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国際政治・世界事情

3592チバQ:2011/12/13(火) 22:33:57


国民党への不信
 一致の原則を理由にまさにこのヴィトマー・シュルンプフ氏のポストを奪回しようと国民党は狙いを定めている。もしだめなら、政治的評価が比較的低い中道右派急進民主党のシュナイダー・アマン経済相や、社会民主党のカルミ・レ外相の後のポストさえ狙っているといわれる。

 ところが選挙目前の12月8日、候補に立てた2人のうちより有力とされていたブルーノ・ツッピガー議員が、自身が経営する会社の元社員が人道団体に寄付したいと遺書に書き残したお金を、着服した事実が大きく報道され、直ちに候補から外された。

 国民党はすぐに次の候補者を立てたものの「ツッピガー議員の問題は解決済みと考えていた」とする党幹部の判断の甘さや運営能力に対する不信を党内部に招き、外部に対しても党の信用を損なう結果となった。

 さらに国民党は、10月の連邦議会議員の総選挙で第1党を維持したものの10議席を失い計59議席、第2党の社会民主党は6議席を増やし57議席を占めた。その一つの理由は福島の原発事故で、原子力エネルギーが国民の関心を占め、原発に賛成する国民党議員に票が集まらなかったといわれている。



選挙の動向は見えない
 こうした中、社会民主党は脱原発に賛成するヴィトマー・シュルンプフ氏を選挙前から強く支持している。さらに、同党のカルミ・レ外相の後には、同党からの推薦候補者が(一致の原則のルールに従えば)当然当選すべきだと考えている。

 しかし、「閣僚選出選挙はふたを開けてみるまでまったく分からない。しばしば戦略の詳細を把握しているのは、党のごくわずかな人間だけだ」というのが、キリスト教民主党の党首ウルス・シュバレ氏の意見だ。12月12日付けのフランス語圏の日刊紙「ル・タン ( Le temps ) 」でのインタビューで、氏は次のように語っている。

 「最後の最後まで、選挙の動向を制御することはできない。ある種のダイナミズムがこの動向にはあって、それはそれで良いことなのだ」


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