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国際政治・世界事情

3376チバQ:2011/11/11(金) 20:14:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111111-00000231-reu-bus_all
イタリア不安増幅せずユーロ反発、次の標的はスペインの声も
ロイター 11月11日(金)13時9分配信


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 11月11日、懸念されたイタリア国債入札で最悪のシナリオが回避され、欧州周辺国の債務懸念から売られていたユーロが反発の気配をみせている。10月撮影(2011年 ロイター/Thierry Roge)

 [東京 11日 ロイター] 懸念されたイタリア国債入札で最悪のシナリオが回避され、欧州周辺国の債務懸念から売られていたユーロが反発の気配をみせている。

スペインで20日に総選挙、新政権に求められる課題

 11日の外国為替相場は前日に1カ月ぶりの安値を付けたユーロが1.36ドル台を回復、対円でも105円台半ばで取引された。ただ、いずれも小康状態の域を脱しておらず、債務問題の影響を受けやすい主力金融株への売り圧力は収まっていない。次の標的国をめぐって市場で取りざたされているフランスだけでなく「今月20日に総選挙を控えるスペインがやり玉に挙げられるのでは」などの声もあり、混乱の火種はくすぶったままだ。

  <満額調達も、抜本解決には道半ば>

 ユーロに反発の兆しが出始めているのは、懸念されたイタリア国債入札を無事に通過したため。ユーロ圏債務危機の新たな震源地となっているイタリアで10日実施された12カ月物の国債入札は、落札利回りが6.087%と1997年9月以来、約14年ぶりの高水準となったが、応札倍率は1.989倍で、目標額である50億ユーロ全額を調達。市場で安どの声が広がった。 

 モニュメント・セキュリティーズのストラテジスト、マーク・オストウォルド氏は「流通市場の水準に比べ、はるかに良好な内容だ」と指摘。クレディ・アグリコル・CIBのストラテジスト、PETER CHATWELL氏は「懸念していたよりはるかに良い内容で、非常に堅調だった」と話す。

 ただ、目先の最悪のシナリオを回避したに過ぎず、欧州債務問題の抜本解決にはなお時間がかかるとの見方から、依然としてユーロドルの上値は重い。

 みずほ証券FXストラテジスト、鈴木健吾氏は「イタリア10年物国債利回り6%台後半は決して安心できるレベルではなく、依然として不透明感が強い」と指摘。その上で、ユーロについて「ショートをしていた人の買い戻しなどが一定量入ってくるため、フローからの反発があるかもしれないが、材料からはなかなか買えない状況にある」と話す。

 一方、外為どっとコム総合研究所社長、植野大作氏は「入札が懸念していたほど悪くなかったということで買い戻されたが、前向きに評価できるほどのものではない。売っていた人の買い戻し程度の材料で、反発は一時的な現象ではないか」とみる。

 11日の外国為替相場では、ユーロ/円も105.62円付近に戻している。しかし、「より底流にはイタリアが2012年予算と財政安定法を早期成立できるのかどうかや、欧州中央銀行(ECB)と欧州金融安定基金(EFSF)による流通市場でのイタリア国債買い入れ、金融支援の用意などで不透明感が根強い」(国内証券)との指摘が残り、上値をうかがう展開には至っていない。

 イタリアでは、与野党が大連立政権の樹立に向けて前進。連立政権の首相に国際的な知名度が高く市場の信認も厚いモンティ元欧州委員が就任する可能性が高まっているが、市場では「仮にイタリアの問題がクリアになってきたとしても、次に20日の総選挙を控えるスペインなどがやり玉に挙げられれば、再び市場が不安定化する可能性も否めない」(邦銀)との思惑もくすぶる。


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