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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2277チバQ:2011/03/27(日) 12:04:49
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/feature/fukui1300628525071_02/news/20110321-OYT8T00708.htm
統一選 2011 福井 第3部 県政課題
<中>新幹線「白紙」練り直し
知事選出馬予定2氏で賛否 県民に判断材料提示を


北陸新幹線の県内延伸に向けて2009年2月に建設された福井駅部(左手前)(JR福井駅で、本社機から)  〈2014年問題〉が今年に入り、県庁で頻繁に語られ始めた。北陸新幹線が14年度末に金沢まで開通すれば、人の流れも富山、石川で止まりかねない。北陸3県で経済格差が生じることを、福井側で懸念した言葉だ。

 「マイナス面はプラスに変えていく必要がある」

 1月4日に行われた知事の定例記者会見で、無所属現職の西川一誠氏は「これから数年の対応が重要だ」とも強調し、金沢開業に伴うJR在来線や小松空港の路線減など、2014年問題が県内に与える影響を検証する検討組織を設立させた。

 西川氏が昨年、高速増殖炉「もんじゅ」運転再開の容認と引き換えに認可着工を求めた〈もんじゅカード〉は効果がなく、11年度政府予算案に北陸新幹線の県内延伸分は計上されなかった。民主系県議らが離党の可能性を覚悟で乗り込んだ民主党本部への要望も空振りに終わるなど、県議会や経済界などと一体となって要求してきた新幹線の県内延伸は白紙に戻り、戦略の練り直しが求められている。

      ◇

 「話し合いに乗らない手はない」

 県内に地盤がある同党の笹木竜三・文部科学副大臣は3月5日、福井市内で記者会見し、新幹線について「敦賀から大阪までのルートを示せば、延伸実現に向けてスピードアップを図れる」との見方を示した。世論に影響がある橋下大阪府知事が昨年から提唱する「米原ルート」論を、行き詰まった新幹線延伸への打開策として期待する声は、県議会からも上がっている。

 だが、西川氏は慎重だ。敦賀以西のルートは、国の整備計画で「若狭ルート」と閣議決定され、2月15日の定例会見では「関西から声を上げてもらうのは大きな力になる」と歓迎したが「若狭ルートの県民合意をどうするか。今の段階で議論できない。ルートを決めるのは国の仕事」と述べた。

 国交省が現在、「若狭」「湖西」「米原」を通る3ルートの事業費などを比較検討中で3月中にもまとまる調査結果次第で、議論が進む可能性も残されている。

       ◇

 知事選に立候補予定の現職と新人は、新幹線の県内延伸を巡って賛否が分かれている。西川氏は「敦賀までの認可・着工を国家プロジェクトとして実現」「北陸と関西のつながりを強くし、大阪・東京間の完結を国に強く働きかける」と推進を訴え、共産党新人の宇野邦弘氏は「在来線の見直しや運賃値上げなどデメリットがある」「地元負担が大きい」と計画中止を求める。

 だが、いずれも、県内延伸の打開策や新幹線不要を想定した町づくりの展望などを十分に示しているとは言い難い。選挙戦では県民の判断材料となる政策を分かりやすく示すことが求められている。(畑本明義)

(2011年3月22日 読売新聞)


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