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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2288チバQ:2011/03/27(日) 20:54:08
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/chihosen11/list/CK2011032302100034.html
[三重]<激震>津市長、知事選へ(中)
2011年2月26日

 中勢地方の10市町村が2006年元日に合併して新しい津市が誕生し、松田直久市長が、初代のかじ取り役を任されて5年余り。知事選への転出を決断し、任期を3年近く残して辞職するに当たり、こう総括した。

 「(事業は)完結したもの、道半ばのものもあるが、しっかり路線をつくってきた。今後も着実に進めてくれると確信している」。

■行財政改革強調 

 松田市長は折にふれて「安心安全な町づくり」を口にし、重要施策の実現の基盤となる行財政改革の必要性を強調してきた。

 その一環で推し進めてきたのが、合併を機にふくれあがった職員を2006年から10年間で600人減らす「市職員2500人体制」だった。

 市人事課によると、新規採用職員の抑制、公共施設の管理委託などで、昨年4月までに約400人を削減。約30億1600万円の人件費を浮かせた。

 松田市長は23日の知事選への出馬会見で「当初の予定から、だいぶ前倒しして進められた」と胸を張った。

 昨年2月、市長に再選後、優先課題の一つに挙げた救急医療体制の構築も「レールに乗せられた」と強調した。合併後の07年10月から、市内11病院が夜間休日に重症患者を受け入れる救急輪番制を取っていたが、医師不足などから救急隊を受け入れられない事態の打開策を模索してきた。

 形となったのは昨年。三重大や地元医師会と連携し、8月、同大病院と輪番病院が救急患者のコンピューター断層撮影(CT)などの画像を共有できる遠隔画像診断システムの運用を開始した。9月には、三重大病院から輪番病院へ平日夜間帯の医師派遣も始めた。

■検討課題も山積 

 県内最大の市町村合併から始まった市政運営。「『一体感の醸成を』との思いで、指針をつくってきた」といい、新最終処分場や総合スポーツ施設の整備計画など、大型事業を重要施策と位置づけてきた。

 だが、これらは実現まで、まだ途上だ。美杉町下之川地区に建設が決まった新最終処分場は昨年11月、市側が中間処理施設を、それまでの一体整備から一転して分離建設案を打ち出した。市議会本会議では「地域の理解を得ているのか」と批判が集中。市側は「本年度中に結論を出したい」としたが、現在のところ方向性は決まっていない。

 このほか、津市半田の青谷地区に建設予定の新斎場の整備手法や、総合スポーツ施設周辺地域の具体体的整備内容など、住民にとって必要不可欠で、急務の検討課題は山積する。「道半ばの事業」は、後継市長の手にゆだねられることになった。

 (古谷祥子)


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