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国際政治・世界事情

3679チバQ:2012/01/03(火) 19:07:25
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120103/mds12010318000003-n1.htm
【2012選挙イヤー(7)】
エジプト イスラエル外交に修正も 平和条約は維持
2012.1.3 18:00 (1/2ページ)

エルバラダイ国際原子力機関(IAEA)前事務局長(AP)
 エジプトでは6月末までに、ムバラク前政権崩壊後で初の大統領選が予定されている。「中東の盟主」を自任するエジプトの新しい指導者は、昨年からの民主化運動が続く周辺国の政治体制にも影響を与えるとみられており、選挙の行方にはアラブ全体から注目が集まっている。外交ではイスラエルとの平和条約という大枠は維持しつつ、反イスラエル感情が強い世論を受けて、同国と距離を置く可能性が高い。

 出馬が有力なのは、アラブ連盟前事務局長のアムル・ムーサ氏(75)▽国際原子力機関(IAEA)前事務局長のムハンマド・エルバラダイ氏(69)▽イスラム原理主義組織ムスリム同胞団元幹部のアブドルムネイム・アブールフトゥーフ氏(60)ら。

 ムーサ氏は軍との関係も良好とされるほか、外交経験も豊富。2005年にノーベル平和賞を受賞したエルバラダイ氏は抜群の知名度を誇るが支持基盤は弱い。アブールフトゥーフ氏はダークホース的な存在だ。

 新政権の対外政策で変化が予想されるのは対イスラエル外交だ。エジプトは1970年代以来、イスラエルとの平和条約締結の見返りに米国から多額の軍事援助を受け、影響力の強い軍部も対米関係を安全保障の基軸としてきた。今後も「平和条約破棄といった大転換は考えづらい」(外交筋)とされる。

 一方で、イスラエル寄りの姿勢に国民の不満は根強く、前政権崩壊後は、噴出しやすい状況だ。新政権が国民感情を無視できず、対イスラエル姿勢を修正し、強硬的な態度に出る場面も考えられる。

 イスラエルとパレスチナとの従来の和平交渉で「蚊帳の外」にあったイスラム原理主義組織ハマスが、エジプトの新政権の仲介で存在感を増すとの指摘もある。ハマスを脅威とみるイスラエル、ハマスとライバル関係にあるパレスチナ主流派ファタハの双方にとり避けたいシナリオだ。

 大統領選には、ムバラク氏に近かった軍出身のシャフィク元首相や、アーナーン参謀総長の名前も取り沙汰される。軍部が権益保持のために軍関係者を推すとの観測もあり、選挙の構図はまだ固まっていない。(カイロ 大内清)


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