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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

963チバQ:2011/01/12(水) 22:18:54
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20110108ddlk34010471000c.html
混迷’11広島市長選:「2020核廃絶」道半ば /広島
 ◇「平和市長会議」拡大、ヒロシマの存在感高まる
 4選不出馬を表明した秋葉忠利・広島市長(68)は、NGO(非政府組織)「平和市長会議」を拡大し、ヒロシマの存在感を高めた。「2020年までの核兵器廃絶」を掲げた国際キャンペーンは道半ば。次期市長への確かなバトンタッチが求められる。【寺岡俊】

 キャンペーンに共鳴し、昨年末にチャリティーコンサートを開いた県内の中高生が7日夕、秋葉市長を訪ね、収益の7万2020円を平和市長会議に寄付した。秋葉市長は「未来は若い人たちのもの。力を発揮できるよう環境を整える必要がある」と語り、記念写真に収まった。同席した広島平和文化センターのスティーブン・リーパー理事長は「『2020ビジョン』は、誰が市長になっても継続するもの」と語った。

 世界4467都市(1月1日現在)が加盟する平和市長会議は、故荒木武・元市長が82年に創設した。秋葉市長就任(99年)直前の加盟都市は461。飛躍的に増えたのは、03年に行動指針「2020ビジョン」を打ち出してからだ。「共有できる具体的な目標ができたのが大きかった」(事務局)。05年には1000都市を突破し、オバマ米大統領のプラハ演説(09年4月)で核廃絶の機運も高まり、昨年1年だけで1006都市が新たに加わった。

 核兵器廃絶をめざすヒロシマの会共同代表、森滝春子さん(71)は「秋葉市長の堪能な英語力も国際的な広まりの要因」と言う。中国・北京での国際会議でスピーチを聴いたとき、秋葉市長は原爆被害を伝える画像を示しながら、英語で核廃絶を訴えた。講演後、聴講者が行列して握手を求めたのが印象的という。秋葉市長は精力的に海外に出向き、12年間の在任中に国外出張は355日にも上る。インターネットの普及で、世界への呼びかけが容易になったことも追い風だった。

 平和市長会議に参加する神奈川県藤沢市で昨年11月、核廃絶をテーマにした会議があり、同県内の34自治体が顔をそろえた。海老根靖典市長は「発信力のある秋葉市長の参加があったから(全自治体参加が)実現した」と振り返る。海老根市長は昨年5月、米ニューヨークであった核拡散防止条約(NPT)再検討会議に合わせて渡米し、秋葉市長の行動力に触れた。「退任は残念だが、新しい広島市長とも連携したい」と語る。

 昨年の平和記念式典には過去最多の74カ国が参列し、元首級要人の広島訪問も相次ぐが、核を巡る国際政治の現実は厳しい。昨年のNPT会議では、核兵器廃絶の道筋「ヒロシマ・ナガサキ議定書」の採択を呼びかけたが、提案国すらなかった。09年の平和宣言で「オバマジョリティー」と秋波を送ったオバマ米政権は昨年、臨界前核実験を実施して被爆者を失望させた。

 新市長は平和市長会議の会長も引き継ぐ。岡本三夫・広島修道大名誉教授(77)は「秋葉市長は米国での経験が長く、国際感覚がある。次の市長には、豊かな海外経験や人脈といった補佐役が必要ではないか」と指摘する。


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