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国際政治・世界事情

3374チバQ:2011/11/10(木) 22:53:37
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011111002000032.html
南欧に退陣ドミノ 緊縮策 国民に不評
2011年11月10日 朝刊

 【ロンドン=有賀信彦】ギリシャのパパンドレウ首相に続き、イタリアでベルルスコーニ首相が辞任を表明した。両国と同様に債務不安が高まるスペインでは、二十日に総選挙の投票が行われる。今のところ最大野党が勝利する勢い。緊縮財政策への国民の不評を背景に、財政危機に陥っている南欧四カ国すべてで政権が退陣に追い込まれる事態となりそうだ。

 財政危機に陥っているギリシャ、イタリア、スペイン、ポルトガルの四カ国。首相が辞意を表明した二カ国に加え、ポルトガルでは六月に総選挙があり、欧州連合(EU)などによる緊急融資の支援受け入れを決めた政権が惨敗し、政権交代している。

 スペインでは、十月に行った世論調査で野党国民党が46・6%を占め、与党社会労働党を16・7ポイントリード。七月の調査時よりも差を倍以上に広げ、総選挙では議席の過半数を獲得する勢いで、二〇〇四年以来の政権交代が濃厚だ。

 その要因になっているのはサパテロ政権による雇用対策の失敗。五百万人以上が就業できず、失業率は20%を超える。国民党のラホイ党首は経済改革や労働市場の自由化を打ち出し、支持を着実に増やしている。

 大統領選を来年に控えるフランスでもサルコジ政権に黄信号がともる。フランスでは財政赤字が膨らみ、国債の長期信用格付け引き下げの懸念も出ており、政府は七日、危機波及を食い止めるため来年度予算の赤字削減策を発表。増税や年金改革など、緊縮策ばかりが含まれており、長期的な不人気に悩むサルコジ大統領にとっては、人気のいっそうの低下が懸念される事態になっている。

 アイルランドでも財政危機を防げなかった当時の与党が責任を問われ、二月の総選挙で敗北。欧州で不穏な空気が漂っている。


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