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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2287チバQ:2011/03/27(日) 20:53:44
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/chihosen11/list/CK2011032202100029.html
[三重]<激震>津市長、知事選へ(上)
2011年2月25日

 4月10日投開票の知事選に、津市の松田直久市長が23日、正式に出馬を表明した。市議会で新年度予算の審議が始まる直前での現職市長の辞任は、市政や市民に、どんな影響が出るのか。5年にわたる松田市政の成果や課題を追い、2カ月後の4月24日に投開票が迫った市長選を展望する。

■予算を再編成

 21日開かれた津市議会の議会運営委員会(議運)。この席で、市職員が28日開会の3月定例市議会に向け、4月から1年間の新年度予算案を説明するはずだった。

 だが、松田直久市長が姿を見せ、異例な言葉が口をついて出た。「新年度予算案をはじめとする議案説明は本日、遠慮させていただきたい」。その理由は「多くの方々から(県知事選への)出馬要請をいただいている。明後日(23日)までに決断したい」。市議の間に「やはり出馬するのか」という思いがあったためか、取り立てて質問はなく、説明は約10分で終わった。

 松田市長は23日、正式に知事選出馬を表明、近く辞職する。すでに“松田カラー”を出した市の新年度予算案は出来上がっていたが、必要最低限の予算に絞った「骨格予算」へと組み替えざるをえなくなった。

 市財政課は、職員9人が担当課と調整しながら夜通しの再編成に追われる。定例市議会の開会前にあらためて議運で予算案を説明するため、作業は一刻も早く終えなくてはならない。同課の担当者は「(再編成は)時間的にかなり厳しい。徹夜もやむを得ない」と話す。

■市民への影響

 突然の予算案の凍結、再編成。骨格予算では、松田市長の肝いり事業の予算計上は見送られる可能性が高い。「市がこれまで進めてきた事業が停滞するのでは」と不安を抱く市民も多い。

 メッセウイング(北河路町)などを拠点とした総合スポーツ施設整備計画。全国規模の大会を開催できる場として2015年度の完成を目指し、現在基本計画を作成中だ。市体育協会の長谷川之快会長(73)=南中央=は、松田市長の辞任によるとまどいを隠せない。「県内最大級の運動施設整備は、協会の長年の念願。引き続き、新市長に進めてもらえるか心配だ」。

 一昨年の台風被害で美杉地区などの一部区間が不通となっているJR名松(めいしょう)線の沿線住民も、同様の思いを抱える。昨秋、運行再開に向けて新年度からの工事方針が固まったばかり。「全線復旧を求める会」の結城実会長(78)=美杉町=は「市長が変わっても復旧方針は変わらないと信じている。このまま予定どおり、歩みを進めてほしい」と求める。

 新年度に向け、市政が動きだす最中での辞任劇は、市役所内だけでなく市民にも混乱を生んでいる。定例会開会直前での決断について、松田市長は会見で「予算時期でもあり、じくじたるものがあったが、ぎりぎりのところの判断だった。大変な思いをさせて申し訳ない」と言葉を詰まらせた。(古谷祥子)


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