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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2279チバQ:2011/03/27(日) 14:44:45
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20110320ddlk21010053000c.html
声は届くか:’11統一地方選・岐阜/1 県議選 /岐阜
 ◇2大政党から選択、実現せず
 民主党県連は5日、岐阜市内で県連大会を開いた。ひな壇に並んだのは統一地方選の立候補予定者。代表の園田康博衆院議員は「全員当選で、議会での勢力を拡大する」と気勢を上げたが、県議選の公認・推薦候補は11人。全員が当選しても定数46の県議会の過半数には遠く及ばない。

 保守支持層が厚く、「自民王国」と呼ばれた岐阜。国政では与党の民主党も、県議会の民主系会派の所属議員は8人しかいない。勢力拡大を目指し昨夏には自民系県議が議席を独占する中津川市や揖斐郡選挙区での公認候補擁立を早々と決めた。

 だが、菅直人内閣の支持率が下がり続け、動きは鈍った。さらに今年1月、民主推薦で海津市選挙区に立候補予定だった海津市議が出馬を取りやめた。この市議は「『中央がごたごたしているのに、勝てるのか』と支援者から指摘された」と、国政の影響を認めた。

 3月には、元県議で比例東海ブロック選出の笠原多見子衆院議員が衆院の党会派離脱を表明。5日の県連大会では「コップの中の争いをしている場合か」「党への裏切りだ」などと、笠原氏や党への批判が相次いだ。現職県議の一人は「これ以上の擁立はもう無理だろう。政権与党として、選択の機会を有権者に提供することすらできなかった」と悔やむ。

 対する自民党県連は現職を中心に32人を公認済みだ。一部選挙区では激戦も予想されるが、1人区を中心に無投票の公算が大きい選挙区が多く、県議会で引き続き最大勢力を保つのはほぼ確実だ。ただ、県連関係者は「無投票が計算できるため、公認は現職優先になった。組織内で競争し、成長する機会が失われた」と“不戦勝”の弊害を指摘する。

 何よりも無投票とは、有権者の選択の機会が失われることに他ならない。だが、県内では19日現在、27選挙区のうち過去最多の17選挙区が無投票になろうとしている。その一つの海津市選挙区では、99年を最後に無投票が続く(補選を除く)。同市の歯科技工士、栗田広行さん(60)は「どの選挙も公約を聞き、必ず投票に行くようにしている。県議選も今回は選挙になると思ったのに、投票の機会がなくなりそうで残念だ」と嘆く。

  ×   ×

 4月1日告示、10日投開票の県議選を皮切りに、4年に一度の統一地方選が始まる。前回から4年の間に政権が交代し、全国各地で首長と議会の対立が起き、地方政党の台頭が進んだ。首長や議員の役割を見直す動きが進む中、岐阜の統一地方選で、有権者の声は届くのだろうか。県内各地で実情を探った。=つづく

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 ◇メモ
 19日現在、県議選の27選挙区中17選挙区は無投票の見込み。前回(07年)の無投票は8選挙区のみで、このままだと倍増し、過去最多だった91年の16選挙区を上回る。政党別にみると、自民が32人を公認。民主は11人を公認・推薦。共産は3人公認で勢力拡大を狙い、公明は現状維持を目指し2人を公認した。


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