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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ
890
:
チバQ
:2010/11/09(火) 21:16:15
>>662
http://mytown.asahi.com/ehime/news.php?k_id=39000001011060001
水はどこへ(上)松山分水を考える
2010年11月06日
最大で3千万トン余りの水をためることが出来る県営黒瀬ダム=西条市黒瀬
◇宙に浮いた14万トン
対立・借金解決策見えず
「この水の問題で、(松山市が) ひと月ふた月で解決してやろうという感覚が私には全く理解できない」
西条市の加茂川にある県営黒瀬ダムを主な水源とする、県西条工業用水(西条工水) からの松山分水問題。8月に県や松山市などを交えた協議会の設置が決まった直後の西条市9月議会で、伊藤宏太郎市長は分水拒否の姿勢を改めて強調した。松山市が「西条の水を守る」 として、黒瀬ダム周辺の森林を整備出来るように、新たに1億円を積み増した基金についても「『ほっといてくれ』 ですね」 と、にべもなかった。
両市の対立ばかりが注目される分水問題だが、元々は西条工水の赤字を巡る県と西条市の対立だった。
◇ ◇
西条工水の給水を1984年に開始した時点で県は、1日当たり22万9千トンの利用を見込んだ。が、工場誘致は伸び悩み、今年10月時点で実際に供給している水量は1日当たり6万3150トン。工水事業は県公営企業管理局が独立採算で行っており、毎年の赤字を補うために、県の一般会計予算から借り入れた借金は186億円。これと別に、ダム建設の際の金融機関からの借金も約85億円残っている。
計画の見直しを進めようとした県に対し、西条市は「西条工水は東予の産業を発展させ、県全体の利益を生み出すものだ」 と、あくまでも未利用水を工業用水として利用するべきだと訴えてきた。
この未利用水を生活用水に転用できないか申し入れたのが、94年の渇水で断水を経験し、新たな水源を模索していた松山市だった。06年1月、同市は西条市を訪れて分水を求める要望書を出し、加戸守行知事も分水を評価した。
だが、松山市の表明に西条市の市民団体や農業関係者らが反発。伊藤市長も分水への反対姿勢を鮮明にした。
西条市が松山分水に強く拒否反応を示す理由の一つが、同市に沸く「うちぬき」 と呼ばれる自噴水への影響だ。同市では、約半数の世帯が加茂川を主な水源とする地下水を直接引き込んでいる。
西条工水は加茂川の水を、黒瀬ダムの下流にある長瀬取水堰(ぜき) から引いており、県は取水堰を流れる水の量が毎秒4トン未満になった場合、地下水に影響する可能性があるとしている。西条市の調査では80〜99年に、この水量に満たなかったのは平均93・8日だったが、00〜09年では平均126・6日に増えている。
同市のNPO法人「うちぬき21プロジェクト」 理事長の宮島明さん(67) は「市民も豊かな水が出なくなるのではという不安を抱えている。そんな時、1日4万8千トンもの水を松山市に譲らなければならないのか」 と話す。
◇ ◇
西条市との対立が解消しないまま県公営企業管理局は09年、当初の工場誘致計画が過大だったと結論づけて、事業規模の縮小による経営改善に踏み切った。同局は「西条工水の経営問題が松山分水と一体であるように受け取られていたことに問題があった。赤字は自助努力で解決する」 と説明。工水として供給できる水量を当初の約22万9千トンから約14万2千トン減らして余った資産の売却を進めたほか、金融機関からの借金を一本化するなどした。だが、実際には借金の返済期限を遅らせたりしているに過ぎず、県全体で抱える借金の総額はほとんど減っていない。
工水としての供給をやめたことで約14万2千トンの水の行方も宙に浮いたまま。水利権は依然として県が持っているが、同局は「工水として使わなくなり、局とは関係の無い水になった」 。
結局残った両市の対立。加戸知事は朝日新聞のインタビューで分水問題についてこう答えた。「私自身の手法が間違っていたという反省があるんです」 (高木真也)
県と西条市、松山市で折り合いがつかないままになっている松山分水問題。知事選、松山市長選ともに大きな争点となっている。選挙を前に、分水を巡る経緯と課題について考える。
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