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仙台・宮城・陸奥

1とはずがたり:2008/06/05(木) 12:05:28
地区別スレ,遂に仙台も登場。陸奥とは勿論多賀城を首府とする明治以前の陸奥だ♪
本来はにぬけんが立てるべきだが何時迄俟っても立てやがらないので俺がたつヽ(`Д´)ノ

937荷主研究者:2010/11/23(火) 12:12:49

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101116t11034.htm
2010年11月16日火曜日 河北新報
泉開発三セク株売却 住商、駅前整備を促進 仙台市

 仙台市が、泉区中心部の商業開発を手掛けてきた第三セクター「泉新都心」(泉区)の保有株式すべてを住友商事に売却する方針を固めたことが15日、分かった。市地下鉄泉中央駅周辺で行政が先導的に進めてきた街づくりが一区切りつき、民間主導で開発を促進させる必要があると判断した。

 住友商事は市所有分だけでなく、金融機関などが持つ泉新都心の全株式を取得する意向とされ、駅前開発を加速させる狙いがあるとみられる。

 仙台市は泉新都心の筆頭株主で、全株式の40.4%(額面約1億8200万円)を保有している。売却に向け、既に住友商事との間で大筋で合意しており、年度内に契約を結ぶ方向で調整している。

 泉中央駅周辺ではバスターミナルの整備など、市が引き続き実施すべき事業や課題も残っており、市と住友商事は近く、今後の街づくりの方針について覚書を交わす。

 泉新都心は1987年、地下鉄南北線の開業に合わせた「北の副都心」形成を目指し、当時の泉市や金融機関、地元商工会などが出資して設立された。99年には住友商事とともに、泉中央駅前に複合商業ビル「セルバ」を建設するなど、駅周辺の開発をリードしてきた。

 一方で、隣接するイトーヨーカドー仙台泉店は2012年の閉店を検討、周辺の商環境は変化が予想されている。

938荷主研究者:2010/11/23(火) 12:13:40
>>933
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101116t12030.htm
2010年11月16日火曜日 河北新報
金沢村田製作所仙台工場 年明け操業再開

 電子部品製造大手の村田製作所(京都府)が一時閉鎖している子会社の金沢村田製作所仙台工場(仙台市泉区)について、早ければ来年1月にも操業を再開させることが15日、明らかになった。高機能携帯電話(スマートフォン)の需要拡大に対応するため、基幹部品の「高周波表面波フィルター」を生産する。

 仙台工場は泉パークタウン工業流通団地にあり、世界的な不況を受けて2009年4月1日に一時閉鎖していた。関係者によると、年明け早々に一部を除く生産ラインを動かす。

 一時閉鎖で金沢村田の本社工場(石川県)に異動させていた社員150人は、大半を11年9月ごろまでに順次、仙台工場に戻す。

 金沢村田は村田製作所の全額出資子会社。携帯電話でやりとりする一定の周波数の信号を取り出すフィルター生産を一手に担い、世界シェアはトップの約40%を占める。

 スマートフォンの市場拡大に合わせて生産能力を高めるとともに、リスク分散を図る観点から仙台工場を再稼働させる必要があると判断した。

 金沢村田は「ことし夏から再開の準備を進めていた。現在、生産計画などの詳細を詰めている」と説明している。

 仙台工場は敷地12万1000平方メートル、2棟の工場の延べ床面積は4万4000平方メートル。金沢村田が08年7月、富士フイルムから敷地と工場を譲り受けた。村田製作所は将来のグループ中核工場と位置付けていた。

939荷主研究者:2010/11/23(火) 12:20:21

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2010/11/16 建設新聞
青葉区国分町・千松島 店舗付き自走式駐車場・PSCビルの新築
S5F5258㎡ 幸興産・松井建設で実施案

 千松島(仙台市青葉区国分町2丁目11の11 菅原甚一社長)は、仙台市青葉区国分町に新築を計画している「PSCビル」(仮称)の実施設計を幸興産一級建築士事務所・松井建設に委託している。施工は松井建設が担当し、来年3月に着工する予定。

 建設場所は、東北随一の歓楽街である国分町通に面した青葉区国分町2丁目11の4地内の敷地面積1372・82㎡。既存の自走式駐車場ビルを解体し、新たに店舗付(自走式)駐車場に建替えるもの。施設規模はS5F延べ5258・05㎡で、来年3月初めの着工、12月末の完成を目指す。

2010/11/16付1面に掲載

940荷主研究者:2010/11/23(火) 12:23:15

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101117t11019.htm
2010年11月17日水曜日 河北新報
仙台駅、東西自由通路16メートルに 15年度完成目指す

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/101117m102.jpg
16メートルに拡幅する東西自由通路のイメージ図

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 JR仙台駅南側の東西自由通路について、仙台市とJR東日本仙台支社が、現在の6メートルを16メートルに拡幅することで合意したことが16日、分かった。恒常的な混雑状態を緩和するのが狙いで、市地下鉄東西線が開業する2015年度までの完成を目指す。

 関係者によると、自由通路は市とJRが3メートルずつを所有している。拡幅の際は通路の位置を変えず、北側に10メートルほど広げることでおおむね一致し、両者が9月上旬に確認書を交わした。

 拡幅に合わせ、通路両脇に小売店スペースを新設したり、通路と駅ホームをつなぐ改札口を整備したりする計画もあるという。着工時期や整備内容、事業費の負担割合について今後、詰めの協議をする。

 仙台駅の東西を結ぶ通路はほかに、東西地下自由通路と北部名掛丁自由通路があるが、とりわけ東西自由通路の利用者が多く、10年度の1日の通行量は平日で4万4000人、休日は6万4000人に上る。

 プロ野球、東北楽天ゴールデンイーグルスのゲーム開催日は特に混雑し、地元商工団体などが拡幅を要望していた。

 自由通路は現仙台駅と同じ1978年に完成。長さは96メートルで、事業費2億8000万円は市と当時の国鉄が折半した。市とJRは09年夏ごろ、拡幅に向けた本格的な協議を始めた。市は10年度予算で設計費として1000万円を計上していた。

941荷主研究者:2010/11/23(火) 12:29:01

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101117t11036.htm
2010年11月17日水曜日 河北新報
教育・福祉複合施設 名取に12年春開設決定 県教委

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/101117m104.jpg

 宮城県教委は16日、名取市に建設予定の教育・福祉複合施設を、2012年4月に開設する方針を公表した。12月1日に着工し、完成後、県中央児童相談所(児相、仙台市青葉区本町)など教育・福祉分野の5機関が移転する予定。

 名取市下増田の仙台空港アクセス線美田園駅近くの区画整理事業地に建設する。敷地面積は約2万8000平方メートル。鉄筋一部5階の建物(延べ床面積約2万1300平方メートル)を核とし、116台収容の駐車場やグラウンド、児相の一時保護所の園庭などを整備する。

 入居する機関のうち、最大となるのは「県総合教育センター」(仮称)。県教育研修センター(青葉区荒巻)と県特別支援教育センター(泉区南中山)を統合し、教職員の資質と指導力向上を図る拠点にする。

 全体の約半分に当たる約1万平方メートルの用地を充て、研修室や社会教育室、体育館兼用の多目的ホールなどを設ける。

 現在の仙台一高通信制課程が通信制独立校として開校する「美田園高」(仮称)や県子ども総合センター(青葉区本町)、県リハビリテーション支援センター(若林区南小泉)の計5機関も入居する。

 事業は民間資金活用による社会資本整備(PFI)方式。建設費は83億4000万円。

942荷主研究者:2010/11/23(火) 12:31:41
>>932
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101117t12018.htm
2010年11月17日水曜日 河北新報
豊田鉄工、登米新工場で地鎮祭 12年1月本格稼働

 トヨタ自動車グループの部品製造大手、豊田鉄工(愛知県豊田市)は16日、宮城県登米市の長沼工業団地に建設する新工場の地鎮祭を現地で行った。正式な着工は22日で、来年7月の完成を目指す。

 三宅英臣社長や生産子会社トヨテツ東北の水野雅幸社長、布施孝尚登米市長ら約30人が出席し、工事の安全を祈った。水野社長は「部品を安く安定的に供給するという大きな責任をしっかりと感じて、工場を立ち上げたい」とあいさつした。

 新工場は敷地面積約12万5000平方メートル、延べ床面積2万4000平方メートルの予定。将来の増産の可能性を踏まえ、それぞれ当初計画の2.5倍、3倍に広げる。

 2012年1月の本格稼働を見込み、プレス加工の車体部品などを製造する。トヨタグループの完成車製造拠点で宮城県大衡村に移転するセントラル自動車(相模原市)の新本社工場と関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)に供給する。

 地鎮祭後、豊田鉄工の三宅社長は「環境問題などから(東北での)小型車生産は伸びると考え、将来の増産に対応できる構えにした」と拡張理由を説明。布施市長は「トヨテツ東北と地元企業の連携を後押しし、地域活性化につなげたい」と話した。

943荷主研究者:2010/11/23(火) 12:32:18

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101117t11026.htm
2010年11月17日水曜日 河北新報
仙台市、卸町に能舞台施設 新たな文化の創造期待

仙台市が整備する能舞台型文化交流拠点施設の模型

 仙台市は16日、若林区卸町の協同組合仙台卸商センターが所有するイベント倉庫「きよみず」(卸町2丁目)を改修し、能楽や神楽、演劇などの公演や練習に使う能舞台型文化交流拠点施設を整備すると発表した。市民が寄贈した能舞台を移築して芸術文化の振興とまちづくりの拠点として、来年7月に開館する。

 市によると、青葉区小松島4丁目にあった能舞台を1月、個人所有者から譲り受けた。ひのき造りで大きさが4.5メートル四方と、正式の能舞台より一回り小さい。現在は入手が困難な木材が用いられ、鏡板には能楽師津村礼次郎氏の手による老松が描かれている。

 「きよみず」は、鉄骨平屋で床面積約250平方メートル。市が借り受け、本舞台や楽屋、80〜100人の客席を設ける。伝統芸能のほか、舞台施設を生かした現代演劇などに使ってもらう。

 近くにあるせんだい演劇工房10―BOXの別館と位置付け、管理運営は市市民文化事業団が一体的に担う。施設整備費は5000万円。

 奥山恵美子市長は「卸町は文化拠点施設が整備され、クリエーティブ産業の集積も進んでおり、伝統芸能が加わることで新しい文化の創造が期待できる」と述べた。

 仙台市は藩制時代から能楽が盛んで、多数の流派が精力的に活動する。市は拠点施設の整備に加え、市民から要望のある能楽堂の建設についても検討を続ける。

 約600人が加盟する市能楽振興協会の萩原邦明会長は「寄贈してくれた方の気持ちを大切にしながら、能楽の振興普及に施設を役立てたい」と話している。

944荷主研究者:2010/11/23(火) 12:35:32

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2010/11/17 建設新聞
仙台市の市営住宅整備計画 今後10年間で5団地の建て替えを推進
2019年度までに約240億円を投入

 仙台市が進めている市営住宅の整備計画によると、今後10年間で予定している建て替え事業は、現在事業中の鶴ヶ谷第一団地再整備をはじめ、同第二団地の一部、北六番丁のほか、荒井東、その他荒井周辺の計5団地を整備する。改修関係では、老朽化した既存住宅を対象に、従前の仕様を超える外壁改修や屋上防水などの長寿命化型改善や、住戸内の段差解消、階段室型住棟へのエレベーター設置などといったバリアフリー化改善などに取り組む。今年度から2019年度までに約240億円を投入し、各事業を推進していく方針だ。

◎DB方式で2〜3月に公告・鶴ヶ谷第一団地の3工区

 2008年度から工事がスタートした鶴ヶ谷第一団地の再整備は、現在の1036戸の住宅を計6棟700戸に再整備し、全室バリアフリーで多様な住戸タイプを備える新住宅に建て替える計画。発注は全体を4工区に分割し、実施設計・建設・工事監理を一括で行うDB(デザインビルド)方式を採用する。

 これまで1工区(橋本店連合体が担当)の2棟158戸が完成し、現在は2工区(阿部建設連合体)の1棟151戸が年度内の完成に向けて工事中。

 3工区の1棟184戸については、来年2月から3月ごろに一般競争入札を公告し、11年度の6月定例議会で契約締結の議会承認を目指す。実施設計の完了を待って12年度から工事に着手し、完成は13年度半ばを予定している。

 残る4工区の2棟207戸は13年度中の公告を見込む。14年度で設計を完了させた後に工事に入り、16年度当初の完成を想定している。

 また、同団地の北東に位置する鶴ヶ谷第二団地も一部住宅の建て替えに着手する。

 鶴ヶ谷第二団地は管理戸数1652戸の市内最大規模の市営住宅で、1970年度から73年度にかけて竣工した。特に老朽化が進んでいる既存住宅の2階建と中層棟の一部を解体し、約100戸の建て替えを先行して進める。

 予定スケジュールは、2013年度で解体工事に着手し、14〜15年度で基本・実施設計を作成。16〜17年度の2ヵ年で工事を完了させる方針だ。

◎北六番丁市営住宅の建替は創建設計で基本・実施案

 北六番丁市営住宅の建て替えは現在、基本・実施設計を創建設計と仙台総合設備計画に委託しており、今年度で設計作業を完了させるとともに、既存住宅を解体する。

 設計概要は、RCで共用部を除く住戸のみの面積は延べ約2200㎡。戸数は1DK24戸、2DK22戸、3DK4戸の計50戸。付帯施設として延べ約100㎡の集会所や、延べ120㎡程度の駐輪台数100台の駐輪場なども含む。

 今後、来年度から2ヵ年で工事を進め、12年度内の入居開始を目指す。

 近く工事着手する既存住宅の解体は、RC5F延べ999・18㎡の1号棟、RC4F延べ922・32㎡の2号棟などが対象となっている。

945荷主研究者:2010/11/23(火) 12:36:15
>>944 続き

◎荒井東住宅の基本計画は委託先の選定準備に着手

 15年度の開業を目指す地下鉄東西線整備に伴い、新たなまちづくりが進められている荒井駅(仮称)の周辺では、延べ約450戸の市営住宅が計画中だ。

 荒井駅から徒歩圏内に位置する荒井東住宅は、300戸程度の住宅建設に向けて今年度で基本計画を作成する。さらに、同駅周辺で計画中の土地区画整理事業内などを候補地に、別途150戸程度の住宅を確保する方針。建設予定年度は17〜18年度を想定しているが、今後、供給手法を含めた検討を進めていく。

 このうち、先行して整備する荒井東住宅は、昨年度末に事業着手した荒井東土地区画整理事業内に計画。新規に供給する市営住宅では市内初の駅前型住宅となる。

 現在、基本計画を指名競争入札で発注するための諸準備を進めており、年内に契約を締結する。

 また、市の大規模事業が対象となるPFI導入検討候補事業に位置付けられていることから、PFI導入可能性調査の適否について年度内に判断する予定だが、従来方式の整備手法となる可能性が高いと見られる。

 この場合のスケジュールは、来年度で基本設計、12年度で実施設計に入り、13年度の着工、15年度の入居開始を想定。鶴ヶ谷第一団地と同様のDB方式の採用についても検証し、来年度中には発注方法を固める見通しだ。

◎外壁改修やエレベーター設置など・長寿命化に向けた改修計画

 このほか、改修関係では、従前の仕様を超える外壁改修や屋上防水などの長寿命化型改善に取り組む。今年度から10ヵ年計画で、改修周期15年を超える134棟を対象に実施。計画初年度の今年度は郡山、太白、上原、西中田の4団地に着手する。

 住戸内の段差解消、手すり設置などの住戸内バリアフリー化改善は、西中田、上原、福田町第一・第二、鶴ヶ谷第二の5団地、延べ約140戸で計画。これらの団地を除いた1階空家の約100戸についても年10戸ペースで整備する。

 エレベーター設置や階段室への両側手すり設置といった共用部バリアフリー化改善は計141棟で実施する。このうちエレベータ設置の対象は14棟で、事業後10年以上使用できること、5階建の階段室型住棟であることが条件。階段室への両側手すり設置は127棟が対象となっている。

 居住性向上のための改善では、年300戸ペースで計約3000戸を対象に、使いやすく安全な風呂設備に更新していく方針だ。

2010/11/17付1面に掲載

946荷主研究者:2010/11/23(火) 12:37:48

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101118t15027.htm
2010年11月18日木曜日 河北新報
仙台「れんが下水道」に栄誉 土木遺産認定、映画ロケにも活用

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20101118010jd.jpg
土木遺産になった馬てい形のれんが下水道。映画「ゴールデンスランバー」の撮影に使われた

 映画「ゴールデンスランバー」のロケ地として活用され、完成後約110年たった現在も利用されている仙台市青葉区のれんが下水道が、2010年度の土木学会選奨土木遺産に選ばれた。認定証の授与式が17日、市役所であった。

 認定されたのは、長さ約500メートルで断面が長方形(一番町1丁目)と、約540メートルの馬てい形(桜ケ岡公園)、約290メートルの卵形(片平2丁目)のれんが下水道。いずれも1900〜03年に建設された。

 施設は、下水溝の大きさを決める手法として日本で初めて、降雨量と地表こう配をもとに計算する「ビルクリー・チグラー公式」を用いて計画された。仙台市出身で、日本の下水道技術の第一人者だった東京帝国大の中島鋭治教授の指導で設計された。

 国内で最初に旧下水道法による事業認可を取得し、管理規定(下水道条例)を制定した施設だったことも選定理由になった。

 最近は、馬てい形の下水道が「ゴールデンスランバー」で主人公が逃走するシーンに使われ、れんが造りの建造物が醸し出すレトロな雰囲気が脚光を浴びた。

 授与式で、東北支部選考委員会の岸野佑次委員長が「全国初の先端技術を取り入れ、大きな地震にも耐えた。映画撮影にも使われるなど貴重な施設だ」とあいさつ。銘板を手渡された市建設局の栗和田幸夫局長は「先人の技術力の高さに感銘を受けている。貴重な土木遺産を維持し、市民に発信したい」と述べた。

 土木遺産は幕末から1945年までに建設された土木建造物の顕彰を目的に、2000年に創設。年間20件程度が選ばれ、県内では野蒜築港(東松島市)と北上川分流施設群(登米市、石巻市)、品井沼干拓関連施設(松島町、東松島市)の3件が選ばれている。

947荷主研究者:2010/12/02(木) 21:13:22

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101120t12038.htm
2010年11月20日土曜日 河北新報
仙台空港利用、海外へPR 宮城県が外国人誘客作戦

香港市民らに宮城県の観光地などを紹介する広告を車体に張ったバス

 仙台空港発着の国際線の利用促進を目指し、宮城県が外国人向けPR活動に力を入れている。香港では車体全面に観光広告を張ったバスを走らせ、現地情報誌に特集も掲載して県内観光地をアピール。東北に滞在する外国人の需要を掘り起こそうと、英文パンフレット作製にもかかわる。同空港では期間限定で国際線の再開や増便が続いており、搭乗率を高めて通年運航や観光振興につなげる戦略だ。

 車体広告は、JTBの現地法人が香港の空港と中心部の間で走らせているマイクロバスを活用。側面に「仙台・宮城的四季色彩」と記し、写真で仙台七夕まつりや松島・五大堂などを紹介している。来年10月まで1年間継続する。

 香港ドラゴン航空は仙台―香港の定期便を2008年3月に廃止したが、ことし12月〜来年2月の期間限定で再開させ、週3便を運航する計画。バス広告もこれに合わせた。

 10月には仙台市、山形県と共同で現地の情報誌に16ページの広告特集も掲載。松島や蔵王温泉、牛タンや海産物などをPRした。

 英文パンフレットはグアム線の路線案内。旅行会社のエイチ・アイ・エスとコンチネンタル航空が共同で作り、県が東北他県を通じ、外国人講師らに配っている。同航空がグアム線を10月〜来年3月、週2便を4便に増やしたのがきっかけ。東北に長期滞在中の外国人は冬場に温暖なリゾート地に出向くケースが多いといい、県が「路線利用につながる」とパンフ作製を提案した。

 県は13年度に、国内線を含めた仙台空港の利用客数を約353万6000人にする目標を掲げる。09年度は新型インフルエンザの影響で、過去10年間で最低の約280万1000人に落ち込んでおり、国際線の再開や増便の動きを利用客増と定着につなげたい考え。

 県空港臨空地域課は「今後もターゲットを絞った広告を打つなどして、国際線の利用者を増やしたい」と話す。

948荷主研究者:2010/12/02(木) 21:13:55

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101120t12013.htm
2010年11月20日土曜日 河北新報
名古屋東部陸運が登米に新拠点 自動車部品の輸送狙う

 運送業の名古屋東部陸運(愛知県豊田市)が宮城県登米市に新たな拠点を設けることが19日、分かった。自動車部品製造業などとの取引を目指す。

 関係者によると、拠点は長沼工業団地に設ける。土地面積は約6000平方メートルで、投資額は約4000万円。2011年春の着工、同年秋の営業開始を目指す。導入トラックは5台程度。運転手は登米市内の運送業者から派遣を受ける。

 登米市の拠点は、トヨタ自動車グループで宮城県大衡村に移転するセントラル自動車(相模原市)の新本社工場や関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)に自動車部品を輸送する業務の受注などを狙う。

 名古屋東部陸運は1958年の設立で、資本金は3600万円。従業員は約320人。東北への拠点設置は初めて。

949荷主研究者:2010/12/02(木) 21:18:41
>>768
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101120t12015.htm
2010年11月20日土曜日 河北新報
NTT東が仙台青葉通に新コールセンター 12年完成予定

 NTT東日本が仙台市青葉区一番町の自社敷地に、東北各県のコールセンター機能の集約や設備強化などのため、新ビルを建設することが19日、分かった。

 新ビルには仙台市中心部や東北各県に分散するコールセンターの機能を移転。次世代ネットワーク(NGN)を使った高速大容量サービス拡充のための設備も導入する。同社の青葉通ビルに隣接し、駐車場として利用中の敷地に建設する。

 地下1階、地上14階で延べ床面積は約3万平方メートル。2011年4月に着工し、12年11月の完成を目指す。

 新ビル完成後、老朽化している青葉通ビルを含めた一体的な土地利用を検討する可能性もあるという。

 同社宮城支店は「機能集約に伴い空き室ができる既存施設については、高度利用ができるよう検討したい」としている。

950荷主研究者:2010/12/02(木) 21:51:31
>>177 >>770
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0003614845.shtml
2010/11/18 08:23 神戸新聞
トーカロ、宮城に新拠点

トーカロが宮城県に開設する新拠点の完成予想図

 高機能皮膜を形成する溶射加工の最大手、トーカロ(神戸市東灘区)は17日、宮城県内に東北地方で初となる事業拠点「宮城技術サービスセンター」を開設すると発表した。土地代を含め、投資額は約7億円。2011年1月に着工し、同7月の稼働を目指す。

 鉄骨平屋建ての建屋(1400平方メートル)を新設し、表面改質加工などの設備を導入する。半導体分野の研究開発など、顧客向けの先端技術サービスを充実させるのが狙い。

 同社は今年6月、取引先などの東北進出に合わせ、宮城県大郷町にある工場団地の敷地約1万平方メートルを取得していた。

(段 貴則)

951荷主研究者:2010/12/02(木) 22:17:07
10月の土曜日に仙台北部道路を18時頃通過したが、確かにトラック等の通行が多くなかなかの利用量があると実感した。

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101121t12021.htm
2010年11月21日日曜日 河北新報
仙台北部道路 10月・利府―富谷間 予想通行量の2.5倍

 今年3月開通した仙台北部道路利府しらかし台インターチェンジ(IC)―東北自動車道富谷ジャンクション(JCT)間の10月の通行量は当初予想の2.5倍に達していることが、東日本高速道路の集計で分かった。

 同区間(6.6キロ)の10月23〜29日の平均通行量は1日9600台。当初予測の3800台を大幅に上回った。2002年に開通した北部道路の利府しらかし台IC―利府JCT間も2.3倍。東北道富谷JCT―大和IC間も1.4倍の4万1200台を記録した。

 北部道路と三陸自動車道を結ぶ利府JCTでは、石巻・松島方面との相互通行を可能にする「フル化」工事が10月22日に完了。利便性が高まり、環状道路の通行量を押し上げている。

 一般道の渋滞緩和にも効果がみられた。国道4号では通行量が1日当たり2%減少。仙台北部中核工業団地(大和町、大衡村)と仙台港方面を結ぶ県道塩釜吉岡線からの乗り入れも進み、同線は通行量が13%減った。県北方面から北部道路を経由して仙台港の大型商業施設に向かう車も増えたという。

 同社東北支社は「県内の産業集積は進んでおり、物流ルートとしての北部道路の重要性はさらに高まる」とみている。

952荷主研究者:2010/12/02(木) 22:50:23

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101126t11023.htm
2010年11月26日金曜日 河北新報
あすと長町3年連続応札ゼロ 再値下げ実らず 仙台

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20101126004jd.jpg
3度目の入札も不調に終わった支援機構所有の区画=仙台市太白区の「あすと長町」

 仙台市太白区の「あすと長町」(約82ヘクタール)で、大口土地所有者の「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」(横浜市)による大規模区画の売却が暗礁に乗り上げている。ことしも4区画の公開競争入札を公示したが、25日の入札日に応札者は現れなかった。入札不調は3年連続で、機構は戦略の練り直しを迫られそうだ。

 売却予定の4区画はJR長町駅東側にあり、面積は0.8〜1.8ヘクタール。最低売却価格は9億8000万〜23億6000万円で、10月上旬の現地説明会には二十数社が参加したが、その後の反応は鈍かった。

 売却が進まない原因について、支援機構は「景気低迷で企業の投資意欲が弱まっていることが大きい。区画が大きく、活用策が大型施設などに限定されていることも響いた」と分析。当面は、今回の最低価格のまま先着順で購入者を募る。

 支援機構は2008年、区画売却を開始。競争入札方式で購入者を募ったが、応募者はゼロだった。最低価格を2割以上引き下げた09年も応募者はなく、今回はさらに1割ほど下げた。

 説明会に参加し、応札を見送った市内の開発業者は「ザ・モール仙台長町やララガーデン長町が集積する長町南地区に比べ、JR長町駅前は人通りが少ない。大規模集客施設を立地させるにはリスクが大きい」と語る。

 支援機構が、さらに価格を下げて販売すれば周辺の地価の値崩れを誘発する恐れがあり、周辺の土地所有者は機構の方針を注視する。市都市整備局は「機構の土地が売れないのは、街づくりにとってマイナス。どのような売却の仕方が望ましいのか一緒に協議していきたい」と話している。

953荷主研究者:2010/12/02(木) 22:51:12

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101126t12007.htm
2010年11月26日金曜日 河北新報
韓国観光公社仙台支社 年内で閉鎖 コリアプラザは2月まで

常設展示のほか講演会や文化教室などが開かれてきたコリアプラザ仙台

 韓国観光公社が東北での韓国の観光PRを担ってきた仙台支社(仙台市青葉区一番町)を12月31日付で閉鎖することが25日、分かった。国際的な統廃合の一環で、1998年7月の開設から12年余で役目を終える。

 支社と同じビル内に入る広報展示施設「コリアプラザ仙台」も来年2月25日を最後に閉館する。催しなどは1月以降は行わない。

 日本国内には東京、大阪など計5支社があり、閉鎖するのは仙台のみで、業務は東京支社が引き継ぐ。ほかに中国、米国でも1支社ずつを閉鎖する。組織の効率化を図るとともに、他国への支社展開による新たなマーケット開拓を進める狙いもあるとみられる。

 仙台支社は札幌支社の閉鎖を受ける形で開設され、東北6県と新潟県、北海道を管轄にしてきた。日本から韓国への旅行者に占める仙台支社管内の割合は日本の5支社で最も低い4.4%(2009年)にとどまることなどもあり、閉鎖対象にした。

 コリアプラザ仙台は06年9月開設で、韓国の観光資料や伝統工芸品、音楽の視聴コーナーなどを備え、講演会などの催しも開いてきた。韓流ブームもあり来場者は増加傾向で、今年も10月末で1万6555人に上り、年間で過去最高だった前年の1万5000人を既に超えている。

954荷主研究者:2010/12/02(木) 22:51:50

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101126t12037.htm
2010年11月26日金曜日 河北新報
ニューテック宮城工場で起工式「アジアで勝つ機器作る」

 半導体製造装置のプリント基板開発、製造のニューテック(山梨県甲斐市)は25日、宮城工場(宮城県大和町)の起工式を現地で行った。来年3月上旬に完成、4月に稼働する。同社は半導体製造装置大手の東京エレクトロン(東京)の1次サプライヤーで、エレクトロンが来年4月に稼働させる大和町の新工場に製品を納める。

 起工式には関係者約20人が出席。平賀義洋社長は「エレクトロンの製品がアジア市場で勝つために、宮城工場で性能やコストで優れた機器を作っていく」と話した。

 宮城工場は大和流通・工業団地内に建設。主に半導体製造装置の制御機器を生産する。建物面積は約825平方メートルで、総投資額は約2億円。操業開始時の従業員は十数人で、フル稼働時で40〜50人程度になる見通し。

955荷主研究者:2010/12/02(木) 22:58:57

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101127t12014.htm
2010年11月27日土曜日 河北新報
仙台圏の分譲マンション 新規供給、回復の兆し

分譲中のマンション(左)の後方で新たな物件の建設が進む仙台市中心部

 仙台市中心部の分譲マンションの新規供給が、回復の兆しを見せている。2009年に供給が過去最低に落ち込んだ多賀城、塩釜、名取の3市を含む仙台圏では、最近になって大手デベロッパーなどによる着工や用地取得が相次ぐ。分譲価格の割引などに伴って新築物件の在庫が減少。税制優遇の効果などもあって今後も需要が見込めると判断したようだ。

 「大手を中心に在庫解消を見越した動きが起きている」と言うのは仙台市内の不動産関係者。用地の新規取得などとともに「凍結していた事業の再開も増えている」と話す。

 最近では住友不動産が青葉区上杉のボウリング場跡地などを取得し、分譲マンション主体の開発を行う計画が判明。大和ハウス工業は7月、凍結していた宮城野区東仙台のマンション建設に着手し、10月には青葉区宮町でも新築工事を始めた。

 このほか、三井不動産は青葉区二日町、野村不動産は同区堤通雨宮町などで、それぞれマンションを建設中。泉区泉中央、太白区長町など副都心でも用地取得が進む。

 総合広告代理店DGコミュニケーションズ創芸カンパニー仙台支社の集計によると、仙台圏の新規供給は07年の2099戸から減少が続き、09年は1152戸となって調査を始めた1988年以降で最低を記録した。

 10年上期(1〜6月)も約500戸で前年同期を100戸ほど下回る。建設中物件の多くが集計に反映されるのは11年以降とみられ、10年通期の供給も1100〜1200戸程度にとどまる見込みだ。

 一方、販売を開始した月の契約率は上向いている。09年は52.7%で前年より4.0ポイント増え、10年上期も前年同期並みの58.0%だった。仙台支社は「購入マインドは復調傾向。税制優遇、住宅版エコポイントなどもあり、今後は在庫消化がより進展する」とみる。

 「地価や建築費の下落で、数年前と同価格で、より質の良い物件を買えるようになった」(不動産関係者)との指摘もある。このため、各社は環境対応を重視するなど企画性や立地の良さで需要を取り込む方針だ。

 仙台市中心部で高層マンションを開発中の大手開発会社の東北支店長は「住宅は実需で需要の層も厚い。これからも供給を増やしていく」と話している。

956荷主研究者:2010/12/05(日) 15:23:21

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101129t12018.htm
2010年11月29日月曜日 河北新報
明るい雰囲気に一新 JR仙台駅1階「ディラ」

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20101129002jd.jpg
表示や照明などが一新された「Dila仙台」

 JR仙台駅1階のショッピングモール「Dila(ディラ)仙台」がリニューアルした。照明を増やし、より明るい雰囲気に模様替え。改装に合わせたキャンペーンを30日まで実施している。

 改装したのは約1800平方メートルのうち共用スペース約1100平方メートル。全17店舗の出入り口にあるライトを80カ所から176カ所に増やし、白熱灯から発光ダイオード(LED)電球に替えた。

 壁面も化粧直し。駅舎外壁と同じ赤れんが風のタイル張りをやめ、落ち着きのあるマスタードイエローに塗り直した。JR東日本仙台支社は改装効果で、1日の来店者数が1割増の約1万人になると見込んでいる。

 キャンペーン期間中、モール内の飲食店やドラッグストアで1回500円以上の食事や買い物をするとスクラッチカードがもらえ、最高500円の金券などが3030人に当たる。連絡先は仙台支社事業部022(266)9640。

957荷主研究者:2010/12/05(日) 15:33:08

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101130t12013.htm
2010年11月30日火曜日 河北新報
C&D、宮城・大衡進出 セントラル自動車子会社

 トヨタ自動車グループで完成車製造のセントラル自動車(神奈川相模原市)の部品製造子会社、C&D(神奈川県愛川町)は29日、宮城県大衡村に来春、本社を移転する方針を明らかにした。移転先はセントラルが来年1月に稼働させる新本社工場内で、引き続き車体プレス部品の生産などを担う。

 車体床面や天井などプレス部品の製造のほか、車体溶接の一部工程を担当する。セントラルの新本社工場稼働に合わせるため、一部の従業員を先行して異動させる。投資額は未定。

 セントラルの現本社工場内を含め神奈川県内にある4工場については、来年度中に閉鎖する方針。新たに宮城県内で正規採用した10人ほどを含む従業員約100人が新本社に異動する。

 同社は「セントラルの稼働に向けた準備に万全を期し、安定生産したい」としている。

 C&Dは2009年、セントラルのグループ2社の合併で設立された。10年3月期の売上高は76億4300万円。

 セントラル新本社工場では、ホイール製造の中央精機(愛知県安城市)、配管部品を造るマルヤス工業(名古屋市)のそれぞれのグループ会社も部品組み付けを行う。

958荷主研究者:2010/12/05(日) 15:34:30
>>938
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101130t12031.htm
2010年11月30日火曜日 河北新報
金沢村田製作所仙台工場、来年1月に再稼働

 電子部品製造大手の村田製作所(京都府)子会社、金沢村田製作所(石川県)の佐々木文雄社長は29日、河北新報社のインタビューに応じ、一時閉鎖している仙台工場(仙台市泉区)について来年1月5日に再稼働させる方針を明らかにした。「生産規模を増やさないと利益が出ない」とも語り、円高の行方をにらみながら本年度末をめどに設備増強に踏み切るかどうかを判断する考えも示した。(聞き手は報道部・鈴木美智代)

 ―再稼働の時期と内容は。
 「多機能携帯電話(スマートフォン)に使われる高周波表面波フィルターを来年1月5日から量産する。閉鎖の際に金沢事業所(石川県)に異動させた従業員約160人については再開時までに約120人を仙台に戻し、来秋までにさらに約30人を帰す」

 ―一時閉鎖した2009年4月時点では2年後の再開としていた。
 「当時は受注の落ち込みが尋常ではなく、複数の拠点を維持できなかった。部品の需要が大きく伸び、再稼働を前倒しできることになった。従業員や社会に対して一定の義務を果たせると思う」

 ―市場動向をどう見る。
 「フィルターは通話品質を高めることなどを目的に、携帯電話に搭載される。特に数多く使うスマートフォンが急速に普及しており、市場も順調に伸びるのではないか。当社の高周波表面波フィルターは世界シェア約40%。供給体制を整えるのは責務だ」

 ―08年に富士フイルムから仙台工場を譲り受けた際は、操業5年後に従業員を1000人に増やす構想を示した。
 「150人では採算が合わず、生産規模を数倍に増やさないと利益が出ない。(1000人規模の工場という)理念を変えたつもりはない。金沢事業所は増床の余地がなく、国内の今後のフィルター事業は仙台が中心になる。新たな投資を行う場合は数十億円規模となり、本年度末が検討する一つのタイミングだ」
 「ただ円高などで事業環境は変わっている。部品の用途が広がる可能性もあるが、異常な円高が続けば国内生産の今後も不透明で(増強については)慎重に見極めたい」

959荷主研究者:2010/12/05(日) 15:35:53

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101130t11023.htm
2010年11月30日火曜日 河北新報
3港一体整備、議論スタート 仙台塩釜・石巻・松島

あいさつで一体整備の重要性を述べる村井知事

 仙台塩釜港と石巻港の2012年度中の一体整備を目指す宮城県は29日、「港湾戦略ビジョン策定委員会」の初会合を仙台市内で開いた。松島港も観光戦略面で重要と位置付け、同港を含めた3港の一体整備の必要性や意義について検討。今後4回の会合を開き、11年度前半までに各港の役割分担を描いた戦略ビジョンを策定する。

 県や国、地元自治体首長や経済団体関係者ら委員32人が出席。委員長に日本港湾協会の鬼頭平三理事長を選出した。

 港湾管理者の村井嘉浩知事はあいさつで「3港が統合一体化することで、これまで以上に宮城や東北の産業基盤を力強くけん引していける」と強調した。

 会合では、各港の機能や特性を把握するため貨物取扱量などを提示。東北の中枢港湾として競争力を高める必要性や、各港の特性を生かした機能分担を協議した。仙台塩釜港の仙台港区では、増加する貨物量が一体化によって分散化できる利点が挙げられた。

 委員からは「交通網が発達し、仙台と石巻間は遠くなくなった。各港がバランス良く発展するために一体化は必要だ」との肯定的意見が出る一方で、「港湾を利用している荷主や企業の視点が大切」「東北全体でどう役割を果たしていくのかもっと明確にする必要がある」との指摘もあった。

960荷主研究者:2010/12/13(月) 01:12:35
>>497 >>501 >>517
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101201t12010.htm
2010年12月01日水曜日 河北新報
仙台エクセル東急閉館 開業30年 土地・建物対応焦点

30年間にわたる営業を終え、荷物の運び出しなどが始まった仙台エクセルホテル東急

 仙台市青葉区一番町2丁目の青葉通沿いにある「仙台エクセルホテル東急」(客室302室、定員466人)が30日、営業を終了した。「仙台東急ホテル」として1980年に開業してから30年。仙台の都市機能を担ってきたシティーホテルの閉幕に関係者から惜しむ声が上がった。今後は土地と建物を所有する日本生命保険(大阪市)の対応が焦点になる。

 午前11時すぎ、ほぼすべての従業員がエントランスロビーに並び最後の宿泊客を送り出した。営業終了を知らせる立て札に涙ぐむ従業員もいた。

 宿泊客の一人、福島県磐梯町の会社役員東条武夫さん(64)は「開業時から出張時に使ってきた。ラウンジから見える緑が印象的。サービスの質も高かった」と話した。

 地上13階、地下2階で、仙台初の東京資本のホテルとして誕生し、2002年4月に現在名に変更した。運営会社の東急ホテルズ(東京)が昨年12月、施設の老朽化や将来性などを理由に閉鎖方針を発表していた。

 従業員111人のうちほぼ半数は系列ホテルへの異動や宮城県内企業への再就職が決まっている。残る半数の希望者の再就職も支援していく。

 中村博治総支配人は「料理や宴会様式などで東京スタイルを示してきた。ただ、婚礼宴会の多様化やホテルの仙台駅前集中が進み、経営環境は厳しさを増した」と残念そうに語る。仙台の閉鎖で東北の東急系ホテルはゼロになる。

 経済関係者の落胆は大きく、仙台商工会議所の間庭洋専務理事は「大変残念。本格的シティーホテルが減ると、学会開催や国際会議招致で不利になる」と懸念する。

 土地と建物について日本生命は「これから検討を本格化させる。現時点で決まっていることはない」としている。

961荷主研究者:2010/12/13(月) 01:17:41
>>884
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101202t12023.htm
2010年12月02日木曜日 河北新報
ゼビオなど運営スポーツ施設 あすと長町で起工式 仙台

 仙台市太白区の「あすと長町」(約82万平方メートル)で1日、スポーツ用品小売り大手のゼビオ(郡山市)などが運営する大型スポーツ複合施設の起工式が行われ、関係者が工事の安全を祈願した。

 ゼビオや土地所有者の都市再生機構(横浜市)、共同事業者の三菱UFJリース(東京)の関係者ら約80人が出席。記者会見で同機構仙台都市整備事務所の高橋寛所長は「周辺の街づくりを先導する街区になる。市民に末永く愛される施設になってほしい」と述べた。

 着工するのは「SRGタカミヤスポーツパークあすと長町」(仮称、約6000平方メートル)、「スーパースポーツゼビオあすと長町店」(同、延べ床面積約1万9000平方メートル)。

 スポーツパークはドーム3棟で構成し、テニスコートとフットサル場、バスケットコートを整備。ゼビオあすと長町店は3階建てで、ゼビオやゴルフ用品店、スポーツクラブが入る。

 スポーツパークは2011年4月、ゼビオあすと長町店は同年11月にオープンする。

 北側の区画には男子プロバスケットボール、bjリーグ仙台89ERSの本拠地となるゼビオアリーナ(仮称、約1万平方メートル)が立地する予定で、11年春の着工、12年5月の開業を目指す。

962荷主研究者:2010/12/13(月) 01:18:43

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101202t12036.htm
2010年12月02日木曜日 河北新報
仙台―香港線、運航再開 2年9ヵ月ぶり、第1便に80人

仙台空港に到着し、歓迎を受ける乗客ら(中央)

 香港ドラゴン航空(香港)が1日、仙台―香港線の定期運航を2年9カ月ぶりに再開し、乗客約80人を乗せた第1便が同日夕、仙台空港に到着した。

 仙台空港では、自治体や旅行会社の関係者ら約20人が「ようこそ宮城へ」などと中国語で書かれた横断幕を広げ、利用客を出迎えた。仙台市の観光PR集団「伊達武将隊」も加わり、東北の観光パンフレットや仙台銘菓などが入った袋を一人一人に手渡した。

 香港に住むジミー・ポンさん(30)は「雪を見たい。路線の選択肢が広がり良かった」と話した。花巻温泉や十和田湖などをツアーで巡る40代男性は「東北は初めて。おいしい料理を楽しみたい」と笑顔で語った。

 定期便の運航が決まっているのは来年2月27日まで。宮城県空港臨空地域課は「通年運航に踏み切ってもらえるよう利用促進に力を入れたい」と話した。

 香港線は、水、木、日曜に週3往復運航される。1日は、仙台発の再開第1便も香港に向かった。

 香港線は1993年に就航したが、新型肺炎(SARS)などに伴う利用低迷で03年に運休。07年10月に再開されたが燃料高騰の影響などで再び運休していた。

963荷主研究者:2010/12/13(月) 01:20:52
>>887
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101201t71013.htm
2010年12月01日水曜日 河北新報
自動車輸送特区を認定 トレーラー長さ制限緩和 内閣府

 内閣府は30日、岩手、宮城両県が申請していた「いわて・みやぎ自動車輸送特区」を政府の構造改革特区に認定した。従来より2メートル長い全長21メートルの自動車運搬用トレーラーの運行が可能になり、東北の完成車工場から搬出港までの輸送が効率化される。

 輸送特区は道路法に基づき国や自治体が通行許可できる自動車運搬用トレーラーの連結車の長さの範囲を緩和した。積載台数は現行の6台から8台程度に増え、輸送効率は約3割アップする。

 対象範囲は岩手県内12市町と宮城県内8市町村で、トヨタ自動車グループの関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)から釜石港(岩手県釜石市)や仙台港(仙台市)までのルートが含まれる。トヨタの完成車製造子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)が来年1月に宮城県大衡村で稼働させる新本社工場から仙台港までの輸送ルートも対象となった。

 宮城県自動車産業振興室は「交通渋滞の緩和や二酸化炭素排出量の低減を図れる。輸送コスト圧縮による東北の自動車産業の競争力向上にも期待したい」と話す。

 輸送特区は特殊車両製造の浜名ワークス(静岡県浜松市)が提案し、自治体が申請できる特区メニューに6月に加えられた。同社は今後、全長21メートルの連結車開発を進める。

 完成車製造工場を持つ愛知、静岡、福岡の各県も同様の輸送特区を申請し、いずれも同時認定された。

964荷主研究者:2010/12/18(土) 16:33:50

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101206t12012.htm
2010年12月06日月曜日 河北新報
セントラル自、稼働まで1カ月 量産開始の準備大詰め 大衡

稼働に向けて生産準備を急ぐセントラルの新本社工場=宮城県大衡村

 宮城県大衡村に移転するトヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車(相模原市)の新本社工場が稼働するまで約1カ月となった。新工場は来年1月上旬の稼働に向け設備調整などが大詰めを迎え、生産体制が整いつつある。トヨタは東北を「国内第3の生産拠点」と位置付け、関連企業の集積も加速している。東北で自動車製造の拠点形成が着実に進みつつある。

 セントラルの新本社工場には11月末時点で約700人の従業員が勤務。今月中にさらに250人が相模原市の現工場から異動する予定だ。

 量産開始に向けてトヨタグループ各社の技術者も応援に入り、最新鋭の生産ラインの調整を急ぐ。量産時の作業スピードで各工程を終えられるかどうかの確認に今週中にも着手するという。

 量産を最初に手掛ける「ヤリスセダン」(日本名ベルタ)については、今月下旬に現工場での生産を終え、年末にかけて関連の一部設備を宮城に移設する。セントラル幹部は「準備も第4コーナーを回り、現場の集中力は増している。スムーズな船出に向けて万全を期したい」と強調する。

 工場周辺では関連企業の進出に拍車が掛かっている。セントラル移転決定の2007年秋以降に東北への進出を明らかにした主な企業は表の通り。同じトヨタグループの関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)への部品供給も想定し、岩手県南から宮城県北にかけたエリアに立地するケースが目立つ。

 このうち一関市では今春以降、プラスチック部品製造のタイセイプラス(愛知県清須市)など3社の立地が決まった。7月に登米市への進出を発表したトヨタグループの大手部品製造、豊田鉄工(愛知県豊田市)は将来的な増産を見据え、施設規模を当初計画の3倍に拡大する。工場運営は生産子会社、トヨテツ東北が担う。

 自動車メーカー各社が海外生産を強化する中、部品メーカーからは「(国内有数の生産拠点の)愛知県内ではもはや、受注量の増加は期待できない」との声も上がる。トヨタは東北への小型車生産の集約化方針を示しており、企業集積が一段と進むことも予想される。

 村井嘉浩宮城県知事は「セントラルが稼働すれば、計り知れないほどの経済効果が期待できる。宮城が東北の自動車産業の核になれるようにインフラ整備を着実に進め、今後の企業進出につなげたい」と話す。

965荷主研究者:2010/12/18(土) 16:39:32

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101207t13020.htm
2010年12月07日火曜日 河北新報
企業誘致の「玄関口」を公開 東北道・大衡IC、18日開通

18日に開通する大衡IC

 東北自動車道大衡インターチェンジ(IC、大衡村)の18日開通を控え、県と東日本高速道路東北支社仙台工事事務所はは5日、報道機関に大衡ICを公開した。

 現地で植樹式も行われ、大衡小の児童12人が参加。ソメイヨシノの苗木6本を、大衡IC事務所の敷地に植えた。大衡村の跡部昌洋村長は「開通は夢のよう。ICを目玉に企業誘致を進めたい」と話していた。

 大衡ICは、仙台北部中核工業団地と第2仙台北部中核工業団地の中間にあり、大和ICの北3.2キロに位置する。両団地を貫通する県道大衡落合線と接続する。

 総工費は35億円。県が23億円、東日本高速道路が12億円支出した。車線表示板や信号灯には消費電力の少ない発光ダイオード(LED)を使用する。

 一般車は18日午後3時から利用できる。

966荷主研究者:2010/12/18(土) 16:48:19

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101208t12023.htm
2010年12月08日水曜日 河北新報
セントラル自、宮城工場の計画前倒し 全面移管2011年4月

インタビューに答えるセントラルの葛原社長=宮城県大衡村の新本社工場

 トヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車(相模原市)の葛原徹社長は7日、報道各社のインタビューに応じ、同市の現工場での車両生産を来年3月末に停止する方針を明らかにした。1月に宮城県大衡村に移転させる新本社工場への生産機能の全面移管は4月中になる見通しで、当初計画の5月からの前倒しが決まった。

 葛原社長は新本社工場でインタビューに答え「早期に新本社工場への機能集約を進めたい」と強調した。現工場で3月末まで生産するのは国内向け小型車「カローラアクシオ」で、生産停止後に一部の生産設備を新工場に移すという。

 同車種の新本社工場での生産は機械の調整などを経て「早ければ4月中旬にも開始する」と言う。

 セントラルが生産する車両のうち、輸出用小型車「ヤリスセダン」(日本名ベルタ)については12月下旬に現工場での生産を終え、新工場での生産準備に入ることが決まっている。

 新工場が稼働する1月以降は新工場、現工場の2カ所で、別々の車種を生産する。生産体制や部品輸送などでコストが掛かることから、セントラルは効率化に向けて早期の生産集約を目指していた。

 従業員に関しては約600人が3月末まで現工場に残り、その後、全面移管に合わせて新工場に順次異動するという。

 葛原社長は「アクシオの生産停止から(新工場への)移管、人事異動をスムーズに実施したい」と述べた。

◎工場稼働は1月6日

 セントラル自動車(相模原市)は宮城県大衡村に移転させる新本社工場について、来年1月6日に稼働させる方針を決めたことが7日、明らかになった。

 生産を始める車両は「ヤリスセダン」(日本名ベルタ)で、1号車の完成は1月10日ごろになる見通し。トヨタ自動車グループの仕事始めに合わせて、セントラルも車体製造に着手する。

 セントラルは「量産スタートに向け、現場の緊張は高まっている。1号車をそのまま出荷するか、記念品として保存するかはこれから検討する」としている。

 新工場はことし3月から生産設備の搬入、設置を行い、グループ各社の応援を受けて設備の作動状況の確認や調整を進めてきた。今週中にも、量産時の作業スピードで各工程を終えられるかどうかの確認作業に入る。

967荷主研究者:2010/12/18(土) 16:49:17

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101208t12033.htm
2010年12月08日水曜日 河北新報
仙台中心部に「シェアオフィス」開設 21、22日内覧会

シェアオフィス6階の完成イメージ図

 不動産会社のエディット(仙台市)は賃貸用ビルのワンフロアを複数の個室に区切った「シェアオフィス」を仙台市中心部に開設する。クリエーターらの小スペース物件の需要に応える試み。共用スペースも設け、入居者同士が交流できるようにする。オフィス需要が低迷する中、他ビルとの差別化で入居率の向上を図る。

 同社が管理する青葉区一番町3丁目の「広瀬通Nashville(ナッシュビル)」の6〜8階を全面改装し「CORSO Sendai(コルソ仙台)」の名称で貸し出す。フロア面積は計約600平方メートル。15〜33平方メートルずつの計13室を設け、中央の通路から出入りできる構造とした。

 6階には電磁調理器やオーブンがあるキッチンやシャワー室、会議室など共用スペースも用意。1部屋の賃料は月6万〜10万円程度に設定する。内装にもこだわり、階によりフランス、スペイン、イタリア風に分ける。

 仙台市中心部の多くの物件は面積が広く賃料も高いため、若い世代の経営者が借りにくいのが現状で、若い経営者のニーズに着目した物件を企画した。

 21、22の両日に内覧会を開き、入居は今月中旬以降とする予定。馬渕喜彰社長は「食事しながら打ち合わせをするなど、起業家仲間が語り合える空間と交流の機会をつくる。遊び心のあるオフィスにしたい」と話す。

968荷主研究者:2010/12/18(土) 16:52:06

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101209t15033.htm
2010年12月09日木曜日 河北新報
「仙台文庫」来月に創刊 書き手も編集者も市民

仙台文庫の出版に向け、打ち合わせをする大泉さん(右)と前野さん=カフェ「火星の庭」

 仙台市内のクリエーターらでつくる「メディアデザイン」(青葉区)は来年1月、新書サイズの「仙台文庫」を創刊する。地元の文化人らに執筆を依頼し、仙台の魅力を発信する。代表の大泉浩一さん(50)は、「商業でも自費でもない『市民出版』として継続的に刊行したい」と意気込んでいる。

 仙台文庫は、B6判よりやや小さめで、定価は987円(税込み)。魅力的な活動を繰り広げる文化人らに一冊丸ごと書き上げてもらい、市民がボランティアの編集者となって書き手を発掘するスタイルを目指す。

 大泉さんは、地元の詩人らと2008年に結成した「杜の都を本の都にする会」の活動を通して地方発の出版媒体の少なさを痛感し、仙台にも魅力的な文化の担い手がいることを広めようと、独自の出版レーベル創設を決めた。

 1冊当たり50万円程度かかる出版経費は現在、大泉さんが負担している。将来的には市民からの拠出金で賄えるような仕組みを検討しているという。

 初回配本は2冊で、ともに224ページ。「ブックカフェのある街」は、青葉区でカフェ「火星の庭」を営む前野久美子さん(41)が、店の魅力や本を通して知り合った人々を紹介。「大きな羊のみつけかた 『使える』美術の話」は、宮城県美術館の教育普及部長で、開館当初からユニークな普及活動を展開する斎正弘さん(59)が、美術の楽しみ方を指南する。

 各1000部を発行し、1月31日に市内の主要書店で発売する。来年中にはさらに、3冊を刊行する予定で作業を進めている。

 大泉さんは「商業出版は売れる本が中心になり、自費出版は執筆者の思いが強すぎる内容になってしまう。本には人と人、街と人をつなぐ力がある。書き手と編集者が切磋琢磨(せっさたくま)し、一緒に本を作るシステムを10年ほどかけて築き上げたい」と話す。

 連絡先はメディアデザイン022(224)5308。

969荷主研究者:2010/12/18(土) 16:54:19

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101209t12006.htm
2010年12月09日木曜日 河北新報
全館LED照明に 仙台・建設中の一番町平和ビル

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20101208013jd.jpg
LED照明を全面導入する一番町平和ビル(右)。10階部分まで組み上がった

 平和不動産(東京)が仙台市青葉区一番町3丁目の旧佐々重ビル跡地で建設中の複合ビル「一番町平和ビル」(地上10階)について、ほぼすべての照明設備に発光ダイオード(LED)を導入することが8日、分かった。来店客が利用しない機械室などにも設置する予定。断熱性に優れた高性能のペアガラスも採用するなど、「環境配慮型ビル」に徹する計画だ。

 複合ビルは地上10階で、1〜5階が商業フロア、6〜10階がオフィスフロアになる予定。内部のほか外側に掲げる看板用にもLED照明を使う。

 服飾など物販店が入る1〜2階の一部については、入居店側の意向に沿ってLED照明を使わない可能性もあるが、「協力していただけるように依頼している」という。

 このほか空調設備の高効率化や1階エントランスの壁面緑化も進める予定。こうした取り組みを行わない場合との比較では、エネルギー消費量は31.2%削減できるとしている。

 平和不動産は「同規模の新築テナントビルで、LEDを全面導入するのは東北では初めて。人目に触れない部分も含めたLED化は全国でも珍しいのではないか」と説明する。

 複合ビルは来年7月末に完成し、8月初旬に全館営業開始となる予定。既に1、2階にはファッション関連をはじめ、雑貨、飲食などの計5店の入居が決まり、各店が1、2階を利用する形態となる。3〜5階は美容室や医療関係が入居する方向で調整している。

 同社は「仙台市中心部にマンションが増えていることもあり、近隣で暮らす住民も立ち寄りたくなるようなテナント構成にする」と話す。

970荷主研究者:2010/12/18(土) 17:08:05

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101210t12010.htm
2010年12月10日金曜日 河北新報
空き室率20%下回る 8ヵ月ぶりに仙台駅周辺で改善顕著

空き室率の改善がみられるJR仙台駅周辺

 仙台市内のオフィスビルの11月末時点の平均空き室率が前月より0.45ポイント改善し、19.65%となったことが、ビル仲介の三鬼商事仙台支店のまとめで分かった。20%を下回ったのは3月末時点以来で8カ月ぶり。1年前との比較ではJR仙台駅周辺の地区だけが低下しており、交通の利便性の高さなどから全体の改善傾向をけん引している様子が浮き彫りになった。

 全体の改善幅は前月(0.44ポイント)を0.01ポイント上回り、ことしに入って最大となった。

 五つに分けた地区別の前月比では、0.38ポイント悪化した泉など周辺オフィス地区(空き室率20.49%)を除いて改善した。改善幅は県庁・市役所(16.35%)の0.71ポイントが最も大きく、仙台駅前(18.41%)0.65ポイント、仙台駅東(25.43%)0.40ポイントなどと続いた。

 前年同月比でみると、仙台駅東が2.81ポイントの大幅改善となり、仙台駅前も1.77ポイント改善した。対照的に19.88%だった一番町周辺地区は、5.72ポイントの大幅悪化となった。

 三鬼商事仙台支店は「この1年間に、一番町や県庁・市役所周辺から駅周辺への借り換え移転などがあった。特に仙台駅前の高層ビルでは、11月に入ってオフィス統合による大型需要があった」とし、オフィス集約の動きなどが駅周辺の改善につながったと分析する。

 今後については「依然として空き室率は高い水準にあるものの、中小規模のオフィス需要がある一番町も回復基調にある。全体的に悪化の動きは落ち着いたと言える」と改善の動きが続くとみている。

 調査対象は、この1年間に完成した新築2棟を含む延べ床面積990平方メートル以上の賃貸オフィスビル362棟。

971荷主研究者:2010/12/18(土) 17:11:49

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101211t12007.htm
2010年12月11日土曜日 河北新報
仙台に外貨両替専門店 15日開店、送受金業務も

15日に開店するトラベレックス仙台店

 外貨両替大手のトラベレックス(ロンドン)の日本法人、トラベレックスジャパン(東京)は15日、仙台市青葉区中央2丁目に、両替と国際送金業務を行う「トラベレックス仙台店」をオープンする。東北の外貨両替専門店は、三沢市にある在日米軍対象の店以外では初めて。

 新店はJR仙台駅前のさくら野百貨店の西側向かいで、ビル1階に入居。扱う通貨は32種類。両替に加え、200を超える国と地域との間で送金や受け取り業務を行う。送金手数料を割安に設定したといい、最も安いケースでは990円で済むという。

 海外へ向かう旅行者やビジネスマン、東北を訪れる外国人の両替需要が見込めると判断した。国際送金、受け取りは留学生らの利用を想定する。初年度は取扱額8億円を見込む。

 同社グループは25カ国に約800店の外貨両替店を展開。日本は仙台店で計47店舗となる。

 トラベレックスジャパンは「手数料が安く、休日にも利用できる外貨両替専門店を仙台にも設けてほしいとの声が多かった。留学生や外国人ビジネスマンも多く、送金需要も見込める」と話す。

972荷主研究者:2010/12/26(日) 22:23:22

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2010/12/10 建設新聞
仙台市役所 荒井東市営住宅の建設
基本計画策定へ8者を指名12月20日入札 整備戸数約300戸、2013年度の着工めざす

 仙台市は、2015年度開業予定の地下鉄東西線・荒井駅(仮称)から徒歩圏内に新設する荒井東市営住宅(同)の建設計画を進めており、基本計画の作成に向けた業務の委託先を選定するため、20日14時に指名競争入札を行う。指名メンバーは東北設計計画研究所、日立建設設計、ラウム計画設計研究所、松田平田設計、安井建築設計事務所、日総建、岡設計、大建設計の8事務所。

 今後の予定では、11年3月25日まで業務を完了させ、来年度はプロポーザル方式を視野に入れながら設計者の選定を行うとともに基本設計を取りまとめる。12年度から実施設計、13年度から工事にそれぞれ着手し、15年度までにすべての整備を完了させる方針だ。

 建設用地は、地下鉄東西線荒井駅に隣接する荒井東土地区画整理事業の施行区域内で、敷地面積約2万5400㎡。整備戸数は約300戸で複数棟を配置するほか、集会所やその他付属施設も設ける。同駅から徒歩圏内に位置し、新規に供給する市営住宅では市内初の駅前型住宅となる。

 同地区は、東西線整備に関連して市内東部エリアの核となる新市街地に位置付けられており、基本計画の作成に当たっては、まちづくりの先導的事業であることや、新しい入居世帯層を想定したコミュニティの形成などを考慮。さらに、敷地に隣接する仙台東部道路からの騒音などを総合的に踏まえた上で、住棟配置や住戸の平面計画などを取りまとめる。業務内容は▽整備予定地周辺の現況整理▽計画条件の検討▽全体ゾーニングの検討と配置計画図(案)の作成▽住戸の平面プランと住棟・住戸仕様の作成▽建設実施計画―の5項目。

 また、施設整備に当たっては分割発注を想定しており、段階的に実施設計と工事に入る見込み。2工区に分割する場合は、1工区が2012年度で実施設計、2013〜14年度で工事を行い、2工区は2013年度で実施設計、2014〜15年度で工事を進める。具体的な計画は今のところ未定だが、基本計画の作成と並行して詳細を固めていくとしている。

2010/12/10付1面に掲載

973荷主研究者:2010/12/26(日) 22:52:57

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101214t11030.htm
2010年12月14日火曜日 河北新報
灰溶融炉、2012年に廃止 仙台・松森工場

 仙台市泉区のごみ焼却施設「松森工場」に設置した灰溶融炉について、市は2012年9月をめどに廃止する方針を決めた。溶融炉の費用対効果や環境への影響などを考慮した。

 市は、(1)溶融に多大な電力を要し、年間の運転維持管理コストが約8億円かかる(2)想定していたほどの減容効果がない(3)焼却灰を処理した「溶融スラグ」のリサイクルが進展しない(4)溶融炉の稼働で温室効果ガスの排出量が年間約8600トンに上る―を挙げる。

 工場の建設計画当時は、灰溶融炉設置が国庫補助金の交付要件だった。国がことしから、最終処分場の残余容量が15年以上確保されていれば、溶融炉を廃止しても補助金を返す必要はないとした措置も契機となった。

 溶融炉の廃止に伴い、年間約6億5000万円の経費が節減されるほか、焼却熱を利用した発電による売電収入が約1億5000万円増えると見込まれている。市は11年度から2カ年計画で、長時間の連続運転に耐えられるよう、約9億円をかけて焼却炉の灰出設備の改造工事を行う。

 灰溶融炉は焼却灰を高温で溶融固化して量を減らし、最終処分場を延命させることなどを目的に設置された。05年8月以降、3基の焼却炉とともに24時間体制で稼働している。

974荷主研究者:2010/12/26(日) 22:55:30

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101215t11027.htm
2010年12月15日水曜日 河北新報
みやぎ県北高速幹線道一部が来年開通へ 栗原・築館―登米・迫

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20101215_m10_001.jpg

 東北自動車道築館インターチェンジ(IC)と、三陸自動車道登米IC間を結ぶ「みやぎ県北高速幹線道路」の宮城県栗原市築館加倉―登米市迫町北方の9キロ区間が、2011年中に開通する見通しとなったことが14日、分かった。

 同道路は全長24キロ。県北地域には東北道と三陸道を東西につなぐ地域高規格道路がなく、物流機能強化や観光利便性の向上を担う道路として早期整備が期待されている。

 県は全体を5カ所の整備区間に分け、1995年度に着工した。来年開通するのは第1期区間。春をめどに国道398号(登米市迫町北方)―若柳南IC(同若柳下畑岡)間の2キロを先行開通させ、栗原市築館加倉までの残り7キロ区間を来年中に完成させる。

 同区間は片側1車線で制限速度は時速70キロ。通行所要時間は約8分。南側を走る県道築館登米線のバイパス機能を担い、県道を利用する場合に比べて約7分短縮できる。通行は無料。ICは、若柳南と伊豆沼(栗原市若柳上畑岡)に設ける。

 同区間の総事業費は約250億円。国の11月補正予算で1億9000万円が計上され、開通時期が早まった。

 県は12年度、第2期となる登米市中田町浅水―同中田町石森(国道346号)の5キロ区間に着手する予定。完成後は登米市迫町の市街地から三陸道登米ICへのアクセス時間短縮が見込まれる。

975荷主研究者:2010/12/26(日) 22:58:12

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101215t12007.htm
2010年12月15日水曜日 河北新報
ヨーカドー石巻中里店跡地 ヨークベニマル出店へ

 ヨークベニマルは、ことし1月撤退したイトーヨーカドー石巻中里店(宮城県石巻市南中里2丁目)の跡地に、複合型の新店舗を建設する。ベニマルが同じセブン&アイ・ホールディングス系列の店舗跡地に出店するのは初めてのケースという。

 新店舗「ヨークタウン石巻中里」は売り場面積約4000平方メートル。ヨークベニマル(売り場面積2000平方メートル)とドラッグストアチェーン「サンドラッグ」が進出する。既存の書店とレンタルビデオ店を敷地内に併設し、駐車場を共有する形で開業する。来年3月末ごろまでに着工、オープンは同7月を予定する。

 イトーヨーカドー石巻中里店は1982年、石巻市初の郊外型大型店として開業。売り上げ減少などを理由に閉店し、建物はすでに解体されている。

 ヨークベニマルは同市内で「石巻蛇田店」など4店舗を営業。今回は同一商圏内に自社店舗がないため、採算が取れると判断した。

976とはずがたり:2010/12/26(日) 22:58:22
>>974
そんなおされな道路があるのか♪>みやぎ県北高速幹線道路

977荷主研究者:2010/12/26(日) 22:59:14

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101215t11019.htm
2010年12月15日水曜日 河北新報
「道の駅」整備なお意欲 宮城・大河原町長、産業振興を強調

 宮城県大河原町が検討し、住民の反対のため棚上げ状態になっている道の駅整備構想について、斎清志町長は14日の町議会12月定例会本会議で「町民の理解が得られるよう時間をかけて検討していく」と述べ、計画推進の可能性を示唆した。

 斎町長は一般質問への答弁で、町の交流人口を増やすための拠点施設の必要性を指摘。「産業振興施策の延長線上として道の駅整備を考えてほしい。単なる箱ものではない。町民、議会に議論を深めていただくよう心から期待している」と強調した。

 町議会3月定例会では、整備に反対する住民の請願が採択された。これについて町長は「住民への説明責任、必要性の訴えは十分でなかったと反省している。当時は反対したが、現在では産業振興の必要性について理解できるという声も届いている」と語った。

 道の駅整備に反対する議員も質問し、「町に道の駅はいらないとの請願が採択された。町民の声を真剣に受け止めているのか」と批判した。

 大河原町の道の駅構想は、金ケ瀬地区の国道4号拡幅工事に合わせ、沿道の約2ヘクタールの敷地に駐車場やトイレ、地域振興施設などを公設民営で整備する計画。総事業費は約9億円とされ、巨額の財政支出や整備後の経営見通しをめぐり、議論となった。

978荷主研究者:2010/12/26(日) 23:05:03

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101216t11021.htm
2010年12月16日木曜日 河北新報
仙台市が市街地拡大抑制 「都市計画の方針」中間案

 仙台市は、市街地を基本的に拡大しない方針を盛り込んだ「都市計画の方針」の中間案をまとめ、15日の市議会都市整備建設委員会に示した。行政コストを要する郊外の乱開発を防ぎ、機能集約型の都市形成を目指す。

 来年度以降10年間の街づくりや施策の方向性を示す計画は、自然環境を壊して形成してきた郊外の市街地を顧み、初めて「市街地の拡大は抑制することを基本とする」と明記した。

 都市計画制度に基づく市街化区域を原則的に広げず、地下鉄南北線と東西線の両軸に機能を集約し、効率的な都市経営を実現するとしている。

 郊外では日常の買い物に困る「買い物難民」の増大が懸念されており、計画には店舗立地の誘導や住み替え支援制度の構築など、地域再生に向けた視点も盛り込んだ。

 市の市街化区域は1970年に1万4000ヘクタールだったが、郊外部の開発に伴い、ことしまでに1万8000ヘクタールに拡大。一方、現在103万7000人の市の人口は2035年には94万9000人に落ち込む見込みで、拡大成長型開発の転換を迫られていた。

 市都市計画課は「市街地拡大を進めればインフラ整備などの行政コストが掛かり、車依存社会からも抜け出せない。都市機能を集約し、東北の中枢都市としての魅力を高めたい」と話している。

 市は24日から来年2月7日まで中間案へのパブリックコメント(意見公募)を行い、本年度内に最終案をまとめる。連絡先は市都市計画課022(214)8294。

979荷主研究者:2010/12/26(日) 23:12:42

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101217t13021.htm
2010年12月17日金曜日 河北新報
空き家、仙台でもじわり 高齢化進み増え治安悪化懸念

庭が荒れ放題になった空き家。張り出した木の枝は近所迷惑になっている=仙台市青葉区

 仙台市内の古い住宅団地で、放置されている空き家が増えている。治安の悪化が懸念されることに加え、庭の枝木は生い茂り、街の美観も損ねる。人口減少社会の到来で団地の空き家はさらに増える可能性もあり、市は部局を超えた対策に乗り出し始めた。

 青葉区のとある住宅団地。家屋が整然と並ぶ一角に、3年ほど前から空き家になった一軒家がある。手入れされていない庭の草木は伸び放題で、高さ約10メートルのカエデは枝を大きく広げ、一部は敷地外に張り出している。

 隣に住む主婦(70)によると、この家には高齢の女性が一人住まいをしていたが、数年前に死亡。子ども夫婦が住み着いたものの、間もなく姿が見えなくなった。主婦は「落ち葉が雨どいを詰まらせる。伐採したいが、持ち主の所在が分からないので何もできない」と不満を打ち明ける。

 総務省の調査によると、市内で1998年に9100戸だった一軒家の空き家は、この10年で1万1990戸まで増えた。背景にあるのは団地の高齢化だ。持ち主が死亡したり、別の地域に暮らす子ども夫婦の元に移ったりする例が多い。郊外型の団地で殊に目立っており、市には適正管理を求める苦情が相次いで寄せられている。

 青葉区北部の川平学区連合町内会(3571戸)でも最近、空き家が少しずつ目立つようになってきた。町内会が9月、初めて空き家の実態調査を実施したところ、持ち主が長期間不在の家屋が約60戸に上ることが分かった。

 島田福男会長は「空き家は不審火が起きたり、ごみの不法投棄場所になったりする。行政はずさんな管理を改善するよう所有者に徹底して指導してほしい」と注文する。

 青葉区は約10年前から空き家の写真を撮り、家屋の所有者に郵送しているが、「大半は連絡も取れず、個人情報の保護が壁になって持ち主の所在が分からないケースもある」と担当者は語る。

 仙台市の人口(約103万7000人)は数年後に減少局面に入り、35年には94万9000人に落ち込むと予想される。市は都市計画道路の整備見直しなどで集約型の街づくりを進めており、郊外ではさらに空き家が増える可能性もある。

 市は6月に市民局や都市整備局などでつくる庁内連絡会議を設立し、総合対策の検討に入った。市市民生活課の佐藤尚之課長は「空き家は防犯や生活衛生、建物の保安などの問題が複雑に絡み合っている。各部局の連携で、解決を図りたい」と話している。

980荷主研究者:2010/12/26(日) 23:24:47

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2010/12/17 建設新聞
仙台市 青葉通の再整備
2011年度で詳細設計に着手 西公園〜東二番丁の1㎞を先行整備

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 仙台市は、杜の都のシンボル「青葉通」を再整備するため、来年度で道路詳細設計に着手する方針を固めた。

 第1期事業として西公園通から東二番丁通りまでの延長1000mを整備する計画で、2012年度から14年度の3ヵ年で工事を完了させる。両側の車道を1車線ずつ減らし、歩道幅員を約1・5倍に拡幅してゆとりある歩行空間を確保するほか、地下鉄東西線整備に伴い一部撤去されたケヤキ並木を復活させ、杜の都のシンボルロードのさらなる魅力アップを図る。

 整備を計画している区間は、15年度開業予定の地下鉄東西線整備に伴い、現在は歩道と車道の幅員が変更され、路面には覆工板が設置されている。地下鉄工事の進捗で12年度後半ごろには道路復旧に着手できる見通しとなったことから、このほど再整備計画の事業スケジュールを固めたもの。

 計画によると、道路幅員の全幅は現在と同じ36mで、地下鉄工事前の歩道部6m×2、車道部10・5m(3車線)×2、中央分離帯3mを再整備する。両側の車道を片側1車線ずつ減らして歩道幅員を両側とも約9mに拡幅。バス停やタクシー乗り場付近は歩道に切り込みを入れ、車線減少による道路渋滞の解消にも配慮する。

 また、ヤナセ東北仙台支店付近と藤崎付近から一部撤去されたケヤキは、周囲の木の大きさなど見栄えを考慮しながら植え直し、ケヤキ並木を復活させる。既存のケヤキについても根が車道の路盤に干渉して生育を妨げることがないように歩道・車道の整備を進める考えだ。

 一方、整備区間から東側の東二番丁通から仙台駅前通の延長560mについても再整備を計画しており、市が策定した「仙台市都市交通プラン」に基づく仙台駅西口バスプールの再編整備などの状況を見ながら事業スケジュールなどを固めていくとしている。

2010/12/17付1面に掲載

981荷主研究者:2010/12/30(木) 00:26:53

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101218t15017.htm
2010年12月18日土曜日 河北新報
複合施設に再開発 仙台駅東口ヨドバシカメラ 近く着手

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 家電量販大手のヨドバシカメラ(東京)が、JR仙台駅東口にある「ヨドバシカメラマルチメディア仙台」(仙台市宮城野区)周辺で近く着手する再開発計画の概要が17日、関係者の話で分かった。マルチメディア仙台を核店舗に幅広いテナントを組み込んだ大型複合施設を想定。数年後のリニューアルオープンを目指す。

 複数の関係者によると、ヨドバシカメラの関連会社が取得していたマルチメディア仙台向かいの旧仙台市農協会館跡地に、仮店舗と立体駐車場を建設。その後マルチメディア仙台を取り壊し、大型複合施設に建て替える案が有力視されている。渋滞を解消するため、既存の立体駐車場は解体する方向だ。

 同社の藤沢昭和社長が16日、仙台市役所で奥山恵美子市長らと会談。再開発の方針を説明した上で、開発許可や環境アセスメントといった行政手続きがスムーズに進むよう支援を要請した。市側も関連する部局間で連携を緊密にし、協力する方針を伝えたという。

 同社は11月、JR京都駅前の近鉄百貨店跡地に「マルチメディア京都」(京都市)をオープンした。品ぞろえを充実させた家電売り場のほか、ファッションやグルメ、趣味の買い物も楽しめる。こうした「家電量販店の百貨店化」を基本に、仙台でも都市のイメージと調和した多彩な店舗による複合施設づくりを展開するとみられる。

 ヨドバシカメラは「現在、公表できるような計画はない」(広報)としている。

982荷主研究者:2010/12/30(木) 00:27:59

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101218t12028.htm
2010年12月18日土曜日 河北新報
セントラル自 「ヤリスセダン」生産設備を宮城工場に移設

 宮城県大衡村に移転するトヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車(相模原市)は17日、相模原市の現工場での「ヤリスセダン」(日本名ベルタ)の生産を終了した。年内に生産設備の移設を終え、来年1月6日に稼働する新本社工場に生産を移管する。

 セントラルは2007年からヤリスセダンの生産を手掛けてきた。現工場では来年3月末までカローラアクシオの生産を継続させ、4月に新本社工場に生産機能を全面移管する。

 新本社工場では、今年夏までに主要な生産設備の設置を終え、機器の調整などを進めてきた。今後、一部の生産設備を現工場から新本工場に移設し、稼働に備える。

 新本社工場では1月10日すぎにヤリスセダンの1号車が完成する見通し。

983荷主研究者:2010/12/30(木) 00:28:53

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101218t11026.htm
2010年12月18日土曜日 河北新報
宮城の3公社「廃止」 県議会特別委が提言方針

 宮城県議会の県出資団体等調査特別委員会は17日、多額の累積債務を抱える県の林業公社と住宅供給公社、道路管理の移管が指摘されている道路公社について、「廃止」を県に提言することで一致した。来年1月の次回委員会で決定し、県議会2月定例会に報告する。

 林業公社は木材価格の低迷による減収で、借入金164億円の返済めどが立たない。県は本年度内に公社解散か、債権放棄して存続させるか判断する方針で、特別委の提言は影響を与えそうだ。

 委員11人中9人が廃止を主張し、2人が存続させて経営改善に努めることを求めた。「林業公社が担う事業の実戦部隊は森林組合。森づくりなら税金はそちらへ投入すべきだ」との意見も出た。

 193億円の借金を抱える県住宅供給公社は、「宅地造成の役割は終えた」と判定。仙台南部道路と仙台松島道路を管理する県道路公社に関しては、それぞれ東北自動車道と三陸道との一元化を求め、事業を「東日本高速道路へ移管すべきだ」とした。

 3公社以外では県土地開発公社を廃止か、休眠状態にすることで一致した。累積赤字が34億円に上る仙台空港鉄道と7億円の県農業公社は存続の上、「事業縮小を図りながら経営改善に努める」との方向性を確認した。

 渥美巌委員長は「具体的にどう廃止するか、いつ廃止するかは知事の執行権の範囲だが、自主解散もあれば(茨城県住宅供給公社のような)破産もあり得る」と語った。

984荷主研究者:2010/12/30(木) 19:13:15

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101219t12013.htm
2010年12月19日日曜日 河北新報
産業拠点と東北道直結 大衡IC開通で仙台港へのアクセス向上

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仙台港に直結し、物流機能向上への期待が高まる東北道・大衡IC=18日、宮城県大衡村

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 東北自動車道の大衡インターチェンジ(IC)が宮城県大衡村に完成し、18日開通した。仙台北部中核工業団地群(同県大和町、大衡村)の物流機能が強化され、仙台港へのアクセス環境が向上する。インフラ拡充を機に、県は企業誘致の一層の促進を目指す。

 大衡ICは大和―古川IC間に設置された。仙台北部中核工業団地(大和町、大衡村)と第2仙台北部中核工業団地(大衡村)の中央付近に位置し、物流の中枢的役割を担う。両工業団地内の基幹道路「県道大衡落合線」と接続し、輸出入拠点の仙台港や仙台空港への利便性が高まる。

 ことし3月には仙台北部道路が東北道富谷ジャンクションと直結し、仙台都市圏高速環状ネットワークが完成。大衡ICの完成で両工業団地と仙台港方面は高速道路網でつながり、団地から仙台港へは大和IC利用時に比べ約6分短縮される。

 今後、国が整備中の仙台港IC(仮称)が完成すれば、輸出入の利便性はさらに高まる。

 IC周辺では、大衡村に移転するトヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車(相模原市)の新本社工場が来年1月に稼働する。今後、自動車産業や高度電子関連産業の企業誘致促進が期待される。

 大衡ICは地方公共団体が主体となって整備する地域活性化IC制度に基づき、2009年10月に着工。総事業費は約35億円で、県が23億円、東日本高速道路が12億円支出した。1日2700台の利用を見込む。

 現地では18日午前、開通式典があり、村井嘉浩知事や地元町村長らがテープカットし、完成を祝った。

◎効果計り知れない/村井嘉浩宮城県知事の話

 大衡ICは富県戦略を進める上で重要なインフラで、開通の経済効果は計り知れない。セントラル自動車の稼働前に完成できて、本当に喜ばしい。企業誘致の加速に向け、大きなセールスポイントとなる。

985荷主研究者:2010/12/30(木) 19:13:56

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101219t15022.htm
2010年12月19日日曜日 河北新報
本物の計器類前に操縦、客室も再現 仙台空港ミュージアム開設

19日に開設する「エアポートミュージアム」のイメージ図

 仙台空港ターミナルビル(名取市)は19日、航空機のコックピット搭乗体験などが楽しめる「エアポートミュージアム」を同ビル3階に開設する。機内の雰囲気を味わえるように客室の様子も再現。「子どもたちに空への憧れを抱いてほしい」(同ビル事業部)と来場を呼び掛ける。

 面積は125平方メートル。ビルの空きスペースを活用し、宝くじ助成金の交付を受け約3500万円掛けて整備した。

 目玉はコックピットの体験コーナー。航空会社で訓練用として使った機材を借り受けた。本物の計器類を前に、機長席の臨場感が味わえる。ゲーム感覚で離着陸操作を体験できるフライトシミュレーターもあり、仙台空港の滑走路の映像を見ながら操縦できる。

 大空の雰囲気を演出するため、ミュージアムの周囲は青の壁紙で装飾。ボーイング747で実際に使ったシート2脚を3列並べて客室の気分を味わってもらう。仙台空港に就航する航空機の模型や航空管制の仕組みを解説したパネルも設けた。

 3階のミュージアム外のフロアには、軽飛行機「富士FA―200」1機を東日本航空専門学校(岩沼市)から借り、常設展示する。

 ビル屋上にはことし3月、航空機が間近に見られる「展望デッキ」を開設。同ビル事業部は「ミュージアムで空港の魅力がさらに高まる。遊びのスポットとして、親子連れなどの利用を期待したい」と話す。

 入場無料。フライトシミュレーターは1回100円。営業時間は午前8時〜午後8時。記念イベントとして、19日午前11時15分から仙台フィルハーモニー管弦楽団の弦楽四重奏によるクリスマスコンサートを開く。仙台空港駅では同日午後1時30分からミニゴスペルコンサートを開く。

986荷主研究者:2010/12/30(木) 19:37:52

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2010/12/20 建設新聞
野村不動産 東海興業で4月着工へ
青葉区大町・プラウド大町二丁目の新築 RC・B1/17F延べ約1万0709㎡

 野村不動産仙台支店(仙台市青葉区一番町2丁目5の1 篠雅治支店長)は、仙台市青葉区大町2丁目のホテルレオパレス仙台跡地に分譲マンション「プラウド大町二丁目」(仮称)の新築を計画しており、東海興業の施工で来年4月初めの着工を予定している。実施設計の作成は、創建設計と東海興業が担当している。

 建設場所は、仙台市青葉区大町2丁目3の1地内の敷地面積1889・53㎡で、現在、旧ホテル施設は解体中の状況。

 杜の都のシンボルとも言える青葉通の並木通に面し、2015年度開通予定の仙台市営地下鉄東西線・西公園駅(仮称)予定地からもほど近い、絶好の都市型マンション立地。

 施設規模は、RC・B1/17F延べ1万0709・55㎡で、ファミリータイプの分譲住宅99戸を設けるもの。完成は2012年11月末を予定している。

2010/12/20付1面に掲載

987荷主研究者:2010/12/30(木) 19:38:46

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101221t13021.htm
2010年12月21日火曜日 河北新報
買い物どこで、高齢者悲鳴 地元商業施設閉鎖 仙台・将監

9月末で閉鎖された将監ふれあい市場

 仙台市泉区将監地区のお年寄りたちが、日々の買い物に不自由している。将監地区の商業施設「将監ふれあい市場」が9月末に閉鎖されたからだ。地域に親しまれてきたが、近年の売り上げ不振が響いた。「遠くのスーパーマーケットに通うのはもう限界」と悲鳴を上げるお年寄りたち。高齢化が急速に進む都市部の住宅団地から「買い物難民」を生まない知恵が求められている。

 行きは30分、帰りは荷物を抱えて50分。

 ふれあい市場閉鎖後、将監6丁目の無職男性(73)の買い物はもっぱら、歩いて別の住宅地内のスーパーへ。「牛乳など重い物はつらい。体を壊したらどうすればよいのか」と不安が募る。

 将監7丁目の主婦(70)は、息子にスーパーまで車を運転してもらい、数日分の買いだめをする。「ふれあい市場なら足りない物をすぐ買いに行けた。大事な存在だった」と振り返る。

 将監ふれあい市場は、将監商業協同組合が、仙台市の所有地を賃借して運営していた。市によると、5月末現在で3600万円の累積赤字を抱え、毎月の土地代75万円の支払いは2009年度分から延滞。ことし9月30日で営業を停止した。

 組合の担当弁護士は「売り上げ不振の影響が大きい」と話す。解散する方向で手続きを進め、取引先と個別に債務の整理を続けているという。

 市は、10月上旬に組合と土地の賃貸借契約を解除。だが、跡地利用のめどは立っていない。

 1970年代に開発された将監地区は、高齢化が加速している。

 市の統計によると、将監小学区で65歳以上の人口が占める割合を示す高齢化率(4月1日現在)は27.6%。泉区(17.5%)、市(19.4%)の中で突出している。

 ふれあい市場から車で5分圏内に大型スーパーは数軒あるものの、マイカーの運転が難しくなる高齢者が増加して「買い物難民」化するのは確実だ。

 将監中央町内会の高橋節子会長は「買い物に困っているお年寄りは多い。跡地は商業用地として活用するべきだ。市は、地元の声を真摯(しんし)に聞いてほしい」と訴えている。

 市地域産業支援課は「他地域でも起こり得る状況であり、全市的な課題だ。市を挙げて交通、福祉の観点からも方策を考えていきたい」と話す。

<将監ふれあい市場>1972年、泉市が「将監公設小売市場」として開設。将監商業協同組合が運営し、生鮮食料品の小売店などが軒を連ねた。当時は、新興住宅地の商業環境を整えるため行政主導で各地に公設市場を設置された。仙台市は2003年3月「大型スーパーが多くできた。役割を終えた」として将監の公設市場を廃止。同年12月に完全民営化して再オープンした。

988荷主研究者:2010/12/30(木) 19:41:41

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101221t72006.htm
2010年12月21日火曜日 河北新報
製造業売上比率宮城44位 「支店経済」を反映 帝国データ

 宮城県内企業の総売上高に占める製造業の割合は全国の都道府県で44位にとどまることが、帝国データバンク仙台支店の調査で分かった。これに対して卸売業は全国4位で、仙台支店は「宮城の産業構造は支店経済の特徴を反映し、第3次産業の基盤が強く、製造業は弱い」としている。

 総売上高に占める製造業の割合は、宮城が13%だった。製造業が集積する山形は31%で全国12位となり、東北トップ。ほかは福島33位(23%)、岩手35位(22%)、秋田36位(21%)、青森37位(19%)の順だった。

 卸売業は宮城が26%で、高知、東京、大阪に続いた。東北では青森も24%とウエートが大きく、9位だった。小売業は秋田3位(22%)、福島4位(21%)、岩手8位(19%)などと東北勢が上位を占めた。

 サービス業は岩手8位(22%)、小数点以下の差で秋田が9位(22%)など。建設業は秋田4位(15%)、青森8位(13%)、岩手10位(13%)などとなった。

 仙台支店は「建設業の割合は東北6県とも全国より高く、主要産業として大きな位置を占めている。宮城は製造業の基盤強化が課題。自動車産業の集積が地元企業の受注増加や技術力強化につながることを期待したい」としている。

 調査は11月時点で帝国データバンクのデータベースに収録されている全国約135万社から売上高を抽出し、分析した。

989荷主研究者:2010/12/30(木) 19:42:19

http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1019/20101221_01.htm
2010年12月21日火曜日 河北新報
自動車産業 産学官ナビ(43)プライムアースEVエナジー宮城工場/HV支える電池生産

広大な敷地に立つ宮城工場。3本目のラインも稼働し、生産能力は年間30万台分になった

<先端技術、積極導入>
 ハイブリッド車(HV)に搭載するニッケル水素電池を生産する。1月から量産を始め、4月に2本目の生産ラインを稼働。10月に3本目が完成し、生産能力は年間30万台分となった。
 トヨタ自動車の「プリウス」向けが中心。9月には北米で生産されている「カムリハイブリッド」向けが静岡県内の工場から移管された。カムリ用はプリウスよりも大きいため、別の組み立て工程で対応している。累計生産数は10月19日、10万台分に達した。
 同社の3カ所の生産拠点の中で最新で、生産設備の一部に他工場ではまだ使われていない先端技術も導入している。ニッケル水素電池製造の主力拠点として、トヨタなどの協力も得ながら新しい生産技術確立にも積極的に取り組む。

<地元から9割採用>
 工場長の小栗寛司常務は「将来的には一つのラインで複数の製品に対応できるようにしたい。宮城からニッケル(電池)のコストを下げるバリュー・エンジニアリング(VE)を提案、発信していく」と意欲を見せる。
 従業員の約9割を地元から採用した。平均年齢は約30歳。新しい工場ということもあり、生産現場を支える人材の育成に力を入れる。
 具体的には4、5人でつくる班ごとに生産性、品質、安全などのテーマを設定し、改善策を考える活動を4月から始めた。月2回の成果発表会で現場の問題解決力、チームワーク力などを高めている。
 「自分たちの造った電池が市場に出ていることで従業員に自信がついてきた」と手応えを語る小栗常務。「人材育成をさらに進め、工場としての基礎体力を強めたい」と話す。

[基本データ]
生産開始 2010年1月
従業員数 約520人
敷地面積 24万8300平方メートル
資本金  200億円(本社)
売上高  約1100億円(2010年3月期、本社)
住所   宮城県大和町流通平1
連絡先  代表022(353)0111

990荷主研究者:2010/12/30(木) 19:43:17

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101222t11030.htm
2010年12月22日水曜日 河北新報
東西線沿線街づくり連携強化 仙台市と東北大院協定

市の街づくりなどに関する協定を締結した奥山市長(右)と内山科長

 東北大大学院工学研究科の人的、知的財産を仙台市の施策や事業に生かそうと、市は21日、同研究科と連携を強化する協定を結んだ。当面は、2015年度に開業を予定する市地下鉄東西線沿線の街づくりについて提言してもらう。

 協定は、市と研究科が情報やアイデアを提供し合い、市の施策の推進や地域課題の解決、人材育成を図るという内容。14年度までの5年間の協定だが、自動更新することも念頭に置いている。

 連携の第1弾として、研究科は科内の講座で東西線の国際センター駅(青葉区青葉山、仮称)周辺の街づくりなどを研究し、市に計画を提案する予定。市は実践的に研究できる場を提供するなど、学生の調査活動を全面的に支援する。

 市役所であった締結式で、奥山恵美子市長は「東西線は市の大プロジェクト。学生から街づくりに向けた多くの知恵を頂きたい」とあいさつ。研究科の内山勝科長は「幅広い連携、協力を進め、成果を仙台から世界へ発信したい」と語った。

991荷主研究者:2010/12/30(木) 19:46:13

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101222t11014.htm
2010年12月22日水曜日 河北新報
政府予算案特別枠 仙台地下鉄東西線は満額計上

 政府の2011年度予算案の「元気な日本復活特別枠」に、仙台市の地下鉄東西線の建設費として約80億円が要望通り満額計上されることが21日、分かった。国土交通省が都市鉄道整備事業(総額約104億円)の一環として求めていた。

 特別枠への要望についてA―Dの4段階で優先順位を決める公開の「政策コンテスト」では「積極的に評価できるが、問題がある」のB判定とされ、最終的な予算計上額が焦点となっていた。

 仙台市交通局によると、東西線は06年に着工。JR仙台駅を中心に東西約13.9キロを結び、総建設費は約2735億円。15年度開業予定で、年間約11.9万人の利用を見込む。同市内では、2本目の地下鉄となる。

 特別枠には、当初想定していた1兆3千億円に対し、各府省庁から189事業計約2兆9千億円の要望が集中。政府は、このうち2兆円超を11年度予算案に計上する方針。

992荷主研究者:2010/12/30(木) 19:49:32

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2010/12/21 建設新聞
仙台駅西口・菊重 ホテルサンルート仙台の建替
運営事業者に藤田観光を特定

 機械商社の菊重(仙台市若林区卸町3丁目6の7)は、JR仙台駅西口南側で同社が運営を行っているサンルートホテル仙台の施設建替計画を具体化させるため、建替後のビル利用計画の検討作業に入っていたが、このほど全国でワシントンホテルなどを運営する藤田観光(東京都文京区)を特定した(本紙調査)。同社が施設を建設し、テナントとして入居させるもようだ。

 対象用地は、仙台市青葉区中央4丁目10の8地内で、現在営業中のホテルは同社が運営しているため、新事業計画の具体案が固まった段階で閉店し、既存施設の解体作業を行う見通し。

 同社では、これまで他のホテルチェーンや、ブライダル業者からの提案を受付け、ヒアリングを重ねてきた結果、今回の絞り込みに至った。ワシントンホテルは、数年前まで仙台市青葉区大町の青葉通沿いで2館の営業を行っていたが、その後、両ホテルとも違うホテル企業の運営に引き取られ、仙台市内での藤田観光運営によるワシントンホテルはなくなっていた。

2010/12/21付1面に掲載

993荷主研究者:2010/12/30(木) 19:50:36

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101223t12016.htm
2010年12月23日木曜日 河北新報
着工延期の鋳造工場、12年稼働検討 大衡・アイシン高丘

 トヨタ自動車系部品メーカーのアイシン高丘東北(宮城県大衡村)の天草治彦社長は河北新報社のインタビューに応じ、着工を延期している大衡村の鋳造工場の今後の計画について、2012年初めの稼働を検討していることを明らかにした。同工場の従業員も11年から追加採用する方針で「100人規模になる」と述べた。

 アイシン高丘東北は12月上旬から、大衡村でブレーキ部品の加工工場を操業している。計画が実現すれば、鋳造部品の一貫生産体制が整うことになる。

 同社はアイシン高丘(愛知県豊田市)の子会社。アイシン高丘専務も兼ねる天草社長によると、鋳造工場は空き工場を改修した加工工場の隣に新設する。投資額は40億〜50億円の見通し。

 天草社長は「部材の現地調達見通しやコスト低減の可能性など、詰めの協議を進めている段階。着工時期など詳細はまだ明らかにできない」と説明した。11年夏までに最終判断するという。

 製品はトヨタグループの関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)と、トヨタ自動車東北(宮城県大和町)に供給する。来年1月に大衡村で稼働するトヨタの完成車製造子会社、セントラル自動車(相模原市)の新本社工場にも納める。

 従業員の追加採用は11年の早い時期から始め、鋳造工場稼働までは愛知県内で研修を重ねる。

 アイシン高丘東北は初年度の売上高を約20億円と見込んでおり、鋳造工場稼働後の14年度には約40億円にほぼ倍増する見通しという。

 同社は現在、地元採用の約30人を含む37人体制。愛知県から部材を運び機械加工のみを行っており、輸送コスト削減などから早期の鋳造工場着工の可能性を探っていた。

 天草社長は「(トヨタグループが東北で生産する)小型車向け部品でも採算性を確保するため、鋳造の新ライン開発にも着手している。雇用を増やして地元貢献にも努めたい」としている。

 アイシン高丘東北は当初、鋳造工場を10年中に稼働予定だったが、リーマン・ショック後の自動車販売不況を受けて着工を延期していた。

994荷主研究者:2010/12/30(木) 20:05:01

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101225t12012.htm
2010年12月25日土曜日 河北新報
太陽光発電システムのSSI 仙台へ本部機能移転

11年から製造を開始する、商業施設や住宅向けの小型太陽光発電システム

 仙台市は24日、高効率太陽光発電システムの開発や製造、販売を行うベンチャー企業「スマートソーラーインターナショナル」(SSI、東京)が2011年1月、本部機能を青葉区中央1丁目の市情報・産業プラザに移転することを明らかにした。同社は2月、大崎市に製造拠点を設置して稼働させ、15年までに従業員数百人を地元採用する計画という。

 製造拠点は大崎市にある工業薬品製造のラサ工業(東京)三本木工場の一部2000平方メートルを借り受ける。11年に商業施設や住宅用で出力150ワットの小型製品を、12年には国内外の発電施設に対応する560ワットの大型製品をそれぞれ製造販売する。ともに販売実績はないが、15年までに年100億円の売り上げを目指す。

 SSIの太陽光発電システムは独自技術により(1)高効率でレアメタルに依存せず、低コスト(2)太陽追尾の集光ミラーを導入、集光に伴う温度上昇を抑える冷却機構も装備―が特徴。従来のパネル型結晶シリコン太陽電池と比べ発電コストが半分に抑えられるという。

 SSIは09年8月設立で資本金3億1000万円。従業員18人。富田孝司社長はシャープでソーラーシステム事業本部長や常務などを歴任。07、08年には東北大客員教授を務めた。

 市産学連携推進課によると、富田社長はことし4月、青葉区の科学技術振興機構イノベーションプラザ宮城に研究開発拠点を置き、東北大と材質に関する共同研究を進めていた。

 SSIは「東北大や行政の協力が得られることから移転を決めた。ソーラー事業は競争が激しいため、仙台市の助成や事業支援を利用したい」と話している。

995荷主研究者:2011/01/02(日) 15:33:52

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2010/12/24 建設新聞
カワチ薬品 仙台市「あすと長町」エリア 店舗出店へURと定期借地契約

 ドラッグストアチェーン大手のカワチ薬品 (栃木県小山市卒島1293 河内伸二社長)は、仙台市太白区で都市再生機構(UR)が施行中のあすと長町土地区画整理区域内に店舗を出店するため、URと定期借地権方式による土地の賃貸借契約を締結した。

 同社が出店するのは、仙台市太白区あすと長町土地区画整理49街区1画地地内の5499・31㎡で、あすと長町大通線に面したJR太子堂駅近くの場所。URは用地の売却もしくは定期借地権方式による土地利用者の募集を行っていた。定期借地権方式による最低月額賃料は241万9697円(440円/㎡、賃料減額措置あり、最低保証金5807万2728円=月額賃料の24ヵ月分)に設定していた。来年秋ごろのオープンを目指し、今後、施工者選定等に着手する。

 あすと長町エリアでの大型商業施設は、すでにオープンしているヨークベニマルあすと長町店、今月上旬に着工したゼビオスポーツの店舗・スポーツアリーナ等複合施設に続き三つ目となる。

2010/12/24付1面に掲載

996荷主研究者:2011/01/02(日) 15:35:01

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101228t12012.htm
2010年12月28日火曜日 河北新報
「こがねふかひれ号」最終列車見送り JR気仙沼線

列車の前で横断幕を掲げ、別れを惜しむ人たち

 JR気仙沼線のリゾート列車「こがねふかひれ号」が26日、運行を終えた。ラストランを見届けようと、発着駅や各停車駅には大勢のファンが訪れ、別れを惜しんだ。

 上り最終列車の始発駅の気仙沼駅では、約100人が参加して見送りイベントが行われた。菅原茂気仙沼市長は「残念だが、この列車で来ていただいた人たちに感謝したい。また別の企画を皆で考え、気仙沼をもり立てていきたい」とあいさつした。

 「崎浜大漁唄(うた)い込み」の歌声が響く中、午後4時35分発の列車がホームを離れると、横断幕を掲げた女性グループの人たちが「さよなら」と手を振って見送った。

 「こがねふかひれ号」は2007年4月、気仙沼線に登場。土・日、祝日に仙台―気仙沼間を1日1往復していた。車体の老朽化に伴い引退が決まった。

997荷主研究者:2011/01/02(日) 18:01:45

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2010/12/28 建設新聞
仙台市の中心アーケード街 ライブハウス進出など活発化
建設中のビルテナントも具体化へ

 まもなく2011年の幕が開く。新年も明けやらぬ1月2日、仙台の中心商店街では、全国区の知名度を誇る「仙台初売り」が一斉に繰り広げられる。

 1年の中で最も仙台の中心部が活気づくこの時期、中心アーケード街には初売り袋を手にした多くの買い物客でにぎわうことだろう。今年もさまざまな動きのあったこのアーケード街での、現在の動きのいくつかをピックアップした。

◎TICにはライブ空間が誕生へ
 仙台三越などがある一番町4丁目商店街。仙台三越の向かい側に昨年12月にオープンし1年が経った東一センタービル運営の「TIC」には、地元のイベント企画会社・G社がビルオーナーと共同で新たに会社を設立し、音楽コンサートを中心としたライブホールの恒常的運営を行うため借り受ける方向性が固まったようだ。同ビルの7階は元々、ホール的機能として使うテナントを誘致できるように天高などの仕様が施されており、ここに仙台の新たなエンターテイメントの文化を根付かせようという狙いだ。

 また、仙台東映プラザ北側のTS仙台ビルには、カラオケ事業大手の第一興商が運営するカラオケ店舗ビッグエコーの入居が本決まりになりつつあるようだ。

 広瀬通を渡って南下し、仙台フォーラス側の一番町3丁目商店街・ぶらんどーむ一番町に入る。この南端部、青葉通との角地で、現在、ブランドショップのルイ・ヴィトン仙台藤崎店があるところでも先日、本紙が取り上げたように見た目には現れない変化が起きている。ヴィトンの店舗がある場所と、この東側に続く藤崎本館青葉通側エントランス側の一部は、かねてから財団法人・白石庵敬神会(仙台市青葉区二日町)が底地を所有していて、この上に藤崎が長年、借地権を設定している。さらに、敬神会はヴィトンのアーケード側で北側に隣接する信用堂ビルの用地の南側約半分を所有していたが、この残る北側約半分の用地と建物を今年9月初めに取得した。これにより、信用堂ビルの土地・建物の所有権は一本化されたため、一番町3丁目2番街区の南西角地一帯の土地(底地)は敬神会が持つことになった。仙台市が目前で整備を行っている2015年度開業予定の地下鉄・東西線一番町駅(仮称)との接続や、これに併せて想定される取得用地を含めた土地利用計画の具体化などが、藤崎のリニューアル計画と関連して行われるのか否かも含めて注目される。

◎仙台平和ビルの低層部にも動き
 中央通アーケード街のマーブルロードおおまちで注目されるのは、平和不動産が佐々重ビル跡地で建設中の仙台平和ビル。注目される低層部の具体的なテナント名は公表されていないが、中心部の事情に詳しいある商業不動産コンサルタントは「雑貨店F、コーヒーショップU社、紅茶の茶葉販売のL社、3コインショップなどを展開するP社、さらに若者に人気のアパレル系セレクトショップBなどが内定しているようだ」と話している。

 東二番丁通をダイエー仙台店側に渡り、中央2丁目のクリスロード商店街に入る。水晶堂ビルから数軒東側の旧宝文堂ビル跡地は、地元の自転車・オートバイ販売会社の最大手ハヤサカサイクルが取得し、3階建前後の店舗を設け来年春以降のオープンを考えている。

 中央通りアーケード街の最も仙台駅寄りとなるハピナ名掛丁商店街では、一時、ハピナ名掛丁商店街沿いの中央2丁目8番街区での大規模な用地買収に入っていた東急不動産の動きが止まったことで、今、その跡地暫定利用計画が進行している。裏側でさくら野百貨店と行き来できていた小新堂通(ジャンジャン横丁)もその一つ。ここにはS2F延べ1011㎡規模の飲食ビルが建てられる予定で、鹿島が設計・施工にあたっている。

 概ね7年間前後の暫定土地利用計画と見られ、今年後半に飲食店関連業者を対象にテナント誘致が図られた。正式なテナント構成は現段階では発表されていないが、名掛丁通側に牛タンのR社、コーヒーショップのI、南の政岡通側にはDホルモン、ハイボール系のショットバーを出店すると見られるM社、これら4店舗の上に2階部分を通しで使う居酒屋チェーンのO社が出店することが有力視されている。

 このほかにも、中央通のダイエー仙台店の8階で営業を行っていたベスト電器が今月末で閉店することに伴い、その後継テナントとしては、ダイエー子会社のアシーネ(東京都台東区)が運営する書籍販売店舗の入居が決まっている。宮城県内には初出店で、東北では青森県八戸市の店舗に続く2店舗面の出店。

2010/12/28付1面に掲載
東北ジャーナル1月号「飛耳長目」連動。より詳しい『記事』が東北ジャーナルでお読みになれます。

998荷主研究者:2011/01/02(日) 18:08:46

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101230t11013.htm
2010年12月30日木曜日 河北新報
仙台空港鉄道の客数7%増なのに… 駅広告激減、収入半減

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20101230002jd.jpg
風景やチューリップの写真など「ダミー広告」が目立つ駅構内=名取市の杜せきのした駅

 仙台空港アクセス線を運営する仙台空港鉄道(名取市)が広告料収入の低迷に苦しんでいる。本年度上半期(4〜9月)は、前年同期比の半分以下に激減した。全体収入に占める割合は1割未満と小さいが、経営悪化であらゆる増収策に力を入れる同社は、予想外の数字に頭を抱えている。

 同社によると、上半期の営業収入は3億4770万円。うち、旅客運輸収入は3億4030万円を占め、前年同期比6%増と堅調だった。

 不振を極めたのが広告料収入を含む運輸雑収入。前年同期比40%減の740万円に落ち込み、2年前に比べ半減した。特に、前年同期は1000万円以上だった広告料収入の落ち込みは深刻で、ことしは半分以下の480万円に激減した。

 主な減収要因は、2007年春のアクセス線開業時、3年契約で締結した広告がことし春に更新期を迎え、再契約を見送る企業が続出したこと。駅構内にある電照看板スペース(縦120センチ、横90センチ)は七夕などの風景写真や自社広告でしのぐケースが目立ってきた。

 杜せきのした駅構内の場合、13カ所のスペースのうち、企業広告は2カ所だけ。改札口前の目立つ場所の大型看板(縦180センチ、横120センチ)4カ所も、大型商業施設などが順次撤退した。

 同社の斎藤進社長は「開業当時は勢いがあり、宣伝効果もあった。今は他路線よりも優位性がなければスポンサーをつなぎ留めるのは難しい状況」と苦しい事情を語る。

 列車内の中づり広告もまばらだ。中づり広告の業務委託を受けるジェイアール東日本企画仙台支店は「交通広告は08年のリーマン・ショック以降全国的に減少傾向。広告を得るには乗降客数が重要で、空港鉄道の場合、今後の宅地の広がりなどに期待したい」と話す。

 明るい兆しもある。空港鉄道は開業以来3期連続の赤字を計上したが、上半期の乗降客数は前年同期比7%増の125万人。誘客イベント実施や沿線の住宅分譲に伴う人口増などが好材料となっている。

 斎藤社長は「地域と連携したイベントなどを通じ、鉄道媒体としての空港鉄道の魅力を向上させ、利用客を増やさねばならない」と力を込めた。

999荷主研究者:2011/01/02(日) 18:09:12

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101230t12016.htm
2010年12月30日木曜日 河北新報
ダイエー仙台店 ベスト電器年末撤退後 系列書店が入居へ

 ダイエーは、仙台市青葉区中央の仙台店8階から31日で撤退するベスト電器仙台店の後継テナントに、ダイエー子会社の書店チェーン「アシーネ」(東京)を入居させる。

 来年春のオープン予定で、ベスト電器撤退後に改装に入る。売り場面積は1000平方メートル。アシーネは全国で約90店を展開しており、県内への出店は初めて。

 ベスト電器仙台店は2003年7月、ダイエー仙台店の総合家電売り場の後継テナントとして直営で出店。白物家電やパソコンなど幅広い商品を扱ってきたが、不採算店舗整理で、閉店が決まっていた。

1000荷主研究者:2011/01/02(日) 18:09:40

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101230t11011.htm
2010年12月30日木曜日 河北新報
仙台市本庁に「税務署」機能 区役所・支所から集約

 仙台市は、5区役所と2総合支所にある税務部門を本庁に集約した新たな税務組織を2011年10月に設立する準備を進めている。課税から徴収までを一貫して受け持つ独自の「税務署」機能を担う。市は再編しても職員を増やさず、徴収率アップにつなげる考えだ。

 区役所と総合支所に在籍する税務担当の職員は約220人。分散よりも集中配置することで、年々複雑化する地方税制に関する知識やノウハウを共有化して税務事務レベルの底上げを図るほか、スケールメリットを生かした効率的、機動的な執行体制を構築する。

 新税務組織の規模は未定だが、オフィスは市役所周辺に確保する予定。税証明の交付や納税相談、窓口での納税など住民に身近なサービスは従来通り、区役所と総合支所が担当する。市県民税の申告期間などの繁忙期には、臨時窓口を設けて対応する。

 市財政局によると、09年度の市税収入は歳入全体の4割に当たる約1752億円で、重要な財源に位置付けられている。一方で、市税滞納額は経済情勢の悪化を背景に約35億円に達し、累積額は約99億円に上っている。

 市は07年度に滞納整理事務を本庁に一元化して徴収業務を強化したが、市税の総括収入率(09年度)は93.8%で、09年度の18政令市の中で14位と低迷している。

 市財政局は「区役所で人事管理をしているため、市全体で税務職員を統一的に育成することが難しい現状がある。新たな組織で税務のスペシャリストを育て、公平で確実な市税徴収に取り組みたい」と話している。

 税務事務を集約化する動きは、札幌や千葉をはじめ政令市で一般的な流れとなっている。

1001荷主研究者:2011/01/09(日) 14:29:36

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110101t12006.htm
2011年01月01日土曜日 河北新報
トヨタエンジン工場 10年代後半にも稼働 宮城・大和

 トヨタ自動車の新美篤志副社長は河北新報社の取材に対し、宮城県大和町での建設を延期しているエンジン工場について、2010年代後半の稼働を考えていることを明らかにした。同社は新型エンジンの開発に着手しており、「新工場で生産することになる」と述べた。関連部品の生産も将来的に愛知県など中部から東北に移す方針。

 エンジンは自動車生産の中核的な要素で、工場が稼働すれば東北の生産拠点としての位置付けが一段と高まることになる。

 新美副社長はエンジン工場に関し「国内の生産台数が復調し、開発中の新エンジンが完成した時が設備投資のタイミングになる」と説明。具体的な稼働時期は「5年以内は難しいが、10年はかからないと思う」と語った。

 新エンジンは既に基礎研究を進めているといい、「欧米で強化が見込まれる燃費性能の法規制に対応するため(構造などを)抜本的に見直す」としている。

 新工場での生産が始まれば、今月6日に宮城県大衡村で稼働するセントラル自動車の新本社工場と、関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)の二つの小型車生産拠点に供給する見込み。

 トヨタはセントラルと関自工岩手で使う部品の現地調達率を高める方針。精密な加工が求められるエンジンに必要な高付加価値部品などについても、地元調達の可能性を探るとみられる。

 トヨタは国内のエンジン生産能力に余剰感があるため、月産能力を従来の半分の9000基に抑えるなどして、より効率化した製造ラインも開発した。既に愛知県内の工場に導入しており、宮城の新工場でもこうした新技術を活用することになりそうだ。

 延期中の計画では、エンジン工場は部品製造のトヨタ自動車東北(大和町)が建設する。当初は総事業費500億円で10年末の生産開始を予定していたが、08年秋のリーマン・ショック後の自動車販売不況の影響で計画を先送りした。

1002荷主研究者:2011/01/09(日) 14:31:57

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110101t32013.htm
2011年01月01日土曜日 河北新報
「部品現地調達8割超に」 セントラル自と関自工岩手

 トヨタ自動車の新美篤志副社長は河北新報社の取材に対し、宮城県大衡村で今月6日に稼働するセントラル自動車と、関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)で使う部品に関しては「8割以上を現地調達したい」と述べ、地元との取引拡大に意欲を示した。東北に自動車開発を委ねる考えにも言及した。関自工岩手での生産が見込まれる小型ハイブリッド車(HV)について「いずれ両工場で生産することになるだろう」として、将来はセントラルで製造する見通しも語った。

 ―トヨタは東北を「国内第3の生産拠点」と位置付ける。

 「中部、九州に次ぐ拠点としてコンパクトカー生産を担ってもらう。北海道で製造している変速機を含め、最低でも8割以上を地元調達したい。中部で生産している駆動系、電子系の基幹部品もいずれ東北、北海道に移管する」
 「地元企業の参入ハードルを下げるため(あらかじめ)部品総量の1割程度を地元に託し、少しずつ比率を高めることも考えられる。部品製造だけでなく、複数の部品を組み上げる工程も東北で行うつもりだ」

 ―延期している宮城県へのエンジン工場新設の見通しは。

 「生産能力に余剰感があり、5年以内の工場稼働は難しい。国内生産台数が回復し、開発中の新型エンジンが完成した時が投資のタイミングになる。現在は基礎研究を行っている段階だが、実現まで10年はかからないと思っている」

 ―東北での生産台数の目標は。

 「当面は(2工場がフル稼働となる)年間50万台を目指す。生産台数を伸ばすだけでなく、東北で製造する自動車の開発も現地に委ねる。関自工が2009年に岩手工場内に設置した開発拠点『開発センター東北』を核に、部品開発と同時に地元からの調達策を探る」
 「将来的に小型HVを商品化すれば、東北がその製造拠点となる。関自工岩手、セントラル同時着手にはならないが、いずれ両工場で生産することになるだろう」

 ―国内製造業の空洞化が懸念されている。

 「少子高齢化が進む国内の需要は150万台水準が続く。輸出台数を増やして国内生産320万台を維持する。低迷している米国市場もいずれ復活する。韓国メーカーも急速に競争力を高めており、円高でも戦えるレベルの製造原価を実現することが必要だ」

 「世界市場でもコンパクトカーの需要が増えると予想しており、東北は輸出車製造の拠点として重要性が増す可能性がある。拡大する市場を制するため、技術分野での東北の潜在能力に大いに期待している」

 ―東北の産学官との連携は。

 「部品の軽量化といった技術的テーマで、東北の大学などとの連携をより深化させたいと考えている。トヨタにとって東北は新たな拠点。長期的視点で地域の皆さんに育ててもらいたい」

<にいみ・あつし> 名古屋大卒。71年トヨタ自動車工業(現トヨタ自動車)入社。生産管理部長、愛知県内の元町工場長などを経て、04年取締役(専務待遇)就任。09年6月から現職(生産企画、生産技術、製造担当)。愛知県出身。63歳。

1003荷主研究者:2011/01/09(日) 14:33:44

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110101t12007.htm
2011年01月01日土曜日 河北新報
東北大が産学連携強化 総長と経営者 意見交換

 東北大は宮城県内の製造業者など地元企業との連携を強化する。井上明久総長が経営者らと直接、語り合う「地域企業との意見交換会」を今月27日に初めて開き、年1、2回のペースで続ける。宮城県などがつくる企業支援のネットワークにも新たに参加する。

 意見交換会は経営者側からみやぎ工業会の川田正興会長をはじめ、宮城県内のものづくり、医療、情報通信、流通、金融各分野の13人が出席。大学側からは工学、医学系、農学の各大学院研究科長ら7人も参加する。

 1時間半ほどの懇談で、大学側は先端的な研究シーズ(種)などを紹介。企業側のニーズにも耳を傾け、研究成果を地域で活用してもらう具体的な取り組みにつなげる。

 東北大が新たに参加するのは、宮城県が他大学とつくる「KCみやぎ推進ネットワーク」。地元企業からの相談に対応する2005年発足の組織で、東北学院大や石巻専修大など13の学術研究機関が参加している。東北大は早ければ今月中にも県と参加のための協定を結ぶ方針。

 井上総長は「地元企業との産学連携はこれまで弱い部分だった。自動車・半導体の関連企業の宮城進出が相次いでおり、地元企業が技術力を身に付けて仕事が取れるよう支援したい」と話している。

1004荷主研究者:2011/01/09(日) 14:36:07

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110104t11010.htm
2011年01月04日火曜日 河北新報
青葉通、仙台市が新年度から再整備 車流入を抑制

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/110104m101.jpg
市地下鉄東西線の開業に合わせ、3車線から2車線に削減される青葉通

 仙台市は2011年度以降、主要幹線道路「青葉通」の大幅な再整備に取り組む。片側3車線を2車線に減らすとともに、歩道の幅員を1.5倍に広げる。市中心部の主要幹線道路で車線を減らすのは初めてで、市地下鉄東西線の建設で伐採されたケヤキ並木も復活させ、杜の都のシンボルロードとしての魅力を向上させる。

 再整備するのは、西公園通から東二番丁通までの約1キロの区間。現在、36メートルある道路の幅員は変えず、歩道側の車道を1車線ずつ減らして片側2車線にする。タクシー乗り場や荷さばき帯などの駐停車スペースも設け、渋滞が生じないようにする。

 歩道は現在の6メートルから最大9.25メートルに拡幅し、市民が気軽に休憩できるよう、ベンチを設置する。東西線工事に伴い、街路樹のケヤキ44本が伐採されたことから歩道拡幅に合わせて植え直す。透水性の高い舗装を施し、ケヤキの良好な生育環境を確保する。緑豊かな街の彩りを補うため、歩道の各所に花壇も配置する予定。

 市は車線を減らすことで都市への車の流入を抑え、地下鉄東西線などの軌道系公共交通の利用を促す。道路を新たな緑の空間に変えることで、「杜の都」という都市の個性をグレードアップさせる狙いもある。

 市は11年度に道路設計を行い、12年度に着工。14年度までに整備を完了し、15年度の東西線開業に間に合わせる。東二番丁通から東側の560メートルの区間についてはバスプールの再編計画が固まっていないため、市内部の検討結果を踏まえて2期工事として整備する。

 市道路計画課は「新たな青葉通は歩行者にもケヤキにも優しい環境になる。車線を減らすことで二酸化炭素の排出削減にも貢献する地下鉄の利用が増え、コンパクトシティーの構築につながればいい」と話している。

1005荷主研究者:2011/01/16(日) 16:26:50

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110105t12012.htm
2011年01月05日水曜日 河北新報
仙台支店を月内に開設へ 森トラスト

 都市開発大手の森トラスト(東京)は仙台支店を今月中に開設する。昨年8月に全面オープンした超高層ビル「仙台トラストタワー」と隣接の高層マンションで構成する「仙台トラストシティ」(仙台市青葉区)の運営などに当たる。

 支店はトラストタワー内に設ける予定。トラストシティと仙台MTビル(宮城野区)の管理運営が業務の中心になる。具体的な業務内容や人員、規模などは開設までに決める。開設に先行し、遠藤信幸常務執行役員(66)が1日付で支店長に就任した。トラストタワー内のウエスティンホテル仙台の総支配人代行なども兼務する。

 遠藤支店長は「国際都市仙台の発展に寄与するため、地元の要望の把握に努め、施設運営に生かしたい。国際会議の誘致やオフィス入居、ホテル稼働率の強化も図る」と話している。

1006荷主研究者:2011/01/16(日) 16:30:13

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110105t12013.htm
2011年01月05日水曜日 河北新報
仙台・一番町にライブホール 市が助成、4月開設

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20110104029jd.jpg
7階にライブホールの開設が決まったTICビル

 仙台市は4日、青葉区一番町4丁目の商業ビル「TICビル」に約700人収容のライブホールの開設が決まり、「広域集客型産業立地促進助成金」の交付対象に内定したと明らかにした。ホールの利用開始は4月の予定で、ビルを所有する東一センタービル(仙台市)とイベント企画会社のジー・アイ・ピー(同)による共同出資会社が運営する。

 仙台市やビル関係者によると、施設名は「ライブホールRENSA(レンサ)」で、運営会社名も「レンサ」。2009年12月のビル誕生前にあった飲食店街「東一連鎖街」にちなんだ。

 地上8階のビルの7階(約730平方メートル)に入る。天井までの高さは約6.5メートルと、開放感を持たせる。収容人員は立ち見約700人で、着席の場合は約270人。東北のライブホールとしてはJR仙台駅東口の「Zepp Sendai(ゼップ仙台)」(1、2階合わせて立ち見約1500人)に次ぐ規模になるという。

 コンサートのほか講演会や映画の上映会、文化行事などにも貸し出す方向で検討している。音響や照明設備設置などの投資額は未定。

 市の「広域集客型産業立地促進助成金」は、賃料や設備などにかかる固定資産税相当額を5年間にわたって交付する。市は「広範囲からの集客や商店街への波及効果が期待できる」と判断し、助成対象とした。

 市産業振興課は「コンサートがある夜間だけでなく日中の集客も重要。施設運営会社や地元商店街と一緒に活用策を検討したい」と話している。

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110107t12008.htm
2011年01月07日金曜日 河北新報
仙台・一番町にライブホール 「レンサ」が今月末に着工

 仙台市青葉区一番町4丁目の商業ビル「TICビル」に4月開設が決まった新ライブホールの運営会社、レンサ(仙台市)は6日、仙台市に立地表明書を提出した。4月1日のオープンを目指し、今月末に着工する。

 市役所で同日、立地を正式表明した同社の笹木みえ子社長は「仙台市と地元商店街のにぎわい創出に寄与できればうれしい」と語った。奥山恵美子市長は「新しい元気のもとが生まれる」と歓迎の意向を示した。

 ホール名は「RENSA(レンサ)」。収容は立ち見700人、着席の場合は270人。コンサートのほか、映画上映や落語などの古典芸能、講演会などに利用できる多目的ホールになる。幅広い集客が見込める施設立地を支援する市の広域集客型産業立地促進助成金を受けることが正式に決まった。

 レンサによると、首都圏では近年、人気アーティストのコンサートチケット入手の競争率が高く、仙台などに流れる動きが強まっている。馬渕喜彰取締役は「コンサート来場者の食事や宿泊などの需要もあり、周辺への波及効果がかなり期待できる」と話した。

1007荷主研究者:2011/01/16(日) 16:31:23
>>958
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110106t12002.htm
2011年01月06日木曜日 河北新報
仙台工場を再稼働 多機能携帯需要増で 金沢村田

再稼働した金沢村田製作所仙台工場で作業に当たる従業員=仙台市泉区の泉パークタウン工業流通団地

 電子部品製造大手の村田製作所(京都府)は5日、一時閉鎖していた子会社、金沢村田製作所の仙台工場(仙台市泉区)を1年9カ月ぶりに再稼働させた。設備点検などに続いて6日以降、多機能携帯電話(スマートフォン)などに使われる高周波表面波フィルターの量産を始める。

 金沢村田の金沢事業所(石川県)に異動していた社員約160人のうち約100人は、1日までに仙台工場勤務に戻り、5日に設備点検と装置清掃などを行った。

 本格的な部品生産は6日からとなり、3交代24時間態勢で作業に当たるという。

 金沢事業所に移ったままの残り約60人についても、研修を重ねるなどして秋ごろまでに大半が仙台工場勤務となる。

 小沢浩二工場長は「品質や価格競争力で顧客の期待に応えていく」と語った。2009年4月の採用とほぼ同時に金沢事業所に異動した製造課の白鳥恵美さん(20)は「閉鎖の際は不安だったが、新しい気持ちで頑張りたい」と話していた。

 村田製作所は09年4月1日、世界的な不況などを理由に仙台工場を一時閉鎖し、2年後の再稼働を目指していた。スマートフォンの需要拡大を受け、全社的に生産能力を上げるため再稼働時期を前倒しした。仙台工場は将来のグループ中核工場と位置付けられている。

1008荷主研究者:2011/01/16(日) 16:32:30

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2011/01/06 建設新聞
HOTEL RICHFIELD SERVICE
青葉区大町・笹生の里跡地の高度活用 自走式駐車場建設 安藤建設で4月着工

 阿部蒲鉾店の関連会社で、ホテルリッチフィールド仙台などの運営を行っているHOTEL RICHFIELD SERVICE(仙台市青葉区中央2丁目3の18 阿部賀寿男社長)は、仙台市青葉区大町の旧阿部蒲鉾本店笹生の里跡地の現時間貸駐車場用地に「大町1丁目自走式駐車場」(仮称)の建設を計画しており、安藤建設の設計・施工で4月下旬の着工、10月下旬の完成をそれぞれ予定している。

 対象用地は、仙台市青葉区大町1丁目2の10ほか地内の敷地面積1620・47㎡で、晩翠草堂やユネスコ会館の北側隣接地。現在、駐車場専門業者に外部委託して行っている駐車場運営が好調なことから、土地の高度活用を図る観点でS4F延べ5259・52㎡規模の自走式立体駐車場施設を新たに設け、収容台数の拡大を図るもの。建設後の収容台数は219台になる見通し。

 一番町や中央通アーケード街から近く、ビジネス街の一角にも位置することから、相当のニーズが見込めそうだ。

2011/01/06付1面に掲載

1009荷主研究者:2011/01/16(日) 16:33:39

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110107t12022.htm
2011年01月07日金曜日 河北新報
仙台のオフィスビル、空き室率19.4% 12月

 仙台市のオフィスビルの2010年12月末時点の平均空き室率は19.41%で、前年同月比で1ポイント上昇したことが、ビル仲介の三鬼商事仙台支店のまとめで分かった。年末時点で空き室率が前年より悪化するのは4年連続。ただ、上昇幅は過去最悪だった09年の5.67ポイントより大幅に縮小した。

 昨年の各月の空き室率のピークは4月末で20.63%。1989年の調査開始以来、初めて20%台に乗った。10月末までは20%台で推移したが、11月末には20%を切った。12月末は前月比0.24ポイント低下し、3カ月連続で改善している。

 同支店は「新規の供給が止まり、景気低迷に伴うオフィスの撤退、縮小も落ち着いた。拡張や新規進出の動きが出てきている」と分析している。

 10年に仙台市中心部に完成した新築ビルは2棟で、延べ床面積の合計は約12万7000平方メートル。棟数は前年の8棟から減少したものの、延べ床面積は大型物件の仙台トラストタワーがあったため約2万平方メートル増加した。

 11年に完成予定の新築オフィスビルは3棟で、自社使用が大半を占める見込み。同支店は「新年度に向けオフィスを確保する動きも始まっている」として、持ち直し基調が続くとみる。

 12月末の新築ビル空き室率は58.27%で、前月より4.86ポイント改善。既存ビルは18.16%で0.1ポイント改善した。

 五つに分けた地区別では、募集面積を残す既存ビルがある仙台駅東地区が25.90%で最大。前月より0.47ポイント悪化した。泉区など周辺オフィス地区が0.06ポイント上昇の20.55%で続いた。

 調査対象は延べ床面積990平方メートル以上の賃貸オフィスビル362棟。

1010荷主研究者:2011/01/16(日) 16:34:30

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110106t12011.htm
2011年01月06日木曜日 河北新報
宮城新本社工場 きょう稼働 セントラル自動車

 セントラル自動車は6日、宮城県大衡村の新本社工場を稼働させる。車体部品の製造からスタートし、10日すぎに1号車が完成する見込み。1993年操業で同じトヨタ自動車グループの関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)に続いて、東北2カ所目の完成車製造拠点が動きだす。

 新本社工場の生産能力は年間12万台。関自工岩手と合わせると、部品メーカーの進出が加速するとされる50万台規模に拡大し、東北の自動車産業集積がさらに進む可能性がある。新本社工場で量産を始めるのは輸出車「ヤリスセダン」(日本名ベルタ)。昨年12月17日に相模原市にある現工場での生産を終え、生産設備の移設を進めていた。

 6日は車体のプレス部品製造から着手し、車体溶接、塗装、組み立ての各工程に移る。生産設備の移設から稼働まで短期間だったこともあり、当面は品質の維持に努めながら、徐々に生産スピードを上げる。

 相模原工場では3月末に「カローラアクシオ」の生産も終了、4月中に新工場に生産機能を全面移管する。セントラルは新工場の初年度の生産台数を8万台強と見込む。大衡村への本社登記の移転は、相模原工場の清算作業を終えるなどした6月以降になる見通し。

1011荷主研究者:2011/01/17(月) 22:57:06

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110107t72011.htm
2011年01月07日金曜日 河北新報
トヨタ輸出用小型車生産 初年度は8万台強 セントラル自

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20110106028jd.jpg
稼働したセントラルの新本社工場。駐車場は通勤車両でいっぱいになり、従業員は真新しい工場に向かった=6日午前7時20分ごろ、宮城県大衡村

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20110107_a01zu.jpg

 セントラル自動車は6日、宮城県大衡村の新本社工場を稼働させ、トヨタの輸出用小型車「ヤリスセダン」(日本名ベルタ)の生産を開始した。東北の完成車製造拠点は、同じトヨタ自動車グループの関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)に続いて2カ所目。トヨタが掲げる「小型車の生産拠点」化に向けて、東北の自動車産業は新たな段階に移行する。

 トヨタはセントラルの宮城県移転を機に、東北を中部、北部九州に次ぐ「国内第3の生産拠点」と位置付けた。セントラルと関自工岩手の両工場は当面、年間の生産能力である50万台規模の生産実現を目指す。

 セントラルでの作業は車体部品の製造から着手。車体溶接、塗装、組み立ての各工程に移る。品質保持を最優先するため、ラインを1日10台未満のゆっくりしたペースで動かし、徐々に速度を上げる。宮城県で製造された「1号車」は12日に完成する予定。

 初出荷は18日で、約50台を仙台港から中部地方に海上輸送する。製造ペースは今月中に1日250台に引き上げる。

 新本社工場ではこの日午前10時、従業員と関連企業の応援要員を合わせ約1000人が総決起集会を開催。職場ごとに代表者が決意を述べた。

 工場長を兼務する白井安良副社長は「やっと稼働まで来た。地域に根差した企業を目指し、世界のお客さまに宮城で製造した車を届けたい」と意気込みを語った。

 新本社工場の生産能力は年12万台。トヨタグループの最新工場として、ライン全長を大幅に短縮して小型化を図った塗装装置など、先進的な技術を世界に先駆けて導入した。初年度の生産を8万台強と見込む。

 拠点だった相模原市の工場の生産は3月末で終え、4月中に生産機能を新本社工場に全面的に移す。大衡村への本社登記の移転は6月以降になる見通し。

 セントラルは2月16日、地元自治体関係者やトヨタ首脳を招いた開所式を開き、生産設備などを披露する。

 同社は相模原工場の老朽化に伴い、2007年に大衡村への移転を正式表明した。新本社工場の延べ床面積は約12万平方メートル。従業員約1500人のうち、既に異動した約750人を含む約1350人が新工場に移る見込み。

1012荷主研究者:2011/01/17(月) 22:57:53
>>1011 続き

◎強力な参入支援必須

 【解説】セントラル自動車の新本社工場稼働により、関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)と合わせて、東北の完成車製造は2拠点体制の時代を迎えた。ただ、地元企業の参入例はまだ少ないのが現状。産学官による参入支援の強化など、今後の取り組みこそが重要になる。

 トヨタ自動車は東北を「国内第3の生産拠点」と位置付け、小型車生産を集約する計画を打ち出す。将来的には中部で製造している基幹部品も移管する考えで、東北は部品供給基地としても期待されている。

 セントラル稼働で、東北の自動車関連の取引規模は一層の拡大が見込まれる。トヨタは東北での部品調達率を8割に引き上げる意向も示す。地元企業にとって新規参入の間口は広がる公算が大きい。

 ただ、求められるコストと品質の水準は高い。自動車メーカー各社は海外への生産移管を加速させており、地元企業は世界レベルの技術力を持つことが不可欠な環境に置かれている。

 東北の6県はこれまでも人材育成などで連携してきたものの、具体的な成果はまだ乏しい。県境を越えた施策の展開や大学の研究シーズ(種)を地域企業に活用してもらう試みも、緒に就いたばかりだ。

 製造業がグローバル競争の波にもまれる中、国内に新たな生産拠点をつくるチャレンジが東北で始まった意義をかみしめたい。「東北は国内のものづくりを守る最後の決戦地」(トヨタグループ企業幹部)との見方もある。地域一丸で参入の高いハードルを乗り越えられるかどうか。それは国内製造業の未来を切り開く作業にもなる。(報道部・斎藤秀之)

<地域挙げて応援/村井嘉浩宮城県知事の話>
 これから宮城発、東北発の自動車が国内外に出て行く。自動車産業は裾野が広く、雇用効果も大きい。地域が元気を取り戻すきっかけにするため、県として引き続き、地元企業の技術力向上や人材育成の支援に取り組む。地域を挙げて応援する。

<産業集積へ前進/豊国浩治東北経済産業局長の話>
 東北の自動車産業集積に向けた新たな一歩。企業の海外移転が進む中での稼働は国内的にも大きな意義がある。まずは(産学官一体で)東北での年間50万台の生産体制を確実にしたい。国も関連企業の誘致と地元企業の参入拡大を後押しする。

1013荷主研究者:2011/01/17(月) 22:59:32

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110107t13015.htm
2011年01月07日金曜日 河北新報
黒川郡4町村が新住民争奪戦 セントラル自新本社工場稼働

「分譲中」の旗がたなびく住宅団地「ときわ台」=大衡村

 セントラル自動車の新本社工場が6日、宮城県大衡村で稼働した。拠点だった相模原市から異動した従業員は現在、約750人で、4月には約1350人に倍増する。地元黒川郡の大和、大郷、富谷の3町と大衡村は「人口増、経済活性化につながる」と期待。これまで打ち出した定住策を強化するなどして新住民の争奪戦を繰り広げる。

 同社によると、昨年10月末現在、県内で一戸建てなど不動産を購入した従業員は215人。富谷町が58人、仙台市と大和町が各56人で、3市町で8割を占める。賃貸契約を結んだ338人では、大和町の120人が最多で、仙台市92人、富谷町77人、大崎市22人と続く。

 こうした状況を踏まえ、居住が進んでいない大衡村は、子育て支援策の充実を懸命にアピールする。目玉は4月からの18歳以下の医療費無料化。幼稚園と保育所を一体化させた認定こども園の来年4月開園もセールスポイントだ。

 マイホームを新築すれば最大130万円助成する制度も設け、県住宅供給公社が分譲を開始した住宅団地「ときわ台」などに呼び込む方針。村は「商業施設は少ないが、永住地の選択肢に入るはずだ」と自信を見せる。

 大郷町も宅地分譲で対抗する。昨年、町有地を20戸分の住宅地として整地した。このうち大松沢地区は1平方メートル当たり2400円で販売を開始しており、町は「新工場まで車で10分強で着く」と売り込む。

 大和町は行政サービスの向上をPRする。昨年5月に、転入転出や小中学校の転校など行政手続きを1カ所で行える総合窓口を設置した。町は「町内にはスーパーや病院などの施設も整う。役場にも親しみを持ってほしい」と話す。

 富谷町は住環境や教育施設の紹介する冊子を新住民向けに作った。担当者は「仙台に近い利便性を前面に、住みやすさを訴えたい」と説明する。

1014荷主研究者:2011/01/17(月) 23:01:12

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110107t12019.htm
2011年01月07日金曜日 河北新報
東北各界「産学連携さらに」 セントラル自新工場稼働

 セントラル自動車が6日、宮城県大衡村で稼働させた新本社工場について、東北の各界からは「地域、産業の活性化につながる」と歓迎の声が上がった。さらなる集積に向けて、地元企業の参入促進や産学連携の強化を求める指摘もあった。

 「世界に向けた車の生産がついに始まった。感無量だ」と言うのは新本社工場が立地する大衡村の跡部昌洋村長。「東北全体の飛躍につながると確信している」と期待した。

 東北の完成車製造能力は関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)と合わせて50万台規模となった。

 東北6県の産学官でつくる、とうほく自動車産業集積連携会議代表幹事の達増拓也岩手県知事は「産学官連携を進め、世界に誇れる自動車産業の集積地を目指す」と意欲を示す。

 福島県では5月、カーエアコン製造のデンソー東日本(田村市)も操業する。佐藤雄平知事は「セントラルの波及効果が県内の自動車産業の活性化につながることを期待したい」と話す。

 販売店側も「東北製」の乗用車生産に期待する。山形トヨタ自動車(山形市)の鈴木吉徳社長は「新拠点ができたことでトヨタへの愛着が深まる。販売増につながってほしい」と望んだ。

 セントラル立地などを契機にした自動車関連産業の集積は、東北の製造業を大きく変える転機にもなる。

 東北経済連合会の高橋宏明会長は「高付加価値のものづくりに転換するチャンス」と指摘。「コストや品質などの高い要求に応えられるよう、地元の産学が努力しなければならない」と説く。

 みやぎ工業会の川田正興会長は「地元企業が自動車関連産業に参入し、産業の裾野が広がることが大切だ。国内のものづくりが置かれた状況は厳しいが、集積が拡大するように支援していく」と話した。

◎セントラル自動車新本社工場稼働までの動き
2007年10月 第2仙台北部中核工業団地への移転を表明
  08年 2月 宮城県、大衡村と工場立地協定を締結
      7月 トヨタ自動車がセントラルの完全子会社化を決定
     11月 新本社工場用地44ヘクタールを取得
     12月 新本社工場着工
  09年12月 新本社工場建屋完成
         生産技術部門を若柳工場に集約
  10年 3月 トヨタがセントラル新本社工場隣接地44ヘクタールを取得
         仙台北部道路と東北自動車道が接続
     11月 仙台港でモータープールの拡張工事完成
     12月 相模原工場でヤリスセダンの生産終了
         東北道大衡インターチェンジ開通
  11年 1月 新本社工場で車両生産開始

1015荷主研究者:2011/01/17(月) 23:04:31

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110107t12009.htm
2011年01月07日金曜日 河北新報
大衡村にガラス工場 ビューテックがセントラル自に納入

 自動車用ガラス加工のビューテック(愛知県豊田市)が、第2仙台北部中核工業団地(宮城県大衡村)に工場を新設することが6日分かった。今年秋の操業開始を目指す。団地内に新本社工場を稼働させたセントラル自動車に製品を納入する。

 セントラル自動車に隣接する宮城県土地開発公社所有の用地約1ヘクタールを、本年度中に取得する方向で最終調整している。今月下旬、県、大衡村と立地協定を結び、今春にも着工する見通し。

 新工場では、自動車用窓ガラスに、ゴムやプラスチックなどの部品を取り付ける作業を行う。納入先に近く、物流コストを抑えられるメリットがある。

 東北では、岩手県金ケ崎町の岩手中部工業団地内に営業所を持ち、関東自動車工業岩手工場に製品を納入している。

 ビューテックは1965年設立。資本金は52億8900万円。従業員4300人。業務はガラス加工、物流、樹脂成型品の製造など。グループ全体の売上高は09年12月期、968億円。

1016荷主研究者:2011/01/17(月) 23:05:37

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110108t12016.htm
2011年01月08日土曜日 河北新報
セントラル自にシート初出荷へ トヨタ紡織東北・宮城工場

 トヨタ自動車グループの内装部品製造、トヨタ紡織東北(北上市)は、宮城県大衡村で稼働させた宮城工場で製造するシートを10日にも、隣接するセントラル自動車新本社工場に初出荷する。

 宮城工場は6日に生産を始めた。現在の従業員は47人。トヨタ紡織グループの最新工場で、空調に地中熱を利用するなどした。敷地面積は約5万平方メートル、建屋の延べ床面積は約1万3000平方メートル。建屋は昨年8月に完成し、生産準備を進めていた。

1017荷主研究者:2011/01/17(月) 23:07:19

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2011/01/07 建設新聞
ヨドバシカメラがスカイビルを取得
仙台駅東口・仮店舗整備に一歩前進 関連会社が仮登記、増改築の準備進む

 JR仙台駅東口のヨドバシカメラマルチメディア仙台店の増改築計画の検討を行っているヨドバシカメラ(東京都新宿区北新宿3丁目20の1)は、増改築着手への前提になると見られていた仮店舗設置において、注目されていた仙台市宮城野区榴岡1丁目の「駅東スカイビル」に対し、昨年12月初め、関連会社のヨドバシ開発を通じて条件付所有権移転の仮登記を行った。今後、売買条件が整った段階で正式に所有権化し、すでにこれ以前に取得している仙台店向かいの榴岡1丁目2番街区内の仙台市農協会館跡地と合わせた仮店舗整備の実現に向け、一歩前進するものと見られる。

 現段階ではヨドバシ側から店舗増改築計画に関する発表は行われていないが、概ねの方向性としては、現店舗東向かいに位置する旧農協会館跡地を中心に仮店舗を建設し機能をいったん移転した後に、現店舗のほとんどを併設の立体駐車場を含め解体し、新店舗を建設する案が有力視されている。旧農協会館跡地がある1丁目2番街区とスカイビルがある1丁目8番街区とは公道で東西に遮られているが、ヨドバシ側ではかねてから公道の付替の可能性も含めた検討を行っていると想定する向きもあり、仮店舗といえども「新店舗オープン後は、この仮店舗を他社に賃貸する事が可能となるくらいの施設スペックを想定しているのでは」(地元事情に詳しい不動産業者)と見られている。

 駅東スカイビルは昨秋、仙台地方裁判所の不動産競売で横浜市に本社を置く不動産業者が落札、競売対象となっていたのは榴岡1丁目8の2ほか地内の宅地2655・99㎡(一部売却外物件あり)、および付随する建物(共同住宅・店舗・事務所 SRC・B1/14F延べ1万3285㎡)で、建物1階部分ではスーパーのSEIYU仙台東口店が現在も営業中。

 ヨドバシカメラの店舗増改築に関しては、これまで市をはじめとした行政側と仙台商工会議所などが連携して劇団四季の専用劇場を併設する動きも見せていたが、地元商工会関係者によると、「非公式的に市側との協議で同地への専用劇場としての進出は困難な趣旨が伝わっている」という話も出ており、仮に本当であれば店舗建替の際の集客装置として新たな仕掛けが必要となってくる可能性もある。また、店舗の改築時期についても、ヨドバシ側では当初、昨年11月にオープンしたマルチメディア京都に続く整備計画として位置づけていたもようだが、着手時期については「やや後位に位置づけられたのでは」と見る建設関係者もいて、なお流動的な状況だ。

 ※写真1=駅東スカイビル(左)と取得済みの平面駐車場(右)。 写真2=仙台駅東口から見た旧農協会館跡地。右手奥がスカイビル。写真3=現在の「ヨドバシカメラマルチメディア仙台」店舗。

 JR仙台駅東口では、駅に隣接するライブホールZEPP Sendaiと商業施設E−GATEのJRとの土地賃貸借契約が切れる2012年夏以降に、JRが新たに30階建前後の超高層ビルを建設し、劇場機能や商業施設、ホテルメトロポリタンやホテルメッツブランドを候補にしたホテル機能、オフィステナントスペース、商業施設などを入れる計画も浮上している。一時、昨今の経済状況から見てビルの超高層化を断念したのではないかとも見られていたが、ここにきて超高層施設建設の前提条件となる仙台市「杜の都」景観計画における都心ビジネスゾーン(D−4地区)における高さ制限地上80㍍以下の緩和(制限撤廃)に向け「市当局とコンタクトを開始したらしい」(先の不動産業者)との話も出ており、今後の動向が注目されるところ。

 JRではこのビル建設に合わせて駅西口中央改札口と対を成す「東口中央改札口」と新たな駅東西自由通路を設ける計画も持っており、今後、東口南北の両プロジェクトの動きとも絡まりながら、青葉区一番町の森トラストによる仙台トラストシティの昨年夏の完成後の仙台市中心部の民間開発計画をリードしていきそうな気配だ。

2011/01/07付1面に掲載

1018荷主研究者:2011/01/17(月) 23:11:11
>>828 >>924
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110108t11019.htm
2011年01月08日土曜日 河北新報
大島架橋「実施は妥当」 宮城県行政評価委部会が答申

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大島架橋の予定地。気仙沼市鶴ケ浦地区(手前)と、緑に覆われる大島の磯草地区を結ぶ長さ355メートルのアーチ橋が架かる

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 宮城県行政評価委員会の大規模事業評価部会(部会長・増田聡東北大大学院教授)は7日、県が2018年度の完成を目指す気仙沼市の大島架橋と、登米市に15年度新設予定の総合産業高の両事業について、「実施は妥当」とする報告書を村井嘉浩知事に答申した。

 実施の際の留意事項として、大島架橋に関しては「宮城県沖地震に備えた耐震化」「景観形成への調和」など3点を指摘。産業総合高は、校舎とグラウンドの間を市道が通ることに伴う安全対策など3点を求めた。

 村井知事は「いずれも重要度が高い事業。架橋も学校も、部会の意見を吟味して県民に喜んでもらえるような施設にしたい」と述べた。

 県は関連事業費の一部を2011年度当初予算案に盛り込む方針。大島架橋は離島の大島と本土を結ぶ3キロで、総事業費約140億円。18年度末の利用開始を目指す。

 総合産業高は上沼、米山、米谷工の3校と登米・商業科を統合して新設する。総事業費は約43億円。

 同部会は、全体事業費が30億円以上の施設整備事業と100億円以上の公共事業を対象に、知事の諮問に基づき、大学教授ら有識者が妥当性を審議する。

◎44年「待ち焦がれた」 地元気仙沼、喜びひとしお

 気仙沼市の大島架橋事業について県行政評価委員会の大規模事業評価部会が7日、「実施は妥当」と答申したことで、地元の長年の悲願が実現へ動きだすことになった。建設構想が県、市の政策課題となって44年目。地元関係者の喜びもひとしおだ。

 村井知事は答申を受けた後、「観光の柱になると期待している。島民には命の橋であり、災害時でも利用できるようにしないといけない」と決意を示した。

 気仙沼大島架橋促進期成同盟会の会長でもある菅原茂市長は「待ち望んだ答申が出され感謝したい。架橋完成後の部会の指摘事項については、積極的に取り組みたい」との談話を出し、地域一体となった事業への協力姿勢を示した。

 答申では、完成後の生活環境の変化、自然環境への影響など留意点が指摘され、クリアすべき課題は少なくない。

 気仙沼市は昨年8月、住民や関係者による「気仙沼大島振興推進会議」を発足させた。交通対策や防犯、産業開発などの課題解消や地域振興の検討を進めている。架橋のメリットを生かした地域づくりと活性化策を、今から考えておこうという意識は市民の間に徐々に浸透している。

 架橋実現に力を注いできた大島地区振興協議会顧問の水上忠夫さん(78)は「この日を待ちこがれていた」と喜んだ上で、「これからが出発点。島内の融和を図りながら、架橋を最大限に生かした大島振興を進める必要がある」と力を込めた。

1019荷主研究者:2011/01/25(火) 23:04:02

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110112t13033.htm
2011年01月12日水曜日 河北新報
宮城県人口、05年比1万人超減少 10年国勢調査

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 宮城県は11日、2010年国勢調査の速報値を発表した。10月1日現在の県人口は234万7784人で、前回05年の調査に比べ1万2434人減少した。人口減は初めて減少に転じた前回調査に続き2回目。減少幅は0.53%で、前回より0.31ポイント拡大した。仙台都市圏で伸びを示す一方、県北部を中心に減少が加速した。

 県人口は1920年の第1回から2000年の調査まで一貫して増加してきた。236万5320人となったピークの2000年と比べると、1万7536人下回った。

 市部は192万2483人で6616人(0.34%)減少した。このうち仙台市は104万5902人で2万804人(2.03%)増えた。町村部は42万5301人で5818人(1.35%)減った。

 減少の主な要因は、少子高齢化により死亡数が出生数を上回る自然減が進んだため。特に栗原、登米、気仙沼・本吉の各広域圏はいずれも前回比約6%の大幅減だった。

 国立社会保障・人口問題研究所は05年調査に基づき、10年の県人口を233万4000人と推計した。速報値は推計を約1万3000人上回り、減少幅は予測より小幅にとどまった。県は「県外からの転入など社会的要因による人口増が一定程度あり、自然減のスピードが抑制されたのではないか」と分析している。

 世帯数は90万1158世帯で、前回より3万5958世帯(4.16%)増。1世帯当たりの人数は2.61人で、前回の2.73人を下回った。

1020荷主研究者:2011/01/25(火) 23:06:18

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110112t13031.htm
2011年01月12日水曜日 河北新報
仙台圏人口2万6000人増 10年国勢調査

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 宮城県が11日発表した2010年国勢調査の速報で、県内35市町村の約8割に当たる27市町村で人口が減少した。県北を中心に人口減が進む一方、仙台都市圏では約2万6000人増加。「仙台圏」への人口集積が一段と進んだ。

<圏域別>
 県内七つの広域圏で唯一、仙台都市圏(仙台市など14市町)だけが1.82%増えた。人口は2万6595人増の148万9874人となり、県人口の63.46%を占めた。前回より1.46ポイント増え、集中度が増した。

 ほかの六つの広域圏は軒並み減少した。減少率は、栗原6.62%(栗原市1市)、登米6.00%(登米市1市)、気仙沼・本吉5.86%(気仙沼市、南三陸町)と県北で高かった。仙南は3.90%(白石市など9市町)、大崎3.49%(大崎市など5市町)、石巻3.44%(石巻市など3市町)だった。

<市町村別>
 前回に比べ8市町で人口が増えた。増加率が最も高い富谷町の人口は4万7045人で、岩沼市や東松島市を上回り、県内10位となった。

 減少率は七ケ宿町が最も高い9.51%。次いで丸森町7.65%、松島町6.82%の順。

 仙台市の人口は104万5902人で、県全体に占める割合は1.12ポイント増の44.55%。市内5区では、宮城野区(4.27%増)と青葉区(3.64%増)の増加が目立った。太白区は0.78%の減少に転じた。

<世帯数>
 前回比で4.16%増の90万1158世帯。核家族化の進展を反映し、1920年の調査開始以来、増え続けている。

 1世帯当たりの平均人数は2.61人。市町村別では、最多が色麻町の3.88人、最少は仙台市の2.25人だった。

 増加率は、富谷町16.53%、名取市11.37%、利府町10.76%の順。減少率は七ケ宿町4.61%、松島町2.33%、加美町2.29%だった。

1021荷主研究者:2011/01/25(火) 23:11:20

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110112t13019.htm
2011年01月12日水曜日 河北新報
仙台厚生病院が医学部新設を構想 医師不足解消目指す

 財団法人厚生会仙台厚生病院(仙台市青葉区)が、東北の医師不足解消に向けた対策として、臨床医養成のために大学医学部開設に乗り出す方針を決め、東北福祉大(同区)を最有力候補として交渉に入ったことが11日、分かった。福祉大に医学部を新設し、仙台厚生病院は大学付属病院とする方向で検討が進んでいる。政府が2011年度にも踏み切る方向で検討を進める医学部新設凍結解除の動きに併せ、早期の実現を目指す。

 厚生会は11日に臨時理事会を開き、医学部開設に向けて具体的に動きだす方針を決めた。連携する大学は年度内に最終決定する見通しで、福祉大には既に構想を伝えている。

 構想では、新設医学部の定員は80〜100人。座学は連携する大学の既存校舎、臨床実習は仙台厚生病院の活用を想定。医学部新設には200億円程度の資金が必要とされる。厚生会が大半を工面する方向で検討している。

 東北に根付く臨床医を育てるため定員の半数前後を東北枠とする。市町村とも連携し、自治体から奨学金を受ける医学生を積極的に育て、出身地での勤務を促す考えだ。

 医学部新設は1979年を最後に認められていない。だが、政府は全国的な医師不足を受けて新設凍結解除を検討。早ければ11年度に見直しを行う考えを示している。既に全国の複数の私立・公立大で新設を目指す動きがある。

 学部新設は、文部科学省との事前の調整から、計画の申請、審査を経て、認可されるまで1、2年かかるとされる。仮に11年度に新設再開が決まると、最短で13年春に開設できる可能性がある。

 厚生労働省によると、東北は全国でも医師不足が深刻な地域。現在の医師数に対して必要とされる医師数は、岩手1.40倍、青森1.32倍で全国1、2位を占め、他の4県も全国平均を上回る。

 厚生会の目黒泰一郎理事長は「東北では、既存の大学だけでは地方中核病院への医師派遣がままならない状況にある。東北の中核である仙台から医学部新設の名乗りを上げるべきだと決断した。国の政策転換、認可などハードルは多いが、地域とともに東北の医療の窮状を救う百年の計を成し遂げたい」としている。

 仙台厚生病院は病床数383床、医師数95人。心臓血管、消化器、呼吸器の3診療科を持ち、心カテーテル治療や肺がん手術数などで東北トップクラスの実績を誇る。

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110112t13036.htm
2011年01月12日水曜日 河北新報
仙台厚生病院、医学部新設構想を発表 年度内に連携先決定

 財団法人厚生会仙台厚生病院(仙台市青葉区)の目黒泰一郎理事長は12日、宮城県庁で記者会見し、仙台市内の大学に医学部の新設を目指す構想を発表した。既に交渉に入っている東北福祉大(同区)を最有力候補として本年度中に連携する大学を決め、国に医学部新設の認可を求めていく。

 会見で目黒理事長は「比較的良好な病院経営の現状に安住することなく、疲弊した東北の地域医療を救済するため、一歩踏み出す決断をした。地域にも歓迎してもらえると思うので、国にはぜひ認可してもらい、構想を実現させたい」と述べた。

 構想では、新設医学部の定員は80〜100人。大学の既存校舎で座学を行い、臨床実習は大学付属病院となる仙台厚生病院が担う。約200億円とされる新設資金は厚生会が大半を負担する。

 東北の医師不足解消を目指し、定員の半数前後を「東北枠」とする。市町村とも連携し、自治体の奨学金を受ける地元学生を積極的に受け入れ、古里へのUターンにつなげる。

 教員は、地域の病院に勤務する医師を臨床教授として起用するほか、全国に公募する方向で検討している。

1022荷主研究者:2011/01/30(日) 19:56:55

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110113t12015.htm
2011年01月13日木曜日 河北新報
セントラル自動車、宮城1号車完成 量産開始 集積へ前進

製造ラインの最終段階でチェックを受けるヤリスセダン。セントラル新本社工場にとって初の量産車となった(セントラル自動車撮影)

 宮城県内での量産第1号となる自動車が12日、今月6日に稼働したセントラル自動車の新本社工場(宮城県大衡村)で完成した。同じトヨタ自動車グループの関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)に続いて新たな拠点が量産体制に入り、東北はさらなる産業集積に向け大きな一歩を踏み出した。

 1号車は輸出用小型車「ヤリスセダン」(日本名ベルタ)。内装、外装部品の組み立て状況を確認した後、午後1時ごろ、赤色の車体が製造ラインからゆっくりと滑り出した。この日は1号車を含め計5台を製造した。

 工場内では1号車の完成を祝う式典も行われ、従業員と関連会社の社員計約200人が出席した。葛原徹社長とセントラル自動車労組の高山秀剛委員長が握手を交わし、工場の飛躍を誓った。

 葛原社長は式典で、トヨタグループと地域の期待の大きさに触れ「世界に誇れる良い車を造ることが、われわれの使命だ」と抱負を述べた。

 新本社工場は今後、1日10台未満でスタートした生産ペースを徐々に引き上げ、今月中に1日250台とする。3月末まではヤリスセダンだけを生産し、拠点だった相模原市の工場で製造している「カローラアクシオ」なども手掛けるのは4月以降となる。

 新本社工場からの初出荷は18日の予定。トヨタは約50台を仙台港から中部地方に海上輸送した後、北米などに輸出する。

 セントラル自動車はこの日、工場内の公開は行わず、式典などの様子を撮影した写真や映像を報道機関に提供した。

1023荷主研究者:2011/01/30(日) 19:57:41

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110113t32014.htm
2011年01月13日木曜日 河北新報
トヨタ紡織東北 相模原工場3月閉鎖 宮城工場に生産集約

 トヨタ自動車グループの内装部品製造、トヨタ紡織東北(岩手県北上市)は、3月末で相模原市にある相模原工場を閉鎖し、宮城県大衡村の宮城工場に生産機能を集約する。

 シート部品を納入してきたセントラル自動車が相模原市の現工場を閉鎖し、宮城県大衡村の新本社工場に完成車の生産機能を全面移管するのに合わせる。

 トヨタ紡織東北はことし4月以降、相模原工場の従業員60人の5割強を宮城工場に異動させ、一部の生産設備を移設する。宮城工場の従業員は現在47人で、2012年末には相模原工場からの転勤者と新規採用者を含めて130人になる見通し。宮城工場は今月6日、セントラルと同時に稼働し、シート部品を供給している。

1024荷主研究者:2011/01/30(日) 20:03:01
>>1021
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110113t13032.htm
2011年01月13日木曜日 河北新報
仙台厚生病院、診療科絞り専門医育成 高度・救急医療実現図る

心カテーテル治療などで東北トップクラスの実績を誇る仙台厚生病院

 医学部新設構想を発表した財団法人厚生会仙台厚生病院は、心カテーテル治療や肺がんの手術数などで東北トップクラスの実績がある。心臓血管、消化器、呼吸器の3センターに絞り込み、専門医の育成を図って高度医療や救急医療を実現。診療体制を手厚くすることで、勤務医が働きやすい環境も整えている。

 病床数は383床。3センターを中心に95人の医師を配置する。2009年7〜12月の患者数は7246人で、宮城県内で最も患者数が多い東北大病院の8123人に迫る。

 心臓血管センターに1999年、心臓血管外科を新設。09年には血管を撮影できるエックス線装置を備えた心臓血管外科専用の手術室を設け、隣県の重症患者にも対応できる環境を整えた。

 少人数のチームで診療科を担当する中小規模の総合病院は、長時間勤務になりがちだ。仙台厚生病院では、医師の1カ月の超過勤務が、平均10時間以下にとどまる。多人数のチームが診療科を受け持つことで、24時間体制の高度専門医療を実現しつつ、医師の休みを確保している。

 目黒泰一郎理事長は「2人で365日頑張れば疲弊するのは当たり前。20人にすれば、当直を2人置いても残り18人は休める」と説明。医学部新設によって、医療体制と医師の勤務環境を両立させる独自の方式を、他の病院に広める構想も思い描く。

 有力な連携先として挙がっている東北福祉大の萩野浩基学長は「実績を挙げている民間病院として東北でナンバーワン」と述べ、連携に期待を込めた。

1025荷主研究者:2011/01/30(日) 20:04:09

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110114t12020.htm
2011年01月14日金曜日 河北新報
仙台アンパンマンミュージアム 400人規模新規採用

 仙台市が宮城野区の市有地に誘致した「仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール」(仮称)の運営会社が、4月下旬の開業に向けて400人規模の新規採用を計画していることが13日、関係者の話で分かった。今月下旬から採用活動を本格化させる。

 計画によると、運営会社の従業員に加え、グッズ販売や飲食店などモールに入居するテナント約20店の店員を募集する。職種はミュージアムの管理運営や場内整理、物販など。雇用形態は契約社員かアルバイトで、採用時期は今春の見込み。

 ミュージアムの建設工事は順調に進んでおり、4〜5月の大型連休前にオープンできる予定。運営会社とテナントは今月28日と2月17日の2日間、青葉区の市情報産業プラザ(アエル5階)で合同の採用説明会を開く。

 市幹部は「雇用情勢が厳しい中で、若者を中心に400人という規模の採用は朗報だ」と話している。

 詳しい採用情報や問い合わせ先は、今月17日からホームページ(http://www.sendai-anpanman.jp)に掲載される。

1026荷主研究者:2011/01/30(日) 20:07:55

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110115t12010.htm
2011年01月15日土曜日 河北新報
通販大手のアマゾン 岩沼に物流センター 取扱量拡大に対応

 インターネット通信販売大手のアマゾンジャパン(東京)は14日、年内をめどに新たな物流センターを宮城県岩沼市など全国2カ所に開設すると発表した。物流規模の拡大などに対応するためで、東北では初の開設となる。

 センターは「アマゾン岩沼FC(フルフィルメントセンター)」と、愛知県の「アマゾン常滑FC」。ともに物流業務を担うアマゾンジャパン・ロジスティクス(千葉県)が開設する。

 雇用は非正規を含め2カ所合わせて100人を超える規模になる予定。詳しい立地場所や建物規模、投資額などは「現段階では明らかにしない」(アマゾンジャパン広報部)としている。

 書籍のほかDVD、ゲームソフト、家電やアウトドア、ペット関連など扱う商品が増え、在庫スペースの確保と迅速な配送体制を整えるのが狙い。品ぞろえのさらなる拡充も視野に「新たな物流センターが必要」と判断した。

1027荷主研究者:2011/01/30(日) 20:09:45

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110115t11024.htm
2011年01月15日土曜日 河北新報
仙台・青葉山公園整備 片倉邸模したセンター建設

 仙台市は、青葉山公園(青葉区)の整備基本計画の改定案を固めた。仙台藩重臣の片倉小十郎邸の跡地に、武家屋敷を模した「公園センター」(仮称)を建設。大規模開発は控え、史実を基に周辺の環境と調和した公園づくりを進める。

 整備地の主な対象は、計画区域(50.3ヘクタール)の約半分を占める追廻地区。小十郎が現地に居宅を構えていたという歴史を踏まえ、公園センターは片倉邸をイメージさせる外観にする。周辺には小型の池を配置した日本庭園も設ける。

 南隣の中央広場は、「追廻」の地名の由来になった馬場の広がりを体感できるエリアとして芝生などを敷設する。公園内の自然を楽しめる散策路を整備する予定。

 市が1996年に公表した基本計画は、艮櫓(うしとらやぐら)の復元や追廻地区に巨大な日本庭園を整備する大規模改修を想定したが、史実に沿って艮櫓を復元するかどうかで市民の賛否が分かれた。2003年には計画区域の過半が新たな構造物の建設を制限する国史跡に指定され、市は計画見直しを決めた。

 今回の改定案は、専門家や市民でつくる検討委員会が05年に策定した報告書をほぼ踏襲。史実通りの保存に取り組む史跡指定地区に合わせ、史跡指定外の追廻地区についても歴史を尊重して大規模な開発を行わないことにした。

 市は本年度中に国に事業認可の変更手続きを行う。追廻地区については11年度に埋蔵文化財の発掘調査を始め、16年度にも整備を終える。

 公園センターは、昨年末に発足した産学官関係者らによる懇話会の議論を参考に施設内容を検討。史跡指定地区は登城路などの既存施設を改築し、地下鉄東西線開業前の14年度の完成を目指す。

 追廻地区は現在約60世帯が生活し、5月末が明け渡し期限となる。市は宮城野区新田に集合住宅を用意したが、移転を拒んでいる住民もいる。

 市建設局は「仙台の歴史が感じられ、市民にも観光客にも親しまれる公園に整備する。追廻地区の住民とは引き続き移転交渉を進めていく」と話している。

1028荷主研究者:2011/01/30(日) 21:47:05

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110117t11008.htm
2011年01月17日月曜日 河北新報
仙台塩釜と京浜 利用増へ2港連携 国際競争力を強化

 特定重要港湾の仙台塩釜港を管理する宮城県と、京浜港を管理する東京都、川崎、横浜両市は、両港間の海上輸送網の強化に向けた連携協定を結ぶ方向で最終調整に入った。貨物の集荷体制を強化して取扱量を増やし、東アジアでの国際競争力を高めるのが狙い。今月中の締結を目指す。

 京浜港側からの呼び掛けに、宮城県が応えた。仙台塩釜港が他港と協定を結ぶのは初めて。同港と京浜港を結ぶ内航フィーダー輸送網を拡充し、貨物量を増やす戦略が軸となる。両港は共同で輸送コスト低減に向けた仕組みづくりを検討。企業訪問やセミナー開催でも連携し、企業の港湾利用促進につなげる。

 国土交通省の2008年調査によると、東北の荷主企業が6県の各港湾を利用して貿易をする割合は45.1%。残りの大半の企業は直接、京浜港へ陸送している。宮城県にとっては、仙台塩釜港の利用率向上が課題だった。

 一方、京浜港は昨年8月、東アジアでのハブ港を目指す国土交通省の「国際コンテナ戦略港湾」に選定された。韓国・釜山港に対抗するため、東日本から貨物の集約を進めてきた。東北の拠点港である仙台塩釜港との連携を強めることで、貨物量の拡大を図る。

 両港は今月下旬にも協定を締結。宮城県は31日に都内で開かれる「京浜港利用促進セミナー」に参加し、京浜港側と連携してポートセールスを展開する予定だ。

 県港湾課は「仙台塩釜港の機能充実には、直接海外と結ぶ外貿ダイレクト航路とともに、内航フィーダーの取扱量増が重要。首都圏で港を売り込む機会が増えることになり、大手企業など新たな荷主の掘り起こしにつながる」と期待している。

[内航フィーダー輸送網] 国際コンテナ輸送航路の支線(フィーダー)で、国内主要港と各港を結び輸出入貨物を中継輸送する。仙台塩釜港と京浜港間には7航路あり、週13便が就航。世界280港以上との輸出入実績がある。2009年の仙台塩釜港のコンテナ貨物取扱量は18万個(20フィートコンテナ換算)で、うち内航フィーダー輸送分は8万個と4割を占める。

1029荷主研究者:2011/01/30(日) 21:48:22

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110118t11018.htm
2011年01月18日火曜日 河北新報
仙台市都市計画道 建築制限を事前撤廃、70区間廃止

 仙台市は、都市計画決定から長らく経過しても未整備になっている都市計画道路70区間を廃止する方針を正式に決めた。市は廃止区間沿線の厳しい建築制限について、土地所有者の申請があれば、都市計画の変更手続きが完了する前にも撤廃する。都市計画変更前に建築制限をなくすのは、政令市で初めて。

 廃止されるのは、岩切根白石線の3区間(泉区上谷刈―青葉区みやぎ台、計8.0キロ)や仙台駅旭ケ丘線の5区間(青葉区錦町―台原、計2.0キロ)など70区間の68.5キロ。市が昨年6月に公表した区間と同じ箇所を対象にした。

 市は客観的な指標や地域事情を考慮し、事業の必要性を多面的に評価。11年度に商業地域を含む30区間の都市計画変更手続きに入り、12年度までに全ての区間で手続きを終える予定だ。

 市は沿線の土地所有者に配慮し、都市計画の変更手続きを終える前でも申請があれば制限してきた家屋の増改築などを可能にする。申請受け付けは2月1日に始める。

 継続区間(98区間、75キロ)のうち、郡山折立線の5区間(太白区郡山―青葉区青葉山、4.5キロ)など17区間は、今後20年以内に優先的に着手する。残りの区間は2月以降、2階建てまでだった建築制限を3階まで建てられるように緩和する。

1030荷主研究者:2011/01/30(日) 22:04:58

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110119t12007.htm
2011年01月19日水曜日 河北新報
阿部蒲鉾本店跡地 立体駐車場建設へ 仙台

 阿部蒲鉾店(仙台市)は18日までに、青葉区大町1丁目の本店跡地に自走式立体駐車場を建設することを決めた。

 同社によると、駐車場は4階で延べ床面積5260平方メートル、計219台の収容が可能。4月中旬に着工し、10月末に完成予定。経営は100%子会社のホテルリッチフィールドサービスが担う。

 阿部蒲鉾店は2007年ごろ、本店跡地の売却を検討したが価格面などで条件が合わず、売買が成立しなかった。現在は平面の時間貸し駐車場となっている。

 旧本店の「笹生(ささぶ)の里」は1989年にオープン。日本庭園風の建物が仙台市から評価され、市都市景観賞の第1号にも選ばれた。

1031荷主研究者:2011/01/30(日) 22:07:37

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110119t12009.htm
2011年01月19日水曜日 河北新報
セントラル自、初出荷 仙台港から完成車30台

セントラルから初出荷され、船積みを前にモータープールに並べられた「ヤリスセダン」=18日午後3時ごろ、仙台市宮城野区の仙台港

 セントラル自動車は18日、今月6日に稼働した宮城県大衡村の新本社工場で製造した完成車30台を初めて出荷した。車両は仙台港(仙台市宮城野区)に運び込まれ、専用船で名古屋港に向かい、トヨタ自動車は同港などから北米や欧州に輸出する。

 出荷されたのは輸出用小型車「ヤリスセダン」(日本名ベルタ)。トヨタが17日に大雪で愛知県内の工場の操業を停止、セントラルも18日の製造を休止せざるを得なくなり、初出荷は当初予定の50台を下回った。

 30台は新本社工場で社員ら約150人が見守る中、計5台のトレーラーに積み込まれた。昨年12月開通の東北自動車道大衡インターチェンジ(IC、大衡村)から仙台北部道路、三陸自動車道を経由。仙台港北IC(宮城野区)に近い仙台港のモータープールに到着した。

 その後、関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)が生産した約600台の完成車とともに、専用船「豊徳丸」に積み込まれた。専用船は横浜港などを経て名古屋港に20日午後到着する。

 出荷に先立ちセントラル新本社工場では、葛原徹社長がトレーラーの運転手一人一人と握手。葛原社長は「新本社工場はまだ初期の段階だが、求められる品質の車を生産、出荷できた」と語った。

 新本社工場は今月12日に量産1号車を完成させた。今月末までに生産、出荷ペースを1日250台に引き上げる。初年度の生産は8万台強を見込む。

1032荷主研究者:2011/01/30(日) 22:08:34

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110119t12021.htm
2011年01月19日水曜日 河北新報
国際センター駅周辺整備たたき台を提示 仙台市地下鉄東西線

せんだいスクール・オブ・デザインの受講生も、駅周辺整備の方向性について提言した

 2015年度開業予定の仙台市地下鉄東西線「国際センター駅」(仮称)の周辺整備をめぐり、産学官の関係者による懇話会(座長・宮原育子宮城大教授)の第2回会合が18日、青葉区の仙台国際センターであり、市側は現時点で想定されるたたき台を提示した。

 たたき台は、国際センターと連動して大規模な学会や見本市を開催できるコンベンション施設を仙台商高跡地に設置するのが柱。ほかに(1)県スポーツセンター跡地には地域の玄関口としてふさわしい公園(2)国際センター駅舎の上部空間には多目的スペースや情報案内施設(3)青葉山公園計画区域の追廻地区には武家屋敷を模した公園センター(仮称)―を整備する。

 委員からは「コンベンションの訪問者数や経済効果など、具体的なデータに基づいて議論すべきだ」「住んでよし、訪れてよしという仙台の強みを生かすコンセプトを構築しないと、ただのホールになる恐れがある」との意見が出された。

 このほか、東北大大学院工学研究科の市民講座「せんだいスクール・オブ・デザイン」の受講生が、コンベンションに力を入れる国内外の都市との比較を踏まえた整備の提案をした。

1034荷主研究者:2011/02/02(水) 21:56:26

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110121t15012.htm
2011年01月21日金曜日 河北新報
仙台市の将来人口推計 15年105万人ピークに減少

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20110121a1_02.jpg

 仙台市の人口が2015年の約105万1000人をピークに減少に転じる見込みであることが、市が国勢調査を基に再計算した将来人口推計(10〜20年)で分かった。65歳以上の高齢者人口の割合は20年に4人に1人に達する一方、14歳以下の年少人口は10年に比べて11.5%、15〜64歳の生産年齢人口も7.8%減少する。

 推計は、10年国勢調査の速報値(104万5902人)がまとまったのを受け、年齢層で区切った集団ごとに時間の経過に伴う出生や死亡、移動の比率を加味して再計算した。10年7月に公表された推計より、市人口のピークは3年先に延び、約1万2000人上方修正された。

 総人口と年齢別人口の見通しはグラフの通り。市人口は15年まで微増した後、緩やかに減少し、20年は約104万7000人と予測。高齢者人口は10年の約19万6000人(18.7%)から急増し、20年には約26万8000人(25.6%)まで上昇する。

 反対に、年少人口は10年の約13万9000人(13.3%)から20年には約12万3000人(11.7%)に減少。労働や消費、納税の中核をなす生産年齢人口も10年の約71万2000人(68.0%)から20年には約65万6000人(62.7%)に落ち込む。

 推計は、市役所で20日あった総合計画審議会の最終会合で示された。今後の少子高齢・人口減少時代に対応するため、25日に奥山恵美子市長に答申される基本計画案(11〜20年度)では、共生や健康、子育て支援、安全安心を重視する「地域で支え合う心豊かな社会づくり」を明記した。

 市総合計画課は「セントラル自動車や東京エレクトロンの進出などで人口が伸びている仙台の潜在力が注目されている。仙台の一人勝ちと捉えず、東北の活力を引き出す役割と責任を果たしたい」としている。

 国立社会保障・人口問題研究所が08年に公表した市の推計人口は、15年が約103万2000人、20年は約102万2000人だった。

1035荷主研究者:2011/02/02(水) 21:57:43
>>974
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110122t11039.htm
2011年01月22日土曜日 河北新報
「みやぎ県北道」3月に迫―若柳間1.9キロ一部開通

 宮城県は21日、東北自動車道築館インターチェンジ(IC)と、三陸自動車道登米IC間を結ぶ「みやぎ県北高速幹線道路」の登米市迫町北方(国道398号)―栗原市若柳下畑岡(若柳南IC)間の1.9キロの利用を、3月17日に開始すると発表した。

 開通部分は、同道路の第1期の整備区間(登米市迫町北方―栗原市築館加倉)8.9キロの一部。通行は無料。区間の西側起点の若柳南ICは、伊豆沼の北側を走る県道若柳築館線に接続し、栗原―登米間のアクセス性が向上する。

 栗原市築館加倉まで伸びる第1期分の残り7キロの区間は、年内に完成させる予定。完成後は、伊豆沼南側を走る県道築館登米線のバイパス機能を果たし、県道を通行する場合に比べて約7分短縮可能。物流機能強化や観光利便性の向上が期待されている。

 県北高速幹線道は計画全長が24キロ。片側1車線の自動車専用道で、制限速度は時速70キロ。県は、5区間に分けて整備を進めている。12年度は、第2期整備区間として、登米市中田町浅水―同中田町石森(国道346号)の5キロ区間に着手する予定。

1036荷主研究者:2011/02/06(日) 12:18:58

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110123t15012.htm
2011年01月23日日曜日 河北新報
仙台駅東口再開発 中低層ビル3棟に転換 JR東日本

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/p012303x0a100001_01ktizujr.jpg

 JR東日本は22日までに、仙台駅東口の再開発で、商業施設やホテルなどを建設する計画を固めた。当初は30階以上の高層ビル建設を検討したが、方針を転換。複数の中低層のビルで構成する案を採用した。仙台市地下鉄東西線が開業予定の2015年度から順次、開業させる方針だ。

 建設予定地はJR用地で、ライブホール「Zepp Sendai(ゼップ仙台)」から、仙台駅南側の東西自由通路にかけての一帯。

 関係者によると、施設は最も高い15階規模のホテル棟など3棟から成る。1棟は、15年度までに拡幅する計画の東西自由通路と一体化した構造で、商業施設を予定している。

 ゼップ仙台との定期借地契約が満了する12年7月以降、整備を本格化させる。地下鉄東西線の開業に合わせて駅東口のにぎわいを創出するため、商業施設からオープンさせていく考えだ。

 JRは当初、高層ビルの建設を検討。仙台でのオフィスビルが供給過剰となっていることなどから、構想を見直した。近く再開発計画を正式発表し、仙台市と環境アセスメントの協議に入る。

 仙台駅東口周辺では、再開発の動きが進む。家電量販大手のヨドバシカメラ(東京)は、既存の「ヨドバシカメラマルチメディア仙台」のリニューアルを核とした大型複合商業施設の建設を計画。市が誘致した「仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール」(仮称)も4月のオープンを目指している。


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