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国際政治・世界事情

1とはずがたり:2005/05/23(月) 02:47:11
世界情勢・世界史ネタなど
軍事問題は安全保障論http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/l10を国際経済問題は国際経済学http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165061/l10を参照の事

925チバQ:2009/10/05(月) 21:52:19
http://mainichi.jp/select/world/news/20091005dde007030002000c.html
ギリシャ総選挙:中道左派の野党大勝 5年ぶり政権交代へ
 【ローマ藤原章生】解散に伴う1院制300議席を争うギリシャ総選挙の投票が4日あり、現地からの報道によると、中道左派の野党、全ギリシャ社会主義運動(PASOK)が開票率98%の時点で前回07年の約38%を6ポイント上回る約44%を得票、安定多数の160前後の議席を確保し大勝した。5年ぶりの政権交代となる。党首のヨルギオス・パパンドレウ元外相(57)は戦後のギリシャ政治を率いた祖父、父に次ぎ、一族3代目の首相に指名される見通しだ。

 ◇パパンドレウ党首、一族3代目の首相に
 04年、07年選挙でパパンドレウ党首を抑えたコスタス・カラマンリス首相(53)率いる中道右派、新民主主義党(ND)は前回の約42%を大きく下回る約33%の得票で、獲得議席は92程度に終わり、4日夜、敗北と党首辞任を表明した。

 やはり首相、大統領を務めた伯父を持つ同首相は04年の着任以来、アテネ五輪を成功させ、08年1月には49年ぶりのトルコ公式訪問で関係を改善させるなど実績を上げてきた。しかし、毎年夏に起きる山火事対策や、08年12月、警官による15歳少年銃撃死で噴出した若者による反政府暴動を迅速に処理できず、批判を浴びてきた。

 カラマンリス氏は航空会社の民営化などで歳出削減による小さな政府を目指したが、世襲の多い特権階級的な政界で、閣僚や与党員の汚職が次々と明るみに出た。

 また、金融危機の影響で国内経済は冷え込み、失業率は10%、財政赤字は国内総生産の6%を超え、累積の公的債務も総生産を上回る。だが、抜本策は打ち出せず、任期を2年残す今年9月、「財政が非常に厳しくなる来年を前に、民意を問いたい」と、公務員の採用停止など緊縮策を掲げて解散、総選挙に打って出た。

 一方、パパンドレウ党首は予算の無駄を削り、富裕層の脱税を摘発することで30億ユーロ相当の景気刺激策を公約、公務員の給与増などバラマキ的な政策を訴えた。

 先のドイツや来年の英国総選挙など、欧州では中道左派が衰退しつつある中、ギリシャでは社会主義を銘打つ政党が勝った。中道右派政権に対する反発が一因だが、途上国的な格差の激しさや汚職のひどさに絶望気味の有権者が、「社会主義者」の党首にかすかな希望を託したという面もある。

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 ■ことば

 ◇ギリシャ総選挙
 有権者数は約980万人。1院制で300議席のうち260議席が各政党に比例配分され、残る40議席が第1党に行く。得票3%未満の政党は議席を与えられず、仮に第1党が44%を得れば、159議席前後を確保できる。任期4年。

926チバQ:2009/10/05(月) 21:53:33
http://www.asahi.com/international/update/1005/TKY200910050071.html
ギリシャも政権交代へ 総選挙、中道左派の野党圧勝2009年10月5日12時47分

 【アテネ=南島信也】ギリシャの総選挙(一院制、定数300)が4日投開票され、中道左派の最大野党・全ギリシャ社会主義運動(PASOK)が過半数を制し、中道右派の与党・新民主主義党(ND)に圧勝、5年ぶりの政権交代が決まった。現政権は世界的な経済危機に対応できていないなどとして、批判にさらされていた。

 5日午前6時半(日本時間午後0時半)現在の内務省の集計(開票率約99%)によると、PASOKが約44%を得票し、NDに10ポイント以上の差をつけている。第1党に40議席が無条件に配分されるため、PASOKが過半数を制することが確実になった。PASOKの議席は160に達し、NDは91議席程度にとどまる見通しだ。

 PASOKのパパンドレウ党首は4日深夜に勝利宣言をし、「国民のための政治をする。みんなで一緒に改革を進めていこう」と呼びかけた。7日にも首相に就任し、新政権を発足させる。

 57歳のパパンドレウ氏は祖父、父ともに元首相。NDを率いるカラマンリス首相もおじが元大統領・首相で、政治の名門同士の争いは「王朝対決」として注目された。

 ギリシャでは74年の軍政崩壊以降、PASOKとNDの間で政権交代が繰り返されてきた。04年3月に発足したカラマンリス政権は、国営企業の民営化、年金・教育制度改革などに取り組んだが、07年9月の総選挙では過半数をわずか1議席上回る薄氷の勝利だった。

 2期目も、25歳以下で20%を超える極めて高い若年層の失業率や、世界的な経済危機のほか、山火事などの災害にも対処できていないとして厳しい批判にさらされ、11年の任期満了を待たずに解散に追い込まれた。


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