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国際政治・世界事情

3677チバQ:2012/01/03(火) 19:04:35
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120103/erp12010307010002-n1.htm
【2012選挙イヤー(2)】
仏 債務危機で問われる舵取り 社会党勝利なら「脱原発依存」
2012.1.3 07:00 (1/2ページ)

サルコジ仏大統領=右(ロイター)
 4月のフランス大統領選は再選を目指すニコラ・サルコジ大統領(56)と、ミッテラン元大統領以来17年ぶりの政権奪回を狙う最大野党、社会党の候補、フランソワ・オランド前第1書記(57)の2人を軸にした戦いとなる見通しだ。ドイツのメルケル首相と並ぶ欧州のリーダーとして、深刻な債務危機に対処する指導力が問われる。「脱原発依存」を掲げるオランド氏が勝てば、原発大国のあり方に影響も出そうだ。

 極右政党、国民戦線のマリーヌ・ルペン党首(43)らもすでに出馬表明し、サルコジ氏も近く正式表明するとみられる。

 サルコジ氏は昨年、カダフィ政権崩壊に導いたリビアの軍事介入を主導した。債務危機対応では、しばしばメルケル首相に譲歩しながら「メルコジ」と呼ばれる結束を重視し、昨年末には英国を除く欧州連合(EU)加盟国との間で財政規律強化を求める協定合意をとりまとめた。

 ただ、欧州では抜本対策を迫る市場と過度の負担に反発する国民とのはざまに指導者らが陥り、政権交代や政権崩壊が相次ぐ。現職に厳しい情勢はフランスも同様で、長期国債が最上級の格付けを失いかねないなど危機が迫る中、世論調査ではサルコジ氏がオランド氏の後(こう)塵(じん)を拝している。

 一方のオランド氏は、2017年までの財政均衡を公約に掲げるなど財政再建を目指す姿勢はサルコジ氏と同じだが、財政協定を見直す考えを示し、ドイツが反対する「ユーロ共同債」導入などを主張。政権交代で仏独協調に乱れが生じれば、欧州全体の危機対応に影響する恐れもある。

 ただし、国内には、「欧州のドイツ化」に対する危機感もある。オランド氏は「調整型」と評される一方、指導力には疑問の声もあり、欧州外交を主導する交渉能力も問われる。

 一方、社会党は環境保護政党「ヨーロッパエコロジー・緑の党」と、電力の原発依存度を現在の75%から50%に下げ、58基の原子炉のうち24基を25年までに閉鎖することで合意した。政権交代は他国の原発政策にも影響を及ぼしかねない。

(ベルリン 宮下日出男)


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