したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/25(土) 14:40:47
統一地方選スレから中国・四国のネタを独立させます
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40

864チバQ:2010/10/26(火) 23:49:21
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101026-OYT1T01046.htm?from=y10
広島知事の育休取得表明、8割以上が批判的意見
地方行政
 第3子誕生後の育児休暇取得を表明していた広島県の湯崎英彦知事(45)は26日の定例記者会見で、県に165件の意見が寄せられ、うち8割以上の140件が批判的な内容だったことを明らかにし、「意見はきちんと受け止め、今後の施策に生かしたい」と述べた。


 同日午後には、予定より早く第3子が生まれ、対面のため約40分間、初めての育児休暇を取得、「これを機に、一層子育てにやさしい社会を目指したい」と意気込みを示した。

 湯崎知事は19日の記者会見で取得を表明。県には県内外から電話や電子メールで意見が相次いだ。全体としては「中小企業では取りたくてもできない」「危機管理上、問題だ」など否定的な意見が約8割を占めたが、「知事が手本を示すのは良いこと」「男性へのエールになる」などの励ましもあったという。

(2010年10月26日21時46分 読売新聞)

865チバQ:2010/10/27(水) 23:12:19
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20101026-OYT8T01124.htm
知事選 政党など動き加速
町村長の団体 再選出馬要請へ 自民県連も 「最終調整中」
 来年4月の知事選に向け、各政党などの動きが加速してきた。県内の町村長でつくる政治団体・県自治同志会(15人、会長=吉田秀光・三朝町長)は26日、平井伸治知事(49)に再選出馬を要請すると発表。自民党県連の山口享会長も、読売新聞の取材に対し「出馬要請に向けて最終調整中」であることを明らかにした。任期中の政権交代などを背景に、知事自身が態度をまだ明確にしていない中、与野党の相乗り禁止が原則の民主党や、他党も対応を急ぐことになりそうだ。(野口英彦、伊藤晋一郎)

 県自治同志会は、5日に米子市で臨時総会を開き、出馬要請を全会一致で決めた。吉田会長は「県民のために東奔西走してきたことを評価している。引き続き県政を担ってほしい」と説明した。

 自民党県連は、山口会長に対応を一任。山口会長は「1期目に対する評価を県連内で整理する必要があり、推薦という形をとるかどうかも未定だが、出馬要請する方針は揺らがない」と述べ、近く幹部内で最終決定する方針だ。

 2007年の前回知事選では、平井知事は自民、公明両党の推薦を受け、共産党が推す女性候補との新人対決を大差で制した。

 民主党は一度は平井知事を推薦する方針を決めたが、当時の小沢一郎代表に相乗りを指摘され、白紙撤回。独自候補の擁立を模索したが果たせず、社民党とともに「自主投票」とした経緯がある。

 9月議会で進退を問われた平井知事は「使命感をたぎらせている」と意欲を示す一方、「考える時間がほしい」と態度表明を見送った。後援会幹部は「国政では民主党が与党だが、県議会では自民党が多数派。政党との関係で悩んでいるのでは」と知事の胸中を推しはかる。

 注目の民主党。伊藤保・県連幹事長は「相乗り禁止は小沢氏が打ち出した方針で、今は関係ない」と明言。その一方で、03年の知事選で再選を目指した当時の片山善博知事(現総務相)が「政党推薦は受けない」と表明し、各党が推薦を見送った例を引き合いに「同じような形も視野に入れたい」と政党色を出さない選挙を模索する意向も示した。

 公明党県本部や社民党県連は、それぞれ「政策には一定の評価をしている」とし、今後、対応を協議。共産党県委員会は「暮らしを守る地道な政策が必要だ」(小村勝洋委員長)として、独自候補の擁立を進める方針だ。

 平井知事は26日、読売新聞の取材に対し「出馬要請は光栄だ。頭をクリアにして考えなければいけない時期に来たと考えている。各方面の声に正面から向き合い、考えをまとめたい」と述べた。

(2010年10月27日 読売新聞)

866チバQ:2010/10/28(木) 18:45:36
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101028-OYT1T00878.htm?from=navr
イクメン知事にチクリ、ママ知事の高橋さん
 広島県知事が育児休業を取得すると発言したことについて、北海道の高橋はるみ知事は28日の定例記者会見で、「疑問なしとは言えない。知事には24時間、道民の生命、安全を守る責務があり、そもそも育休、休暇という概念はない」と語り、疑問を呈した。

 広島県の湯崎英彦知事は19日の記者会見で、第三子誕生後1か月間、子供の送り迎えなどで「時間単位で休暇を取っていきたい」と発言。これに対し、大阪府の橋下徹知事が「休みたくても休めないのが現状。首長は最後に育休を取るべきだ」と批判していた。

 高橋知事は「橋下知事の意見に賛成だ」とも語り、首長の育休論争に“参戦”した格好だ。

 ただ、長男(28)と次男(24)を子育てしながら働いた経験がある高橋知事は、育休自体については「大変重要な道政課題だ。育児休業を取りやすい社会、経済環境にするのが不可欠だ」と強調した。

(2010年10月28日18時23分 読売新聞)

867チバQ:2010/10/28(木) 22:44:32
2405 名前:名無しさん 投稿日: 2010/10/28(木) 18:43:57

みんなの党 支部を設立 広島
2010.10.28 01:44
http://sankei.jp.msn.com/region/chugoku/hiroshima/101028/hrs1010280145001-n1.htm

 みんなの党は、県広域第1支部(広島市西区)を設立、30日に渡辺喜美代表を招いて設立記念講演会を開くと発表した。

 同支部長には元県議の神川正紀氏(67)が就任し、今月18日付で県選管に政治団体として届け出た。来春の統一地方選では、公募も視野に入れながら県議選や広島市議選に複数の候補者を擁立する方針。

 講演会は30日午後6時半から、広島市中区加古町ののアステールプラザで。入場料500円。




広島市西区 定数4−候補6 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 14,919(20.5%) 砂原 克規 53 自民 現 4 建設会社顧問
当 14,840(20.4%) 柴崎 美智子 51 民主=連合 新 1 学習塾経営
当 14,521(20.0%) 田川 寿一 52 公明 現 2 党県政策局長
当 11,634(16.0%) 山木 靖雄 63 自民 現 6 設計会社顧問
□ 10,231(14.1%) 神川 正紀 63 自民 現 党県副会長
□ 6,624(9.1%) 中脇 令子 56 無所属 新 建材会社役員・亡父は元市議会議長

868チバQ:2010/10/29(金) 00:09:55
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201010280171.html
【速報】出雲市議を逮捕 酒気帯び運転容疑 '10/10/28

--------------------------------------------------------------------------------

 出雲署は28日、出雲市稗原町、出雲市議高野成俊容疑者(45)を道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕した。

 出雲署の調べでは、高野容疑者は28日午前6時20分ごろ、同市医大南町1丁目の国道184号で、酒を飲んで軽乗用車を運転した疑い。

 高野容疑者は連合島根推薦で当選4回。環境経済員会副委員長などを歴任した

869チバQ:2010/10/29(金) 22:36:20
http://gendai.net/articles/view/syakai/127136
硬球をぶつけられ歓声があがった秋葉広島市長
【政治・経済】
2010年10月26日 掲載
人気市長じゃなかったの?
●意外!?市民から総スカン
 24日に旧広島市民球場で行われたイベントで、秋葉忠利市長(67)が無職の男(45)に硬球をぶつけられるハプニングが起きた。しかし、市民は市長を心配するどころか、“拍手喝采”だったというからビックリだ。全国でも知られた「名物市長」に一体何が起きたのか。
 秋葉市長は99年に旧社会党衆院議員を辞職し、広島市長選に出馬して初当選。現在3期目だ。核兵器廃絶運動の功績が評価され、今年8月にアジアのノーベル賞といわれるマグサイサイ賞を受賞。当然、市民の人気も「バツグン」と思ったら、大マチガイだった。24日のイベントに参加していた男性が解説する。
「ハプニングが起きたのは、背番号『2020』のユニホームを着た秋葉市長が終球式のためにグラウンドに向かった時でした。周りで見ていた男性が突然、『オラーッ』と叫んで硬球を投げつけ、秋葉市長の右ひざに命中しました。異常な風景だったのはこの後。球場にいた市民から拍手が起こったのです」
“暴漢”に襲われたのに拍手を送られるとは相当な嫌われようだ。理由は何なのか。
「強引なやり方で旧市民球場を解体する方針を打ち出したことが原因です。市民にとって歴史ある球場は憩いの場。何とか残してほしいという声や運動があるのに、これを無視して『折り鶴』の博物館というハコモノをつくろうとしているのです。世界中から贈られた折り鶴の保管場所というが、いくらスペースがあってもキリがないし、そもそも見学者がいるのか大いに疑問。ところが市長は『呉の大和ミュージアムに負けるな』とノリノリ。市職員の名札にも小さな折り鶴が付くようになった。市民は『一体いつから平和の象徴はハトじゃなくツルになったのか』と呆れています」(市内在住ジャーナリスト)
 かつての「改革派市長」が“豹変(ひょうへん)”したのも多選が原因か……。
.

870チバQ:2010/10/29(金) 23:15:31
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20101028ddlk38010544000c.html
’10えひめW選:戦いの構図/上 知事選 /愛媛
 ◆投票まで1カ月

 加戸守行知事の退任表明に伴い、11月28日投開票が予定されている知事選と松山市長選のダブル選挙まであと1カ月となった。知事選では、松山市長の中村時広(50)=無所属▽前愛媛大学学長の小松正幸(69)=同▽共産党県委員会書記長の田中克彦(43)=共産▽ミュージシャンの中屋勝彦(49)=無所属−−の4氏が争う構図がほぼ固まった。現職市長としての圧倒的な知名度を誇り県政与党が相乗り状態になる中村氏に、他の3人が挑む展開になるとみられる。前哨戦の火ぶたは既に切られ、各陣営の動きは激しさを増している。【栗田亨、中村敦茂、津島史人】

 ◇各党相乗り中村氏 小松、田中、中屋各氏が挑む展開
 「久万高原町は衆院選中選挙区制時代にこつこつ歩いて街頭演説をしたところ。風景は全部覚えています」

 24日、同町の上浮穴建設会館。中村氏は集まった約50人の支援者らに国政選挙時の思い出を披露。自民県議の先導で山間部の集落にも足を伸ばし、同様の会合を開いた。

 自民、公明は中村氏と政策協定を締結し、推薦を決定。山鳥坂(やまとさか)ダム建設を巡って中村氏と見解が分かれる民主からも支持を取り付け、社民や「みんな」も含めた県政与党の相乗りの支援体制を構築。27日には初の合同選対会議も開いた。連合愛媛や県内20自治体の首長でつくる県首長連盟も支援を決めている。

 松山市長選では、支援候補を巡って対立する自民県連と中村氏だが、知事選では協力関係を崩さず、自民県議の先導でなじみの薄い松山市以外で企業訪問やミニ集会などを開いている。中村氏は「各党には、中央ではなく県支部単位での支援をお願いし、了承してもらった」と「県民党」(中村氏)としての選挙を強調する。

  ◇

 「地すべりが起きやすい地質。なぜこんなところに作るのか」

 大洲市の山鳥坂ダム。小松氏は23日、建設反対派住民の案内で、ダム予定地や改造工事中の鹿野川ダムを視察し、地質学者としての見解も披露した。中村氏は建設賛成を表明している。反対派住民との懇談会の司会を務めたのは地元の民主市議。この市議は「(中村氏支持を表明した)県連から何も指示は来ていない。支援するのは住民個人としての立場だ」と強調した。

 ダムや松山分水問題で中村氏を批判する小松氏は、西条市も訪問し、加茂川の水源周辺を視察。案内役を務めた西条市議(無所属)が「水問題を公約から外した中村氏の姿勢は許せない」と支援表明するなど、中村氏と政策的に相いれない地方議員や大学関係者などが勝手連的に支援する動きを始めている。

  ◇

 23日、松山市三津であった恒例の朝市で、田中氏は、来場者や出入りする水産業者らに暮らしの現状を聞いて回った。

 県内各地で街頭演説を続けているが、特に一次産業を狙いを定めて農家や畜産業者、農協、漁協を回り支援を呼び掛けている。その一方で、県医師会や県看護協会などにもあいさつ回りを重ね、雇用拡大を求めて県内の経済団体に申し入れするなど活動も続ける。

 田中氏は「時間がないので、県民の生活実態が一番分かるところを中心に回っていきたい」と力を込めた。

  ◇

 無所属で出馬表明している中屋氏は全国各地で音楽活動中。11月から選挙活動を始めるという。

871チバQ:2010/10/29(金) 23:16:01
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20101029ddlk38010581000c.html
’10えひめW選:戦いの構図/下 松山市長選 /愛媛
 ◆投票まで1カ月

 ◇本命なき新人4氏 知名度、組織、浮動票、連動
 現職の中村時広氏の知事選転身に伴う松山市長選も、投開票が見込まれる来月28日まで1カ月を切った。今月に入り、元民放アナウンサーの野志克仁氏(43)=無所属▽県議の帽子敏信氏(57)=同▽市議の菊池伸英氏(46)=同▽前市議の西本敏氏(57)=共産−−の新人4氏が相次いで出馬を正式表明。知事選とは政党などの支援の構図が大きく異なるうえ、突出した実力者のいない35年ぶりの新人同士の激突。前哨戦は熱を帯びてきている。【中村敦茂】

 野志氏は、中村氏の打診を受けて立候補を決め、地元民放を辞職し2日に表明した。人気情報番組を長年担当した圧倒的知名度に加え、市議会最大会派の松山維新の会(13人)、連合愛媛が推薦を決め基盤固めも進むが、政党の推薦はない。

 維新の会の市議らとあいさつ回りや街頭活動をこなし、「中村市政の改革継承」を訴える。中村氏も、22日の事務所開きに出席し応援を呼びかけるなどバックアップする。

 中村氏との関係を「後継指名」「かいらい」と指摘されることもあるが、野志氏は「中村さんのいいなりになるつもりはまったくない」と反論している。

   ◇

 帽子氏は自民の一本化調整で選ばれ、4日に出馬表明。自民県連の推薦を受け、みんなの党支部の支援も取り付けた。県議5期の経験で「地方経済をけん引する松山の役割を痛感した」といい、新産業創出などを訴える。

 企業や団体回りを続け、街頭でも活動。24日には500人以上の決起集会も開いた。

 衆参両院議員や県議団、市議団を抱える自民組織が最大の推進力。課題の知名度も、国会議員とのツーショットポスターなどで克服を図る。しかし市議団の1人は野志氏を支援。県議1人も野志氏の事務所開きに出るなど足並みに乱れもある。

   ◇

 菊池氏は、自民が同氏と帽子氏との間で進めていた候補一本化調整を「不透明」として拒否。5日に独自で立候補を表明し、18日には自民を離党した。

 水問題の再検討や雇用のための経済対策などを掲げ、今春の市議選トップ当選の原動力となった自前の後援会をフル回転させる。

 ただ、党の支援がない中、市議の地盤以外の開拓が課題。菊池氏は、「浮動票の掘り起こししか残された道はない」と、選挙に関心の薄い女性や若者層を取り込もうと女性集会を開いたり、事務所前に市政への意見を書いてつるすツリーを置くなど工夫を凝らす。

   ◇

 西本氏は12日の出馬表明以降、後援会関係者のあいさつ回りや街頭演説を続ける。18日に党中予地区委員会に事務所も整えた。同じく共産公認で知事選に出馬する田中克彦氏と共に演説する場面も設け、「相乗効果」を狙う。11月には党国会議員を招いた演説会も計画している。

 西本氏は、国民健康保険料や介護保険料の引き下げなど「暮らし最優先」を主張。今春まで市議5期を務めた経験が強みで、山本久夫・同地区委員長は「歴代3人の市長に鋭い論戦を挑んできた。新人同士の争いの中で、最もアピールしやすい」と自信を見せる。

872チバQ:2010/10/30(土) 00:17:31
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20101027-OYT8T01197.htm
知事育休 「議論で社会変われば」
市民ら 県挙げて推進を/実際は無理


幼稚園に長女を迎えに行った湯崎知事(広島市で)  第3子の次男誕生で、宣言通り「育児休暇」を取得した湯崎知事は27日も約1時間半公務を離れ、幼稚園まで長女(4)を迎えに行くなど「イクメン」ぶりを発揮した。有権者からは、男性の子育て参加を歓迎する声がある一方、「民間企業では難しく、単なるパフォーマンス」と厳しい意見も聞かれる。県トップの育休はしばらく議論を呼びそうだ。

■パパと一緒

 湯崎知事は午後2時から、マイカーで広島市内の幼稚園に向かい、長女を自宅に送り届けて同3時半頃、県庁へと戻った。早めに帰宅して夕食の準備もするといい、「妻には『無理をしないで』と言われた。できることをやっていきたい」と話した。

 県によると、電話やメールで県に寄せられた意見は午後3時現在で計255件。うち184件は批判的な内容だが、休暇取得後の27日の40件に限ると賛成24件、反対16件という。湯崎知事も「議論が進み、社会が子育てに優しい方向に進めばうれしい」と述べた。

■ママの負担軽減

 職場の雰囲気で夫が育休を取れなかったという同市南区の主婦(34)は「出産後に体調が回復するのは時間がかかり、子どもと2人だけでいるのは精神的にもしんどい。男性でも休める社会に変わるきっかけになる」と期待する。

 東広島市の広島大3年成松晃子さん(21)も「父親は仕事が忙しく、子どもの頃は寂しい思いをした。残業時間が短くなるだけでも母親の負担は少なくなる。県を挙げて育休取得を推進するのは賛成だ」と話す。

■理想と現実

 景気低迷で厳しい雇用状況が続く中、男性の育休取得が浸透するか疑問視する人も。就職活動を控える同市の広島大大学院1年熊谷将紀さん(22)は「今の不況では給料をもらえるだけでありがたい。仕事への影響を考えると、実際は取得できないのでは」と否定的に見る。

 男性県議も「業績を引き上げるため、社員が休日返上で働いている企業もある。育休取得とは別次元で苦しんでいる。現実とかけ離れたパフォーマンスでは意味がない」と指摘する。

■板挟み

 男性社員が1週間以上の育休を取得し、県から奨励金20万円を受け取った広島市の建設会社は「民間企業で育休を取った男性社員はほとんどいない。行政が粘り強く支援し、働きかけていかないと広がらない」と訴える。

 同市のアパレルメーカーの人事担当者は「営業担当者は得意先の都合が最優先で、仕事を代わってもらうのも難しい。休むと売り上げに響く」と主張する。

■他のトップは

 広島市の秋葉忠利市長は「父親も協力して、しっかりと家庭教育をするのが基本。具体的に実行するのが本当のリーダーの役割で、市も手本にして施策を展開したい」と激励する。

 批判的な立場を取る大阪府の橋下徹知事は「公務に支障が出ても取ると言い切ってもらいたい。それぐらいの強烈なメッセージを発しないと、世の中の価値観は変わらない」とし、「2週間ボーンと休んだらどうか。県民に『仕事に支障をきたしても育児休暇を取得しよう』と呼びかければいい」と述べた。

(2010年10月28日 読売新聞)

873チバQ:2010/10/30(土) 22:41:23
http://www.nnn.co.jp/news/101029/20101029010.html
県内他政党の反応注目 知事選、自民県連の続投要請で
2010年10月29日

 来春の知事選への態度を表明していない鳥取県知事の平井伸治氏に、自民党県連(山口享会長)が出馬要請した。県政最大勢力が無条件での全面支援を伝えたことで、政党色を出さない「県民党」の立場での平井氏の立候補がにわかに現実味を帯びてきた。この動きに、県内の他政党がどう反応するのかが注目される。

 27日、出馬要請に訪れた自民党県連の山口会長らに、平井氏は「4年前と政治状況が変わった。悩みながら日々を過ごしてきた」と述べ、政党間の立ち位置の難しさが再選出馬に踏み切れない理由であると明かした。

 自民党県連は前回、平井氏を擁立したが、今回は民主党が国政与党。今回の行動は、県政最大勢力が他党に先駆けて全面支援を約束することで、平井氏が立ち位置にこだわらず出馬できるよう”おぜん立て”した形だ。

 対する民主党県連は冷静だ。湯原俊二代表は、平井県政への県民の評価が高いことを認めつつ「民主党としては県議を中心とした県連の選対委で検討していく」と淡々。「県民党」については「表面は『県民党』でも一枚めくれば、ではいけない。(平井氏が)これから4年間何をしようとしているのか政策判断が必要」と慎重な姿勢を崩さない。

 県中部の同党所属議員は「自民が”平井さんはおらが候補”でやってくると、政権与党の民主としてはおもしろくない」と指摘。ただ、平井氏が「県民党」に徹すれば支援の余地があるとし、「自民が前に出なければ党本部もガチャガチャ言わないだろう」と動向を注視する。

 他の政党はどうか。

 前回、自民党とともに平井氏を推薦した公明党県本部の銀杏泰利代表は「平井氏の立候補表明もない。しばらく様子を見たい」と静観の構え。社民党県連の松本熙副代表は「政党色を出すより幅広く県民の声を拾ってほしい」と「県民党」での続投に理解を示す。

 前回は市民団体が推す候補者を支援した共産党県委員会は11月上旬に市民団体とともに平井氏の県政運営を検証する。小村勝洋委員長は「自民党型の古い政治を変えないといけない」とし、市民団体が候補を立てない場合でも党独自候補を擁立する構えだ。

874南周防雀:2010/10/31(日) 01:54:06
う〜ん・・・。あと半年で、町長選からすぐ県議選は、少しきついかも。
現職は保守本丸の盤石な体制だし、今回の町長選の票と上関の票ではちょっと苦しいか。
この町では、むしろ次回の町議選あたりが順当か・・・。前回の町議選でも、町長選に出馬して落選した候補者が、町議で当選していて、地元でも「何でこの人が・・・」という声があがっているとか。
松村の今回の公約は、至極真っ当なものが並んでいたから、次の町議選で出れば案外票が集まるかもしれん。この町では町議のなり手がいないとも聞いたこともあるし、町議なら出馬に供託金もいらないし・・・。

875名無しさん:2010/10/31(日) 19:05:44
大阪二区の公募が10/1-10/10で締め切られ、現在四人が選考に残っている。この中には郵政民営化で造反した左藤章氏も含まれている。
あまりにも短い公募期間に何かあると思ったら、ドロドロだった。川条しか前衆議院議員は、次期総選挙に立候補する意向を示しているが、
今回の左藤章公認への出来レースには、愛層を尽かし応募していない。
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/43998347a2f98aa8d2dcd5c3b1f134a6
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/f7295a03a54d72c9466a409b439ebe71
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/579decda4c44ce58fce61eb8a53474ec
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/6a27125a939e66ed40d7d6c5cc25cdce

876名無しさん:2010/11/02(火) 02:32:20

元衆院議員の熊代氏が新党設立 岡山
2010.11.2 02:16
http://sankei.jp.msn.com/region/chugoku/okayama/101102/oky1011020216001-n1.htm

 元衆院議員の熊代昭彦氏(70)は1日、新党「市民の党『自由と責任』」を設立したことを明らかにした。来春の統一地方選で、岡山市議選、玉野市議選にそれぞれ候補者の擁立を目指すという。

 新党は岡山市中区下に本部を置き、10月1日付で設立。現在の党員は20代から90代までの企業経営者や会社員、主婦ら約50人。代表に熊代氏が選出された。

 基本的政策として、地方自治体の議員定数を半減して議員の質を向上させ、金権選挙をなくすことなどを明示。

 国政レベルではデフレを克服して財政を黒字化し、社会保障の充実などを掲げている。

 熊代氏は「来春の統一地方選までには、後援会などを中心に党員を1万人に拡大して岡山、玉野両市議選に候補者擁立を目指したい」としている。

877名無しさん:2010/11/02(火) 08:56:54

愛媛のニュース2010年11月02日(火)
自民8市議を除名 党推薦候補支援せず
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20101102/news20101102757.html

 次期松山市長選で、市議会最大会派・松山維新の会所属の自民党籍を持つ市議9人が党推薦候補の対抗馬を支援している問題で、党松山支部連合会は1日、市役所で党紀委員会(白石研策委員長)を開き、維新の会の池本俊英会長ら8人の除名を決めた。処分は同日付。党県連も同日、支連からの処分報告を受理した。
 党紀委員会は市議と校区支部ブロック長の各5人で構成し同日は9人が出席。白石委員長らによると、池本氏ら8人は党による県議の帽子敏信氏(57)への推薦決定に反し、元南海放送アナウンサー野志克仁氏(43)を、集会開催やあいさつ回りへの同行などで明確に支援しており、帽子氏支援の意思がないことも確認できたとし、重大な反党行為として党則違反を認定。全会一致で除名を決めた。

878チバQ:2010/11/02(火) 23:58:58
http://www.nnn.co.jp/news/101028/20101028048.html
鳥取市、定数減の大激戦区 鳥取県議選・東部
2010年10月28日

 来年4月1日告示、同10日投開票予定の鳥取県議選の告示まで残り半年を切った。議員定数削減が9月県議会で議決され、定数は鳥取市と米子市、東伯郡で1ずつ減。条例定数は38から35に減る。現時点で立候補を予定しているのは現職31人、新人11人の計42人。さらに新人が増える可能性もあり、各地で激戦が予想される。

【鳥取市】
 定数が13から12に減った鳥取市選挙区。立候補の意向を固めたのは現職12人、新人3人の計15人。さらに立候補を取りざたされる新人もおり、県内でも大激戦区となる。

 党派別では自民8人、民主2人、公明1人、共産1人、無所属3人となる見通し。さらに公明が新人を擁立する可能性もある。

 引退する現職はおらず、任期中に亡くなった1人を除き12人全員が再選を目指す。

 前回は公明の銀杏泰利(55)がトップ当選。旧八頭郡出身の自民の山口享(76)、8年ぶりに党議席を復活させた共産の市谷知子(42)、父親の地盤を継いだ自民の浜崎晋一(55)と続いた。上位4人の得票合計は投票総数のほぼ半分を占めており、今回も有力候補と目される。

 現職はこのほか鉄永幸紀(62)、野田修(68)、初田勲(71)、藤縄喜和(59)、前田八寿彦(66)、福本竜平(40)=以上自民=、山田幸夫(58)=民主=、尾崎薫(57)=無所属=といった顔ぶれが並ぶ。

 新人では、これまでに元用瀬町議の岩本浩(50)が民主公認での立候補を予定。無所属の谷村悠介(32)は前回に続いての挑戦。

 また新たに元自衛官の坂野経三郎(27)=鳥取市片原町3丁目=が民主党推薦無所属での出馬の意向を固めた。今夏、参院選鳥取選挙区に民主公認で出馬した妻の坂野真理の選挙活動への帯同を機に「政治家への意欲が芽生えた」と出馬動機を語る。

【岩美郡】
 出馬を決めているのは新人で元岩美町議の広谷直樹(58)=無所属=のみ。前回は無投票で7選を果たした自民現職の前田宏(76)は「引退を考えているが、多くの支援者から続投を求められている」として態度を保留。年内には進退を決めるとしている。ほかにも新人擁立を模索する動きがあり、選挙戦に突入する可能性は十分ある。

【八頭郡】
 議長経験もある自民現職の山根英明(74)が9月下旬に支援者に勇退を表明。もう1議席は現職の死去で空席で、新人3人で2議席を奪い合う構図。3氏とも無所属で立つ予定だ。

 すでに立候補の意思を鮮明にしている元智頭町議の国岡智志(40)と元八頭町議の高橋信一郎(57)に加え、新たに国会議員秘書の福田俊史(40)=八頭町郡家=が立候補を決意した。福田は「苦境に立たされた中山間地の生活を住民と一緒に立て直したい」としており、山根らの地盤を引き継いで戦う構えだ。

 (文中敬称略)

県議選立候補予定者
【鳥取市】(定数12)
山口享76 自現(9)
鉄永幸紀62 自現(5)
野田修68 自現(3)
初田勲71 自現(3)
山田幸夫58 民現(2)
藤縄喜和59 自現(2)
前田八寿彦66 自現(2)
銀杏泰利55 公現(2)
尾崎薫57 無現(2)
浜崎晋一55 自現(1)
福本竜平40 自現(1)
市谷知子42 共現(1)
岩本浩50 民新
坂野経三郎27 無新
谷村悠介32 無新
【岩美郡】(定数1)
広谷直樹58 無新
【八頭郡】(定数2)
国岡智志40 無新
高橋信一郎57 無新
福田俊史40 無新

879チバQ:2010/11/03(水) 00:00:43
http://www.nnn.co.jp/news/101029/20101029067.html
倉吉市、長谷川前市長の動向が鍵 鳥取県議選・中部
2010年10月29日

【倉吉市】
 いずれも現職の村田実(73)、伊藤美都夫(72)、興治英夫(53)の3人以外に、現時点で新人の態度表明はない。しかし無風で終わることは考えにくく、「第4の候補」が顔を出す可能性は強い。

 自前の組織を誇る村田。先の参院選で民主候補を応援したとして自民党員資格停止中だが、「前回も無所属で当選した。分かっている人は『関係ない』と言ってくれる」と党県連の処分は影響ないとする。今回はあいさつ回りに余念がなく、元職の支援者にも触手を伸ばす。

 唯一の自民党公認となる伊藤は、後援会役員会を開いて選挙戦に向う土台を固める。2003年、07年といずれもトップ当選。前回は約1700票減らしたが、「粛々と自分のスタイルを貫く。中部に活力、農商工連携、雇用確保を訴える」と強調。幅広い支持層の獲得で3期目を目指す。

 興治は、民主党県連に入党届と公認申請を提出。無所属から一転して党公認を得て戦う。「県政は国政との絡みが非常に大きい。地方の立場を主張し、県民に貢献する」と政権与党入りで3期目を狙う。有力支援者へのあいさつ回りも始め、民主公認を機に労組支援も求める。

 注目は前倉吉市長の長谷川稔(63)=同市小田=の動向。県議カムバックへの意欲がうかがえ、機が熟せば出馬に踏み切るとみられている。

【東伯郡】
 定数が4から3に減り、県内屈指の大激戦区に変ぼう。藤井省三(69)、伊藤保(58)、石村祐輔(65)、横山隆義(66)の現職4人、新人で民主系無所属の平田秀一(56)=北栄町大島=の計5人が3議席を争う猛烈な戦いが予想される。

 藤井は、先の参院選で民主候補を支援したとして「党員資格停止1年」の処分を受けての出馬。強い組織力をバックに「積極的に運動をしていく」と話し、1万票超を獲得した07年と同じくトップ当選を目指す構えだ。

 前回9千票台を獲得し、藤井に迫った伊藤。民主系新人の出馬で票割れも予想される。自治労などの手堅い組織を土台に票の取りまとめが鍵だが、脆弱(ぜいじゃく)な党基盤の強化には、民主系議員の複数議席獲得は避けて通れない。伊藤は「民主同士でしのぎを削る厳しい戦いになる」と気を引き締める。

 前回、初の選挙戦を経験した石村は6127票、横山は6323票を獲得。2人の差はわずか196票。今回もデッドヒートが必至とみられる。

 横山は「組織がない分、厳しい戦いになる。やることをやるだけ」と地盤固めに奔走。石村は地盤の旧大栄地区が平田と重なることもあり、激しい票の奪い合いも予測される。

 新人の平田は、旧大栄町議、北栄町議を計3期務めた。民主党県連に推薦申請し、「県民の生活向上を目指す」と臆することなく初当選を狙う。

(文中敬称略)
県議選立候補予定者
【倉吉市】(定数3)
村田実73 無現(7)
伊藤美都夫72 自現(2)
興治英夫53 民現(2)
【東伯郡】(定数3)
藤井省三69 無現(8)
伊藤保58 民現(3)
石村祐輔65 自現(3)
横山隆義66 自現(3)
平田秀一56 無新
◇名鑑の見方◇
民=民主、自=自民、公=公明、共=共産、無=無所属(所属は予定も含む)。
現は現職、新は新人。丸数字は当選回数。

880チバQ:2010/11/03(水) 00:02:23
http://www.nnn.co.jp/news/101030/20101030139.html
米子市、民主「空席2」顔ぶれ一新 鳥取県議選・西部
2010年10月30日

【米子市】
 定数は1減の8となる。立候補を表明しているのは現職5人、新人3人の計8人。ベテランの広江弌(78)と松田一三(74)がいずれも「対応を検討中」としており、選挙の構図は固まっていない。

 新人は、新たに会社員でDV被害者支援や児童虐待防止に取り組む池田博子(39)が立候補を表明。民主党に公認申請中で、福祉の相談窓口を一本化する総合支援センターの設置などを訴える。

 民主党にはほかに現職の浜田妙子(65)、新人で元市議の森雅幹(50)が公認を申請している。前回、同党公認で当選した湯原俊二は衆院議員に転出し、鍵谷純三は今期限りで引退。公認候補の顔ぶれは一新し、支援団体の連合鳥取の対応を含めた組織の振り分けが注目される。

 自民党は今月8日の選挙対策委員会で、現職の斉木正一(62)、稲田寿久(65)の公認を党本部に申請した。態度を保留している広江の去就が焦点となる。

 公明党は沢紀男(55)、共産党は錦織陽子(58)のいずれも現職が再選を目指す。新人で元市議の内田隆嗣(31)は無所属で立候補する。

【境港市】
 安田優子(65)、森岡俊夫(51)の現職の2人以外に現時点では立候補の動きはなく、16年ぶりの無投票の可能性も出ている。

 安田は自民党境港支部長であり、前回同様、党公認で3選に挑む。一方、前回は保守系無所属で初挑戦した森岡は今年に入って民主党に入党。現在公認申請中で、同党の候補として戦う。

 このままでは自民、民主が無投票で議席を分け合うことになるが、無投票阻止へ新人の擁立を模索する動きも伝えられる。

【西伯郡】
 これまで2回連続無投票。現職以外に目立った動きはないが、共産党県委員会が「3回連続無投票は阻止したい」として鳥取市議選後に擁立を検討する方針で、選挙戦となるか注目される。

 旧会見町で民主党の福間裕隆(68)は推薦を受けたJR西労組を中心に支援を受ける。自民党の小谷茂(66)と上村忠史(66)はいずれも旧名和町。小谷は地元農家や米子市の中小企業、上村は商工会を中心に地盤を固める。3人とも「臨戦態勢」としている。

【日野郡】
 自民党の内田博長(63)が3選出馬する意思を固め、党本部に公認を申請した。現時点で他に新人の態度表明はない。内田は年内からあいさつ回りを本格化させる構えで、農家の可処分所得の向上と林業振興などを重点に掲げる。

 定数2だった前々回は三つどもえの激戦だったが、1減となった前回は一転して無風となり、内田が無投票当選。今回、内田以外では、民主党県連が「候補を出すべく努力している」としている。

 (文中敬称略)

県議選立候補予定者
【米子市】(定数8)
斉木正一62 自現(3)
浜田妙子65 民現(2)
稲田寿久65 自現(2)
沢紀男55 公現(1)
錦織陽子58 共現(1)
池田博子39 民新
森雅幹50 民新
内田隆嗣31 無新
【境港市】(定数2)
安田優子65 自現(2)
森岡俊夫51 民現(1)
【西伯郡】(定数3)
福間裕隆68 民現(4)
小谷茂66 自現(4)
上村忠史66 自現(3)
【日野郡】(定数1)
内田博長63 自現(2)
◇名鑑の見方◇
民=民主、自=自民、公=公明、共=共産、無=無所属(所属は予定も含む)。
現は現職、新は新人。丸数字は当選回数。

881チバQ:2010/11/04(木) 00:52:48
野志:維新・連合・社民
帽子:自民・みんな
菊池:自民離党
民主・公明→未定

民主が菊池の応援したらさらに受けるんだが
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20101103ddlk38010506000c.html
文字サイズ変更小中大.この記事を印刷
.’10えひめW選:知事選は中村氏、市長選は野志氏 社民県連、支援決定 /愛媛
 知事選で社民県連は2日、常任幹事会を開き、無所属で出馬する松山市長の中村時広氏(50)の支援を決めた。また、松山市長選では市内の大部分を管轄する社民愛媛1区支部が、無所属で出馬する元民放アナウンサー、野志克仁氏(43)の支援決定を発表した。

 県連の村上要代表は「開かれた県政を発展させるため」と中村氏支援を説明した。“県民党”を掲げる中村氏側の事情も考慮し、より強い協力で政党色も強まる推薦や支持にはしなかったが、選挙協力も積極的に進める考え。幹事会を訪れた中村氏は「まさに“県民党”の立場で臨める」と述べた。

 また野志氏支援について、1区支部の中村嘉孝幹事長は「中村市政を継承する姿勢や、政策を評価した。水問題でも対立点はない」と述べた。【中村敦茂】

882チバQ:2010/11/04(木) 22:50:41
http://mytown.asahi.com/ehime/news.php?k_id=39000001011020002
加戸県政考(上)
2010年11月02日


市の検討委の答申で内科を2011年度末で休止するとされた俵津診療所=西予市明浜町俵津

◇大合併推進、周辺部に不満がくすぶる
診療所再編 人口減加速


  西予市中心部のJR卯之町駅から車で30分弱。 峠を越え、急カーブが続く坂道を海辺まで下りきった入り江に、同市明浜町俵津地区がある。 約1300人が暮らす、ミカン山と養殖漁業の集落だ。


  今、俵津の住民が不安に思っていることがある。 2011年度末で地区唯一の医療機関である診療所には医師がいなくなり、内科が休止してしまうかもしれないからだ。


  今春、市の診療所検討委員会が、旧明浜町内の4診療所の再編を市長に答申。旧町内で現状のまま継続されるのは、狩江地区のみとされた。


  俵津地区に住む80代の女性は、「急に具合が悪いとき、よそに行くのは大変」と話す。 俵津から狩江までは約3・5キロ。路線バスは1日数本しかない。 女性は、運転免許は返納しており、「とても歩ける距離ではない」と不安がる。


  検討委が休止を答申した主な理由は、年間約8千万円の運営費不足と、市内の診療所数の「不均衡」だ。 合併前の旧自治体のうち、市営診療所の数は旧野村町で1カ所、旧城川町3カ所、旧三瓶町2カ所。 これに対し、旧明浜町には4カ所ある。


  市は「答申の段階で、正式決定ではない」と説明するが、住民からは、「合併せず旧町のままであれば、即休止という議論にはならなかった」との声が聞かれる。


    ◆   ◆


  「財政力のない市町村は合併以外の選択肢はない」という持論のもと、加戸守行知事は県内の「平成の大合併」を強力に推し進めた。 2003年3月に70あった県内の市町村は、05年8月までに20市町に再編された。 市町村の減少率は71・4%で全国4位だ。


  県によると、各自治体が必要な経費をどれだけ自前でまかなえるかを示す「財政力指数」の平均は、0・315から0・476へとアップ。 合併が行政のスリム化と効率化に貢献したことを示す結果となった。西予市も、旧明浜町の合併直前の同指数は0・123で、単独で生き残るには危機的な状況だったと説明する。


  それでも、合併によって「周辺部」となった地域には不満が募る。


  「人が出る一方で、来てもらうことがなくなった」。 合併で伊予市となった旧中山町の元町議は漏らす。


  旧伊予市、旧双海町と合併した直後の05年4月に4452人だった旧中山町の人口は、今年9月末には3788人まで減少。中心部の重要な雇用の場だった役場も地域事務所になり、約80人いた職員数も四分の一に激減した。 商店街の人通りも寂しい。


  元町議は、「(単独で存続した)松前町を見よると、切りつめれば町単独でもなんとかやれんことなかったんじゃないか」との思いも抱える。


    ◆   ◆


  松前町は、旧伊予市などとの合併協議が不調に終わり、単独で存続した。 白石勝也町長は「合併自治体に認められている特例債などが使えず、財政はかなり厳しい」と明かすが、合併せずに良かった面もあるという。「住民が非常に危機感を持ってくれた。 行財政改革を理解してくれるし、連帯感がいろんな形で生まれてきたのは、町長としてうれしい」


  同町では、役場内のトイレなど公共部分以外の清掃や広報誌配布の業者委託をやめたり、75歳以上の高齢者に支給していた敬老年金を廃止したりするなど経費削減を積み重ねた。 議員数も18から14まで削減。 松山市近郊という恵まれた面もあるが、こうした努力の結果、財政力指数は微増傾向にある。 当面、他市町と合併する予定はないという。


  今年4月の知事定例会見。 合併の是非を問われた加戸知事は、「10年後20年後に評価したとき、(自治体数が)70のままで良かったね、という人がどれだけいるのか」と投げかけ、こう続けた。 「長期的スパンで判断しないと」(小池竜太)


    ×   ×


  今月末に退任する加戸知事の3期12年にわたる県政を、3回に分けて検証します。

883チバQ:2010/11/04(木) 22:51:08
http://mytown.asahi.com/ehime/news.php?k_id=39000001011040001
加戸県政考(中)
2010年11月04日


「公の施設のあり方検討委員会」から、「抜本的見直し」が迫られた県産業情報センター=松山市久米窪田町

◇支出削減策、抜本的見直し し尽くしたか
 膨らむ借金 枯れる基金



 松山市中心部から車で約20分、同市久米窪田町の田園地帯に、透明ガラスと白い壁に覆われた2階建ての建物が約2千坪の敷地面積の真ん中に建つ。情報産業分野の企業支援を目的に、事業費約13億円で1997年に設置された「県産業情報センター」 だ。


  ソフトウエアや情報処理の会社が入居できる「インキュベートルーム」 (8部屋) や会議室を備え、県の外郭団体「えひめ産業振興財団」が指定管理者として運営する。センターの主幹設備「産業情報総合ネットワーク」 は、大容量の情報処理が可能で、自前のサーバーシステムを持たない企業が電子商店街運営などのためにレンタル利用できる。


  この施設のあり方について、学識者や経営者でつくる県の「公の施設のあり方検討委員会」 は今年2月、抜本的見直しを求めた。


  委員会が注目したのはセンターの稼働率だ。インキュベートルームは半分が空室。自慢のネットワークも、2008年度の企業からのアクセス回数は、ピーク時(04年) の130万回の3分の1にとどまる。にもかかわらず、システムの管理運営委託料として、県はセンターに年間約8千万円を支出し続けている。
 委員会の意見を受けて検討を始めた県産業創出課は「今年度内には結論を出したい」 という。



  アイテムえひめ(同市大可賀2丁目) 内に約5億7千万円かけて96年3月に設置された「県物産観光センター」についても、同委員会は「年度の利用者数が、アイテムえひめ利用者数の5%しかない」と指摘。指定管理委託料として06年度から毎年約2千万円が県から支出されているが、「同種の施設は、他県では既になくなっており、廃止を前提に検討していくことが適当」 との意見が出された。


  財政不足を訴える県だが、庁外の指摘を受けるまでこの二つの施設については、手つかずだった。


                ◆   ◆


  10年度当初予算では、県の財源不足額は135億円にのぼり、財源対策用の基金以外の特定目的基金から繰り入れして補った。さらに、借金にあたる県債を10年度当初予算で過去最高の998億円発行。県債残高は9878億円となり、県民1人あたりの借金は約70万円に達した。


  県財政課は、「11年度も財源不足は100億円を超え、基金は枯渇する」 と説明する。


  県は06年度から、財政構造改革基本方針に基づき、団体への補助金や事務事業の見直し、職員給与の抑制に取り組んできた。同課の試算では、今年度までの歳出削減額は1466億円。同課は「絞れるところは絞って、やりくりしてきた」 。加戸守行知事は、「しばらくの間、厳しい財政運営を耐え忍ばないといけないので、県民と共に苦労しながら歩んでいかなかれば」 と言う。


                ◆   ◆
 民主党が政権交代後に実施している「事業仕分け」 の地方版を昨年から始めた鳥取県。庁内の若手職員が「仕分け人」 となり、別の課の事業を判定し、対象の250事業のうち62事業について「見直し」 し、10年度予算では事業仕分けによって4億3千万円を削減できたという。



  10月には、2回目の事業仕分けを実施。有識者や公募で選ばれた県民も仕分け人に加わり、対象となった30事業のうち「現状通り」とされた事業はゼロだった。担当者は「県民参加型にしたことで多くの意見を反映させ、これまでの手法ではできなかった無駄を削減できた」 と話す。


  だが、この事業仕分けの導入について、愛媛県は否定的だ。県行政システム改革課の説明はこうだ。「庁内での事務事業評価に加え、外部委員により、事業の内容一つ一つについて丁寧に検証できている」 (藤橋一也)

884チバQ:2010/11/04(木) 22:57:22
http://mytown.asahi.com/ehime/news.php?k_id=39000001011040003
加戸県政考(下)
2010年11月04日


NGワードで引っかかるなあ

885とはずがたり:2010/11/04(木) 23:10:50
>>884
可怪しいッスねぇ。。
ちと調査してみます。。

886とはずがたり:2010/11/04(木) 23:16:09
この単語があかんみたいす。
http://www.google.co.jp/search?q=%E3%81%8B%E3%81%91%E3%82%8B%E3%82%B5%E3%83%9E&ie=utf-8&oe=utf-8&aq=t&rls=org.mozilla:ja:official&hl=ja&client=firefox-a

887とはずがたり:2010/11/04(木) 23:17:37
加戸県政考(下)
2010年11月04日
http://mytown.asahi.com/ehime/news.php?k_id=39000001011040003
◇知事の発信力、国に県民に届いたか

  「愛と心のネットワークづくり」

  聞き慣れない言葉だが、実は、加戸守行知事が2期目以降、「最大の課題」 として取り組んできたテーマだ。

  ボランティア活動振興と、地域課題に取り組むNPO法人の育成支援を主な柱とし、住民同士が福祉や防災、子育てなどで互いに助け合うしくみづくりを目的とした施策だ。

  毎年夏には、300以上のボランティア活動を掲載した冊子を作成し、県内の学校などに配布してボランティア参加を呼びかける-サマーボランティアキャンペーンを実施。NPO支援のための寄付も募ったりしてきた。

  だが、今年9月、県がまとめた県民への世論調査でも、「愛媛県に対するイメージ」 として、「相互の助け合い、支え合い活動が活発」 と答えた県民は6%にとどまった。

              ◆   ◆

  「庶民に訴えかけるキーワードが非常に大きな意味をもっている。自分はこの方向に向かっていくんだという言葉によって県民を奮い立たせることが求められている。私なんか、行政育ちですから、これ言ったら大変だと思うと気がとがめて言えないけれど、彼らなら言えちゃう」

  加戸知事が、そううらやむのは、大阪府の橋下徹知事だ。

  今年7月の全国知事会では、こんな出来事があった。

  加戸知事が委員長を務める「地方財政の展望と地方消費税特別委員会」 、将来的な地方の財源不足の手当についての議論の中で、橋下知事が「県民税を上げるという公約を掲げて知事が選挙をたたかわないと、汗をかいたことにならない」 と発言した。提言をとりまとめる立場の加戸知事は、現実を踏まえて、「やれますというのは橋下さん以外には見あたらないのかなと思う」 とやんわりと批判したが、多くの新聞が見出しと共に取り上げたのは、橋下知事の発言だった。

               ◆    ◆

  松山大人文学部(松山市文京町) の市川正彦教授(地域社会学) は加戸知事について「国の言ったことをやる無難な知事。同じ四国の知事としても高知の橋本大二郎・元知事と比べても発信力は無く、目立たなかった」 と話す。

  加戸知事のように、官僚出身の知事にとって、国とのパイプを生かし、工場を誘致したり、補助金を確保することが仕事の一つだった。しかし、工場の海外進出が進み、国の財政悪化が顕著になった2000年以降は、地域住民の代弁者として国の施策に注文をつけたり、地域の良さをメディアでPRするなど発信力の高さが知事に求められるようになったという。

  一方、03年まで三重県知事を務めた早稲田大学の北川正恭教授は加戸知事について、「派手さはないが、実務を地道にこなす正統派。それ以上求めるのは無理」と話す。全国知事会でも、道州制の議論や、小泉内閣のもとで削減された義務教育費国庫負担金については「言葉を控えず、戦っていた」 と振り返る。

  北川教授は、加戸知事の12年について説明する。「一番の功績は、県民不在の県庁文化を地道に変える努力をしてきたこと。地域主権を実現し、愛媛のオリジナリティを発信していくのは次の知事に任せていい。バトンタッチ役として必要な存在だった」 (中田絢子)

888チバQ:2010/11/06(土) 09:53:10
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20101104-OYT8T01037.htm
政権交代で立ち位置模索
平井知事の出馬表明は、政党色を薄めた形での支援を自民党県連が約束したことに助けられた側面が強い。

 今年6月の全国紙の知事支持率調査で、平井氏は78%の支持を集め、宮崎県の東国原英夫知事(89%)に次いで全国2位。高い人気や環日本海交流の進展などの成果を背景に、続投は既定路線とみられていた。

 その平井氏を悩ませたのが、昨年の政権交代だ。予算を握る与党は民主党に代わる一方、県議会では自民党が多数を占める。山陰自動車道の整備といった課題も多く残る中、「県民の役に立てるポジションはどこか」と立ち位置を模索し続けたという。

 こうした状況下で、自民党県連は10月27日に出馬要請。山口享会長は知事や報道陣に対し「うちに推薦要請がなくても支援を惜しまない」と明言した。

 政党色が薄まれば、与野党対決に影響されずに「県民との幅広い連携」をアピールでき、民主党の支援も期待できる。知事は「悩ましいところに配慮していただいた」と安堵(あんど)の表情を見せた。

 現職が「県民党」を掲げて戦ったケースには、10月の福島県知事選がある。元民主党参院議員の佐藤雄平知事を、民主や自民など4党が推薦をせずに支援し、共産党候補を下した。だが、自民党関係者は「盛り上がりに欠けた」と指摘。実際、投票率は42・42%と同知事選では過去最低だった。

 「いろんな政治的スタンスの人との協力」は、旧態依然の「相乗り」と見られかねず、県民の関心低下につながる恐れもある。なれ合いの排除と連携をどう両立させ、実効性のある政策を打ち出せるかが問われる。(野口英彦)

(2010年11月5日 読売新聞)

889チバQ:2010/11/06(土) 13:13:03
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20101106ddlk35010369000c.html
岩国市議会:改選後、保守系5会派が2会派に統合 /山口
 改選に伴う岩国市議会の新たな会派の届け出が5日、締め切られ、1人会派を含む7会派の届け出があった。改選前は保守系市議が5会派に分裂していたが2会派に統合された。

 最大会派は保守系市議10人でつくる「岩国クラブ」(会長・松本久次市議)。また、残りの保守系市議7人も新和会(会長・貴船斉市議)を結成した。

 この他の会派は▽公明党議員団(会長・越沢二代市議、4人)▽清風クラブ(会長・石原真市議、4人)▽市民クラブ(会長・渡吉弘市議、3人)▽共産党市議団(会長・大西明子市議、3人)。1人会派は田村順玄市議のリベラル岩国。

 同市議会は17日に臨時会を開き、議長らを選出する予定。

〔山口東版〕

890チバQ:2010/11/09(火) 21:16:15
>>662
http://mytown.asahi.com/ehime/news.php?k_id=39000001011060001
水はどこへ(上)松山分水を考える
2010年11月06日


最大で3千万トン余りの水をためることが出来る県営黒瀬ダム=西条市黒瀬

◇宙に浮いた14万トン
 対立・借金解決策見えず


  「この水の問題で、(松山市が) ひと月ふた月で解決してやろうという感覚が私には全く理解できない」


  西条市の加茂川にある県営黒瀬ダムを主な水源とする、県西条工業用水(西条工水) からの松山分水問題。8月に県や松山市などを交えた協議会の設置が決まった直後の西条市9月議会で、伊藤宏太郎市長は分水拒否の姿勢を改めて強調した。松山市が「西条の水を守る」 として、黒瀬ダム周辺の森林を整備出来るように、新たに1億円を積み増した基金についても「『ほっといてくれ』 ですね」 と、にべもなかった。


  両市の対立ばかりが注目される分水問題だが、元々は西条工水の赤字を巡る県と西条市の対立だった。




                  ◇   ◇


   西条工水の給水を1984年に開始した時点で県は、1日当たり22万9千トンの利用を見込んだ。が、工場誘致は伸び悩み、今年10月時点で実際に供給している水量は1日当たり6万3150トン。工水事業は県公営企業管理局が独立採算で行っており、毎年の赤字を補うために、県の一般会計予算から借り入れた借金は186億円。これと別に、ダム建設の際の金融機関からの借金も約85億円残っている。


  計画の見直しを進めようとした県に対し、西条市は「西条工水は東予の産業を発展させ、県全体の利益を生み出すものだ」 と、あくまでも未利用水を工業用水として利用するべきだと訴えてきた。


  この未利用水を生活用水に転用できないか申し入れたのが、94年の渇水で断水を経験し、新たな水源を模索していた松山市だった。06年1月、同市は西条市を訪れて分水を求める要望書を出し、加戸守行知事も分水を評価した。


  だが、松山市の表明に西条市の市民団体や農業関係者らが反発。伊藤市長も分水への反対姿勢を鮮明にした。


  西条市が松山分水に強く拒否反応を示す理由の一つが、同市に沸く「うちぬき」 と呼ばれる自噴水への影響だ。同市では、約半数の世帯が加茂川を主な水源とする地下水を直接引き込んでいる。


  西条工水は加茂川の水を、黒瀬ダムの下流にある長瀬取水堰(ぜき) から引いており、県は取水堰を流れる水の量が毎秒4トン未満になった場合、地下水に影響する可能性があるとしている。西条市の調査では80〜99年に、この水量に満たなかったのは平均93・8日だったが、00〜09年では平均126・6日に増えている。


  同市のNPO法人「うちぬき21プロジェクト」 理事長の宮島明さん(67) は「市民も豊かな水が出なくなるのではという不安を抱えている。そんな時、1日4万8千トンもの水を松山市に譲らなければならないのか」 と話す。


                 ◇   ◇


   西条市との対立が解消しないまま県公営企業管理局は09年、当初の工場誘致計画が過大だったと結論づけて、事業規模の縮小による経営改善に踏み切った。同局は「西条工水の経営問題が松山分水と一体であるように受け取られていたことに問題があった。赤字は自助努力で解決する」 と説明。工水として供給できる水量を当初の約22万9千トンから約14万2千トン減らして余った資産の売却を進めたほか、金融機関からの借金を一本化するなどした。だが、実際には借金の返済期限を遅らせたりしているに過ぎず、県全体で抱える借金の総額はほとんど減っていない。


  工水としての供給をやめたことで約14万2千トンの水の行方も宙に浮いたまま。水利権は依然として県が持っているが、同局は「工水として使わなくなり、局とは関係の無い水になった」 。



  結局残った両市の対立。加戸知事は朝日新聞のインタビューで分水問題についてこう答えた。「私自身の手法が間違っていたという反省があるんです」 (高木真也)



県と西条市、松山市で折り合いがつかないままになっている松山分水問題。知事選、松山市長選ともに大きな争点となっている。選挙を前に、分水を巡る経緯と課題について考える。

891チバQ:2010/11/09(火) 21:16:39
http://mytown.asahi.com/ehime/news.php?k_id=39000001011080002
水はどこへ(下)松山分水を考える
2010年11月08日


プラントの中央にある高圧ポンプ。海水を高圧で押し出し、浸透膜(左奥)を通すことで塩分が取り除かれる=福岡市東区の「海の中道奈多海水淡水化センター」

◇福岡市の選択
海水淡水化は「自助努力策」


  松山市と同様、水問題を抱える福岡市。 その中心部から博多湾を挟んで北に約10キロ。 「海の中道」と呼ばれる半島に、同市などが総事業費408億円をかけて建設した国内最大の海水の淡水化施設「海の中道奈多海水淡水化センター(まみずピア)」がある。 1日最大5万トン、福岡市の人口の6分の1に相当する25万人分の真水を作り出す。


  地形がなだらかな福岡県は大規模ダムなどによる水源の確保が難しく度々、渇水に見舞われてきた。 1978年には、福岡都市圏で延べ287日に渡り断水。 83年には筑後川から都市圏に水を引き始めたが、94〜95年にも渇水となり、延べ295日の断水が実施された。


  都市圏の水源の3分の1を筑後川に依存してきた中、福岡市が新たな水源確保策として選んだのが海水の淡水化だった。 大量の電力を消費するため、コスト増から水道料金の値上げが懸念されたが、同市などが実施した意識調査で「値上げが5%未満なら海水淡水化に納得できる」と答えた住民が8割に上ったことや、周辺自治体との共同事業にすることでコストを抑えられるとして、99年に国の認可を受けて事業を開始、05年に完成した。


    ◇   ◇


  松山市周辺の市町でも渇水の度に水源の確保が課題となってきた。 90年代には同市など3市5町(当時)で、肱川流域に建設予定だった山鳥坂ダムからの中予分水計画に取り組んだが、流域の自治体との交渉が難航する中、国の方針変更などもあって01年に断念。 以降、水源開発を巡る自治体の対応は分かれた。


  松山市は中予分水計画を断念した後、あらためて19の水源確保策について検討。 結果、市が設定した「10年に一度の渇水時にも対応できる1日あたり4万8千トンの水」を確保できる方法として、松山分水と海水淡水化の2案が残った。


  市は海水淡水化を「天候に左右されず、年間を通じて安定した水源が確保できる」と評価する一方、松山分水なら水道料金の値上げが10〜15%程度に抑えられるのに対し、海水淡水化は料金が約40%上がると試算。 結局、05年の市議会では松山分水を最優先とする議決を行った。


  中村時広市長は度々、「市税を使う以上、可能な限りお金のかからない方法を選ぶべきだ。 松山分水は実現性、コストの面からベストだ」と強調。 西条市が反発していることについても「西条市民の水を守ることが大前提だが、1%でも可能性があるうちは分水を追い求めていく」と説明している。


  一方、松山市が断水を免れた昨年も12日間の夜間断水を実施した砥部町。 「人口の伸びも見込まれず、財政的余裕はない」として、当面は地下水の調査を進めながら、渇水時には農業用水などからの転用を進めるとする。


  02〜03年に約3カ月の給水制限があった伊予市も「地下水などの既存水源を有効活用することが先決」として、海水淡水化や他の流域からの分水には消極的だ。 担当者は「自治体を超えて水源の確保を求めていくのは非常に難しい」と話す。


    ◇   ◇


  水問題に詳しい神野健二・九州大名誉教授(水資源工学)は「水不足に陥らないように水源確保に取り組むのは行政として当然。 ただ、気を遣いながら水を分けてもらうか、負担覚悟で自前で水を確保するのがよいか。 市民に説明し、総意を得た上で進めることが必要」と話す。


  福岡市では、「まみずピア」完成後の06年にも小雨に見舞われた。 だが、この時は、筑後川からの取水量を最大20%自主的に減らしつつ、施設の稼働率を上げることで影響を最小限に抑えることができたという。 まみずピアの守田幸雄所長は「よその地域から貴重な水をいただいている以上、人任せにするのではなく自ら努力している姿勢を示すことが大事だった」と力を込めた。 (高木真也)

892チバQ:2010/11/10(水) 22:02:59
http://mytown.asahi.com/ehime/news.php?k_id=39000001011100001
横田県議に離党勧告
2010年11月10日

◇自民県連 松山市長選巡り


  自民党県連は9日、同党所属で松山市・上浮穴郡選出の横田弘之県議=5期目=に対し、離党を勧告した。 松山市長選をめぐり、同県連は立候補を予定している帽子敏信県議を推薦しているが、横田氏は同じく立候補予定の元南海放送アナウンサー、野志克仁氏の事務所開きに出席したため。


  同県連の清家俊蔵幹事長は、「再度、本人の話を聞く機会を設けるが、自主的に判断してほしい」と話した。 同県連は党紀委員会の開催も視野に入れており、同委員会が開かれれば、横田氏は役職停止か除名処分になる可能性が高い。


  離党勧告を受けた横田氏は「離党はしない。 野志氏の事務所開きには友人として出席しただけで、選挙活動をするつもりはない」と説明。 他の候補者に対しても選挙活動する予定はないといい、「県連は市町の選挙にタッチしない立場であるべきだ」と話している。


  横田氏は、10月22日にあった野志氏の事務所開きに出席し来賓として紹介された。 野志氏は、知事選に立候補を予定している中村時広・松山市長が事実上の後継としている。

893チバQ:2010/11/10(水) 22:31:02
http://sankei.jp.msn.com/region/shikoku/ehime/101110/ehm1011100218000-n1.htm
中村氏の介入に苦言 自民3県議、県連に申し入れ 松山市長選
2010.11.10 02:17


 松山市長選(28日投開票)で、県知事選に出馬する中村時広氏が自民党県連の推薦を受けているにもかかわらず、自らが事実上後継に指名し、市長選に出馬する元民放アナウンサーの野志克仁氏(43)を支援しているとして、同市選出の自民県議3人が9日、県連の清家俊蔵幹事長に中村氏が市長選に介入しないよう申し入れた。

 市長選をめぐっては県連は野志氏ではなく、県議の帽子敏信氏(57)を推薦している。

 要望した県議によると、中村氏と野志氏の選挙スケジュールが同じといい、「市民県民が混乱している」と訴えた。清家幹事長は「(要望を)大変重く受け止めている。中村氏には知事選に100%集中するように伝える」と話した。

894チバQ:2010/11/11(木) 22:00:45
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20101110ddlk31010549000c.html
市議会ってなあに?:鳥取市議選を前に/上 不透明な議員の役割 /鳥取
 ◇チェック機能は働いているのか
 ◇予算案修正せず 存在、アピールを
 昨年12月の鳥取市議会本会議場。民主・民生会の議員が矢面に立たされた。議論は、同会派提出の補正予算案修正動議。議員は「動議は40年ぶりだそうで光栄に思っている」とぶって、修正の必要性を説いた。修正は、高齢者へのバス料金補助747万円を予備費に回すという内容。他会派議員からは「理由が分からない」と批判が続出した。「補助制度をもっと検討するための緊急避難措置」と説明したが理解は得られず否決された。

 地方議会の大きな役割とされているのが行政のチェック機能。「常に野党でなくてはならない」と話す議員もいる。市長が提出する議案を精査し、時に不備を追及して市民の利益のために働くことになっている。

 しかし04年の合併以降、予算案修正はゼロ。否決に至っては鳥取市議会史上一度もない。近年で修正されたのは、浄水場建設事業のろ過実験施設の経費を約5800万円減額した1件(03年)ぐらい。その前となると、50年代までさかのぼる。予算がすべて原案可決されることに「チェック機能は働いているのか」との疑問の声は多い。

 市議の晴れ舞台の一つが一般質問。市政についてどんなことでも質問・意見できる。鳥取市議会では、定数36人のうち毎議会30人前後が登壇する。「質問に立つ議員が半分以下の議会も多い中で、この数字は優秀」と胸を張る議員もいる。一方、引退するある議員は「テレビカメラが入ってるから張り切ってるだけ。内容のある質問は2、3割あるかどうか」と切り捨てる。

 質問は事前通告する義務がある。開会3日前の正午が締め切りだ。通告を基に各課の責任者は、答弁書作りのため議員から聞き取りを行う。議員側も有利な言葉を引き出すため質問の意図や内容を詳しく説明する。ある議員は「事前に伝えることでかみ合った議論ができる。執行部を追い詰めて終わりじゃ意味がない」とその意義を説明する。

 一方で通告が議論から勢いをそぐ。ある議員は担当者から「この程度で勘弁してもらえないか」と言われ質問内容を削ったことがあるという。こうした質疑の事前調整には「緊張感をもった議論にならない」との指摘もある。この予定調和が予算案の修正も否決もない議会を生みだす。

 「はっきり言って議員の勉強・能力不足。要するに原案通り可決するのが一番楽なんだよ」と言う議員もいる。

 鳥取大の永山正男教授(地域政治学)は「原案可決ばかり続いていては、議案を素通りさせていると言われても仕方がない。会派や議員個人が議案をどう評価して通したのかしっかりアピールすべきだ。そうしないと議員の仕事ぶりが分からない」と指摘する。

 国会議員や県議よりも身近な存在であるべき市議。実際は、市議が何をしているのか見えにくい。14日告示の鳥取市議選を前に議員の仕事を見直してみた。【田中将隆】

895チバQ:2010/11/11(木) 22:01:16
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20101111ddlk31010625000c.html
市議会ってなあに?:鳥取市議選を前に/下 選挙「孤独な戦い」 /鳥取
 ◇欠かせぬ顔つなぎ
 ◇地域代表、しがらみも
 運動会シーズンを迎えた10月上旬。秋晴れに恵まれたある地域の運動会に鳥取市議の姿があった。血縁者が出ているわけではないが、地元への顔つなぎは欠かせない。「少しでも地域の人との接点を持つようにしている。そのためだったらどこだって行く」。多い月は、20回以上も行事や会合に顔を出す。「市民の声を吸い上げるには、こういう場が重要なんだ」

 別の議員の後援会事務所。新聞のお悔やみ欄のチェックから1日が始まる。地盤地域や後援会関係者がいた場合は、香典を出す。年間50件を超す。「顔つなぎと言えば聞こえは悪いが、欠かすことはできない」

 「本会議さえしていればいいと思われたらかなわん」。こう話す議員には休みなく働いている自負がある。平日は、予算などに関する資料に目を通す。膨大な量との格闘は一日仕事になることもしばしば。週末は地域の集まりに参加。「選挙を見据えていないといえばウソになる」と本音も見え隠れするが、「地域のためにという思いが一番」と話す。

 議員は、地域の代表という顔も持つ。自分ではなるつもりはなかったが、地域の人たちに押し切られる形で出馬した議員もいる。「地元の人のしがらみを感じたことはない」と言い切る。

 一方、引退する議員は「地域のしがらみは当然あったよ。無理を言われることも多い。無理なことは無理とはっきり伝えたが、地域の人たちの基礎票があってこその当選。むげには出来ない」と打ち明ける。

 数票でも明暗が分かれるのが選挙。前回選は、わずか2票差が当落を分けた。「市議と言っても名前を知っているのは地元だけ。当選回数が多くたって油断できない」と話すのは、旧市時代を含め多数の洗礼を受けたベテラン議員。「何回経験しても投開票日は不安でたまらない。誰が入れてくれたかなんて確認のしようがない。ある意味、孤独な戦いだよ」と話す。

 地元で行う議員活動の費用は、基本的に持ち出し。1議員に月3万円支給される政務調査費は、使途が会派で行う調査研究に限られている。

 鳥取市の議員報酬は月47万5000円。期末手当が年2回、それぞれ約100万円。「もらいすぎ」との声も多いが、ある議員は「いろいろ天引きされるし、議員活動を考えたらギリギリ」とこぼす。

 「議員報酬削減」の主張には、「そんな状況じゃないことは、なってみれば分かる」と反論する。別の議員も「議会の仕事だけの報酬と考えれば高い。しかし公職にある以上、地域の集まりへの顔だしなどの仕事もいっぱい。時給換算したら割りのいい仕事じゃない」。

 県議会の定数が35に削減されることが決まり、定数36は県内議会で最多になる。議員の顔や名前を知らない市民も多いだろう。ましてや見識や人物はなかなか分からない。

 市議会事務局には、本会議の映像が備えられている。政務調査費の使途も申請すれば閲覧できる。会議録は、市のホームページでも閲覧でき、視察報告などが掲載されている。市の意思決定を担う面々を決める選挙は14日に告示され21日に投開票される。議員の仕事ぶりを点検するのに有用な資料がそろっている。【田中将隆】

896チバQ:2010/11/11(木) 22:03:47
戸倉も県議選転出へ
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20101111ddlk35010481000c.html
選挙:県議選 民主県連、2次公認に3人 目標の12人を下回る公算 /山口
 民主党県連は10日、来春の県議選の2次公認候補3人を発表した。現職の吉敷晶彦氏(55)=岩国市・玖珂郡区、1期目=が個人の事情により、立候補しない意向を県連に伝えたといい、各区での新人の擁立作業も難航。現時点での公認は8人にとどまり、目標の12人を大きく下回る可能性が強くなった。

 3人は現職の西嶋裕作(58)=山口市区▽今倉一勝(35)=周南市区=各氏と、新人で国政選挙に2度出馬した戸倉多香子氏(51)=同。

 県連は山口、下関、周南、岩国の4区で複数候補擁立を目指したが、山口、下関は難しい情勢といい、岩国も白紙となった。新人擁立を目指す空白区の山陽小野田、下松でも、めどは立っていないという。

 西嶋裕作幹事長は「国政与党として県議会勢力の倍増に向け、いろんな方に立候補を打診したが、仕事との絡みなどで難しかった。有権者に申し訳なく思う」と話した。【諌山耕】

〔山口版〕

897山口新聞男:2010/11/12(金) 00:08:33
立候補説明会にはもう一人出席したんだが、結局無投票に
----
平生町長選 山田氏、無投票4選
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2010/1110/2p.html
 任期満了に伴う平生町長選は9日告示され、現職の山田健一氏(64)=無所属=以外に立候補者がなく、山田氏の無投票4選が決まった。
山田氏の無投票当選は連続3回目。

 午後5時、山田氏の無投票4選が決まると、選挙事務所前に駆けつけた支持者らは拍手で祝った。山田氏は「(3回連続無投票当選に)感謝
しながら果たしていかねばならない大きな責任を痛感している。町民との信頼関係を大切にして、財政の健全化をベースに、来春策定する町
総合計画を着実に実践していきたい」と抱負を語った。

 山田氏は同町出身。国際基督教大卒。代議士秘書を経て県議2期、参議院議員1期を務め、1998年の町長選で初当選した。同町は近隣
市町との合併不成立となった2004年以降、単独町制を継続。厳しさが続く財政の健全化に率先して自らの給与削減などによる緊急行財政改
革プログラムを断行し、風力発電施設7基の誘致や小中学校の耐震化、子育て支援策の充実、高齢者に対する地域での共助システムつくり
などに取り組み、「住み良さが実感できるまち・平生」づくりが町民の信任を得た。

898山口新聞男:2010/11/12(金) 00:14:31
>>896
我が県の人材難は深刻だな
身内からコツコツ育てていくしかないだろう

なお、周南は選挙構図次第で共倒れの可能性がかなりありそう、あるいは現職と新人の入れ替えも
岩国は現職の動きがなんか怪しいと言うか気になってたんだよな
下関ももう1人くらいなら十分いけると思うんだが、手を挙げないんじゃしょうがない
下松は前回立候補者じゃだめなんか、何か連合とうまくいってないらしいが
小野田も2現職が高齢だけに、誰か若くて野心のある奴はおらんのか?

899チバQ:2010/11/13(土) 15:59:36
>>823>>896
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20101113ddlk35010383000c.html
選挙:県議選 岩国市・玖珂郡区 井原・前岩国市長の妻が立候補表明 /山口
 ◇定数5に8人の激戦へ
 来春の県議選の岩国市・玖珂郡区(定数5)に、無職の井原寿加子氏(54)が無所属で立候補することを12日表明した。井原氏は井原勝介・前岩国市長(60)の妻。同区には▽自民現職2人▽共産現職1人▽無所属現職1人に加え、前岩国市議の新人2人がそれぞれ民主公認と無所属、さらに自民に公認申請中の元職1人が出馬を予定しており、8人の激戦となる見通し。

 井原氏は「ごく普通の女性、主婦、母親の声を届けるために県議選への挑戦を決断した」と述べた。艦載機移転や愛宕山地域開発事業跡地の米軍住宅化については「重要な情報を隠して市政、県政が進められている現状では、普通の市民には理解できず、私は納得できない」と反対の立場を明らかにした。

 同区では艦載機移転反対派が民主、共産各1で2議席を占めている。民主が同区での複数候補擁立を目指し、移転反対派の新人の前岩国市議(44)を公認したが、同じ立場の現職、吉敷晶彦氏(55)は不出馬の意向を県連に伝達。移転反対派からの出馬は、民主新人と共産現職(54)、井原氏の3人となる見込みだ。【大山典男】

〔山口東版〕

900チバQ:2010/11/13(土) 16:29:53
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20101109ddlk38010582000c.html
’10えひめW選:県政課題/1 林業 /愛媛
 ◇「森林県」復活へ模索 県産材生産額、止まらぬ低下
 9月16日。樹齢30年ほどのスギやヒノキがうっそうと茂る久万高原町内の町有林に、チェーンソーを持った作業服姿の男性たちが集まっていた。久万広域森林組合が初めて企画した伐採技術研修。町内の建設業者8社から社員が参加した。

 町内の森林は伐採に適した樹齢30〜40年が多いが、高齢化で人手が足りない。そこで、同組合は、先進的取り組みを導入することで対応を図っている。

 複数の所有者から森林の管理の委託を受ける森林の「団地化」を推進。また、公共工事減少で林業に新規参入した建設業者に、伐採作業を発注している。

 冒頭の伐採研修。伐採予定の木にはチョークで幹の太さが書かれていた。太さや立ち位置などから、伐採する木を見極めるプロの目が必要だ。講師を務めた上浮穴郡林業研究グループ連絡協議会の梶川二郎会長は「搬出しやすいようどの方向に倒すかで作業能率が変わる」とつけ加えた。

 伐採1本目。参加者が手にしたチェーンソーの音がうなり、やがて大きくスギが傾いた。しかし、倒れる途中で他の木に引っ掛かる「かかり木」が早速発生。作業の難しさを思い知らされた。

 参加したある建設会社は08年に林業参入。95、96年度ごろピークだった公共工事は減少し、4社あった地区の業者も1社になったという。社員約30人のうち3分の1を林業に配置転換したが、09年度の売上高のうち林業が占めるのはまだ1割程度。しかし、社員2人と研修に参加した社長(50)は「仕事があるところじゃないと飯が食べていけない」とつぶやいた。

    ◇

 愛媛は森林面積が全体の約7割という森林県。加戸守行知事は1期目の01年、県産材利用促進のため、新設公共施設を県産材を使った木造建築にする方針を決定。県武道館や松山工高図書館など、新築の公共建造物を建築基準法上で可能な限り木造化した。また05年度、森林整備の財源に充てる「森林環境税」導入に、全国で3番目に踏み切った。今年度の税収は約5億5000万円と見込まれている。

 その結果、98年に50%だった新築住宅での木造比率は09年には69%に上昇。林業労働者の平均年齢も00年の56歳から09年には49歳に若返り、労働者数も下げ止まった。10月に施行された公共建築物に木材利用を促進する法律について、佐川恵一・県森林局長は「愛媛県の先進的な取り組みを全国に広げたもの」と胸を張った。

 しかし、県産材は01年以降、出荷量は約1割増加したものの、木材価格低下で生産額は08年には約10億円減少の53億円と、苦しい現状は続いている。

 杉森正敏・愛媛大准教授(木材工学)は「内装材や土木工事など木材利用を拡大できる余地があるが、決定打はない。県は久万高原町のような取り組みを全県的に進める必要がある」と指摘している。【栗田亨】=つづく

    ◇

 新しい愛媛のリーダーを決める知事選が11日、告示される(28日投開票)。前知事時代と比べて“風通しの良さ”と堅実な手腕を評価する声もある3期約12年の加戸県政。しかし、財政逼迫(ひっぱく)の中、多くの課題が次期知事に引き継がれることになる。四つの課題について、報告する。

901チバQ:2010/11/13(土) 16:30:19
http://mainichi.jp/area/ehime/archive/news/2010/11/10/20101110ddlk38010595000c.html
’10えひめW選:県政課題/2 原子力政策 /愛媛
 ◇加戸県政、国の意向優先 知事認識、重要に−−プルサーマル中間貯蔵施設
 先月17日、伊方町内の公園であった反原発団体の毎年恒例の集会には、県内外から約50人が集まった。伊方原発近くに建てた「原発反対 プルサーマル反対」と刻まれた石碑の周囲に、反対の意思を込めた短冊を飾った。加戸守行知事は99年の就任以来、プルサーマル計画を、受け入れから開始まで一気に進めた。86年のチェルノブイリ原発事故以来、運動を続ける市民団体「原発さよならえひめネットワーク」の大野恭子さん(59)は「国の意向を最優先した知事だった」と振り返る。

    ◇

 「四国電力と県は運命共同体」。06年10月のプルサーマル計画を事前了解した際の記者会見で、そう語った加戸知事。今年1月の会見でも「その考えに変わりはない」と答え、プルサーマル発電を含む国の核燃料サイクル政策を積極的に後押しする原子力政策は、最後まで一貫していた。

 「状況をよくみて適切な判断をしていただいた」。四国電力の千葉昭社長は先月末、退任する加戸知事に感謝の言葉を送る一方、「通常事態でないことはすべて県に連絡する『伊方方式』を始めたのは加戸県政の時だった」と振り返った。

 「伊方方式」とは、99年11月に発電機トラブル報告が遅れたことを契機に、原発内で発生したトラブルを四電がすべて報告し、県が軽重を3ランクに分類して公表する手法に切り替えたことを指している。そのため、県庁で開かれる伊方原発関連の会見では、県の原子力安全対策推進監が概要を発表し、四電社員は説明要員として待機する県主導のスタイルが定着している。

    ◇

 加戸県政でプルサーマルという大きなハードルを越えた四電は、次期知事の1期目中に従来最大13カ月以内だった定期検査間隔の最大2カ月延長を、県や伊方町と協議する考えを明らかにしている。

 更に、相次ぐトラブルで使用済み燃料再処理工場(青森県六ケ所村)の操業開始が遅れ続けているため、次の課題として浮かび上がっている使用済み燃料の保管先としての中間貯蔵施設。8月に国内で初めて着工された同県むつ市の施設は、計画から着工までほぼ10年かかった。

 伊方原発の保管プールは10年程度で満杯になる。四電の千葉社長は、四国内での建設について検討の必要性は認めたうえで、場所は「特定していない」と明言を避けた。原子力関連施設は、既存施設周辺に立地することが多い。次期知事の任期中に県内での計画が浮上するかもしれない。

 伊方原発では大きなトラブル発生がないこともあり、原子力政策は知事選の大きな争点にはなっていない。大野さんは「何の問題意識もない人が知事になってもらっては困る」と危機感を強めている。【栗田亨】

902チバQ:2010/11/13(土) 16:30:48
http://mainichi.jp/area/ehime/archive/news/2010/11/11/20101111ddlk38010566000c.html
’10えひめW選:県政課題/3 市町村合併 /愛媛
 ◇“優等生”の先行きは 「唯一の道」別子山、単独選択松野
 高知県との県境にある人口約4500人と県内最小の自治体、松野町。今月から、副町長は空席となった。鬼北町との合併が頓挫し、当面、単独で町運営をせざるを得なくなったことの余波だった。

 「副町長制がなくなれば年間1000万円が節減できる」と、9月の町議会で副町長を置かない条例案を提案した町議の一人は言う。「合併しないのなら副町長はいらない」

 2年前、阪本寿明町長は「合併の仕上げに取り組む」と訴えて現職を破って初当選。今回退任した副町長は、阪本町長が「二人三脚で合併に取り組む」と町議らに就任の同意を求めた人物だった。

 鬼北町との合併協議は、60項目のうち59項目まで合意し、詰めの段階まで来ていた。しかし、最後の1項目の同和行政を扱う「人権業務」だけが、合意に至らなかった。「同和行政は終結した」とする旧広見町の施策を受け継いだ鬼北町と、「終わっていない」とする松野町の立場が、相いれなかったのだ。今年2月、合併協議会は廃止が決まった。

 阪本町長は「合併ありきで話を進め、無理に合意したところで、双方にとって良い結果にならない」と話す。しかし、松野町の財政は極めて厳しい。1に近いほど健全とされる「財政力指数」は、県内最低の0・17。厳しい道のりを選んだことは間違いない。

   ◇

 新居浜市南東部の旧別子山村。03年4月に県内で最も早く合併を選択した自治体だ。「本当は歴史ある名前を消したくはなかった」。最後の村長だった和田秋弘さん(87)は話す。江戸時代から銅山で栄えた村だが、73年に別子銅山が閉山し、2000人台だった人口の減少が加速。合併直前には約250人になっていた。在任中、林業振興や観光施設整備などに取り組んだ和田さんだが、人口減は止まらなかった。「住民が300人より少なくなると組織を維持できない。合併するしかなかった」

 それから7年半。市は廃止となったバス路線を復活するなど対策はとったものの人口減はやまず、今年9月末に旧村地域の人口は200人を切った。将来、村落そのものがなくなる可能性も現実味を帯びている。

   ◇

 加戸守行知事は市町村合併を推進し、03年3月に70だった自治体数が、05年8月には20に。減少率は全国トップクラスで、“合併の優等生”と評された。「財政規模拡大で行政サービスが充実した」「交流人口が拡大した」との評価がある一方、「補助金が減った」「周辺地域が衰退した」との住民サイドの声も上がる。合併そのものに対する評価は、まだ定まっていない。

   ◇

 「合併しても、ここは結局、周辺地域。金も人も物も中央に流れ、衰退してしまう」。松野町の阪本町長は、今は合併しなかったことを前向きにとらえている。「小さな自治体の良さもあるはず。町民との距離が近い、一人一人のケアができる、そんな町を目指したい」【津島史人】

903チバQ:2010/11/13(土) 16:31:17
http://mainichi.jp/area/ehime/archive/news/2010/11/12/20101112ddlk38010576000c.html
’10えひめW選:県政課題/4止 文化政策 /愛媛
 ◇財政難で立ち消え−−「首長次第で差」と専門家
 3000人収容の大ホールを備えた松山市道後町2の「ひめぎんホール」。かつて、伊予鉄市内電車をはさんでホールの向かい側の土地には、図書館や公文書館、国際交流センター、舞台付きの小ホールなどを備えたもう一つの文化交流施設の構想があった。加戸県政下で05年に構想は凍結され、今はもう忘れられかけている。

 当時、構想を策定した検討委員会のメンバーだった元松山東雲女子大助教授で、NPO法人「カコア」の徳永高志理事長は「当初は芝居小屋を作る構想もあったが、調査の結果で市民のニーズは多機能な小ホールにあることがわかった」と議論を振り返った。

 総事業費は約80〜90億円が見込まれたが、加戸知事が05年10月、大型公共施設の建設にストップをかける財政構造改革基本方針を発表。知事は県の財政難を受けて、「今どうしてもやらなきゃいけないものでなければ先延ばしする」と表明。同じ月に発表された今後5年間の県の優先施策からも、文化交流施設の構想は外された。

    ◇

 今年3月、「カコア」などが運営していた同市中心部の大街道商店街沿いにあった民間の「アートステーションおいでんか」が閉鎖された。「おいでんか」は市中心部にあり、劇団の稽古場やイベントスペースも備えた芸術関係者らが集まる文化拠点だった。幻となった県の文化交流施設の機能を民間ベースで実現したものだったが、貸主側の事情で9カ月間で閉鎖された。

 松山市道後一万の県所有のビルの一室。深夜にもかかわらず、今月末の公演を控えて、劇団員の立ち稽古が続いていた。演劇を志す人たちを有志で支援するNPO「シアターネットワークえひめ」が「おいでんか」閉鎖後、市内の劇団の稽古場として提供している。来年3月まで県から有料で借りているが、その先は未定。NPOの鈴木美恵子代表は「文化を発信するには同じ場所での継続が必要。新しい施設ではなくても、古くて使っていない県や民間の施設を活用させてほしい」と継続的な支援を求める。

    ◇

 ソフト面でも県の取り組みは遅れている。今年度、文化庁が募集した、地域の劇場や音楽ホールの育成するため、作品を製作する創造発信型の舞台芸術事業。芸術監督など専門スタッフが必要で、全国で92件採択されたうち、愛媛、青森の2県だけが1件も採択されなかった。県教委文化振興課によると、ひめぎんホールには芸術監督などの専門スタッフは不在という。

 また、財政支援でも消極的だ。県内では、民間企業と「劇団わらび座」(秋田県)が設立した東温市の「坊っちゃん劇場」が、自前の劇場で、自治体からの助成金なしに公演から人材育成まで行っているが、県は、「財政的な問題もあり、直接助成金は出さない」(文化振興課)姿勢だ。

 島根県では91年に20億円を出し、「しまね文化ファンド」を設立し、年間約6000万円を各種文化団体に助成している。しかし愛媛では、県文化振興財団を通じた助成額も年間375万円にすぎない。また、文化事業の根拠となる文化芸術振興条例や指針を制定している自治体は増えているが、愛媛では「そういう議論は今までなかった」(文化振興課)と未整備のままだ。

 全国の自治体の文化政策を研究している徳永理事長は「文化政策は首長次第ですごく差が出る分野。振興にはグランドデザインを描ける人材が必要で、首長が専門家を配置するべきだ」と訴えている。【栗田亨】=おわり

904チバQ:2010/11/13(土) 23:32:46
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20101112-OYT8T01099.htm
候補地選定で曲折も
鳥取市庁舎改築問題 
 鳥取市役所と近くの第2庁舎の耐震強度不足が明らかになり、新築して、庁舎が7か所に分散している課題も含めて解決する方向で議論が進みつつある。しかし「市民への情報提供が不十分」との不満や、複数の建設候補地を巡って「移転すれば商店街が一層寂れる」との懸念も上がり始め、市民の合意形成が求められている。14日告示の市議選を前に、庁舎問題を追った。(高田寛)

 「急に『新築』の話が出て、流れが決まってしまった印象だ。もし移転すれば、人の流れが途絶えてしまう」。若桜街道商店街振興組合の山縣勇太郎理事長(63)は戸惑いを隠さない。

 商店街が接する本庁舎と第2庁舎は、2008年度に行われた耐震診断で、震度6強以上で倒壊する恐れがあると判定された。

 まず焦点になったのが耐震改修か建て替えか。有識者を集めた市の検討委員会は今年8月、「新庁舎建設」との結論を出す。市議会特別委員会も9月、新築推進の報告をまとめた。理由の一つは、両庁舎とも建築から40年以上が経過していること。改修をしても約20年しか持たず、二重投資になるとの判断だ。

 市の試算では、改修後に再度建て直せば計162億円必要だが、新築なら151億円。市町村合併10年となる14年度末までに建設すれば、返済額の7割が国から支給される合併特例債が使え、市の実質負担を33億円まで圧縮できるという。

 もう一つが、分散庁舎の非効率性。担当部署の場所を知らずに訪れ、別庁舎へ移動を強いられた市民は、市の集計で年間約1000人に上る。

   □    □

 市はまだ「新築」との結論を出していない。10月に発足した庁内のプロジェクトチーム(PT)は、今月下旬に15歳以上の市民4000人を対象にアンケートを行い、3月末頃までに判断するとしている。

 ただ、アンケートに改修・新築のどちらが望ましいかを尋ねる設問はない。「既に2委員会で方向性が示されている」というのが、その理由。合併特例債の起債期限をにらみ、新築を前提に検討を急ぐ構えだ。

 そこで焦点となるのが、建設場所。2委員会の議論では〈1〉本庁舎横の駐車場〈2〉鳥取駅南側の市立病院跡〈3〉同駅北口のバスターミナル付近――が候補地として浮上した。検討委員長の道上正■・とっとり総研理事長は「高齢者の立ち寄りやすい駅周辺が適地」との考えを示している。

 一方で、市は中心市街地活性化基本計画で、街の回遊性を高め、にぎわいを取り戻すことをうたう。〈1〉なら矛盾せず、商店街への影響も避けられる。

 〈2〉〈3〉なら旧町村部の市民もJRやバスで来庁しやすくなるが、本庁舎や第2庁舎の跡地利用が大きな課題になる。

 アンケートでは、〈1〉と、〈2〉〈3〉を合わせた「鳥取駅周辺」「その他」などが選択肢として示される。竹内功市長はPTの会合で「公共投資としての意味や雇用・経済効果も考えて検討を」と指示。担当者によると、来年3月末の段階で建設候補地についても方向性を示せるかどうかは未確定という。

   □    □

 市議選でこの問題を争点に掲げる立候補予定者は、一部にとどまりそうだ。「新築の方向性が出ている」との声が大勢を占める一方、候補地について、ある陣営は「アンケート結果を見ないと……」と口をにごす。

 「財源問題などの情報が乏しく、市民には分かりにくい」。一連の経緯に対し、本庁舎の地元・遷喬地区自治連合会の浦木清会長(70)は指摘する。

 同連合会は近隣自治会にも呼びかけ、27日午後2時から市立遷喬小で意見交換会を開く。浦木会長は「移転反対を唱える目的ではなく、より多くの市民で将来のまちづくりを考えるきっかけに」と話している。

鳥取市庁舎と主な部局

〈1〉本庁舎 企画推進部、都市整備部、議会

〈2〉第2庁舎 経済観光部、農林水産部、教委

〈3〉駅南庁舎 総務調整監(市民課、市民税課など)、福祉保健部

〈4〉さざんか会館 健康・子育て推進局、中央保健センター

〈5〉福祉文化会館 選管、男女共同参画課

〈6〉文化センター 生涯学習課

〈7〉下水道庁舎 環境下水道部

(2010年11月13日 読売新聞)

905山口新聞男:2010/11/13(土) 23:37:03
>>899
おお、井原系(といっていいのか)が動いたのか
民主の吉敷県議の動きと関係あるのかないのか・・・

906チバQ:2010/11/14(日) 00:00:37
http://mytown.asahi.com/areanews/tottori/OSK201011120113.html
市議って何しているの? 記者が「秘書」務め密着取材
2010年11月13日


山川智帆さんは夜遅くまで支持者と打ち合わせをした=米子市皆生温泉1丁目の事務所

 市議会議員って、ふだんは何をしているんだろう――。10月のとある土曜日、今年6月の米子市議選で初当選した山川智帆市議(32)の「秘書」を務めた。

 午前10時過ぎ、山川市議は市内の保育園を視察。「地域とのかかわりはどうですか」「アレルギーのある子どもへの給食はどうしていますか」。矢継ぎ早に質問した。おいが生まれたばかりで、子育て支援に関心が強いようだ。

 事務所に戻り、午後からは市連合母子会幹部の訪問を受け、一人で子どもを育てるお母さんの就職支援や子育て支援に対する要望を受けた。

 移動中、何人もの市民から声をかけられ、携帯電話も何度となく鳴る。「窮屈ですね」と尋ねると、「窮屈には感じないが、声をかけられてもすぐ思い浮かばないこともある。それが申し訳ない」。

 午後8時になったが、夕食を取る間もない。市が提出した予算資料の読み込みなど、市議会決算審査特別委員会の準備が夜遅くまで続いた。実家は事務所近くだが、事務所に泊まることが多く、戻るのは朝食のときだけという。

 山川市議は米子市出身で、九州大大学院を修了後、銀行員を経て立候補。少子化対策や市有財産の有効活用を訴え、1721票を得た。他に仕事を持たず、収入は市議会から支払われる月44万円(鳥取市議47万5千円)の議員報酬。これに年2回の期末手当計約190万円(同約200万円)が加わる。また、調査研究に使途が限られる政務調査費が所属会派を通じて年45万円(同36万円)支給される。

■スケジュールはびっしり

 山川議員の10月のスケジュール表を見てみる。空欄は体調を崩して寝込んだ11日だけ。その他は予定などが小さな字でびっしり。週末も地域の運動会参加や保育園視察、政務調査費による東京研修など。

 「車の両輪」にも例えられる議会と首長の関係について聞くと、「議会には行政をチェックする役割が求められ、オープンな議場で議論し、市民がそれを見て市政を判断するのが理想」と山川市議。

 市議はチェック機能を果たすため、議場で市政についてどんなことでも質問でき、市側が提出する議案を審議し、否決することもできる。山川市議も一般質問を「ふだんの議員活動が問われる場」と位置づけ、これまでに2回、市公会堂の存続問題や少子化対策などを質問した。

 しかし、事前に質問事項を市側へ伝えることになっていて、「学芸会」と揶揄(やゆ)されたこともあるように、論戦は筋書き通りに陥りがち。山川市議も「うまく答弁を引き出せたかは疑問。専門以外は論点をかわされた感じもある」。

■「議会の逆提案、求められる」

 一方、議案審議はどうか。山川市議は9月定例議会で、他の議員と連携して図書館、美術館増改築の基本設計の補正予算執行を保留する付帯決議を可決させた。ただ、米子市が提案した予算案を例にすると、市議会側からの修正は、この10年で2007年9月の1度だけ。鳥取市議会でも合併した04年以降、修正はなく、過去50年間でも1件しかない。

 こうした現状に山川市議は「チェック機能を強化するのはもちろん、議案の逆提案などがこれからの市議の役割として、もっと求められると思う」と話す。(宋潤敏)

907チバQ:2010/11/14(日) 00:20:52
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201011130040.html
沖縄知事選の行方注視 岩国 '10/11/13

--------------------------------------------------------------------------------

 米海兵隊岩国基地への空母艦載機移転をめぐる岩国市の賛否両派が、米軍普天間飛行場移設問題を争点とする沖縄県知事選(28日投開票)を注視している。反対派は「沖縄が米軍再編見直しの突破口になる」と期待。容認派は「結果にかかわらず艦載機移転は進む」と静観の構えだ。

 12日、岩国市役所で移転反対派の市議が会見。改選後の市議8人と、山口県議2人で「議員有志の会」を再結成したと報告した。重岡邦昭代表ら市議6人が近く沖縄を訪問。普天間の国外移設を訴える知事選の無所属新人候補を応援するという。

 岩国への艦載機移転は日米が5月に推進を確認。防衛省は9月、愛宕山地域開発事業跡地に米軍住宅などを建設する案を公表した。一方、沖縄知事選は事実上の一騎打ちの無所属現職と無所属新人のどちらが当選しても、普天間問題は行き詰まるとの見方が強い。

 「岩国だけ動いているが普天間が壊れれば変化が出る」と重岡代表。住民団体「愛宕山を守る会」の岡村寛世話人代表も「再編はパッケージと政府は言ってきた。矛盾を訴える」と話す。

 これに対し、移転容認派市議6人でつくる「岩国基地問題に関する議員連盟」の桑原敏幸会長は「知事選の影響はない。国は移転を粛々と進める。岩国は大きな負担をあえて受ける。しっかり条件交渉しなければ」と強調する。

908チバQ:2010/11/14(日) 00:47:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101111-00000521-san-pol
後継指名し市長は知事選…自民分裂に橋下維新の影、混迷の愛媛ダブル選
産経新聞 11月11日(木)9時3分配信

 加戸守行知事の任期途中での引退に伴う愛媛県知事選が11日告示される。知事選には大阪府の橋下徹知事の盟友、松山市長だった中村時広氏(50)が名乗りを上げるとともに市長選に事実上の後継指名した。自民党市議らで構成する中村氏与党の市議会最大会派「松山維新の会」はいずれも推薦したが、自民党松山支連は知事選で中村氏を推薦する一方、市長選では対立候補を推薦したため、維新の会市議8人の除名に発展。ダブル選をめぐり、自民党勢力が分裂した。

 「国政が混乱するときこそ地方から声を上げる力が必要」。9月29日、知事選への出馬を正式に表明した中村氏は意欲を語った。衆院議員から転身し平成11年に当選。地方分権を推進する立場で、親交が深い橋下知事は「中村市長が知事になれば、ぐだーっとした全国知事会に活が入っていい」とエールを送った。

 一方、「保守王国」を牛耳ってきた自民党県連は5月に加戸知事が引退を表明した後、独自候補擁立を模索したが、中村氏推薦で決着した。

 中村氏の出馬表明から3日後、地元民放のアナウンサーを辞職した野志克仁氏(43)が記者会見し市長選立候補を明らかにした。野志氏は「中村市長から改革継承の選択肢になってほしいといわれた」と説明。事実上の後継指名が波紋を広げた。

 自民党松山支連は「市民をバカにしている。中村氏の傀儡(かいらい)」と批判し、県議の帽子敏信氏(57)、市議の菊池伸英氏(46)のうち候補者の一本化を進めたがまとまらず最終的に帽子氏擁立を決定。この方針に反発した菊池氏は自民を離党して出馬を決めた。

 一方、知事選で中村氏を推薦した松山維新の会は野志氏の推薦も決定。維新の会は大半が自民党籍の市議で、維新の会の池本俊英代表は「党活動と議員活動は別」としていたが、松山支連は「対抗候補支援は反党行為」として、13人のうち党籍を持つ8人を除名。このため、自民党勢力は3つに分裂した。

 自民分裂について、ある県議は「知事選で(中村氏に)勝てる候補者がうち(県連)にはいなかった」ことがそもそもの原因と打ち明ける。

 松山維新の会は、橋下知事が代表を務める地域政党「大阪維新の会」とも交流を深めており、ダブル選の結果によっては松山維新の会勢力がさらに大きくなることも予想されている。

 知事選では他に共産公認新人と無所属新人2人、市長選では他に共産公認、無所属新人の2人が立候補を表明している。

909チバQ:2010/11/14(日) 19:05:10
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20101114/news20101114918.html
愛媛のニュース2010年11月14日(日)
告示まで1週間、激しい前哨戦 松山市長選
 28日投票の松山市長選は14日、告示まで1週間となった。出馬表明した新人5人が激しい前哨戦を繰り広げる一方、各陣営によると選挙ムードは盛り上がりに欠ける感触という。
 無所属の元民放アナウンサー野志克仁氏(43)は市議会最大会派・松山維新の会の支援を受け、中村時広前市長との地区集会を告示までに約30カ所でこなす予定。集会では司会者から「中村氏が後継指名した候補者」と紹介される場面もあるなど、市政継承を前面に打ち出して活動する。陣営は投票率アップを目指し、無党派層の取り込みを狙う。
 自民推薦、みんなの党支援で無所属出馬する県議の帽子敏信氏(57)は全校区実施を目指す集会が13日で折り返し地点。高い知名度の元アナを追う戦いで、国会議員らとのツーショットポスターを掲示、企業や個人を問わず極力、人にも会って話す方針。3期目までの全自民県議20人の加勢を得て、県都の経済低迷への重点対策を訴えの前面に据える。
 自民を離党し無所属出馬する菊池伸英氏(46)は4月の市議選でトップ当選した後援会の勢いを保ちながら女性集会や、28カ所で地区集会を重ね、集会に合わせたちらしポスティングも展開。市長退職金撤廃や水道料金値上げ阻止など目を引く施策で無党派層や若者を中心とした無投票層の掘り起こしを追求。ベテラン市議の支援も得て勢いをつける。
 共産公認で出馬する西本敏氏(57)は朝の辻立ちに加え、1日に2、3カ所ずつ支持者宅や集会所でミニ集会を重ねてきた。県知事選の田中克彦候補との同一行動も見せてアピール度を強める。街宣活動が市内をほぼ一巡し「西条からの分水は批判的意見が多い」と手応えを感じる。今後は告示に向け、校区回りや電話での支持呼び掛けに力を注ぐ。
 無所属の国元雅弘氏(63)は11月に入っての出馬表明。まず本業の古紙回収で日ごろ訪ねる約2000世帯を中心に、出馬や政策を知らせるビラを手渡ししようと精力的に歩き回る。古紙回収業者と市長選立候補予定者の顔が一致していなかった人がいる一方、「知人に広める」などと声援も受けるという。15日には市政座談会を初めて開く予定。

910チバQ:2010/11/16(火) 20:13:54
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20101116ddlk33010539000c.html
究・求・救・Q:来春の統一地方選 県議選へ動き本格化 /岡山
 ◇自民、対決姿勢鮮明に/民主は擁立に苦闘
 政権交代後初となる来春の統一地方選に向けた動きが本格化している。県議会最大会派の自民党県連は15日、県議選の1次公認候補36人(現職34人、新人2人)を発表した。与党・民主党に対決姿勢を強める構え。一方、民主党県連は県議選で11人を公認・推薦。さらに擁立を進めるが自民の厚い地盤と政権への逆風に苦闘している。【井上元宏】

 「政権奪回に向け、大きな関門が我々の統一地方選だ」。同日夕、中区のホテルであった自民県連総務選対会議で天野学県連幹事長(64)は声を張りあげた。

 自民党は県議会で定数56中36議席と圧倒的多数を占め、「自民党の最後の牙城」と言われる。県議選で民主新人と争う天野氏は「選挙は常に命がけだ」と闘志を燃やす。

 政権与党・民主党の地方の足腰は弱く、県議会で現有4議席。県連は県議選16人以上の公認・推薦を目指す。先月31日、県連常任幹事会を訪れた枝野幸男党幹事長代理は「県議会・政令市議会では過半数を目指し2人区以上で必ず擁立をお願いしたい」と発破をかけた。だが県内2人区5区で擁立できているのは総社、笠岡。擁立も苦難の道だ。

 その約1週間前、5区総支部代表の花咲宏基衆院議員は笠岡市の事務所で、秘書の萱野哲也氏(31)を伴い、支持者約20人に「事業仕分けで国が税金の使い道を変えても、自治体が変わらないと本当の使い道は変えられない。萱野を県議選笠岡選挙区に立てたい」。だが支持者の多くは「きびしい選挙戦になる」。花咲氏は「今日はみなさんのご意見を伺う場にしたい」と引き取るしかなかった。

 笠岡選挙区は天野氏、伊藤文夫県議(68)の2人が議席を占める長年の自民地盤だ。民主県連が萱野氏公認を発表したのは今月12日。だが、地元の支持者にしこりは残るという。

 県連は今後も候補者を擁立する方針だが、菅直人内閣の支持率低迷も立ちはだかる。ある民主系市議は苦渋に満ちた顔でこう話した。「今の雰囲気ではなかなか。昨夏の勢いがあれば」

毎日新聞 2010年11月16日 地方版

911チバQ:2010/11/16(火) 21:10:31
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20101116ddlk39010673000c.html
選挙:室戸市長選 現新一騎打ち /高知
 任期満了に伴う室戸市長選は14日告示され、いずれも無所属で、再選を目指す小松幹侍氏(61)と元市議の久保正則氏(60)の2人が立候補を届け出て、現職と新人の一騎打ちとなった。届け出を済ませると、両候補は選挙事務所前で出陣式を行い、1週間の選挙戦に突入した。投票は21日午前7時〜午後6時まで市内27カ所で行われ、午後8時から市役所で即日開票される。13日現在の有権者数は1万4548人(男6823人、女7725人)。【黄在龍、倉沢仁志】

 ◆立候補者の第一声(届け出順)

 ◇次の4年「希望」の花を−−小松幹侍候補
 小松氏は午前8時50分から、室戸市浮津の事務所前で出陣式。民主の武内則男参院議員も応援に駆け付けた。武内氏は「(小松氏は)人件費削減など財政再建に全力で取り組んできた。市民生活を支えるトップとしての責任感が垣間見えた」と、実績を強調した。

 小松氏は約200人(陣営発表)の支持者を前に、室戸ジオパークをはじめとする観光事業の拡大▽雇用創出のための企業誘致▽防災設備の充実−−などを約束。自身の1期目を「種まきの期間」と例え、「希望のある室戸市にするため、次の4年間で花を咲かせたい」と力を込めた。

 ◇3世代が暮らせる市に−−久保正則候補
 久保氏は午前9時過ぎから室戸市室津の事務所前で出陣式に臨んだ。集まった約120人(陣営発表)の支援者を前に、前室戸市長の武井啓平氏が「坂本龍馬で高知市は盛り上がっている中、室戸は取り残されている」と現状を厳しく批判。「この状況を打開するためには市長を代える必要がある」と訴えた。

 久保氏は「かつて漁業の町として全国に名をとどろかせた室戸を再び取り戻したい」と主張。「もっと雇用の場を作り、出稼ぎに出て行った孫や子どもたちを呼び戻し、3世代が笑って暮らせるような室戸市にしたい」とアピールした。

==============

小松幹侍(こまつ・けんじ) 61 無現(1)

 市長▽芸東衛生組合長[歴]市福祉事務所長▽市教育次長兼学校教育課長▽高知農高

久保正則(くぼ・まさのり) 60 無新

 マグロ漁船経営▽近海マグロ漁業問題検討委[歴]生命保険会社員▽市議▽明治大

912チバQ:2010/11/21(日) 20:23:27
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20101120/news20101120993.html
迫る決戦 野志氏先行 松山市長選前哨戦情勢
 市長の知事選出馬に伴う松山市長選が21日告示されるのを前に、愛媛新聞社は19日、市内の有権者を対象に今月前半行った世論調査結果をまとめ、前哨戦の取材を加味して情勢を探った。立候補予定の新人5人のうち、中村時広前市長が擁立していち早く出馬表明し市議会最大会派・松山維新の会や連合愛媛、社民党の支援を受ける無所属の元民放アナウンサー野志克仁氏(43)が知名度も生かして先行し、自民党推薦でみんなの党が支援する無所属の前県議帽子敏信氏(57)と、無所属の前市議菊池伸英氏(46)が追い上げる展開。共産党公認の元市議西本敏氏(57)と無所属の古紙回収業国元雅弘氏(63)は苦戦している。
 ただ、世論調査では約3分の1が投票先を決めておらず、告示後に情勢は変化する可能性がある。

913チバQ:2010/11/21(日) 20:25:51
http://mainichi.jp/area/hiroshima/archive/news/2010/11/18/20101118ddlk34010555000c.html
検証・湯崎県政1年:/上 現場主義 /広島
 ◇「発信力アップ」に評価 若さと庶民性、どう活用
 湯崎英彦知事(45)が就任してから29日で1年を迎える。旧通産官僚、通信系ベンチャーの起業などを経て、政治の世界に飛び込んだ新知事。この1年でどう動き、何を目指そうとしているのか。その歩みを検証した。

  ◇  ◇

 「1本作るのにどれくらい手間がかかるんですか」「どれくらい修業するんですか」。先月30日朝、湯崎知事が熊野町の観光交流施設で、地場産業の化粧筆作りを体験した。知事は、ぎこちない手つきで毛の選別をしながら近くの化粧筆製造会社「竹宝堂」の竹森鉄舟会長(78)に質問する。ジャケットにチノパンという軽装で筆作りをする知事を、約60人の住民たちが笑顔で見守った。知事が就任直後から取り組む「宝さがし」の一コマだ。

 県内各地の現場を視察し、住民の声を聞くことで、その土地の「宝」を見つけ、県政の活性化に役立てようという試み。これまでに県内23市町のうち17市町を回った。

 電気自動車で次の視察先に向かった知事を見送りながら、竹森会長は「これまで知事が来ることはほとんどなかった。熊野の宣伝にもなるし、ありがたい」。町内の主婦、宮川真理子さん(63)は「親近感が持てる。庶民的な感じがした」と語った。こうした知事の姿勢を「若さを売りにフットワーク軽く、現場主義に徹している」「顔が見える県政にすべく努力している」と評価する声は多い。

 「情報発信」の面でも、藤田雄山前知事(61)の時代から大きく変わった。湯崎知事は、ほぼ週1回のペースで記者会見を開く。就任以来43回となった会見の回数は、藤田前知事時代より飛躍的に増えた。前知事は04、05年度は各14回だったが、後援会の政治資金規正法違反の発覚後は06年度11回、07年・08年度各9回と減り、病気のため約50日休んだ09年度は1回だった。湯崎知事は8月からインターネットの動画サイトで会見のライブ放送を始めるなど、露出度は格段に増えた。

 全国ニュースになったのは、知事として初めての「育児休暇」の取得。先月、湯崎知事は第3子となる次男誕生に合わせ、育児休暇を取り始めた。「象徴的な意味合いがあるのであえて取らせていただいている。(男性が育休が取りにくい)今の環境改善の後押しになれば」と語った。週刊誌や子育て支援NPOなどからも取材の申し込みが来たという。

 ただ、県議らからは「県民が喜ぶパフォーマンスはいいが、財政再建などの重要な部分で、県議会への相談なしに情報発信するのは見過ごせない」「宝さがしで見つけた『宝』をどう活用するのかがまだ見えない」などの声もくすぶる。知事が自らの足で現場を歩いて得た感覚や、「育メン知事」としての発信力をどう県政の糧としていくのか。県民はじっと見守っている。

914チバQ:2010/11/21(日) 20:26:19
http://mainichi.jp/area/hiroshima/archive/news/2010/11/19/20101119ddlk34010484000c.html
検証・湯崎県政1年:/中 懸案対応 /広島
 ◇「住民対話」で動かす 停滞打破へ模索続く
 「海上搬入から陸上搬入に変更することを含めて事業の再構築を図る」。湯崎英彦知事(45)は9月14日、南区・出島で建設中の産業廃棄物処分場計画の見直しを表明した。長く停滞していた「懸案」に対し、新たな決断を下した。

 元々の出島処分場計画は、約8キロ離れた佐伯区・五日市に積み出し施設を建設し、船で産廃を輸送して、18ヘクタールの海に06年度からの10年間で約190万立方メートルを埋め立てるというものだ。県は99年、五日市処分場(佐伯区、08年度で受け入れ終了)の後継施設として計画、03年には海上搬入を前提に、出島の周辺住民と環境保全基本協定を締結した。約470億円かけて護岸工事が進むが、五日市側の住民は環境悪化への懸念などから反発。国の補助金削減などもあり、産廃の受け入れは11年度までずれ込んでいた。

 湯崎知事が示した方針では、船による搬送ではなく陸路で産廃を運び込むことを検討する。県内の産廃埋め立て量が激減し、採算の見通しが立たない恐れが出て来たためだ。湯崎知事は表明の6日前には、出島と五日市の現場を視察した。出島の周辺住民からは「搬入を10年で終わらせて」、五日市の住民からは「積み出し施設予定地周辺に学校などが密集して危険」といった意見が出た。知事はじっと耳を傾けた。

 陸上搬入はコスト削減が期待できるが、10トン車換算で1日115台もの車の出入りが見込まれる。騒音や大気汚染、交通事故のリスクなどを住民は抱える。出島一・二丁目町内会の山口隆三会長(78)は「知事が現場まで来たからここまで動いた」と言うが、「陸上搬入はやむを得ないという考えがある一方、『県にだまされた』という住民もおり、納得のいく説明をしてほしい」とクギを刺す。

  ◇  ◇

 湯崎知事就任後に動き出した「懸案」は他にもある。福山市の景勝地・鞆の浦の埋め立て架橋問題。藤田雄山前知事は計画推進の立場を取り、反対派住民と対立。昨年10月、反対派住民が埋め立て免許差し止めを求めた訴訟で原告が勝訴した。県は控訴したが、直後に就任した湯崎知事は、推進派、反対派双方の住民が同じテーブルに着く協議会を設置した。10月までの5回の会合で、狭い県道の交通問題や生活環境面などの課題を議論した。

 反対派で訴訟原告団長の大井幹雄さん(70)は「湯崎知事には議論を尽くそうという意思がうかがえる。思うように進まないストレスもあるが、お互いに理解し合うための我慢の時期だ」と評価する。一方、推進派の大浜憲司・鞆町内会連絡協議会長(62)は、協議で出た県道の離合場所設置などの対策について「県は『関係機関と協議する』と言うが、今のところ形跡は見えない。現段階までの協議内容から、知事が結論を導き出せるか甚だ疑問だ」と厳しい。さまざまな価値観や利害を調整しながら、県トップとしてどんな方向性を見出すのか。知事の模索は続いている。

915チバQ:2010/11/22(月) 20:51:22
>>911
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20101122ddlk39010321000c.html
選挙:室戸市長選 小松氏が再選 /高知
 任期満了に伴う室戸市長選は21日投開票され、現職の小松幹侍氏(61)=無所属=が、前市議で新人の久保正則氏(60)=同=を破り、再選を果たした。当日有権者数は1万4390人(男6750人、女7640人)で、投票率は56・46%(前回65・16%)だった。

 午後8時50分ごろ、同市浮津の小松氏の事務所に当選の知らせが入ると、詰めかけた大勢の支持者から歓声が起こった。拍手で迎えられた小松氏は「4年間の実績が評価され、市政の継続という判断をいただいた。市民とともに、元気な室戸にします」と話した。

 小松氏は「希望の室戸にするためには市政の継続が必要」と主張。スジアオノリや流れ子など水産物のブランド化や観光事業の拡大などをPRしてきた。

 久保氏は「漁業の町室戸の復活」をアピールしたが得票を伸ばせなかった。【黄在龍】

==============

 ◆開票結果

 ◇室戸市長選=選管最終発表
当 5736 小松幹侍 61 無現

  2332 久保正則 60 無新

==============

 ◇室戸市長選
小松幹侍(こまつ・けんじ) 61 無現(2)

 市長▽芸東衛生組合長[歴]市福祉事務所長▽市教育次長兼学校教育課長▽高知農高

916チバQ:2010/11/27(土) 17:47:07
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20101127ddlk38010545000c.html
’10えひめW選:松山市長選ルポ 自民系勢力、3分裂 /愛媛
 ◇複雑な構図、知事選とは「ねじれ」
 ◇関係者「支援者に説明できぬ」
 28日に投開票を迎える松山市長選は、戦後2番目に多い、いずれも新人の5候補による激戦となっている。水問題などの政策論争に加え、政党支持関係での知事選との「ねじれ」や自民系勢力の3分裂などの政治的事情も絡み、県都の主導権争いを過熱させている。

 「松山分水という最後のチャンスを摘んでしまったら、水道料が40%も値上げとなる海水淡水化しか残されていません」。選挙期間中、唯一の祝日だった23日。市中心部で知事選候補の前市長、中村時広氏が市長選争点となっている水問題の訴えに声をからした。知事選での中村氏の立場は、民主、自民を含め実質上の“県政与党相乗り”候補だ。

 隣には、中村氏が擁立し、「中村市政」継承を掲げて市長選に挑む元民放アナウンサーの野志克仁氏(43)=無所属。そして中村氏に近い立場の市議が5月に結成した新会派「松山維新の会」メンバーらが並ぶ。多くは自民会派の離脱組。会派は出ても離党はしないとしていたが、自民県連は、前県議の帽子敏信氏(57)=同=を推薦し、野志氏の支援に回った8人は除名処分になった。

 自民系勢力の分裂はこれだけではない。前市議の菊池伸英氏(46)=同=も、自民が進めた推薦候補の一本化調整を「不透明」と拒否し、離党して出馬。今春の市議選でトップ当選した強力な後援会を持ち、21日の出陣式には約2500人を集め、動員力を見せつけた。「松山分水を見直す」などと訴え、積極的な街頭活動などで、無党派層取り込みも狙っている。

 自民王国とも言われた愛媛。民主への追い風が吹き荒れた09年衆院選でも、松山市内を区域とする愛媛1区で公認候補の塩崎恭久氏が勝利。今春の市議選(定数45)では公認17人全員が当選し最大会派を形成したが、維新の会や菊池氏の離脱で、今や市議会の自民議員団は7人に減。市長選で敗れればさらなる勢力低下は必至で、帽子氏の勝利に陣営は再生の望みをかける。

 25日、松山市の大街道商店街。「水の問題にしても、これから勉強して間に合うのか」。帽子氏の応援で松山入りした石原伸晃・党幹事長が、ビールケースの上で声を張り上げ、政治経験のない野志氏をあてこすった。塩崎氏も「あと5人の方に電話をかけ、5人の人にお会いください」と呼びかけた。

 必死の訴えを続けるが、知事選との「ねじれ」が戦いをもどかしくしている。県政与党勢力は、市長選では対立の構図となった。

 このため、知事選で中村氏を推薦している自民県連は、帽子氏陣営の県議らの訴えを受け、県連の清家俊蔵幹事長が中村氏に対し、民主や社民が支部単位で支持・支援する野志氏への応援をやめるよう求めた。しかし中村氏は、「はしごを外すわけにはいかない」と姿勢を変えていない。

 ある市議は「分かりにくい構図。今でも支援者に説明できない」と話し、「知事選の有力候補が野志氏を推すことで、団体や業者にも無言の圧力がかかる」と影響も懸念する。

 一方、共産党中予地区副委員長、西本敏氏(57)=共産=は「市民が主役を貫き、暮らし支援に予算を振り向ける」と主張。共産組織を軸に、同党の知事候補とも連携して支持拡大を図っている。古紙回収業の国元雅弘氏(63)=無所属=は「中村市政の後継も、それを支えてきた自民系の候補でも市政は変わらない」と訴えている。【中村敦茂、栗田亨】

917チバQ:2010/11/27(土) 23:18:05
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/feature/matuyama1290088731688_02/news/20101118-OYT8T01099.htm
52万人に問う<2010松山市長選>
<上>西条工水 購入に賛否
苦しい水不足/渇水時以外むだ


松山市浄水管理センターの倉庫で保管されている給水タンク。渇水に備え、いつでも使える状態にある(松山市溝辺町で) 103年続く大街道商店街のうなぎ料理店「出雲屋」の洗い場で、従業員の友近宏子さん(61)が食器の汚れを古新聞でぬぐってから、シンクにためた水で洗った。女将(おかみ)の松友君江さん(73)は「少ない水で済ませるようにしているんですよ。松山は水がない街だから」と言う。

 同店が節水に取り組むようになったのは、1994年。市民の水がめ「石手川ダム」が干上がるなど異常渇水に見舞われ、1日で最大19時間、4か月間にわたる断水を余儀なくされた時だ。

 飲食店は使い捨ての食器を使用。給水時間の夕刻に家で過ごす人が増え、夜の繁華街は静まり、観光産業も相次ぐキャンセルで打撃を受けた。友近さんは「トイレが満足に流せないのが一番嫌だった」と顔をしかめた。

      ■   □

 水不足に見舞われてきた松山市民の生活を支える水源は、人口のピークを37万人と推定して造られた石手川ダムと、重信川沿いの地下水の二つ。市が「第3の水源」として期待するのが、西条市の県営黒瀬ダムで“余っている”工業用水、通称「西条工水」だ。

 同ダムは84年、1日22万9000トンの予定で西条工水の給水を始めたが、需要が伸び悩み、実際の契約水量は約6万トンで推移してきた。県は今年4月、計画水量を8万7000トンに縮小。毎年の赤字の穴埋めにこれまで、約156億円をつぎ込んでいる。

 松山市は、「10年に1度の渇水」を想定し、不足量を約4万8000トンと算定。2005年、県に工水の一部を「松山分水」として買い取ることを要望し、加戸知事は07年4月、定例記者会見で「(工水の)経営改善に早くめどをつけたいという気持ちはある。松山分水は有効な方策のひとつ」と発言した。

      □   ■

 これに対し、西条市の担当者は「水利権者がいる西条市に一言の断りもなく話が進められた」と憤りを隠さない。

 「工水が余っているのに、なぜ松山分水を了承しないのか」という批判に対し、市担当者は「水は余っていない。市民が普段の生活で使う地下水と関係があり、黒瀬ダムともつながる加茂川の水量が以前より減っているので、松山分水が実施されると、市民生活に影響が出る」と反論。設置が決まった県と松山、西条、新居浜各市の4者協議についても、「どこまで行っても平行線」と素っ気ない。

 足元の松山でも、分水不要論が出ている。市民団体などが、市の予測「4万8000トン」は過剰で、必要量は半分以下の1万7000トン〜2万1700トンとする試算を発表し、「渇水時以外に必要ない水を毎年買い続けるのは無駄」と指摘する。市は「綿密な計算によるもの。市民団体のデータは節水時の水使用量で算出し、上水道未整備地域を切り捨てている」と逆に批判する。

 市民からは「350〜420億円と試算する分水事業費の内訳が公表されていない。本当は500億円ぐらいでは」といぶかる声も上がる中、出雲屋女将の松友さんは「きちんと議論し、これからの松山を支える人たちのために知恵を絞って」と望む。

      ◎

 11年ぶりに新市長を迎える県都の課題を、2回に分けて報告する。

(2010年11月19日 読売新聞)

918チバQ:2010/11/27(土) 23:18:31
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/feature/matuyama1290088731688_02/news/20101119-OYT8T01234.htm
<下>坂雲ブーム後に不安


観光の拠点施設として建てられた坂の上の雲ミュージアム(松山市一番町で)  壁一面にテレビドラマのポスターが並び、テラスには「坂の上の雲のまち」と書かれたのぼり。松山市大街道の松山城ロープウエー駅舎は、「坂の上の雲」一色だ。特設の「スペシャルドラマ館」では撮影風景の映像やドラマの短縮映像が流される。

 市が10年前から進めてきた「坂の上の雲」の街づくり。明治の松山などを舞台にした、司馬遼太郎のベストセラー小説の舞台であることを前面に打ち出し、2007年に30億円をかけた中核施設「坂の上の雲ミュージアム」がオープン。ロープウエー街の電線地中化や、道後温泉本館前の歩行者天国化などを進めた上で、職員自ら作成した観光プランを旅行会社などに売り込んできた。

 松山市内を訪れる観光客数は約500万人で推移。しかし、小説がテレビドラマ化されると急増し、昨年は525万人を記録した。しかし、市の担当者は正直な思いを吐露する。「ドラマの放映が終了する再来年以降はどうなるか」。

    ■   □    

 松山市が05年度に東京と札幌で、松山にゆかりのある場所や人物などについて知名度を調べたところ、「道後温泉」が圧倒的だった。市の担当者は「松山にとって道後温泉が集客の中心であることは間違いない」と認める。しかし、「坂雲」の盛り上がりとは裏腹に、昨年の道後温泉の宿泊者数は76万9000人で、平成に入ってから最低だった。

 市は「団体旅行から個人旅行へという観光スタイルの変化に対応しきれていない部分はある」と説明する。

 集客の中心施設・道後温泉本館(重文)の老朽化も、関係者の頭痛の種だ。築116年。土台のコンクリート劣化が進み、シロアリ被害も深刻という。所有・管理する市は02年に全面改修を決定。11年かけて工事を行う計画案もまとまったが、その後は事実上の放置状態で、20億円と試算される改修費に二の足を踏む。道後温泉旅館協同組合が抱く思いはもっと複雑だ。「坂雲ブームが去った後、温泉まで長期改修中という事態は考えるだけで恐ろしい」。

    □   ■    

 市が4年前に作成した観光振興計画。表紙には「いで湯と城と文学のまち」と従来のイメージが踊るが、この計画のポイントは「雰囲気づくり」。観光客にとって街で出会う市民のもてなしが大事と、市民の観光ボランティアガイド養成や、タクシー運転手の接客研修、大学生が観光計画を立てて修学旅行生を案内する旅行プランを県外の高校に提案するなどのソフト施策に力を入れているという。

 このほか、「食づくり」として、正岡子規が好んで食したというちらしずし「松山鮓(ずし)」を市内の飲食店で扱ってもらうよう働きかけるといった試みにも取り組んでいる。

 市の担当者は「口コミで広がる評判によって旅行先を選ぶ人が多い。小さな取り組みでも、街に良い印象を持ってもらえれば、将来の観光客誘致につながる」と語気を強める。

(この連載は原典子が担当しました)

(2010年11月20日 読売新聞)

919チバQ:2010/11/27(土) 23:19:54
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/feature/matuyama1289832304032_02/news/20101115-OYT8T01123.htm
えひめの針路 知事選2010
<上>予算削減「もはや限界」
県債残高1兆円近く 施策存廃 柔軟さ必要
 眼下に瀬戸内海を望む全長515メートルの真新しい橋上で、加戸知事はすがすがしい表情を見せた。上島町の生名島と佐島を結ぶ「生名橋」。9月8日、橋中央のボルトを締め、橋脚をつないだ。開通は来年2月だ。

 この2島と弓削、岩城両島を3本の橋でつなぐ「上島架橋構想」は、加戸知事悲願の事業。2本目の生名橋の総事業費は77億円、うち県負担分が28億円に上る。しかし、県の担当者は「財政難の中、絞りに絞った費用」という。予算のスリム化によって姿を現したのは、両側〈1・5車線〉という苦肉の策の道路だった。

 残る1本の岩城島と生名島を結ぶ岩城橋は、工事に必要な調査さえない。「上島架橋推進協議会」委員で、岩城島に住む倉本睦男さん(70)は、「次の知事に完成させてほしい」との加戸知事の言葉を聞き、「任期中に調査費だけでも計上してほしかった。結局、後回しか」と複雑な思いにとらわれた。



 加戸知事にとって「最大の悩みの種」であり続けた財政難。90年代初めから、南予を中心に整備が遅れていた道路や公共施設の建設につぎ込み、94年度の投資的経費は現在の2倍以上にあたる2996億円に上った。

 結果、借金も膨らんだ。小泉内閣が進めた三位一体改革による地方交付税削減も大きく響き、06年度から4年にわたる「県財政構造改革」では、職員の給与減額をはじめ、地方局の再編や病院など指定管理者制度導入、県民文化会館(松山市)の命名権販売などあれこれと手を打ち、09年度までで約1400億円を削減したという。

 しかし、県税収入の減少や高齢化による社会保障費の増加で、県債残高は増える一方で、1兆円目前。県民1人あたりの借金は69万円だ。12年度には“倒産状態”を表す財政再生団体へ転落の恐れもある。県の担当者は「削れるところはもうない」とお手上げ状態だ。



 危機的状況の中、県は01年、事業の見直しなどのため、施策・事務事業ごとの庁内評価を開始。07年には大学教授やNPO代表者など5人による外部評価委員会が設置され、今年度から7人となった。

 委員を務める倉沢生雄・松山大法学部准教授(行政法)によると、会合は「政府の『事業仕分け』のような徹底的な追及はなく、意見を提出する程度」という。「委員が『見直したらどうか』と言っても、各部署が施策への熱意を語って事業の正当化で終わり、質疑がかみ合わないことも」と苦笑し、「従来の施策に固執せずにもっと柔軟に」と改革の余地を指摘する。

 県行政システム改革課も評価が毎年全部局対象になっておらず、委員が選んだ3部局ずつのみという状況に、「『今年回ってきたから来年はない』と気が緩むことも否めない」とし、評価の回数を増やす意向だ。

 「新年度予算編成を次期知事に委ねるため、途中退任する」との配慮を見せた加戸知事。新知事は12月にいきなり手腕を試される。

(浅野友美)

(2010年11月16日 読売新聞)

920チバQ:2010/11/27(土) 23:20:19
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/feature/matuyama1289832304032_02/news/20101116-OYT8T01045.htm
<中>ダム建設「国に意見を」
生活再建、地域振興 いらだつ住民

山鳥坂ダムの建設予定地。建設の是非を巡り、国や県などによる議論が近く始まる(大洲市肱川町山鳥坂で)  渓谷が色づいた10月22日夜の大洲市肱川町。建設が凍結されている山鳥坂ダムを巡り、自治会・地権者の集会が開かれた。住民とともに顔をそろえたのは、事業主体の国土交通省の職員のほか、周辺整備を担当する県の職員だ。

 過去幾度も氾濫(はんらん)を繰り返してきた肱川の治水のあり方をはじめ、移転する住民の生活再建や地域振興など、住民にとって国に早急な結論を出してほしいと願う課題がある。自治会の冨永清光会長(66)は、発言の少ない県職員に目を向け、いらだちを隠せなかった。「もっと国に意見してくれてもええじゃろが」。

     ◇

 国が2004年に策定した肱川水系河川整備計画で、山鳥坂ダムはその柱の一つ。加戸知事が実施に同意した。国はこれまで総事業費850億円のうち、184億円を執行。うち県が39億円を負担している。

 昨年10月に全国の国直轄ダム建設の凍結が打ち出されたが、後に、ダムごとに地方整備局や自治体などによる「検討の場」を設け、建設の是非などについて話し合うことになった。山鳥坂ダムについては、知事選後にも検討の場が四国地方整備局によって設置されることになっている。

 この検討の場について、県の担当者は「テーブルにつけば、県として意見は述べるだろうが、検討の場がどれほどの権限を持つのか不透明な部分は多い。やはり、国が事業主体だけに、県としては国の出方を待たざるを得ない」ととまどいの表情を見せ、積極的な動きを見せることに躊躇(ちゅうちょ)する。

     ◇

 国が実施している高速道路の土日祝日上限1000円制と無料化社会実験。JR四国(高松市)は、こうした施策が一因となり、今年9月中間連結決算の営業収益が「過去最低」になったと発表した。また、愛媛と他県を結ぶ2社2航路が姿を消すなどの影響も出ている。

 一方で、実施の見通しが立たない高速道路の新料金案で、フェリーなど海上交通に配慮し、普通車の場合、他より1000円高い3000円とされたしまなみ海道を「生活道路」として利用する地域住民からは不満の声が漏れる。

 こうした状況に対し、なんとか改善の一手を打てないかと、県は国などと「地域交通活性化推進会議」を設置した。具体的な議論はこれからだが、県交通対策課の担当者は「県として果たせる役割を見い出していく」と言い切る。山谷清志・同志社大教授(行政学)は「国主体の施策や事業に対し、県はもはや様子見で済ませることはできない」と強調する。(岡信雄、梶原善久)

(2010年11月17日 読売新聞)

921チバQ:2010/11/27(土) 23:20:40
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/feature/matuyama1289832304032_02/news/20101117-OYT8T01165.htm
<下>耕作放棄地どう再生
補助制度利用者に不満も


耕作放棄地を再生した農地で、ブロッコリーを収穫する丹下社長(右、西条市で) リアス式海岸を見下ろす宇和島市吉田町の段々畑。ミカンの木が1本も植わっていない農地で、集落の農家が共同設置した消毒液や水散布用のスプリンクラーが回った。

 農家の高齢化によって耕作が止まった農地は、この集落の2割に及ぶ。荒れ地はイノシシの格好の餌所で、病虫害の発生にもつながるため、ミカン農家の笹岡信重さん(67)は「他の畑に悪い影響が出ないよう、廃園にも消毒液をまかないといけない」と理由を明かす。

 笹岡さん自身にも後継ぎはいない。「急斜地は立っているのがやっとできつい。もって、あと3年かな」と自嘲(じちょう)気味につぶやく。

      ◇

 愛媛の2008年農業産出額は1356億円で、中四国トップ。果実部門で全国3位、主要農畜産物のミカンでは1位と、〈農業県〉と呼ぶにふさわしい位置を占める。しかし、1980年代に8万5000戸あった農家戸数は、昨年は5万5000戸。農家の減少に伴い、耕作されない農地が年々増えている。

 農林水産省によると、「1年以上作付けせず、今後数年の間、再び耕作する意志のない」耕作放棄地は09年、県内で1万3400ヘクタールと全国ワースト4位で、耕作地(05年で約4万6000ヘクタール)の3割超に及ぶ。

 従来の農業振興策とは別に、耕作放棄地を購入・賃借するなどし、再び耕作する農家や法人に対して補助する国の支援事業に合わせ、県も昨年度から同様の制度をつくって補助金を支出。耕作地10アールにつき、放棄地の再生経費が15万円以上の場合に5万円補助され、ミカンなどのかんきつ類の場合は、10アールあたり2万5000円が支出される。

 しかし、昨年度の利用者は6市町で2農業生産法人と18農家にとどまり、予算4000万円のうち263万円しか支出されなかった。「再生事業に取り組むのは、個人農家では難しいのかもしれない」。県の担当者の歯切れも悪い。

      ◇

 西条市の建設業「丹下建設工業」は農業生産法人「だんだん村」を設立し、国と県の補助事業を活用して同市内の耕作放棄地約4ヘクタールを耕し、米や野菜を栽培。約2ヘクタールについて計200万円の補助を受けた。しかし、トラクターやコンバインなど農業資材の購入に約1400万円かかった。

 丹下喜代範社長(47)は「この補助額では放棄地再生へ参入しにくい」と不満を漏らし、「放棄地の増加は以前からわかっていたはず。もっと早く対策をとれなかったのか」と話す。一方、県の担当者は「財政的に今以上の施策を打つのは難しい」と打ち明ける。

 関税撤廃を目的とする環太平洋経済連携協定(TPP)への参加が検討され、日本の農業の先行きは不透明さを増す中、丹下社長は「食料自給率が低いままでいいのだろうか。ひ孫の代になっても、耕作地を残していかなければ」との思いを強くしている。

(奥原慎平、大北恭稔)

(2010年11月18日 読売新聞)

922チバQ:2010/11/27(土) 23:54:31
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20101126-OYT8T01022.htm
低調な信任投票の恐れ
 飯泉知事の、3選に向けて政党推薦を求めないという飯泉知事の方針は、民主党政権下で地方議会では自民党の議員が多数を占める中、幅広く支援を求めるいわゆる「県民党」を掲げる戦い方だ。ただしそれが、推薦をもらわないまでも、水面下での各党相乗りを求めるものならば、知事選への県民の関心は低下する恐れがある。

 同様の戦い方は、10月の福島県知事選であったほか、来春の統一選でも鳥取、大分両知事選で現職が「県民党」の立場。それらでは民主、自民ともに実質的に現職を支援する。しかし、徳島の場合、そう簡単にはいきそうにない。

 飯泉氏は、前回同様に自民、民主両者に推薦を求めると、相乗りに慎重な民主の推薦は得られず、自民党側に偏ることを危惧(きぐ)。県政運営を安定させようと両者のバランスを考えた。

 そこでまず、県市長会や県議会の自民党会派に根回しをして早々に推薦を取り付け、実質的な支援を受ける準備を整えた。しかし、自民党系の議員からは「他に候補者がいないから」「出馬を反対する理由がないだけ」などと消極的支援であることをうかがわせる言葉が漏れ聞こえる。

 一方、民主党県連内には、知事のバランス感覚を評価する声があるものの、県連が推薦した前知事を押しのけて初当選した経緯や、県職員の給与カット問題が引っかかり、「応援する義理はない」(県連幹部)と支援には後ろ向きだ。

 飯泉氏は「本当の意味でわだかまりをなくす」として、政党色をなくして選挙戦に臨む意向だが、それが実質的な各党相乗りを求める「県民党」ならば、投票率低下を招き、低調な信任投票になりそうだ。

 2期目の施策の効果を徹底的に分析し、沈滞した県政を3期目でどうやって浮上させるのか。飯泉氏は、その具体策を県民に示さねばならない。(上田真央)

(2010年11月27日 読売新聞)

923チバQ:2010/11/28(日) 00:02:26
http://mytown.asahi.com/kochi/news.php?k_id=40000001011270002
収賄容疑 奈半利町議を逮捕
2010年11月27日


 県警は26日、中芸地区4町村が共同で進めるインターネットの高速通信網整備事業にからみ、入札の指名業者を奈半利町職員から聞き出して教えた見返りに、津野町内の電気通信工事会社長(47)から現金100万円を受け取ったとして、奈半利町議の寺村真吾容疑者(52)を収賄容疑で逮捕し、発表した。この社長からは贈賄容疑で、50代の町職員からは地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで事情を聴いている。


 捜査2課によると、寺村容疑者は1月末、田野町を除く中芸地区4町村が推進する「情報通信基盤整備事業」(事業総額約20億円)の本体設計工事の入札にからみ、電気通信工事会社長から依頼を受け、非公開の指名業者名を奈半利町職員から聞き出して社長に電話で伝達。2月末、社長から謝礼として現金100万円を奈半利町内の飲食店で受け取った疑いがある。


 同課などによると、贈賄側の会社は6月に入札があった本体工事を約4億9200万円で落札した大手電気工事業者の下請けに入っている。


 寺村容疑者は建設会社員などを経て、2007年の統一地方選で奈半利町議に初当選。現在は地域振興常任委員長を務めている。同容疑者は、携帯電話で一人暮らし高齢者の安否を確認する「見回りシステム」サービスを手がけるNPO法人「奈半利ワークWEB」の理事長を今秋まで務めていた。

924チバQ:2010/11/30(火) 00:05:11
http://mytown.asahi.com/ehime/news.php?k_id=39000001011290001
松山市長に野志氏
2010年11月29日


当選確実の報を受け、支持者に頭を下げる野志克仁氏=28日午後10時45分、松山市内のホテル

◇継承の訴え実る


県と県都の新リーダーが、同時に誕生した。28日投開票された知事選は、無所属新顔の中村時広氏(50) が、共産新顔の田中克彦氏(43) 、無所属新顔の小松正幸氏(69) を破り、初当選を決めた。同日投開票の松山市長選は、無所属新顔の野志克仁氏(43) が、無所属新顔の国元雅弘氏(63) 、共産新顔の西本敏氏(57) 、無所属新顔の帽子敏信氏(57) 、無所属新顔の菊池伸英氏(46) を破って初当選した。知事選の当日有権者数は118万8671人で投票率は49・17%(前回43・12%) 。松山市長選の当日有権者数は41万6290人、投票率は53・96%(同30・11%) だった。



◇帽子氏ら4氏突き放す



中村前市長の知事選出馬を受けた松山市長選は、1975年以来35年ぶりに新顔同士が争った。西条市の県営黒瀬ダムからの松山分水問題が最大の争点となったが、分水計画の推進を主張した野志氏が、元民放アナウンサーとしての高い知名度を生かして他の4候補を突き放した。


 午後10時前、松山市内のホテルの特設会場に姿を見せた野志氏は、支持者らと握手を交わして、初当選の喜びをかみしめた。野志氏は、「県には、言うべきことは言い、手を携えるところは携えたい。行政経験がない分、固定観念にとらわれない発想ができる」 とあいさつ。分水問題については「誠意を持って交渉したい」 と述べた。


その後、知事選の当選を確実にした中村氏も会場入り。中村氏は、「松山市のニューリーダーが誕生した。選挙で松山市民が改革の継承・発展を期待した結果。全力で松山のために頑張ってもらいたい」 と祝福した。


野志氏は中村氏から市長選への出馬を打診され、10月上旬に立候補を表明。分水問題については、他候補が再検証や中止を主張するなか、推進の立場を強調した。


市長選は、候補者選定をめぐり自民系勢力が3分裂する構図となった。野志氏は元自民会派の市議が参加する市議会最大会派「松山維新の会」 の全面的な支援を得た。知事選に出馬した中村氏も、たびたび応援に駆けつけるなど積極的に野志氏を支援した。

925チバQ:2010/12/01(水) 00:41:57
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20101130ddlk38010692000c.html
えひめリポート:知事・松山市長同日選 自民に大きな亀裂 /愛媛
 ◇「再生シナリオ」崩壊
 新知事に前松山市長の中村時広氏(50)、新松山市長に元民放アナの野志克仁氏(43)が選ばれた知事・松山市長の同日選。候補選定時からがっちりとタッグを組んだ両氏が、それぞれ他候補を大きく引き離して当選したことは、これまで県市ともに優位を保ってきた自民の影響力や、松山市の懸案となっている水問題の行方に、変化を生むことになりそうだ。【栗田亨、中村敦茂、高谷均】

 4月の市議選で公認17人が全員当選し最大会派を形成していた自民。しかし市長選では、会派を離脱して「松山維新の会」(5月結成)に参加した市議9人が野志氏を支援。自民内での候補一本化調整に反発した前市議の菊池伸英氏(46)も離党して出馬し、勢力は三分された。

 自民市議が「市長選で勝てば、なびく政党や戻ってくる企業団体もある」と描いていた強気の再生シナリオは、県連推薦候補の前県議、帽子敏信氏(57)の大敗で、もろくも崩れた。自民県議は「知事選で推薦する中村氏と市長選で戦うということは、有権者にはわかりくにかった。『維新』を作って自民党の票を割れさせた中村氏の作戦勝ちだ」と敗因を語り、悔やむ。自民県連の清家俊蔵幹事長は「けじめをつける」と、進退にも言及して立て直しを目指すが、生じた亀裂は大きい。

 「維新」の市議らは参院選では自民候補を応援したが、野志氏応援を巡って除名処分を受け、「感情的な問題が起きた」「次の選挙の応援は、その時にならないと分からない」との声が上がる。菊池氏の支持者にも「強引な一本化調整」と不満がくすぶり続け、来春の県議選や次期衆院選での勢力再結集の道筋は見えない。「自民は自分で自分の首を締めている」。維新の市議からは、こんな指摘も聞かれた。

  ◇

 ◇西条市反対の中、分水可能性模索−−野志氏
 中村氏は、市長時代に県営黒瀬ダム(西条市)の松山分水を唱え、野志氏はそれを引き継ぐ。ともに「西条の水を守るのが大前提」とは言うものの、分水案に積極的。今秋始まった県や西条、新居浜市との4者協議会で、分水案を探る考えだ。

 29日、野志氏は最初に取り組むこととして西条市へのあいさつを挙げたが、西条市の伊藤宏太郎市長は分水に応じない従来の姿勢を強調し、「(西条市に)来るのは勝手だが、もっとやることがあるのではないか」と冷や水を浴びせた。

 西条市の有権者の視線も厳しい。知事選で圧勝した中村氏だが、県内20市町で唯一西条市だけは、分水に反対する他の2氏と得票が拮抗(きっこう)し、分水推進への反感が如実に表れた。現状では、西条市が分水に応じる見込みはほとんどないが、中村氏は「どんな問題でも最初は反対があり、対話で変わっていく余地はある。市民にできるだけ丁寧に正確に伝えることが大事」と語り、分水の可能性を模索する考えを示した。

  ◇

 ◇「水問題」重視は有権者の1割弱
 毎日新聞は28日、投票を終えた人に、松山市内で市長選を中心にアンケートを実施した。

 重視したことで最多だったのは「人柄」で全体の4分の1。「中村市政継承の是非」を挙げた人が2割弱だった。論戦の中心テーマとなった「水問題」を挙げた人は全体の1割に届かず、「景気雇用対策」を挙げた人の方が1割強で多かった。

 支持政党別では、自民支持層の投票先は、野志氏と帽子氏が各約4割で拮抗。菊池氏も約2割を取り込み、自民系が3分裂した戦いを裏付ける結果となった。野志氏は、民主支持層では7割近く、自主投票だった公明の支持層でも最多の支持を得ていた。全体の約4割を占めた無党派層では約半数が野志氏。残りを帽子、菊池氏がほぼ二分していた。

 また、知事選で中村氏を選んだ人の6割近くは後継候補の野志氏を選んだが、帽子、菊池両氏も各2割程度の支持を集めていた。

926チバQ:2010/12/01(水) 23:56:02
http://www.asahi.com/politics/update/1201/OSK201012010014.html
職員ボーナス削減「可決」なのに議員分は「否決」 丸亀2010年12月1日9時32分
. 市長や市職員のボーナスなどの引き下げに賛成する一方で、議員自らのボーナス削減案は否決――。こんなことが30日に開会した香川県丸亀市の12月定例市議会であった。

 市はボーナスについて、一般職は1人平均7万7999円、市長は17万4780円をそれぞれ削減することなどを盛り込んだ給与条例改正案を提案。これに対し、倉本清一議員(市民クラブ)が「不景気の下、議員が減額しないで市民の理解は得られない」として、議員1人平均8万5687円を減額する修正案を提出した。しかし、賛成6人、反対21人で修正案は否決され、市の原案が可決した。

 倉本議員は「市民の常識が通じない。多数派の横暴だ」としている。一方、反対に回った議員たちは「議会の定数を減らすなど財政改革に協力している」「ボーナスは生活給だ」などと説明したが、「来年の統一地方選で選挙があったら反対できなかっただろう」という議員もいた。

 この日は議員定数を2013年から3人減の27人にする条例改正案や、総額17億7500万円の一般会計補正予算案など30議案が提案された。会期は17日まで。
.

927チバQ:2010/12/02(木) 21:59:14
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20101202ddlk34040512000c.html
公職選挙法違反:有権者に洗剤セット 竹原市議を容疑で逮捕−−県警 /広島
 投票取りまとめなどの見返りに洗剤セットを有権者に手渡したとして、県警捜査2課などは1日、竹原市下野町、同市議、宗政信之容疑者(69)を公職選挙法違反(事後買収)容疑で逮捕した。

 逮捕容疑は、11月16〜21日、同市議選(同14日投開票)で票の取りまとめなど選挙運動をした報酬として、有権者約20人に対し、洗剤セット1箱(二千数百円相当)をそれぞれ手渡した、とされる。

 同市議会事務局によると、宗政容疑者は98年に市議初当選。3期11年務め、副議長などを歴任した。09年12月の同市長選出馬(落選)に伴い自動失職。先月の市議選で当選し、返り咲きを果たしていた。市議会事務局は「選挙が終わったばかりで議会人事も固まっておらず、今後の対応が定まっていない」としている。【中里顕、北浦静香】

928チバQ:2010/12/02(木) 22:04:43
>>120
09年3月の補選
届出順 党派 候補者名 得票
1 自民党 松野利夫 10,357
2 民主党 河北洋子 11,110 当選

http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20101202ddlk35010520000c.html
選挙:県議選・柳井市選挙区 松野氏、無所属出馬へ /山口
 元柳井市議の松野利夫氏(54)が1日、来春の県議選柳井市区(定数1)に無所属で出馬することを表明した。松野氏は自民党柳井支部長だったが、10月の大畠支部との合同党員投票で、星出拓也氏(30)に敗れ、党県連は星出氏を公認した。松野氏は11月2日付で支部長を辞任している。

 松野氏は、県が柳井市などに対する水道料への補助を10年度で打ち切ることを表明した問題などを挙げ、市の閉塞(へいそく)感などを打破したいと語った。

 同選挙区には、民主党現職の河北洋子氏(53)が党公認を得ており、三つどもえの争いとなる公算が大きくなった。【小中真樹雄】

929山口新聞男:2010/12/02(木) 23:56:26
松野が3500票くらい食ってくれれば、河北奇跡の再選もありえるんだが
そこまで上手くはいかないかな

930チバQ:2010/12/03(金) 22:27:50
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000001012030003
解散を求める会、政争終止符申し入れ
2010年12月03日


9192人の署名を前に黒田充議長(奥左)に申し入れをする高橋幸男会長(同右)=斐川町議会議長室

◆斐川町議長は歓迎◆


 「斐川町議会の解散を求める会」の高橋幸男会長は2日、黒田充議長に対し解散請求(リコール)運動の終結を伝えた上で、政争に終止符を打つよう申し入れた。黒田議長も運動の中止を歓迎し、町内融和に努めることを約束した。


 高橋会長ら会の代表7人が議長室に黒田議長と平野節子副議長を訪ねた。テーブルの上には9192人分の署名簿が積み上げられた。


 高橋会長は「町民の議会に対する強い憤りの表れだ」と署名運動を振り返り、「議会が最後の最後に民意を尊重したので、町民に納得しない部分はあるが(矛を)収めたい。それよりも合併に向け、良いまちづくりのためにエネルギーを使いたい。議会も町民に求められるような議会になってほしい」と要望した。


 黒田議長は「合併が決まった以上、議会も町民も一丸となって良い合併に向けてエネルギーを費やすべきだ。十年来の政争でお互いに言い分はあろうが、わだかまりを捨てて前向きにやっていきたい」と応じた。


 高橋会長らは勝部勝明町長にも町民の合併に対する不安解消に努めることなどを要望し、町選挙管理委員会の片山量三委員長にリコール運動の中止を正式に報告した。(岡田和彦)

931山口新聞男:2010/12/05(日) 04:22:00
民主・無所属の現職は安定しているので、自民独占のハードルはかなり高そう
むしろ共産が浮上して複数落選の方がありえる
----
選挙:県議選 岸参院議員元秘書、吉田氏が出馬表明
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20101204ddlk35010386000c.html
 岸信夫参院議員の元秘書、吉田充宏氏(32)が3日、県庁で記者会見し、来春の県議選山口市区(定数6)に
立候補することを表明した。
 吉田氏は「民主党政権になってから地域の閉鎖感が強まった。子育て世代を支える仕組みを作っていきたい」
と述べた。1日付で秘書を辞職し、自民党山口支部に公認申請したという。同市区には自民党の現職4人、民主
党の同1人、無所属の同1人に加え、共産新人1人が立候補の準備を進めている。

932チバQ:2010/12/08(水) 22:28:02
>>892
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20101208ddlk38010573000c.html
選挙:松山市長選 自民党県連、野志氏応援で横田県議除名 /愛媛
 自民党県連は7日、松山市長選で県連推薦候補だった帽子敏信氏でなく、当選した野志克仁氏=民主支部支持など=を応援したとして、横田弘之県議(松山市・上浮穴郡選出)を除名処分とした。同日開いた県連党紀委員会で決めた。除名により、県議会の自民党会派は30人になった。

 毎日新聞の取材に、自民県連の清家俊蔵幹事長は「野志氏の事務所開きに出席しており、相手候補の応援にあたる」と説明。一方、横田県議は「事務所開きには参加したが、除名処分にあたるほどの行為ではなく、理不尽な決定」と強く反発している。当面は無所属で議員活動を続けるという。【中村敦茂】

933チバQ:2010/12/13(月) 00:06:18
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20101212-OHT1T00043.htm
原田大二郎に2012年夏の山口県知事選出馬プラン


山口県知事選出馬プランを熱く語った原田大二郎 今夏の参院選山口選挙区に民主党公認で出馬し、落選した俳優の原田大二郎(66)が、出身地の山口県知事選に出馬するプランを持っていることが11日、分かった。4選を果たしている現職の二井関成知事(67)の任期満了なら、同知事選は2012年の夏に行われる。スポーツ報知の取材に応じた原田は「知事選に出ようと思っている。ふるさとの役に立つ政治家になりたい」と熱く語った。

 政治への志は、少しも衰えていなかった。「ふるさとの役に立つ政治家になりたいんだよね。それには国会議員になるよりも、県知事になることだと思う」。原田が2歳のころから住み、18歳までの青春を過ごした山口県で、知事選に出馬する意思があることを明かした。

 新人として出馬した今年7月の参院選山口選挙区(改選数1)では、獲得票数25万6562票で、自民党の岸信夫氏に約16万4000票差を付けられ惨敗。落選の弁では「本気で山口を変えていきたい。自分の中ではこれが始まり。今後? 議員を目指します」と再び国政を目指すことを明言。住まいも同県光市に移して活動する中、再来年の2012年に任期満了となる山口県知事選にターゲットを変更した。

 5月からの選挙活動でくまなく回った県内で、心を痛めた。高齢化が進む農業従事者に後継者がおらず、瀬戸内の工業地帯も元気がない。若者たちが郷土に誇りを持たないムードを感じ、「何をやってもダメだと疲れている」と危機感を抱いたという。

 落選も糧にする。「あのままもし当選してても、どこまで使い物になったか。5月を境に政治目線でモノを見るようになった。寝ても起きても政治活動だよね」と日々勉強と強調。「デフレからの脱却が一番の課題。問題点は見えてきている」。落選後、志を同じくする元首長や地元企業家、同窓生などの人脈で県政についてのミニ集会を地道に重ねている。

 もっとも民主党の推薦が現段階であるわけではなく、正式な出馬表明に至るまでには超えるべきハードルも多い。また、自民党の地盤が強固な「保守王国」山口県では、県議会の現勢力も自民27人に対し、民主7人と圧倒的に弱い状況だ。

 だが、原田は「本気、本気です。この志を県民のみなさんが分かってくだされば(票を)入れてくれると思う」。時折涙をにじませながら、「たくさんの志高い政治家と話せたことが、この5月からのオレの収穫。どの党にも、ふるさとを何とかしたいと思ってる人たちはいる。キャッチフレーズは『山口県をあきらめない』。“ふるさ党”ですよ」と悲壮な覚悟を示した。

 ◆原田 大二郎(はらだ・だいじろう)本名同じ。1944年4月5日、神奈川県横浜市生まれ。66歳。2歳から山口県で暮らす。67年に明治大学法学部卒業後、劇団文学座に入座。70年、映画「裸の十九才」でデビュー。テレビドラマや舞台を中心に活動し、「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」などでバラエティータレントとしても活躍。今年7月の参院選で山口県選挙区に民主党公認、国民新党推薦で立候補したが、落選。現在は山口県光市在住。明治大学特別招聘教授も務めている。

 ◆どんどん露出を 俳優業解禁 〇…落選直後は俳優業封印の意向を明かしていた原田だが、12日から俳優業に復帰することが分かった。テレビ朝日系サスペンスドラマ「土曜ワイド劇場」の人気シリーズで女優・沢口靖子(45)主演「西村京太郎サスペンス 鉄道捜査官パート12」(来春放送予定)のロケに入る。「やらない方がいいと思ってたけど、民主党本部は『どんどんテレビ出てください』だって」と“勘違い”に苦笑い。殺される役で「地味なスタートですけど。俳優でも温泉巡りでも何でもやりますよ」と芸能活動も並行して行うという。

934山口新聞男:2010/12/14(火) 01:48:59
>>933
決めるなら早いほうがいい、最低でも1年の活動期間が必要だ
次回知事選は新人同士になる可能性が高いので、民主も旗幟をはっきりさせやすい

935チバQ:2010/12/18(土) 00:05:13
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000001012150001
2011 知事選 (上)対抗馬封じ 
2010年12月15日




 ●「早く」迫る


 「そんな早(はよ)う早うと言われても……」。徳島市の市長応接室で、原秀樹市長は目の前の来客にせがまれ、戸惑っていた。


 市長会をリードして、知事を推薦してくれないか――。迫ったのは、里見光一郎・副知事だった。参院選が終わった7月下旬から、他の会合で顔を合わせた時も含め、2度3度と原市長に推薦を求めた。「前回と同じ10月でいいじゃないか」と渋ったが、里見副知事からは「もっと早くしてほしい」と頼まれた。


 原市長は態度を決めかねていた。「他にどんな候補がでるかわからない。すぐに推薦するわけにはいかない」


 市と県との間には新町西地区の再開発という火種がくすぶり、すんなり承諾できない事情もあった。総事業費約186億円をかけて音楽・芸術ホールやマンションを建設しようとする再開発計画は2年前、県が同意せずストップした。対立する飯泉嘉門知事と原市長の言い争いは、ニュースでも放映された。


 県内第2の市、阿南市も火種はあった。市が来年度から建設を始めるごみ処理場。市の再三の要請にも、予定地の県有地の売却をめぐり、県との交渉がなかなか進まない。
 9月8日の阿南市議会。「市長は飯泉知事を推薦する意思はあるのか」。答弁に立った岩浅嘉仁市長は「県市協調でいく」と推薦に前向きな姿勢を示した。その3週間後の県議会で、「速やかに売却を完了させる」と県土整備部長が答弁した。


 岩浅市長は「市にとってはぎりぎりのタイミングだった」、知事側は「通常の行政手続き」という。市議会には知事選に対する市長の態度と土地の売却問題がからんでいると、疑心暗鬼になる議員は少なくなかった。市議会で市長に推薦の意向を詰め寄った市議は「県がノーと言えば、市が進めたい事業も立ちゆかなくなる。市は足元を見られている」。


 ●全市町村長、一致


 この2人を含む市長8人がそろった10月5日の市長会。来春の知事選に向け、県内全16町村長は飯泉知事に推薦状を提出済みで、県内首長で態度を保留しているのは8市長だけになっていた。


 定例の会議後、別室に移って30分ほど話し、全員による推薦を決めた。それを聞いた市長会の事務局長は驚いた。8月に、各市長の意見がほとんどまとまらず、推薦を見送っていたからだ。


 岩浅市長は「売却問題と推薦は無関係」という。原市長は「もう他にいない。あらゆることは、県と市で一緒にやっていくしかない」。


 すべての市町村長の推薦が出そろい飯泉後援会の幹部は言う。「『飯泉へ』という大きな流れをつくることで、対抗馬を立てにくい状況をつくりたいという狙いはあった」


 推薦要請は首長だけにどまらない。7月にJA農政協議会が早々と立候補要請をすると、先を競うように推薦や要請が相次いだ。知事の立候補表明までに集まったのは約70。4年前の選挙の倍だ。


 ある団体の関係者は「立候補要請をしてほしい」と知事側から頼まれて驚いた。「後援会に持って行くと言ったら、直接知事に手渡してほしいって言われて、こんなのは初めて」


 ●労組も軟化


 組合員約3700人の県職員連合労働組合は前回知事選で飯泉知事を推薦した。だが、当選した8カ月後に給与カット。「裏切られた」と見る組合員もいる。今年10月の定期大会で森本佳広・執行委員長は「給与カットが続く以上、すんなりとは推薦できません」とあいさつした。


 ところが、11月17日の労使交渉。現在のカット率8%(課長補佐級以下)を3%以内にしなければ、ストライキも辞さないと腹に決めて臨んだが、知事側の回答は、それを下回る2・5%。「おっ」。予想以上の回答に組合側からは声が漏れた。


 給与カットを断行されたショックは着実に薄れている。


   ◇  ◇  


 飯泉知事が立候補を表明した11月議会は14日閉会した。19日には政治資金パーティーも予定し、知事選に向けた動きは加速しそうだ。過去2度の選挙は自民党や公明党からの推薦を受けて当選した飯泉知事は、3期目を目指し政党に対して推薦を依頼せず「自然体でいく」と宣言。だが、その裏にはしたたかな戦略があった。表明までの着々と築かれたレールを追う。

936チバQ:2010/12/18(土) 00:05:44
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000361012160001
2011 知事選(中) 相乗り
2010年12月16日





民主系会派「新風・民主クラブ」から推薦を受け、会派の議員と握手を交わす飯泉知事(中央)=県庁

 「晴れ舞台」の本会議で質問を終えた自民系県議は、傍聴に訪れた支持者たちと、議会棟の玄関で握手を交わす。隣に立って見送るのは飯泉嘉門知事。時には記念撮影にも応じる。開会中の県議会では恒例の風景だ。


 自民系県議にとって「わが知事」という思いがある。2003年、非自民が推薦した大田正知事(当時)を不信任決議で失職に追い込んだ後、出直し知事選で大田氏の対抗馬として担ぎ出し、初当選させる原動力となった。2期目の選挙で飯泉知事は民主や社民にも推薦を要請。だが、支えたのは自民と公明だった。


●「推薦依頼せず」


 そんな知事が11月26日の立候補表明後、報道陣に語った。自民も含め「今回は政党に推薦をお願いしない」。


 その約1カ月前の10月中旬、議長室で自民系3会派の幹部が数度集まった。3会派あわせて出馬要請をしてほしいとの、知事側からの働きかけがあった。40人の県議のうち、3会派の議員を合わせると約7割にあたる27人となる。最後の話し合いで出馬要請は決まり、飯泉後援会の会長が同席して礼を述べた。


 議員の中には、前回知事選と同じように「立候補を表明してから推薦すればいい」という意見もあれば、「民主系会派に先を越されるかも知れない」と懸念する声もあった。知事選と県議選の投開票日が同じであるため、「自分の選挙のためには、知事の与党だとアピールする方がいい」という声もあったという。


 「国会では野党でも、県議会では与党。飯泉知事を支えるのは我々だ」と藤田豊県議会議長。「市町村長と県議会。政党に推薦を依頼しなくても、この二つを味方につけることが最大のカギだった」と知事側の関係者は言う。


●知事選に触れず


 立候補表明から9日後の12月5日。徳島市の建設センターで、飯泉知事と後藤田正純・自民党県連会長は隣り合って座っていた。県と県連との意見交換は約1時間におよんだが、知事選の話題を持ち出す者は誰もいなかった。県連の幹部は「党には推薦を求めてこないという予想はしていた。野党として仕方がない」と漏らす。


 後藤田会長は、朝日新聞の取材に対し「3会派が立候補要請したことで、知事がこっちを向いているということは世間に伝わる。それで十分だ」と語った。


●参院選が節目


 一方の民主。11月23日、徳島市内のホテルの会場は、人であふれた。民主党県連主催の政治資金パーティー。壇上に上がった飯泉知事は熱っぽくマイクを握った。「政権与党として、徳島の提言をしっかりとつないでいただいている」と民主との協力関係をアピール。飯泉後援会の幹部は「参院選で流れが変わった」と明かす。


 6月24日の参院選の公示日の朝。知事側は、政権政党である民主公認候補の出陣式に出席する人員を手配していた。しかし、陣営からの出席要請はなかった。この時、飯泉後援会のある幹部は「知事選で対抗馬を出す気があるのかもしれない」と感じた。


 ところが、民主候補が敗れ、今後の対応を話し合う8月10日の幹事会後、高井美穂・県連代表(当時)は記者会見で知事選について問われ、淡々と語った。「2回目の当選以降、知事も中立化というか、べったり自民党ということもなくなりましたよね」


 民主の支持母体である連合徳島の小松義明会長も「参院選が節目だった」と振り返る。「逃げ切った」と思った選挙を落としたショックは大きく、「次の知事選に民主党から出すことは難しい」とその時、実感した。


 知事側は県議会の民主系会派「新風・民主クラブ」にも推薦を依頼。11月議会が閉会する今月14日、「私たちの思いは知事の思い」と黒川征一会長は推薦の意向を伝えた。


 「こう、手を組みませんか」という飯泉知事の提案で、会派の6人は知事を囲んでカメラに笑顔を向けた。

937チバQ:2010/12/18(土) 00:06:15
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000001012170002
2011 知事選(下) 政治手法
2010年12月17日





すだちくんの着ぐるみを脱いで、周囲を驚かせた飯泉知事=徳島市徳島町城内

 「知事だ!」「知事だ!」


 6月、サッカーW杯南アフリカ大会で日本が決勝トーナメント進出を勝利で決めた直後、大型スクリーンで観戦していた徳島市内の会場が再び、沸いた。試合中、約300人の観客に何度も愛嬌(あいきょう)を振りまいていた県のマスコットキャラクター、すだちくんの中から、汗だくの飯泉嘉門知事が出てきたからだ。日本の勝利に興奮した若者に胴上げされたり、記念撮影を求められたりした。サプライズの発案は知事本人だった。


●高い支持率


 多くの県民と触れあうことに積極的なのは就任当初から。各地で参加者と意見交換する「しゃべり場」や「円卓会議」は、初当選した2003年にスタートした。ラフティングで激流を下ったり、とくしまマラソンで走ったり。公務のない休日は「盆と正月ぐらい」という。


 「最初はあまり知られていなかったから、顔を売るため。でも直接県民から聞いた声を生かすという政治手法を確立させていったのでしょう」と初当選から知事を支えた県の元幹部は言う。


 朝日新聞の世論調査では、07年に飯泉知事の支持率は70%で全国4位、今年6月の調査でも69%と高水準を保つ。


 立候補表明を間近に控えた11月のある日、推薦状を受け取った団体を前に、初当選した前々回の選挙の思い出を話した。個人あてに届くメールの中に『社長が飯泉にというので、私は入れ(投票し)ません』といったものがいくつもあったと冗談を交えて紹介し、「社長が右っていえば、みんな左に行っちゃう時代」「組織じゃない。一人一人との真剣勝負なんですよ」と持論を明かした。


●政権交代に即応


 今回、政党への推薦を求めない理由を「わだかまりなく多くの人に支援をしてもらいたい」と報道陣に話した飯泉知事。次は新しい選挙スタイルでやりたい。後援会の幹部に漏らすようになったのは、政権交代からまもなくだった。


 民主党が陳情や要望を党に一元化したルールは全国各地に衝撃を与えた。「自民系」知事は、反発して陳情を一切やめたり、党を無視して強行に陳情したりする中、飯泉知事はあっさりとルールに沿って徳島市内にある民主党県連へ出向いた。


 県の提言書は、高速道路の無料化や子ども手当など、民主党のマニフェストをまず掲げ、その実現に沿って、県の要望内容を並べる念の入れよう。


 政権交代前は、自民政権の首相補佐官として県の要望を受けていた山口俊一・自民党衆院議員=比例四国=は資料に目を通し、「これはないだろう」とあきれた。


●変わる県内政界


 県内の政界模様も4年間で様変わりした。07年の参院選で自民現職が敗れ、09年の衆院選でさらに2人の自民現職が席を失った。知事を支えたベテラン議員らだった。


 4年前の知事選で、野党だった民主には推薦を要請し、断られた。民主は今や与党。「もし今回、推薦を断られたら前回とは比べものにならないくらいダメージが大きい」と知事側の関係者は言う。


 徳島県と同じく、来春に知事選を控えているのは全部で13都道県。前回は自公推薦で初当選した鳥取県の平井伸治知事は、再選への立候補を表明した11月時点で、政党に推薦を求めないという意向を明かした。佐賀県知事は9月、県議会ではなく記者会見で立候補表明をした。特定会派の質問に対する表明をしないことで、自民、民主双方へ配慮したと見られている。大分県の現職知事も、過去2回は自民や公明から推薦を受けたが、今回は政党に推薦を求めない方針という。


 今月19日の飯泉知事の政治資金パーティーには、県関係の国会議員すべてに招待状を送った。幹部は言う。「特定の政党の色には染まりたくない。しかし、どの政党からも離れるわけにはいかない」


(この連載は三輪さち子が担当しました)

938チバQ:2010/12/22(水) 23:56:47
>>837>>879
選挙:県議選 長谷川氏出馬へ 倉吉市選挙区、激戦に /鳥取
 長谷川稔・前倉吉市長(63)は21日、来年4月の県議選で倉吉市選挙区(定数3)から出馬する意向を明らかにした。毎日新聞の取材に答えた。同選挙区では現職の3人が出馬表明。元県議の長谷川氏の参戦で激しい選挙戦になりそうだ。

 長谷川氏は「新政権は混迷している。社会保障など地方主権のあり方を県議会、県政として国に向けて強く要望していきたい」と述べた。市長からの転身については「県政は国政、市政より市民の関心が低い。市長の経験を踏まえ、県政の関心を高めていきたい」と説明した。

 長谷川氏は95年4月から県議を2期務め、02年4月から市長。2期目の09年11月、新斎場建設の民意を問うて出直し選を行い再選。任期満了の09年4月に退任した。【遠藤浩二】

939チバQ:2010/12/27(月) 22:41:39
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000001012270001
鞁嶋・東出雲町長が死去
2010年12月27日

 東出雲町長の鞁嶋弘明(かわしま・ひろあき)さん=1期目=が26日、胸部大動脈瘤(りゅう)破裂のため松江市内の病院で亡くなった。68歳だった。通夜と葬儀の日取りは未定。


 鞁嶋町長は隠岐の島町出身。松江北高校長や東出雲町教育長などを経て、2007年8月の町長選で初当選した。松江市との来年8月の合併に向けても尽力していた。


 公職選挙法により、町選挙管理委員会が町から通知を受けた日から50日以内に町長選が実施される。


 松江市の松浦正敬市長は「合併の成就に向け、力を合わせ取り組んでいた矢先のことで非常に残念です。ご冥福をお祈りします」とのコメントを発表した。(大久保直樹)

940チバQ:2010/12/28(火) 22:41:50
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201012290018.html
広島市長選、見えぬ構図 '10/12/29

--------------------------------------------------------------------------------

 来年4月7日の任期満了に伴う広島市長選をめぐる情勢に進展がみえない。4選を目指すとの見方が強い秋葉忠利市長(68)は態度を明らかにしていない。「打倒秋葉」を掲げる自民党系市議は候補擁立に奔走するが、めどが立たぬままの越年が濃厚だ。広島五輪構想への賛否も交錯する中、大半の政党が秋葉市長との「間合い」をつかみかねている。

 「最後には岸田さん自身が出る方法もあるのではないか」

 今月中旬、自民党広島県連の岸田文雄会長(衆院広島1区)の事務所に同党の中堅、若手市議が集まった。市長選への対応を話し合う中でそんな発言が市議から飛び出した。市長選まであと4カ月。候補を探しあぐねる党へのいら立ちがにじんだ。

 岸田氏は発言を受け流し、市議と連携し候補を探すことを確認した。会合に出た市議は「平和偏重の行政や五輪騒動の市政には経済界や市民の不満が募っており、勝負になる。今こそ党が本気で動く時だ」と注文する。

 秋葉市長が初当選した1999年以降の市長選で、自民党の推薦候補は落選を続ける。過去3回の選挙戦に共通するのが、自民党系の一部市議が別の候補を支援し、分裂選挙となった構図だ。いずれの市長選も推薦、一部支援の両候補の得票合計は、秋葉市長の得票を上回っていた。県連幹部は「一枚岩になれないのが最大の敗因」と言い切る。

 複数の自民党系市議によると、これまで地元民放関係者や前衆院議員に打診したが、断られた。市内の大学教授や経済人にも接触しているが、好感触は得られていない。あるベテラン市議は「現職は抜群の知名度がある。ただでさえ手ごわいのに、前回次点の候補まで出るとなれば大抵は尻込みする」と言う。

 前回、自民党推薦の元参院議員を上回る票を得た元市議の大原邦夫氏(61)は10月に立候補を表明した。ミニ集会や街頭演説を繰り返し、五輪構想など秋葉市政への批判のボルテージを上げる。大原氏は「市民の批判の声が多く届けられている」と手応えを語る。

 一方、民主党は菅政権の迷走もあり、全国の地方選で苦戦を強いられている。19日に南区での幹事会終了後、党県連の三谷光男代表(衆院広島5区)は独自候補を擁立するかどうか1月に判断するとした。ただ、市議選候補の擁立に苦心する現状に、市議会では「そんな力はあるのか」との声が漏れる。

 民主党の最大支持組織である連合傘下の労組幹部は「最近は強引な市政運営が目立つ」と述べ、秋葉市長への不満も示す。連合の対応について「応援を表明した前回と同じようにはいかないだろう」と話す一方で、明確な方針を打ち出せているわけではない。

 各政党の対応も定まっていない。公明党県本部は「候補者が出そろってから対応を判断したい」。共産党県委員会は「候補者を擁立するかどうかを含め、連携する市民団体と協議中」と説明する。

 社民党県連合は「候補者の状況がはっきりしておらず、判断する段階ではない」。みんなの党県広域第1支部は「県議選や市議選に全力を注ぐ。推薦も含め市長選の対応は考えていない」とする。

 広島市長選には、横浜市の執筆家荒木実氏(67)も立候補を表明している。

941チバQ:2010/12/30(木) 10:22:39
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20101228-OYT8T00969.htm
市長と議会かみあわず
鳥取市庁舎耐用年数など巡り


鳥取市が新築・統合に向けた検討を進めている市役所本庁舎(鳥取市尚徳町で)  鳥取市庁舎整備問題を巡り、論戦が展開された市議会が28日、終了した。「新築・統合」に向けて検討を進めている市側に対し、議員側は庁舎の耐用年数や財源などをただしたが、竹内功市長は「市議会の特別委員会が9月に出した最終報告を尊重した」と強調、議論はかみ合わなかった。2回に分け、市長の答弁からポイントを整理する。(高田寛、但見易史)

 【耐用年数】

 65年が通常、基準となっている耐用年数であり、使用の期間ということ

 市役所本庁舎は1964年の建築で、65年とすれば今から約20年後の2029年に耐用年数がくる。市議会特別委と有識者の検討委員会が「耐震改修しても約20年後には新築の検討が必要になる」と判断したのはこのためだ。

 ただ、その65年の根拠はあいまいなまま。市が根拠として挙げる財団法人・建築保全センターと日本建築学会の冊子には「65年」という数字が出てくる。が、両団体の関係者は取材に「コスト計算に設定した期間。65年たったら使えなくなるという意味ではない」「大きな修繕をしないでも使える期間が65年」としている。

 【県庁との違い】

 県庁と市役所の庁舎は違うんですよ。理解して議論していただきたい。

 県庁本庁舎(62年建築)は耐震改修中で、来年の完了後の目標使用年数は50年。「改修後約20年で耐用年数がくる」市役所本庁舎より約30年長い。双方のコンクリート強度に大きな違いはないというデータも明らかになったが、なぜ約30年の差が出るのかは「建物が違う」と答えるにとどまった。

 竹内市長は「県の50年はあくまで目標」とも述べたが、県営繕課は「50年もつよう維持管理していく。可能と判断している」とし、ニュアンスが異なっている。

 【市民への情報公開】

 情報発信は積極的に行ってきた

 「新築・統合の方向性を出すまでの議論が市民に知られていない」と追及する議員に、市長は市の広報紙や市議会だよりに経過を載せ、有識者による検討委員会や市議会特別委の報告内容もホームページで見られると強調した。

 市民4000人に対するアンケートを新築を前提に行ったことについても、耐震強度や両委員会の報告内容などの説明資料を添えたとし「情報が不足している中でのアンケートとは思っていない」と述べた。

(2010年12月29日 読売新聞)

942チバQ:2010/12/30(木) 10:23:02
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20101229-OYT8T00669.htm
建て替え「議会側の結論」
鳥取市庁舎整備論点整理(下)
 【市長選マニフェスト】

 マニフェストでは防災体制の強化に触れており(市庁舎も)その中に包含される。何も触れなかったというのは言い過ぎではないか

 「4月の市長選で、市庁舎整備問題をなぜマニフェストに明記しなかったのか」という質問への竹内功市長の答弁だ。しかし、選挙時の法定ビラには「耐震対策の実施を進めるなど防災体制の充実強化を図り、災害に強い安全安心なくらしを実現します」とあるだけで、市庁舎という文字はない。議員から「市民にはわからない」という声が上がった。

 【事業の財源】

 後の世代に大きな負担を残すのは避けなければならない

 耐震改修より費用がかかる新築を選んだ理由の一つに、市長は、起債で賄った費用の7割が交付税として自治体に戻る合併特例債が使え、その適用期限が合併後10年までに限られていることを挙げた。

 さらに、耐震改修した直後に建て替えが決まった東京都豊島区役所を市議会特別委が視察し「新築・統合」の最終報告を出したことを引き合いに「二重投資を避け、将来負担を残さない議論がされたことを忘れていただきたくない」とクギを刺した。

 【利便性】

 分散による不便さは、統合により解消する

 部署が7か所に分かれていることに対し「選挙管理委員会や下水道庁舎がどこにあるのかわからないという声がある」「市民や職員が別の場所を行き来しなければならず、経費や時間的な面からも非効率」とデメリットを説明。1か所で用件を済ませられるワンストップサービスを目指すべきだとした。

 「(新庁舎を建設すれば)フリースペースやサロン的な場所などいろいろな機能が考えられる。市民サービスを充実させ、多くの人に使ってもらえる市役所にしたい」との考えも示した。

 【市議会の責任】

 市議会特別委の最終報告を基本に、新築・統合で検討を進めていく流れを尊重したい

 耐震改修の再検討を迫る議員に、市長が繰り返し主張したのが「市議会が自ら出した結論」という点だ。「議論した結論を市民に投げかけ、合意形成に至る段階だ」と強調した。

 市議会特別委は昨年3月以降、15回の審議や視察を行ってきた。市民への情報提供不足や耐用年数の試算根拠をただした質問者には、メンバーだった議員もいる。市長らの切り返しに、追及の歯切れが悪くなる場面もあった。

市民アンケート来月21日にも公表 市は、15歳以上の市民4000人に新庁舎の建設候補地などを尋ねたアンケートの結果を1月21日をメドに公表する。来庁者に交通手段などを聞いた調査結果も同月中にまとまる。市はこれらを踏まえ、市民への説明会を同月下旬以降、18中学校区別に開き、2月上旬には市民会館で意見交換会も開催する。同月中に市の基本方針案を示して議会に諮り、3月末までに建設地も含めて最終決定する。

(2010年12月30日 読売新聞)

943チバQ:2010/12/31(金) 03:29:35
http://www.nnn.co.jp/news/101230/20101230002.html
揺れる米子市議会 公会堂存廃問題機に対立
2010年12月30日

 米子市議会(29人)が市公会堂の存廃問題をきっかけに、内部で対立を深めている。拮抗状態が続いている議会勢力の構図が背景にあり、水面下で他会派の取り込みに火花を散らしたり、時には批判合戦が表面化。勢力図にとらわれ過ぎた議会運営に「市民不在」との声も上がっている。

 「議員の数合わせに固執した印象です」。12月定例会を傍聴した同市橋本の主婦(63)はため息を漏らした。

 市議会経済教育委員会は継続審査としたが、本会議で採択となった公会堂の存続・早期改修を求める市民の陳情。1議員の動向で結果が変わる情勢のため、本会議直前まで「継続審査派」と「採択派」の各議員は協力を得ようと躍起だった。

 主婦はあきらめ顔で嘆く。「会派の方針だろうか、自身の考えと異なる判断をした議員もいる。市民目線に欠ける議論は市政にとってマイナスでは」

最大会派の連敗
 先月、2会派の7人が統合して「よなご会議」が結成された。「市民目線の市政運営を推進するための大同団結だ」。小林重喜会長は会見でそう力を込めた。

 市立図書館・美術館増改築の関連予算をめぐり、公会堂の存廃が決まるまで執行を保留する付帯決議に賛成した議員で構成。民主、自民両党の議員が混在する。

 公明党(4人)を抜き、自民系会派「蒼生会」(9人)に次ぐ勢力となったことが、議会に微妙な変化をもたらしている。1〜2人の判断で議案の可否がひっくり返る議席差となったため、一人会派がキャスチングボートを握る格好だ。

 一人会派は県内4市議会で最も多い6人で、議会事務局によると過去最多。勢力図で優位に立ってきた蒼生会は付帯決議に加え、陳情の採決でも一人会派の協力をほとんど得られず”連敗”を強いられている。

 渡辺照夫議長は「議会内は議案の可決や否決を気にしてばかりで、公会堂をどう残すかという議論が欠けている」と憂慮する。

 付帯決議をめぐっては、反対した議員がブログで「違法」と批判すると、賛成した議員は「適正な手続き。議会の冒とく」と反論し、双方で複数回にわたって協議、ブログの訂正・削除や謝罪を求める事態に発展した。

共にアイデアを
 議会が対決姿勢を鮮明化していることについて、角博明副市長は「各議員が公会堂をどう考えるか、市政に関心を持ってもらえる」と歓迎し、傍聴者の中には議論が活発化すると期待の声も上がる。

 半面、ある市幹部は「根回しが難しくなった」と顔を曇らせ、今後は公会堂に絡む予算案も議会がすんなり応じる状況ではないとの見方だ。

 野坂康夫市長が存続を表明した公会堂。議会からは「改修・利用促進の具体策がない」などと批判が相次ぎ、野坂市長の政治判断にも賛否が割れている。

 しかし、地方政治の仕組みは本来、首長と議会の二元代表制で成り立つ。市議会はその機能を発揮するべき局面に差し掛かっている。中心市街地のシンボルに新たな付加価値を生み出すよう市と一緒に知恵を絞るべきだ。

944山口新聞男:2011/01/03(月) 14:24:26
秋葉広島市長は、今回は厳しいかもなあ

945山口新聞男:2011/01/03(月) 14:56:48
統一地方選の準備着々県議選は8選挙区で無投票か
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20110101-OYT8T00088.htm
 今年の県内の選挙は、1月に下関市議選があり、4月の統一地方選では県議選や周南市長選、宇部市議選、和木、
平生町議選が行われる。また、毎回、原発建設の是非が争点となる上関町長選も予定されている。
 ◇首長選
 周南市長選は現職・島津幸男氏(65)が再選を目指して立候補表明しているほかは、今のところ目立った動きはない。
前回、対立候補を推した地元経済界は今回は候補擁立への活発な動きは見せていない。一方で、無投票への抵抗感も
一部にあり、構図は不透明だ。
 1982年に原発計画が表面化して以来9回目となる上関町長選は、すべて推進派が勝利してきた。現職・柏原重海氏
(61)は現在2期目。国の電源三法交付金などを財源にした町づくりに意欲を見せ、3期目に挑む可能性が高い。根強い
阻止行動を続ける反対派も候補を擁立するとみられる。
 ◇県議選
 全15選挙区すべてで投票となった前回から一転しそうだ。現時点で選挙戦となりそうなのは、下関市、宇部市、山口市、
防府市、周南市、柳井市、岩国市・玖珂郡の7選挙区にとどまる。残りの8選挙区は無投票の公算が大きくなっている。
 現有6議席から倍増を目指す民主は昨年11月上旬までに7選挙区で現職5人と新人3人の公認を発表したが、その後
は擁立への目立った動きがない。県政与党の自民は現職27人全員と元議員2人、新人1人の計30人、公明は現職4人
と新人1人を公認。下関市区に2人を擁立予定で、同一選挙区で初の複数候補を立てる。共産も現職2人、新人2人を公
認。社民唯一の現職も出馬準備を進める。
 ◇市町議選
 下関市議選は定数が4減の34で、45人前後が立候補を予定。宇部市議選、和木町議選も定数が4減となる。

946山口新聞男:2011/01/03(月) 14:57:59
4月の県議選に注目 逆風民主は候補擁立難航
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2011/0101/3.html
 山口県内は今年、統一地方選に合わせ、4月10日に県議選、同24日に周南市長選、宇部市議選、和木町議選、
平生町議選が行われる。このほか、1月30日には下関市議選、秋には原発建設計画をめぐり賛成派と反対派が舌
戦を繰り広げてきた上関町長選(10月4日任期満了)があり、注目される。
 統一選で県内最大の目玉は県議選(定数49、欠員2)。民主党を中心とする政権交代後初めての県議選で、自民
党27議席、民主党6(連合との会派は7)議席と、自民が単独過半数を握る議会の勢力図がどのように変化するの
か注目される。
 民主党は政権交代の流れを県議会にも導きたいところだが、公認候補の擁立が難航している。
 民主党県連は地方組織の強化を目指し昨年7月31日の幹事会で、現職がいない空白区の解消と議席3以上で現
職がいる岩国市・玖珂郡区、周南市、山口市、下関市の4選挙区で複数の候補を擁立する方針を固めた。しかし、こ
れまでに発表した公認候補は現職5人、新人3人の計8人にとどまっている。複数候補の擁立は周南市だけ。
 西嶋裕作幹事長は2010年10月6日の第1次公認発表の際、擁立の難しさから「現状6議席の倍増」を新たな目
標として示した。しかし、11月10日の第2次公認発表の席では、その新たな目標について「状況は難しい」とさらに厳
しい見通しを吐露。019年に参院選や地方議員の公認候補を公募した際に県議への応募がなかったことを明かした。
 自民党は県連が10年10月8日に第1次公認として現職27人全員の公認を決定し、11月15日には第2次公認で
元職2人、新人1人を追加公認。これまでに計30人の公認候補を決めた。
 自民にとって最大の課題は09年の補選で民主に敗れた柳井市選挙区(定数1)の議席奪還。2次公認で新人の擁
立を決定したが、元党柳井支部長も10年12月に無所属での立候補を表明し、保守分裂の様相。
 また、山口市選挙区(定数6)では現職4人に加え、岸信夫参院議員の元秘書が10年12月3日に立候補を表明、
山口支部に公認を申請しており山口市区でも保守分裂の可能性がある。
 ほかの政党では、公明党は現職4人に加え、下関市選挙区に2人目の候補となる新人1人を新たに擁立し、現状よ
り1議席多い5議席を目指す。
 共産党は現職、新人2人ずつ計4人の公認候補を発表し、1議席多い4議席を狙う。周南、防府両市区でも候補擁
立を進めている。
 社民党は新たな候補を擁立せず、現有1議席の堅持を図る。

947松田阿智子:2011/01/04(火) 12:53:12
広島市長、不出馬だそうです。五輪の影響が大きいとか。

948チバQ:2011/01/04(火) 20:16:33
広島西空港問題とオリンピックぶちあげといいて不出馬というのは無責任では?

>>940
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201101040161.html
秋葉市長、4月で退任表明<動画あり> '11/1/4

--------------------------------------------------------------------------------


 広島市の秋葉忠利市長(68)は4日、仕事始め式で「(任期満了の)4月7日で市長としてのピリオドを打つ」と述べ、3期目の今期限りで退任する意向を表明した。招致を検討している2020年夏季五輪などをめぐる言動から4選を目指すとの見方が強かったが、突然の退任表明となった。

 午前10時から市役所講堂であった仕事始め式で秋葉市長は、広島五輪構想や核兵器廃絶の実現への意欲を示した後、最後に「3期の間に市民から託されたたすきを、新たなエネルギーと創造力の持ち主に引き継いでもらいたい」と話し、4月の統一選で実施される市長選に立候補しない意向を示した。式には職員約250人が出席していた。

 秋葉市長は東京都出身。米タフツ大准教授や広島修道大教授を経て1990年に衆院議員に転身。3期目に社民党を離党し、99年の市長選に立候補し、初当選した。03、07年の市長選も自民党推薦の候補らを破った。昨年8月には、核兵器廃絶に向けて都市の連帯を訴える平和市長会議の取り組みなどが評価され、「アジアのノーベル賞」といわれるマグサイサイ賞を受けた。

 3期目の09年10月には、20年夏季五輪の招致検討を表明。当初は昨年末までを期限としていた招致の決断時期を「市民の幅広い理解を得たい」と延期していた。4月の任期満了を区切りに退くことで五輪招致をめぐる情勢は不透明となった。

 秋葉市長の退任で4月10日投開票の広島市長選をめぐる情勢も一気に混迷してきた。これまでに、元市議の大原邦夫氏(61)と、横浜市の執筆家荒木実氏(67)が立候補を表明。ほかにも自民党広島県連などが擁立の動きをみせている。

949チバQ:2011/01/04(火) 20:38:13
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20110101000084
県内市町の情勢を探る/’11統一地方選
2011/01/01 09:26

 今年は4年に一度の「統一地方選」の年。香川県内では4月1日告示の県議選を皮切りに、2市1町の首長選、4市4町の議員選が予定されている。また、統一選に先立ち、多度津町長・町議選が2月1日告示・6日投票で実施されるほか、今年中に任期満了を迎える琴平町、東かがわ市でも議員選が行われる。いずれも選挙期間は5〜9日間の短期決戦。すでに臨戦態勢を整え、後援会組織の会合やあいさつ回りなど活発な動きを見せている陣営もある。地域の将来を託す首長選、県・市議選の現状を報告する。(文中敬称略・情勢は12月31日現在)
【→参照記事】

県議 議席数削減後初の選挙 高松、さぬき、三豊激戦に
 定数が45から41に減って初の選挙。議席数が削減された高松、さぬき、三豊の3選挙区はいずれも激しい選挙戦が予想される。現在のところ、県内13選挙区で立候補の準備を進めているのは現職、新人合わせて52人程度。13選挙区のうち、7選挙区では現職のほかに動きがなく無投票の可能性も出ている。木村嘉己(自民・高松)、組橋啓輔(自民・三豊)、増田稔(自民・三豊)、都村尚志(自民・仲多度1区)、篠原正憲(社民連合・三豊)、大西邦美(民主・高松)の6人は今期限りの勇退を予定している。(各選挙区名下の数字は定数)

 【高 松】(15)
 定数が前回の17から2削減。欠員1に加え、現職2人が勇退する見込みで、現職14人に新人8人を合わせた22人程度が15議席を争う激戦区になるとみられる。

 新人では、民主が公募で選抜した高松市議の山本悟史、行政書士の藤川武人を擁立。保守系では高松市議の高木英一、元代議士秘書の平岡英士が立候補を予定。前回も名乗りを上げた元職の小河雄磨、元国分寺町議の三好健一は無所属で出馬の見込み。このほか、政治団体役員の宮本洋子、20代の永井豪も出馬の準備を進めている。

 現職は党公認か推薦で出馬する見通し。政党別では自民公認が綾田福雄、松本康範、鎌田守恭、平木享、宮本欣貞、大山一郎の6人。民主は村上豊、宮本裕美、公明は都築信行、広瀬良隆、共産は樫昭二、白川容子をそれぞれ公認。社民は竹本敏信、三野康祐を推薦している。

 【丸 亀】(4)
 自民公認の山本直樹、山田正芳、香川芳文の3人と社民公認の梶正治が出馬の見込み。現在のところ、ほかに動きはみられない。

 【坂 出】(3)
 尾崎道広、西川昭吾、有福哲二の現職3人が自民公認で出馬を予定。前回立候補した元市議の山条真嗣も準備を進めている。

 【善通寺】(2)
 自民現職の辻村修、社民現職の高田良徳が出馬を予定。ほかに目立った動きは出ていない。

 【観音寺】(3)
 自民現職の篠原公七、高城宗幸、佐伯明浩の3人と元職の石川豊の計4人による争いか。

 【さぬき】(2)
 定数が1減となり、自民公認の白井昌幸、名和基延、十河直の現職3人が2議席を争う見通し。

 【東かがわ】(2)
 自民の花崎光弘、社民の砂川保の現職2人以外に表立った出馬の動きはみられない。

 【三 豊】(3)
 定数が4から3に減ったうえ、現職3人が勇退。自民現職の斉藤勝範のほか、元市議の大平敏弘=みんなの党公認=、元民放社員の山下昭史、元市職員の森裕行=社民公認=、元豊中町長の藤田繁の新人4人が出馬の準備を進める。前回の無投票から一転、激しい選挙戦となる見込み。

 【木 田】(1)
 昨秋の補選で当選した松原哲也以外に出馬の動きはみられない。

 【小 豆】(2)
 自民現職の黒島啓、谷久浩一が出馬を予定。ほかに目立った動きは出ていない。

 【綾 歌】(1)
 自民現職の水本勝規が出馬するほかに表立った動きはみられない。

 【仲多度1区】(2)
 自民現職の五所野尾恭一が出馬を予定。ほかに現職都村の勇退表明を受け、琴平町から新人を擁立する動き。

 【仲多度2区】(1)
 自民現職の新田耕造以外に目立った動きはみられない。

950チバQ:2011/01/04(火) 20:38:34
首長
高松 現職が出馬表明 ほかに動きなし 
 現職の大西秀人が昨年の12月議会で再選出馬を表明した。前回同様、無所属で立ち、マニフェストに賛同する政党や団体への支持拡大に努める見通し。市議会主要会派は、共産を除いて1期目の市政運営に高評価を与えている。現時点でほかに目立った動きはない。

東かがわ 再選目指す現職 選挙戦の可能性
 現職の藤井秀城が昨年9月の定例議会で「夢と希望を持てる市を実現したい」と述べ、再選を目指しての立候補を表明した。
 現段階では、ほかに立候補表明者はいないが、水面下で対立候補擁立の動きがあり、選挙戦となる可能性もある。

多度津 現職は引退表明 町議が立候補へ
 出馬の意向を示していた現職の小国宏が、12月議会で健康面を理由に今期限りでの引退を表明。無所属新人で、現町議の丸尾幸雄だけが立候補を予定している。
 現段階で対立候補を擁立する動きは見られず、無投票となる可能性が高い。

直島 現職引退表明も4選出馬に含み
 現職の浜田孝夫は昨年の12月議会で、3期目の今期での引退意向を表明した。ただ、「町職員から手が挙がることを期待するが、自分の思いと違う人が出馬するなら再考する」とも述べ、4選出馬に含みを持たせた。

市議 定数減、高松など厳しい戦い
●高松(定数40)
 今回から定数が11減の40となり、合併6町ごとの小選挙区も撤廃される。全市統一選挙区に現職、新人を合わせて50人以上が立候補する激戦となりそう。自民系最大会派の同志会が過半数を確保できるか、国政与党の民主が勢力を拡大できるかなどに注目が集まる。

●さぬき(定数22)
 定数は26から22に削減。現職は2人が引退の意思を固めている模様で、ほかに数人が進退を明らかにしていない。
 一方、新人は民主などが新たに擁立するなど、数人が準備を進めており、最終的には20人台後半での争いとなりそうだ。

●坂出(定数22)
 定数は24(欠員2)から22に削減。現段階で現職3人が世代交代などを理由に引退を固めている。新人は全体で6人程度が出馬に向けて準備を進めているほか、水面下での動きもあり、少数激戦になりそうだ。

●善通寺(定数16)
 定数は18から16に削減。現職は1人が勇退の意向を示し、ほかの17人は出馬の構えを見せているが、まだ目立った動きは見られない。新人は、5人前後が立候補に向けた動きを加速させているもよう。最終的には20人強の出馬が予想され、激しい争いとなりそうだ。

●東かがわ(定数18)
 議員死去に伴い、統一選の市長選に合わせて補欠選挙(欠員1)が行われる予定。現段階で民主新人1人が出馬準備を進めている。

 11月には、任期満了に伴う通常選挙もあり、定数は20から18に削減。まだ目立った動きは見られない。

951チバQ:2011/01/05(水) 23:09:06
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110105-OYT1T00626.htm
政調費でカレンダー、顔写真に愛・希望の文字
 山口県議会の柳居俊学副議長(60)(自民)が、政務調査費で作製した自分の顔写真入りカレンダーを選挙区内の世帯に配布していたことがわかった。


 2009年度は約74万円を充てて約1万部を配っていた。柳居議員は不適切な処理と認め、カレンダー作製費に充てた過去5年分の政調費を県に返還する方針。

 カレンダーは月めくりで、柳居議員の顔写真と「愛」「希望」などの信条が印刷されている。柳居議員の選挙区である同県周防大島町のほぼ全世帯に配布されていた。

 09年度の政調費の収支報告書によると、柳居議員は「政策資料」の名目で、73万9200円を支出。08年度の報告書にも同様の支出があった。

 読売新聞の取材に対し、柳居議員は「政策資料」がカレンダーだったことを認め、「10年以上前から毎年政策ビラのつもりで配っていた」と説明。県議会事務局に残っている05〜09年度分の収支報告書を調べ、カレンダー作製に充てた政調費を全額県に返還するという。「町民や県民に申し訳ない。速やかに返還したい」と話している。

(2011年1月5日14時14分 読売新聞)

952チバQ:2011/01/05(水) 23:41:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110105-00000582-san-spo
「広島五輪」さたやみの可能性も 秋葉市長の不出馬で
産経新聞 1月5日(水)19時13分配信

 日本オリンピック委員会(JOC)が意欲を示す2020年夏季五輪招致の雲行きが怪しくなってきた。招致に前向きな広島市の秋葉忠利市長が4月の市長選への不出馬を表明。JOCの竹田恒和会長は5日、「次の市長にも前向きに検討していただきたい」と期待を込めたが、推進派が出馬する見通しは立たず、広島招致がさたやみになる可能性もある。

 総事業費約4500億円を見積もる開催基本計画には、市議会から批判の声が相次いでいる。市長選の有力候補の1人も「地元経済が厳しく、ほかにも課題がある」と招致に否定的。JOCの市原則之専務理事は「地球規模のイベントだけに、権力を持った人じゃなければできない」と“推進力”の低下を懸念する。

 また、18年冬季五輪の招致には韓国・平昌が立候補。7月の国際オリンピック委員会(IOC)総会で平昌が開催地に決まった場合、日本が20年五輪に手を挙げない可能性もある。「最終的に決めるのは夏。状況をよく見極めたい」と竹田会長のトーンは低かった。(森田景史)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110105-00000025-san-l34
秋葉市長、突然の不出馬 市民ら驚き、戸惑い 広島
産経新聞 1月5日(水)7時56分配信

 ■「功績に敬意」「課題ほうり出し」

 広島市の秋葉忠利市長(68)が、4月の市長選に出馬しない意向を明らかにした4日、関係者は、突然の不出馬表明に次々と驚きの声を上げた。秋葉市長の核廃絶への取り組みを評価する声がある一方、五輪招致などの諸課題のゆくえを不安視する声もあがった。

 午前10時に始まった恒例の年頭のあいさつ。集まった職員を前に、秋葉市長は「市民から託されたたすきを新たな情熱の持ち主に引き継いでもらいたい」と話した。職員は「まったく何も聞いていなかった。とにかく驚いた」と口をそろえた。

 湯崎英彦知事は、「今朝、電話で不出馬を伝えられて、大変驚いている」としたうえで、3期12年の取り組みについて「特に平和関係の活動を通じて、広島市の対外的な地位を上げた功績には敬意を表したい」と評価した。

 広島平和文化センターのスティーブン・リーパー理事長も「世界的な核兵器廃絶運動のリーダーの1人だっただけに大きな打撃だ」と惜しんだ。

 また、広島商工会議所の深山英樹会頭は、今後の経済界と市との協力関係について、「旧市民球場の跡地利用など諸課題について、今後も市と連携を密に図りたい」とコメントした。

 その一方で、市民からは戸惑いの声や厳しい批判もあがった。タクシー運転手の男性(62)は「五輪招致や広島西飛行場市営化などの課題をほうり出したままやめるのか」と、語気を強めた。

953チバQ:2011/01/06(木) 00:05:27
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201101040193.html
市長選へ向け「号砲」 退任表明で各政党 '11/1/5

--------------------------------------------------------------------------------

 4期目を目指すとみられていた広島市の秋葉忠利市長(68)の突然の退任表明は、約3カ月後に迫った市長選への事実上の「号砲」となった。これまで秋葉市長の動向をにらみ、停滞気味だった各政党組織の擁立作業。「選挙に強い」とされる現職の退任表明で様相は一変した。

 4日、中区であった広島商工会議所の新年互礼会。4時間前、仕事始め式で退任を明らかにした秋葉市長が乾杯の音頭を取った。「一昨年は湯崎英彦知事、昨年は深山英樹広島商工会議所会頭、今年は広島の新しい市長が誕生する年です」

 会場ではあいさつの列が途切れない秋葉市長を横目に、各政党関係者がざわつく。

 「対応が難しくなった」。民主党国会議員の一人は顔を曇らせた。広島県連は独自候補擁立の可否を1月中に判断するとしてきた。ただ、それは秋葉市長の立候補が前提。党勢が陰りをみせる中、政権与党としての「主戦論」はほとんどない。「前回通り現職の実質支援に持ち込む」(県連幹部)との選択肢は消えた。

 民主党県連は近く市内の県議や市議を集めた緊急の会合を開く。

 「これで一本化して候補者を立てなければおかしい」。同じ会場で自民党関係者は口々につぶやいた。秋葉市長が初当選した1999年以降の3回の市長選で、推薦候補が落選を続ける自民党。共通するのは、自民党系市議の分裂選挙となる構図だ。県連は緊急幹事会を招集する準備を始めた。

 ただ、市議会で6分裂する自民党系会派が「一枚岩」となるかは不透明だ。秋葉市長と協調路線を取る藤田博之議長は「五輪招致に意欲をみせていたので4期目も当然と思っていた」と驚く。市長と対立する平野博昭元議長は「現職引退で意中の人を口説きやすくなった」と歓迎した。

 共産党県委員会、みんなの党県広域第1支部も独自候補の擁立を模索する。公明党県本部、社民党県連合は様子を見守る構えだ。

 秋葉市長の退任で、117万都市の新リーダーが12年ぶりに誕生する。湯崎知事は市長の功績に敬意を示した上で「市との間にたくさんある懸案を、市の協力を得ながら粛々と進めたい」と述べた。中国経済連合会の福田督会長は「国際平和都市を世界にアピールした功績は大きい」と秋葉市長をねぎらった。

 「都市の活力回復に全力を」。広島商工会議所の深山会頭や広島経済同友会の高木一之代表幹事は、そろって次期市長に強いリーダーシップを求めた。(広島市長選取材班)

954チバQ:2011/01/07(金) 00:12:47
http://www.pjnews.net/news/828/20110105_2
PJ: 長迫 厚樹秋葉・広島市長の引退表明の理由は「対立候補が分裂しない」から
2011年01月06日 08:06 JST
【PJニュース 2011年1月6日】先日1月4日、広島市の仕事始めのあいさつで、秋葉忠利・広島市長は突然、今季限りで退任し、4期目となるはずの今年4月の広島市長選には立候補しないと表明した。

表向きの理由は「高齢と多選批判のため」「若い人に市政を託したい」と言っている。
また、同じ4日には引退理由を述べた動画を動画投稿サイト「YouTube」に投稿した。反面、引退表明に関するインタビューや記者会見は一切受け付けないと、相変わらず意地を張っている。

ところで4選出馬を断念した本当の理由は簡単で、対立候補が分裂せず、当選する見込みがないためである。

過去3回の広島市長選では、対立する自民党系の候補が必ず分裂していた。そして秋葉市長は決まって対立候補が2人以上立つことが決まってから出馬表明をして来た。そして選挙の度に秋葉市長は「漁夫の利」を得て当選して来た。

しかし、今回は自民党広島県連が独自候補を選定できなかった。現時点で対立する有力候補は、前回の市長選で、次点で落選した元広島市議の大原邦夫氏、ただ一人である。そのため勝ち目がないと見て引退を表明したのである。

では、自民党系の候補が広島市長選の度に乱立するのは何故だろうか。原因は自民党の広島市議団が以前から分裂・抗争を繰り返しているためである。

広島市議会の自民党系会派は一人会派も含めて6つに分裂している。そのうち、2つが秋葉市長支持派で、残り4つが反市長派である。このため、広島市長選挙の度に、自民党系候補が2名立つという事態が続いた。前回の市長選挙でも自民党広島県連は当時、参議院議員だった柏村武昭氏を辞職させた上で推薦候補として立てたが、これに反発した一部自民党系市議は大原氏を応援した。

このような、市民生活と公共の利益不在の政争のため、秋葉市長が当選し続けた。その結果、「平和外交優先、市民生活後回し」の広島市政が続くことになった。

広島市政再建のためには、まずは既存の政党が自ら襟を正すことである。【了】

955チバQ:2011/01/07(金) 23:35:11
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20110107ddlk34010496000c.html
混迷’11広島市長選:新市長選び「想定外」で一変 /広島
 ◇「立候補前提」の対応再考
 任期満了(4月7日)まで3カ月となった広島市長選。主要政党や団体は、秋葉忠利市長(68)の4選立候補を前提に対応してきた。12年ぶりに新しい市政トップが誕生する選挙戦は、現職不出馬という想定外の事態で、情勢は一変した。【樋口岳大、矢追健介、寺岡俊】

 連合広島は6日夕方、中区のホテルで旗開きをした。伊丹幸男会長は「広島市長は平和都市の顔として、国内外の注目を集める。市民全体から支持される市長の誕生を期待する」とあいさつした。

 この日午前、連合広島は政治センター幹事会を開いたが、市長選を巡っては具体的な協議に至らなかった。過去2回は、核兵器廃絶への取り組みなどを評価し、秋葉市長を実質支援した経緯があり、情勢待ちとなった。

 自民党推薦候補を3回連続で退けた秋葉市長は、「選挙に強い」とされてきた。秋葉市長の選挙戦術は、政党や団体の推薦を受けず、無党派層への幅広い浸透を狙う。07年の前回選では22万票余りを集め、次点に10万票の大差を付けた。

 民主党は国政与党として臨む初の市長選だが、政権交代までの勢いはない。県連の秋葉市長へのスタンスは市長選ごとに変わった。初当選時は対抗馬を支援し、次は自主投票。前回は、連合広島と歩調を合わせて実質支援に回った。6日夜、国会議員や市議らが集まって市長選を巡って意見交換した。元々、1月中を期限に独自候補擁立の是非などを判断する構えだったが、三谷光男代表は会合前、「状況は変わった。期限を設けず協議しなければいけない」と語った。

 自民党県連は過去の市長選で、市議が分裂する構図を繰り返した。秋葉市長が初当選した99年は、元市議会議長と元市助役に支援が割れた。03年も元市助役と広島カープ元監督に、07年は元参院議員と元市議に分裂した。その影響などで現在も保守系市議は6会派に分かれ、秋葉市長に近い市議もいる。議長として協調路線を取ってきた藤田博之市議は「当然、出ると思っていた」。ある県議は「経済界を中心に、保守系市長を望む声が強まっている」と見る。

 公明党や共産党、社民党なども対応を検討している。

 経済界は前回、日本商工会議所の政治団体、日本商工連盟広島地区が、元参院議員を推薦した。ヒロシマ五輪構想を巡り、基本計画案公表(昨年9月28日)後に大田哲哉・広島商工会議所会頭(当時)が「一度も説明を受けたことがない」と語るなど、秋葉市政と蜜月だったとは言い難い。「広島を世界にアピールしたことや新球場建設は功績」(福田督・中国電力会長)と評価はあるが、商議所会員の老舗商店主は「まちづくりや地元経済への貢献はなかった」と酷評する。新市長選びの動向を注視する。

956チバQ:2011/01/07(金) 23:46:31
http://mytown.asahi.com/areanews/hiroshima/OSK201101040146.html
広島市長の勇退表明「寝耳に水」 波紋、役所に政界に
2011年1月5日


広島商工会議所の新年互礼会に参加した秋葉忠利市長(左)。右は湯崎英彦知事=広島市中区


 秋葉忠利・広島市長(68)が、今期限りでの勇退を表明した4日、仕事始めの街には衝撃が広がった。親しい関係者にも、直前まで連絡はなかったという。次の広島市政のかじ取りは誰が担うのか。3期目の任期満了に伴う春の市長選を控え、水面下での動きが活発化しそうだ。

 「市長としてのピリオドを打ち、市民のみなさんから託されたたすきを、新たなエネルギーと創造力の持ち主に引き継いでもらいたい」

 秋葉氏は4日朝、市の幹部職員を前に、事務始め式のあいさつでこう述べた。式後、理由を問う報道陣の問いかけには答えず、午後にあった広島商工会議所の新年互礼会でも取材に応じなかった。

 市幹部にも「寝耳に水」だった。佐伯克彦市民局長は「突然でびっくりした」。ある課長級職員も「五輪構想を強力に推進していたので、当然4期目もやるつもりだと思っていた」と驚いていた。

 ここ数年、市長と協調姿勢をとってきた藤田博之・市議会議長には3日、本人から電話があったという。「平和運動に貢献してきた人なので残念だ」と藤田議長。一方、市議会で五輪招致に反対してきたひろしま政和クラブの山田春男幹事長は「招致の声を上げながら、途中で投げ出すのは無責任だ」と批判した。

 市民の反応は様々。南区の飲食店勤務、香川和枝さん(39)は「顔が見えるというか、何となく親近感のある市長だった。続けてほしかった」。同区の自営業、荒谷真知子さん(59)は「秋葉さんの平和問題の取り組みは、年月がたった後に『よくやった』と感じるのでは」と評価した。一方、西区の大学2年中本翔大(しょうた)さん(21)は「五輪をやると言いながら、まだ実現の道筋もないまま辞めるのは疑問だ」と首をかしげた。

 田上富久・長崎市長は取材に「1日も早く核兵器を廃絶しようという非常に強い信念を持った人。当然立候補されると思っていたので、驚いている」と話した。

 湯崎英彦知事は報道陣に、秋葉氏から4日朝、「次期市長選に出ないことを決めた」と電話があったと明かした。「平和関係の活動で広島市の対外的な地位を上げた」と功績をたたえ、「県と市の発展は両輪。新市長にも発展に尽くして頂きたい」と述べた。
.

957チバQ:2011/01/07(金) 23:46:55
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000001101060003
衝撃 4選不出馬 秋葉広島市長(中)
2011年01月06日


国連本部で核廃絶を訴えた秋葉忠利・広島市長=昨年5月7日、米ニューヨーク、加戸写す

 「広島市民、そして平和市長会議に所属する世界の4千人近い市長を代表して一言述べさせて頂くのは私にとって名誉であり、特権でもあります」。


 昨年5月7日、米ニューヨークの国連本部であった核不拡散条約(NPT)再検討会議のNGOセッション。秋葉忠利・広島市長(68)は流暢(りゅう・ちょう)な英語で演説を始めた。


 秋葉氏が会長を務める平和市長会議は2003年、核廃絶を20年までに達成するとの目標を掲げた。秋葉氏は演説で、20年は、「平均年齢75歳超の被爆者が生きられる自然の限界」と強調。「力を合わせれば、核廃絶はできます。Yes,we can!(絶対できます)」とオバマ米大統領の有名なフレーズで締めくくり、聴衆の外交官らから拍手を浴びた。


 「核廃絶のための国際的機運を図る上でかなりの成果があったと思う」


 秋葉氏は帰国後、会見で胸を張った。


 秋葉氏の功績として特筆されるのは、平和市長会議を飛躍的に大きな組織に変えたことだ。もともと「世界平和連帯都市市長会議」という名だったのを、「英訳した時にわかりにくい」として、自らの発案で01年に現名称(英名Mayors for Peace)に変更。得意の英語を駆使して海外の市長たちには加盟を直接働きかけた。


 この結果、99年の秋葉氏の初当選時に464だった加盟都市は、現在4467。坪井直(すなお)・県被団協理事長(85)は「平和市長会議をNGOとして成長させ、平和の発信地としてのヒロシマの筋道を付けた」とたたえる。


 ただ、平和活動を中心に、3期12年間で計45回(355日間)も海外に出かけた秋葉氏に対しては、内政軽視との批判がくすぶる。秋葉氏が「機内で執筆する」として頻繁にファーストクラスを利用したことも、拍車をかけた。


 市議会は昨年3月、ロシア、アルゼンチンへの出張費予算約1500万円を「財政状況を考えれば不要」と削除。秋葉氏が再議権を発動して復活する騒動も起きた。


 ■「開発軽視」財界に不満


 「びっくり半分、歓迎半分」。勇退を表明した秋葉氏も顔を見せた4日の広島商工会議所の新年互礼会の席で、ある財界人は漏らした。


 平和行政を重視した秋葉市政が半面、独自の景気対策や開発プロジェクトで広島を成長させようとする「都市経営」を軽視していた、との不満は経済界に根強い。別の企業経営者は「必要なインフラを整えて街の魅力を高めなければ、会社も人もほかの街に行ってしまう。平和だけでは食べていけない」と話す。


 広島の停滞の象徴とみられているのが、広島市中区東千田町の旧広島大本部跡地だ。4・7ヘクタールの用地の大半は草むらのまま。被爆建物の旧理学部1号館も荒廃が進む。


 95年の同大学の移転後、「都心に残る貴重な未利用地」だったはずが、再開発は遅々として進まなかった。


 市は06年、地元大学関係者らの提案をもとに、国際的に活躍する人材を育成する大学院や医療機関などを中心とした「知の拠点」として整備する方針を決定。ただ、08年に、開発を引き受けた不動産会社が経営破綻(は・たん)し、計画は事実上白紙に。市側は構想を見直した上で、土地を売却する期限を12年度まで延ばしたが、先行きは不透明だ。


 「就任当時の重要な課題はほとんど片付けることができた」。秋葉氏は、4日に動画サイト「ユーチューブ」に投稿した映像でこう述べ、JR広島駅周辺や旧広島市民球場跡地といった市内の大規模開発にもめどを付けた、と強調した。広大本部跡地については触れなかった。


 ただ秋葉氏は昨年、親しい医療関係者らとの懇親会で、「(広大移転で)学生街や古本屋がなくなって街がつまらなくなった」と言われた時、こう漏らしたという。


 「市長を辞めたら、古本屋のおやじになりたいと思ってるんです」(加戸靖史、諏訪和仁)

.

958チバQ:2011/01/07(金) 23:47:17
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000001101070002
衝撃 4選不出馬 秋葉広島市長(下)
2011年01月07日


広島商工会議所の新年互礼会で、藤田博之・広島市議会議長(右)らに囲まれる秋葉忠利市長=4日、広島市中区

 「広島市は、新春早々激震が走りました」。6日午後、同市中区であった連合広島の「新春旗開き・賀詞交歓会」。来賓の藤田博之・市議会議長のあいさつが、会場の約400人に響いた。


 秋葉忠利市長の突然の退任表明から2日。連合広島はこの日午前、市内で労組幹部らを集めた会議を開き、市長選の対応を協議した。「市民に受け入れられる人、財政問題や目の前の課題に対応してくれる人を選びたい」。会議は非公開だったが、出席者によると、連合広島の伊丹幸男会長はそう呼びかけたという。


 連合広島は前回選挙で、政党・組織の推薦を求めない秋葉氏を、一部の単組などを除いて勝手連的に支援した。政策制度要求への対応や核廃絶への取り組みなどで連携してきたのが支援の理由だった。


 だが4年が過ぎ、「『経済対策が不十分だ』『平和だけでは、暮らしはどうにもならん』といった不満の声が組織内でくすぶっていた」と、ある労組幹部は指摘する。


 会議では、組織内に「市長選対策委員会」を設けることが了承された。だが具体的な候補者名や意見などはほとんど出なかったという。「他党の動きなどの様子見、というのが暗黙の了解だ」。関係者はそう説明する。


 前回、連合広島と歩調を合わせ、やはり勝手連的に秋葉氏を支援した民主党県連も同日夜、広島市に関係する議員らが、市長選の対応を話し合う緊急の会合を開いた。


 中央での政権交代から1年4カ月。内閣支持率は低迷し、苦境が続く。定数55の広島市議会でも、党公認の議員は2人しかいない。そこにまさかの退任劇が重なった。


 県連幹部は「独自候補を出すかどうかも含めて白紙の状態。政権与党としてしかるべき答えを出す」と語った。


 対する自民党はどうか。「分裂する会派をいかに一本化できるか。外より内の結束にかかっている」。県連関係者は苦しい胸中を明かす。


 県議、広島市議ともに圧倒的な勢力を持ちながら、社民党衆院議員から転じた秋葉氏が初当選した1999年以降、前回までの3回の市長選で、党の推薦候補はすべて落選する憂き目にあった。


 広島市議会で自民系会派に所属するのは計6会派31人。ただ、秋葉氏と協調路線を取る藤田議長所属の「市民市政クラブ」など2会派(計10人)と、反市長色が濃い最大会派「自民党新政クラブ」など4会派(計21人)は、事実上の分裂状態にある。


 反市長派の市議は「40〜50歳代で、選挙経験のないフレッシュな人材を探している」としたうえで、「秋葉氏の不出馬で『反秋葉層』の票は狙えなくなった。政党を超えて団結しなければ当選は難しい」と分析する。


 一方、「若くて資金力があり、政党色がない候補が出てくれれば一番いいのだが」と語るのはある自民系の県議。イメージしているのは中央官僚出身で、民間経営者としての経験があり、英語も堪能な湯崎英彦知事(45)の姿のようだ。


 自民党に近い広島市の財界関係者は「秋葉市長が次期選挙に出馬していたら、どの政党も対抗馬は出せなかっただろう」とみる。


 「『広島の街を何とかしよう』という思いを持ち、リーダーシップが取れる人材はなかなか見つからない。まだみんな、他人任せだ」


 前回に続き、無所属での立候補を表明している中小企業経営支援団体代表で元広島市議の大原邦夫氏は「政党や団体の推薦を広く受け入れたい」と話す。前回は自民市議や労組関係者の一部が支援したが、これまで政党などからの働きかけはないという。


 前回秋葉氏を自主的に支援した共産党県委員会は「近く対応を協議する」、社民党県連合は「対応は白紙」とする。みんなの党県広域第一支部は「独自候補も含めて模索中」、公明党県本部は「しばらくは状況を見極めたい」と具体的な動きは見えてこない。同市長選には、ほかに元不動産業の荒木実氏、市民団体代表の呉羽山人氏が立候補を表明している。(水田道雄、村形勘樹、山下奈緒子)

959チバQ:2011/01/08(土) 00:07:45
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20110107-OYT8T00046.htm
ポスト秋葉 動き急
 秋葉忠利・広島市長(68)が4選不出馬を表明したのを受け、市長選(3月27日告示)に向けた県内の政党、支援組織の動きが慌ただしさを増してきた。6日は、これまで選挙で秋葉市長を支援してきた連合広島が対策委員会の設置を決定。民主、自民両党の県連も、候補者擁立を含めた対応を急ぐ考えだ。

 連合広島はこの日、伊丹幸男会長らが協議し「2011年広島市長選挙対策委員会」の設置を決めた。伊丹会長ら幹部8人で構成、市議会の民主党系会派や同党県連と連携し、対応を話し合うという。伊丹会長は取材に対し「できるだけ早い時期に決めたい。26日に開く(連合広島の)執行委員会がひとまずの区切りになる」と話した。

 伊丹会長は同日夕、市内で開いた新年の交歓会で労組関係者ら約400人を前にあいさつ。「(市長は)単なる政令市のリーダーではなく、平和都市・広島の顔。積極的に関連の方々と話をさせていただきたい」と述べた。県外出張中の秋葉市長に代わって出席した豊田麻子副市長が、市長のあいさつ文を代読したが、市長選不出馬についての言及はなかった。

 民主党県連(代表=三谷光男衆院議員)は同日夜、広島市に選挙区を持つ党所属の国会議員と市議ら7人が、秋葉市長の不出馬表明後初めて集まり、市長選への対応を協議した。

 会議は非公開で行われ、終了後に三谷代表が報道陣に説明し、市長選の立候補者について協議する作業部会(仮称)を設置したことを明らかにした。近く開かれる予定の常任幹事会の承認を経て、正式に発足する。

 部会長には、三谷代表が就任し、同市議、同市を地盤とする国会議員、県議計11人で構成。今後、少なくとも週1回のペースで会合を持つという。

 三谷代表は「現職の突然の不出馬表明で、候補者選びは白紙に戻った。党独自の推薦候補には、こだわらない。民主党という枠にとらわれず、経済界を含めて広く意見を聞き、態度を決めたい」とした。その上で「市長としてふさわしいのはどういう人物で、誰を応援すべきかをゼロから話し合っていきたい」と述べた。

 一方、自民党県連の宇田伸幹事長は「統一地方選まで時間も少ないので、月内には会合を持ち、県連として候補者を出すか出さないかを含め、方向性を確認したい」としている。

(2011年1月7日 読売新聞)

960山口新聞男:2011/01/08(土) 02:35:22
県議選は、下松市と山陽小野田市は立ててほしいところ、それ以外は難しいだろうな
あと衆院3、4区はもちろんだが、12年知事選や13年参院選への対応も早く決めておくべきではないか
----
 民主党国会議員2氏が年頭会見
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2011/0107/3p.html
 民主党山口県連の代表を務める藤谷光信参院議員と副代表の高邑勉衆院議員は6日、県庁で年頭会見を開き、
4月に行われる統一地方選への意気込みなどを語った。藤谷氏は擁立が難航し現時点で8人にとどまっている県議
選の公認候補について、新たに数人の擁立を進めていることを明かした。
 藤谷氏は新たな公認候補について、「公表はできないが、新しい候補の人選は進めている。もうちょっと多くなるよう、
1月中には決める」と説明した。
 外交や安全保障、政治とカネなどの問題をめぐり民主党に対する逆風の中で準備が進む統一地方選について、「ま
ず候補者が気を引き締めて県民の付託に応えていけるように最大限の努力をするのが第一。県連としては、支持者
と今まで以上に候補者を支える最大の努力をする」と述べた。
 高邑氏は「民主党政権にとっても試練の1年となるが、日本にとっても決断の1年になる」と強調。
 統一地方選挙については、「大変厳しい情勢ではあるが、党としても最大限支援し候補者全員の当選を目がけて応
援する」と述べた上で、公認候補に対し、「政策で票を取り信頼を得ていくという原点に立ち返った選挙戦を展開しない
限り勝利はない」との厳しい見解を示した。

 選挙:県議選 民主県連「複数選挙区で擁立作業」−−4月 /山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20110107ddlk35010351000c.html
 民主党県連の藤谷光信代表らが6日、山口市の県庁で年頭記者会見を開き、4月の県議選に向け、複数選挙区で
新たな候補擁立作業を進めていることを明らかにした。
 藤谷代表は「目標の12人まではならないかもしれないが、(現状の)8人からはちょっと多くなるよう、1月中には決
めたい」と述べた。西嶋裕作幹事長は「1人区や無風区が中心となる」と話した。
 また、藤谷代表は年内解散・総選挙について、「菅首相にその考えはない」と否定しつつ、現在、候補が未定の山口
3、4区について「人選は確実にやっている。公表する段階にないが、そういうこと(早期解散の可能性)も考えながら
進めていきたい」と述べた。

961チバQ:2011/01/09(日) 11:24:12
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20110108ddlk34010473000c.html
混迷’11広島市長選:民主県連「独自候補こだわらず」 /広島
 秋葉忠利・広島市長(68)の4選不出馬表明を受けて、民主党県連は6日夜、県連事務所(中区)に国会議員や市議らが集まり、市長選への対応を巡って協議した。会合後、三谷光男代表は「独自候補にはこだわらない」と述べ、支持母体の連合広島や経済界などの意見も広く聞いて候補者選考に当たる考えを示した。今後も週1回程度の作業部会を開くが、選考の期限は設けないという。

 この日の協議は非公開で、市内に選挙区を持つ国会議員や県議、市議計8人が集まった。三谷代表によると、「推薦候補を積極的に捜す姿勢は持たないといけない」「談合のような相乗りをすることはないように」などの意見が出たという。

 これまで、独自候補擁立の是非を1月中に判断するとしてきたが、白紙に戻った形。三谷代表は「間口は閉ざさない」として、市議会の自民党系会派などの動向も視野に入れながら、選考作業を進める考えを述べた。【寺岡俊】

962名無しさん:2011/01/11(火) 22:18:05
広島民主は、議会選の候補者もよう立てきらんのに市長選まで手は回らんわなあ
県議選では、現職に刺客候補が出るかとかいう有様だし

963チバQ:2011/01/12(水) 22:18:54
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20110108ddlk34010471000c.html
混迷’11広島市長選:「2020核廃絶」道半ば /広島
 ◇「平和市長会議」拡大、ヒロシマの存在感高まる
 4選不出馬を表明した秋葉忠利・広島市長(68)は、NGO(非政府組織)「平和市長会議」を拡大し、ヒロシマの存在感を高めた。「2020年までの核兵器廃絶」を掲げた国際キャンペーンは道半ば。次期市長への確かなバトンタッチが求められる。【寺岡俊】

 キャンペーンに共鳴し、昨年末にチャリティーコンサートを開いた県内の中高生が7日夕、秋葉市長を訪ね、収益の7万2020円を平和市長会議に寄付した。秋葉市長は「未来は若い人たちのもの。力を発揮できるよう環境を整える必要がある」と語り、記念写真に収まった。同席した広島平和文化センターのスティーブン・リーパー理事長は「『2020ビジョン』は、誰が市長になっても継続するもの」と語った。

 世界4467都市(1月1日現在)が加盟する平和市長会議は、故荒木武・元市長が82年に創設した。秋葉市長就任(99年)直前の加盟都市は461。飛躍的に増えたのは、03年に行動指針「2020ビジョン」を打ち出してからだ。「共有できる具体的な目標ができたのが大きかった」(事務局)。05年には1000都市を突破し、オバマ米大統領のプラハ演説(09年4月)で核廃絶の機運も高まり、昨年1年だけで1006都市が新たに加わった。

 核兵器廃絶をめざすヒロシマの会共同代表、森滝春子さん(71)は「秋葉市長の堪能な英語力も国際的な広まりの要因」と言う。中国・北京での国際会議でスピーチを聴いたとき、秋葉市長は原爆被害を伝える画像を示しながら、英語で核廃絶を訴えた。講演後、聴講者が行列して握手を求めたのが印象的という。秋葉市長は精力的に海外に出向き、12年間の在任中に国外出張は355日にも上る。インターネットの普及で、世界への呼びかけが容易になったことも追い風だった。

 平和市長会議に参加する神奈川県藤沢市で昨年11月、核廃絶をテーマにした会議があり、同県内の34自治体が顔をそろえた。海老根靖典市長は「発信力のある秋葉市長の参加があったから(全自治体参加が)実現した」と振り返る。海老根市長は昨年5月、米ニューヨークであった核拡散防止条約(NPT)再検討会議に合わせて渡米し、秋葉市長の行動力に触れた。「退任は残念だが、新しい広島市長とも連携したい」と語る。

 昨年の平和記念式典には過去最多の74カ国が参列し、元首級要人の広島訪問も相次ぐが、核を巡る国際政治の現実は厳しい。昨年のNPT会議では、核兵器廃絶の道筋「ヒロシマ・ナガサキ議定書」の採択を呼びかけたが、提案国すらなかった。09年の平和宣言で「オバマジョリティー」と秋波を送ったオバマ米政権は昨年、臨界前核実験を実施して被爆者を失望させた。

 新市長は平和市長会議の会長も引き継ぐ。岡本三夫・広島修道大名誉教授(77)は「秋葉市長は米国での経験が長く、国際感覚がある。次の市長には、豊かな海外経験や人脈といった補佐役が必要ではないか」と指摘する。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板