11月2日、シリアのアサド政権が、反政府デモへの弾圧停止に向けて協議していたアラブ連盟と、都市部から軍を撤収させることや反体制派との対話開始などで合意した。写真はカイロでアサド政権に反対するデモを行うシリア人ら(2011年 ロイター/Mohamed Abd El Ghany)
[カイロ 2日 ロイター] シリアのアサド政権は2日、反政府デモへの弾圧停止に向けて協議していたアラブ連盟と、都市部から軍を撤収させることや反体制派との対話開始などで合意した。カタールのハマド首相が、カイロでの外相会議後に明らかにした。
カロロス・パプリアス(Carolos Papoulias)大統領の仲介で行われた会談は2時間近く続いたが、ユーロ下落が続く中で週明け7日の金融市場が開く数時間前の合意となった。大統領府が会談声明を配布すると、会場の外で待ち受けていた報道陣はこれに殺到した。(c)AFP/John Hadoulis and Richard Carter