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国際政治・世界事情

3678チバQ:2012/01/03(火) 19:06:35
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120103/erp12010318000003-n1.htm
【2012選挙イヤー(6)】
露 弱まる支持基盤 「強い指導者」誇示へ
2012.1.3 18:00 (1/2ページ)

大統領再登板がほぼ確実のプーチン首相(ロイター)
 ロシアの反政権派には求心力のある指導者がなく、3月の大統領選では最高実力者、ウラジーミル・プーチン首相(59)の返り咲きが確実視されている。ただ、昨年12月の下院選後に大規模な反政権デモが起きたように、大都市部を中心にプーチン支配長期化への反発が強まっている。

 次期政権の内政と外交は、プーチン氏の支持基盤が弱まっていることを反映したものになろう。

 プーチン氏は前大統領期に廃止した地方知事などの選挙について「大統領が事前に候補者を承認すること」を条件に復活させると表明。次期政権で首相に就くとみられるメドベージェフ現大統領は、広範な勢力を結集して「拡大政府」を形成するとしている。

 「管理された民主主義」を続けつつも、統制の効く範囲内では“ガス抜き”をしようとの思惑だ。プーチン氏はまた、昨年12月の反政権デモについて外国が糸を引いていることをにおわせたように、「外敵」の存在に国民の不満を向ける手法も強めるとみられる。

 氏は欧米が「隙あらばロシアを弱体化させることを望んでいる勢力」と認識している。国内に「強い指導者」像を誇示する必要からも、対外政策では欧米との対立を辞さない「大国路線」を推し進めるとの見方が強い。近隣外交では、旧ソ連諸国を経済統合する「ユーラシア連合」構想を打ち出しており、この地域を自国の勢力圏として再編することに邁進(まいしん)する見通しだ。

 プーチン氏の統治観は国家至上主義であり、「国民は指導者の下で養われるべき存在だ」というロシア人の伝統的心理に立脚している。特に地方部や公務員、年金生活者からの支持が厚く、政権には当面、こうした層の生活水準引き上げを約束して国民多数派をつなぎ止める余力がある。

 ただ、ロシアの財政は石油価格に左右される脆弱(ぜいじゃく)な体質である上、都市部で成長する中産階層は「管理された民主主義」に疑問を抱きつつある。プーチン次期政権は、国内に多くの不安要因を抱えながらの船出となる。(モスクワ 遠藤良介)


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