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国際政治・世界事情

3412チバQ:2011/11/20(日) 12:08:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111119-00000058-mai-int
<スペイン>政権交代か…緊縮策に国民反発 20日に下院選
毎日新聞 11月19日(土)19時20分配信

 【マドリード宮川裕章】欧州債務危機でギリシャ、イタリアに続いて財政破綻への不安が広がるスペインで20日、下院選挙(定数350)が投開票される。穏健左派・社会労働党のサパテロ政権は、市場からの財政再建を求める圧力と、緊縮策への国民の反発の板挟みにあっており、最新の世論調査でラホイ党首率いる中道右派の最大野党・国民党に大きく水をあけられている。政権交代が実現すれば7年半ぶり。欧州で債務危機が懸念されるPIIGS(ポルトガル、イタリア、アイルランド、ギリシャ、スペイン)すべての政権が交代することになる。21日未明(日本時間同日朝)までに大勢が判明する見込み。

 スペインの政府債務残高はリーマン・ショック後の不況に対応する財政出動で急増し、対国内総生産(GDP)比で08年の40%から10年は60%に達した。急速な財政悪化からスペインの債務不履行を市場が不安視し始め、現在スペイン国債(10年物)の利回りは6%の高水準となっている。

 サパテロ政権は公共事業の凍結、公務員給与の削減、付加価値税率の引き上げなどの財政再建策を急いだが、国民の反発を招き、17日にはバルセロナで、18日には首都マドリードで、失業にあえぐ若者らが抗議運動を展開した。最新の世論調査によると、支持率は、国民党45.4%▽社会労働党30.9%と約15ポイント差で、国民党は議席の過半数を獲得する勢いだ。

 一方で、経済成長率が0.8%(11年見通し)と低迷していることなどから、市場では政権交代があっても急激な財政の改善は見込めないとの観測も出ている。新政権が早期に市場を納得させる再建策を打ち出せるかが問われる。

 総選挙は当初、来年3月に行われる予定だったが、サパテロ政権が7月、前倒し実施を決めた。サパテロ首相は今回、総選挙に出馬せず、社会労働党はルバルカバ前内相を首相候補に立てている。選挙戦での議論は経済一色で、7日のラホイ氏との候補者討論では、外交、防衛、環境問題についてほとんど触れられないなど、他の争点はかすんでいる。


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