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国際政治・世界事情

3636チバQ:2011/12/24(土) 13:19:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111223-00000046-jij-int
パキスタン首脳、窮地に=「メモ騒動」で軍が圧力強化
時事通信 12月23日(金)14時45分配信

 【ニューデリー時事】パキスタンのザルダリ政権が軍弱体化への協力を米政府に求めた極秘メモが明るみに出た問題で、強大な権限を持つ軍トップのキアニ陸軍参謀長は23日までに、同問題を調査中の最高裁に徹底究明を要求し、政権との対決姿勢を強めた。同国では軍と対立した政権がクーデターで倒された例が複数あり、ザルダリ大統領やギラニ首相は窮地に追い込まれている。
 ザルダリ政権はこれまで軍との関係は良好とされてきた。しかし、今年5月の米軍による国際テロ組織アルカイダのビンラディン容疑者殺害作戦が転機となった。政権は、表では軍と歩調を合わせて米軍の作戦に「主権侵害」と猛反発。しかし同時期、裏では軍が政権転覆をたくらんでいる兆候があるとして、米軍制服組トップに「キアニ参謀長を阻止してほしい」と懇願するメモを渡したことが11月になって発覚。軍部の怒りを買った。
 同大統領は今月、約2週間にわたりアラブ首長国連邦の病院に緊急入院したが、軍の圧力で国外脱出を迫られたとの見方も浮上した。近年では異例なほどの軍の強硬姿勢は、クーデターの前触れとの臆測も絶えない。ギラニ首相は22日の演説で「民主政権の転覆が画策されている」と指摘。不穏な動きを見せる軍部をけん制した。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111224-00000079-san-int
パキスタン 軍VS政権、関係悪化 米軍へのザルダリ大統領メモめぐり
産経新聞 12月24日(土)7時55分配信

 ■辞任・総選挙・クーデター…、対立は危険水域

 【ニューデリー=田北真樹子】パキスタンで軍事クーデターを阻止するためにザルダリ大統領が米軍に協力を要請したとされるメモをめぐり、政府と軍の対立が激化し、近日中に衝突が起こるのではないかとの見通しが強まっている。ギラニ首相が異例の軍批判を行ったことなどから、緊張が増しており、ザルダリ大統領の辞任や総選挙の前倒しが取り沙汰されているほか、軍事クーデターの可能性も否定できない。

                   ◇

 ギラニ首相は22日、国会で軍と3軍統合情報部(ISI)が政府の管理下にあるのかと問われ、「軍が自らを『国家内国家』だと認識しているのであれば、受け入れられない」と答弁し、パキスタンを事実上動かしてきた軍を批判した。

 同日の会合では「政権転覆の企てがある」とも声を上げるなど、ギラニ氏が「最近の歴代首相の中でも最も大胆な発言」(パキスタン紙)を行ったのは、政府と軍を巻き込んで同国を揺るがしている“メモ疑惑”の存在がある。

 この疑惑は、今年5月、国際テロ組織アルカーイダの指導者だったウサマ・ビンラーディン容疑者殺害後、米軍に主権侵害を許したとして苦しい立場に追い込まれた軍によるクーデターを恐れて、ハッカニ前駐米パキスタン大使が第三者を通じて米軍幹部に事態回避の協力を要請するメモを作成したとされる疑惑だ。

 軍は、こうした動きは国家安全保障に影響を及ぼすなどとして、最高裁に調査を要請。最高裁は近日中に、メモ疑惑を正式に調査するかどうか判断する見通しだ。

 メモ作成には、ハッカニ氏と近い関係にあるザルダリ大統領の指示があったとされ、大統領が米国に内政干渉を許すような行動を取っていたことが裏付けられれば、反米感情の強い国内が激しく反発するのは必至。このため、政府は最高裁による調査を回避したいとの思いがある。

 有力紙ドーンが23日付の1面トップで「政府と軍、衝突へ」と報じたほか、他の新聞も、対立が危険水域に達しているとの認識を示した。また、ロイター通信は22日、ザルダリ大統領の辞任を求める軍幹部の声を報じた。だが、ザルダリ氏に辞任の意思はないとみられ、議会による弾劾も難しい。

 軍トップのキアニ陸軍参謀長は政権転覆の意図を否定するが、軍がいずれかの時点でクーデターに踏み切るとの見方も消えない。パキスタンは、1947年の独立以来、3度の軍事クーデターを経験している。


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