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国際政治・世界事情

1とはずがたり:2005/05/23(月) 02:47:11
世界情勢・世界史ネタなど
軍事問題は安全保障論http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/l10を国際経済問題は国際経済学http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165061/l10を参照の事

3586チバQ:2011/12/13(火) 21:46:44
>>2720>>2725>>3040-3041>>3073>>3581-3582
http://www.afpbb.com/article/politics/2845563/8195071?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics
露大富豪プロホロフ氏、大統領選に出馬 プーチン首相に挑む
2011年12月13日 10:08 発信地:モスクワ/ロシア

【12月13日 AFP】ロシアの大富豪のミハイル・プロホロフ(Mikhail Prokhorov)氏(46)が12日、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)首相の対抗馬として2012年3月の大統領選に立候補すると表明した。背景には、4日の下院選に端を発した反プーチン機運の高まりがあるとみられる。

 実業家のプロホロフ氏は、米プロバスケットボールチーム、ニュージャージー・ネッツ(New Jersey Nets)のオーナーでもあり、米経済誌フォーブス(Forbes)によると同氏の資産総額は180億ドル(約1兆4000億円)。

 旧ソ連国家保安委員会(KGB)出身で事実上12年間にわたってロシアを支配してきたプーチン首相に大統領選で挑む決断を下したことについて、プロホロフ氏は「人生で最も真剣なものだった」と明かした。

 また同氏は大統領選に向けて新党を立ち上げる考えを示し、「プーチン大統領、メドベージェフ首相」構想に意義を唱えて更迭されたアレクセイ・クドリン(Alexei Kudrin)元財務相と新党の設立について話し合ったことを明らかにした。クドリン元財務相とは、政治や経済に関する認識が、ほぼ一致したという。

 クドリン氏も12日、リベラル新党の設立に参加したいとの考えを露日刊紙ベドモスチ(Vedomosti)に語っている。同氏の主要メディアとのインタビューは、更迭されてからは初めて。

 プロホロフ氏は4日の下院選でリベラル派「正義党(Right Cause Party)」から立候補していたが、党内の勢力争いから立候補を取りやめた。結局、正義党の得票率は1%にも満たなかった。党内の争いについて同氏は、自分や支持者を排除しようとしたロシア政府の計略だと主張している。(c)AFP/Olga Nedbayeva

3587チバQ:2011/12/13(火) 21:58:20
http://www.asahi.com/international/update/1212/TKY201112120541.html
2011年12月12日22時35分
カストロ氏「将来の議長は英語で演説を」 後継者に言及
 キューバのラウル・カストロ国家評議会議長が、トリニダード・トバゴで開かれた会議で「恐らく近い将来、キューバを代表する議長は英語で演説ができるだろう」などと語った。後継者の具体像に初めて言及した。反米の国とはいえ、英語の必要性は認めた。

 ジャマイカやドミニカなどから成るカリブ共同体・共同市場(カリコム)で8日、演説した。共産党機関紙「グランマ」や地元メディアなどによると、「私はもう無理だが、次の人は英語で演説しないといけない。アイ・スピーク・イングリッシュ・ベリー・ベリー・バッド(私は英語がとても下手だ)」などと話した。

 カリコムの多くの国は英語が公用語。ラウル議長は「カリブの人間は、スペイン語も英語も話せるべきだ」と説明し、「北の隣人(米国)へ近づくためにではない。それなら、まったくしゃべれない方がましだ」と語った。

3588チバQ:2011/12/13(火) 22:02:21
>>3220>>3241>>3269>>3274>>3278-3279
>>3284>>3433>>3585
http://www.asahi.com/international/update/1213/TKY201112130133.html

2011年12月13日11時0分
チュニジア暫定大統領に元野党指導者 
世俗派の中道左派モンセフ・マルズーキ氏=1月22日、貫洞撮影

 チュニジア制憲議会は12日、信任投票を行ってモンセフ・マルズーキ氏(66)を暫定政府の大統領に選出した。マルズーキ氏は元人権活動家で、ベンアリ政権を批判。2001年に野党「共和国会議」を結成したが、弾圧されてフランスに亡命した。今年1月の政権崩壊後に帰国し、大統領選への立候補に意欲を示していた。

 マルズーキ氏が率いる共和国会議は世俗派の中道左派政党。10月の議会選挙で2位となり首位のイスラム政党ナハダなどと連立することで合意している。同氏は近く、合意に基づいてナハダのジベリ幹事長を首相に指名する予定だ。

 暫定政府と制憲議会は、新憲法を制定し、正式政府の下地をつくるのが役割だ。暫定憲法では、首相の方が大統領よりも大きな実権を握ることになっており、政権はナハダが主導する見通しで、新憲法へのイスラム法の導入などを巡り、世俗派とイスラム主義者の緊張が続きそうだ。

3589チバQ:2011/12/13(火) 22:03:07
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201112130108.html
貧困国アフガンの妊産婦支援、治安悪化と資金不足が命取りに2011年12月13日

 12月12日、世界最貧国の1つであるアフガンでは毎年、妊娠や出産に伴って多くの女性が命を落としているが、妊産婦支援は治安悪化と資金不足の懸念に直面している。写真は同国西部ヘラートの病院で11月撮影(2011年 ロイター/Mohammad Shoib)
 [ヘラート(アフガニスタン) 12日 ロイター] アフガニスタン西部に位置するヘラートの病院に、出産を間近に控えた15歳の少女が、ロバの背にまたがった8日間の長旅の末たどり着いた。しかし彼女は間もなく、発作や高血圧に見舞われ息を引き取った。

 世界最貧国の1つであるアフガンでは毎年、妊娠や出産に伴って多くの女性が命を落としている。病院の助産師を務める女性(21)は、「彼女が到着した時には、手の施しようがなかった。すでに昏睡状態に陥っていた」と語った。

 ドイツのボンでは今月、世界中から政治家や経済学者、活動家などが集まり、貧困にあえぐアフガンについて議論を重ねた。世界保健機関(WHO)の最新データによれば、同国は依然として、女性が子どもを産むのに最も危険な国となっている。

 ただ、ここ10年ほどで一定の改善傾向は見られる。2000年の統計では、出産に伴って死亡する女性は出生数10万人に対し1800人だったが、最新の2008年には1400人に減少した。

 同国の保健省は、妊娠女性の健康を優先事項に定め、助産師の数を400人から3000人に増やしたほか、緊急の出産に備えたサービスの拡充にも取り組んでいる。スラヤ・ダリル保健相は「この方法で効果が上がることがわかった。女性の境遇を変えることができる。問題はこの効果を持続させられるかどうかだ」と語った。

 国際非政府組織(NGO)の「ワールド・ビジョン」や「国境なき医師団(MSF)」も、出産を控えたアフガン女性を支援する綿密なプログラムを用意している。しかし、国際治安支援部隊(ISAF)のアフガン撤退や、それに伴う資金の引き揚げが、そうした慈善団体にとっては頭痛の種だ。ISAFが予定している2014年末までのアフガン撤退に伴って支援資金も少なくなれば、この10年間での改善は水泡に帰す恐れがある。

 アフガン政府の乏しい資金を補う海外支援がなければ、助産師育成プログラムはほぼ間違いなく縮小されるだろう。また支援団体も安全が確保できなければ撤退する可能性がある。実際、国境なき医師団は2004年にメンバー5人が殺害され、一旦活動を停止したことがある。同国で活動してきた公衆衛生の専門家、サラ・ピックワース氏は「援助の水準が急激に下がってきていることは非常に危険。十分な資金がなければ、状況を改善するスピードも遅くなり、大きく前進するための勢いを失ってしまう」と語った。

 <治安悪化>

 妊産婦の死亡率が極めて高いことを受け、アフガンの農村部では、女性支援に向けた動きが始まっている。ヘラートの保健科学院(IHS)はワールド・ビジョンなどの支援を受け、この7年間で256人の助産師を育成。学生の多くは地元から選抜されたが、仮にヘラートで武力衝突が起きた場合、学生は家族によって実家に連れ戻される可能性もある。治安情勢の悪化は妊娠中の女性だけではなく、助産師の育成にも影響を与えかねない。

 産気づいた女性を農村部から病院に運ぶのは、今でも厳しい状況だ。ほとんどの人が車を持っておらず、道路の舗装も進んでいない。武装集団が簡単に旅行者を襲うようにでもなれば、事態は一層悪化するだろう。女性の教育や自由行動を禁じたタリバンのような政治集団が再び力を持ち始めれば、死亡率の悪化に拍車がかかることになる。

 助産師の指導者は、タリバンの影響で、将来助産師や医者になるはずだった女性が失われてしまったと嘆く。女性の医療従事者がいないことは、男性医師が女性患者を診察することがタブー視されるアフガンでは致命的だ。

3590チバQ:2011/12/13(火) 22:03:24
 <資金不足>

 アフガニスタンでは目下、資金が大きな問題となっている。2014年以降、同国予算は治安維持などに必要な70億ドル(約5450億円)が不足することになる。現在その不足分は、外国からの援助で埋め合わせている状況だ。

 多くの女性が過酷な貧困を強いられているということは、衛生や栄養の面でも劣悪な状態に置かれていることを示している。近年行った調査によれば、清潔な飲み水を手に入れる手段を持っているのは国民の半分で、認可されたトイレや公衆衛生施設を利用しているのは国民の5分の1に過ぎないことがわかっている。

 IHSのエフラリー副院長は、十分な医療従事者を確保するためには、助産師の育成プログラムをあと5回繰り返す必要があるが、資金面での問題が大きな障害だと指摘。「助産師の育成も難しいが、資金を調達するのも難しい」と苦々しく語った。

 ボンで開かれたような国際会議で貧困対策や国情安定化への道筋が示すことができなければ、妊産婦の保健衛生改善に積み重ねられてきた活動は、もろくも崩れ去ることになりかねない。

 (ロイター日本語サービス 執筆:Jan Harvey記者、翻訳:梅川崇、編集:宮井伸明)

3591チバQ:2011/12/13(火) 22:33:35
>>3255
http://www.swissinfo.ch/jpn/detail/content.html?cid=31746270
2011-12-12 16:06波乱に富む閣僚選出選挙

2003年までの過去50年間、波風が立つこともなく執り行われたスイスの7人の閣僚選出選挙。ところが今年12月14日の選挙は、始まる前から波乱に富む。
第1党の右派国民党は、自党からもう1人閣僚を出したいと闘志を燃やし、引退する社会民主党のミシュリン・カルミ・レ外相の座を狙うのみならず、エヴェリン・ヴィトマー・シュルンプフ財務相や急進民主党の閣僚に対しても対抗馬を立てる。ところが、自党の有力候補者の不正事件が発覚し12月8日にこの候補者をリストから外した。



魔法の公式
 4年ごとに行われる連邦議会議員総選挙後、7人の閣僚(大臣)を選出する閣僚選挙は、1959年から2003年までの間、ほとんど問題がなくただ儀式的に行われた。それは、「魔法の公式(マジック・フォーミュラー)」と呼ばれるバランスの取れた配分率が維持されたからだ。

 これは連邦議会を構成する上位4党の、急進民主党(FDR/PLR)、社会民主党(SP/PS)、キリスト教民主党(CVP/PDC/PLR)がそれぞれ二つ、国民党(SVP/UDC)が一つのポストを占める配分だった。

 ところが、これが2003年に崩れた。4位だった国民党が外国人排斥などの政策を掲げ第1党に躍進し、キリスト教民主党が維持していた二つのポストの内の一つを勝ち取ったからだ。

 問題がさらに複雑になったのは2007年の選挙のときだ。国民党のクリストフ・ブロッハー大臣の再選を望まなかった他党は策略を講じ、国民党員だが党推薦ではないヴィトマー・シュルンプフ現・財務相を当選させた。立腹した国民党は、ヴィトマー・シュルンプフ氏を離党させた。

 その後ヴィトマー・シュルンプフ氏は市民民主党(BDP/PBD)に入党。その結果、国民党は再び一つポストを失うこととなった。

 この国民党によるもう一つのポスト奪回が今回の選挙の焦点だ。



一致の原則とヴィトマー・シュルンプフ氏
 2007年にこうした勇気ある行動に出た少数派言語ロマンシュ語圏出身のヴィトマー・シュルンプフ氏は、国民の人気が高い。政治的課題においても、書類の隅々まで目を通していると評判だ。1人だけが特別目立つようなことのない言動は「一致の原則」を良しとするスイスの内閣においてプラス評価に繋がる。

 ところで、この「一致の原則」だが、今回の選挙で各党が旗印が挙げたのがこの言葉だ。意味は「内閣での主張力は、連邦議会内の党の議席数に比例して尊重される」といった風に解釈される。

 よって上位3政党の国民党、社会民主党、急進民主党は、その主張が尊重されるためには、それぞれが二つのポストを、第4党のキリスト教民主党が一つのポストを獲得するのが妥当という計算になる。

 このため、小党の市民民主党に属するヴィトマー・シュルンプフ氏の再選は、彼女の人気とその高い政治的能力にもかかわらず危うくなってくる。

3592チバQ:2011/12/13(火) 22:33:57


国民党への不信
 一致の原則を理由にまさにこのヴィトマー・シュルンプフ氏のポストを奪回しようと国民党は狙いを定めている。もしだめなら、政治的評価が比較的低い中道右派急進民主党のシュナイダー・アマン経済相や、社会民主党のカルミ・レ外相の後のポストさえ狙っているといわれる。

 ところが選挙目前の12月8日、候補に立てた2人のうちより有力とされていたブルーノ・ツッピガー議員が、自身が経営する会社の元社員が人道団体に寄付したいと遺書に書き残したお金を、着服した事実が大きく報道され、直ちに候補から外された。

 国民党はすぐに次の候補者を立てたものの「ツッピガー議員の問題は解決済みと考えていた」とする党幹部の判断の甘さや運営能力に対する不信を党内部に招き、外部に対しても党の信用を損なう結果となった。

 さらに国民党は、10月の連邦議会議員の総選挙で第1党を維持したものの10議席を失い計59議席、第2党の社会民主党は6議席を増やし57議席を占めた。その一つの理由は福島の原発事故で、原子力エネルギーが国民の関心を占め、原発に賛成する国民党議員に票が集まらなかったといわれている。



選挙の動向は見えない
 こうした中、社会民主党は脱原発に賛成するヴィトマー・シュルンプフ氏を選挙前から強く支持している。さらに、同党のカルミ・レ外相の後には、同党からの推薦候補者が(一致の原則のルールに従えば)当然当選すべきだと考えている。

 しかし、「閣僚選出選挙はふたを開けてみるまでまったく分からない。しばしば戦略の詳細を把握しているのは、党のごくわずかな人間だけだ」というのが、キリスト教民主党の党首ウルス・シュバレ氏の意見だ。12月12日付けのフランス語圏の日刊紙「ル・タン ( Le temps ) 」でのインタビューで、氏は次のように語っている。

 「最後の最後まで、選挙の動向を制御することはできない。ある種のダイナミズムがこの動向にはあって、それはそれで良いことなのだ」

3593チバQ:2011/12/14(水) 23:35:32
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/111214/cpd1112140505005-n1.htm
露大統領選にダークホース プーチン氏が計画? 大富豪出馬 (1/2ページ)

2011.12.14 05:00
 ロシアの富豪、ミハイル・プロホロフ氏が12日、プーチン首相の勝利が濃厚とみられていた来年3月の次期大統領選への出馬を表明した。プーチン首相率いる与党「統一ロシア」に抗議する10年ぶりの大規模なデモが全土で拡大するなか、台風の目になるとの見方がある一方、出馬がプーチン首相に仕組まれたものだとの観測も出ている。

 米プロバスケットボールチーム、ニュージャージー・ネッツのオーナーでもあるプロホロフ氏はモスクワで記者団に対し「人生で最も重要な決断をした」と語った。また、かつてプーチン首相の政敵だった石油王のミハイル・ホドルコフスキー氏が脱税などの罪で投獄されたことにふれ「二の舞いになることを恐れていない」と話した。

 米経済誌フォーブスによると、同氏は約180億ドル(約1兆4000億円)の資産を有するロシア3位の富豪。リベラル政党「正義党」の党首を務めていたが、12月の議会選挙に向けた同党の計画をメドベージェフ政権が妨害したと非難し、9月15日に党首を辞任した。

 IHSグローバル・インサイトのアナリスト、リリット・ゲボルジアン氏は「プロホロフ氏は、職を持つ若い有権者の多くにとって不満のはけ口として機能するだろう。同氏の出馬は完全に統制されたものになると予想される選挙の形勢を覆すことができる」との見方を示した。

 今年、財務相を解任されたアレクセイ・クドリン氏は、12日付の同国紙ベドモスチとのインタビューで、新たな中道右派政党の結成を支持すると発言しており、プロホロフ氏の支持に回る可能性もある。クドリン氏は財務相としての任期は現政権で2番目に長かったが、歳出策をめぐるメドベージェフ大統領との意見の対立から9月26日に辞任に追い込まれた。

 今月4日に行われた下院選挙で統一ロシアは過半数を確保したものの、欧米の観測筋からは選挙の自由性と公正性を疑問視する声があがっている。票の水増し疑惑に対して、市民の怒りが爆発。警察発表によると、10日にはモスクワ中心部で、2万5000人規模のデモが行われた。

 プロホロフ氏の出馬が、プーチン首相によって仕組まれたものだという見方もある。元統一ロシア所属の議員で、現在はモスクワ政治学院の学院長を務めるセルゲイ・マルコフ氏は「2つの可能性がある。1つは最近の抗議運動を受けて、大統領選の合法性を強調するためにプーチン首相が出馬に合意した可能性、もう1つはプロホロフ氏が反政府運動の勢いに乗ろうとしている可能性だ」と述べた。(ブルームバーグ Ilya Khrennikov、Lyubov Pronina)

3594チバQ:2011/12/14(水) 23:38:14
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111214/erp11121421200011-n1.htm
露、忍び寄る検閲の影…活字、ネットも統制か 首相批判の有力週刊誌編集長解雇
2011.12.14 21:18 (1/2ページ)

問題となったロシア有力紙コメルサントが発行する週刊誌「ブラスチ」(AP)
 【モスクワ=遠藤良介】下院選での大規模不正疑惑を機に反政権機運が高まっているロシアで、政権側がこれまで比較的自由な報道・言論活動を続けてきた新聞・雑誌やインターネットの統制を強化する兆候が出てきた。13日には下院選の報道をめぐって有力週刊誌の編集長らが解雇されたほか、政権幹部がネット規制の導入を示唆するなど波紋が広がっている。

 有力経済紙「コメルサント」などを発行する持ち株会社のオーナーで富豪のウスマノフ氏は同日、傘下の週刊誌「ブラスチ」の編集長と持ち株会社の社長を解雇した。ウスマノフ氏は、同誌最新号の記事が「低俗で暴力行為に近い」と理由を説明している。

 12日発行の同誌は、下院選で投票するプーチン首相(前大統領)の写真を表紙に掲げて下院選での不正行為を特集。直接の解雇理由は、ロンドンでの在外投票を伝えた記事に、プーチン氏をののしる殴り書きがされた投票用紙の写真が付けられたことだとされている。

 英字紙モスクワ・タイムズは14日、この解雇劇がクレムリン(大統領府)によるウスマノフ氏への「巨大な圧力」によるもので、「このようなことは従来なかった。皆が衝撃を受けている」とするコメルサント関係者の話を伝えた。

 ロシアのプーチン前政権は、主要テレビ局を国や国営企業の傘下に入れるなど、国民の多くが情報源とするテレビを主要対象に報道・言論統制を進めた。

 一方、コメルサントが鋭い政権批判も行う高級紙として定評を得てきたように、新聞・雑誌は比較的自由な報道を続けてきた。

 だが、下院選での不正疑惑が新聞やネットで伝えられ、10日には大規模な反政権デモが行われたのを受けて、政権がこれらメディアの統制にも乗り出すとの懸念が強まっている。

 プーチン首相の最側近、パトルシェフ安全保障会議書記は14日までに「ロシアでもインターネットの賢明な規制を実現せねばならない」と中国型のネット統制導入をにおわせ、人権団体などが反発している。

 同日付の経済紙「ベドモスチ」は1面で、主要なネット業者で構成される団体が、国とともに「違法サイト」の閉鎖を義務づける法案を準備したと報道。ここでは児童ポルノや麻薬関連と並んで「過激主義的な内容」も規制対象とされており、「全般的なネット検閲につながる恐れがある」と警鐘を鳴らした。

3595チバQ:2011/12/14(水) 23:39:40
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111214/erp11121420590010-n1.htm
グリズロフ下院議長が退任 露与党苦戦で引責か
2011.12.14 20:58
 ロシアのボリス・グリズロフ下院議長は14日、下院議員の当選を辞退することを明らかにした。2期8年間務めた下院議長職から退任することになる。同国主要メディアが伝えた。議長は与党、統一ロシアでプーチン首相に次ぐ最高幹部。下院選で同党が大幅に議席を減らした責任を取ったとみられる。

 議長は、下院議員としてやるべきことは成し遂げたとし「下院議長を、2期を超えて務めるのは、違法ではないが正しくない」と記者団に述べた。(共同)

3596チバQ:2011/12/14(水) 23:42:47
*イギリス連邦加盟国であり、英連邦王国の一国。



http://sankei.jp.msn.com/world/news/111214/asi11121417260005-n1.htm
療養中退陣の首相を再任命 パプア総督、混乱続く恐れ
2011.12.14 17:23
 パプアニューギニアからの報道によると、同国のオギオ総督は14日、病気治療のため国外滞在中の8月に首相職からの退陣を強いられたマイケル・ソマレ氏をあらためて首相に任命した。後任の首相に就いていたピーター・オニール氏側は強く反発しており、政治的混乱が続く恐れがある。

 親日家としても知られるソマレ氏は昨年末以来、心臓手術に伴う合併症の療養などで不在期間が長期に及んだため、同国議会が8月、首相職が空席であると宣言し、オニール氏を新首相に選出。しかし、最高裁は今月12日、新首相選出手続きは違憲と判断し、ソマレ氏が直ちに復職すべきだとする判決を下した。

 オニール氏側は議会での正当な手続きを経たと主張。ソマレ氏は国民に平静を求める声明を発表したが、来年6月に実施予定の総選挙が前倒しされるとの見方もある。(共同)

3597チバQ:2011/12/14(水) 23:50:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111213-00000064-reut-int
ノルウェー首相が南極点に、アムンゼンの初到達100周年で
ロイター 12月13日(火)13時15分配信


拡大写真
 12月12日、ノルウェーのストルテンベルグ首相が、同国の探検家アムンゼンによる人類初の南極点到達から100年になるのを記念し、南極点を訪れた。写真は南極点に立つストルテンベルグ首相。提供写真(2011年 ロイター)

[オスロ 12日 ロイター] ノルウェーのストルテンベルグ首相が12日、同国の探検家アムンゼンによる人類初の南極点到達から100年になるのを記念し、南極点を訪れた。

赤のパーカーと帽子を身に付けたストルテンベルグ首相は、「南極点でスキーしている。自然が美しい」とツイート。首相は、アムンゼンの南極点到達からちょうど100年となる14日に、当時と同じルートで南極点を目指しているノルウェーの探検隊を出迎えることになっている。

3598チバQ:2011/12/15(木) 12:27:45
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2011/12/15/20111215ddm007030036000c.html
トルクメニスタン:ニヤゾフ大統領死後5年 国父の威光、独裁持続
 中央アジアのトルクメニスタンで91年のソ連崩壊後、事実上の独裁・鎖国体制を敷いたニヤゾフ初代大統領が死去して丸5年。後継のベルディムハメドフ大統領(54)のもとで開放や自由化がどれだけ進むか注目されたが、来年2月の大統領選を前に、権威主義的な国家体質が再び頭をもたげつつある。【アシガバートで田中洋之】

 首都アシガバート南部の山すそに、ニヤゾフ氏の黄金像を頂く巨大なモニュメントが完成し、12日に披露式が行われた。この日は95年に国連で永世中立が認められた「中立記念日」。土台の塔の高さ95メートルは「95年」、像の高さ12メートルは「12月12日」にちなんでいる。

 黄金像は昨年まで市内中心部の塔上に立っていた。98年に完成した像は常に太陽の方角を向いて360度回転し、個人崇拝の象徴とされてきた。昨年8月に撤去され、「このまま姿を消すのでは」との観測も広まったが、1年後に約7キロ離れた現在地に移設された。新たな塔は以前より20メートル高い。ただ像は今のところ北にある市街地を向いて固定されている。「南側は山なので回転させる必要がなくなった」ともささやかれている。

 ニヤゾフ氏が06年12月に急死したあと、国内各地に掲げられていた同氏の肖像がベルディムハメドフ氏に切り替えられるなど「脱ニヤゾフ化」が進んだ。しかし、黄金像の「再生」は、国父とあがめられるニヤゾフ氏の威光が健在であることを裏付けた。迫害を恐れ10年前にロシアへ逃れた弁護士のバティールさん(51)=モスクワ在住=は「ニヤゾフ氏が築いた独裁体制はこの5年間で何も変わっていない」と話す。

 ベルディムハメドフ大統領は10月末、議会で「トルクメニスタンの英雄」という称号を初めて得た。ニヤゾフ氏も在任中に6回得ており、任期満了に伴う次期大統領選での再選に向け権威を高める狙いとみられる。大統領は今月2日の政府会合で、「大統領選は複数が立候補して行われ、国内で進む民主的改革の新たな段階となる」と語った。だが、憲法の規定で大統領選出馬には国内に15年間以上続けて住んでいることが条件となっており、母国を離れて欧州などで活動する反体制派は事実上締め出されたまま。西側外交筋は「民主化は欧米向けのポーズにすぎない」とみる。

3599チバQ:2011/12/15(木) 12:28:00
 ◇統制経済、不満抑え
 アシガバート北郊に今年2月、「トルクーチカ」というバザールができた。敷地面積は100ヘクタールと中央アジア最大で、2000以上の店舗がひしめく。バザールの一角で中国から仕入れた繊維商品を扱うウバンチさん(42)は、月に約3000ドルを売り上げる。国民の平均月収の10倍以上だ。「商売は順調。大統領は素晴らしい施設を作ってくれた」と話した。

 10月には独立20年を記念して南部の山頂に高さ211メートルの新テレビ塔が完成し、世界最大の星形建築物としてギネスブックに認定された。市内には08年に当時世界で最も高い133メートルの国旗掲揚ポールが建てられたが、その後、同じ旧ソ連のバクー(アゼルバイジャン)、ドゥシャンベ(タジキスタン)にできたポールに抜かれており、「世界一」への執念がうかがえた。

 一方、記者がモスクワから持参したロシアの携帯電話はローミングが使えず、「閉鎖国家」を実感した。国営で唯一の携帯会社「TMセル」が国外事業者と提携していないためだ。トルクメニスタンにはロシアの携帯大手MTSが進出し、シェアの7割を持ち国際ローミングにも対応していた。だがMTSは昨年12月、営業許可を突然剥奪され、約240万人のユーザーは1社独占となったTMセルへの切り替えを迫られ、回線不足もあって大混乱に陥った。同社の経営には大統領の親族が関与しているとされる。インターネットも普及しつつあるが料金は高額で、反政府系サイトや交流サイト「フェイスブック」へのアクセスも規制されている。

 トルクメニスタン政府は外国人記者へのビザ発給を厳しく制限しており、今回の取材は原田親仁・駐ロシア大使(兼トルクメニスタン大使)の信任状奉呈に同行する形で実現。取材先は当局が許可した場所に限られ、外務省当局者が常に同行した。

 豊富な天然ガスや石油の輸出で潤うトルクメニスタンは、電気・ガスや教育、医療が無料で、自動車保有者には月120リットルのガソリンが無料支給される。食料品には価格統制が敷かれ、上限を超える値段で牛肉を売っていたアシガバート市内のトルコ系スーパーが今夏、行政処分を受け、店頭から牛肉が消えた。「アラブの春」で中東・北アフリカの独裁政権が倒れるなか、「当局は市民の生活への不満を低いレベルに抑え、政治化しないよう注意を払っている」(外交筋)ようだ。

毎日新聞 2011年12月15日 東京朝刊

3600チバQ:2011/12/15(木) 22:09:42
http://www.asahi.com/international/update/1215/TKY201112150610.html
2011年12月15日20時51分
シラク前大統領に有罪判決 仏裁判所、公金横領罪などで

 フランスのシラク前大統領(79)がパリ市長時代に関与したとされる職員の架空雇用事件で、パリ軽罪裁判所は15日、公金横領などの罪で執行猶予付きの禁錮2年の有罪判決を言い渡した。被告側は無罪を主張していた。

 シラク被告は1995年の大統領選への出馬をひかえ、パリ市長の職権を利用し、二十数人分の架空雇用をつくって公金を横領、選挙活動などに流用したとされる。現在の第5共和制下の大統領経験者が有罪判決を受けたのは初めて。被告は認知症を患っており判決公判を欠席した。(パリ=稲田信司)

3601チバQ:2011/12/15(木) 22:24:53
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111215/amr11121520140014-n1.htm
【イラク戦争終結】
くすぶる宗派対立、イランの影 米アジア重視に影響も
2011.12.15 20:09 (1/2ページ)

14日、米南部ノースカロライナ州のフォートブラッグ陸軍基地で演説するオバマ大統領(ロイター)
 【ワシントン=犬塚陽介】オバマ米大統領は14日の演説で、イラク戦争は年内の駐留米軍の完全撤退で「歴史の一部になる」と述べ、事実上の戦争終結を宣言した。これを受けてイラク駐留米軍は15日、首都バグダッドで、隊旗を降ろす式典をパネッタ国防長官の出席で行った。2003年3月の開戦から約9年。大統領は民主化による安定という成果を強調したが、撤退は地域のパワーバランスを変える可能性がある。

 国内の宗派間対立や隣国イランの影響力拡大といった不安定化の火種は消えない。治安が再び悪化すれば、イラクとアフガニスタンからの撤退を踏まえた米国の「アジア回帰」戦略にも影響を与えかねず、今後もイラク情勢が米国の重荷となる状況が続きそうだ。

 国際社会の反対を押し切る形で開戦し、多大な人命と戦費を注ぎ込んだイラク戦争の終結を告げる演説で、オバマ大統領は「完璧ではないが、独立、安定し、自立したイラクを後にする」と強調した。

 オバマ政権にとってイラク戦争は、ブッシュ前政権からの「相続を余儀なくされた負の遺産」(元政府高官)であり、来秋の大統領選を前に年内の撤退完了は「必ず実現しなければならない公約」(同)だった。

 米軍によるイラク軍の訓練が不可欠との声は根強く、米軍内には数千人規模の駐留継続を求める声が大勢を占めたが、米兵の免責特権をめぐるイラク政府との交渉が不調に終わると、年末までの完全撤退論が一気に加速した経緯がある。

 イラク情勢の改善に結びついた米軍増派を早くから主張した共和党のマケイン上院議員は14日、撤退は「治安よりも政治を優先させた結果」と批判した。

 一方、撤退によって生じる地域の“力の空白”に乗じたイランの影響力増加を危ぶむ声が強まっている。

 スンニ派のムトラク副首相は米CNNテレビに対し、シーア派のマリキ首相が、同じシーア派のイランと米国の間で「ゲームをしている」と批判。首相を信頼する米国は「いつか後悔するだろう」と警告した。イラクは先月、アラブ連盟が決定したシリア制裁に反対したが、米国には、シリアと密接な関係にあるイランにイラクが配慮した結果との受け止めもある。

3602チバQ:2011/12/15(木) 22:25:25
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111215/amr11121520060012-n1.htm
米軍撤退 イラクで不安と歓迎が交錯
2011.12.15 20:05
 【カイロ=大内清】イラクでは、間近に迫った米軍完全撤退について、歓迎と不安が交錯している。今も武装テロが頻発するなど同国の不安定要因は解消されておらず、根深い宗派対立を背景に、政治の混迷がさらに深める懸念がある。

 現地からの報道によると、米軍侵攻後、イスラム教スンニ派武装勢力の拠点となり、2004年には米軍による大規模掃討作戦が行われた中部ファルージャでは、市民数百人が米国旗を燃やすなどして「占領者・米国」の撤退を祝った。

 一方、マリキ政権の後ろ盾となっていた米国の存在感が低下すれば、一応は保たれていた国内の力の均衡が崩れるとの指摘もある。

 シーア派の隣国イランはすでに、米軍撤退を見越してイラク国内への浸透を図っており、政権にも参加する反米強硬派のシーア派指導者サドル師陣営などとの関係を強化。こうした動きが顕著になれば、少数派のスンニ派がいっそう危機感を強めるのは間違いない。

 汎アラブ紙アルハヤートによると、両派の主要民兵組織は米軍撤退後も武装解除しない考えを明らかにしており、国際テロ組織アルカーイダ系武装勢力などによるテロだけでなく、両派の衝突が再燃することへの懸念も強い。同国各地では現在もなおテロなどが相次いでおり、11月には市民187人が死亡している。

 中央政府に不満を持つ地方政府から連邦制移行を求める声明が相次ぐなど、政権の統治能力への批判も噴出している。

3603チバQ:2011/12/15(木) 22:29:46
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111214/erp11121407330001-n1.htm
【プーチン国粋主義の夢】
(上)「全スラブ連邦」の挫折 ソ連・ロシア研究家、鈴木肇氏
2011.12.14 07:29 (1/3ページ)[ロシア]

与党が大幅に議席を減らした下院選翌日の5日、閣議で物思いにふけるプーチン露首相。反政権デモが全土に広がる中、どんな手を打つのか (AP)
 隣国ロシアの真実を知るためには、この国の特異な歴史、とりわけ国粋主義とメシア(救世主)思想の根強い伝統を知る必要がある。ロシアの首領プーチン氏の国粋主義の夢は国の全面的刷新と現代化でロシアを世界の指導国にするという壮大なものだ。しかし夢と現実の落差はあまりに大きい。自由と抜本的な政治改革なしの現代化は、本当に可能なのだろうか。

 国粋主義とは、自国民の優秀性を誇大に強調する排外的な極端な国家主義のことだ。専制・独裁国家では国粋主義の風潮がとりわけ強い。帝政ロシアはその代表格だ。帝政は1917年に滅び、ソ連共産党の一党独裁が70年以上も続いた。

 91年にソ連が解体した後の混乱期を経て2000年からプーチン氏の専制政治が続く。プーチン氏は12年3月の選挙で再び大統領となることが確実視されている。任期は6年に延長され、2期まで再選が可能なので、プーチン時代が今後もかなり長期にわたって続く可能性が出てきた。われわれの方でも長期的な対応が必要であろう。

 ところでロシアの指導層にはメシア思想が根強くあった。ロシアは10世紀末にビザンチン(東ローマ)帝国から東方キリスト教を受け入れて国教とした。ロシア人はこれを正しい教えとして熱心に信仰し、そのことがメシアニズムを生む原因になった。

「ロシアは正教を信じる国で正教世界の盟主だ。カトリックやイスラム世界と戦って正教の真理を世界に輝かせる使命がある。西のキリスト教(カトリック)に基礎を置くヨーロッパ文化も身に付けてきた。ロシア国民こそ一つの宗教的原理の上に東西融合の世界的文明をつくることができる。軍事強大国となり強力な専制を誇るロシアこそヨーロッパ世界を革命や自由主義から、スラブ世界を異教徒トルコから守ることができる唯一の国だ」(高野雅之『ロシア思想史』、早稲田大出版部)という思想だ。

 このような独特の思想は作家ドストエフスキーをはじめ、多くの思想家が主張した。正教信者の彼は時事評論集「作家の日記」でトルコの首都コンスタンチノープル(現イスタンブール)の占領を“絶叫”している。19世紀の思想家、チュッチェフやダニレフスキー、コンスタンチン・レオンチェフも、それぞれの立場から聖都コンスタンチノープルの領有を主張した。特にダニレフスキーはロシアを盟主とし、同市を首都とする「全スラブ連邦」の結成を呼び掛けた。

 帝政ロシアでは、国粋主義が強烈な反ユダヤ主義を伴っていた。19世紀末のロシアでのユダヤ人の数は500万人余り。ユダヤ人には定住区域が設けられ、官憲は反ユダヤ感情をあおり広めた。ときにポグロム(ユダヤ人に対する集団暴行、略奪)が引き起こされ、多数の死傷者が出た。



 差別政策は、ユダヤ人の青年、学生らを反専制の革命運動に走らせ、トロツキーらたくさんの革命家を輩出する結果となった。

 私は帝政末期の「ロシア国民同盟」など極右政党の基本文書を読んで、あまりに極端な反ユダヤの主張に驚いたものだ。彼らの主張は「ユダヤ人を外国人として扱い、パレスチナの地に移住させよ」という全面的締め出しを要求したものだった。

3604チバQ:2011/12/15(木) 22:30:30
 このような守旧反動の思想は帝政の危機を救えず、倒壊を早めた。コンスタンチノープルの領有、「全スラブ連邦」結成は実現せず、はかない夢に終わった。この港湾都市とボスポラス、ダーダネルス両海峡は黒海から地中海への出口にあり、軍事上、経済上、死活にかかわるほどの重要性を持つ。自由主義の大物政治家ミリュコフでさえ、第一次世界大戦時の英仏との密約を踏襲して同市と両海峡確保を強硬に主張し辞任に追い込まれた。十月革命で政権を奪取したレーニンが敵国ドイツと単独講和して密約を破棄したため、トルコ共和国が同市と両海峡を確保して今日に至る。

 それでもソ連の執念は残った。大ロシア主義者のスターリンは第二次世界大戦終末期の米英首脳とのポツダム会談で、黒海への自由航行と有事の際に海峡にソ連軍基地を設けるよう求め、拒否された。のちにトルコはNATO(北大西洋条約機構)に加盟し、ソ連、ロシアが同市と海峡を領有する可能性はなくなった。

 ソ連は共産主義を全世界に拡大するという新たなメシア思想の立場から、中欧・東欧地域で次々に共産政権を樹立し、自らの勢力圏とした。しかしこれらの政権はソ連解体より前に次々に倒れ、ソ連の勢力圏は消滅した。「全スラブ連邦」の構想も結局は机上プランに終わったのだ。

 (平成国際大学名誉教授、元産経新聞モスクワ支局長)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/111215/erp11121500060000-n1.htm
【プーチン国粋主義の夢】
(下)自由なき現代化は可能か ソ連・ロシア研究家 鈴木肇氏
2011.12.15 00:03 (1/4ページ)
 帝政ロシアとソ連の夢が破れてソ連が解体したあと、故エリツィン大統領の失政が続き、2000年から新たな夢を振りまく「プーチンの時代」となった。

 彼は59歳の若い異色の政治家だ。エリツィン時代に頭角を現し、独立に動いたチェチェン共和国の武力制圧、石油、天然ガス輸出価格の上昇による経済好転で高い支持率を得ていた。

 彼はロシアをどのような国にしようとしているのか。このことを正しく知るには、国家会議(下院)の議席の多くを占める大政翼賛政党「統一ロシア」と、プーチン支持の愛国青年団体「ナーシ」の基本文書を丹念に調べる必要がある。ナーシとは「われらの」というロシア語だ。

 これらの文書には、ロシア国粋主義の立場からの歴史のねじ曲げがあって興味深い。そこにみられるプーチン氏の戦略目標は、国の全面的刷新と現代化によってロシアを世界で指導的地位を占める独立富強の超大国にしようとするものだ。彼らはエリツィン治下の1990年代を、国が乱れ、ポーランドなど外敵に攻め込まれた17世紀初めの「動乱時代」になぞらえ、危機につけこんでロシアを弱め、西欧化しようとしたと米国などを非難した。

 彼らが敵意を燃やす対象は、西欧派の自由主義知識人、オリガルヒ(新興財閥)と欧米でのその支援者、内外のファシストと国際テロリストなどだ。これら勢力が国を立て直そうとするプーチン氏に対し、「反プーチン同盟」を結んで戦っているのだという。かなり被害者意識の強い偏った見方ではないか。

 プーチン派の主張では、いまの世界はグローバルな経済と技術での競争の世界だ。弱者は強者に従属させられる。ロシア国家の弱さと非効率が現代化で敗北した原因だ。そこでロシアの現代化には、オリガルヒ資本主義体制の根絶と技術革新が必要だ。さらに人口減少、官僚化、国家機関の増大、汚職のはびこりといった問題がある。これら難問を克服して現代化を成し遂げるには、ロシアの主権と一体性を保持することが何より必要だと彼らはいう。

 主権とは国家の政治上の最終決定をする権利のことで、プーチン政権は「主権民主主義」という言葉をよく使う。欧米流の自由な民主主義ではなく、管理され、指導されたロシア独特の民主主義ということだろう。この用語で強権政治が正当化されている。

 ではプーチン氏の現代化戦略は成功するだろうか。「統一ロシア」などの基本文書に反ユダヤの文言が全くないのは一つの進歩ではあろう。一方で政権側の主張と現実との違いが大きすぎる。基本文書は現ロシアを「自由、公正、社会連帯の国だ」としているが、圧倒的な影響力を持つ3大テレビ局が国または国営企業の傘下に置かれている。新聞には一定の自由はあるが、いずれも少部数で影響力は限られている。

3605チバQ:2011/12/15(木) 22:30:55
 ロシア・ジャーナリスト同盟によれば、この20年間で殺害された記者は300人以上にのぼるという。事実なら大変なことだ。民族紛争の真相究明、とめどなく広がる汚職の摘発と改善には言論・報道の自由が不可欠だ。この現実が根本的に改められない限り、ロシアが先進民主主義国に仲間入りするのは無理だろう。

 基本文書はプーチン前大統領の2期8年の間に住民の所得は倍以上に増えたなどと数字を挙げて実績を強調している。今後数年で年金は倍増し、多党制の発展、官僚に対する市民の統制、司法の独立などで市民社会が形成されることになるという。そんな明るい展望を持つロシアから海外への人材と資本流出がやまないのはなぜか。プーチン政権下では議会政治と地方自治が形骸化した。得票率7%以下の政党は下院から締め出され、「統一ロシア」が後退した最近の選挙のあとも、与党と準与党が議席の大半を占めている。またプーチン氏の政敵、ホドルコフスキー氏への見せしめ的な懲罰から料金メーターのないタクシーの横行、官僚、警官らの収賄の日常化に至るまで、ロシアの現実は「法治国家」への道がいかに遠いかを示している。

 結局、ロシアが真の現代化を達成し、成熟した先進国となるためには、言論・報道の自由の確立と抜本的な政治改革が必要であろう。政治改革には、議会が自主独立の立法機関となること、テレビなどで自由な討論が行われ、野党の主張も国民に公正に伝えられることが必要だ。

 プーチン氏は、こうした矛盾に満ちた現実の中で、軍備の大増強、旧ソ連諸国の再統合に乗り出す。帝政ロシアと共産ソ連の過大な夢は厳しい現実によって打ち砕かれたが、プーチン国粋主義の壮大な夢は果たして現実になるのだろうか。(平成国際大学名誉教授、元産経新聞モスクワ支局長)

=寄稿

3606チバQ:2011/12/15(木) 22:33:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111215-00000090-mai-int
<チュニジア>アラブの春、なお迷走 青年抗議自殺から1年
毎日新聞 12月15日(木)21時42分配信

 中東の民主化運動「アラブの春」のきっかけとなったチュニジア人青年の焼身自殺から17日で1年になる。この間、チュニジアやエジプトでは議会選挙が実施されるなど民主体制への移行が進む一方、シリアでは政権側の武力弾圧に離反兵士らが反撃して内戦の危機に陥るなど、国ごとに民主化進展の違いが鮮明になっている。「春」で民主化を先行させたチュニジアの現状を報告する。【チュニス和田浩明】

 中東全域を激震させるきっかけとなった抗議の焼身自殺から1年。首都チュニス中心部のブルギバ大通りには多数の屋外カフェがパラソルを広げ、客でいっぱいだ。人通りも多く、一見平穏を取り戻したかに見える。

 だが、革命前の昨年は700万人近くが訪れた外国人観光客の姿は目立たず、内務省や議会前には今も鉄条網が設置され、重機関銃を据え付けた装甲車が警備に当たるなど、「革命」による混乱の名残は今も見られる。

 「10〜20%程度」(地元記者)とされるインフレが庶民の生活を圧迫。市民の多くは「自由」によって生活が楽になったと実感できず、労働者のストライキや政府への抗議行動なども続き、南部タタウィヌ県の一部都市では13日、住民間の衝突で夜間外出禁止令が発令された。

 チュニスに住むイラストレーター、スフィアン・デミさん(21)は言う。「自由は確かに拡大した。でも政治家が経済をテコ入れし、国を立て直せるかはまだ分からない」

 一方、政治面の民主体制への移行は着実に前進している。10月下旬に制憲議会(定数217)選挙が実施され、穏健派イスラム主義政党「アンナハダ」が議席の4割を獲得して第1党となり、世俗派政党2党と連立を組んだ。12月に入って暫定憲法が可決、連立第2党「共和国評議会」のマルズーキ党首(66)が暫定大統領に選出され、14日にはアンナハダのジェバリ事務局長(62)の首相就任が発表された。今後1年間かけ新憲法制定や新議会、大統領選挙の準備などを進める。

 しかし、地元紙編集長のロフティ・トゥアティ氏(57)は「ベンアリ前大統領の独裁下で長年抑圧された国民の間には政治不信が根深い。新政権が支持を維持できるかは、民主化や開発の促進などの公約の実現次第」と指摘する。

 イスラム主義政党の台頭には、アラブ諸国でも世俗主義傾向が強かったチュニジアでは警戒視する人も少なくない。女子大生のマラン・アカルミさん(23)は「アンナハダは女性の権利促進をうたうが、本当に約束を守るか行動を見守りたい」と語った。

 チュニジア中部の小都市シディブジドで昨年12月17日、路上で果物を無許可販売していたムハンマド・ブアジジさん(当時26歳)が当局の横暴に抗議して焼身自殺。インターネットや携帯電話などの通信手段の発達でブアジジさんの思いに共鳴する国民の反体制デモは全国に拡大し、23年続いたベンアリ体制は今年1月に崩壊した。これをきっかけに民主化のうねりはアラブ全域に広がることになった。

3607チバQ:2011/12/15(木) 22:52:14
http://www.worldtimes.co.jp/today/kokunai/111215-4.html
ロシア、リベラル派が結集模索−抗議デモが追い風、「同床異夢」も

12日、モスクワで記者会見し、ロシア大統領選への出馬を表明する新興財閥総帥のプロホロフ氏(AFP=時事)
 【モスクワ時事】4日に下院選が行われたロシアで、選挙の不正疑惑に抗議するデモが野党勢力を巻き込むうねりとなっている。プーチン首相(前大統領)が返り咲きを目指す来年3月の大統領選に向け、リベラル各派の結集を模索する動きも出てきた。ただ、相互不信は根強く「同床異夢」に終わる可能性もある。
 メドベージェフ大統領を批判して9月に更迭されたクドリン前財務相は、12日付のベドモスチ紙とのインタビューで、リベラル右派勢力による新党創設の必要性を指摘し、自身も「協力する用意がある」と強調。クドリン氏はプーチン氏の腹心とされ、ロシア政界に波紋が広がっている。

 これに呼応するかのように、リベラル野党・正義の前党首で新興財閥総帥の大富豪プロホロフ氏は12日、プーチン氏に挑戦して大統領選に出馬すると電撃発表。クドリン氏とこれまで接触してきたことを認め「政策面で立場は近い」と連携の可能性を示唆した。

 下院選での政権与党・統一ロシアの敗北と、抗議デモの拡大はリベラル派には追い風だ。しかし、同じリベラル勢力の野党指導者ネムツォフ氏らはプロホロフ氏について、新興財閥が政界を追放された経緯を踏まえ「プーチン氏のゴーサインなしに出馬はあり得ない」と疑問視。政権がリベラル票の切り崩しを狙った可能性があるとみて警戒している。

 大統領選は下院議席を持つ3党も独自候補で臨む方針で、現状では「プーチン氏とジュガーノフ共産党委員長の決選投票にもつれ込む」(外交筋)との見方が強い。リベラル派が候補を一本化できなければ決選に残るのは難しそうだ。

3608チバQ:2011/12/17(土) 13:04:22
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTJE7BF00U20111216
ロシア大統領、シルアノフ財務相代行を財務相に任命
2011年 12月 17日 01:39 JST
[モスクワ 16日 ロイター] ロシアのメドベージェフ大統領は16日、シルアノフ財務相代行を財務相に任命した。シルアノフ財務相代行は約3カ月前に辞任したクドリン前財務相の後任を務めていた。
来年3月の大統領選挙ではプーチン首相が大統領に選ばれることが確実視されており、その後、首相にはメドベージェフ大統領が就任すると見られているが、今回の決定により、シルアノフ新財務相を新政権にも登用する意向であることが示唆された。

シルアノフ新財務相はメドベージェフ大統領との会議で「欧州をはじめ、世界の市場の状況が不透明性に満ちているなか、財務省は様々な状況に向け準備を整えている」と述べた。

3609チバQ:2011/12/17(土) 13:04:59
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111217/erp11121700020000-n1.htm
露与党、逆風のなか下院てこ入れも 
2011.12.17 00:01 (1/2ページ)
 【モスクワ=佐藤貴生】ロシア下院選で与党が議席を大幅に減らす事態になったのを受け、体制を中枢で支えてきた人々を政権が下院に送り込み、与党のテコ入れに乗り出すとの観測が出ている。下院選の不正疑惑が反政権デモに発展するなか、重要法案審議などの事態に備え、早期に議会対策を行うべきだとの判断がありそうだ。来春の選挙をへて大統領職への復帰を目指すプーチン首相の人気にも陰りが見え始めており、政権側が批判の連鎖をどう収束させるかが焦点になってきた。

 インタファクス通信は15日、下院の野党幹部らの話として、政権と与党「統一ロシア」が大統領府のナルイシキン長官を下院議長に配する人事異動を行う見通しだと伝えた。長官はプーチン氏と同じ西部サンクトペテルブルクの出身で、プーチン氏が同市の副市長を務めていた90年代から、配下で働いてきた側近だ。

 ただ、大統領報道官は16日、「(メドベージェフ大統領は)長官を解職する大統領令には署名していない」と述べており、新体制構築に向けた調整がなお続いているもようだ。

 このほか、90年代から下院議員を長く務め、議会経験が豊富なジューコフ副首相が下院副議長に転出、統一ロシアの下院会派を率いるとの観測も出ている。

 統一ロシアは4日実施の下院(定数450)選挙で、前回選の結果より77議席少ない238議席を獲得するにとどまった。過半数は確保したものの、政権側には反与党の世論を追い風に野党が攻勢を強めかねないとの懸念がある。

 しかし、政治評論家のパブロフスキー氏は前出の2人について「典型的な官僚で、上からの指示を中継するだけの人々だ。“中継者”では事態は切り抜けられない」と分析、議会運営が滞る可能性もあるとみる。

 一方、世論調査機関「全ロシア世論調査センター」の公式サイトによると、今月10、11日に「次の日曜日に大統領選が行われたら誰に投票するか」との設問で世論調査を実施したところ、プーチン氏と回答した人は全体の42%だった。

 2位のジュガーノフ・共産党委員長は11%にすぎず圧倒的優位は動かないが、大統領選は過半数を制する候補者がいなければ上位2候補による決選投票に持ち越されるため、調査結果に注目が集まった。

 また、露メディアによると、別の世論調査機関「世論基金」が行った調査では、プーチン氏の12月の支持率は44%と大統領就任後の2000年以降で最低を記録した。同機関はプーチン氏の支持率に関する調査結果の公表を禁じられたとの報道も出た。

3610チバQ:2011/12/17(土) 13:06:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111216-00000069-reut-int
デモ吹き荒れる「ロシアの冬」、国営テレビの苦悩と試練
ロイター 12月16日(金)14時17分配信

 12月14日、下院選を受けたデモが続くロシアで、国営テレビ局がかつてタブーとされたデモ報道を始め、プーチン体制を支えてきたメディアに変革をもたらすか注目されている。写真は15日に行われた国民とのテレビ対話に出演したプーチン首相。代表撮影(2011年 ロイター)

[モスクワ 14日 ロイター] ロシアでは4日に行われた下院選の結果を受けて、選挙のやり直しやプーチン首相の退陣などを求めて、ソ連崩壊後では例を見ない大規模なデモの嵐が吹き荒れている。

【写真】拡大する反プーチン首相デモ

しかし、当局の報復を恐れるロシアの国営テレビ局の中には、直接デモを取材するのではなく、デモを取材する海外メディアを報道するというおなじみの手法に打って出た局もあった。このえん曲的な報道によって、同国の国営テレビがプレッシャーにさらされている様子が見て取れる。

デモ開始から10日が経ったが、1つの大きな疑問は、このデモが政治だけでなく、12年に及ぶプーチン体制を支えてきた国営テレビに真の変革をもたらすことができるか、ということだ。

<思いがけないヒーロー>

その答えの1つが、最大規模のデモが繰り広げられた10日に示された。ロシア政府系天然ガス独占企業ガスプロム<GAZP.MM>傘下の国営テレビ、NTVのベテランキャスターであるアレクセイ・ピボワロフ氏が、モスクワの広場で行われたデモの様子を番組で報道。前日の新聞報道では、同氏がデモを報じなければ番組に出演しないと語ったと伝えられていた。

NTVはもともと独立したテレビ局だったが、オーナーがクレムリンと衝突して財政難に陥った後、ガスプロムに買収された。その後、他の国営テレビ同様、国家管理の下に批判的な報道を行わなくなっていった。

<デモ報道は今後も続ける>

NTVニュースのトップであるタチアナ・ミトコーワ氏は14日、他の国営テレビ局トップらと上院議会を訪れた後、記者団に対し、今後もデモの報道を続けるとコメント。またNTV関係者は、デモを報道したという事実は政治的な締め付けに対する報道局の不満を示していると語った。ピボワロフ氏のコメントは得られていない。

また、ピボワロフ氏と話したというモスクワのベテラン記者によると、当日の報道内容はいつものようにガスプロムのミラー最高経営責任者(CEO)と幹部のウラジーミル・クリスティコフ氏との電話による話し合いで決められたという。その際の決め手は、国営メディアグループが所有するカナル・ロシヤがデモを報じたことだったという。

しかし、国営テレビにとって、デモ報道はもはやタブーではない。プーチン首相やメドベージェフ大統領は、抗議デモが公民権を示す行為であるとも語っている。

デモの主催者の1人で左派中道政党「公正ロシア」のメディアに関する議会委員会元メンバー、イリヤ・ポノマリョフ氏は「クレムリンにまず勝ち目がない状況だった。デモの映像を放映しなければ、収拾不可能な怒りに直面しただろう」と語る。

<それでもなお強大なプーチンの影響力>

クレムリンはデモ報道を容認することで、モスクワで24日に予定されている次のデモがさらに拡大するかもしれないという危険をあえて冒しているようだ。

クレムリンの元アドバイザーで政治アナリストのグレブ・パブローフスキー氏は「テレビ局は、一度始めたからにはデモを報道し続けなくてはならないだろう。とはいえ、プーチンがメディアへの支配力を失ったわけではない」と指摘する。テレビ報道は今でも監視され、プーチン首相を直接批判することはできないままだ。そして、そもそも今回デモが起きた理由を報道してはいけないという明らかなタブーが存在する。

有力週刊誌「コメルサント・ブラスチ」の編集長だったコワリスキー氏は14日、最新号で下院選の不正疑惑をめぐる記事を掲載したことが理由で解任されたと語った。同号は下院選を大きく扱い、表紙にはプーチン首相の写真と「選挙でいかにして不正が行われたか:目撃者の証言」などの見出しを掲載。このほか、英国での在外投票についてのページでは、「くたばれプーチン」と落書きされた投票用紙の写真が載せられていた。

3611チバQ:2011/12/17(土) 13:08:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111215-00000092-san-int
露に忍び寄る検閲の影 首相批判の編集長解雇 政権幹部、ネット規制の導入示唆
産経新聞 12月15日(木)7時55分配信

 【モスクワ=遠藤良介】下院選での大規模不正疑惑を機に反政権機運が高まっているロシアで、政権側がこれまで比較的自由な報道・言論活動を続けてきた新聞・雑誌やインターネットの統制を強化する兆候が出てきた。13日には下院選の報道をめぐって有力週刊誌の編集長らが解雇されたほか、政権幹部がネット規制の導入を示唆するなど波紋が広がっている。

 有力経済紙「コメルサント」などを発行する持ち株会社のオーナーで富豪のウスマノフ氏は同日、傘下の週刊誌「ブラスチ」の編集長と持ち株会社の社長を解雇した。ウスマノフ氏は、同誌最新号の記事が「低俗で暴力行為に近い」と理由を説明している。

 12日発行の同誌は、下院選で投票するプーチン首相(前大統領)の写真を表紙に掲げて下院選での不正行為を特集。直接の解雇理由は、ロンドンでの在外投票を伝えた記事に、プーチン氏を罵(ののし)る殴り書きがされた投票用紙の写真が付けられたことだとされている。

 英字紙モスクワ・タイムズは14日、この解雇劇がクレムリン(大統領府)によるウスマノフ氏への「巨大な圧力」によるもので、「このようなことは従来なかった。皆が衝撃を受けている」とするコメルサント関係者の話を伝えた。

 ロシアのプーチン前政権は、主要テレビ局を国や国営企業の傘下に入れるなど、国民の多くが情報源とするテレビを主要対象に報道・言論統制を進めた。

 一方、コメルサントが鋭い政権批判も行う高級紙として定評を得てきたように、新聞・雑誌は比較的自由な報道を続けてきた。

 だが、下院選での不正疑惑が新聞やネットで伝えられ、10日には大規模な反政権デモが行われたのを受けて、政権がこれらメディアの統制にも乗り出すとの懸念が強まっている。

 プーチン首相の最側近、パトルシェフ安全保障会議書記は14日までに「ロシアでもインターネットの賢明な規制を実現せねばならない」と中国型のネット統制導入をにおわせ、人権団体などが反発している。

 同日付の経済紙「ベドモスチ」は1面で、主要なネット業者で構成される団体が、国とともに「違法サイト」の閉鎖を義務づける法案を準備したと報道。ここでは児童ポルノや麻薬関連と並んで「過激主義的な内容」も規制対象とされており、「全般的なネット検閲につながる恐れがある」と警鐘を鳴らした。

3612チバQ:2011/12/17(土) 13:10:14
>>3588>>3606
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111217/mds11121708010001-n1.htm
「アラブの春」契機 チュニジア焼身自殺から1年 イスラム勢力「我が世の春」
2011.12.17 07:58 (1/2ページ)

16日、エジプトの首都カイロで、イスラム教徒の衣装ニカブを着たデモ参加者を警棒で打ちすえる兵士ら。エジプトでは人民議会選開始後も政府への抗議デモが絶えない(AP)
 【カイロ=大内清】中東・北アフリカに民衆デモが拡大し独裁政権が相次いで倒れた「アラブの春」のきっかけとなった、チュニジアでの青年の焼身自殺から17日で1年を迎える。民主化プロセスが進む中、各国の選挙ではイスラム勢力がほぼ“独り勝ち”し、さながら「イスラムの春」の様相を呈している。今後は国のあり方をめぐる議論が焦点となるが、国内政治の安定や経済の立て直しなど課題も多い。

 1月にベンアリ前大統領が亡命し、その後の「政権崩壊ドミノ」の先駆けとなったチュニジア。今月14日に、10月の制憲議会選で第一党となったイスラム政党アンナハダ幹事長のジバリ氏が新首相に指名され、アラブの春以降では初のイスラム勢力主導政権が誕生することになった。

 民主化が進む一方、インフレが国民の生活に重くのしかかり、生活の改善に強い期待がかかる。

 王制国家モロッコでは11月、イスラム政党が第一党に躍進、同じく王制のヨルダンでも今年に入り、イスラム勢力のデモなどで首相が2度にわたり交代した。

 さらに、域内外からの注目が集まるのが、8千万人超の人口を抱える地域大国エジプトの動向だ。

 2月のムバラク前政権崩壊後、初めてとなる人民議会(下院に相当)選が11月に始まり、これまでのところ、イスラム原理主義組織ムスリム同胞団傘下の自由公正党が、比例投票枠で36%の票を獲得。最終結果は全選挙区で投票が終わる来年1月の発表だが、第一党となる公算は極めて大きい。

 16日付の政府系紙アルアハラムは中間集計として自由公正党や、より復古主義的なイスラム政党、ヌール党が得票率を伸ばしていると報じた。

 イスラム勢力の躍進について政府系シンクタンクの専門家は「政策そのものへの支持よりも、慈善活動などを通じて社会への浸透を図ってきた成果との側面が大きい」と分析。「現実の政策に関わるようになれば、穏健化していくだろう」と予想する。

 だが、選挙での優勢が顕著になるにつれ、同胞団幹部からは「ビキニ着用は非イスラム的だ」といった発言が出始めている。劣勢のリベラル派には、イスラム化が進むことで主要産業である観光に悪影響が出るとの懸念の声も強い。

 今後の新憲法制定プロセスでは、同胞団などの意向が反映され、イスラム色の強いものとなる可能性もあるが、暫定統治を担う軍部がどういった態度に出るかは不透明なこともあり、当面は各政治勢力間で激しい駆け引きが続きそうだ。

 内戦と欧米の軍事介入の末、カダフィ政権が倒れたリビアでも、最近では民兵組織同士の衝突が続発し、平和的に民主国家移行が実現するかはなお不透明だ。

3613チバQ:2011/12/17(土) 13:12:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111217-00000048-mai-int
<チュニジア>青年焼身自殺1年 革命「成就」も経済停滞
毎日新聞 12月17日(土)13時2分配信


拡大写真
チュニジア中部シディブジド中心部の広場では、ムハンマド・ブアジジさんが、果物を売るのに使用した手押し車をかたどった記念碑が設置中だった=2011年12月16日、和田浩明撮影

 【シディブジド(チュニジア中部)和田浩明】「アラブの春」の発端となった町は、誇りと不安のはざまで揺れていた。23年続いたベンアリ前政権崩壊のきっかけになったムハンマド・ブアジジさん(当時26歳)の焼身自殺から17日で1年。革命が「成就」した一方で、情勢不安から主産業の観光は停滞し、経済状況は苦しいままだ。市民が「春」を実感するのは、まだ先なのが実態だ。

 16日午後、首都チュニス南方約260キロのシディブジド中心部の広場。抜けるような青空の下、ブアジジさんの記念碑の設置が急ピッチで進められていた。17日に予定されるマルズーキ暫定大統領の訪問に備えてのことだ。隣接する郵便局の外壁には、ブアジジさんの巨大な垂れ幕も掲げられた。

 現場には数百人の市民が集まり、作業を見守る。職探し中だというカイスさん(26)はブアジジさんを「(キューバ革命に参加した)ゲバラのようだ」と称賛した。その口調には、中東の政治地図に「大変革」を呼び起こしたことへの誇りがにじんでいた。

 革命は成った。だが、1月に訪問した際にも聞いた、シディブジドが直面する厳しい経済状況に大きな改善は見られない。

 小学校視察官のモアエズ・ブズィディさん(35)によると、革命の余波で観光業が停滞して失職したり、出稼ぎ先だったリビアの混乱で帰郷を余儀なくされた住民が少なくない。カイスさんもチュニジア中東部スファクスのホテルに勤めていたが、「革命後の観光客激減でクビになった」という。

 「何でも話せるし、自由になったけど生活は変わらない」。玩具工場で働くイスマハン・バルグーギさん(23)は革命後も続く苦しい現状を訴え、「若い人の失業問題やインフラの整備などに取り組んでほしい」と新政府に注文をつけた。

 ◇アラブの春とは…

 チュニジア中部シディブジドで昨年12月17日、路上で果物を無許可で販売していたブアジジさんが女性警官に摘発され、抗議の焼身自殺。これを機に、長年の抑圧に耐えかねていた市民の大規模な抗議デモに発展し、ベンアリ大統領は1月14日、サウジアラビアに事実上亡命した。

 民主化要求のうねりは中東一帯に次々と飛び火し、エジプトのムバラク大統領が辞任に追い込まれたほか、リビアの最高指導者カダフィ大佐は徹底抗戦の末、反体制派に拘束・殺害された。シリアでは3月以降、アサド政権が武力弾圧を続け、内戦寸前の状態に陥っている。

3614チバQ:2011/12/17(土) 13:15:25
>>3591-3592で話題の人が大統領に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111215-00000067-mai-int
<スイス>新大統領に女性 3年連続、歴代4人目
毎日新聞 12月15日(木)19時57分配信

 【ジュネーブ伊藤智永】スイスの上下両院合同会議は14日、来年1年間の次期大統領に、ビドマーシュルンプフ副大統領兼財務相(55)を選出した。10年のロイトハルト環境・運輸・エネルギー・通信相、11年のカルミレイ現大統領兼外相(今年で引退)に続いて3年連続、歴代4人目の女性大統領となる。

 ビドマーシュルンプフ氏は、4カ国語が公用語のスイスでも最少数派言語(母語住民0.6%)のロマンシュ語圏出身(スイス東部グラウビュンデン州)で、所属政党も議会勢力7番目の小所帯・市民民主党(上院1議席、下院9議席)だ。

 元々は第1党の右派・国民党議員だったが、07年の閣僚選挙で、国民党の実力者だった当時の現職閣僚を追い落とすため、他党が国民党内では左寄りのビドマーシュルンプフ氏を担ぎ出し、閣僚に選出した。

 チューリヒ大学卒の弁護士出身で、財務相の前に司法警察相を3年近く務めた。「すべての書類に目を通している」と言われるほど勤勉で、派手な言動もなく、国民の人気は高い。結婚していて、子供が3人いる。

 スイスの大統領は閣僚の中から1年交代で就任する。

3615チバQ:2011/12/17(土) 13:16:11
http://www.swissinfo.ch/jpn/detail/content.html?cid=31765594
2011-12-14 18:34スムーズに6人の現閣僚再選、またアラン・ベルセ氏が新閣僚に
第1党の右派国民党が二つ目のポストを要求して、現閣僚の再選をはばむ戦いを繰り広げると予想された12月14日の閣僚選挙。しかし実際には同党の戦いは選挙前にすでに終わっていた。
その結果、多少の動きはあったものの6人の現閣僚がスムーズに再選され、退任するミシュリン・カルミ・レ現外相の後任に、同じ社会民主党のアラン・ベルセ氏が選出され幕を閉じた。



一致の原則
 選挙は一番長く閣僚を務めるキリスト教民主党(CVP/PDC)のドリス・ロイタルト環境相の再選を問う投票から始まった。

 今回の選挙では、連邦議会の上位3党の、国民党(SVP/UDC)、社会民主党(SP/PS)、急進民主党(FDR/PLR)がそれぞれ二つ、キリスト教民主党が一つのポストを占めるのが妥当とされた。なぜなら「内閣での主張力は、連邦議会内の党の議席数に比例して尊重されるべきだ」という「一致の原則」を上位政党が主張してきたからだ。

 この観点から、第4党のキリスト教民主党は、始めから一つのポスト維持で満足しており、また脱原発を政府として決めたときなどのロイタルト氏の手腕は高く評価され、216票という高い支持で再選された。



ヴィトマー・シュルンプフ財務相の再選
 問題は次のエヴェリン・ヴィトマー・シュルンプフ財務相の再選だった。小党の市民民主党(BDP/PBD)に属するヴィトマー・シュルンプフ氏の続投は、この「一致の原則」からすれば難しく、そのポストを国民党は狙い2人の候補を対抗馬に立てた。

 しかし、結果としては過半数を少し上回る131票でヴィトマー・シュルンプフ氏が当選した。社会民主党とキリスト教民主党がヴィトマー・シュルンプフ氏を支持。2党ですでにおよそ100票に近い。そこに決定的な最後の数十票を加えたのが、今回の総選挙で議会の議席数を伸ばした自由緑の党(GLP/OVL)や緑の党(Grüne/Les Verts)などだった。

 自由緑の党は当初、国民党が2席獲得するのは「一致の原則」からして当然だと支持を表明していた。しかし「選挙直前に発覚した同党の有力候補者の不正事件に衝撃を受け、方針を変えた。一晩で次の候補者を出すのも納得できない。また、あらゆる手段で現閣僚を追い出すようなやり方はスイスの政治の伝統に合致しない」と自由緑の党のティアナ・アンジェリナ・モザー議員は批判した。

 いわば、国民党の敗北はこうした小党の方向転換などで選挙前にすでに決まっていたといえる。

 なお、ヴィトマー・シュルンプフ氏は最後に2012年の大統領にも選出された。これにも国民党は、同党のウエリ・マウラー国防相を対抗馬とした。

3616チバQ:2011/12/17(土) 13:16:31

ソマルガ司法相選出の一幕
 第3番目の国民党のウエリ・マウラー国防相は、国民党の唯一の現職の大臣として、また第4番目の急進民主党のディディエ・ブルカルテール内相も、第3党の急進民主党が2席を獲得するのは当然だという観点から、問題なく再選された。

 第5番目の社会民主党のシモネッタ・ソマルガ司法相の投票では、突然国民党が2人の候補者ハンス・ユルグ・ヴァルター議員とジャン・フランソワ・リム議員をリム氏一人にしぼると発表。さらに「経済的移民の膨大な流入に対処できるのは国民党だ」という理由もつけ対抗馬とした。これに対し社会民主党は、「国民党はいつも社会民主党の候補を阻止する」と抗議する一幕があったが、結果としてソマルガ氏は179票の高い票数で再選された。

 最後のシュナイダー・アマン経済相は、経済発展を主な政策とする右派中道の急進民主党員。同党は今回の選挙で国民党を支持していたにもかかわらず、国民党がやはりリム氏を対抗馬としたため、抗議の演説を行った。しかし、アマン氏も無事再選された。



新閣僚にアラン・ベルセ氏
 以上6人の現職の閣僚が再選された後、最後に社会民主党のカルミ・レ外相の後に着任する、新閣僚の投票が行われた。社会民主党はピエール・イヴ・マイヤール氏とアラン・ベルセ氏の2人を党推薦の候補者とした。

 ここでも国民党のリム氏が候補に立ったが、第1回目の投票結果はベルセ氏114票、マイヤール氏59票、リム氏59票。ベルセ氏の114票が過半数に満たないため、第2回目が行われ、結局ベルセ氏が127票を獲得して、新閣僚に選ばれた。

 ベルセ氏はフリブール州出身で、全州議会(上院)議員としてすでに8年の経験を持つ。経済学の博士号を持ち、社会民主党の経済政策を決定する主要人物とされる。また、5カ国語を話す語学力も高く評価され、今後経済相にも、外相にも適した人物といわれる。

 今日選出された閣僚7人がどの省を担当するかは、今週の金曜日か来週早々に決定される。

3617チバQ:2011/12/17(土) 13:25:58
http://www.asahi.com/international/update/1217/TKY201112170117.html
2011年12月17日10時3分
カザフスタンで暴動 死者70人の現地情報[PR]
 中央アジア・カザフスタン西部のジャナオゼンで16日、大規模なストライキを展開していた石油ガス生産会社の従業員らと治安部隊が衝突。銃撃戦も起き、多数の死傷者が出ている模様だ。検察当局は10人が死亡と発表したが、ロシアのインターネット新聞「ガゼータ・ルー」などの情報では死者は70人、負傷者は数百人に達しているという。

 ガゼータ・ルーによると従業員らは賃上げを求めて5月からストを開始。この日も多数の従業員がストに入ったが、暴徒化して自社の建物だけでなく、ホテルやバスを襲撃したり、放火したりしたという。

 中心部ではソ連からの独立20年を祝う催しが予定されていたが、そのための舞台なども破壊された。一帯はインターネットや携帯電話が不通になっており、騒動の波及を恐れた当局が遮断した可能性がある。

 カザフスタンでは、ナザルバエフ大統領の独裁体制が続いている。(モスクワ=関根和弘)

3618チバQ:2011/12/17(土) 13:33:35
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date2&k=2011121600076
宗教は「ジェダイ」=国勢調査で1万5000人−チェコ
 【ベルリン時事】チェコ統計局は15日、今年3月に実施した国勢調査で、1万5070人が宗教欄に米国の大ヒット映画シリーズ「スター・ウォーズ」に登場する「ジェダイの騎士」と記入したと発表した。
 調査は約1060万人を対象に実施。地域別で「ジェダイ」と記入した人が最も多かったのは首都プラハで0.31%だった。
 「ジェダイの騎士」は銀河系の正義の守護者。統計局によると、英国やオーストラリアなどにも「信徒」が多いという。(2011/12/16-06:38)

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3619チバQ:2011/12/17(土) 15:21:56
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2011/12/post-2373.php
大統領選でプーチンに挑む大富豪の本気度
Mikhail Prokhorov to Challenge Vladimir Putin for Russian Presidency

下院選での苦戦など来年の大統領選に暗雲が立ち込めるプーチンに強力なライバルが出現

2011年12月14日(水)17時23分
ジェシカ・フィーラン
 ウラジーミル・プーチン首相への挑戦は「私の人生最大の決断になるだろう」──12月12日、来年3月の大統領選への出馬を表明したロシアの大富豪ミハイル・プロホロフはこう言った。
 
 ロシアで3番目の富豪とされる実業家のプロホロフは、無所属で出馬する予定だ。自身の出馬について、プーチンやドミトリー・メドベージェフ現大統領に事前に話してはいないという。またロシアのノーボスチ通信は、プロホロフが大統領選に向けて新党の立ち上げを示唆しているアレクセイ・クドリン元財務相と組む可能性を指摘した。

 プロホロフは対抗馬を揶揄する汚い選挙戦術に走るつもりはないとしている。自分の政治的主張のうち、プーチンへの批判は10%にも満たないという。

 とはいえプーチンへの恨みがまったくないわけでもない。プロホロフは財界寄りのリベラル政党「右派活動」の党首を務めていたが、党内の分裂により今年9月に解任・追放された。彼はプーチン政権が裏で糸を引いて党員の裏切りを仕向けたと主張、政権批判を展開していた。現在もプーチン政権がロシア政界のすべて──候補者の選出からメディアへの露出度まで──をコントロールしていると非難している。

マッチョな独身貴族として人気
 モスクワ在住のグローバルポスト記者フレッド・ウィアによれば、プロホロフはロシアでは非常に有名な人物だ。



 この長身の大物実業家(身長2メートル以上)は以前から「理想の結婚相手」としてメディアをにぎわしている。YouTubeに自身のジェットスキーのアクロバット技を投稿してマッチョなアスリートぶりを見せたかと思えば、電気自動車の開発に熱心な実業家の顔も見せる。

 ロシアの産金最大手ポリュスゴールドの会長で、全米プロバスケットボール協会(NBA)のネッツのオーナーでもある彼の資産は、米経済誌フォーブスによれば180億ドルにも上る。
 
 プロホロフは、12月4日に行われた下院選で多くの国民が投票所に行かなかったのは「彼らに投票したいと思わせる候補がいなかったからだ」とブログに書いた。「国民が望む望まないにかかわらず、現時点ではプーチンだけがこの能率の悪い国家システムを操れる人物だ」

 彼はさらに大統領選への出馬のハードルはもっと下げるべきだと主張した。現状では出馬するには200万人以上の署名が必要だが、これを20万人にすることや、議会に議席を持つ政党だけでなく公共団体の代表でも候補者になれるようにするといった案を挙げている。

(GlobalPost.com特約)

3620チバQ:2011/12/17(土) 15:25:13
>>3255
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2011/12/post-2359.php
反移民ムードのスイスで右派が敗北
In Swiss Election, More Moderate Parties Win Votes

ヨーロッパのバランス感覚?下馬評では圧勝するはずだった右派政党に背を向けた有権者

2011年12月06日(火)13時01分
キャサリーン・ライオンズ

[2011年11月 9日号掲載]

 スイスの反移民ムードの風向きが変わったようだ。先週の総選挙で、国民は反移民政策を掲げる右派の与党国民党を拒絶し、中道政党に投票した。

 寛大な移民政策が犯罪増加の原因だと訴えて躍進してきた国民党は、前回07年の選挙で得票率28.9%を獲得し、今回は30%に達すると予想されていた。だがふたを開けてみれば、国民党は25.9%と伸び悩み、7議席減。一方、再生可能エネルギーと経済再建を打ち出した穏健派の自由緑の党が9議席増やして12議席を獲得した。

 スイスは人口の22%以上が外国人で、一部には50%以上の町もある。多様な民族が平和に暮らす国だったスイスを移民問題の地雷原に変えたのは国民党だと専門家は指摘する。

「攻撃的な感情が生まれているのは国民党の責任だ」と、ジュネーブ大学のサンドロ・カタチン教授は言う。「移民の話題は慎重に言葉を選ばないと、スイス人は(この問題に関しては)すぐに頭に血が上る」

 選挙直前には国民党のマスコットであるヤギが盗まれ、黒いペンキを塗られて返されるという事件もあった。

(GlobalPost.com特約)

3621チバQ:2011/12/17(土) 20:42:18
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011121602000032.html
宗派対立 激化も イラク戦争終結
2011年12月16日 朝刊

15日、バグダッドで行われた駐留米軍の撤退式で、旗を畳む米兵=ロイター・共同


 【カイロ=今村実】駐留米軍が年内に完全撤退することを確認したイラクでは九年近くに及んだ混乱で、イスラム教の宗派対立が激化。国際テロ組織アルカイダ系勢力も依然、大規模テロを狙う。イラク軍の支援・訓練に当たった約五万人の米軍が去った後、治安は一層悪化する恐れがある。

 「米軍の撤退は無責任で不道徳だ。彼らはイラクの国としての基盤と治安を破壊したまま、修復もせずに立ち去ろうとしている」

 イラク副首相で、世俗的なスンニ派を中心とした勢力「イラク国民対話」の指導者サレハ・ムトラク氏は本紙の取材に憤った。

 米軍の侵攻で国内少数派のスンニ派が中枢を握ったフセイン政権は崩壊した。その結果、多数派であるシーア派との対立は激化し、大規模テロは頻発、二〇〇六年は事実上の内戦状態に陥った。

 九年近くに及んだ戦争の犠牲者は十万人以上とされるが、AFP通信などによると、先月も約百九十人が死亡した。首都バグダッド中心部の警備が最も厳重な旧米軍管理区域(グリーンゾーン)でさえ、首相の暗殺を狙った爆発が起きている。

 またアルカイダ系組織の活動は依然として沈静化しないまま。今年八月には十八市町で連続爆発などが起こり、一日で七十人余が死亡した。テロ遂行能力を誇示したアルカイダ系勢力の犯行とみられている。

 現在、警察は六十五万人、軍は二十五万人とされ、治安体制は整いつつあるように見える。だが、評論家フセイン・アディール氏によると、治安当局の幹部らの忠誠心は、国家より宗派などへ向いている。このため、多くのテロが治安関係者自身の協力で行われ、汚職がまん延しているのが実態という。同氏は「旧政権時代のメンバーを追い出して、経験の浅い人材しかいない。米軍撤退後、治安は崩壊しかねない」と警告する。

3622チバQ:2011/12/17(土) 20:42:48
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011121702000027.html
イラクに政治的火種 イラン影響力拡大懸念
2011年12月17日 朝刊

 【カイロ=今村実】オバマ米大統領が戦争終結を宣言したイラクは十六日、駐留米軍最後の基地の引き渡しを受け、“独り立ち”に向け動き始めた。しかし、宗派対立や民族問題などが複雑に絡むモザイク国家を安定させることは容易ではない。流動的な政治体制の間隙(かんげき)を突き、隣国イランの影響力が増す恐れもあり、マリキ首相(61)は綱渡りの政権運営を迫られそうだ。

 AFP通信によると、イラクが指揮を引き継ぐのは南部ナシリヤ郊外の基地。全土で約五百に上った米軍基地は撤収を完了する。イラク当局者は「すばらしいこと。国民団結の日になるだろう」と手放しで喜んだ。

 ただ、イラクでは昨年三月に連邦議会選を実施したが、各勢力とも過半数には遠く及ばず連立協議が難航。イスラム教シーア派(約65%)とスンニ派(約20%)、クルド人らが加わる挙国一致内閣が発足するまで、九カ月以上も政治の空白が続き、今後も対立の火種を抱えたままだ。

 地域間の融和も課題で、北部の油田地帯キルクークをめぐっては中央政府とクルド人自治政府の間で、帰属の争いが続いている。

 アルアハラム戦略研究所(カイロ)のイマド・ガッド研究員は「連立政権はいつ崩壊しても不思議ではない。未解決問題は、破裂を待つ政治爆弾のようなものだ」と指摘。

 さらに、政権内でシーア派の支配力が強まる中、隣接するシーア派大国イランの影響力が強まる可能性が高い。「イランは米軍撤退後の空白状況を狙っている。特定勢力に資金や武器を供与し、イラク政治の決定権者を動かそうとするだろう」(ガッド研究員)。

 昨年十月にイランで最高指導者ハメネイ師(72)と会談したマリキ首相は「イランとの関係は戦略的に最も重要だ」と語った。首相自身、旧フセイン政権の弾圧を受け、イラン亡命の経験がある。

 イラク政府高官は本紙取材に「イランはイラク政治を完全にコントロールしようとしている。今やマリキ政権はイランの許可なしに何もできない状況だ」と明かした。今月十二日、マリキ首相と会談したオバマ大統領は、イランを念頭に「他国がイラクを干渉してはならない」とけん制。米軍撤退後の反米国家の動きに神経をとがらせている。

3623チバQ:2011/12/17(土) 23:23:50
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111217/erp11121722380011-n1.htm
カザフ暴動で非常事態令 当局「事態は沈静化」
2011.12.17 22:36

町から上がる煙=16日、ジャナオゼン(ロイター、ビデオ映像から)
 旧ソ連カザフスタンからの報道によると、同国南西部ジャナオゼンで16日、地元石油企業を解雇された労働者らが暴徒化し、治安部隊との衝突で11人が死亡、80人以上が負傷した。ナザルバエフ大統領は17日、同市でのストライキや夜間外出を禁じる20日間の非常事態令を出した。検察当局は同日までに事態は沈静化し、暴動に加担した約70人を拘束したとしている。

 カザフではソ連末期から最高権力者の座にあるナザルバエフ氏が強権統治を続けており、死者を伴う暴動は異例。16日は同国の独立20周年記念日だった。モスクワ 遠藤良介)

3624チバQ:2011/12/18(日) 11:14:29
>>3522
http://www.asahi.com/international/update/1217/TKY201112170331.html
2011年12月17日19時24分
旧ソ連・モルドバ、大統領選べず 2年以上不在続く
 旧ソ連・モルドバの議会(定数101)で16日、大統領選出の議員投票が行われたが、唯一の候補者である親欧米の民主党党首ルプ氏が当選に必要な61票を獲得できず、再び選出に失敗した。旧ソ連から独立した諸国で唯一の共産党政権を率いたウォロニン大統領が2009年9月に辞任して以来、大統領不在は2年以上に及んでいる。

 モルドバでは09年以降、親欧米派と共産党の議会勢力が伯仲し、双方の候補がギリギリで61票に届かず、大統領を選出できない状態が続いてきた。今回も親欧米派の連立与党で58票しかとれず、共産党は投票をボイコットした。30日以内に再投票されるが、情勢が動くかどうかは不透明だ。

 09年4月にあった議会選後の大統領選出投票では、与党だった共産党が残り1票を切り崩せず、議会は解散。同7月の議会再選挙では親欧米派が勝利したが、大統領選出に必要な議席獲得には失敗した。10年9月には大統領の選出を国民の直接投票に変える国民投票を実施したが、不成立に。同11月の議会選でも勢力伯仲が続き、出口のない状態に陥っている。(モスクワ=副島英樹)

3625とはずがたり:2011/12/18(日) 17:09:57
>>3591-3592,3614-3616
興味深いですねぇ,スイスの閣僚の選出。必然的に主要政党の連立政権となるんですねぇ。

3626名無しさん:2011/12/19(月) 17:49:00
まじここヤバイっす
自分、クリスマス前に彼女できたッス
やっぱセ○レより彼女がいいッス
今、流行ってるみたいッス
先輩も早く彼女作って下さいよ(・∀・)
http://bit.ly/skderi

3627チバQ:2011/12/19(月) 20:08:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111219-00000079-san-int
初のボウリング場、カブールにお目見え アフガンに笑顔を娯楽で取り戻そう
産経新聞 12月19日(月)7時55分配信


拡大写真
100万ドルの自己資産を投じて、アフガン初のボウリング場をつくったオーナーのミーナ・ラフマニさん(写真:産経新聞)
 アフガニスタンで、国内初のボウリング場が首都カブールに登場した。開設したのは、内戦やイスラム原理主義勢力タリバンの支配を逃れるため国外で16年間過ごした後、母国に戻ったアフガン女性のミーナ・ラフマニさん(26)。約30年の混乱で失われたアフガン人の明るさを少しでも取り戻したいと投資した。日本と同じ出来栄えのボウリング場はアフガン人で連日盛況だ。(カブール 田北真樹子)

 ボウリング場「ザ・ストライカーズ」は、カブール市内中心部のシャレナウ地区にひっそりとある。外観は小さな看板だけ。トタンのドアを内側から開いてもらって入ると、自動小銃を持った警備員たちが構えていたが、身体検査などを抜けると別世界が広がる。

 ◆オーナーは26歳女性

 赤や木目を基調とした欧米風のレストラン。隣には最新システムを導入した12のボウリングレーン。アフガンとは思えない光景だ。

 「そういう驚きを得られることを目指したんです」と、ミーナさんは語る。インテリア用品などは北米や中国から輸入。ボウリング場の建設は中国企業が担った。料理もイタリア料理がメーンだ。

 ミーナさんがボウリング場建設を思いついたのは2009年。カブールに約16年ぶりに戻ってきたときだ。

 1992年に内戦を逃れるため家族とパキスタンに脱出、2006年からは夫とカナダ・トロントで暮らしてきたが、09年に両親がカブールに戻ったのを機に里帰りした。その時、「ここは、苦労や悲しみばかりで、笑顔をもたらすはずの娯楽がないことに気づいた」。そこで、カナダで楽しんだボウリングを思いついた。先祖から引き継いできたカブール市内の土地をすべて売却して約100万ドルの資金をつくった。建設の全工程につきっきりで関わった。

 ◆自己資産100万ドル投じ

 9月にオープンして3カ月が経過した。評判は口コミなどで広がり、1時間35ドルとアフガンではかなりの高額だが、1日平均100人と連日多くの人でにぎわう。

 機器のメンテナンスや自家発電機用の燃料費など経営的には厳しい。だがミーナさんは「アフガンを発展させるのは、外国で教育を受けたアフガン人の責任」と力を込めた。

 ミーナさんは、このボウリング場から国際大会に出場できるような選手を育成したいと思っている。アフガン人の可能性がまたひとつ、広がった。

3628チバQ:2011/12/20(火) 17:33:31
http://mainichi.jp/select/world/news/20111220k0000e030133000c.html
イラク:副大統領に逮捕状…テロ容疑 宗派間対立の懸念
 【カイロ和田浩明】イラク内務省は19日、政府・治安関係者の暗殺事件に関与したとしてタリク・ハシミ副大統領に逮捕状が発行されたと発表した。ハシミ副大統領はイスラム教スンニ派。シーア派のマリキ首相はスンニ派のサレハ・ムトラク副首相に対し、連邦議会で不信任投票を要求しており、シーア、スンニ両派間の政治的対立の懸念が強まっている。

 内務省報道官は記者会見で、ハシミ副大統領の護衛3人を暗殺実行容疑で逮捕したことも明らかにし、「自白」ビデオも放映した。護衛は副大統領の事務所から暗殺のための資金提供を受けていたとされ、ハシミ副大統領は側近を通じ07年から暗殺を指示していた疑いがあるという。

 首都バグダッドの治安担当者によると、ハシミ副大統領は北部クルド人自治区を訪問中で、自治政府のバルザニ議長は逮捕状発行を受け、宗派間の関係悪化に懸念を表明した。

 イラクでは副大統領は3人で、宗派・民族構成を考慮してシーア派、スンニ派、クルド人から1人ずつ選出されている。イラクでは宗派間対立の激化で06〜07年に最大で月間3000人以上が死亡している。

毎日新聞 2011年12月20日 11時27分

3629チバQ:2011/12/20(火) 20:27:11
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=3522
「サハリン-北海道間にトンネル建設を」 プーチン首相の発言の波紋2011.12.19



ロシアのプーチン首相が最近、ロシア本土とサハリン島を橋でつなぎ、さらに日本へトンネルを建設する構想に言及し、大きな波紋を呼んでいる。



この発言は15日にテレビの生放送でロシア国民との直接対話を行った際に飛び出した。

プーチン首相は、大陸・サハリン間の橋が実現した場合、「シベリア横断鉄道やバイカル・アムール鉄道を十分活用できるようになる。なぜならその場合、我々は日本からの輸送を組織することができ、トンネル経由も含め、日本への直接輸送も可能となるからだ」と語った。



本土・サハリン間は最も狭いところで約7キロ。ここに橋を建設した場合、予算は100億ドル(7700億円)とされる。プーチン首相の言うとおり、日本-ロシア-欧州をつなぐ大動脈ができることになる。

プーチン首相は「日本側とこの件について討議している」と言うほど前向きだ。一方の日本の外交筋は「政府間で検討している事実はない」と即否定したが、せっかくの話なのだから、「日本も真剣に考えている」ぐらい言ってもいいのではないか。



建機レンタル最大手で北海道を基盤にしている「カネモト」の株価は、プーチン首相の発言の後の12月16日、558円から21円上がった。巨大プロジェクトについて、国のトップがちょっと発言しただけで株価は反応するのだ。



幸福の科学・大川隆法総裁は2009年5月の法話「幸福の具体化について」で、ユーラシア大陸一周の新幹線・リニア構想を明らかにしている。



北朝鮮が民主化・自由化したあとには、海底トンネルで九州と朝鮮半島を結び、朝鮮半島から自由化した中国まで、新幹線もしくはリニアモーターカーで結ぶ。
シルクロードを通って、インド、南西アジア、ヨーロッパへと結ぶ。
イギリスから北欧、ロシアを回ってシベリアから北方四島へ橋を架ける。


それだけでなく、アフリカ大陸や南北アメリカ大陸にも新幹線・リニアを通し、世界規模での「交通革命」を起こそうという構想だ。



サブプライムローン危機以降、各国の企業はお金を借りて投資する意欲が低調になっている。投資どころか借金返済を優先しているためだ。その結果、金融機関はお金の使い道に困って各国の国債を買っていたわけだが、EUもアメリカも信用不安が起きている。つまり、世界的にはお金は余っていて、その行き先を求めているのが現状だ。

世界の余剰マネーを引きつける巨大プロジェクトが今こそ必要だ。(織)



【関連記事】

2009年8月号記事 ニッポン繁栄 8つの提言 提言(4) リニアと宇宙旅客機で世界を結び交通革命を起こせ!

http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=645

3630チバQ:2011/12/20(火) 20:47:35
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/2258
によると政党「イラキーヤ」に所属
で、そのイラキーヤは議会第一党
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/2543

http://www.cnn.co.jp/world/30004995.html
テロ関与でイラク副大統領に逮捕状 宗派対立原因か
2011.12.20 Tue posted at: 11:27 JST
バグダッド(CNN) イラクの司法機関は19日、反テロリズム法に違反したとしてハシミ副大統領の逮捕状を発行した。

ハシミ副大統領が政府要員と治安要員に対する爆破攻撃を指揮したとされている。イラク内省は記者会見の席で、副大統領のボディーガードとされる男性らが副大統領から攻撃指示を受けたと証言する映像を示した。CNNは映像の男性が副大統領のボディーガードかどうかを確認できていない。

映像では、2009年から副大統領の指示を受けて、政府高官らを標的として爆発物を路上に仕掛けたり銃撃を行ったりしたと男性が語った。また、別の男性は直属の上司や副大統領から指示を受け、攻撃を実行しなかったら家族の命はないと言われたと述べた。

今月に入ってハシミ副大統領のボディーガード3人が身柄を拘束されている。これに対し、副大統領側は、ボディーガードが偽証を強いられたとの懸念を示した。また、人権団体からも証言の信憑性を疑問視する声が上がっている。

こうした動きに対してイスラム教スンニ派や世俗勢力で構成される議会会派イラキヤは、シーア派のマリキ首相が独裁的権力を拡大しようとしていると主張、議会をボイコットする姿勢を示しており、政治的安定性が低下するおそれがある。ハシミ氏はスンニ派だ。

政府関係者によると、ハシミ副大統領は、シーア派の副大統領とともに18日、タラバニ大統領と面会する目的でクルド人地域の街スライマニヤに向かったという。

米国務省はハシミ副大統領に逮捕状が発行されたことに懸念を示し、状況を注視するとした。イラク駐留米軍の撤退は18日に完了している。

3631チバQ:2011/12/20(火) 21:40:17
2906 名前:チバQ 投稿日: 2011/12/20(火) 20:57:44
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111220/mds11122016010001-n1.htm
【イラク駐留米軍撤退完了】
連立政権で内紛 米軍撤退で対立に懸念
2011.12.20 16:01
 駐留米軍が完全撤退したイラクの連立政権で、イスラム教シーア派が支持基盤のマリキ首相とスンニ派の受け皿となっている政党連合「イラキーヤ」の内紛が表面化した。米軍の「重し」がなくなると党派対立が激化するとの懸念が早くも現実になった格好だ。

 イラキーヤは昨年3月の選挙で第1党になったが、交渉の結果、マリキ氏が首相となり、閣僚ポスト配分で不満を募らせてきた。今月17日「首相が政策決定権を自分に集中させている」と抗議、議会活動停止を発表した。対抗する形でマリキ首相は18日、イラキーヤ所属のムトラク副首相が「(首相は)独裁者」と発言したとして議会に不信任投票の実施を要請。ロイター通信などによると、イラキーヤのハシミ副大統領の護衛官がテロ容疑で逮捕され、副大統領にも逮捕状が出されたが、執行されていないという。(共同)

3632チバQ:2011/12/21(水) 22:23:52
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011122100549
「ブログの闘士」を釈放=下院選抗議デモの立役者−ロシア
 【モスクワ時事】今月4日に投開票されたロシア下院選の不正行為疑惑をめぐり、プーチン首相の政権与党・統一ロシアに対する抗議デモを呼び掛けて拘束された著名ブロガーのアレクセイ・ナバリヌイ氏が21日未明、モスクワの警察施設から約2週間ぶりに釈放された。
 同氏はインターネット上で統一ロシアを「詐欺師と泥棒の党」と辛口批判して有権者の心をつかみ、下院選での同党退潮のきっかけをつくった。釈放は24日に予定されている大規模デモを勢いづかせる可能性もある。
 釈放後、ナバリヌイ氏はタス通信に、拘束について裁判所に不服を申し立てると表明。「(本当に)法律に違反した者全員が罰せられるよう闘う」と当局を非難した。(2011/12/21-14:31

3633チバQ:2011/12/21(水) 23:20:23
http://www.afpbb.com/article/politics/2846827/8220265?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics
イラク副大統領に逮捕状、政権内の宗派対立再燃か
2011年12月21日 14:48 発信地:バグダッド/イラク
【12月21日 AFP】イラク当局は19日、タリク・ハシミ(Tareq al-Hashemi)副大統領に対し、爆弾テロなどに関与した容疑で逮捕状を出した。ハシミ副大統領は20日に記者会見を開き、容疑を真っ向から否定した。

 イラクは挙国一致政権の発足から21日で1年を迎えるが、18日に駐留米軍の撤退が完了したばかりで、宗派間対立を内包した脆弱(ぜいじゃく)な連立政権のほころびが早くも表面化した。

 ハシミ副大統領が属する世俗派とスンニ派の政党連合「イラキーヤ(Iraqiya、イラク国民運動)」は逮捕状発行に反発し、閣議をボイコットする構えだ。

 ハシミ副大統領の周辺では、この数週間で少なくとも13人のボディガードが当局に一時身柄を拘束された。ハシミ氏側によると、このうち逮捕されたのは3人。国営テレビでは、内務省がハシミ氏のボディガードだとする人物がテロ計画を自供し、ハシミ氏の援助と資金を得ていたと語る映像が放映された。

 しかしクルド自治区アルビル(Arbil)で会見したハシミ氏は、この映像について「政治的にねつ造された」ものだと非難し、自己のテロ関与を一切否定するとともに、アラブ連盟(Arab League)首脳らに問題とされたテロの捜査への介入を求めた。また、ボディガードの自供についても、政治的な陰謀に基づく虚偽の自供だと語った。

 会見以前にハシミ氏側は、ボディーガード拘束の件に加え、治安部隊がハシミ氏の自邸前を数週間にわたって封鎖するなど「意図的な嫌がらせ」を受け続けているとしてマリキ政権を批判している。 

 前週末には、ハシミ氏と同様にイラキーヤ内部のシーア派であるサレハ・ムトラク(Saleh al-Mutlak)副首相が、スンニ派のヌーリ・マリキ(Nuri al-Maliki)首相率いる連立内閣を「独裁」と呼んだことで、マリキ首相がムトラク氏に辞任を求めた。この時点ですでにイラキーヤは、連立から離脱はしないものの、閣議をボイコットする構えを示していた。

 こうしたイラク政権の内紛について米政府は、ジェームズ・ジェフリー(James Jeffrey)駐イラク大使がイラクの指導者たちと会見し、懸念を伝えた。しかしマリキ首相は、ハシミ副大統領の逮捕状を取り下げるための仲裁は、一切受け付けないと断言している。(c)AFP/Mohamad Ali Harissi

3634チバQ:2011/12/22(木) 12:24:32
http://mainichi.jp/select/world/news/20111222ddm007030094000c.html
シリア:弾圧強化で170人死亡 監視団受け入れ前に攻勢か
 【カイロ和田浩明】シリアのアサド政権は北部イドリブ県などで離反兵士や住民への武力弾圧を強化、反体制団体によると19、20日だけで170人が死亡した。シリアは近く、和平調停のためのアラブ連盟監視団を受け入れる予定で、反体制派は「事前の抑え込みを狙った動き」と見ている。

 国内外の反体制団体によると、イドリブや中部ホムス、南部ダルアーなどで政府軍・治安部隊が攻勢を強化し、政府側にも多数の死傷者が出ている模様で「犠牲者は約270人」(反体制活動家のウィサム・タイーフ氏)との情報もある。

 監視団は今月中にも現地入りすると見られる。しかし、政権側は離反兵士らを「武装テロ集団」として実力排除。アサド大統領は20日、テロ目的での武器配布に死刑を適用する法律を導入した。

毎日新聞 2011年12月22日 東京朝刊

3635チバQ:2011/12/22(木) 22:12:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111222-00000010-fliv-moto
フェラーリ社長、次期総選挙への出馬を表明 大統領就任を目指す
TopNews 12月22日(木)21時35分配信


拡大写真
(写真:フェラーリ)フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ社長が、次期総選挙への出馬を表明した。

フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ社長が、2013年に行われるイタリア総選挙に出馬する意向を表明。大統領就任を目指すことが明らかになった。

モンテゼモーロは、1970年代にフェラーリのF1チームへ加入。当時低迷していたフェラーリをドライバー部門のタイトルを獲得するチームに立て直すと、フェラーリの親会社であるフィアットへ移った。その後、1991年にフェラーリの社長に就任すると、2004年からはフィアットの会長も兼務した。

2010年にフィアットの会長を退任したが、以前からモンテゼモーロの政界進出がうわさされており、シルビオ・ベルルスコーニ前首相がスキャンダルで失脚した際には、ついにモンテゼモーロが政界へ進出するのではないかとささやかれていた。

そんな中、モンテゼモーロは自身が立ち上げたシンクタンク「Itaria Futura」のメンバーへ送った書簡の中で、次のように宣言した。

「2度目の共和制は失敗に終わった。次の選挙は歴史的に重要なものとなるため、われわれには新しい顔、新しいアイデアが必要だ」

この書簡の中で、モンテゼモーロは次のように署名している。

「未来のイタリア大統領、ルカ・ディ・モンテゼモーロ」

3636チバQ:2011/12/24(土) 13:19:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111223-00000046-jij-int
パキスタン首脳、窮地に=「メモ騒動」で軍が圧力強化
時事通信 12月23日(金)14時45分配信

 【ニューデリー時事】パキスタンのザルダリ政権が軍弱体化への協力を米政府に求めた極秘メモが明るみに出た問題で、強大な権限を持つ軍トップのキアニ陸軍参謀長は23日までに、同問題を調査中の最高裁に徹底究明を要求し、政権との対決姿勢を強めた。同国では軍と対立した政権がクーデターで倒された例が複数あり、ザルダリ大統領やギラニ首相は窮地に追い込まれている。
 ザルダリ政権はこれまで軍との関係は良好とされてきた。しかし、今年5月の米軍による国際テロ組織アルカイダのビンラディン容疑者殺害作戦が転機となった。政権は、表では軍と歩調を合わせて米軍の作戦に「主権侵害」と猛反発。しかし同時期、裏では軍が政権転覆をたくらんでいる兆候があるとして、米軍制服組トップに「キアニ参謀長を阻止してほしい」と懇願するメモを渡したことが11月になって発覚。軍部の怒りを買った。
 同大統領は今月、約2週間にわたりアラブ首長国連邦の病院に緊急入院したが、軍の圧力で国外脱出を迫られたとの見方も浮上した。近年では異例なほどの軍の強硬姿勢は、クーデターの前触れとの臆測も絶えない。ギラニ首相は22日の演説で「民主政権の転覆が画策されている」と指摘。不穏な動きを見せる軍部をけん制した。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111224-00000079-san-int
パキスタン 軍VS政権、関係悪化 米軍へのザルダリ大統領メモめぐり
産経新聞 12月24日(土)7時55分配信

 ■辞任・総選挙・クーデター…、対立は危険水域

 【ニューデリー=田北真樹子】パキスタンで軍事クーデターを阻止するためにザルダリ大統領が米軍に協力を要請したとされるメモをめぐり、政府と軍の対立が激化し、近日中に衝突が起こるのではないかとの見通しが強まっている。ギラニ首相が異例の軍批判を行ったことなどから、緊張が増しており、ザルダリ大統領の辞任や総選挙の前倒しが取り沙汰されているほか、軍事クーデターの可能性も否定できない。

                   ◇

 ギラニ首相は22日、国会で軍と3軍統合情報部(ISI)が政府の管理下にあるのかと問われ、「軍が自らを『国家内国家』だと認識しているのであれば、受け入れられない」と答弁し、パキスタンを事実上動かしてきた軍を批判した。

 同日の会合では「政権転覆の企てがある」とも声を上げるなど、ギラニ氏が「最近の歴代首相の中でも最も大胆な発言」(パキスタン紙)を行ったのは、政府と軍を巻き込んで同国を揺るがしている“メモ疑惑”の存在がある。

 この疑惑は、今年5月、国際テロ組織アルカーイダの指導者だったウサマ・ビンラーディン容疑者殺害後、米軍に主権侵害を許したとして苦しい立場に追い込まれた軍によるクーデターを恐れて、ハッカニ前駐米パキスタン大使が第三者を通じて米軍幹部に事態回避の協力を要請するメモを作成したとされる疑惑だ。

 軍は、こうした動きは国家安全保障に影響を及ぼすなどとして、最高裁に調査を要請。最高裁は近日中に、メモ疑惑を正式に調査するかどうか判断する見通しだ。

 メモ作成には、ハッカニ氏と近い関係にあるザルダリ大統領の指示があったとされ、大統領が米国に内政干渉を許すような行動を取っていたことが裏付けられれば、反米感情の強い国内が激しく反発するのは必至。このため、政府は最高裁による調査を回避したいとの思いがある。

 有力紙ドーンが23日付の1面トップで「政府と軍、衝突へ」と報じたほか、他の新聞も、対立が危険水域に達しているとの認識を示した。また、ロイター通信は22日、ザルダリ大統領の辞任を求める軍幹部の声を報じた。だが、ザルダリ氏に辞任の意思はないとみられ、議会による弾劾も難しい。

 軍トップのキアニ陸軍参謀長は政権転覆の意図を否定するが、軍がいずれかの時点でクーデターに踏み切るとの見方も消えない。パキスタンは、1947年の独立以来、3度の軍事クーデターを経験している。

3637チバQ:2011/12/24(土) 13:21:15
http://www.topnews.jp/2011/12/23/news/f1/teams/ferrari/48992.html
フェラーリ社長、政界進出を否定
2011年12月23日(金)
0

[+] 写真を拡大フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ社長が、2013年のイタリア総選挙へ出馬するとの報道を否定した。

モンテゼモーロが自ら立ち上げたシンクタンクのメンバーへ送った書簡の内容から、各メディアはモンテゼモーロが2013年の総選挙へ出馬することを発表したと報道。この書簡には、「未来のイタリア大統領、ルカ・ディ・モンテゼモーロ」との署名が入っていたとも伝えられている。

しかし、モンテゼモーロは次のように『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』へ語り、政界進出の可能性を否定した。

「政界進出? いや、私はフェラーリにいるよ」

3638チバQ:2011/12/24(土) 13:23:54
http://www.cnn.co.jp/world/30005033.html
誤爆めぐり米国とパキスタンの主張に食い違い、亀裂深まる恐れ
2011.12.23 Fri posted at: 15:39 JST
(CNN) 北大西洋条約機構(NATO)軍の誤爆によりパキスタンの兵士24人が死亡した問題で、米国とパキスタンの主張に食い違いが生じている。この問題をめぐって両国間の亀裂がさらに深まる恐れも出てきた。

米国防総省は11月26日に起きた誤爆について、NATO軍の関係者約60人からの聞き取りに基づく調査報告を22日に発表。米軍の行動は、攻撃を受けて応戦した自衛のための措置だったと結論付けた。

調査責任者のスティーブン・クラーク准将によると、NATO軍がパキスタンとの国境に近いアフガニスタンの村に向かっていたところ、機関銃や迫撃砲による攻撃を受けた。これに対して司令官が「武力の誇示」を命じ、F15戦闘機と武装ヘリコプターを出動させて照明弾を発射、それでも攻撃が止まなかったため、空爆を実施したという。

これに対してパキスタン側は、先に攻撃されたのはパキスタン軍の方だったと主張している。同国の情報当局者は22日、「我々が先に攻撃したという主張は誤りだ。彼らが先に攻撃し、我々が応戦した」と語った。別の情報当局者も「(国防総省の)結論は、我々がこれまで米国とやり取りしてきた内容と矛盾する」としている。

クラーク准将は、情報の伝達ミスが原因で、交戦相手の確認に時間がかかったことも明らかにした。米国は空爆開始に先立ちパキスタンに、この地点に同国の兵士がいるかどうかを問い合わせた。これに対し「ノー。だが確認する」との返事が返ってきたが、「ノー」の部分しか伝わらなかったことから、空爆開始に至った。その後も位置確認などをめぐって食い違いが続いたという。

3639チバQ:2011/12/25(日) 00:01:49
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111224/erp11122423410010-n1.htm
政権の「口約束」に怒り ソ連崩壊後で最大の反政権運動
2011.12.24 23:35

ロシア下院選で不正があったとして野党が開いた抗議集会で通りを埋め尽くした参加者=24日、モスクワ(ロイター=共同)
 【モスクワ=佐藤貴生、遠藤良介】ロシア下院選での大規模不正疑惑に抗議して24日に行われたモスクワの反政権デモ参加者が主催者発表で13万人と10日の前回デモを上回った。首都ではソ連崩壊後で最大となる反政権運動のうねりが続いていることが浮き彫りになった形だ。メドベージェフ大統領は前回のデモ以降、政治制度の民主化方針を示したが、デモ参加者は政権の「口約束」に対する怒りが渦巻いていた。

 モスクワ中心部のサハロフ大通りを、デモに参加する老若男女が埋め尽くした。人々は抗議運動のシンボルとなっている白いリボンを衣服につけ、白い風船やカーネーションを手にした人も目立った。

 「前回デモでわれわれが要求した政治犯の釈放も、票の再集計も実現していない」「新年をロシア政治の転換点にしよう」。演壇からの呼びかけに参加者らは力強く呼応し、「プーチン(首相、前大統領)なきロシアを」と気勢を上げた。

 前回のデモを受け、メドベージェフ大統領は22日の年次教書演説で、プーチン前大統領時代に廃止された知事選挙や下院選小選挙区制度の復活といった改革方針を表明した。

 ただ、24日のデモ参加者からは「メドベージェフはこの4年間、改革を約束しながら何もしてこなかった」(27歳、男性技師)といった声が多く聞かれ、政権の表面的な“ガス抜き”には現時点で効果が表れていない。

 プーチン首相が15日のテレビ放送で、反政権デモが「外国の資金援助」を受けていると述べたことは逆に参加者の憤りを招いており、男性団体職員(44)は「われわれを侮辱している。これからもデモに参加する」と話していた。

 地方では政権支持率が依然として高く、首都の反政権デモも年末年始を控えていったん沈静化する見通しだ。

 ただ、下院選の不正疑惑が浮上して以降、都市部では政権に対する不満を持つ人が急増し、大規模な反政権デモを弾圧することは不可能だ。下院選後に政治的機運が変わったのは間違いない。

3640チバQ:2011/12/25(日) 00:02:27
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111219/erp11121907430002-n1.htm
【環球異見】
ロシア下院選と反政権デモ
2011.12.19 07:41 (1/4ページ)[ロシア]

エコノミスト(英国)
 ロシア下院選の不正疑惑は大規模な反政権デモに発展し、来春の大統領選に出馬予定のプーチン首相の対応に注目が集まっている。デモの影響力は未知数で、プーチン氏の再登板は揺るがないとの見方が主流だが、硬直した政治の改革を進めない限り、不安定化は避けられないとの指摘は多い。外交的には強硬姿勢をとるという分析もある。

                   ◇

 ▼エコノミスト(英国)


プーチン体制に亀裂


 下院選の不正疑惑を発端にロシア各地に広がった反政権デモについて、英誌エコノミスト(12月10〜16日号)は「プーチン氏のロシアに亀裂」との見出しを掲げ、「来年3月の選挙で大統領に返り咲くプーチン首相はロシアと彼自身のためにもクレムリン(体制)を改革し、経済を近代化すべきだ」と求めた。

 同誌によると、プーチン氏率いる与党「統一ロシア」の得票率は前回選挙の64%から50%弱に減少。しかし、独立監視団体の調査では実際の得票率はさらに15〜20ポイント低く、投票率が140%という異常な高率となる地域もあった。

 プーチン氏が2000年に権力を握ってから体制に「最大の亀裂」が入ったと同誌は指摘する。

 プーチン氏の権力基盤は、氏の個人的な人気と、国民の生活水準を押し上げた原油価格の高騰に支えられてきた。しかし、この2つに陰りが見え、同誌は「プーチン政権がルーマニアのチャウシェスク政権のようにすぐに倒れるとはいえないものの、“プーチン後のロシア”が初めて夢物語ではなくなってきた」と分析する。

 ロシアの財政は原油価格が1バレル当たり110ドルまで上昇しないと均衡しない上に、経済の腐敗は根深い。プーチン氏がソ連崩壊と同じ轍(てつ)を踏まないようにするには経済を開放し、汚職を追放することが不可欠だ。

 プーチン氏は、政治・経済改革を進めることをにおわせたが、真意はまだ分からない。国民の不満をかわすため、与党「統一ロシア」と距離を置き、次期首相に就任する見通しのメドベージェフ大統領を見限る可能性もあると同誌は予測。「プーチン氏が体制を改革しない限り、ロシアはもっと危険な状態になる。近隣諸国にとっても、プーチン氏にとっても」と結ぶ。(ロンドン 木村正人)

                   ◇

3641チバQ:2011/12/25(日) 00:02:53
 ▼ベドモスチ(ロシア)


途方に暮れる権力と民衆


 ロシア下院選の大規模不正疑惑に対する国民の怒りは、首都モスクワで10日に行われた反政権デモとなって示された。主催者発表で5万人が集結、しかも治安当局は1人も拘束しなかった。2000年のプーチン政権発足以来、初めての出来事とされる。

 12日付の独立新聞はこの件で、複数の評論家の談話を集めた記事を掲載した。社会評論家のゲリマン氏は、「こうした政治的討議が再び、出現するに違いないことを示すものだ」とし、権力と民衆の「対話」が始まると予測した。

 政治評論家のラジホフスキー氏も、民衆の抗議の声は権力側に届いたと確信する半面、「政権は選挙結果は見直さないし、やり直し選挙もしない。(来年3月の)大統領選では、他の立候補者はプーチン氏の競争相手にはならず、描かれたシナリオ通りに進むだろう」とし、デモが政治にもたらす効果は最小限にとどまる、との見方を示した。

 別の政治評論家、プシコフ氏は、経済危機で社会を混乱に陥れたエリツィン政権期の混乱を克服するため、「プーチン氏は大統領就任後、(国民の)期待通りのことをやった」とし、その過程で権力と民衆の「対話」が損なわれたと分析した。

 問題は「対話の不在」ばかりではないようだ。同日付のベドモスチ紙は、モスクワのデモ会場となったボロトナヤ広場になぞらえて「広場からの出口」と題した社説で、「権力側も民衆も途方に暮れている。権力側は(国民の不満を)どう現実に反映させていくか考えがつかず、社会の方も政権の動向をどうコントロールするか考えついていない」と指摘。長期に及んだ「プーチン時代」に、国全体が思考停止状態に陥ってしまったことを示している。(モスクワ 佐藤貴生)

                   ◇

 ▼ワシントン・ポスト(米国)


プーチン氏は「反米貫く」


 米紙ワシントン・ポストは10日付の社説で、大規模不正が指摘されるロシア下院選を「自由でも公正でもなかった」と切り捨てたクリントン米国務長官の発言を称賛し、オバマ政権にロシア民主化を促すための圧力強化を求めた。

 米主要紙の一部には米露関係の「リセット」の「リセット」を求める強硬論も出るなど、総じて次期大統領就任が確実視されるプーチン首相の強権的な政治姿勢への不信感をあらわにしているのが特色だ。

 ポスト紙の社説は、プーチン首相が「予想通り」に「国家主義のカードを切ってきた」と指摘し、クリントン長官の発言に「(ロシア国内の)活動家にシグナルを与えている」と反論したプーチン氏を批判する。

 強権的な政権が国内世論の引き締めを図ろうと反米感情をあおるのは、米国の歴代政権が世界各地で目の当たりにしてきた光景だ。

 社説は大統領選が実施される来年3月ごろまで、プーチン首相は「反米姿勢」を貫くと分析し、オバマ大統領とメドベージェフ大統領との間で「リセット」された米露関係の「取り壊しまでには至らずとも遠ざかってはいく」と予測する。

 社説は一方で、クリントン長官が「人権問題」を盾に選挙結果の調査を重ねて要求し、「無視したり、ごまかしたり」もできたプーチン首相の挑発を「押し返した」と称賛。揺るぎない米国の姿勢は、ロシア全土に拡大した反政権デモの参加者にも影響を与えるだろうと歓迎した。

 より保守的な米紙ウォールストリート・ジャーナルの12日付社説はさらに一歩踏み込んだ。プーチン氏の再登板で「オバマ氏は米露関係の再構築という幻想から手を引く時期に来た」と主張し、反政権デモの支援を打ち出すよう訴えている。(ワシントン 犬塚陽介)

3643チバQ:2011/12/25(日) 00:15:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111224-00000061-jij-int
大統領に癒着疑惑=実業家から便宜―ドイツ
時事通信 12月24日(土)14時48分配信

 【ベルリン時事】ドイツのウルフ大統領がニーダーザクセン州首相時代に、懇意にしていた実業家とその妻から低利融資などの便宜を受けていた事実が明らかになった。検察当局は違法性はないとして捜査しない方針だが、癒着疑惑は国民の批判を浴び、同大統領は窮地に立たされている。
 ドイツの大統領は国家元首として国民に範を垂れるべき立場とされる。ウルフ氏はメルケル首相が率いる与党・キリスト教民主同盟出身で、大統領就任を後押しした同首相にとっても打撃となっている。
 ウルフ氏は州首相だった2008年、実業家の妻から自宅購入資金として、銀行より低い金利で50万ユーロ(約5100万円)の融資を受けた。その後、この実業家が米フロリダ州の別荘にウルフ氏を招待したことが判明したため、州議会が実業家との関係をただしたところ、同氏は融資を受けていたにもかかわらず、「ビジネスはしていない」と回答していた。

3644チバQ:2011/12/25(日) 00:45:17
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011122300211
岐路に立つプーチン体制=25日にソ連崩壊20年−域内経済ブロックも模索・ロシア
 【モスクワ時事】冷戦時代に米国と対立する超大国だったソ連が、1991年12月に崩壊して25日で20年を迎える。ソ連崩壊を「20世紀最大の地政学的悲劇」と表現したロシアの最高実力者プーチン首相(前大統領)は、旧ソ連地域の経済ブロック創設を模索し、来年3月の大統領選に立候補、さらに2期12年も可能となる超・長期政権に突き進もうとしている。
 プーチン氏は99年12月31日、電撃辞任したエリツィン大統領から大統領代行に任命された。2000年の大統領選で当選後は2期8年間、高い支持率と原油価格の高騰を背景に、批判的な新興財閥やメディアを排除して支配を強固にしてきた。任期満了でメドベージェフ大統領を後継者にし、自らは首相として影響力を保持した。
 08年の憲法改正で大統領任期4年が6年に延長されたのも、プーチン氏再登板への伏線とされる。しかし政権長期化に伴う支持率低下は避けられなかった。今年9月にメドベージェフ氏との間での大統領と首相のポスト交換を明らかにすると「権力の私物化」と批判され、今月の下院選で与党・統一ロシアは大幅に議席を減らした。(2011/12/23-15:23

3645チバQ:2011/12/25(日) 20:43:42
>>1847とか
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111225/mds11122519590003-n1.htm
ダルフール反政府指導者を殺害
2011.12.25 19:59
 スーダン国営メディアは25日、同国政府軍が、中部の北コルドファン州での軍事作戦で、西部ダルフール地方を拠点とする反政府武装組織「正義と平等運動(JEM)」指導者イブラヒム・ハリール氏を殺害したと報じた。中東の衛星テレビ局アルジャジーラによると、同氏の親族も死亡を確認した。

 政府とJEMは昨年、全面停戦に向けた合意文書に調印したものの、その後、和平交渉は打ち切られ戦闘が続いていた。(カイロ 大内清)

3646チバQ:2011/12/26(月) 12:43:02
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2011/12/26/20111226ddm007030156000c.html
コンゴ:政情不安定に 大統領選巡り、現職と次点対立
 【ヨハネスブルク高尾具成】アフリカ中部・コンゴ民主共和国で11月末に実施された大統領選の結果を巡り混乱が続いている。選管は現職のカビラ氏の再選を発表したが、次点だったチセケディ元首相が選挙の不正を主張し、結果を認めていない。カビラ氏は20日、大統領就任の宣誓をしたのに対し、チセケディ氏も23日、独自に就任を「宣誓」した。治安部隊は元首相支持者に対して圧力を強めており、政情不安が一層強まっている。

 AFP通信によると23日、首都キンシャサのサッカー場で予定されていたチセケディ氏の「就任宣誓式」に集まった約1000人の支持者に対し、治安部隊が催涙ガスなどを使用して「鎮圧」した。式は別の場所で実施されたという。国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチは22日、今月9日以降、治安部隊により、少なくとも24人が殺害されたと発表した。

 先月28日の大統領選には11人が出馬。06年以来2回目の民主的選挙で、選管は今月9日、カビラ氏が約49%を得票して再選されたと発表した。

毎日新聞 2011年12月26日 東京朝刊

3647アナスイ:2011/12/26(月) 17:33:13
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3648レイバン:2011/12/26(月) 17:33:39
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3649チバQ:2011/12/26(月) 22:21:51
http://www.cnn.co.jp/world/30005051.html
葬儀を狙った自爆テロ、国会議員含む20人死亡 アフガン
2011.12.26 Mon posted at: 09:13 JST
(CNN) アフガニスタン北東部タハル州のタロカーンで25日、葬儀の参列者を狙った自爆テロがあり、現地の警察によると約20人が死亡、50人が負傷した。犠牲者の中には国会議員のアブダル・ムタリブ・ビク氏も含まれていた。

地元当局によると、犯人は参列者の中に入り込み、ベルトに付けた爆弾を爆発させたという。

カルザイ大統領は「宗教儀式のために集まった罪のない人々を標的にした非道なテロ行為」と非難する声明を発表。狙われたのはイスラム教の儀式を行っていたアフガニスタンのイスラム教徒だったと指摘した。

在カブール米国大使館も「タリバーンなどの武装勢力が罪のないアフガン市民に対する連続殺人を行っている」と述べ、「(米政府は)アフガニスタンの平和と繁栄という共通の目標に向け、アフガンの人々とともにテロリズムに立ち向かう」と強調した。

タハル州ではこの数カ月、市民や北大西洋条約機構(NATO)軍を狙ったテロが相次いでいた。25日は同国北部でも国際治安支援部隊(ISAF)の兵士1人が武装勢力の襲撃を受け死亡している。

3650チバQ:2011/12/26(月) 22:44:51
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20111226-OYT1T01235.htm
モルドバ・沿ドニエストルの大統領選で現職敗退
 【モスクワ=貞広貴志】旧ソ連・モルドバからの分離独立を目指す沿ドニエストル共和国で25日、大統領選の決選投票が行われ、中央選管は26日、エフゲニー・シェフチュク元議長の当選を発表した。


 ロシア系住民が多い同共和国では、1990年の「独立宣言」以来、イーゴリ・スミルノフ現大統領が指導者だったが、5選目を目指した今回は11日の第1回投票で敗退した。

(2011年12月26日21時15分 読売新聞)

3651チバQ:2011/12/26(月) 23:29:32
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111226/asi11122622590000-n1.htm
元クリケット主将のカーン氏、パキスタン政界に旋風
2011.12.26 22:55 (1/2ページ)

クリケットの元スター選手で政治家に転身したイムラン・カーン氏(ロイター)
 【ニューデリー=田北真樹子】クリケットの元スター選手で、1992年にパキスタンのナショナルチームを主将として初めて世界トップに導いた後、政治家に転身したイムラン・カーン氏(59)率いる正義行動党(PTI)が、2013年までに行われる同国総選挙で“台風の目”になる可能性が出てきた。政治家としては目立った実績を残していないカーン氏だが、汚職にまみれた政治に嫌気し、既存政党に失望した若い世代を中心とした有権者の支持を集め、同党は勢いを急速に増している。

 「正義行動党が政権の座についたら、主要な汚職・腐敗を90日で根絶する」

 25日、カーン氏が南部カラチでの党集会でこうぶちあげると、10万〜30万人と伝えられる支持者が歓声を上げた。

 カーン氏がこれほどの人気を見せつけたのは10月の東部ラホールでの集会に続いて2度目。ラホールでも10万人が参加し政界を驚かせたが、今回はそれを上回る規模となったことから、正義行動党が次期総選挙である程度の議席を得るとの見方が現実味を増してきた。

 集会でカーン氏の隣に立ったのは、政権与党のパキスタン人民党(PPP)や最大野党パキスタン・イスラム教徒連盟シャリフ派(PML−N)を離れ正義行動党に移った政治家たちだ。雪崩的な入党現象がみられる中、最近ではムシャラフ軍事政権批判の急先(せん)鋒(ぽう)だった、PML−N所属のジャビド・ハシュミ氏が入党。良識派政治家とされる同氏の入党は、正義行動党の人気をさらに後押しするとみられていれる。

 カーン氏が正義行動党を立ち上げたのは1996年。2002年には下院選で初当選したが、その後は議席を失った。同党は現在、国政でも地方でも議席を保有していない。

 「米国との協力を見直し、支援は受け取らない」などと主張するカーン氏の政策には具体性がほとんどみられない。イスラム原理主義勢力タリバンを批判することはほとんどなく、党勢拡大は軍が背後にいるから可能だったのではとの臆測も呼んでいる。

3652チバQ:2011/12/28(水) 00:20:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111227-00001002-yom-bus_all
ブラジル、英国抜き世界6位の経済大国へ
読売新聞 12月27日(火)17時57分配信

 【リオデジャネイロ=浜砂雅一】2011年の国内総生産(GDP)で、新興国ブラジルが英国を抜き、世界6位の経済大国になる見通しとなった。

 英BBC放送などが26日、英民間調査機関CEBRの分析として報じた。ブラジルは20年までに、GDPで独仏も追い越す見通しだという。

 ブラジルのマンテガ財務相は26日、「ブラジルの成長ペースが他の経済大国を上回る傾向は当分続く」とする談話を発表し、さらなる経済発展に自信を見せた。

3653チバQ:2011/12/28(水) 00:39:43
http://ecodb.net/ranking/imf_ngdpd.html



米:常任理事国 G8 G20
中:常任理事国 G20
日:G8 常任理事国入り希望のG4 G20
独:G8 常任理事国入り希望のG4 G20
仏:常任理事国 G8 G20
伯:常任理事国入り希望のG4 G20

英:常任理事国 G8 G20
伊:G8 G20
印:G8 常任理事国入り希望のG4:G20
加:G8 G20


露:常任理事国 G8 G20
西:
豪:G20
墨:G20
韓:G20

土:G20
尼:G20


南アフリカ 29位
サウジアラビア 23位

3654チバQ:2011/12/28(水) 22:20:31
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111228/erp11122800000000-n1.htm
スルコフ第1副長官交代 ロシア抗議拡大で更迭か
2011.12.27 23:58
 ロシアのメドベージェフ大統領は27日、大統領府で選挙対策などを担当してきたスルコフ第1副長官を副首相に横滑りさせる大統領令に署名した。

 スルコフ氏はプーチン現首相の大統領時代から大統領府で内政を担当し、大統領府と連邦政府への権限集中を推し進めた人物。下院選の不正疑惑を批判する野党主催の抗議集会拡大を受け、大統領が事実上の更迭に踏み切ったとみられる。(共同)

3656チバQ:2011/12/28(水) 22:28:44
>>3552>>3571>>3636>>3638
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111228-00000108-mai-int
<パキスタン>ザルダリ大統領、辞任報道を否定
毎日新聞 12月28日(水)22時12分配信

 【ニューデリー杉尾直哉】パキスタンのザルダリ大統領は27日、支持者集会での演説で、「私は憲法で身分を保証された大統領だ」と述べ、辞任しない意向を表明した。ザルダリ氏は、「軍事クーデター阻止」のため米軍側に介入を求めるメモを渡したとされる疑惑が浮上した後、心臓の不調を訴えて今月、中東ドバイの病院に一時入院しており、「辞任間近」などの説が取りざたされていた。

 集会は、ザルダリ氏の妻で07年12月に暗殺されたブット元首相の命日に合わせて開かれ、数万人が参加した。ザルダリ氏は、「いかなる(国家)機関も憲法違反の行動を取ることはできない。民主主義に反する陰謀を阻止すべきだ」と語り、軍をけん制した。「メモ疑惑」については言及しなかったが、「ブット(元首相暗殺)事件の調査はどうなっているのかと最高裁長官に聞きたい」と述べ、「メモ疑惑」の真相を調べている最高裁も批判した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111227-00001302-yom-int
パキスタン大統領「民主主義を守る」と演説
読売新聞 12月27日(火)23時37分配信

 【イスラマバード=横堀裕也】パキスタンのザルダリ大統領は27日、妻のブット元首相の命日に合わせて開かれた追悼集会で演説し、「民主主義への脅威に対しては、先頭に立って戦う覚悟だ」と宣言した。

 集会は元首相が埋葬された南部シンド州の霊廟(れいびょう)付近で開かれ、大統領は詰めかけた大勢の支持者を前に30分以上も演説し健在ぶりを示した。大統領は入院治療として中東ドバイに出国。19日に約2週間ぶりに帰国したが、軍との対立から亡命説などの憶測を呼んだ。

3657チバQ:2011/12/28(水) 23:02:27
>>3256
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20111228-OYT1T00896.htm
アルゼンチン大統領が甲状腺がん、来月に手術

 【リオデジャネイロ=浜砂雅一】AP通信などによると、アルゼンチン政府は27日、フェルナンデス大統領(58)が甲状腺がんと診断されたことを明らかにした。


 フェルナンデス氏は来月4日に腫瘍の摘出手術を受け、その後20日間ほど休暇を取る予定。その間は、アマド・ブドゥ副大統領が職務を代行する。

 フェルナンデス氏は10月の大統領選で再選を果たし、12月10日に2期目をスタートさせたばかり。

(2011年12月28日18時50分 読売新聞)

3658チバQ:2011/12/28(水) 23:03:48
>>2940-2941>>2967
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20111228-OYT1T01097.htm
インド社会活動家、汚職対策法求めた断食を中止




. 【ニューデリー=新居益】インド西部ムンバイで27日、強力な汚職対策法の制定を求めて断食を開始した著名社会活動家アンナ・ハザレ氏(74)は28日、断食を中止した。


 断食は3日間の予定で、2日間に短縮された。ハザレ氏は風邪で体調不良だったほか、28日の断食集会の参加者が数百人と、目標を大幅に下回ったことなどが影響したとみられている。

 ハザレ氏は、年末から年明けにかけ、首都ニューデリーで集会を開くことも明らかにした。

(2011年12月28日22時43分 読売新聞)

3659チバQ:2011/12/28(水) 23:08:19
>>3655
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111228-00000006-cnn-int
カザフスタン、暴動をきっかけに不安定化の懸念
CNN.co.jp 12月28日(水)10時42分配信

(CNN) 中央アジアの産油国カザフスタンで石油労働者のストを発端とする暴動が起き、1月に迫った議会選と地方選を前に政情不安定化が懸念されている。国営メディアはナザルバエフ大統領が27日、自身の後継者と目されていた義理の息子を公職から解任したと伝えた。

解任されたのは、国家福祉ファンドの経営者で大統領の義理の息子でもあるティムル・クリバエフ氏。これに先立ち西部ジャナオゼン市でストを実施していた石油関連の労働者と警官隊の衝突が起き、同国国営通信によると少なくとも14人が死亡、80人が負傷。17日に20日間の非常事態が宣言されていた。暴動は周辺地域にも拡大し、デモ隊が列車を妨害して少なくとも1人が死亡したとされる。

ロシアの国営RIAノーボスチ通信によれば、同市では賃上げを求める労働者が半年以上にわたって市中心部の広場を占拠していたが、警官隊が同広場からデモ隊を排除しようとしたことをきかっけに暴動が起きた。警官がスト参加者に発砲したとの目撃証言もあるという。

労組側は、この衝突により50〜70人が死亡、500人が負傷したと発表したが、政府はこの数字を否定している。一連の暴動は、同国が独立から20周年を迎える中で発生した。

ナザルバエフ大統領は23日に同国のテレビで、クリバエフ氏が労使紛争を解決できなかったとして辞任を求める意向を表明していた。大統領はさらに、石油会社ウゼンムナイガスに解雇された1800人の従業員を支持すると表明、同社による解雇は違法だとの見方を示し、経営改革を促している。
国営通信によれば、ジャナオゼンのデモ隊排除は現在も続いているという。首相府は27日、電力、水道、公衆衛生サービスの復旧に向けた努力を続けていると述べ、そのための予算拠出を発表した。

今回の衝突をめぐっては、欧州の議員48人で構成するグループが先週、警官隊による武力行使を非難する書簡をナザルバエフ大統領に送り、米国務省も事態を「深く憂慮する」とする声明を発表。国際人権団体も相次いで懸念を表明した。

カザフスタンは不安定な情勢が続く周辺国の中にありながら、これまで安定を保ってきた。米調査会社IHSグローバル・インサイトのアナリストは、今回の暴動は当局にとって予想外の事態だったと解説する。しかし同国では石油など豊富な天然資源のおかげで少数のエリートが莫大な富を築く一方、一般市民の多くはその恩恵を受けることができていないと指摘。当局としては、その格差をめぐる不満がカザフ全域に広がるのを防ぎたい意向だと分析している。

ナザルバエフ大統領は独立宣言以来の長期政権を築き、国民の間でも高い人気を保っているが、ここ数カ月で健康状態が悪化し、後継者をめぐる憶測が広がっていた。義理の息子のクリバエフ氏やウムルザク・シュケエフ第一副首相といった高官の解任は、大統領が再び自らの権力を固めようとする動きを示すものだと同アナリストは見る。ただ、今回の暴動で1月15日に予定されている選挙に影響が出ることはなさそうだという。

3660チバQ:2011/12/28(水) 23:09:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111228-00000559-san-int
南部で分離独立運動再燃 統制緩むイエメン アルカーイダ台頭の恐れも
産経新聞 12月28日(水)18時56分配信

 【カイロ=大内清】退陣表明したサレハ大統領派と反サレハ派の対立が続くイエメンで、地方に対する中央政府の統制が弱まっている。南部では分離独立運動が活発化する兆しをみせており、同国の新たな火種となる懸念もある。

 イエメンは1990年に旧南イエメン人民共和国と北部のイエメン共和国が統合して成立した。英国からの支配の後、親ソ連路線に向かっていた旧南と60年代に共和制に移行していた旧北との対立は根深く、94年には北部サヌアに首都を置く中央政府と南部の内戦が発生。

 南部住民の多くは「北部から差別されている」との思いを持っており、旧南イエメン時代を懐かしむ声も多い。

 一方、今年1月に民主化デモが始まってからは、南部にもサレハ氏退陣を求めるデモが拡大、再分離運動は表面上、下火になっていた。

 しかし、フランス通信(AFP)によると、サレハ氏がハディ副大統領に権限を移譲し退陣を約束した直後の11月30日に南部の主要都市アデンで、中央政府による「占領」に抗議する数千人規模のデモが発生。

 これに呼応して再分離を目指す急進派が「独立を達成するまで戦い続ける」とする声明を出した。

 こうした動きの背景には、政治混乱が長期化したことで、これまでは再分離派を時には武力で押さえ込んできた中央政府が弱体化しているとの事情がある。ハディ氏や、暫定首相に任命されたバシンダワ氏が南部出身であることも、同派の強気を後押ししているとみられる。

 また、中央政府の治安維持能力が低下すれば、南部に拠点を置く国際テロ組織アルカーイダ系武装勢力が力を伸ばす恐れもある。

 イエメンでは来年2月、事実上の信任投票となる大統領選でハディ氏が正式に大統領へ昇格する見通しだが、サレハ氏が復権を狙って内政の攪乱(かくらん)を図るとの観測もあり、当面は不安定な情勢が続きそうだ。

3661チバQ:2011/12/29(木) 19:30:42
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2847614/8232997
西アフリカ・ギニアビサウでクーデターの企て、海軍少将ら逮捕
2011年12月27日 13:47 発信地:ビサウ/ギニアビサウ
【12月27日 AFP】西アフリカの小国・ギニアビサウの政府と軍は26日、同日クーデターの企てを阻止し、首謀した軍幹部らを逮捕したと発表した。

 アントニオ・インジャイ(Antonio Indjai)陸軍参謀長によると、同日早朝、少人数の兵士らが首都ビサウ(Bissau)にある陸軍参謀本部を襲撃し、同本部とカルロス・ゴメス・ジュニオル(Carlos Gomes Junior)首相の邸宅の周囲にバリケードを築いて「軍と政府の転覆を図った」が、軍により制圧された。なお、マラン・バカイ・サンハ(Malam Bacai Sanha)大統領はフランスで病気療養中のため不在だったという。

 軍は、事件に関連してJose Americo Bubo Na Tchuto海軍少将とWatna Na Lai元陸軍参謀長を逮捕したと発表した。同少将が首謀者と見ている。

 一方ゴメス首相も、クーデターの企てがあったことを認め、政治家が関与していたかを調査中だと述べた。

 流血の事態に発展したかは不明で、死傷者数も発表されていないが、AFP記者は、頭を負傷し病院に搬送されるNa Lai氏を目撃した。

 なお、企てに参加した部隊の代表を名乗る兵士は、「昇給を求めた行動であって、純粋に軍内部の問題だ。国を攻撃する意図は全くなかった」と釈明しているという。

■クーデターと暗殺の歴史

 ギニアビサウの歴史は、1974年にポルトガルから独立以来、クーデター、軍の反乱、暗殺に彩られている。主に南米から欧州に麻薬が密輸される際の「ハブ」にもなっている。

 逮捕されたBubo Na Tchuto少将には、2008年に当時のジョアン・ベルナルド・ビエイラ(Joao Bernardo Vieira)大統領に対するクーデターを企てたとして起訴された過去がある。だが2010年5月に軍事法廷により無罪放免となり、ほどなく海軍参謀長に任命された。

 なお、ビエイラ大統領は09年に軍兵士らにより殺害されている。

 64歳のサンハ現大統領は、ビエイラ大統領の暗殺を受けて行われた大統領選を経て就任したが、健康悪化により任期の大半を海外の病院で過ごしている。前月に隣国セネガルの病院に入院後、フランスの病院に移されており、パリの病院で死去したとの噂が流れたが、大統領府は今月初め、これを否定している。(c)AFP/Allen Yero Embalo

3662チバQ:2011/12/29(木) 19:31:20
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2847415/8228166
シリアで連続自爆攻撃、政府と反体制派の主張に食い違い
2011年12月24日 11:31 発信地:ダマスカス/シリア
【12月24日 AFP】シリアの首都ダマスカス(Damascus)で23日、2件の自爆攻撃があり、44人が死亡、166人が負傷した。政府はこの攻撃を国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)によるものだとしているが、反体制派は政府側による自作自演だと非難している。

 内務省は、「2件のテロ攻撃により民間人と治安部隊を含む44人が死亡、166人が負傷した」と発表した。国営テレビは「攻撃の背後にアルカイダがいる」と報じた。

 目撃者によると、爆発物を積んだ車両がダマスカスのKfar Suseh地区にある治安施設への突入を試みた後、その近くの軍の情報部門の施設付近でも車が爆発したという。バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領への抗議行動が始まった3月以降、ダマスカス中心部で重要治安施設が攻撃されたのは初めて。(c)AFP

3663チバQ:2011/12/29(木) 20:41:23
http://www.47news.jp/CN/201112/CN2011122901000720.html
ボスニアで新内閣発足へ 総選挙から450日
 【ウィーン共同】昨年10月の総選挙後、国内主要3民族の政治対立で約450日間、新内閣が発足していないボスニア・ヘルツェゴビナで28日、各民族の政党が新首相や閣僚ポストの配分で合意、来年1月にも新たな政府が発足する見通しとなった。欧米メディアが伝えた。

 各民族は1990年代の内戦で敵同士となり、95年の内戦終結後も政界の混乱が続いている。新内閣の発足により、ボスニアの欧州連合(EU)加盟に向けた協議の進展が期待される。

 3民族はイスラム教徒、セルビア人、クロアチア人で、新首相はクロアチア人の政党から選び、他の九つの閣僚ポストは各民族間で配分される予定。

2011/12/29 09:44 【共同通信

3664チバQ:2011/12/29(木) 22:54:53
http://www.cnn.co.jp/business/30005085.html
サモア、日付変更線の西側へ移行 日の出が最も早い国へ
2011.12.28 Wed posted at: 12:37 JST
香港(CNN) 日付変更線のすぐ東側に位置する南太平洋の島国サモアが今週、線の西側の時間帯に移行し、世界で最も早く元旦を迎える国となる。主な貿易相手国であるオーストラリアやニュージーランド、さらには中国などに近づけるのが目的だ。

移行にともない、同国では29日の翌日が31日になる。政府の報道担当者は外国メディアとの会見で「国民はもちろん興奮していますが、単にカレンダーを変えるだけのこと。私はのんびり構えています」と話した。

サモアはもともと日付変更線の西側だったが、1892年、米国にそろえて東側へ移った。その結果、南方の隣国トンガとは24時間の時差ができていた。

トゥイラエパ首相は同国の英字紙とのインタビューでこれまでの不便さを振り返り、「1週間のうち2日も損していた。こちらが金曜日でもニュージーランドは土曜日になってしまい、われわれが日曜日に教会へ行っている間に、シドニーやブリスベンでは週明けのビジネスが始まっている」と話した。時間帯を移すことにより、時差はオーストラリア東部との間で3時間、ニュージーランドとはわずか1時間に短縮する。

ただ観光業界からは、「世界で最後の夕日が沈む国」といううたい文句が使えなくなるとの反対意見も上がった。今後は「最初の朝日が上る国」となるものの、ハネムーン客らにとっては夕日の方がロマンチックだと、業界側は主張する。

首相はこれに対し、移行による利点もあると反論。飛行機でわずか1時間の米領サモアは従来の時間帯にとどまることから、誕生日や記念日を両サモアで1回ずつ、2倍楽しむことができると指摘している。

同国では2年前、車の通行が道路の右側から左側に変更された。オーストラリア、ニュージーランド在住者から母国の親族らへ中古車を送りたいとの要望があり、両国にそろえた形だ。この時は反発したドライバーが「左側通行」の標識を壊したり、バス会社が乗車口の位置を変えるための費用を政府に請求したりする騒ぎとなった。

3665チバQ:2011/12/31(土) 14:08:03
>>3260
http://www.asahi.com/international/update/1230/TKY201112300235.html
2011年12月30日21時39分
ジャマイカ総選挙、政権交代へ 最年少首相、在任2カ月
 カリブ海の島国ジャマイカで29日、総選挙があり、野党の人民国家党(PNP)が与党ジャマイカ労働党(JLP)を破って政権交代する見通しとなった。AP通信などが中間集計に基づき報じた。

 10月に同国最年少の39歳で首相に就任したアンドリュー・ホルネス氏は2カ月余りで退任、2007年まで首相だったPNPの女性党首ポーシャ・シンプソンミラー氏(66)が返り咲く見込みだ。

 ジャマイカでは欧州金融危機のあおりで主力の観光業が振るわず経済が低迷、現政権への不満が高まっていた。(ロサンゼルス=藤えりか)

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/12/30/kiji/K20111230002340040.html
もう退任 最年少首相2カ月で政権交代 総選挙を前倒し失敗
 カリブ海のジャマイカで29日、総選挙が行われ、ロイター通信によると、暫定集計の結果、野党の人民国家党(PNP)が与党ジャマイカ労働党(JLP)を破り、政権が交代する見通しとなった。

 10月に39歳で同国史上最年少首相となったJLPのホルネス氏はわずか2カ月余りで退任し、PNPの女性党首シンプソンミラー元首相が再び首相に就任する可能性が高い。開票率50%の暫定集計によると、PNPが下院63議席のうち42議席を獲得する見通し。

 JLPは2007年の前回選挙で勝利し18年ぶりの政権交代を実現したが、欧米の不況による観光業不振などに伴い、支持が低迷。体制刷新を狙って首相に選出されたホルネス氏は新味のあるうちに選挙を行って政権を維持しようと、来年の総選挙を前倒ししたが失敗に終わった形だ。(共同)
[ 2011年12月30日 11:55

3666チバQ:2011/12/31(土) 14:16:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111231-00000012-mai-int
<ホルムズ海峡>イランが「封鎖」言及、米反発で緊迫
毎日新聞 12月31日(土)11時15分配信
 【テヘラン鵜塚健】原油輸送の要衝であるホルムズ海峡を巡り、米・イラン関係が緊迫している。米国が原油禁輸制裁を発動した場合の「ホルムズ海峡封鎖」の可能性にイラン高官が言及し、これに米政府が反発して非難合戦に発展した。ホルムズ海峡ではイラン海軍が軍事演習中だが、米軍が付近に空母を派遣するなど、けん制し合っている。

 イランの核兵器開発疑惑を巡り、米上院が今月15日に新たな対イラン制裁法案を可決。制裁が発動されれば、原油輸出が激減し、イラン経済が大打撃を受ける恐れがある。

 イランのラヒミ副大統領は27日「制裁を発動すれば一滴の原油もホルムズ海峡を通れなくなるだろう」と発言。サヤリ海軍司令官も28日「海峡封鎖はコップの水を飲むより簡単だ」と挑発した。これに対し、米国防総省が28日「海峡での船舶の通航妨害は容認できない」と非難すると、イラン革命防衛隊幹部は29日「米国は我々のやることに口をはさむ立場にない」と切り捨てた。

 ホルムズ海峡ではイラン海軍が24日から10日間にわたり演習中。

3667チバQ:2011/12/31(土) 21:36:03
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011123100127
住民の怒り渦巻く=クルド人誤爆事件−トルコ南東部
 【カイロ時事】「他に仕事はない」「学費を稼ぐために」−。トルコの反政府武装組織クルド労働者党(PKK)の要員と誤認され、少数民族クルド人35人がトルコ軍の空爆で死亡した事件。AFP通信によると、犠牲者には複数の少年も含まれ、祖父の代から続く密輸稼業に従事していたところを攻撃された。犠牲者が暮らしていた地域では意図的な攻撃との見方も広がり、政府への怒りが渦巻いている。
 約50頭のラバを連れた10〜31歳の40人前後が28日夜から29日未明にかけ、イラク北部で密売用のガスボンベや砂糖、たばこを調達し、トルコ南東部のオルタス村に戻る際に空爆を受けた。
 現場一帯では、トルコ軍を標的としたPKKの攻撃が多発している。エルドアン首相は誤爆に関し、現場が武器の密輸経路だと指摘する一方、「無人機がとらえた40人の映像では、彼らが誰か判断するのは困難だった」と述べ、意図的な攻撃との見方を否定している。
 ある生存者は「祖父の代から密輸経路として道を使ってきた。兵士はこうした事実を知っていた」と主張。また、PKKは通常、目立たぬように少数のラバで荷物を運ぶため、誤認したとの説明は受け入れられないと反論した。(2011/12/31-17:41

3668とはずがたり:2011/12/31(土) 22:06:03
クルドの独立を認めない限り,EU加盟も何もかも認めないべきだヽ(`Д´)ノ
まあキャステリアだのバスクだのその他北アイルランドだのパンドラの匣開けられたら困るのは欧州自身だからなぁ(;´Д`)

3669チバQ:2012/01/01(日) 13:04:28
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120101/mcb1201010501008-n1.htm
黄金の10年、挑むプーチン氏 露大統領選、高経済成長実現目指す (1/4ページ)2012.1.1 05:00
 今年3月、ロシアで次期大統領選が行われる。最有力候補であるプーチン首相は、この選挙で最大の壁に直面しそうだ。2000年から大統領を務めた2期8年では、年間平均7.1%の経済成長を記録しており、同様の経済成長を実現するとして、支持者獲得に奔走している。

 ◆在任中、年7.1%記録

 世界最大のエネルギー輸出国であるロシア。政府予測によると、原油価格が記録的な高値を付けた後でも、11年の国内総生産(GDP)は4.5%上昇するという。ロシアの主要油種ウラルスの11年の平均価格は1バレル=109ドル(約8384円)と、00〜08年の価格に比べて46ドル高い。

 昨年12月4日に行われた下院選挙では、プーチン氏が党首を務める与党統一ロシアの得票率が単独過半数を下回った。直後には同選挙における不正疑惑が持ち上がり、大規模な反政府デモへと発展している。

 ブリュッセルに拠点を置く欧州国際政治経済研究所のディレクター、フレデリク・エリクソン氏は「プーチン氏の強権的なやり方は、福祉を社会に拡大させることができる」との見解を示し、「それができなかったら同氏の政治手腕に傷が付く」と指摘した。

 プーチン政権下で財務相を務めたアレクセイ・クドリン氏は、プーチン氏が大統領を務めた「黄金の10年」で原油価格は4倍に高騰し、68%の経済成長を遂げたものの、「同じことは二度と起きない」と指摘した。

 任期満了を迎えるメドベージェフ現大統領は、大統領選の結果、プーチン政権が発足すれば首相に任命されることが明らかになっている。

 プーチン氏の当選は堅いとする独大手銀コメルツバンクの新興市場調査部門トップのマイケル・ガンスク氏(ロンドン在勤)はプーチン氏を、「エリツィン元大統領時代の後、ロシアに国力と経済成長をもたらした指導者」と評価する一方で、「引き換えにロシア国民は発言の自由と民主主義を制限された。それでも強固なリーダーシップを信じている人は多い」と述べた。

 メドベージェフ大統領は昨年1月、ロシアが5年以内に少なくとも成長率8%を実現しなければ、新興4カ国(BRICs)の一角として後れを取るとの指標を提示。これについてプーチン氏は、年間6〜7%の成長率を目標に掲げるとロビー団体に語っている。

 また、1人当たりのGDPを約2万700ドルから3万5000ドルに引き上げ、2500万の「良質な」雇用を「ゼロから」創出するとの目標についても言及した。

 世界的に原油価格が崩壊した08年後半からロシア経済の成長ペースは鈍化している。しかし、11年に入って1バレル当たりの価格は前年の78ドルから109ドルに回復した。背景には中東の政情不安がある。

3670チバQ:2012/01/01(日) 13:04:53
 ◆欧州債務危機の影響

 ブルームバーグの調べによると、昨年の全貿易額の49%を占める欧州の債務危機がロシアの経済成長にも影響を与えており、対中貿易も昨年の9.5%から12年は8.5%に縮小されるという。

 ロシア中央銀行によると、11年のロシアの純資産流出は前年の2倍を超える約800億ドルになる見込みで、今後も流出傾向は続くと予想される。

 14年までに2兆1000億ルーブル(約5兆円)、もしくは該当年のGDP3%を軍事費に充てるというメドベージェフ政権の方針を9月にクドリン氏が公言したが、「これは11年の教育関連費用のすべてに相当し、統一ロシアとして適切な議論が行われなかった」とも同氏は述べた。

 異議を唱えたクドリン氏は、その2日後に財務相を解任されている。

 ブルームバーグの予測によれば、エネルギー価格の高騰の恩恵を受けた大手民間石油各社、天然ガスの輸出を独占する国営企業ガスプロムは11年、最高収益を計上する。

 インフレのリスクが低下していることもプーチン氏にとっては追い風だ。11年の消費者物価はわずか0.1%の上昇と、旧ソ連崩壊後では最小にとどまる見込み。

 欧州系格付け会社フィッチ・レーティングスによるロシアの国債格付けは「BBB」で、米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスによる格付けは、投資適格級で下から3番目の「Baa1」。財務省は、信用格付けを「A」に引き上げる国債政策を目指している。

 今年の大統領選には反プーチン勢力としてミハイル・プロホロフ氏が出馬する。米プロバスケットボールチーム、ニュージャージー・ネッツのオーナーであり、米フォーブス誌の長者番付ではロシア3位にランクされた大富豪だ。資産総額は180億ドルともされている。テレビ番組に出演したプーチン氏も「手ごわい相手」と警戒を強めている。(ブルームバーグ Scott Rose、Agnes Lovasz)

3671チバQ:2012/01/01(日) 13:07:29
>>3538>>3634>>3662
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012010102000026.html
アラブ連盟 シリア和平案 崩壊寸前
2012年1月1日 朝刊


 【カイロ=今村実】シリアに入ったアラブ連盟(本部・カイロ)の監視団は活動を本格化させているが、アサド政権には反体制運動への武力弾圧を停止する気配はない。「政権はすぐに治安部隊を撤収させ、監視団が状況を確認する」という連盟の和平プランは早くも崩壊寸前。反体制派は監視団への不満を強めており、「シリア危機」の不透明感が一層増している。

 監視団が各都市に入った昨年十二月二十七〜三十日も政権側はアラブ連盟との合意を破り、西部ホムスや中部ハマなどでデモ隊に発砲し、死者は四日間で数十人に上った。監視団は、弾圧停止などの合意実行を確認するどころか、武力弾圧を抑止することすらできないのが実情だ。

 政権側の“弾圧隠し”の疑いも各地で報告されている。シリア人権監視所(ロンドン)によると、北西部イドリブでは、監視団の目に触れないよう、軍は山間部に戦車を移動させたという。

 監視団(約百五十人)は、一班十人で小規模すぎるとの指摘がある。ロイター通信によると、監視団にはシリアの治安当局が同行しており、ホムス在住の活動家は「われわれは(監視団と)直接、話すこともできない」と残念がる。

 また監視団を率いるスーダン軍のダビ大将は二十七日、西部ホムスで治安部隊が約七万人のデモ隊を鎮圧、多数の死傷者が出たにもかかわらず「恐ろしい光景や衝突はなかった」と発言し、その活動に疑問符が付いた。

 スーダンでは、黒人住民らが大量虐殺されたダルフール紛争をめぐり、国際刑事裁判所(ICC)は、バシル大統領に対し戦争犯罪容疑で逮捕状を出している。スーダン軍の幹部が、シリアに入って弾圧停止の監視団トップを務めること自体にも問題がある。

 シリア人権監視所のラミ・アブドルラフマン所長は、本紙の取材に「国内の活動家に失望が広がっている。監視団が一都市を十人で担当するには無理があり、監視団員の数を増やして滞在を長期化させるべきだ」と指摘。その上で「シリア問題で今、国際社会を動かすには監視団がつくる報告書だけが頼り」と語り、わずかな望みを捨ててはいない。

3672チバQ:2012/01/01(日) 13:07:54
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012010102000025.html
スペイン ヤミ労働横行 GDPの4分の1に?
2012年1月1日 朝刊

 【パリ=野村悦芳】財政危機の中、約23%という記録的な失業率に悩むスペインで、正式な契約を結ばず、低賃金で違法に働くヤミ労働、ヤミ雇用が問題になっている。先月発足したラホイ首相の新政権は厳しい緊縮策を打ち出しており、雇用環境の一層の悪化を避けられそうにない。大勢の労働者に不安が募っている。

 スペイン最大の工業都市バルセロナで、昨年十一月に失業した元事務職バネッサ・サンチェスさん(28)は打ち明ける。「正規の職は全くなく、周囲にはヤミで働く人が多い。生活のため、みんな働かざるを得ないし、将来が不安で仕方ない」

 ヤミ労働は飲食関係や建設業に多い。正規雇用ではなく、税金や社会保険料などを納めない違法雇用だ。賃金は低く抑えられ、突然の解雇も。正社員の解雇にさまざまな規制があるスペインでは、二〇〇八年の不動産バブル崩壊後、違法な雇用が急増したという。

 主要労組・スペイン労働者委員会の広報担当者によると、ヤミ労働の市場規模は国内総生産(GDP)の四分の一にまで膨らんだとの試算もある。「貧困層の多くは、ヤミ労働で何とか生きている」と説明する。

 一方、ラホイ首相は就任と同時に財政赤字削減のため百六十五億ユーロ(約一兆六千五百億円)の歳出カットに乗り出した。景気の一層の冷え込みが懸念される中、バルセロナの車両部品工場を半年前に解雇されたマヌエル・ルイスさん(41)は「新政権は労働環境を悪化させているだけにしか見えない」と憤った。

3673チバQ:2012/01/01(日) 13:15:15
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111231/mds11123123370007-n1.htm
エチオピアが要衝掌握か ソマリア中部に進軍と住民
2011.12.31 23:36
 ソマリアからの情報によると、同国暫定政府系の武装勢力と隣国エチオピア軍の部隊が31日、ソマリア中部ベレドウェインに進軍。ソマリアのイスラム過激派組織アルシャバーブとの間で激しい戦闘となり、エチオピア軍はベレドウェインをほぼ掌握したと複数の住民が証言した。

 ベレドウェインはエチオピア国境に近い要衝。エチオピア政府はコメントしていないが、アルシャバーブ掃討に向けて進軍する準備を進めていることを公言していた。

 エチオピア軍は2006年、米国の支持を受け、イスラム原理主義勢力が首都モガディシオを掌握していたソマリアに軍事介入。エチオピア軍が支援する暫定政府が全土をほぼ制圧したが、治安は逆に悪化、エチオピア軍は09年に撤退した。(共同)

3674チバQ:2012/01/01(日) 13:15:46
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111231/mds11123120080005-n1.htm
5千人超が立候補 イラン国会議員選
2011.12.31 20:07
 イランのナッジャル内相は31日、2012年3月に行われる国会(290議席)議員選挙について、5395人が立候補を届け出たことを明らかにした。国営イラン放送が伝えた。

 多くの改革派議員は今回の選挙に参加しない意向を示しており、立候補者の70%以上が保守派との情報もある。立候補の届け出は24日から30日までの1週間行われた。(共同)

3675チバQ:2012/01/02(月) 07:48:25
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011123100164
中部の町で国連部隊増強=民族対立が緊迫化−南スーダン
 AFP通信によると、南スーダン担当の国連高官は31日、中部の町ピボルにここ数日、PKO部隊を集め、兵力を増強していることを確認した。
 ピボルがあるジョングレイ州では民族対立が緊迫化、民兵6000人が対立する一方の民族の住民をピボルに追い込んでいる。ピボルからの住民脱出も続き、混乱の中、避難民は数千人と推定される。高官は「30日時点でピボルに食料はない」と訴えた。国連は31日、食料の空輸を始めた。(2011/12/31-22:57)

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3676チバQ:2012/01/03(火) 10:37:08
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120102/chn12010222400003-n1.htm
イスラム教徒と警官隊衝突 中国寧夏回族自治区 モスク取り壊しで
2012.1.2 22:39
 香港の人権団体、中国人権民主化運動ニュースセンターが2日伝えたところによると、中国寧夏回族自治区中部の桃山村で昨年12月30日、モスク(イスラム教礼拝所)の取り壊しに反対するイスラム教徒の住民数百人と警官隊が衝突、多数の負傷者が出た。2人が死亡したとの情報もあるという。

 モスクは最近建設されたばかりだったが、当局から違法と見なされ、2日までに取り壊しが完了したという。違法とされた理由は不明。同自治区はイスラム教徒である回族が多く住む。(共同)

3677チバQ:2012/01/03(火) 19:04:35
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120103/erp12010307010002-n1.htm
【2012選挙イヤー(2)】
仏 債務危機で問われる舵取り 社会党勝利なら「脱原発依存」
2012.1.3 07:00 (1/2ページ)

サルコジ仏大統領=右(ロイター)
 4月のフランス大統領選は再選を目指すニコラ・サルコジ大統領(56)と、ミッテラン元大統領以来17年ぶりの政権奪回を狙う最大野党、社会党の候補、フランソワ・オランド前第1書記(57)の2人を軸にした戦いとなる見通しだ。ドイツのメルケル首相と並ぶ欧州のリーダーとして、深刻な債務危機に対処する指導力が問われる。「脱原発依存」を掲げるオランド氏が勝てば、原発大国のあり方に影響も出そうだ。

 極右政党、国民戦線のマリーヌ・ルペン党首(43)らもすでに出馬表明し、サルコジ氏も近く正式表明するとみられる。

 サルコジ氏は昨年、カダフィ政権崩壊に導いたリビアの軍事介入を主導した。債務危機対応では、しばしばメルケル首相に譲歩しながら「メルコジ」と呼ばれる結束を重視し、昨年末には英国を除く欧州連合(EU)加盟国との間で財政規律強化を求める協定合意をとりまとめた。

 ただ、欧州では抜本対策を迫る市場と過度の負担に反発する国民とのはざまに指導者らが陥り、政権交代や政権崩壊が相次ぐ。現職に厳しい情勢はフランスも同様で、長期国債が最上級の格付けを失いかねないなど危機が迫る中、世論調査ではサルコジ氏がオランド氏の後(こう)塵(じん)を拝している。

 一方のオランド氏は、2017年までの財政均衡を公約に掲げるなど財政再建を目指す姿勢はサルコジ氏と同じだが、財政協定を見直す考えを示し、ドイツが反対する「ユーロ共同債」導入などを主張。政権交代で仏独協調に乱れが生じれば、欧州全体の危機対応に影響する恐れもある。

 ただし、国内には、「欧州のドイツ化」に対する危機感もある。オランド氏は「調整型」と評される一方、指導力には疑問の声もあり、欧州外交を主導する交渉能力も問われる。

 一方、社会党は環境保護政党「ヨーロッパエコロジー・緑の党」と、電力の原発依存度を現在の75%から50%に下げ、58基の原子炉のうち24基を25年までに閉鎖することで合意した。政権交代は他国の原発政策にも影響を及ぼしかねない。

(ベルリン 宮下日出男)

3678チバQ:2012/01/03(火) 19:06:35
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120103/erp12010318000003-n1.htm
【2012選挙イヤー(6)】
露 弱まる支持基盤 「強い指導者」誇示へ
2012.1.3 18:00 (1/2ページ)

大統領再登板がほぼ確実のプーチン首相(ロイター)
 ロシアの反政権派には求心力のある指導者がなく、3月の大統領選では最高実力者、ウラジーミル・プーチン首相(59)の返り咲きが確実視されている。ただ、昨年12月の下院選後に大規模な反政権デモが起きたように、大都市部を中心にプーチン支配長期化への反発が強まっている。

 次期政権の内政と外交は、プーチン氏の支持基盤が弱まっていることを反映したものになろう。

 プーチン氏は前大統領期に廃止した地方知事などの選挙について「大統領が事前に候補者を承認すること」を条件に復活させると表明。次期政権で首相に就くとみられるメドベージェフ現大統領は、広範な勢力を結集して「拡大政府」を形成するとしている。

 「管理された民主主義」を続けつつも、統制の効く範囲内では“ガス抜き”をしようとの思惑だ。プーチン氏はまた、昨年12月の反政権デモについて外国が糸を引いていることをにおわせたように、「外敵」の存在に国民の不満を向ける手法も強めるとみられる。

 氏は欧米が「隙あらばロシアを弱体化させることを望んでいる勢力」と認識している。国内に「強い指導者」像を誇示する必要からも、対外政策では欧米との対立を辞さない「大国路線」を推し進めるとの見方が強い。近隣外交では、旧ソ連諸国を経済統合する「ユーラシア連合」構想を打ち出しており、この地域を自国の勢力圏として再編することに邁進(まいしん)する見通しだ。

 プーチン氏の統治観は国家至上主義であり、「国民は指導者の下で養われるべき存在だ」というロシア人の伝統的心理に立脚している。特に地方部や公務員、年金生活者からの支持が厚く、政権には当面、こうした層の生活水準引き上げを約束して国民多数派をつなぎ止める余力がある。

 ただ、ロシアの財政は石油価格に左右される脆弱(ぜいじゃく)な体質である上、都市部で成長する中産階層は「管理された民主主義」に疑問を抱きつつある。プーチン次期政権は、国内に多くの不安要因を抱えながらの船出となる。(モスクワ 遠藤良介)

3679チバQ:2012/01/03(火) 19:07:25
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120103/mds12010318000003-n1.htm
【2012選挙イヤー(7)】
エジプト イスラエル外交に修正も 平和条約は維持
2012.1.3 18:00 (1/2ページ)

エルバラダイ国際原子力機関(IAEA)前事務局長(AP)
 エジプトでは6月末までに、ムバラク前政権崩壊後で初の大統領選が予定されている。「中東の盟主」を自任するエジプトの新しい指導者は、昨年からの民主化運動が続く周辺国の政治体制にも影響を与えるとみられており、選挙の行方にはアラブ全体から注目が集まっている。外交ではイスラエルとの平和条約という大枠は維持しつつ、反イスラエル感情が強い世論を受けて、同国と距離を置く可能性が高い。

 出馬が有力なのは、アラブ連盟前事務局長のアムル・ムーサ氏(75)▽国際原子力機関(IAEA)前事務局長のムハンマド・エルバラダイ氏(69)▽イスラム原理主義組織ムスリム同胞団元幹部のアブドルムネイム・アブールフトゥーフ氏(60)ら。

 ムーサ氏は軍との関係も良好とされるほか、外交経験も豊富。2005年にノーベル平和賞を受賞したエルバラダイ氏は抜群の知名度を誇るが支持基盤は弱い。アブールフトゥーフ氏はダークホース的な存在だ。

 新政権の対外政策で変化が予想されるのは対イスラエル外交だ。エジプトは1970年代以来、イスラエルとの平和条約締結の見返りに米国から多額の軍事援助を受け、影響力の強い軍部も対米関係を安全保障の基軸としてきた。今後も「平和条約破棄といった大転換は考えづらい」(外交筋)とされる。

 一方で、イスラエル寄りの姿勢に国民の不満は根強く、前政権崩壊後は、噴出しやすい状況だ。新政権が国民感情を無視できず、対イスラエル姿勢を修正し、強硬的な態度に出る場面も考えられる。

 イスラエルとパレスチナとの従来の和平交渉で「蚊帳の外」にあったイスラム原理主義組織ハマスが、エジプトの新政権の仲介で存在感を増すとの指摘もある。ハマスを脅威とみるイスラエル、ハマスとライバル関係にあるパレスチナ主流派ファタハの双方にとり避けたいシナリオだ。

 大統領選には、ムバラク氏に近かった軍出身のシャフィク元首相や、アーナーン参謀総長の名前も取り沙汰される。軍部が権益保持のために軍関係者を推すとの観測もあり、選挙の構図はまだ固まっていない。(カイロ 大内清)

3680チバQ:2012/01/03(火) 19:19:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120103-00000020-reut-int
南スーダンで最大5万人が避難、民族衝突が激化
ロイター 1月3日(火)13時24分配信

[ハルツーム 2日 ロイター] 国連の南スーダン担当者は2日、民族衝突が続く同国東部ジョングレイ州の町ピボルから、最大で5万人が避難していると語った。

国連筋によると、過去数日間にわたり、ロウ・ヌエル民族とムルレ民族による対立が続いていたが、ロウ・ヌエル民族の武装集団約6000人がピボルを襲撃したという。家畜の牛をめぐり、両民族の間で衝突が起きたとみられている。

Lise Grande国連人道調整官(南スーダン担当)はロイターに対し、「避難民の健康状態を心配している。彼らは水も食べ物も持っていない。推定だが、2―5万人が避難していると思う」と述べた。負傷者については情報が得られていないとしている。

南スーダン軍の報道官は、ピボルに部隊を派遣したと発表。国連筋によると、兵士約3000人と警官800人がピボルに向かっているという。

南スーダンは昨年7月、2005年の和平合意のもとスーダンから独立したが、その後も反政府勢力による暴力や民族間の対立に悩まされている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120103-00000013-cnn-int
南スーダンで民族対立、5万人が避難 事態掌握へ部隊派遣
CNN.co.jp 1月3日(火)14時3分配信

スーダン(CNN) 南スーダンの東部ジョングレイ州で民族対立が勃発(ぼっぱつ)して5万人規模の避難民が出ている問題で、同国の情報相は2日、襲撃を受けていた同州の町ピボルについて、支配権を取り戻し、事態を掌握しつつあると明らかにした。南スーダンには、国連平和維持活動(PKO)のために、日本の陸上自衛隊が派遣されることになっている。

同相によれば、避難民の一部は自宅に戻り始めたという。

軍当局の同日の発表によれば、約4000人の兵士と警察の増員部隊がピボルに派遣されたという。同町では、昨年12月末から民族対立が激化。ロウ・ヌエル民族が、ピボルを地元とするムルレ民族と衝突したことで、国連がPKO部隊を送り込む事態となっていた。

ジョングレイ州では、放牧地や水の利権をめぐり、民族間の対立が強まっていた。

3681チバQ:2012/01/03(火) 19:20:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111229-00000513-san-int
祖国に帰る理由 無限の可能性秘める南スーダン
産経新聞 2011年12月29日(木)13時57分配信


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京都市伏見区で河川港を見学する南スーダンの運輸省河川交通局、リート部長(左)と中央エクアトリア州住宅・建設局のワニ局長(右)(写真:産経新聞)

 【大阪から世界を読む】来年から自衛隊の国際平和維持活動(PKO)に南スーダンが加わる。アフリカ大陸の内陸にあるこの国は今年7月、スーダンと半世紀にわたる葛藤を経て独立を達成した。アフリカでは18年ぶりの独立国だ。ただ、日本の1・7倍の国土に舗装道路は100キロに届かず、都市らしい都市もない。そんな国にいま、国外に逃れていた人たちが続々と帰ってきている。なぜ「何もない国」帰るのか。(坂本英彰)

 ■「国のために働ける」

 南スーダン運輸省河川交通局部長のジェームス・リートさん(54)は10年にわたる米国生活を切り上げ、帰国した。11月末に国際協力機構(JICA)の招きで来日し、約2週間の研修で横浜や和歌山、京都などの港湾施設を視察した。

 「南スーダンは自分の国ですからね。とても自由を感じるし、国のために働けることがうれしく誇りに思います」

 灼熱(しゃくねつ)のアフリカと対照的な凍えるような京都。日本で買ったというジャケットを身に付け、恰幅(かっぷく)のいい体を揺らして力強く言った。物質的な豊かさでは故郷と比較にならない米国にいたときも、平和が戻れば帰りたいと思っていたという。

 トラックが走れるような道路がほとんどない南スーダンで、南北に貫くナイル川は国内輸送の基幹。南部にある首都ジュバなどの河川港を整備・運営するのがリートさんの任務だ。

 いまは港といえるほどの港はない。マンゴーの木にはしけをつないで荷降ろしするといった状況という。

 しかしジュバには次から次へと、帰還者を乗せたはしけが到着している。ドイツの国際放送局ドイチェ・ヴェレ電子版は「はしけが近づくと歓声や叫び声がわき起こり、船客もデッキに立ちあがったり屋根に登ったりして歌い始めた」と、再会の様子を描写している。

 ■抑圧の歴史

 多くの旧植民地国家と同じく人工的に引かれた国境を持つスーダンは、生い立ちから軋轢(あつれき)を抱え込んでいた。英国とエジプトの共同統治から独立したのは、リートさんが生まれる前年の1956年。しかし政府は北部のアラブ系イスラム教徒が実権を握り、黒人系キリスト教徒が多い南部は抑圧されてきた。

 政府職員として働き始めた83年、反政府勢力のスーダン人民解放軍(SPLA)が政府軍との内戦に突入した。89年にバシル准将がクーデターを起こして全権を掌握してイスラム化を強くすすめ、93年には大統領に就任して独裁的な権力を振るいはじめた。南部出身のキリスト教徒として働くリートさんの立場は年々、厳しくなっていった。

 ナイル川の中核河川港で勤務していた95年、ついに脱出を決意する。SPLAとの関係を疑われ、命の危険にさらされる状況になってきたためだ。仕事も住む場所も捨てて6カ月にわたって各地をさまよい、エチオピアの難民キャンプに逃げ込んだ。

 リートさんのような境遇が特殊だったわけではない。英BBCによると、83年から2005年まで続いた内戦で400万人が難民化し150万の人命が失われた。いまの南スーダンの人口約820万人と比べると、その規模が推し量れる。

 4年間にわたるキャンプ生活のあと難民として米国に渡ることができたリートさんは、むしろ幸運だった。コロラド州デンバーに住んでエンジニアの学士と神学修士も取得。南スーダン系の人々が集まれるカトリック教会を自ら設立し、司祭を務めた。

3682チバQ:2012/01/03(火) 19:21:06
 ■アフリカで18年ぶりの独立国

 スーダン政府は05年にSPLAと包括和平合意に署名、長い内戦が終わった。南スーダンは今年1月の住民投票結果にもとづき、7月9日に正式に独立を宣言した。アフリカでは1993年、エリトリアがエチオピアから独立して以来の新国家誕生だ。

 リートさんは独立よりひとあし早い2009年に帰った。米国から受けた恩恵には感謝しつつも「やはり二級市民だった」と、率直な気持ちを吐露する。

 以前と同じ運輸関係の仕事に、今度は自分の政府に仕えることができた。その気持ちを、リートさんと一緒に来日した中央エクアトリア州の住宅・建設局長、エマヌエル・ワニさん(53)が晴れ晴れした表情で言った。「以前は北の政府のために働かされていたという気持ちが強かったが、いまは違う」

 日本は05年の和平合意以来、政府開発援助(ODA)の無償資金協力で河川港整備を行ってきた。ジュバに35メートル桟橋や係留施設などを建設し、今後は200メートル桟橋や事務棟など本格的な整備に移る。来日研修も援助の一環で、日本の進んだ施設や運営について理解を深めてもらうためだ。

 ワニさんは「値段だけで安く請け負う業者を選びあとは任せっきりという国もあるが、その点、日本の援助は丁寧で注意が行き届いている」と言う。細部に気を配る日本の姿勢は、高く評価されているようだ。

 ■来年1月から自衛隊派遣

 自衛隊の派遣も、こうした南スーダンとのかかわりの延長上にある。1月から3月まで順次、約210人の1次隊が現地入り。5月以降には交代の2次隊約330人が入り、ジュバや周辺で道路や橋などインフラ建設を担う。

 南スーダンはなお石油資源配分をめぐるスーダンとの係争を抱え、未画定の国境付近で散発する武力衝突など問題は山積している。しかしロイター通信によると、チャレンジ精神あふれる各国の起業家たちがどっと流入しているという。農業ビジネスを目指すイスラエル人は「ゼロから始められる世界唯一の国だ。ここなら100%の成長が見込める」と語っている。

 リートさんも未来を見るひとりだ。「国民が連帯すればきっといい国になるはずだ。南スーダンには石油もあれば農業もある」。いまは米国にいる12人の子供たちもいずれは、帰ってきてほしいという。

 豊かで内向きな日本にいると、問題やないものにばかり注意を奪われる。でも、何もないところに国さえできた。193番目の国連加盟国に人々は、無限の可能性を見るのだろう。

3683名無しさん:2012/01/03(火) 22:37:32
チバさんは、米国大統領選挙はどんな対決になってもらいたいですか?
自分は、オバマ対ロムニーで激しい選挙戦期待なんですけど。
ロムニー以外なら、勝負にならない、世論調査の結果も出てますからね。

3684チバQ:2012/01/04(水) 16:49:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120104-00000055-reut-ent
ユッスー・ンドゥール、セネガル大統領選に出馬へ
ロイター 1月4日(水)13時18分配信


拡大写真
 1月3日、セネガル出身のグラミー賞受賞歌手、ユッスー・ンドゥール氏が2月26日に行われるセネガル大統領選への出馬意向を表明した。チュニスで昨年11月撮影(2012年 ロイター/Anis Mili)

[ダカール 3日 ロイター] セネガル出身のグラミー賞受賞歌手、ユッスー・ンドゥール氏が、2月26日に行われるセネガル大統領選への出馬意向を表明した。現職のアブドゥラエ・ワッド大統領に挑むことになる。

1988年のサッカーワールドカップ(W杯)フランス大会の公式テーマ曲を担当し、2004年にはアルバム「エジプト」でグラミー賞を受賞したンドゥール氏は、セネガルの若年層に強い人気がある。また、過去11年にわたって政権の座に就き、再選を目指すワッド大統領を声高に批判してきたことでも知られる。

ンドゥール氏は2日遅く、自身が所有するテレビ局TFMで「私は候補者だ。大統領選に出る」と表明。国民の平均所得が1日3ドルと言われるセネガルで政権交代を目指すことを明らかにした。

ただ、専門家の間では、ンドゥール氏に一定の票が流れるとみられる一方、対立候補の乱立で票が分散すれば、現職ワッド大統領に有利に働く可能性も指摘されている。

3685チバQ:2012/01/04(水) 20:41:19
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2848473/8249506
家畜の牛をめぐり過去最悪の民族衝突、政府軍が支配権奪還 南スーダン
2012年01月04日 18:02 発信地:ジュバ/南スーダン
【1月4日 AFP】南スーダン東部のジョングレイ(Jonglei)州の町ピボル(Pibor)で家畜の牛をめぐり過去最悪の民族衝突に発展した問題で、同国のバルナバ・ベンジャミン(Barnaba Marial Benjamin)情報相は3日、ピボルの支配権を奪還したと発表した。

 民族衝突は、ロウ・ヌエル(Lou Nuer)部族の6000人余りの武装集団が、敵対するムルレ(Murle)部族を牛の強奪犯と名指しし、ムルレ部族のせん滅を誓ってピボルを襲撃したことが発端となった。武装集団はわらぶき屋根の住居に火を放ち、国境なき医師団(Doctors Without Borders)が運営する病院を略奪した。

 この衝突による避難民は、国連の推計で2万人以上にのぼった。避難した女性や子供、最大で150人が殺害されたとの未確認情報もある。

 ベンジャミン情報相は会見で、ロウ・ヌエル部族に対しピボルからの退去を命じ、退去が始まっていることも明らかにした。

 国連の報告書によると、同州では昨年1年間に民族間対立、牛の強奪、その報復攻撃による死者が1100人を超え、避難民も6万3000人に達している。民族間対立が新生国家の不安定化要因になることを危惧する政府と国連は同州の駐留軍を強化している。(c)AFP


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