したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

3640チバQ:2011/12/25(日) 00:02:27
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111219/erp11121907430002-n1.htm
【環球異見】
ロシア下院選と反政権デモ
2011.12.19 07:41 (1/4ページ)[ロシア]

エコノミスト(英国)
 ロシア下院選の不正疑惑は大規模な反政権デモに発展し、来春の大統領選に出馬予定のプーチン首相の対応に注目が集まっている。デモの影響力は未知数で、プーチン氏の再登板は揺るがないとの見方が主流だが、硬直した政治の改革を進めない限り、不安定化は避けられないとの指摘は多い。外交的には強硬姿勢をとるという分析もある。

                   ◇

 ▼エコノミスト(英国)


プーチン体制に亀裂


 下院選の不正疑惑を発端にロシア各地に広がった反政権デモについて、英誌エコノミスト(12月10〜16日号)は「プーチン氏のロシアに亀裂」との見出しを掲げ、「来年3月の選挙で大統領に返り咲くプーチン首相はロシアと彼自身のためにもクレムリン(体制)を改革し、経済を近代化すべきだ」と求めた。

 同誌によると、プーチン氏率いる与党「統一ロシア」の得票率は前回選挙の64%から50%弱に減少。しかし、独立監視団体の調査では実際の得票率はさらに15〜20ポイント低く、投票率が140%という異常な高率となる地域もあった。

 プーチン氏が2000年に権力を握ってから体制に「最大の亀裂」が入ったと同誌は指摘する。

 プーチン氏の権力基盤は、氏の個人的な人気と、国民の生活水準を押し上げた原油価格の高騰に支えられてきた。しかし、この2つに陰りが見え、同誌は「プーチン政権がルーマニアのチャウシェスク政権のようにすぐに倒れるとはいえないものの、“プーチン後のロシア”が初めて夢物語ではなくなってきた」と分析する。

 ロシアの財政は原油価格が1バレル当たり110ドルまで上昇しないと均衡しない上に、経済の腐敗は根深い。プーチン氏がソ連崩壊と同じ轍(てつ)を踏まないようにするには経済を開放し、汚職を追放することが不可欠だ。

 プーチン氏は、政治・経済改革を進めることをにおわせたが、真意はまだ分からない。国民の不満をかわすため、与党「統一ロシア」と距離を置き、次期首相に就任する見通しのメドベージェフ大統領を見限る可能性もあると同誌は予測。「プーチン氏が体制を改革しない限り、ロシアはもっと危険な状態になる。近隣諸国にとっても、プーチン氏にとっても」と結ぶ。(ロンドン 木村正人)

                   ◇


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板