書▽専大

岡本護 66 民現(6)
 党県幹事長[歴]旧市議▽県監査委員▽浜松短大

 ◇浜松市東区 浜松市東区(定数2−3)

中沢公彦 42 自現(1)
 作家[歴]旧浜北市議▽衆院議員秘書▽城西大

源馬謙太郎 38 民現(1)
 党県自治体議員フォーラム代表▽米アメリカン大院

大石哲司 58 無新
 [元]市健康医療部参事・生活文化部参事▽明大

 ◇浜松市西区 浜松市西区(定数2−3)

鈴木かおる 53 み新
 会社社長[歴]英会話学校経営▽文化女大短大

田口章 49 無新
 スズキ労組顧問[歴]入野中学校PTA会長▽慶大

鈴木洋佑 67 自現(4)
 会社社長[歴]旧市議▽県議運委員長▽明大

 ◇浜松市南区 浜松市南区(定数2−3)

小楠和男 50 自現(4)
 学校法人理事長[歴]衆院議員秘書▽党県幹事長▽明大

中川智三郎 33 無新
 旅行会社社長▽明大

田形誠 34 民新
 [元]衆院議員秘書[歴]住宅メーカー社員▽広島大

 ◇浜松市北区 浜松市北区(定数2−3)

野沢義雄 62 無現(4)
 農業▽県農業経営士[歴]県監査委員▽引佐高

寺岡勝治 39 無新
 [元]高校教諭[歴]浜松経理専門学校専任教員▽中京大

鈴木利幸 54 自現(3)
 農業[歴]県農協青壮年連盟委員長▽農業経営高

 ◇浜松市浜北区 浜松市浜北区(定数2−3)

平野善巳 53 無元(1)
 不動産賃貸会社社長▽浜名高同窓会理事▽日大

渥美泰一 60 自現(4)
 会社員▽党県副会長[歴]浜北JC理事長▽浜松工高

阿部卓也 44 民現(1)
 旧浜北市議▽党県青年局長[歴]衆院議員秘書▽東海大

2337とはずがたり:2011/04/03(日) 19:04:08

 ◇下田市・賀茂郡 下田市、東伊豆町、河津町、南伊豆町、松崎町、西伊豆町(定数1−2)

森竹治郎 68 自現(7)
 司法書士[歴]市議▽党県幹事長▽県議長▽早大

鳥沢富雄 70 民現(5)
 社会保険労務士[歴]党支部長▽稲取高後援会長▽稲取高

 ◇伊東市 伊東市(定数1−2)

小野達也 48 自元(1)
 水産会社社長▽市サッカー協会会長▽焼津水産高

中田次城 46 民現(1)
 [元]市議長▽市ダイバーズ協議会会長▽伊東高

 ◇伊豆の国市 伊豆の国市(定数1−2)

小野登志子 66 自現(2)
 党支部長▽NPO法人会長[歴]旧韮山町議▽日大

土屋源由 53 無新
 土屋製畳社長[歴]市議・議長▽東海大

 ◇三島市 三島市(定数2−4)

甲斐幸博 55 無新
 製造・販売会社社長[歴]市議▽日大短大

遠藤行洋 49 み新
 テレビ番組制作会社役員[歴]アナウンサー▽青学大

蔵野雅章 43 民新
 党県支部幹事[歴]衆院議員秘書▽慶大

宮沢正美 61 自現(1)
 農業[歴]三島函南広域行政組合議員▽市副議長▽韮山高

 ◇裾野市裾野市(定数1−2)

勝又喜久男 50 民現(1)
 [元]市職員▽NPO法人役員[歴]市職員組合書記長▽中大

鳥沢由克 58 無新
 農業▽市シルバー人材センター理事▽日大

 ◇御殿場市・駿東郡北部 御殿場市、小山町(定数2−3)

石田英司 54 無新
 農業▽御殿場西高校保護者会会長[歴]市議▽茨城大

和田篤夫 59 自新
 [元]市議[歴]自衛官▽東京海上日動火災保険社員▽日大

池谷晴一 61 民現(2)
 行政書士▽県サッカー協会支部副会長▽明治学院大

 ◇沼津市 沼津市(定数4−7)

加藤益久 63 無新
 保育園長[歴]県保育所連合会理事▽明治学院大

曳田卓 57 民新
 食品販売業[歴]衆院議員秘書▽市議・副議長▽東海大

井口哲男 51 み新
 不動産賃貸会社社長[歴]警察官▽市副議長▽日大

蓮池章平 57 公現(3)
 党県幹事長▽党支部長▽創価大

多家一彦 63 自現(5)
 医療法人監事▽市自衛隊協力会長[歴]党県幹事長▽早大

杉山盛雄 52 自現(3)
 学校法人副理事長▽党県総務会長▽城西大

板垣和子 67 共新
 党地区委員[歴]東部生協理事・副理事長▽常葉女短大

2338とはずがたり:2011/04/03(日) 19:04:38
 ◇富士市 富士市(定数5−8)

下田良秀 31 み新
 NPO商農工ネットワーク事務局長▽信州大院

早川育子 51 公現(2)
 党県支部長▽党県女性局長▽介護支援専門員▽淑徳大

植田徹 61 自現(4)
 不動産会社役員▽党県幹事長▽日大

桜町宏毅 45 民現(1)
 党支部幹事長[歴]連合富士富士宮地協議長▽順天堂大

遠藤栄 69 自現(7)
 県体協副会長[歴]党県幹事長▽県議長▽吉原工高

鈴木澄美 55 無新
 不動産会社役員▽NPO法人理事長[歴]市議▽日大

野沢洋 67 民現(3)
 市勤労者サービスセンター理事▽明大

菊池初彦 58 無元(1)
 製紙原料会社役員[歴]市議▽同志社大

 ◇富士宮市 富士宮市(定数2−4)

吉川雄二 60 自現(5)
 幼稚園理事長▽市ソフトボール協会長▽明大

四本康久 50 民現(1)
 福祉団体役員▽党県副幹事長[歴]市議▽沼津北高

近藤千鶴 55 無新
 旧芝川町議▽県防犯アドバイザー▽富士宮東高

木内満 31 無新
 [元]三菱東京UFJ銀行員▽政策学校一新塾生▽東大

 ◇焼津市 焼津市(定数3−5)

良知淳行 46 自新
 社会福祉法人役員[歴]市議・副議長・議長▽東京福祉大

中野弘道 54 自現(1)
 洋品店経営▽市商店街連合会副会長[歴]市議▽明大

塚本大 36 自新
 農業[歴]信用金庫職員▽市議・副議長▽中大

大塚善弘 58 民現(1)
 酒販業▽市少林寺拳法協会長▽東京農大

榊原健一 62 無新
 不動産賃貸業▽県オンブズマン会員▽島田工高

 ◇藤枝市 藤枝市(定数2−3)

佐野愛子 55 民現(2)
 [元]小学校教諭[歴]連合静岡女性委員長▽静岡大

落合慎悟 62 自現(1)
 不動産会社社長▽藤枝商議所常議員[歴]市議▽静岡大院

西原明美 49 自新
 NPO法人理事長[歴]藤枝JC理事▽桜美林大短大

 ◇牧之原市・榛原郡南部 牧之原市、吉田町(定数1−2)

大石裕之 43 無現(1)
 広告会社社長[歴]衆参院議員秘書▽大阪芸大

大石哲司 71 自現(3)
 市ソフトボール協会長[歴]旧榛原町長▽中大

 ◇島田市・榛原郡北部 島田市、旧川根町、川根本町(定数2−3)

手塚文雄 61 自新
 県建設労組役員[歴]映像制作会社員▽市議▽拓大

伊藤育子 67 自現(2)
 [元]県総合教育センター副所長[歴]県教委課長▽東北大

大池幸男 55 民現(1)
 [元]市議長[歴]自動車部品製造会社員▽日大

2339とはずがたり:2011/04/03(日) 19:05:43
>>2333-2339

 ◇菊川市 菊川市(定数1−2)

宮城也寸志 51 自新
 農業▽県消防協会理事▽NPO法人理事▽玉川大

細井貴光 35 民新
 [元]参院議員秘書[歴]飲料製造会社員▽阪南大

 ◇掛川市 掛川市(定数2−3)

戸塚久美子 52 民現(1)
 [元]市議[歴]日本茶インストラクター協理事▽文化女大←補選当選

増田享大 43 自新
 文房具販売会社役員[歴]衆院議員秘書▽横浜市大←確か柳沢秘書で吉田事務機の女婿(同じ学校の一個下に娘いた)

東堂陽一 55 自新
 建設会社員[歴]掛川西高PTA会長▽市議▽静岡大院←補選落選

 ◇磐田市 磐田市(定数3−5)

柏木健 42 無元(1)
 農業法人役員▽NPO法人理事[歴]市議▽慶大

三ツ谷金秋 65 民現(4)
 料理飲食業▽市商工会副会長▽市体協顧問▽磐田商高

安間英雄 63 自現(4)
 党県副会長▽県ライフル協会長[歴]衆院議員秘書▽明大

野沢正利 67 共新
 [元]市議[歴]建設省中部地方建設局職員▽愛知大

野崎正蔵 47 自新
 [元]市議[歴]県青年団連絡協会長▽袋井商高中退

 ◇湖西市 湖西市(定数1−2)

中野良之 59 無新
 NPO理事[歴]衆院議員秘書▽京都産業大

田内浩之 34 無新
 市体協空手部指導員[歴]遠州鉄道社員▽立教大

 ◇田方郡 函南町(定数1−4)

泉明寺みずほ40 み 新
 柏谷日枝神社宮司[歴]FMラジオ司会者▽国学院大院

仁科喜世志 60 無新
 [元]町議会事務局長・建設経済部長▽法大

千石貞幸 72 無元(1)
 [元]町議[歴]東レ米国法人社長・関連会社役員▽東京外大

吉田有弘 58 民現(1)
 [元]町議[歴]矢崎総業社員▽飲食店経営▽近畿大

 ◇駿東郡南部 清水町、長泉町(定数1−2)

浅倉茂紀 57 自新
 NPO法人理事[歴]県消防協会評議員▽日大

高田泰久 64 民現(2)
 物流会社顧問[歴]長泉町消防団長▽日大

==============
 ◇候補者一覧の見方◇

 ▽氏名▽年齢▽党派▽現元新の別▽当選回数(カッコ数字)▽職業・肩書([元]は前職を含む)、[歴]は過去の経歴▽学歴

 ※政党略称は、民[民]=民主、自[自]=自民、公[公]=公明、共[共]=共産、社[社]=社民、み[み]=みんな、た[た]=たちあがれ、諸[諸]=諸派、無=無所属

毎日新聞 2011年4月2日 地方版

2340ヂャッピー:2011/04/03(日) 20:37:29
三重知事選は民主党の推薦する新人が自民党やみんなの党の推薦する新人に追いついたようだ

2341チバQ:2011/04/03(日) 21:03:39
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011040300185
海野と田辺が競る=静岡市【統一選】
 現職不出馬を受けた3新人の争いで、河村たかし名古屋市長率いる地域政党「減税日本」公認の海野と、自民推薦の田辺が激しく競っている。海野は市民税減税などを公約。田辺は民主の一部国会議員の支援も受け、事業仕分けの実施などを掲げている。元市議会議長の安竹は苦戦している。(2011/04/03-19:58)

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2342チバQ:2011/04/03(日) 21:04:58
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011040300175
松田を鈴木が猛追=三重県【統一選】
 現職の引退を受けた新人同士による与野党対決の構図。元津市長で民主推薦の松田が一歩リードし、自民などが推薦する元経済産業省課長補佐の鈴木が猛追、激戦となっている。元市議で共産推薦の岡野は福祉の充実などを訴えるが、浸透していない。(2011/04/03-19:52)

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2343チバQ:2011/04/03(日) 21:08:10
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20110403103.htm
3現職が仁義なき戦い 石川県議選七尾
 定数が3から2に減った石川県議選七尾市選挙区は、自民の現職3氏が互いの懐に手を突っ込む「仁義なき戦い」を繰り広げている。1人が必ず落ちるサバイバルレースは、告示と同時に一気に激化し、東日本大震災を受けて申し合わせた選挙活動の「自粛協定」は早くもなし崩しに。3候補陣営とも相手の出方に目を凝らし、2日もつばぜり合いを演じた。【文中の候補は届け出順】
 「私のところが一番厳しいんです。本当にお願いします」。七尾市中心部で、石島正則候補が力を込めた。石島候補は合併前の中島、田鶴浜、能登島の旧鹿北3町が地盤。この日は自宅がある中島町を回った後、午後から旧七尾市に張り付き、JR七尾駅前や商店街で支持を訴えた。

 旧七尾市を地元とする西田昭二、和田内幸三の両候補も負けてはいない。

 西田候補は石島候補が地元とする中島町に入り、街頭で「七尾の将来のために県とのパイプをもっと強くしたい」と声を張り上げた。住宅街から山あいへ選挙カーを走らせ、畑で作業する支持者や玄関先の住民らに駆け寄って握手し、若さをアピール。支持固めに旧鹿北3町を奔走した。

 和田内候補も旧七尾市の建設会社で従業員らに支持を求めた後、能登島を皮切りに旧鹿北3町に攻め入った。中島町では西田候補の選挙カーとニアミスする場面も。和田内候補は「私も厳しい。当選する枠は1人と思って応援してほしい」と他陣営の切り崩しに警戒感をあらわにした。

 選挙戦が序盤から激しさを増す中、3候補陣営が告示前に申し合わせた選挙運動の「自粛協定」にも足並みの乱れが生じている。

 東日本大震災の被災地に配慮し、3候補陣営は選挙カーを使った街宣の時間を、午前9時から午後6時半までに制限。候補と運動員らが歩いて支持を呼び掛ける「練り歩き」も禁止を申し合わせた。

 しかし、ある候補は告示日、取り決めの時間が過ぎた後、選挙カーを降りてハンドマイクを手に街宣を開始。これを見た別の陣営から「約束が違う」とクレームが付いたという。1、2日には市中心部を練り歩いて支持を呼び掛けた陣営もあった。

 ただ、指摘を受けた陣営の幹部は「ハンドマイクの禁止は約束にない」と反論。別の陣営幹部も「自粛協定を律義に守って負けていては何の意味もない。投票日が近づけば(協定は)有名無実化する」と話しており、二つに減った議席をめぐる「いす取り合戦」は今後ますます激化しそうだ。

2344チバQ:2011/04/04(月) 23:16:14
http://www.at-s.com/news/detail/100016624.html
静岡市長選 海野、田辺氏が接戦 本社世論調査  (4/ 4 07:32)

 10日投開票の静岡市長選で、静岡新聞社は電話世論調査や取材を基に、選挙戦の中盤情勢を探った。河村たかし名古屋市長率いる政治団体「減税日本」公認の元参院議員海野徹氏(61)と、自民党推薦で、民主党の一部国会議員も推す元県議田辺信宏氏(49)が互角の戦いを繰り広げ、前市議会議長安竹信男氏(64)が追う展開。調査では、過半数が投票先を「まだ決めていない」としており、終盤に情勢が変わる可能性もある。
 投票する候補者を「まだ決めていない」と回答した人は52・2%で、「決めている」「大体決めている」とした人の計47・0%を上回った。東日本大震災による選挙運動の自粛ムードに加え、事実上の与野党相乗り候補と地域政党が対立するかつてない構図に、有権者が投票先を決めかねている様子がうかがえる。
 海野氏は現職に惜敗した前回市長選と一昨年の知事選への立候補で、知名度では優位に立つ。民主党参院議員時代の実績や人脈を生かし、民主、自民両党の支持層から支持を得る。「市民税10%減税」を前面に出し、既存政党を批判する無党派層の取り込みに、ある程度成功しているもよう。
 民主・自民相乗りの田辺氏は連合静岡の推薦も受け組織体制で他候補に勝るが、民主支持層をまとめきれていないなど、組織のフル稼働はこれから。市民の不安を安心に変える政策を訴え、「減税」は高所得者ほど有利だと批判。無駄遣い一掃など行革優先の姿勢で理解を求める。
 安竹氏は自然災害に強いまちづくりなどを主張するが、出遅れ感は否めない。公明支持層の支持は田辺氏と拮抗(きっこう)するが、他政党の支持層からは伸び悩む。

2345チバQ:2011/04/04(月) 23:50:37
http://www2.knb.ne.jp/news/20110404_27636.htm
県議選、候補者走る南砺市
 今月10日に投票が行われる富山県議会議員選挙について、選挙戦の構図と候補者の訴えをお伝えします。

 1回目の4日は、保守系三つどもえの選挙戦となっている南砺市選挙区です。

 南砺市選挙区は定員2に対して、3人が立候補しています。

 福光地域を地盤とする自民党・現職の武田慎一候補、福野地域を地盤とする自民党・現職の山辺美嗣候補、そして城端地域を地盤とする無所属で新人の河合常晴候補です。

 選挙戦は地域間競争の様相が濃くなっています。

 武田候補にとって、初出馬だった前回は地盤の福光から別の候補者も出馬しましたが、今回は一本化しました。

 武田候補「住民がもっとフランクに気軽に話し合える街づくり、地域づくりをしたい」「安全安心のための政策、地域の活力のための政策をやっていこうではありませんか」

 医師不足や高齢化に伴う社会資本の充実などが課題の南砺市政と県政のつなぎ役になりたいと訴えています。

 福光の有権者はおよそ1万6000人で地域別では最も多く、ほかの陣営からの切り崩しを警戒しています。

 武田候補「弱い人、高齢者たくさんいる、小さい子ども、障がい者もどんどん増えてきた、そういった方々に光を当てていけるような政治をやっていきたいと思う」

 山辺候補にとっては、地盤とする旧東砺波郡の中でこれまで争いはありませんでしたが今回、新人候補が出馬したことで、状況は一変しました。

 山辺候補「若い世代の減少は、地域の活力に大きな大きな影響がある、人口減少、少子高齢のなかで地域の活力を維持していくためには、交流の時代を迎えなくてはならない」

 県議4期16年の実績をアピールしながら、高速交通網を生かした交流事業に道筋をつけ、観光や農業の振興につなげたいと訴えています。

 地盤の福野を引き締めると共に、周辺地域にも積極的に足を運んで、票の上積みを図っています。

 山辺候補「私の力、皆さん一緒になって観光であれ農業であれ、そして中心市街地でありそして産業、ものづくりですね、ここに取り組んでいるみんなが輝こうよということを訴えたいと思う」

 河合候補は、父親が県議や参議院議員を務めていました。

 城端から県議をという声を受けて市議会議員1期目の任期途中の出馬を決めました。

 河合候補「今以上にみなさんが元気や安心ややさしさを感じることができれば、山や里や街にあかりは灯りつづけると考えています」「そして産業の振興と観光の振興をしっかりと確立させることも考えたい」

 南砺市の豊かな里山に残る文化を維持しながら過疎や高齢化などの課題に取り組み次の世代が安心して暮らせる環境を整えたいと訴えています。

 知人友人や縁故をもとに、支援の輪を広げる取り組みを最終盤まで続けます。

 河合候補「南砺は富山県のなかでも多くの山村地、中山間地、過疎地を抱えていますが、そういうところへどういうふうな目配せ、支援をしていけるのか、それを中心に訴えていきたいと思います」

 3人の候補者が注目しているのは、候補者が不在の井波地域です。

 井波地域の有権者はおよそ8000人で、各候補ともに支持拡大を図っています。

 震災についての見解また今回は、東日本大震災から間もない選挙戦となりました。

 防災への考え方を各候補にききました。

 武田候補「誰が指示を出してどこへ逃げる、どこを避難場所とするのかをしっかりともう一度、住民と認識、確認をしなくてはいけないと思う」「3年前の南砺の大水害がありましたんで、それこそ河川の改修や橋りょうの架け替え、それもしっかりやらせてほしい」

 山辺候補「2年半前の豪雨災害の対策がまだできていない、ですから集中豪雨に対する河川の弱さが残っちゃっている、あるいは急傾斜地が豪雨で崩れてしまうというのが残っている、そういう意味では南砺の防災は砂防であり急傾斜地であり、そして河川ですね、そこにあると思う」「今回のように想定外、想定以上の震災が起きた場合の対策はまったく作っていない、見直しが必要だと思う」

 河合候補「この南砺というところは、孤立する危険性がある集落がたくさんある、そういう危険性ある集落にどういう手当、支援をしていくか」「災害は起きるけど、その被害を少なくするために減災、減災ということについて、もう少し細かく調べて精査して、そういう仕組みを地域防災計画に盛り込みたい」

2346チバQ:2011/04/04(月) 23:53:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110403-00000039-mailo-l23
’11統一選:県議選 首長連合、自公と連携強化 民主の孤立感強まる /愛知
毎日新聞 4月3日(日)11時4分配信

 10日投開票の県議選(定数103)で、日本一愛知の会(会長・大村秀章知事)が、首長連合を組む減税日本(代表・河村たかし名古屋市長)に加え、自民、公明とも互いに公認候補を推薦し合うなど連携を強めている。愛知の会の公認・推薦候補は計72人で、大村知事は「公認・推薦候補で過半数を目指す」と公言。民主の孤立感が強まっている。
 愛知の会は24人を公認候補として擁立。減税日本の候補者19人全員を推薦し、統一候補とした。さらに無所属1人と、知事選で大村知事を支持した公明の候補6人を推薦。新執行部が知事との関係改善を進める自民の候補についても56人のうち21人を推薦する。
 一方、大村県政に是々非々で臨むとしている民主候補の推薦は45人中1人にとどまる。
 愛知の会公認の24人に対して公明は11人を推薦、自民は4人を支持している。愛知の会と自民・公明の連携強化の動きに、民主陣営幹部は「愛知の会を中心とした民主包囲網だ」と危機感を募らせている。【加藤潔】

4月3日朝刊

2347チバQ:2011/04/05(火) 19:06:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110405-00000106-mailo-l15
’11統一選:県議選/新潟市議選 消えた争点「州構想」 /新潟
毎日新聞 4月5日(火)12時10分配信

 ◇知事、新潟市長提唱「州構想」 震災で「防災」「原発」急浮上
 東日本大震災を受け、10日投開票の県議選と新潟市議選で防災や原発の安全対策が焦点に急浮上したなか、泉田裕彦知事と篠田昭市長が提唱した新潟州構想の影が薄くなっている。泉田知事らは統一地方選で地方分権改革の議論を深めてもらおうと、1月に州構想を発表したが、今のところ州構想に言及する候補者はほとんどみられない。【小川直樹】
 「新潟州構想? 支援者から聞かれれば話すけど」。新潟市内で県議選に立候補した新人候補は素っ気ない。この候補は出馬を表明した2月ごろは、州構想について「地方分権を進めるために大賛成」と乗り気で、選挙戦でも有権者に訴えると話していた。しかし、「今はどうしても防災対策や避難者支援に有権者の関心が向いている。自分から州構想を訴えることはない」と明かす。
 別の新人候補は、高齢化対策や地域の活性化とともに「自分たちの街のことは自分たちで決めるべきだ」と地方分権改革に言及するが、州構想に関しては「具体的なことが見えていないので、触れない」。3日に同市内で同じ党の県議選、市議選の候補者3人が合同集会を開いたが、誰も州構想には触れず、中心は防災対策だった。
 集会で候補者らの訴えを聞いた男性(54)は「震災で『日本は大丈夫なのか』という不安感をみんながもっている。候補者から聞きたいのはやはり防災対策。州構想は市民のコンセンサスを得ておらず、時期尚早」と話した。
 もともと州構想が発表された直後から、県議や新潟市議の多くが「唐突だ」と困惑し、「知事と市長が提唱した構想を、なぜ議員選挙の争点にしなければならないのか」と冷ややかだった。2月の県議会でも自民、民主両党の議員から「県民から困惑の声が上がっている」などと批判が相次ぎ、社民、共産は反対を表明した。泉田知事、篠田市長とも答弁で構想の狙いを説明したが、構想の全体像が固まらないなか、議論はかみ合わなかった。
 県と市は州構想の具体化に向けて、当初は3月19日に検討委員会の準備会と講演会の開催を予定していたが、震災を受け中止された。検討委も5月の連休明けにも発足させる方向だったが、準備会の日程が決まらないなか、めどは立っていない。

4月5日朝刊

2348チバQ:2011/04/05(火) 19:17:11
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000001104050001
知事選情勢調査「松田氏やや優勢」
2011年04月05日

 10日投開票の知事選について、朝日新聞社は2、3の両日、電話による情勢調査を実施し、取材と合わせて情勢を探った。前津市長の松田直久氏(56)=民主推薦=がやや優位な情勢で、元経済産業省課長補佐の鈴木英敬氏(36)=自民、みんな推薦、公明県本部支持=が激しく追っている。元・旧津市議の岡野恵美氏(58)=共産推薦=は支持拡大に懸命だ。


 投票態度を明らかにしていない人が4割いて、情勢は変わる可能性がある。


 今回の知事選は16年ぶりに与野党第一党が対決する構図になっている。2月下旬に立候補の意向を表明した松田氏は、民主、連合、県議会最大会派「新政みえ」が協力する「三重県方式」で浸透を図り、民主支持層の7割、無党派層の5割を固める一方、自民、公明各支持層の3割を取り込んだ。


 地域別では、地盤の中勢地域で6割の支持を得る一方、北勢地域では鈴木氏にリードを許す。1、2の両日には、民主の岡田克也幹事長も地元の北勢地域に応援に入るなど、支持組織の引き締めを図っている。


 年代別では、50代を中心に支持を広げ、職業別では事務・技術職層や製造・サービス従事者層で半数を超える支持を得た。


 鈴木氏は3候補の中では最も早い2月上旬に名乗りを上げた。小池百合子総務会長や石破茂政調会長ら自民幹部が応援に駆けつけ、自民支持層、公明支持層の6割余をまとめるが、みんなの支持層には浸透しきれていない。


 地域別では、鈴木氏が2009年の衆院選で立候補した三重2区を含む北勢地域で5割超の支持を固めた。4、5の両日には安倍晋三、6日には麻生太郎の両元首相も来県し、支持拡大をめざす。


 年代別では、30〜40代を中心に支持を得る一方、70歳以上の約半数も支持。職業別では、自営業者層に浸透している。


 岡野氏は、共産支持層の6割余をまとめるが、広がりは見られない。共産公認の県議選候補者と中勢、北勢地域を回るほか、東日本大震災後は原発反対の姿勢を明確にして、かつて原発の新規立地計画があった南勢地域でも浸透をめざす。


■民主離れ 支持率19%


 2、3日の情勢調査と同時に実施した世論調査で、県内の政党支持率は民主19%、自民18%だった。2010年7月の参院選直前に実施した世論調査では、民主31%、自民14%で、「民主王国」でも民主離れが起きている。


 ほかの政党は、公明2%、共産2%、みんな2%で、無党派層は57%。無党派層は20代〜50代で5割を超えていた。10年参院選直前調査では、公明5%、共産2%、みんな5%、無党派層は42%で、無党派層の拡大が見られた。


 名古屋市議選で第1党になった「減税日本」など新しい地域政党への期待度については、「大いに期待する」が18%、「ある程度期待する」が47%で、合わせて65%の有権者が期待感を示した。


■知事選に関心 83%


 知事選について「関心がある」と回答した人は83%、投票に「必ず行く」は71%で、知事選への高い関心がうかがえた。


 知事選に「大いに関心がある」は23%で、「少しは関心がある」は60%だった。


 投票に「必ず行く」は71%で、「できれば行きたい」は24%。年代別では30代以上のすべての年代で6割超が「必ず行く」と回答した。


 一方、東日本大震災を受け、東南海地震が30年以内に70%以上の確率で発生するとされる三重では、各候補が防災政策を訴えの中心に据えている。


 知事選で投票する際、防災対策を重視するかを聞いたところ、「大いに重視する」が39%、「ある程度重視する」が44%で、有権者の投票行動でも防災対策を重視する姿勢がうかがえた。


 一方、野呂昭彦知事の2期8年の県政運営については、「大いに評価する」が9%、「ある程度評価する」が60%だった。


◎調査方法 コンピューターで無作為に作成した番号に調査員が電話をかける「朝日RDD」方式で、県内の有権者を対象に調査。世帯用と判明した1436件のうち有効回答は985人。回答率は69%。

2349チバQ:2011/04/05(火) 19:18:26
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001104050002
静岡市長選 田辺・海野氏互角の戦い
2011年04月05日




 10日に投開票される静岡市長選に向け、朝日新聞社は2、3の両日に同市の有権者を対象に電話調査を実施し、取材で得た情報と合わせて中盤の情勢を探った。自民推薦の新顔で元県議の田辺信宏氏(49)と、地域政党「減税日本」公認の新顔で元参院議員の海野徹氏(61)が互角の激しい戦いを繰り広げている。新顔で前市議長の安竹信男氏(64)は苦戦している。ただ、調査時点で、有権者の4割以上が投票態度を明らかにしておらず、情勢は流動的だ。


 ■安竹氏は苦しい戦い


 田辺氏は推薦を受けた自民に加え、民主も1区、4区の総支部ごとに支援に回っている。連合静岡の推薦も得て組織選挙を展開する。


 投票態度を明らかにした人を分析すると、田辺氏は自民支持層の6割を固めた。しかし、民主支持層の支持は4割にとどまり、公明支持層でも他の2候補と支持を分け合っている。無党派層の支持も4割と広がりはいま一つ。


 40〜50代で支持が比較的厚い。女性の半数に支持が広がっている。事務・技術職層の半数以上が支持しているが、製造・サービス従事者層では3割にとどまる。清水区で支持を広げているが、駿河区で海野氏に差をつけられた。減税反対層の半数の支持を集める一方で、減税賛成層の3割以上にも浸透している。


 減税日本公認の海野氏は、既成政党に対する批判票の受け皿になろうとしている。


 海野氏は民主支持層の半数以上を取り込んだほか、自民支持層でも3割近くの支持を集めている。特に重視している無党派層の支持は半数近くで、田辺氏を引き離せていない。


 60代の支持が手厚い。男性の半数から支持されている。製造・サービス従事者層で半数以上の支持があるほか、自営業者層や農林漁業者層にも浸透している。駿河区で安定した強さを見せるが、葵区では田辺氏と競っている。減税賛成層の支持は半数にとどまるが、減税反対層でも3割を超える支持がある。


 組織的支援がない安竹氏は、地道な街頭活動を続けている。公明支持層は他の2候補と支持を分け合っているが、古巣の自民支持層や民主支持層では広がりは見られない。無党派層にも浸透していない。清水区で浸透が遅れている。


 ■政党支持率 民14%、自17%


 朝日新聞社は選挙情勢調査と同時に世論調査を実施し、政党支持率や投票意欲のほか、市民税減税への賛否、静岡市の防災対策の評価などについて聞いた。


 静岡市の政党支持率は、自民17%、民主14%、公明3%、みんな2%、共産1%で、自民が政権与党の民主を上回った。調査対象が違うために単純に比較はできないが、昨年7月の参院選終盤調査時に県内の有権者を対象にした調査では、民主27%、自民16%だった。


 「支持政党なし」と「答えない、分からない」を合わせた無党派層は62%で、最大勢力となっている。


 男女別の支持率を見ると、民主は男性16%、女性12%で、自民は男性16%、女性17%だった。無党派層は男性60%に対して女性64%だった。


 年代別に見ると、民主はすべての年代で支持が2割に届かなかった。自民は60代以上で2割台の支持を集めたが、20代は1割を切った。


 ■減税に賛成55%、反対19%


  市民税減税への賛否を聞いたところ、減税に「賛成」は55%、「反対」は19%だった。


 職業別に見ると、すべての層で「賛成」が半数を超えたが、事務・技術職層や製造・サービス従事者層、自営業者層では「反対」が2割台に上った。男女別は、男性が「賛成」54%、「反対」24%、女性が「賛成」57%、「反対」14%だった。


 支持政党別に見ると、民主支持層で「賛成」59%、「反対」14%、自民支持層で「賛成」52%、「反対」25%だった。無党派層は「賛成」55%、「反対」18%だった。


 ■投票への関心度「必ず行く」70%


  今回の静岡市長選への関心の程度を聞いたところ、「大いに関心がある」28%、「少しは関心がある」53%、「関心はない」18%だった。投票に「必ず行く」が70%、「できれば行きたい」21%、「行かない」8%だった。


 年代別の投票意欲を見ると、年齢が上がるに連れて「必ず」層が増える傾向にあり、60代以上は8割を超えた。


 一般的に「投票に行く」との回答は、実際の投票率より高くなる傾向があり、実際の投票率を示すものではない。

2350チバQ:2011/04/05(火) 19:20:57
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20110405/CK2011040502000157.html
「清水票」焦点に 静岡市長選
2011年4月5日

市全体の35%の大票田
JR清水駅東口で、集まった支持者を前に気勢を上げる立候補者=静岡市清水区で(一部画像処理)


 10日の投開票日まで1週間を切った静岡市長選。8年前の合併で静岡市の一行政区となった清水区を舞台に、候補者3陣営の票取り合戦が激化している。旧清水市出身の候補者がいないせいか、地元の盛り上がりはいまひとつだが、大接戦だった前回市長選の勝敗を分けたとされる「清水票」の行方は、大きな焦点になっている。

 市選挙管理委員会によると、3月26日現在の清水区の選挙人名簿登録者数は20万6937人。市全体の約35%を占め、葵区に次ぐ大票田だ。

 小嶋善吉市長と今回の市長選の候補でもある海野徹さん(61)が争った2007年の前回市長選では、葵区と駿河区でリードを許した小嶋市長が、清水区で海野さんを上回り、1303票の僅差で逃げ切った。

 再挑戦となる海野さんはもちろん、安竹信男さん(64)、田辺信宏さん(49)の陣営もそろって清水区を重点地区と位置付けている。区内で告示日の第一声を放ったり、遊説時間の半分を費やしたりする陣営もある。ある陣営幹部は「勝敗のカギは清水で、どれだけ票が取れるか」と断言する。

 03年4月の旧静岡市、旧清水市の合併後、清水区では上下水道や学校の耐震化などインフラが整ったが、区民からは「市政が遠くなった」「いいところを静岡に持って行かれた」との不満も漏れる。市長選は、そんな思いを票に託す機会になるはずだが、同区のスーパーで買い物をしていた70代の主婦は「3人とも清水の人じゃないし、どんな人か分からない。地元の市議さんが薦める人に投票するつもり」と語るなど、どこか冷めている。

 今回の市長選では「清水から市長を」と、民主、自民両党がそれぞれ旧清水市出身者を擁立しようとする動きもあったが、いずれも頓挫している。

 清水漁協の組合員の男性(75)は「市長選に出るような人材が清水にいないのは情けない話。非常に残念だ」と嘆いた。

 前回に引き続き、清水区が草刈り場となりそうな展開に、清水市最後の市長だった宮城島弘正さんは「各候補は清水に力を入れているようだが、静岡市のために清水区が重要というより、『選挙のために重要』という意味が強いのではないか」と表情を曇らせた。

2351チバQ:2011/04/05(火) 21:40:51
http://www2.knb.ne.jp/news/20110405_27655.htm
県議選、候補者走る小矢部市

 今月10日に投開票が行われる富山県議会議員選挙の選挙戦の構図と候補者の訴えを紹介するシリーズ。

 5日は現職と新人の一騎打ちになっている小矢部市選挙区です。

 自民党を中心とする保守層の厚い小矢部市で去年、みんなの党の参議院議員が誕生しました。

 市内は、自民党の支持者とみんなの党の支持者が重なっている状態です。

 こうした中、今回の県議選は保守的な流れを継承するのか、それとも新しい政治の流れを拡大させる足がかりを築くのかを問う選挙戦となっています。

 定数1の小矢部市選挙区に立候補しているのはいずれも無所属で、自民党が推薦する現職の筱岡貞郎候補と、みんなの党が推薦する新人の中田正樹候補です。

 筱岡候補は、16年にわたる市議会議員や地元農協の組合長を務めた実績をアピールしています。

 筱岡候補「保守系・自民系の火を消さず小矢部が取り残されないようにみなさんに支援していただきたい」

 農業分野を中心に地域経済の新たな活路を見出し、少子高齢化が進む中で住民の生活環境を充実させたいと訴えています。

 市内各地区に設けた後援会組織をもとに、市議会議員とも連動して市内全域で支持浸透を図ります。

 筱岡候補「農業議員として、県内でも少ないので、富山の農政のためにもしっかり支援していただきたい」

 中田候補は、市議会議員の2期目に入ったばかりの去年12月、新しい政治の流れを止めてはいけないと、県議選への出馬を決めました。

 中田候補「市民のふつうの声が政治に伝わり届く、市民の声が施策に反映される政治にしていかねばならない」

 行財政改革を進めながら利権にとらわれない政治を実現させたいと訴えています。

 出遅れは否めませんが、市内でのあいさつ回りは一巡したということで、地元の石動地区を固めながら票の上積みを図っています。

 中田候補「子供たちがたくさん居て、笑顔がたくさんあふれる街にするのがいちばん大事と思う、どういった子育て支援策があるのか、充実させていけばいいのか、それに一生懸命やりたい」

 震災についてきく今回は、東日本大震災から間もない県議選となりました。

 各候補者に震災に対する考えを聞きました。

 筱岡候補「いちばん懸念されるのは水害だと思っています、小矢部左岸・庄川左岸の事業もありますが」「水害対策も、とくに地すべりは小矢部は多いので、そのへんも強調して取り組み、計画のなかにしっかり入れていただきたいと思っている」

 中田候補「小矢部市には石動断層があって近くには志賀原発があって今まで想定していなかった出来事がたくさん起きているので、すぐではありませんが、今起こっている災害、状況を分析して防災計画を見直し、強化充実されていく、ものすごく重要だと思っています」

 小矢部市の有権者は2万7000人あまり、両陣営とも、1万票以上の得票が目標です。

 支持者が互いに重なり合うなか、支持獲得の激戦が、最終盤まで続きます。

2352チバQ:2011/04/05(火) 21:46:20
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nationwidelocalelections2011/27364.html
統一選、かすむ政党すくむ対決 震災で一変「批判しにくい」 

(2011年4月5日午前11時00分)
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支援者の声援に応える自民党系の県議候補。東日本大震災への配慮などから、民主、自民両党の対決色は弱まっている=4日、福井市


 統一地方選の前半戦は知事選に続いて福井県議選も告示して舌戦が展開されているが、県内では政党の動きが見えにくい状況だ。知事選では実質的な与野党相乗りで現職を推薦している上、東日本大震災の対応で政党幹部や国会議員らが直接応援する場面はほとんどない。県議選も福島第1原発事故で原発政策が大きな焦点に。民主、自民両党の対決色が強まるとみられてきたが、東日本大震災で状況は一変し「相手の政党の攻撃ばかりしている場合ではない」との声も漏れる。

 「県民党」を掲げる無所属現職の西川一誠氏(66)は、後援会組織を中心に経済界、農協、労組団体が活動母体。陣営幹部は、個人演説会や遊説で国会議員や政党幹部の応援は全く要請していないという。各政党とも震災への対応を優先し、政党色を極力出したくない陣営の思惑とも一致している。

 ある政党関係者は「党の支援団体に任せている感じだ。陣営も党もこだわった政党推薦の意味は何なのか。この状況だと推薦は紙切れ1枚になりかねない」と語る。

 こうした状況を冷ややかにみるのが共産党新人の宇野邦弘氏(59)の陣営。「党の政見を示して支持を求めるのが選挙の本来の在り方」と南秀一共産党県委員長は指摘する。「震災による国難が目の前にありながら、他の政党はまともにものを言っていない。県民に不安を解消する道筋を堂々と訴えたい」とする。

 候補の選挙カーとは別に政党の街宣車が福井市内を中心に連日巡回。2、3日には党中央委員会から国会議員が入り演説会や街頭演説を行った。

■  ■  ■
 閣僚の政治とカネの問題や、政策の「マニフェスト違反」を挙げ政権批判を強めていた自民党は震災が起きた3月11日、党所属国会議員に選挙応援を自粛するよう通達。19日に解除したが「静かな選挙」につながった。「政権担当能力を問う選挙のはずが、震災で争点が変わった」(党本部職員)といい、県議選の対決ムードは薄まっている。

 福井市中心部を地盤とする現職候補は「今は被災地の復興に力を尽くすとき。他党がどうとかではなく、今こそ地域力が問われている」と話す。別の現職陣営は「民主党に任せられないとの思いは強いが、ガンガン言えるような状況にない」と悔しがる。「今はとにかく事態の収束を願う」と強調する一方、政権奪還の土壌ができることへの期待を失っているわけではない。

 公明党も「国難に対応するため、与党も野党もなく、国挙げて対応するとき。相手の批判ばかりしているときではない」(党県本部)。支持母体も対策に全力を挙げている。ただ、政権の不手際が続けば対決姿勢に戻らざるを得ないともみる。

■  ■  ■
 民主党県連は、菅政権に対する猛烈な逆風が大震災を機に緩んだとみている。ある候補は「党には震災の対策だけを万全にやってほしい。それが最大の選挙対策だ」と語る。しかし、危うい政府の対応には不安と不満がつきまとう。

 党公認ながら、首長新党「減税日本」から推薦を受けた現職もいる。その1人は「もう民主も自民もない。福井県や地域のために何をするかを考えなければ」と話す。「原発事故が収束するのを祈るばかり」(党県連幹部)として、政府の対応や影響を注視しながら運動を繰り広げている。


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