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国際政治・世界事情

3220チバQ:2011/10/20(木) 23:44:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111020-00000068-mai-int
<チュニジア>23日制憲議会選 「政治と宗教」争点に
毎日新聞 10月20日(木)19時24分配信

 【エルサレム花岡洋二】ジャスミン革命(1月)でベンアリ政権が崩壊した北アフリカのチュニジアで23日、憲法制定議会(定数217人)選挙が行われる。新議会は1年をかけて新しい憲法を制定する。中東の民主化要求運動「アラブの春」で独裁者を追放した国で行われる初の国政選挙で、成否はエジプトやリビアなどにも影響しそうだ。

 選挙は1956年のフランスからの独立後、国民が事実上初めて自由に投票する機会となる。選挙区ごとの比例代表制で争われ、これまでに約80の政党と候補者約1万1000人が登録を終えている。有権者は18歳以上の約790万人。

 選挙の主な争点は、▽政治と宗教の関係▽政治体制−−など。チュニジアはイスラムが国教だが、世俗主義をとってきた。しかし「革命」の中核を担った世俗派の中間・低所得者層は「革命」後に組織化が進んでいない。一方でイスラム主義勢力が台頭しており、世論調査によると穏健派イスラム政党「アンナハダ」が最大の20%の議席を獲得し議会の主導権を握りそう。

 アンナハダは89年に非合法化されたが、今年1月に合法化され、指導者のガンヌーシ氏は亡命先の欧州から22年ぶりに帰国した。英BBC放送(電子版)によると、ガンヌーシ氏は「近代体制とイスラムのバランスを追求する」と訴え、男女平等の尊重を公約した。ただアンナハダはイスラム原理主義組織ムスリム同胞団を母体としており、世俗派からは、「イスラム国家を目指している」と批判もある。

 逆にベンアリ前大統領が率いていた最大与党の「立憲民主連合(RCD)」は解党された。ベンアリ氏の有力後継者とみられたモルジャネ元外相は、RCD元幹部たちを中心に新党「進取」を結成し、与党が主導した経済成長の実績を訴えている。しかし、旧体制に対する有権者の反発は強く苦戦している。

 社会主義政党の「進歩主義民主党(PDP)」や「労働と自由のための民主フォーラム(FDTL)」などがアンナハダに次ぐ見通しだが、少数党が乱立しそう。

 59年制定の現憲法は大統領に権限が集中しており、議院内閣制への移行も議論されている。1年をかけて新憲法を作り、その憲法に従って改めて議員選などを実施することになっている。


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