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国際政治・世界事情

3407チバQ:2011/11/19(土) 14:16:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111119-00000112-san-bus_all
【世界経済危機】フランス国債にも飛び火 双子の赤字、負担増…格下げ懸念
産経新聞 11月19日(土)7時55分配信


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欧州各国の10年国債利回り(写真:産経新聞)

 ギリシャ発の債務危機の連鎖が、イタリア、スペインに続き、国債の格付けが最上位の「トリプルA」を誇るフランスも脅かし始めた。市場は国債格下げの事態を想定し始めており、10年物の利回りが3・6%台に上昇。同じ最上位国のドイツとの利回りの差が、ユーロ導入後初めて一時2%を超えた。危機拡大を受け、主要20カ国・地域(G20)臨時財務相会合の年内開催も浮上している。

                   ◇

 ◆年内にG20開催検討

 日本の安住淳財務相は18日の会見で、「そういう話が出ていることは事実だ」と述べ、G20や先進7カ国(G7)による臨時財務相会合の開催が検討されていることを認めた。

 18日の欧州債券市場では、利払い負担で財政再建が困難になる「7%」の危険水域を突破していたイタリア国債が6%台後半に戻した。買い戻しや欧州中央銀行(ECB)による買い支えがあったためで、前日に7%目前に迫ったスペイン国債も6・4%台で取引された。

 ただ、フランス国債は前日と同じ3・6%台で推移した。同国は、財政赤字と経常赤字の双子の赤字を抱え、「財政が健全で経常黒字のドイツとの比較で売られやすい」(アナリスト)という。

 さらに、欧州金融安定化基金(EFSF)拡充に伴う負担増で財政が一段と悪化し、格下げされる恐れが出ている。同じく最上位格付けのオーストリアとオランダの利回りも上昇している。

 欧州当局は、危機拡大に歯止めをかけようと躍起だ。17日にはメルケル独首相とサルコジ仏大統領が、イタリアのモンティ新首相と電話会談を行い、財政再建の遂行を改めて要求。国際通貨基金(IMF)も今月末までに財政監視団をイタリアへ派遣する方針を表明した。

 だが、イタリア国民は監視団受け入れに反発しており、ギリシャのような大規模デモで政局が混乱し、財政再建計画が行き詰まる懸念が拭えない。

 最上位のフランス国債は、世界中の金融機関が保有しており、危機が波及すれば、世界の金融システム全体が揺らぐ恐れがある。このため、米国は、EFSFやECBによる国債の買い支えを強く求めている。

 しかし、包括対策で打ち出されたEFSFの拡充は、資金確保のめどがたっていない。

 ECBの活用拡大も、ドイツが消極姿勢を崩しておらず、足並みの乱れが、市場の不安心理を助長している。


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