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国際政治・世界事情

3615チバQ:2011/12/17(土) 13:16:11
http://www.swissinfo.ch/jpn/detail/content.html?cid=31765594
2011-12-14 18:34スムーズに6人の現閣僚再選、またアラン・ベルセ氏が新閣僚に
第1党の右派国民党が二つ目のポストを要求して、現閣僚の再選をはばむ戦いを繰り広げると予想された12月14日の閣僚選挙。しかし実際には同党の戦いは選挙前にすでに終わっていた。
その結果、多少の動きはあったものの6人の現閣僚がスムーズに再選され、退任するミシュリン・カルミ・レ現外相の後任に、同じ社会民主党のアラン・ベルセ氏が選出され幕を閉じた。



一致の原則
 選挙は一番長く閣僚を務めるキリスト教民主党(CVP/PDC)のドリス・ロイタルト環境相の再選を問う投票から始まった。

 今回の選挙では、連邦議会の上位3党の、国民党(SVP/UDC)、社会民主党(SP/PS)、急進民主党(FDR/PLR)がそれぞれ二つ、キリスト教民主党が一つのポストを占めるのが妥当とされた。なぜなら「内閣での主張力は、連邦議会内の党の議席数に比例して尊重されるべきだ」という「一致の原則」を上位政党が主張してきたからだ。

 この観点から、第4党のキリスト教民主党は、始めから一つのポスト維持で満足しており、また脱原発を政府として決めたときなどのロイタルト氏の手腕は高く評価され、216票という高い支持で再選された。



ヴィトマー・シュルンプフ財務相の再選
 問題は次のエヴェリン・ヴィトマー・シュルンプフ財務相の再選だった。小党の市民民主党(BDP/PBD)に属するヴィトマー・シュルンプフ氏の続投は、この「一致の原則」からすれば難しく、そのポストを国民党は狙い2人の候補を対抗馬に立てた。

 しかし、結果としては過半数を少し上回る131票でヴィトマー・シュルンプフ氏が当選した。社会民主党とキリスト教民主党がヴィトマー・シュルンプフ氏を支持。2党ですでにおよそ100票に近い。そこに決定的な最後の数十票を加えたのが、今回の総選挙で議会の議席数を伸ばした自由緑の党(GLP/OVL)や緑の党(Grüne/Les Verts)などだった。

 自由緑の党は当初、国民党が2席獲得するのは「一致の原則」からして当然だと支持を表明していた。しかし「選挙直前に発覚した同党の有力候補者の不正事件に衝撃を受け、方針を変えた。一晩で次の候補者を出すのも納得できない。また、あらゆる手段で現閣僚を追い出すようなやり方はスイスの政治の伝統に合致しない」と自由緑の党のティアナ・アンジェリナ・モザー議員は批判した。

 いわば、国民党の敗北はこうした小党の方向転換などで選挙前にすでに決まっていたといえる。

 なお、ヴィトマー・シュルンプフ氏は最後に2012年の大統領にも選出された。これにも国民党は、同党のウエリ・マウラー国防相を対抗馬とした。


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