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国際政治・世界事情

3398チバQ:2011/11/17(木) 00:08:57
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111116/mds11111609280002-n1.htm
リベリア大統領再選 多難な船出 「鉄の女」手腕はいかに
2011.11.16 09:27 (1/2ページ)

SANKEI_EXPRESS__2011(平成23)年11月16日付EX(16、17面(見開き))
 ■シーン1

 西アフリカ・リベリアで11月8日に行われた大統領選は、現職のエレン・サーリーフ氏(73)が再選された。信念を曲げない「鉄の女」とも評されるサーリーフ氏は政権運営に自信を深めるが、対立する野党候補がボイコットし、極めて低い投票率で当選するなど、多難な船出となった。

 今回の選挙は、2003年まで14年間続いた内戦の終結後、2度目の大統領選として、治安向上や復興の進展へ向けた試金石とみられたが、野党候補が「選挙プロセスが公平でない」と撤退。今後も不安定な政情が続くことを予感させるものとなった。

 サーリーフ氏はあくまで「公正に行われた選挙だ」と主張、政権基盤の安定を急ぐ構えを見せる。しかし、選挙前日にはデモを行う野党支持者と治安部隊が衝突し、死傷者を出す事態が起きるなど、政権維持は困難ではないかとの声もある。

 女性の権利向上へ向けて貢献したとして、今年のノーベル平和賞の受賞者に決まったサーリーフ氏。手腕が問われるのはこれからだ。

 ■シーン2 政情安定化への道 切り開く

 リベリアの女性平和活動家、リーマ・ボウイー氏(39)とイエメンの女性民主活動家、タワックル・カルマン氏(32)とともにノーベル平和賞に決まったサーリーフ氏はアフリカ女性の“希望”ともいえる。

 2006年1月、アフリカ初の女性大統領に就任した。

 1938年、首都モンロビア生まれ。米国に留学しハーバード大で行政学の修士号を取得。帰国後、79〜80年に財務相を務めた。80年に誕生したドウ軍事政権の人権侵害を批判し、一時投獄された経験も持つ。

 米国に亡命後、国連開発計画(UNDP)のアフリカ局長などを歴任。97年の大統領選で落選後、脅迫を受け再び亡命したが、2005年の大統領選で当選した。

 「リベリアは女性の社会参加のモデルになれる」。14年にわたる内戦で荒廃した国家の和解と復興に尽力。そのリーダーシップと行動力は国際的な評価を得た。

 08年の横浜での第4回アフリカ開発会議(TICAD)に出席するなど日本にも何度か訪れた。息子4人の母親でもある。

 「女性が新たな地平を切り開くチャンスを得た」

 1期目の大統領就任時、サーリーフ氏は笑顔でこう語った。次は政情安定化へ向けた長い道のりを切り開くことになる。(共同/撮影:AP、ロイター/SANKEI EXPRESS)


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